JP2017019046A - 放電加工機の加工液供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】信頼性と性能を落とすことなくポンプ使用数を削減し、低コスト化、省スペース化が可能となる加工液供給装置を提供すること。
【解決手段】本発明の放電加工機の加工液供給装置は、清水槽7から清水(加工液)を汲み上げるポンプ18と、ポンプ18で汲み上げられた清水(加工液)を加工槽5へ供給する第1の液回路と、清水(加工液)をイオン交換樹脂12、冷却機13それぞれへ供給する第2の液回路と、第1の液回路に設けられた第1バルブ19と、第2の液回路におけるイオン交換樹脂12へ供給する液回路に設けられた第2バルブ20と、第1バルブ19および第2バルブ20を開閉して第1の液回路および第2の液回路への加工液の供給を切り替える制御装置17と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の放電加工機の加工液供給装置は、清水槽7から清水(加工液)を汲み上げるポンプ18と、ポンプ18で汲み上げられた清水(加工液)を加工槽5へ供給する第1の液回路と、清水(加工液)をイオン交換樹脂12、冷却機13それぞれへ供給する第2の液回路と、第1の液回路に設けられた第1バルブ19と、第2の液回路におけるイオン交換樹脂12へ供給する液回路に設けられた第2バルブ20と、第1バルブ19および第2バルブ20を開閉して第1の液回路および第2の液回路への加工液の供給を切り替える制御装置17と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、放電加工機の加工液供給装置に関する。
ワイヤ放電加工機は加工液を介してワイヤと工作物の間に放電を発生させることで加工を行う工作機械である。それに対し、加工液供給装置は、加工液の清浄化、加工液の加工に適した電気抵抗、温度への調整、放電加工機の加工槽へ加工液の供給を行うための装置である。まず、図4で従来における加工液供給装置を説明する。なお下記の説明では放電加工機の加工液供給装置に関する要素のみを図示し、ワイヤ電極、ワイヤ電極を張架する構造、工作物などは図示省略する。
通常、放電加工は加工槽5に加工液を溜め、工作物を浸漬させた状態で行うため、水溜めポンプ1を用い清水槽7から清水10を汲み上げ供給することで、加工槽5に加工液が溜められる。水溜めを早急に行うため、水溜めポンプ1には大きな流量を供給する性能が求められる。
放電加工を行うと、加工により発生した加工屑により加工槽5内の加工液は汚れるが、加工屑がワイヤと工作物との間に存在すると加工は安定しなくなる。安定した加工を行うため、加工中には、加工液ポンプ4を用いて清浄な加工液である清水10を上下のノズル14、15から噴射し続けることでワイヤと工作物との間を清浄な加工に適した加工液で満たし続けている。ワイヤと工作物との狭い隙間に加工液を確実に供給するためには高い圧力で加工液を噴出させる必要がある。そのため加工液ポンプ4には、高圧力で加工液を供給する性能が求められる。
加工屑で汚れた加工液は、加工槽5から図示省略した配管を介して汚水槽6に汚水9として戻され、フィルタポンプ2によってフィルタ8に圧送することで、加工屑を取り去った清浄な加工液となる。放電加工は加工液の温度と電気抵抗により加工精度が変化するため、加工屑を取り去った清浄なだけの加工液では、安定した加工は行うことができない。そのため、清水槽7内の清水10を循環ポンプ3により汲み上げ、加工液の電気抵抗を調整するためのイオン交換樹脂12、温度を調整するための冷却機13に送り、清水槽7に戻すことで、清水10を加工に適した加工液にする調整を行う。また、循環ポンプ3は加工槽のシール機構各部16の汚染を防ぐために、清浄な加工液である清水10を送り、そのまま加工槽内に加工液を送ることで、加工槽内の加工液を補給し続ける役割も有している。
上記のように、従来のワイヤ放電加工機の加工液供給装置には多くのポンプが必要となっているが、ポンプ台数が多くなると、ポンプだけでなくそれに付随して取り付けスペース、制御装置、配線等必要な部品点数が多くなる。加工液供給装置の部品点数の増加は故障発生率の増加につながり、また高額なコストと広いスペースが必要となっていた。
これに対して、例えば特許文献1には、図5のように加工槽へ清水を供給する液回路と、イオン交換樹脂12及び冷却機13へ加工液を供給する液回路とを同一のポンプ18につなげ、それぞれの液回路に設けられた第1バルブ19,第2バルブ20の開閉を切り替え制御する加工液供給装置についての発明が開示されている。これにより1つのポンプに加工槽への加工液を溜める役割と加工液を加工に適した加工液に調整する役割を兼用させ、ポンプ使用数を削減することができる。
しかし、特許文献1において問題にしている通り、これを行うと加工槽5に加工液を溜める液回路に流す際には、加工液を調整する液回路への加工液流入が止まる。加工液を調整する液回路には、加工液の冷却機13が含まれており、冷却機13への加工液供給が止まれば、冷却機13内の加工液が過冷却となり、冷却機13の故障原因となりうる。同特許の請求項2項目では、この問題に対し、冷却機13への加工液供給が、止まっている間は冷却機13を停止させ、供給が再開されるタイミングで再び作動させることで過冷却を避けている。
確かに、この特許を使用すれば冷却機の故障原因をつくらずにポンプ削減が可能となる。しかし、加工液冷却機13の多くは、冷媒とコンプレッサを使用しているが、一度コンプレッサを止めてしまうと、冷媒管内に圧力差が生じてしまう。冷却機を始動させる際に、圧力差が生じた状態のままでコンプレッサを通常駆動させようとすると、コンプレッサに高い負荷がかかり、故障の原因となる。そのため、一般的に冷却機13は始動させる際には、数分間コンプレッサを低負荷で駆動させ、冷媒管内の圧力を一定にした後に、冷却機を通常駆動させる必要がある。
このように、冷却機13を再び作動させるには一般的に数分間通常駆動が行えない時間が発生してしまう。冷却機13が通常駆動するまでの間に加工を行うと、加工液の温度が上昇しても、冷却機による冷却が適切に行えないため、温度調整されていない加工液で加工することになり、加工の安定性や精度に問題が生じる要因となりうる。
そこで本発明の目的は、信頼性と性能を落とすことなくポンプ使用数を削減し、低コスト化、省スペース化が可能となる加工液供給装置を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、加工槽内の工作物を加工する放電加工機の前記加工槽に加工液を供給するための加工液供給装置において、清水槽から加工液を汲み上げるポンプと、前記ポンプで汲み上げられた前記加工液を前記加工槽へ供給する第1の液回路と、前記加工液をイオン交換樹脂および冷却機それぞれへ供給する第2の液回路と、前記第1の液回路に設けられた第1バルブと、前記第2の液回路における前記イオン交換樹脂へ供給する液回路に設けられた第2バルブと、前記第1バルブおよび前記第2バルブを開閉して前記第1の液回路および前記第2の液回路への前記加工液の供給を切り替える制御装置と、を設けたことを特徴とする放電加工機の加工液供給装置である。
本願の請求項2に係る発明は、前記第2の液回路における前記冷却機へ供給する液回路に第3バルブを更に設け、前記制御装置は前記第1バルブ、前記第2バルブ、および前記第3バルブを開閉して前記第1の液回路および前記第2の液回路への前記加工液の供給を切替える、ことを特徴とする請求項1記載の放電加工機の加工液供給装置である。
本願の請求項3に係る発明は、前記加工液を前記冷却機から前記清水槽へ供給する第3の液回路と、前記加工液を前記冷却機から前記加工槽へ供給する第4の液回路と、前記第3の液回路に設けられた第4バルブと、前記第4の液回路に設けられた第5バルブと、を更に設け、前記制御装置は前記第1バルブ、前記第2バルブ、前記第4バルブ、および前記第5バルブを開閉して前記第1の液回路、前記第2の液回路、前記第3の液回路、および前記第4の液回路への前記加工液の供給を切替える、ことを特徴とする請求項1記載の放電加工機の加工液供給装置である。
本発明により、信頼性と性能を落とすことなくポンプ使用数を削減し、低コスト化、省スペース化が可能となる加工液供給装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、従来技術と同一または類似する構成は同じ符号を用いて説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明に係る放電加工機の加工液供給装置の一実施形態を説明する図である。
ワイヤ放電加工機は加工液を介してワイヤ電極と工作物との間に起こる放電により工作物の加工を行う工作機械である。それに対し、加工液供給装置は、加工液の清浄化、加工液の加工に適した電気抵抗、温度への調整、放電加工機の加工槽へ加工液の供給を行うための装置である。
図1は本発明に係る放電加工機の加工液供給装置の一実施形態を説明する図である。
ワイヤ放電加工機は加工液を介してワイヤ電極と工作物との間に起こる放電により工作物の加工を行う工作機械である。それに対し、加工液供給装置は、加工液の清浄化、加工液の加工に適した電気抵抗、温度への調整、放電加工機の加工槽へ加工液の供給を行うための装置である。
本実施形態における加工液供給装置は、清水槽7から清水10を汲み上げる水溜め及び循環ポンプ18と、水溜め及び循環ポンプ18で汲み上げられた清水10を加工槽へ供給する第1の液回路と、第1液回路に設けられた第1バルブ19と、イオン交換樹脂12と冷却機13のそれぞれへ供給する第2の液回路と、第2の液回路のうちイオン交換樹脂12へ供給する液回路に設けられた第2バルブ20と、を持ち、更にこれら第1の液回路、第2の液回路に設けられた第1バルブ19、第2バルブ20の開閉制御を行う制御装置17を備えている。制御装置17は第1バルブ19、第2バルブ20の開閉制御を行うとともにフィルタポンプ2、加工液ポンプ4、水溜め及び循環ポンプ18を駆動制御し、さらに冷却機13の駆動制御を行う。
本発明の実施形態の加工液供給装置は加工槽5に加工液を溜める際には、第2バルブ20を閉じ、第1バルブ19を開くことで加工槽5へ加工液を供給し、かつ、冷却機13にも加工液が供給される形となる。加工液を加工槽に溜めずに電気抵抗、温度を調整して清水槽7に加工に適した加工液を供給する際には、第1バルブ19を閉じ、第2バルブ20を開くことで水溜め及び循環ポンプ18の汲み上げた清水はイオン交換樹脂12と冷却機13のそれぞれに供給され清水槽7へ戻る。
これにより、水溜め時に、冷却機13への加工液供給が止まるという問題が解決されるとともにポンプの削減を行える加工液供給装置が実現される。
これにより、水溜め時に、冷却機13への加工液供給が止まるという問題が解決されるとともにポンプの削減を行える加工液供給装置が実現される。
<第2の実施形態>
第1の実施形態の加工液供給装置では、水溜めの際にも、冷却機13へ供給される加工液は清水槽7へ戻される形となっている。これでは、加工槽5に供給される加工液流量が冷却機13に供給される分減少してしまうという問題がある。
第1の実施形態の加工液供給装置では、水溜めの際にも、冷却機13へ供給される加工液は清水槽7へ戻される形となっている。これでは、加工槽5に供給される加工液流量が冷却機13に供給される分減少してしまうという問題がある。
図2は、この問題に対し冷却機13に供給される加工液流量を調整することで加工槽5に供給する加工液流量を調整する第2の実施形態の加工液供給装置を示す図である。
本実施形態の加工液供給装置には、清水槽7から清水10を汲み上げる水溜め及び循環ポンプ18と、水溜め及び循環ポンプ18で汲み上げられた清水10を加工槽5へ供給する第1の液回路と、第1液回路に設けられた第1バルブ19と、イオン交換樹脂12と冷却機13のそれぞれへ供給する第2の液回路と、第2液回路におけるイオン交換樹脂12へ供給する液回路に設けられた第2バルブ20と、第2液回路における冷却機13へ供給する液回路に設けられた第3バルブ21と、を持ち、更にこれら第1の液回路、第2の液回路に設けられた第1バルブ19、第2バルブ20、および第3バルブ21の開閉制御を行う制御装置17を備えている。制御装置17は、これら第1の液回路および第2の液回路に設けられた、第1バルブ19、第2バルブ20、第3バルブ21の開閉制御を行うとともに、フィルタポンプ2、加工液ポンプ4、水溜め及び循環ポンプ18を駆動制御しさらに、冷却機13の駆動制御を行う。
本実施形態の加工液供給装置には、清水槽7から清水10を汲み上げる水溜め及び循環ポンプ18と、水溜め及び循環ポンプ18で汲み上げられた清水10を加工槽5へ供給する第1の液回路と、第1液回路に設けられた第1バルブ19と、イオン交換樹脂12と冷却機13のそれぞれへ供給する第2の液回路と、第2液回路におけるイオン交換樹脂12へ供給する液回路に設けられた第2バルブ20と、第2液回路における冷却機13へ供給する液回路に設けられた第3バルブ21と、を持ち、更にこれら第1の液回路、第2の液回路に設けられた第1バルブ19、第2バルブ20、および第3バルブ21の開閉制御を行う制御装置17を備えている。制御装置17は、これら第1の液回路および第2の液回路に設けられた、第1バルブ19、第2バルブ20、第3バルブ21の開閉制御を行うとともに、フィルタポンプ2、加工液ポンプ4、水溜め及び循環ポンプ18を駆動制御しさらに、冷却機13の駆動制御を行う。
加工槽5に、加工液を供給する際には、第2バルブ20を閉じ、第1バルブ19を開く、さらに第3バルブ21を絞り、冷却機13へ供給される加工液量を減少させる。減少させる量は、冷却機13が過冷却になってしまわないような量まで絞ることができる。
また、清水槽7に加工に適した加工液を供給する際には、第2バルブ20と第3バルブ21を開き、第1バルブ19を閉じることで、イオン交換樹脂12と冷却機13のそれぞれに加工液が供給され、清水槽7に戻される。これにより、加工槽5に供給される加工液流量の減少を小さくすることが可能な加工液供給装置が実現できる。
<第3の実施形態>
さらに、水溜め及び循環ポンプ18が汲み上げた加工液を水溜時にすべて加工槽5に供給させる第3の実施形態を図3に示す。
本実施形態の加工液供給装置には、清水槽7から清水10を汲み上げる水溜め及び循環ポンプ18と水溜め及び循環ポンプ18で汲み上げられた清水10を加工槽5へ供給する第1の液回路と、第1の液回路に設けられた第1バルブ19と、イオン交換樹脂12と冷却機13のそれぞれへ供給する第2の液回路と、第2の液回路に設けられた第2バルブ20を持ち、更に、冷却機13を通った後の温度調整を行った加工液を清水槽7に戻すための第3液回路と、第3液回路に設けられた第4バルブ22と、冷却機13を通った後の温度調整を行った加工液を加工槽5へ供給する第4の液回路と、第4の液回路に設けられた第5バルブ23とを有している。また、これら第1の液回路、第2の液回路、第3の液回路、第4の液回路に設けられた、第1バルブ19、第2バルブ20、第4バルブ22、第5バルブ23の開閉制御を行う制御装置17を備えている。
さらに、水溜め及び循環ポンプ18が汲み上げた加工液を水溜時にすべて加工槽5に供給させる第3の実施形態を図3に示す。
本実施形態の加工液供給装置には、清水槽7から清水10を汲み上げる水溜め及び循環ポンプ18と水溜め及び循環ポンプ18で汲み上げられた清水10を加工槽5へ供給する第1の液回路と、第1の液回路に設けられた第1バルブ19と、イオン交換樹脂12と冷却機13のそれぞれへ供給する第2の液回路と、第2の液回路に設けられた第2バルブ20を持ち、更に、冷却機13を通った後の温度調整を行った加工液を清水槽7に戻すための第3液回路と、第3液回路に設けられた第4バルブ22と、冷却機13を通った後の温度調整を行った加工液を加工槽5へ供給する第4の液回路と、第4の液回路に設けられた第5バルブ23とを有している。また、これら第1の液回路、第2の液回路、第3の液回路、第4の液回路に設けられた、第1バルブ19、第2バルブ20、第4バルブ22、第5バルブ23の開閉制御を行う制御装置17を備えている。
この実施形態の加工液供給装置は、加工槽5に加工液を溜める際には、第2バルブ20、第4バルブ22を閉じ、第1バルブ19、第5バルブ23を開くことで水溜及び循環ポンプ18の汲み上げた清水10は、加工槽5につながった第1の液回路と、冷却機を通った後の温度調整を行った加工液を加工槽へ供給する第4の液回路より加工液を加工槽5に供給される。
加工液を加工槽5に溜めずに、電気抵抗、温度を調整して清水槽7に加工に適した加工液を供給する際には、第1バルブ19、第5バルブ23を閉じ、第2バルブ20、第4バルブ22を開くことで、水溜め及び循環ポンプ18の汲み上げた清水10は、イオン交換樹脂12と冷却機13のそれぞれに加工液が供給され、清水槽7に戻る、第2の液回路および第3の液回路に加工液が供給される。
これにより、水溜め時には、水溜め及び循環ポンプ18が汲み上げた加工液がすべて加工槽5に供給させることができ、かつ、冷却機13への加工液供給が止まるという問題が解決されたポンプ削減を行った加工液供給装置が実現される。そのため、本発明の実施形態を用いることで、信頼性と性能を落とすことなく加工液供給装置のポンプ使用数を削減し、低コスト化、省スペース化が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態の例のみに限定されることなく、適宜の変更を加えることにより様々な態様で実施することができる。
1 水溜めポンプ
2 フィルタポンプ
3 循環ポンプ
4 加工液ポンプ
5 加工槽
6 汚水槽
7 清水槽
8 フィルタ
9 汚水
10 清水
11 加工槽内加工液
12 イオン交換樹脂
13 冷却機
14 上ノズル
15 下ノズル
16 シール機構部
17 制御装置
18 水溜め及び循環ポンプ
19 第1バルブ
20 第2バルブ
21 第3バルブ
22 第4バルブ
23 第5バルブ
2 フィルタポンプ
3 循環ポンプ
4 加工液ポンプ
5 加工槽
6 汚水槽
7 清水槽
8 フィルタ
9 汚水
10 清水
11 加工槽内加工液
12 イオン交換樹脂
13 冷却機
14 上ノズル
15 下ノズル
16 シール機構部
17 制御装置
18 水溜め及び循環ポンプ
19 第1バルブ
20 第2バルブ
21 第3バルブ
22 第4バルブ
23 第5バルブ
Claims (3)
- 加工槽内の工作物を加工する放電加工機の前記加工槽に加工液を供給するための加工液供給装置において、
清水槽から加工液を汲み上げるポンプと、
前記ポンプで汲み上げられた前記加工液を前記加工槽へ供給する第1の液回路と、
前記加工液をイオン交換樹脂および冷却機それぞれへ供給する第2の液回路と、
前記第1の液回路に設けられた第1バルブと、
前記第2の液回路における前記イオン交換樹脂へ供給する液回路に設けられた第2バルブと、
前記第1バルブおよび前記第2バルブを開閉して前記第1の液回路および前記第2の液回路への前記加工液の供給を切り替える制御装置と、
を設けたことを特徴とする放電加工機の加工液供給装置。 - 前記第2の液回路における前記冷却機へ供給する液回路に第3バルブを更に設け、
前記制御装置は前記第1バルブ、前記第2バルブ、および前記第3バルブを開閉して前記第1の液回路および前記第2の液回路への前記加工液の供給を切替える、
ことを特徴とする請求項1記載の放電加工機の加工液供給装置。 - 前記加工液を前記冷却機から前記清水槽へ供給する第3の液回路と、
前記加工液を前記冷却機から前記加工槽へ供給する第4の液回路と、
前記第3の液回路に設けられた第4バルブと、
前記第4の液回路に設けられた第5バルブと、を更に設け、
前記制御装置は前記第1バルブ、前記第2バルブ、前記第4バルブ、および前記第5バルブを開閉して前記第1の液回路、前記第2の液回路、前記第3の液回路、および前記第4の液回路への前記加工液の供給を切替える、
ことを特徴とする請求項1記載の放電加工機の加工液供給装置。
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