JP3191171U - 包装体及び保護フィルム包装体 - Google Patents

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【課題】ユーザーの選択の手間を低減し、包装体全体の大型化を抑制し、さらに、包装体全体の剛性を維持した包装体及び保護フィルム包装体を提供する。【解決手段】保護フィルム4を保持する不透明な包装体本体と、包装体本体を貫通するように設けられ、この包装体本体に保護フィルムが保持された状態でその保護フィルムの端縁部を構成する全ての辺のそれぞれの一部が視認可能な窓部8とを設け、さらに、窓部と保護フィルムの端縁部との間に、包装体と電子機器とを重ね合わせた際にこの電子機器の少なくとも一部が視認可能な間隙部9を設けた。【選択図】図1

Description

本考案は、電子機器の表面を保護するための保護フィルムを保持するための包装体及びこの保護フィルムが保持された保護フィルム包装体に関する。
スマートフォン、タブレット端末に代表される電子機器において、画像が表示される表示面はガラス等の透明でかつ一定の強度及び硬度を有する材質で保護されている。しかしながら、この表示面に生じる引っかき傷から表示面を保護し、さらには表示面での反射を一定の割合で抑制する等の目的で、この表示面に貼付する保護フィルムと呼ばれるフィルムが提供されている。
電子機器及びその表示面は機種、型式毎に所定形状を有し、また、電子機器によっては表示面と同一面に操作ボタン、マイクやスピーカ用の切欠が設けられ、これら操作ボタン等の配置位置も機種、型式毎に異なることがあるので、上述した保護フィルムは電子機器の機種、型式に応じて所定形状に形成されていることが多い。
しかしながら、最近は多種多様の電子機器が販売されるようになり、保護フィルムの製造メーカーも、個々の電子機器の機種、型式に応じて独自形状の保護フィルムを製造する手間がかさんでいた。このため、電子機器の表示面の大きさに合わせた汎用性の高い保護フィルムが近年提供されている(非特許文献1参照)。この場合、テレビジョン、PC用ディスプレイと同様に、電子機器の表示面の大きさは対角線の長さ(多くはインチ)で定義されているので、汎用タイプの保護フィルムも電子機器の表示面の大きさ毎に種類が設けられている。
なお、本明細書において、「フィルム」と「シート」とは同義に用いる。
特開平10−316167号公報
「スマートフォン用 汎用液晶保護フィルム(指紋防止・光沢) - P-FLSAGシリーズ」[平成26年3月6日検索]、インターネット<URL:http://www2.elecom.co.jp/avd/cellphone/protection-seal/p-flsag/> 「[News]タッチパネルが使えるデジカメ用の液晶保護フィルム!3.0型と3.5型のワイド液晶画面にした2モデル、それぞれマットタイプと光沢タイプを発売」[平成26年3月6日検索]、インターネット<URL:http://www.elecom.co.jp/news/200812/dgp-011/>
上述した従来の汎用タイプの保護フィルムをユーザーが店頭で購入する場合、ユーザーは自身が所有する電子機器の表示面の大きさを予め知った上で、この表示面の大きさに対応した保護フィルムを選択して購入する。しかしながら、電子機器の表示面の大きさを正確に知った上で店頭に向かう作業はユーザーに手間を強いる作業である。従って、ユーザーが所有する電子機器の表示面の大きさを予め調べる手間を省略できる手法が望まれていた。
なお、デジタルカメラの液晶表示部の表示面を保護する保護フィルムのパッケージにおいて、液晶表示部の大きさに対応する確認窓を設けた技術があるが(非特許文献2参照)、この技術においては、保護フィルムが収納されるパッケージの一部を延長して確認窓を設けているので、保護フィルムの大きさに比較してパッケージの大型化を招くという問題がある。
また、携帯電話機の受話口に取り付ける商品のパッケージにおいて、ブリスタ−包装の台紙に、商品の外形寸法より一回り大きな開口を設けた技術が提案されているが(特許文献1参照)、この技術を電子機器の表示面に貼付される保護フィルムの包装体に適用した場合、保護フィルムよりも大きい開口が必要となり、同様にパッケージの大型化を招くとともに、大きな開口を設けることにより包装体全体の剛性を維持することが難しい可能性があった。
本考案は上述した課題に鑑みてなされたものであり、汎用性の高い保護フィルムを保持するための包装体において、ユーザーの選択の手間を低減し、包装体全体の大型化を抑制し、さらに、包装体全体の剛性を維持することの可能な包装体及び保護フィルム包装体の提供をその目的の一つとしている。
本考案は、電子機器の表面を保護するための保護フィルムを保持するための包装体に適用される。そして、保護フィルムを保持する不透明な包装体本体と、包装体本体を貫通するように設けられ、この包装体本体に保護フィルムが保持された状態でその保護フィルムの端縁部を構成する全ての辺のそれぞれの一部が視認可能な窓部とを設け、さらに、窓部と保護フィルムの端縁部との間に、包装体と電子機器とを重ね合わせた際にこの電子機器の少なくとも一部が視認可能な間隙部を設けることにより、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
包装体に保護フィルムが保持された状態で、ユーザーがこの包装体に電子機器を近接させ、さらに間隙部を通して電子機器を見ると、この電子機器と保護フィルムの端縁部とを同時に視認することができ、電子機器と保護フィルムとの相対的大小関係を確認することができる。
ここで、保護フィルムは、電子機器に露出して設けられた略矩形状の表示面を保護するためのものであり、この表示面の大きさに略等しい外形略矩形状に形成されていることが好ましい。
また、窓部は、包装体本体に複数設けられた窓体を備えていることが好ましい。さらに、窓部は、保護フィルムの隅部のうち少なくとも二箇所の隅部に対応する位置に設けられ、この窓部により保護フィルムの対角線上に位置する隅部が少なくとも二箇所視認可能であることが好ましい。さらに、窓部は、保護フィルムの少なくとも三箇所の隅部に対応する位置に設けられ、この窓部により保護フィルムの隅部が少なくとも三箇所視認可能であることが好ましい。
また、包装体本体は、板状の部材が折り曲げられてなる台紙を備え、保護フィルムは折り曲げられた台紙の間に保持されることが好ましい。さらに、保護フィルムを保持した状態の包装体本体を収納する透明の袋体を備えることが好ましい。
また、本考案は、電子機器の表面を保護するための保護フィルムが保持された保護フィルム包装体に適用される。そして、保護フィルムと、保護フィルムを保持する不透明な包装体本体と、包装体本体を貫通するように設けられ、この包装体本体に保護フィルムが保持された状態でその保護フィルムの端縁部を構成する全ての辺のそれぞれの一部が視認可能な窓部とを設け、さらに、窓部と保護フィルムの端縁部との間に、包装体と電子機器とを重ね合わせた際にこの電子機器の少なくとも一部が視認可能な間隙部を設けることで、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
ここで、保護フィルムには第1のセパレータフィルムが貼付され、この第1のセパレータフィルムのうち少なくとも窓部に対応する端縁部が半透明に形成されていることが好ましい。あるいは、保護フィルムには第1のセパレータフィルムが貼付され、この第1のセパレータフィルムのうち少なくとも窓部に対応する端縁部に、保護フィルムに第1のセパレータフィルムが貼付された状態でこの辺に重畳する枠線が形成されていることが好ましい。
また、保護フィルムには第1のセパレータフィルムが貼付されている面と反対側の面に第2のセパレータフィルムが貼付され、この第2のセパレータフィルムが透明の材質からなることが好ましい。
さらに、包装体本体は、板状の部材が折り曲げられてなる台紙を備え、第1または第2のセパレータフィルムの一方は保護フィルムの外形より大きい外形を有し、その端部が台紙の折曲部に当接することで保護フィルムが包装体に保持されることが好ましい。
本考案によれば、間隙部を通してユーザーが保護フィルムと電子機器との相対的大小関係を容易に確認することができる。これにより、ユーザーの選択の手間を低減し、包装体全体の大型化を抑制し、さらに、包装体全体の剛性を維持することの可能な包装体及び保護フィルム包装体を実現することができる。
本考案の一実施形態である保護フィルム包装体を示す斜視図である。 一実施形態の保護フィルム包装体の台紙を広げた状態を示す斜視図である。 一実施形態の保護フィルム包装体の台紙に保護フィルム複合体が保持された状態を示す斜視図である。 一実施形態の保護フィルム包装体に保持される保護フィルム複合体を示す斜視図である。 図1のI−I′線矢視断面図である。 保護フィルムが保持された一実施形態の保護フィルム包装体を電子機器に重ね合わせた状態を示す平面図である。 本考案の保護フィルム包装体の窓部の変形例を示す平面図である。 本考案の一実施形態である保護フィルム包装体に適用される保護フィルム複合体の変形例を示す平面図である。
以下、図面を参照して、本考案の保護フィル包装体の実施形態について説明する。なお、図面内に記載されている保護フィルム等の厚みは、説明の便宜上誇張して記載されており、実際の寸法を反映した縮尺ではない。また、図面内において単層で表示されているフィルム等は、実際には複数のフィルム等が重畳されて構成されることがある。すなわち、図面内の表示は機能的なものである。
(一実施形態)
図1は、本考案の一実施形態である保護フィルム包装体を示す斜視図である。この図において、保護フィルム包装体Pは、電子機器10に露出して設けられた略矩形状の表示面11(図6参照)に貼付されてこの表示面11を保護する保護フィルムを含む保護フィルム複合体A(図3参照)と、この保護フィルム複合体Aを収納する、包装体本体を構成する台紙1と、保護フィルム複合体Aを収納した状態の台紙1全体を収納する透明の袋体2とを備える。
台紙1は、図2に詳細を示すように、厚紙やプラスチック等の板体3を略中央の折曲部1bで折り曲げ、図1及び図3に示すように、折り曲げた状態で保護フィルム複合体Aをその内部に収納可能な外形略矩形状に形成されている。台紙1には折り曲げた状態でその端縁部(図1において上部)にフック用貫通孔1aが設けられているとともに、図1に示すように袋体2にもこのフック用貫通孔2aが設けられ、この貫通孔1a、2aを通じて図略のフックが通されることで、保護フィルム包装体Pがフックに吊下可能とされる。
保護フィルム複合体Aは、図4に詳細を示すように、電子機器の表示面と略同一の外形矩形状に形成された保護フィルム4と、この保護フィルム4の図4における上下両面にそれぞれ貼付された第1及び第2のセパレータフィルム5、6とを備える。保護フィルム4は透明な材質から形成されており、この保護フィルム4には、図4においてその下面に、保護フィルム4を電子機器の表示面に貼付するための図略の接着層が設けられている。
第1のセパレータフィルム5は、保護フィルム4と略同一形状の矩形に形成され、図4において保護フィルム4の上面を全て覆うように貼付されている。これにより、保護フィルム4の端縁4aと第1のセパレータフィルム5の端縁5aとはほぼ同一の位置になっている。第1のセパレータフィルム5は半透明の材質からなり、あるいは、透明の材質の表面に半透明のコーティングがされることで全体として半透明に構成されている。あるいは、第1のセパレータフィルム5の保護フィルム4の貼付面と反対側の面に別体の半透明のフィルムを貼付することで、これら第1のセパレータフィルム5及び別体のフィルム全体として半透明に構成されている。従って、ユーザーは、半透明の第1のセパレータフィルム5の外形、寸法を認識することで、この第1のセパレータフィルム5が貼付されている保護フィルム4の外形、寸法を同時に認識することができる。
第2のセパレータフィルム6は、保護フィルム4及び第1のセパレータフィルム5の幅及び長さよりも幅及び長さがいずれも大きい矩形状に形成されており、図4において保護フィルム4の第1のセパレータフィルム5が貼付されている面と反対側の下面に貼付されることで、保護フィルム4の接着層を保護している。従って、図4に示すように、第2のセパレータフィルム6が保護フィルム4に貼付された状態で、第2のセパレータフィルム6の端縁6aは保護フィルム4の端縁4aから外方に延出して設けられる。第2のセパレータフィルム6は透明な材質から形成されており、これにより、第2のセパレータフィルム6が保護フィルム4に貼付された状態でも、この第2のセパレータフィルム6を透かして第1のセパレータフィルム5の端縁5a、ひいては保護フィルム4の端縁4aをユーザーが視認することができる。
以上の構成の保護フィルム複合体Aは、図3に詳細を示すように、台紙1の折曲部1bの内部に第2のセパレータフィルム6の端縁6aが当接した状態で位置決めされ、また、第2のセパレータフィルム6が粘着テープ7等により台紙1に固定されることで、台紙1に収納された状態で固定されている。
そして、台紙1には、図1〜図3に詳細を示すように、この台紙1を貫通する窓体8a、8bが複数(本実施形態では2つ)設けられており、これら窓体8a、8bにより窓部8が構成されている。この窓部8は、図1及び図3、さらには断面図である図5に詳細を示すように、保護フィルム複合体Aのうち保護フィルム4及び第1のセパレータフィルム5を構成する全ての辺(本実施形態では保護フィルム4及び第1のセパレータフィルム5は矩形状に形成されているので4辺)4b、5bのそれぞれの一部が視認可能な位置に設けられている。本実施形態では、窓部8は、図1に詳細を示すように、保護フィルム4及び第1のセパレータフィルム5の全ての隅部(本実施形態では保護フィルム4及び第1のセパレータフィルム5は矩形状に形成されているので4つの隅部)4c、5cの全てが視認可能な位置に設けられている。
この窓部8は、図2及び図3に示すように、台紙1の折曲部1bを中心にして線対称な位置に切欠部1cが一対設けられ、台紙1が折曲部1bにより図1及び図5に示すように折り曲げられることで構成される。
また、この窓部8と保護フィルム4及び第1のセパレータフィルム5の辺4b、5bとの間には、図1に詳細を示すように間隙部9が設けられており、この間隙部9を通して保護フィルム包装体Pに重ね合わされたもの、例えば電子機器の少なくとも一部をユーザーが視認することができる。
以上の構成の保護フィルム包装体Pが、図略のフックが台紙1及び袋体2の貫通孔1a、2aに通されることでこのフックに吊り下げられた状態で販売店等の店頭に陳列される。そして、図6に示すように、ユーザーが所有する電子機器10の矩形状の表示面11を保護フィルム包装体Pの背後に配置してこの保護フィルム包装体Pに重ね合わせると、窓部8を通してユーザーは保護フィルム4及び半透明の第1のセパレータフィルム5の辺4b、5bを視認し、さらに、間隙部9を通して自身が所有する電子機器10を視認することができる。
従って、ユーザーが所有する電子機器10の表示面11の大きさに合致した保護フィルム4が収納された保護フィルム包装体Pの背後にこの電子機器10の表示面11を配置した場合、この表示面11と保護フィルム4及び第1のセパレータフィルム5とがほぼ重畳した状態で配置される。一方、表示面11の大きさより小さい保護フィルム4が収納された保護フィルム包装体Pの背後に電子機器10の表示面11を配置した場合、ユーザーは間隙部9を通して表示面11を視認し、さらに、表示面11の大きさより大きい保護フィルム4が収納された保護フィルム包装体Pの背後に電子機器10の表示面11を配置した場合、ユーザーは間隙部9を通して表示面11の外延部、すなわち電子機器10のベゼル(額縁)部を視認するとともに、保護フィルム4及び第1のセパレータフィルム5により表示面11が覆われていることを視認し、いずれにしても、自身が所有する電子機器10の表示面11の大きさに合致しない保護フィルム4が収納された保護フィルム包装体Pであることを容易に認識することができる。
(一実施形態の効果)
従って、本実施形態の保護フィルム包装体Pによれば、ユーザーが所有する電子機器10の表示面11をこの保護フィルム包装体Pの背後に配置して重ね合わせれば、この保護フィルム包装体Pに収納された保護フィルム4が、電子機器10の表示面11の大きさに合致したものであるか否かを容易に確認することができる。これにより、ユーザーが予め表示面11の大きさを調べることなく、表示面11の大きさに合致した保護フィルム4を選択することが可能になる。
また、本実施形態の保護フィルム包装体Pでは、窓部8により保護フィルム4及び第1のセパレータフィルム5を構成する全ての辺4b、5bの一部が視認可能に構成されているので、保護フィルム複合体Aを収納する位置以外に保護フィルム4の大きさに相当する確認窓を設ける構成に比較して、保護フィルム包装体Pの大型化を抑制することができる。
さらに、本実施形態の保護フィルム包装体Pでは、台紙1に設けられた窓体8a、8bは、保護フィルム4及び第1のセパレータフィルム5を構成する全ての辺4b、5bの一部が視認可能な位置に設けられているので、保護フィルム4の全ての辺4bの全部が視認可能な窓体、すなわち、保護フィルム4よりも大きい窓体を台紙1に設ける構成に比較して、台紙1の剛性、ひいては保護フィルム包装体Pの剛性を維持することが可能になる。加えて、保護フィルム4よりも大きい窓体を台紙1に設ける構成に比較して、台紙1の窓部8が設けられていない面積を確保することができ、これにより、窓部8以外の台紙1の部分に記載可能な情報量を増加させることができる。
(変形例)
本考案の包装体及び保護フィルム包装体は、その細部が上述の一実施形態に限定されず、種々の変形例が可能である。
一例として、台紙1に設けられた窓部8を構成する窓体8a…の個数及び形状は上述の一実施形態の窓体8a、8bに限定されず、保護フィルム4の全ての辺4bの一部が視認可能な窓部8を構成する窓体8a…であれば種々の構成が採用可能である。
このような窓体8a…の変形例を図7に示す。図7(a)に示す変形例では、窓体8a、8bの形状が同一とされることで保護フィルム4の全ての隅部4cが視認可能とされ、図7(b)に示す変形例では、1つの窓体8aにより保護フィルム4の全ての隅部4cが視認可能とされ、図7(c)に示す変形例では、1つの窓体8aにより保護フィルム4の3つの隅部4cが視認可能とされ、さらに、図7(d)に示す変形例では、図7において縦長の窓体8a、8bにより窓部8が構成されることで保護フィルム4の全ての隅部4cが視認可能とされている。図7(e)に示す変形例では、2つの窓体8a、8bにより保護フィルム4の対角線上に位置する2つの隅部4cが視認可能とされている。図7(f)に示す変形例では、4つの窓体8a〜8dにより、保護フィルム4の隅部は視認可能ではないものの、全ての辺4bの一部が視認可能とされている。そして、図7(g)に示す変形例では、2つの窓体8a、8bにより、図7において上下に並ぶ隅部4c及び全ての辺4bの一部が視認可能とされており、さらに、台紙1から保護フィルム4の一部が露出している。これら全ての変形例によっても、上述の一実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、上述の一実施形態では、第1のセパレータフィルム5の全面が半透明に構成されていたが、窓部8においてユーザーが保護フィルム4の辺4bが容易に視認可能であれば、第1のセパレータフィルム5の一部のみ半透明に構成されていてもよい。
このような第1のセパレータフィルム5の変形例を図8に示す。図8(a)に示す変形例では、第1のセパレータフィルム5の隅部5cの矩形状の領域のみ半透明に構成されている。ここで、図8においては、ハッチングで表示した部分で半透明部分を示す。図8(b)に示す変形例では、第1のセパレータフィルム5の隅部5cの1/4円状の領域のみ半透明に構成されている。図8(c)に示す変形例では、第1のセパレータフィルム5の端縁5aの枠状の領域のみ半透明に構成されている。さらに、図8(d)に示す変形例では、図8(c)の枠状の領域のうち隅部5cの位置のみ半透明に構成されている。
図8に示すような、第1のセパレータフィルム5の一部を半透明に構成する手法は、上述した手法を含めて周知のものが好適に適用可能である。一例として、第1のセパレータフィルム5の一部のみ半透明のコーティングを施す、第1のセパレータフィルム5の保護フィルム4の貼付面と反対側の面に別体の半透明のフィルムを貼付する等の手法が挙げられる。
さらに、上述の一実施形態では、外形略矩形状の表示面11に対応して、同様に保護フィルム4が略矩形状に形成されていたが、表示面11の形状に応じて矩形状以外の形状に形成されてもよい。一例として、矩形状の保護フィルム4の隅部4cのみ円形に形成したものや、表示面11が湾曲して形成されるために平面に展開した状態で台形等に形成されたものや、さらには楕円、円形に形成されてもよい。
加えて、上述の一実施形態では第1のセパレータフィルム5が半透明に構成され、これにより、ユーザーが保護フィルム4の辺4bを容易に視認可能に構成されていたが、保護フィルム4の材質等によりその辺4bを視認可能であれば、第1のセパレータフィルム5を半透明に構成する必要はない。
第1のセパレータフィルム5が透明でありながら保護フィルム4の辺4bをユーザーが視認可能にする一例として、第1のセパレータフィルム5の辺5b近傍に不透明の枠線を印刷等により形成する手法が挙げられる。この枠線は第1のセパレータフィルム5の辺5bに沿って形成される。当然、第2のセパレータフィルム6の、保護フィルム4の辺4bに対応する位置に枠線を印刷等により形成してもよい。この場合、第1のセパレータフィルム5または第2のセパレータフィルム6に形成された枠線は保護フィルム4の辺4bに厳密に重畳する位置に形成される必要はなく、ユーザーが電子機器10の表示面11の大きさを大凡把握しうる程度の精度で印刷されればよい。当然、第1または第2のセパレータフィルム5、6の辺5bの全てに枠線が形成される必要はなく、窓部8に対応する位置に少なくとも形成されていればよい。
また、上述の一実施形態では、板体3を折り曲げることで台紙1を構成し、この台紙1内部に保護フィルム複合体Aを収納していたが、例えば1枚の板体3を折り曲げることなく台紙1を構成し、この台紙1の一面に保護フィルム複合体Aを固定することによっても本考案の保護フィルム包装体Pを構成することができる。
さらに、上述の一実施形態では、電子機器10の表示面11を保護するための保護フィルム4が収納された保護フィルム包装体Pについて説明したが、電子機器10に貼付されてその表面を保護するための保護フィルムであれば好適に適用可能である。一例として、電子機器の表示面の裏面を保護するための保護フィルム等にも本考案は適用可能である。
1 台紙
1a、2a 貫通孔
1b 折曲部
1c 切欠部
2 袋体
3 板体
4 保護フィルム
4a、5a、6a 端縁
4b、5b 辺
4c、5c 隅部
5 第1のセパレータフィルム
6 第2のセパレータフィルム
8 窓部
8a〜8d 窓体
9 間隙部
10 電子機器
11 表示面
A 保護フィルム複合体
P 保護フィルム包装体

Claims (12)

  1. 電子機器の表面を保護するための保護フィルムを保持するための包装体であって、
    前記保護フィルムを保持する不透明な包装体本体と、
    前記包装体本体を貫通するように設けられ、この包装体本体に前記保護フィルムが保持された状態でその保護フィルムの端縁部を構成する全ての辺のそれぞれの一部が視認可能な窓部と
    を備え、
    前記窓部と前記保護フィルムの端縁部との間に、前記包装体と前記電子機器とを重ね合わせた際にこの電子機器の少なくとも一部が視認可能な間隙部が設けられている
    ことを特徴とする包装体。
  2. 前記保護フィルムは、前記電子機器に露出して設けられた略矩形状の表示面を保護するためのものであり、この表示面の大きさに略等しい外形略矩形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の包装体。
  3. 前記窓部は、前記包装体本体に複数設けられた窓体を備えていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の包装体。
  4. 前記窓部は、前記保護フィルムの隅部のうち少なくとも二箇所の隅部に対応する位置に設けられ、この窓部により前記保護フィルムの対角線上に位置する隅部が少なくとも二箇所視認可能であることを特徴とする請求項2〜3のいずれかに記載の包装体。
  5. 前記窓部は、前記保護フィルムの少なくとも三箇所の隅部に対応する位置に設けられ、この窓部により保護フィルムの隅部が少なくとも三箇所視認可能であることを特徴とする請求項4記載の包装体。
  6. 前記包装体本体は、板状の部材が折り曲げられてなる台紙を備え、前記保護フィルムは折り曲げられた前記台紙の間に保持されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の包装体。
  7. 前記保護フィルムを保持した状態の前記包装体本体を収納する透明の袋体を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の包装体。
  8. 電子機器の表面を保護するための保護フィルムが保持された保護フィルム包装体であって、
    前記保護フィルムと、
    前記保護フィルムを保持する不透明な包装体本体と、
    前記包装体本体を貫通するように設けられ、この包装体本体に前記保護フィルムが保持された状態でその保護フィルムの端縁部を構成する全ての辺のそれぞれの一部が視認可能な窓部と
    を備え、
    前記窓部と前記保護フィルムの端縁部との間に、前記包装体と前記電子機器とを重ね合わせた際にこの電子機器の少なくとも一部が視認可能な間隙部が設けられている
    ことを特徴とする保護フィルム包装体。
  9. 前記保護フィルムには第1のセパレータフィルムが貼付され、この第1のセパレータフィルムのうち少なくとも前記窓部に対応する端縁部は半透明に形成されていることを特徴とする請求項8に記載の保護フィルム包装体。
  10. 前記保護フィルムには第1のセパレータフィルムが貼付され、この第1のセパレータフィルムのうち少なくとも前記窓部に対応する端縁部に、前記保護フィルムに前記第1のセパレータフィルムが貼付された状態でこの辺に重畳する枠線が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の保護フィルム包装体。
  11. 前記保護フィルムには第1のセパレータフィルムが貼付されている面と反対側の面に第2のセパレータフィルムが貼付され、この第2のセパレータフィルムは透明の材質からなることを特徴とする請求項9または10のいずれか記載の保護フィルム包装体。
  12. 前記包装体本体は、板状の部材が折り曲げられてなる台紙を備え、
    前記第1または第2のセパレータフィルムの一方は前記保護フィルムの外形より大きい外形を有し、その端部が前記台紙の折曲部に当接することで前記保護フィルムが前記包装体に保持される
    ことを特徴とする請求項11記載の保護フィルム包装体。
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JP2017024736A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 株式会社Msソリューションズ 貼付治具兼用包装部材および貼付方法

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JP2017024736A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 株式会社Msソリューションズ 貼付治具兼用包装部材および貼付方法

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