JP2017021537A - 情報処理装置、プログラム及び制御方法。 - Google Patents
情報処理装置、プログラム及び制御方法。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017021537A JP2017021537A JP2015138115A JP2015138115A JP2017021537A JP 2017021537 A JP2017021537 A JP 2017021537A JP 2015138115 A JP2015138115 A JP 2015138115A JP 2015138115 A JP2015138115 A JP 2015138115A JP 2017021537 A JP2017021537 A JP 2017021537A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- forming apparatus
- search
- file corresponding
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
【課題】 本発明はユーザーによって選択された画像形成装置に対応するファイルのダウンロードを高速に完了し、印刷を速やかに開始することを目的とする。【解決手段】 本発明の情報処理装置は、ネットワークに接続されている画像形成装置を探索し、複数の画像形成装置が見つかった場合に、複数の画像形成装置に対応する複数のファイルのダウンロードを開始し、探索によって見つかった画像形成装置の一覧から印刷先として一つの画像形成装置が選択された場合に、選択された一つの画像形成装置以外の画像形成装置に対応するファイルのダウンロードを停止し、ダウンロードされたファイルに基づいて印刷処理を行う。【選択図】 図10
Description
本発明はファイルのダウンロードを制御する技術に関する。
特許文献1はプリンターを探索し、探索によって見つかったプリンターのうち、選択されたプリンターを印刷先に指定する技術について開示している。
特許文献1の技術によって印刷先となるプリンターを指定しても、印刷処理を行う印刷システムやアプリケーションが何ら追加のファイルなしに印刷処理を行えるとは限らない。そこで、本明細書では探索によって見つかった画像形成装置に対応するファイルをダウンロードし、ダウンロードしたファイルに基づいて印刷処理が行われるシステムについて検討する。このシステムにおいて、複数の画像形成装置が探索によって見つかった場合は複数の画像形成装置に対応する複数のファイルのダウンロードが行われる。
しかしながら、複数のファイルのダウンロード中にユーザーが印刷先の画像形成装置を選択することで決定した場合、選択した画像形成装置以外の画像形成装置に対応するファイルのダウンロードを継続してしまうと選択した画像形成装置に対応するファイルのダウンロードが遅延してしまう可能性がある。
これに対して本発明はユーザーによって選択された画像形成装置に対応するファイルのダウンロードを高速に完了し、印刷を速やかに開始することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る情報処理装置は、
ネットワークに接続されている画像形成装置を探索する探索手段と、
前記探索手段の探索によって見つかった画像形成装置の一覧を表示する表示手段と、
画像形成装置に対応し、印刷処理に用いられるファイルに基づいて印刷処理を行う処理手段と、
前記探索手段の探索によって見つかった画像形成装置に対応するファイルのダウンロードの開始と停止を制御する通信手段と、を有し、
前記通信手段は、
前記探索手段によって見つかった複数の画像形成装置に対応する複数のファイルのダウンロードを開始し、前記表示手段によって表示された前記一覧から印刷先として一つの画像形成装置が選択された場合に、選択された前記一つの画像形成装置以外の画像形成装置に対応するファイルのダウンロードを停止することを特徴とする。
ネットワークに接続されている画像形成装置を探索する探索手段と、
前記探索手段の探索によって見つかった画像形成装置の一覧を表示する表示手段と、
画像形成装置に対応し、印刷処理に用いられるファイルに基づいて印刷処理を行う処理手段と、
前記探索手段の探索によって見つかった画像形成装置に対応するファイルのダウンロードの開始と停止を制御する通信手段と、を有し、
前記通信手段は、
前記探索手段によって見つかった複数の画像形成装置に対応する複数のファイルのダウンロードを開始し、前記表示手段によって表示された前記一覧から印刷先として一つの画像形成装置が選択された場合に、選択された前記一つの画像形成装置以外の画像形成装置に対応するファイルのダウンロードを停止することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーによって選択された画像形成装置に対応するファイルのダウンロードを高速に完了し、印刷を速やかに開始できる。
例えば、Android(AndroidはGoogle Inc.の登録商標)といったモバイル端末に搭載されるOSにおいて、各アプリケーションに共通の印刷機能を提供する印刷システムがある(Android Version 4.4以降に搭載)。また、前記印刷システムには、「印刷サブシステム」といわれる各プリンターベンダーが各自の印刷処理装置に適応させるための依存処理をプラグイン形式で適宜追加・削除できる仕組みがある。例えば、Canon Print Service(Canon Print Serviceはキヤノン株式会社の登録商標)は、Androidの印刷サブシステムとして提供されている。印刷サブシステムはGoogle Play(Google PlayはGoogle Inc.の登録商標)からダウンロードしてインストールするか、モバイル端末の出荷時にプリインストールして提供される。
一方で、モバイル端末ではストレージ容量が少なく、また、インターネット通信が従量制課金となるケースがある。そのため、印刷サブシステムに限ったことではないが、ファイルサイズは小さいほど良い。ここで、印刷サブシステムはサポート対象とする印刷処理装置の機種依存を吸収するために、前記印刷処理装置それぞれの機種依存情報を含む機種依存ファイルを保持し、機種依存ファイルに基づいて印刷処理を行う。しかし、サポート対象とする印刷処理装置を増やすごとにモバイル端末に占める機種依存ファイルのファイルサイズが増大する。そのため、本明細書では機種依存ファイルを必要な印刷処理装置の分だけ後からダウンロードさせることで、印刷サブシステムのイニシャルサイズを極力抑える方法を採用する。
[実施例1]
図1は、本発明の一実施形態におけるデータ処理システムの構成を示す図である。本例は、サーバーコンピューター、情報処理装置の一例であるモバイル形態のデータ処理装置と画像形成装置の一例である印刷処理装置とがネットワークを介して通信可能なシステムである。
図1は、本発明の一実施形態におけるデータ処理システムの構成を示す図である。本例は、サーバーコンピューター、情報処理装置の一例であるモバイル形態のデータ処理装置と画像形成装置の一例である印刷処理装置とがネットワークを介して通信可能なシステムである。
図1において、101はモバイル形態のデータ処理装置であって、印刷処理装置104若しくは105に対して印刷ジョブ送信を指示するユーザーが使用するコンピューターである。104及び105は印刷処理装置であって、プリンター機能のほか、コピー機能、スキャナ機能等を備える。
103は上記装置が接続されているLAN(Local Area Network)であって、LAN103を介して上記装置は情報の相互通信を行っている。102は無線LANターミナルである。無線LANターミナル102は、一般的なネットワーク・ルーター機能を有した無線LANの親機であって、家庭内や事務所などの中で無線LANを提供している。また、データ処理装置101はモバイル端末であることから、無線LANターミナル102を介してLAN103に参加することができる。データ処理装置101は、無線LANターミナル102が提供する無線LANエリアに入ると、予め設定していた認証情報を利用して自動的にLAN103のネットワークに参加することができる。
106はインターネット上に存在する外部情報処理装置の一例であるサーバーコンピューターである。LAN103はインターネットに接続されており、LAN103のネットワークに参加している装置はサーバーコンピューター106にアクセスすることができる。
図2は、図1におけるデータ処理装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。
なお、データ処理装置101は、モバイル端末やスマートフォンであり、小型端末用のオペレーティングシステムや、通話、データ通信を制御するプログラムが動いていても構わない。あるいは後述する音声制御部206及びマイク・スピーカ213、位置検出制御部210、GPSセンサー216、携帯電話データ通信部212等を備えないパーソナルコンピュータであっても構わない。
ハードウェアの各構成要素は、システムバス201に接続されている。 ROM203にはデータ処理装置101におけるオペレーティングシステム及び、通話、データ通信を制御するアプリケーションが格納されており、CPU202で実行される。 データ通信を制御するアプリケーションとしては、印刷アプリケーションやMailソフト、Webブラウザなどがある。
加えて、CPU202がROM203やRAM204に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、図5に示されるようなデータ処理装置101のソフトウェア構成及び後述するフローチャートの各ステップの処理が実現される。
RAM204は、プログラムを実行するためのワークメモリエリアである。印刷アプリケーションが印刷ジョブを生成するワークメモリエリアである。また、RAM204はWebブラウザがWebサーバーから取得してきたWebページデータやWebサービスにアクセスするための認証情報などを一時記憶するためのメモリでもある。記憶装置209は不揮発性の記憶装置であり、データ処理装置101の再起動後も保持しておく必要のある各種動作モード設定や、稼働ログなどが記憶される。
NetworkController205は、無線LANターミナル102を介してLAN103のネットワークに参加するための無線LAN通信部211と、携帯キャリアの提供するネットワークに参加するための携帯電話データ通信部212の通信制御を行う。一般的に無線LANのネットワークに参加できるとき、NetworkController205は、無線LANの接続を優先する。データ処理装置101が無線LANのネットワークエリアから外れた場合には、携帯キャリアが提供する無線通信ネットワークへ参加する。
音声制御部206は、主に通話アプリケーションが起動しユーザーが電話をしているときに利用する。マイク・スピーカ213にて音声データの入出力を行い、音声制御部206は、その制御プログラムとの仲介を行っている。
表示制御部207は、データ処理装置101のディスプレイ214にて出力する情報の制御を行っている。入力制御部208は、データ処理装置101のボタンやタッチパネル215にてユーザーが指示した情報の制御を行っている。これらの音声制御部206、表示制御部207、入力制御部208を利用して、データ処理装置101上でのアプリケーションは、ネットワーク通信情報やデータ処理装置101のさまざまな情報をユーザーに提供する。
位置検出制御部210は、データ処理装置101の位置情報をGPSセンサー216から取得しオペレーティングシステムに提供する。これらの制御は、CPU202で動くオペレーティングシステムにて制御される。
図3は、図1における印刷処理装置104のハードウェア構成を説明するブロック図である。本例は、スキャナ機能と、プリンター機能を有する複合機(MFP(Multi Function Perpheral))の例を示す。なお、印刷処理装置105のハードウェア構成については印刷処理装置105と同一であることから説明は割愛する。
図3において、301はI/Oで、ネットワーク(LAN)103などの通信媒介を介してデータ処理装置101と接続している。I/O301は複数の接続形態に対応するために複数個搭載されていてもよい。このI/O301を通して、印刷処理装置104は、デバイスIDやスキャンイメージをデータ処理装置101、102に渡す。またデータ処理装置101より、各種の制御コマンドを受けて処理を行う。I/F制御部302は、印刷処理装置104に搭載されているスキャナやプリンター、またはファクスなどの処理系に関してデバイスIDを発行する制御をおこなっている。RAM303は、一次記憶装置で、I/O301で取得した制御コマンドなどの外部データや、スキャナエンジン313で読み取られたイメージを格納するために使用される。さらに、RAM303は、プリンタコントローラ310で展開されたプリンタエンジン306に渡される前のイメージの格納などに使用される。
RAM303の割り当て管理はRAM制御部304が行っている。画像データ調歩回路305は、プリンタコントローラ310やスキャナエンジン313によって取り込まれたRAM制御部304に展開されたイメージをプリンタエンジン306の回転にあわせて出力する装置である。
プリンタエンジン306は紙などの出力メディアにイメージを現像する装置である。メインコントローラ308は、エンジンI/F307によりプリンタエンジン306の各種制御を行う。
また、メインコントローラ308は、制御の要のモジュールであり、スキャナコントローラ309やプリンタコントローラ310にI/O301経由でデータ処理装置101より受け取る制御言語の適切な振り分け処理を行う。さらに、メインコントローラ308は、それぞれのコントローラやユーザーインターフェース312からの指示をうけてプリンタエンジン306やスキャナエンジン313の制御を行う。
スキャナコントローラ309はデータ処理装置101より受けたスキャン制御コマンドをメインコントローラ308が解釈可能な内部実行命令に分解する。またスキャナエンジン313で読み取ったイメージをスキャン制御コマンドに変更する。
プリンタコントローラ310はデータ処理装置101より印刷ジョブとして受けたPDLをメインコントローラ308が解釈可能な展開イメージなどを含む内部実行命令に分解する。展開イメージはプリンタエンジンまで運ばれ、用紙などの出力メディアに印刷される。
図4は、図1におけるサーバーコンピューター106のハードウェア構成を説明するブロック図である。サーバーコンピューター106において、401はCPUであり、ROM403あるいは外部メモリ406に記憶されたアプリケーションプログラム等に基づいて処理を実行する。さらに、CPU401はシステムバス407に接続される各デバイスを総括的に制御する。402はRAMで、CPU401の主メモリ、ワークエリア等として機能する。403はROMであり、基本I/Oプログラム等の記憶領域として機能する読み出し専用のメモリである。このROM403あるいは外部メモリ406には、CPU401の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)等が記憶される。さらにROM403あるいは外部メモリ406には上記アプリケーションプログラム等に基づく処理の際に使用するファイルやその他各種データを記憶する。404はネットワークI/Fであり、ネットワークへ接続しネットワーク通信を行う。405は外部メモリI/Fで、ハードディスク(HD)等の外部メモリ406とのアクセスを制御する。406は外部メモリであり、ブートプログラム、各種のアプリケーション、ユーザーファイル、編集ファイル等を記憶する。サーバーコンピューター106は、CPU401がROM403や外部メモリ406に書き込まれた基本I/OプログラムおよびOSを実行している状態で動作する。基本I/OプログラムはROM403に書き込まれており、OSはROM403もしくは外部メモリ406に書き込まれている。そしてコンピューターの電源がONされたときに、基本I/Oプログラム中のイニシャルプログラムロード機能により、ROM403もしくは外部メモリ406からOSがRAM402に書き込まれ、OSの動作が開始される。407はシステムバスであり、各デバイスを接続する。
図5は、図1に示したデータ処理装置101のソフトウェアの構成を説明するブロック図である。501はアプリケーションで、ROM203にOS上で動作するアプリケーションとしてインストールされている。502はROM203にインストールされている印刷システムであって、OSの機能としてI/Fが提供されており、各アプリケーションは共通で前記印刷システムを使用することができる。つまり、印刷機能を提供したいアプリケーション501だけでなく、その他アプリケーション508からも共通で使用されることになる。503は印刷サブシステムであり、印刷システム502にアドオン形式でインストールすることができる。印刷サブシステム503は探索によって見つかった印刷処理装置に対応する機種依存ファイルをダウンロードして、印刷処理に用いる。印刷サブシステムはプリンターベンダーごとにリリースされており、複数ベンダーの印刷処理装置を1台のデータ処理装置で扱う場合には、印刷サブシステム503及びその他印刷サブシステム509のように、複数の印刷サブシステムがアドインインストールされる構成となる。504は印刷サブシステムのUI部であり、アプリケーション501から印刷システム502を介して印刷サブシステム503が呼び出された場合に、印刷サブシステム503固有の機能をユーザーに設定させるためのユーザーインターフェースを提供する。505は通信部であり、HTTP等の標準的なプロトコルを使用して外部の機器と通信する機能を提供する。506は印刷処理装置探索部であり、データ処理装置101が参加するLAN103上において、データ処理装置101がSNMP(Simple Network Management Protocol)で管理されるネットワーク機器を探索し、その中からデータ処理装置101が印刷可能な印刷処理装置を抽出する機能を提供する。507は印刷制御部で、通信可能な印刷処理装置104に対してPDLデータと印刷設定情報で構成された印刷ジョブを生成し、その印刷ジョブを送信する機能を提供する。
図6は、図1に示したサーバーコンピューター106のソフトウェア構成を説明するブロック図である。サーバーコンピューター106において、アプリケーションおよび各モジュールは、外部メモリ406に保存されたファイルとして存在する。これらは実行時にOSやそのモジュールを利用するモジュールによってRAM402にロードされ実行されるプログラムモジュールである。また、アプリケーションは、外部メモリ406の不図示のCD−ROM、あるいはネットワークを経由して外部メモリ406のHDに追加することが可能となっている。600はネットワークモジュールであり、各種コンピューターとのネットワーク通信を行う。ネットワークモジュール600はTCP/IPモジュール601、HTTPモジュール602より構成される。TCP/IPモジュール601はTCP/IPプロトコルでのネットワーク通信を行う。HTTPモジュール602はトランスポート・プロトコルとしてTCPを使用し、HTTPプロトコルでのネットワーク通信を行う。604はWebサーバーサービスモジュールであり、データ処理装置101からのHTTPリクエストを受け取るとHTTPレスポンスを応答するサービスを提供する。605はデータ配信モジュールであり、ネットワーク通信を通してデータ処理装置101から受信したリクエストに従い、リクエストのあった印刷処理装置に対応する機種依存ファイルをデータ処理装置101から取得可能なURLに配置する。
図7は、データ処理装置101のアプリケーション501が印刷システム502を介して印刷サブシステムが提供する印刷設定を表示したユーザーインターフェースであり、ユーザーからの各種入力操作の受け付けに対する処理を行う。701は、アプリケーション501のユーザーインターフェースに対し、印刷サブシステム503が提供するユーザーインターフェースがオーバーレイされた状態を表示している。前記701の状態は、アプリケーション501においてユーザーが印刷機能を使用するためのトリガーボタンを押下した場合などに実行される。702は、印刷設定を表示すると同時に、印刷設定を変更するためのボタンである。703は、印刷先の印刷処理装置のプリンターモデル名および印刷処理装置のIPアドレスを表示すると同時に、印刷先とする印刷処理装置を探索及び変更するための画面に遷移するボタンである。以下、ボタン703を押下して開始される、探索によって見つかった印刷処理装置に対する印刷準備処理について説明する。
図10は、データ処理装置101上のアプリケーション501から呼び出された印刷サブシステム503が実行する、印刷準備処理についてのフローチャートを示している。S1001で印刷サブシステム503は、データ処理装置101が参加するLAN103上において、データ処理装置101がSNMPで管理されるネットワーク機器を探索するため、SNMPをブロードキャストする。さらに、印刷サブシステム503は、S1001のタイミングから数秒以内の間に(例えば1秒など)、前記ブロードキャストしたSNMPの応答があったネットワーク機器の中から、印刷サブシステム503が印刷可能な印刷処理装置を判別する。これにより、ネットワーク上の印刷処理装置の探索が行われる。そして、S1002で印刷サブシステム503は図8の801のように、S1001の探索によって見つかった印刷処理装置の一覧を応答があった順に表示する。
S1003で印刷サブシステム503は、探索によって見つかった印刷処理装置に対応する機種依存ファイルが、印刷サブシステム503が認識できるROM203に保存されているかどうかを判定する。探索によって見つかった印刷処理装置に対応する機種依存ファイルが、印刷サブシステム503が認識できるROM203に保存されている場合には(S1003:Yes)、S1008に処理を進める。探索によって見つかった印刷処理装置に対応する機種依存ファイルが、印刷サブシステム503が認識できるROM203に保存されていない場合には(S1003:No)、S1004に処理を進める。
なお、S1003の判定を行わずに毎回探索によって見つかった印刷処理装置に対してS1004の処理を行うように構成しても構わない。このような構成では後述するS1004によって開始された機種依存ファイルのダウンロードが完了してもデータ処理装置には機種依存ファイルのキャッシュが行われない。その代わりにS1004では、探索によって印刷処理装置が見つかる度に、見つかった印刷処理装置の機種依存ファイルのダウンロードが開始される。
S1008で印刷サブシステム503は、図8の802に示すように、該印刷処理装置に対応する機種依存ファイルが、印刷サブシステム503が認識できるROM203内に保存済みである旨を表示する(例えば「Ready」という文字列を表示する)。
S1004で印刷サブシステム503の通信部505は、探索によって見つかった印刷処理装置に対応する機種依存ファイルをサーバーコンピューター106からダウンロードする処理を開始する。このとき、印刷処理装置は複数見つかる場合もあるので、どの印刷処理装置に対する機種依存ファイルを優先してダウンロードするかを、ユーザーが指定したダウンロード方法に従ってダウンロード処理を実行する。
ダウンロード方法については、図8の804に示すボタンから、図9の901に示すダウンロード方法の選択画面で指定することができる。902と903は探索によって複数の印刷処理装置が見つかった場合に、見つかった複数の印刷処理装置に対応する機種依存ファイルのダウンロード順を設定するためのボタンである。例えば、902に示す「応答順」を選んだ場合、一覧表示は応答があった順に表示されるため、S1002で探索結果の一覧のうち上に表示される印刷処理装置に対応する機種依存ファイルからダウンロードを行う。また、903に示すカラー機優先を選んだ場合、探索結果にカラー機の印刷処理装置があれば、カラー機の印刷処理装置よりも先にモノクロ機の印刷処理装置が見つかったとしても、カラー機の印刷処理装置に対応する機種依存ファイルを優先してダウンロードを行う。904では、サーバーコンピューター106から印刷処理装置に対応する機種依存ファイルをダウンロードする際の、最大同時ダウンロード数を指定することができる。同時ダウンロード数を増やし、限られた通信リソースを分散させると個々のダウンロード速度は落ちることが一般的である。そのため、通信リソースを集中させる場合、本指定は小さく設定されることが期待される。
S1005で印刷サブシステム503は、インターネット上にあるサーバーコンピューター106にアクセス可能かを判定する。データ処理装置101が参加するLAN103にインターネット接続が無い場合など、サーバーコンピューター106にアクセス不可能な場合(S1005:No)、S1006に処理を進める。サーバーコンピューター106にアクセス可能な場合(S1005:Yes)、S1007に処理を進める。
S1006で印刷サブシステム503は、図8の805に示すように、該印刷処理装置に対応する機種依存ファイルのダウンロードが出来ない旨を表示する(例えば「接続エラー」という文字列を表示する)。
S1007で印刷サブシステム503は、図8の802に示すように、該印刷処理装置に対応する機種依存ファイルをサーバーコンピューター106からダウンロードしている状態を表示する(例えば「ダウンロード中」という文字列を表示する)。なお、ダウンロード完了時には802に示すように、該印刷処理装置に対応する機種依存ファイルが、印刷サブシステム503の認識できるROM203内に保存済みである表示に切り替える。
印刷サブシステム503は特定の時間間隔で印刷処理装置の探索結果を更新している。そして、S1009で印刷サブシステム503は、S1001の印刷処理装置の探索開始から特定の時間が経過しているかを判定する(例えば、5秒経過時、10秒経過時など)。特定時間が経過している場合には(S1009:Yes)、S1001に処理を戻す。例えば、スリープモードに入っている印刷処理装置はSNMPの応答を出すのが遅く、2回目以降のS1002で初めて探索結果として表示される場合がある。また、S1004を再度通過するため、この間にユーザーが901に示すダウンロード方法を変更した場合には、変更後のダウンロード方法で再処理されることになる。またS1009において、その他のタイミングでは(S1009:No)、S1018に処理を進める。
S1018で印刷サブシステムは、図8に示す印刷処理装置の探索結果一覧から、ユーザーのボタン押下によって、印刷処理装置が選択されたかを判定する。印刷処理装置が選択された場合は(S1018:Yes)、S1010に処理を進める。印刷処理装置が選択されない場合には(S1018:No)、S1009に処理を戻す。
S1010で印刷サブシステム503は、ユーザーから選択された該印刷処理装置に対応する機種依存ファイルの状態を判定する。前記機種依存ファイルの状態は、S1006で設定される「接続エラー」、S1007で設定される「ダウンロード中」とS1008で設定される「Ready」の3つがある。「接続エラー」の場合には(S1010:「接続エラー」判定)、S1011に処理を進める。「Ready」の場合には(S1010:Ready)、S1017に処理を進める。
S1011で印刷サブシステム503は、図11の1101で示すようにユーザーから選択された印刷処理装置に対応する機種依存ファイルを手動で設定するためのユーザーインターフェースを表示する。インターネット接続が無い環境でも、IT管理者が機種依存ファイルを有線やUSBメモリ経由で配布することができる。こうした方法で取得した機種依存ファイルがデータ処理装置101のROM203に保存されていれば、ユーザーは本ステップで指定することが可能である。
S1012で印刷サブシステム503は、図8で示した画面でユーザーが選択した印刷処理装置のモデル名と、S1011でユーザーが指定した機種依存ファイルに記載されたモデル名が一致するかを判定する。モデル名が一致する場合には(S1012:Yes)、S1017に処理を進める。モデル名が一致しない場合には(S1012:No)、S1013に処理を進める。S1013では、図8で示した画面でユーザーが選択した印刷処理装置と、S1011でユーザーが指定した機種依存ファイルの組み合わせが不適合である旨を表示し、S1001に処理を戻す。
S1010で「ダウンロード中」と判定された場合には(S1010:「ダウンロード中」判定)、S1014に処理を進める。例えば図9の904で設定された最大同時ダウンロード数が2以上で、かつ対応する機種依存ファイルがダウンロードされていない印刷処理装置がS1001の探索によって複数見つかると、S1004によって同時に複数の機種依存ファイルのダウンロードが開始される。その結果、データ処理装置101は同時に複数の機種依存ファイルをダウンロードしている状態となる。この状態では選択された印刷処理装置に対応する機種依存ファイル以外の機種依存ファイルもダウンロードされているため、選択された印刷処理装置に対応する機種依存ファイルのみをダウンロードするよりもダウンロードに時間がかかるという問題が生じる。よって、S1014で印刷サブシステム503の通信部505はユーザーから選択された印刷処理装置以外の印刷処理装置に対応する機種依存ファイルのダウンロードを停止する。さらにS1015で印刷サブシステムは、図12に示すようなユーザーインターフェースを表示し、ユーザーから選択された該印刷処理装置に対応する機種依存ファイルのみをダウンロードしている状態を表示する。S1016で印刷サブシステムは、S1004から開始された、ユーザーから選択された印刷処理装置に対応する機種依存ファイルのダウンロード処理の完了を判定し、ダウンロードが完了すれば(S1016:Yes)、S1017に処理を進める。なお、ダウンロード完了までにユーザーからキャンセル指示があった場合には(図12の1202の押下)、S1001に処理を戻す(図10のフローチャート上に不図示)。
S1017では、ユーザーが図8で示した探索結果一覧のユーザーインターフェース上で選択した印刷処理装置を、印刷先の印刷処理装置として設定する。そして、図7の703の箇所に該印刷処理装置のプリンターモデル名および印刷処理装置のIPアドレスを表示する。その後、ダウンロードされた機種依存ファイルに基づいて印刷処理が行われる。
以上の処理により、探索結果に従って複数の印刷処理装置に対応する複数の機種依存ファイルのダウンロードを開始し、印刷先として一つの印刷処理装置が選択された場合に、選択された一つの印刷処理装置以外の印刷処理装置に対応する機種依存ファイルのダウンロードを停止する。これにより、選択された一つの印刷処理装置に対応する機種依存ファイルのダウンロードを高速に完了し、印刷を速やかに開始できる。
[実施例2]
実施例1では図10のS1004の処理によってダウンロード済みになったものの、ユーザーに選択されなかった印刷処理装置に対応する機種依存ファイルがデータ処理装置101のROM203に存在する場合がある。前記機種依存ファイルを保持し続けることで、次回以降の探索でユーザーに該印刷処理装置が選択された場合にはS1003はYesとなり、S1004以降のダウンロード処理を省けるが、保持し続けることで新規の印刷処理装置が探索されるたびにストレージを消費してしまう課題がある。
実施例1では図10のS1004の処理によってダウンロード済みになったものの、ユーザーに選択されなかった印刷処理装置に対応する機種依存ファイルがデータ処理装置101のROM203に存在する場合がある。前記機種依存ファイルを保持し続けることで、次回以降の探索でユーザーに該印刷処理装置が選択された場合にはS1003はYesとなり、S1004以降のダウンロード処理を省けるが、保持し続けることで新規の印刷処理装置が探索されるたびにストレージを消費してしまう課題がある。
そのため、次回以降のS1001における印刷処理装置の探索処理において、印刷処理装置が探索によって見つからなければ、探索によって見つからなかった印刷処理装置に対応するダウンロード済みの機種依存ファイルを削除する処理を行う。あるいは、直近数回のS1001における印刷処理装置の探索処理において、出現率が特定閾値以下であれば、探索によって見つからなかった印刷処理装置に対応するダウンロード済みの機種依存ファイルを削除する処理を行う。
以上の処理により、出現率が低く印刷される可能性が少ない印刷処理装置に対応する機種依存ファイルを自動で消去するため、新規の印刷処理装置が探索によって見つかるたびに機種依存ファイルを保存することで空き容量が低下してしまう現象を回避することができる。
[実施例3]
実施例1の図10のS1011の処理において、インターネット接続が無い環境等で機種依存ファイルを手動指定する方法を示した。ここで、機種依存ファイルをデータ処理装置101のROM203内のみを対象として選択する場合、例えばIT管理者が各データ処理装置101に機種依存ファイルを配布しなければならない等、機種依存ファイルの配布や入手が煩わしいという問題がある。
実施例1の図10のS1011の処理において、インターネット接続が無い環境等で機種依存ファイルを手動指定する方法を示した。ここで、機種依存ファイルをデータ処理装置101のROM203内のみを対象として選択する場合、例えばIT管理者が各データ処理装置101に機種依存ファイルを配布しなければならない等、機種依存ファイルの配布や入手が煩わしいという問題がある。
そのため、図14の1401に示すような外部情報処理装置の一例である機種依存ファイル配信サーバー1401をローカルネットワーク上に配置する。そして、ユーザーはS1011において図13の1301で示すユーザーインターフェース上から機種依存ファイルをダウンロードするためのアクセス先として機種依存ファイル配信サーバー1401のIPアドレス又はドメイン名を指定する。これによって印刷サブシステム503の通信部がS1001の探索によって見つかった印刷処理装置に対応する機種依存ファイルを、ユーザーインターフェースにより設定されたアクセス先からダウンロードする処理をS1004で開始できるようになる。
なお、図13に示す画面ではデータ処理装置101内の機種依存ファイルの場所の設定と、機種依存ファイルをダウンロードするためのアクセス先のどちらも設定できるユーザーインターフェースを示している。しかし、これに限らずそれぞれを別々に設定できるユーザーインターフェースを表示するように構成しても構わない。
機種依存ファイル配信サーバー1401はサーバーコンピューター106と同様の構成であり、印刷サブシステム503は機種依存ファイル配信サーバー1401とHTTPプロトコルを使った通信により、機種依存ファイルを取得する。また、機種依存ファイル配信サーバー1401を他のサーバーマシン等と識別するため、機種依存ファイル配信サーバー1401は特定の通信ポートを開放する、あるいは、SNMPで特定の応答を返すことで、ネットワーク上の探索が可能になるため、機種依存ファイル配信サーバー1401のIPアドレス指定を省くこともできる。
以上の処理により、インターネット接続が無い環境において、ローカルネットワーク上で機種依存ファイルを配布することができるため、IT管理者が各モバイル端末に機種依存ファイルを配布する手間を軽減することができる。
[実施例4]
印刷処理装置が対応できる印刷データの種類が複数である場合において、第1の印刷データを生成するためのメモリ確保に成功したか否かを考慮し、メモリ状況を含む印刷環境に応じた印刷を実現する方法が考えられる(否の場合、第2の印刷データを生成する)。このとき、複数の印刷データの種類に対応している印刷処理装置は、機種依存ファイルを印刷データの種類別に分けることができる。そのような場合、モバイル端末のメモリ状況に応じて必要な機種依存ファイルの方のみをダウンロードしなければ、不必要にストレージを消費してしまう課題がある。
印刷処理装置が対応できる印刷データの種類が複数である場合において、第1の印刷データを生成するためのメモリ確保に成功したか否かを考慮し、メモリ状況を含む印刷環境に応じた印刷を実現する方法が考えられる(否の場合、第2の印刷データを生成する)。このとき、複数の印刷データの種類に対応している印刷処理装置は、機種依存ファイルを印刷データの種類別に分けることができる。そのような場合、モバイル端末のメモリ状況に応じて必要な機種依存ファイルの方のみをダウンロードしなければ、不必要にストレージを消費してしまう課題がある。
そのため、実施例1の図10のS1004の処理において、データ処理装置101のRAM204に対して特定容量以上のメモリが確保できるかを判定する。そして、特定容量以上のメモリが確保できる場合は第1の印刷データを生成するための、印刷処理装置に対応する機種依存ファイルをダウンロードする。また、特定容量以上のメモリが確保できない場合は、第2の印刷データを生成するための、印刷処理装置に対応する機種依存ファイルをダウンロードする。
以上の処理により、印刷処理装置が対応できる印刷データの種類が複数ある場合において、モバイル端末のメモリ状況を含む印刷環境に応じた印刷を実現する方の機種依存ファイルのみをダウンロードするので、不必要なストレージ消費を防ぐことが出来る。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (13)
- ネットワークに接続されている画像形成装置を探索する探索手段と、
前記探索手段の探索によって見つかった画像形成装置の一覧を表示する表示手段と、
画像形成装置に対応し、印刷処理に用いられるファイルに基づいて印刷処理を行う処理手段と、
前記探索手段の探索によって見つかった画像形成装置に対応するファイルのダウンロードの開始と停止を制御する通信手段と、を有し、
前記通信手段は、
前記探索手段によって見つかった複数の画像形成装置に対応する複数のファイルのダウンロードを開始し、前記表示手段によって表示された前記一覧から印刷先として一つの画像形成装置が選択された場合に、選択された前記一つの画像形成装置以外の画像形成装置に対応するファイルのダウンロードを停止することを特徴とする情報処理装置。 - 前記探索手段の探索によって見つかった画像形成装置に対応するファイルが前記情報処理装置に保存されているか否か判定する判定手段と、を有し、
前記通信手段は、前記判定手段が前記ファイルは前記情報処理装置に保存されていないと判定した場合に、前記ファイルのダウンロードを開始することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記通信手段は、前記探索手段の探索によって見つかった画像形成装置に対応するファイルを外部情報処理装置からダウンロードする処理を開始し、
前記情報処理装置は、前記外部情報処理装置にアクセス可能か判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段により前記外部情報処理装置にアクセス不可能であると判定され、前記印刷先として選択された前記一つの画像形成装置に対応するファイルがダウンロードできない場合に、選択された前記一つの画像形成装置に対応するファイルを手動で設定するためのユーザーインターフェースを表示する表示手段と、を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記表示手段は、前記通信手段が前記画像形成装置に対応するファイルをダウンロードするためのアクセス先を設定するためのユーザーインターフェースを表示し、
前記通信手段は、前記探索手段の探索によって見つかった画像形成装置に対応するファイルを、前記ユーザーインターフェースにより設定された前記アクセス先からダウンロードする処理を開始することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記探索手段によって複数の画像形成装置が見つかった場合に、前記複数の画像形成装置に対応する複数のファイルのダウンロード順を設定する設定手段と、を有し、
前記通信手段は、前記設定手段により設定された前記ダウンロード順に基づいて、前記画像形成装置に対応するファイルのダウンロードを開始することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 特定容量以上のメモリが確保できるか否かを判定する第3の判定手段と、を有し、
前記通信手段は、前記第3の判定手段により前記特定容量以上のメモリが確保できる場合は、第1の印刷データを生成するための、画像形成装置に対応するファイルをダウンロードし、前記第3の判定手段により前記特定容量以上のメモリが確保できない場合は、第2の印刷データを生成するための、画像形成装置に対応するファイルをダウンロードすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - コンピュータに、
ネットワークに接続されている画像形成装置を探索する探索工程と、
前記探索工程の探索によって見つかった画像形成装置の一覧を表示する表示工程と、
画像形成装置に対応し、印刷処理に用いられるファイルに基づいて印刷処理を行う処理工程と、
前記探索工程の探索によって見つかった画像形成装置に対応するファイルのダウンロードの開始と停止を制御する通信工程と、を実行させ、
前記通信工程は、
前記探索工程によって見つかった複数の画像形成装置に対応する複数のファイルのダウンロードを開始し、前記表示工程によって表示された前記一覧から印刷先として一つの画像形成装置が選択された場合に、選択された前記一つの画像形成装置以外の画像形成装置に対応するファイルのダウンロードを停止することを特徴とするプログラム。 - 前記コンピュータに、
前記探索工程の探索によって見つかった画像形成装置に対応するファイルが前記コンピュータに保存されているか否か判定する判定工程と、を実行させ、
前記通信工程は、前記判定工程で前記ファイルは前記コンピュータに保存されていないと判定した場合に、前記ファイルのダウンロードを開始することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。 - 前記コンピュータに、
前記通信工程は、前記探索工程の探索によって見つかった画像形成装置に対応するファイルを外部コンピュータからダウンロードする処理を開始し、
前記コンピュータは、前記外部コンピュータにアクセス可能か判定する第2の判定工程と、
前記第2の判定工程により前記外部コンピュータにアクセス不可能であると判定され、前記印刷先として選択された前記一つの画像形成装置に対応するファイルがダウンロードできない場合に、選択された前記一つの画像形成装置に対応するファイルを手動で設定するためのユーザーインターフェースを表示する表示工程と、を実行させることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のプログラム。 - 前記表示工程は、前記通信工程で前記画像形成装置に対応するファイルをダウンロードするためのアクセス先を設定するためのユーザーインターフェースを表示し、
前記通信工程は、前記探索工程の探索によって見つかった画像形成装置に対応するファイルを、前記ユーザーインターフェースにより設定された前記アクセス先からダウンロードする処理を開始することを特徴とする請求項9に記載のプログラム。 - 前記コンピュータに、
前記探索工程によって複数の画像形成装置が見つかった場合に、前記複数の画像形成装置に対応する複数のファイルのダウンロード順を設定する設定工程と、を実行させ、
前記通信工程は、前記設定工程により設定された前記ダウンロード順に基づいて、前記画像形成装置に対応するファイルのダウンロードを開始することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記コンピュータに、
特定容量以上のメモリが確保できるか否かを判定する第3の判定工程と、を実行させ、
前記通信工程は、前記第3の判定工程により前記特定容量以上のメモリが確保できる場合は、第1の印刷データを生成するための、画像形成装置に対応するファイルをダウンロードし、前記第3の判定工程により前記特定容量以上のメモリが確保できない場合は、第2の印刷データを生成するための、画像形成装置に対応するファイルをダウンロードすることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。 - ネットワークに接続されている画像形成装置を探索する探索工程と、
前記探索工程の探索によって見つかった画像形成装置の一覧を表示する表示工程と、
画像形成装置に対応し、印刷処理に用いられるファイルに基づいて印刷処理を行う処理工程と、
前記探索工程の探索によって見つかった画像形成装置に対応するファイルのダウンロードの開始と停止を制御する通信工程と、を有し、
前記通信工程は、
前記探索工程によって見つかった複数の画像形成装置に対応する複数のファイルのダウンロードを開始し、前記表示工程によって表示された前記一覧から印刷先として一つの画像形成装置が選択された場合に、選択された前記一つの画像形成装置以外の画像形成装置に対応するファイルのダウンロードを停止することを特徴とする制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015138115A JP2017021537A (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | 情報処理装置、プログラム及び制御方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015138115A JP2017021537A (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | 情報処理装置、プログラム及び制御方法。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017021537A true JP2017021537A (ja) | 2017-01-26 |
Family
ID=57888629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015138115A Pending JP2017021537A (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | 情報処理装置、プログラム及び制御方法。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017021537A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020004158A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム |
JP2020004159A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム |
-
2015
- 2015-07-09 JP JP2015138115A patent/JP2017021537A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020004158A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム |
JP2020004159A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム |
JP7086754B2 (ja) | 2018-06-29 | 2022-06-20 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びコンピュータプログラム |
JP7301503B2 (ja) | 2018-06-29 | 2023-07-03 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及びアプリケーション |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6039603B2 (ja) | プリンタリスト生成装置、モバイル端末、プリンタリスト生成方法、およびコンピュータプログラム | |
JP6039602B2 (ja) | プリンタ登録装置、表示装置、プリンタ登録方法、コンピュータプログラム | |
JP5321929B2 (ja) | ユニバーサルデバイスドライバ、デバイス制御プログラム、情報処理装置、サーバ装置、及び、方法 | |
JP6787115B2 (ja) | 画像形成装置、機能追加方法、プログラム、 | |
JP6238711B2 (ja) | 印刷装置、印刷制御方法及びプログラム | |
JP6108868B2 (ja) | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム | |
US9965299B2 (en) | Information processing apparatus, method for controlling the same, and storage medium | |
JP2015084179A (ja) | 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム | |
JP2023112072A (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム | |
US9606753B2 (en) | Data processing apparatus for transmitting print data, method for controlling date processing apparatus, and storage medium | |
JP2012008860A (ja) | 画像形成装置、印刷制御方法、及びプログラム | |
JP2022164669A (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム | |
JP2017021537A (ja) | 情報処理装置、プログラム及び制御方法。 | |
JP2014120051A (ja) | 情報処理装置、プログラム及び制御方法 | |
JP2011186726A (ja) | プリンタードライバー、印刷制御装置、プリンター検索プログラム | |
JP2005190167A (ja) | 情報処理装置、デバイス使用方法、およびデバイス使用プログラム | |
JP2016197334A (ja) | 情報処理装置およびプログラム | |
JP7455613B2 (ja) | 情報処理装置、その制御方法、並びにプログラム | |
US9430226B2 (en) | Mobile information terminal has replacement portion performing replacement processing for moving temporary setting data to storage device | |
JP6252060B2 (ja) | プログラム、情報処理装置及び画像処理システム | |
JP6115342B2 (ja) | プルプリントシステム、プルプリントサーバーおよびコンピュータープログラム | |
JP6906990B2 (ja) | 情報処理装置、制御方法、およびプログラム | |
US11579822B2 (en) | Information processing apparatus, control method of the same, and storage medium | |
JP2015153119A (ja) | データ処理装置、データ処理方法、プログラム | |
JP2004302798A (ja) | ホストコンピュータとデバイスとが通信手段を介して相互通信可能に接続された情報処理システムのデバイスの制御プログラムの設定方法 |