JP2012150317A - 照明用レンズおよび照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一方の方向に様々な角度をなす光を出射させることが可能な照明用レンズおよび照明装置を提供する。
【解決手段】 光軸Xを有し、照明用光源1から放射された光を前記光軸方向Xと略平行なものにする入射部3と、前記光軸方向Xと略平行なものになった光を前記光軸方向Xに対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸方向Xに対して上下のいずれか一方の方向(Y)に出射させる出射部4とを備えている照明用レンズ2であって、前記出射部4は、前記光軸方向Xと略平行なものになった光に対して、基部側に屈折のカットを有し先端側に全反射のカットを有する第1のカット部11を少なくとも有している。
【選択図】 図12

Description

本発明は、照明用レンズおよび照明装置に関する。
従来、例えば特許文献1に示されているように、水平面に対して垂直に配置された板状の基板を具備し、LED光源の光軸が基板に対して垂直になるようにLED光源が基板に実装されたLED照明装置が知られている。
特許文献1に示されているLED照明装置では、水平面に対して垂直に配置された基板に実装されたLED光源の光軸が、水平に指向せしめられている。そのため、垂直な基板に実装されたLED光源からの光の一部が下向きに照射される。また、特許文献1に示されているLED照明装置では、水平面に対して垂直に配置された基板とは別個に、水平面に対して鋭角をなすように配置された基板が設けられており、その基板の下側の面にLED光源が実装されている。更に、その基板に実装されたLED光源からの光が下向きに照射される。その結果、特許文献1に示されているLED照明装置では、垂直な基板に実装されたLED光源および水平面に対して鋭角をなす基板に実装されたLED光源から、水平面と様々な角度をなす下向きの光を照射することができる。
しかしながら、特許文献1にLED照明装置では、水平面と様々な角度をなす下向きの光を照射するために、光軸が水平に指向せしめられたLED光源とは別個に、光軸が下向きに指向せしめられたLED光源を設ける必要がある。その結果、特許文献1に示されているLED照明装置では、LED照明装置全体のコストが嵩んでしまう。
この問題点を解決するために、光軸が下向きに指向せしめられたLED光源を設ける必要なく水平面と様々な角度をなす下向きの光を照射することができるLED照明装置が当業者間に望まれている。
詳細には、光軸が下向きに指向せしめられたLED光源を実装するための基板を、光軸が水平に指向せしめられたLED光源を実装するための基板とは別個に設ける必要なく、水平面と様々な角度をなす下向きの光を照射することができるLED照明装置が当業者間に望まれている。
すなわち、基板の数を削減しつつ、水平面と様々な角度をなす下向きの光を照射することができるLED照明装置が当業者間に望まれている。
特許文献2には、図1に示すように、レンズ103の対称軸104に対してある角度にわたって出射光を偏向させるためののこぎり歯状構造109を有する出射面108が開示されている。なお、図1において、符号101はLEDであり、符号105、106、107はLED101から放射された光をレンズ103の対称軸104の方向と略平行なものにする入射部である。
本願の発明者は、当初、図1に示すレンズ103を、その偏向させた出射光が下向きとなるように取り付けることを考えた。しかしながら、図1に示すレンズ103では、単純なのこぎり歯状構造109によって、出射光の偏向方向が対称軸104に対して40°に限定されてしまうため、照射範囲が限定され、水平面と様々な角度をなす下向きの光を照射することができない(照射範囲を広範囲なものにすることができない)という問題があった。
特開2010−179664号公報 特表2002−528861号公報
本発明は、基板の数を増加させたりすることなく、一方の方向(例えば下方向)に様々な角度をなす光を出射させることが可能な(照射範囲を広範囲なものにすることが可能な)照明用レンズおよび照明装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、光軸を有し、照明用光源から放射された光を前記光軸方向と略平行なものにする入射部と、前記光軸方向と略平行なものになった光を前記光軸方向に対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸方向に対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部とを備えている照明用レンズであって、前記出射部は、前記光軸方向と略平行なものになった光に対して、基部側に屈折のカットを有し先端側に全反射のカットを有する第1のカット部を少なくとも有しており、前記屈折のカットと前記全反射のカットとが連続した面であることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、光軸を有し、照明用光源から放射された光を前記光軸方向と略平行なものにする入射部と、前記光軸方向と略平行なものになった光を前記光軸方向に対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸方向に対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部とを備えている照明用レンズであって、前記出射部は、前記光軸方向と略平行なものになった光に対して、基部側に全反射のカットを有し先端側に前記基部側とは異なるカット角の全反射のカットを有する第3のカット部を少なくとも有しており、前記基部側の全反射のカットと前記先端側の全反射のカットとが連続した面であることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、光軸を有し、照明用光源から放射された光を前記光軸方向と略平行なものにする入射部と、前記光軸方向と略平行なものになった光を前記光軸方向に対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸方向に対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部とを備えている照明用レンズであって、前記出射部は、前記光軸方向と略平行なものになった光に対して、基部側に屈折のカットを有し先端側に前記基部側とは異なるカット角の屈折のカットを有する第5のカット部を少なくとも有しており、前記基部側の屈折のカットと前記先端側の屈折のカットとが連続した面であることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、光軸を有し、照明用光源から放射された光を前記光軸方向と略平行なものにする入射部と、前記光軸方向と略平行なものになった光を前記光軸方向に対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸方向に対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部とを備えている照明用レンズであって、前記出射部が、前記光軸方向と略平行なものになった光に対して、基部側に全反射のカットを有し先端側に前記基部側とは異なるカット角の全反射のカットを有する第3のカット部、および/または、基部側と先端側とが同じ全反射のカットとなっている第2のカット部を複数有している場合に、ある1つの第3のカット部または第2のカット部と次の第3のカット部または第2のカット部との間には、屈折のカットを有するカット部が設けられていることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の照明用レンズが用いられることを特徴とする照明装置である。
また、請求項6記載の発明は、請求項5記載の照明装置において、前記照明用レンズは、前記入射部により前記光軸方向と略平行なものになった光を前記出射部から前記光軸方向に対して下方方向に出射させるように取り付けられていることを特徴としている。
請求項1、請求項4記載の発明によれば、光軸を有し、照明用光源から放射された光を前記光軸方向と略平行なものにする入射部と、前記光軸方向と略平行なものになった光を前記光軸方向に対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸方向に対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部とを備えている照明用レンズであって、前記出射部は、前記光軸方向と略平行なものになった光に対して、基部側に屈折のカットを有し先端側に全反射のカットを有する第1のカット部を少なくとも有しており、前記屈折のカットと前記全反射のカットとが連続した面であるので、一方の方向に様々な角度をなす光を出射させることができる(照射範囲を広範囲なものにすることができる)。
また、請求項2、請求項4記載の発明によれば、光軸を有し、照明用光源から放射された光を前記光軸方向と略平行なものにする入射部と、前記光軸方向と略平行なものになった光を前記光軸方向に対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸方向に対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部とを備えている照明用レンズであって、前記出射部は、前記光軸方向と略平行なものになった光に対して、基部側に全反射のカットを有し先端側に前記基部側とは異なるカット角の全反射のカットを有する第3のカット部を少なくとも有しており、前記基部側の全反射のカットと前記先端側の全反射のカットとが連続した面であるので、一方の方向に様々な角度をなす光を出射させることができる(照射範囲を広範囲なものにすることができる)。
また、請求項3、請求項4記載の発明によれば、光軸を有し、照明用光源から放射された光を前記光軸方向と略平行なものにする入射部と、前記光軸方向と略平行なものになった光を前記光軸方向に対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸方向に対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部とを備えている照明用レンズであって、前記出射部は、前記光軸方向と略平行なものになった光に対して、基部側に屈折のカットを有し先端側に前記基部側とは異なるカット角の屈折のカットを有する第5のカット部を少なくとも有しており、前記基部側の屈折のカットと前記先端側の屈折のカットとが連続した面であるので、一方の方向に様々な角度をなす光を出射させることができる(照射範囲を広範囲なものにすることができる)。
また、請求項5、請求項6記載の発明によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の照明用レンズが用いられることを特徴とする照明装置であるので、基板の数を増加させたりすることなく、一方の方向(例えば下方の方向)に様々な角度をなす光を出射させることができる(例えば下方への照射範囲を広範囲なものにすることができる)。
特許文献2のLEDモジュールを示す図である。 本発明の第1の実施形態の照明用レンズ、照明装置を示す図である。 第1のカット部の拡大図である。 第1のカット部の斜視図である。 光軸の方向と略平行なものになった光の第1のカット部からの出射光路の概略を示す図である。 図2の照明用レンズからの出射光路を示す図である。 本発明の第2の実施形態の照明用レンズ、照明装置を説明するための図である。 第1のカット部と第2のカット部とを組み合わせた例を示す図である。 第1のカット部と第3のカット部とを組み合わせた例を示す図である。 第1のカット部と第4のカット部とを組み合わせた例を示す図である。 第1のカット部と第5のカット部とを組み合わせた例を示す図である。 照明用レンズの出射部が、第1のカット部と第3のカット部とを組み合わせたものとなっている一例を示す図である。 照明用レンズの出射部が図12のようになっている場合の出射光路を示す図である。 本発明の第3の実施形態の照明用レンズ、照明装置を説明するための図である。 第3のカット部と第4のカット部とを組み合わせた例を示す図である。 第3のカット部と第5のカット部とを組み合わせた例を示す図である。 第3のカット部と第1のカット部とを組み合わせた例を示す図である。 本発明の第4の実施形態の照明用レンズ、照明装置を説明するための図である。 第5のカット部と第2のカット部とを組み合わせた例を示す図である。 第5のカット部と第3のカット部13とを組み合わせた例を示す図である。 第5のカット部と第1のカット部とを組み合わせた例を示す図である。 第2のカット部と次の第2のカット部との間に、第1のカット部、第5のカット部がそれぞれ設けられている場合を示す図である。 第3のカット部と次の第3のカット部との間に、第4のカット部、第1のカット部、第5のカット部がそれぞれ設けられている場合を示す図である。 第3のカット部と次の第2のカット部との間に、第4のカット部、第1のカット部、第5のカット部がそれぞれ設けられている場合を示す図である。 第1のカット部、第3のカット部、第5のカット部の変形例を示す図である。 第1のカット部、第3のカット部、第5のカット部の変形例を示す図である。 本発明の照明用レンズ、照明装置の照明灯(街路灯)への適用例を示す図である。 本発明の照明用レンズ、照明装置の照明灯(街路灯)への適用例を示す図である。 本発明の照明用レンズ、照明装置の照明灯(街路灯)への適用例を示す図である。 本発明の照明用レンズ、照明装置の照明灯(街路灯)への適用例を示す図である。 本発明の照明用レンズ、照明装置の照明灯(街路灯)への適用例を示す図である。 本発明の照明用レンズ、照明装置の照明灯(街路灯)への適用例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図2は本発明の第1の実施形態の照明用レンズ、照明装置を示す図である。
図2を参照すると、本発明の第1の実施形態の照明装置は、照明用光源(例えばLED光源)1と、照明用レンズ2とを備えている。ここで、照明用レンズ2は、基本的には軸対称の形状をしており、光軸(具体的には、レンズの対称軸)Xを有し、照明用光源(例えばLED光源)1から放射された光を前記光軸Xの方向と略平行なものにする入射部3と、前記光軸Xの方向と略平行なものになった光を前記光軸Xの方向に対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸Xの方向に対して上下のいずれか一方の方向(図2に図示の例では、下方の方向Y)に出射させる出射部4とを備えている。なお、照明用レンズ2は、例えば透明なPMMA(アクリル樹脂)や透明なPC(ポリカーボネート樹脂)などの所定の屈折率を有する材料で形成されている。また、以下の各実施形態では、出射部4は、光軸Xの方向と略平行なものになった光を光軸Xの方向に対して下方の方向Yに出射させるものとして説明する。
より詳細に、図2の例では、照明用光源(例えばLED光源)1は、照明用レンズ2の入射部3に設けられているくぼみ5内に(くぼみ5の入り口に)位置決めされている。なお、図2の例では、照明用光源(例えばLED光源)1の光軸が、前記光軸(具体的には、レンズの対称軸)Xと一致したものとなっている。以下、本発明の各実施形態においては、照明用光源(例えばLED光源)1の光軸が、前記光軸(具体的には、レンズの対称軸)Xと一致しているものとする。また、照明用レンズ2の入射部3は、光軸Xと例えば0°〜33°のような角度をなして照明用光源(例えばLED光源)1から放射された光が入射し、この光を前記光軸Xの方向と略平行なものにする凸状の入射面6と、光軸と例えば33°〜90°のような角度をなして照明用光源(例えばLED光源)1から放射された光が入射する例えば平面状の入射面7と、入射面7から入射した光を反射して前記光軸Xの方向と略平行なものにする反射面8とを備えている。ここで、凸状の入射面6と平面状の入射面7とにより、くぼみ5が形成されている。
また、図2の例では、出射部4は、図3に拡大図で示すように、光軸Xの方向と略平行なものになった光に対して、基部B側に屈折のカットCRを有し先端P側に全反射のカットCLを有し前記屈折のカットCRと前記全反射のカットCLとが連続した面である第1のカット部11を有している。すなわち、図2の例では、出射部4は、複数の第1のカット部11(1)、11(2)、11(3)、11(4)、11(5)が繰り返し連なって設けられたものとなっている。ここで、再び図3を参照すると、第1のカット部11の屈折のカットCRは、光軸(レンズの対称軸)Xと垂直な面と臨界角θcよりも小さな角度θRをなし、第1のカット部11の全反射のカットCLは、光軸(レンズの対称軸)Xと垂直な面と臨界角θcよりも大きな角度θLをなしている。また、第1のカット部11の屈折のカットCR、全反射のカットCLが形成される側とは反対のカット面COは、光軸(レンズの対称軸)Xとほぼ平行にカットされている。なお、図4には、第1のカット部11が斜視図で示されており、図4からもわかるように、第1のカット部11は、手前側から奥側方向に柱状形状のものとなっている(同様に、照明用レンズ2全体も、手前側から奥側方向に柱状形状のものとなっている)。また、後述の各カット部も、第1のカット部11と同様に、手前側から奥側方向に柱状形状のものとなっているものとする。
図5は光軸Xの方向と略平行なものになった光の第1のカット部11からの出射光路の概略を示す図である。図5からわかるように、第1のカット部11では、光軸Xの方向と略平行なものになった光は、屈折のカットCRで屈折されて光軸(レンズの対称軸)Xと垂直な面と大きな角度φRで出射し、また、全反射のカットCLで全反射してカット面COから光軸(レンズの対称軸)Xと垂直な面と小さな角度φL(φL<φR)で出射する。これにより、図5に示すように、全反射のカットCLで全反射してカット面COから光軸(レンズの対称軸)Xと垂直な面と小さな角度φL(φL<φR)で出射する光は、近場の領域RNを照射し、屈折のカットCRで屈折されて光軸(レンズの対称軸)Xと垂直な面と大きな角度φRで出射する光は、より遠くの領域RFを照射することができる。このように、第1のカット部11によって、例えば下方の方向Yに様々な角度をなす光を出射させることができる(例えば下方への照射範囲を広範囲なものにすることができる)。
また、複数の第1のカット部11(1)、11(2)、11(3)、11(4)、11(5)のそれぞれにおいて、屈折のカットCRのカット角θR、全反射のカットCLのカット角θLを同じにしても良いし、屈折のカットCRのカット角θR、全反射のカットCLのカット角θLを互いに例えば少しずつ相違させることもできる。
上記のように、図2の例では、複数の第1のカット部11(1)、11(2)、11(3)、11(4)、11(5)によって、図6に示すように、例えば下方の方向Yに様々な角度をなす光(出射光)を出射させることができる(例えば下方への照射範囲を広範囲なものにすることができる)。
図7は本発明の第2の実施形態の照明用レンズ、照明装置を説明するための図である。
図7を参照すると、本発明の第2の実施形態では、照明用レンズ2の構成は基本的には図2と同様のものとなっているが、照明用レンズ2の出射部4が図2と相違したものとなっている。すなわち、本発明の第2の実施形態では、照明用レンズ2の出射部4は、図7に示すように、図3に示した第1のカット部11と、第1のカット部11とは異なる構成のカット部(すなわち、第2のカット部12、第3のカット部13、第4のカット部14、第5のカット部15のうちの少なくとも1つ)との組み合わせによって構成されている。
ここで、第2のカット部12は、光軸(レンズの対称軸)Xと垂直な面と臨界角θcよりも大きな角度θLをなす全反射のカットCL(1つのみのカット)と、全反射のカットCLが形成される側とは反対のカット面COとからなっている。なお、カット面COは、光軸(レンズの対称軸)Xとほぼ平行にカットされている。
また、第3のカット部13は、光軸Xの方向と略平行なものになった光に対して、基部B側に全反射のカットCL1を有し先端P側に全反射のカットCL1とは異なる角度の全反射のカットCL2を有し、前記全反射のカットCL1と前記全反射のカットCL2とが連続した面となっている。より詳細に、第3のカット部13は、光軸(レンズの対称軸)Xと垂直な面と臨界角θcよりも大きな角度θL1をなす全反射のカットCL1と、光軸(レンズの対称軸)Xと垂直な面と臨界角θcよりも大きいが角度θL1よりも小さな角度θL2(θc<θL2<θL1)をなす全反射のカットCL2と、屈折のカットCRが形成される側とは反対のカット面COとからなっている。なお、カット面COは、光軸(レンズの対称軸)Xとほぼ平行にカットされている。
また、第4のカット部14は、光軸(レンズの対称軸)Xと垂直な面と臨界角θcよりも小さな角度θRをなす屈折のカットCR(1つのみのカット)と、屈折のカットCRが形成される側とは反対のカット面COとからなっている。なお、カット面COは、光軸(レンズの対称軸)Xとほぼ平行にカットされている。
また、第5のカット部15は、光軸Xの方向と略平行なものになった光に対して、基部B側に屈折のカットCR1を有し先端P側に屈折のカットCR1とは異なる角度の屈折のカットCR2を有し、前記屈折のカットCR1と前記屈折のカットCR2とが連続した面となっている。より詳細に、第5のカット部15は、光軸(レンズの対称軸)Xと垂直な面と臨界角θcよりも小さな角度θR1をなす屈折のカットCR1と、光軸(レンズの対称軸)Xと垂直な面と臨界角θcよりも小さいが角度θR1よりも大きな角度θR2(θR1<θR2<θc)をなす屈折のカットCR2と、屈折のカットCR1、CR2が形成される側とは反対のカット面COとからなっている。なお、カット面COは、光軸(レンズの対称軸)Xとほぼ平行にカットされている。
図8、図9、図10、図11には、第1のカット部11と、第2のカット部12、第3のカット部13、第4のカット部14、第5のカット部15とを組み合わせた例が示されている。
すなわち、図8には、第1のカット部11と第2のカット部12とを組み合わせた例が示され、図9には、第1のカット部11と第3のカット部13とを組み合わせた例が示され、図10には、第1のカット部11と第4のカット部14とを組み合わせた例が示され、図11には、第1のカット部11と第5のカット部15とを組み合わせた例が示されており、それぞれの場合について、光軸Xの方向と略平行なものになった光の出射光路の概略が示されている。
図12には、照明用レンズ2の出射部4が、第1のカット部11と第3のカット部13とを組み合わせたものとなっている一例が示されている。ここで、後述するように、第3のカット部13が直接隣接しあうときには、第3のカット部13からの光が次の第3のカット部13に遮られてしまう事態が生ずることがあり、これを防止するため第3のカット部13と次の第3のカット部13との間には、第3のカット部13よりも一般に高さの低い第1のカット部(屈折のカットを有する第1のカット部)11が設けられるのが好ましい。
図13には、照明用レンズ2の出射部4が図12のようになっている場合の出射光路が示されている。図13からもわかるように、この第2の実施形態では、第1のカット部11および第3のカット部13からの光が、隣接するカット部に遮られることがほぼないため、例えば下方の方向Yにより一層様々な角度をなす光(出射光)を出射させることができ、例えば下方への照射範囲を近場から遠方まで広範囲なものにすることができる。
上記の説明からも明らかなように、本発明の第1、第2の実施形態は、照明用光源(LED光源)1から放射された光を光軸方向Xと略平行なものにする入射部3と、光軸方向Xと略平行なものになった光を光軸方向Xに対して左右のいずれか一方の方向または光軸方向Xに対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部4とを備えている照明用レンズ2であって、前記出射部4は、光軸方向Xと略平行なものになった光に対して、基部B側に屈折のカットCRを有し先端P側に全反射のカットCLを有する第1のカット部11を少なくとも有しており、前記屈折のカットCRと前記全反射のカットCLとが連続した面であることを特徴としている。
図14は本発明の第3の実施形態の照明用レンズ、照明装置を説明するための図である。
図14を参照すると、本発明の第3の実施形態では、照明用レンズ2の構成は基本的には図2と同様のものとなっているが、照明用レンズ2の出射部4が図2と相違したものとなっている。すなわち、本発明の第3の実施形態では、照明用レンズ2の出射部4は、図14に示すように、図7に示した第3のカット部13と、第3のカット部13とは異なる構成のカット部(すなわち、第4のカット部14、第5のカット部15、第1のカット部11のうちの少なくとも1つ)との組み合わせによって構成されている。
図15、図16、図17には、第3のカット部13と、第4のカット部14、第5のカット部15、第1のカット部11とを組み合わせた例が示されている。
すなわち、図15には、第3のカット部13と第4のカット部14とを組み合わせた例が示され、図16には、第3のカット部13と第5のカット部15とを組み合わせた例が示され、図17には、第3のカット部13と第1のカット部11とを組み合わせた例が示されており、それぞれの場合について、光軸Xの方向と略平行なものになった光の出射光路の概略が示されている。
図15、図16、図17における光の出射光路からもわかるように、第3の実施形態においても、例えば下方の方向Yにより一層様々な角度をなす光(出射光)を出射させることができ、例えば下方への照射範囲を近場から遠方まで広範囲なものにすることができる。
上記の説明からも明らかなように、本発明の第3の実施形態は、照明用光源(LED光源)1から放射された光を光軸方向Xと略平行なものにする入射部3と、光軸方向Xと略平行なものになった光を光軸方向Xに対して左右のいずれか一方の方向または光軸方向Xに対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部4とを備えている照明用レンズ2であって、前記出射部4は、光軸方向Xと略平行なものになった光に対して、基部B側に全反射のカットCL1を有し先端P側に全反射のカットCL1とは異なる角度の全反射のカットCL2を有する第3のカット部13を少なくとも有しており、前記全反射のカットCL1と前記全反射のカットCL2とが連続した面であることを特徴としている。
図18は本発明の第4の実施形態の照明用レンズ、照明装置を説明するための図である。
図18を参照すると、本発明の第4の実施形態では、照明用レンズ2の構成は基本的には図2と同様のものとなっているが、照明用レンズ2の出射部4が図2と相違したものとなっている。すなわち、本発明の第4の実施形態では、照明用レンズ2の出射部4は、図18に示すように、図7に示した第5のカット部15と、第5のカット部15とは異なる構成のカット部(すなわち、第2のカット部12、第3のカット部13、第1のカット部11のうちの少なくとも1つ)との組み合わせによって構成されている。
図19、図20、図21には、第5のカット部15と、第2のカット部12、第3のカット部13、第1のカット部11とを組み合わせた例が示されている。
すなわち、図19には、第5のカット部15と第2のカット部12とを組み合わせた例が示され、図20には、第5のカット部15と第3のカット部13とを組み合わせた例が示され、図21には、第5のカット部15と第1のカット部11とを組み合わせた例が示されており、それぞれの場合について、光軸Xの方向と略平行なものになった光の出射光路の概略が示されている。
図19、図20、図21における光の出射光路からもわかるように、第4の実施形態においても、例えば下方の方向Yにより一層様々な角度をなす光(出射光)を出射させることができ、例えば下方への照射範囲を近場から遠方まで広範囲なものにすることができる。
上記の説明からも明らかなように、本発明の第4の実施形態は、照明用光源(LED光源)1から放射された光を光軸方向Xと略平行なものにする入射部3と、光軸方向Xと略平行なものになった光を光軸方向Xに対して左右のいずれか一方の方向または光軸方向Xに対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部4とを備えている照明用レンズ2であって、前記出射部4は、光軸方向Xと略平行なものになった光に対して、基部B側に屈折のカットCR1を有し先端P側に屈折のカットCR1とは異なる角度の屈折のカットCR2を有する第5のカット部15を少なくとも有しており、前記屈折のカットCR1と前記屈折のカットCR2とが連続した面であることを特徴としている。
また、本発明において、出射部4が、光軸方向Xと略平行なものになった光に対して、基部B側に全反射のカットCL1を有し先端P側に全反射のカットCL1とは異なる角度の全反射のカットCL2を有する第3のカット部13、および/または、基部B側と先端P側とが同じ全反射のカットCLとなっている第2のカット部12を複数有している場合に、ある1つの第3のカット部13または第2のカット部12と次の第3のカット部13または第2のカット部12との間には、隣接するカット部に光が遮られることがないよう、屈折のカットを有するカット部が設けられているのが好ましい。
図22(a),(b)には、第2のカット部12と次の第2のカット部12との間に、第1のカット部11、第5のカット部15がそれぞれ設けられている場合が示されている。
また、図23(a),(b),(c)には、第3のカット部13と次の第3のカット部13との間に、第4のカット部14、第1のカット部11、第5のカット部15がそれぞれ設けられている場合が示されている。
また、図24(a),(b),(c)には、第3のカット部13と次の第2のカット部12との間に、第4のカット部14、第1のカット部11、第5のカット部15がそれぞれ設けられている場合が示されている。
このように、出射部4が、光軸方向Xと略平行なものになった光に対して、基部B側に全反射のカットCL1を有し先端P側に全反射のカットCL1とは異なる角度の全反射のカットCL2を有する第3のカット部13、および/または、基部B側と先端P側とが同じ全反射のカットCLとなっている第2のカット部12を複数有している場合に、ある1つの第3のカット部13または第2のカット部12と次の第3のカット部13または第2のカット部12との間に、屈折のカットを有するカット部が設けられていることにより、第3のカット部13または第2のカット部12で全反射した光が、次の(下方の)第3のカット部13または第2のカット部12によって遮られてしまうのを有効に防止でき、全反射光の照射範囲をより近場の照射範囲まで拡大することができる。
上述した各例では、第1のカット部11は屈折のカットCRと全反射のカットCLとの2つのカット、第3のカット部13は全反射のカットCL1と全反射のカットCL2との2つのカット、第5のカット部15は屈折のカットCR1と屈折のカットCR2との2つのカットとなっているが、図25(a),(b),(c)にそれぞれ示すように、第1のカット部11を屈折、全反射の3つ以上の段階的なカットのものにし、第3のカット部13を全反射の3つ以上の段階的なカットのものにし、第5のカット部15を屈折の3つ以上の段階的なカットのものにすることもできる。さらに発展させて、図26(a),(b),(c)にそれぞれ示すように、第1のカット部11を屈折、全反射の曲面的なカットのものにし、第3のカット部13を全反射の曲面的なカットのものにし、第5のカット部15を屈折の曲面的なカットのものにすることもできる。
図27、図28、図29は、上述した本発明の照明用レンズ、照明装置の照明灯(街路灯)への適用例を示す図である。なお、図27は照明灯(街路灯)50の全体の斜視図、図28は図27の照明装置21の部分のA−A線における断面図、図29は図27の照明装置21の部分のB−B線における断面図である。図28、図29を参照すると、この照明装置21では、4つの基板22a、22b、22c、22d上に、照明用光源(LED光源)1(図28、図29の例では、各基板22a、22b、22c、22dごとに、それぞれ、6つの照明用光源(LED光源)1)が所定間隔を隔てて設置され、各照明用光源(LED光源)1のそれぞれに対応させて本発明の照明用レンズ2が設けられている。なお、図28、図29の例では、照明用レンズ2には、図12のものが用いられている。そして、4つの基板22a、22b、22c、22dは、水平面(例えば水平の床面(あるいは地面、路面など))に対して垂直になるように(すなわち、鉛直方向となるように)、正四角柱状の支持部26の4つの長方形の側面26a、26b、26c、26dに取り付けられている。ここで、照明用レンズ2は、入射部3により光軸Xの方向と略平行なものになった光を出射部4から光軸Xに対して下方方向Yに出射させるように取り付けられている。なお、図28、図29において、符号27は、各照明用光源(LED光源)1に電流を供給するための口金である。また、各照明用光源(LED光源)1に電流を供給する駆動回路などは、例えば支持部26内に内蔵されている。
また、図27を参照すると、この照明灯(街路灯)50は、床面(あるいは地面、路面など)を照射するために、照明装置21の口金27が、床面(あるいは地面、路面など)から上向きに延びて先端がU字状に湾曲している支柱51に設けられているソケット52に装着されている。詳細には、基板22a,22b,22c,22dが水平面(図示せず)に対して垂直になるように(すなわち、鉛直方向となるように)、照明装置21の口金27がソケット52に装着されている(照明装置21が鉛直方向下向きに装着されている)。換言すれば、照明装置21は、例えば口金を有する水銀灯、例えばフィラメントなどのような発光部と口金とを有する電球などに対して互換性を有するように構成されている。また、図27に示す照明灯(街路灯)50では、照明灯(街路灯)50の支柱51に皿部53が設けられており、皿部53に取り付けられたグローブ(アウターレンズ)54によって照明装置21が覆われている。
このような構成の照明灯(街路灯)50では、基板22a,22b,22c,22dが水平面(図示せず)に対して垂直になるように、照明装置21の口金27がソケット52に装着されており、照明装置21の各照明用レンズ2によって照明用光源(LED光源)1からの光を例えば図13に示したように配光制御することによって、例えば特許文献1のように基板の数を増加させたりすることなく、下方の方向Yにより一層様々な角度をなす光(出射光)を出射させることができ、下方への照射範囲を近場(照明灯(街路灯)50の直下付近)から遠方まで広範囲なものにすることができて、床面(あるいは地面、路面など)を近場(照明灯(街路灯)50の直下付近)から遠方まで広範囲に効率よく照射することができる。
図30、図31、図32は、上述した本発明の照明用レンズ、照明装置の照明灯(街路灯)への他の適用例を示す図である。なお、図30は照明灯(街路灯)70の全体の斜視図、図31は図30の照明装置31の部分のA−A線における断面図、図32は図30の照明装置31の部分のB−B線における断面図である。なお、図30、図31、図32において、図27、図28、図29と同様の箇所には同じ符号を付している。図31、図32を参照すると、この照明装置31では、4つの基板22a、22b、22c、22d上に、照明用光源(LED光源)1(図31、図32の例では、各基板22a、22b、22c、22dごとに、それぞれ、6つの照明用光源(LED光源)1)が所定間隔を隔てて設置され、各照明用光源(LED光源)1のそれぞれに対応させて本発明の照明用レンズ2が設けられている。なお、図31、図32の例では、照明用レンズ2には、図12のものが用いられている。そして、4つの基板22a、22b、22c、22dは、水平面(例えば水平の床面(あるいは地面、路面など))に対して垂直になるように(すなわち、鉛直方向となるように)、正四角柱状の支持部36の4つの長方形の側面36a、36b、36c、36dに取り付けられている。ここで、照明用レンズ2は、入射部3により光軸Xの方向と略平行なものになった光を出射部4から光軸Xに対して下方方向Yに出射させるように取り付けられている。なお、図31、図32において、符号37は、各照明用光源(LED光源)1に電流を供給するための口金である。また、各照明用光源(LED光源)1に電流を供給する駆動回路などは、例えば支持部36内に内蔵されている。
また、図30を参照すると、この照明灯(街路灯)70は、床面(あるいは地面、路面など)を照射するために、照明装置31の口金37が、床面(あるいは地面、路面など)から上向きに延びている支柱71に設けられているソケット72に装着されている。詳細には、基板22a,22b,22c,22dが水平面(図示せず)に対して垂直になるように(すなわち、鉛直方向となるように)、照明装置31の口金37がソケット72に装着されている(照明装置31が鉛直方向上向きに装着されている)。換言すれば、照明装置31は、例えば口金を有する水銀灯、例えばフィラメントなどのような発光部と口金とを有する電球などに対して互換性を有するように構成されている。また、図30に示す照明灯(街路灯)70では、照明灯(街路灯)70の支柱71に皿部73が設けられており、皿部73に取り付けられたグローブ(アウターレンズ)74によって照明装置21が覆われている。
このような構成の照明灯(街路灯)70では、基板22a,22b,22c,22dが水平面(図示せず)に対して垂直になるように、照明装置31の口金37がソケット72に装着されており、照明装置31の各照明用レンズ2によって照明用光源(LED光源)1からの光を例えば図13に示したように配光制御することによって、図27、図28、図29の照明灯(街路灯)50と同様に、例えば特許文献1のように基板の数を増加させたりすることなく、下方の方向Yにより一層様々な角度をなす光(出射光)を出射させることができ、下方への照射範囲を近場(照明灯(街路灯)70の直下付近)から遠方まで広範囲なものにすることができて、床面(あるいは地面、路面など)を近場(照明灯(街路灯)70の直下付近)から遠方まで広範囲に効率よく照射することができる。
なお、図27、図28、図29、図30、図31、図32の例では、正四角柱状の支持部26、36が用いられ、4つの基板22a、22b、22c、22dが設けられているが、支持部としては正n(nは3以上の整数)角柱状のものを用いることができ、これにn個の基板を設けることも可能である。
本発明は、例えば街路灯や道路灯、体育館などの屋内照明灯、室内照明灯、スポットライトなどに利用可能である。
1 照明用光源(例えばLED光源)
2 照明用レンズ
3 入射部
4 出射部
11 第1のカット部
12 第2のカット部
13 第3のカット部
14 第4のカット部
15 第5のカット部
21、31 照明装置
22a、22b、22c、22d 基板
26、36 支持部
27、37 口金
50、70 照明灯(街路灯)
51、71 支柱
52、72 ソケット
53、73 皿部
54、74 グローブ(アウターレンズ)

Claims (6)

  1. 光軸を有し、照明用光源から放射された光を前記光軸方向と略平行なものにする入射部と、前記光軸方向と略平行なものになった光を前記光軸方向に対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸方向に対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部とを備えている照明用レンズであって、前記出射部は、前記光軸方向と略平行なものになった光に対して、基部側に屈折のカットを有し先端側に全反射のカットを有する第1のカット部を少なくとも有しており、前記屈折のカットと前記全反射のカットとが連続した面であることを特徴とする照明用レンズ。
  2. 光軸を有し、照明用光源から放射された光を前記光軸方向と略平行なものにする入射部と、前記光軸方向と略平行なものになった光を前記光軸方向に対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸方向に対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部とを備えている照明用レンズであって、前記出射部は、前記光軸方向と略平行なものになった光に対して、基部側に全反射のカットを有し先端側に前記基部側とは異なるカット角の全反射のカットを有する第3のカット部を少なくとも有しており、前記基部側の全反射のカットと前記先端側の全反射のカットとが連続した面であることを特徴とする照明用レンズ。
  3. 光軸を有し、照明用光源から放射された光を前記光軸方向と略平行なものにする入射部と、前記光軸方向と略平行なものになった光を前記光軸方向に対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸方向に対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部とを備えている照明用レンズであって、前記出射部は、前記光軸方向と略平行なものになった光に対して、基部側に屈折のカットを有し先端側に前記基部側とは異なるカット角の屈折のカットを有する第5のカット部を少なくとも有しており、前記基部側の屈折のカットと前記先端側の屈折のカットとが連続した面であることを特徴とする照明用レンズ。
  4. 光軸を有し、照明用光源から放射された光を前記光軸方向と略平行なものにする入射部と、前記光軸方向と略平行なものになった光を前記光軸方向に対して左右のいずれか一方の方向または前記光軸方向に対して上下のいずれか一方の方向に出射させる出射部とを備えている照明用レンズであって、前記出射部が、前記光軸方向と略平行なものになった光に対して、基部側に全反射のカットを有し先端側に前記基部側とは異なるカット角の全反射のカットを有する第3のカット部、および/または、基部側と先端側とが同じ全反射のカットとなっている第2のカット部を複数有している場合に、ある1つの第3のカット部または第2のカット部と次の第3のカット部または第2のカット部との間には、屈折のカットを有するカット部が設けられていることを特徴とする照明用レンズ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の照明用レンズが用いられることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項5記載の照明装置において、前記照明用レンズは、前記入射部により前記光軸方向と略平行なものになった光を前記出射部から前記光軸方向に対して下方方向に出射させるように取り付けられていることを特徴とする照明装置。
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