JP2014179013A - 情報処理システム、出力設定方法、連携処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、出力設定方法、連携処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】様々な出力形態に対して総所有コスト削減を行うことができる情報処理システム、出力設定方法、連携処理装置及びプログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】端末装置、出力装置及び連携処理装置が接続された情報処理システムであって、端末装置が予め決められた取り決めに基づき、ユーザを一意に識別可能な識別情報と出力データとを連携処理装置に対して指定する第1の指定手段と、識別情報及び出力データの出力形態に紐付く推奨出力設定値を取得する推奨出力設定取得手段と、推奨出力設定値を端末装置に通知する推奨出力設定通知手段と、端末装置が予め決められた取り決めに基づき、推奨出力設定値又は他の出力設定値を出力データの出力設定値として連携処理装置に対して指定する第2の指定手段と、端末装置から指定された出力設定値に従って、出力データを出力装置から出力させる出力実行手段とを有することにより、上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は情報処理システム、出力設定方法、連携処理装置及びプログラムに関する。
画像形成装置を実際に使用するユーザに対して、TCOやCO2排出量を視覚的に訴えることで、ユーザ自らTCOやCO2の削減に対して興味を持つようにし、これらの削減を促す技術は従来から知られている。TCOやCO2の削減を促す従来の技術は推奨設定値への設定変更候補を操作表示部し、ユーザにより選択された設定変更候補に基づいて印刷ジョブの印刷設定を変更していた(例えば特許文献1参照)。
近年、ユーザは電子データを出力するプリンタ、複合機、プロジェクタなどの様々な電子機器や、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などの様々な情報処理装置を利用するようになっている。これら電子機器や情報処理装置を利用する形態(システム)では様々な電子機器と情報処理装置とが連携することにより利用価値の向上が期待される。
しかしながら、電子機器や情報処理装置を利用する従来のシステムでは、印刷以外の様々な出力形態に対してTCO(総所有コスト)削減を行う仕組みがなかった。
本発明の一実施形態は上記の点に鑑みなされたもので、様々な出力形態に対して総所有コスト削減を行うことができる情報処理システム、出力設定方法、連携処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、端末装置、出力装置及び連携処理装置が接続された情報処理システムであって、前記端末装置が予め決められた取り決めに基づき、ユーザを一意に識別可能な識別情報と出力データとを前記連携処理装置に対して指定する第1の指定手段と、前記識別情報及び前記出力データの出力形態に紐付く推奨出力設定値を取得する推奨出力設定取得手段と、取得した前記推奨出力設定値を前記端末装置に通知する推奨出力設定通知手段と、前記端末装置が予め決められた取り決めに基づき、前記推奨出力設定値又は他の出力設定値を前記出力データの出力設定値として前記連携処理装置に対して指定する第2の指定手段と、前記端末装置から指定された前記出力設定値に従って、前記出力データを前記出力装置から出力させる出力実行手段とを有することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、様々な出力形態に対して総所有コスト削減を行うことができる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る情報蓄積装置の一例の機能構成図である。 本実施形態に係る入力装置の一例の機能構成図である。 本実施形態に係る出力装置の一例の機能構成図である。 本実施形態に係る情報蓄積装置の処理を表した一例のシーケンス図である。 ファイルサーバのディレクトリ構成の一例を表した説明図である。 本実施形態に係る入力装置の処理を表した一例のシーケンス図である。 ステップS4〜S8の処理の詳細を表した一例のフローチャートである。 推奨出力設定ファイルの一例の構成図である。 推奨印刷出力設定ファイルの一例の構成図である。 推奨ファイル出力設定ファイルの一例の構成図である。 推奨投影出力設定ファイルの一例の構成図である。 出力データ選択画面の一例のイメージ図である。 出力設定選択画面の一例のイメージ図である。 推奨出力設定画面の一例のイメージ図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は情報蓄積装置10がLAN(Local Area Network)などのネットワークN1に接続されている。また、情報処理システム1は一台以上の入力装置11、一台以上の出力装置12がネットワークN1に接続されている。
ネットワークN1は例えば企業内ネットワークなど、プライベート環境のネットワークを利用できる。入力装置11はユーザが操作する端末装置である。例えば入力装置11はスマートフォン、タブレット端末、携帯電話、デスクトップPC、ノートPC等のユーザが操作する装置であればよい。
出力装置12は電子データの出力(例えば印刷、投影、ファイル送信など)を行う電子機器である。例えば出力装置12は、MFP、プリンタ、プロジェクタ等の他、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、デスクトップPC、ノートPC等の電子データを出力する装置であればよい。
MFPは画像形成装置の一例である。MFPは撮像機能、画像形成機能及び通信機能を備え、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機等として利用可能である。プロジェクタは画像投影装置の一例である。プロジェクタは投影機能及び通信機能を備える。
スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、デスクトップPC、ノートPC等は、情報蓄積装置10からファイル送信された電子データを表示出力する画像表示装置の一例である。
情報蓄積装置10は連携処理装置の一例である。情報蓄積装置10は高機能処理の実行やファイルサーバとしての処理の実行を行う。なお、情報蓄積装置10は入力装置11と連携して、出力装置12による電子データの出力を行う。情報蓄積装置10は、複数のコンピュータに分散して構成するようにしてもよい。
<ハードウェア構成>
情報蓄積装置10は例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。なお、入力装置11及び出力装置12の一部も図2に示すハードウェア構成を含む構成である。図2は本実施形態に係るコンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。
図2のコンピュータシステム100は、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM104、ROM105、CPU106、通信I/F107及びHDD108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。入力装置101はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、コンピュータシステム100に各操作信号を入力するために用いられる。
表示装置102はディスプレイなどを含み、コンピュータシステム100による処理結果を表示する。通信I/F107はコンピュータシステム100をネットワークN1に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータシステム100は通信I/F107を介して、他の入力装置11、出力装置12等とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータシステム100全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、及び、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。また、HDD108は、格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。これにより、コンピュータシステム100は外部I/F103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。なお、記録媒体103aにはフレキシブルディスク、CD、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)等がある。
ROM105は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、コンピュータシステム100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
CPU106は、ROM105やHDD108などの記憶装置からプログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータシステム100全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本実施形態に係るコンピュータシステム100は、上記ハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
《情報蓄積装置》
本実施形態に係る情報蓄積装置10は、例えば図3に示すような機能構成により実現される。図3は本実施形態に係る情報蓄積装置の一例の機能構成図である。情報蓄積装置10はネットワークI/F21、コントローラ22を有する。
ネットワークI/F21は情報蓄積装置10がネットワークN1を介して入力装置11及び出力装置12と通信するためのインタフェースである。ネットワークI/F21はEthernet(登録商標)やUSBインタフェース等が用いられる。情報蓄積装置10はプログラムを実行し、コントローラ22のOS31、ファイルサーバ32、ファイル検知部33、推奨出力設定取得部34、推奨出力設定通知部35を実現する。さらに、情報蓄積装置10はコントローラ22の出力設定決定部36、ファイル変換部37、印刷実行部38、投影実行部39、送信実行部40を実現する。
OS31は情報蓄積装置10のオペレーティングシステムであり、システム全体を制御する。OS31は、例えばWindows(登録商標)やLinux(登録商標)などである。
ファイルサーバ32はSMB(Server Message Block)やWebDAV(Distributed Authoring and Versioning protocol for the WWW)のプロトコルによりネットワークN1上で公開されたフォルダである。ユーザは入力装置11を用いて、ファイルサーバ32にアクセスできる。ファイルサーバ32のディレクトリ構成については後述する。
ファイル検知部33はファイルサーバ32のフォルダに、サブフォルダやファイルが置かれたことを検知するモジュールである。ファイル検知部33はサブフォルダやファイルが置かれたことを、例えばポーリングやファイルシステムからのコールバックを受け取る方法により検知する。また、ファイル検知部33はファイルを結合するか否かを判定する処理を行う。
推奨出力設定取得部34はユーザの操作する入力装置11から後述の識別子名フォルダに電子データが置かれると、後述の推奨出力設定ファイルからユーザの推奨出力設定値を後述のように取得する。推奨出力設定通知部35は入力装置11に対して推奨出力設定値の表示要求を行う。ユーザは入力装置11に表示された推奨出力設定を採用するか否かを選択できる。ユーザにより選択された推奨出力設定又はその他の出力設定は入力装置11により後述の識別子名フォルダに置かれる。出力設定決定部36は後述の識別子名フォルダに置かれた推奨出力設定又はその他の出力設定に基づいて出力設定を決定する。
ファイル変換部37は出力設定決定部36が決定した出力設定に基づき、複数のファイルの結合や、ファイルフォーマットの変換などの処理を行う。印刷実行部38、投影実行部39、送信実行部40などの各種実行部は、出力設定決定部36が決定した出力設定に基づいて出力(印刷、投影、ファイル送信等)処理の実行を出力装置12に要求する。
《入力装置》
本実施形態に係る入力装置11は例えば図4に示す機能構成により実現される。図4は本実施形態に係る入力装置の一例の機能構成図である。入力装置11はプログラムを実行することで、通信部51、データ処理部52、UI部53を実現している。
通信部51は入力装置11がネットワークN1を介して情報蓄積装置10と通信するためのインタフェースである。通信部51は情報蓄積装置10のファイルサーバ32にSMB等のプロトコルでアクセスする。
データ処理部52は通信部51を利用して情報蓄積装置10に各種要求を行い、情報蓄積装置10から各種応答を受信する。また、データ処理部52はUI部53に各種要求を行い、UI部53から各種応答を受信する。
UI部53はデータ処理部52からの各種要求に基づいてUIを表示し、ユーザからの指示を受け付ける。UI部53はユーザから受け付けた指示内容をデータ処理部52に応答する。
《出力装置》
本実施形態に係る出力装置12は例えば図5に示す機能構成により実現される。図5は本実施形態に係る出力装置の一例の機能構成図である。出力装置12は例えばプログラムを実行することで、通信部61、出力処理部62を実現している。
通信部61は出力装置12がネットワークN1を介して情報蓄積装置10と通信するためのインタフェースである。通信部61は情報蓄積装置10の各種実行部からジョブ実行要求を受け付ける。出力処理部62は受け付けたジョブ実行要求に基づいて出力処理を実行する。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。
《情報蓄積装置の処理》
図6は、本実施形態に係る情報蓄積装置の処理を表した一例のシーケンス図である。ステップS1において、情報蓄積装置10のファイル検知部33は起動時にファイルサーバ32上のワークフローフォルダ(ホットフォルダ)を含むフォルダに対してサブフォルダやファイルを検知する処理を開始する。
ステップS2において、入力装置11の通信部51は識別子名フォルダを情報蓄積装置10のファイルサーバ32に生成する。また、ステップS3において、入力装置11の通信部51は生成した識別子名フォルダ内に、出力装置12に出力させる電子データ(出力データ)を送信する。
図7はファイルサーバのディレクトリ構成の一例を表した説明図である。図7の情報蓄積装置10のファイルサーバ32上のワークフローフォルダには、識別子名フォルダ1000が生成されている。識別子名フォルダ1000は入力装置11を操作するユーザを一意に識別可能な識別子(ID)を名前としたフォルダである。なお、ユーザを一意に識別可能な識別子としては、ユーザ名等のユーザ特定情報や、入力装置11を特定するIPアドレス、MACアドレス等がある。識別子名フォルダ1000内には出力データ(OutputData)と出力設定(OutputConfig)ファイルとが保存される。
図6のステップS4に戻り、情報蓄積装置10のファイル検知部33はファイルサーバ32に識別子名フォルダが生成され、その識別子名フォルダに出力データが保存されたことを検知する。
ステップS5において、ファイル検知部33は識別子名フォルダの名前から識別子を取得し、識別子を指定して推奨出力設定取得部34に推奨出力設定値通知要求を行う。推奨出力設定取得部34はステップS6において、予め管理者などが設定しておいた推奨出力設定ファイルから識別子及び出力形態に対応する推奨出力設定値を取得する。なお、推奨出力設定ファイルの詳細は後述する。
ステップS7において、推奨出力設定取得部34は取得した推奨出力設定値を入力装置11に通知させるため、推奨出力設定通知部35に推奨出力設定値通知要求を行う。推奨出力設定通知部35はステップS8において、入力装置11の通信部51に対して推奨出力設定値表示要求を行う。
ステップS8の後、ユーザは入力装置11のUI部53に表示された推奨出力設定又はその他の出力設定を選択する。ここではユーザが推奨出力設定を選択したものとして説明を続ける。
ステップS9において、入力装置11の通信部51はユーザが選択した推奨出力設定が記載された出力設定ファイルを識別子名フォルダ内に送信する。ファイル検知部33はステップS10において、ファイルサーバ32の識別子名フォルダに出力設定ファイルが保存されたことを検知する。ステップS11において、ファイル検知部33は検知した出力設定ファイルを解析する。出力設定決定部36はファイル検知部33が解析した出力設定ファイルに基づき、ユーザが選択した推奨出力設定を出力設定として決定する。
ステップS12において、ファイル変換部37は出力設定決定部36が決定した出力設定に基づき、ファイル変換要求を受け付ける。ステップS13において、ファイル変換部37は出力設定決定部36が決定した出力設定に基づき、ファイル変換処理を行う。
ステップS14において、ファイル変換部37は印刷実行部38、投影実行部39及び送信実行部40などの各種実行部に、出力設定決定部36が決定した出力設定に基づいて出力処理の実行(ジョブの実行)を要求する。ステップS15において、各種実行部は出力処理の実行(ジョブの実行)を出力装置12の通信部61に要求する。ステップS15の後、出力装置12の出力処理部62は受け付けたジョブ実行要求に基づいて出力データの出力処理を実行する。
《入力装置の処理》
図8は、本実施形態に係る入力装置の処理を表した一例のシーケンス図である。ユーザは入力装置11を操作し、情報蓄積装置10を利用するためのアプリケーションを起動させる。
ステップS21において、入力装置11のデータ処理部52はUI部53に対して出力内容決定要求を行う。ステップS22において、UI部53は出力内容をユーザに決定させるための画面を表示する。ステップS22では出力データの出力のために必要な設定項目が表示される。出力内容をユーザに決定させるための画面としては例えば図14及び図15に示すようなものが考えられる。
図14は出力データ選択画面の一例のイメージ図である。図15は出力設定選択画面の一例のイメージ図である。例えばユーザは図14の出力データ選択画面から出力データを選択できる。また、ユーザは図15の出力設定選択画面から出力形態の選択や出力設定を行うことができる。なお、図15の出力設定選択画面は図14の出力データ選択画面の設定ボタンを押下することで表示させることができる。
ステップS23において、ユーザは例えば図14の出力データ選択画面及び図15の出力設定選択画面から出力内容を決定する。ステップS24において、UI部53はユーザにより決定された出力内容をデータ処理部52に通知する。データ処理部52はステップS25において、通信部51に対して出力データ送信要求を行う。
ステップS26において、通信部51は情報蓄積装置10のファイルサーバ32に識別子名フォルダを生成する。また、ステップS27において、通信部51は生成した識別子名フォルダ内に出力データを送信する。
ステップS28〜S29の処理は図6のステップS4〜S8と同様であるため説明を省略する。ステップS29において、入力装置11の通信部51は推奨出力設定値表示要求を受信する。ステップS30において、データ処理部52は通信部51から推奨出力設定値を受信する。
ステップS31において、データ処理部52はUI部53に対して推奨出力設定値の表示要求を行う。ステップS32においてUI部53は推奨出力設定値を表示する。推奨出力設定値を表示する画面としては例えば図16に示すようなものが考えられる。
図16は推奨出力設定画面の一例のイメージ図である。例えばユーザは図16の推奨出力設定画面において推奨出力設定値を確認できる。また、ユーザは図16の推奨出力設定画面から推奨出力設定の適用、変更又は出力データの出力のキャンセルを選択できる。
ステップS33において、ユーザは例えば図16の推奨出力設定画面から適用する出力設定を決定する。ステップS34において、UI部53はユーザにより決定された出力設定をデータ処理部52に通知する。データ処理部52はステップS35において、通信部51に対して出力設定値送信要求を行う。ステップS36において、通信部51はユーザが決定した出力設定値が記載された出力設定ファイルを、ファイルサーバ32の識別子名フォルダ内に送信する。
《ステップS4〜S8の処理の詳細》
図9はステップS4〜S8の処理の詳細を表した一例のフローチャートである。図9のフローチャートの処理はファイルサーバ32への識別子名フォルダの生成と、その識別子名フォルダへの出力データの保存とをファイル検知部33が検知した後、開始される。
ステップS41において、ファイル検知部33は入力装置11により作成された識別子名フォルダの名前から識別子を取得する。また、出力データから出力形態を判定する。ステップS42において、推奨出力設定取得部34は図10に示す推奨出力設定ファイルを参照する。
図10は推奨出力設定ファイルの一例の構成図である。図10の推奨出力設定ファイルは識別子、出力形態、出力先名、推奨設定レベルの4項目を含む。識別子は識別子フォルダの名前に相当する。出力形態は出力データを出力する形態(印刷、投影、ファイル送信など)を表している。出力先名は出力データを出力する出力装置12を表している。推奨出力設定レベルは推奨出力設定のレベルを表している。
また、具体的な推奨出力設定値は出力形態及び推奨出力設定レベルと紐付く図11〜図13に示すような推奨印刷出力設定ファイル、推奨ファイル出力設定ファイル、推奨投影出力設定ファイルから取得できる。
図11は推奨印刷出力設定ファイルの一例の構成図である。図11の推奨印刷出力設定ファイルは推奨出力設定レベル、両面/片面、集約数、カラー/モノクロ、用紙サイズの5項目を含む。
図12は推奨ファイル出力設定ファイルの一例の構成図である。図12の推奨ファイル出力設定ファイルは推奨出力設定レベル、両面/片面、集約数、カラー/モノクロ、用紙サイズ、圧縮の6項目を含む。また、図13は推奨投影出力設定ファイルの一例の構成図である。図13の推奨投影出力設定ファイルは推奨出力設定レベル、画質、カラー/モノクロ、解像度の4項目を含む。
なお、図11〜図13に示すような推奨印刷出力設定ファイル、推奨ファイル出力設定ファイル、推奨投影出力設定ファイルは、推奨出力設定レベルごとの推奨出力設定値を表している。
図9のステップS43に戻り、推奨出力設定取得部34は識別子及び出力形態に対応する推奨出力設定が図10の推奨出力設定ファイルにあるか否かを判定する。識別子及び出力形態に対応する推奨出力設定が図10の推奨出力設定ファイルにあれば、推奨出力設定取得部34はステップS44に進む。
ステップS44において、推奨出力設定取得部34は識別子及び出力形態に対応する推奨出力設定から推奨出力設定レベルを読み出す。そして、推奨出力設定取得部34は出力形態に応じた図11〜図13に示すような推奨印刷出力設定ファイル、推奨ファイル出力設定ファイル、推奨投影出力設定ファイルの何れかから、推奨出力設定レベルに応じた推奨出力設定値を取得する。
例えば出力形態が印刷出力であれば、推奨出力設定取得部34は推奨出力設定レベルに応じた推奨出力設定値として、両面/片面、集約数、カラー/モノクロ、用紙サイズの項目を取得できる。そして、ステップS45において、推奨出力設定取得部34は取得した推奨出力設定値を入力装置11に通知させるため、推奨出力設定通知部35に推奨出力設定値通知要求を行う。
ステップS43において、識別子及び出力形態に対応する推奨出力設定が図10の推奨出力設定ファイルになければ、推奨出力設定取得部34はステップS46に進む。推奨出力設定取得部34は推奨出力設定値無し、を入力装置11に通知させるため、推奨出力設定通知部35に推奨出力設定値無しの通知要求を行う。
したがって、図9のフローチャートの処理によれば、識別子名フォルダの名前から取得した識別子及び出力データから判定した出力形態に基づいて、推奨出力設定値を取得して情報蓄積装置10から入力装置11に通知できる。なお、識別子名フォルダの名前は入力装置11を操作するユーザを一意に識別可能な識別子である。したがって、情報蓄積装置10は出力装置12で出力データの出力を行うユーザを一意に識別でき、ユーザ及び出力形態ごとに推奨出力設定値を取得できる。
《情報処理システムのその他の処理手順》
本実施形態に係る情報処理システム1では識別子名フォルダを利用して入力装置11から情報蓄積装置10へ出力データの出力を行うユーザを通知しているが、この例に限定されるものではない。
例えばホットフォルダを利用しないのであれば、入力装置11は出力データをファイルサーバ32に保存したあと、出力データと出力を行うユーザとを指定して情報蓄積装置10に出力装置12での出力要求を行うようにしてもよい。また、出力データは情報蓄積装置10が蓄積している電子データを利用してもよい。
なお、本実施形態で説明した情報処理システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。情報蓄積装置10が備える機能の一部は入力装置11や出力装置12が備えていてもよい。
<まとめ>
以上、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、様々な出力形態に対して管理者が推奨するTCO削減目的にあった推奨出力設定をユーザごとに提示・適用させることができる。したがって、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、印刷以外の様々な出力形態に対してTCO削減を行う仕組みを提供できる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
なお、特許請求の範囲に記載した端末装置は入力装置11に相当する。連携処理装置は情報蓄積装置10に相当する。ユーザを一意に識別可能な識別情報は識別子名フォルダから取得する識別子に相当する。記憶装置管理手段はファイルサーバ32に相当する。情報保管場所は識別子名フォルダに相当する。推奨出力設定情報は推奨出力設定ファイルに相当する。出力設定選択手段はUI部53に相当する。
1 情報処理システム
10 情報蓄積装置
11 入力装置
12 出力装置
21 ネットワークI/F
22 コントローラ
31 OS
32 ファイルサーバ
33 ファイル検知部
34 推奨出力設定取得部
35 推奨出力設定通知部
36 出力設定決定部
37 ファイル変換部
38 印刷実行部
39 投影実行部
40 送信実行部
51、61 通信部
52 データ処理部
53 UI部
62 出力処理部
100 コンピュータシステム
101 入力装置
102 表示装置
103 外部I/F
103a 記録媒体
104 RAM
105 ROM
106 CPU
107 通信I/F
108 HDD
B バス
N1 ネットワーク
特開2005−292903号公報

Claims (9)

  1. 端末装置、出力装置及び連携処理装置が接続された情報処理システムであって、
    前記端末装置が予め決められた取り決めに基づき、ユーザを一意に識別可能な識別情報と出力データとを前記連携処理装置に対して指定する第1の指定手段と、
    前記識別情報及び前記出力データの出力形態に紐付く推奨出力設定値を取得する推奨出力設定取得手段と、
    取得した前記推奨出力設定値を前記端末装置に通知する推奨出力設定通知手段と、
    前記端末装置が予め決められた取り決めに基づき、前記推奨出力設定値又は他の出力設定値を前記出力データの出力設定値として前記連携処理装置に対して指定する第2の指定手段と、
    前記端末装置から指定された前記出力設定値に従って、前記出力データを前記出力装置から出力させる出力実行手段と
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記連携処理装置において記憶装置を前記端末装置から利用できるように管理する記憶装置管理手段と、
    前記記憶装置に作成された情報保管場所及び前記情報保管場所への前記出力データの保管を検知する検知手段と、を更に有し、
    前記第1の指定手段は、前記記憶装置に前記ユーザを一意に識別可能な識別情報を有する前記情報保管場所を作成し、作成した前記情報保管場所に前記出力データを保管することで、前記ユーザを一意に識別可能な識別情報と前記出力データとを前記連携処理装置に対して指定すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記第2の指定手段は、前記推奨出力設定値又は他の出力設定値を前記出力データの出力設定値として、作成した前記情報保管場所に保管することで、前記出力設定値を前記連携処理装置に対して指定すること
    を特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記推奨出力設定取得手段は、前記識別情報及び前記出力データの出力形態と、前記推奨出力設定値とが予め紐付いて設定されている推奨出力設定情報から、前記識別情報及び前記出力データの出力形態に紐付く推奨出力設定値を取得すること
    を特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理システム。
  5. 前記端末装置において前記推奨出力設定値をユーザに提示し、前記ユーザから前記推奨出力設定値又は他の出力設定値の選択を受け付ける出力設定選択手段、を更に有すること
    を特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の情報処理システム。
  6. 前記出力装置は出力データを印刷出力する画像形成装置、出力データを投影出力する画像投影装置、出力データを表示出力する画像表示装置であること
    を特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の情報処理システム。
  7. 端末装置、出力装置及び連携処理装置が接続された情報処理システムにおける出力設定方法であって、
    前記端末装置が予め決められた取り決めに基づき、ユーザを一意に識別可能な識別情報と出力データとを前記連携処理装置に対して指定するステップと、
    前記識別情報及び前記出力データの出力形態に紐付く推奨出力設定値を取得するステップと、
    取得した前記推奨出力設定値を前記端末装置に通知するステップと、
    前記端末装置が予め決められた取り決めに基づき、前記推奨出力設定値又は他の出力設定値を前記出力データの出力設定値として前記連携処理装置に対して指定するステップと、
    前記端末装置から指定された前記出力設定値に従って、前記出力データを前記出力装置から出力させるステップと
    を有することを特徴とする出力設定方法。
  8. 端末装置、出力装置及び連携処理装置が接続された情報処理システムに含まれる連携処理装置であって、
    前記端末装置から予め決められた取り決めに基づき、ユーザを一意に識別可能な識別情報と出力データとを指定される第1の指定受付手段と、
    前記識別情報及び前記出力データの出力形態に紐付く推奨出力設定値を取得する推奨出力設定取得手段と、
    取得した前記推奨出力設定値を前記端末装置に通知する推奨出力設定通知手段と、
    前記端末装置から予め決められた取り決めに基づき、前記推奨出力設定値又は他の出力設定値を前記出力データの出力設定値として指定される第2の指定受付手段と、
    前記端末装置から指定された前記出力設定値に従って、前記出力データを前記出力装置から出力させる出力実行手段と
    を有することを特徴とする連携処理装置。
  9. 端末装置、出力装置及び連携処理装置が接続された情報処理システムに含まれる連携処理装置を、
    前記端末装置から予め決められた取り決めに基づき、ユーザを一意に識別可能な識別情報と出力データとを指定される第1の指定受付手段、
    前記識別情報及び前記出力データの出力形態に紐付く推奨出力設定値を取得する推奨出力設定取得手段、
    取得した前記推奨出力設定値を前記端末装置に通知する推奨出力設定通知手段、
    前記端末装置から予め決められた取り決めに基づき、前記推奨出力設定値又は他の出力設定値を前記出力データの出力設定値として指定される第2の指定受付手段、
    前記端末装置から指定された前記出力設定値に従って、前記出力データを前記出力装置から出力させる出力実行手段
    として機能させるためのプログラム。
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