JP2017033276A - 会議システム、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】会議の参加者の位置に応じて、会議のデータを配信する領域を動的に変更できる技術を提供すること。【解決手段】第1の通信装置、第2の通信装置、及び情報処理装置を含む会議システムにおいて、前記第1の通信装置、及び前記第2の通信装置は、情報端末と近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、前記近距離無線通信の通信範囲に存在する情報端末を、前記情報処理装置に通知する通信部と、をそれぞれ備え、前記情報処理装置は、会議の領域を管理し、前記会議の領域を通信範囲とする前記第1の通信装置を介して、前記情報端末から前記会議に参加する旨を通知され、かつ、前記第2の通信装置から、前記情報端末が通信範囲に存在する旨を通知された場合、前記会議の領域を、前記第2の通信装置の通信範囲を含む領域に拡張する管理部と、を備えることで上記課題を解決する。【選択図】図9

Description

本発明は、会議システム、及びプログラムに関する。
特許文献1には、会議スペースを、境界位置発信装置から受信した境界位置情報に基づいて複数の領域に分割し、会議の参加者に、参加者が位置する領域に応じた会議資料を配信する技術が開示されている。
従来技術では、会議スペースの領域は、境界位置発信装置により分割されており、会議の参加者が移動しても、領域を動的に変更できないという課題がある。
そこで、会議の参加者が移動した場合等に、会議の領域を動的に変更できる技術を提供することを目的とする。
第1の通信装置、第2の通信装置、及び情報処理装置を含む会議システムにおいて、前記第1の通信装置、及び前記第2の通信装置は、情報端末と近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、前記近距離無線通信の通信範囲に存在する情報端末を、前記情報処理装置に通知する通信部と、をそれぞれ備え、前記情報処理装置は、会議の領域を管理し、前記会議の領域を通信範囲とする前記第1の通信装置を介して、前記情報端末から前記会議に参加する旨を通知され、かつ、前記第2の通信装置から、前記情報端末が通信範囲に存在する旨を通知された場合、前記会議の領域を、前記第2の通信装置の通信範囲を含む領域に拡張する管理部と、を備える。
開示の技術によれば、会議の参加者が移動した場合等に、会議の領域を動的に変更できる。
実施形態に係る会議システムの全体構成を示す図である。 実施形態に係るアクセスポイントの配置の例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 アクセスポイントのハードウェア構成の一例を示す図である。 情報端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係る会議システムの機能構成を示す図である。 会議情報に記憶される情報の一例を示す図である。 在圏情報に記憶される情報の一例を示す図である。 会議領域を拡張する際のシーケンスの一例を示す図である。 会議領域を拡張する際のシーケンスの他の一例を示す図である。 会議領域を縮小する際のシーケンスの一例を示す図である。 会議領域を縮小する際のシーケンスの他の一例を示す図である。 会議管理部による情報端末、アクセスポイントの追加処理のフローチャートである。 会議管理部による情報端末、アクセスポイントの削除処理のフローチャートである。 会議管理部による移動要求の通知処理のフローチャートである。 情報端末における会議データの表示例を示す図である。 情報端末における移動要求通知の表示例を示す図である。
図1は、実施形態に係る会議システム1の全体構成を示す図である。図1に示すように、会議システム1は、1以上の情報処理装置(管理サーバ)10、1以上のアクセスポイント(通信装置)20−1、・・・、20−n(以下で適宜「アクセスポイント20」と総称する)、ユーザが所持する1以上の情報端末30−1、・・・、30−n(以下で適宜「情報端末30」と総称する)を有する。
なお、以下で、会議を行う領域として本来予定されている領域を通信範囲とするアクセスポイント20を、基本アクセスポイントと称する。また、使用している場所が手狭になった場合等に、会議に参加したユーザの情報端末30が位置する、会議での使用を本来予定されていない領域を通信範囲とするアクセスポイント20を、拡張アクセスポイントと称する。
情報処理装置10は、会議の領域を管理する。
情報処理装置10は、会議の領域を通信範囲とするアクセスポイントを介して、情報端末30から当該会議に参加する旨を通知され、かつ、他のアクセスポイントから、当該情報端末が通信範囲に存在する旨を通知された場合、会議の領域を、他のアクセスポイントの通信範囲を含む領域に拡張する。なお、情報端末30からの会議に参加する旨の通知と、他のアクセスポイントからの情報端末30が通信範囲に存在する旨の通知は、どちらが先に行われてもよい。
情報処理装置10は、会議の領域に存在する情報端末30に、会議の領域に応じた会議データを送信する。
アクセスポイント20は、情報端末30が、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、無線LAN(Local Area Network)、NFC(Near field communication)等の近距離無線通信が可能な通信範囲に入ると、情報端末30と、近距離無線通信を行う。従って、アクセスポイント20は、他の装置と通信を行う通信装置ともいえる。
アクセスポイント20は、近距離無線通信により、情報端末30が近距離無線通信の可能な通信範囲に入ったこと、及び通信範囲から出た(離脱した)ことを検知すると、情報処理装置10に通知する。
アクセスポイント20は、伝送網40を介して情報処理装置10と通信を行う。なお、伝送網40は、LAN、インターネット、携帯電話網などである。
情報端末30は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン等である。情報端末30は、アクセスポイント20との無線通信により、情報処理装置10から、現在位置する領域に応じた資料等のコンテンツを取得し、ユーザに表示する。
図2は、実施形態に係るアクセスポイント20の配置の例を示す図である。図2の例では、アクセスポイント20は、会議スペースを網羅するため、通信範囲が多少重なるように配置される。
図3は、情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、通信インターフェイス(I/F)105、外部I/F106、入力装置107、表示装置108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
CPU101は、ROM102などの記憶装置からプログラムやデータをRAM103上に読み出し、処理を実行することで、情報処理装置10全体の制御や機能を実現する演算装置である。
ROM102は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)であり、BIOS、OS設定などのプログラムやデータを格納する。
RAM103は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
HDD104は、OSや、各種機能を提供するアプリケーションプログラム等のデータを格納する。
通信I/F105は、イーサネット(登録商標)に準拠する通信を行う。
外部I/F106は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体106aなどがある。記録媒体106aには、実施形態を実現するプログラムを格納することができる。情報処理装置10は外部I/F106を介して、記録媒体106aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
記録媒体106aは、例えば、SDメモリカード(SD Memory card)などの記録媒体である。記録媒体106aは、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disk)、フレキシブルディスクなどの記録媒体であってもよい。
入力装置107は、情報処理装置10に各種情報を入力するためのインタフェースである。表示装置108は、情報処理装置10が有する各種情報を表示する。
図4は、アクセスポイント20のハードウェア構成の一例を示す図である。
アクセスポイント20は、プロセッサ201、ROM202、RAM203、近距離無線I/F204、通信I/F205、外部I/F206などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
プロセッサ201は、ROM202などの記憶装置からプログラムやデータをRAM203上に読み出し、処理を実行することで、アクセスポイント20全体の制御や機能を実現する演算装置である。
ROM202は、フラッシュメモリ等の、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)であり、OS(Operating System)、各種機能を提供するアプリケーションプログラム等のデータが格納されている。
RAM203は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
近距離無線I/F204は、BLE、NFC、無線LAN等の近距離無線通信を行う。
通信I/F205は、イーサネット(登録商標)に準拠し、情報処理装置10と通信を行う。
外部I/F206は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体206aなどがある。これにより、アクセスポイント20は外部I/F206を介して記録媒体206aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体206aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
図5は、情報端末30のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報端末30は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、SSD(Solid State Drive)304、近距離無線I/F305、入力装置306、表示装置307、外部I/F308などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
CPU301は、ROM302やSSD304などの記憶装置からプログラムやデータをRAM303上に読み出し、処理を実行することで、情報端末30全体の制御や機能を実現する演算装置である。
ROM302は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM302は、情報端末30の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータを格納する。
RAM303は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
SSD304は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えば情報端末30全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)や、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。SSD304は格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(データベース)により管理している。なお、SSD304の代わりに又はSSD304と併せて、HDD等を備えてもよい。
近距離無線I/F305は、アクセスポイント20を介した通信を行うためのインタフェースである。近距離無線I/F305は、例えば、BLE、NFC、無線LAN等を用いて、アクセスポイント20との近距離無線通信を行う。
入力装置306は、例えば、タッチパネルであり、情報端末30に各操作信号を入力するのに用いられる。なお、入力装置306は、キーボードやマウスなどであってもよい。
表示装置307は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などであり、情報端末30による処理結果を表示する。
外部I/F308は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体308aなどがある。記録媒体308aには、実施形態を実現するプログラムを格納することができる。情報端末30は外部I/F308を介して、記録媒体308aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
記録媒体308aは、例えば、SDメモリカード(SD Memory card)などの記録媒体である。記録媒体308aは、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disk)、フレキシブルディスクなどの記録媒体であってもよい。
次に、図6を参照し、実施形態に係る会議システム1の機能構成について説明する。図6は、実施形態に係る会議システム1の機能構成を示す図である。
情報処理装置10は、記憶部11、会議管理部12、会議データ配信部13、在圏管理部14、通信部15を有する。これら各部は、情報処理装置10にインストールされた1以上のプログラムが、情報処理装置10のCPU101に実行させる処理により実現される。
記憶部11は、会議情報111、在圏情報112を記憶する。なお、記憶部11は、情報処理装置10のRAM103等にデータを記憶する構成としてもよいし、外部のデータベースサーバ等に記憶する構成としてもよい。
図7は、会議情報111に記憶される情報の一例を示す図である。会議情報111は、データの項目として、会議ID、会議名、会議開催時間、会議場所、基本アクセスポイントID、拡張アクセスポイントID、会議参加情報端末ID、ユーザID、アジェンダ、配布資料、議事録、トピックを含む。
会議IDは、会議を識別する情報である。会議名は、会議の名称を示す情報である。会議開催時間は、予定されている会議の開始時刻と終了時刻を示す情報である。会議場所は、会議が行われる場所の名称である。基本アクセスポイントIDは、会議を行う領域として本来予定されている領域を通信範囲とするアクセスポイント20を識別する情報である。拡張アクセスポイントIDは、使用している場所が手狭になった場合等に、会議に参加したユーザの情報端末30が位置する、会議での使用を本来予定されていない領域を通信範囲とするアクセスポイント20を識別する情報である。なお、アクセスポイント20を識別する情報として、アクセスポイント20のMACアドレス等を用いる構成としてもよい。
会議参加情報端末IDは、例えば会議に参加している情報端末30のMACアドレス等であり、会議に参加している情報端末30を識別する情報である。ユーザIDは、現在会議に参加している情報端末30のユーザを識別する情報である。アジェンダ、配布資料、議事録、トピックは、会議に参加する情報端末30に配信する会議データであり、会議における討議内容が記載されたアジェンダ、配布資料、議事録(討議結果)、アクションアイテムが記載されたトピックの情報である。なお、議事録には、会議への参加通知を送信した情報端末30のユーザIDを含まれる構成としてもよい。
図8は、在圏情報112に記憶される情報の一例を示す図である。在圏情報112は、データの項目として、アクセスポイントIDと、情報端末ID、標準収容数とを含む。
アクセスポイントIDは、アクセスポイント20を識別する情報である。情報端末IDは、アクセスポイント20の通信範囲に存在し、アクセスポイント20との近距離無線通信を接続している情報端末30を識別する情報である。なお、複数のアクセスポイント20の通信範囲が重なる領域に位置する情報端末30は、当該複数のアクセスポイント20に対応付けて記憶される。標準収容数は、アクセスポイント20に接続する情報端末30の台数の閾値である。
在圏管理部14は、通信部15を介してアクセスポイント20から情報端末ID及びアクセスポイントIDを含む接続通知を受信すると、在圏情報112に、受信したアクセスポイントIDに対応付けて情報端末IDを登録する。
在圏管理部14は、通信部15を介してアクセスポイント20から情報端末ID及びアクセスポイントIDを含む切断通知を受信すると、在圏情報112から、受信したアクセスポイントIDに対応付けられた情報端末IDを削除する。
会議管理部12は、入力装置107等から入力された、会議ID、会議名、会議開催時間、会議場所、基本アクセスポイントID、会議データを、会議情報111に格納する。
会議管理部12は、通信部15を介してアクセスポイント20から情報端末ID及びアクセスポイントIDを含む接続通知を受信すると、在圏管理部14による在圏情報112の更新処理が行われた後、情報端末30、アクセスポイント20の追加処理を行う。会議管理部12は、情報端末30の追加処理により、会議情報111に、会議に対応付けて、会議に参加する情報端末30のIDを登録する。また、会議管理部12は、アクセスポイント20の追加処理により、会議情報111に、会議に対応付けて、拡張アクセスポイントIDとしてアクセスポイント20のIDを追加する。なお、会議管理部12による情報端末30、アクセスポイント20の追加処理の詳細は後述する。
会議管理部12は、通信部15を介してアクセスポイント20から情報端末ID及びアクセスポイントIDを含む切断通知を受信すると、在圏管理部14による在圏情報112の更新処理が行われた後、情報端末30、アクセスポイント20の削除処理を行う。会議管理部12は、情報端末30の削除処理により、会議情報111に、会議に対応付けられた、会議に参加する情報端末30のIDを削除する。また、会議管理部12は、アクセスポイント20の削除処理により、会議情報111に、会議に対応付けて、拡張アクセスポイントIDとしてアクセスポイント20のIDを削除する。なお、会議管理部12による情報端末30、アクセスポイント20の削除処理の詳細は後述する。
会議管理部12は、通信部15を介してアクセスポイント20から情報端末ID及びアクセスポイントIDを含む切断通知を受信した場合、または定期的に、移動要求の通知処理を行う。
会議管理部12は、移動要求の通知処理により、会議に参加している情報端末30のうち、基本アクセスポイントの通信範囲に存在する情報端末30の数と、拡張アクセスポイントの通信範囲に存在する情報端末30の数を取得する。そして、取得した数の値に応じて、拡張アクセスポイントの通信範囲に存在する情報端末30に、基本アクセスポイントの通信範囲への移動を促すメッセージを通知する。なお、会議管理部12による移動要求の通知処理の詳細は後述する。
会議データ配信部13は、会議の基本アクセスポイントまたは拡張アクセスポイントとして登録されているアクセスポイント20から、情報端末30の接続通知を受信すると、会議情報111を参照し、当該情報端末30が、当該アクセスポイント20に対応付けられた会議に既に参加しているか判断する。そして、会議に未参加であれば、当該情報端末30に、当該会議に対応付けられた会議データを送信する。なお、この際に送信される会議データには、情報端末30のユーザが、当該会議へ参加するか否かを判断するための情報が含まれる。
会議データ配信部13は、会議情報111を参照し、例えば情報端末30からの要求を受けた際や、会議データが変更された際に、会議に参加している情報端末30に、当該会議の会議データを配信する。
通信部15は、アクセスポイント20等との通信を行う。
アクセスポイント20は、近距離無線通信部21、通信部22、制御部23を有する。これら各部は、アクセスポイント20にインストールされた1以上のプログラムが、アクセスポイント20のプロセッサ201に実行させる処理により実現される。
近距離無線通信部21は、近距離無線I/F204を制御し、情報端末30が近距離無線通信の可能な圏内に入ると、BLE、NFC、無線LAN等の近距離無線通信を接続する。
通信部22は、通信I/F205を制御し、情報処理装置10との通信を行う。
制御部23は、近距離無線通信部21により、情報端末30が近距離無線通信の可能な通信範囲に入ったこと、及び通信範囲から出たことを検知すると、情報処理装置10に、情報端末ID及びアクセスポイントIDを含む、接続通知、及び切断通知を通知する。
情報端末30は、近距離無線通信部31、制御部32を有する。これら各部は、情報端末30にインストールされた1以上のプログラムが、情報端末30のCPU301に実行させる処理により実現される。
近距離無線通信部31は、近距離無線I/F305を制御し、アクセスポイント20の通信範囲に入ると、BLE、NFC、無線LAN等の近距離無線を用いて、アクセスポイント20との近距離無線通信を行う。
制御部33は、情報処理装置10から受信した会議データを、表示装置307に表示する。
制御部33は、入力装置306にてユーザから会議参加の操作を受け付けた際、情報端末IDを含む参加通知を送信する。
次に、図9を参照し、情報端末30を所持するユーザが、会議に参加するため、会議の基本アクセスポイントとして登録されているアクセスポイント20−1と、会議に対応付けられていないアクセスポイント20−2の通信範囲が重なる領域に移動した際の会議システム1の動作について説明する。図9は、会議領域を拡張する際のシーケンスの一例を示す図である。
情報端末30は、アクセスポイント20−1との間で近距離無線通信を接続する(ステップS101−1)。アクセスポイント20−1は、情報処理装置10に、情報端末30と接続したことを通知する(ステップS102−1)。
情報端末30は、アクセスポイント20−2との間で近距離無線通信を接続する(ステップS101−2)。アクセスポイント20−2は、情報処理装置10に、情報端末30と接続したことを通知する(ステップS102−2)。なお、ステップS101−1とステップS101−2は、どちらが先に行われてもよい。
情報処理装置10は、アクセスポイント20−1を介して、情報端末30に、会議へ参加するか否かを判断するための会議データを送信する(ステップS103)。情報端末30は、受信した会議データを表示する(ステップS104)。
情報端末30は、ユーザから、会議参加の操作を受け付けると、アクセスポイント20−1を介して、情報処理装置10に、参加通知を送信する(ステップS105)。情報処理装置10は、後述する情報端末30の追加処理を行うことにより、会議情報111に、会議に対応付けて情報端末30を登録する(ステップS106)。なお、ステップS101−1で、情報処理装置10が、アクセスポイント20−1から、情報端末30と接続したことを通知された際に、情報処理装置10が自動で会議に対応付けて情報端末30を登録する構成としてもよい。それにより、ユーザによる会議参加の操作が不要となる。
情報処理装置10は、後述するアクセスポイント20の追加処理を行うことにより、会議情報111に、会議に対応付けて、拡張アクセスポイントとして、アクセスポイント20−2を追加する(ステップS107)。
アクセスポイント20−2が拡張アクセスポイントとして登録されている間に、アクセスポイント20−2に接続した情報端末30は、情報処理装置10の会議データ配信部13から、会議データの配信を受けられるようになり、会議への参加が可能となる。
次に、図10を参照し、情報端末30を所持するユーザが、会議の基本アクセスポイントとして登録されているアクセスポイント20−1の通信範囲に移動し、会議に参加した後、会議に対応付けられていないアクセスポイント20−2の通信範囲に移動した場合の会議システム1の動作について説明する。図10は、会議領域を拡張する際のシーケンスの他の一例を示す図である。
ステップS201〜ステップS206は、情報端末30がアクセスポイント20−1と接続し、ユーザからの会議参加の操作により、会議情報111に情報端末30が登録される処理である。ステップS201〜ステップS206は、図9のステップS101−1〜ステップS106の処理とそれぞれ同様であるため、その詳細な説明は省略する。
会議に対応付けられていないアクセスポイント20−2の通信範囲に移動する際、アクセスポイント20−1の通信範囲から出た場合は、情報端末30とアクセスポイント20−1との間の近距離無線通信を切断する(ステップS207)。アクセスポイント20−1は、情報処理装置10に、情報端末30と切断したことを通知する(ステップS208)。情報端末30を所持するユーザが、アクセスポイント20−2の通信範囲に移動すると、情報端末30は、アクセスポイント20−2との間で近距離無線通信を接続する(ステップS209)。アクセスポイント20−2は、情報処理装置10に、情報端末30と接続したことを通知する(ステップS210)。
情報処理装置10は、後述するアクセスポイント20の追加処理を行うことにより、会議情報111に、当該会議IDに対応付けて、拡張アクセスポイントとして、アクセスポイント20−2を登録する(ステップS211)。
なお、アクセスポイント20−1と切断する前にアクセスポイント20−2と接続した場合は、ステップS209、ステップS210の処理が、ステップS207、ステップS208の処理よりも先に行われる。
会議に参加した情報端末30が、基本アクセスポイントであるアクセスポイント20−1の通信範囲と、会議に対応付けられていないアクセスポイント20−2の通信範囲が重なる領域に移動した場合は、ステップS207、ステップS208の、アクセスポイント20−1との無線通信の切断およびその通知は行われない。
図10のシーケンスにより、同時に複数のアクセスポイント20と接続する機能を有しない情報端末30も使用することも可能となる。
次に、図11を参照し、情報端末30を所持するユーザが、会議から退出するため、拡張アクセスポイントの通信範囲から出た後、基本アクセスポイントの通信範囲から出た際の会議システム1の動作について説明する。図11は、会議領域を縮小する際のシーケンスの一例を示す図である。
情報端末30を所持するユーザが、アクセスポイント20−2の通信範囲外に移動すると、情報端末30とアクセスポイント20−2との間の近距離無線通信が切断する(ステップS301)。アクセスポイント20−2は、情報処理装置10に、情報端末30と切断したことを通知する(ステップS302)。
情報処理装置10は、後述するアクセスポイント20の削除処理を行うことにより、会議情報111から、会議の拡張アクセスポイントとして登録されているアクセスポイント20−2を削除する(ステップS303)。
情報端末30を所持するユーザが、アクセスポイント20−1の通信範囲外に移動すると、情報端末30とアクセスポイント20−1との間の近距離無線通信が切断する(ステップS304)。アクセスポイント20−1は、情報処理装置10に、情報端末30と切断したことを通知する(ステップS305)。
情報処理装置10は、後述する情報端末30の削除処理を行うことにより、会議情報111から、会議に対応付けられた情報端末30を削除する(ステップS306)。
次に、図12を参照し、情報端末30を所持するユーザが、会議から退出するため、基本アクセスポイントの通信範囲から出た後、拡張アクセスポイントの通信範囲から出た際の会議システム1の動作について説明する。図12は、会議領域を縮小する際のシーケンスの他の一例を示す図である。
情報端末30を所持するユーザが、基本アクセスポイントであるアクセスポイント20−1の通信範囲外に移動すると、情報端末30とアクセスポイント20−1との間の近距離無線通信が切断する(ステップS401)。アクセスポイント20−1は、情報処理装置10に、情報端末30と切断したことを通知する(ステップS402)。
情報端末30を所持するユーザが、拡張アクセスポイントであるアクセスポイント20−2の通信範囲外に移動すると、情報端末30とアクセスポイント20−2との間の近距離無線通信が切断する(ステップS403)。アクセスポイント20−2は、情報処理装置10に、情報端末30と切断したことを通知する(ステップS404)。
情報処理装置10は、後述する情報端末30の削除処理を行うことにより、会議情報111から、会議の拡張アクセスポイントとして登録されているアクセスポイント20−2を削除する(ステップS405)。
情報処理装置10は、後述するアクセスポイント20の削除処理を行うことにより、会議情報111から、会議に対応付けられた情報端末30を削除する(ステップS406)。
次に、図13を参照し、実施形態に係る情報処理装置10が、アクセスポイント20から情報端末30との接続を通知された際の、会議管理部12による情報端末30、アクセスポイント20の追加処理の詳細について説明する。図13は、会議管理部12による情報端末30、アクセスポイント20の追加処理のフローチャートである。
アクセスポイント20から、アクセスポイントID及び情報端末IDを含む接続通知を受信する(ステップS501)。
会議情報111を参照し、現在時刻が会議開催時間に含まれ、受信したアクセスポイントIDが、基本アクセスポイントIDまたは拡張アクセスポイントIDと一致する会議が登録されているか判断する(ステップS502)。
受信したアクセスポイントIDが含まれる会議が登録されていれば(ステップS502でYES)、会議情報111を参照し、受信した情報端末IDが、当該会議に対応付けて会議参加情報端末IDの項目に登録されているか判断する(ステップS503)。登録されている場合(ステップS503でYES)、処理を終了する。登録されていない場合(ステップS503でNO)、会議データを情報端末30に送信する(ステップS504)。
情報端末30から、アクセスポイントID、情報端末ID、及びユーザIDを含む会議への参加通知を受信したか判断し(ステップS505)、参加通知を受信しなければ(ステップS505でNO)、処理を終了する。
参加通知を受信すると(ステップS505でYES)、会議情報111に、当該会議に対応付けて会議参加情報端末ID、及びユーザIDを登録する(ステップS506)。なお、情報端末30から参加通知を受信しない場合は、処理を終了する。
そして、在圏情報112を参照し、当該情報端末30が在圏している他のアクセスポイント20があるか判断する(ステップS507)。
当該情報端末30が在圏している他のアクセスポイント20がなければ(ステップS507でNO)、処理を終了する。
当該情報端末30が在圏している他のアクセスポイント20があれば(ステップS507でYES)、会議情報111に、当該他のアクセスポイント20のIDを、拡張アクセスポイントIDの項目に登録する(ステップS508)。
受信したアクセスポイントIDが含まれる会議が登録されていなければ(ステップS502でNO)、会議情報111を参照し、現在時刻が会議開催時間に含まれ、受信した情報端末IDが会議参加情報端末IDの項目に含まれる会議があるか判断する(ステップS509)。
受信した情報端末IDが含まれる会議がなければ(ステップS509でNO)、処理を終了する。
受信した情報端末IDが含まれる会議があれば(ステップS509でYES)、会議情報111に、受信したアクセスポイントIDを、拡張アクセスポイントIDの項目に登録する(ステップS510)。
情報端末30が、会議の基本アクセスポイントとして登録されているアクセスポイント20−1と、会議に対応付けられていないアクセスポイント20−2の通信範囲が重なる領域に移動した場合は、ステップS508が実行される。情報端末30が、アクセスポイント20−1にて会議に参加した後、会議に対応付けられていないアクセスポイント20−2の通信範囲に移動した場合は、ステップS510が実行される。
ステップS508またはステップS510が実行された場合、アクセスポイント20が拡張アクセスポイントとして登録される。それにより、それ以降、当該会議の会議開催時間中に、他の情報端末30が、当該アクセスポイント20と近距離無線通信を接続した場合、情報処理装置10から他の情報端末30に、当該会議の会議データが送信される。また、情報端末30は、当該アクセスポイント20を介して、当該会議に対応付けられたコンテンツの配信を受けられるようになる。
次に、図14を参照し、実施形態に係る情報処理装置10が、アクセスポイント20から情報端末30との切断を通知された際の、会議管理部12による情報端末30、アクセスポイント20の削除処理の詳細について説明する。図14は、会議管理部12による情報端末30、アクセスポイント20の削除処理のフローチャートである。
アクセスポイント20から、アクセスポイントID及び情報端末IDを含む切断通知を受信する(ステップS601)。
会議情報111を参照し、現在時刻が会議開催時間に含まれ、受信したアクセスポイントIDが、基本アクセスポイントIDまたは拡張アクセスポイントIDの項目に含まれる会議が登録されているか判断する(ステップS602)。
受信したアクセスポイントIDが含まれる会議が登録されていなければ(ステップS602でNO)、処理を終了する。
受信したアクセスポイントIDが含まれる会議が登録されていれば(ステップS602でYES)、会議情報111を参照し、受信した情報端末IDが、当該会議に対応付けて会議参加情報端末IDの項目に登録されているか判断する(ステップS603)。
登録されていない場合(ステップS603でNO)、処理を終了する。
登録されている場合(ステップS603でYES)、当該会議に対応付けられた、基本アクセスポイントID及び拡張アクセスポイントIDを全て取得する(ステップS604)。在圏情報112を参照し、当該情報端末IDが、当該会議に対応付けられた基本アクセスポイントIDまたは拡張アクセスポイントIDのいずれかに対応付けて登録されているか判断する(ステップS605)。
登録されていれば(ステップS605でYES)、処理を終了する。
登録されていなければ(ステップS605でNO)、情報端末30が他のアクセスポイント20の通信範囲へ移動する場合のために、所定時間が経過するまで待機する。すなわち、所定時間が経過したかを判断し(ステップS606)、所定時間が経過していなければ(ステップS606でNO)、ステップS605の処理を繰り返す。所定時間が経過すれば(ステップS606でYES)、会議情報111から、情報端末30が当該会議から退出したと判断し、当該会議に対応付けられた会議参加情報端末IDを削除する(ステップS607)。
在圏情報112を参照し、当該会議の拡張アクセスポイントIDに対応付けられた他の情報端末IDのうち、会議に参加している情報端末IDがあるか判断する(ステップS608)。あれば(ステップS608でYES)、処理を終了する。なければ(ステップS608でNO)、当該拡張アクセスポイントIDを削除する(ステップS609)。
なお、情報端末30が、同時に複数のアクセスポイント20と接続する機能を有する場合等は、ステップS606の所定時間が経過するまで待機する処理を行わない構成としてもよい。その場合、図9のシーケンスのように、会議の基本アクセスポイントとして登録されているアクセスポイント20−1と、会議に対応付けられていないアクセスポイント20−2の通信範囲が重なる領域に情報端末30が移動した場合に、アクセスポイント20−2が拡張アクセスポイントとして追加される。
次に、図15を参照し、実施形態に係る情報処理装置10が、アクセスポイント20から情報端末30との切断を通知された際の、会議管理部12による移動要求の通知処理の詳細について説明する。図15は、会議管理部12による移動要求の通知処理のフローチャートである。
アクセスポイント20から、アクセスポイントID及び情報端末IDを含む切断通知を受信する(ステップS701)。
会議情報111を参照し、現在時刻が会議開催時間に含まれ、受信したアクセスポイントIDが、基本アクセスポイントIDの項目に含まれる会議が登録されているか判断する(ステップS702)。
会議が登録されていなければ(ステップS702でNO)、処理を終了する。
会議が登録されていれば(ステップS702でYES)、在圏情報112を参照し、会議の基本アクセスポイントIDに設定されている全てのアクセスポイント20の標準収容数の合計値を算出する(ステップS703)。
会議の基本アクセスポイントIDに設定されているアクセスポイント20に接続している情報端末30のうち、当該会議に参加している情報端末30の数の合計値を算出する(ステップS704)。
ステップS703で算出した標準収容数の合計値と、ステップS704で算出した情報端末30の数の合計値との差である、空き収容数を算出する(ステップS705)。
在圏情報112を参照し、会議の拡張アクセスポイントIDに追加されているアクセスポイント20に接続し、基本アクセスポイントIDのアクセスポイント20に接続していない情報端末30のうち、当該会議に参加している情報端末30の情報端末IDの数の合計値である、拡張領域収容数を算出する(ステップS706)。
空き収容数が、拡張領域収容数以上であるか判断し(ステップS707)、拡張領域収容数以上でなければ(ステップS707でNO)、処理を終了する。拡張領域収容数以上であれば(ステップS707でYES)、在圏情報112を参照し、会議の拡張アクセスポイントIDに追加されているアクセスポイント20に接続し、かつ基本アクセスポイントIDのアクセスポイント20に接続していない情報端末30に、移動要求を通知する(ステップS708)。
なお、情報処理装置10は、定期的に、現在開催されている各会議について、ステップS703以降の処理を行い、移動要求を通知する構成としてもよい。
例えば、図7、図8の例では、会議IDが001の会議の場合、ステップS703にて、会議の基本アクセスポイントIDに設定されているアクセスポイント20−1、20−2の標準収容数の合計値は4+4=8である。
ステップS704にて、会議の基本アクセスポイントIDに設定されているアクセスポイント20−1、20−2に接続している情報端末30A、30B、30C、30Dである。そのうち、当該会議に参加している(会議情報111に、当該会議に対応付けて、会議参加情報端末IDに登録されている)情報端末30の数の合計値は4である。
ステップS705にて、空き収容数は、8−4=4である。
ステップS706にて、会議の拡張アクセスポイントIDに追加されているアクセスポイント20に接続し、基本アクセスポイントIDのアクセスポイント20に接続していない情報端末30は、情報端末30E、30Fである。そのうち、当該会議に参加している情報端末30の情報端末IDの数の合計値である、拡張領域収容数は2である。
ステップS707にて、空き収容数は4、拡張領域収容数は2であり、空き収容数が拡張領域収容数以上であるため、拡張領域のアクセスポイント20を用いて会議に参加している情報端末30E、30Fに、移動要求を通知する。
次に、図16を参照し、会議の基本アクセスポイントまたは拡張アクセスポイントとして登録されているアクセスポイント20と接続した際に、情報端末30に表示される会議データの表示画面の例を説明する。図16は、情報端末30における会議データの表示例を示す図である。
図16(A)の例では、会議名、会議開催時間(日時)、会議場所、参加者、アジェンダから抽出された討議内容を表示する。また、会議に参加するためのボタン311が存在し、ボタン311を押下することで、会議への参加が許可され、配布資料等の参照が可能となる。なお、参加を拒否するためのボタン312を押下した場合や、当該アクセスポイント20の通信範囲外に移動し、近距離無線通信が切断されると、この画面を閉じる構成としてもよい。
図16(B)の例では、アジェンダから抽出された討議項目やタイムスケジュールを表示する。会議中に、アジェンダの討議項目の進行状況が更新されれば、その内容も表示画面に反映される構成としてもよい。
図16(C)の例では、トピックから抽出された討議項目の結果やアクションアイテムを表示する。会議中に、トピックの討議項目の結果やアクションアイテムが更新されれば、その内容も表示画面に反映される構成としてもよい。
次に、図17を参照し、情報処理装置10から移動要求を通知された際に、情報端末30に表示される表示画面の例を説明する。図17は、情報端末30における移動要求通知の表示例を示す図である。
図17の例では、会議名、会議場所、拡張アクセスポイント、拡張された領域からの移動を促すメッセージを表示する。なお、情報端末30が、会議の拡張アクセスポイントとして登録されているアクセスポイント20の通信範囲外に移動し、近距離無線通信が切断されると、この画面を閉じる構成としてもよい。
<変形例>
会議管理部12は、基本アクセスポイントから、情報端末30−1の切断通知を受信した際(基本アクセスポイントの通信範囲に情報端末30−1が存在しなくなった際)、在圏情報112を参照し、情報端末30−1が他の基本アクセスポイントに接続していない場合、次のような処理を行う構成としてもよい。会議管理部12は、情報端末30−1が拡張アクセスポイントであるアクセスポイント20−2に接続しており、かつ、当該会議に参加している他の情報端末30が拡張アクセスポイント及び基本アクセスポイントの両方に接続しているかという条件を満たすか判断する。当該条件を満たす場合は、会議情報111から、当該会議に対応付けられた情報端末30−1及びアクセスポイント20−2を削除しない。当該条件を満たさない場合は、会議情報111から、当該会議に対応付けられた情報端末30−1及びアクセスポイント20−2を削除する。それにより、例えば、本来予定されている領域が混雑したため、情報端末30−1のユーザが基本アクセスポイントであるアクセスポイント20−1の通信範囲外に移動した場合でも、アクセスポイント20−1の通信範囲とアクセスポイント20−2の通信範囲が重なる領域に、当該会議に参加している他の情報端末30が存在すれば、アクセスポイント20−2を用いて会議に参加できる。また、当該他の情報端末30が存在しない場合は、情報端末30−1のユーザが会議を離脱したと判断できる。
なお、上述した実施形態におけるシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。例えば、情報処理装置10は、複数台の装置により構成してもよい。
また、上述した実施例ではアクセスポイント20から情報端末IDが会議に対応付けられているか等の判断を行った(例えば図13等)が、これに限らず、例えば情報端末から送信されるユーザIDが会議に対応付けられているか等のようにユーザIDに基づく判断を行うように構成してもよい。
また、上述の実施例では、会議データの配信先として基本アクセスポイント及び拡張アクセスポイントを活用することを記載したが、これに限らず、例えば互いに関連付けられたアクセスポイント間で通信が可能とするような構成としてもよい。例えば、図7に記載されたようにアクセスポイント20−1、アクセスポイント20−2、及びアクセスポイント20−3が対応付けられている場合、各アクセスポイントに接続された情報端末、あるいは電子機器(複合機や印刷機、投影装置、表示装置、スピーカ、マイク等)同士が互いに通信できるようにしても良い。他方、例えば関連付けられていないアクセスポイント20−5に接続された情報端末や電子機器とは通信できないように構成してもよい。
このような構成とすることで、ある会議内でのデータ送受信を会議の領域として規定された通信範囲内に限定することができるため、会議内で扱われるデータのセキュリティの向上を図ることができる。
1 会議システム
10 情報処理装置
11 記憶部
111 会議情報
112 在圏情報
12 会議管理部
13 会議データ配信部
14 在圏管理部
15 通信部
20 アクセスポイント
21 近距離無線通信部
22 通信部
23 制御部
30 情報端末
31 近距離無線通信部
32 制御部
特開2012−181597号公報

Claims (11)

  1. 第1の通信装置、第2の通信装置、及び情報処理装置を含み、
    前記第1の通信装置、及び前記第2の通信装置は、
    情報端末と近距離無線通信を行う近距離無線通信部と、
    前記近距離無線通信の通信範囲に存在する情報端末を、前記情報処理装置に通知する通信部と、をそれぞれ備え、
    前記情報処理装置は、
    会議の領域を管理し、前記会議の領域を通信範囲とする前記第1の通信装置を介して、前記情報端末から前記会議に参加する旨を通知され、かつ、前記第2の通信装置から、前記情報端末が通信範囲に存在する旨を通知された場合、前記会議の領域を、前記第2の通信装置の通信範囲を含む領域に拡張する管理部と、
    を備える会議システム。
  2. 前記管理部は、前記会議の領域及び会議データを管理し、
    前記情報処理装置は、前記会議の領域に存在する前記情報端末に前記会議データを送信するデータ配信部を備える、
    請求項1記載の会議システム。
  3. 前記管理部は、
    会議に対応付けて、前記第1の通信装置及び会議データを管理し、前記第1の通信装置を介して前記情報端末から前記会議に参加する旨を通知されると、前記会議に対応付けて前記情報端末を管理し、前記第2の通信装置から前記情報端末が通信範囲に存在する旨を通知されると、前記会議に対応付けて前記第2の通信装置を管理し、
    前記データ配信部は、
    前記会議に対応付けられた前記第1の通信装置または前記第2の通信装置を介して、前記情報端末に、前記会議データを送信する、
    請求項2記載の会議システム。
  4. 前記データ配信部は、
    前記拡張された前記会議の領域に存在する他の情報端末に、前記会議データを送信する、
    請求項2または3に記載の会議システム。
  5. 前記会議データは、前記会議のアジェンダ、配布資料、議事録、トピック、または進行状況を含む、
    請求項2乃至4のいずれか一項に記載の会議システム。
  6. 前記管理部は、前記第2の通信装置の通信範囲に、前記情報端末が存在しなくなった場合に、前記会議の領域を、前記第1の通信装置の通信範囲に縮小する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の会議システム。
  7. 前記管理部は、前記第1の通信装置の通信範囲に、前記情報端末が存在しなくなった場合に、前記会議の領域を、前記第1の通信装置の通信範囲に縮小する、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の会議システム。
  8. 前記管理部は、前記第1の通信装置の通信範囲に、前記情報端末が存在しなくなった場合に、前記第1の通信装置の通信範囲及び前記第2の通信装置の通信範囲が重なる領域に、前記会議に参加している他の情報端末が存在するか判断し、存在しない場合は、前記会議の領域を、前記第1の通信装置の通信範囲に縮小する、
    請求項1乃至6いずれか一項に記載の会議システム。
  9. 前記管理部は、前記会議に参加している情報端末のうち、前記第1の通信装置の通信範囲に存在する情報端末の数と、前記第2の通信装置の通信範囲に存在する情報端末の数とに応じて、前記第2の通信装置の通信範囲に存在する情報端末に、前記第1の通信装置の通信範囲への移動を促すメッセージを通知する、
    請求項1乃至8のいずれか一項に記載の会議システム。
  10. 1以上の情報処理装置を含む会議システムであって、
    会議の領域を管理し、当該会議システムと接続され前記会議の領域を通信範囲とする第1の通信装置を介して、情報端末から前記会議に参加する旨を通知され、かつ当該会議システムと接続される第2の通信装置から、前記情報端末が通信範囲に存在する旨を通知された場合、前記会議の領域を、前記第2の通信装置の通信範囲を含む領域に拡張する管理部と、
    を備える会議システム。
  11. 情報処理装置に、以下の処理を行わせるプログラムであって、
    会議の領域を管理し、前記情報処理装置と接続され前記会議の領域を通信範囲とする第1の通信装置を介して、情報端末から前記会議に参加する旨を通知され、かつ前記情報処理装置と接続される第2の通信装置から、前記情報端末が通信範囲に存在する旨を通知された場合、前記会議の領域を、前記第2の通信装置の通信範囲を含む領域に拡張する処理と、
    を実行させるプログラム。
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