JP2017023070A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、道路端や側溝などに植生する雑草の刈り取り処理をするための刈払機用カッターに関するものである。
従来から存する刈払機用カッターは、その安全性,作業性等の面から、その本体の材質及び材厚についてはJIS規格によって範囲が定められているし、本体の剛性は本体の材厚及びその熱処理品質によって限定されるところ、次のような特許文献が知られている。
しかしながら、解決しなければならない課題としては、第1に刈払機体から回転カッターに伝達される駆動トルクの加速時及び減速時の振動の減衰緩和とそれによる回転時のばたつき抑制、第2に草刈作業時に起こるカッターのコンクリート地面や硬質異物との突発的な接触又は衝突負荷による振動及び衝撃の吸収緩和、第3に作業者に対する作業安全性の向上及び作業疲労の軽減、などの点が挙げられるが、本発明はこれらの課題を解決することができる刈払機用カッターを提供することを目的とするものである。
本発明は、回転円盤体の作業桿取付孔を同心円とする周囲帯部において、複数のリブ構造部を包囲することにより円盤体に発条機能を付与するように成るものである。
また、前記各リブ構造部の高さは被切断物の切断後の流動を阻害しない程度の高さとするものである。
本発明は、以上の構成から成る刈払機用カッターであるから、次のような効果を達成することができるのであるが、この効果はいずれの実施例にあっても変わりないのである。
第1に、回転円盤体の作業桿取付孔の周囲帯部は、円盤体に与えられる衝撃に対してこれを吸収し抵抗する弾力性を発揮するリブ構造部を複数個設けてなることにより剛性を付加増強することができることになり、これによって駆動トルクの振動を減衰緩和し、突発的な衝撃負荷に対しても軽減抑制することができるようになる。
第2に、前記リブ構造部の高さは、被切断物が切断された後に、回転円盤体の上面を流動する際に、被切断物の飛散を阻害しない程度のものに成るから、決して障害となることはなく、安定性を維持することができる構成となっている。
回転円盤体の刈払い時に発生する被切断物は、円盤体上のリブ構造部の上面部を円滑に吹き飛ばされる程度の低い高さに構成する。
回転円盤体の取付孔を同心円とする周囲帯部において、複数のリブ構造部を包囲するように設けることによって、円盤体の剛性度が増強されるようになり、これにより駆動トルクの振動は緩和されるようになるとともに切断刃部への衝撃を吸収するようになる。
1は回転円盤体で、この円盤体の周縁部には等間隔に切歯2・・と硬質チップ3・・とから成る切断刃部4・・を設ける。
5は前記回転円盤体1の中心部に設けた作業桿の取付孔で、この取付孔の周囲帯部6全体は平滑面に成る。
7・・・は前記取付孔5の周囲帯部6を包囲するように凸面状に形成したリブ構造部で、この各リブ構造部間にはキール部8・・・を形成するが、このキール部8は前記周囲帯部6と同高の平滑面に成る。(リブ構造部7・・・は図1では凸面状に形成するが、反対面の図2では凹面状に形成している。)
前記リブ構造部7・・・間のキール部8・・・は連結リブとしての役割を果たし、前記取付孔5の周囲帯部6の剛性を高める複数のリブ構造部7・・を形成することにより剛性を付加増強するものである。前記リブ構造部7・・の高さは、被切断物の切断後の流動を阻害しない高さとする。(例えば、リブ構造部面の高さ材厚を2.55mm,キール部分を0.9mm)
これによって、回転円盤体1に対する駆動トルクの振動を緩和し、かつ突発的な衝動負荷を軽減することができるようにする。
9は前記リブ構造部7・・・を設けた周囲帯部6と切断刃部4・・との間に段差11をつけて形成する盤面部で、この盤面部には多数の透孔10・・を設けて円盤体材が有する重量の軽減を図っている。この透孔10は前記リブ構造部7・・・においても設けるが、その大きさは前記盤面部9におけると同様に任意である。
12は前記リブ構造部7・・・の内側部の前記周囲帯部6との間に形成したリブ帯部であり、これによって円盤体1の発条効果をより高めることになる。
1 回転円盤体
2・・ 切歯
3・・ 硬質チップ
4 切断刃部
5 作業桿取付孔
6 周囲帯部
7・・・ リブ構造部
8・・・ キール部
9 盤面部
10・・ 透孔
11 段差部
12 リブ帯部
2・・ 切歯
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7・・・ リブ構造部
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11 段差部
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