JP2017028493A - 読取装置 - Google Patents

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邦明 佐藤
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淳 甲野藤
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剛 吉田
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将一 佃
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Yuki Emoto
勇気 江本
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Koki Shimada
皓樹 島田
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康文 棚網
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Kanto Kurasawa
歓土 倉澤
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Abstract

【課題】ADF読取部とFBS読取部を併せ持つ読取装置において、コンパクトな装置サイズを実現するとともにトータルの読取スループットが高い装置を実現する。【解決手段】透明板に置かれた原稿を読取ユニットが移動しながら読み取りを行うFBS読取と、透明板の所定位置に読取ユニットを静止させて原稿を移動させながら読み取りを行うADF読取を行うことができる読取装置であって、所定位置の外側にシェーディング補正用の基準部材が設けられており、読取ユニットは基準部材の下に移動して、基準部材を読むことが可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、原稿のADF読取りとFBS読取りの機能を併せ持った読取装置に関するものである。
特許文献1には、ADF(Auto Document Feeder)とFBS(Flatbed Scanner)とを併せ持つ読取装置が開示されている。この装置は、原稿の画像読取りを開始する前に、光源の光量の不均一やレンズの欠陥、受光素子の精度誤差などによるラインセンサの出力値の不均等を補正するためにシェーディング補正が行われる。
特開2007−259129号公報
しかしながら、特許文献1では、透明板の一方の端のシート位置決め部の下側に、シェーディング補正用の基準部材が設けられている。このため、透明板のシート載置のためのスペースに加えて、この基準部材を設けるための空間や、読取ユニットが基準部材の位置に移動してシェーディング補正をするための空間を設ける必要があり、装置のコンパクト化の妨げになっている。
本発明は、この課題を解決するものであり、ADF読取部とFBS読取部を併せ持つ読取装置において、従来よりもコンパクトな装置サイズを実現すること、さらには従来よりもトータルの読取スループットが高い装置を実現することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、透明板に置かれた原稿を読取ユニットが移動しながら読み取りを行うFBS読取と、前記透明板の所定位置に前記読取ユニットを静止させて原稿を移動させながら読み取りを行うADF読取を行うことができる読取装置であって、前記所定位置の外側にシェーディング補正用の基準部材が設けられており、前記読取ユニットは前記基準部材の下に移動して前記基準部材を読むことが可能であることを特徴とする。
以上の構成によれば、ADF読取部とFBS読取部を併せ持つ読取装置において、従来よりもコンパクトな装置サイズを実現する。また従来よりもトータルの読取スループットが高い装置を実現する。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置を一体に備えたプリンタの外観を模式的に示す斜視図である。 ADF読取部とFBS読取部の構成を示す断面図である。 読取ユニットのホームポジション近傍の詳細な構成を示す断面図である。 プリント装置の制御構成を示すブロック図である。 FBS読取部による読取り動作を説明する図である。 ブックFBS読取部による読取り動作を説明する図である。 シェーディング補正の際の基準部材の読取り値の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像読取装置を一体に備えたプリンタの外観を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、プリンタ300は、その上部に画像読取装置100を一体に備えたものである。読取装置100は、概略、ADF読取部101(Auto Document Feeder)とFBS読取部102(Flatbed Scanner)とを有して構成される。ADF読取部101は、ADF形態の搬送部であり、原稿積載トレイに置かれた原稿シートを搬送しこの搬送されるシート上の画像を読取ユニットによって読取り、読取りを行った原稿シートを原稿排出トレイに排出する。また、FBS読取部102は、FBS形態の原稿読取部であり、透明板に置かれた原稿シートを読み取りユニットよって走査し原稿シート上の画像の読取を行う。ADF読取部101は、その全体がFBS読取部102に対して開閉可能に設けられており、ADF読取部101を開くことによって、FBS読取部102の透明板が現れ、原稿シートを置くことができる。ADF読取部101の外装をなすケース部材の一部には、操作パネル320が設けられ、これを介して、ユーザは、プリンタにおける画像読取りおよび画像のプリントに関する種々の入力をしたり、表示を見たりすることができる。なお、図1は、ADF読取部101の原稿排出トレイを兼ねる蓋部材19が閉じた状態を示している。
なお、本発明を適用する画像読取装置は、図1に示す形態のようにプリント装置と一体のものだけでなく、例えば、単体のスキャナの形態であってもよい。いずれも形態も本明細書では「読取装置」と呼ぶ。
図2は、図1に示したADF読取部101とFBS読取部102の構成を示す断面図であり、図3は、本実施形態の画像読取装置における読取ユニットのホームポジション近傍の詳細な構成を示す断面図である。
図2および図3に示すように、ADF読取部101は、原稿積載トレイ14、およびこのトレイに積載されたシート(これらの図では不図示)を給紙、搬送する搬送部12を備える。搬送部12はUターン搬送路を有し、これにより、原稿積載トレイ14から給紙、搬送されるシートは積載トレイ14の上方に設けられた原稿排出トレイ18に排出される。搬送部12の搬送方向上流側には、積載されたシートの最上位のものに当接してこれをピックアップするピックアップローラ3と、シートを他のシートと分離する分離ローラ5が設けられている。また、分離ローラ5の下流には搬送ローラ対7、Uターンパスの中ほどにはUターンローラ対9が、下流端側には、シートを原稿排出トレイ18に排出するための排紙ローラ対31が、それぞれ設けられている。ADF読取部101には、FBS読取部102の透明板22に対向する範囲にスポンジシート36が設けられ、これにより、透明板22に置かれたシートを、透明板に対して押圧し密着させることができる。
ADF読取部101の搬送部12において、搬送ローラ対7とUターンローラ対8の間にシート押さえ10が設けられる。シート押さえ10に対向する透明板22の所定位置が、ADF読取における原稿読み取り位置である。ADF読取では、搬送路を移動する原稿シートはシート押さえ10により透明板22に押し付けられ、透明板22を通して移動する原稿が読み取られる。
搬送路において下流側でシート押え10が設けられる所定位置の近傍で、透明板22の一方の端と、その外側で隣接する位置には、搬送されるシートをすくい上げる搬送路を形成するガイド部材24が設けられている。このガイド部材24により透明板22上を搬送されるシートをUターンローラ対8に案内する。
FBS読取部102は、原稿読み取り面である透明板22を備え、この上に読み取り対象の原稿シートを静止した状態で載置される。そして透明板22を通して原稿シートが読取られる。透明板22においてADF読取位置の反対側(FBS読取領域を挟んだ対向側)の一端には、原稿の端部を突き当てて位置決めする突き当て部34が設けられ、これをシート載置の基準位置としてシートの位置決めを行うことができる。透明板22は、原稿シートが置かれる載置面を有し、読取ユニット30によって裏側から原稿シート上の画像を読取ることができるような光学的に透明な部材であり、ガラス、プラスチックなどを材料とする。
透明板22の下側、およびその一端に隣接する、ADF読取部101の搬送部12におけるUターンパスが設けられる部分の下側には、読取ユニット30が移動できる空間が設けられる。すなわち、読取ユニット30は、図2および図3の紙面に垂直な方向(以下、走査方向)に移動可能であり、また、この走査方向と直交する方向で透明板22と平行な方向(以下、副走査方向;図2の右に向かう方向)に移動できるよう構成されている。読取ユニット30は、長尺のラインセンサである密着型イメージセンサ(以下、CIS)を有して構成されている。読取ユニット30は、LEDからシートの面に光を照射し、シートの面で反射した反射光を自己集束型ロッドレンズアレイでセンサ素子に結像し画像情報を読取る。
FBS読取部102によるFBS読取りの際は、透明板22の上に静止して置かれた原稿シートに対して、FBS読取領域にて読取ユニット30を移動させながら、透明板22を介して原稿シートの画像を読取る。他方、ADF読取部101によるADF読取りの際は、読取ユニット30を透明板22の一端近傍の所定位置に静止させた状態で、搬送部12に沿ってシートを搬送させながら、透明板22を介して原稿シートの画像を読取る。
図2、図3において、搬送部12の搬送路におけるガイド部材24の下側には、ガイド部材24に埋め込まれるようにシェーディング補正用の基準部材32が設けられている。この基準部材32は、走査方向に所定長さ延在する長尺形状である。シェーディング補正は、光源の光量の不均一やレンズの欠陥、受光素子の精度誤差などによるラインセンサの出力値の不均等を補正するために、基準部材32を読取ユニット30で読み取る動作を、実際の原稿読み取りの前に行う。このシェーディング補正は、読取ユニット30がホームポジションにあるときに行われる。ホームポジションとは、読取り動作の待機状態もしくは装置電源オフの際に読取ユニット30が位置する基準位置である。
このように、ADF読取部101の搬送部12の下側であって、所定のADF読取位置の外側(FBS読取領域から見て遠い側)にシェーディング補正用の基準部材が配置される。これにより、基準部材を設けるための特別のスペースを必要とすることなく、装置のサイズが増大することを抑制することができる。また、原稿読取りに先立ってシェーディング補正を行う際には、読取ユニット30はホームポジション、すなわちシェーディング補正用の基準部材の下方に位置した状態で、基準部材の色を読み取る。次いで、読取ユニット30はホームポジションからADF原稿読取位置に移動する。その移動距離は従来よりも大幅に短いので短時間で移動が完了する。したがって、シェーディング補正も含めたトータルの読取り時間が大幅に短縮される。
図4は、図1などに示したプリント装置300の制御構成を示すブロック図である。主制御基板301において、装置全体を制御する主制御IC302は、マイクロプロセッサユニット(MPU)306、読取画像処理部307、プリント画像処理部308、画像符号化部309などを有して構成され、システムバス303を介して装置全体を制御する。ROM304は、MPU306の動作のためのプログラムコード、初期値データ、テーブルデータなどを格納する。RAM305は、計算バッファ及び画像メモリ等に使用される。
読取部100は、図1〜図3にて上述した画像処理装置であり、読取ユニット30、読取画像補正部312、読取系駆動部313等を有して構成される。読取部100では、上述したように、読取系駆動部313を駆動して読取ユニット30の移動を行い、シート上の画像を光学的に順次読取って電気的な画像信号に変換する。この信号は読取画像補正部312においてシェーディング補正等が施される。さらに読取画像処理部307で画像処理を行って高精細な画像データを出力する。
インクジェット方式のプリント部315は、図1にて上述したように、画像読取り装置と一体に構成される。プリント部315では、プリント系駆動部318を駆動してプリントヘッド316を所定の位置に移動させ、プリント画像処理部308で作成した画像データはプリント信号出力部317を介してプリントヘッド316に出力されることで画像がプリントされる。操作パネル320は、操作パネルインターフェイス部323を介して表示画像を表示部321に出力し、操作部322からの操作入力を受け付ける。音声出力部325は、音声データを信号に変換してスピーカ326からメッセージ音声を出力する。通信接続部327は、通信網328、電話機329と接続され、音声や符号化データの入出力を行う。符号化データは画像符号化部309で画像に相互変換される。外部インターフェイス部331は、例えばUSB規格のものであり、パーソナルコンピュータなどの外部機器332と接続される。不揮発メモリ333は、フラッシュメモリなどからなり、停電時等にワークデータや画像データが消去されないように記憶する。無線LANモジュール334は、装置外のアクセスポイントを介して画像入出力を行う。電源供給部340は、主制御基板301、読取部100、プリント部315、操作パネル320などの動作に必要な電力を供給する。
本実施形態のプリント装置300の動作である、PCスキャン動作、コピー動作、ファクシミリ受信動作、プリンタ動作について以下に説明する。
(PCスキャン動作)
読取部100の読取ユニット30で読取られた原稿の画像情報は、先ず読取画像補正部312によってシェーディング補正等の処理が施される。次に、読取画像処理部307によって画像データとしてRAM305に展開され、次に、画像符号化部309によって、例えばJPEG形式に圧縮符号化される。符号化されたデータは外部インターフェイス部331を介して外部機器332に出力される。
(コピー動作)
読取部100の読取ユニット30を用いて、ADF読取もしくはFSB読取で読取られた原稿の画像情報は、読取画像補正部312によってシェーディング補正等の処理が施される。次に、読取画像処理部307によって画像データとしてRAM305に展開され、次に、画像符号化部309によって、例えばJPEG形式に圧縮符号化され、いったん蓄積される。蓄積された画像データは、プリント画像処理部308に順次送出され、プリント用画像に変換される。プリント用画像は、プリント信号出力部317を介してプリントヘッド316に出力することでシートにプリント出力される。
(ファクシミリ送信動作)
読取部100の読取ユニット30で読取られた原稿の画像情報は、読取画像補正部312によってシェーディング補正等の処理が施される。次に、読取画像処理部307によって画像データとしてRAM305に展開され、次に、画像符号化部309によって、例えばMR(モデファイド・リード)形式に圧縮符号化され、いったん蓄積される。蓄積された画像データは、通信接続部327でファクシミリ通信の手順信号の送受信を行い、その後画像データの送信が行われる。送信開始後も読取を継続して画像データを蓄積しながら送信を続ける。
(ファクシミリ受信動作)
通信網328から着信があると、通信接続部327でファクシミリ通信の手順信号の送受信を行い、その後、画像データの受信を開始する。画像データは、画像符号化部309で復調され、RAM305に展開される。展開された画像データはプリント画像処理部308に順次送出され、プリント用画像に変換される。このプリント用画像は、プリント信号出力部317を介してプリントヘッド316に出力することでシートにプリント出力される。
(プリンタ動作)
外部機器332から発信され、外部インターフェイス部331で受けたコマンド及び受信パラメータはMPU306によって解釈され、画像符号化部309で画像データとしてRAM305に展開される。展開された画像データは、プリント画像処理部308に順次送出され、プリント用画像に変換される。プリント用画像はプリント信号出力部317を介してプリントヘッド316に出力することでシートにプリント出力される。
以上説明した各動作における画像読取りの動作について次に説明する。
(ADF読取)
図5(a)〜(e)は、図2、図3などで上述したFBS読取部101による読取り動作(以下では、「ADF読取り」ともいう)を説明する図である。
先ず、原稿積載トレイ14に原稿シートSが積載された状態(図5(a))で、ADF読取りを行う指示が操作部320または外部機器から入力すると、ADF読取部101の起動準備が開始される。
次に、原稿積載トレイ14に置かれた原稿シートSは、分離ローラ5で搬送され、搬送ローラ対7を通過後、シートエッジセンサでシート先端が検知され、シート押さえ10と透明板22の間に送り込まれ待機している(図5(b))。
この状態で、読取ユニット30がシェーディング補正基準部材32直下の位置まで移動し、シェーディングが実施される。シェーディング補正は、読取ユニット30のLEDをOFFした状態(真っ黒)での読取ユニット30からの出力値(黒シェーディング値)と、LEDをONした状態(真っ白)での読取ユニット30からの出力値(白シェーディング値)と、を用いて原稿画像読み取り時の読取レベル(読取値)を正規化する処理である。具体的には、図7に示すように、基準部材32の読取り値は、走査方向の位置(画素)毎にばらつくのが一般的である。すなわち、シェーディング補正用の基準部材32は、濃度管理された一様の濃度の白色であるに対して、読取ユニットの特性によって読取値が一様にならない。このため、シェーディング補正では、例えば、読取動作時の走査方向の位置(画素)ごとの読取値に対して、それぞれ対応する同画素位置の白シェーディング値及び黒シェーディング値を用いて次式で正規化し、処理階調数(例えば8bit階調)を積算して、それぞれの画素の輝度とする補正を行う。
輝度値=255×(読取値−黒シェーディング値)/(白シェーディング値−黒シェーディング値)
以上のシェーディング補正が終了すると、読取ユニット30は、シート押さえ10の直下の位置まで移動する。このときシェーディング補正基準部材32がガイド部材24の下方に配置されているので、ADF読取位置まで移動距離が短く移動時間を少なくすることができる。その後、原稿シートを搬送しながら読取ユニット30による読取動作を行う(図5(c))。この読取り動作では、シート押え10は、弾性機構(不図示)によって原稿シートSを透明板22に押さえつける。透明板22の下側の読取ユニット30は、シートの搬送に合わせて画像を読取る。
原稿シートSはガイド部材24に沿って搬送され、シート後端が原稿エッジセンサで検知されると、所定のステップ数の読取を行い読取動作を終了する。その後、原稿シートSは排紙ローラ9を通って原稿排出トレイ18に排紙される(図5(d))。その後、読取ユニット30は、ホームポジションに移動し、読取動作を終了する。(図5(e))
(FBS読取)
原稿シートSが透明板22の上に載置され、突き当て部34に突き当てた状態で、FB読取を行う指示が操作部320または外部機器から入力すると、FBS読取部102の起動準備を開始する。
先ず、読取ユニット30がシェーディング補正基準部材32の直下の位置まで移動し、シェーディング補正が実施される(図6(a))。シェーディング補正終了後、読取ユニット30は透明板22上に載置された原稿シートSを読取るため移動する(図6(b))。読取動作を行い、原稿突き当て部手前まで読取走査を行う(図6c)。その後、読取ユニット30はホームポジションに移動し読取動作を終了する(図6(a))。
以上の実施形態によれば、シェーディング補正用の基準部材32を、ADF読取部の直下であって、FBS読取領域から見てADF読取位置(シート押え10)の外側に配置している。読取ユニット30は基準部材32の下に移動して基準部材32を読むものである。これにより、透明板22の逆側(右端側)はシート突き当て部34のみが設けられ装置を小型化が実現する。
また、読取ユニット30のホームポジションが、基準部材32が設けられたガイド部材24の下方近傍であるので、装置を電源オンしてから読取ユニット30を大きく移動させることなく、短時間にシェーディング補正を開始することができる。さらにシェーディング補正のための読取位置とADF読み取りの読取位置が近いので、シェーディング補正を行った後、短時間でADF読取を実行することができる。こうしてトータルの読取スループットが大きく向上する。
101 ADF読取部
102 FBS読取部
3 ピックアップローラ
5 分離ローラ
7 搬送ローラ対
8 Uターンローラ対
9 排紙ローラ対
10 シート押え
12 搬送部
22 透明板
24 ガイド部材
30 読取ユニット
32 シェーディング補正用の基準部材
34 突き当て部
S 原稿シート

Claims (5)

  1. 透明板に置かれた原稿を読取ユニットが移動しながら読み取りを行うFBS読取と、前記透明板の所定位置に前記読取ユニットを静止させて原稿を移動させながら読み取りを行うADF読取を行うことができる読取装置であって、
    前記所定位置の外側にシェーディング補正用の基準部材が設けられており、
    前記読取ユニットは前記基準部材の下に移動して、前記基準部材を読むことが可能である、
    ことを特徴とする読取装置。
  2. 前記透明板に隣接して、前記ADF読取の際に原稿が搬送される搬送路を形成するガイド部材が設けられており、前記基準部材は前記ガイド部材の下側に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の読取装置。
  3. 前記FBS読取のために前記透明板の上に置かれる原稿は、前記所定位置とは反対側の端部が位置決めされることを特徴とする、請求項1または2に記載の読取装置。
  4. 前記基準部材の下方の近傍が、前記読取ユニットのホームポジションとされることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の読取装置。
  5. 前記FBS読取もしくは前記ADF読取で得られた画像をプリントするプリント部をさらに有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の読取装置。
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