JP2017027586A - インセンティブ計算システムおよびインセンティブ計算システムの制御方法 - Google Patents
インセンティブ計算システムおよびインセンティブ計算システムの制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017027586A JP2017027586A JP2016103354A JP2016103354A JP2017027586A JP 2017027586 A JP2017027586 A JP 2017027586A JP 2016103354 A JP2016103354 A JP 2016103354A JP 2016103354 A JP2016103354 A JP 2016103354A JP 2017027586 A JP2017027586 A JP 2017027586A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage capacity
- incentive
- power
- unit
- calculation system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 title claims abstract description 221
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 33
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 59
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 57
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 38
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000006870 function Effects 0.000 description 10
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 8
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N Lithium ion Chemical compound [Li+] HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 2
- 230000002354 daily effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 2
- 229910001416 lithium ion Inorganic materials 0.000 description 2
- 102100036848 C-C motif chemokine 20 Human genes 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 1
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、納得性の高い継続可能な、蓄電池を活用した電力需給の仕組みを実現することができるインセンティブ計算システムおよびインセンティブ計算システムの制御方法を提供することを目的とする。
前記受信部で受信した前記非提供蓄電容量と前記蓄電容量に応じてインセンティブを計算する演算部と、を有する。
更に、本発明により、需要家、事業者双方のメリットが生み出されるので、納得性の高い継続可能な、蓄電池を活用した電力需給の仕組みを実現することができる。
これにより、本発明によれば、納得性の高い継続可能な、蓄電池を活用した電力需給の仕組みを実現することができるインセンティブ計算システムおよびインセンティブ計算システムの制御方法を提供することができる。
小売電気事業者は、発電事業者から電力を調達し、複数の需要家に販売する。複数の需要家全体の電力消費は日中に多く、夜間に少ないため、所定時間単位、例えば30分間単位の時間帯別にその電力消費に相当する量の電力を発電事業者から調達する。しかし、小売電気事業者は一日を通して一定の発電量で発電機を運転する方が設備効率は良いため、小売電気事業者は昼夜の電力調達量に差が少ない場合に、安価な値で電力を調達することができる。そこで小売電気事業者は、需要家のうち、蓄電設備を設置している需要家に夜間に商用電力を蓄電してもらい、日中に蓄電した電力を使用してもらうことで負荷平準化を果たしたいというニーズがある。蓄電設備の容量が大きい方が負荷平準化に貢献できることになるので、小売電気事業者は蓄電設備の容量に応じた対価を、電気料金から割引く。
なお、第1の実施形態においては、小売電気事業者が蓄電設備を設置している需要家に対して蓄電設備の容量に応じた対価を、電気料金から割引く経済的メリット(インセンティブ)について説明する。しかしながら、インセンティブとしては、電気料金の割引の他、翌月以降の使用電気量のサービス、蓄電池が劣化した際の交換、ポイント付与、その他サービスへの還元等も考えられる。また、今後、蓄電設備を、電気の需要家が自らの費用で設置する他、発電事業者、送配電事業者、小売電気事業者、エネルギーリソースアグリゲータ、エネルギーマネジメント事業者等が費用を全部または一部負担し、電気の需要家敷地に設置するケースも考えられる。そこで、第1、第2の実施形態では、小売電気事業者が蓄電設備を設置している需要家に対して蓄電設備の容量に応じた対価を、電気料金から割引くインセンティブについて説明するが、第3、第4の実施形態では、蓄電設備の設置者に対する電気料金の割引以外のインセンティブについて説明する。
需要家施設10は、蓄電設備11、太陽光発電設備12、分電盤13、負荷14、買電用電力計Mp、売電用電力計Mqを含んで構成される。
蓄電設備11は、充電のために入力される電力を蓄積し、また、蓄積した電力を放電して出力する。蓄電設備11の構成に限定はなく、蓄電池であったり、リチウムイオンキャパシタであったり、フライホイールなどであっても良い。
太陽光発電設備12は、再生可能エネルギーである太陽光を利用する発電装置の1つであり、光起電力効果により光エネルギーを電力に変換することにより発電を行う。太陽光発電設備12は、例えば需要家施設10の屋根などのように、太陽光が他の建物に遮蔽されにくい場所に設置されている。これにより、太陽光発電設備12は、発電素子が配置されている面に対し、太陽光が遮蔽されずに照射され、この照射された太陽光を効率的に電力に変換する。
分電盤13は、需要家施設10において、電力経路を分岐し、外部から供給される商用電力を負荷14に供給するように、商用系統と負荷14とを電気的に接続する。
また、分電盤13は、需要家施設10において、電力経路を分岐し、太陽光発電設備12により発生された電力を負荷14に供給するように、太陽光発電設備12と負荷14とを電気的に接続する。
また、分電盤13は、需要家施設10において、電力経路を分岐し、商用電力と太陽光発電設備12の一方または両方から供給される電力を蓄電設備11に充電するように、商用系統と太陽光発電設備12との一方または両方と蓄電設備11とを電気的に接続する。
また、分電盤13は、需要家施設10において、電力経路を分岐し、蓄電設備11から放電により出力させた電力を、負荷14に供給するように、蓄電設備11と負荷14とを電気的に接続する。
さらに、分電盤13は、需要家施設10において、電力経路を分岐し、太陽光発電設備12により発生された電力を、例えば商用電力の電力系統を経由して、他の需要家施設10における蓄電設備11に対して供給するように、太陽光発電設備12と他の需要家施設10における蓄電設備11とを電気的に接続する。
また、分電盤13は、需要家施設10において、電力経路を分岐し、蓄電設備11の放電により出力される電力を、他の需要家施設10における負荷14に供給するように、蓄電設備11と他の需要家施設10における負荷14とを電気的に接続する。
買電用電力計Mpは、購入した商用電力の量を計量する。
売電用電力計Mqは、太陽光発電設備12により発生された電力(太陽光発電電力)のうち、宅内の負荷14の電力消費を補った上で余剰分として発生する余剰電力の量を計量する。
図2は、第1の実施形態におけるインセンティブ計算システム20の構成例を示す図である。
インセンティブ計算システム20は、演算部21、検針値受信部22、メモリ23を含んで構成される。
また、演算部21は、電気料金算出部211、割引額算出部212、請求額算出部213を含んで構成される。
需要家施設10における買電用電力計Mpでの計量値(検針値P)と、売電用電力計Mqでの計量値(検針値Q)とは、送配電事業者により検針され、その確定値が月ごとにインターネット回線を介して小売電気事業者のインセンティブ計算システム20にデータ送信される。検針値受信部22は、検針値Pと、検針値Qとを受信し、電気料金算出部211に出力する。
小売電気事業者は自らが電気を供給する複数の需要家の検針データを受信し、インセンティブ計算システム20の電気料金算出部211において、予め決められた計算方法に従い電気料金を算出する。電気料金算出部211が算出する電気料金は、需要家が購入した電力の買電料金と、売電した売電料金に大別される。
家庭用の蓄電設備11には、非常時即ち停電時に備え、確保しておく電力量を設定できるものがある。常時は設定された電力量を残して放電され蓄電した電力が使われる。非常時には設定された電力量も使われる。これにより、需要家は、いざ停電した際、最低でも設定しておいた「非提供蓄電容量」を使用することができる。
なお、需要家による設定値変更の際には、小売電気事業者に連絡をするか、或いは小売電気事業者によるパスワード入力など立会いの下でしか、「非提供蓄電容量」を変更できない仕組みが蓄電設備11に備わっていることが望ましい。
「蓄電容量」をメモリ23へ記憶させるに当たり、オペレータが手入力でインセンティブ計算システム20を入力することが上述のように考えられるが、この手法には限定されない。
なぜなら、「蓄電容量」は、蓄電設備11の型式によるメーカーの定格値(カタログ値)でも良いし、充放電効率を勘案し差し引いて設定しても良い。また、将来、経年劣化によって容量が減ってきた場合を勘案し、ある一定期間、例えば10年間に劣化すると考えられる容量の平均をとって「蓄電容量」とすることなどが考えられる。
このように、「蓄電容量」は製品の型式で決まるため、インセンティブ計算システム20内に、製品の型式と「蓄電容量」とを紐付けるテーブルを設け、型式番号を入力することで型式番号を「蓄電容量」に置き換えて割引額を算出することが考えられる。
ここで、「提供可能蓄電容量」とは、「蓄電容量」から「非提供蓄電容量」を減算した電力量であり、実際に負荷平準化に寄与する蓄電設備の電力量である。なお、「非提供蓄電容量」が0の場合、「蓄電容量」は「提供可能蓄電容量」と同一となる。
また、「提供可能蓄電容量」、「非提供蓄電容量」は、日毎、月毎、季節毎、平日/休日、時間帯別等に変更或いは設定することもできる。また、「蓄電設備から提供可能な提供可能蓄電容量」の提供先は、当該蓄電設備を制御する発電事業者、送配電事業者、小売電気事業者、エネルギーマネジメント事業者、エネルギーリソースアグリゲータらを通して、電力を提供する先のことを指し、例えば、他の需要家、発電事業者、送配電事業者、小売電気事業者、エネルギーマネジメント事業者らが考えられる。
請求額算出部213は、電気料金算出部211が算出した買電料金、売電料金と、割引額算出部212が算出した割引額と、に基づく請求費用を算出する。
インセンティブ計算システム20の演算部21では、前述の買電料金や売電料金を電気料金算出部211が計算するほか、需要家の蓄電設備11の設置の対価としての割引額を割引額算出部212が計算する。
割引額算出部212が実行する計算過程として、まず、蓄電容量10kWhから非提供蓄電容量4kWhを減算し、提供可能蓄電容量6kWhを算出する。次に、割引額算出部212は、予め設定した割引額テーブル(図3)に従って、割引額を計算する。図3に示す割引額テーブルによれば、提供可能蓄電容量6kWhの場合、割引額は1,000[円/月]と算定される。
請求額算出部213は、前述の買電料金からこの割引額を差引き、燃料調整費等の全需要家に負担の義務がある費用を加算して、需要家に請求する。請求書には蓄電設備11の設置による割引額が分かるよう明示するのが望ましい。
小売電気事業者は、発電事業者から電力を調達し、複数の需要家に販売する。この調達電力量を減らすことができれば、調達額を減らし、それにより需要家から徴収する電気代を安価に設定することが可能となる。調達電力量を削減する手法として、例えば特開2014−30334に示されたような蓄電設備内部のインバータロスを低減させる技術があり、また、特許第5576218号に示された、地域内需要家群の自然エネルギーによる電力自給率を高める技術などの応用が考えられる。これらはいずれも需要家施設に設置された蓄電設備を外部から制御することで、蓄電設備の損失低減、電力自給率の向上を実現するものである。小売電気事業者が調達電力量を抑えるために、需要家が設置した蓄電設備を外部から制御するニーズはここにある。
この他にも、小売電気事業者や発電事業者によるインバランス調整、送配電事業者による送配電網の負担軽減を目的とした需要家の蓄電設備の活用なども考えられる。
このように、小売電気事業者等が需要家の蓄電池を自らの目的のために制御する場合、需要家への対価の支払いが望まれる。蓄電設備の容量が大きい方が小売電気事業者等の目的に貢献できる割合が大きいので、小売電気事業者は蓄電設備の容量に応じた対価を、電気料金から割引く形で支払う。
蓄電容量は、厳密には経年劣化により減少する。蓄電設備のメーカー補償は、例えば、「10年後に蓄電容量50%以上維持」である。蓄電設備をエネルギーマネジメントに使用する場合、どのくらいの容量が使えるかが、蓄電設備の制御計画を立てる上で重要な情報となる。リアルタイムに蓄電池の状態を把握し、現在時点の蓄電池容量を推定する機能の研究・開発がなされており、このような技術を取り込むことで、蓄電容量を随時更新することができる。蓄電池容量を推定方法で実用化されている方法は、年に一度のメンテナンス運転で、蓄電設備の蓄電電力を全て放電させ、満充電になるまで充電し、その充電電力をもとに推定するものである。
蓄電設備には、需要家が設定した非提供蓄電容量と、推定された蓄電容量(蓄電可能推定量)を、メモリに記憶する記憶部が設けられている。また、メモリに記憶された非提供蓄電容量と蓄電容量を外部へ送信する送信部を有する。
需要家施設10は、蓄電設備11a、太陽光発電設備12、分電盤13、負荷14、買電用電力計Mp、売電用電力計Mq、HEMS(Home Energy Management System)15、モデム16を含んで構成される。
HEMS15は、蓄電設備11aのコントローラー機能と、小売電気事業者が保有する外部の電力管理システム30との連携機能を有している。
蓄電設備11aとHEMS15間の通信手段は、例えばMAC層・物理層をIEEE802.11b/g/n、IEEE802.15.4などで行い、通信プロトコルにはECHONET Liteなどが考えられる。蓄電設備11aとHEMS15間の通信により、蓄電設備11aからHEMS15に非提供蓄電容量と蓄電容量のデータが送信され、また、HEMS15から蓄電設備11aに蓄電設備11aへの制御指令が送信される。制御指令は、予め取り決められた蓄電設備11aの動作モード、例えば、「定電力充電」、「定電力放電」、「負荷追従放電」、「待機」などが挙げられ、いずれかの制御指令を受信した蓄電設備11aは、取り決められた所定の動作を行う。
モデム16は、公衆インターネット回線を介して、蓄電設備11aと電力管理システム30との間の通信を行うための送受信部である。
なお、蓄電設備11aは、非提供蓄電容量を保存する第1の記憶部101、蓄電容量(または蓄電可能推定量)を保存する第2の記憶部102、或いは蓄電容量から非提供蓄電容量を減算した提供可能蓄電容量を保存する記憶部100(いずれの記憶部も図4においては不図示である)を有している。
インセンティブ計算システム20aは、演算部21、検針値受信部22、受信部24を含んで構成される。
メモリ23を含まず、受信部24を含む点が、第1の実施形態におけるインセンティブ計算システム20との相違点である。すなわち、図5は、インセンティブ計算システム20にオペレータが入力するのではなく、蓄電設備11aに提供可能蓄電容量等の情報が記憶されていて、通信により自動でインセンティブ計算システム20aに情報が電力管理システム30を介して送られる形態について示している。
また、演算部21は、インセンティブ計算システム20と同様に、電気料金算出部211、割引額算出部212、請求額算出部213を含んで構成される。
需要家施設10におけるHEMS15と電力管理システム30との間の通信は、モデム16および公衆インターネット回線を介して行われる。HEMS15からユーザーID、蓄電設備11aの非提供蓄電容量と蓄電容量とを含むデータが送信され、電力管理システム30における送受信部33がこれを受信する。
電力管理システム30では、複数の需要家のHEMS15から送受信部33により受信したデータを情報収集部31が演算し、複数の需要家が保有する各々の蓄電設備11aの動作を蓄電池制御決定部32が決定し、制御指令として送受信部33がHEMS15に送信する。また、電力管理システム30は、インセンティブ計算システム20aに非提供蓄電容量と蓄電容量のデータを送信部34が送信し、インセンティブ計算システム20aの受信部24がこれを受信する。
つまり、インセンティブ計算システム20aは、蓄電設備11aから、HEMS15、電力管理システム30を介し、間接的に非提供蓄電容量と蓄電容量のデータを受信することとなる。なお、インセンティブ計算システム20aが、電力管理システム30を介さないで、蓄電設備11aから、HEMS15、モデム16、インターネット回線を介して、直接的に非提供蓄電容量と蓄電容量のデータを受信部24により受信することも可能である。
割引額は、例えば下記式(1)で算出される。
D=85.5×R+800…(1)
ここで、Dは割引額[円]を表す。
また、Rは、割引額算出部212が、提供可能蓄電容量[kWh]=蓄電容量−非提供蓄電容量の式に基づいて算出する。ただし、Rが、2.5kWh未満の場合はD=0円とする。また、Dの上限値は、1,600円とする。また、Dの算出値は、小数点以下を切り捨てて算出される。
例えば、蓄電容量が6.08kWhで非提供蓄電容量が3.5kWhであった場合、式(1)によれば、割引額Dは1,020円となる。非提供蓄電容量は、需要家が任意の時点で任意の設定が可能なことから、毎日一度データ取得し、日割り計算にて割引額を算出することも考えられる。
図6は、第1の実施形態におけるインセンティブ計算システム20の構成例を示す図である。また、図7は、図6に示すインセンティブ計算システム20の動作例を示すフローチャートである。
インセンティブ計算システム20は、演算部21、メモリ23(第1の記憶部231と第2の記憶部232)を含んで構成される。
オペレータは、ユーザーの契約情報のうち、蓄電容量をインセンティブ計算システム20へ入力する(ステップST1)。
第2の記憶部232は、入力された蓄電容量を保存する(ステップST2)。
オペレータは、ユーザーの契約情報のうち、非提供蓄電容量をインセンティブ計算システム20へ入力する(ステップST3)。
第1の記憶部231は、入力された非提供蓄電容量を保存する(ステップST4)。
演算部21は、蓄電容量に従って割引額を演算する(ステップST5)。
演算部21における割引額算出部212は、蓄電容量から非提供蓄電容量を減算し、提供可能蓄電容量を算出する。
演算部21は、割引額を算出する(ステップST6)。
演算部21における割引額算出部212は、予め設定した割引額テーブルを参照し、提供可能蓄電容量に対応する割引額を算出する。
インセンティブ計算システム20は、演算部21、メモリ23を含んで構成される。
上記図6と相違する点は、メモリ23には、ユーザーの契約情報のうち、非提供蓄電容量がユーザーにより入力される点である。上述したように、蓄電容量は、製品の型式で決まるため、インセンティブ計算システム20は、製品の型式と蓄電容量とを紐付けるテーブルを有している。インセンティブ計算システム20は、型式番号をテーブルへ入力することで蓄電容量を入手し、割引額を算出する。なお、型式番号は、例えば、ユーザーの契約情報の中に含まれ、予めインセンティブ計算システム20に入力されておく構成とすればよい。これにより、型式番号をテーブルへ入力することで、型式番号を「蓄電容量」に置き換えることができる。
オペレータは、ユーザーの契約情報のうち、非提供蓄電容量をインセンティブ計算システム20へ入力する(ステップST11)。
メモリ23は、入力された非提供蓄電容量を保存する(ステップST12)。
演算部21は、蓄電容量に従って割引額を演算する(ステップST13)。
演算部21における割引額算出部212は、蓄電容量から非提供蓄電容量を減算し、提供可能蓄電容量を算出する。
演算部21は、割引額を算出する(ステップST14)。
演算部21における割引額算出部212は、予め設定した割引額テーブルを参照し、提供可能蓄電容量に対応する割引額を算出する。
蓄電設備11aは、非提供蓄電容量を保存する第1の記憶部101、蓄電容量を保存する第2の記憶部102、送信部160(モデム16およびHEMS15)を含んで構成される。
インセンティブ計算システム20aは、演算部21、受信部24を含んで構成される。
本構成は、インセンティブ計算システム20aが、電力管理システム30を介さないで、蓄電設備11aから、HEMS15、モデム16、インターネット回線を介して、直接的に非提供蓄電容量と蓄電容量のデータを受信部24により受信する構成である。もちろん、インセンティブ計算システム20aが、インセンティブ計算システム20aと蓄電設備11aとの間の電力管理システム30を介して、間接的に非提供蓄電容量と蓄電容量のデータを受信部24により受信する構成であってもよい。
蓄電設備11aにおいて、第2の記憶部102は、蓄電容量を保存する(ステップST21)。
蓄電設備11aにおいて、第1の記憶部101は、非提供蓄電容量を保存する(ステップST22)。
蓄電設備11aにおいて、送信部160は、蓄電容量と非提供蓄電容量とを、インセンティブ計算システム20aに対して送信する(ステップST23)。
インセンティブ計算システム20aにおいて、受信部24は、蓄電容量と非提供蓄電容量とを、蓄電設備11aから受信する(ステップST24)。
インセンティブ計算システム20aにおいて、演算部21は、蓄電容量と非提供蓄電容量とに従って割引額を演算する(ステップST25)。
演算部21における割引額算出部212は、蓄電容量から非提供蓄電容量を減算し、提供可能蓄電容量を算出する。
インセンティブ計算システム20aにおいて、演算部21は、割引額を算出する(ステップST26)。
演算部21における割引額算出部212は、式(1)に基づいて割引額を算出する。
なお、蓄電容量は蓄電設備11aの第2の記憶部102に記憶されるとなっているが、蓄電容量は蓄電設備11aの型式で決まるため、予めインセンティブ計算システム20aに入力しておき、蓄電設備11aとの通信では、非提供蓄電容量のみを受信すればよい、というケースも考えられる。
蓄電設備11aは、蓄電容量から非提供蓄電容量を減算した提供可能蓄電容量を保存する記憶部100、送信部160(モデム16およびHEMS15)を含んで構成される。
インセンティブ計算システム20aは、演算部21、受信部24を含んで構成される。
本構成は、インセンティブ計算システム20aが、蓄電設備11aから、直接的または間接的に提供可能蓄電容量のデータを受信部24により受信する構成である。
蓄電設備11aにおいて、第2の記憶部は、出願時において記憶済の蓄電容量を保存する(ステップST31)。
蓄電設備11aにおいて、第1の記憶部は、需要家設定により記憶済の非提供蓄電容量を保存する(ステップST32)。
蓄電設備11aにおいて、HEMS15は、蓄電容量から非提供蓄電容量を減算し、提供可能蓄電容量を算出する(ステップST33)。
蓄電設備11aにおいて、記憶部100は、提供可能蓄電容量を保存する(ステップST34)。
蓄電設備11aにおいて、送信部160は、提供可能蓄電容量を、インセンティブ計算システム20aに対して送信する(ステップST35)。
インセンティブ計算システム20aにおいて、受信部24は、提供可能蓄電容量を、蓄電設備11aから受信する(ステップST36)。
インセンティブ計算システム20aにおいて、演算部21は、提供可能蓄電容量に従って割引額を演算する(ステップST37)。
インセンティブ計算システム20aにおいて、演算部21は、割引額を算出する(ステップST38)。
演算部21における割引額算出部212は、式(1)に基づいて割引額を算出する。
第3の実施形態では、インセンティブの例として、翌月の電気使用量から、予め定めた計算式による分だけサービスするというインセンティブについて説明する。
図14は、第3の実施形態におけるインセンティブ計算システム20bおよび蓄電設備11bの構成例を示す図である。
図14に示すように、蓄電設備11bは太陽光発電付きの戸建住宅(需要家施設10)に設置される。ここで、蓄電設備11bの費用負担者、所有権者は、その住宅に住む住人と電気の需給契約を結んだ小売電気事業者である。すなわち、当該小売電気事業者は複数の住宅に、自らの費用で蓄電設備11bを設置する。住人からは蓄電池使用料を定期的に徴収する。蓄電設備リースの形態をとっても良い。また、蓄電設備11bを制御するのは、エネルギーリソースアグリゲータである。
また、蓄電設備11bが設置された需要家施設10には、HEMS15bが設置され、HEMS15bのメモリ(記憶部100b)に、設置された蓄電設備11bの蓄電容量と、住人が任意に設定した非提供蓄電容量が記憶されている。
これを受けた管理サーバー30bは、各蓄電設備11bが設置されている需要家施設10のHEMS15bに対象となる制御情報を送信する。HEMS15bは、この制御情報を受け、蓄電設備11bの蓄電池を制御サーバー40からの指示通りに制御する。
エネルギーリソースアグリゲータは、その要請に基づき制御可能な範囲で蓄電設備11bを制御し、充電もしくは放電によってこの要請に応える。
小売電気事業者は、その業務である需給管理において、所定時間単位、例えば30分間単位で事前に提出した需給計画通りに運用する責務があり、実績値が計画値を逸脱した分(インバランス)に応じて、送配電事業者に支払う料金(インバランス料金)が発生するが、このようにエネルギーリソースアグリゲータが需要地である需要家施設10に設置された蓄電設備11bを制御することによって、インバランス料金を低減させることができる。
尚、本実施の形態において、蓄電設備11bの所有者を小売電気事業者としたが、これがエネルギーリソースアグリゲータの場合や住人の場合も考えられ、そのいずれの場合であっても本発明の範囲とする。
第4の実施形態では、第2の実施形態において、インセンティブを電気料金の割引ではなく、蓄電池が劣化した際の交換費用として付与する場合について説明する。
実施例説明のための需要家として、太陽光発電設備、蓄電設備11a付きの一般住宅を想定する。需要家の蓄電設備11aには、非提供蓄電容量を任意に設定できる機能が備えられていて、需要家が設定することができる。また、蓄電設備11aの経時劣化で蓄電容量が変化するため、定期的に蓄電容量を推定する蓄電可能推定量推定部が備えられている。
蓄電池システム(蓄電設備11a)の構成は、複数の蓄電池モジュール、パワーコンディショナー、蓄電池の状態監視及び制御を行なうバッテリーマネジメントユニット、ケースからなる。蓄電池モジュールは、更に複数の蓄電池セルより構成される。
蓄電設備11aを15年間使用した時点で、経年劣化により蓄電池システムの容量が3kWhとなったため、蓄電池セルの交換を実施する。この15年間の推定された蓄電容量(現在時点における蓄電容量を推定する機能により蓄電可能推定量推定部が推定した蓄電可能推定量)と、設定された非提供蓄電容量との履歴から求めた提供可能蓄電容量の平均値を算出し、予め決めた式によって交換する蓄電池セルのサービス個数を計算する。これらの計算はインセンティブ計算システム20aで演算される。
サービスするセル数[個]=提供可能蓄電容量の平均値[kWh]×蓄電池の使用日数×乗率[個/kWh]
ここで、演算結果の端数の切捨てを行う。また、乗率は、セルの仕入れコストなどによって異なる。また、蓄電池の使用日数は、蓄電電力の提供を開始した日からセルの交換日の前日までとする。
計算の一例として、提供可能蓄電容量の平均値を4.2[kWh]、蓄電設備使用日数を5405日、乗率を0.00036とした場合、上式よりサービスするセル個数は8個となる。
また、本発明のインセンティブ計算システム20(インセンティブ計算システム)は、蓄電設備11の設置者に対するインセンティブを計算するインセンティブ計算システムであって、前記蓄電設備11から提供可能な提供可能蓄電容量に応じてインセンティブを計算する演算部21を有する。
また、本発明のインセンティブ計算システム20a,20b(インセンティブ計算システム)は、提供可能蓄電容量を外部へ送信する送信部(送信部160、HEMS15b)が設けられ、前記送信部が送信した前記提供可能蓄電容量を直接的又は間接的に受信する受信部(受信部24、24b)と、前記受信部で受信した前記提供可能蓄電容量に応じてインセンティブを計算する演算部(演算部21、21b)と、を有する。
これにより、本発明によれば、納得性の高い継続可能な、蓄電池を活用した電力需給の仕組みを実現することができるインセンティブ計算システムおよびインセンティブ計算システムの制御方法を提供することができる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
Claims (12)
- 蓄電設備の設置者に対するインセンティブを計算するインセンティブ計算システムであって、
前記蓄電設備から提供可能な提供可能蓄電容量に応じてインセンティブを計算する演算部を有する、インセンティブ計算システム。 - 蓄電設備の設置者に対するインセンティブを計算するインセンティブ計算システムであって、
前記蓄電設備に確保する非提供蓄電容量と、前記非提供蓄電容量を含んだ蓄電容量とに応じてインセンティブを計算する演算部を有する、インセンティブ計算システム。 - 提供可能蓄電容量を外部へ送信する送信部が設けられ、
前記送信部が送信した前記提供可能蓄電容量を直接的又は間接的に受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記提供可能蓄電容量に応じてインセンティブを計算する演算部と、を有する、インセンティブ計算システム。 - 非提供蓄電容量と、前記非提供蓄電容量を含んだ蓄電容量を外部へ送信する送信部が設けられ、
前記送信部が送信した前記非提供蓄電容量と前記蓄電容量を直接的又は間接的に受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記非提供蓄電容量と前記蓄電容量に応じてインセンティブを計算する演算部と、を有する、インセンティブ計算システム。 - 非提供蓄電容量を外部へ送信する送信部が設けられ、
前記送信部が送信した前記非提供蓄電容量を直接的又は間接的に受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記非提供蓄電容量と予め入力された蓄電容量に応じてインセンティブを計算する演算部と、を有する、インセンティブ計算システム。 - 前記演算部は、
前記蓄電容量から前記非提供蓄電容量を減算することで、提供可能蓄電容量を算出し、前記提供可能蓄電容量に応じてインセンティブを計算する、請求項2または請求項4に記載のインセンティブ計算システム。 - 現在時点における蓄電容量を推定する蓄電可能推定量推定部を有し、
請求項6に記載の蓄電容量を、前記蓄電可能推定量推定部により推定した蓄電可能推定量に置き換えて計算するインセンティブ計算システム。 - 蓄電設備の設置者に対するインセンティブを計算する演算部を有するインセンティブ計算システムの制御方法であって、
前記演算部は、
前記蓄電設備から提供可能な提供可能蓄電容量に応じてインセンティブを計算する、インセンティブ計算システムの制御方法。 - 蓄電設備の設置者に対するインセンティブを計算する演算部を有するインセンティブ計算システムの制御方法であって、
前記演算部は、
前記蓄電設備に確保する非提供蓄電容量と前記非提供蓄電容量を含んだ蓄電容量とに応じてインセンティブを計算する、インセンティブ計算システムの制御方法。 - 提供可能蓄電容量を外部へ送信する送信部を利用する、蓄電設備の設置者に対するインセンティブを計算する演算部と、前記送信部が送信した前記提供可能蓄電容量を直接的又は間接的に受信する受信部とを有するインセンティブ計算システムの制御方法であって、
前記演算部は、
前記受信部で受信した前記提供可能蓄電容量に応じてインセンティブを計算する、インセンティブ計算システムの制御方法。 - 非提供蓄電容量と前記非提供蓄電容量を含んだ蓄電容量とを外部へ送信する送信部を利用する、蓄電設備の設置者に対するインセンティブを計算する演算部と、前記送信部が送信した前記非提供蓄電容量と前記蓄電容量を直接的又は間接的に受信する受信部とを有するインセンティブ計算システムの制御方法であって、
前記演算部は、
前記受信部で受信した前記非提供蓄電容量と前記蓄電容量に応じてインセンティブを計算する、インセンティブ計算システムの制御方法。 - 非常時のために確保する非提供蓄電容量を外部へ送信する送信部を利用する、蓄電設備の設置者に対するインセンティブを計算する演算部と、前記送信部が送信した前記非提供蓄電容量を直接的又は間接的に受信する受信部とを有するインセンティブ計算システムの制御方法であって、
前記演算部は、
前記受信部で受信した前記非提供蓄電容量と予め入力された蓄電容量に応じてインセンティブを計算する、インセンティブ計算システムの制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015142890 | 2015-07-17 | ||
JP2015142890 | 2015-07-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017027586A true JP2017027586A (ja) | 2017-02-02 |
JP6754615B2 JP6754615B2 (ja) | 2020-09-16 |
Family
ID=57946646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016103354A Active JP6754615B2 (ja) | 2015-07-17 | 2016-05-24 | インセンティブ計算システムおよびインセンティブ計算システムの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6754615B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6431580B1 (ja) * | 2017-08-04 | 2018-11-28 | 日本電信電話株式会社 | 電力制御システム、供給元電力システム、制御装置及び電力制御方法 |
JP2019080374A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | 株式会社デンソー | 電力管理システム |
JP2020027383A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | 富士電機株式会社 | 需給計画装置 |
JP2021006999A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 対価設定方法、対価設定システム及びプログラム |
JP2021006944A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 対価設定方法、対価設定システム及びプログラム |
JP7550608B2 (ja) | 2020-11-05 | 2024-09-13 | トヨタホーム株式会社 | 給電支援装置およびシステム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07123509A (ja) * | 1993-09-02 | 1995-05-12 | Nippondenso Co Ltd | 内燃機関用発電電動機の制御装置 |
WO2012017936A1 (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-09 | 三菱自動車工業株式会社 | 電力需給平準化システムのバッテリ情報出力装置 |
JP2013090344A (ja) * | 2011-10-13 | 2013-05-13 | Hitachi Ltd | 電力融通方法及び電力融通装置 |
JP2013143816A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Ntt Facilities Inc | 電力供給システム、電力供給制御装置、電力供給方法及びプログラム |
JP2013169137A (ja) * | 2012-01-17 | 2013-08-29 | Keio Gijuku | 電力ネットワークシステム |
JP2013176226A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Toshiba Corp | 蓄電池空き能力借用方法、電力系統の運用方法、電力運用システム、需要家側制御装置、需要家側制御装置に用いるプログラム、系統側制御装置及び系統側制御装置に用いるプログラム |
-
2016
- 2016-05-24 JP JP2016103354A patent/JP6754615B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07123509A (ja) * | 1993-09-02 | 1995-05-12 | Nippondenso Co Ltd | 内燃機関用発電電動機の制御装置 |
WO2012017936A1 (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-09 | 三菱自動車工業株式会社 | 電力需給平準化システムのバッテリ情報出力装置 |
JP2013090344A (ja) * | 2011-10-13 | 2013-05-13 | Hitachi Ltd | 電力融通方法及び電力融通装置 |
JP2013143816A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Ntt Facilities Inc | 電力供給システム、電力供給制御装置、電力供給方法及びプログラム |
JP2013169137A (ja) * | 2012-01-17 | 2013-08-29 | Keio Gijuku | 電力ネットワークシステム |
JP2013176226A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Toshiba Corp | 蓄電池空き能力借用方法、電力系統の運用方法、電力運用システム、需要家側制御装置、需要家側制御装置に用いるプログラム、系統側制御装置及び系統側制御装置に用いるプログラム |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6431580B1 (ja) * | 2017-08-04 | 2018-11-28 | 日本電信電話株式会社 | 電力制御システム、供給元電力システム、制御装置及び電力制御方法 |
JP2019033566A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 日本電信電話株式会社 | 電力制御システム、供給元電力システム、制御装置及び電力制御方法 |
JP2019080374A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | 株式会社デンソー | 電力管理システム |
JP2020027383A (ja) * | 2018-08-10 | 2020-02-20 | 富士電機株式会社 | 需給計画装置 |
JP7215013B2 (ja) | 2018-08-10 | 2023-01-31 | 富士電機株式会社 | 需給計画装置 |
JP2021006999A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 対価設定方法、対価設定システム及びプログラム |
JP2021006944A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 対価設定方法、対価設定システム及びプログラム |
JP7394390B2 (ja) | 2019-06-27 | 2023-12-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 対価設定方法、対価設定システム及びプログラム |
JP7550608B2 (ja) | 2020-11-05 | 2024-09-13 | トヨタホーム株式会社 | 給電支援装置およびシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6754615B2 (ja) | 2020-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Graditi et al. | Technical and economical assessment of distributed electrochemical storages for load shifting applications: An Italian case study | |
JP6754615B2 (ja) | インセンティブ計算システムおよびインセンティブ計算システムの制御方法 | |
Eid et al. | Managing electric flexibility from Distributed Energy Resources: A review of incentives for market design | |
Awad et al. | Impact of energy storage systems on electricity market equilibrium | |
JP6703447B2 (ja) | 電力データ管理システム、需要家集合体及び電力融通街区 | |
US9159108B2 (en) | Facilitating revenue generation from wholesale electricity markets | |
US9159042B2 (en) | Facilitating revenue generation from data shifting by data centers | |
US20140316973A1 (en) | Facilitating revenue generation from wholesale electricity markets | |
US20110055036A1 (en) | Methods and systems for managing electricity delivery and commerce | |
US20150278968A1 (en) | Facilitating revenue generation from data shifting by data centers | |
EP2953230A1 (en) | Energy management system, energy management method, program and server | |
Foroozandeh et al. | Single contract power optimization: A novel business model for smart buildings using intelligent energy management | |
WO2015045336A1 (ja) | 電力管理装置、電力管理方法、プログラム | |
JP2014228948A (ja) | 電気料金管理システム | |
WO2013067213A1 (en) | Facilitating revenue generation from wholesale electricity markets | |
JP5474716B2 (ja) | 太陽光発電設備分譲システム | |
WO2016186056A1 (ja) | 発電所システム、及び発電所システムのサーバ | |
JP2016046922A (ja) | 電力需給調整システム、上位地域電力管理装置、および、下位地域電力管理装置 | |
Hashmi | Optimization and control of storage in smart grids | |
JP7297004B2 (ja) | 電力供給システム及び、電力管理方法 | |
KR20200130943A (ko) | 다중마이크로그리드 운영 장치 및 그 운영 방법, 다중마이크로그리드 시스템 | |
JP2015211516A (ja) | 蓄電装置の充放電制御システム | |
JP6698371B2 (ja) | 電気料金管理装置、電気料金管理方法及びプログラム | |
Telaretti et al. | A novel operating strategy for customer-side energy storages in presence of dynamic electricity prices | |
Li et al. | Planning method and principles of the cloud energy storage applied in the power grid |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190110 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191203 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200428 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200623 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200728 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200824 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6754615 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |