JP2017030894A - 群管理エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の高い交通需要予測情報に基づいて群管理制御される群管理エレベータ装置を提供する。【解決手段】複数のエレベータ号機と、将来の交通需要を示す交通需要予測情報に基づいて、エレベータ利用者に対して、複数のエレベータ号機から、乗車階に配車する号機を割り当てる群管理制御装置と、を備え、交通需要予測情報は、エレベータ利用者の行動パターンに基づいて作成される。交通需要予測情報がエレベータ利用者の行動パターンに基づいて作成されるので、交通需要予測情報の信頼性を向上し、利用者の待ち時間を短縮することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、複数台の号機を群管理制御する群管理エレベータ装置に関する。
群管理エレベータ装置においては、ホール呼びに対して、複数台の号機から最適な号機が群管理制御装置によって割り当てられ、割り当てられたエレベータ号機の乗りかごが、ホール呼びが作成された階床に配車される。群管理制御装置は、時々刻々と変化するビル利用状況のもとで最適な号機を割り当てるため、交通需要を予測する機能を備える。エレベータの交通需要を予測する技術として、特許文献1および特許文献2に記載の従来技術が知られている。
特許文献1に記載の技術においては、予め定められた周期毎に、エレベータの上昇下降別に各階床の乗降人数を算出し、算出された乗降人数より各階床の滞在人数を算出する。さらに、階床毎に、待ち客発生人数を予測する時点から所定の期間遡る間の乗降人数と、待ち客発生人数を予測する時点における滞在人数とから、上昇下降別に乗り場における待ち客発生数を予測する。
特許文献2に記載の技術においては、個人認証によって取得される個人ID(identification)や個人IDに対応づけられた個人属性に基づいて個人の乗降に係わる個人乗降データを生成し、生成した個人乗降データにより個人の各階床での滞在時間を検出する。さらに、個人乗降データと滞在時間とから、個人がエレベータを利用する利用確率を求め、すべてのエレベータ利用者の利用確率から、エレベータの上昇下降別に各階床における待ち客発生数を予測する。
特開2005−335893号公報 特開2010−6613号公報
しかしながら、上記従来技術では、ビル内の各要所に設置したセンサなどにより、各個人の滞在時間を記録し、乗り場待ち客数を予測しているが、滞在時間のみでは、普段と違う行動を取った場合に、誤ったデータとして活用されてしまう。また、時刻で利用状況を記録した場合、雨の日や電車が遅延した場合などの突発的な変化に対応できない。
そこで、本発明は、信頼性の高い交通需要予測情報に基づいて群管理制御される群管理エレベータ装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明による群管理エレベータ装置は、複数のエレベータ号機と、将来の交通需要を示す交通需要予測情報に基づいて、エレベータ利用者に対して、複数のエレベータ号機から、乗車階に配車する号機を割り当てる群管理制御装置と、を備えるものであって、交通需要予測情報は、エレベータ利用者の行動パターンに基づいて作成される。
本発明によれば、交通需要予測情報がエレベータ利用者の行動パターンに基づいて作成されるので、交通需要予測情報の信頼性を向上することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施例である群管理エレベータ装置の要部を示すブロック構成図である。 ビル館内検出装置の設置例を示す乗り場近傍の平面図である。 行動パターン学習部に格納される利用者の行動パターンテーブルを示す説明図である。 交通需要予測部に取り込む行動パターン学習情報に含まれる乗り場待ち客数推移を示す棒グラフである。 行き先階別乗り場待ち客数情報を示す説明図である。 群管理エレベータ装置における基本処理を示すフローチャートである。 図1に示した交通需要予測部における将来の交通需要予測処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて説明する。各図において、参照番号が同一のものは同一の構成要件あるいは類似の機能を備えた構成要件を示している。
図1は、本発明の一実施例である群管理エレベータ装置の要部を示すブロック構成図である。本実施例の群管理エレベータ装置は、オフィスビルなどの建物内に設置される。
群管理エレベータ装置は、複数台のエレベータの号機1A〜1Nと、各号機1A〜1Nをそれぞれ制御する号機制御装置2A〜2Nと、エレベータ利用者(以下、単に「利用者」と記す)が所持するIDタグなどの個人識別情報媒体から利用者の位置を検出する複数のビル館内検出装置3A〜3Nと、利用者に対して乗車号機情報を報知する報知装置4と、ビル館内検出装置3A〜3Nを用いて収集した利用者毎の行動パターンを用いて近い将来の交通需要予測に使用する情報を作成する利用状況予測装置5と、利用状況予測装置5および号機制御装置2A〜2Nに関連する各種信号を取り込んで各号機1A〜1Nを群管理制御する群管理制御装置6とを備えている。
利用状況予測装置5は、ビル館内検出装置3A〜3Nからの検出信号を取り込んで利用者を特定する個人検出部7と、全利用者の行き先階などの利用情報を管理する利用者情報管理部8と、利用者情報管理部8からの利用情報aと群管理制御装置6からの現在の運行情報bとを用いて利用者情報c(図3の行動パターンテーブルにおける情報参照)を作成する利用者情報作成部9と、利用情報作成部9からの利用者情報cを用いて各利用者別に平均的な行動パターン学習情報dを作成および更新し、かつ行動パターン学習情報dを記憶する行動パターン学習部10と、ビル館内検出装置3A〜3Nからの利用者信号eを個人検出部7および利用者情報管理部8を経由して受信して、行動パターン学習部10から利用者信号eに対応する利用者の過去の行動パターン学習情報dを抽出して出力する行動パターン判定部11と、行動パターン判定部11から取り込んだ行動パターン学習情報dに基づいて、将来の交通需要を予測するための交通需要予測情報gを作成する交通需要予測部12とを有している。
また群管理制御装置6は、行動パターン判定部11から受信した利用者信号fの中に含まれるエレベータの利用が確定した利用者の乗車確定情報を検出する利用者検出部14と、交通需要予測部12からの交通需要予測情報gから制御パラメータを作成する制御パラメータ選択部15と、利用者検出部14からの乗車確定情報と制御パラメータ選択部15からの制御パラメータに基づいて最適な乗車号機を選択する乗車号機選択部16と、各号機の運行情報を決定する運行情報決定部17とを有している。このような構成により、群管理制御装置6は、将来の交通需要を示す交通需要予測情報gに基づいて、利用者に対して、号機1A〜1Nから利用者の乗車階の乗り場に配車する号機を選択して割り当てる。
なお、利用状況予測装置5および群管理制御装置6は、図示しない演算処理装置、例えばマイクロコンピュータを備え、演算処理装置が、所定のプログラムを読み込んで実行することにより各部(7〜16)として機能する。なお、演算処理装置は、複数個でも良いし、1個でも良い。
図2は、上述したビル館内検出装置3A〜3Nの設置例を示す、ロビー階の乗り場近傍の平面図である。
利用者の乗車階であるロビー階には、エレベータ乗降口に至るビルの各出入口18,19,20が設けられており、各出入口18〜20には、利用者がビルの各出入口に達したことを各利用者が所持している個人識別情報媒体から読み取って個人識別情報を検出するビル館内検出装置3A〜3Cがそれぞれ分散配置されている。各出入口18〜20から入った利用者がその後に乗降口へ行く前に通過する乗り場には、同一構成のビル館内検出装置3Dが配置されている。乗り場のビル館内検出装置3Dの手前には、受付を行うために同一構成のビル館内検出装置3E,3Fが配置されている。また、ビル館内検出装置3Dの近傍には、割当てられた号機情報を利用者に通知する報知装置4が配置されている。
またビル館内検出装置3E,3Fの手前にはコンビニ21、自動販売機コーナー22、お手洗い23や喫煙所24などが設置されており、それぞれを利用した各利用者を検出するように同一構成のビル館内検出装置3G,3H,3I,3Jがそれぞれ配置されている。またエレベータ各号機1A〜1Nの乗りかご内にも同一構成のビル館内検出装置3K,3L,3Mがそれぞれ配置され、さらに、エレベータの近傍に併設される階段25にも同一構成のビル館内検出装置3Nが配置されている。
本実施例においては、個人識別情報媒体として、RFID(Radio Frequency Identification)などの無線IDタグが用いられる。IDタグとビル館内検出装置とが無線で通信することにより、IDタグに記録される個人情報が読み取られたり、IDタグを所有する利用者の位置が検出されたりする。
なお、ビル到着検出装置3A〜3Nは、利用者のカメラ画像に基づいて、顔認証など、生体的特徴量を検知する認証手段により、利用者が無線IDタグなどの個人識別媒体を携帯することなく、また意識してビル到着検出装置3A〜3Nに近づくことなく、利用者を検出しても良い。
次に、図1に示した群管理エレベータ装置における要部で実行される処理内容について説明する。
ビル館内検出装置3A〜3Nは、ビル入館者である利用者の検出を行っており、各ビル館内検出装置3A〜3Nが利用者を検出した場合、個人検出部7によって利用者が特定されて利用者情報管理部8に取り込まれる。利用情報作成部9は、利用者情報管理部8からの利用情報aと、群管理制御装置6の運行情報決定部17を介して得た運行情報bとから利用者情報cを作成している。行動パターン学習部10は、利用者情報作成部9から日々取り込んだ利用者情報cを用いて利用者別の行動パターン学習情報dを更新している。この行動パターン学習情報dは、後述する図3に示すような行動パターンテーブルに格納されている。
図3は、行動パターン学習部10に格納される利用者26(図2)の行動パターンテーブルを示す説明図である。
図3の行動パターンテーブルは、格納される情報として、利用者26が検出されたビル館内検出装置3A〜3Nの装置番号27と、利用者26が装置番号27に続いて検出されたビル館内検出装置3A〜3Nの装置番号28と、利用者26が装置番号27のビル館内検出装置から装置番号28のビル館内検出装置で検出されるように移動した行動パターンのときに3分以内に乗り場のビル館内検出装置3Dで検出される確率を示す到着率29と、行動パターン毎の乗り場までの平均到着時間30と、行動パターン毎のエレベータ乗車確率31と、行動パターン毎の平均乗り場待ち客数32と、行動パターン毎の平均待ち時間33と、行動パターン毎の発生頻度34などを有している。
利用者26の一般的な移動経路においては、最初にビル出入口19から入ってビル館内検出装置3Bにより検出され、次に、受付のビル館内検出装置3Eを経て乗り場のビル館内検出装置3Dによって検出され、本移動経路を取る行動パターンの発生頻度34が高い。特に、最初にビル館内検出装置3Bによって検出された後に、ビル館内検出装置3Eで検出される行動パターンの場合(3B→3E)、3分以内に乗り場へ到達する到着率29は「100%」であり、平均到着時間30は「30秒」であり、エレベータ乗車確率は「90%」である。また、同行動パターンでは、平均待ち客数32は「40人」であり、平均待ち時間は「30秒」である。
一方、発生頻度34は低いが、ビル館内検出装置3Bによって検出された後に、コンビニ21に立ち寄ってビル館内検出装置3Gで検出される場合(3B→3G)、3分以内に乗り場へ到達する到着率29は「0%」であり、平均到着時間30は「5分」であり、エレベータ乗車確率は「60%」である。
このようにして、全利用者を対象にして利用者別に行動パターンテーブルが作成され、それぞれ行動パターン学習情報dとして行動パターン学習部10に格納される。また行動パターン学習部10は、日々収集した利用者情報cを取り込んで、行動パターン学習情報dの各項目27〜34を平均化して修正する。また行動パターン学習情報dには、図3においては省略しているが、乗り場階、行き先階、乗り場到着時間、平均乗り場待ち客数32に関連する時間的推移情報や、平均乗り場待ち客数32に関連する行き先階情報などが格納されている。
図4は、交通需要予測部12に取り込む行動パターン学習情報dに含まれる乗り場待ち客数推移を示す棒グラフである。
ある利用者がビル館内検出装置3A〜3Nによって検出され、検出信号が利用状況予測装置5に取り込まれたとき、行動パターン判定部11は、行動パターン学習部10によって格納されている利用者の過去の行動パターン学習情報dを行動パターン学習部10から抽出し、その行動パターン学習情報dのうち図4に示すような平均乗り場待ち客の人数を時間の経過と共に示す情報、つまり乗り場待ち客数パターンを取り出す。なお、図4において、乗り場待ち客数パターンは、分かり易くするため、棒グラフで示されているが、実際には数値データにより構成されている。
上記のように、行動パターン判定部11は、初期検出信号である利用者信号eを受信すると、行動パターン学習部10が格納する行動パターン学習情報を抽出するので、利用者の行動パターンにおける最終段階の情報、つまりビル館内検出装置3Dが利用者を検出したときの乗り場の待ち客数を取得するまで待つことなく、ビル館内検出装置3Dが利用者を検出した時点での乗り場の待ち客数、行き先階毎の需要を予測することができる。
図4の乗り場待ち人数パターンでは、縦軸に乗り場の待ち客数を示し、横軸に時間を示して、ロビー階における時間の経過と待ち客数の推移を示している。このような乗場待ち人数パターンは、利用者信号eに対応する利用者の行動パターンテーブルに基づいて作成されたものではあるが、乗り場待ち人数パターンの時間範囲に他の利用者の到着時間が含まれるならば、実質、他の利用者の行動パターンに基づく乗り場待ち人数パターンを一部含むことになる。従って、図4の乗場待ち人数パターンは、近い将来の交通需要と行き先階需要の予測情報、すなわち交通需要予測情報gとして、予測精度を確保しつつ使用することができる。
図5は、行き先階別乗り場待ち客数情報を示す説明図である。
本図5は、図4に示した乗り場待ち客数を行き先階別に示したもので、縦軸に行き先階を示し、横軸に時間を示している。例えば、図4に示した棒グラフデータ35は、行き先階が2階の利用者(3人)が乗り場待ち客数として検出されていることを示している。
図5のデータは、行動パターン判定部11から交通需要予測部12に送信される行動パターン学習情報dに含まれるもので、説明のために見易くして示したものである。上述したように行動パターン学習情報dには、乗り場階情報、行き先階情報、行動パターンに対応した乗り場平均到着時間30、平均乗り場待ち客数32に対応する時間的推移情報や、平均乗り場待ち客数32に対応する各行き先階情報などが格納されている。
図6は、本実施例の群管理エレベータ装置における基本処理を示すフローチャートである。
処理フローが開始すると、まずビル館内検出装置3A〜3Nが利用者のビルへの入館を検出したかが判定される(ステップS1)。ここで、利用者のビル入館を検出したと判定されなかった場合(ステップS1,NO)、ビル館内検出装置3A〜3Nは監視を続け、ステップS1の判定処理が繰り返し実行される。
図2に示した出入口19から利用者26が入館し、ビル館内検出装置3Bが利用者26のビル入館を検出した場合(ステップS1,YES)、行動パターン判定部11は、入館した利用者26の追跡を開始する(ステップS2)。次に、追跡開始からの経過時間が予め設定された追跡許可時間以内かを判定する(ステップS3)。通常は追跡許可時間以内であるため(ステップS3,YES)、次に、ビル館内検出装置3B以外の他のビル館内検出装置において、追跡している利用者26が検出されたかを判定する(ステップS4)。ステップS4において、利用者26が検出されたと判定されない場合(ステップS4,NO)、コンビニやその他の設備(図2の21〜24)の利用、すなわち通常の行動パターンと異なる逸脱行動が発生していると考えられるので、ステップS3に戻って継続追跡する。
なお、ステップS3において、追跡許可時間以内であると判定されなかった場合(ステップS3,NO)、追跡を終了して(ステップS15)、処理を終了する。
追跡許可時間以内に利用者26を検出した場合(ステップS4,YES)、行動パターン判定部11は、行動パターン学習部10から抽出した行動パターン学習情報dを用いて利用者26の行動パターンテーブルに格納されているビル館内検出装置間の移動かどうかを判定する(ステップS5)。ここで、行動パターンテーブルには格納されていないビル館内検出装置への移動であれば、利用者26の例外的な逸脱行動であるため、さらに過去の行動パターン学習情報を参照することなく、ステップS3に戻って継続追跡する。
ステップS5において、利用者26の行動パターンテーブルに格納されているビル館内検出装置間の移動であると判定された場合(ステップS5,YES)、次に、3分以内の乗り場到着率が所定値以上かが判定され(ステップS6)、さらに、エレベータ乗車確率が所定値以上かが判定される(ステップS7)。
通常の移動経路の場合、3分以内の乗り場到着率は所定値以上あり(ステップS6,YES)、かつエレベータ乗車確率は所定値以上であるから(ステップS7,YES)、行動パターン判定部11は、乗り場以外すなわち乗り場よりも手前に設置されたビル館内検出装置かどうかを判定する(ステップS8)。その結果、利用者26は通常では図2に示したようにビル館内検出装置3Eによって検出されるため、ステップS8で乗り場以外のビル館内検出装置であると判定されるので(ステップS8,YES)、行動パターン判定部11は、利用者26を乗車予定者として、呼び登録に必要な乗り場到着時間と、乗り場階、行き先階情報などを群管理制御装置6の利用者検出部14へ送信する(ステップS9)。
なお、ステップS6で3分以内の乗り場到着率が所定値以上と判定されなかった場合(ステップS6,NO)、またステップS7で乗車確率が所定値以上と判定されなかった場合(ステップS7,NO)、逸脱行動とみなして、ステップS3に戻って継続追跡する。
ステップS9を実行後、行動パターン判定部11は、利用者26に対応する行き先階別乗り場待ち客数、乗り場到着時間、待ち時間、乗り場階、行き先階などを含む情報を、行動パターン学習部10から取得して交通需要予測部12へ送り、交通需要予測部12では、図4で説明したようにこれらの情報を用いて近い将来の交通需要予測情報gを作成して、群管理制御装置6の制御パラメータ選択部15へ送信する(ステップS12)。
次に、行動パターン判定部11は、図2に示した乗り場のビル館内検出装置3Dで利用者26が検出されたかどうかを判定することにより、乗車確定者であるかを判定する(ステップS13)。乗車確定者であると判定された場合(ステップS13,YES)、行動パターン判定部11は、利用者検出部14に利用者信号fを送信する。ステップS13で、乗り場のビル館内検出装置3Dでは利用者26が検出されず乗車確定者と判定されなかった場合(ステップS13,NO)、逸脱行動とみなして、ステップS3に戻って継続追跡する。このとき、追跡許可時間を超過していれば、ステップS3において追跡許可時間以内と判定されないので(ステップS3,NO)、利用者26の追跡は終了され、処理は終了となる。
ステップS13で乗車確定者と判定された場合(ステップS13,YES)、行動パターン判定部11は、利用者26が乗車号機の乗りかご内に乗車したことを、例えば乗りかご内に設置されるビル館内検出装置3Kによって利用者26を検出することにより確認する(ステップS14)。乗車が確認された場合(ステップS14,YES)、利用者26の追跡を終了し(ステップS15)、処理を終了する。乗車が確認されない場合(ステップS14,NO)、乗車号機が出発したかが判定される(ステップS16)。乗車号機が出発したと判定されれば(ステップS16,YES)、利用者26の追跡を終了し(ステップS15)、処理を終了する。乗車号機が出発したと判定されなければ(ステップS16,NO)、ステップS14の判定が再度実行される。
前述したステップS8において、乗り場以外に設置されたビル館内検出装置であると判定されない場合(ステップS8,NO)、すなわち乗り場に設置されたビル館内検出装置3Dである場合には、例えば、ビル館内検出装置3Eによって検出されたものの、利用者26がコンビニ21に入り、所定の追跡許可時間を満了した後、ビル館内検出装置3Eによって再度検出され、その後、ビル館内検出装置3Dによって検出された場合である。このような場合、利用者26に対して報知装置4から乗車号機の号機案内を行う(ステップS10)。ステップS10実行後、利用者26を乗車確定者とみなして、乗り場到着時間と、乗り場階、行き先階情報などが群管理制御装置6の利用者検出部14へ送信される(ステップS11)。
図示を省略しているが、群管理制御装置6側では、利用者検出部14が行動パターン判定部11からの利用者信号fの中に利用者26の乗車確定情報が含まれていることを検出し、また制御パラメータ選択部15が交通需要予測部12からの交通需要予測情報gから制御パラメータを作成しているときは、乗車号機選択部16では乗車確定情報と制御パラメータに基づいて最適な乗車号機を選択する。選択された乗車号機の情報(例えば、号機番号)は、乗車号機通知部13によって所定のタイミング、例えば、ビル館内検出装置3Dによって利用者26が検出された時点で、利用者26に報知される。
なお、制御パラメータ選択部15は、交通需要予測情報gに応じて、評価式などの号機割り当て制御手段に用いられる制御パラメータを選択する。乗車号機選択部16は、選択された制御パラメータを用いて各号機を評価し、予測される交通需要に応じて最適な号機を割り当てる。
上述したように、本実施例の群管理エレベータ装置は、ビル館内検出装置3A〜3Nからの検出信号を取り込んだ利用情報aと群管理制御装置6からの現在の運行情報bとを用いて利用者情報cを作成する利用情報作成部9と、利用情報作成部9からの利用者情報cを用いて利用者別に平均的な行動パターン学習情報dを作成し、かつ行動パターン学習情報dを更新する行動パターン学習部10と、ビル館内検出装置3A〜3Nからの検出信号を用いて追跡される利用者の行動と行動パターン学習情報dとを比較して通常時と異なる逸脱行動の判定を行い、かつ、逸脱行動がないときに行動パターン学習部10から対応する利用者の過去の行動パターン学習情報dを抽出して出力する行動パターン判定部11と、行動パターン判定部11からの行動パターン学習情報dに基づいて近い将来の交通需要予測情報gを群管理制御装置6に送信する交通需要予測部とを設けている。
このような構成においては、まず個人の行動パターンは日々余り変化せず同様である点に着目しているので、何等かの状況で逸脱行動があると、交通需要予測情報の信頼性が低下してしまう可能性が有る。そこで、行動パターン判定部11では、ビル館内検出装置3A〜3Nの検出信号によって追跡される利用者の行動と学習した行動パターンとが異なる場合、通常の行動パターンと異なる逸脱行動とみなす。この場合、号機割り当て処理へ進まずに、追跡を継続している。
なお、特定の逸脱行動が多い場合は、逸脱行動を通常の行動パターンとして登録しても良い。これにより、利用者の行動パターンの変化に柔軟に対応できる。
交通需要予測部12では、抽出した逸脱行動に伴う情報を含まない交通需要予測情報gを群管理制御装置6へ送信しているため、近い将来の交通需要を正確に把握しながら、それを号機割当て制御に適用して高い精度で号機を選択できる。これにより、待ち時間が短縮されたり、長待ちが抑制されたり、最大乗り場待ち客数が低減されたりする。
図7は、図1に示した交通需要予測部12における将来の交通需要予測処理を示すフローチャートである。
交通需要予測部12は、図示していないが、交通需要予測情報gを格納可能な交通需要予測テーブルと、逸脱行動をとった利用者が予め設定した閾値以上に発生しているか否かを検出する逸脱発生率検出部と、逸脱発生率検出部が逸脱行動をとる利用者の発生が閾値以上であることを検出しなかったとき上述した交通需要予測テーブルに交通需要予測情報gを格納し、かつ、逸脱発生率検出部逸脱行動をとる利用者の発生が閾値以上であることを検出したとき上述した交通需要予測テーブルに格納されている過去の交通需要予測情報gを抽出して群管理制御装置6に送信する選択抽出部とを備えている。
群管理制御装置6は、現在の交通需要モード(出勤モード,閑散モードなど)に応じて、過去の乗車確定者数と逸脱行動をとった利用者の数に基づいて、上述した逸脱発生率検出部にそれぞれの閾値を設定する(ステップS17)。次に、設定された閾値を用いて、交通需要予測部12の逸脱発生率検出部は、乗車予定者および乗車確定者が閾値以上であるかどうかを判定する(ステップS18)。乗車予定および乗車確定者が閾値以上であると判定された場合(ステップS18,YES)、交通需要予測部12の逸脱発生率検出部は逸脱者が閾値以下かどうかを判定する(ステップS19)。その結果、逸脱者が閾値以下の場合(ステップS19,YES)、さらに乗車予定者があるかを判定する(ステップS20)。乗車予定者が有ると判定された場合(ステップS20,YES)、交通需要予測部12は、乗車予定者の乗り場到着時間と乗り場待ち客数と待ち時間とを、将来の交通需要予測テーブルに追加して(ステップS21)、次にステップS22の処理が実行される。なお、乗車予定者が有ると判定されなかった場合(ステップS19,NO)、ステップS21の処理は実行されず、ステップS22の処理が実行される。
ステップS22では、乗車確定者がいるかどうかを判定し、乗車確定者がいると判定された場合(ステップS22,YES)、選択抽出部は乗車確定者の乗り場到着時間と乗り場待ち客数と待ち時間とを、将来の交通需要予測テーブルに追加する(ステップS23)。ステップS22で、乗車確定者がいると判定されなかった場合(ステップS22,NO)、ステップS23の処理は実行されず、次にステップS25の処理が実行される。
なお、ステップS18で乗車予定および乗車確定者が閾値以上と判定されなかった場合(ステップS18,NO)、並びにステップS19で逸脱者が閾値以下と判定されなかった場合(ステップS19,NO)は、逸脱行動による交通需要予測の精度の低下を防止するために、選択抽出部は交通需要予測テーブルへの情報追加はせずに、交通需要予測テーブルに既に格納されている過去の交通需要予測情報gを選択して抽出する(ステップS24)。
ステップS23あるいはステップS24の処理が実行された後、もしくはステップS22で乗車確定者が有ると判定されなかった場合(ステップS22,NO)、交通需要予測部12の選択抽出部は、ステップS21またはS23において情報が追加された交通需要予測情報g、または過去の交通需要予測情報g、すなわちステップS25実行時点で交通需要予測テーブルに格納されている交通需要予測情報を群管理制御装置6へ送信する。
このように、交通需要予測部12における処理において、乗車予定者および乗車確定者が少ない場合(ステップS18で判定)、また逸脱者が多い場合(ステップS19で判定)は、交通需要予測情報gへの情報の追加を制限している。従って、群管理制御に用いる交通需要予測情報gの信頼性低下を防ぐことができる。
以上説明したように本実施例によれば、個人の行動パターンは余り変化しない点に着目して、群管理制御に利用者の行動パターンを反映させている。さらに、行動パターン判定部11では、ビル館内検出装置3A〜3Nの検出信号などを用いて学習した行動パターンと比較して、通常の行動パターンと異なる逸脱行動を抽出している。交通需要予測部12では、抽出した逸脱行動に伴う情報を除いたものを交通需要予測情報gとして群管理制御装置6へ送信しているため、近い将来の交通需要を正確に把握しながら、これを考慮して号機割当て制御を行う。これにより、号機の割り当て精度が向上し、待ち時間の短縮、長待ちの抑制、最大乗り場待ち客数の低減が可能になる。また、近い将来の行先階毎の需要が高い精度で予測できることで、同一行先階の将来の利用者を同一の乗りかごに割り当て、且つ各乗りかごのサービス時間を調整して各乗りかごの乗車率を最大限に高めることができ、無駄の少ない運行が可能となる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。
例えば、逸脱行動を判定する要素としては例示したものに限定するものではない。
1A〜1N 号機
2A〜2N 号機制御装置
3A〜3N ビル館内検出装置
4 乗り場到着検出装置
5 利用状況予測装置
6 群管理制御装置
7 個人検出部
8 利用者情報管理部
9 利用情報作成部
10 行動パターン学習部
11 行動パターン判定部
12 交通需要予測部
13 乗車号機通知部
14 利用者検出部
15 乗車号機選択部
16 乗車号機選択部
17 運行情報決定部

Claims (10)

  1. 複数のエレベータ号機と、
    将来の交通需要を示す交通需要予測情報に基づいて、エレベータ利用者に対して、前記複数のエレベータ号機から、乗車階に配車する号機を割り当てる群管理制御装置と、
    を備える群管理エレベータ装置において、
    前記交通需要予測情報は、前記エレベータ利用者の行動パターンに基づいて作成されることを特徴とする群管理エレベータ装置。
  2. 請求項1に記載の群管理エレベータ装置において、
    前記エレベータ利用者の利用状況に関する利用情報と前記エレベータ利用者の利用時における運行情報とに基づいて、前記エレベータ利用者の前記行動パターンを示す行動パターン学習情報を作成、更新するとともに、前記行動パターン学習情報を記憶する行動パターン学習部と、
    前記乗車階に設置され、前記エレベータ利用者を検出する複数のビル館内検出装置からの検出信号に応じて、前記行動パターン学習部が記憶する、前記エレベータ利用者の前記行動パターン学習情報を抽出する行動パターン判定部と、
    前記行動パターン判定部によって抽出される前記行動パターン学習情報を取り込み、取り込んだ前記行動パターン学習情報に基づいて前記交通需要予測情報を作成して前記群管理制御装置へ送信する交通需要予測部と、
    を備えることを特徴とする群管理エレベータ装置。
  3. 請求項2に記載の群管理エレベータ装置において、
    前記行動パターン判定部は、前記複数のビル館内検出装置からの検出信号に基づいて前記エレベータ利用者の行動を追跡し、追跡される前記エレベータ利用者の前記行動と、抽出した前記行動パターン学習情報とを比較して、比較結果に基づいて前記エレベータ利用者が乗車予定者または乗車確定者あるいは逸脱行動者であるかを判定し、
    前記エレベータ利用者が前記乗車予定者または前記乗車確定者であると判定されると、前記交通需要予測部は前記交通需要予測情報を前記群管理制御装置に送信し、
    前記エレベータ利用者が前記逸脱行動者であると判定されると、前記行動パターン判定部は前記エレベータ利用者の追跡を継続することを特徴とする群管理エレベータ装置。
  4. 請求項3に記載の群管理エレベータ装置において、
    前記複数のビル館内検出装置の内、乗り場に設けられるビル館内検出装置によって前記エレベータ利用者が検出されると、前記エレベータ利用者は前記乗車確定者であると判定されることを特徴とする群管理エレベータ装置。
  5. 請求項4記載の群管理エレベータ装置において、
    前記エレベータ利用者が前記乗車確定者であると判定されると、前記群管理制御装置は、前記交通需要予測部から送信された前記交通需要予測情報に基づいて、前記エレベータ利用者に対して号機を割り当て、
    前記エレベータ利用者が前記乗車確定者であると判定されないと、前記行動パターン判定部は前記エレベータ利用者の追跡を継続することを特徴とする群管理エレベータ装置。
  6. 請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の群管理エレベータ装置において、
    前記利用情報は前記エレベータ利用者の行き先階を含み、前記運行情報は乗り場待ち客数を含むことを特徴とする群管理エレベータ装置。
  7. 請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の群管理エレベータ装置において、
    前記交通需要予測情報は、乗り場待ち客数の時間推移を含むことを特徴とする群管理エレベータ装置。
  8. 請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の群管理エレベータ装置において、
    前記交通需要予測情報は、行き先階別の乗り場待ち客数の時間推移を含むことを特徴とする群管理エレベータ装置。
  9. 請求項2に記載の群管理エレベータ装置において、
    前記交通需要予測部は、
    逸脱行動者数が所定の閾値以下である場合、取り込んだ前記行動パターン学習情報に基づいて前記交通需要予測情報を作成して前記群管理制御装置へ送信し、
    前記逸脱行動者数が所定の閾値を超えている場合、記憶している過去の交通需要予測情報を前記群管理制御装置へ送信することを特徴とする群管理エレベータ装置。
  10. 請求項9に記載の群管理エレベータ装置において、
    前記閾値は、交通需要モードに応じて、過去の逸脱行動者数に基づいて設定されることを特徴とする群管理エレベータ装置。
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