JP2017026217A - 熱交換器 - Google Patents

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JP2017026217A
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拓未 船津
Takumi Funatsu
拓未 船津
隆行 伊藤
Takayuki Ito
隆行 伊藤
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Abstract

【課題】熱交換器において、タンクに対するレインフォースの位置ズレを防止すること。【解決手段】熱交換器1は、媒体(流体)を導くタンク10と、タンク10に連通して内部を媒体が流れる複数のチューブ22と、チューブ22の積層方向外側に配置されるレインフォース30と、を備える。レインフォース30は、タンク10に差し込まれる差し込み部37と、差し込み部37の中程から突出してプレート11(タンク10)に対峙することで長手方向の変位を係止する係止部35と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、内部を流体が流れる熱交換器に関する。
特許文献1には、一対のタンクの間に、内部を流体が流れる複数のチューブと、複数のチューブの積層方向外側に配置されるレインフォースと、を備える熱交換器が開示されている。
上記レインフォースは、幅方向の両端部がチューブの積層方向外側に曲折したコの字状の断面形状を有する。熱交換器の組み立て時には、レインフォースの長手方向の両端部が一対のタンクの孔に差し込まれる。
レインフォースの幅方向の両端部には、タンクの孔に差し込まれる部位に段部が形成されている。レインフォースの端部がタンクに差し込まれた状態で、レインフォースの段部がタンクに対峙することによってレインフォースの長手方向に係止され、タンクに対するレインフォースの位置決めが行われる。
特開2010−85024号公報
しかしながら、このような従来の熱交換器にあっては、組み立て時にレインフォースの端部がタンクの孔に差し込まれる差し込み量が不足し、ろう付け時に受ける熱的影響によってレインフォースの端部がタンクの孔から離脱する虞がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、熱交換器において、タンクに対するレインフォースの位置ズレを防止することを目的とする。
本発明のある態様によれば、内部を流体が流れる熱交換器であって、流体を導くタンクと、タンクに連通して内部を流体が流れる複数のチューブと、チューブの積層方向外側に配置されるレインフォースと、を備え、レインフォースは、タンクに差し込まれる差し込み部と、差し込み部の中程から突出してタンクに対峙することで長手方向の変位を係止する係止部と、を有することを特徴とする熱交換器が提供される。
上記態様によれば、レインフォースは、係止部がタンクに対峙することで長手方向に係止され、差し込み部がタンクに差し込まれる差し込み量が十分に確保される。これによりタンクに対するレインフォースの位置ズレを防止することができる。
本発明の実施形態に係る熱交換器を示す正面図である。 熱交換器の一部を示す断面図である。 レインフォースを示す斜視図である。 熱交換器の変形例を示す断面図である。 レインフォースの変形例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1に示す熱交換器1は、車両に搭載される空調装置(図示省略)のコンデンサとして用いられる。
熱交換器1は、中央部に設けられるコア20と、コア20の両端に設けられる一対のタンク10と、を備える。熱交換器1では、空調装置のポンプ(図示省略)から送られる媒体(流体)が、一対のタンク10を介してコア20を循環する。熱交換器1は、車両走行風またはファン(図示省略)によって送られる強制風がコア20を通過するように配置される。熱交換器1では、コア20を循環する媒体と、コア20を通過する大気との間で熱交換が行われ、媒体の熱が大気に放出される。
図2は、コア20の一部を示す断面図である。コア20は、媒体が図2に矢印で示すように流れる複数のチューブ22と、チューブ22と交互に並ぶように積層される複数のフィン25と、フィン25より積層方向外側に設けられる上下のレインフォース30と、各チューブ22及び上下のレインフォース30の両端部がそれぞれ結合される一対のプレート11と、を備える。コア20は、これらの各部材が互いに接合されて一体化したものである。
筒状のタンク10は、コア20の両端に設けられる半筒状の上記プレート11と、プレート11に結合される半筒状のタンク本体(図示省略)と、によって形成される。タンク本体は、プレート11の内側に嵌合して組み付けられ、プレート11に形成される複数の爪12を折り曲げることによってカシメ固定される。
プレート11は、各チューブ22がそれぞれ差し込まれる複数のタンク孔13と、上下のレインフォース30がそれぞれ差し込まれる2つのタンク孔14と、を有する。
各チューブ22は、各プレート11に直交するように配置される。チューブ22は、長円形の断面形状を有する扁平な管である。チューブ22の内部には、媒体が外気と熱交換をしつつ流れる熱交換流路が形成される。
上下のレインフォース30は、チューブ22と平行に並び、各プレート11に直交するように配置される。
図3は、レインフォース30を示す斜視図である。レインフォース30は、長手方向に直線状に延びる梁部32と、梁部32から長手方向に延設されて各プレート11に連結される一対の連結部31と、を有する。
なお、レインフォース30が一対のタンク10の間に延びる方向をレインフォース30の長手方向とする。また、レインフォース30の長手方向に直交し、かつ各チューブ22の積層方向(タンク10の長手方向)に直交する方向をレインフォース30の幅方向とする。
梁部32は、チューブ22に対向するように延び、フィン25に当接する。梁部32は、長手方向と幅方向とにおけるそれぞれの断面が直線状に延びる平板状に形成される。梁部32は、略矩形の断面形状を有する。なお、梁部32は、平板状に限らず、他の断面形状を有するものであってもよい。
梁部32は、フィン25に当接する当接面32Aと、当接面32Aから帯状に突出するビード部39と、を有する。ビード部39は、レインフォース30の幅方向における中程に配置され、レインフォース30の長手方向に直線状に延びる。ビード部39は、プレス機(図示省略)によって梁部32の当接面32Aから帯状に突出するように形成される。
コア20の組み立て時には、コルゲート状に湾曲して並ぶフィン25の各山部がビード部39に押し付けられることにより、レインフォース30に対するフィン25の位置決めが行われる。
連結部31は、梁部32から段差なく延設される平板状の差し込み部37と、プレート11に対峙(当接)して長手方向の変位を係止する係止部35と、差し込み部37の先端37Aに開口するカシメ開口部34と、を有する。一対の連結部31は、互いに対称的に形成される。
差し込み部37は、チューブ22に対向するように延びる。差し込み部37は、長手方向と幅方向とにおけるそれぞれの断面が直線状に延びる平板状に形成される。なお、梁部32は、平板状に限らず、他の断面形状を有する板状のものであってもよい。
係止部35は、プレス機(図示省略)によって差し込み部37から切り起こした矩形の板片状の部位である。
係止部35は、差し込み部37の幅方向における中程の部位を折り曲げて形成される。すなわち、係止部35は、差し込み部37の幅方向における両端部から離れた中程に配置される。
係止部35は、各チューブ22の積層方向内側(タンク10の長手方向におけるレインフォース30よりコア20側)に突出する。係止部35は、差し込み部37の内側面37Bから略直交して突出する。
コア20の組み立て時には、係止部35がプレート11(タンク10)に対峙(当接)することで、レインフォース30は長手方向に係止される。
レインフォース30では、係止部35が差し込み部37の中程から突出することにより、タンク10に対峙する段部を形成する必要がなく、差し込み部37がタンク孔14に差し込まれる差し込み量が十分に確保される。これにより、タンク10に対するレインフォース30の位置ズレを防止することができる。
また、熱交換器1では、各チューブ22の積層方向において、レインフォース30の介装スペースが小さくなるため、チューブ22及びフィン25の介装スペースが拡大し、性能向上が図れる。
なお、熱交換器1は、レインフォース30が従来装置のようにコの字状断面をもつものであってよい。この場合にも、差し込み部37の両端部にタンク10に対峙する段部を形成する必要がなくなるので、レインフォース30のタンク10に差し込まれる部分を小型化することができる。
係止部35は、差し込み部37から切り出した部位を折り曲げて形成される。差し込み部37には、係止部35が抜けた部位に開口する抜け孔36が形成される。抜け孔36は、レインフォース30の長手方向におけるプレート11よりコア20側(図2において右側)に配置される。
上記構成により、レインフォース30は、抜け孔36が差し込み部37の中程に開口するため、抜け孔36に連接する部位の剛性が確保される。これにより、レインフォース30の板厚が大きくなることが抑えられ、熱交換器1の軽量化が図れる。
カシメ開口部34は、差し込み部37の先端37Aに開口するスリット状に形成される。コア20の組み立て時には、カシメ開口部34に差し込まれるカシメ治具(図示省略)を用いてカシメ開口部34の開口幅を拡げるように連結部31を塑性変形させる。これにより、連結部31がプレート11のタンク孔14に対して抜けないようにカシメ固定される。
上記カシメ固定が行われる際に、係止部35がプレート11に対峙(当接)する。これにより、レインフォース30は、長手方向に変位することが係止され、プレート11に対する位置決めが行われる。
コア20の組み立て時において、コルゲート状のフィン25は、その先端が係止部35に対峙(当接)する。フィン25は、係止部35によってレインフォース30の長手方向に係止され、レインフォース30に対する位置決めが行われる。
レインフォース30のカシメ開口部34、係止部35、抜け孔36、及びビード部39は、梁部32の中心線O上に一列に並んで形成される。
コア20を構成するプレート11、レインフォース30、チューブ22、及びフィン25は、アルミ材又は銅材などの熱伝導率が高い金属によって形成される。
熱交換器1の製造時には、コア20を構成する各部材が治具(図示省略)を介して組み立てられる工程と、組み立てられたコア20を加熱炉(図示省略)に搬入してコア20を構成する各部材をろう付けする工程と、各部材どうしが接合して形成されたコア20の各プレート11にタンク本体を組み付けてタンク10を形成する工程と、が順に行われる。
コア20を構成する各部材をろう付けする工程では、レインフォース30の差し込み部37がタンク孔14に差し込まれる差し込み量が十分に確保されているため、加熱炉における加熱時に受ける熱的影響によって差し込み部37がタンク孔14から抜けることが防止される。
熱交換器1の作動時においてコア20が熱膨張する際に、レインフォース30が平板状の梁部32を撓ませる変形をすることにより、レインフォース30とコア20の他の部材との熱膨張差が吸収される。これにより、熱交換器1は、コア20に生じる熱応力が低減され、耐久性が高められる。
また、レインフォース30は、平板状の梁部32を有することにより、製造時に使用される材料を減らせるとともに、プレス機による成型にかかる工数が少なくて済む。このために、熱交換器1は、製品のコストダウンがはかれる。
次に、図4に示す熱交換器1の変形例について説明する。
係止部35は、各チューブ22の積層方向(タンク10の長手方向)におけるコア20と反対側(図4においてレインフォース30より上側)の外側面32Bに突出する。
この場合にも、レインフォース30は、係止部35がプレート11(タンク10)に対峙(当接)して長手方向に係止される。これにより、レインフォース30の連結部31にタンク10に対峙する段部を形成する必要がなくなる。
この場合には、梁部32の当接面32Aから突出するビード部(図示省略)がプレート11の近傍に形成され、フィン25がビード部に当接することによってフィン25の位置決めが行われる。
次に、図5に示すレインフォース30の変形例について説明する。
レインフォース30の連結部31は、チューブ22に対向して板状に延びる差し込み部47を有する。係止部45は、差し込み部47の幅方向における中程の部位を折り曲げて形成される。
差し込み部37には、係止部35が抜けた部位に開口する抜け孔46が形成される。抜け孔46は、差し込み部37の先端37Aに開口している。コア20の組み立て時には、抜け孔46に差し込まれるカシメ治具(図示省略)を用いて抜け孔46の開口幅を拡げるように連結部31を塑性変形させる。これにより、連結部31がプレート11のタンク孔14に対して抜けないようにカシメ固定される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本発明は、車両に搭載されるコンデンサに限らず、車両以外に使用される熱交換器にも適用できる。
1 熱交換器
10 タンク
22 チューブ
25 フィン
30 レインフォース
31 連結部
32A 当接面
35、45 係止部
36、46 抜け孔
37、47 差し込み部
38 ビード部

Claims (4)

  1. 内部を流体が流れる熱交換器であって、
    流体を導くタンクと、
    前記タンクに連通して内部を流体が流れる複数のチューブと、
    前記チューブの積層方向外側に配置されるレインフォースと、を備え、
    前記レインフォースは、
    前記タンクに差し込まれる差し込み部と、
    前記差し込み部の中程から突出して前記タンクに対峙することで長手方向の変位を係止する係止部と、を有することを特徴とする熱交換器。
  2. 請求項1に記載の熱交換器であって、
    前記係止部は、前記差し込み部から切り出した部位を折り曲げて形成され、
    前記レインフォースには、前記係止部が抜けた部位に開口する抜け孔が形成されることを特徴とする熱交換器。
  3. 請求項1又は2に記載の熱交換器であって、
    前記チューブと前記レインフォースとの間に介装されるフィンをさらに備え、
    前記係止部は、前記フィンの先端に対峙して前記フィンの長手方向の変位を係止することを特徴とする熱交換器。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の熱交換器であって、
    前記チューブと前記レインフォースとの間に介装されるフィンをさらに備え、
    前記レインフォースは、前記フィンに当接する当接面から突出するビード部を有することを特徴とする熱交換器。
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