JP2017019186A - 削孔装置 - Google Patents

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弘一朗 佐波
暁 土井
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暁 土井
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Takayoshi Numazaki
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【課題】円筒状のコアビットを用いた場合でも、障害物の存在を判断できるようにする。【解決手段】削孔装置1は、中空を有するとともにその中空に通じる開口を一端に有する円筒体24と、円筒体24の一端に設けられ、間隔を置いて開口の縁に沿って配列された複数のビット25と、円筒体24をその軸周りに回転させるスピンドルモーター21と、円筒体24をその軸方向に送る送り機3と、スピンドルモーター21を制御する制御ユニット40と、を備え、制御ユニット40が、スピンドルモーター21の負荷を監視して、その負荷の変化度合が所定値を超えた場合にスピンドルモーター21を停止させる。【選択図】図3

Description

本発明は、コア抜きの際に用いる削孔装置に関する。
特許文献1には、円柱状の砥石ビットの端面を対象物に面接触させて、その砥石ビットをモーターにより回転させて、対象物を穿孔する方法が開示されている。特許文献1に記載の技術では、砥石ビットの端面が対象物に埋設された障害物に当たると、モーターのトルクが急激に低下するので、その変化を電流計で検出することにより、障害物の有無の判断を行っている。
特開2013−60013号公報
ところで、対象物のコア抜きをする場合、円筒状のコアビットを採用することになる。円筒状のコアビットであると、コアビットの端面が障害物に当たった場合、コアビットの端面の総面積に占めるコアビットの端面と障害物との接触部分の面積の割合が小さくなってしまう。そうすると、モーターのトルクや電流の変化が小さいので、モーターのトルクや電流の変化に基づいて障害物の存在を判断することが難しい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものである。本発明が解決しようとする課題は、円筒状のコアビットを用いた場合でも、障害物の存在を判断できるようにすることである。
以上の課題を解決するべく、削孔装置が、中空を有するとともに前記中空に通じる開口を一端に有する円筒体と、前記円筒体の前記一端に設けられ、間隔を置いて前記開口の縁に沿って配列された複数のビットと、前記円筒体をその軸周りに回転させる駆動部と、前記円筒体をその軸方向に送る送り機と、前記駆動部を制御する制御部と、を備え、前記制御部が、前記駆動部の負荷を監視して、その負荷の変化度合が所定値を超えた場合に前記駆動部を停止させる。
複数のビットが間隔を置いて円筒体の開口の縁に沿って配列されているので、それらビットの総面積が小さくなっている。そのため、その総面積に占めるビットと障害物との接触部分の面積の割合が、大きくなる。そうすると、削孔中にビットが障害物に当たった場合、円筒体の回転抵抗の変化度合が大きくなり、駆動部の負荷の変化度合も大きくなる。よって、ビットが障害物に当たったにもかかわらず、その旨の検出を見逃すことを防止することができ、駆動部を確実に停止することができる。
好ましくは、前記円筒体の周長に占める前記複数のビットの周方向の長さの総和の割合が0.25〜0.5である。
このようにすれば、削孔中にビットが障害物に当たった場合、円筒体の回転抵抗の変化が大きく、駆動部の負荷の変化も大きい。
好ましくは、前記ビットの数が3以上であり、これらビットの周方向のピッチが互いに等しい。
このようにすれば、円筒体の姿勢が安定し、削孔中の円筒体の回転抵抗が安定する。そのため、ビットが障害物に当たっていないにもかかわらず、駆動部の負荷が大きく変化することを防止することができる。
好ましくは、前記送り機が一定の推進力で前記円筒体を送る。
このようにすれば、駆動部の負荷が安定する。よって、ビットが障害物に当たっていないにもかかわらず、駆動部の負荷が大きく変化することを防止することができる。
好ましくは、前記駆動部がモーターであり、前記制御部が前記駆動部の負荷として前記駆動部の電流を監視する。
本発明によれば、ビットが障害物に当たったことを確実に検出することができ、駆動部を確実に停止することができる。
削孔装置の概略図である。 コアビットの下面図である。 削孔装置でコンクリート構造物を削孔する際のドリルの送り量と時間との関係を示すとともに、ドリルのモーターの電流と時間との関係を示したグラフである。 削孔装置でコンクリート構造物を削孔する際のドリルの送り量と時間との関係を示すとともに、ドリルのモーターの電流と時間との関係を示したグラフである。 削孔装置でコンクリート構造物を削孔する際のドリルの送り量と時間との関係を示すとともに、ドリルのモーターの電流と時間との関係を示したグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているので、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
1. 削孔装置の構成
図1は、削孔装置1の概略側面図である。
図1に示すように、この削孔装置1は、コンクリート構造物2を削孔するドリル20と、このドリル20を送る送り機30と、ドリル20及び送り機30を制御する制御ユニット40と、警報器50と、を備える。
送り機30は、支持部31、移動体32、直動伝動機構33、送りモーター34、トルクリミッター35及びガイドレール36を有する。
支持部31がコンクリート構造物2の上面に載置される。この支持部31上にはガイドレール36が立設されている。このガイドレール36には移動体32がガイドレール36に支持されて、ガイドレール36が移動体32を上下に案内する。移動体32には送りモーター34及びトルクリミッター35が取り付けられている。トルクリミッター35が送りモーター34の出力軸と直動伝動機構33との間に設けられている。送りモーター34の動力がトルクリミッター35を介して直動伝動機構33に伝達し、直動伝動機構33がその動力によって移動体32を昇降させる。送りモーター34としては、例えばDCモーターを採用するが、他の種類のモーターを採用してもよい。
トルクリミッター35は、送りモーター34の出力トルクに応じて、送りモーター34の出力軸と直動伝動機構33の接続・遮断をするものである。つまり、送りモーター34の出力軸のトルクが所定値未満であると、その出力軸と直動伝動機構33とがトルクリミッター35によって接続され、これによって送りモーター34から直動伝動機構33へ動力が伝達される。一方、送りモーター34の出力軸のトルクが所定値以上になると、その出力軸と直動伝動機構33との接続がトルクリミッター35によって切断され、これによって送りモーター34から直動伝動機構33への動力伝達が遮断される。
ここで、直動伝動機構33はラック33a及びピニオン33bを有する。ラック33aは、支持部31上に立てた状態に設けられている。このラック33aがピニオン33bに噛み合っているとともに、トルクリミッター35の動力出力軸に取り付けられている。
ドリル20はスピンドルモーター21、チャック22及びコアビット23を有する。
スピンドルモーター21は、その出力軸が下方に向けられるようにして、ブラケット29によって移動体32に取り付けられている。スピンドルモーター21としては、DCモーターを採用するが、他の種類のモーターを採用してもよい。
スピンドルモーター21の出力軸にチャック22が取り付けられ、そのチャック22によってコアビット23の上端部がスピンドルモーター21の出力軸に保持されている。コアビット23の上端部がチャック22に対して着脱自在である。
コアビット23は、円筒体24と、円筒体24の下端に設けられた複数のビット25とを備える。円筒体24が中空を有し、円筒体24の上端が閉塞され、円筒体24の下端が開口する。
図2は、コアビット23の下面図である。図2に示すように、複数のビット25は、円筒体24の下端の開口の縁に沿って周方向に等間隔で配列されている。従って、これらビット25の間の部位が凹部26(図1参照)とされ、ビット25と凹部26が交互に周方向に配列されている。
円筒体24の下端に設けられたビット25の数は3以上であり、16以下であることがあることが好ましい。ここで、仮にビット25の数が2であると、コアビット23の先端が二箇所のみで削孔箇所に接することになり、コアビット23の姿勢が安定しない。そのため、ビット25の数を3以上とした。
これらビット25は何れも周方向の長さが等しい。また、ビット25の径方向の厚さは、円筒体24の内面から外面までの厚さに等しいか、それよりも大きい。
ここで、円筒体24の下端の周長をL [mm]とし、ビット25の周方向の長さをL1[mm]とし、ビット25の数をnとした場合、次式で表されるMは0.05〜0.5であることが好ましく、0.25〜0.5であることが更に好ましい。ここで、Mは、円筒体24の下端の周長に占める、全ビット25の周方向の長さの総和の割合である。
図1に示す警報器50は、警告灯、警告表示器又は警告スピーカーである。
制御ユニット40は、モーター21,24をオン・オフしたり、警報器50をオン・オフしたりする。更に、制御ユニット40は、ドリル20のスピンドルモーター21の負荷を監視するとともに、スピンドルモーター21の負荷の時間変化率(単位時間当たりの負荷の変化)が所定閾値(但し、ゼロを超えた正の値である)を超えた場合にモーター21,24をオフにするとともに警報器50をオンにする。
ここで、制御ユニット40は、モータードライバ41,42、電流検出部43、ADコンバータ44及び処理部45を有する。
モータードライバ41は、電源(例えば、バッテリー、電源回路)からスピンドルモーター21への電力供給を遮断・接続するものである。モータードライバ42は、電源(例えば、バッテリー、電源回路)から送りモーター34への電力供給を遮断・接続するものである。ここで、スピンドルモーター21がDCモーターであれば、定電圧の電力がモータードライバ41を介してスピンドルモーター21に供給されると、スピンドルモーター21がほぼ一定の速度で回転する。送りモーター34についても同様である。
電流検出部43は、モータードライバ41によってスピンドルモーター21の電流を検出するものである。より具体的には、電流検出部43は、モータードライバ41によってスピンドルモーター21の電流を電圧に変換して、その電圧をADコンバータ44に出力する。ADコンバータ44は、電流検出部43によって出力された電圧をデジタル信号に変換し、そのデジタル信号を処理部45に出力する。ここで、スピンドルモーター21の負荷はスピンドルモーター21の電流に依存するので(例えば、スピンドルモーター21の負荷とスピンドルモーター21の電流は比例関係にある)、ADコンバータ44から処理部45に入力されるデジタル信号はスピンドルモーター21の電流を表すとともに、スピンドルモーター21の負荷も表す。
処理部45は例えばプログラマブルロジックコントローラ(PLC)である。処理部45は、ADコンバータ44から信号(この信号はスピンドルモーター21の電流を表す)を入力する。そして、処理部45は、ADコンバータ44から入力した信号からスピンドルモーター21の電流の時間変化率(単位時間当たりの電流の変化)を求め、その時間変化率を所定閾値(但し、ゼロを超えた正の値である)と比較する。ここで、スピンドルモーター21の電流が増加すれば、時間変化率は正の値をとり、スピンドルモーター21の電流が減少すれば、時間変化率は負の値をとる。
処理部45は、比較の結果、時間変化率が所定閾値を超えた場合に、警報器50をオンにするとともに、モータードライバ41,42をオフにする。これにより、警報器50が作動し、モーター21,34が停止する。
2. 削孔方法
削孔装置1を用いてコンクリート構造物2を削孔する方法について説明する。
まず、ドリル20及び送り機30を組み立てて、これらをコンクリート構造物2上に設置する。更に、警報器50を任意の箇所に設置する。更に、制御ユニット40のセッティングをし、制御ユニット40からドリル20、送り機30及び警報器50まで配線する。
次に、処理部45を操作すると、モータードライバ41,42が処理部45によってオンにされる。そうすると、スピンドルモーター21が作動し、スピンドルモーター21によってコアビット23が一定の回転速度で回転される。また、送りモーター34が作動して、送りモーター34によってドリル20が下降される。
そして、コアビット23のビット25によってコンクリート構造物2が研削されて、これによりコンクリート構造物2が削孔される。この際、コアビット23が送りモーター34によって下方へ推進されるが、コアビット23に掛かる下方への推進力はトルクリミッター35によって一定に保たれる。
コアビット23の回転と推進によって円筒状の溝がコンクリート構造物2に下方へ成長し、柱状のコンクリートが円筒体24の内側に形成される。また、発生した研削屑は凹部26に入り込み、更に凹部26から円筒体24の内側や外側の円筒状溝に排出される。
以上のようにコアビット23によってコンクリート構造物2が削孔されている時には、スピンドルモーター21の負荷(トルク)が制御ユニット40によって監視されている。つまり、スピンドルモーター21の電流を表す信号が処理部45に入力され、処理部45がスピンドルモーター21の電流の時間変化率を求めて、その時間変化率を所定閾値と比較する。ここで、送り機30による推進力が一定であるので、スピンドルモーター21の負荷・電流が安定しやすい。
また、ビット25の数が3以上であり、これらの間隔が互いに等しいから、コアビット23の姿勢が安定して、コアビット23の回転抵抗も安定する。これにより、スピンドルモーター21の負荷・電流が安定する。
コンクリート構造物2に障害物(例えば鉄筋、配管、配線等)99が埋設されていると、コンクリート構造物2の削孔中にコアビット23の下端が障害物99に当たる虞がある。コアビット23の下端が障害物99に当たった場合には、モーター21,34が停止し、警報器50が作動する。つまり、コアビット23の下端が障害物99に当たると、スピンドルモーター21の負荷が増加して、スピンドルモーター21の電流も増加するので、スピンドルモーター21の電流の時間変化率が所定閾値を超えた旨が処理部45によって判定されるので、処理部45がモータードライバ41,42をオフにするとともに警報器50を作動させる。警報器50の作動により、コアビット23の下端と障害物の接触を作業員に認識させることができる。また、コアビット23による削孔が中止されて、これにより障害物99の損傷を抑えることができる。
ここで、複数のビット25が間隔を置いて配列されていることにより、これらビット25の面積の総和が小さくなっているので、その総和に占める障害物との接触部分の面積の割合が大きくなる。そのため、上述のようなコアビット23の回転中にビット25の周方向の端部が障害物99に当たると、コアビット23の回転抵抗の増加度合も大きくなる。これに伴って、スピンドルモーター21の電流の増加度合も大きくなり、スピンドルモーター21の電流の時間変化率が所定閾値を超えやすくなる。よって、コアビット23の下端が障害物99に当たったにもかかわらず、その旨の検出を見逃すことを防止できる。特に上述の割合Mが0.05〜0.5であると、スピンドルモーター21の電流が急激に増加しやすく、その中でも特にMが0.25〜0.5であると、スピンドルモーター21の電流の急激な増加が顕著に表れやすい。
なお、障害物99が無ければ、コアビット23の高さ分だけ削孔が進行する。その場合には、コアビット23内の柱状コンクリートが円筒体24の上端に当たると、スピンドルモーター21の負荷が増加するので、処理部45がモータードライバ41,42をオフにして、モーター21,34が停止する。
3. 実験による検証
障害物99として電線をコンクリート構造物2に埋設し、コアビット23によってコンクリート構造物2及び障害物99を削孔した。その際、スピンドルモーター21の電流を測定するとともに、コアビット23の下方への送り量を測定した。条件は次の通りである。なお、実験では、コアビット23の下端が障害物99に当たっても、モーター21,34を停止させないようにした。
条件1〜3の何れでも、ビット25の周方向の長さは20.0 [mm] であり、円筒体24の直径は200 [mm] である。
条件1〜3での測定結果をそれぞれ図3〜図5に示す。図3〜図5において、横軸は削孔し始めてからの時間を表し、左側の縦軸はコアビット23の送り量を表す。曲線Aは、コアビット23の送り量と時間との関係を表したものであり、曲線Bは、スピンドルモーター21の電流と時間との関係を表したものである。期間Cは、コアビット23によって障害物99を削孔している期間である。
条件1〜3の何れでも、コアビット23の下端が障害物99に当たると、スピンドルモーター21の電流が急激に上昇することがわかる。特に、ビット25の数が少なくなるほど(上述のMが小さくなるほど)、コアビット23の下端が障害物99に当たった際の電流の時間変化率が大きいことがわかる。
4. 変形例
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。
また、本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。以上の実施形態からの変更点について以下に説明する。以下に説明する各変更点を組み合わせて適用してもよい。
上述の実施の形態では、送りモーター34の動力によって移動体32が送られていたのに対し、エアシリンダ、電磁シリンダ等の駆動機によって移動体32が下方に送られるようにしてもよい。駆動機の種類に応じて、直動伝動機構33やトルクリミッター35を変更してもよいし、直動伝動機構33やトルクリミッター35を省略してもよい。何れの駆動源の場合でも、駆動機による移動体32の下方への推進力は一定である。
上述の実施の形態では、プログラムに従った処理部45の処理によってスピンドルモーター21の電流の急激な上昇を検知していた。それに対して、電流検出部43の出力信号から各種の回路(例えば、フィルター等)によって所定成分(スピンドルモーター21の電流の上昇に相当する)を抽出して、それに基づいてスピンドルモーター21の電流の上昇を検出してもよい。
上述の実施の形態では、ドリル20を下方に推進させたが、ドリル20を横方向に推進させてもよい。この場合、ガイドレール36を水平な状態にして、コンクリート構造部の壁に支持部31を治具等によって固定する。
上述の実施の形態では、制御ユニット40が、スピンドルモーター21の負荷の時間変化率(単位時間当たりの負荷の変化)が正の所定閾値を超えた場合にモーター21,24をオフにするとともに警報器50をオンにした。それに対して、制御ユニット40が、スピンドルモーター21の負荷の時間変化率(単位時間当たりの負荷の変化)が負の所定閾値未満となった場合にモーター21,24をオフにするとともに警報器50をオンにするものとしてもよい。つまり、処理部45は、スピンドルモーター21の電流の時間変化率を負の所定閾値と比較する。そして、スピンドルモーター21の電流の時間変化率が負の所定閾値未満となった旨が処理部45によって判定されると、処理部45がモータードライバ41,42をオフにするとともに警報器50を作動させる。ここで、コアビット23の回転中にビット25の周方向の端部が障害物99に当たると、コアビット23の回転抵抗が減少し、その減少度合が大きくなることもあるので、負の所定閾値と比較したものである。
1 削孔装置
2 コンクリート構造物
21 スピンドルモーター(駆動部)
23 コアビット
24 円筒体
25 ビット
30 送り機
34 モーター
35 トルクリミッター
40 制御ユニット(制御部)
99 障害物

Claims (5)

  1. 中空を有するとともに前記中空に通じる開口を一端に有する円筒体と、
    前記円筒体の前記一端に設けられ、間隔を置いて前記開口の縁に沿って配列された複数のビットと、
    前記円筒体をその軸周りに回転させる駆動部と、
    前記円筒体をその軸方向に送る送り機と、
    前記駆動部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部が、前記駆動部の負荷を監視して、その負荷の変化度合が所定値を超えた場合に前記駆動部を停止させることを特徴とする削孔装置。
  2. 前記円筒体の周長に占める前記複数のビットの周方向の長さの総和の割合が0.25〜0.5であることを特徴とする請求項1に記載の削孔装置。
  3. 前記ビットの数が3以上であり、これらビットの周方向のピッチが互いに等しいことを特徴とする請求項1又は2に記載の削孔装置。
  4. 前記送り機が一定の推進力で前記円筒体を送ることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の削孔装置。
  5. 前記駆動部がモーターであり、
    前記制御部が前記駆動部の負荷として前記駆動部の電流を監視することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の削孔装置。
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