JP2017020698A - 調理機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内蔵時計を備える調理機器において現在時刻が誤って設定される事態を抑制する。【解決手段】内蔵時計57を備える冷温蔵装置であって、時刻情報を記憶する記憶部56と、記憶部56に記憶された時刻情報に基づいて、内蔵時計57の時刻設定を行う時刻設定部51と、を備え、時刻設定部51は、記憶部56に記憶された時刻情報が予め設定された設定可能範囲内の値である場合において、時刻情報に基づいて内蔵時計57の現在時刻を設定する時刻設定処理を実行し、時刻設定処理を実行した後、記憶部56に記憶された時刻情報を予め設定された設定可能範囲外の値に書き換える書換処理を実行することに特徴を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、調理機器に関する。
従来、食品を調理する調理機器として、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1には、調理機器として、冷凍装置及びヒータを備える冷温蔵装置が開示されており、この冷温蔵装置は、内蔵時計(タイマ)によって、冷凍装置やヒータの運転を制御することが可能な構成となっている。
特開2011−43310号公報
上記のような内蔵時計による制御を正確に行うためには、内蔵時計の現在時刻が正しく設定されている必要がある。このため、内蔵時計の誤差を考慮して、定期的に正しい時刻情報を入力し、現在時刻の設定を行うことが求められる。現在時刻を設定する手順としては、入力された時刻情報を調理機器が備える記憶部に記憶させた後、記憶された時刻情報に基づいて、現在時刻の設定を行うことが考えられる。このような方法では、記憶部に記憶されていた古い時刻情報が、ノイズなどの要因によって、現在時刻として誤って設定される事態が懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、内蔵時計を備える調理機器において、現在時刻が誤って設定される事態を抑制することが可能な調理機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、内蔵時計を備える調理機器であって、時刻情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記時刻情報に基づいて、前記内蔵時計の時刻設定を行う時刻設定部と、を備え、前記時刻設定部は、前記記憶部に記憶された前記時刻情報が予め設定された設定可能範囲内の値である場合において、前記時刻情報に基づいて前記内蔵時計の現在時刻を設定する時刻設定処理を実行し、前記時刻設定処理を実行した後、前記記憶部に記憶された前記時刻情報を予め設定された設定可能範囲外の値に書き換える書換処理を実行することに特徴を有する。
本発明によれば、時刻情報が設定可能範囲内である場合において、その時刻情報に基づいて内蔵時計の現在時刻を設定する。その後、記憶部の時刻情報は、設定可能範囲外の値に書き換えられる。このため、前回の時刻設定時に入力された時刻情報が記憶部に残ることがなく、そのような時刻情報がノイズなどに起因して内蔵時計の現在時刻として誤って設定される事態を抑制することができる。
また、前記記憶部に記憶された前記時刻情報が前記設定可能範囲内の値となった時点からの時間を計時するタイマを備え、前記時刻設定部は、前記タイマによって計時された時間が予め設定された所定時間を超えた時点で、前記書換処理を実行するものとすることができる。このような構成とすれば、設定可能範囲内の時刻情報が記憶部に入力されてから、所定時間が経過した場合には、設定可能範囲外の値が記憶部に書き込まれ、内蔵時計の現在時刻が設定されることがない。これにより、内蔵時計の現在時刻と、入力された時刻情報の時刻に差が生じる事態を抑制することができる。
本発明によれば、内蔵時計を備える調理機器において、現在時刻が誤って設定される事態を抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る冷温蔵装置の分解斜視図 冷温蔵装置を示す断面図(正面側から視た断面図) 冷温蔵装置の電気的構成を示すブロック図 複数台の冷温蔵装置とコンピュータを接続したシステムを示す模式図 時刻設定に係るメモリに記憶される情報を示す図 時刻設定に係る制御部の処理を示すフローチャート
本発明の一実施形態を図1ないし図6によって説明する。本実施形態では、調理機器として、冷温蔵装置9を例示する。冷温蔵装置9は、図1に示すように、トレイXを収納するカート10と、同カート10を出し入れ可能に格納するステーション30と、を備えている。なお、このような冷温蔵装置9は再加熱カートと呼ばれる。カート10は、断熱箱からなるカート本体11と、トレイXを収納するフレームカート20とから構成されている。カート本体11は前後両面が開口され、その開口部11Aにはそれぞれ観音開き式の断熱扉12が装着されている。また、カート本体11の底面にはキャスタ13が設けられている。
フレームカート20は、キャスタ22を設けた底板21の左右の側縁から金属製のフレーム23が立ち上げられた構造であって、上記したカート本体11内に前面側から出し入れ可能となっている。フレームカート20の左右方向の略中央部分には、前後方向全域に亘って仕切壁24が設けられている。仕切壁24は断熱性の高い複数の単位仕切壁24Aを積み上げた形状であって、トレイXは、前後両面から、上下の単位仕切壁24Aの間を貫通しつつ複数段に亘って収納されるようになっている。フレームカート20がカート本体11内に収納した状態では、図2に示すように、カート本体11の内部が仕切壁24によって左右に仕切られ、仕切壁24の左側に温蔵室25Hが、右側に冷蔵室25Cが形成されるようになっている。
ステーション30は、正面が開口された略箱形をなし、その開口を通してカート10が出し入れ可能となっている。ステーション30の天井部には、第1熱交換室31と第2熱交換室32とが左右に並んで区画形成され、温蔵室25Hの上方に配される左側の第1熱交換室31には、冷却部である冷却器33、加熱部であるヒータ34が設けられている一方、冷蔵室25Cの上方に配される右側の第2熱交換室32には、冷却部である冷却器33のみが設けられている。両熱交換室31,32には循環ファン35がそれぞれ設けられている。両冷却器33は、ステーション30の機械室36に装備された圧縮機38等を含む冷凍装置37と並列接続されている。
カート10がステーション30内に格納された状態では、第1熱交換室31と温蔵室25Hの間において空気を循環可能とする第1空気循環路41が形成され、第2熱交換室32と冷蔵室25Cの間において空気を循環可能とする第2空気循環路42が形成される構成となっている。第1空気循環路41によって、温蔵室25Hの天井側から温蔵室25H内の空気を引いて第1熱交換室31に送り、この空気を熱交換した後、温蔵室25Hの側面から打ち込むことが可能となっている。また、第2空気循環路42によって、冷蔵室25Cの天井側から冷蔵室25C内の空気を引いて第2熱交換室32に送り、この空気を熱交換した後、冷蔵室25Cの側面から打ち込むことが可能となっている。
次に、冷温蔵装置9の電気的構成について説明する。図3に示すように、冷温蔵装置9は、制御部50を備えている。制御部50は、CPUを主体に構成され、ROMやRAMから構成された記憶部56に記憶されたプログラムを実行することで、制御部50に接続された各機器を制御することが可能となっている。なお、制御部50は、例えば、機械室36内に配置された電装箱26(図1参照)内に収容されているが、これに限定されない。
制御部50には、表示部54A、操作部54B、温度センサ43H、温度センサ43C、2つの循環ファン35、ヒータ34、冷凍装置37(より具体的には圧縮機38など)、内蔵時計57、通信部59が電気的に接続されている。なお、表示部54A及び操作部54Bは、図1に示すタッチパネル54によって構成されている。作業者は、タッチパネル54に表示されるスイッチを操作することで、冷温蔵装置9の運転や各種設定などを行うことができる。通信部59は、コンピュータ6(後述、図4参照)との通信を行うためのインタフェースであり、後述する通信ネットワーク7を介してコンピュータ6と接続される。内蔵時計57は、現在時刻を計時するものとされる。また、制御部50は、時刻設定部51及びタイマ58を備えており、内蔵時計57の時刻設定(詳しくは後述)を行うことが可能となっている。
次に、本実施形態の冷温蔵装置9の使用形態の一例を説明する。まず、調理等の準備をした温食と冷食とをトレイXに分けて盛り付けて、各トレイXをフレームカート20に収納し、フレームカート20をカート本体11に収納してカート10を構成する(盛付け工程)。次にカート10がステーション30内に入れられ、運転スイッチがオンされると、冷蔵モードが実行される。
冷蔵モードでは、両熱交換室31,32において冷却器33が作動状態とされ、温蔵室25Hと冷蔵室25Cには共に冷気が循環供給されることで、トレイXに載せられた温食と冷食が共に冷蔵保存(チルド保存)される。この冷蔵モードでは、温蔵室25H及び冷蔵室25Cの各庫内温度が各温度センサ43H,43Cで検知されて、同検知温度が設定温度と比較され、その比較に基づいて、冷凍装置37が備える開閉弁の開閉切替や、圧縮機38のオンオフ切替を行うことで、各室25H,25Cに対応した各熱交換室31,32の冷却器33の作動、又は非作動が制御され、温蔵室25Hと冷蔵室25Cの庫内温度がほぼ設定温度に維持されるようになっている。
そして、冷温蔵装置9に内蔵された内蔵時計57の現在時刻が、予め設定された所定時刻となったら、再加熱モードに切り替わる。なお、このような所定時刻は、例えば、食品を配膳する配膳時刻から加熱時間などを逆算することで決定される。再加熱モードにおいては、第1熱交換室31では、冷却器33が非作動とされ、ヒータ34の作動に切り替わる一方、第2熱交換室32では、引き続き冷却器33が作動された状態が維持される。これにより、温蔵室25H内には暖気が循環されて温食が再加熱される一方、冷蔵室25Cには引き続き冷気が循環供給されてチルド保存される。
所定時間が経過して配膳時刻となったら、再加熱モードが終了し、併せて運転スイッチがオフとなる。その後、カート10がステーション30から引き出され、トレイXが取り出されて配膳に供されるようになっている。なお、配膳が終了すると、フレームカート20のみが配膳場所に残され、下膳時に用いられる。
上述したように、冷温蔵装置9においては、内蔵時計57によって計時された現在時刻に基づいて制御を行う。このため、内蔵時計57の現在時刻を定期的に正しい時刻に設定することが求められる。次に、内蔵時計57の時刻設定に係る構成について説明を行う。本実施形態では、図4に示すように、管理用のコンピュータ6(PC)と、複数台の冷温蔵装置9(符号9A〜9N)によって、管理システム5を構成することが可能となっている。作業者は、コンピュータ6を操作することで、各冷温蔵装置9の時刻設定を一括して行うことができる。
各冷温蔵装置9は、LAN(Local Area Network)などの通信ネットワーク7に接続されており、コンピュータ6は、通信ネットワーク7を介して、各冷温蔵装置9と通信を行う構成となっている。また、冷温蔵装置9の記憶部56には、内蔵時計57の時刻設定を行うためのメモリ領域(通信用メモリ)が確保されている。そのメモリの詳細を図5に示す。
図5に示すように、記憶部56の通信用メモリ(メモリ番号M1〜M5を付す)において、メモリM1〜M4には、コンピュータ6から送信された現在時刻に係る時刻情報(年月日及び時分)が記憶される。具体的には、メモリM1には、現在時刻の年(本実施形態では例えば西暦の下二桁)を示す値が記憶され、メモリM2には、月を示す値が記憶される。また、メモリM3には、日を示す値が記憶され、メモリM4には、時分を示す値が記憶される。また、メモリM5には、時刻設定フラグ(0又は1、詳しくは後述)が記憶される。
また、各メモリM1〜M4に記憶される各時刻情報には、それぞれ設定可能範囲が定められており、各設定可能範囲は例えば記憶部56に記憶されている。図5に示すように、メモリM1に記憶される時刻情報としては、例えば00〜99(2000年から2099年に相当)が設定可能範囲とされ、メモリM2に記憶される時刻情報としては、例えば1〜12(12か月分に相当)が設定可能範囲とされる。また、メモリM3に記憶される時刻情報としては、例えば1〜31(31日分に相当)が設定可能範囲とされ、メモリM4に記憶される時刻情報としては、例えば0000〜2359(0時00分から23時59分に相当)が設定可能範囲とされる。
次に、冷温蔵装置9における時刻設定について、図6を用いて説明する。図6は、制御部50(時刻設定部51)における時刻設定の処理を示すフローチャートである。冷温蔵装置9の電源がオンされると、時刻設定部51は、メモリM1に−1、メモリM2に99、メモリM3に99、メモリM4に9999をそれぞれ書き込む(ステップS11)。つまり、メモリM1〜M4には、初期値として、設定可能範囲外の値がそれぞれ書き込まれる。
次に、コンピュータ6から現在時刻の時刻情報(設定可能範囲内の時刻情報)が送信されると、その時刻情報に基づく値が、通信部59を介して、メモリM1〜M4に書き込まれる。これにより、メモリM1〜M4の値が設定可能範囲内の値になると(ステップS12が「YES」)、時刻設定部51はタイマ58を作動させる(ステップS13)。また、コンピュータ6では、送信した時刻情報とメモリM1〜M4の時刻情報が一致するか否かの判定を行い、一致した場合には、時刻設定フラグであるメモリM5に「1」を書き込む。なお、コンピュータ6から送信される時刻情報としては、作業者がコンピュータ6に入力した時刻情報や、コンピュータ6側に設けられた時計によって計時された時刻情報などを例示することができる。
時刻設定部51は、タイマ58によって計時された時間が所定時間T1(例えば1分)以内(ステップS14が「YES」)、且つメモリM5が「1」である場合(ステップS15が「YES」)には、メモリM1〜M4の時刻情報に基づいて内蔵時計57の現在時刻を設定する時刻設定処理を行い、その後、メモリM5に「0」を書き込む処理を行う(ステップS16)。なお、記憶部56は、通信用のメモリM1〜M5とは別に、内蔵時計57用のメモリを備えている。上述した時刻設定処理では、メモリM1〜M4に記憶された各時刻情報(年、月、日、時分)の値を内蔵時計57用のメモリに書き込む処理が行われる。内蔵時計57は、この内蔵時計57用のメモリに記憶された時刻情報を参照して、現在時刻の計時を行う構成となっている。これにより、メモリM1〜M5の時刻情報が内蔵時計57の現在時刻として反映される。
また、時刻設定部51は、タイマ58によって計測された時間が所定時間T1を超えた場合(ステップS14が「NO」)には、メモリM1に−1、メモリM2に99、メモリM3に99、メモリM4に9999をそれぞれ書き込む処理を行う(ステップS11)。これにより、メモリM1〜M4の時刻情報が設定可能範囲外の値(書換値)に書き換えられる(書換処理)。なお、タイマ58によって計測された時間が所定時間を超える状況としては、例えば、コンピュータ6と冷温蔵装置9との通信が遮断されるなどして、コンピュータ6が送信した時刻情報とメモリM1〜M4の時刻情報が一致するか否かの判定が行われない状況などを挙げることができる。
また、時刻設定処理(ステップS16参照)を実行した後、時刻設定部51は、メモリM1に−1、メモリM2に99、メモリM3に99、メモリM4に9999をそれぞれ書き込む(ステップS11、書換処理)。これにより、メモリM1〜M4の時刻情報が設定可能範囲外の値に書き換えられる。このように、本実施形態では、コンピュータ6から入力された設定可能範囲内の時刻情報が、記憶部56のメモリM1〜M4に記憶されてから、所定時間(例えば1分)だけ、メモリM1〜M4に記憶されるようになっており、それ以外のタイミングでは、設定可能範囲外の値が、メモリM1〜M4に記憶されるようになっている。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、時刻情報が設定可能範囲内である場合において、その時刻情報に基づいて内蔵時計57の現在時刻を設定する。その後、記憶部56のメモリM1〜M4の時刻情報は、設定可能範囲外の値に書き換えられる。このため、前回の時刻設定時に入力された時刻情報が記憶部56のメモリM1〜M4に残ることがなく、そのような時刻情報が、ノイズなどに起因して内蔵時計57の現在時刻として誤って設定される事態を抑制することができる。
仮に、メモリM1〜M4に設定可能範囲内の時刻情報が書き込まれたままにしておくと、メモリM5の値(時刻設定フラグ)がノイズなどによって「1」(オン状態)となった際に、メモリM1〜M4の時刻情報が内蔵時計57の現在時刻として反映されてしまう。これにより、冷温蔵装置9の動作が正しい時刻に行われない可能性が生じる。本実施形態では、時刻設定を行った後に、メモリM1〜M4の時刻情報が、設定可能範囲外の値に書き換えられるため、このような事態を抑制することができる。
また、本実施形態では、記憶部56に記憶された時刻情報が設定可能範囲内の値となった時点からの時間を計時するタイマ58を備え、時刻設定部51は、タイマ58によって計時された時間が予め設定された所定時間を超えた時点で、書換処理を実行するものとされる。このような構成とすれば、設定可能範囲内の時刻情報が記憶部56に入力されてから、所定時間(例えば1分)が経過した場合には、設定可能範囲外の値が記憶部56に書き込まれる。この結果、記憶部56に入力された時刻情報は、内蔵時計57の現在時刻として設定されることがない。これにより、内蔵時計57の現在時刻と、入力された時刻情報の時刻に差が生じる事態を抑制できる。仮に、正しい現在時刻が記憶部56に入力されてから内蔵時計57の現在時刻の設定が1分以上遅延した場合には、内蔵時計57で計時される現在時刻は、正しい現在時刻よりも1分以上早いものとなってしまうが、本実施形態では、このような事態を抑制することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、内蔵時計を備える調理機器として冷温蔵装置9を例示したが、これに限定されない。調理機器としては、内蔵時計の時刻に基づいて動作するものを例示することができ、例えば、オーブンや炊飯器などを例示することができる。
(2)上記実施形態では、コンピュータ6から入力された時刻情報に基づいて時刻設定処理を行う構成を例示したが、これに限定されない。例えば、作業者が冷温蔵装置9の操作部54Bから時刻情報を入力し、その時刻情報に基づいて時刻設定処理を行う構成としてもよい。
(3)書換処理における各メモリM1〜M4の書換値は、上記実施形態で例示したものに限定されない。書換処理では、各メモリM1〜M4に対して、設定可能範囲外の値を書き込む処理を行えばよく、その書換値は適宜変更可能である。また、各メモリM1〜M4に設定された各設定可能範囲についても上記実施形態で例示した値に限定されず適宜変更可能である。また、時刻情報については上記実施形態で例示したもの(年月日、及び時分)に限定されず、例えば、「秒」に係る時刻情報を含んでいてもよい。
(4)上記実施形態の時刻設定の処理において、所定時間T1の値は1分に限定されず、適宜変更可能である。なお、所定時間T1の値は、内蔵時計57で計時できる時間の最小値(上記実施形態では1分)で設定するとより好ましい。また、タイマ58に係る処理(図6のS13〜S14)を省略してもよく、メモリM5(時刻設定フラグ)に係る処理(図6のS15)を省略することも可能である。つまり、メモリM1〜M4に設定可能範囲内の値が入力された時点で、内蔵時計57の時刻を設定し、その後、メモリM1〜M4に設定可能範囲外の値を書き込む書込処理を行ってもよい。
(5)上記実施形態において、内蔵時計57とタイマ58が共通の部品によって構成されていてもよい。
9…冷温蔵装置(調理機器)、51…時刻設定部、56…記憶部、57…内蔵時計、58…タイマ

Claims (2)

  1. 内蔵時計を備える調理機器であって、
    時刻情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記時刻情報に基づいて、前記内蔵時計の時刻設定を行う時刻設定部と、を備え、
    前記時刻設定部は、
    前記記憶部に記憶された前記時刻情報が予め設定された設定可能範囲内の値である場合において、前記時刻情報に基づいて前記内蔵時計の現在時刻を設定する時刻設定処理を実行し、前記時刻設定処理を実行した後、前記記憶部に記憶された前記時刻情報を予め設定された設定可能範囲外の値に書き換える書換処理を実行する調理機器。
  2. 前記記憶部に記憶された前記時刻情報が前記設定可能範囲内の値となった時点からの時間を計時するタイマを備え、
    前記時刻設定部は、
    前記タイマによって計時された時間が予め設定された所定時間を超えた時点で、前記書換処理を実行する請求項1に記載の調理機器。
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