JP2017024736A - 貼付治具兼用包装部材および貼付方法 - Google Patents

貼付治具兼用包装部材および貼付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低コストで汎用性が高い上に、貼付位置精度が良好で、保護膜体内への気泡の残留も少ない、貼付治具兼用包装部材および貼付方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明を適用した貼付治具兼用包装部材は、表示画面12aに貼着層6を介して貼り付けて該表示画面12aを保護する保護フィルム4を収納保持するための収納凹部11aが形成され、収納凹部11a内に仮貼着部材50を介して保護フィルム4を貼り付けた第一取付構成、外面が仮剥離シート57で覆われた仮貼着部材50を収納凹部11a内に設ける一方、保護フィルム4を同梱する第二取付構成、及び前記収納凹部11a内に設ける仮貼着部材50と仮貼着部材50に貼り付ける保護フィルム4とを同梱する第三取付構成のいずれかが可能な収納基板9と、収納凹部11aに一端が連通され他端がトレイ2の外側に開放される中空の連通枠10とを備えるものである。【選択図】図3

Description

本発明は、貼付治具兼用包装部材および貼付方法に関する。詳しくは、低コストで汎用性が高い上に、貼付位置精度が良好で、保護膜体内への気泡の残留も少ない、貼付治具兼用包装部材および貼付方法に係わるものである。
携帯型音楽プレーヤ、多機能携帯電話であるスマートフォン、板状の電子機器であるタブレット等の機器の表示画面に貼り付け、表示画面を保護したり、反射光を防止したりするための保護膜体としての保護フィルムが知られている。
しかしながら、保護フィルムは、透明で薄い板状の樹脂や硬質ガラスなどから形成されていることに加え、保護フィルムを表示画面上の所定位置に精度良く貼り付けたり、保護フィルムと表示画面との間に気泡が残らないようにしたりする必要から、被保護面である表示画面への保護フィルムの貼付作業が、極めて難しいものとなっている。
このような貼付作業に対しては、上下方向に貫通する内空洞部を有する枠体から成る貼付治具に、下面に粘着層を有する保護フィルムを取り付け、その後、保護フィルムを取り付けた貼付治具を把持して下降し、貼付治具の内空洞部内に、表示画面を上方に向けた機器を通過させることにより、機器の表示画面に保護フィルムを貼り付ける技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−98899号公報
しかしながら、前述した技術では、専用の金型を機器毎に新たに起こして貼付治具を製造することから、貼付治具は、高価な専用部品として、保護フィルムに同梱され、あるいは追加オプションとして別売りされる。このため、保護フィルムを収めたパッケージの販売価格が上昇し、あるいは貼付作業を簡単に行うのに高価な貼付治具をわざわざ購入しなければならなくなり、販売競争力が低下する。
更に、このように高価な貼付治具は、販売台数が多くて治具コストの回収が可能な機種にしか適用できない。このため、適用可能な機種範囲が狭くなり、貼付治具の汎用性も低い。
加えて、保護フィルムには、埃などの付着を防止する防塵フィルムが貼り付けられており、この防塵フィルムを介して、保護フィルムは、貼付治具における枠体の上面や内空洞部の内平面に対して、間接的に取り付けられている。このため、貼付治具を把持して下降しながら、下方に載置してある機器の表示画面に、保護フィルムの粘着層を接触させて貼り付ける間に、保護フィルムが防塵フィルム面上を動いて、貼付位置がずれたり、防塵フィルムが機器の外周角部などに当たって保護フィルムも一緒に大きく撓みなどして、保護フィルムと表示画面との間に気泡が侵入して残留したりする場合があった。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、低コストで汎用性が高い上に、貼付位置精度が良好で、保護膜体内への気泡の残留も少ない、貼付治具兼用包装部材および貼付方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の貼付治具兼用包装部材は、被保護面に貼着層を介して貼り付けて該被保護面を保護する保護膜体を収納保持するための収納凹部が形成され、該収納凹部内に仮貼着部材を介して保護膜体を貼り付けた第一取付構成、外面が仮剥離材で覆われた前記仮貼着部材を収納凹部内に設ける一方、保護膜体を同梱する第二取付構成、及び前記収納凹部内に設ける仮貼着部材と該仮貼着部材に貼り付ける保護膜体とを同梱する第三取付構成のいずれかが可能な収納基部と、前記収納凹部に一端が連通され他端が包装部材の外側に開放される中空の連通枠部とを備えている。
そして、被保護面に貼着層を介して貼り付けて該被保護面を保護する保護膜体を収納保持するための収納凹部が形成された収納基部と、前記収納凹部に一端が連通され他端が包装部材の外側に開放される中空の連通枠部とを備える、保護膜体用の包装部材が、保護膜体を被保護面に貼り付けるための貼付治具を兼用することによって、保護膜体の販売競争力を強化すると共に、汎用性の高い貼付治具を提供することができる。すなわち、貼付治具を高価な専用部品として、保護膜体に同梱したり、追加オプションとして別売りしたりする必要がなくなり、保護膜体を収めたパッケージの販売価格が低下し、貼付作業を簡単に行うのに高価な貼付治具の購入が不要になると共に、販売台数の少ない機種にも貼付治具を利用することができる。
更に、被保護面に貼着層を介して貼り付けて該被保護面を保護する保護膜体を収納保持するための収納凹部が形成され、該収納凹部内に仮貼着部材を介して保護膜体を貼り付けた第一取付構成、外面が仮剥離材で覆われた前記仮貼着部材を収納凹部内に設ける一方、保護膜体を同梱する第二取付構成、及び前記収納凹部内に設ける仮貼着部材と該仮貼着部材に貼り付ける保護膜体とを同梱する第三取付構成のいずれかが可能な収納基部を備えることによって、貼着位置精度の向上や、保護膜体内への気泡残留の軽減を図ることができる。すなわち、収納凹部によって、保護膜体を、包装部材に対して、直接的かつ嵌合などによって確実に保持することで、保護膜体を被保護面まで安定して移動させることができ、保護膜体の位置ずれや撓みを抑制できる。
特に、収納凹部内に様々な取付構成で粘着シートなどの仮貼着部材を取り付け可能とした場合は、より強固に保護膜体を包装部材に保持できるばかりでなく、種々の販売態様にも対応することができる。しかも、そのうちの第二取付構成や第三取付構成では、保護膜体を被保護面に貼り付ける直前に仮剥離材を引き剥がし、仮貼着部材を介して保護膜体を収納凹部内に貼り付けることができる。これにより、既に使用中の仮貼着部材に比べて劣化が小さい新しい外側の仮貼着層を有する仮貼着部材を使って、保護膜体をより一層強固に包装部材に保持することができる。
加えて、前記収納凹部に一端が連通され他端が包装部材の外側に開放される中空の連通枠部を備えることによって、貼着位置精度の向上や、保護膜体内への気泡残留の軽減を更に進めることができる。すなわち、被保護面を設けた機器の外周側面に沿うようにして、保護膜体を被保護面まで更に安定して移動させることができ、保護膜体の位置ずれや撓みを一層抑制できる。
また、前記収納基部で連通枠部と収納凹部との間にあって、該収納凹部内の保護膜体に略平行に設けた第一機能面と、前記連通枠部の内壁にあって、前記第一機能面の外端縁から直角をなして形成された第二機能面とを含む階段構造を有する場合は、第二機能面により、被保護面を設けた機器に対して保護膜体を位置決めすると共に、必要に応じて、機器の外周角部によって第一機能面を支持することができる。これにより、被保護面と対向する保護膜体の位置ずれを最小限に抑制し、貼付位置精度の更なる向上が図れると共に、必要に応じて、第一機能面を被保護面上で一旦支持してから、貼着層と被保護面間を徐々に近接させるようにして、保護膜体内への気泡残留の更なる軽減を図ることもできる。
また、前記仮貼着部材は、該仮貼着部材を収納凹部に貼り付ける内側仮貼着層と、該仮貼着部材に保護膜体を貼り付ける外側仮貼着層とを有し、該外側仮貼着層よる貼着強度が、前記保護膜体を被保護面に貼り付ける貼着強度よりも小さい場合は、収納凹部に嵌合などで収納保持されるだけに比べ、外側仮貼着層によって保護膜体をより強固に包装部材に保持することができる。更に、外側仮貼着層の貼着強度の方が小さいため、保護膜体を被保護面に貼り付けたままで機器から包装部材を取り外す脱着工程の際に、保護膜体が被保護面から誤って引き剥がされることがない。これにより、保護膜体を被保護面まで安定して移動させることができ、保護膜体の位置ずれや撓みを抑制して貼着位置精度の向上を図りつつ、包装部材のみの脱着作業を確実に行うことができる。
また、前記収納基部と連通枠部の少なくとも一方は、前記収納凹部に保護膜体が収納された場合に、該保護膜体の貼着層が被保護面と対向する対向位置で、該被保護面と貼着層との間に生じた隙間を、部分変形によって圧着可能とする可撓性を有する場合は、包装部材の加圧操作だけで、被保護面と貼着層間を徐々に近接させることができる。これにより、特殊な構造を設けることなく、包装部材の有する特性を利用して緩やかな貼付作業を行うことができ、構造の簡素化により部材コストを低減しつつ、保護膜体内への気泡残留の更なる軽減を図ることができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の貼付治具兼用包装部材は、機器の被保護面に貼着層を介して貼り付けて該被保護面を保護する保護膜体を収納保持するための収納凹部が形成され、該収納凹部内に仮貼着部材を介して保護膜体を貼り付けた第一取付構成、外面が仮剥離材で覆われた前記仮貼着部材を収納凹部内に設ける一方、保護膜体を同梱する第二取付構成、及び前記収納凹部内に設ける仮貼着部材と該仮貼着部材に貼り付ける保護膜体とを同梱する第三取付構成のいずれかが可能な収納基部と、前記貼着層が被保護面と対向する対向位置まで、前記機器の外周側面に沿って移動し支持される中空の連通枠部とを備えている。
そして、機器の被保護面に貼着層を介して貼り付けて該被保護面を保護する保護膜体を収納保持するための収納凹部が形成された収納基部と、前記貼着層が被保護面と対向する対向位置まで、前記機器の外周側面に沿って移動し支持される中空の連通枠部とを備える、保護膜体用の包装部材が、保護膜体を被保護面に貼り付けるための貼付治具を兼用することによって、保護膜体の販売競争力を強化すると共に、汎用性の高い貼付治具を提供することができる。すなわち、貼付治具を高価な専用部品として、保護膜体に同梱したり、追加オプションとして別売りしたりする必要がなくなり、保護膜体を収めたパッケージの販売価格が低下し、貼付作業を簡単に行うのに高価な貼付治具の購入が不要になると共に、販売台数の少ない機種にも貼付治具を利用することができる。
更に、機器の被保護面に貼着層を介して貼り付けて該被保護面を保護する保護膜体を収納保持するための収納凹部が形成され、該収納凹部内に仮貼着部材を介して保護膜体を貼り付けた第一取付構成、外面が仮剥離材で覆われた前記仮貼着部材を収納凹部内に設ける一方、保護膜体を同梱する第二取付構成、及び前記収納凹部内に設ける仮貼着部材と該仮貼着部材に貼り付ける保護膜体とを同梱する第三取付構成のいずれかが可能な収納基部を備えることによって、貼着位置精度の向上や、保護膜体内への気泡残留の軽減を図ることができる。すなわち、収納凹部によって、保護膜体を、包装部材に対して、直接的かつ嵌合などによって確実に保持することで、保護膜体を被保護面まで安定して移動させることができ、保護膜体の位置ずれや撓みを抑制できる。
特に、収納凹部内に様々な取付構成で粘着シートなどの仮貼着部材を取り付け可能とした場合は、より強固に保護膜体を包装部材に保持できるばかりでなく、種々の販売態様にも対応することができる。しかも、そのうちの第二取付構成や第三取付構成では、保護膜体を被保護面に貼り付ける直前に仮剥離材を引き剥がし、仮貼着部材を介して保護膜体を収納凹部内に貼り付けることができる。これにより、既に使用中の仮貼着部材に比べて劣化が小さい新しい仮貼着層を有する仮貼着部材を使って、保護膜体をより一層強固に包装部材に保持することができる。
加えて、前記貼着層が被保護面と対向する対向位置まで、前記機器の外周側面に沿って移動し支持される中空の連通枠部を備えることによって、貼着位置精度の向上や、保護膜体内への気泡残留の軽減を更に進めることができる。すなわち、保護膜体を被保護面まで更に安定して移動させることができ、保護膜体の位置ずれや撓みを一層抑制できる。
また、前記仮貼着部材は、該仮貼着部材を収納凹部に貼り付ける内側仮貼着層と、該仮貼着部材に保護膜体を貼り付ける外側仮貼着層とを有し、該外側仮貼着層よる貼着強度は、前記保護膜体を被保護面に貼り付ける貼着強度よりも小さい場合は、保護膜体を被保護面に貼り付けたままで機器から包装部材を取り外す脱着工程の際に、保護膜体が被保護面から誤って引き剥がされることがない。これにより、包装部材のみの脱着作業を確実に行うことができる。
また、前記収納基部と連通枠部の少なくとも一方が、前記対向位置で被保護面と貼着層との間に生じた隙間を、部分変形によって圧着可能とする可撓性を有する場合は、包装部材の加圧操作だけで、貼着層と被保護面間を徐々に近接させることができる。これにより、特殊な構造を設けることなく、包装部材の有する特性を利用して緩やかな貼付作業を行うことができ、構造の簡素化により部材コストを低減しつつ、保護膜体内への気泡残留の更なる軽減を図ることができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の貼付方法は、膜本体と貼着層を有する保護膜体が収納凹部に収納保持された状態にある包装部材を包装体から取り出す取り出し工程と、前記貼着層を覆う剥離材を引き剥がし、該貼着層を露出させる貼着層露出工程と、
前記収納凹部に一端が連通され他端が包装部材の外側に開放された中空の連通枠部を、前記機器の外周側面に沿って機器側に移動し、該機器の被保護面に前記貼着層を接触させ、前記被保護面に保護膜体を貼り付ける移動貼付工程と、前記保護膜体を被保護面に貼り付けたまま、包装部材を機器とは反対側に移動して取り外す脱着工程とを備えている。
そして、膜本体と貼着層を有する保護膜体が収納凹部に収納保持された状態にある包装部材を包装体から取り出す取り出し工程を備えることによって、保護膜体を被保護面に貼り付ける貼付作業を早期に済ませることができる。すなわち、保護膜体を収めた包装体の開封作業中に、貼付治具を兼用可能な包装部材を取り出して貼付作業を行うことができる。
更に、貼着層を露出させる貼着層露出工程と、前記収納凹部に一端が連通され他端が包装部材の外側に開放された中空の連通枠部を、前記機器の外周側面に沿って機器側に移動し、該機器の被保護面に前記貼着層を接触させ、前記被保護面に保護膜体を貼り付ける移動貼付工程とを備えることによって、貼着位置精度の向上や、保護膜体内への気泡残留の軽減を図ることができる。すなわち、被保護面側に貼着層を露出した状態の保護膜体を、被保護面を設けた機器の外周側面に沿うようにして、被保護面まで安定して移動させることができ、保護膜体の位置ずれや撓みを抑制できる。
加えて、前記保護膜体を被保護面に貼り付けたまま、包装部材を機器とは反対側に移動して取り外す脱着工程を備えることによって、貼着位置精度の更なる向上が図れる。すなわち、貼付作業直後のため被保護面へのなじみが不充分な保護膜体は動かさないようにして、貼り付け後の保護膜体の位置ずれを最小限に抑えることができる。
更に、前記貼着層を覆う剥離材を引き剥がし、該貼着層を露出させる貼着層露出工程と、前記収納凹部に一端が連通され他端が包装部材の外側に開放された中空の連通枠部を、前記機器の外周側面に沿って機器側に移動し、該機器の被保護面に前記貼着層を接触させ、前記被保護面に保護膜体を貼り付ける移動貼付工程と、前記保護膜体を被保護面に貼り付けたまま、包装部材を機器とは反対側に移動して取り外す脱着工程とを備えることによって、所定の包装部材を利用して貼付作業を行うことができ、保護膜体の販売競争力を強化すると共に、汎用性の高い貼付治具を提供することができる。すなわち、貼付治具を高価な専用部品として、保護膜体に同梱したり、追加オプションとして別売りしたりする必要がなくなり、保護膜体を収めたパッケージの販売価格が低下し、貼付作業を簡単に行うのに高価な貼付治具の購入が不要になると共に、販売台数の少ない機種にも貼付治具を利用することができる。
また、前記取り出し工程の後に、前記収納凹部内の仮貼着部材の外側仮貼着層を覆う仮剥離材を引き剥がし、該外側仮貼着層を露出させる仮貼着層露出工程と、前記保護膜体を被保護面に貼り付ける貼着強度よりも小さい貼着強度を有する外側仮貼着層に膜本体を接触させ、前記収納凹部内に保護膜体を仮付けする仮貼付工程とを備える場合は、収納凹部に嵌合などで収納保持されるだけに比べ、外側仮貼着層によって保護膜体をより強固に包装部材に保持することができる。更に、外側仮貼着層の貼着強度の方が小さいため、保護膜体を被保護面に貼り付けたままで機器から包装部材を取り外す脱着工程の際に、保護膜体が被保護面から誤って引き剥がされることがない。これにより、包装部材のみの脱着作業を確実に行うことができる。
更に、保護膜体を被保護面に貼り付ける直前に仮剥離材を引き剥がし、仮貼着部材を介して保護膜体を収納凹部内に貼り付けることができる。これにより、既に使用中の仮貼着部材に比べて劣化が小さい新しい外側の仮貼着層を有する仮貼着部材を使って、保護膜体をより一層強固に包装部材に保持することができる。
また、前記取り出し工程の後に、前記収納凹部内に仮貼着部材を取り付け、該仮貼着部材の外側仮貼着層を覆う仮剥離材を引き剥がし、該外側仮貼着層を露出させる仮貼着層設置露出工程と、前記保護膜体を被保護面に貼り付ける貼着強度よりも小さい貼着強度を有する外側仮貼着層に膜本体を接触させ、前記収納凹部内に保護膜体を仮付けする仮貼付工程とを備える場合は、収納凹部に嵌合などで収納保持されるだけに比べ、外側仮貼着層によって保護膜体をより強固に包装部材に保持することができる。更に、外側仮貼着層の貼着強度の方が小さいため、保護膜体を被保護面に貼り付けたままで機器から包装部材を取り外す脱着工程の際に、保護膜体が被保護面から誤って引き剥がされることがない。これにより、包装部材のみの脱着作業を確実に行うことができる。
更に、保護膜体を被保護面に貼り付ける直前に仮剥離材を引き剥がし、仮貼着部材を介して保護膜体を収納凹部内に貼り付けることができる。これにより、既に使用中の仮貼着部材に比べて劣化が小さい新しい外側の仮貼着層を有する仮貼着部材を使って、保護膜体をより一層強固に包装部材に保持することができる。
また、前記移動貼付工程が、前記被保護面と貼着層との間に生じた隙間を、前記収納凹部が形成された収納基部と連通枠部の少なくとも一方の可撓性に起因した部分変形により圧着する変形圧着過程を有する場合は、包装部材の加圧操作だけで、被保護面と貼着層間を徐々に近接させることができる。これにより、特殊な構造を設けることなく、包装部材の有する特性を利用して緩やかな貼付作業を行うことができ、構造の簡素化により部材コストを低減しつつ、保護膜体内への気泡残留の更なる軽減を図ることができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の貼付方法は、膜本体と貼着層を有する保護膜体が収納凹部に収納保持された状態にある包装部材で、前記貼着層を覆う剥離材を引き剥がし、該貼着層を露出させる貼着層露出工程と、前記収納凹部に一端が連通され他端が包装部材の外側に開放された中空の連通枠部を、前記機器の外周側面に沿って機器側に移動し、該機器の被保護面に前記貼着層を接触させ、前記被保護面に保護膜体を貼り付ける移動貼付工程と、前記保護膜体を被保護面に貼り付けたまま、包装部材を機器とは反対側に移動して取り外す脱着工程とを備えている。
そして、膜本体と貼着層を有する保護膜体が収納凹部に収納保持された状態にある包装部材で、前記貼着層を覆う剥離材を引き剥がし、該貼着層を露出させる貼着層露出工程と、前記収納凹部に一端が連通され他端が包装部材の外側に開放された中空の連通枠部を、前記機器の外周側面に沿って機器側に移動し、該機器の被保護面に前記貼着層を接触させ、前記被保護面に保護膜体を貼り付ける移動貼付工程とを備えることによって、貼着位置精度の向上や、保護膜体内への気泡残留の軽減を図ることができる。すなわち、被保護面側に貼着層を露出した状態の保護膜体を、被保護面を設けた機器の外周側面に沿うようにして、被保護面まで安定して移動させることができ、保護膜体の位置ずれや撓みを抑制できる。
更に、前記保護膜体を被保護面に貼り付けたまま、包装部材を機器とは反対側に移動して取り外す脱着工程を備えることによって、貼着位置精度の更なる向上が図れる。すなわち、貼付作業直後のため被保護面へのなじみが不充分な保護膜体は動かさないようにして、貼り付け後の保護膜体の位置ずれを最小限に抑えることができる。
加えて、前記貼着層を覆う剥離材を引き剥がし、該貼着層を露出させる貼着層露出工程と、前記収納凹部に一端が連通され他端が包装部材の外側に開放された中空の連通枠部を、前記機器の外周側面に沿って機器側に移動し、該機器の被保護面に前記貼着層を接触させ、前記被保護面に保護膜体を貼り付ける移動貼付工程と、前記保護膜体を被保護面に貼り付けたまま、包装部材を機器とは反対側に移動して取り外す脱着工程とを備えることによって、所定の包装部材を利用して貼付作業を行うことができ、保護膜体の販売競争力を強化すると共に、汎用性の高い貼付治具を提供することができる。すなわち、貼付治具を高価な専用部品として、保護膜体に同梱したり、追加オプションとして別売りしたりする必要がなくなり、保護膜体を収めたパッケージの販売価格が低下し、貼付作業を簡単に行うのに高価な貼付治具の購入が不要になると共に、販売台数の少ない機種にも貼付治具を利用することができる。
また、前記貼着層露出工程の前に、前記収納凹部内の仮貼着部材の外側仮貼着層を覆う仮剥離材を引き剥がし、該外側仮貼着層を露出させる仮貼着層露出工程と、前記保護膜体を被保護面に貼り付ける貼着強度よりも小さい貼着強度を有する外側仮貼着層に膜本体を接触させ、前記収納凹部内に保護膜体を仮付けする仮貼付工程とを備える場合は、収納凹部に嵌合などで収納保持されるだけに比べ、外側仮貼着層によって保護膜体をより強固に包装部材に保持することができる。更に、外側仮貼着層の貼着強度の方が小さいため、保護膜体を被保護面に貼り付けたままで機器から包装部材を取り外す脱着工程の際に、保護膜体が被保護面から誤って引き剥がされることがない。これにより、包装部材のみの脱着作業を確実に行うことができる。
更に、保護膜体を被保護面に貼り付ける直前に仮剥離材を引き剥がし、仮貼着部材を介して保護膜体を収納凹部内に貼り付けることができる。これにより、既に使用中の仮貼着部材に比べて劣化が小さい新しい外側の仮貼着層を有する仮貼着部材を使って、保護膜体をより一層強固に包装部材に保持することができる。
また、前記貼着層露出工程の前に、前記収納凹部内に仮貼着部材を取り付け、該仮貼着部材の外側仮貼着層を覆う仮剥離材を引き剥がし、該外側仮貼着層を露出させる仮貼着層設置露出工程と、前記保護膜体を被保護面に貼り付ける貼着強度よりも小さい貼着強度を有する外側仮貼着層に膜本体を接触させ、前記収納凹部内に保護膜体を仮付けする仮貼付工程とを備える場合は、収納凹部に嵌合などで収納保持されるだけに比べ、外側仮貼着層によって保護膜体をより強固に包装部材に保持することができる。更に、外側仮貼着層の貼着強度の方が小さいため、保護膜体を被保護面に貼り付けたままで機器から包装部材を取り外す脱着工程の際に、保護膜体が被保護面から誤って引き剥がされることがない。これにより、包装部材のみの脱着作業を確実に行うことができる。
更に、保護膜体を被保護面に貼り付ける直前に仮剥離材を引き剥がし、仮貼着部材を介して保護膜体を収納凹部内に貼り付けることができる。これにより、既に使用中の仮貼着部材に比べて劣化が小さい新しい外側の仮貼着層を有する仮貼着部材を使って、保護膜体をより一層強固に包装部材に保持することができる。
また、前記移動貼付工程が、前記被保護面と貼着層との間に生じた隙間を、前記収納凹部が形成された収納基部と連通枠部の少なくとも一方の可撓性に起因した部分変形により圧着する変形圧着過程を有する場合は、包装部材の加圧操作だけで、被保護面と貼着層間を徐々に近接させることができる。これにより、特殊な構造を設けることなく、包装部材の有する特性を利用して緩やかな貼付作業を行うことができ、構造の簡素化により部材コストを低減しつつ、保護膜体内への気泡残留の更なる軽減を図ることができる。
本発明に係わる貼付治具兼用包装部材および貼付方法は、低コストで汎用性が高い上に、貼付位置精度が良好で、保護膜体内への気泡の残留も少ないものとなっている。
本発明に係わる包装部材であるトレイを含むパッケージの全体構成を示す平面図である。 保護フィルムが収納保持された内ケースの平面図である。 保護フィルムの収納状況を示す図2のA−A矢視断面図である。 携帯機器への保護フィルムの貼付作業の作業構成を示す斜視図である。 移動貼付工程の詳細構成を示すトレイの外周断面図である。 貼付作業の手順を示すトレイの外周断面図である。 収納凹部への保護フィルムの仮貼付作業手順を示すトレイの外周断面図である。 収納凹部への仮貼着部材の取り付け手順を示す断面図である。
以下、貼付治具兼用包装部材であるトレイに関する本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
なお、図1の矢印Fで示す方向を前方とし、以下で述べる各部の位置や方向等はこの前方を基準とするものである。
まず、本発明を適用した包装部材の一例であるトレイ2を有するパーケージ1について、その全体構成を図1乃至図4により説明する。
図1、図3に示すように、包装体であるパッケージ1は、保護膜体である保護フィルム4を収納して固定し保護するための内ケース14と、内ケース14を収めて陳列するための箱状の外ケース3とから構成される。
そして、外ケース3は、中空のケース本体3bと、ケース本体3bの前辺から前方に突出する吊下げ部3aとから構成される。
このうちの吊下げ部3aには、吊下げ部3aを上下に貫通する掛止孔3a1が穿孔され、掛止孔3a1に、図示せぬ陳列棚のアームを内挿することにより、パッケージ1が陳列棚から吊下げられるようにしている。更に、ケース本体3b内に、前述した内ケース14が収められている。
また、図2、図3に示すように、内ケース14は、前述したトレイ2を、このトレイ2の上面形状に沿って形成されたトレイカバー13で覆うことにより構成される。なお、トレイ2とトレイカバー13のいずれも、PET(ポリエチレンテレフタレート)などのような、透明で可撓性に富んだ素材によって形成されている。
そして、トレイ2は、収納基板9の外周部から、図4に示すような携帯機器12の外周側面12cに沿って移動可能に他端10cがトレイの外側に開いた中空の連通枠10が立設されて一体的に形成されると共に、収納基板9の上方で連通枠10によって囲まれた空間に、ケース凹部11が形成されている。
このケース凹部11内で平面視略中央の収納基板9内に、連通枠10の一端10bに連通する収納凹部11aが凹設され、この収納凹部11a内に、前述した保護フィルム4を有するフィルム積層体8が挿嵌されている。
ここで、図3に示すように、フィルム積層体8は、保護フィルム4の上に剥離シート7を積層して成る2層構造を有し、この保護フィルム4も、フィルム本体5と、フィルム本体5の上面に形成された貼着層6とから成る2層構造を有し、この貼着層6に剥離シート7が上方より接着される。
そして、このうちのフィルム本体5は、外側仮貼着層50aや内側仮貼着層50bを有する両面粘着シートなどの仮貼着部材50を介して、収納凹部11aの底面9aに貼り付けられている。
これにより、収納凹部11aをトレイ2の外側に開放することができ、前述した内ケース14からトレイカバー13を外したトレイ2を、図4に示すように上下反転状態にしてから、机などに載置された携帯機器12側向かって移動すると、連通枠10を携帯機器12の外周側面12cに沿わせるようにして、収納凹部11aを携帯機器12近くまで移動させることができる。
更に、この際、収納凹部11a内には、フィルム積層体8が挿嵌されると共に、仮貼着部材50によって貼り付けられていることから、保護フィルム4を収納凹部11a内に貼着状態で収納保持し、保護フィルム4をトレイ2に対して直接的かつ嵌合などによって確実に保持できるようにしている。
以上のような構成において、内ケース14の内部に、フィルム積層体8を収納して固定し保持したものを、外ケース3内に収めることにより、保護フィルム4を収納したパッケージ1が形成される。
次に、トレイ2による貼付構成について、図1乃至図6により説明する。
パッケージ1に収容して固定した保護フィルム4を、図4に示すような携帯機器12の表示画面12aに貼付する場合を例に説明する。
図1乃至図3に示すように、保護フィルム4を収めたパッケージ1において、外ケース3の中空のケース本体3bを開いてから内ケース14を取り出す。その後、この内ケース14において、トレイカバー13を把持してトレイ2から取り外すようにして、保護フィルム4が収納凹部11aに収納保持された状態にあるトレイ2をパッケージ1から取り出す取り出し工程が行われる。
そして、このトレイ2には、収納凹部11aの底面9a上の前後部分に、前述した仮貼着部材50の下面の内側仮貼着層50bが接着される一方、この仮貼着部材50の上面の外側仮貼着層50aに、保護フィルム4のフィルム本体5の下面が接着されるようにして、仮貼着部材50を介して、収納凹部11a内にフィルム積層体8が予め貼り付けられている。
以下の工程では、フィルム積層体8を収納保持したトレイ2を上下反転して貼付作業を行うため、図4の矢印Tで示す方向を上方として説明する。
図6(a)に示すように、フィルム積層体8を収納保持したトレイ2を上下反転し、携帯機器12から上方に離間して配置した後、図6(b)に示すように、貼着層6を覆う剥離シート7を下方に引っ張って保護フィルム4から引き剥がし、貼着層6が携帯機器12の表示画面12a側に露出するようにして、貼着層露出工程が行われる。
なお、剥離シート7の引き剥がしは、トレイ2を上下反転する前に行ってもよく、確実に引き剥がせるタイミングであればよく、特に限定されるものではない。
また、前述した取り出し工程と貼着層露出工程に続く、移動貼付工程について説明する。
図5に示すように、ケース凹部11は、前述した収納凹部11aと、携帯機器12の外周上角部12bが嵌合可能な嵌合凹部11bとから構成されている。
このうちの収納凹部11aは、略水平な底面9aと、底面9aの外周端から垂設される内壁面9bとから形成されている。
更に、嵌合凹部11bにおいて、収納凹部11aの内壁面9bの下端縁からは、携帯機器12の外周上角部12bの上面12b1に当接可能な第一機能面としての当接支持面9cが、外側方に延設されている。そして、この当接支持面9cは、収納基板9で連通枠10と収納凹部11aとの間にあって、収納凹部11a内の保護フィルム4に略平行に設けられている。
加えて、当接支持面9cの外端縁からは、携帯機器12の外周上角部12bの側面上部12b2を側方から外嵌支持可能な第二機能面としての外嵌支持面10a1が垂設されている。そして、この外嵌支持面10a1は、連通枠10の内壁10aに設けられている。
これにより、ケース凹部11内には、収納凹部11aから連通枠10にかけて、底面9a、内壁面9b、携帯機器12の外周上角部12bの上面12b1に当接する当接支持面9c、及び外周上角部12bの側面上部12b2に外嵌支持される外嵌支持面10a1が、外方に向かって順に連設されて階段構造17が形成される。
更に、外嵌支持面10a1によって囲まれた領域部分24は、略水平姿勢に載置された携帯機器12と、平面視で略同じ寸法に形成されており、連通枠10の外嵌支持面10a1が、携帯機器12の外周上角部12bの側面上部12b2に当接され、保護フィルム4が、携帯機器12に対して横方向で位置決めされるようにしている。
以上のような構成において、貼着層6を下方に露出した保護フィルム4が収納保持されたトレイ2を、位置52から下降させると、ケース凹部11の下端開口11cが携帯機器12の外周上角部12bに外嵌された後、トレイ2の内壁10aが携帯機器12の外周側面12cに沿うようにして移動する。
そして、保護フィルム4の貼着層6が被保護面である表示画面12aと対向する対向位置53に達すると、トレイ2の外嵌支持面10a1が、携帯機器12の外周上角部12bの側面上部12b2に外嵌されて摺動するようになり、表示画面12aに対する保護フィルム4の横方向への位置ずれが非常に小さくなる。
つまり、前述した階段構造17の一部の外嵌支持面10a1を利用するだけで、保護フィルム4を携帯機器に向かって、位置ずれすることなく安定して移動させることができるようになる。
ここで、収納凹部11aの深さ18は、収納保持したフィルム積層体8が収納凹部11aから突出しないように設定されており、トレイ2の収納性を高めた構造となっている。
従って、トレイ2が対向位置53から更に下降して対向位置54に達すると、トレイ2の当接支持面9cが、フィルム積層体8よりも先に携帯機器12の上面12b1に当接し、携帯機器12の表示画面12aと貼着層6の間に隙間20が生じる。
そこで、図6(c)に示すように、トレイ2の収納基板9の上面9dを矢印22の方向に押し下げると、PETなどの透明で可撓性に富む素材から成る収納基板9が部分変形し、貼着層6が表示画面12aに徐々に接近して、最後には隙間20が圧着されてなくなり、表示画面12aに保護フィルム4が貼り付けられて覆われるようになる。
なお、この際、収納基板9ではなく、連通枠10の方の可撓性を利用したり、あるいは、収納基板9と連通枠10の両方の可撓性を利用し、部分変形を生じさせて隙間20を圧着させてもよく、部分変形の態様は特に限定されるものではない。
すなわち、表示画面12aと貼着層6との間に生じた隙間20を、収納凹部11aが形成された収納基板9と連通枠10の少なくとも一方の可撓性に起因した部分変形により圧着する変形圧着過程が行われる。
このように、収納凹部11aに一端10bが連通され他端10cがトレイ2の外側に開放された中空の連通枠10を、携帯機器12の外周側面12cに沿って携帯機器12側に移動し、その表示画面12aに貼着層6を接触させ、表示画面12aに保護フィルム4を貼り付けるようにして、移動貼付工程が行われるのである。
これにより、外嵌支持面10a1が、携帯機器12に外嵌しながら下方に摺動し、携帯機器12の表示画面12aを含んだ上面12b1上で一旦支持された後に、貼着層6と表示画面12a間を徐々に近接させるだけで、特殊な構造を設けることなく緩やかな貼付作業を行うことができる。
なお、本実施例では、図4に示すように、保護フィルム4は、略水平姿勢を維持した携帯機器12の表示画面12aよりも、平面視でわずかに大きい寸法に形成されているが、携帯機器12の外周側面12cと略同じ寸法に形成してもよく、機種に応じて適した貼付範囲に変更することができ、保護フィルム4の貼付範囲は、特に限定されるものではない。
更に、本実施例では、図5に示すように、連通枠10の内壁10aで上部に位置する外嵌支持面10a1のみが、携帯機器12の側面上部12b2に外嵌するようにしているが、内壁10aの内壁面全体が側面上部12b2に外嵌するようにしてもよく、外嵌支持面10a1が、表示画面12a近傍で、携帯機器12の外周上角部12bに確実に外嵌支持されればよく、外嵌範囲は特に限定されない。
また、このような移動貼付工程に続く、脱着工程について説明する。
図6(d)に示すように、保護フィルム4を携帯機器12の表示画面12aに貼り付けたままで、携帯機器12からトレイ2を引き上げる。
ここで、前述した仮貼着部材50の外側仮貼着層50aによる貼着強度は、保護フィルム4の貼着層6によって保護フィルム4を表示画面12aに貼り付ける貼着強度よりも小さく設定している。
従って、保護フィルム4がトレイ2から離れて表示画面12aに貼り付いたままで、携帯機器12からトレイを上方に移動して取り外すようにして、脱着工程を行うことができる。
なお、内側仮貼着層50bによる仮貼着部材50と収納凹部11a間の貼着は、外側仮貼着層50aによる仮貼着部材50と保護フィルム4間の貼着強度よりも大きく、貼着層6による保護フィルム4と表示画面12a間の貼着強度よりも小さく設定されている。これにより、脱着工程時には、最も貼着強度の小さい外側仮貼着層50aから剥離させ、仮貼着部材50が保護フィルム4側に残留するのを防ぐようにしている。
次に、以上述べた貼付作業とそれに使用する仮貼着部材の別形態について、図7、図8により説明する。
第一別形態では、図7(a)に示すように、仮貼着部材55は、前述した仮貼着部材50の一方の外側仮貼着層50a上のみに仮剥離シート57を積層したものであり、他方の内側仮貼着層50bは収納凹部11a内に接着されている。
このため、初期状態では、保護フィルム4を有するフィルム積層体8は、収納凹部11a内に貼り付けられることなく、別体として収納凹部11a内などに収納保持されている。
そこで、前述した取り出し工程後に、収納凹部11aなどからフィルム積層体8を取り出した後は、図7(b)に示すように、収納凹部11a内で外側仮貼着層50aを覆う仮剥離シート57を引き剥がし、外側仮貼着層50aを保護フィルム4側に露出させるようにして、仮貼着層露出工程を行う。
続いて、図7(c)に示すように、外側仮貼着層50aに保護フィルム4のフィルム本体5を接触させ、保護フィルム4を収納凹部11a内に貼り付けるようにして、仮貼付工程を行う。そして、この後は、前述した貼着層露出工程に移行して貼付作業を続ける。
これにより、初期状態では外側仮貼着層50aに保護フィルム4を接着せずに、貼付作業で保護フィルム4を表示画面12aに貼り付ける直前になって初めて、外側仮貼着層50aを露出させて保護フィルム4を収納凹部11a内に貼り付けることができ、前述したように予め外側仮貼着層50aに保護フィルム4を接着している場合に比べ、露出したばかりで貼着力が良好な状態の外側仮貼着層50aに保護フィルム4を接着することができる。
また、第二別形態では、図8(a)に示すように、仮貼着部材56は、前述した仮貼着部材50の両方の外側仮貼着層50a、内側仮貼着層50bにそれぞれ、仮剥離シート57、仮剥離シート58を積層したものである。
このため、初期状態では、保護フィルム4を有するフィルム積層体8と仮貼着部材56のいずれも、収納凹部11a内に貼り付けられることなく、別体としてトレイ2などに収納保持されている。
そこで、前述した取り出し工程後に、収納凹部11aなどから、フィルム積層体8と一緒に仮貼着部材56を取り出した後は、図8(b)に示すように、内側仮貼着層50bを覆う仮剥離シート58を引き剥がし、内側仮貼着層50bを収納凹部11a側に露出させ、その後、図8(c)に示すように、内側仮貼着層50bを底面9aに接触させて、仮貼着部材56を収納凹部11a内に取り付ける。続いて、前述した仮貼着層露出工程を行うようにして、仮貼着層設置露出工程が行われる。そして、この後は、前述した仮貼付工程に移行して貼付作業を続ける。
これにより、第一別形態と同様に、貼付作業で保護フィルム4を表示画面12aに貼り付ける直前になって初めて、外側仮貼着層50aを露出させて保護フィルム4を収納凹部11a内に貼り付けることができ、予め外側仮貼着層50aに保護フィルム4を接着している場合に比べ、露出したばかりで貼着力が良好な状態の外側仮貼着層50aに保護フィルム4を接着することができる。
なお、以上の実施例で述べた貼付治具兼用のトレイ2は、携帯型音楽プレーヤ、多機能携帯電話であるスマートフォン、板状の電子機器であるタブレット等のいずれの機器用の保護フィルムを収めるものであってもよく、特に限定されるものではない。
以上のように、本発明を適用した貼付治具兼用包装部材および貼付方法は、低コストで汎用性が高い上に、貼付位置精度が良好で、保護膜体内への気泡の残留も少ないものとなっている。
1 パッケージ
2 トレイ
4 保護フィルム
5 フィルム本体
6 貼着層
7 剥離シート
9 収納基板
9c 当接支持面
10 連通枠
10a 内壁
10a1 外嵌支持面
10b 一端
10c 他端
11a 収納凹部
12 携帯機器
12a 表示画面
12c 外周側面
17 階段構造
20 隙間
50・55・56 仮貼着部材
50a 外側仮貼着層
50b 内側仮貼着層
54 対向位置
57 仮剥離シート

Claims (15)

  1. 被保護面に貼着層を介して貼り付けて該被保護面を保護する保護膜体を収納保持するための収納凹部が形成され、該収納凹部内に仮貼着部材を介して保護膜体を貼り付けた第一取付構成、外面が仮剥離材で覆われた前記仮貼着部材を収納凹部内に設ける一方、保護膜体を同梱する第二取付構成、及び前記収納凹部内に設ける仮貼着部材と該仮貼着部材に貼り付ける保護膜体とを同梱する第三取付構成のいずれかが可能な収納基部と、
    前記収納凹部に一端が連通され他端が包装部材の外側に開放される中空の連通枠部とを備える
    貼付治具兼用包装部材。
  2. 前記収納基部で連通枠部と収納凹部との間にあって、該収納凹部内の保護膜体に略平行に設けた第一機能面と、
    前記連通枠部の内壁にあって、前記第一機能面の外端縁から直角をなして形成された第二機能面とを含む階段構造を有する
    請求項1に記載の貼付治具兼用包装部材。
  3. 前記仮貼着部材は、
    該仮貼着部材を収納凹部に貼り付ける内側仮貼着層と、該仮貼着部材に保護膜体を貼り付ける外側仮貼着層とを有し、
    該外側仮貼着層よる貼着強度は、前記保護膜体を被保護面に貼り付ける貼着強度よりも小さい
    請求項1または請求項2に記載の貼付治具兼用包装部材。
  4. 前記収納基部と連通枠部の少なくとも一方は、
    前記収納凹部に保護膜体が収納された場合に、該保護膜体の貼着層が被保護面と対向する対向位置で、該被保護面と貼着層との間に生じた隙間を、部分変形によって圧着可能とする可撓性を有する
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の貼付治具兼用包装部材。
  5. 機器の被保護面に貼着層を介して貼り付けて該被保護面を保護する保護膜体を収納保持するための収納凹部が形成され、該収納凹部内に仮貼着部材を介して保護膜体を貼り付けた第一取付構成、外面が仮剥離材で覆われた前記仮貼着部材を収納凹部内に設ける一方、保護膜体を同梱する第二取付構成、及び前記収納凹部内に設ける仮貼着部材と該仮貼着部材に貼り付ける保護膜体とを同梱する第三取付構成のいずれかが可能な収納基部と、
    前記貼着層が被保護面と対向する対向位置まで、前記機器の外周側面に沿って移動し支持される中空の連通枠部とを備える
    貼付治具兼用包装部材。
  6. 前記仮貼着部材は、
    該仮貼着部材を収納凹部に貼り付ける内側仮貼着層と、該仮貼着部材に保護膜体を貼り付ける外側仮貼着層とを有し、
    該外側仮貼着層よる貼着強度は、前記保護膜体を被保護面に貼り付ける貼着強度よりも小さい
    請求項5に記載の貼付治具兼用包装部材。
  7. 前記収納基部と連通枠部の少なくとも一方は、
    前記対向位置で被保護面と貼着層との間に生じた隙間を、部分変形によって圧着可能とする可撓性を有する
    請求項5または請求項6に記載の貼付治具兼用包装部材。
  8. 膜本体と貼着層を有する保護膜体が収納凹部に収納保持された状態にある包装部材を包装体から取り出す取り出し工程と、
    前記貼着層を覆う剥離材を引き剥がし、該貼着層を露出させる貼着層露出工程と、
    前記収納凹部に一端が連通され他端が包装部材の外側に開放された中空の連通枠部を、前記機器の外周側面に沿って機器側に移動し、該機器の被保護面に前記貼着層を接触させ、前記被保護面に保護膜体を貼り付ける移動貼付工程と、
    前記保護膜体を被保護面に貼り付けたまま、包装部材を機器とは反対側に移動して取り外す脱着工程とを備える
    貼付方法。
  9. 前記取り出し工程の後に、前記収納凹部内の仮貼着部材の外側仮貼着層を覆う仮剥離材を引き剥がし、該外側仮貼着層を露出させる仮貼着層露出工程と、
    前記保護膜体を被保護面に貼り付ける貼着強度よりも小さい貼着強度を有する外側仮貼着層に膜本体を接触させ、前記収納凹部内に保護膜体を仮付けする仮貼付工程とを備える
    請求項8に記載の貼付方法。
  10. 前記取り出し工程の後に、前記収納凹部内に仮貼着部材を取り付け、該仮貼着部材の外側仮貼着層を覆う仮剥離材を引き剥がし、該外側仮貼着層を露出させる仮貼着層設置露出工程と、
    前記保護膜体を被保護面に貼り付ける貼着強度よりも小さい貼着強度を有する外側仮貼着層に膜本体を接触させ、前記収納凹部内に保護膜体を仮付けする仮貼付工程とを備える
    請求項8に記載の貼付方法。
  11. 前記移動貼付工程は、
    前記被保護面と貼着層との間に生じた隙間を、前記収納凹部が形成された収納基部と連通枠部の少なくとも一方の可撓性に起因した部分変形により圧着する変形圧着過程を有する
    請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の貼付方法。
  12. 膜本体と貼着層を有する保護膜体が収納凹部に収納保持された状態にある包装部材で、前記貼着層を覆う剥離材を引き剥がし、該貼着層を露出させる貼着層露出工程と、
    前記収納凹部に一端が連通され他端が包装部材の外側に開放された中空の連通枠部を、前記機器の外周側面に沿って機器側に移動し、該機器の被保護面に前記貼着層を接触させ、前記被保護面に保護膜体を貼り付ける移動貼付工程と、
    前記保護膜体を被保護面に貼り付けたまま、包装部材を機器とは反対側に移動して取り外す脱着工程とを備える
    貼付方法。
  13. 前記貼着層露出工程の前に、前記収納凹部内の仮貼着部材の外側仮貼着層を覆う仮剥離材を引き剥がし、該外側仮貼着層を露出させる仮貼着層露出工程と、
    前記保護膜体を被保護面に貼り付ける貼着強度よりも小さい貼着強度を有する外側仮貼着層に膜本体を接触させ、前記収納凹部内に保護膜体を仮付けする仮貼付工程とを備える
    請求項12に記載の貼付方法。
  14. 前記貼着層露出工程の前に、前記収納凹部内に仮貼着部材を取り付け、該仮貼着部材の外側仮貼着層を覆う仮剥離材を引き剥がし、該外側仮貼着層を露出させる仮貼着層設置露出工程と、
    前記保護膜体を被保護面に貼り付ける貼着強度よりも小さい貼着強度を有する外側仮貼着層に膜本体を接触させ、前記収納凹部内に保護膜体を仮付けする仮貼付工程とを備える
    請求項12に記載の貼付方法。
  15. 前記移動貼付工程は、
    前記被保護面と貼着層との間に生じた隙間を、前記収納凹部が形成された収納基部と連通枠部の少なくとも一方の可撓性に起因した部分変形により圧着する変形圧着過程を有する
    請求項12から請求項14のいずれか一項に記載の貼付方法。
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