JP2017033629A - 照明装置 - Google Patents

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Ayako Tsukitani
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Abstract

【課題】色ムラの発生を抑制し、かつ、照射対象にツヤ又はキラメキを生じさせることができる照明装置を提供する。【解決手段】店舗用の照明装置10であって、出力する光の分光分布が異なる少なくとも1つの第1の光源30及び少なくとも1つの第2の光源40を備え、第1の光源30及び第2の光源40は、配光制御されることで照射対象50に対してそれぞれ異なる角度の光軸に沿って光を照射する。【選択図】図4

Description

本発明は、照射対象の見栄えを良くする照明装置に関する。
店舗等において照射対象の見栄えを良くする光を照射する照明装置が知られている。例えば、拡散材等によって光色の異なる複数の発光素子が出力する光を混色し、長波長(赤色)成分を多く含み黄みを抑えた白色光を出力する照明装置がある。これにより、この照明装置は、照射対象(例えば食肉)の色を鮮やかに見せる。特許文献1には、このような照明装置に関する技術が開示されている。
特開2014−154590号公報
しかしながら、特許文献1に開示された照明装置では、混色されない光は、白色光とならずに色ムラとして照射対象に照射されてしまう。また、特許文献1に開示された照明装置は、照射対象の色を鮮やかに見せるが、照射対象にツヤ又はキラメキを生じさせる機能を有してない。
そこで本発明は、色ムラの発生を抑制し、かつ、照射対象にツヤ又はキラメキを生じさせることができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る照明装置は、店舗用の照明装置であって、出力する光の分光分布が異なる少なくとも1つの第1の光源及び少なくとも1つの第2の光源を備え、前記第1の光源及び前記第2の光源は、配光制御されることで照射対象に対してそれぞれ異なる角度の光軸に沿って光を照射する。
本発明に係る照明装置によれば、色ムラの発生を抑制し、かつ、照射対象にツヤ又はキラメキを生じさせることができる。
図1は、実施の形態1に係る照明装置の外観斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る発光ユニットの断面図である。 図3は、実施の形態1に係る照明装置の正面図である。 図4は、実施の形態1に係る発光ユニットと照射対象との位置関係を示す図である。 図5は、実施の形態1に係る第1の光源及び第2の光源が出力する光の分光分布の一例を示す図である。 図6は、実施の形態2に係る照明装置の外観斜視図である。 図7は、実施の形態2に係る発光ユニットの断面図である。 図8は、実施の形態2に係る照明装置の正面図である。 図9は、図8における照射対象面上の第1の光源及び第2の光源の照射領域を示す図である。 図10は、実施の形態2に係る第1の光源及び第2の光源が出力する光の分光分布の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明する。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1について、図1から図5を用いて説明する。
[照明装置の構成]
図1は、実施の形態1に係る照明装置10の外観斜視図である。照明装置10は、例えば店舗用の照明装置であって、店舗の天井又は壁等に取り付けられ、図1に示されるZ軸方向にある照射対象を照射する。照射対象は、例えば、食肉、魚等の生鮮食品等である。つまり、照明装置10は、店舗に陳列された照射対象を照射するための照明装置である。
照明装置10は、発光ユニット20、第1の光源30、第2の光源40、第1の光学部材31及び第2の光学部材41を備える。また、照明装置10は、電源部(図示せず)及び制御部(図示せず)を備える。電源部は、第1の光源30及び第2の光源40に電力を供給する電源回路である。制御部は、例えば、第1の光源30及び第2の光源40の調光制御を行う。なお、照明装置10は、複数の第1の光源30と複数の第2の光源40とを備えるが、例えば、少なくとも1つの第1の光源30と少なくとも1つの第2の光源40とを備えればよい。
発光ユニット20は、第1の光源30及び第2の光源40が取り付けられたモジュールである。発光ユニット20には、発光ユニット20の+Z軸方向側(照射対象が陳列される側)の面に第1の光源30及び第2の光源40が取り付けられている。発光ユニット20は、例えば、長尺状の棒状形状を有するが、棒状形状に限らずその他の形状を有してもよい。
第1の光源30及び第2の光源40は、例えば、LED(Light Emitting Diode)光源である。なお、第1の光源30及び第2の光源40は、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)又は無機EL等の固体発光素子であってもよい。第1の光源30及び第2の光源40は、例えば、長尺状の発光ユニット20の長手方向に沿って直線状に所定の間隔をおいて配置されている。第1の光源30及び第2の光源40は、第1の光源30と第2の光源40とが交互に並ぶように配置されている。また、後述する図2の(a)及び(b)に示されるように、第1の光源30及び第2の光源40は、発光ユニット20に埋め込まれて配置される。
第1の光源30及び第2の光源40が出力する光は、例えば、略同一の光色である。本実施の形態では、第1の光源30及び第2の光源40が出力する光は、白色光である。しかし、第1の光源30及び第2の光源40が出力する光の分光分布は異なる。第1の光源30及び第2の光源40が出力する光の分光分布については、後述する図5で詳細に説明する。
また、第1の光源30及び第2の光源40は、配光制御されることで照射対象に対してそれぞれ異なる角度の光軸に沿って光を照射する。このとき、第1の光源30及び第2の光源40は、光学部材が第1の光源30及び第2の光源40の光出射側(+Z軸方向側)に配置されることで、配光制御される。具体的には、第1の光源30には、第1の光学部材31が配置され、第2の光源40には、第2の光学部材41が配置される。第1の光学部材31及び第2の光学部材41は、例えばレンズである。
ここで、第1の光源30及び第2の光源40の具体的な配光制御の方法について、図2を用いて説明する。
[配光制御]
図2は、実施の形態1に係る発光ユニット20の断面図である。図2の(a)は、図1に示される破線の丸で囲まれた箇所のII−II線における+Y軸方向から見た断面が示される。図2の(b)については、後述する。
図2の(a)に示されるように、第1の光源30及び第2の光源40には、第1の光源30及び第2の光源40の光出射側(+Z軸方向側)に第1の光学部材31及び第2の光学部材41が配置される。第1の光学部材31及び第2の光学部材41は、第1の光源30及び第2の光源40が出力する光の光軸を曲げる機能を有する。第1の光源30に第1の光学部材31が配置されることで、第1の光源30が出力する光の光軸は、例えば、−X軸方向へ曲げられる。つまり、第1の光源30が出力する光の光軸は、図2の(a)に示される光軸32となる。また、第2の光源40に第2の光学部材41が配置されることで、第2の光源40が出力する光の光軸は、例えば、+X軸方向へ曲げられる。つまり、第2の光源40が出力する光の光軸は、図2の(a)に示される光軸42となる。このように、第1の光源30及び第2の光源40は、第1の光学部材31及び第2の光学部材41が配置されることで配光制御される。
なお、第1の光源30及び第2の光源40の配光制御の方法は、これに限らない。第1の光源30及び第2の光源40のその他の配光制御の方法について、図2の(b)を用いて説明する。
図2の(b)は、発光ユニット20の第1の光源30及び第2の光源40が配置される面に傾斜面が設けられた場合における図2の(a)に相当する断面図である。
図2の(b)に示されるように、発光ユニット20は、発光ユニット20の+Z軸方向側の面に第1の傾斜面21及び第2の傾斜面22を有する。第1の傾斜面21及び第2の傾斜面22は、例えば、発光ユニット20の+Z軸側の面に谷状に設けられた穴を構成する1つの面である。そして、第1の光源30が第1の傾斜面21に配置されることで、第1の光源30が出力する光の光軸は、−X軸方向へずれた光軸となる。つまり、第1の光源30が出力する光の光軸は、図2の(b)に示される光軸32となる。また、第2の光源40が第2の傾斜面22に配置されることで、第2の光源40が出力する光の光軸は、+X軸方向へずれた光軸となる。つまり、第2の光源40が出力する光の光軸は、図2の(b)に示される光軸42となる。このように、第1の光源30及び第2の光源40は、第1の光源30及び第2の光源40のそれぞれが配置される面(第1の傾斜面21及び第2の傾斜面22)の傾斜角によって、配光制御されてもよい。なお、図2の(b)では、第1の光源30及び第2の光源40には光学部材は配置されていないが、光学部材が配置されてもよい。
このように、第1の光源30及び第2の光源40は、第1の光源30及び第2の光源40が配置される傾斜面、又は、第1の光源30及び第2の光源40の光出射側に配置される光学部材によって配光制御される。このとき、発光ユニット20の長手方向の軸と第1の光源30及び第2の光源40の光軸とが成す角度はそれぞれ異なる。具体的には、発光ユニット20の長手方向の軸Aと第1の光源30の光軸32とが成す角度αと、軸Aと第2の光源40の光軸42とが成す角度βとは、図2の(a)及び(b)に示されるように異なる。本実施の形態では、照明装置10は、複数の第1の光源30及び複数の第2の光源40を備え、発光ユニット20の長手方向の軸と複数の第1の光源30の光軸32及び複数の第2の光源40の光軸42とが成す角度は異なる。
図3は、実施の形態1に係る照明装置10の正面図(+Y軸方向から見た図)である。
図3に示されるように、発光ユニット20の長手方向の軸と複数の第1の光源30の光軸32及び複数の第2の光源40の光軸42とが成す角度が異なることがわかる。このように、第1の光源30及び第2の光源40は、第1の光源30が出力する光と第2の光源40が主力する光とが平行光にならないように配光制御される。そして、発光ユニット20と照射対象との位置関係が調整されることで、第1の光源30及び第2の光源40は、照射対象に対して異なる角度で光を照射することができる。
図4は、実施の形態1に係る発光ユニット20と照射対象50との位置関係を示す図である。図4の(a)は、発光ユニット20と照射対象50との位置関係の一例を示す図である。図4の(b)は、発光ユニット20と照射対象50との位置関係の他の一例を示す図である。図4の(a)及び(b)において、右下方向へ延びる矢印を光軸32として左側の光軸から光軸32a、32b、32cと呼ぶ。また、左下方向へ延びる矢印を光軸42として左側の光軸から42a、42b、42cと呼ぶ。
照射対象50は、例えば、図4の(a)に示されるように、隣り合う第1の光源30及び第2の光源40の光軸32a及び42a、光軸32b及び42b、並びに、光軸32c及び42cが交差する箇所に配置される。これにより、第1の光源30は照射対象50に対して角度αの光軸32a、32b、32cに沿って光を照射する。第2の光源40は照射対象50に対して角度βの光軸42a、42b、42cに沿って光を照射する。また、照射対象50は、隣り合っていない第1の光源30及び第2の光源40の光軸が交差する箇所に配置されてもよい。例えば、図4の(b)に示されるように、光軸32a及び42b、並びに、光軸32b及び42cが交差する箇所に照射対象50が配置されてもよい。また、例えば、光軸32a及び42cが交差する箇所に照射対象50が配置されてもよい。
このように、発光ユニット20と照射対象50との位置関係が調整され、第1の光源30及び第2の光源40が配光制御されることで、第1の光源30及び第2の光源40は、照射対象50に対してそれぞれ異なる角度で光を照射することができる。なお、発光ユニット20と照射対象50との位置関係が予めわかっている場合には、第1の光源30及び第2の光源40は、照射対象50に対してそれぞれ異なる角度で光を照射することができるように、光軸方向を予め制御されていてもよい。つまり、発光ユニット20と照射対象50との位置関係が調整されなくてもよく、第1の光源30及び第2の光源40が配光制御されるだけで、第1の光源30及び第2の光源40は、照射対象50に対してそれぞれ異なる角度で光を照射してもよい。また、例えば、照明装置10が光軸方向をメカニカルに可動することができる機能(例えば、図2の(b)に示される第1の傾斜面21及び第2の傾斜面22の傾斜角を可動することができる機能等)を有してもよい。
[分光分布]
次に、第1の光源30及び第2の光源40が出力する光の分光分布について説明する。
図5は、実施の形態1に係る第1の光源30及び第2の光源40が出力する光の分光分布の一例を示す図である。図5に示される実線は、第1の光源30が出力する光の分光分布を示し、破線は、第2の光源40が出力する光の分光分布を示す。
図5に示されるように、第1の光源30及び第2の光源40が出力する光は、例えば、略同一の光色(例えば色温度が3000Kの白色光)であるが、分光分布が異なっている。第2の光源40が出力する光の分光分布は、例えばネオジウムによって黄色成分が吸収されることで、図5の破線で示される分光分布となっている。例えば、第1の光源30及び第2の光源40は、FCI(Feeling of Contrast Index)が異なり、第1の光源30が出力する光のFCIは100であり、第2の光源40が出力する光のFCIは130である。FCIとは、色の鮮やかさの指標であり、値が高いほど照射対象50の色が鮮やかに見える。
このように、第1の光源30及び第2の光源40が出力する光の分光分布は異なる。
なお、第1の光源30及び第2の光源40が出力する光は、略同一の光色でなくてもよい。
[効果]
従来の照明装置では、混色されない光は、白色光とならずに色ムラとして照射対象に照射されてしまっていた。また、従来の照明装置は、照射対象の色を鮮やかに見せるが、照射対象にツヤ又はキラメキを生じさせる機能を有していなかった。
ここで、従来の照明装置が照射対象にツヤ又はキラメキを生じさせる機能を有しない理由について説明する。生鮮食品等の照射対象50は、店舗に置かれているため、店舗で買い物をする客は移動しながら照射対象50を見る。また、照射対象50が肉の場合、肉の表面に到達した光は、例えば、肉の内部に透過したり、肉の表面にある凹凸によって反射したりする。同様に、照射対象50が魚の場合、魚の表面に到達した光は、例えば、魚の内部に透過したり、魚の表面にある凹凸又は鱗等によって反射したりする。つまり、照射対象50の表面にある凹凸等によって光が拡散するため、買い物客が移動しながら照射対象50を見るときに、照射対象50が煌めいて見える。
このとき、従来の照明装置では、拡散材で混色された光は、照射対象50に到達したときには、平行光となっている。したがって、照射対象50は、平行光によって均一的に照射され、一方向からの光しか拡散しないため、買い物客が移動しながら照射対象50を見ても、あまりキラメキが生じない。このように、従来の照明装置は、照射対象にツヤ又はキラメキを積極的に生じさせる機能を有しない。
そこで、本実施の形態に係る照明装置10は、店舗用の照明装置10であって、出力する光の分光分布が異なる少なくとも1つの第1の光源30及び少なくとも1つの第2の光源40を備える。第1の光源30及び第2の光源40は、配光制御されることで照射対象50に対してそれぞれ異なる角度の光軸に沿って光を照射する。
これにより、照射対象50には、少なくとも2つの異なる角度から光が照射され、照射対象50の表面にある凹凸等によってそれぞれの光が拡散する。したがって、照射対象50が、異なる角度から光を照射されることで、一方向から光を照射されるときよりも、より細かく拡散する。つまり、買い物客が移動しながら照射対象50を見ることで、照射対象50がより煌めいて見える。このように、照明装置10は、照射対象50にツヤ又はキラメキを生じさせることができる。
さらに、第1の光源30及び第2の光源40は、それぞれ分光分布が異なる光を出力する。例えば、第1の光源30及び第2の光源40が色の異なる光を出力することで、買い物客の照射対象50を見る位置によって、色の異なる光が反射される。つまり、色の変化によるツヤ又はキラメキも照射対象50に生じさせることができる。
また、照明装置10は配光制御することができるため、照射対象50上で第1の光源30が出力する光と第2の光源40が出力する光とが互いに重なり合うように配光制御されることで、色ムラの発生を抑制することができる。
また、さらに、照明装置10は、光学部材(第1の光学部材31及び第2の光学部材41)を備える。第1の光源30及び第2の光源40は、光学部材(第1の光学部材31及び第2の光学部材41)が第1の光源30及び第2の光源40の光出射側に配置されることで、配光制御される。
これにより、第1の光源30及び第2の光源40に光学部材を配置するだけで、配光制御することができる。
また、第1の光源30及び第2の光源40は、第1の光源30及び第2の光源40がそれぞれ配置される面の傾斜角によって、配光制御される。
これにより、第1の光源30及び第2の光源40が配置される面に傾斜角を設けるだけで、配光制御することができる。
また、第1の光源30及び第2の光源40は、略同一の光色である。
これにより、色ムラの発生を抑制することができる。具体的には、第1の光源30及び第2の光源40が出力した光が混色されない領域がある場合でも、第1の光源30及び第2の光源40は、略同一の光色であるため、色ムラの発生を抑制することができる。
また、第1の光源30及び第2の光源40は、FCIが異なる。
これにより、買い物客の照射対象50を見る位置によって、照射対象50の色の鮮やかさが強調されたり、強調されなかったりする。つまり、色の鮮やかさの変化によるツヤ又はキラメキも照射対象50に生じさせることができる。
また、第1の光源30及び第2の光源40は、長尺状の発光ユニット20の長手方向に直線状に配置される。
これにより、店舗等において、照射対象50は直線状に陳列されることが多いため、直線状に陳列された照射対象50を照射することができる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2について、図6から図10を用いて説明する。
[照明装置の構成]
図6は、実施の形態2に係る照明装置110の外観斜視図である。照明装置110は、実施の形態1と同様に、例えば店舗用の照明装置であって、店舗の天井又は壁等に取り付けられ、図6に示される+Z軸方向にある照射対象を照射する。照明装置110は、例えばスポットライトである。照射対象は、例えば、食肉、魚等の生鮮食品等である。
照明装置110は、発光ユニット120、第1の光源130、第2の光源140、第1の光学部材131及び第2の光学部材141を備える。なお、照明装置110は、1つの第1の光源130と複数の第2の光源40とを備えるが、例えば、少なくとも1つの第1の光源130と少なくとも1つの第2の光源140とを備えればよい。
発光ユニット120は、第1の光源130及び第2の光源140が取り付けられたモジュールである。発光ユニット120には、発光ユニット120の+Z軸方向側(照射対象が陳列される側)の面に第1の光源130及び第2の光源140が取り付けられている。発光ユニット120は、例えば、円形板状の形状を有するが、円形板状の形状は限らずその他の形状を有してもよい。
第1の光源130及び第2の光源140は、例えば、LED光源である。なお、第1の光源130及び第2の光源140は、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL又は無機EL等の固体発光素子であってもよい。第1の光源130は、例えば、発光ユニット120の+Z軸方向側の面の中央に配置されている。第2の光源140は、例えば、発光ユニット120の+Z軸方向側の面において、第1の光源130を囲むように配置されている。また、後述する図7に示されるように、第1の光源130及び第2の光源140は、発光ユニット120に埋め込まれて配置される。
第1の光源130及び第2の光源140が出力する光の分光分布は異なる。第1の光源130は、例えば白色光源であり、第2の光源140は、例えば赤色光源である。第1の光源130及び第2の光源140が出力する光の分光分布については、後述する図10で詳細に説明する。
また、第1の光源130及び第2の光源140は、配光制御されることで、照射対象に対してそれぞれ異なる角度の光軸に沿って光を照射する。このとき、第1の光源130及び第2の光源140は、光学部材が第1の光源130及び第2の光源140の光出射側(+Z軸方向側)に配置されることで、配光制御される。具体的には、第1の光源130には、第1の光学部材131が配置され、第2の光源140には、第2の光学部材141が配置される。第1の光学部材131及び第2の光学部材141は、例えばレンズである。
ここで、第1の光源130及び第2の光源140の具体的な配光制御の方法について、図7を用いて説明する。
[配光制御]
図7は、実施の形態2に係る発光ユニット120の断面図である。図7には、図6に示されるVII−VII線における+Y軸方向から見た断面が示される。
図7に示されるように、第1の光源130及び第2の光源140には、第1の光源130及び第2の光源140の光出射側(+Z軸方向側)に第1の光学部材131及び第2の光学部材141が配置される。第1の光学部材131及び第2の光学部材141は、第1の光源130及び第2の光源140が出力する光の光軸を曲げる機能を有する。第1の光源130に第1の光学部材131が配置されることで、第1の光源30が出力する光の光軸は、例えば、+Z軸方向(例えば発光ユニット120の略真下方向)となるように配光制御される。つまり、第1の光源130が出力する光の光軸は、図7に示される光軸132となる。また、第2の光源140に第2の光学部材141が配置されることで、第2の光源140が出力する光の光軸は、例えば、+X軸方向又は−X軸方向へ曲げられる。つまり、第2の光源140が出力する光の光軸は、図7に示される光軸142となる。このように、第1の光源130及び第2の光源140は、第1の光学部材131及び第2の光学部材141が配置されることで配光制御される。このとき、第1の光源130の光軸132と第2の光源140の光軸142とは、互いに交差する。また、第1の光源130及び第2の光源140は、第2の光源140が第1の光源130よりも狭角の配光となるように光学部材で配光制御されている。第1の光源130及び第2の光源140の光軸及び配光角について、図8を用いて説明する。
図8は、実施の形態2に係る照明装置110の正面図(+Y軸方向から見た図)である。図8の(a)は、第1の光源130の光軸132及び第2の光源140の光軸142を示す図である。図8の(b)は、第1の光源130の照射領域132a及び第2の光源140の照射領域142aを示す図である。第1の光源130は、照射領域132aにおいて光軸132の方向へ光を照射する。第2の光源140は、照射領域142aにおいて光軸142の方向へ光を照射する。
図8の(a)に示されるように、第1の光源130の光軸132と第2の光源140の光軸142とは、互いに交差する。このように、第1の光源130及び第2の光源140は、第1の光源130が出力する光と第2の光源140が光とが平行光にならないように配光制御される。
また、図8の(b)には、第1の光源130の照射領域132a及び第2の光源140の照射領域142aが示されおり、第2の光源140の配光角θは、第1の光源130の配光角θよりも狭角となっている。これにより、第1の光源130が出力する光の照射領域132aが第2の光源140が出力する光の照射領域142aを含むことができる。また、第1の光源130は光軸132に沿って光を照射し、第2の光源140は光軸142に沿って光を照射するため、照射領域132aが照射領域142aを含んでいる領域では、第1の光源130が出力する光及び第2の光源140が出力する光は、交差している。したがって、発光ユニット120と照射対象との位置関係が調整されることで、第1の光源130及び第2の光源140は、照射対象に対して異なる角度で光を照射することができる。例えば、照射対象が配置される面を図8に示される照射対象面にすることで、照射対象面における第1の光源130による照射領域が第2の光源140による照射領域を含む領域において、照射対象は異なる角度で光を照射される。
図9は、図8における照射対象面上の第1の光源130及び第2の光源140の照射領域を示す図である。図9は、照射対象面を−Z軸方向から見た図となっている。
図9に示されるように、第1の光源130が出力する光の照射対象面における照射領域133が、第2の光源140が出力する光の照射対象面における照射領域143を含んでいることがわかる。照射領域143に照射対象が配置された場合、第1の光源130及び第2の光源140は、照射対象に対して異なる角度で光を照射することができる。
このように、発光ユニット120と照射対象との位置関係が調整され、第1の光源130及び第2の光源140が配光制御されることで、第1の光源130及び第2の光源140は、照射対象に対してそれぞれ異なる角度で光を照射することができる。なお、発光ユニット120と照射対象との位置関係が予めわかっている場合には、第1の光源130及び第2の光源140は、照射対象に対してそれぞれ異なる角度で光を照射することができるように、光軸方向を予め制御されていてもよい。つまり、発光ユニット120と照射対象との位置関係が調整されなくてもよく、第1の光源130及び第2の光源140が配光制御されるだけで、第1の光源130及び第2の光源140は、照射対象に対してそれぞれ異なる角度で光を照射する。また、例えば、照明装置110が光軸方向をメカニカルに可動することができる機能を有してもよい。
[分光分布]
次に、第1の光源130及び第2の光源140が出力する光の分光分布について説明する。
図10は、実施の形態2に係る第1の光源130及び第2の光源140が出力する光の分光分布の一例を示す図である。図10に示される実線は、第1の光源130が出力する光の分光分布を示し、破線は、第2の光源140が出力する光の分光分布を示す。
図10に示されるように、第1の光源130が出力する光は、例えば色温度が3000Kの白色光であり、第2の光源140が出力する光は、例えば赤色の光であり、分光分布が異なっている。これにより、図9に示される照射領域133上では、第1の光源130による白色光が照射され、照射領域143上では第1の光源130による白色光と第2の光源140による赤色の光とが混色された光が照射される。
なお、第1の光源130及び第2の光源140が出力する光は、略同一の光色であってもよい。
[効果]
第1の光源130は、白色光源であり、第1の光源130及び第2の光源140は、第2の光源140が第1の光源130よりも狭角の配光となるように、光学部材(第1の光学部材131及び第2の光学部材141)で配光制御される。
これにより、配光角の広い第1の光源130が出力する白色光により、広い範囲を照射しつつ、配光角の狭い第2の光源140によって、照射対象が陳列される特定の領域において照射対象にキラメキを生じさせることができる。また、第2の光源140が第1の光源130よりも配光角が狭角であるため、第1の光源130の照射領域内に第2の光源140を照射しやすくなり、色ムラの発生を抑制することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る照明装置について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、照射対象は、食肉、魚等の生鮮食品等であったが、これに限らない。例えば、照射対象は、加工食品、飲料等の生鮮食品以外の食品であってもよい。また、照射対象は、貴金属の装飾品、宝石及び腕時計等であってもよい。
また、例えば、上記実施の形態では、照明装置10(110)は、店舗用の照明装置であったが、これに限らない。例えば、照明装置10(110)は、車内用の照明装置であってもよい。この場合、照射対象は、例えば、メッキが施されたもの、パール塗装されたダッシュボードのパーツ又は計器類のフレーム等である。
例えば、上記実施の形態では、第1の光源30(130)及び第2の光源40(140)は、図2及び図7に示されるように、発光ユニット20(120)の内部に埋め込まれるように配置されたが、これに限らない。例えば、第1の光源30(130)及び第2の光源40(140)は、発光ユニット20(120)の+Z軸側の面上に配置され、第1の光源30(130)及び第2の光源40(140)の上(+Z軸方向側)に第1の光学部材31(131)及び第2の光学部材41(141)が配置されてもよい。また、例えば、第1の光源30(130)及び第2の光源40(140)は、発光ユニット20(120)の+Z軸方向側の面から+Z軸方向側へ突出した傾斜面上に配置されてもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、第1の光源30(130)及び第2の光源40(140)が出力する光の分光分布は、図5及び図10に示される分光分布であったが、第1の光源30(130)及び第2の光源40(140)が出力する光の分光分布が異なっていれば、これに限定されない。
また、例えば、実施の形態2では、第1の光源130及び第2の光源140は、光学部材が配置されることで配光制御されたが、これに限らない。例えば、第1の光源130及び第2の光源140は、第1の光源130及び第2の光源140のそれぞれが配置される面の傾斜角によって、配光制御されてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、110 照明装置
20、120 発光ユニット
30、130 第1の光源
31、131 光学部材(第1の光学部材)
40、140 第2の光源
41、141 光学部材(第2の光学部材)
50 照射対象

Claims (7)

  1. 店舗用の照明装置であって、
    出力する光の分光分布が異なる少なくとも1つの第1の光源及び少なくとも1つの第2の光源を備え、
    前記第1の光源及び前記第2の光源は、配光制御されることで照射対象に対してそれぞれ異なる角度の光軸に沿って光を照射する
    照明装置。
  2. さらに、光学部材を備え、
    前記第1の光源及び前記第2の光源は、前記光学部材が当該第1の光源及び当該第2の光源の光出射側に配置されることで、配光制御される
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第1の光源及び前記第2の光源は、当該第1の光源及び当該第2の光源がそれぞれ配置される面の傾斜角によって、配光制御される
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記第1の光源及び前記第2の光源が出力する光は、略同一の光色である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記第1の光源及び前記第2の光源は、FCI(Feeling of Contrast Index)が異なる
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記第1の光源及び前記第2の光源は、長尺状の発光ユニットの長手方向に直線状に配置される
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記第1の光源は、白色光源であり、
    前記第1の光源及び前記第2の光源は、当該第2の光源が当該第1の光源よりも狭角の配光となるように、光学部材で配光制御される
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
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