JP2017033432A - 地域防災情報システム - Google Patents

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Koji Tanaka
浩二 田中
江頭 良行
Yoshiyuki Egashira
良行 江頭
隆晴 上原
Takaharu Uehara
隆晴 上原
健之 大窪
Takeyuki Okubo
健之 大窪
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Abstract

【課題】所定の地域に及ぶであろう自然災害を、地域内の住人で共有することができる地域防災情報システムを提供する。
【解決手段】地域防災情報システム1は、所定の地域Rに及ぶ自然災害を監視し、所定の地域Rに自然災害を及ぼすことが予測された場合、予測信号を送信する災害監視装置5と、火災監視装置8と、所定の地域R内に設けられ、災害監視装置5から送信された予測信号と、火災監視装置8から送信された移報信号とを受信する中継機10と、中継機10と通信回線13を介して接続され、中継機10が予測信号を受信したとき、また、中継機10が移報信号を受信したとき、ネットワークを介して、所定の地域R内の住人が所持する情報端末15に電子メールを送信するサーバー14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、地域内で発生することが予測される自然災害を地域内の住人で共有する地域防災情報システムに関する。
近年、例えば重要伝統的建造物群保存地区等に指定された地域では、伝統的建造物等で発生した自然災害情報が、地域内の他の住人及び居合わせた人に迅速且つ確実に伝達されることが望まれている。そして、地域内の他の住人及び居合わせた人が協力して避難行動及び消防活動等を行い、伝統的建造物等を保護することが望まれている。特許文献1には、地域内で発生した火災等の警報を地域内の居住者が共有することができる地域防災情報システムが開示されている。特許文献1では、住宅用火災警報器から警報信号を取得した子機が、通信回線を介してサーバーに警報信号を送信し、住宅用火災警報器が火災を検出した旨の情報を含む電子メールを、地域内の住人が所有する情報端末に送信する。
特開2014−41457号公報
重要伝統的建造物群保存地区等に指定された地域は、概して河川又は山岳等の近くに位置していることが多い。台風や集中豪雨等により河川又は山岳等に異常が発生した場合、その地域にまで自然災害が及ぶ虞がある。特許文献1のような地域防災情報システムにおいて、地域に及ぶであろう自然災害の情報を、地域内の住人で早期に共有することが望まれている。
また、地域内の住戸で火災等が発生したことを火災等が発生した住戸の住人に加えて地域内の他の住人や地域内に居合わせた人に早期に伝達できるようにして、消火活動等が迅速に行われ建造物を保護できるようにしたいという要望がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、所定の地域に及ぶであろう自然災害を、地域内の住人で共有することができ、かつ、災害時に断線の恐れのある既往の有線によるシステムと異なり、無線ネットワークを介して携帯電話などに配信可能とすることにより、地域内で発生した火災等をより確実に地域内の住人で共有することができる地域防災情報システムを提供するものである。
本発明に係る地域防災情報システムは、所定の地域に及ぶ自然災害を監視し、所定の地域に自然災害を及ぼすことが予測された場合、予測信号を送信する災害監視装置と、火災の発生が感知された場合、移報信号を送信する火災監視装置と、所定の地域内に設けられ、災害監視装置から送信された予測信号と、火災監視装置から送信された移報信号とを受信する中継機と、中継機と通信回線を介して接続され、中継機が予測信号を受信したとき、また、中継機が移報信号を受信したとき、ネットワークを介して、所定の地域内の住人が所持する情報端末に電子メールを送信するサーバーと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、災害監視装置は、例えば、河川や傾斜の大きい崖や山肌に各種センサを設置し、台風や集中豪雨時にリアルタイムで水位や崖の状況の変化を監視することで、所定の地域に及ぶ自然災害を監視し、所定の地域に自然災害を及ぼすことが予測された場合、予測信号を送信する。また、各住戸に設置した火災監視装置は、火災の発生が感知された場合、移報信号を送信する。そして、中継機を介して接続されたサーバーが、当該所定の地域内の住人が所持する情報端末に電子メールを送信する。これにより、地域内の住戸で火災が発生したことを地域内の住人で共有することができるだけではなく、所定の地域に及ぶであろう自然災害を、地域内の住人で共有することができる。
本発明の実施の形態1に係る地域防災情報システム1を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る地域防災情報システム1を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における建物2の住人の電子メールアドレスを示す図である。 本発明の実施の形態1におけるサーバー14が送信する電子メールの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る地域防災情報システム1を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る地域防災情報システム100を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る地域防災情報システム100を示す模式図である。
以下、本発明に係る地域防災情報システムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1,図2は、本発明の実施の形態1に係る地域防災情報システム1を示す模式図である。この図1,図2に基づいて、地域防災情報システム1について説明する。図1,図2に示すように、地域防災情報システム1は、災害監視装置5と、火災監視装置8と、中継機10と、サーバー14とを備えている。また、地域防災情報システム1は、例えば信号取得部11と、ゲートウェイ12とを備えている。
災害監視装置5は、所定の地域Rに及ぶ自然災害を監視し、所定の地域Rに自然災害を及ぼすことが予測された場合、予測信号を送信するものである。なお、予測信号の送信は後述する計測器の測定値に閾値を設けて災害監視装置5が自動で判断してもよいし、人が測定値を総合的に判断してもよい。所定の地域Rには、複数の建物2が建っている。本実施の形態1では、災害監視装置5は、河川6の異常を監視する装置を含むものである。災害監視装置5は、例えば自治体等の管理者が有している。なお、河川6には、雨量計3と水位計4とが検出装置として設けられている。
雨量計3は、河川6の上流側に設けられ雨の量を計測するものである。そして、災害監視装置5は、雨量計3の計測結果に基づいて、河川6の異常を監視するものである。例えば、雨の量が少なければ、河川6が氾濫する可能性が低いと判断され、雨の量が多ければ、河川6が氾濫する可能性が高いと判断される。
水位計4は、河川6に架けられた橋7に設けられ水位を計測するものである。そして、災害監視装置5は、水位計4の計測結果に基づいて、河川6の異常を監視するものである。水位計4は、橋7の欄干7aに設けられているが、橋7の異なる場所に設けられてもよい。例えば、水位が低ければ、河川6が氾濫する可能性が低いと判断され、水位が高ければ、河川6が氾濫する可能性が高いと判断される。さらに、水位の上昇率が高い場合に河川6が氾濫する危険性が高いと判断してもよい。ここで、本実施の形態1では、雨量計3と水位計4とを併用することによって、河川6の異常、例えば河川6の氾濫を高精度に監視しているが、いずれか一方を用いてもよいし、そのほかの検出装置を用いてもよい。
火災監視装置8は、火災の発生が感知された場合、移報信号を送信するものであり、所定の地域Rの各建物2に設置されている。なお、火災監視装置8は、住宅用火災警報器としてもよいし、自動火災報知設備としてもよい。
住宅用火災警報器(警報器)は、煙を感知すると警報音を発するものであり、住戸の天井等に1つ以上設置される。また、住宅用火災警報器は、移報信号を送受信する送受信部(図示せず)を有し、煙を感知すると無線により移報信号として火災信号を送信する。同一住戸内に設置されている住宅用火災警報器は、この火災信号を受信すると警報音を発する。
また、移報アダプタ(図示せず)は住戸内に1つ以上設置され、住宅用火災警報器からの火災信号を受信すると屋外警報装置(図示せず)に火災信号を移報する。移報アダプタと屋外警報装置は無線により送受信してもよいし、電線により接続されていてもよい。
屋外警報装置は、住戸の屋外に設けられ、火災確認ボタン(図示せず)、誤報確認ボタン(図示せず)、自身が設置された住戸のIDを記憶する記憶部(図示せず)、無線信号を送信する送信部(図示せず)を備え、移報アダプタからの火災信号を受信すると、自身のIDとともに火災信号を移報信号として無線送信する。(なお、IDを記憶する記憶部は、移報アダプタに備えられ、火災信号とともにIDを移報アダプタから屋外警報装置に送信されるようにしてもよい。)
このとき、最初の移報信号では火災が発生した住戸の近隣の住人にのみ後述する電子メールを送信し、火災確定ボタンが操作されると再度移報信号(火災確定信号)が送信され、全住人に電子メールが送信されるようにしてもよい。
なお、火災監視装置8が、自動火災報知設備の場合、設備が火災確定まで判断するので、屋外警報装置は自身のIDおよび火災信号等を移報信号として無線送信する機能のみを備え、火災確認ボタンや誤報確認ボタンを有していなくてもよい。
移報信号は、後述する中継機10、信号取得部11、ゲートウェイ12、通信回線13を経由してサーバー14に送信される。サーバー14は、信号取得部11から取得した通信情報を解析し、通信情報に含まれる信号と識別IDと記憶情報とに基づいて、電子メールを生成する。そして、サーバー14は、住宅用火災警報器が作動したことを知らせる相手である1次通報先の住人の情報端末15に電子メール(火災警報信号)を送信する。その後、電子メール(火災警報信号)を受信した情報端末15を持つ住人により火災が確認され、火災確認ボタンが操作されると火災確定信号が送信され、同一地域の全住人に電子メール(火災信号)が送信される。
中継機10は、所定の地域R内に設けられ、災害監視装置5から送信された予測信号と、火災監視装置8から送信された移報信号とを受信するものである。
信号取得部11は、地域R内において、通信回線13への接続環境が整っている管理部2a(図5参照)に設けられており、中継機10からの予測信号又は移報信号を受信するものである。信号取得部11は、ゲートウェイ12を介して通信回線13に接続される。ゲートウェイ12は、信号取得部11が取得した予測信号又は移報信号において、プロトコル変換を行い、通信回線13を経由してサーバー14に予測信号を送信する。なお、信号取得部11が省略されて、中継機10とサーバー14とが通信回線13を介して直接接続されてもよい。
サーバー14は、中継機10と通信回線13を介して接続され、中継機10が予測信号を受信したとき、ネットワークを介して、所定の地域R内の住人が所持する情報端末15に電子メールを送信するものである。また、サーバー14は、前記中継機10が移報信号を受信したとき、ネットワークを介して、所定の地域R内の住人が所持する情報端末15に電子メールを送信するものである。ここで、情報端末15は、例えば携帯電話等であり、電子メールを受信する機能を有するものである。なお、通信回線13とネットワークとは、同じネットワークでもよいし、別のネットワークでもよい。
図3は、本発明の実施の形態1における建物2の住人の電子メールアドレスを示す図である。図3に示すように、サーバー14には、地域名、建物名及びその建物2の住人を含む関係者が所有する情報端末15の電子メールアドレスが記憶されている。ここで、関係者とは、最初の移報信号送信時に電子メールを配信される住人であり、このとき当該電子メールを受信した関係者は、火災監視装置8の移報信号が実際に発生している火災によるものか、誤報によるものかを確認する。確認により実際の火災が確認されれば、屋外警報装置(移報発信装置8a)の火災確認ボタンを操作して、屋外警報装置(移報発信装置8a)から火災確定信号が送信される。サーバー14は、予測信号、移報信号または火災確定信号に含まれる地域情報に基づいて、その地域Rの住人が所持する情報端末15の電子メールアドレスを宛先として、電子メールを送信する。
図4は、本発明の実施の形態1におけるサーバー14が送信する電子メールの一例を示す図である。図4は、予測信号を受信したときに送信する電子メールの一例を示す図である。図4に示すように、電子メールの件名を「災害予測メール」とし、例えば所定の地域R内の住人が所持する全ての情報端末15の電子メールアドレスを宛先とする。そして、電子メールの本文には、予め設定された文章として、「地域で自然災害が発生する可能性があります。直ちに避難してください。」等の文章が生成される。このように、本実施の形態1では、所定の地域Rに避難指示が出される例を示しているが、所定の地域Rに避難準備指示が出されてもよく、所定の地域Rに避難勧告が出されてもよい。さらには、災害に応じた避難場所を示してもよい。
なお、建物2で火災監視装置8の移報信号をサーバー14が受信したときに配信される電子メールは、例えば件名を「緊急メール」とし「○○さん宅から火災通報を受信しました。○○さん宅へ駆け付けて火災の有無を確認してください。」等の文章であり、火災確定信号をサーバー14が受信したときに配信される電子メールは、例えば件名を「火災発生メール」とし「○○さん宅で火災が発生しました。」等の文章である。また、火災確認の結果、火災通報が誤報であったことをサーバー14が受信したときには、例えば件名を「誤報通知メール」とし「○○さん宅から火災通報は誤報です。」等の電子メールが配信される。
図5は、本発明の実施の形態1に係る地域防災情報システム1を示す模式図である。図5に示すように、中継機10は、例えば地域R内における屋外の支柱等の上部に設置される。信号取得部11は、例えば地域R内において通信回線13への接続環境が整っている管理部2aの建屋近傍の屋外に設置される。中継機10及び信号取得部11は、互いに通信可能な位置に配置される。
次に、本実施の形態1に係る地域防災情報システム1の動作について説明する。河川6において、雨量計3によって雨の量が常時計測されており、また、水位計4によって河川6の水位が常時計測されている。雨量計3によって雨の量が多いことが計測されるか、水位計4によって水位が高いことが計測されると、災害監視装置5によって河川6が氾濫する可能性が高いと判断される。即ち、所定の地域Rに自然災害を及ぼすことが予測される。この場合、災害監視装置5によって、中継機10に予測信号が送信される。
中継機10は、予測信号を受信して信号取得部11に送信し、信号取得部11は、予測信号を受信してゲートウェイ12及び通信回線13を介してサーバー14に送信する。サーバー14は、予測信号を受信したとき、ネットワークを介して、地域R内の住人が所持する情報端末15に電子メールを送信する。これにより、電子メールを受信した地域R内の住人は、河川6が氾濫する可能性があることを認識することができ、避難区域等に避難することができる。また、建物2に設置された火災監視装置8によって火災の発生が感知された場合、中継機10に移報信号が送信された場合も、サーバー14は、情報端末15に電子メールを送信する。これにより、地域内で発生した火災情報を地域内の住人で共有することができる。
なお、住戸で火災が発生した場合、住宅用火災警報器は、警報音を発し、また、火災信号を送信する。移報アダプタは、住宅用火災警報器から火災信号を受信すると、屋外警報装置(移報発信装置8a)に火災信号を移報する。屋外警報装置(移報発信装置8a)は、移報アダプタから火災信号を受信すると、自身のIDと共に火災信号を移報信号として送信する。そして、サーバー14は、住宅用火災警報器が作動したことを知らせる相手である1次通報先の住人の情報端末15に電子メール(火災警報信号)を送信する。その後、電子メール(火災警報信号)を受信した情報端末15を持つ住人により火災が確認され、火災確認ボタンが操作されると火災確定信号が送信され、同一地域の全住人に電子メール(火災信号)が送信される。
次に、本実施の形態1に係る地域防災情報システム1の作用について説明する。災害監視装置5は、所定の地域Rに及ぶ自然災害を監視し、所定の地域Rに自然災害を及ぼすことが予測された場合、予測信号を送信する。また、火災監視装置8は、火災の発生が感知された場合、移報信号を送信する。そして、中継機10を介して接続されたサーバー14が、地域R内の住人が所持する情報端末15に電子メールを送信する。これにより、火災が発生したことを地域R内の住人で共有することができるだけではなく、所定の地域Rに及ぶであろう自然災害を、共通のシステムを用いて地域R内の住人で共有することができる。
実施の形態2.
図6,図7は、本発明の実施の形態2に係る地域防災情報システム100を示す模式図である。本実施の形態2は、災害監視装置5が山岳106の異常を監視する点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図6,図7に示すように、災害監視装置5は、山岳106の異常を監視するものである。山岳106には、地中水分計103と傾斜計104とが設けられている。
地中水分計103は、山岳106の地中に設けられ地中の水分の量を計測するものである。そして、災害監視装置5は、地中水分計103の計測結果に基づいて、山岳106の異常を監視するものである。例えば、地中の水分の量が少なければ、崖が崩れる可能性が低いと判断され、地中の水分の量が多ければ、崖が崩れる可能性が高いと判断される。
傾斜計104は、山岳106の傾斜地に設けられ傾斜地の傾斜角度を計測するものである。そして、災害監視装置5は、傾斜計104の計測結果に基づいて、山岳106の異常を監視するものである。例えば、傾斜地の傾斜角度が平常時とあまり変化がなければ、崖が崩れる可能性が低いと判断され、傾斜地の傾斜角度が平常時から大きく変化していれば、崖が崩れる可能性が高いと判断される。ここで、本実施の形態2では、地中水分計103と傾斜計104とを併用することによって、山岳106の異常、例えば崖崩れを高精度に監視しているが、いずれか一方を用いてもよいし、そのほかの検出装置を用いてもよい。
次に、本実施の形態2に係る地域防災情報システム100の動作について説明する。山岳106において、地中水分計103によって地中の水分の量が常時計測されており、また、傾斜計104によって傾斜地の傾斜角度が常時計測されている。地中水分計103によって地中の水分の量が多いことが計測されるか、傾斜計104によって傾斜地の傾斜角度が大きく変化したことが計測されると、災害監視装置5によって崖が崩れる可能性が高いと判断される。即ち、所定の地域Rに自然災害を及ぼすことが予測される。この場合、災害監視装置5によって、中継機10に予測信号が送信される。
中継機10は、予測信号を受信して信号取得部11に送信し、信号取得部11は、予測信号を受信してゲートウェイ12及び通信回線13を介してサーバー14に送信する。サーバー14は、予測信号を受信したとき、ネットワークを介して、地域R内の住人が所持する情報端末15に電子メールを送信する。これにより、電子メールを受信した地域R内の住人は、崖が崩れる可能性があることを認識することができ、避難区域等に避難することができる。
なお、災害監視装置5は、河川の異常を監視する装置と、山岳の異常を監視する装置とのいずれも含むように構成されてもよい。更に、災害監視装置5は、津波、火山噴火、豪雨、豪雪又は雷等のそのほかの自然災害を監視する装置を含むように構成されてもよい。
1 地域防災情報システム、2 建物、2a 管理部、3 雨量計、4 水位計、5 災害監視装置、6 河川、7 橋、7a 欄干、8 火災監視装置、10 中継機、11 信号取得部、12 ゲートウェイ、13 通信回線、14 サーバー、15 情報端末、100 地域防災情報システム、103 地中水分計、104 傾斜計、106 山岳、R 地域。

Claims (3)

  1. 所定の地域に及ぶ自然災害を監視し、前記所定の地域に自然災害を及ぼすことが予測された場合、予測信号を送信する災害監視装置と、
    火災の発生が感知された場合、移報信号を送信する火災監視装置と、
    前記所定の地域内に設けられ、前記災害監視装置から送信された前記予測信号と、前記火災監視装置から送信された前記移報信号とを受信する中継機と、
    前記中継機と通信回線を介して接続され、前記中継機が前記予測信号を受信したとき、また、前記中継機が前記移報信号を受信したとき、ネットワークを介して、前記所定の地域内の住人が所持する情報端末に電子メールを送信するサーバーと、
    を備えることを特徴とする地域防災情報システム。
  2. 前記災害監視装置は、河川の異常を監視する装置を含むことを特徴とする請求項1記載の地域防災情報システム。
  3. 前記災害監視装置は、山岳の異常を監視する装置を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の地域防災情報システム。
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