JP2017030185A - プリンターの印刷設定方法およびプリンター - Google Patents
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Abstract
【課題】設定コマンドのコマンド体系との互換性を維持しながら表示部に設定ファイルの設定情報を表示することを可能とするプリンターの印刷設定方法を提案する。【解決手段】複数の設定ファイルを記憶部から読み込み、コメント文字列に識別子が含まれている設定ファイルについて、設定ファイルのファイル名と当該設定ファイルに記述されたコメント文字列の文字列部分とを対応づけたリストを作成する。そして、リストに載った各文字列部分を表示部に表示して、一つの文字列部分が選択されるのを待つ。その後、一つの文字列部分が選択されている状態で設定実行コマンドが入力されると、リストにおいて選択された文字列部分に対応づけられた設定ファイルを実行する。コメント文字列に、識別子として表示部に文字列を表示するコマンドを埋め込むので、コマンド体系を維持できる。【選択図】図4
Description
プリンターの印刷設定を設定コマンドが記述された設定ファイルを用いて行うプリンターの印刷設定方法およびプリンターに関する。
プリンターでは、印刷データを印刷する印刷処理動作に際して、印刷用紙の種類、所望とする印刷品質、印刷開始位置などを設定する印刷設定を行う必要がある。特許文献1には、表示部に表示されたツリー構造メニューを選択しながら印刷設定を行うプリンターが記載されている。
プリンターの中には、プリンターに接続されたホスト装置から供給される設定ファイルを実行することにより印刷設定を行うものがある。設定ファイルはテキストエディタなどを用いて作成されている。設定ファイルの中身は複数の設定コマンドが記述されたスクリプトである。設定ファイルには、設定内容の説明やスクリプトの作成日などがコメント文字列として記述されている。
印刷設定を簡易に行うためには、設定内容の異なる複数の設定ファイルを予めプリンターの記憶部に記憶保持しておき、ユーザーが所望の設定ファイルを選択して実行できるようにすることが考えられる。また、この場合には、ユーザーが設定ファイルを簡単に選択できるように、プリンターの表示部に各設定ファイルの設定内容を示す設定情報を表示することが考えられる。
しかし、設定ファイルをプリンターに供給して印刷設定を行う印刷設定方法では、設定コマンドのコマンド体系の中に表示部に設定情報などを表示する表示コマンドが含まれていない。ここで、設定コマンドとして表示部に設定情報を表示する表示コマンドを追加することが考えられるが、新たなコマンドを追加すると、従来からある設定コマンドのコマンド体系との互換性を維持できなくなるという問題が発生する。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、従来からある設定コマンドのコマンド体系との互換性を維持しながら表示部に設定ファイルの設定情報を表示することを可能として、ユーザーが容易に印刷設定を行うことができるプリンターの印刷設定方法、および、プリンターを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のプリンターの印刷設定方法は、プリンターを設定する設定コマンドとコメント文字列とが記述された設定ファイルを記憶部に記録保持しておき、前記記憶部から前記設定ファイルを読み込み、前記コメント文字列に予め定めた識別子が含まれているか否かを判別し、前記コメント文字列に前記識別子が含まれている場合には、前記コメント文字列の文字列部分を表示部に表示し、前記文字列部分が前記表示部に表示されている状態で設定実行コマンドが入力されると、前記設定ファイルを実行することを特徴とする。
本発明では、設定ファイル内に記述されたコメント文字列に識別子が含まれている場合に、コメント文字列の一部分である文字列部分を表示部に表示する。ここで、コメント文字列の文字列部分に設定ファイルを実行することにより設定される印刷設定の設定情報を記述しておけば、表示部に設定情報を表示できる。従って、ユーザーは表示部に表示された設定情報を確認しながら印刷設定を行うことができる。また、本発明では、設定コマンドとして表示部に設定情報を表示するコマンドを追加するのではなく、設定コマンドとして解釈されないコメント文字列に含まれる文字列(識別子)に基づいて表示部に設定情報(文字列部分)を表示する。従って、従来からある設定コマンドのコマンド体系を維持できる。
また、本発明の別の形態のプリンターの印刷設定方法は、プリンターを設定する設定コマンドとコメント文字列とが記述された設定ファイルを記憶部に複数記憶保持しておき、前記記憶部から複数の前記設定ファイルを読み込み、複数の前記設定ファイルのそれぞれについて前記コメント文字列に予め定めた識別子が含まれているか否かを判定し、前記コメント文字列に前記識別子が含まれている前記設定ファイルについて、前記設定ファイルのファイル名と当該設定ファイルに記述された前記コメント文字列の文字列部分とを対応づけたリストを作成し、前記リストに載った各文字列部分を表示部に表示するとともに、一つの前記文字列部分が選択されるのを待ち、一つの前記文字列部分が選択されている状態で設定実行コマンドが入力されると、前記リストにおいて選択された前記文字列部分に対応づけられた前記設定ファイルを実行することを特徴とする。
本発明では、記憶部から読み込んだ複数の設定ファイルについて、設定ファイル内に記述されたコメント文字列に識別子が含まれている場合に、コメント文字列の一部分である文字列部分と当該設定ファイルのファイル名を対応づけたリストを作成する。そして、リストに掲載された複数の文字列部分をそれぞれ表示部に表示する。従って、コメント文字列の文字列部分に設定ファイルを実行することにより設定される印刷設定の設定情報を記述しておけば、表示部に設定情報を表示できる。これにより、ユーザーは、表示部に表示された設定情報を確認しながら、複数の設定情報から一つの設定情報を選択できる。また、一つの設定情報が選択された状態で設定実行コマンドが入力されると、選択された設定情報(文字列部分)に対応づけられた設定ファイルが実行されるので、ユーザーは、印刷設定を簡易に行うことができる。ここで、本発明では、設定コマンドとして表示部に設定情報を表示するコマンドを追加するのではなく、設定コマンドとして解釈されないコメント文字列に含まれる文字列(識別子)に基づいて表示部に設定情報(文字列部分)を表示する。従って、従来からある設定コマンドのコマンド体系を維持できる。
本発明において、前記リストを前記文字列部分の文字コードに基づいて所定の順番に並び替え、前記リストに載った複数の前記文字列部分のそれぞれを、並び替えた順番で前記表示部に表示することが望ましい。このようにすれば、設定情報(文字列情報)を表示部に表示する順番を規則的なものとすることができるので、ユーザーが設定情報(文字列情報)を選択しやすい。
本発明において、前記リストに載った各文字列部分を前記表示部に表示する際に、前記文字列部分の文字数が予め定めた設定文字数よりも多い場合には、前記設定文字数を超える文字を前記文字列部分から削除して表示するものとすることができる。このようにすれば、各文字列部分を表示部に表示することが容易となる。
本発明において、前記設定ファイルに予め定めた特定の文字列を含むファイル名を付けておき、前記記憶部から前記特定の文字列を含むファイル名のファイルを前記設定ファイルとして読み込むことが望ましい。このようにすれば、コメント文字列に識別子が含まれている設定ファイルだけを記憶部から読み込むことができる。また、ユーザーは、設定ファイルが表示部に設定情報などを表示させる識別子を含むものであるか否かを、設定ファイルのファイル名に基づいて判別できる。
次に、本発明のプリンターは、表示部と、設定実行コマンドを入力するための操作部と、プリンターを設定する設定コマンドとコメント文字列とが記述された設定ファイルと、前記設定ファイルを記憶保持する記憶部と、前記記憶部から前記設定ファイルを読み込むファイル読込部と、読み込んだ前記設定ファイルの前記コメント文字列に予め定めた識別子が含まれている場合に、前記コメント文字列の文字列部分を前記表示部に表示する表示選択制御部と、前記文字列部分が前記表示部に表示されているときに前記設定実行コマンドが入力されると、前記設定ファイルを実行する設定実行部と、を備えること特徴とする。
本発明では、設定ファイル内に記述されたコメント文字列に識別子が含まれている場合に、コメント文字列の一部分である文字列部分を表示部に表示する。ここで、コメント文字列の文字列部分に設定ファイルを実行することにより設定される印刷設定の設定情報を記述しておけば、表示部に設定情報を表示できる。これにより、ユーザーは、表示部に表示された設定情報を確認しながら印刷設定を行うことができる。また、本発明では、設定コマンドとして表示部に設定情報を表示するコマンドを追加するのではなく、設定コマンドとして解釈されないコメント文字列に含まれる文字列(識別子)に基づいて表示部に設定情報(文字列部分)を表示する。従って、従来からある設定コマンドのコマンド体系を維持できる。
また、本発明の別の形態のプリンターは、表示部と、設定実行コマンドを入力するための操作部と、プリンターを設定する設定コマンドとコメント文字列とが記述された設定ファイルと、複数の前記設定ファイルを記憶保持する記憶部と、前記記憶部から複数の前記設定ファイルを読み込むファイル読込部と、前記記憶部から読み込まれた複数の前記設定ファイルのそれぞれについて前記コメント文字列に予め定めた識別子が含まれているか否かを判定し、前記コメント文字列に前記識別子が含まれている前記設定ファイルについて、前記設定ファイルのファイル名と当該設定ファイルに記述された前記コメント文字列の文字列部分とを対応づけたリストを作成するリスト作成部と、前記リストに載った各文字列部分を前記表示部に表示するとともに、一つの前記文字列部分が選択されるのを待つ表示選択制御部と、一つの前記文字列部分が選択されている状態で前記設定実行コマンドが入力されると、前記リストにおいて選択された前記文字列部分に対応づけられた前記設定ファイルを実行する設定実行部と、を備えることを特徴とする。
本発明では、設定ファイル内に記述されたコメント文字列に識別子が含まれている場合に、コメント文字列の一部分である文字列部分と当該設定ファイルのファイル名を対応づけたリストを作成する。そして、リストに掲載された複数の文字列部分をそれぞれ表示部に表示する。従って、コメント文字列の文字列部分に設定ファイルを実行することにより設定される印刷設定の設定情報を記述しておけば、表示部に設定情報を表示できる。これにより、ユーザーは、表示部に表示された設定情報を確認しながら、複数の設定情報から一つの設定情報を選択できる。また、一つの設定情報が選択された状態で設定実行コマンドが入力されると、選択された設定情報(文字列部分)に対応づけられた設定ファイルが実行されるので、ユーザーは、印刷設定を簡易に行うことができる。ここで、本発明では、設定コマンドとして表示部に設定情報を表示するコマンドを追加するのではなく、設定コマンドとして解釈されないコメント文字列に含まれる文字列(識別子)に基づいて表示部に設定情報(文字列部分)を表示する。従って、従来からある設定コマンドのコマンド体系を維持できる。
本発明において、前記リスト作成部は、前記リストを前記文字列部分の文字コードに基づいて所定の順番に並び替え、前記表示選択制御部は、前記リストに載った複数の前記文字列部分のそれぞれを、前記所定の順番で前記表示部に表示することが望ましい。このようにすれば、設定情報(文字列情報)を表示部に表示する順番を規則的なものとすることができるので、ユーザーが設定情報(文字列情報)を選択しやすい。
本発明において、前記表示選択制御部は、前記リストに載った各文字列部分を前記表示部に表示する際に、前記文字列部分の文字数が予め定めた設定文字数よりも多い場合には、前記設定文字数を超える文字を前記文字列部分から削除して表示するものとすることができる。このようにすれば、各文字列部分を表示部に表示することが容易となる。
本発明において、前記設定ファイルは、そのファイル名に予め定めた特定の文字列を含み、前記ファイル読込部は、ファイル名に前記特定の文字列を含むものを前記記憶部から読み込むものとすることができる。このようにすれば、コメント文字列に識別子が含まれている設定ファイルだけを記憶部から読み込むことができる。また、ユーザーは、設定ファイルが表示部に設定情報などを表示させる識別子を含むものであるか否かを、設定ファイルのファイル名に基づいて判別できる。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態であるプリンターを説明する。
(全体構成)
図1(a)は本発明を適用したプリンターの外観斜視図であり、図1(b)はプリンターの表示部の説明図である。本例のプリンター1は、ラベルプリンターであり、長尺状の台紙に一定間隔でラベル2が剥離可能に貼り付けられたラベル用紙3に印刷を施す。プリンター1はコンピューターなどのホスト装置4に通信可能に接続されて印刷システム5を構成する。
図1(a)は本発明を適用したプリンターの外観斜視図であり、図1(b)はプリンターの表示部の説明図である。本例のプリンター1は、ラベルプリンターであり、長尺状の台紙に一定間隔でラベル2が剥離可能に貼り付けられたラベル用紙3に印刷を施す。プリンター1はコンピューターなどのホスト装置4に通信可能に接続されて印刷システム5を構成する。
図1(a)に示すようにプリンター1は直方体形状のケース6を備える。ケース6の前面6aには、印刷が施されたラベル用紙3を排出する排紙口7が設けられている。排紙口7の側方には、操作パネル8が設けられている、操作パネル8は、液晶ディスプレイからなる表示部9と操作部10を備える。
図1(b)に示すように、表示部9は、上下2行分の表示領域を備える。上側の行9aは表示部9に表示しているメニューの説明を表示する欄である。下側の行9bはユーザーが選択するメニューを表示するための欄である。
操作部10は、操作キー11と、決定ボタン12を備える。操作キー11は上側操作キー13および下側操作キー14を備える。ユーザーが上側操作キー13または下側操作キー14を押下すると、表示部9の下側の行9bに表示されるメニューが変化する。そして、下側の行9bに表示されたメニューが選択された状態となる。決定ボタン12は操作キー11により選択されたメニューを確定するために用いられる。従って、所望のメニューが下側の行9bに表示された状態で決定ボタン12が押下されると、表示されているメニューが実行される。
ユーザーは操作パネル8を介してプリンター1の印刷設定を行うことができる。印刷設定には、ラベル用紙3の幅寸法、ラベル2の幅寸法、隣り合うラベル2の間のギャップ、ラベル2上の印刷開始位置、印刷品質、ラベル用紙3の搬送経路などの設定が含まれる。
ここで、プリンター1の印刷設定は、プリンター1が備える記憶部15に記録保持された設定ファイル16を実行することにより行われる。記憶部15には複数の設定ファイル16が記憶保持されている。ユーザーが操作キー11を操作すると、各設定ファイル16を実行することにより設定される印刷設定の設定情報がメニューとして表示部9の下側の行9bに逐次に表示される。ユーザーは、所望のメニューを表示部9に表示した状態として決定ボタン12を押下する。これにより、所望の設定情報を備える設定ファイル16が実行され、プリンター1の印刷設定が行われる。
印刷設定が行われた後にホスト装置4からプリンター1に印刷データが供給されると、プリンター1は印刷処理動作を行う。印刷処理動作では、プリンター1は、搬送モーター18を駆動して、印刷ヘッド19による印刷位置を経由する紙搬送路に沿ってラベル用紙3を搬送する。また、プリンター1は、印刷ヘッド19を駆動して、印刷位置を通過するラベル2に印刷を施す。
(設定ファイル)
図2は設定ファイル16の説明図である。設定ファイル16は、そのファイル名に記憶部15に記憶された他のファイルと区別するための特定の文字列を含む。本例では、プリンター1のファイル管理システムがファイル名に拡張子を備えるファイルを扱う。従って、本例では、設定ファイル16のファイル名の拡張子を、他のファイルと区別できる特定の文字列とする。具体的には、設定ファイル16の拡張子を「.FSF」とする。
図2は設定ファイル16の説明図である。設定ファイル16は、そのファイル名に記憶部15に記憶された他のファイルと区別するための特定の文字列を含む。本例では、プリンター1のファイル管理システムがファイル名に拡張子を備えるファイルを扱う。従って、本例では、設定ファイル16のファイル名の拡張子を、他のファイルと区別できる特定の文字列とする。具体的には、設定ファイル16の拡張子を「.FSF」とする。
設定ファイル16はホスト装置4で動作するテキストエディタなどを用いて作成される。設定ファイル16の中身は、複数の設定コマンドが記述されたスクリプトである。なお、プリンター1の印刷設定用に作成されるスクリプトは、一般的に、フォーマットと言われている。従って、以下の説明では設定ファイル16の中身をフォーマットという。
図2(a)に示すように、フォーマットは、コマンドヘッダー21、設定コマンド22、および、コメントヘッダー23を含む。設定コマンド22は、フォーマットの始まりを示すコマンドヘッダー21である「^XA」と、フォーマットの終りを示すコマンドヘッダー21である「^XZ」の間に記述される。図2(a)に示す例では、設定コマンド22として,ラベル2の左端の印刷開始位置を10に設定する「^S(CLE,M,10」、ラベル2の先端の印刷開始位置を5に設定する「^S(CLE,T,5」、記録用紙がラベル用紙3であることを設定する「^S(CLM,F,DL」、が記述されている。
フォーマットの途中には、コメントが記述されている。コメントは、設定ファイル16を実行したときに設定コマンド22として解釈されない部分であり、印刷設定に影響を与えない部分である。コメントは、コメントの始まりを示すコメントヘッダー23である「^FX」と、コメントの終わりを示すコメントヘッダー23である「^FS」と、「^FX」と「^FS」の間に記述されたコメント文字列25を含む。
図2(a)に示す例では、コメント文字列25に予め定めた識別子26が含まれている。識別子26は「TITLE:」である。コメント文字列25に識別子26が含まれている場合には、後述するように、コメント文字列25において識別子26の後に位置する文字列部分27が表示部9にメニューとして表示される。すなわち、コメント文字列25に含まれる識別子26は、表示部9に文字列部分27を表示させる表示コマンドとして機能する。フォーマットの作成者は、文字列部分27に、当該設定ファイル16に記述されたフォーマットによる設定内容を示す設定情報を記述しておく。
ここで、ホスト装置4からプリンターには、設定ファイル16を記憶部15に記憶保持させるための登録コマンドファイル、記憶部15に記憶保持された特定の設定ファイル16を実行して当該設定ファイル16により印刷設定を行う実行コマンドファイル、記憶部15に記憶保持された特定の設定ファイル16の内容をホスト装置4に返送させる送信コマンドファイルが供給される。これらのコマンドファイルの中身は、設定ファイルと同様に、コマンドヘッダー21、設定コマンド22、コメントヘッダー23などを含むフォーマットである。
図2(b)に示すように、登録コマンドファイルは、そのフォーマットにコマンドヘッダー21である「^DF」と「^FS」を含む。「^DF」は設定ファイル16を記憶部15に記憶保持させるコマンドである。「^FS」はコマンドの終わりを示す。登録コマンドファイルがホスト装置4からプリンター1に供給されると、「^DF」と「^FS」の間に記述されたファイル名で、その後に記述されたフォーマットを中身とする設定ファイル16が記憶部15に記憶保持される。従って、図2(b)に示すフォーマットの登録コマンドファイルがホスト装置4からプリンター1に供給されると、図2(a)に記載のフォーマットを中身とする設定ファイル16が、「MYFAV01.FSF」というファイル名で記憶部15に記憶保持される。
図2(c)に示すように、実行コマンドファイルは、そのフォーマットにコマンドヘッダー21である「^XF」と「^FS」を含む。「^XF」は記憶部15に記録保持された設定ファイル16を実行するコマンドである。「^FS」はコマンドの終わりを示す。実行コマンドファイルがホスト装置4からプリンター1に供給されると、「^XF」と「^FS」の間に記述されたファイル名28の設定ファイル16が実行される。従って、図2(c)に示すフォーマットの実行コマンドファイルがホスト装置4からプリンター1に供給されると、プリンター1では、記憶部15に記憶保持された設定ファイル16のうち、「MYFAV01.FSF」というファイル名28の設定ファイル16が実行され、当該設定ファイル16による印刷設定が実行される。
図2(d)に示すように、返信コマンドファイルはそのフォーマットにコマンドヘッダー21である「^HF」と「^FS」を含む。「^HF」は設定ファイル16の設定内容をホスト装置4に返送するコマンドである。「^FS」はコマンドの終わりを示す。返信コマンドファイルがホスト装置4からプリンター1に供給されると、「^HF」と「^FS」の間に記述されたファイル名28の設定ファイル16の設定内容(フォーマット)がプリンター1からホスト装置4に送信される。従って、図2(d)に示すフォーマットの返信コマンドファイルがホスト装置4からプリンター1に供給されると、プリンター1では、記憶部15に記憶保持された設定ファイル16のうち、「MYFAV01.FSF」というファイル名28の設定ファイル16のフォーマットがホスト装置4に送信される。
(制御系)
図3はプリンター1の制御系の概略ブロック図である。図3に示すように、プリンター1の制御系はCPUやROM、RAMを備える制御部31を中心に構成される。制御部31の入力側には通信部32が接続されている。また、制御部31の出力側には印刷ヘッド19および搬送モーター18が接続されている。また、制御部31には、操作パネル8と記憶部15が接続されている。
図3はプリンター1の制御系の概略ブロック図である。図3に示すように、プリンター1の制御系はCPUやROM、RAMを備える制御部31を中心に構成される。制御部31の入力側には通信部32が接続されている。また、制御部31の出力側には印刷ヘッド19および搬送モーター18が接続されている。また、制御部31には、操作パネル8と記憶部15が接続されている。
通信部32は、ケーブルやネットワークを介してホスト装置4と制御部31を通信可能に接続する。
制御部31は、印刷処理および印刷設定を司る印刷制御部35、記憶部15に対するファイルの読み書きを行うファイル制御部(ファイル読込部)36、操作パネル8を制御する操作パネル制御部37、および、印刷制御部35への情報の入力経路を切り替える入力切替部38を備える。印刷制御部35は、印刷処理動作を行う駆動制御部40と、印刷設定動作を行う印刷設定制御部(設定実行部)41を備える。
駆動制御部40は、ホスト装置4からの印刷データが制御部31に入力されると、搬送モーター18および印刷ヘッド19を駆動して印刷処理動作を行う。すなわち、駆動制御部40は、搬送モーター18を駆動して紙搬送路に沿ってラベル用紙3を搬送し、印刷ヘッド19を駆動して印刷位置を通過するラベル2に印刷を施す。
ファイル制御部36は、プリンター1に電源が投入された時、或いは、プリンター1の初期化動作が行われた時に、記憶部15から、当該記憶部15に記憶保持された複数の設定ファイル16を読み込む。本例では、ファイル制御部36は、拡張子として「.FSF」を備えるファイル名のファイルを設定ファイル16として記憶部15から読み込む。
また、ファイル制御部36は、ホスト装置4から登録コマンドファイルが供給された場合には、登録コマンドファイル内で指定されたファイル名で、その後に記述されたフォーマット(コメントや設定コマンド22)を中身とする設定ファイル16を記憶部15に記録保持する。さらに、ファイル制御部36は、ホスト装置4から送信コマンドファイルが供給された場合には、送信コマンドファイル内で指定されたファイル名の設定ファイル16の設定内容(フォーマット)をホスト装置4に送信する。
操作パネル制御部37は、リスト作成部45と、表示選択制御部46を備える。
リスト作成部45は、記憶部15から読み込まれた複数の設定ファイル16のそれぞれについてコメント文字列25に識別子26が含まれているか否かを判定する。そして、リスト作成部45は、コメント文字列25に識別子26が含まれている設定ファイル16について、設定ファイル16のファイル名と当該設定ファイル16に記述されたコメント文字列25の文字列部分27とを対応づけたリストを作成する。さらに、リスト作成部45は、作成したリストを文字列部分27の文字コードに基づいて所定の順番に並び替える。また、リスト作成部45は、並べ替えを行った後のリストを、制御部31が備えるRAMに記憶保持する。
表示選択制御部46は、リスト作成部45が作成したリストを参照して、リストに載った複数の文字列部分27をそれぞれ表示部9に表示する。より具体的には、図1(b)に示すように、表示選択制御部46は表示部9の上側の行9aに、メニューの説明として、「オキニイリセンタク」の文字を表示する。また、表示選択制御部46は下側の行9bに、ユーザーが選択するメニューとして、リストに載った複数の文字列部分27のうちの一つの文字列部分27を表示する。ここで、ユーザーが操作キー11(上側操作キー13または下側操作キー14)を押下すると、表示部9の下側の行9bに表示されるメニュー(文字列部分27)がリストの順番に従って逐次に変化する。また、表示部9にメニューが表示されると、表示選択制御部46は、表示されているメニューを選択した状態とする。なお、リストに載った各文字列部分27を表示部9に表示する際に文字列部分27の文字数が予め定めた設定文字数よりも多い場合には、表示選択制御部46は、設定文字数を超える文字を文字列部分27から削除して表示する。本例では、設定文字数は15である。
表示部9に特定のメニューが表示されている状態で(メニューが選択されている状態)で決定ボタン12が押下されると、操作パネル8から制御部31に設定実行コマンドが入力される。制御部31に設定実行コマンドが入力されると、表示選択制御部46は、リストにおいてメニュー(文字列部分27)に対応付けられている設定ファイル16のファイル名を印刷設定制御部41に供給する。より具体的には、設定実行コマンドが入力されると、表示選択制御部46は、リストを参照して、表示されているメニュー(文字列部分27)に対応づけられた設定ファイル16のファイル名を取得する。そして、表示選択制御部46は取得したファイル名を印刷設定制御部41に供給する。
印刷設定制御部41は、表示選択制御部46からファイル名が供給されると、当該ファイル名の設定ファイル16を実行してプリンター1の印刷設定を行う。
また、印刷設定制御部41は、ホスト装置4から実行コマンドファイルが供給された場合には、実行コマンドファイル内で指定されたファイル名の設定ファイル16を実行してプリンター1の印刷設定を行う。
入力切替部38は、通常は、ホスト装置4からの印刷データやコマンドファイルなどが印刷制御部35に供給されるように、印刷制御部35への情報の入力経路を設定している。操作パネル8の決定ボタン12が押下されると(制御部31に設定実行コマンドが入力されると)、入力切替部38は、表示選択制御部46から印刷制御部35に情報が入力されるように入力経路を切り替える。これにより、入力切替部38は、表示選択制御部46から印刷設定制御部41へのファイル名の供給を可能とする。表示選択制御部46から印刷設定制御部41へファイル名が供給されると、入力切替部38は、その入力経路を元に戻す。
(印刷設定動作)
プリンター1の印刷設定を行う際には、ユーザーは、ホスト装置4においてテキストエディタなどを用いて登録コマンドファイルを作成する。そして、この登録コマンドファイルをプリンター1に送信する。プリンター1は、ホスト装置4からの登録コマンドファイルを受信すると、登録コマンドファイル内で指定されたファイル名でその後に記述されたフォーマット(設定内容)を中身とする設定ファイル16を記憶部15に記憶保持する。また、ユーザーは、使用する印刷用紙の用紙種類や所望の印刷品質などに対応させて、複数の登録コマンドファイルを作成して、これらをプリンター1へ送信する。これにより、ユーザーは、記憶部15に複数の設定ファイル16を記憶保持させる。
プリンター1の印刷設定を行う際には、ユーザーは、ホスト装置4においてテキストエディタなどを用いて登録コマンドファイルを作成する。そして、この登録コマンドファイルをプリンター1に送信する。プリンター1は、ホスト装置4からの登録コマンドファイルを受信すると、登録コマンドファイル内で指定されたファイル名でその後に記述されたフォーマット(設定内容)を中身とする設定ファイル16を記憶部15に記憶保持する。また、ユーザーは、使用する印刷用紙の用紙種類や所望の印刷品質などに対応させて、複数の登録コマンドファイルを作成して、これらをプリンター1へ送信する。これにより、ユーザーは、記憶部15に複数の設定ファイル16を記憶保持させる。
プリンター1で初期化動作が行われると、ファイル制御部36は記憶部15から複数の設定ファイル16を読み込む(ステップST1)。これに引き続き、リスト作成部45は設定ファイル16のファイル名と当該設定ファイル16に記述されたコメント文字列25の文字列部分27とを対応づけたリストを作成する。また、リスト作成部45は作成したリストを文字列部分27の文字コードに基づいて所定の順番に並び替える(ステップST2)。
リストが作成されると、表示選択制御部46は、リストに載った複数の文字列部分27をメニューとして表示部9に表示する(ステップST3)。ここで、ユーザーは、上側操作キー13または下側操作キー14を押下して、表示部9に表示されるメニュー(文字列部分27)を変化させる。そして、所望のメニュー(文字列部分27)が表示されたところで、上側操作キー13および下側操作キー14の操作を停止する。所望のメニュー(文字列部分27)が表示部9に表示されている状態は、当該メニュー(文字列部分27)が選択された状態である(ステップST4)。なお、リストに載った各文字列部分27の文字数が予め定めた設定文字数よりも多い場合には、表示部9に表示される文字列部分27は、設定文字数を超える文字が文字列部分27から削除されたものとなる。
その後、ユーザーによって決定ボタン12が押下されると、操作パネル8から制御部31に設定実行コマンドが入力される(ステップST5)。制御部31に設定実行コマンドが供給されると、表示選択制御部46は、表示部9に表示されているメニュー(文字列部分27)に基づいてリストを参照し、当該メニュー(文字列部分27)に対応づけられた設定ファイル16のファイル名を取得する。そして、表示選択制御部46は、取得したファイル名を印刷設定制御部41に供給する(ステップST6)。ここで、操作パネル8から制御部31に設定コマンド22が供給されると、入力切替部38は、表示選択制御部46から印刷設定制御部41にファイル名を供給できるように、印刷制御部35への情報の入力経路を一時的に切り替える。
ファイル名が供給されると、印刷設定制御部41は、当該ファイル名の設定ファイル16を実行する(ステップST7)。これにより、実行された設定ファイル16のフォーマットに記述された印刷内容がプリンター1の印刷設定となる。
なお、印刷設定動作は、ホスト装置4からプリンター1に実行コマンドファイルが供給されることにより行われる場合もある。この場合には、印刷設定制御部41は、記憶部15に記憶保持された複数の設定ファイル16のうち、ホスト装置4から供給された実行コマンドファイル内で指定されたファイル名の設定ファイル16を実行する。これにより、実行された設定ファイル16のフォーマットに記述された印刷内容がプリンター1の印刷設定となる。
(作用効果)
本例によれば、記憶部15から読み込んだ複数の設定ファイル16について、設定ファイル16内に記述されたコメント文字列25に識別子26が含まれている場合に、コメント文字列25の一部分である文字列部分27と当該設定ファイル16のファイル名を対応づけたリストを作成する。そして、リストに掲載された複数の文字列部分27をそれぞれ表示部9に表示する。従って、コメント文字列25の文字列部分27に設定ファイル16を実行することにより設定される印刷設定の設定情報を記述しておけば、各設定ファイル16の設定情報を表示部9にメニューとして表示できる。よって、ユーザーは、表示部9に表示されたメニューを確認しながら、印刷設定を行うことができる。また、一つのメニューが選択された状態で設定実行コマンドが入力されると、選択されたメニュー(文字列部分27)に対応づけられた設定ファイル16が実行されるので、ユーザーは印刷設定を簡易に行うことができる。
本例によれば、記憶部15から読み込んだ複数の設定ファイル16について、設定ファイル16内に記述されたコメント文字列25に識別子26が含まれている場合に、コメント文字列25の一部分である文字列部分27と当該設定ファイル16のファイル名を対応づけたリストを作成する。そして、リストに掲載された複数の文字列部分27をそれぞれ表示部9に表示する。従って、コメント文字列25の文字列部分27に設定ファイル16を実行することにより設定される印刷設定の設定情報を記述しておけば、各設定ファイル16の設定情報を表示部9にメニューとして表示できる。よって、ユーザーは、表示部9に表示されたメニューを確認しながら、印刷設定を行うことができる。また、一つのメニューが選択された状態で設定実行コマンドが入力されると、選択されたメニュー(文字列部分27)に対応づけられた設定ファイル16が実行されるので、ユーザーは印刷設定を簡易に行うことができる。
ここで、本例では、設定コマンド22として表示部9に設定情報を表示するコマンドを追加するのではなく、設定コマンド22として解釈されないコメント文字列25に含まれる識別子26「TITLE:」に基づいて表示部9にメニュー(文字列部分27)を表示する。従って、従来からある設定コマンド22のコマンド体系を維持できる。
また、本例では、リストを文字列部分27の文字コードに基づいて所定の順番に並び替え、リストに載った複数の文字列部分27のそれぞれを、並び替えた順番で表示部9に表示する。これにより、メニュー(文字列情報)を表示部9に表示する順番を規則的なものとすることができるので、ユーザーがメニューを選択しやすい。
さらに、本例では、設定ファイル16に予め定めた特定の文字列を含むファイル名を付けてあるので、リストを作成する際に、コメント文字列25に識別子26が含まれている設定ファイル16だけを記憶部15から読み込むことができる。また、ユーザーは、設定ファイル16が表示部9に設定情報などを表示させる識別子26を含むものであるか否かを、設定ファイル16のファイル名に基づいて判別できる。
(その他の実施の形態)
なお、記憶部15に記憶保持された設定ファイル16が1つである場合には、リスト作成部45によるリストの作成を省略してもよい。すなわち、記憶部15に記憶保持された設定ファイル16が1つである場合には、ファイル制御部36が設定ファイル16を読み込んだ後に、表示選択制御部46が当該設定ファイル16のコメント文字列25の文字列部分27をメニューとして表示部9に表示するものとすることができる。また、印刷設定制御部41は、文字列部分27が表示部9に表示されているときに決定ボタン12が押下されると(設定実行コマンドが入力されると)、記憶部15の設定ファイル16を実行するものとすることができる。
なお、記憶部15に記憶保持された設定ファイル16が1つである場合には、リスト作成部45によるリストの作成を省略してもよい。すなわち、記憶部15に記憶保持された設定ファイル16が1つである場合には、ファイル制御部36が設定ファイル16を読み込んだ後に、表示選択制御部46が当該設定ファイル16のコメント文字列25の文字列部分27をメニューとして表示部9に表示するものとすることができる。また、印刷設定制御部41は、文字列部分27が表示部9に表示されているときに決定ボタン12が押下されると(設定実行コマンドが入力されると)、記憶部15の設定ファイル16を実行するものとすることができる。
また、上記の例では、コメント文字列25に含まれる識別子26が、表示部9に文字列部分27を表示させる表示コマンドとして機能するものであるが、識別子26に他の動作を行わせる機能を持たせることもできる。この場合、例えば、特定の識別子がある場合に、プリンター1を鳴動させる機能を持たせることなどができる。
1・・プリンター、2・・ラベル、3・・ラベル用紙、4・・ホスト装置、5・・印刷システム、6・・ケース、6a・・前面、7・・排紙口、8・・操作パネル、9・・表示部、9a・・上側の行、9b・・下側の行、10・・操作部、11・・操作キー、12・・決定ボタン、13・・上側操作キー、14・・下側操作キー、15・・記憶部、16・・設定ファイル、18・・搬送モーター、19・・印刷ヘッド、21・・コマンドヘッダー、22・・設定コマンド、23・・コメントヘッダー、25・・コメント文字列、26・・識別子、27・・文字列部分、28・・ファイル名、31・・制御部、32・・通信部、35・・印刷制御部、36・・ファイル制御部(ファイル読込部)、37・・操作パネル制御部、38・・入力切替部、40・・駆動制御部、41・・印刷設定制御部(設定実行部)、45・・リスト作成部、46・・表示選択制御部
Claims (10)
- プリンターを設定する設定コマンドとコメント文字列とが記述された設定ファイルを記憶部に記録保持しておき、
前記記憶部から前記設定ファイルを読み込み、
前記コメント文字列に予め定めた識別子が含まれているか否かを判別し、
前記コメント文字列に前記識別子が含まれている場合には、前記コメント文字列の文字列部分を表示部に表示し、
前記文字列部分が前記表示部に表示されている状態で設定実行コマンドが入力されると、前記設定ファイルを実行することを特徴とするプリンターの印刷設定方法。 - プリンターを設定する設定コマンドとコメント文字列とが記述された設定ファイルを記憶部に複数記憶保持しておき、
前記記憶部から複数の前記設定ファイルを読み込み、
複数の前記設定ファイルのそれぞれについて前記コメント文字列に予め定めた識別子が含まれているか否かを判定し、前記コメント文字列に前記識別子が含まれている前記設定ファイルについて、前記設定ファイルのファイル名と当該設定ファイルに記述された前記コメント文字列の文字列部分とを対応づけたリストを作成し、
前記リストに載った各文字列部分を表示部に表示するとともに、一つの前記文字列部分が選択されるのを待ち、
一つの前記文字列部分が選択されている状態で設定実行コマンドが入力されると、前記リストにおいて選択された前記文字列部分に対応づけられた前記設定ファイルを実行することを特徴とするプリンターの印刷設定方法。 - 請求項2において、
前記リストを前記文字列部分の文字コードに基づいて所定の順番に並び替え、
前記リストに載った複数の前記文字列部分のそれぞれを、並び替えた順番で前記表示部に表示することを特徴とするプリンターの印刷設定方法。 - 請求項2または3において、
前記リストに載った各文字列部分を前記表示部に表示する際に、前記文字列部分の文字数が予め定めた設定文字数よりも多い場合には、前記設定文字数を超える文字を前記文字列部分から削除して表示することを特徴とするプリンターの印刷設定方法。 - 請求項2ないし4のうちのいずれかの項において、
前記設定ファイルに予め定めた特定の文字列を含むファイル名を付けておき、
前記記憶部から前記特定の文字列を含むファイル名のファイルを前記設定ファイルとして読み込むことを特徴とするプリンターの印刷設定方法。 - 表示部と、
設定実行コマンドを入力するための操作部と、
プリンターを設定する設定コマンドとコメント文字列とが記述された設定ファイルと、
前記設定ファイルを記憶保持する記憶部と、
前記記憶部から前記設定ファイルを読み込むファイル読込部と、
読み込んだ前記設定ファイルの前記コメント文字列に予め定めた識別子が含まれている場合に、前記コメント文字列の文字列部分を前記表示部に表示する表示選択制御部と、
前記文字列部分が前記表示部に表示されているときに前記設定実行コマンドが入力されると、前記設定ファイルを実行する設定実行部と、
を備えること特徴とするプリンター。 - 表示部と、
設定実行コマンドを入力するための操作部と、
プリンターを設定する設定コマンドとコメント文字列とが記述された設定ファイルと、
複数の前記設定ファイルを記憶保持する記憶部と、
前記記憶部から複数の前記設定ファイルを読み込むファイル読込部と、
前記記憶部から読み込まれた複数の前記設定ファイルのそれぞれについて前記コメント文字列に予め定めた識別子が含まれているか否かを判定し、前記コメント文字列に前記識別子が含まれている前記設定ファイルについて、前記設定ファイルのファイル名と当該設定ファイルに記述された前記コメント文字列の文字列部分とを対応づけたリストを作成するリスト作成部と、
前記リストに載った各文字列部分を前記表示部に表示するとともに、一つの前記文字列部分が選択されるのを待つ表示選択制御部と、
一つの前記文字列部分が選択されている状態で前記設定実行コマンドが入力されると、前記リストにおいて選択された前記文字列部分に対応づけられた前記設定ファイルを実行する設定実行部と、
を備えることを特徴とするプリンター。 - 請求項7において、
前記リスト作成部は、前記リストを前記文字列部分の文字コードに基づいて所定の順番に並び替え、
前記表示選択制御部は、前記リストに載った複数の前記文字列部分のそれぞれを、前記所定の順番で前記表示部に表示することを特徴とするプリンター。 - 請求項7または8において、
前記表示選択制御部は、前記リストに載った各文字列部分を前記表示部に表示する際に、前記文字列部分の文字数が予め定めた設定文字数よりも多い場合には、前記設定文字数を超える文字を前記文字列部分から削除して表示することを特徴とするプリンター。 - 請求項7ないし9のうちのいずれかの項において、
前記設定ファイルは、そのファイル名に予め定めた特定の文字列を含み、
前記ファイル読込部は、ファイル名に前記特定の文字列を含むものを前記記憶部から読み込むことを特徴とするプリンター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015150430A JP2017030185A (ja) | 2015-07-30 | 2015-07-30 | プリンターの印刷設定方法およびプリンター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015150430A JP2017030185A (ja) | 2015-07-30 | 2015-07-30 | プリンターの印刷設定方法およびプリンター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017030185A true JP2017030185A (ja) | 2017-02-09 |
Family
ID=57985846
Family Applications (1)
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JP2015150430A Pending JP2017030185A (ja) | 2015-07-30 | 2015-07-30 | プリンターの印刷設定方法およびプリンター |
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JP (1) | JP2017030185A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020140288A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | ブラザー工業株式会社 | プログラム、アプリケーション、情報処理装置 |
JP2020140287A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | ブラザー工業株式会社 | モジュール及びプログラム |
-
2015
- 2015-07-30 JP JP2015150430A patent/JP2017030185A/ja active Pending
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JP2020140287A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | ブラザー工業株式会社 | モジュール及びプログラム |
JP7234687B2 (ja) | 2019-02-27 | 2023-03-08 | ブラザー工業株式会社 | モジュール及びプログラム |
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