JP2017022915A - 電動モータ制御装置 - Google Patents

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【課題】電動モータの動作に与える影響を抑制しつつ、電動モータの駆動回路と電動モータの巻線と間に設けられる開放リレーのON故障判定を行うこと。【解決手段】2系統の巻線を含む電動モータと、2系統の巻線のうち、一方の巻線を通電させるための駆動回路と、一方の巻線と駆動回路の間に設けられるリレーと、リレーの開閉状態を制御するリレー制御部と、駆動回路の動作を制御する駆動制御部と、リレーがON故障しているか否かを判定する異常判定部であって、駆動制御部は、異常判定部によりリレーがON故障しているか否かの判定が行われる場合、リレーを通じて一方の巻線に予め規定された第1電流が流れるように、駆動回路を制御すると共に、異常判定部によりリレーがON故障していると判定された場合、リレーを通じて一方の巻線に第1電流と反対方向の第2電流が流れるように、駆動回路を制御する。【選択図】図7

Description

本発明は、電動モータ制御装置に関する。
従来から、2系統の巻線を備える二重冗長構成の電動モータが知られている(例えば、特許文献1等)。特許文献1に記載の電動モータ(三相交流モータ)は、2組の三相巻線のうち、一方に異常が発生して通電不能な状態になった場合でも、他方の三相巻線を用いて定格出力が出せるようになっている。
特開2003−102189号公報
ところで、電動モータを駆動する駆動回路(インバータ等)と電動モータの間には、開放リレーが設けられる場合がある。例えば、駆動回路の異常に起因して、電動モータへの通電停止が不能になった場合に、開放リレーを開放することで、電動モータへの通電を停止させることができる(フェールセーフ機能)。
かかる開放リレーは、常閉されているため、ON故障(OFFするように指令を出してもOFFに戻らない故障)してしまう可能性があり、かかるフェールセーフ機能を果たすことができない可能性がある。よって、適宜、開放リレーのON故障による異常の有無を判定することが望ましい。具体的には、開放リレーをOFFに切り替える指令を出力した後の状態で、開放リレーに電流が流れるように駆動回路を動作させる。そして、開放リレーを含む経路に電流が流れない場合は、正常に開放リレーが開放されている(OFFされている)ことを確認することができ、電流が流れる場合は、開放リレーがON故障していると異常判定することができる。特に、特許文献1に記載の二重冗長構成の電動モータを用いることにより、2系統の巻線のうち、一方の巻線を用いて通常動作を行いつつ、他方の巻線と駆動回路の間に設けられる開放リレーのON故障判定を行うことができる。
しかしながら、一方の巻線を用いて通常動作を行っている最中に、他方の巻線と駆動回路の間に設けられる開放リレーのON故障判定を行うと、開放リレーがON故障していた場合に、他方の巻線に電流が流れてしまう可能性がある。そのため、他方の巻線に流れた電流の影響で、一方の巻線による電動モータの動作に影響を与えてしまうおそれがある。
そこで、上記課題に鑑み、電動モータの動作に与える影響を抑制しつつ、電動モータの駆動回路と電動モータの巻線と間に設けられる開放リレーのON故障判定を行うことが可能な電動モータ制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、一実施形態において、電動モータ制御装置は、
2系統の巻線を含む電動モータと、
前記2系統の巻線のうち、一方の巻線を通電させるための駆動回路と、
前記一方の巻線と前記駆動回路の間に設けられるリレーと、
前記リレーの開閉状態を制御するリレー制御部と、
前記駆動回路の動作を制御する駆動制御部と、
前記リレーがON故障しているか否かを判定する異常判定部であって、前記リレー制御部から前記リレーに開放指令が出力された状態で、前記リレーを通じて前記一方の巻線に通電がある場合、前記リレーがON故障していると判定する異常判定部を備え、
前記駆動制御部は、前記異常判定部により前記リレーがON故障しているか否かの判定が行われる場合、前記リレーを通じて前記一方の巻線に予め規定された第1電流が流れるように、前記駆動回路を制御すると共に、前記異常判定部により前記リレーがON故障していると判定された場合、前記リレーを通じて前記一方の巻線に前記第1電流と反対方向の第2電流が流れるように、前記駆動回路を制御する。
本実施の形態によれば、電動モータの動作に与える影響を抑制しつつ、電動モータの駆動回路と電動モータの巻線と間に設けられる開放リレーのON故障判定を行うことが可能な電動モータ制御装置を提供することができる。
本実施形態に係る電動パワーステアリング装置に関連する車両用操舵装置の一例を概略的に示す構成図である。 ECUにおける入出力の一例を示す図である。 電動パワーステアリング装置に係る電力供給系の概要の一例を示す図である。 アシストモータの構成の一例、及び第1インバータ71及び第2インバータ72とアシストモータ22との間の接続態様の一例を示す図である。 ON故障の有無を判定する手法を説明する図である。 ON故障が発生していると判定された場合におけるアシストモータに流れる電流の態様の一例を表す図である。 ON故障の有無を判定する際の電動パワーステアリング装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
図1は、車両用操舵装置10の一例を概略的に示す構成図である。車両用操舵装置10は、運転者が操作するステアリングホイール11を含むステアリングコラム12を備える。ステアリングコラム12は、ステアリングホイール11の回転軸となるステアリングシャフト14を回転可能に支持する。ステアリングシャフト14は、ゴムカップリング13等を介して中間シャフト(インターミディエイトシャフト)16に接続される。中間シャフト16はピニオンシャフト(出力軸)に接続され、ステアリングギアボックス31内でピニオンシャフトのピニオン17がステアリングラック(ラックバー)18に噛合される。ステアリングラック18の両端には、それぞれタイロッド19の一端が接続されると共に各タイロッド19の他端にはナックルアーム等(図示せず)を介して転舵輪(図示せず)が接続されている。また、中間シャフト16又はステアリングシャフト14には、ステアリングホイール11の操舵角に応じた信号を発生する舵角センサ26や、ステアリングシャフト14に付与される操舵トルクに応じた信号を発生するトルクセンサ15が設けられる。
尚、トルクセンサ15は、例えば、トーションバーで結合された中間シャフト16(入力軸)とピニオンシャフト(出力軸)にそれぞれ設けられ、これらの軸の回転角度差に基づいてトルクを検出する計2個のレゾルバセンサから構成されてもよい。また、図1に示す車両用操舵装置10の構成はあくまで一例であり、車両用操舵装置10の構成自体は、後述の電動パワーステアリング装置20を備える限り、任意であってよい。
車両用操舵装置10は、電動パワーステアリング装置20を備える。電動パワーステアリング装置20は、操舵補助用のアクチュエータ22(以下、アシストモータ22と称する)を備える。アシストモータ22は、例えば3相ブラシレスモータで構成されてよい。アシストモータ22は、ステアリングギアボックス31内にステアリングラック18と同軸に設けられてよい。例えば、アシストモータ22は、ボールねじナットを介してステアリングラック18に噛合されてよい。アシストモータ22は、その駆動力によりステアリングラック18の移動を助勢する。即ち、アシストモータ22の作動時、ロータの回転によりボールねじナットが回転し、これにより、ステアリングラック18を軸方向に移動(助勢)させる。電動パワーステアリング装置20の機械的な構成自体は、アシストモータ22の配置場所を含め、任意であってよい。例えば、アシストモータ22は、ステアリングシャフト(ピニオンシャフト等)に噛合されてもよいし、油圧装置を介して助成力を伝達してもよい。電動パワーステアリング装置20のアシストモータ22は、後述のECU80により制御される。アシストモータ22の制御態様については、後述する。
図2は、ECU80における入出力の一例を示す図である。車両用操舵装置10は、以下で説明する各種制御を行うECU80を備える。ECU80は、マイクロコンピュータ等によって構成されており、例えば、CPU、制御プログラムを格納するROM、演算結果等を格納する読書き可能なRAM、タイマ、カウンタ、入力インターフェイス、及び出力インターフェイス等を有する。
ECU80は、操舵システムを統括する単一のECUにより実現されてもよいし、2つ以上のECUにより協動して実現されてもよい。ECU80には、以下で説明する各種制御を実現するための情報ないしデータが入力される。例えば、ECU80には、トルクセンサ15、回転角センサ24、舵角センサ26、車速センサ(図示せず)等から各種のセンサ値が所定周期毎に入力されてよい。また、ECU80には、後述するU−V、V−W及びW−U通電経路のそれぞれに流れる電流を検出する電流センサが接続又は内蔵される。また、ECU80には、制御対象としてアシストモータ22が接続されている。
ECU80は、トルクセンサ15や回転角センサ24等の出力信号に基づいて、アシストモータ22で発生させるべきアシストトルク(アシスト力)に関する目標値を決定する。アシストトルクに関する目標値は、電流や電圧等を含む任意の物理量であってよく、例えば、アシストモータ22に印加するアシストモータ電流値(モータ駆動デューティ)であってよい。また、アシストトルクに関する目標値は、任意の態様で決定されてもよい。例えば、アシストトルクに関する目標値は、運転者による操舵トルクの増加に応じてアシストトルクが大きくなるように決定され、車速が大きい場合は小さい場合よりアシストトルクが小さくなるように決定されてもよい。また、アシストモータ22に印加されるアシストモータ電流値は、アシストモータ22(ロータ)の回転角度を検出する回転角センサ24の出力信号に基づいてフィードバック制御されてよい。
図3は、電動パワーステアリング装置20に係る電力供給系の概要の一例を示す図である。
図3に示すように、アシストモータ22には、第1インバータ71及び第2インバータ72が並列に接続される。尚、第1インバータ71及び第2インバータ72は、それぞれ、アシストモータ22に含まれる2系統の巻線(図4参照)の一方を駆動するための駆動回路の一例である。第1インバータ71及び第2インバータ72は、それぞれ、電源電圧(+B)に接続される。尚、電源電圧は、車載バッテリやオルタネータ等であってよい。
第1インバータ71は、6個のスイッチング素子S1〜S6で構成される3相ブリッジ回路を含んでよい。スイッチング素子S1〜S6は、トランジスタ等の任意のスイッチング素子であってよい。第1インバータ71に印加される直流電流は、3相ブリッジ回路により3相交流電力に変換される。第1インバータ71のスイッチング素子S1〜S6は、マイコン81及び第1プリドライバIC82により制御される。具体的には、マイコン81は、アシストトルクに関する目標値を決定し、第1プリドライバIC82は、その目標値に対応するスイッチングパターン(目標値に対応するデューティのスイッチングパターン)をスイッチング素子S1〜S6に印加する。
同様に、第2インバータ72は、6個のスイッチング素子S7〜S12で構成される3相ブリッジ回路を含んでよい。スイッチング素子S7〜S12は、トランジスタ等の任意のスイッチング素子であってよい。第2インバータ72に印加される直流電流は、3相ブリッジ回路により3相交流電力に変換される。第2インバータ72のスイッチング素子S7〜S12は、マイコン81及び第2プリドライバIC83により制御される。具体的には、マイコン81は、アシストトルクに関する目標値を決定し、第2プリドライバIC83は、その目標値に対応するスイッチングパターンをスイッチング素子S7〜S12に印加する。
尚、第1プリドライバIC82及び第2プリドライバIC83は、一体化されてもよい。また、図3に示す例では、第1インバータ71、第2インバータ72、マイコン81、第1プリドライバIC82、第2プリドライバIC83及び電源回路84は、ECU80の構成要素であるが、かかる構成には限定されない。即ち、ECU80は、その他の構成要素を含んでもよいし、一部の構成要素が外部に設けられてもよい。例えば、第1インバータ71及び第2インバータ72は、ECU80の外部に設けられてもよい。更に、ECU80は、アシストモータ22と一体的にモジュール化されるものであってもよい。
第1インバータ71と電源電圧の間には、第1スイッチ73が設けられる。第1スイッチ73は、図3に示すように、リレー式のスイッチ(機械的なスイッチ)であってもよく、或いは、トランジスタ等のような半導体のスイッチング素子であってもよい。
同様に、第2インバータ72と電源電圧の間には、第2スイッチ74が設けられる。第2スイッチ74は、図3に示すように、リレー式のスイッチ(機械的なスイッチ)であってもよく、或いは、トランジスタ等のような半導体のスイッチング素子であってもよい。第1スイッチ73及び第2スイッチ74は、第1インバータ71及び第2インバータ72に対応して、電源電圧に並列に接続される。
尚、第1スイッチ73及び第2スイッチ74の開閉状態は、マイコン81により制御される。第1スイッチ73及び第2スイッチ74は、省略されてもよい。また、第1インバータ71及び第2インバータ72と電源電圧の間には、任意的な構成としてDC−DCコンバータ90が接続されてもよい。DC−DCコンバータ90は、電源電圧を昇圧して、第1インバータ71及び第2インバータ72側に出力する。DC−DCコンバータ90の構成は、任意であってよく、例えば同期整流型の非絶縁型DC/DCコンバータであってよい。
また、第1インバータ71とアシストモータ22の間には、開放リレー71u,71v,71wが設けられてよい。開放リレー71u,71v,71wは、スイッチング素子S1〜S6の故障等に起因してアシストモータ22への通電停止が不能となった場合に、マイコン81から出力される開放指令に応じて開放される。また、第2インバータ72とアシストモータ22の間には、開放リレー72u,72v,72wが設けられる。開放リレー72u,72v,72wは、スイッチング素子S7〜S12の故障等に起因してアシストモータ22への通電停止が不能となった場合に、マイコン81から出力される開放指令に応じて開放される。
尚、開放リレー71u,71v,71w,72u,72v,72wは、機械式リレーであってもよいし、半導体リレーであってもよい。
図4は、アシストモータ22の構成の一例、及び第1インバータ71及び第2インバータ72とアシストモータ22との間の接続態様の一例を示す図である。
尚、図4では、電源回路84等の図示が省略されている。また、図4において、各端子U1は、互いに電気的に接続されており、各端子V1は、互いに電気的に接続されており、各端子W1は、互いに電気的に接続されている。同様に、図4において、各端子U2は、互いに電気的に接続されており、各端子V2は、互いに電気的に接続されており、各端子W2は、互いに電気的に接続されている。
アシストモータ22は、図4に示すように、2系統の巻線(2重巻構成)を有する。具体的には、アシストモータ22は、互いに独立した第1系統の巻線と第2系統の巻線とを含む。例えば、第1系統の巻線と第2系統の巻線とは、それぞれ、アシストモータ22のステータに巻回される。尚、巻き方は、任意であり、例えば集中巻、分布巻ないし重ね巻のような巻き方が採用されてもよい。
第1系統の巻線は、第1インバータ71を介して通電されるU相コイルU−V−1と、V相コイルV−W−1と、W相コイルW−U−1とを含む。第2系統の巻線は、第2インバータ72を介して通電されるU相コイルU−V−2と、V相コイルV−W−2と、W相コイルW−U−2とを含む。
尚、図4に示す例では、第1系統の巻線と第2系統の巻線は、それぞれ、スター結線で構成されているが、デルタ結線のような他の構成であってもよい。また、U相コイルU−V−1、V相コイルV−W−1、W相コイルW−U−1、及び、U相コイルU−V−2、V相コイルV−W−2、W相コイルW−U−2は、全て同一の特性(例えばインダクタンス等)のコイルから形成されてよい。以下では、U相コイルU−V−1、V相コイルV−W−1、W相コイルW−U−1、及び、U相コイルU−V−2、V相コイルV−W−2、W相コイルW−U−2は、全て同一の特性のコイルである前提で説明を続ける。
図4に示す構成によれば、第1インバータ71及び第2インバータ72がアシストモータ22に並列に接続されているので、第1インバータ71及び第2インバータ72のうちのいずれか一方を作動させるだけで、アシストモータ22を作動させることができる。
第1インバータ71を作動させる場合、マイコン81は、上述の如くアシストモータ22で発生させるべきアシストトルクに関する目標値を決定すると、第1スイッチ73をオンとし且つ第2スイッチ74をオフとすると共に、第1プリドライバIC82を介して、目標値に対応するスイッチングパターンをスイッチング素子S1〜S6に印加する。かかるスイッチングパターンがスイッチング素子S1〜S6に印加されると、スイッチング素子S1〜S6がスイッチングパターンに従ってオン/オフし、U−V、V−W及びW−Uの各通電状態が順次切り替わる。
第2インバータ72を作動させる場合、マイコン81は、上述の如くアシストモータ22で発生させるべきアシストトルクに関する目標値を決定すると、第1スイッチ73をオフとし且つ第2スイッチ74をオンとすると共に、第2プリドライバIC83を介して、目標値に対応するスイッチングパターンをスイッチング素子S7〜S12に印加する。かかるスイッチングパターンがスイッチング素子S7〜S12に印加されると、スイッチング素子S7〜S12がスイッチングパターンに従ってオン/オフし、U−V、V−W及びW−Uの各通電状態が順次切り替わる。
また、図4に示す構成によれば、第1インバータ71及び第2インバータ72は、双方が同時に作動することも可能である。この場合、マイコン81は、第1スイッチ73をオンとし且つ第2スイッチ74をオンとすると共に、アシストトルクに関する目標値を決定し、その目標値を所定比率で分配した分配目標値を、第1プリドライバIC82及び第2プリドライバIC83に与える。例えば、第1インバータ71及び第2インバータ72を1:9の比率で作動させる場合、目標値の10%に対応するスイッチングパターンをスイッチング素子S1〜S6に印加すると共に、目標値の90%に対応するスイッチングパターンをスイッチング素子S7〜S12に印加する。この際、第1インバータ71に係るU−V通電経路、V−W通電経路及びW−U通電経路を流れる電流と、第2インバータ72に係るU−V通電経路、V−W通電経路及びW−U通電経路を流れる電流とは、互いに独立して流されるが、これらが協動して回転磁界を形成する。これにより、全体として、目標値の100%が実現されるような通電が実行されることになる。
尚、第1インバータ71及び第2インバータ72は、好ましくは、同一の定格であり、単独でアシストトルクの最大値(設計で意図される最大値)を発生させることができる能力を備える。即ち、第1インバータ71及び第2インバータ72は、いずれも、単独の作動時に、アシストトルクの最大値を発生させることができる。また、アシストトルクの最大値は、アシストトルクに関する目標値の取りうる最大値に対応する。以下では、第1インバータ71及び第2インバータ72が同一の定格であり、単独でアシストトルクの最大値を発生させることができる能力を備えることを前提に説明を続ける。
次に、ECU80(マイコン81)による開放リレー71u,71v,71w,72u,72v,72wのON故障(OFFに戻らない故障)の有無を判定する処理の概要について説明する。
尚、ON故障は、機械式リレーにおけるON固着と、半導体リレーにおけるON短絡の双方を含む概念で使用する。
開放リレー71u,71v,71wは、上述の如く、スイッチング素子S1〜S6の故障等に起因してアシストモータ22への通電停止が不能となった場合、マイコン81から出力される開放指令に応じて開放される。また、開放リレー72u,72v,72wは、上述の如く、スイッチング素子S7〜S12の故障等に起因してアシストモータ22への通電停止が不能となった場合に、マイコン81から出力される開放指令に応じて開放される。即ち、第1インバータ71及び第2インバータ72に異常が発生しない状況において、開放リレー71u,71v,71w,72u,72v,72wは、車両のイグニッションオン(IG−ON)からイグニッションオフ(IG−OFF)までの間において、通常、閉状態にされる(常閉状態)。そのため、何らかの要因により所謂ON故障が発生する可能性がある。ON故障が発生してしまうと、第1インバータ71及び第2インバータ72の何れかに異常が発生した場合に、開放リレー71u,71v,71w,72u,72v,72wを開放することができなくなってしまう。そこで、マイコン81は、予め規定されたタイミングで開放リレー71u,71v,71w,72u,72v,72wにON故障が発生しているか否かを判定する。
図5は、開放リレー71u,71v,71w,72u,72v,72wのON故障が発生しているか否かを判定する手法を説明する図である。
図5に示すように、マイコン81は、開放リレー71u,71v,71wにON故障が発生しているか否かを判定する場合、開放リレー71u,71v,71wの何れかに開放指令(OFF指令)を出力すると共に、かかる開放リレーを通じて第1系統の巻線が通電するように、第1プリドライバIC82を介して、第1インバータ71を制御する。また、マイコン81は、開放リレー72u,72v,72wにON故障が発生しているか否かを判定する場合、開放リレー72u,72v,72wの何れかに開放指令(OFF指令)を出力すると共に、かかる開放リレーを通じて第2系統の巻線が通電するように、第2プリドライバIC83を介して、第2インバータ72を制御する。そして、マイコン81は、U−V、V−W及びW−U通電経路のそれぞれに流れる電流を検出する電流センサにより通電が検出されない場合、かかる開放リレーが開放指令に応じて開放されていると判断できるため、ON故障は発生していないと判定する。一方、マイコン81は、電流センサにより通電が検出される場合、かかる開放リレーが開放指令に応じて正常に開放されていない(ON状態のままである)と判断できるため、ON故障が発生していると判定する。
尚、ON故障があると判定された場合、ECU80(マイコン81)は、自身が接続する車載LANにON故障が発生した旨のワーニング情報を出力してよい。これにより、例えば、車載LANに接続するメータECUがワーニング情報を受信してメータ内にON故障が発生した旨の警告を表示することができるため、運転者は、車両をディーラー等に持ち込んで修理してもらうことができる。
次に、第1系統の巻線と第2系統の巻線のうち、一方の巻線でアシストモータ22の通常動作(運転者による操舵操作をアシストする動作)を実現しつつ、他方の巻線と駆動回路(第1インバータ71及び第2インバータの何れか)の間に設けられる開放リレーのON故障判定を行う手法について説明する。以下、第1インバータ71を作動させることにより、第1系統の巻線だけでアシストモータ22を作動させつつ、第2系統の巻線と第2インバータ72の間に設けられる開放リレー72u,72v,72wの何れかにON故障が発生しているか否かを判定する場合について説明する。
尚、当然の如く、第1系統の巻線と第2系統の巻線のうち、アシストモータ22の通常動作を実現する巻線と、開放リレーのON故障の有無を判定するために使用される巻線は、入れ替えられてもよい。即ち、第2系統の巻線でアシストモータ22の通常動作を実現しつつ、第1系統の巻線と第1インバータ71の間に設けられる開放リレー71u,71v,71wの何れかにON故障が発生しているか否かを判定してもよい。
図6は、ON故障が発生していると判定された場合におけるアシストモータに流れる電流の態様の一例を表す図である。具体的には、第1系統のU相コイルU−V−1に電流が流れている状態(図中の実線矢印)で、開放リレー72u,72wの何れかにON故障が発生しているか否かを判定し、ON故障が発生していると判定された場合に、第2系統のW相コイルW−U−2に流れる電流(図中の破線矢印及び点線矢印)の態様を表している。
尚、開放リレー72u,72v,72wにおけるON故障の有無の判定は、第1系統のU相コイルU−V−1に電流が流れている状態のみならず、V相コイルV−W−1又はW相コイルW−U−1に電流が流れている状態で行われてもよい。また、開放リレー72u,72v,72wの何れかにON故障が発生しているか否かを判定する場合、マイコン81が第2系統のU相コイルU−V−2に電流が流れるように第2インバータ72(第2プリドライバIC83)に駆動指令を出力することにより、開放リレー72u,72vの何れかのON故障の有無を判定してもよい。同様に、マイコン81が第2系統のV相コイルV−W−2に電流が流れるように第2インバータ72(第2プリドライバIC83)に駆動指令を出力することにより、開放リレー72v,72wの何れかのON故障の有無を判定してもよい。
図6に示す一例では、第1系統のU相(U1相)からV相(V1相)に向けて電流が流れる状態で、開放リレー72u,72wの何れかに開放指令を出力してかかる開放リレーにON故障が発生しているか否かを判定している。そして、図6の破線矢印に示すように、第2系統のW相コイルW−U−2にW相(W2相)からU相(U2相)に向かう電流が流れるため、マイコン81は、電流センサの検出信号に基づき、開放リレーにON故障が発生していると判定する。
ここで、アシストモータ22は、第1系統の巻線を用いた通常動作、即ち、運転者による操舵操作をアシストする動作を行っているため、第2系統に破線矢印に示すような電流が流れてしまうと、第1系統の巻線による動作に影響を与えてしまう。そのため、マイコン81は、開放リレーにON故障が発生していると判定すると、ON故障判定を行うための第2インバータ72(第2プリドライバIC83)への駆動指令を即座に停止すると共に、第1系統の巻線による動作への影響を抑制する駆動指令を第2インバータ72(第2プリドライバIC83)に出力する。具体的には、ON故障判定を行うための駆動指令に対応する電流方向と反対の方向の電流が第2系統の巻線に流れるように、第2インバータ72を制御する(第2プリドライバIC83に駆動指令を出力する)。
図6に示す一例では、点線矢印で示すように、マイコン81からの駆動指令に応じて、ON故障判定時に第2系統のW相コイルW−U−2に流れた電流と反対方向の電流(U2相からW2相に向かう電流)が流れている。
このように、ON故障判定時に第2系統の巻線に流れる電流による磁界を打ち消すように、第2系統の巻線に反対方向の電流を流すため、ON故障判定時に第2系統の巻線に流れる電流による第1系統の巻線による動作への影響を抑制することができる。即ち、第1系統の巻線による動作への影響を抑制しつつ、第2系統の巻線と第2インバータ72の間に設けられる開放リレー72u,72v,72wにON故障が発生しているか否かを判定することができる。
次に、第1系統の巻線と第2系統の巻線のうち、一方の巻線でアシストモータ22の通常動作(運転者による操舵操作をアシストする動作)を実現しつつ、他方の巻線と駆動回路(第1インバータ71及び第2インバータの何れか)の間に設けられる開放リレーのON故障の有無を判定する場合における電動パワーステアリング装置20の動作の詳細について説明する。
図7は、第2系統の巻線と第2インバータ72の間に設けられる開放リレー72uのON故障の有無を判定する際の電動パワーステアリング装置20(ECU80)の動作の一例を示すタイミングチャートである。具体的には、アシストモータ22における第1系統の巻線と第2系統の巻線の双方による合計出力(図7(a))、第1インバータ71(第1プリドライバIC82)への駆動指令(図7(b))、第1系統の巻線に流れる電流の状態を示す電流モニタ(図7(c))、開放リレー72uへの指令(ON指令/OFF指令)の状態(図7(d))、第2インバータ72(第2プリドライバIC83)への駆動指令(図7(e))、第2系統の巻線に流れる電流の状態を示す電流モニタ(図7(f)、それぞれの時間変化を表している。
尚、図中の時刻t1以前にて、開放リレー72uは、マイコン81からの閉成指令(ON指令)に基づき、閉成状態(ON状態)にある。また、図中の時刻t5にて、開放リレー72uにON故障が発生している。
図7(a)、(b)に示すように、運転者による操舵操作に応じて、時刻t1から時刻t4までの間、アシストモータ22が作動する。この間、第1系統の巻線と第2系統の巻線のうち、第1系統の巻線のみでアシストモータ22を作動させている。具体的には、マイコン81が、時刻t1から時刻t2まで、U1相からV1相に向けてU相コイルU−V−1に電流が流れるように、また、時刻t2から時刻t3まで、V1相からW1相に向けてV相コイルV−W−1に電流が流れるように、更に、時刻t3から時刻t4まで、W1相からU1相に向けてW相コイルW−U−1に電流が流れるように、第1インバータ71(第1プリドライバIC82)に駆動指令を出力している。
一方、図7(d)、(e)、(f)に示すように、時刻t1から時刻t2の間で、第2系統の巻線を用いて、開放リレー72uのON故障の有無を判定している。
時刻t1にて、マイコン81は、開放リレー72uに開放指令(OFF指令)を出力している。そして、時刻t1から時刻t2までの間、U2相からV2相に向けてU相コイルU−V−2に電流が流れるように、第2インバータ72(第2プリドライバIC83)に駆動指令を出力している。この際、時刻t1から時刻t2までの間で、開放リレー72uを通じてU相コイルU−V−2には電流が流れていないため、マイコン81は、開放リレー72uにON故障が発生していないと判定する。
図7(a)、(b)に示すように、時刻t5にて、開放リレー72uにON故障が発生した後、時刻t6〜時刻t11までの間、運転者による操舵操作に応じて、アシストモータ22が作動する。時刻t1から時刻t4までの間と同様、第1系統の巻線と第2系統の巻線のうち、第1系統の巻線のみでアシストモータ22を作動させている。具体的には、マイコン81が、時刻t6から時刻t9まで、U1相からV1相に向けてU相コイルU−V−1に電流が流れるように、また、時刻t9から時刻t10まで、V1相からW1相に向けてV相コイルV−W−1に電流が流れるように、更に、時刻t10から時刻t11まで、W1相からU1相に向けてW相コイルW−U−1に電流が流れるように、第1インバータ71(第1プリドライバIC82)に駆動指令を出力している。
一方、図7(d)、(e)、(f)に示すように、時刻t6から時刻t7(時刻t9に到達する前)の間で、第2系統の巻線を用いて、開放リレー72uのON故障の有無を判定している。具体的には、時刻t6から時刻t7までの間、マイコン81が、U2相からV2相に向けてU相コイルU−V−2に電流が流れるように、第2インバータ72(第2プリドライバIC83)に駆動指令を出力している。この際、時刻t6から時刻t7までの間で、開放リレー72uを通じてU相コイルU−V−2に電流が流れているため、マイコン81は、開放リレー72uにON故障が発生していると判定すると共に、U2相からV2相に向けてU相コイルU−V−2に電流を流すための第2インバータ72(第2プリドライバIC83)への駆動指令を停止する。そして、時刻t7から時刻t8までの間(時刻t6から時刻t7までと同じ長さの期間)で、マイコン81は、U相コイルU−V−2に反対方向の電流が流れるように(V2相からU2相に向けてU相コイルU−V−2に電流が流れるように)、第2インバータ72を制御する(第2プリドライバIC83に駆動指令を出力する)。そのため、図7(f)に示すように、時刻t7から時刻t8の間で、開放リレー72uを通じてU相コイルU−V−2に反対方向の電流(V2相からU2相に向かう電流)が流れている。
図7(a)に示すように、時刻t6から時刻t7の間で、第2系統のU相コイルU−V−2にU2相からV2相に向けて電流が流れているため、一時的に、アシストモータ22の合計出力が増加する。これに対して、時刻t7から時刻t8の間で第2系統のU相コイルU−V−2にV2相からU2相に向けて反対方向の電流が流れているため、時刻t6から時刻t7における出力増加分を打ち消すように、合計出力が減少している。これにより、時刻t6から時刻t11までのアシストモータ22が作動する期間全体としての出力(積算値)を一定に保持し、アシストモータ22の合計出力を安定させることができる。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、上述した実施形態における電動パワーステアリング装置は、2系統の巻線を含む電動モータを制御する電動モータ制御装置の一例であり、上述した実施形態において開示した内容(特に、開放リレーのON故障の有無の判定に関する内容)は、任意の電動モータ制御装置に適用することができる。
10 車両用操舵装置
11 ステアリングホイール
12 ステアリングコラム
13 ゴムカップリング
14 ステアリングシャフト
15 トルクセンサ
16 中間シャフト
17 ピニオン
18 ステアリングラック
19 タイロッド
20 電動パワーステアリング装置(電動モータ制御装置)
22 アシストモータ(電動モータ)
24 回転角センサ
26 舵角センサ
71 第1インバータ(駆動回路)
71u,71v,71w 開放リレー(リレー)
72 第2インバータ(駆動回路)
72u,72v,72w 開放リレー(リレー)
73 第1スイッチ
74 第2スイッチ
80 ECU
81 マイコン(リレー制御部、駆動制御部、異常判定部)
90 DC−DCコンバータ

Claims (1)

  1. 2系統の巻線を含む電動モータと、
    前記2系統の巻線のうち、一方の巻線を通電させるための駆動回路と、
    前記一方の巻線と前記駆動回路の間に設けられるリレーと、
    前記リレーの開閉状態を制御するリレー制御部と、
    前記駆動回路の動作を制御する駆動制御部と、
    前記リレーがON故障しているか否かを判定する異常判定部であって、前記リレー制御部から前記リレーに開放指令が出力された状態で、前記リレーを通じて前記一方の巻線に通電がある場合、前記リレーがON故障していると判定する異常判定部を備え、
    前記駆動制御部は、前記異常判定部により前記リレーがON故障しているか否かの判定が行われる場合、前記リレーを通じて前記一方の巻線に予め規定された第1電流が流れるように、前記駆動回路を制御すると共に、前記異常判定部により前記リレーがON故障していると判定された場合、前記リレーを通じて前記一方の巻線に前記第1電流と反対方向の第2電流が流れるように、前記駆動回路を制御する、
    電動モータ制御装置。
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