JP2017021616A - 情報蓄積装置、プログラム及び情報処理システム - Google Patents

情報蓄積装置、プログラム及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】処理が関連付けられている格納領域を利用した処理の待機時間を、柔軟に替えることができる情報蓄積装置を提供する。【解決手段】情報蓄積装置10は、ネットワークを介してアクセス可能なフォルダを有し、フォルダに格納されるファイルを用いて実行する処理をフォルダごとに設定できるファイルサーバ32と、フォルダへのファイルの格納を検知するファイル検知部33と、ファイルが格納されたフォルダに設定されている処理を、フォルダに格納されたファイルを用いて実行するジョブ実行部35と、を有する。ファイル検知部は、フォルダへのファイルの格納の格納を検知してから、ファイルが格納されたフォルダに設定されている処理を、ジョブ実行部に要求するまでの待機時間を、ネットワークを介してフォルダにファイルを格納する操作の種類に応じて決定する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報蓄積装置、プログラム及び情報処理システムに関する。
従来、パーソナルコンピュータを利用した印刷システムにおいて、特定のフォルダに対してデータが入力されたときに、予めフォルダに設定された印刷処理を入力されたデータに対して実行するホットフォルダは知られている。
例えば作業者の作業負担を軽減する目的で、ホットフォルダに印刷データが保存されたことを検知した場合に、印刷データを印刷出力のジョブとして登録する印刷システムは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
ホットフォルダを利用する従来の印刷システムでは、ユーザがホットフォルダに誤って印刷データを保存した場合であっても、その印刷データを印刷出力のジョブとして直ぐに登録してしまうという問題があった。
この問題に対処する為、従来の印刷システムではユーザがホットフォルダの印刷データを削除して印刷出力のジョブとしての登録を中止できるように、ホットフォルダに保存されて所定時間が経過してから印刷出力のジョブとして登録することも考えられる。
しかしながら、ホットフォルダに印刷データが保存されて所定時間が経過してから印刷出力のジョブとして登録する印刷システムでは、印刷データを印刷出力のジョブとして直ぐに登録したい場合に対応できないという問題があった。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みなされたもので、処理が関連付けられている格納領域を利用した処理の待機時間を、柔軟に替えることができる情報蓄積装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、ネットワークを介してアクセス可能な格納領域を1以上有し、該格納領域に格納される電子データを用いて実行する処理を前記格納領域ごとに設定できる記憶手段と、前記格納領域への電子データの格納を検知する検知手段と、前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記格納領域に格納された電子データを用いて実行する実行手段と、を有し、前記検知手段は、前記格納領域への電子データの格納を検知してから、前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記実行手段に要求するまでの待機時間を、前記ネットワークを介して前記格納領域に前記電子データを格納する操作の種類に応じて決定することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、処理が関連付けられている格納領域を利用した処理の待機時間を、柔軟に替えることができる。
第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る画像処理装置の一例のハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る情報蓄積装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るファイルサーバの一例のフォルダ構成図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの処理手順を表した一例のシーケンス図である。 ドラッグアンドドロップの操作によりユーザが「印刷」のワークフローフォルダにファイルを保存する処理の一例のイメージ図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの処理手順を表した他の例のシーケンス図である。 ファイル表示画面の一例のイメージ図である。 アップロード先フォルダ選択画面の一例のイメージ図である。 本実施形態に係る待機処理の一例のフローチャートである。 本実施形態に係る待機処理の他の例のフローチャートである。 本実施形態に係る待機処理の他の例のフローチャートである。 ファイルの種類に応じた待機時間の一例を示す構成図である。 サイズに応じた待機時間の一例を示す構成図である。 ワークフローフォルダに設定されている処理に応じた待機時間の一例を示す構成図である。 第2の実施形態に係る情報処理システムの処理手順を表した一例のシーケンス図である。 制御用ファイル生成処理の一例のフローチャートである。 本実施形態に係る待機処理の一例のフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は情報蓄積装置10と、PC11と、スマートデバイス12と、画像処理装置14と、がネットワークN1に接続される構成を一例として示している。ネットワークN1は有線LAN(Local Area Network)や無線LANなどを利用したイントラネットやインターネットなどのネットワークである。
PC11は例えばデスクトップPCやノートPC等の端末装置の一例である。スマートデバイス12は例えばスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の一例である。画像処理装置14は複合機(MFP)やプリンタ、スキャナ、プロジェクタ等の電子機器の一例である。
情報蓄積装置10はネットワークN1を介してPC11、スマートデバイス12、画像処理装置14からのファイル取得やファイル保存が可能なファイルサーバとしての機能を有する。情報蓄積装置10は処理が関連付けられているフォルダにファイルが保存された際に、予め設定された処理を行う機能を有する。なお、以下では処理が関連付けられているフォルダを、ワークフローフォルダと呼ぶ。また、フォルダはディレクトリと呼ばれることもあり、データやファイル等を保管する格納領域(格納場所)の一例である。
PC11は情報蓄積装置10へのファイル保存や、情報蓄積装置10に保存されているファイルの閲覧が可能である。例えばPC11はSMB(Server Message Block)プロトコルを利用し、ファイル管理等のアプリケーションから、情報蓄積装置10へのファイル保存や、情報蓄積装置10に保存されているファイルの閲覧を行う。
スマートデバイス12は情報蓄積装置10へのファイル保存や、情報蓄積装置10に保存されているファイルの閲覧が可能である。例えばスマートデバイス12はプロトコルとしてHTTPを利用し、専用のアプリケーションから、情報蓄積装置10へのファイル保存や、情報蓄積装置10に保存されているファイルの閲覧を行う。
画像処理装置14は情報蓄積装置10へ保存するファイルの生成や、情報蓄積装置10に保存されているファイルの出力(印刷、表示、投影など)が可能である。例えば画像処理装置14はスキャナ機能を有し、スキャナ機能により原稿から読み取った画像データを情報蓄積装置10へ保存する。また、画像処理装置14は例えばプリンタ機能を有し、情報蓄積装置10に保存されているファイルを印刷する。
画像処理装置14はプロトコルとしてHTTPを利用し、専用のアプリケーションから情報蓄積装置10へのファイル保存や、情報蓄積装置10に保存されているファイルの取得を行う。
なお、図1の情報処理システム1の構成は一例であり、PC11、スマートデバイス12及び画像処理装置14が複数台であってもよい。また、情報蓄積装置10は複数のコンピュータに分散して構成するようにしてもよい。PC11、スマートデバイス12、画像処理装置14以外の装置や機器であっても、ネットワークN1に接続可能であり、汎用の画像ファイルフォーマットを扱うことができる装置や機器であれば、本実施形態を適用可能である。
<ハードウェア構成>
情報蓄積装置10は、例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。なお、PC11、スマートデバイス12も図2に示すハードウェア構成を含む構成である。図2は本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2に示すコンピュータ500は、入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507、HDD508等を備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。コンピュータ500は、カメラ、マイク、スピーカなどを有する構成であってもよい。また、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、コンピュータ500に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。通信I/F507は、コンピュータ500をネットワークN1に接続するインタフェースである。コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
HDD508はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータにはコンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、OS上において各種機能を提供するアプリケーションなどがある。また、HDD508は格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDBにより管理している。
外部I/F503は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM505には、コンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。コンピュータ500は、例えば上記ハードウェア構成でプログラムを実行することにより、後述するような各種処理を実現できる。
図1の画像処理装置14は例えば複合機である場合、図3に示すようなハードウェア構成により実現される。図3は本実施形態に係る画像処理装置の一例のハードウェア構成図である。
画像処理装置14は、コントローラ601、操作パネル602、外部I/F603、通信I/F604、プリンタ605及びスキャナ606などを備える。
コントローラ601はCPU611、RAM612、ROM613、NVRAM614及びHDD615などを備える。ROM613は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM612はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM614は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD615は各種プログラムやデータが格納されている。
CPU611は、ROM613やNVRAM614、HDD615などからプログラムやデータ、設定情報等をRAM612上に読み出し、処理を実行することで、画像処理装置14全体の制御や機能を実現する。
操作パネル602はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F603は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体603aなどがある。これにより、画像処理装置14は外部I/F603を介して記録媒体603aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体603aにはICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
また、通信I/F604は画像処理装置14を、情報蓄積装置10とネットワークN1経由で接続させるインタフェースである。これにより、画像処理装置14は通信I/F604を介して情報蓄積装置10とデータ通信を行うことができる。また、プリンタ605は印刷データを用紙に印刷するための印刷装置である。スキャナ606は、原稿から画像データ(電子データ)を読み取るための読取装置である。
<ソフトウェア構成>
第1の実施形態に係る情報蓄積装置10は例えば図4に示すような処理ブロックで実現される。図4は第1の実施形態に係る情報蓄積装置の一例の処理ブロック図である。情報蓄積装置10はコントローラ20、ネットワークI/F21を有する。
ネットワークI/F21は情報蓄積装置10がネットワークN1を介してPC11、スマートデバイス12、画像処理装置14と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
また、コントローラ20は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成され、情報蓄積装置10全体を制御するように機能する。図4のコントローラ20はOS31、ファイルサーバ32、ファイル検知部33、ファイル変換部34、ジョブ実行部35、WebAPI36、WebUI37、印刷実行部38、送信実行部39により、情報蓄積装置10全体を制御するように機能する。
OS31は情報蓄積装置10のオペレーティングシステムであり、情報蓄積装置10全体を制御する。ファイルサーバ32はSMBやWebDAVのプロトコルによってネットワークN1上に公開されたフォルダである。PC11、スマートデバイス12、画像処理装置14はファイルサーバ32により公開されたフォルダにアクセスできる。
ファイル検知部33はファイルサーバ32のフォルダにファイルが保存されたことを検知するモジュールである。ファイル検知部33は例えばポーリングやファイルシステムからのコールバックを受け取る方法によりファイルサーバ32のフォルダへのファイルの保存を検知する。
ファイル変換部34はファイル検知部33からの依頼に基づき、印刷データなどの別のファイルフォーマットに変換する処理を行う。ジョブ実行部35はユーザが予めWebUI37において設定したワークフローフォルダの設定に基づいて出力処理を実行する。
WebAPI(Application Programming Interface)36はスマートデバイス12や画像処理装置14のアプリからHTTPのリクエストを受信する。ファイル保存のリクエストの場合、WebAPI36はファイルサーバ32のフォルダにファイルの保存処理を実行する。なお、フォルダに保存されるファイルは電子データの一形態である。
WebUI37はシステム設定部の一例であり、ユーザから受け付けた情報蓄積装置10の設定(ワークフローフォルダ設定など)を保持する。ユーザは、例えばWebブラウザを使用して、WebUI37から情報蓄積装置10の設定の登録、変更を行うことができる。印刷実行部38はジョブ実行部35の依頼に基づき印刷を実行する。送信実行部39はジョブ実行部35の依頼に基づきファイル送信やメール送信を実行する。印刷実行部38及び送信実行部39は各ワークを実行するモジュールの一例である。
図4の情報蓄積装置10はファイルサーバ32のフォルダへのインタフェースとしてSMBプロトコル及びWebAPI36を有している。したがって、SMBプロトコルを利用できないスマートデバイス12や画像処理装置14であっても、WebAPI36からファイルサーバ32のフォルダにアクセスできる。
スマートデバイス12や画像処理装置14はWebAPI36を利用することでファイルサーバ32のフォルダに対するファイル保存やフォルダからのファイル取得を行うことができるので、図5に示すようなワークフローフォルダの利用が可能となる。
図5は本実施形態に係るファイルサーバの一例のフォルダ構成図である。図5に示した情報蓄積装置10のファイルサーバ32は全てのユーザがアクセス可能な「AllUsers」フォルダとユーザ毎に設けられた「User」フォルダとを有するフォルダ構成である。
さらに「AllUsers」フォルダ及び「User」フォルダの配下には「Workflow」フォルダ及び「data」フォルダが設けられている。図5では「AllUsers/Workflow」フォルダの配下に「印刷」「送信」「変換」「表示」「投影」のワークフローフォルダが設けられている。なお、図5の「data」フォルダはワークフローフォルダ以外のフォルダの一例を示している。
図5のワークフローフォルダは「印刷」「送信」「変換」「表示」「投影」処理が関連付けられたフォルダの一例である。情報蓄積装置10は例えば「AllUsers/Workflow」フォルダの配下の「印刷」のワークフローフォルダへのファイルの保存を検知すると、そのファイルを画像処理装置14に印刷させるワークフローを実行する。「投影」や「表示」も「印刷」と同じく、情報蓄積装置10は「投影」や「表示」のワークフローフォルダへのファイルの保存を検知すると、そのファイルを画像処理装置14(例えばプロジェクタやモニタ等)に投影または表示させるワークフローを実行する。また、情報処理装置10は、「送信」のワークフローフォルダへのファイルの保存を検知すると、そのファイルを添付した電子メールを所定の宛先(「送信」フォルダに予め関連付けられた宛先等)へ送信するワークフローを実行する。または、情報処理装置はそのファイルを画像処理装置14にFAX送信させるワークフローを実行する。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。
図6は第1の実施形態に係る情報処理システムの処理手順を表した一例のシーケンス図である。なお、図6はPC11から情報蓄積装置10の「印刷」のワークフローフォルダにファイルを保存する例を表している。
ステップS11において情報蓄積装置10のファイル検知部33は情報蓄積装置10の起動時から、ファイルサーバ32のワークフローフォルダを含むフォルダへのファイルの保存を検知する処理を開始する。
ステップS12においてユーザは図7の画面イメージに示すように、PC11におけるファイルのドラッグアンドドロップの操作により情報蓄積装置10の「印刷」のワークフローフォルダにファイルを保存する。
図7はドラッグアンドドロップの操作によりユーザが「印刷」のワークフローフォルダにファイルを保存する処理の一例のイメージ図である。ユーザはファイルをドラッグアンドドロップの操作により任意のフォルダに保存できる。一方、ドラッグアンドドロップの操作によるファイルの保存は、操作ミスによりユーザが意図しないワークフローフォルダにファイルを保存してしまう可能性もある。
ステップS13において、ファイル検知部33は「印刷」のワークフローフォルダに保存されたファイルを検知する。ステップS14において、ファイル検知部33は後述のように待機処理を行う。ステップS14の待機処理は、ユーザがファイルのドラッグアンドドロップの操作により情報蓄積装置10の「印刷」のワークフローフォルダにファイルを保存した場合に、所定の待機時間を設ける処理である。
所定の待機時間を設ける理由は、ユーザがワークフローフォルダにファイルを保存した直後にワークフローフォルダに設定された処理を開始してしまうと、操作を誤ってワークフローフォルダに保存した場合にキャンセルを行えなくなるからである。所定の待機時間を設けることにより、ユーザは操作を誤ってワークフローフォルダにファイルを保存しても所定の待機時間内であれば、ワークフローフォルダからファイルを削除し、キャンセルを行うことができる。
所定の待機時間の経過後、ファイル検知部33はステップS15において、ファイル変換部34にファイル変換処理の要求を行う。ステップS16において、ファイル変換部34はWebUI37から「印刷」のワークフローフォルダの設定を取得する。ステップS17においてファイル変換部34は「印刷」のワークフローフォルダに設定されたファイル形式への変換処理を実行する。
ステップS18に進み、ファイル変換部34はファイル形式の変換処理後のファイルをジョブ実行部35に渡し、ジョブ実行を要求する。ステップS19においてジョブ実行部35はWebUI37から「印刷」のワークフローフォルダの設定を取得する。ステップS20においてジョブ実行部35は「印刷」のワークフローフォルダに設定された印刷処理を印刷実行部38に要求する。
図8は第1の実施形態に係る情報処理システムの処理手順を表した他の例のシーケンス図である。なお、図8はスマートデバイス12から情報蓄積装置10の「印刷」のワークフローフォルダにファイルを保存する例を表している。
ステップS31において情報蓄積装置10のファイル検知部33は情報蓄積装置10の起動時から、ファイルサーバ32のワークフローフォルダを含むフォルダへのファイルの保存を検知する処理を開始する。
ステップS32においてユーザは図9、図10の画面イメージに示すように、スマートデバイス12におけるフォルダを選択する操作で情報蓄積装置10の「印刷」のワークフローフォルダへのファイルの保存を要求する。スマートデバイス12は「印刷」のワークフローフォルダへのファイルの保存を要求するHTTPのリクエストを情報蓄積装置10のWebAPI36にリクエストする。
図9はファイル表示画面の一例のイメージ図である。ユーザは図9のファイル表示画面の「Upload」ボタンを押下することで図10のアップロード先フォルダ選択画面をスマートデバイス12に表示させる。ユーザは図10のアップロード先フォルダ選択画面のアップロード先のフォルダ候補から一のフォルダを選択してファイルを保存できる。
ユーザはアップロード先のフォルダ候補から一のフォルダを選択できるため、ドラッグアンドドロップの操作と比較して、操作ミスにより意図しないワークフローフォルダにファイルを保存してしまう可能性が低い。
ステップS33においてWebAPI36はスマートデバイス12からのHTTPのリクエストを受信し、ファイルサーバ32の「印刷」のワークフローフォルダへのファイルの保存処理を実行する。
ステップS34において、ファイル検知部33は「印刷」のワークフローフォルダに保存されたファイルを検知する。ステップS35において、ファイル検知部33は後述のように待機処理を行う。ステップS35の待機処理は、ユーザがファイルのドラッグアンドドロップの操作以外で情報蓄積装置10の「印刷」のワークフローフォルダにファイルを保存した場合に、待機時間を設けない処理である。
待機時間を設けない理由は、誤ってワークフローフォルダにファイルを保存する可能性が低い操作であれば、ユーザがワークフローフォルダにファイルを保存した直後にワークフローフォルダに設定された処理を開始することが望ましいためである。待機時間を設けないことにより、ユーザはワークフローフォルダにファイルを保存した直後に、ワークフローフォルダに設定された処理を開始できる。
「印刷」のワークフローフォルダにファイルが保存された直後、ファイル検知部33はステップS36においてファイル変換部34にファイル変換処理の要求を行う。ステップS37においてファイル変換部34はWebUI37から「印刷」のワークフローフォルダの設定を取得する。ステップS38においてファイル変換部34は「印刷」のワークフローフォルダに設定されたファイル形式への変換処理を実行する。
ステップS39に進み、ファイル変換部34はファイル形式の変換処理後のファイルをジョブ実行部35に渡し、ジョブ実行を要求する。ステップS40においてジョブ実行部35はWebUI37から「印刷」のワークフローフォルダの設定を取得する。ステップS41においてジョブ実行部35は「印刷」のワークフローフォルダに設定された印刷処理を印刷実行部38に要求する。
図6のステップS14及び図8のステップS35の待機処理は、例えば図11に示すように実行される。図11は本実施形態に係る待機処理の一例のフローチャートである。
ステップS51においてファイル検知部33は「印刷」のワークフローフォルダに保存されたファイルを検知する。ステップS52においてファイル検知部33はSMBプロトコル経由でファイルが「印刷」のワークフローフォルダに保存されたかWebAPI36経由でファイルが「印刷」のワークフローフォルダに保存されたかを判定する。
例えばSMBプロトコル経由の場合はネットワークN1を介して接続されるPC11が直接、ファイルを「印刷」のワークフローフォルダに保存している。一方、WebAPI36経由の場合は情報蓄積装置10の内部のモジュールが、ファイルを「印刷」のワークフローフォルダに保存している。
したがって、ステップS52では「印刷」のワークフローフォルダへのファイルの保存を実行しているPC11/モジュール/ユーザなどの違いから、ファイルがWebAPI36経由で保存されたか否かを判定する。ファイルがWebAPI36経由で保存されていない場合、ファイル検知部33はステップS53に進み、一定時間経過まで待機することを決定し、一定時間が経過するまで待機したあと、ステップS54の処理を行う。
一方、ファイルがWebAPI36経由で保存されている場合、ファイル検知部33は一定時間経過まで待機しないことを決定し、ステップS53をスキップして一定時間が経過するまで待機することなく、ステップS54の処理を行う。ステップS54において、ファイル検知部33はファイル変換部34にファイル変換処理の要求を行う。なお、ステップS54の処理は図6のステップS15又は図8のステップS36に対応する。
図11の待機処理により、情報蓄積装置10ではPC11から例えばドラッグアンドドロップの操作により「印刷」のワークフローフォルダへのファイルの保存が実行された場合に、一定時間(30秒など)が経過するまで待機する。
したがって、ユーザは誤ってファイルをワークフローフォルダへ保存した場合にワークフローフォルダからファイルを削除することで、ワークフローフォルダに設定されている処理の実行をキャンセルできる。
また、図11の待機処理により、情報蓄積装置10ではスマートデバイス12から例えばドラッグアンドドロップの操作以外により「印刷」のワークフローフォルダへのファイルの保存が実行された場合に、一定時間(30秒など)の待機を行わない。
したがって、ユーザはスマートデバイス12からファイルをワークフローフォルダへ保存した場合に、ワークフローフォルダに設定されている処理の実行結果を迅速に得ることができる。
図6のステップS14及び図8のステップS35の待機処理は、例えば図12に示すように実行してもよい。図12は、本実施形態に係る待機処理の他の例のフローチャートである。なお、図12はステップS62の判定処理以外、図11と同様であるため、同一部分の説明を省略する。
ステップS62においてファイル検知部33は「印刷」のワークフローフォルダに保存されたファイルのサイズが閾値以下であるかを判定する。保存されたファイルのサイズが閾値以下でなければ、ファイル検知部33はステップS63に進み、一定時間経過まで待機することを決定し、一定時間が経過するまで待機したあと、ステップS64の処理を行う。一方、保存されたファイルのサイズが閾値以下であれば、ファイル検知部33は一定時間経過まで待機しないことを決定し、ステップS63をスキップして一定時間が経過するまで待機することなく、ステップS64の処理を行う。
図12の待機処理により、情報蓄積装置10では「印刷」のワークフローフォルダに保存されたファイルのサイズが閾値以下でなければ、一定時間(30秒など)が経過するまで待機する。
したがって、ユーザはサイズが閾値を超えるファイルを誤ってワークフローフォルダへ保存した場合にワークフローフォルダからファイルを削除し、ワークフローフォルダに設定されている処理の実行をキャンセルできる。例えばユーザはサイズが大きなファイルを誤って「印刷」のワークフローフォルダに保存してしまった場合に、無駄にファイルが印刷されることを防ぐことができる。
また、図12の待機処理により、情報蓄積装置10では「印刷」のワークフローフォルダに保存されたファイルのサイズが閾値以下であれば、一定時間(30秒など)の待機を行わない。
したがって、ユーザはサイズが閾値以下のファイルをワークフローフォルダへ保存した場合に、ワークフローフォルダに設定されている処理の実行結果を、迅速に得ることができる。
図6のステップS14及び図8のステップS35の待機処理は、例えば図13に示すように実行してもよい。図13は、本実施形態に係る待機処理の他の例のフローチャートである。図13はステップS72の判定処理以外、図11と同様であるため、同一部分の説明を省略する。
なお、図13の待機処理は図1に示した情報処理システム1において、スマートデバイス12、画像処理装置14がリレーサーバを介して情報蓄積装置10にアクセスする場合に利用される。なお、リレーサーバはスマートデバイス12、画像処理装置14から情報蓄積装置10への直接のアクセスが許可されていないシステム構成の場合に、スマートデバイス12、画像処理装置14からのリクエストを情報蓄積装置10に中継する役目を果たす。
リレーサーバを利用する情報処理システム1の情報蓄積装置10はリレーサーバと通信を行うリレーエージェントを有している。ステップS72においてファイル検知部33はリレーエージェント経由で「印刷」のワークフローフォルダにファイルが保存されたかを判定する。
リレーエージェント経由でファイルが保存されたのであれば、ファイル検知部33はステップS73に進み、一定時間経過まで待機することを決定し、一定時間が経過するまで待機したあとで、ステップS74の処理を行う。一方、リレーエージェント経由でファイルが保存されたのでなければ、ファイル検知部33は一定時間経過まで待機しないことを決定し、ステップS73をスキップして一定時間が経過するまで待機することなく、ステップS74の処理を行う。
図13の待機処理により、情報蓄積装置10では「印刷」のワークフローフォルダにリレーエージェント経由でファイルが保存されたのであれば、一定時間(30秒など)が経過するまで待機する。
したがって、ユーザはリレーエージェント経由でファイルを誤ってワークフローフォルダへ保存した場合にワークフローフォルダからファイルを削除し、ワークフローフォルダに設定されている処理の実行をキャンセルできる。例えばユーザはスマートデバイス12等からリレーサーバ経由で「印刷」のワークフローフォルダにファイルを保存した場合にキャンセルが可能な待機時間を得ることができる。
また、図13の待機処理により、情報蓄積装置10では「印刷」のワークフローフォルダにリレーエージェント経由でファイルが保存されたのでなければ、一定時間(30秒など)の待機を行わない。
したがって、ユーザはリレーエージェント経由でファイルをワークフローフォルダへ保存したのでなければ、ワークフローフォルダに設定されている処理の実行結果を、迅速に得ることができる。
図11〜図13に示した待機処理ではステップS53、S63及びS73において一定時間が経過するまで待機する例を示したが、待機時間を図14〜図16に示すように可変にしてもよい。
図14はファイルの種類に応じた待機時間の一例を示す構成図である。図15はサイズに応じた待機時間の一例を示す構成図である。図16はワークフローフォルダに設定されている処理に応じた待機時間の一例を示す構成図である。このように、図11〜図13に示した待機処理では待機時間を図14〜図16に示すように可変に決定することができる。
<まとめ>
以上、第1の実施形態に係る情報処理システム1はPC11からワークフローフォルダにファイルを保存した場合、待機時間経過後にワークフローの処理を開始する為、ワークフローフォルダに誤ってファイルを保存してもキャンセルが可能となる。
また、第1の実施形態に係る情報処理システム1はスマートデバイス12、画像処理装置14からワークフローフォルダにファイルを保存した場合、待機時間を設けず、ワークフローの処理を開始するため、処理の実行結果を迅速に得ることができる。
このように、第1の実施形態に係る情報処理システム1はワークフローフォルダの処理を開始するまでの待機時間を柔軟に替えることができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では情報蓄積装置10で待機処理を行い、ファイルの保存を操作するPC11、スマートデバイス12、画像処理装置14側で待機処理を行わない。第2の実施形態は、ファイルの保存を操作するPC11、スマートデバイス12、画像処理装置14が情報蓄積装置10と連携して待機処理を行う。なお、第2の実施形態は一部を除いて第1の実施形態と同様であるため、同一部分について適宜説明を省略する。
図17は第2の実施形態に係る情報処理システムの処理手順を表した一例のシーケンス図である。図17は、スマートデバイス12から情報蓄積装置10の「印刷」のワークフローフォルダにファイルを保存する例を表している。
ステップS101において情報蓄積装置10のファイル検知部33は情報蓄積装置10の起動時から、ファイルサーバ32のワークフローフォルダを含むフォルダへのファイルの保存を検知する処理を開始する。
ステップS102においてユーザは図9、図10の画面イメージに示すようにスマートデバイス12におけるフォルダを選択する操作で情報蓄積装置10の「印刷」のワークフローフォルダへのファイルの保存を要求する。スマートデバイス12は、後述する制御用ファイル生成処理を行い、制御用ファイルを生成する。
ステップS103に進み、スマートデバイス12は「印刷」のワークフローフォルダへの制御用ファイルと、ワークフローのファイルとの保存を要求するHTTPのリクエストを情報蓄積装置10のWebAPI36にリクエストする。
ステップS104においてWebAPI36はスマートデバイス12からのHTTPのリクエストを受信し、ファイルサーバ32の「印刷」のワークフローフォルダへの制御用ファイルとワークフローのファイルとの保存処理を実行する。
ステップS105において、ファイル検知部33は「印刷」のワークフローフォルダに保存された制御用ファイルとワークフローのファイルとを検知する。ステップS106において、ファイル検知部33は後述のように待機処理を行う。ステップS106の待機処理は、「印刷」のワークフローフォルダに制御用ファイルが保存されている場合に、待機時間を設けない処理である。待機時間を設けないことで、ユーザはワークフローフォルダにファイルを保存した直後に、ワークフローフォルダに設定された処理を開始できる。
「印刷」のワークフローフォルダに制御用ファイル、ワークフローのファイルが保存された直後、ファイル検知部33はステップS107においてファイル変換部34にファイル変換処理の要求を行う。ステップS107以降の処理は、図8のステップS36以降の処理と同様である。
図17のステップS102の制御用ファイル生成処理は、例えば図18に示すように実行される。図18は制御用ファイル生成処理の一例のフローチャートである。
ステップS121においてスマートデバイス12は「印刷」のワークフローフォルダにファイルを保存するためのユーザによる操作を検知する。ステップS122において、スマートデバイス12はユーザによる操作をドラッグアンドドロップの操作により受け付けたか否かを判定する。
ユーザによる操作をドラッグアンドドロップの操作以外で受け付けた場合、スマートデバイス12はステップS123に進み、情報蓄積装置10において待機時間を設けさせないための制御用ファイルを生成する。そして、ステップS124に進み、スマートデバイス12は制御用ファイルとワークフローのファイルとを送信処理を依頼する。
一方、ユーザによる操作をドラッグアンドドロップの操作で受け付けた場合、スマートデバイス12はステップS123をスキップすることで、情報蓄積装置10において待機時間を設けさせないための制御用ファイルを生成しない。そして、ステップS124に進み、スマートデバイス12はワークフローのファイルの送信処理を依頼する。
図17のステップS106の待機処理は、例えば図19に示すように実行される。図19は本実施形態に係る待機処理の一例のフローチャートである。
ステップS131においてファイル検知部33は「印刷」のワークフローフォルダに保存されたファイルを検知する。ステップS132においてファイル検知部33はステップS131において制御用ファイルが「印刷」のワークフローフォルダに保存されたかを判定する。
制御用ファイルが「印刷」のワークフローフォルダに保存されていない場合、ファイル検知部33はステップS133に進み、一定時間経過まで待機することを決定し、一定時間が経過するまで待機したあと、ステップS134の処理を行う。一方、制御用ファイルが「印刷」のワークフローフォルダに保存されている場合、ファイル検知部33は一定時間経過まで待機しないことを決定し、ステップS133をスキップして一定時間が経過するまで待機することなく、ステップS134の処理を行う。
ステップS134において、ファイル検知部33はファイル変換部34にファイル変換処理の要求を行う。なお、ステップS134の処理は図17のステップS107に対応する。
図19の待機処理により情報蓄積装置10はスマートデバイス12でドラッグアンドドロップの操作により「印刷」のワークフローフォルダへのファイルの保存が実行された場合に、一定時間(30秒など)が経過するまで待機する。
したがって、ユーザは誤ってファイルをワークフローフォルダへ保存した場合にワークフローフォルダからファイルを削除することで、ワークフローフォルダに設定されている処理の実行をキャンセルできる。
また、図19の待機処理により情報蓄積装置10はスマートデバイス12でドラッグアンドドロップの操作以外により「印刷」のワークフローフォルダへのファイルの保存が実行された場合に、一定時間(30秒など)の待機を行わない。
したがって、ユーザは、スマートデバイス12でドラッグアンドドロップの操作によりファイルをワークフローフォルダへ保存した場合に、ワークフローフォルダに設定されている処理の実行結果を迅速に得ることができる。
なお、制御用ファイルは情報処理システム1において定義されたファイルであれば何でもよく、例えばファイルの拡張子が「end」であるファイルを制御用ファイルと見なすようにしてもよい。
第2の実施形態によれば、PC11からSMBプロトコル経由でファイルを「印刷」のワークフローフォルダに保存した場合に待機時間を設けない構成も可能である。また、スマートデバイス12に搭載されたアプリケーションのUIがドラッグアンドドロップの操作によりファイルの保存操作を受け付ける場合に、待機時間を設ける構成も可能である。
なお、ステップS102の制御用ファイル生成処理はWebAPI36が行い、制御用ファイルとワークフローのファイルとを「印刷」のワークフローフォルダに保存するようにしてもよい。
<まとめ>
第2の実施形態に係る情報処理システム1は、制御用ファイルがワークフローフォルダに保存されていない場合、待機時間経過後にワークフローの処理を開始するため、ワークフローフォルダに誤ってファイルを保存してもキャンセルが可能となる。また、第2の実施形態に係る情報処理システム1は制御用ファイルがワークフローフォルダに保存されていない場合、待機時間を設けずワークフローの処理を開始するため、処理の実行結果を迅速に得ることができる。
このように、第2の実施形態に係る情報処理システム1はワークフローフォルダの処理を開始するまでの待機時間を柔軟に替えることができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。なお、制御用ファイルは制御用データの一例である。
1 情報処理システム
10 情報蓄積装置
11 PC
12 スマートデバイス
14 画像処理装置
20 コントローラ
21 ネットワークI/F
31 OS
32 ファイルサーバ
33 ファイル検知部
34 ファイル変換部
35 ジョブ実行部
36 WebAPI
37 WebUI
38 印刷実行部
39 送信実行部
500 コンピュータ
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
601 コントローラ
602 操作パネル
603 外部I/F
603a 記録媒体
604 通信I/F
605 プリンタ
606 スキャナ
611 CPU
612 RAM
613 ROM
614 NVRAM
615 HDD
B バス
N1 ネットワーク
特許第3717679号公報

Claims (10)

  1. ネットワークを介してアクセス可能な格納領域を1以上有し、該格納領域に格納される電子データを用いて実行する処理を前記格納領域ごとに設定できる記憶手段と、
    前記格納領域への電子データの格納を検知する検知手段と、
    前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記格納領域に格納された電子データを用いて実行する実行手段と、
    を有し、
    前記検知手段は、前記格納領域への電子データの格納を検知してから、前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記実行手段に要求するまでの待機時間を、前記ネットワークを介して前記格納領域に前記電子データを格納する操作の種類に応じて決定すること
    を特徴とする情報蓄積装置。
  2. 前記検知手段は、前記格納領域への電子データの格納を検知してから、前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記実行手段に要求するまでの待機時間を、前記格納領域に制御用データが格納されているか否かに応じて決定すること
    を特徴とする請求項1記載の情報蓄積装置。
  3. 前記検知手段は、前記格納領域への電子データの格納を検知してから、前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記実行手段に要求するまでの待機時間を、前記格納領域に格納された電子データのデータサイズに応じて決定すること
    を特徴とする請求項1記載の情報蓄積装置。
  4. 前記検知手段は、前記格納領域への電子データの格納を検知してから、前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記実行手段に要求するまでの待機時間を、前記格納領域に格納された電子データのデータ種類に応じて決定すること
    を特徴とする請求項1記載の情報蓄積装置。
  5. 前記検知手段は、前記格納領域への電子データの格納を検知してから、前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記実行手段に要求するまでの待機時間を、前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理の種類に応じて決定すること
    を特徴とする請求項1記載の情報蓄積装置。
  6. 前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理は、前記電子データを電子機器に出力させる出力処理であること
    を特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の情報蓄積装置。
  7. 前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理は、前記電子データを電子メールに添付して所定の宛先に送信する処理であること
    を特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の情報蓄積装置。
  8. コンピュータを、
    ネットワークを介してアクセス可能な格納領域を1以上有し、該格納領域に格納される電子データを用いて実行する処理を前記格納領域ごとに設定できる記憶手段、
    前記格納領域への電子データの格納を検知する検知手段、
    前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記格納領域に格納された電子データを用いて実行する実行手段、
    として機能させ、
    前記検知手段は、前記格納領域への電子データの格納を検知してから、前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記実行手段に要求するまでの待機時間を、前記ネットワークを介して前記格納領域に前記電子データを格納する操作の種類に応じて決定すること
    を特徴とするプログラム。
  9. 端末装置と、該端末装置から送信される電子データを蓄積可能な情報蓄積装置とを含む情報処理システムであって、
    前記情報蓄積装置は、
    ネットワークを介してアクセス可能な格納領域を1以上有し、該格納領域に格納される電子データを用いて実行する処理を前記格納領域ごとに設定できる記憶手段と、
    前記格納領域への電子データの格納を検知する検知手段と、
    前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記格納領域に格納された電子データを用いて実行する実行手段と、
    を有し、
    前記検知手段は、前記格納領域への電子データの格納を検知してから、前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記実行手段に要求するまでの待機時間を、前記ネットワークを介して前記格納領域に前記電子データを格納する操作の種類に応じて決定すること
    を特徴とする情報処理システム。
  10. 端末装置と、該端末装置から送信される電子データを蓄積可能な情報蓄積装置とを含む情報処理システムであって、
    前記情報蓄積装置は、
    前記端末装置からネットワークを介してアクセス可能な格納領域を1以上有し、該格納領域に格納される電子データを用いて実行する処理を前記格納領域ごとに設定できる記憶手段と、
    前記格納領域への電子データの格納を検知する検知手段と、
    前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記格納領域に格納された電子データを用いて実行する実行手段と、
    を有し、
    前記端末装置は、前記格納領域への電子データの格納を検知してから、前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記実行手段に要求するまでの待機時間を、前記ネットワークを介して前記格納領域に前記電子データを格納する操作の種類に応じて決定する決定手段を有し、
    前記検知手段は、前記格納領域への電子データの格納を検知してから、前記電子データが格納された前記格納領域に設定されている処理を、前記実行手段に要求するまでの待機時間を、前記決定手段による決定に応じて設定すること
    を特徴とする情報処理システム。
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