JP2017032725A - カラオケシステム - Google Patents

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【課題】歌唱者の歌唱映像を録画する機能を備えるカラオケシステムにおいて、歌唱者のライブ的な歌唱感覚を反映させ、視聴者に違和感のない録画映像を提供する。【解決手段】複数の楽曲データ、歌唱者が装着するヘッドマウントディスプレイに表示される実際のライブステージ上からのステージ視点映像及び当該ステージ上の光景を観客席から眺望した観客席視点映像を記憶しておき、歌唱映像生成手段33において歌唱者がカラオケ演奏に合わせて歌唱する姿態を撮像部が撮影して記録歌唱映像として記録し、歌唱映像編集手段34において歌唱後に記録歌唱映像を読み出し、当該記録歌唱映像に観客席視点映像を組み込んで編集する。【選択図】図3

Description

本発明は、歌唱者の歌唱映像を録画する機能を備えるカラオケシステムに関する。
特にカラオケルームやナイト店など複数の利用客が利用するカラオケ装置には、場を盛り上げるためのエンターテインメント性が求められ、そのニーズに応えるための技術が種々提案されている。カラオケ演奏と共にディスプレイ等に背景映像を表示する技術もその一つであり、特に、近年では記憶装置の大容量化に伴い、楽曲それぞれに対応した背景映像を制作、記憶することも可能になっている。例えば、楽曲を歌唱するアーティストのライブ映像を収録しておき、歌唱者(カラオケルームの利用客)が当該楽曲を歌唱する際に背景映像として再生するというサービスがあり、歌唱者はライブの臨場感を味わいながら気持ちよく歌唱することができる。一方で、歌唱者の歌唱を録画するサービスも一般化し、より利用者へのサービス向上を図るために歌唱者のライブ的な歌唱感覚を反映させた録画を提供することも望まれる。
従来、カラオケ装置の利用者へのサービス機能の一つとして、例えば、ヘッドマウントディスプレイ(以下、「HDM」と称する)をカラオケ装置と接続して歌詞を表示させることにより、歌唱者の位置の自由度を高めるとともに、障害物などにより歌詞が見えなくなってしまうという問題を解消する技術が知られている(特許文献1)。これに加えて、HMD及びステレオヘッドホンにより全方位の映像及び音響を再現することができる技術も知られている(特許文献2)。
一方、カラオケルームで提供されている他のサービスとして、歌唱映像を録画するサービスが普及している。例えば、歌唱者の歌唱を録画してサーバにアップロードし、閲覧可能に公開する技術も知られている(特許文献3)。
特開2001−022362号公報 特開2002−171460号公報 特開2011−059619号公報 特開2012−008451号公報 特開2014−085796号公報
ところで、上記特許文献1〜3に記載されているような従来技術を用いることにより、歌唱者が歌唱する際にアーティスト視線のライブ映像をHMDに表示し、さらにその歌唱者の姿態を歌唱映像として録画することができるが、歌唱時にはHMD表示によりライブの臨場感を味わえたにもかかわらず、録画して閲覧できる歌唱映像は単にカラオケルームで歌唱している映像であり、せっかく得られた満足感を再現することができないという問題がある。
一方、特許文献4などには、カラオケルームにおける歌唱映像を他の背景映像と合成する技術が開示されており、ステージ画像を背景映像とし、そこに歌唱映像を嵌めこむことが考えられるが、歌唱時に歌唱者のHMDに表示させた映像と無関係なステージ画像に歌唱映像を嵌め込んでも、体裁は良くなっても観客の反応が楽曲の進行と連動しないなど、結局は興趣を欠いてしまうという問題があると共に、歌唱者がHMDを装着しながら歌唱している映像であるため、視聴者に違和感を与えるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、歌唱者のライブ的な歌唱感覚を反映させ、視聴者に違和感のない録画映像を提供するカラオケシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、歌唱者の歌唱している映像を提供するカラオケシステムであって、カラオケ演奏のための複数の楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、カラオケ演奏に合わせて歌唱する歌唱者が装着するヘッドマウントディスプレイに表示される映像であり、実際のライブステージ上で楽曲が歌唱された際の眺望に基づくステージ視点映像を、前記楽曲の楽曲データと紐付けられて記憶されるステージ視点映像記憶手段と、ステージ視点映像と同一の時間及び空間を共有する映像であり、前記ステージ上の光景を観客席から眺望した観客席視点映像を、前記ステージ視点映像と紐付けられて記憶される観客席視点映像記憶手段と、少なくとも、カラオケ演奏に合わせて前記ステージ視点映像を前記ヘッドマウントディスプレイに表示させる映像表示制御手段と、歌唱者がカラオケ演奏に合わせて歌唱する姿態を撮影し、記録歌唱映像として記録する歌唱映像記録手段と、前記歌唱映像記録手段により記録された記録歌唱映像を読み出し、当該記録歌唱映像に前記観客席視点映像を組み込んで編集する歌唱映像編集手段と、を有する構成とする。
請求項2,3の発明では、「歌唱者の顔の画像データを記憶する顔画像データ記憶手段をさらに備え、前記歌唱映像編集手段は、前記記録歌唱映像の歌唱者が装着するヘッドマウントディスプレイを含む画像領域を、少なくとも顔の画像データを用いて補正する」構成とし、
「歌唱者が頭部に装着する装飾品の画像データを記憶する装飾品画像データ記憶手段をさらに備え、前記歌唱映像編集手段は、前記記録歌唱映像の歌唱者が装着するヘッドマウントディスプレイを含む画像領域を、少なくとも装飾品の画像データを用いて補正する」構成とする。
請求項4,5の発明では、「前記楽曲のカラオケ演奏に合わせて歌唱されて予め記憶されていた歌唱者の歌唱映像を取得する歌唱映像取得手段と、前記歌唱映像取得手段により取得した前記楽曲の歌唱映像に基づき当該楽曲の前記ステージ視点映像を編集するステージ視点映像編集手段と、をさらに備え、前記映像表示制御手段は、前記ステージ視点映像編集手段により編集されたステージ視点映像を、カラオケ演奏に合わせて歌唱する歌唱者の装着する前記ヘッドマウントディスプレイに表示する」構成とし、
「前記歌唱映像編集手段は、前記歌唱映像記録手段で記録された記録歌唱映像を読み出し、当該記録歌唱映像に前記歌唱映像取得手段で取得された歌唱映像及び前記観客席視点映像を組み込んで編集する」構成とする。
請求項1の発明によれば、複数の楽曲データ、歌唱者が装着するヘッドマウントディスプレイに表示される実際のライブステージ上からのステージ視点映像、当該ステージ上の構成を観客席から眺望した観客席視点映像を記憶しておき、歌唱者がカラオケ演奏に合わせて歌唱する姿態を撮影して記録歌唱映像として記録し、歌唱後に読み出された記録歌唱映像に観客席視点映像を組み込んで編集する構成とすることにより、歌唱の際にHMDに表示された歌唱ライブの光景が、記録された記録歌唱映像にも観客席からの光景が組み込まれることとなり、記録歌唱映像の再生時にも歌唱時に味わったライブの臨場感を再現することができ、歌唱者のライブ的な歌唱感覚を反映させ、視聴者に違和感のない録画映像を提供することができるものである。
請求項2,3の発明によれば、歌唱者の顔の画像データを記憶しておき、歌唱映像編集手段において記録歌唱映像の歌唱者が装着するヘッドマウントディスプレイを含む画像領域を、少なくとも顔の画像データを用いて補正し、また、記録歌唱映像の歌唱者が頭部に装着する装飾品の画像データを記憶しておき、歌唱映像編集手段において歌唱者が装着するヘッドマウントディスプレイを含む画像領域を、少なくとも装飾品の画像データを用いて補正する構成とすることにより、記録された記録歌唱映像の中のHMDを歌唱者本人の顔画像やサングラスなどの装飾品の画像で置き換えて補正することから、歌唱者がHMDを装着してステージ上で歌唱しているという違和感を解消することができるものである。
請求項4,5の発明によれば、加えて、楽曲のカラオケ演奏に合わせて歌唱された歌唱者の歌唱映像を予め記憶しておき、当該楽曲のカラオケ演奏に際して当該歌唱映像を取得して当該歌唱映像に基づき当該楽曲のステージ視点映像を編集し、当該編集されたステージ視点映像を、カラオケ演奏に合わせて歌唱する歌唱者の装着するヘッドマウントディスプレイに表示し、また、歌唱後に記録歌唱映像を読み出し、当該記録歌唱映像に取得された歌唱映像及び観客席視点映像を組み込んで編集する構成とすることにより、本人、他人に拘わらず複数歌唱に対してHMDへの表示や記録映像を編集させることができるものである。
本発明に係るカラオケシステムにおける第1実施形態のブロック構成図である。 図1のサーバの構成説明図である。 図1の映像表示制御手段、歌唱映像生成手段及び歌唱映像編集手段の各ブロック構成図である。 図1の映像表示制御手段の処理フローチャートである。 図1の歌唱映像生成手段の処理フローチャートである。 図1の歌唱映像編集手段の処理フローチャートである。 本発明に係るカラオケシステムにおける第2実施形態の一部ブロック図である。 本発明に係るカラオケシステムの第2実施形態におけるサーバの構成説明図である。 図7のステージ視点映像編集手段の処理フローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。
図1に本発明に係るカラオケシステムにおける第1実施形態のブロック構成図を示すと共に、図2に図1のサーバの構成説明図を示す。図1において、カラオケ端末11は、主要装置としてのカラオケ本体12に、有線又は無線で外部接続されるものとして、表示部13、ミキシングアンプ14、マイク15、スピーカ16、遠隔入出力装置17、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)18及び撮像手段としての撮像部19が接続されることで構成される。
上記表示部13は、通常の楽曲選曲表示やカラオケ演奏時の歌詞や背景映像等を表示するもので、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、その他種々のディスプレイを採用することができる。上記ミキシングアンプ14は、カラオケ本体12より送られてくる音楽演奏信号に、マイク15から有線又は無線で入力される音声信号をミキシングし、増幅してスピーカ16より出力する。
上記遠隔入出力装置17は、図示しない端末送受信部により、カラオケ本体12に対して有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、少なくともログイン・ログアウト処理手段17A及び楽曲検索手段である選曲楽曲登録手段17Bを適宜備える。
上記ログイン・ログアウト処理手段17Aは、利用者によるログイン操作に応じて当該利用者より利用者名や識別情報である利用者IDを取得してログイン処理を行い、ログアウト操作に応じて利用終了の処理を行うプログラムである。
上記選曲楽曲登録手段17Bは、図示しないリモコン表示部のGUI機能により、楽曲IDや曲名、アーティスト名、歌唱パート情報などのデータからなるテーブルに基づいて利用者が所望する楽曲を検索させ、選曲の際に、歌唱映像を記録するか否かを設定させ(ここでは歌唱映像を記録する設定を行うものとする)、当該選曲された楽曲の楽曲IDを利用者IDに付帯させてカラオケ本体12に送信するプログラムである。送信された楽曲IDは、カラオケ本体12におけるRAM23の予約待ち行列41に登録される。
上記HMD18は、歌唱者が装着するものとして用意され、後述の映像表示制御手段24からの映像(後述する)を表示する液晶ディスプレイ(LCD)であって、装着者に臨場感を視認させる公知のものである。当該HMD18は、ヘッドトラッキング機能が備わっており、例えば正面、右、左、背面などに応じたヘッドトラッキング信号がカラオケ本体12のヘッドトラッキング信号入力手段32に入力される。なお、歌唱者にHMD18と共にヘッドホンを装着させることとしてもよく、当該ヘッドホンへの音響入力は上記ミキシングアンプ14より有線若しくは無線で接続させればよい。
上記撮像部19は、撮像素子を備えたデジタルビデオカメラであり、歌唱者がカラオケ演奏に合わせて歌唱する姿態を撮影し、映像データをカラオケ本体12の歌唱映像生成手段33に出力する。映像データのフォーマット形式は、例えば汎用のビデオカメラで採用されている形式を適用することができ、編集の対象とすることから後述する観客席視点映像のデータと同じフォーマットとすることが好ましい。当該撮像部19と後述の歌唱映像生成手段33により歌唱映像記録手段を構成する。なお、歌唱者の撮影、記録に関しては特許文献3記載の技術を用いることができる。
上記カラオケ本体12は、バス20、中央制御部21、ROM22、RAM23、映像表示制御手段24、再生手段25、音声信号入力手段26、送受信部27A,27B、記憶部28、利用者情報取得手段31、ヘッドトラッキング信号入力手段32、歌唱映像生成手段33及び歌唱映像編集手段34を備える。
上記RAM23には予約待ち行列41、利用者情報42及び記録歌唱映像43の記憶領域が形成される。また、記憶部28には、楽曲データベース(楽曲DB)51、背景映像データベース(背景映像DB)52、視点別映像データベース(視点別映像DB)53及び装飾品画像データ記憶手段である装飾品画像データベース(装飾品画像DB)54が記憶される。上記視点別映像DB53はステージ視点映像記憶手段及び観客席視点映像記憶手段を構成し、ステージ視点映像53A及び観客席視点映像53Bが記憶される(後述する)。
なお、上記各構成について、本発明の要旨と直接関連しない要素部分であっても、従前のカラオケシステムにおいても大部分が適用可能であることを示すために、構成要素の全体を説明する。
上記中央制御部21は、このシステムを統括的に処理制御する物理的なCPUであり、ROM22に記憶されているプログラムに基づくアルゴリズム処理を行う。上記RAM23は、予約待ち行列41、利用者情報42及び記録歌唱映像43の記憶領域が形成される他に、上記種々のプログラムを展開、実行させるための作業領域としての役割をなすもので、例えば半導体メモリで構成され、仮想的にハードディスク上に構築される場合をも含む概念である。
上記映像表示制御手段24は、演奏時に、背景映像DB52より抽出された背景映像及び楽曲DB51より抽出された楽曲の歌詞データに基づく歌詞表示データを表示部13に出力すると共に、HMD18に対してステージ視点映像53A及び上記歌詞表示データを出力するプログラム乃至電子回路である。詳細を図3及び図4で説明する。
上記再生手段25は、カラオケ楽曲に対しては例えばシーケンスプログラム及び音源(シンセサイザ)を備え、楽曲データの音符データに従って音源(シンセサイザ)を駆動して演奏信号としてミキシングアンプ14に出力する。すなわち、中央制御部21の指令に基づきRAM23の予約待ち行列41に登録された楽曲(楽曲ID)の楽曲データを楽曲DB51より抽出して再生する。
上記音声信号入力手段26は、マイク15から入力される音声信号をA/D変換する電子回路であり、A/D変換した音声信号は後述の歌唱映像生成手段33に対して音声信号として供される。
上記送受信部27Aは、遠隔入出力装置17との間で有線方式ないし無線方式(IR方式やブルートゥース(登録商標)機構のピコネット接続方式など)を利用してデータ授受を行うためのもので、そのための電子回路及びプログラムである。上記送受信部27Bは、カラオケ本体12とサーバ62とが通信ネットワーク61を介してデータ授受を行うための物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成されるものである。
上記記憶部28に記憶されている楽曲DB51は、楽曲毎に、音符データ、歌唱歌詞データ(色変え情報を含む)などを格納する。演奏に関して、具体的には、楽曲ID、曲名及びアーティストID(アーチスト名)が関連付けられた楽曲テーブルを有し、楽曲毎に、楽曲IDで管理される所定データ形式のカラオケ楽曲の演奏データ(例えば、MIDI(登録商標)形式の旋律パートの音符ごとの楽譜データ)等で構成される楽曲データ(ファイル)について当該楽曲IDをファイル名としてそれぞれ格納したデータベースである。上記記憶部28に記憶されている背景映像DB52は、楽曲毎に応じた背景映像データについて楽曲IDをファイル名としてそれぞれ格納したデータベースである。ここでの背景映像は、原曲アーティストが歌唱している当該アーティストを含むライブ映像(観客席から観た映像)である。
上記記憶部28に記憶されている視点別映像DB53は、ステージ視点映像53A及び観客席視点映像53Bを備える。当該ステージ視点映像53Aは、カラオケ演奏に合わせて歌唱する歌唱者が装着するHMD18に表示される映像であり、実際のライブステージ上で楽曲が歌唱された際の眺望に基づくステージ視点映像を、楽曲の楽曲データ(楽曲ID)と紐付けられた映像データである。具体的には、所定の楽曲について原曲アーティストがライブ歌唱した際の、アーティスト視線の全周(平面的な全角度)の映像である。なお、全周映像の収録及びHMD18への表示に関しては特許文献2記載の技術を用いることができる。また、HMD18に表示するステージ視点映像53Aの全周映像は必ずしもアーティスト視線の映像に限られず、ステージ上の適正な視点の映像であればよいが、その場合には歌唱するアーティスト本人が映っていないことが望ましい。
上記観客視点映像53Bは、上記ステージ視点映像53Aと同一の時間及び空間を共有する映像であり、実際のライブステージ上の光景を観客席から眺望した観客席視点映像が、当該ステージ視点映像53Aと紐付けられて記憶される。当該観客席視点映像53Bは、背景映像DBに記憶されている当該楽曲の背景映像の原曲アーティストが映っていないだけの同様の映像である。
上記記憶部28に記憶されている装飾品画像DB54は、歌唱者が顔面に身に着ける装飾品や顔面以外に身に着ける服装などの画像であり、例えば、顔面に身に着ける装飾品として所定種類のメガネ、所定種類のサングラスや所定種類の帽子などがある。
上記利用者情報取得手段31は、上記ログイン処理で取得した利用者IDに基づいて後述するサーバ62より年齢、性別等の利用者情報及び利用者顔画像(図2で説明する)を取得して後述のRAM23に当該利用者IDに付帯させて利用者情報42として記憶させるプログラムである。
上記ヘッドトラッキング信号入力手段32は、HMD18を装着した歌唱者の顔の向き角度に応じて当該HMD18より送出されてくるヘッドトラッキング信号を入力し、映像表示制御手段24及び歌唱映像生成手段33に供する電子回路乃至プログラムである。
上記歌唱映像生成手段33は、歌唱者がカラオケ演奏に合わせて歌唱する姿態を撮影した撮像部19の映像を取得して記録歌唱映像として記録するプログラムであり、当該記録歌唱映像はRAM23に記録歌唱映像43として記憶させる。なお、歌唱者の撮影、記録に関しては特許文献3記載の技術を用いることができる。詳細は図3及び図5で説明する。
上記歌唱映像編集手段34は、歌唱映像生成手段33で記録されてRAM23に記憶された記録歌唱映像43を読み出し、当該記録歌唱映像に記憶部28の視点別映像DB53に記憶されている当該楽曲の観客席視点映像53Bを組み込んで、当該観客席視点映像中に当該歌唱者が歌唱している映像に編集するプログラムである。加えて、歌唱映像編集手段34は、歌唱者が装着するHMD18を含む画像領域を予め歌唱者となる利用者より取得しておいた当該利用者に関連する画像を用いて補正するプログラムを備える。
例えば、利用者より顔の全部または一部(ここでは一部とする)の画像データを後述するように記憶しておいて当該画像データを用いて補正する。また、歌唱者が装着するHMD18を含む画像領域を、装飾品の画像データ(装飾品を含む画像データでもよい)を用いて補正する。なお、歌唱者が装着するHMD18を含む画像領域を装飾品に画像データで補正してもよく、また、歌唱者が装着するHMD18を含む画像領域を顔の画像データに補正した後にさらに顔領域を装飾品の画像データで補正してもよい。この実施形態では、後者の補正として詳細を図3及び図6で説明する。
一方、図2(A)において、サーバ62は、インターネットなどの通信ネットワーク61を介して端末としての所定数のカラオケ端末11(11A〜11N)を管理し、当該各カラオケ端末11に対する楽曲データの配信や各種データを送受すると共に、少なくとも何れかのカラオケ端末11からの要求に応じて利用者の顔画像データを送信し、またアップロード歌唱映像を送受信する装置である。
サーバ62は、利用者が任意の楽曲をカラオケ歌唱した際に録画した歌唱映像をダウンロード可能に公開する機能を備えるものであるが、図2(B)に示すように、基本構成として少なくとも制御部71、ネットワーク送受信部72、利用者情報抽出手段73、アップロード映像送受信手段74及び記憶手段としての利用者データベース(利用者DB)75、顔画像記憶手段である利用者顔画像データベース(利用者顔画像DB)76、アップロード歌唱映像データベース(アップロード歌唱映像DB)77を備える。
なお、利用者DB75は従前の構成と同様であり説明を省略する。また、アップロード歌唱映像DB77においても公開用アップロードやダウンロードさせるための処理手段については従前の公開用サーバの構成と同様であり、構成及び説明を省略する。
上記制御部71は、当該サーバ62を統括的に制御する物理的なCPUであり、図示しないROMに格納されているプログラムを実行処理して統括的な処理を行う。上記ネットワーク送受信部72は、各カラオケ端末11(11A〜11N)との通信(データ授受)を行うために、通信ネットワーク61の通信方式と整合性をとるための例えば物理的な通信用回路やプラットフォーム等のソフトウエアにより構成される。
上記利用者情報抽出手段73は、所定のカラオケ端末11より利用者IDに基づいて当該利用者の情報要求があった時に、利用者DB75より上記書誌的な各種情報を抽出し、また、利用者顔画像DB76より当該利用者IDに基づく利用者の顔画像データを抽出して上記利用者情報の一部として対応のカラオケ端末11に送信するプログラムである。
上記アップロード映像送受信手段74は、所定のカラオケ端末11よりアップロード用の歌唱映像の選択、ダウンロード要求があった場合に、アップロード歌唱映像DB77より当該歌唱映像を抽出して対応のカラオケ端末11に送信するプログラムである。
上記利用者顔画像DB76は、図2(C)に示すように、利用者IDに関連付けて当該利用者の顔画像データを予め記憶しておくもので、一例として、当該利用者の右斜め後ろ45度、右、右斜め前45度、正面、左斜め前45度、右、右斜め後ろ45度、背面の各静止画像データであって、例えば頭部の1/5位の部分を顔画像データとして記憶しておくものである。
そこで、図3に図1の映像表示制御手段、歌唱映像生成手段及び歌唱映像編集手段の各ブロック構成図を示すと共に、図4に図3の映像表示制御手段の処理フローチャートを示し、図5に図3の歌唱映像生成手段の処理フローチャートを示し、図6に図3の歌唱映像編集手段の処理フローチャートを示す。
図3(A)において、上記映像表示制御手段24は、歌詞表示制御部81、背景映像表示制御部82及びHMD映像表示制御部83を備える。上記歌詞表示制御部81は、演奏対象の楽曲について楽曲DB51より歌詞データを取得し、演奏に沿って色変え表示を行って歌詞表示データとするプログラムである。上記背景映像表示制御部82は、演奏対象の楽曲の楽曲IDに基づいて背景映像DB52より背景映像(原曲アーティストが歌唱している観客席視点の歌唱映像)を取得し、当該背景映像に歌詞表示制御部81で生成された歌詞表示データを付加して表示部13に背景映像として演奏に沿って出力するプログラムである。
上記HMD映像表示制御部83は、演奏対象の楽曲の楽曲IDに基づいて視点別映像DB53より対象のステージ視点映像53Aを取得し、また、歌唱中にHMD18よりヘッドトラッキング信号を取得し、ステージ視点映像53A中の当該ヘッドトラッキング信号に応じた歌唱者の視点方向の映像部分に上記歌詞表示データを付加してHMD18に演奏に沿って出力するプログラムである。
すなわち、図4に示すように、再生楽曲について、楽曲DB51より歌詞データを取得すると共に、背景映像DB52より背景映像データを取得し、視点別映像DB53よりステージ視点映像53A、HMD18からのヘッドトラッキング信号をヘッドトラッキング信号入力手段32より取得する(ステップ1(S1))。
楽曲が再生されると、歌詞表示制御部81が順次歌詞表示データを生成していき、当該楽曲の再生に同期して、背景映像表示制御部82が背景映像に歌詞表示データを付加して表示部13に出力し、HMD映像表示制御83がステージ視点映像データ53Aに基づいてヘッドトラッキング信号に応じた視点角度のステージ視点映像に歌詞表示データを付加してHMD18に出力する(S2)。例えば、HMD18を装着した歌唱者が正面を向けば観客席が表示され、右を向けばステージ上のベーシストが、左を向けばギタリストが表示される。そして、当該楽曲の再生が終了するまで続けられる(S3)。
図3(B)において、上記歌唱映像生成手段33は、撮像データ入力部91及び歌唱映像同期部92を備える。当該撮像データ入力部91は、撮像部19より例えばカラオケルーム内のステージ上で歌唱している歌唱者を撮像した撮像データを入力するプログラムである。上記歌唱映像同期部92は、撮像部19より入力した撮像データに音声信号入力手段26より取得した歌唱者の歌唱音声信号を同期させると共に、上記ヘッドトラッキング信号を同期させた付帯情報を付帯させた記録歌唱映像を生成してRAM23に記録歌唱映像43として記憶するプログラムである。なお、記録歌唱映像にヘッドトラッキング信号を付帯させるのは、後に歌唱者を観客席視点映像に合成する際に、歌唱に沿って歌唱者の視点方向(顔方向)を特定するためである。
すなわち、図5に示すように、再生楽曲について、撮像部19より撮像データを撮像データ入力部91おいて取得すると共に、歌唱映像同期部92が音声歌唱信号を音声信号入力手段26より取得し、HMD18からのヘッドトラッキング信号をヘッドトラッキング信号入力手段32より取得する(S11)。
歌唱映像同期部92が、取得した撮像データに歌唱音声信号を同期させると共に、取得したヘッドトラッキング信号を同期させて付属情報として順次記録する(S12)。そして、楽曲再生が終了すると(S13)、記録した歌唱映像をRAM23に記録歌唱映像43として記憶するものである(S14)。
図3(C)において、歌唱映像編集手段34は、合成部101、HMD認識部102、顔面角度特定部103、置換部104、両目認識部105及び加工部106を備える。上記合成部101は、RAM23より記録歌唱映像43を取得すると共に、視点別映像DB53より再生対象楽曲の観客席視点映像53Bを取得し、記録歌唱映像43の少なくとも歌唱者以外の領域に観客席視点映像53Bを合成するプログラムである。
上記HMD認識部102は、上記合成した映像中の歌唱者が装着しているHMD18の画像領域を認識するプログラムである。上記顔面角度特定部103は、合成した映像中における歌唱者の顔面角度を記録歌唱映像43に付帯されたヘッドトラッキング信号に基づいて特定するプログラムであり、例えば取得する歌唱者の視点方向(顔の向いた方向)を顔画像データの角度に対応させて特定する。
上記置換部104は、RAM23の利用者情報42中に含まれる顔画像データを読み出し、上記HMD認識部102が認識した歌唱者の頭部に位置するHMD18の画像領域を消去し、顔面角度認識手段103が認識した歌唱者の視点角度対応の顔画像データ及び周囲の背景画像を置き換えて補正するプログラムである。
上記両目認識部105は、上記置換部104で補正した歌唱者の顔画像データ中の両目領域を認識するプログラムである。上記加工部106は、装飾品画像DB54より所望の装飾品画像データを取得し、両目認識部105が認識した両目領域に当該取得した装飾品の画像データを組み込んで補正するプログラムである。なお、歌唱映像編集手段34における処理における合成に関しては特許文献4記載の技術を適用することができ、画像領域の検出や、他のデータへの置換、補正に関しては、特許文献5記載の技術を用いることができるものである。
すなわち、図6に示すように、再生楽曲の終了後に、再生された楽曲について、RAM23より記録歌唱映像43及び歌唱者の利用者情報42における当該歌唱者の顔画像データを取得すると共に、視点別映像DB53より観客席視点映像53Bを取得し、装飾品画像DB54より所望の装飾品画像データ(例えば、サングラスの画像データ)を取得する(S21)。
合成部101において、観客席視点映像53Bに歌唱者の記録歌唱映像43を合成する(S22)。続いて、当該合成映像に基づいて、HMD認識部102がHMD画像領域を検出すると共に、顔面角度特定部103が順次顔面角度を特定し、置換部104が検出したHMD画像領域を消去して歌唱者における特定された顔面角度に応じた顔画像データを組み込み、周囲の背景映像を補正する(S23)。
また、両目認識部105が組み込んだ顔面画像の両目領域を認識し、加工部106が当該両目領域上に取得した装飾品画像データ(例えばサングラスの装飾品画像データ)を付加した歌唱映像を生成する(S24)。そして、当該歌唱映像をアップロード用歌唱映像としてサーバ62に送信する(S25)。サーバ62では、図2(B)に示すアップロード映像送受信部74が受信してアップロード歌唱映像DB77に格納するものである。
このように、歌唱の際にHMD18に表示された歌唱ライブの光景が、記録された記録歌唱映像43にも観客席からの光景が組み込まれることとなり、記録歌唱映像(アップロード歌唱映像)の再生時にも歌唱時に味わったライブの臨場感を再現することができるものである。また、歌唱者のライブ的な歌唱感覚を反映させて記録された記録歌唱映像43の中のHMD18を歌唱者本人の顔画像やサングラスなどの装飾品の画像で置き換えて補正することから、歌唱者がHMD18を装着して仮想ライブステージ上で歌唱しているという違和感を解消することができるものである。
次に、図7に本発明に係るカラオケシステムにおける第2実施形態の一部ブロック図を示すと共に、図8に本発明に係るカラオケシステムの第2実施形態におけるサーバの構成説明図を示す。本発明に係る第2実施形態は、図7(A)に示すように、図1の遠隔入出力装置17に歌唱映像取得手段としてのデュエット対象映像選択取得手段17Cを備えさせたものである。デュエット対象の映像は複数歌唱の一形態である。
上記デュエット対象映像選択取得手段17Cは、楽曲のカラオケ演奏に合わせて歌唱されて予め記憶されていた歌唱者の歌唱映像を取得するものであり、具体的には、利用者により、例えば楽曲選曲に際して、サーバ62の後述するデュエット楽曲アップロード映像抽出手段(78)に対し、アップロード歌唱映像DB77より所望のデュエット対象映像を検索、選択し、サーバ62より対応のデュエット対象映像をダウンロードして図7(B)に示すRAM23にデュエット対象映像44として記憶するプログラムである。なお、デュエット対象映像は、他人によらず以前にアップロードした利用者本人の歌唱映像でもよい(例えば、一人時間差デュエットとなる)。
また、カラオケ本体12では、ステージ視点映像編集手段35を備え、RAM23にデュエットHMD表示映像45の記憶領域が設けられる。当該ステージ視点映像編集手段35は、サーバ62より取得してRAM23に記憶した楽曲のデュエット対象映像44に基づき当該楽曲のステージ視点映像53Aを編集するプログラムであり、具体的には、図7(C)に示すように、ステージ視点映像取得部111、デュエット対象映像取得部112及び合成部113を備える。
上記ステージ視点映像取得部111は、視点別映像DB53より対応楽曲のステージ視点映像53Aを取得するプログラムである。上記デュエット対象映像取得部112は、RAM23より記憶されたデュエット対象映像44を取得するプログラムである。そして、合成部113は、ステージ視点映像53Aにデュエット対象映像44を合成し、デュエットHMD表示映像45として記憶するプログラムである。
一方、図8(A)において、サーバ62には、新たにデュエット楽曲アップロード映像抽出手段78を備える。当該デュエット楽曲アップロード映像抽出手段78は、上述のように所定のカラオケ端末11の利用者よりの要求に応じてアップロード歌唱映像DB77より所望のデュエット対象映像を検索させ、選択されたデュエット対象映像を対応のカラオケ端末に送信するプログラムである。例えば、図8(B)に示すような選択対象のデュエット対象のアップロード映像を抽出し、選択された歌唱映像IDに基づく歌唱映像がアップロード歌唱映像DB77より抽出されて対応のカラオケ端末11に送信される。
そこで、図9に、図7のステージ視点映像編集手段の処理フローチャートを示す。ステージ視点映像編集手段35による処理は、利用者が選曲した楽曲がRAM23の予約待ち行列41に登録された直後でもよく、当該楽曲が再生される直前でもよい。すなわち、図9において、再生される楽曲について、ステージ視点映像取得手段111が視点別映像DB53よりステージ視点映像53Aを取得すると共に、デュエット対象映像取得部112がRAM23よりデュエット対象映像44を読み出して取得する(S31)。
合成部113において、ステージ視点映像53Aにデュエット対象映像44を合成する(S32)。例えば、全周のステージ視点映像において、正面を向けば観客席が表示され、右を向けばステージ上のデュエット相手の歌唱者が、左を向けばギタリストが表示される。なお、デュエット対象の歌唱者の映像は基本的に正面映像であることから右を向いた時の歌唱者も正対したイメージとなってしまうが、例えば、正面以外に左側面映像も撮影すれば解決することができる。
そして、合成映像をデュエットHMD表示映像45としてRAM23に記憶される(S33)。映像表示制御手段24では、編集されたステージ視点映像(デュエットHMD表示映像45)を、カラオケ演奏に合わせて歌唱する歌唱者の装着するHMD18に表示することとなる。
一方、歌唱後は、歌唱映像編集手段34が、RAM23に記憶された記録歌唱映像43を読み出し、当該記録歌唱映像43に歌唱映像取得手段である遠隔入出力装置17のデュエット対象映像選択取得手段17Cで取得されてRAM23に記憶されたデュエット対象映像44及び視点別映像DB53より取得した観客席視点映像53Bを組み込んで編集し、また顔画像データの置き換え、装飾品画像データの加工を行い、アップロード用歌唱映像としてサーバ62に送信するものである。
このように、本人、他人に拘わらず複数歌唱に対してHMD18への表示や記録映像を編集させることができるものである。より具体的には、他の歌唱者の歌唱映像に合わせて歌唱し新たな歌唱映像を作成する「コラボ歌唱映像(特許文献3参照)」についても、ライブの臨場感を味わいながらデュエット歌唱し、再生時にもライブでのデュエット歌唱の臨場感を再現することができるものである。
本発明のカラオケシステムは、カラオケの基本的機能を備えた装置の製造、使用、販売等の産業に利用可能である。
11 カラオケ端末
12 カラオケ本体
13 表示部
17 遠隔入出力装置
18 ヘッドマウントディスプレイ(HMD)
19 撮像部
24 映像表示制御手段
26 音声信号入力手段
28 記憶部
31 利用者情報取得手段
32 ヘッドトラッキング信号入力手段
33 歌唱映像生成手段
34 歌唱映像編集手段
35 ステージ視点映像編集手段
42 利用者情報
43 記録歌唱映像
44 デュエット対象映像
45 デュエット楽曲HMD表示映像
53 視点別映像データベース(視点別映像DB)
54 装飾品画像データベース(装飾品画像DB)
62 サーバ
73 利用者情報抽出手段
74 アップロード映像送受信手段
75 利用者データベース(利用者DB)
76 利用者顔画像データベース(利用者顔画像DB)
77 アップロード歌唱映像データベース(アップロード歌唱映像DB)
78 デュエット楽曲アップロード映像抽出手段
81 歌詞表示制御部
83 HMD映像表示制御部
91 撮像データ入力部
92 歌唱映像同期部
101 合成部
102 HMD認識部
103 顔面角度特定部
104 置換部
105 両目認識部
106 加工部
111 ステージ視点映像取得部
112 デュエット対象映像取得部
113 合成部

Claims (5)

  1. 歌唱者の歌唱している映像を提供するカラオケシステムであって、
    カラオケ演奏のための複数の楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、
    カラオケ演奏に合わせて歌唱する歌唱者が装着するヘッドマウントディスプレイに表示される映像であり、実際のライブステージ上で楽曲が歌唱された際の眺望に基づくステージ視点映像を、前記楽曲の楽曲データと紐付けられて記憶されるステージ視点映像記憶手段と、
    ステージ視点映像と同一の時間及び空間を共有する映像であり、前記ステージ上の光景を観客席から眺望した観客席視点映像を、前記ステージ視点映像と紐付けられて記憶される観客席視点映像記憶手段と、
    少なくとも、カラオケ演奏に合わせて前記ステージ視点映像を前記ヘッドマウントディスプレイに表示させる映像表示制御手段と、
    歌唱者がカラオケ演奏に合わせて歌唱する姿態を撮影し、記録歌唱映像として記録する歌唱映像記録手段と、
    前記歌唱映像記録手段により記録された記録歌唱映像を読み出し、当該記録歌唱映像に前記観客席視点映像を組み込んで編集する歌唱映像編集手段と、
    を有することを特徴とするカラオケシステム。
  2. 請求項1記載のカラオケシステムであって、
    歌唱者の顔の画像データを記憶する顔画像データ記憶手段をさらに備え、
    前記歌唱映像編集手段は、前記記録歌唱映像の歌唱者が装着するヘッドマウントディスプレイを含む画像領域を、少なくとも顔の画像データを用いて補正することを特徴とするカラオケシステム。
  3. 請求項1又は2記載のカラオケシステムであって、
    歌唱者が頭部に装着する装飾品の画像データを記憶する装飾品画像データ記憶手段をさらに備え、
    前記歌唱映像編集手段は、前記記録歌唱映像の歌唱者が装着するヘッドマウントディスプレイを含む画像領域を、少なくとも装飾品の画像データを用いて補正することを特徴とするカラオケシステム。
  4. 請求項1〜3の少なくとも何れかに記載のカラオケシステムであって、
    前記楽曲のカラオケ演奏に合わせて歌唱されて予め記憶されていた歌唱者の歌唱映像を取得する歌唱映像取得手段と、
    前記歌唱映像取得手段により取得した前記楽曲の歌唱映像に基づき当該楽曲の前記ステージ視点映像を編集するステージ視点映像編集手段と、をさらに備え、
    前記映像表示制御手段は、前記ステージ視点映像編集手段により編集されたステージ視点映像を、カラオケ演奏に合わせて歌唱する歌唱者の装着する前記ヘッドマウントディスプレイに表示することを特徴とするカラオケシステム。
  5. 請求項4記載のカラオケシステムであって、
    前記歌唱映像編集手段は、前記歌唱映像記録手段で記録された記録歌唱映像を読み出し、当該記録歌唱映像に前記歌唱映像取得手段で取得された歌唱映像及び前記観客席視点映像を組み込んで編集することを特徴とするカラオケシステム。
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