JP2017028848A - モータ - Google Patents

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Katsuhiro Hoshino
勝洋 星野
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Abstract

【課題】3相3線式モータと3相6線式モータとに容易に対応可能なモータの提供。【解決手段】モータ1は、U相巻線、V相巻線およびW相巻線を有するステータ105とロータ110とを備え、U相巻線、V相巻線およびW相巻線の各々は、巻線の両端がステータ105から引き出され、U相巻線、V相巻線およびW相巻線の各々の一端であるU相巻線端103u2、V相巻線端103v2、W相巻線端103w2はパワーケーブル120u2,120v2,120w2に接続され、U相巻線端103u1、V相巻線端103v1、W相巻線端103w1が固定され、かつ、パワーケーブル120u1,120v1,120w1および短絡導電部材109が固定可能な端子台107aを備える。【選択図】図8

Description

本発明は、3相6線および3相3線での使用が可能なモータに関する。
一般的な3相交流モータは3相3線式であるが、3相6線式のモータも知られている(例えば、特許文献1参照)。3相6線式モータとは、3相巻線に中性点がなく、各巻線が独立した構造(3相の各巻線が電気的に独立)となっており、1相のコイルに対して一つのHブリッジ回路が設けられる。3相6線式モータは、3相3線式モータに比べて高出力が得られるという特徴がある。
特開2004−336921号公報
ところで、電気自動車やハイブリッド自動車では、車種や出力に応じて3相3線式モータを用いる場合もあるし、3相6線式モータを用いる場合もある。そのため、製造ラインを共用化または部品を共用化するために、3相3線式と3相6線式とを兼ねるモータ構造が求められている。
本発明によるモータは、U相巻線、V相巻線およびW相巻線を有する固定子と回転子とを備えるモータであって、前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々は、巻線の両端が前記固定子から引き出され、前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々の一端は、第1の3相交流ケーブルに接続され、前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々の他端が固定され、かつ、前記各々の他端に接続される第2の3相交流ケーブルおよび前記各々の他端を互いに接続する短絡導電部材が固定可能な端子台を備える。
本発明によれば、3相3線式モータと3相6線式モータとに容易に対応可能なモータを提供できる。
図1は、モータの外観斜視図である。 図2は、図1に示すモータの断面図である。 図3は、モータ本体の斜視図である。 図4は、ブラケットを外した状態のモータを示す図である。 図5は、U相巻線,V相巻線およびW相巻線の位相を示す模式図である。 図6は、埋め込み磁石型モータを示す図である。 図7は、3相6線式モータを駆動するためのモータ駆動装置の概略構成を示す図である。 図8は、3相3線式モータとして使用する場合のモータを示す図である。 図9は、短絡導電部材の形状を示す斜視図である。 図10は、V相巻線端と短絡導電部材との接続部分を示す断面図である。 図11は、3相3線式モータを駆動するためのモータ駆動装置の概略構成を示す図である。 図12は、大型モータの場合の実施例を示す図である。 図13は、ブラケットを取り外した状態のモータを示す図である。 図14は、モータ本体を示す図である。 図15は、相3線式モータとして使用する場合の構成を示す図である。 図16は、相毎の巻線端を隣接して配置した場合のモータ本体を示す図である。 図17は、図16に示すモータ本体を使用した3相6線式モータおよび3相3線式モータを示す図である。 図18は、図17(a)に示す3相3線式モータに使用される短絡導電部材の一例を示す図である。 図19は、図16に示す3相3線式モータに使用される短絡導電部材の他の例を示す図である。 図20は、パワーケーブルをモータ軸に平行に引き出す構成のモータを示す図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1〜3は、本発明に係るモータの一実施の形態を示す図である。図1はモータ1の外観斜視図である。図2はモータ1の断面図である。図3は、モータ本体100の斜視図である。モータ1は、パワーケーブル120u1〜120w1,120u2〜120w2が設けられたモータケース10に、図3に示すモータ本体100を収納したものである。図1に示すモータ1は、モータ駆動部とモータ1とを接続する6つのパワーケーブル120u1〜120w1,120u2〜120w2を備えている。すなわち、図1〜3に示すモータ1は、3相6線式モータに適用した場合の構成を示している。
モータケース10は、モータ本体100が収納されるモータ収納部10aと、モータ本体100とパワーケーブル120u1〜120w1,120u2〜120w2とを接続する端子台107a,107bが収納される端子ボックス部10bと、ブラケット10cを備えている。モータ収納部10aの中央部分からは、モータ本体100のロータ110に設けられた出力軸であるシャフト113が突出している。なお、図1に示すモータ1では、パワーケーブル120u1〜120w1,120u2〜120w2をモータ軸に直交する方向に引き出しているが、図20に示すようにモータ軸に平行に引き出すような構成としても良い。
図3に示すように、モータ本体100は、モータ収納部10aに固定されたステータ105と、ロータ110とを備えている。ロータ110のシャフト113は、モータ収納部10aおよびブラケット10cに設けられた一対のベアリング114によって支持されている。ブラケット10cには、モータ1の磁極位置を検出する磁極位置検出器115が設けられている。
ステータ105は、ステータコアに固定子巻線(U相巻線、V相巻線およびW相巻線)を巻回したものである。ステータ105のブラケット側端面からは、U相巻線、V相巻線およびW相巻線の巻線端(U相巻線端103u1,103u2、V相巻線端103v1,103v2およびW相巻線端103w1,103w2)が引き出され、端子ボックス部10b方向に折り曲げられている。折り曲げられたU相巻線端103u1,103u2、V相巻線端103v1,103v2およびW相巻線端103w1,103w2は、固定用ボルト106により端子ボックス部10b内に設けられた端子台107a,107bに固定されている。なお、図2に示す断面図では、V相巻線端103v1,103v2だけが見えている。
図3に示すように、ステータ105はロータ110の周囲を囲むように配置されている。ステータ105の端面から引き出されたU相巻線端103u1,103u2、V相巻線端103v1,103v2およびW相巻線端103w1,103w2には、端子台107a,107bにボルト固定するための圧着端子108が取り付けられている。各相巻線の一方の巻線端(U相巻線端103u1,V相巻線端103v1およびW相巻線端103w1)は、ステータ105の図示上側の端面から引き出され、図示上方に折り曲げられている。逆に、各相巻線の他方の巻線端(U相巻線端103u2,V相巻線端103v2およびW相巻線端103w2)は、ステータ105の図示下側の端面から引き出され、図示下方に折り曲げられている。
図4は、ブラケット10cを外した状態のモータ1を示す図である。図4の左側が図2の上側に対応しており、ステータ105の図示左側の端面からU相巻線端103u1,V相巻線端103v1およびW相巻線端103w1が引き出されている。
図5,6は、2極モータの場合のU相巻線,V相巻線およびW相巻線配置を説明する図である。図5は、U相巻線102u,V相巻線102vおよびW相巻線102wの位相を示す模式図である。V相巻線102vは、U相巻線102uに対して120degだけ位相をずらして配置されている。さらに、W相巻線102wは、V相巻線102vに対して120degだけ位相をずらして配置されている。図6に示すように、ステータコア101には、U相巻線102u,V相巻線102vおよびW相巻線102wが120deg位相差で取り付けられている。ロータコア111には、複数の永久磁石112が内部に埋め込まれている。すなわち、埋め込み磁石型モータである。
図7は、3相6線式モータを駆動するためのモータ駆動装置の概略構成を示す図である。モータ駆動装置200は、ステータ105のU相巻線102u,V相巻線102vおよびW相巻線102wに流れる電流をそれぞれ独立に制御することで、モータ1を駆動する。モータ駆動装置200は、直流電源201と、3つのブリッジ回路210u〜210wを有するインバータ回路210と、平滑コンデンサ202と、制御器203とを備えている。モータ1のシャフト113に取り付けられた磁極位置検出器115によって検出された磁極位置θは、モータ駆動装置200の制御器203に入力される。
直流電源201は、直流母線201a、201bを介してインバータ回路210に直流電力を供給する。直流電源201には、例えば、リチウムイオン電池等の二次電池などを利用することができる。平滑コンデンサ202は、インバータ回路210の動作に伴って生じる直流電圧の変動を抑制するためのものであり、直流母線201aと直流母線201bの間に、インバータ回路210に対して並列に接続されている。
インバータ回路210は、U相、V相、W相にそれぞれ対応するフルブリッジ型のブリッジ回路210u、210vおよび210wを有している。ブリッジ回路210u、210v、210wのそれぞれは、上下各アームのスイッチング素子として機能する4つのIGBT221と、各IGBT221と並列に設けられた4つのダイオード222とを有している。
ブリッジ回路210u、210v、210wにおいて、各IGBT221は、制御器203からのドライブ信号Gu、Gv、Gwに応じてスイッチング動作を行う。これにより、直流電源201から供給された直流電力が三相交流電力に変換される。ブリッジ回路210u、210v、210wで変換された三相交流電力は、各相の交流出力線120を介して、モータ1のU相巻線102u,V相巻線102vおよびW相巻線102wにそれぞれ出力される。上述したパワーケーブル120u1〜120w1,120u2〜120w2(図1,4参照)が、交流出力線120に対応している。交流出力線120を流れる電流iu,iv,iwは電流センサ130により検出され、その検出結果は制御器203に入力される。
制御器203は、インバータ回路210が有するu相,v相およびw相のブリッジ回路210u,210v,210wに対して、ドライブ信号Gu、Gv、Gwをそれぞれ出力する。このドライブ信号Gu、Gv、Gwに応じてブリッジ回路210u、210v、210wをそれぞれ動作させることで、制御器203はインバータ回路210を制御することができる。
モータ1を3相6線式モータとして使用する場合には、図7に示すように、U相巻線102u,V相巻線102v,W相巻線102wの各々の両端が、対応するブリッジ回路210u,210v,210wにそれぞれ接続される。そのため、モータ1においては、U相巻線102uのU相巻線端103u1,103u2、V相巻線102vのV相巻線端103v1,103v2、およびW相巻線102wのW相巻線端103w1,103w2がステータ105から引き出され、それらが端子台107a,107bにボルト固定されている。
図4に示すように、図示左側の端子台107aには、U相巻線102uのU相巻線端103u1、V相巻線102vのV相巻線端103v1、W相巻線102wのW相巻線端103w1が接続される。そして、3相6線式モータの状態では、端子台107aにおいて、U相巻線端103u1にパワーケーブル120u1が接続され、V相巻線102vのV相巻線端103v1にパワーケーブル120v1が接続され、W相巻線102wのW相巻線端103w1にパワーケーブル120w1が接続される。
一方、モータ1を3相3線式モータとして使用する場合には、図8に示すように、パワーケーブル120u1,120v1,120w1は端子台107aから外され、代わりに、短絡導電部材109が端子台107aに装着される。
図9は、短絡導電部材109の形状を示す斜視図である。端子台107aに接続されたU相巻線端103u1,V相巻線端103v1およびW相巻線端103w1は、短絡導電部材109によって互いに接続される。短絡導電部材109は、L字形状に折れ曲がった櫛歯形状の導電性板材(例えば、Cuの板材)である。各櫛歯109u,109v,109wには、それらを端子台107aにボルト固定するための貫通孔109aがそれぞれ形成されている。櫛歯109uはU相巻線端103u1に接続され、櫛歯109vはV相巻線端103v1に接続され、櫛歯109wはW相巻線端103w1に接続される。その結果、巻線端103u1,103v1および103w1同士が短絡導電部材109により接続され、中性点104で接続された相巻線(U相巻線102u、V相巻線102vおよびW相巻線102w)と同様の構造となる。
図10は、V相巻線端103v1と短絡導電部材109との接続部分を示す断面図である。ステータ105のステータコア101には、U相巻線102u,V相巻線102vおよびW相巻線102wから成る電機子巻線102が巻回されている。V相巻線端103v1に設けられた圧着端子108と短絡導電部材109の櫛歯109vとは重ねられ、固定用ボルト106により端子台107aに固定される。端子台107aは、端子ボックス部10bに設けられている。
図11は、3相3線式モータを駆動するためのモータ駆動装置300の概略構成を示す図である。モータ駆動装置300は、直流電源201、インバータ回路310、平滑コンデンサ202および制御器203を備えている。インバータ回路310は、U相、V相、W相のそれぞれに対応する3つのハーフブリッジ回路310u,310v,310wを備えている。各ハーフブリッジ回路310u,310v,310wは、上下各アームのスイッチング素子として機能する2つのIGBT221と、各IGBT221と並列に設けられた2つのダイオード222とを有している。
ハーフブリッジ回路310u,310v,310wにおいて、各IGBT221は、制御器203からのドライブ信号Gu、Gv、Gwに応じてスイッチング動作を行う。これにより、直流電源201から供給された直流電力が三相交流電力に変換される。ハーフブリッジ回路310u,310v,310wで変換された三相交流電力は、各相の交流出力線120を介して、モータ1のU相巻線102u,V相巻線102vおよびW相巻線102wにそれぞれ出力される。この場合の交流出力線120には、図8に示すパワーケーブル120u2,120v2,120w2が対応する。
図1に示すモータ1は、比較的小型の場合の実施例を示した。一方、図12は、より大型のモータの場合の実施例を示したものである。図12に示すモータ2は、3相6線式モータの場合を示す。大型のモータ2の場合にはケーブル配置に関してスペース的に余裕があるので、6つのパワーケーブル120u1〜120w1,120u2〜120w2をモータ2の一方の側に設けている。すなわち、モータケース10には、一方の側にだけ端子ボックス部10bが設けられている。パワーケーブル120u1〜120w1,120u2〜120w2は、この端子ボックス部10b内に設けられた端子台に接続されている。
図13は、モータケース10のブラケット10cを取り外した状態を示す図である。また、図14は、モータ本体100を示す図である。U相巻線102uのU相巻線端103u1,103u2、V相巻線102vのV相巻線端103v1,103v2、およびW相巻線102wのW相巻線端103w1,103w2は、ステータ105の図示上側の側面から軸方向に引き出された後、図示上方に折り曲げられている。U相巻線102uのU相巻線端103u1,103u2、V相巻線102vのV相巻線端103v1,103v2、およびW相巻線102wのW相巻線端103w1,103w2には、圧着端子108がそれぞれ設けられている。U相巻線端103u1,103u2、V相巻線端103v1,103v2、W相巻線端103w1,103w2、およびパワーケーブル120u1〜120w1,120u2〜120w2の端子台107への固定方法は、上述したモータ1の場合と同様である。
図15は、モータ2を3相3線式モータとして使用する場合の構成を示す図である。図15において(a)は斜視図、(b)はブラケット10cを取り外した状態を示す図である。3相3線式モータとして使用する場合、図9に示す短絡導電部材109を、端子台107のU相巻線端103u1,V相巻線端103v1およびW相巻線端103w1が固定される部分に固定する。その結果、短絡導電部材109によってU相巻線端103u1,V相巻線端103v1およびW相巻線端103w1が互いに接続され、図11の中性点104と同様の接続構成となる。
なお、上述した図13に示す例では、図示左側から順にU相巻線端103u1,V相巻線端103v1,W相巻線端103w1,U相巻線端103u2,V相巻線端103v2,W相巻線端103w2となるように、ステータ105から相巻線を引き出した場合を示している。
一方、図16に示すモータ本体100においては、相巻線端の並び方を、左側から、U相巻線端103u1,U相巻線端103u2,V相巻線端103v1,V相巻線端103v2,W相巻線端103w1,W相巻線端103w2とした場合を示す。図16の構成のモータ本体100の場合、3相6線式モータとして使用する場合のパワーケーブル120u1〜120w1,120u2〜120w2の配置は、図17(a)に示すような配置となる。
また、3相3線式モータとして使用する場合には、パワーケーブル120u2〜120w2の配置は図17(b)のようになる。この場合、一つおきに並んだU相巻線端103u1,V相巻線端103v1,W相巻線端103w1は、図18に示すような短絡導電部材209によって互いに接続される。
図18においては、端子台107を二点鎖線で示した。U相巻線端103u1,V相巻線端103v1,W相巻線端103w1は、端子台107の端子固定部107u1,107v1,107w1に固定される。一方、U相巻線端103u2,V相巻線端103v2,W相巻線端103w2は、端子固定部107u2,107v2,107w2に固定される。
3相6線式モータとして使用する場合には、パワーケーブル120u1,120v1,120w1,120u2,120v2,120w2を対応する端子固定部107u1,107v1,107w1,107u2,107v2,107w2に固定する。3相3線式モータとして使用する場合には、一つおきに配置された端子固定部107u2,107v2,107w2にパワーケーブル120u2,120v2,120w2を固定し、端子固定部107u1,107v1,107w1に短絡導電部材209が固定される。
そのため、短絡導電部材209の櫛歯209u,209v,209wのピッチは、端子台107の端子固定部のピッチの2倍に設定されている。櫛歯209u、209v、209wには、端子をボルト固定するための貫通孔209aが形成されている。さらに、短絡導電部材209の左端には位置決め用の凸部209dが形成されている。短絡導電部材209は、この凸部209dが端子台107の左端に設けられた凸部107dに当接するように、端子台107に固定される。
短絡導電部材209に凸部209dを設けたことにより、短絡導電部材209の位置決め作業が容易となると共に、短絡導電部材209の組み付け間違いを防止することができる。すなわち、櫛歯209u,209v,209wを端子台107の端子固定部107u2,107v2,107w2に固定しようと試みても、凸部109dがあるため固定できない。
図19に示す短絡導電部材309は、図9に示した短絡導電部材109の変形例であり、短絡導電部材109の代わりに使用することができる。短絡導電部材309には、図18に示した短絡導電部材209の場合と同様の凸部309dが設けられている。櫛歯309u,309v,309wの配置および貫通孔309aの形状は、短絡導電部材109における櫛歯109u,109v,109wおよび貫通孔109aと同様に設定されている。この場合も、凸部309dを設けたことにより、短絡導電部材309の櫛歯309u,309v,309wを端子台107の端子固定部107u2,107v2,107w2に固定しようと試みても凸部309dがあるため固定できない。
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)例えば、モータ1では、図4,8に示すようにU相巻線102u、V相巻線102vおよびW相巻線102wの各々は、巻線の両端(すなわち、U相巻線端103u1,103u2、V相巻線端103v1,103v2、W相巻線端103w1,103w2)がステータ105から引き出され、一方のU相巻線端103u2、V相巻線端103v2、W相巻線端103w2は3相交流ケーブルであるパワーケーブル120u2〜120w2に接続される。他方のU相巻線端103u1、V相巻線端103v1、W相巻線端103w1は、モータ1を3相6線式モータとして用いる場合には、図4に示すようにパワーケーブル120u1〜120w1に接続され、モータ1を3相3線式モータとして用いる場合には、図8に示すように短絡導電部材109を端子台107aに固定してU相巻線端103u1、V相巻線端103v1、W相巻線端103w1を互いに接続する。
このように、U相巻線端103u1,103u2、V相巻線端103v1,103v2、W相巻線端103w1,103w2をステータ105から引き出し、それらが接続可能な端子台107a,107bを設ける構成としているので、端子台107aにパワーケーブル120u1〜120w1または短絡導電部材109を固定することにより、3相6線と3相3線とを容易に切り替えることができる。
(2)なお、小型のモータの場合には、図4に示すように、U相巻線端103u2、V相巻線端103v2、W相巻線端103w2が収納される第1の端子ボックス部10bと、U相巻線端103u1、V相巻線端103v1、W相巻線端103w1と端子台107aとが収納される第2の端子ボックス部10bとが設けられる。
(3)一方、大型のモータの場合には、図13に示すように、U相巻線端103u1,103u2、V相巻線端103v1,103v2、W相巻線端103w1,103w2および端子台107が同一の端子ボックス部10bに収納され、U相巻線端103u1,103u2、V相巻線端103v1,103v2、W相巻線端103w1,103w2は端子台107に固定されている。
(4)その場合、図13のように、U相巻線端103u1、V相巻線端103v1、W相巻線端103w1を端子台107の一方の側にまとめて配置し、U相巻線端103u2、V相巻線端103v2、W相巻線端103w2を端子台107の他方の側にまとめて配置するようにしても良い。
(5)また、図16〜18のように、U相巻線端103u1,103u2、V相巻線端103v1、103v2およびW相巻線端103w1,103w2が、相毎に隣り合わせになるように端子台107に固定するようにしても良い。
(6)さらに、図19に示すU相巻線端103u1、V相巻線端103v1、W相巻線端103w1を固定する端子固定部107u1,107v1,107w1のピッチP1と、U相巻線端103u2、V相巻線端103v2、W相巻線端103w2を固定する端子固定部107u2,107v2,107w2のピッチP2とを異ならせるようにしても良い。このように、接続形態であるピッチを異ならせることで、各相巻線端および短絡導電部材の接続間違いを防止することができる。接続形態はピッチ以外であっても良く、例えば、固定用ボルト106の呼び径を異ならせても良い。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1,2…モータ、10…モータケース、10a…モータ収納部、10b…端子ボックス部、10c…ブラケット、100…モータ本体、102u…u相巻線、102v…v相巻線、102w…w相巻線、103u1,103u2…u相巻線端、103v1,103v2…v相巻線端、103w1,103w2…w相巻線端、105…ステータ、107,107a,107b…端子台、109,209,309…短絡導電部材、110…ロータ、120…交流出力線、120u1,120u2,120v1,120v2,120w1,120w2…パワーケーブル、200,300…モータ駆動装置、P1,P2…ピッチ

Claims (6)

  1. U相巻線、V相巻線およびW相巻線を有する固定子と回転子とを備えるモータであって、
    前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々は、巻線の両端が前記固定子から引き出され、
    前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々の一端は、第1の3相交流ケーブルに接続され、
    前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々の他端が固定され、かつ、前記各々の他端に接続される第2の3相交流ケーブルおよび前記各々の他端を互いに接続する短絡導電部材が固定可能な端子台を備えるモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記回転子、前記固定子および前記端子台を収納するモータケースを備え、
    前記モータケースは、前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々の一端が収納される第1端子収納部と、前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々の他端と前記端子台とが収納される第2端子収納部とを有する、モータ。
  3. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記回転子、前記固定子および前記端子台を収納するモータケースを備え、
    前記モータケースは、前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々の一端および他端と前記端子台とが収納される端子収納部を有し、
    前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々の一端および他端が前記端子台に固定されている、モータ。
  4. 請求項3に記載のモータにおいて、
    前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々の一端は、前記端子台の第1の固定領域にまとめて配置され、
    前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々の他端は、前記端子台の第2の固定領域にまとめて配置されている、モータ。
  5. 請求項3に記載のモータにおいて、
    前記U相巻線の一端および他端は隣接して前記端子台に固定され、
    前記V相巻線の一端および他端は隣接して前記端子台に固定され、
    前記W相巻線の一端および他端は隣接して前記端子台に固定されている、モータ。
  6. 請求項3乃至5のいずれか一項に記載のモータにおいて、
    前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々の一端の前記端子台への接続形態と、前記U相巻線、前記V相巻線および前記W相巻線の各々の他端の前記端子台への接続形態とが異なっている、モータ。
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