JP2017026514A - 異常診断装置およびセンサ外れ検知方法 - Google Patents

異常診断装置およびセンサ外れ検知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017026514A
JP2017026514A JP2015146605A JP2015146605A JP2017026514A JP 2017026514 A JP2017026514 A JP 2017026514A JP 2015146605 A JP2015146605 A JP 2015146605A JP 2015146605 A JP2015146605 A JP 2015146605A JP 2017026514 A JP2017026514 A JP 2017026514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measured
vibration sensor
detached
sensor
frequency band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015146605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6553970B2 (ja
Inventor
博志 池田
Hiroshi Ikeda
博志 池田
高橋 亨
Toru Takahashi
亨 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2015146605A priority Critical patent/JP6553970B2/ja
Priority to US15/746,740 priority patent/US10830637B2/en
Priority to PCT/JP2016/069017 priority patent/WO2017018112A1/ja
Priority to CN201680043362.6A priority patent/CN107850513B/zh
Publication of JP2017026514A publication Critical patent/JP2017026514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6553970B2 publication Critical patent/JP6553970B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H1/00Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector
    • G01H1/003Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector of rotating machines
    • G01H1/006Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector of rotating machines of the rotor of turbo machines
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M15/00Testing of engines
    • G01M15/14Testing gas-turbine engines or jet-propulsion engines
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D17/00Monitoring or testing of wind motors, e.g. diagnostics
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2260/00Function
    • F05B2260/80Diagnostics
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2260/00Function
    • F05B2260/83Testing, e.g. methods, components or tools therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2270/00Control
    • F05B2270/30Control parameters, e.g. input parameters
    • F05B2270/304Spool rotational speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2270/00Control
    • F05B2270/30Control parameters, e.g. input parameters
    • F05B2270/334Vibration measurements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Landscapes

  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Wind Motors (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Abstract

【課題】振動センサが被測定物から外れたことを検知することができる異常診断装置を提供する。
【解決手段】異常診断装置は、振動センサと、制御装置とを備える。振動センサは、被測定物に取り付けられ、被測定物の振動を測定する。制御装置は、振動センサから受けたデータに基づいて振動センサが被測定物から外れているか否かを判定する。制御装置は、第1の周波数帯における第1のパーシャルオーバーオール値を算出する。制御装置は、第1の周波数帯よりも高い第2の周波数帯における第2のパーシャルオーバーオール値を算出する。制御装置は、第1のパーシャルオーバーオール値と第2のパーシャルオーバーオール値との比に相関関係のある指標値を算出する。制御装置は、指標値に基づいて、振動センサが被測定物から外れているか否かを判定する。
【選択図】図9

Description

この発明は、異常診断装置およびセンサ外れ検知方法に関する。
被測定物に異常が発生していないかを被測定物の振動を測定することにより診断する異常診断装置が知られている。被測定物の振動を測定する場合、被測定物に振動センサを取り付ける。この振動センサに異常が発生した場合、被測定物の異常診断が正確に行なえなくなる。
振動センサにはたとえば加速度センサが含まれる。特許第5099522号公報(特許文献1)には、加速度センサ本体に所定の大きさの検査信号を印加し、この検査信号に応答して加速度センサ本体から出力されたセンサ信号の積分値を用いて加速度センサの自己診断を行なう自己診断装置が開示されている。この自己診断装置によれば、自己診断中に加速度センサに外部から衝撃が加わった場合でも、衝撃の影響が抑制されるので正確な自己診断が可能になる。
特許第5099522号公報
振動センサに外部から衝撃が加わった場合、振動センサが被測定物から外れる場合がある。被測定物から外れた振動センサによって測定されたデータは被測定物の振動をほとんど反映していない誤ったデータである可能性がある。振動センサからの測定データの解析を行なうオペレータは、振動センサが被測定物から外れたことに気づかないと、この誤ったデータに基づいて異常診断を行なってしまう。その結果、診断結果が誤ったものとなって異常の発生が放置されてしまう恐れがある。あるいは診断途中でセンサ外れが発覚してそれまでの測定データの解析が無駄になって再診断を行なう必要が生じる恐れがある。
このような異常発生の放置、あるいは再診断を回避するためには、振動センサが被測定物から外れていることを検知する必要がある。しかし、特許第5099522号公報(特許文献1)に開示されている自己診断装置では、加速度センサが被測定物から外れていることを検知することができない。
この発明の目的は、振動センサが被測定物から外れていることを検知することができる異常診断装置を提供することである。
この発明は要約すると、振動センサと、制御装置とを備える異常診断装置である。振動センサは、被測定物に取り付けられ、被測定物の振動を測定する。制御装置は、振動センサから受けたデータに基づいて振動センサが被測定物から外れているか否かを判定する。制御装置は、第1の周波数帯における第1のパーシャルオーバーオール値を算出する。制御装置は、第1の周波数帯よりも高い第2の周波数帯における第2のパーシャルオーバーオール値を算出する。制御装置は、第1のパーシャルオーバーオール値と第2のパーシャルオーバーオール値との比に相関関係のある指標値を算出する。制御装置は、指標値に基づいて、振動センサが被測定物から外れているか否かを判定する。
好ましくは、制御装置は、指標値として第2のパーシャルオーバーオール値に対する第1のパーシャルオーバーオール値の割合を算出する。制御装置は、指標値が所定の閾値よりも大きい場合、振動センサが被測定物から外れていると判定する。制御装置は、指標値が所定の閾値よりも小さい場合、振動センサが被測定物から外れていないと判定する。
好ましくは、異常診断装置は、主軸を備える風力発電装置の異常診断装置である。異常診断装置は、主軸の回転速度を測定して制御装置へ出力する回転速度センサをさらに備える。制御装置は、回転速度が所定の回転速度よりも大きい場合、振動センサが被測定物から外れているか否かを判定する。制御装置は、回転速度が所定の回転速度よりも小さい場合、振動センサが被測定物から外れているか否かを判定しない。
好ましくは、制御装置は、第1のタイミングで振動センサが被測定物から外れているか否かを判定する。制御装置は、第1のタイミングに引き続く第2のタイミングで振動センサが被測定物から外れているか否かを判定する。制御装置は、第2のタイミングで振動センサが被測定物から外れていると判定した場合において、第1のタイミングで振動センサが被測定物から外れていないと判定していたときには、振動センサが被測定物から外れている可能性がある旨の注意喚起を報知する。制御装置は、第1のタイミングで振動センサが被測定物から外れていると判定していたときには、振動センサが被測定物から外れている旨の警報を報知する。
この発明の別の態様は要約すると、振動センサと、制御装置とを備える異常診断装置の制御装置において行なわれるセンサ外れ検知方法である。振動センサは、被測定物に取り付けられ、被測定物の振動を測定する。制御装置は、振動センサから受けたデータに基づいて振動センサが被測定物から外れているか否かを判定する。センサ外れ検知方法は、第1の周波数帯における第1のパーシャルオーバーオール値を算出するステップを含む。センサ外れ検知方法は、第1の周波数帯よりも高い第2の周波数帯における第2のパーシャルオーバーオール値を算出するステップをさらに含む。センサ外れ検知方法は、第1のパーシャルオーバーオール値と第2のパーシャルオーバーオール値との比に相関関係のある指標値を算出するステップをさらに含む。センサ外れ検知方法は、指標値に基づいて、振動センサが被測定物から外れているか否かを判定するステップをさらに含む。
この発明によれば、振動センサが被測定物から外れた場合に欠落する割合の大きい周波数成分に着目することにより、振動センサが被測定物から外れたことを検知することができる。その結果、振動センサが被測定物から外れた状態で測定されたデータに基づいて異常診断が行なわれることを回避し易くなる。
本実施の形態の異常診断装置が使用される一例である風力発電装置を説明するための図である。 第1の実施の形態に従う異常診断装置の構成を示す図である。 被測定物から外れていない場合の振動センサの測定データのグラフである。 被測定物から外れている場合の振動センサの測定データのグラフである。 図3の測定データを周波数分析した結果のスペクトルを示す図である。 図4の測定データを周波数分析した結果のスペクトルを示す図である。 指標値Hの変化を示す図である。 第1の実施の形態においてデータ収集装置によって行なわれるセンサ外れを検知する処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図8のセンサ外れ判定の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態においてデータ収集装置によって行なわれるセンサ外れを検知する処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態における指標値Hの変化を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態の異常診断装置80が使用される一例である風力発電装置10を説明するための図である。図1に示されるように、風力発電装置10は、ロータヘッド20と、主軸22と、ブレード30と、増速機40と、発電機45と、主軸受60と、異常診断装置80と、ナセル90と、タワー100とを備える。増速機40、発電機45、主軸受60および異常診断装置80は、ナセル90に格納される。
タワー100の上端部には、ナセル90が設けられている。風力発電装置10は、地上に固定されたタワー100に対して、風向に応じてナセル90を回転させるヨー(yaw)運動を行なうことが可能に構成されている。好ましくは、アップウィンド型風力発電機では風上に、ダウンウィンド型風力発電機では風下に、ブレード30側が位置するようにナセル90が回転される。
ロータヘッド20は主軸22の先端部分に接続されている。ロータヘッド20には複数のブレード30が取り付けられている。
ブレード30は、主軸22の先端に設けられ、風力を回転トルクに変換して主軸22に伝達する。
主軸22は、ロータヘッド20からナセル90内に進入して増速機40の入力軸に接続され、主軸受60によって回転自在に支持される。そして、主軸22は、風力を受けたブレード30により発生する回転トルクを増速機40の入力軸へ伝達する。
主軸受60は、ナセル90内において固設され、主軸22を回転自在に支持する。主軸受60は、転がり軸受によって構成される。主軸受60は、たとえば、自動調芯ころ軸受や円すいころ軸受、円筒ころ軸受、玉軸受等によって構成される。なお、これらの軸受は、単列のものでも複列のものでもよい。
増速機40は、主軸22と発電機45との間に設けられ、主軸22の回転速度を増速して発電機45へ出力する。一例として、増速機40は、遊星ギヤや中間軸、高速軸等を含む歯車増速機構によって構成される。なお、特に図示しないが、この増速機40内にも、複数の軸を回転自在に支持する複数の軸受が設けられている。
発電機45は、増速機40の出力軸に接続され、増速機40から受ける回転トルクによって発電する。発電機45は、たとえば、誘導発電機によって構成される。なお、この発電機45内にも、ロータを回転自在に支持する軸受が設けられている。
異常診断装置80は、風力発電装置10に取り付けられた振動センサおよび回転速度センサが測定したデータを受ける。異常診断装置80は、そのデータをサーバ200に無線または有線で送信する。
図2は、第1の実施の形態に従う異常診断装置80の構成を示す図である。図2に示されるように、異常診断装置80は、データ収集装置81と、振動センサ82と、回転速度センサ83とを備える。振動センサ82は、加速度センサ821と、金属ベース822とを含む。データ収集装置81は本発明の制御装置に該当する。
加速度センサ821はねじ止め方法によって金属ベース822に取り付けられる。金属ベース822は、たとえば接着剤などによって被測定物50に取り付けられる。
振動センサ82に外部から衝撃が加わった場合、振動センサ82が被測定物50から外れることがある。たとえば、被測定物50のメンテナンス作業員が金属ベース822に手、足、または工具などをぶつけた場合、その衝撃によって振動センサ82は被測定物50から外れてしまうことがある。
被測定物50から外れた振動センサ82によって測定されたデータは被測定物50の振動をほとんど反映していない誤ったデータである可能性がある。振動センサからの測定データの解析を行なうオペレータは、振動センサ82が被測定物50から外れたことに気づかないと、この誤ったデータに基づいて異常診断を行なってしまう。その結果、診断結果が誤ったものとなって異常の発生が放置されてしまう恐れがある。あるいは診断途中でセンサ外れが発覚してそれまでの測定データの解析が無駄になって再診断を行なう必要が生じる恐れがある。
特に、風力発電装置の異常診断には精密な診断が要求される。そのため、風力発電装置の異常診断は自動診断である1次診断と専門家による精密診断とに分けて行なわれることがある。専門家による精密診断には多くの時間とコストがかかる。そのため、精密診断の段階でセンサ外れが発覚すると、それまでに行なった精密診断が全て無駄になってしまう。その結果、再度精密診断を行なうための多くの時間とコストが必要になる。
このような問題に鑑み、第1の実施の形態においては、振動センサ82が被測定物50から外れた場合に欠落する割合の大きい周波数帯の周波数成分に着目し、振動センサ82が被測定物50から外れているか否かを判定する。このような判定を行なうことにより、振動センサ82が被測定物50から外れたことを検知することができる。
図3は、被測定物50から外れていない場合の振動センサ82の測定データの一例を示すグラフである。図4は、被測定物50から外れている場合の振動センサ82の測定データのグラフである。図3と図4とを比較すると、外れていない場合(図3)の方が測定データのグラフの振幅が大きいことがわかる。これは振動センサ82が被測定物と一体となって振動することにより、測定データに被測定物50の振動が反映された結果である。
図5は、図3の測定データを周波数分析した結果のスペクトルを示す図である。図6は、図4の測定データを周波数分析した結果のスペクトルを示す図である。図5と図6とを比較すると、10Hz〜500Hzの周波数帯(以下では「低周波数帯」ともいう。)においては、いずれの測定データにおいてもある程度の低周波数帯の周波数成分が含まれていることがわかる。一方、500Hz〜10kHzの周波数帯(以下では「高周波数帯」ともいう。)においては、図6において測定データから高周波数帯の周波数成分のほとんどが欠落している。
振動センサ82が被測定物50から外れると、振動センサ82と被測定物50との間に空気が介在するようになる。振動センサ82は被測定物50と一体となって振動することができなくなる。その結果、振動センサ82は、高周波数帯の周波数成分をもつ被測定物50の振動をほとんど測定することができなくなる。そのため、振動センサ82が被測定物50から外れると、高周波数帯の周波数成分は低周波数帯の周波数成分に比べて測定データから欠落する程度が大きい。
第1の実施の形態においては、所定の周波数帯の周波数成分と相関関係のある値として、特定の周波数帯での各周波数における振幅を合計した値であるパーシャルオーバーオール値(Partial Overall Value)を用いる。具体的には、測定データの低周波数帯における第1のパーシャルオーバーオール値(POA1)と、高周波数帯における第2のパーシャルオーバーオール値(POA2)とを算出する。指標値として指標値H=POA1/POA2を算出する。振動センサ82が被測定物50から外れると高周波数帯の周波数成分が測定データに含まれなくなる。その結果、POA2が小さくなって指標値Hが大きくなる。そこで、第1の実施の形態においては、指標値Hが所定の閾値以上である場合に振動センサ82が被測定物50から外れていると判定する。
図7は、指標値Hの変化の一例を示す図である。図7は、5月15日から5月20日まで振動センサ82が被測定物50から外れていた場合の例である。図7に示されるように、指標値Hの分布を大きく2つに分けると、指標値Hが0.4以上の場合と0.4より小さい場合とに分けられる。また、振動センサ82が外れていた期間の指標値Hは全て0.4より大きい。そこで、第1の実施の形態においては、指標値Hが0.4以上である場合に振動センサ82が被測定物50から外れていると判定し、指標値Hが0.4より小さい場合に振動センサ82が被測定物50から外れていないと判定する。
なお、図7においては、振動センサ82が被測定物50から外れていない場合においても指標値Hが0.4以上となるときがある。このようなときがあっても、例えば所定の期間遡った時刻から現時点までの指標値Hの平均値を算出し、この平均値が所定の閾値よりも大きいか否かで振動センサ82が被測定物50から外れているか否かを判定することにより、振動センサ82が被測定物50から外れているか否かをより正確に判定することができる。
図8は、第1の実施の形態においてデータ収集装置81によって行なわれるセンサ外れを検知する処理の流れを説明するためのフローチャートである。図8に示される処理は不図示のメインルーチンによって所定の時間間隔で呼び出されて繰り返し実行される。図8に示されるように、データ収集装置81は、ステップS1において、振動センサ82から測定データを取得し、処理をステップS2に進める。データ収集装置81は、ステップS2において、振動センサ82が被測定物50から外れているか否かを判定する。ステップS2の具体的な処理の流れは後述する。
振動センサ82が被測定物50から外れていないと判定された場合(S2においてNO)、データ収集装置81は処理をステップS3に進める。データ収集装置81は、ステップS3において測定データをサーバ200へ送信し、処理をメインルーチンに戻す。
振動センサ82が被測定物50から外れていると判定された場合(S2においてYES)、データ収集装置は処理をステップS4に進める。
データ収集装置81は、ステップS4において、前回のセンサ外れ判定(ステップS2)において、センサ外れを検知していたか否か判定する。センサ外れを検知していなかった場合(S4においてNO)、データ収集装置81は処理をステップS5に進める。データ収集装置81は、ステップS5において、振動センサ82が被測定物50から外れている可能性がある旨の注意喚起を報知し、処理をメインルーチンに戻す。
センサ外れを検知していた場合(S4においてYES)、データ収集装置81は処理をステップS6に進める。データ収集装置81は、ステップS6において、振動センサ82が被測定物50から外れている旨の警報を報知し、処理をメインルーチンに戻す。報知の方法としては、たとえば、ランプの点滅、所定の音声の発生、あるいは所定の宛先への所定のメッセージの送信を挙げることができる。
図9は、図8のセンサ外れ判定(ステップS2)の処理の流れを説明するためのフローチャートである。図9に示されるように、データ収集装置81は、ステップS21において、測定データの低周波数帯におけるパーシャルオーバーオール値であるPOA1を算出し、処理をステップS22に進める。データ収集装置81は、ステップS22において、測定データの高周波数帯におけるパーシャルオーバーオール値であるPOA2を算出し、処理をステップS23に進める。ステップS21,S22の順序は図9の順序と逆であっても構わない。
データ収集装置81は、ステップS23において、POA2に対するPOA1の割合である指標値Hを算出し、処理をステップS24に進める。
データ収集装置81は、ステップS24において、指標値Hが所定の閾値以上か否かを判定する。第1の実施の形態においては、所定の閾値として0.4を用いる。所定の閾値は0.4に限定されるものではなく、たとえば実機実験、あるいはシミュレーションによって適宜決定されることが望ましい。
指標値Hが0.4以上である場合(S24においてYES)、データ収集装置81は処理をステップS25に進める。データ収集装置81はステップS25においてセンサ外れが有ると判定し、処理を図8の処理に戻す。指標値Hが0.4より小さい場合(S24においてNO)、データ収集装置81は処理をステップS26に進める。データ収集装置81はステップS26においてセンサ外れが無いと判定し、処理を図8の処理に戻す。
以上のように、第1の実施の形態に従う異常診断装置80によれば、振動センサ82が被測定物50から外れた場合に欠落する割合の大きい高周波数帯の周波数成分に着目することにより、振動センサ82が被測定物50から外れたことを検知することができる。その結果、振動センサが被測定物から外れた状態で測定されたデータに基づいて異常診断が行なわれることを回避し易くなる。
第1の実施の形態においては、センサ外れが検知された場合でも、まずは振動センサ82が被測定物50から外れている可能性がある旨の注意喚起を報知する。センサ外れが2回連続して検知された場合に振動センサ82が被測定物50から外れている旨の警報を報知する。このようにセンサ外れが検知された場合に報知する内容を段階的なものとすることにより、振動センサ82は外れていないが偶発的な事象の発生により指標値Hが0.4より大きくなった場合に、振動センサ82が外れているとオペレータが即断することを回避することができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態においては、被測定物50の振動の状態によらずセンサ外れの判定を行なう場合について説明した。しかし、被測定物50の振動の状態によっては振動センサ82が外れていないにも関わらず測定データに高周波数帯の周波数成分が十分に含まれず、センサ外れの判定が精度よく行うことができない場合がある。第2の実施の形態においては、被測定物50の振動の状態が振動センサ82の測定データに高周波数帯の周波数成分が十分に含まれるような状態にある場合に限ってセンサ外れ判定を行なう場合について説明する。
図1に示した風力発電装置10は、ブレード30が風を受けて回転トルクを発生させる。主軸22は、この回転トルクを増速機40へ出力する。増速機40は、主軸22の回転速度を増速して発電機45へ出力する。発電機45は、増速機40から受ける回転トルクによって発電する。
風力発電装置10内に発生する振動は、装置内で回転トルクが伝達されることを主な原因としている。この振動に含まれる周波数成分は、伝達される回転トルクが大きくなるほど高い周波数帯のものになる。そこで、第2の実施の形態においては、主軸の回転速度が所定の回転速度以上である場合に、センサ外れ判定を行なう。
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、センサ外れ判定を行なう前に、主軸の回転速度が所定の回転速度以上か否かを判定する点である。すなわち、図8の処理が図10の処理に置き換わる。それ以外の構成については第1の実施の形態と同様であるため説明を繰り返さない。
図10は、第2の実施の形態においてデータ収集装置81によって行なわれるセンサ外れを検知する処理の流れを説明するためのフローチャートである。図10に示される処理は不図示のメインルーチンによって呼び出されて実行される。
図10に示されるように、データ収集装置81はステップS1において振動センサ82から測定データを取得して処理をステップS20に進める。
データ収集装置81は、ステップS20において、主軸22の回転速度が所定の回転速度以上か否かを判定する。第2の実施の形態においては、所定の回転速度は、たとえば主軸22の定格回転速度の半分の10rpmである。所定の回転速度は、10rpmに限定されるものではなく、たとえば実機実験、あるいはシミュレーションによって適宜決定されることが望ましい。
データ収集装置81は、図2の回転速度センサ83から得られる測定データを用いてステップS20での判定を行なう。主軸22の回転速度は、たとえば、回転速度センサ83によって主軸の回転速度を直接測定して得られた回転速度を用いてもよいし、あるいは、回転速度センサ83によって増速機の出力を測定して得られた回転速度から間接的に算出したものを用いてもよい。
主軸22の回転速度が10rpm以上である場合(S20においてYES)、データ収集装置81は処理をステップS2に進めて、それ以降は第1の実施の形態と同様の処理を行なう。
主軸22の回転速度が10rpmより小さい場合(S20においてNO)、データ収集装置81はステップS2のセンサ外れ判定をスキップして処理をステップS3に進める。データ収集装置81はステップS3において振動センサ82の測定データをサーバ200へ送信する。
図11は、第2の実施の形態における指標値Hの変化の一例を示す図である。図11は、第1の実施の形態の図7に対応する図である。図7と同様に図11は、5月15日から5月20日まで振動センサ82が被測定物50から外れていた場合の例である。
図7と図11とを比較すると、図7においては振動センサ82が外れていた期間以外でも多くの日時で指標値Hが0.4以上となっている。一方、図11においては、指標値Hが0.4以上となる日時は、振動センサが外れていた期間にそのほとんどが集中している。
以上のように、第2の実施の形態に従う異常診断装置によれば、振動センサ82が被測定物50から外れた場合に欠落する割合の大きい高周波数帯の周波数成分に着目することにより、振動センサ82が被測定物50から外れたことを検知することができる。その結果、振動センサが被測定物から外れた状態で測定されたデータに基づいて異常診断が行なわれることを回避し易くなる。
さらに、第2の実施の形態においては、主軸の回転速度が所定の回転速度以上の場合にセンサ外れ判定を行なう。この場合、高周波数帯の周波数成分が被測定物50の振動に十分含まれる状態となるため、センサ外れ判定の精度を第1の実施の形態よりも高くすることができる。その結果、振動センサ82が被測定物50に取り付けられた状態で測定されたデータであるにも関わらず、振動センサ82が被測定物50から外れた状態で測定された誤ったデータとして解析対象から除外されることを回避することができる。
以上、異常診断装置の被測定物が風力発電装置の場合を説明した。被測定物は、風力発電装置に限定されるものではない。被測定物は、振動センサを被測定物に取り付けることにより異常が診断されるものであればどのような態様のものでもよい。被測定物は、たとえば、上下水道設備、コンプレッサー、砕石設備、製紙設備、あるいは鉄鋼設備であってもよい。
振動センサは加速度センサを含むものに限られるものではなく、たとえば速度センサや非接触変位センサのように振動を測定可能であればどのような態様のものであっても構わない。
第1の実施の形態および第2の実施の形態においては、振動センサが被測定物から外れた場合に欠落する割合の大きい周波数成分に着目する方法として、測定データの低周波数帯における第1のパーシャルオーバーオール値(POA1)と、高周波数帯における第2のパーシャルオーバーオール値(POA2)との比に相関関係のある指標値として、POA2に対するPOA1の割合を用いた。POA1とPOA2との比に相関関係のある指標値は、POA2に対するPOA1の割合に限られない。たとえば、その指標値としてPOA1に対するPOA2の割合を用いてもよい。この場合、指標値が所定の閾値以下となるときに振動センサが被測定物から外れていると判定される。
今回開示された各実施の形態は、適宜組合わせて実施することも予定されている。今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 風力発電装置、20 ロータヘッド、22 主軸、30 ブレード、40 増速機、45 発電機、50 被測定物、60 主軸受、80 異常診断装置、81 データ収集装置、82 振動センサ、83 回転速度センサ、90 ナセル、100 タワー、200 サーバ、821 加速度センサ、822 金属ベース。

Claims (5)

  1. 被測定物に取り付けられ、前記被測定物の振動を測定する振動センサと、
    前記振動センサから受けたデータに基づいて前記振動センサが前記被測定物から外れているか否かを判定する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    第1の周波数帯における第1のパーシャルオーバーオール値を算出し、
    前記第1の周波数帯よりも高い第2の周波数帯における第2のパーシャルオーバーオール値を算出し、
    前記第1のパーシャルオーバーオール値と前記第2のパーシャルオーバーオール値との比に相関関係のある指標値を算出し、
    前記指標値に基づいて、前記振動センサが前記被測定物から外れているか否かを判定する、異常診断装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記指標値として前記第2のパーシャルオーバーオール値に対する前記第1のパーシャルオーバーオール値の割合を算出し、
    前記指標値が所定の閾値よりも大きい場合、前記振動センサが前記被測定物から外れていると判定し、
    前記指標値が前記所定の閾値よりも小さい場合、前記振動センサが前記被測定物から外れていないと判定する、請求項1に記載の異常診断装置。
  3. 前記異常診断装置は、
    主軸を備える風力発電装置の異常診断装置であって、
    前記主軸の回転速度を測定して前記制御装置へ出力する回転速度センサをさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記回転速度が所定の回転速度よりも大きい場合、前記振動センサが前記被測定物から外れているか否かを判定し、
    前記回転速度が前記所定の回転速度よりも小さい場合、前記振動センサが前記被測定物から外れているか否かを判定しない、請求項2に記載の異常診断装置。
  4. 前記制御装置は、
    第1のタイミングで前記振動センサが前記被測定物から外れているか否かを判定し、
    前記第1のタイミングに引き続く第2のタイミングで前記振動センサが前記被測定物から外れているか否かを判定し、
    前記第2のタイミングで前記振動センサが前記被測定物から外れていると判定した場合において、
    前記第1のタイミングで前記振動センサが前記被測定物から外れていないと判定していたときには、前記振動センサが前記被測定物から外れている可能性がある旨の注意喚起を報知し、
    前記第1のタイミングで前記振動センサが前記被測定物から外れていると判定していたときには、前記振動センサが前記被測定物から外れている旨の警報を報知する、請求項1に記載の異常診断装置。
  5. 被測定物に取り付けられ、前記被測定物の振動を測定する振動センサと、前記振動センサから受けたデータに基づいて前記振動センサが前記被測定物から外れているか否かを判定する制御装置とを備える異常診断装置の前記制御装置において行なわれるセンサ外れ検知方法であって、
    第1の周波数帯における第1のパーシャルオーバーオール値を算出するステップと、
    前記第1の周波数帯よりも高い第2の周波数帯における第2のパーシャルオーバーオール値を算出するステップと、
    前記第1のパーシャルオーバーオール値と前記第2のパーシャルオーバーオール値との比に相関関係のある指標値を算出するステップと、
    前記指標値に基づいて、前記振動センサが前記被測定物から外れているか否かを判定するステップとを含む、センサ外れ検知方法。
JP2015146605A 2015-07-24 2015-07-24 異常診断装置およびセンサ外れ検知方法 Active JP6553970B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015146605A JP6553970B2 (ja) 2015-07-24 2015-07-24 異常診断装置およびセンサ外れ検知方法
US15/746,740 US10830637B2 (en) 2015-07-24 2016-06-27 Abnormality diagnosis device and sensor detachment detection method
PCT/JP2016/069017 WO2017018112A1 (ja) 2015-07-24 2016-06-27 異常診断装置およびセンサ外れ検知方法
CN201680043362.6A CN107850513B (zh) 2015-07-24 2016-06-27 异常诊断设备和传感器分离检测方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015146605A JP6553970B2 (ja) 2015-07-24 2015-07-24 異常診断装置およびセンサ外れ検知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017026514A true JP2017026514A (ja) 2017-02-02
JP6553970B2 JP6553970B2 (ja) 2019-07-31

Family

ID=57884448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015146605A Active JP6553970B2 (ja) 2015-07-24 2015-07-24 異常診断装置およびセンサ外れ検知方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10830637B2 (ja)
JP (1) JP6553970B2 (ja)
CN (1) CN107850513B (ja)
WO (1) WO2017018112A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018190216A1 (ja) 2017-04-13 2018-10-18 Ntn株式会社 状態監視装置、状態監視システムおよび状態監視方法
JP2018179753A (ja) * 2017-04-13 2018-11-15 Ntn株式会社 状態監視システム及びそれを備える風力発電装置
JP2019203861A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 日本精工株式会社 風力発電機の主軸軸受の異常検知システム及び異常検知方法
CN111594397A (zh) * 2020-06-22 2020-08-28 郑玉兰 一种风力发电机诊断装置及其诊断方法
US11441940B2 (en) 2017-04-13 2022-09-13 Ntn Corporation Condition monitoring apparatus, condition monitoring system, and condition monitoring method

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6710653B2 (ja) * 2017-03-17 2020-06-17 株式会社東芝 センサ接着状態判定システム、センサ接着状態判定装置及びセンサ接着状態判定方法
CN109869285A (zh) * 2017-12-04 2019-06-11 中国船舶重工集团海装风电股份有限公司 一种风力发电机组转子刹车的检测方法及装置
US11635337B2 (en) * 2017-12-29 2023-04-25 Halliburton Energy Services, Inc. Sensor failure diagnosis in a pump monitoring system
FR3092368B1 (fr) * 2019-02-05 2021-01-08 Safran Aircraft Engines Surveillance de l’état de santé d’au moins deux capteurs de vibrations d’une turbomachine à double corps
KR102095202B1 (ko) * 2019-09-26 2020-03-31 주식회사 나노켐 연통 이탈 감지 시스템
US11708815B2 (en) 2021-02-08 2023-07-25 General Electronic Company System and method for controlling a wind turbine
US11774324B2 (en) 2021-03-12 2023-10-03 General Electric Renovables Espana, S.L. System and method for detecting actual slip in a coupling of a rotary shaft
US11913429B2 (en) 2021-04-29 2024-02-27 General Electric Renovables Espana, S.L. System and method for slip detection and surface health monitoring in a slip coupling of a rotary shaft

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62235560A (ja) * 1986-04-07 1987-10-15 Sogo Keibi Hoshiyou Kk 破壊振動検出器
JPH0280925A (ja) * 1988-09-16 1990-03-22 Fuji Facom Corp 振動試験装置検査方式
JPH0980033A (ja) * 1995-09-14 1997-03-28 Takenaka Komuten Co Ltd 建物の壁タイルの剥離の判定方法
JP2005083752A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Taiheiyo Cement Corp 破断音センサ
JP2015042867A (ja) * 2013-07-22 2015-03-05 Ntn株式会社 風力発電装置の異常診断装置および異常診断方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7640139B2 (en) * 2004-10-18 2009-12-29 Nsk Ltd. Abnormality diagnosing system for mechanical equipment
DE102006004947B4 (de) * 2006-02-03 2007-12-27 Areva Np Gmbh Verfahren und Einrichtung zur Detektion einer impulsartigen mechanischen Einwirkung auf ein Anlagenteil
CN101136124A (zh) 2006-08-31 2008-03-05 孙逢辉 无线/有线智能逻辑安全防盗系统
JP5099522B2 (ja) 2009-01-09 2012-12-19 三菱電機株式会社 加速度または角速度センサの自己診断装置および自己診断方法、加速度または角速度センサ、ならびに加速度または角速度センサの初期設定方法
CN101825892A (zh) * 2010-04-26 2010-09-08 江苏爱康太阳能科技有限公司 太阳能光伏发电跟踪系统集中监控系统
CN102721897B (zh) * 2012-06-13 2015-01-07 江苏省电力公司南京供电公司 电力变压器绕组匝间短路故障诊断方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62235560A (ja) * 1986-04-07 1987-10-15 Sogo Keibi Hoshiyou Kk 破壊振動検出器
JPH0280925A (ja) * 1988-09-16 1990-03-22 Fuji Facom Corp 振動試験装置検査方式
JPH0980033A (ja) * 1995-09-14 1997-03-28 Takenaka Komuten Co Ltd 建物の壁タイルの剥離の判定方法
JP2005083752A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Taiheiyo Cement Corp 破断音センサ
JP2015042867A (ja) * 2013-07-22 2015-03-05 Ntn株式会社 風力発電装置の異常診断装置および異常診断方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018190216A1 (ja) 2017-04-13 2018-10-18 Ntn株式会社 状態監視装置、状態監視システムおよび状態監視方法
JP2018179753A (ja) * 2017-04-13 2018-11-15 Ntn株式会社 状態監視システム及びそれを備える風力発電装置
US11441940B2 (en) 2017-04-13 2022-09-13 Ntn Corporation Condition monitoring apparatus, condition monitoring system, and condition monitoring method
EP4234927A2 (en) 2017-04-13 2023-08-30 NTN Corporation State monitoring device, state monitoring system, and state monitoring method
EP4245992A2 (en) 2017-04-13 2023-09-20 NTN Corporation State monitoring device, state monitoring system, and state monitoring method
JP2019203861A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 日本精工株式会社 風力発電機の主軸軸受の異常検知システム及び異常検知方法
JP7124448B2 (ja) 2018-05-25 2022-08-24 日本精工株式会社 風力発電機の主軸軸受の異常検知システム及び異常検知方法
CN111594397A (zh) * 2020-06-22 2020-08-28 郑玉兰 一种风力发电机诊断装置及其诊断方法
CN111594397B (zh) * 2020-06-22 2021-04-23 蒙东协合扎鲁特旗风力发电有限公司 一种风力发电机诊断装置及风力发电机

Also Published As

Publication number Publication date
US20180224324A1 (en) 2018-08-09
JP6553970B2 (ja) 2019-07-31
CN107850513B (zh) 2020-06-16
WO2017018112A1 (ja) 2017-02-02
US10830637B2 (en) 2020-11-10
CN107850513A (zh) 2018-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6553970B2 (ja) 異常診断装置およびセンサ外れ検知方法
CN103140672B (zh) 在风力发电厂中执行状况监测的方法
JP6906354B2 (ja) 風車発電機の疲労損傷量算出装置、風力発電システム、及び風車発電機の疲労損傷量算出方法
JP7013787B2 (ja) 風力発電用風車の状態監視装置、状態監視方法、及び状態監視システム
US20170130700A1 (en) Condition monitoring system and wind power generation system using the same
US9874107B2 (en) Wind turbine diagnostic device for generator components
WO2015012124A1 (ja) 風力発電装置の異常診断装置および異常診断方法
WO2011081085A1 (ja) 転がり軸受の異常診断装置、風力発電装置および異常診断システム
WO2016017396A1 (ja) 状態監視システム及びそれを備えた風力発電システム
JP4935165B2 (ja) 異常診断装置及び異常診断方法
WO2012091104A1 (ja) 工事時期選択装置及び工事時期選択方法
JP2018179735A (ja) 回転部品の異常診断方法及び異常診断装置
JP2017122635A (ja) 風力発電設備の異常診断装置
JP6374234B2 (ja) 状態監視システム及びそれを備えた風力発電システム
JP4730166B2 (ja) 機械設備の異常診断装置及び異常診断方法
EP3330682A1 (en) Vibration analysis device and abnormality diagnosis system
JP2020180563A (ja) 風力発電システム及び風力発電装置のメンテナンス方法
JP2017181267A (ja) 転がり軸受診断装置
JP2019212195A (ja) 状態監視システム
JP2017181500A (ja) 状態監視システムおよび風力発電装置
JP2019128179A (ja) 振動センサの脱落検知方法及び異常診断装置
JP2017166391A (ja) 風力発電設備の異常診断装置
JP6320218B2 (ja) 状態監視システム及びそれを備えた風力発電システム
JP2021096102A (ja) 転がり軸受の状態監視方法及び転がり軸受の状態監視装置
KR101378868B1 (ko) 풍력발전기의 이상상태 감지 장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6553970

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250