JP2017018350A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、画像表示器を2つ備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine such as a pachinko gaming machine provided with two image displays.
下記特許文献1には、透過型の第1表示画面を有した可動表示器と、第2表示画面を有し遊技盤に固設された固定表示器と備え、第1表示画面が移動して第2表示画面に重なったとき、透過して見える第2表示画面上の保留に関連する情報を、第1表示画面に表示する遊技機が記載されている。
The following
上記従来の遊技機のように、前方の表示画面を透かして後方の表示画面を見せつつ演出を行う場合、後方の表示画面の画像が見え難い場合があり、演出の興趣が低下してしまう虞があった。 Like the conventional gaming machine described above, when the presentation is performed while showing the rear display screen through the front display screen, the image on the rear display screen may be difficult to see, and the interest of the presentation may be reduced. was there.
本発明は、上述の課題を解決するものであり、2つの画像表示器を用いて演出の興趣を向上可能な遊技機を提供することを目的とする。 This invention solves the above-mentioned subject, and it aims at providing the game machine which can improve the interest of production using two image displays.
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、本欄における括弧内の記述は、本発明の理解を助けるために後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。 The present invention employs the following configuration in order to solve the above problems. In addition, the description in parentheses in this column shows a correspondence relationship with the embodiments described later in order to help understanding of the present invention, and does not limit the present invention at all.
本発明の遊技機は、
画像が表示される第1画像表示部(第1表示画面20a)と、
前記第1画像表示部の前方に移動可能に構成され、画像が表示される不透過型の第2画像表示部(第2表示画面19a)と、
始動条件の成立を契機として判定用情報を取得し、当該判定用情報に基づいて遊技者に有利な特別遊技(大当たり遊技)を実行するか否かの判定(大当たり判定)を行う特別遊技判定手段(メイン制御部60)と、
前記判定用情報に基づいて、前記特別遊技判定手段による判定に先立って、前記特別遊技を実行するか否かの事前判定を行う事前判定手段(メイン制御部60)と、
前記第1画像表示部において、図柄を変動表示してから停止表示することにより前記特別遊技判定手段による判定結果を示す図柄変動(変動演出)を実行する変動演出手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第1画像表示器20)と、
前記図柄変動を開始不能な期間中に前記始動条件が成立すると、前記特別遊技判定手段による判定を保留する保留手段(メイン制御部60)と、
前記判定の保留の存在を示す第1保留画像(第1保留アイコンMI)を、前記第1画像表示部に表示する第1画像表示手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第1画像表示器20)と、
前記第2画像表示部が前記第1保留画像の前方に位置しているとき、当該第1保留画像に対応する第2保留画像(第2保留アイコンSI)を前記第2画像表示部に表示する第2画像表示手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第2画像表示器19)と、
を備え、
前記第2画像表示手段は、
前記事前判定手段による事前判定の結果に基づいて、前記第2保留画像に対応する保留中の前記判定が前記特別遊技を実行するとの判定結果となる期待度を、前記第2保留画像を用いた演出(例えば、赤色の第2保留アイコンSIを表示する演出)により示唆する保留示唆演出手段(図25−1の(b)、(c)参照)を備えることを特徴とする。
The gaming machine of the present invention is
A first image display unit (
An opaque second image display unit (
Special game determination means for acquiring determination information triggered by the establishment of the start condition, and determining whether or not to execute a special game advantageous to the player (big hit game) based on the determination information (big hit determination) (Main control unit 60);
Prior determination means (main control unit 60) for performing prior determination as to whether or not to execute the special game prior to determination by the special game determination means based on the determination information;
In the first image display unit, the variable effect means (
When the start condition is established during a period in which the symbol variation cannot be started, a holding unit (main control unit 60) for holding the determination by the special game determining unit;
First image display means (
When the second image display unit is positioned in front of the first reserved image, a second reserved image (second reserved icon SI) corresponding to the first reserved image is displayed on the second image display unit. Second image display means (
With
The second image display means includes
Based on the result of the prior determination by the prior determination means, the second reserved image is used for the expectation level that is the determination result that the determination on hold corresponding to the second reserved image executes the special game. It is characterized by comprising a hold suggesting effect means (see (b) and (c) of FIG. 25-1) suggested by the effect (for example, an effect of displaying the red second hold icon SI).
もう1つの本発明の遊技機は、
画像が表示される第1画像表示部(第1表示画面20a)と、
前記第1画像表示部の前方に移動可能に構成され、画像が表示される不透過型の第2画像表示部(第2表示画面19a)と、
始動条件の成立を契機として判定用情報を取得し、当該判定用情報に基づいて遊技者に有利な特別遊技(大当たり遊技)を実行するか否かの判定(大当たり判定)を行う特別遊技判定手段(メイン制御部60)と、
前記第1画像表示部において、図柄を変動表示してから停止表示することにより前記特別遊技判定手段による判定結果を示す図柄変動(変動演出)を実行する変動演出手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第1画像表示器20)と、
前記図柄変動を開始不能な期間中に前記始動条件が成立すると、前記特別遊技判定手段による判定を保留する保留手段(メイン制御部60)と、
前記判定の保留の存在を示す保留画像(第1保留アイコンMI)を、前記第1画像表示部に表示するとともに、前記保留画像によって示されていた保留中の前記判定が行われ前記図柄変動が実行中になることに対応して、前記保留画像から移行したように視認される第1変動中画像(第1変動中アイコンMH)を、前記第1画像表示部に表示する第1画像表示手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第1画像表示器20)と、
前記第2画像表示部が前記第1変動中画像の前方に位置しているとき、当該第1変動中画像に対応する第2変動中画像(第2変動中アイコンSH)を前記第2画像表示部に表示する第2画像表示手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第2画像表示器19)と、
を備え、
前記第2画像表示手段は、
前記特別遊技判定手段による判定結果に基づいて、実行中の前記図柄変動が前記特別遊技を実行するとの判定結果を示すこととなる期待度を、前記第2変動中画像を用いた演出(例えば、赤色の第2変動中アイコンSHを表示する演出)により示唆する変動中示唆演出手段(図25−2の(k)、(l)参照)を備えることを特徴とする。
Another gaming machine of the present invention is
A first image display unit (
An opaque second image display unit (
Special game determination means for acquiring determination information triggered by the establishment of the start condition, and determining whether or not to execute a special game advantageous to the player (big hit game) based on the determination information (big hit determination) (Main control unit 60);
In the first image display unit, the variable effect means (
When the start condition is established during a period in which the symbol variation cannot be started, a holding unit (main control unit 60) for holding the determination by the special game determining unit;
A hold image (first hold icon MI) indicating the presence of the hold of the determination is displayed on the first image display unit, and the determination that is being held indicated by the hold image is performed, and the symbol variation is performed. A first image display means for displaying on the first image display unit a first changing image (first changing icon MH) that is visually recognized as having shifted from the reserved image in response to being executed. (
When the second image display unit is positioned in front of the first changing image, a second changing image (second changing icon SH) corresponding to the first changing image is displayed on the second image. Second image display means (
With
The second image display means includes
Based on the determination result by the special game determination means, an expectation that indicates a determination result that the symbol variation being executed will execute the special game is expressed using the second variation image (for example, It is characterized by comprising changing suggestion producing means (see (k) and (l) in FIG. 25-2) suggested by a red second changing icon SH.
本発明によれば、2つの画像表示器を用いて演出の興趣を向上可能である。 According to the present invention, it is possible to improve the interest of production using two image displays.
1.第1実施形態
本発明の第1実施形態に係る遊技機10について、図面に基づいて説明する。遊技機10はパチンコ遊技機である。本明細書中、上下とは、遊技を行うために遊技機10を立設した状態における上下をいい、左右は、遊技盤15の遊技領域16に向かって左右をいうものとする。また、遊技盤15の表面側(遊技領域16側)を前方とし、その反対側を後方とする。
1. First Embodiment
(1)パチンコ遊技機の構造
遊技機10は、図1に示すように、遊技機枠11の内部に遊技盤15を取り付けて構成される。遊技機枠11は、外枠12、内枠13、及び、前面側のガラス扉部14を備える。外枠12は、遊技機10の外郭部となる枠体であり、内枠13は、遊技盤15が取り付けられる枠体であり、ガラス扉部14は、遊技盤15を保護するとともに発射ハンドル43等が配設される前枠である。ガラス扉部14は、遊技盤15の前面側における遊技球の転動する遊技領域16や遊技球の転動を予定していない非遊技領域17を目視できるように、それらの前側を覆う透明なガラス部14aと、そのガラス部14aの下方の皿ユニット部14bとを備える。
(1) Structure of Pachinko Gaming Machine The
ガラス扉部14は、外枠12や内枠13に対してヒンジ11aによりそれぞれ回動自在とされ、内枠13は、外枠12とガラス扉部14とに対してヒンジ11aによりそれぞれ回動自在とされている。
The
ガラス扉部14の前面側には、ガラス部14aの下方の皿ユニット部14bに、上皿42aと下皿42bとを有した球受け皿42、発射ハンドル43、下皿42bの球を抜く皿球抜きボタン44、上皿42aの球を下皿42bに移す通路球抜きボタン45、演出ボタン46、及び、演出キー47が、配設されている。また、ガラス扉部14の前面側には、上部側に、スピーカ48や枠ランプ49が配設されている。
On the front side of the
遊技盤15には、発射ハンドル43の操作により発射された遊技球が転動する遊技領域16が、レール部材35で囲まれて形成されている。遊技領域16には、遊技球を誘導する多数の図示しない障害釘や風車が突設され、さらに、盤ランプ50が埋設されている。
In the
遊技領域16の中央には、略円環状の枠体部18aを備えたセンター役物装置18が、配設されている。センター役物装置18には、枠体部18aに囲まれた開口部から視認可能に、第1画像表示器20の第1表示画面(第1画像表示部に相当。)20aが配置されている。実施形態の第1画像表示器20は、液晶表示装置であり、第1表示画面20aは液晶画面とされている。第1画像表示器20は、客待ち用のデモ表示、変動演出(図柄変動に相当。)、大当たり遊技に並行して行われる大当たり演出等を第1表示画面20aに表示する。変動演出は、大当たり抽選(特別遊技を実行するか否かの判定。以下、「大当たり判定」ともいう。)の結果を示すための識別画像(実施形態では、数字を示す数字画像)を含む複数の装飾図柄Fを変動表示(変動させつつ表示)した後停止表示し、その停止表示した装飾図柄Fの組合せにより、大当たり抽選の結果を報知する演出である。変動演出は、特別図柄変動に並行して行われる。また、大当たり抽選は、遊技球の第1始動口22又は第2始動口23への入賞に対して行われる。第1表示画面20aには、下部に、第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIが表示されるアイコン表示領域20bが設けられている(図25−1の(a)参照)。第1保留アイコンMIは、後述する保留の存在を示す画像であり、第1保留画像に相当する。第1変動中アイコンMHは、第1保留アイコンMIから移行したように視認され、実行中の図柄変動の存在(すなわち、図柄変動を実行中であること)を示す画像であり、第1変動中画像に相当する。第1変動中アイコンMHは、第1保留アイコンMIに類似する画像とされている。
In the center of the
センター役物装置18の下部には、第2画像表示器19を備えた可動役物装置110が配設されている。第2画像表示器19は液晶表示装置であり、第2画像表示器19は液晶画面である第2表示画面(第2画像表示部に相当。)19aを有し、第2表示画面19aは不透過型である。すなわち、第2表示画面19aを透過して後方を視認することはできない。可動役物装置110は後述する駆動機構により上下動可能に構成され、可動役物装置110の上下動に伴い、第2画像表示器19は、第2表示画面19aを前方に向けた状態で上下動可能に構成されている。そして、第2画像表示器19が上昇位置にあるとき、図2に示すように、第2表示画面19aは、第1表示画面20aの下部の前方に位置して、第1表示画面20aのアイコン表示領域20bと重なる。すなわち、第2表示画面19aは、アイコン表示領域20bに表示される第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIの前方に移動可能とされている。そして、第2表示画面19aは、第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIの前方に移動したとき、第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIを表示するように構成されている(図25−1の(c)参照)。第2保留アイコンSIは、第1保留アイコンMIに対応し、後述する保留の存在を示す画像であり、第2保留画像に相当する。第2変動中アイコンSHは、第1変動中アイコンMHに対応し、実行中の図柄変動の存在を示す画像であり、第2変動中画像に相当する。第2変動中アイコンSHは、第2保留アイコンSIに類似する画像とされている。また、第2画像表示器19が下降位置(待機位置)にあるとき、図1に示すように、第2表示画面19aは、第1表示画面20aと重ならず、センター役物装置18等に隠蔽されて前方からは視認できないように構成されている。
A
可動役物装置110の駆動機構すなわち第2画像表示器19の駆動機構について説明する。図2に示すように、第2画像表示器19の背面側の左右には、それぞれ、ラック112aを設けた支持枠112が連結され、各支持枠112の下端付近には、それぞれ、遊技盤15側に配設された駆動モータ114と、ラック112aに噛合する従動歯車(ピニオン)113とが配設されている。各支持枠112は、図示しないガイド部材により、上下動可能に保持されている。そして、各駆動モータ114の駆動軸には、それぞれ、従動歯車113に噛合する駆動歯車115が設けられている。そのため、各駆動モータ114が駆動軸115を正転駆動させれば、駆動歯車115に噛合された従動歯車113がラック112aを移動させて、第2画像表示器19を、図1に示す待機位置から図2に示す上昇位置(繰出位置)まで繰り出すことができ、その後、駆動モータ114が駆動軸114aを逆転駆動させれば、駆動歯車115に噛合された従動歯車113がラック112aを移動させて、第2画像表示器19を繰出位置から待機位置まで戻すことができる。
The drive mechanism of the
センター役物装置18の枠体部18aの左部には、入口から遊技球を流入させ、出口からステージ部18cへ遊技球を流出させるワープ部18bが配設されている。枠体部18aの下部のステージ部18cは、ワープ部18bから流入した遊技球を、上面で転動させて、第1始動口22へと案内したり、あるいは、そのまま、第1始動口22の上方より左右にずれた位置から落下させたりする。
A
遊技領域16の左右方向の中央下部や右側には、始動入賞装置21が設けられている。始動入賞装置21は、遊技領域16の左右方向の中央下部に配置されて、遊技球の入球し易さが常時変わらない第1始動口22と、遊技領域16の右側に配置されて、電動チューリップ(以下「電チュー」という。)24により開閉される第2始動口23とを備えている。電チュー24は、電チューソレノイド24a(図2参照)により駆動される。第2始動口23は、図1の二点鎖線に示すように、揺動する羽根タイプの電チュー24が開いているときのみ遊技球が入賞可能となる。なお、電チュー24は、実施形態のように羽根タイプのものに限らず、前後に移動する開閉扉を利用する扉タイプや、前進時に遊技球を受け止めて入球させ、後退時に遊技球を入球させないベロタイプ等の種々のタイプがあり、実施形態の構成に限定されるものではない。
A
また、遊技領域16には、大入賞装置26が設けられている。大入賞装置26は、大入賞口27と、大入賞口ソレノイド26a(図2参照)により動作する開閉部材26bとを備えている。大入賞口27は、開閉部材26bにより開閉される。
The
また、遊技領域16には、遊技球が通過可能なゲート28が、センター役物装置18の右方に配置されている。ゲート28は、遊技領域16の右側部を狙って遊技球を発射するいわゆる右打ちをした際に、遊技球が通過する可能性がある通過口である。後述する確変遊技状態及び時短遊技状態の場合には、ゲート28の遊技球の通過により第2始動口23が開放され易いので、確変遊技状態及び時短遊技状態の場合には、通常、遊技者は右打ちを行う。
In the
また、遊技領域16には、普通入賞装置29が設けられている。普通入賞装置29は、始動入賞装置21における第1始動口22の左方に配置され、遊技球が入球可能な複数(実施形態では、3つ)の普通入賞口30を備えている。
The
また、遊技領域16の外側の非遊技領域17であって遊技盤15の右下部には、表示器類が配置されている。遊技機10には、表示器類として、普通図柄表示器37、第1特別図柄表示器39a、及び、第2特別図柄表示器39bが設けられるとともに、普通図柄保留ランプ38、第1特別図柄保留ランプ40a、第2特別図柄保留ランプ40b、及び、状態表示器41が設けられている。
In addition, in the
第1特別図柄表示器39a、第2特別図柄表示器39bは、それぞれ、遊技球の第1始動口22、第2始動口23への入賞を契機として行われる大当たり抽選の結果を、変動表示を経て停止表示される特別図柄により報知する(これを「特別図柄変動」という)ものである。第1特別図柄表示器39a、第2特別図柄表示器39bに停止表示された特別図柄が所定の大当たり図柄であれば、大入賞口27を所定回数開閉する大当たり遊技が行われる。簡単に述べれば、第1始動口22又は第2始動口23への入賞による判定条件の成立により、大当たり判定が行われ、その判定結果が大当たりであれば、遊技者に有利な特別遊技としての大当たり遊技が実行されることとなる。
The 1st
特別図柄の変動表示中又は大当たり遊技中に、遊技球が第1始動口22又は第2始動口23に入賞すると、メイン制御部60(図2参照)は、大当たり判定を保留し、その入賞に対して取得した大当たり乱数等の乱数(判定用情報に相当。)を、第1始動口22への入賞(以下、「第1始動入賞」ともいう。)であれば第1特図保留記憶部63aに、第2始動口23への入賞(以下、「第2始動入賞」ともいう。)であれば第2特図保留記憶部63bに、特図保留記憶(以下、単に「保留」ともいう。)として記憶する。そして、特別図柄変動を実行可能になったときに、記憶しておいた特図保留記憶に基づいて大当たり判定を行い、特別図柄変動を実行する。保留していた大当たり判定を行い特別図柄変動を実行することを、「保留の消化」という。
When the game ball wins the
第1特別図柄保留ランプ40a、第2特別図柄保留ランプ40bは、それぞれ、第1特図保留記憶部63a、第2特図保留記憶部63bに記憶されている保留の個数を表示するものである。なお、第1特図保留記憶部63a、第2特図保留記憶部63bに記憶される保留の個数は、それぞれ4個が上限とされているため、第1特図保留記憶部63aに4個の保留がある状態で遊技球が第1始動口22に入賞したときや、第2特図保留記憶部63bに4個の保留がある状態で遊技球が第2始動口23に入賞したときは、その入賞に対して大当たり乱数等の乱数は取得されない。
The first special
普通図柄表示器37は、遊技球のゲート28への通過を契機として行われる普通図柄抽選の結果を、変動表示を経て停止表示される普通図柄により報知する(これを「普通図柄変動」という)ものである。普通図柄表示器37に停止表示された普通図柄が当たり図柄であれば、所定時間及び所定回数、電チュー24を開く補助遊技が行われる。
The
普通図柄の変動表示中又は補助遊技中に、遊技球がゲート28を通過すると、メイン制御部60は、その通過に対して取得した当たり乱数等の乱数を、普図保留記憶部63cに普図保留記憶として記憶する。そして、普通図柄変動を開始可能な状態になったときに、記憶しておいた普図保留記憶に基づいて当たりか否かの判定を行い、普通図柄変動を実行する。
When the game ball passes through the
普通図柄保留ランプ38は、普図保留記憶部63cに記憶されている普図保留記憶の個数を表示するものである。なお、普図保留記憶部63cに記憶される普図保留記憶の個数は、4個が上限とされているため、普図保留記憶部63cに4個の普図保留記憶がある状態で遊技球がゲート28を通過したときは、その通過に対して当たり乱数は取得されない。
The normal
状態表示器41は、大当たり遊技における後述するラウンド数を示すラウンドランプ、右打ちをすべき状態(後述する時短状態)であることを示す右打ちランプ、及び、後述する遊技状態を示す遊技状態ランプを備えている。
The
遊技領域16の下端には、入賞しなかった遊技球が排出されるアウト口33が配設されている。
At the lower end of the
(2)パチンコ遊技機の電気系統
次に、実施形態の遊技機10の電気系統について説明する。図3に示すように、遊技機10は、主制御基板からなるメイン制御部60、払出制御基板からなる払出制御部70、及び、サブ制御部85を備え、サブ制御部85は、演出制御基板からなる演出制御部90、画像音響制御基板からなる画像音響制御部95、及び、ランプ制御基板からなるランプ制御部100を備えている。そして、払出制御部70及び演出制御部90はメイン制御部60に接続され、画像音響制御部95及びランプ制御部100は演出制御部90に接続されている。各制御部は、CPU61,71,91,101,951、ROM62,72,92,102,952、RAM63,73,93,103,953等を備えている。また、メイン制御部60は、RAM63内に、第1特図保留記憶部63a、第2特図保留記憶部63b、及び、普図保留記憶部63cを備えている。さらに、演出制御部90は、RTC(リアルタイムクロック)94を備えている。RTC94は、日時を計測しており、遊技機10の電源が遮断されても図示しないバックアップ電源により計測動作を継続する。
(2) Electric system of pachinko gaming machine Next, an electric system of the
メイン制御部60は、大当たり抽選や遊技状態の移行など主に利益に関わる制御を行うものである。メイン制御部60には、第1始動口22に入賞した遊技球を検出する第1始動口SW(スイッチ)22a、第2始動口23に入賞した遊技球を検出する第2始動口SW23a、電チュー24を駆動する電チューソレノイド24a、ゲート28を通過した遊技球を検出するゲートSW28a、大入賞口27に入賞した遊技球を検出する大入賞口SW27a、開閉部材26bを駆動する大入賞口ソレノイド26a、各普通入賞口30に入賞した遊技球を検出する普通入賞口SW30a、第1特別図柄保留ランプ40a、第2特別図柄保留ランプ40b、普通図柄保留ランプ38、第1特別図柄表示器39a、第2特別図柄表示器39b、普通図柄表示器37、状態表示器41がそれぞれ接続され、図3に矢印で示すように、各スイッチからはメイン制御部60に信号が入力され、各ソレノイドやランプ等にはメイン制御部60から信号が出力される。
The
また、メイン制御部60は、払出制御部70に各種コマンドを送信するとともに、払い出し監視のために払出制御部70から信号を受信する。払出制御部70には、払出部75が接続され、払出制御部70は、メイン制御部60から受信したコマンドに従って払出部75を動作させ、賞球の払出を行わせる。
The
さらに、メイン制御部60には、ホールに設置されたホストコンピュータに対して各種の情報を送信する盤用外部情報端子基板105が接続されている。メイン制御部60は、払出制御部70から取得済みの払い出した賞球数の情報やメイン制御部60の状態等の情報を、盤用外部情報端子基板105を介して、ホストコンピュータに送信する。
Further, a board external
払出制御部70は、払出部75、払出球検出SW76、球有り検出SW77、満タン検出SW78、及び、発射部79と接続される。
The
払出制御部70は、払出部75に対して入賞時の賞球数を払い出す制御を行う。払出部75は、遊技球の貯留部から所定数を払い出すための払出駆動モータからなる。そして、払出制御部70は、払出部75に対して各入賞口(第1始動口22、第2始動口23、大入賞口27、普通入賞口30)に入賞した遊技球に対応した賞球数を払い出す制御を行う。
The
また、払出制御部70は、発射部79に対する遊技球の発射の操作を検出して遊技球の発射を制御する。発射部79は、遊技のための遊技球を発射するものであり、発射ハンドル43からの遊技者による遊技操作を検出するセンサや遊技球を発射させるソレノイド等を備える。払出制御部70は、発射部79のセンサにより遊技操作を検出すると、検出された遊技操作に対応してソレノイド等を駆動させて遊技球を間欠的に発射させ、遊技盤15の遊技領域16に遊技球を送り出す。
In addition, the
また、払出制御部70は、払い出す遊技球の状態を検出する各所の検出部が接続され、賞球のための払い出し状態を検出する。これらの検出部としては、既述の払出球検出SW76、球有り検出SW77、満タン検出SW78等がある。
In addition, the
さらに、払出制御部70には、ホールに設置された図示しないホストコンピュータに対して各種情報を送信する枠用外部情報端子基板106が接続されている。払出制御部70は、払出部(払出駆動モータ)75を駆動させて払い出した賞球数の情報等を枠用外部情報端子基板106を介してホストコンピュータに送信し、また、同様の情報をメイン制御部60にも送信する。
Further, a frame external
また、メイン制御部60は、演出制御部90に対し各種コマンドを送信し、演出制御部90は、画像音響制御部95との間でコマンドや信号の送受信を行う。画像音響制御部95には第1画像表示器20、第2画像表示器19及びスピーカ48が接続され、画像音響制御部95は、演出制御部90から受信したコマンドに従って、第1画像表示器20の第1表示画面20a及び第2画像表示器19の第2表示画面19aに画像を表示し、スピーカ48から音声を出力する。
The
詳しくは、画像音響制御部95は、演出内容を表現する画像及び音響を制御する際の演算処理を行うCPU951と、CPU951にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM952と、CPU951の作業用メモリとして用いられるRAM953と、VDP(Video Display Processor)954と、CGROM955と、SNDROM956とを備えている。
Specifically, the image
CGROM955には、第1画像表示器20及び第2画像表示器19において表示する各種画像、具体的には、遊技者に大当たり判定の結果を報知するための装飾図柄F、背景画像、第1保留アイコンMI、第2保留アイコンSI、第1変動中アイコンMH、第2変動中アイコンSH、遊技者に大当たり判定の結果を示唆する示唆演出や遊技者に大当たり判定の結果を予告する予告演出等を表示するためのキャラクタ、アイテム、文字等の画像データが記憶されている。SNDROM956には、画像データと同期させて又は画像データとは独立にスピーカ48から出力させる楽曲や音声、ジングル等の効果音等の各種音響データが記憶されている。
In the
CPU951は、演出制御部90から送信された各種コマンドに基づいて、アニメーションパターンの解析や、描画に関するコマンドをまとめたディスプレイリストの作成、ディスプレイリストのVDP954への送信等を行う。VDP954は、CPU951から受信したディスプレイリストに基づいて、CGROM955やSNDROM956に記憶された画像データや音響データを読み出し、読み出した画像データを用いて、装飾図柄F、背景画像、第1保留アイコンMI、第2保留アイコンSI、第1変動中アイコンMH、第2変動中アイコンSH、キャラクタ、アイテム、文字等を表示するための描画処理を行うとともに、読み出した音響データを用いて音声処理を行う。そして、VDP954は、描画処理された画像データにより第1画像表示器20及び第2画像表示器19における画面表示を制御し、音声処理された音響データによりスピーカ48から出力される音響を制御する。なお、実施形態では、VDP954が描画処理とともに音声処理も行うように構成したが、これに限らず、音声処理を専用で行うプロセッサを別途設けてもよい。
Based on the various commands transmitted from the
また、演出制御部90は、ランプ制御部100との間でコマンドや信号の送受信を行う。ランプ制御部100には、枠ランプ49、盤ランプ50、可動役物装置110の駆動モータやセンサ等が接続され、ランプ制御部100は、演出制御部90から受信したコマンドに従って、枠ランプ49、盤ランプ50を点灯・消灯し、可動役物装置110を動作させる。
In addition, the
具体的には、ランプ制御部100のROM102には、演出制御部90にて決定される演出内容に応じた枠ランプ49、盤ランプ50の発光パターンデータ(点灯/点滅や発光色に関するデータ)が記憶されている。ランプ制御部100のCPU101は、ROM102に記憶された発光パターンデータの中から、演出制御部90から受信したコマンドに対応したものを選択して読み出し、読み出した発光パターンデータに従って枠ランプ49、盤ランプ50の発光を制御する。また、ランプ制御部100のROM102には、可動役物装置110の動作パターンデータが記憶されている。ランプ制御部100のCPU101は、動作パターンデータの中から、演出制御部90から受信したコマンドに対応したものを選択して読み出し、読み出した動作パターンデータに従って、可動役物装置110の動作を制御する。
Specifically, the
演出制御部90には、遊技者が操作する演出ボタン46(図1参照)が押下操作されたことを検出する演出ボタン検出SW46aが接続されており、演出ボタン46が押下されると、演出ボタン検出SW46aから演出制御部90に対して信号が出力される。さらに、演出キー47のキー検出SW47aも演出制御部90に接続されている。演出キー47が遊技者によって操作されると、その操作に対応したキー検出SW47aの信号が演出制御部90へ入力される。
The
(3)遊技状態等の説明
遊技機10の遊技状態には、通常遊技状態、時短遊技状態、確変遊技状態、潜確遊技状態の4つの遊技状態がある。
(3) Description of the gaming state and the like The gaming state of the
時短遊技状態とは、大当たりへの当選し易さは通常遊技状態と同等であるが、通常遊技状態よりも第2始動口23へ遊技球が入賞し易い状態をいい、大当たり当選確率は通常遊技状態と同じく約1/300であるが、通常遊技状態では、普通図柄抽選の当選確率が約1/10、普通図柄変動時間が4秒、第2始動口23の開放時間が0.15秒、第2始動口23の開放回数が1回であるのに対して、時短遊技状態では、普通図柄抽選の当選確率が約9/10、普通図柄変動時間が1.5秒、第2始動口23の開放時間が1.80秒、第2始動口23の開放回数が3回となっている。
The short-time gaming state is the same as the normal gaming state in terms of the ability to win the jackpot, but the game ball is more likely to win the
確変遊技状態とは、通常遊技状態よりも大当たりに当選し易く、かつ第2始動口23へ遊技球が入賞し易い状態をいい、通常遊技状態では、大当たり当選確率が約1/300であるのに対して、確変遊技状態では、大当たり当選確率が約1/30となっている。また、確変遊技状態では、時短遊技状態と同様、普通図柄抽選の当選確率が約9/10、普通図柄変動時間が1.5秒、第2始動口23の開放時間が1.80秒、第2始動口23の開放回数が3回となっている。
The probable gaming state is a state where it is easier to win a big hit than the normal gaming state and a game ball is likely to win the
潜確遊技状態とは、通常遊技状態よりも大当たりに当選し易いが、第2始動口23への遊技球の入賞し易さは通常遊技状態と同等である状態をいい、潜確遊技状態では、確変遊技状態と同様、大当たり当選確率が約1/30となっているが、普通図柄抽選の当選確率は約1/10、普通図柄変動時間は4秒、第2始動口23の開放時間は0.15秒、第2始動口23の開放回数は1回となっている。
The latent game state is a state where it is easier to win a big hit than the normal game state, but the ease of winning a game ball to the
なお、通常遊技状態よりも大当たりに当選しやすい状態を、「高確率状態」といい、「高確率状態」でない状態を「低確率状態」という。また、通常遊技状態よりも第2始動口23へ遊技球が入賞し易い状態を「電サポ状態」といい、通常遊技状態よりも特別図柄の平均変動時間が短い状態を「時短状態」というが、本実施形態では、電サポ状態のときと時短状態のときとは一致するものとする。したがって、電サポ状態かつ時短状態のことを纏めて「時短状態」といい、「時短状態」でない状態を「時短無し状態」という。確変遊技状態は高確率状態かつ時短状態であり、時短遊技状態は低確率状態かつ時短状態であり、潜確遊技状態は高確率状態かつ時短無し状態であり、通常遊技状態は低確率状態かつ時短無し状態である。
It should be noted that a state that is easier to win a jackpot than the normal gaming state is referred to as a “high probability state”, and a state that is not a “high probability state” is referred to as a “low probability state”. In addition, a state in which a game ball is more likely to win the
遊技機10は、初期状態では(即ち、電源が投入されて最初の遊技が開始されるときは)通常遊技状態であり、大当たりが発生すれば、大入賞口27を所定回数開閉する大当たり遊技を経て、その大当たりの種類に応じた遊技状態に遷移する。図4に示すように、遊技機10の大当たりには、多くの賞球を獲得可能な長当たりと、ほとんど賞球の獲得が望めない短当たりとがある。そして、長当たりとして、16ラウンド(以下、「R」と表記する。)確変長当たり、8R確変長当たり、及び、16R通常長当たりがあり、短当たりとして、突確短当たり及び潜確短当たりがある。なお、ラウンドとは大入賞口27の開放期間を言う。16R確変長当たりでは大入賞口27を16回開放する大当たり遊技、8R確変長当たりでは大入賞口27を8回開放する大当たり遊技を行った後、いずれも確変遊技状態に遷移する。16R通常長当たりでは、大入賞口27を16回開放する大当たり遊技を行った後、時短遊技状態に遷移し、その時短遊技状態において大当たりが発生することなく100回の特別図柄変動が実行されると、通常遊技状態に遷移する。突確短当たりでは、大入賞口27を極短時間2回開放する大当たり遊技を行った後、確変遊技状態に遷移し、潜確短当たりでは、大入賞口27を極短時間2回開放する大当たり遊技を行った後、潜確遊技状態に遷移する。長当たりにおける大当たり遊技を「長当たり遊技」、短当たりにおける大当たり遊技を「短当たり遊技」という。
The
大当たりの抽選は大当たり乱数を用いて行われ、大当たりに当選した場合にいずれの種類の大当たりとなるかの抽選は、大当たり図柄乱数を用いて行われる。遊技機10では、図4に示すように、第1始動入賞に基づく大当たり及び第2始動入賞に基づく大当たりの内訳が定められている。図4から分かるように、遊技機10では、第2始動入賞の方が第1始動入賞よりも遊技者に有利である。
The jackpot lottery is performed using a jackpot random number, and when a jackpot is won, a lottery to determine which type of jackpot will be performed is performed using a jackpot symbol random number. In the
また、長当たりになるときは、図25−2に示すように、変動演出においてリーチ演出が行われる。リーチ演出とは、同時に変動される複数の装飾図柄F(実施形態では、左右及び中の装飾図柄F)を、最後に停止される装飾図柄(実施形態では、中の装飾図柄F)を除く装飾図柄Fを同一図柄で停止表示し、最後に停止される装飾図柄Fのみ変動した態様(以下、この態様を「リーチ態様」という。)として行われる演出である。なお、図において第1表示画面20aの中の白抜き矢印は、装飾図柄F等が変動していることを示す。多くの賞球を獲得可能な長当たりは、同時に変動される複数の装飾図柄Fをすべて同一図柄で停止表示することにより示されるため、リーチ演出は、大当たり(特に、長当たり)の期待度が高い演出である。同時に変動される複数の装飾図柄Fを同一図柄とした図柄を、大当たり図柄といい、大当たり図柄でない図柄をはずれ図柄という。短当たり及び小当たりの場合には、装飾図柄Fははずれ図柄で停止表示される。
Further, when the hit is long, as shown in FIG. 25-2, the reach effect is performed in the variable effect. The reach effect is a decoration excluding a plurality of decorative symbols F (in the embodiment, left and right and middle decorative symbols F) that are changed at the same time, and a decorative symbol that is stopped last (in the exemplary embodiment, a decorative symbol F in the middle). This is an effect that is performed as an aspect in which only the decorative design F that is stopped lastly is displayed with the same design F stopped, and only the decorative design F that is stopped last (this mode is referred to as “reach mode”). In the figure, a white arrow in the
また、大当たり抽選の結果がはずれであった場合に、変動演出においてリーチ演出を行う否かの抽選は、リーチ乱数を用いて行われる。リーチ演出を経て、左右の装飾図柄Fが同一で中の装飾図柄Fが左右とは異なる状態で停止してはずれになることを「リーチはずれ」といい、リーチ演出を経ずに、左右及び中の装飾図柄Fが相互に異なる状態で停止してはずれになることを「バラはずれ」という。 Further, when the result of the jackpot lottery is out of place, the lottery for determining whether or not to perform the reach effect in the variable effect is performed using a reach random number. After reaching the reach, the left and right decorative designs F are the same, and the middle decorative design F stops in a state different from the left and right. Stopping and falling off in the state in which the decorative symbols F are different from each other is referred to as “rose loss”.
(4)パチンコ遊技機の動作
≪メイン制御部での処理≫
次に、図5〜図17に基づいてメイン制御部60の動作について説明する。なお、後述する各カウンタは、RAM63に設けられ、遊技機10のリセット時にゼロクリアされる。
(4) Pachinko machine operation << Processing in the main control section >>
Next, the operation of the
メイン制御部60は、電源の供給が開始されると、図示しない起動処理や電源遮断監視処理等を含んだメイン制御処理の実行を開始し、メイン制御部60への電源の供給中、このメイン制御処理を継続的に実行する。そして、メイン制御部60は、このメイン制御処理に対して、所定周期(例えば4msec)毎に、図5に示すメイン側タイマ割込処理を割り込ませて実行する。すなわち、メイン制御部60は、図5に示すメイン側タイマ割込処理を所定周期毎に繰り返す。
When the supply of power is started, the
[メイン側タイマ割込処理]
メイン側タイマ割込処理では、メイン制御部60は、乱数更新処理(S201)、始動口SW処理(S202)、ゲートSW処理(S203)、大入賞口SW処理(S204)、普通入賞口SW処理(S205)、特別図柄処理(S206)、普通図柄処理(S207)、大入賞口処理(S208)、電チュー処理(S209)、賞球処理(S210)、及び、出力処理(S211)を行う。
[Main-side timer interrupt processing]
In the main timer interrupt process, the
[乱数更新処理]乱数更新処理(S201)では、図示しないが、メイン制御部60は、大当たり抽選に用いる大当たり乱数、大当たりの種類を決めるための大当たり図柄乱数、変動演出においてリーチ態様とするか否か決めるためのリーチ乱数、変動演出の変動パターン(ひいては変動時間)を決めるための変動パターン乱数、普通図柄抽選に用いる当たり乱数等を更新する乱数更新処理を行う。
[Random number update process] In the random number update process (S201), although not shown, the
[始動口SW処理]
始動口SW処理(S202)では、図6に示すように、メイン制御部60は、第1始動口SW22aがONしたか否かを判定し(S301)、ONしていなければステップS308に進み、ONしていれば(S301でYES)、第1特図保留記憶部63aに記憶されている保留の個数を数える第1始動口保留カウンタの値U1が、上限値の4未満か否かを判定し(S302)、4未満でない場合は始動口SW処理からリターンし、4未満の場合は、判定用情報(大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数、及び、変動パターン乱数)を取得して、特図保留記憶として、第1特図保留記憶部63aに格納して(S303)、値U1に1を加算し(S304)、ステップS305に進む。
[Start-up SW processing]
In the start port SW process (S202), as shown in FIG. 6, the
一方、ステップS308では、第2始動口SW23aがONしたか否かを判定し、ONしていなければ(S308でNO)、始動口SW処理からリターンし、ONしていれば(S308でYES)、第2特図保留記憶部63bに記憶されている保留の個数を数える第2始動口保留カウンタの値U2が、上限値の4未満か否かを判定し(S309)、4未満でない場合は始動口SW処理からリターンし、4未満の場合は、判定用情報を取得して、特図保留記憶として、第2特図保留記憶部63bに格納して(S310)、値U2に1を加算し(S311)、ステップS305に進む。なお、第1始動入賞又は第2始動入賞があった場合には、始動入賞口カウンタの値に1を加算する。
On the other hand, in step S308, it is determined whether or not the second start port SW23a is turned on. If not turned on (NO in S308), the process returns from the start port SW process, and if turned on (YES in S308). Then, it is determined whether or not the value U2 of the second starting port hold counter that counts the number of holds stored in the second special figure
ステップS305では、格納した判定用情報に基づいて、大当たり判定、大当たり図柄判定、リーチ判定及び変動パターン判定の事前判定(先読み判定)処理を行い(S305)、事前判定情報(事前判定の結果)を含む事前判定結果コマンドをセットするとともに(S306)、第1始動口22、第2始動口23のいずれへの入賞かを示す入賞種別を含んだ保留増加コマンドをセットして(S307)、始動口SW処理からリターンする。
In step S305, based on the stored information for determination, jackpot determination, jackpot symbol determination, reach determination, and variation pattern determination pre-determination (prefetch determination) processing is performed (S305), and pre-determination information (pre-determination result) is obtained. A pre-judgment result command is set (S306), and a hold increase command including a winning type indicating which of the
(事前判定処理)
ステップS305の事前判定処理について説明する。メイン制御部60は、後述する大当たり判定処理(図9参照)と同様に、特図保留記憶とされた大当たり乱数に基づいて、その特図保留記憶により特別図柄変動が実行されるときの遊技状態に応じた大当たり判定テーブルを参照し、大当たりであるか否かを判定する。なお、大当たり判定テーブルは、低確率状態であれば約1/300、高確率状態であれば約1/30の確率で大当たりとなるように構成されている。また、大当たりと判定した場合には、特図保留記憶とされた大当たり図柄乱数に基づいて、大当たり図柄決定テーブルを参照し、大当たり図柄を判定する。なお、大当たり図柄によって、大当たりの種類が決まる。また、ここで先読み判定した大当たり図柄を第1特図保留記憶部63a若しくは第2特図保留記憶部63bに格納しておくことにより、その特図保留記憶により特別図柄変動が実行されるときの遊技状態は把握可能である。大当たり図柄決定テーブルは、入賞種別によって、図4に示すような振分率で大当たりの種類が決まるように構成されている。また、後述する変動パターン選択処理(図10参照)と同様にして、特図保留記憶とされたリーチ乱数及び変動パターン乱数に基づいて、リーチ演出の有無を含めて特別図柄の変動パターンを選択する。
(Preliminary judgment processing)
The prior determination process in step S305 will be described. The
事前判定処理について、図16に基づいてさらに詳細に説明する。メイン制御部60は、遊技状態が高確率状態か否かを判定する(S1301)。そして、高確率状態であると判定すれば、上述したように大当たりとなる確率が約1/30となるような高確率用大当たり判定テーブルを用いて、大当たり乱数により大当たりか否かを判定し、大当たりであれば、さらに、大当たり図柄決定テーブルを用いて、大当たり図柄乱数により大当たり図柄を決定する(S1302)。なお、上述したように、大当たり図柄決定テーブルは、入賞種別によって、図4に示すような振分率で大当たりの種類が決まるように構成されている。一方、低確率であると判定すれば、上述したように大当たりとなる確率が約1/300となるような低確率用大当たり判定テーブルを用いて、大当たり乱数により大当たりか否かを判定し、大当たりであれば、さらに、大当たり図柄決定テーブルを用いて、大当たり図柄乱数により大当たり図柄を決定する(S1303)。
The prior determination process will be described in more detail based on FIG. The
次に、メイン制御部60は、遊技状態が時短有りか否か、すなわち、時短状態か時短無し状態かを判定する(S1304)。そして、時短有りと判定した場合には、時短状態用のリーチ乱数判定テーブルを用いて、リーチ乱数により変動演出をリーチ有りとするか否かの判定を行い(S1305)、時短状態用の変動パターンテーブルを用いて、変動パターン乱数により変動パターンを選択する(S1306)。一方、時短無しと判定した場合には、時短無し状態用のリーチ乱数判定テーブルを用いて、リーチ乱数により変動演出をリーチ有りとするか否かの判定を行い(S1307)、時短無し状態用の変動パターンテーブルを用いて、変動パターン乱数により変動パターンを選択する(S1308)。なお、変動パターンテーブルは、時短状態の場合、時短無し状態よりも、選択される変動パターンの平均変動時間が短くなるように構成されている。メイン制御部60は、以上の事前判定の結果(すなわち、大当たり乱数の事前判定の結果、大当たり図柄乱数の事前判定の結果、リーチ乱数の事前判定の結果、及び、変動パターン乱数の事前判定の結果)を、事前判定情報として記憶し(S1309)、事前判定処理からリターンする。
Next, the
[ゲートSW処理]
ゲートSW処理(S203)では、図7に示すように、メイン制御部60は、ゲートSW28aがONしたか否かを判定し(S401)、ONしていなければゲートSW処理からリターンし、ONしていれば、ゲート保留カウンタの値Gが上限値の4未満か否かを判定する(S402)。そして、4未満でない場合はゲートSW処理からリターンし、4未満であればGに1を加算して(S403)、普通図柄抽選に用いる当たり乱数を取得して所定記憶域に格納し(S404)、ゲートSW処理からリターンする。
[Gate SW processing]
In the gate SW process (S203), as shown in FIG. 7, the
[大入賞口SW処理]大入賞口SW処理(S204)では、図示しないが、大入賞口SW27aがONしていれば、当たり遊技中(後述する当たり遊技フラグがON)か否かを判定して、当たり遊技中であれば、入賞個数カウンタの値Cに1を加算するとともに、大入賞口カウンタの値に1を加算する処理である。 [Big Winner SW Processing] Although not shown in the Big Winner SW Processing (S204), if the Big Winner SW27a is ON, it is determined whether or not a winning game is in progress (a winning game flag described later is ON). If the winning game is in progress, 1 is added to the value C of the winning prize counter and 1 is added to the value of the big winning counter.
[普通入賞口SW処理]普通入賞口SW処理(S205)は、図示しないが、普通入賞口SW30aがONしていれば普通入賞口カウンタの値に1を加算する処理である。 [Normal Winning Port SW Processing] Although not shown, the normal winning port SW processing (S205) is a process of adding 1 to the value of the normal winning port counter if the normal winning port SW30a is ON.
[特別図柄処理]
特別図柄処理(S206)では、メイン制御部60は、図8に示すように、当たり遊技(大当たり遊技又は小当たり遊技)中か否かを示す当たり遊技フラグ(すなわち、小当たり遊技フラグ、長当たり遊技フラグ、又は、短当たり遊技フラグ)がONか否かを判定し(S501)、ONであれば特別図柄処理からリターンし、ONでなければ特別図柄の変動中か否かを判定する(S502)。そして、変動中であればステップS511に進み、変動中でなければ、第2始動口保留カウンタの値U2が1以上か否かを判定する(S503)。そして、値U2が1以上であれば値U2から1を減算して(S504)、1以上でなければ、第1始動口保留カウンタの値U1が1以上か否かを判定する(S505)。そして、値U1が1以上でなければ特別図柄処理からリターンし、1以上であれば値U1から1を減算する(S506)。次に、メイン制御部60は、値U1から1を減算した場合には、第1特図保留記憶部63aに格納されている特図保留記憶のうち最先に格納されたものを用いて、値U2から1を減算した場合には、第2特図保留記憶部63bに格納されている特図保留記憶のうち最先に格納されたものを用いて、後述する大当たり判定処理(S507)を行い、次いで、後述する変動パターン選択処理を行う(S508)。大当たり判定に用いた特図保留記憶は、第1特図保留記憶部63a又は第2特図保留記憶部63bから消去される。このように、第1特図保留記憶部63aに記憶されている保留より、第2特図保留記憶部63bに記憶されている保留が優先して、また、第1保留記憶部301、第2保留記憶部302のそれぞれの中では、先に記憶された保留から順に、大当たり判定に用いられる。
[Special symbol processing]
In the special symbol processing (S206), as shown in FIG. 8, the
その後、メイン制御部60は、値U1から1を減算した場合には第1特別図柄表示器39a、値U2から1を減算した場合には第2特別図柄表示器39bにおいて、特別図柄の変動を開始し(S509)、変動開始コマンドをセットして(S510)、ステップS511に進む。変動開始コマンドには、変動パターン選択処理において選択された変動パターン、大当たり判定処理における判定結果(すなわち、その特別図柄の変動が大当たりになるものか否か、及び、大当たりになる場合には大当たり図柄)、その時点の遊技状態、及び、その特別図柄の変動の基となった始動入賞の入賞種別を示す情報が含まれる。ステップS511では、特別図柄の変動時間が経過したか否かを判定し、経過していなければ特別図柄処理からリターンするが、経過していれば特別図柄の変動を停止して、大当たり判定処理でセットされた図柄で特別図柄を停止表示し(S512)、変動停止コマンドをセットする(S513)。そして、後述する停止中処理(S514)を行って、特別図柄処理からリターンする。
After that, the
(大当たり判定処理)
大当たり判定処理(S507)では、メイン制御部60は、図9に示すように、その時点の遊技状態に応じた大当たり判定テーブルを用いて、大当たり乱数が大当たりか否かの判定を行う(S601)。上述したように、大当たり判定テーブルは、通常遊技状態又は時短遊技状態であれば約1/300、確変遊技状態であれば約1/30の確率で大当たりとなるように構成されている。そして、大当たりであれば(S602でYES)、大当たり図柄乱数がどの大当たり図柄を示すものかを、大当たり図柄決定テーブルを用いて判定し(S603)、その大当たり図柄を特別図柄の停止図柄としてセットする(S604)。なお、大当たり図柄によって、大当たりの種類が決まる。上述したように、大当たり図柄決定テーブルは、入賞種別によって、図4に示すような振分率で大当たりの種類が決まるように構成されている。一方、大当たり乱数が大当たりでないが(S602でNO)、小当たりであれば(S605でYES)、特別図柄の停止図柄として小当たり図柄をセットする(S606)。小当たりでもなければ(S605でNO)、特別図柄の停止図柄としてハズレ図柄をセットする(S607)。なお、上述したように、装飾図柄Fの大当たり図柄及びはずれ図柄は、第1表示画面20aに表示される左右及び中の装飾図柄Fからなるものであり、一方、特別図柄の大当たり図柄及びハズレ図柄は、第1特別図柄表示器39a及び第2特別図柄表示器39bが備える複数のランプの点灯・消灯状態で表されるものである。特別図柄の停止図柄が大当たり図柄であるとき、装飾図柄Fの停止図柄は、大当たり図柄(長当たりのとき)又ははずれ図柄(短当たりのとき)となり、特別図柄の停止図柄が小当たり図柄又はハズレ図柄であるとき、装飾図柄Fの停止図柄ははずれ図柄となる。
(Big hit judgment processing)
In the jackpot determination process (S507), as shown in FIG. 9, the
(変動パターン選択処理)
変動パターン選択処理(S508)では、メイン制御部60は、図10に示すように、直前の大当たり判定処理で大当たりと判定していれば(S701でYES)、変動パターン乱数と変動パターンとの対応を示す変動パターンテーブルとして、リーチ演出有りの変動パターンが選択される大当たり用テーブルをセットする(S702)。大当たりでない場合には(S701でNO)、リーチ乱数判定テーブルを参照してリーチ乱数がリーチ有りを示すものであるか否かの判定を行い(S705)、リーチ有りである場合は(S706でYES)、変動パターンテーブルとして、リーチ演出有りの変動パターンが選択されるリーチはずれ用テーブルをセットし(S707)、リーチ無しである場合は(S706でNO)、変動パターンテーブルとして、リーチ演出無しの変動パターンが選択されるバラはずれ用テーブルをセットする(S708)。次に、メイン制御部60は、上記のようにセットした変動パターンテーブルを参照して、変動パターン乱数がいずれの変動パターンを示すかの判定を行い(S709)、その変動パターン乱数が示す変動パターンをセットする(S710)。そして、変動パターン選択処理からリターンする。変動パターン選択処理からリターンすると、メイン制御部60は、ステップS509に進む。
(Change pattern selection process)
In the variation pattern selection process (S508), as shown in FIG. 10, if the
図17に基づいて、変動パターンテーブルについて説明する。図17は、時短無し状態における第1始動入賞に対して用いられる変動パターンテーブルの設定例である。なお、図示はしないが、時短状態における第1始動入賞に対して用いられる変動パターンテーブルも設けられている。また、時短無し状態における第2始動入賞に対して用いられる変動パターンテーブル、及び、時短状態における第2始動入賞に対して用いられる変動パターンテーブルについては、第1始動入賞に対する変動パターンテーブルと共通としてもよいし、別途、設けることとしてもよい。 The variation pattern table will be described with reference to FIG. FIG. 17 is a setting example of the variation pattern table used for the first start winning in the timeless state. Although not shown, there is also provided a variation pattern table used for the first start winning in the short time state. Further, the variation pattern table used for the second start winning in the timeless state and the variation pattern table used for the second start winning in the time shortening state are common to the variation pattern table for the first starting winning. Alternatively, it may be provided separately.
図17において、変動パターンA〜Dは、大当たり判定処理で大当たりと判定された場合(S701でYESの場合)に選択される変動パターン(すなわち、ステップS702の大当たり用テーブルから選択される変動パターン)であり、変動パターンE〜Hは、大当たり判定処理ではずれと判定され、リーチ乱数判定処理でリーチ有りと判定された場合(S701でNO、S706でYESの場合)に選択される変動パターン(すなわち、ステップS707のリーチハズレ用テーブルから選択される変動パターン)である。変動時間は、変動パターンA及び変動パターンEが90秒、変動パターンB及び変動パターンFが60秒、変動パターンC及び変動パターンGが30秒、変動パターンD及び変動パターンHが15秒とされている。このように、大当たりのときとリーチハズレのときとで、同じ変動時間のものが用意されている。また、変動パターンI〜変動パターンKは、リーチ乱数判定処理でリーチ無しと判定された場合(S706でNOの場合)に選択される変動パターン(すなわち、ステップS708のバラハズレ用テーブルから選択される変動パターン)である。変動時間は、変動パターンIが13秒、変動パターンJが7秒、変動パターンKが3秒とされている。 In FIG. 17, the variation patterns A to D are selected when the jackpot determination process determines that the jackpot is large (in the case of YES in S701) (that is, the variation pattern selected from the jackpot table in step S702). The variation patterns E to H are determined to be deviations in the jackpot determination process and are determined to be reachable in the reach random number determination process (NO in S701, YES in S706) (that is, the variation pattern selected) , A variation pattern selected from the reach lose table in step S707). The fluctuation time is 90 seconds for fluctuation pattern A and fluctuation pattern E, 60 seconds for fluctuation pattern B and fluctuation pattern F, 30 seconds for fluctuation pattern C and fluctuation pattern G, and 15 seconds for fluctuation pattern D and fluctuation pattern H. Yes. In this way, the ones with the same fluctuation time are prepared for the big hit and the reach lose. Further, the fluctuation patterns I to K are fluctuation patterns selected when the reach random number determination process determines that there is no reach (in the case of NO in S706) (that is, fluctuations selected from the rose-flaw table in step S708). Pattern). The fluctuation time is 13 seconds for the fluctuation pattern I, 7 seconds for the fluctuation pattern J, and 3 seconds for the fluctuation pattern K.
図17に示すように、変動パターン乱数の値の範囲は、大当たりの場合もはずれの場合も0〜249の250個とされ、変動パターンAはそのうちの100個、変動パターンBはそのうちの75個、変動パターンCはそのうちの50個、変動パターンDはそのうちの25個が割り当てられている。一方、変動パターンEはそのうちの25個、変動パターンFはそのうちの50個、変動パターンGはそのうちの75個、変動パターンHはそのうちの100個が割り当てられている。したがって、大当たりになる場合には、リーチはずれになる場合よりも、長時間に亘って変動演出が実行され易いこととなる。これは、第2始動入賞についても同様とされている。 As shown in FIG. 17, the range of the value of the variation pattern random number is 250 from 0 to 249 in both cases of big hit and out of the range, 100 of which are variation pattern A and 75 of which are variation pattern B. 50 of the variation patterns C and 25 of the variation patterns D are allocated. On the other hand, 25 of the variation patterns E, 50 of the variation patterns F, 75 of the variation patterns G, and 100 of the variation patterns H are allocated. Therefore, in the case of a big hit, the fluctuating effect is more easily executed over a longer time than in the case of a loss of reach. The same applies to the second starting prize.
また、バラはずれになる場合には、保留数に応じて変動パターンが選択されるように構成され、第1始動入賞の保留数が0個の場合には変動時間13秒の変動パターンI、保留数が1〜2個の場合には変動時間7秒の変動パターンJ、保留数が3〜4個の場合には変動時間3秒の変動パターンKが選択される。したがって、バラはずれになる場合には、保留数が多いほど、図柄変動の平均時間が短くなる。これは、第2始動入賞についても同様とされている。 In addition, when there is a deviation, the variation pattern is selected according to the number of holds, and when the number of first start winning holds is 0, the variation pattern I with a variation time of 13 seconds, the hold When the number is 1 to 2, the variation pattern J having a variation time of 7 seconds is selected, and when the number of holdings is 3 to 4, the variation pattern K having a variation time of 3 seconds is selected. Therefore, in the case of falling off, the larger the number of reservations, the shorter the average time for symbol variation. The same applies to the second starting prize.
(停止中処理)
停止中処理(S514)では、メイン制御部60は、図11に示すように、時短遊技状態か否かを示す時短遊技フラグがONか否かを判定し(S801)、ONでない場合はステップS805に進むが、ONの場合は、時短遊技状態中の特別図柄変動の回数を数える時短変動カウンタの値Jを1減算し(S802)、Jが0であれば時短遊技状態を終えるために時短遊技フラグをOFFして(S803、804)、ステップS805に進む。
(Processing during stoppage)
In the stop process (S514), as shown in FIG. 11, the
ステップS805では、メイン制御部60は、確変遊技状態か否かを示す確変遊技フラグがONか否かを判定し、ONでない場合はステップS809に進むが、ONの場合は、確変遊技状態中の特別図柄変動の回数を数える高確率変動カウンタの値Xを1減算し(S806)、Xが0であれば、確変遊技状態を終えるために、確変遊技フラグをOFFして(S807、808)、ステップS809に進む。
In step S805, the
ステップS809では、大当たりか否か(即ち、停止した特別図柄が大当たり図柄か否か)を判定し(S809)、大当たりである場合は(S809でYES)、その大当たりが長当たりであるか否か判定する(S810)。そして、長当たりである場合は、長当たり遊技フラグをセットし(S811)、長当たりでない場合は、短当たりであるので、短当たり遊技フラグをセットして(S812)、時短変動カウンタの値J及び高確率変動カウンタの値Xを0とし(S813)、時短遊技フラグ、確変遊技フラグ及び潜確遊技フラグをOFFし(S814)、ステップS817に進む。一方、ステップS809で大当たりでないと判定した場合は、メイン制御部60は、小当たりか否か(即ち、停止した特別図柄が小当たり図柄か否か)を判定し(S815)、小当たりでない場合には停止中処理からリターンし、小当たりである場合には、小当たり遊技フラグをONして(S816)、ステップS817に進む。ステップS817では、メイン制御部60は、オープニングを開始し、オープニングコマンドをセットして(S818)、停止中処理からリターンする。停止中処理からリターンすると、メイン制御部60は、特別図柄処理からリターンして普通図柄処理に進む。
In step S809, it is determined whether or not the jackpot is a big hit (that is, whether or not the stopped special symbol is a jackpot symbol) (S809). If the jackpot is a big hit (YES in S809), whether or not the jackpot is a long hit Determine (S810). If it is a long win, a game flag per long is set (S811), and if it is not a long win, it is a short win, so a short win game flag is set (S812), and the value J of the hourly variation counter is set. Then, the value X of the high probability variation counter is set to 0 (S813), the time-saving game flag, the probability variation game flag, and the latent probability game flag are turned OFF (S814), and the process proceeds to step S817. On the other hand, if it is determined in step S809 that the jackpot is not a big hit, the
[普通図柄処理]
普通図柄処理(S207)では、メイン制御部60は、図12に示すように、補助遊技中か否かを示す補助遊技フラグがONか否かを判定し(S901)、ONであれば普通図柄処理からリターンし、ONでなければ普通図柄の変動中か否かを判定する(S902)。そして、変動中の場合にはステップS911に進み、変動中でない場合には、ゲート保留カウンタの値Gが1以上か否かを判定し(S903)、Gが1以上でなければ普通図柄処理からリターンし、Gが1以上であればGから1を減算して(S904)、ステップS404で格納しておいた当たり乱数が当たりか否かを判定して(S905)、停止図柄を選択し(S906)、ステップS907に進む。ステップS907では、遊技状態が時短遊技状態又は確変遊技状態であるか否かを判定して、時短遊技状態又は確変遊技状態であれば、変動時間を1.5秒とした短縮パターンをセットし(S908)、時短遊技状態又は確変遊技状態でなければ、変動時間を4秒とした通常パターンをセットして(S909)、普通図柄変動を開始し(S910)、ステップS911に進む。ステップS911では、メイン制御部60は、変動時間が経過したか否かを判定し、経過していなければ普通図柄処理からリターンし、経過していれば、普通図柄の変動を停止して停止図柄を表示する(S912)。そして、停止図柄がハズレを示す図柄であれば(S913でNO)、普通図柄処理からリターンし、当たりを示す図柄であれば(S913でYES)、補助遊技フラグをONして(S914)、普通図柄処理からリターンする。普通図柄処理からリターンすると、メイン制御部60は大入賞口処理に進む。
[Normal pattern processing]
In the normal symbol process (S207), as shown in FIG. 12, the
[大入賞口処理]
大入賞口処理(S206)では、メイン制御部60は、図13に示すように、まず、当たり遊技フラグ(すなわち、小当たり遊技フラグ、長当たり遊技フラグ、又は、短当たり遊技フラグ)がONか否かを判定し(S1001)、ONでなければ大入賞口処理からリターンするが、ONであれば、オープニング中であるか否かを判定する(S1002)。オープニングとは、当たり遊技の開始から第1ラウンドの開始までの期間をいう。メイン制御部60は、オープニング中と判定した場合には、オープニング時間が経過したか否かを判定し(S1003)、経過していなければ大入賞口処理からリターンし、経過していれば、当たりの種類に応じた最大R数(ラウンド数)と作動パターンとを設定する(S1004)。そして、入賞個数カウンタの値Cをゼロクリアし(S1005)、ラウンドカウンタの値Rに1を加算し(S1006)、大入賞口27の作動(開放)を開始する(S1007)。
[Large winning prize processing]
In the big prize opening process (S206), as shown in FIG. 13, the
次に、メイン制御部60は、大入賞口27の作動時間(開放時間)が経過したか否かを判定し(S1008)、経過していれば大入賞口27を閉口し(S1010)、経過していなければ、入賞個数カウンタの値Cが規定個数であるか否かを判定して(S1009)、規定個数でなければ大入賞口処理からリターンし、規定個数であれば大入賞口27を閉口する(S1010)。
Next, the
そして、メイン制御部60は、ラウンドカウンタの値Rが最大R数であるか否かを判定し(S1011)、最大R数でなければ、インターバル時間の計測を開始して(S1022)、大入賞口処理からリターンし、最大R数であれば、エンディングを開始して(S1012)、エンディングコマンドをセットし(S1013)、ラウンドカウンタの値Rをゼロクリアする(S1014)。なお、エンディングとは、最終ラウンドの終了から当たり遊技の終了までの期間をいう。次に、メイン制御部60は、エンディング時間が経過したか否かを判定し(S1019)、経過していなければ大入賞口処理からリターンし、経過していれば後述する遊技状態設定処理を行って(S1020)、当たり遊技フラグをOFFして(S1021)、大入賞口処理からリターンする。
Then, the
一方、メイン制御部60は、ステップS1002においてオープニング中でないと判定したときは、エンディング中であるか否かを判定し(S1015)、エンディング中であればステップS1019に進み、エンディング中でなければ、インターバル中であるか否かを判定する(S1016)。そして、インターバル中でないと判定したときは、ステップS1018に進み、インターバル中と判定したときは、インターバル時間が経過したか否かを判定し(S1017)、経過していれば、ステップS1018に進み、経過していなければ、大入賞口処理からリターンする。ステップS1018では、メイン制御部60は、大入賞口27の作動中か否かを判定して、作動中であればステップS1008に進み、作動中でなければステップS1005に進む。
On the other hand, when the
(遊技状態設定処理)
遊技状態設定処理(S1020)では、メイン制御部60は、図14に示すように、終了する当たり遊技が、小当たりであれば(S1101でYES)、遊技状態を移行させないので遊技状態設定処理からリターンする。一方、小当たりでなく(S1101でNO)、通常大当たりであれば(S1102でYES)、時短遊技状態に移行させるため時短遊技フラグをONし(S1103)、時短遊技状態における特別図柄の変動回数をカウントする時短変動カウンタの値Jを100とし(S1104)、遊技状態設定処理からリターンする。一方、通常大当たりでなく(S1102でNO)、確変大当たりであれば(S1105でYES)、確変遊技状態に移行させるため確変遊技フラグをONし(S1106)、確変大当たりでなければ(S1105でNO)、潜確大当たりであるので、潜確遊技状態に移行させるため潜確遊技フラグをONし(S1107)、確変又は潜確遊技状態(すなわち、高確率状態)における特別図柄の変動回数をカウントする高確率変動カウンタの値Xを10000として(S1108)、遊技状態設定処理からリターンする。メイン制御部60は、遊技状態設定処理からリターンすると、メイン制御部60は、ステップS1021に進む。
(Game state setting process)
In the game state setting process (S1020), as shown in FIG. 14, the
[電チュー処理]
電チュー処理(S209)では、メイン制御部60は、図15に示すように、補助遊技フラグがONか否かを判定し(S1201)、ONでないと判定すれば電チュー処理からリターンする。一方、ONと判定すれば、電チュー24が作動中(開放中)否かを判定し(S1202)、作動中でなければ、ステップS1203に進み、その時点の遊技状態が時短遊技状態又は確変遊技状態であるか否かを判定して、時短遊技状態又は確変遊技状態であれば(S1203でYES)、電チュー24の開放パターンとして、開放時間1.8秒で3回の開放を行う延長パターンをセットし(S1205)、時短遊技状態でも確変遊技状態でもなければ(S1203でNO)、開放時間0.15秒で1回の開放を行う通常パターンをセットして(S1204)、電チュー24の開放すなわち電チューソレノイド24aの作動を開始し(S1206)、ステップS1207に進む。ステップS1207では、所定の作動時間が経過したか否かを判定し、経過していなければ電チュー処理からリターンし、経過していれば補助遊技フラグをOFFして(S1208)、電チュー処理からリターンする。電チュー処理からリターンすると、メイン制御部60は、ステップS210の賞球処理に進む。
[Den Chu processing]
In the electric chew process (S209), as shown in FIG. 15, the
[賞球処理]賞球処理(S210)においては、図示しないが、遊技球の入球に応じた大入賞口カウンタの値に応じた数の賞球(実施形態では1カウントあたり15球)、普通入賞口カウンタの値に応じた数の賞球(実施形態では1カウントあたり10球)、及び、始動入賞口カウンタの値に応じた数の賞球(実施形態では1カウントあたり3球)を払い出すためのコマンドをセットして、それらのカウンタをゼロクリアする。 [Prize Ball Processing] In the prize ball processing (S210), although not shown, the number of prize balls (15 balls per count in the embodiment) according to the value of the big prize counter corresponding to the game ball entry, The number of prize balls according to the value of the normal prize opening counter (10 balls per count in the embodiment) and the number of prize balls according to the value of the start prize mouth counter (3 balls per count in the embodiment) Set a command to issue, and clear those counters to zero.
[出力処理]出力処理(S211)においては、図示しないが、各種コマンドを払出制御部70及び演出制御部90に出力する。
[Output Process] In the output process (S211), although not shown, various commands are output to the
≪演出制御部での処理≫
以上のメイン制御部60における処理と並行して、サブ制御部85の演出制御部90では、サブ側メイン処理を継続的に実行する。サブ側メイン処理では、起動時に初期設定を行い、CTC(Counter/Timer Circuit)の周期設定を行った後、設定された周期にしたがって、演出制御において用いられる乱数を更新しつつ、所定周期(例えば4msec)毎に図18に示すサブ側タイマ割り込み処理を割り込ませて実行する。すなわち、演出制御部90は、図18に示すようなサブ側タイマ割込処理を所定周期毎に繰り返す。
≪Processing in production control unit≫
In parallel with the processing in the
[サブ側タイマ割込処理]
サブ側タイマ割込処理では、演出制御部90は、コマンド受信処理(S2101)と演出ボタン処理(S2102)と第2画像表示部作動終了処理(S2103)とコマンド送信処理(S2104)とを行う。コマンド受信処理及び第2画像表示部作動終了処理については後述する。演出ボタン処理は、演出ボタン46が押下された旨の信号を受信した際に、所定のコマンドを画像音響制御部95やランプ制御部100に送信できるようにセットする処理である。コマンド送信処理は、コマンド受信処理、演出ボタン処理及び第2画像表示部作動終了処理でセットしたコマンドを画像音響制御部95やランプ制御部100に送信する処理である。コマンド送信処理が実行されると、各種コマンドを受信した画像音響制御部95やランプ制御部100は、各種演出装置(第1画像表示器20、第2画像表示器19、スピーカ48、枠ランプ49、盤ランプ50、及び、可動役物装置110)を用いて各種演出(変動演出、大当たり演出など)を実行する。
[Sub timer interrupt processing]
In the sub timer interruption process, the
[コマンド受信処理]
コマンド受信処理(S2101)では、演出制御部90は、図19に示すように、メイン制御部60から事前判定結果コマンド(S306参照)を受信したか否かを判定し(S2200)、受信していなければステップS2206に進み、受信していれば、保留増加コマンド(S307参照)を受信したか否かを判定し(S2201)、受信していなければ、ステップS2206に進み、受信していれば、事前判定結果コマンド及び保留増加コマンドに含まれている情報に基づいて、増加する保留(特図保留記憶)の情報を画像音響制御部95に送信して第1表示画面20aに第1保留アイコンMIを表示させるための保留アイコン表示コマンドをセットする(S2202)。送信する保留の情報には、第1始動入賞又は第2始動入賞のいずれに基づく保留であるかを示す入賞種別、及び、その保留の先読み判定の結果が含まれる。
[Command reception processing]
In the command reception process (S2101), as shown in FIG. 19, the
画像音響制御部95は、保留アイコン表示コマンドに基づいて、図25−1等に示すように、第1表示画面20aに保留の存在を示す画像として第1保留アイコンMIを表示する。第1保留アイコンMIは、保留されている判定に1対1に対応して表示されるとともに、保留の消化順に左側から左右方向に並んで表示される。すなわち、上述したように、第2始動入賞に係る保留は第1始動入賞に係る保留より優先的に消化されるとともに、第1始動入賞に係る保留同士、第2始動入賞に係る保留同士では、それぞれ保留の記憶順に消化されることから、第2始動入賞に係る保留は、第1始動入賞に係る保留より左側に表示され、第1始動入賞に係る保留同士、第2始動入賞に係る保留同士では、それぞれ保留の記憶順に左側から並んで表示される。第1保留アイコンMIは、区別する必要があるときは、左から順にMI1、MI2、MI3…というように符号を付ける。
Based on the hold icon display command, the image
また、画像音響制御部95は、保留アイコン表示コマンドに基づいて、特殊図柄Tを、第1表示画面20aの常時前方から視認可能な位置(すなわち、第1表示画面20aの可動役物装置110が作動したときも隠蔽されない位置)に表示する。ここで、可動役物装置110は第2画像表示器19を備えているので、換言すれば、特殊図柄Tは、第2画像表示器19が作動(上昇)したときも、隠蔽されず視認可能である。特殊図柄Tは、いわゆる第四図柄と称されるものであり、本実施形態では、上下2つの数字からなり、上の数字は第1始動入賞に係る保留、下の数字は第2始動入賞に係る保留の個数を示している。
In addition, the image
次いで、演出制御部90は、その保留の先読み判定の結果を記憶し(S2203)、ステップS2204に移行する。詳しくは、演出制御部90は、図20に示すように、RAM93内に第1始動口用保留記憶部93a、第2始動口用保留記憶部93bを有しており、これらはそれぞれ第1記憶部から第4記憶部までの4つの記憶部を有している。演出制御部90は、保留の先読み判定の結果を、その保留が第1始動入賞に基づくものであれば第1始動口用保留記憶部93aに、第2始動入賞に基づくものであれば第2始動口用保留記憶部93bに記憶する。なお、第1記憶部から順に記憶に用いられ、第1記憶部に記憶されているものから順に、変動演出の基とされる。後述するように、変動開始コマンドの受信により変動演出が行われたときは、その変動演出に係る保留を示していた第1保留アイコンMIが消去され、その変動演出に対応する第1変動中アイコンMHが表示されるとともに、その変動演出に係る保留の先読み判定の結果は、第1記憶部から消去され、第2記憶部の記憶内容が第1記憶部に、第3記憶部の記憶内容が第2記憶部に、…というように記憶内容が1つずつ繰り上げられる。
Next, the
ステップS2204では、演出制御部90は、第2画像表示部である第2表示画面19aが作動中である(すなわち、上昇位置にある)か否かを判定し、作動中でなければステップS2206に進み、作動中であれば、増加する保留の情報を画像音響制御部95に送信して第2表示画面19aに第2保留アイコンSIを表示させるための第2保留アイコン表示コマンドをセットして(S2205)、ステップS2206に進む。第2保留アイコン表示コマンドを受信した画像音響制御部95は、第2表示画面19aに保留の存在を示す画像として第2保留アイコンSIを表示する。なお、第2保留アイコンSIも、第1保留アイコンMIと同様に、保留の消化順に左側から左右方向に並んで表示される。第2保留アイコンSIにおいても、区別する必要があるときは、左から順にSI1、SI2、SI3…というように符号を付ける。すなわち、第2保留アイコンSI1〜SI4は第1保留アイコンMI1〜MI4に、それぞれ対応する。また、後述するように、第2表示画面19aが上昇位置にあるとき、第2表示画面19aには、第1変動中アイコンMHに対応する第2変動中アイコンSHが表示される。
In step S2204, the
ステップS2206では、演出制御部90は、メイン制御部60から変動開始コマンド(S510参照)を受信しているか否か判定し、受信していなければ、ステップS2212に進み、受信していれば、保留アイコン消去コマンド及び変動中アイコン表示コマンドをセットする(S2207,S2208)。保留アイコン消去コマンド及び変動中アイコン表示コマンドを受信した画像音響制御部95は、第1表示画面20aにおいて、変動演出を開始しようとする保留の第1保留アイコンMI(すなわち、最も左にある第1保留アイコンMI1)を消去し、開始しようとする変動演出に対応した第1変動中アイコンMHを表示するとともに、残りの第1保留アイコンMIの位置を1つずつ左にシフトする。第1変動中アイコンMHは、第1保留アイコンMIによって示されていた保留中の大当たり判定が行われ図柄変動(変動演出)が実行中になることに対応して、第1保留アイコンMIから移行したように視認されるものであり、第1保留アイコンMIを一回り大きくしたような画像とされ、第1保留アイコンMIの列の左側に表示される。
In step S2206, the
次に、演出制御部90は、先読み判定結果消去処理を行う(S2209)。先読み判定結果消去処理では、演出制御部90は、第1始動入賞に基づく変動であれば第1始動口用保留記憶部93aの第1記憶部、第2始動入賞に基づく変動であれば第2始動口用保留記憶部93bの第1記憶部に記憶されている保留の情報を消去して、上述したように第2記憶部以降の記憶内容を1つずつ繰り上げる。そして、演出制御部90は、後述する変動演出選択処理及び第2画像表示部作動開始処理を行い(S2210,S2211)、ステップS2212に進む。ステップS2212では、演出制御部90は、メイン制御部60から変動停止コマンド(S513参照)を受信しているか否かを判定し、受信していなければ、ステップS2215に進み、受信していれば、変動中アイコン消去コマンドをセットするとともに(S2213)、後述する変動演出終了中処理を行って(S2214)、ステップS2215に進む。変動中アイコン消去コマンドを受信した画像音響制御部95は、第1変動中アイコンMHを消去する。
Next, the
ステップS2215では、メイン制御部60からオープニングコマンド(S818参照)を受信したか否かを判定し、受信していなければ、ステップS2217に進み、受信していれば、当たり演出選択処理を行って(S2216)、ステップS2217に進む。なお、当たり演出選択処理(S2216)は、演出制御部90が、オープニングコマンドを解析し、当たり演出パターンを選択して、画像音響制御部95に送信するためのオープニング演出開始コマンドをセットする処理である。オープニング演出開始コマンドを受信した画像音響制御部95は、当たり演出(大当たり演出、又は、小当たり遊技に並行して行われる小当たり演出)を開始する。
In step S2215, it is determined whether or not an opening command (see S818) has been received from the
ステップS2217では、メイン制御部60からエンディングコマンド(S1013参照)を受信したか否かを判定して、受信していなければ、コマンド受信処理からリターンし、受信していれば、エンディング演出選択処理を行って(S2218)、コマンド受信処理からリターンする。なお、エンディング演出選択処理(S2218)は、演出制御部90が、エンディングコマンドを解析し、エンディング演出パターンを選択して、画像音響制御部95に送信するためのエンディング演出開始コマンドをセットする処理である。エンディング演出開始コマンドを受信した画像音響制御部95は、エンディング演出を行って当たり演出を終了する。メイン制御部60は、コマンド受信処理からリターンすると、ステップS2102に進む。
In step S2217, it is determined whether or not an ending command (see S1013) has been received from the
[変動演出選択処理]
変動演出選択処理(S2210)では、演出制御部90は、図21に示すように、まず、メイン制御部60から受信した変動開始コマンドを解析する(S2301)。変動開始コマンドには、上述したように、変動パターン、大当たり判定の結果、遊技状態、及び、入賞種別を示す情報が含まれている。演出制御部90は、解析結果に応じた変動演出パターンを選択して(S2302)、ステップS2303に進む。
[Variation production selection processing]
In the change effect selection process (S2210), the
ステップS2303では、演出制御部90は、開始しようとする図柄変動に関する情報である変動情報を記憶する。変動情報には、その図柄変動の大当たり判定の結果及び変動パターンを示す情報が含まれる。そして、演出制御部90は、選択した変動演出パターンの情報を含む変動演出開始コマンドをセットし(S2304)、変動演出選択処理からリターンして、上述したステップS2211に進む。変動演出開始コマンドを受信した画像音響制御部95は、第1表示画面20aにおいて、変動演出を開始する(変動演出手段)。
In step S2303, the
[第2画像表示部作動開始処理]
第2画像表示部作動開始処理(S2211)では、演出制御部90は、図22に示すように、第2表示画面19aの作動条件を満たすか否かを判定する(S2401)。本実施形態では、遊技状態が通常遊技状態又は潜確遊技状態であることを作動条件とする。本実施形態では、図柄変動の開始時に第2表示画面19aを作動させるが、頻繁に図柄変動が発生する時短遊技状態又は確変遊技状態では、第2表示画面19aの作動が頻繁に生じ得ることとなって、却って演出効果を低下させる虞があるからである。演出制御部90は、作動条件を満たさないと判断したときは、第2画像表示部作動開始処理からリターンするが、作動条件を満たすと判断したときは、第1始動口用保留記憶部93a及び第2始動口用保留記憶部93bに記憶されている保留の情報及びステップS2303で記憶した変動情報を参照して(S2402)、第2表示画面19aに表示すべきアイコンの情報を含む第2画像表示部表示開始コマンドをセットする(S2403)。
[Second image display operation start processing]
In the second image display unit operation start process (S2211), as shown in FIG. 22, the
本実施形態では、第1保留アイコンMIは、対応する保留の先読み判定の結果によらず、色も含めて同一の画像が用いられ、第1変動中アイコンMHは、対応する図柄変動の結果(具体的には、大当たりになるか否か、大当たりにならないときはリーチはずれになるか否か)によらず、色も含めて同一の画像が用いられる。 In the present embodiment, the same image including the color is used for the first hold icon MI regardless of the result of the corresponding hold prefetch determination, and the first changing icon MH is the result of the corresponding symbol change ( Specifically, the same image including the color is used regardless of whether or not it is a big hit or whether or not the reach is lost when the big hit is not reached.
一方、第2保留アイコンSIは、対応する保留の先読み判定の結果によって色が異なる画像が用いられ、第2変動中アイコンSHは、対応する図柄変動の結果によって色が異なる画像が用いられる。具体的には、第1保留アイコンMIは白色の円形の画像とされる。第1変動中アイコンMHは、第1保留アイコンMIより一回り大きい白色の円形の画像とされて、台を模した画像MDの上に乗っているように表示される。一方、第2保留アイコンSIは、大きさ及び形は第1保留アイコンMIと同等であるが、先読み判定の結果によって色が異なり、先読み判定の結果が大当たり、小当たり、若しくは、リーチはずれである保留に対しては赤色(図では、黒色で表す。)、それら以外の保留に対しては白色とされる。また、第2変動中アイコンSHは、大きさ及び形状は第1変動中アイコンMHと同等であり、画像MDと同じ台を模した画像SDの上に乗っているように表示されるが、その図柄変動の結果が大当たり、小当たり、若しくは、リーチはずれである場合は赤色、それら以外の場合は白色とされる。すなわち、第2保留アイコンSIは、その第2保留アイコンSIに対応する保留中の大当たり判定が大当たりとなる期待度を、色により示唆している(保留示唆演出手段)。また、第2変動中アイコンSHは、その第2変動中アイコンSHに対応する実行中の図柄変動が大当たりとなる(大当たり図柄で停止する)期待度を、色により示唆している(変動中示唆演出手段)。 On the other hand, the second hold icon SI uses an image having a different color depending on the result of the corresponding hold prefetch determination, and the second changing icon SH uses an image having a different color depending on the corresponding symbol change result. Specifically, the first hold icon MI is a white circular image. The first changing icon MH is a white circular image that is slightly larger than the first hold icon MI, and is displayed on the image MD imitating the platform. On the other hand, the second hold icon SI has the same size and shape as the first hold icon MI, but the color differs depending on the result of the prefetch determination, and the result of the prefetch determination is a big hit, a small hit, or a reach deviation. It is red for the hold (shown in black in the figure) and white for the other hold. In addition, the second changing icon SH is similar in size and shape to the first changing icon MH and is displayed on the image SD imitating the same platform as the image MD. When the result of the symbol variation is a big hit, a small hit, or the reach is off, the color is red, and otherwise it is white. That is, the second on-hold icon SI suggests the degree of expectation that the on-hold jackpot determination corresponding to the second on-hold icon SI will be a big hit (holding suggestion producing means). In addition, the second changing icon SH indicates the degree of expectation that the symbol change being executed corresponding to the second changing icon SH is a big hit (stops at the big hit symbol) by color (implying change indication) Production means).
このように、保留の先読み判定の結果が大当たりの期待度の高いもの(ここでは、大当たり、小当たり、若しくは、リーチはずれ)である場合、第2保留アイコンSIは対応する第1保留アイコンMIから変化した状態(ここでは、第1保留アイコンMIから色が変化した状態)とされる(保留画像変化手段)。図柄変動の結果が大当たりの期待度の高いものである場合、第2変動中アイコンSHは第1変動中アイコンMHから変化した状態(ここでは、第1変動中アイコンMHから色が変化した状態)とされる(変動中画像変化手段)。なお、第2保留アイコンSIを対応する第1保留アイコンMIから変化した状態、あるいは、第2変動中アイコンSHを第1変動中アイコンMHから変化した状態とする演出を、以下、「保留変化演出」と称することがある。保留変化演出は、保留の先読みに基づいて行われる先読み演出の一種である。 As described above, when the result of the hold prefetch determination is a thing with a high expectation level of the jackpot (here, the jackpot, the jackpot, or the reach is off), the second hold icon SI is changed from the corresponding first hold icon MI. A changed state (here, a state in which the color has changed from the first hold icon MI) is set (pending image changing means). When the result of the symbol variation is high in expectation of jackpot, the second variation icon SH has changed from the first variation icon MH (here, the color has changed from the first variation icon MH) (Fluctuating image changing means). An effect that changes the second hold icon SI from the corresponding first hold icon MI or changes the second changing icon SH from the first changing icon MH is hereinafter referred to as “hold change effect”. May be called. The hold change effect is a kind of prefetch effect performed based on the hold prefetch.
そして、演出制御部90は、第2表示画面19aを上昇状態とするための第2画像表示部作動開始コマンドをセットし(S2404)、第2画像表示部の作動時間(すなわち、第2表示画面19aの上昇状態の継続時間)の計測を開始して(S2405)、第2画像表示部作動開始処理からリターンする。第2画像表示部作動開始処理からリターンすると、演出制御部90は、上述したステップS2212に進む。第2画像表示部表示開始コマンドは画像音響制御部95に送信され、第2画像表示部作動開始コマンドはランプ制御部100に送信される。第2画像表示部表示開始コマンドを受信した画像音響制御部95は、そのコマンドで示される第2保留アイコンSI及び第2変動中アイコンSHを第2表示画面19aに表示する。なお、第2保留アイコンSIは、保留の数だけ表示される。第2画像表示部作動開始コマンドを受信したランプ制御部100は、第2表示画面19aを図2に示す上昇位置まで上昇させる。
Then, the
[変動演出終了中処理]
変動演出終了中処理(S2214)では、演出制御部90は、図23に示すように、変動停止コマンドを解析し(S2501)、装飾図柄Fを大当たり判定の結果と変動パターンに応じた停止図柄で停止させて変動演出を終了するための変動演出終了コマンドをセットし(S2502)、変動演出終了中処理からリターンする。変動終了コマンドを受信した画像音響制御部95は、装飾図柄Fを停止表示して変動演出を終了する。変動演出終了中処理からリターンすると、演出制御部90は、上述したステップS2215に進む。
[Processing during variation production]
In the process of changing production end (S2214), the
[第2画像表示部作動終了処理]
第2画像表示部作動終了処理(S2103)では、演出制御部90は、図24に示すように、第2画像表示部が作動中か否か(すなわち、第2表示画面19aが上昇状態にあるか否か)を判定し(S2601)、作動中でなければ第2画像表示部作動終了処理からリターンするが、作動中であれば、所定の作動時間を経過したか否かを判定する(S2602)。ここで、所定の作動時間は、通常遊技状態及び潜確遊技状態における1回の図柄変動に要する時間よりも短い時間とする。そして、所定の作動時間を経過していないと判定すれば、第2画像表示部作動終了処理からリターンするが、経過したと判定すれば、第2画像表示部作動終了コマンドをセットするとともに(S2603)、第2画像表示部表示終了コマンドをセットして(S2604)、第2画像表示部作動終了処理からリターンする。第2画像表示部表示終了コマンドは画像音響制御部95に送信され、第2画像表示部作動終了コマンドはランプ制御部100に送信される。第2画像表示部表示終了コマンドを受信した画像音響制御部95は、第2表示画面19aにおける第2保留アイコンSI及び第2変動中アイコンSHの表示を終了する。第2画像表示部作動終了コマンドを受信したランプ制御部100は、第2表示画面19aを図1に示す待機位置まで下降させる。
[Second image display section operation end processing]
In the second image display unit operation end process (S2103), as shown in FIG. 24, the
(5)演出例
〈図25−1、図25−2の例〉
次に、図25−1、図25−2に基づいて実施形態の演出の例について説明する。(a)は、第1表示画面20aにおいて図柄変動が終了した状態を示す。遊技状態は通常遊技状態であるものとする。(a)では、図柄変動の終了時点で、第1始動入賞に係る保留が4個存在し、第2始動入賞に係る保留は存在しない状態である。したがって、第1保留アイコンMIが4個表示され、特殊図柄Tの上の数字は「4」、下の数字は「0」とされている。保留の先読み判定の結果は、3個目は16R確変長当たり、それ以外の保留はバラはずれであるものとする。したがって、保留の情報として、第1始動口用保留記憶部93aの第1記憶部、第2記憶部及び第4記憶部にバラはずれ、第3記憶部に16R確変長当たりという先読み判定の結果が記憶されている。演出制御部90は、変動停止コマンドを受信すると(図19のステップS2212)、変動中アイコン消去コマンドをセットし(S2213)、このコマンドを受信した画像音響制御部95は、第1変動中アイコンMHを消去するので、(a)では第1変動中アイコンMHは表示されていない。
(5) Examples of production <Examples of FIGS. 25-1 and 25-2>
Next, an example of the effect of the embodiment will be described based on FIGS. 25-1 and 25-2. (A) shows the state in which the symbol variation has ended on the
(a)の例では保留が存在するため、(b)に示すように次の図柄変動が開始される。図柄変動を開始するとき、演出制御部90は、メイン制御部60から変動開始コマンドを受信し(図19のステップS2206)、保留アイコン消去コマンド及び変動中アイコン表示コマンドをセットする(S2207,S2208)。次に、演出制御部90は、先読み判定結果消去処理及び変動演出選択処理を行う(S2209,S2210)。先読み判定結果消去処理では、第1始動口用保留記憶部93aの第1記憶部に記憶されている保留の情報を消去し、第2記憶部以降に記憶されている保留の情報を1つずつ上にシフトする。変動演出選択処理では、変動開始コマンドを解析し(図21のS2301)、変動演出パターンを選択し(S2302)、変動情報を記憶して(S2303)、変動演出開始コマンドをセットする(S2304)。
In the example of (a), since there is a hold, the next symbol variation is started as shown in (b). When starting symbol variation, the
そして、演出制御部90は、第2画像表示部作動開始処理を行う(図19のS2211)。第2画像表示部作動開始処理では、演出制御部90は、作動条件を満たすか(ここでは、通常遊技状態又は潜確遊技状態か)否かを判定し(図22のS2401)、満たすと判定して、記憶している保留の情報及び変動情報を参照し(S2402)、第2画像表示部表示開始コマンドをセットする(S2403)。ここでは、保留の情報として、第1始動口用保留記憶部93aの第1記憶部にバラはずれ、第2記憶部に16R確変長当たり、第3記憶部にバラはずれという先読み判定の結果が記憶されている。また、変動情報として、大当たり判定ははずれ、変動パターンはリーチ無しであること(すなわち、その図柄変動がバラはずれであること)が記憶されている。したがって、演出制御部90は、第2画像表示部表示開始コマンドに、アイコンに関する情報として、第2保留アイコンSIは3個であり、消化順に白色、赤色、白色とすること、第2変動中アイコンSHは白色とすることを示す情報を含める。
Then, the
演出制御部90は、第2画像表示部作動開始コマンドをセットして(S2404)、第2画像表示部の作動時間の計測を開始する(S2405)。以上によりセットされた各コマンドは、コマンド送信処理(図18のS2104)で画像音響制御部95やランプ制御部100に送信される。
The
画像音響制御部95は、保留アイコン消去コマンド及び変動中アイコン表示コマンドにしたがって、最も左側の(すなわち、開始される図柄変動に対応する)第1保留アイコンMI1が台を模した画像MDの上に移動するような表示を行って、その第1保留アイコンMI1を消去するとともに、第1変動中アイコンMHを表示する。したがって、遊技者には、第1保留アイコンMI1が第1変動中アイコンMHに移行したように視認される。また、残りの第1保留アイコンMI2、MI3、MI4を左方向へシフトして、それぞれ第1保留アイコンMI1、MI2、MI3とし、特殊図柄Tの上の数字を「3」とする。第1保留アイコンMI1、MI2、MI3及び第1変動中アイコンMHは、すべて白色とする。画像音響制御部95は、変動演出開始コマンドにしたがって、(b)に示すように第1表示画面20aにおいて図柄変動を開始する。
In accordance with the hold icon deletion command and the changing icon display command, the image
さらに、画像音響制御部95は、第2画像表示部表示開始コマンドにしたがって、第2表示画面19aに、台を模した画像SDの上に乗った白色の第2変動中アイコンSH、白色の第2保留アイコンSI1、赤色の第2保留アイコンSI2、白色の第2保留アイコンSI3を表示する。そして、ランプ制御部100は、第2画像表示部作動開始コマンドにしたがって、第2表示画面19aを上昇させて、(c)に示す上昇位置に配置する。第2表示画面19aは不透過型であるため、第1表示画面20aのアイコン表示領域20bは隠蔽されて、アイコン表示領域20bに表示されていた第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIは視認不能となり、代わりに第2表示画面19aに表示された第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIが視認可能となる。なお、第2表示画面19aが上昇位置にあるとき、第1変動中アイコンMHの位置に第2変動中アイコンSHが、第1保留アイコンMI1〜MI4の位置に第2保留アイコンSI1〜SI4がそれぞれ重なるように、第2表示画面19aにおける表示位置が定められている。したがって、第1保留アイコンMI2及び第2保留アイコンSI2に注目すれば、遊技者には、白色であったアイコンが赤色に変化したように視認され、これにより大当たりへの期待度が示唆されることとなる。すなわち、第2表示画面19aにおいて、第2保留アイコンSI2に対応する保留の大当たりの期待度が、第2保留アイコンSI2を用いた演出により示唆されることとなる(保留示唆演出手段)。
Furthermore, in accordance with the second image display unit display start command, the image
第2表示画面19aの作動時間が経過すると、演出制御部90は、第2画像表示部作動終了処理において作動時間が経過したと判定し(図24のS2602)、第2画像表示部作動終了コマンド及び第2画像表示部表示終了コマンドをセットする(S2603、S2604)。第2画像表示部作動終了コマンドを受信したランプ制御部100は、(d)に示すように第2表示画面19aを下降させて待機位置に配置する。第2画像表示部表示終了コマンドを受信した画像音響制御部95は、第2表示画面19aにおける第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIの表示を終了する。第2表示画面19aが下降すると、第1表示画面20aに表示されている第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIが再び視認可能となる。したがって、第1保留アイコンMI2及び第2保留アイコンSI2に注目すれば、遊技者には、赤色であったアイコンが白色に戻ったように視認される。
When the operation time of the
(d)に示す図柄変動が終了すると、(e)に示すように、バラはずれを示す図柄で装飾図柄Fが停止して、第1変動中アイコンMHが非表示となる。そして、(f)に示すように、第1保留アイコンMI1が第1変動中アイコンMHに移行するような表示が行われ、残りの第1保留アイコンMI2、MI3が左方向へシフトされて、それぞれ第1保留アイコンMI1、MI2とされて、次の図柄変動が開始される。また、特殊図柄Tの上の数字は「2」とされる。 When the symbol variation shown in (d) is completed, as shown in (e), the decorative symbol F stops at the symbol indicating the rose deviation, and the first variation icon MH is not displayed. Then, as shown in (f), display is performed such that the first hold icon MI1 shifts to the first changing icon MH, and the remaining first hold icons MI2 and MI3 are shifted leftward, respectively. The first symbol change is made the first hold icon MI1, MI2, and the next symbol variation is started. The number above the special symbol T is “2”.
さらに、(g)に示すように、第2表示画面19aが上昇して、第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIは視認不能となり、代わりに第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIが視認可能となって、遊技者には、白色であった第1保留アイコンMI1が赤色に変化したように視認される。第2表示画面19aの作動時間が経過すると、(h)に示すように第2表示画面19aが下降して、第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIが再び視認可能となる。したがって、遊技者には、赤色であった第1保留アイコンMI1が白色に戻ったように視認される。
Furthermore, as shown in (g), the
図25−1、図25−2の例では、ここで保留が増加したものとする。したがって、(i)に示すように、第1保留アイコンMI3が表示される。増加した保留の先読み判定の結果はリーチはずれであるものとするが、第1保留アイコンMI3は白色とされる。(j)に示すように図柄変動が停止し、次の図柄変動が開始するとき、第1保留アイコンMI1が第1変動中アイコンMHに移行するような表示が行われ、第1保留アイコンMI2、MI3が、それぞれ第1保留アイコンMI1、MI2とされて、(k)に示すように、図柄変動が開始する。そして、(l)に示すように第2表示画面19aが上昇すると、実行中の図柄変動は大当たりになるものであるから、第2変動中アイコンSHは赤色とされ、第2保留アイコンSI1は白色、第2保留アイコンSI2は赤色とされる。
In the examples of FIGS. 25A and 25B, it is assumed that the pending is increased here. Therefore, as shown in (i), the first hold icon MI3 is displayed. It is assumed that the increased hold prefetch determination result is out of reach, but the first hold icon MI3 is white. When the symbol variation stops and the next symbol variation starts as shown in (j), a display is made such that the first hold icon MI1 shifts to the first variation icon MH, and the first hold icon MI2, MI3 is set as the first hold icon MI1 and MI2, respectively, and symbol variation starts as shown in (k). When the
所定の作動時間経過後、(m)に示すように、第2表示画面19aが下降して、白色の第1変動中アイコンMH及び白色の第1保留アイコンMI1、MI2が視認可能となり、次に、実行中の図柄変動は16R確変長当たりになるものであるから、(n)に示すようにリーチ状態が成立して、(o)に示すように大当たり図柄で装飾図柄Fが停止表示され、(p)に示すように大当たり演出が開始される。
After a predetermined operating time has elapsed, as shown in (m), the
このように、遊技機10では、第1表示画面20aにおける表示では分からない保留の大当たりの期待度が、第2表示画面19aにおける表示により遊技者に示唆されることとなるため、遊技者の大当たりへの期待感を高めることができ、しかも、それが第2表示画面19aが上昇位置にあるときに限られるため、遊技者は注意を持って第2表示画面19aの表示を視認することとなり、演出の興趣を向上可能である。
In this way, in the
〈図26の例〉
図25−1、図25−2は、第2表示画面19aが待機位置にあるとき、保留が増加した例であったが、図26の例は、第2表示画面19aが上昇位置にあるときに、保留が増加した例である。(a)に示すように、図柄変動が開始し、(b)に示すように第2表示画面19aが上昇し、この状態で保留が増加すると、演出制御部90は、図19に示すコマンド受信処理において、保留増加コマンドを受信したと判定し(S2201でYES)、第1表示画面20aに第1保留アイコンMIを表示するための保留アイコン表示コマンドをセットして(S2202)、先読み判定結果記憶処理を行い(S2203)、第2表示画面19aが作動中であると判定して(S2204でYES)、第2保留アイコン表示コマンドをセットする(S2205)。第2保留アイコン表示コマンドを受信した画像音響制御部95は、(c)に示すように第2保留アイコンSI3を表示する。ここで、増加した保留の先読み判定の結果は16R確変長当たりであるものとし、第2保留アイコンSI3は赤色とされる。そして、(d)に示すように、第2表示画面19aが下降すると、(a)では表示されていなかった第1保留アイコンMI3が第1表示画面20aに表示されているが、この第1保留アイコンMI3は白色とされている。
<Example of FIG. 26>
FIGS. 25A and 25B are examples in which the holding is increased when the
このように、第2表示画面19aが上昇位置にあるときに増加した保留についても、第2保留アイコンSIにより大当たりの期待度が示唆され、第2表示画面19aが待機位置に戻ると、かかる示唆が終了するので、遊技者は、第2表示画面19aでの表示を興味を持って視認することとなり、演出の興趣を向上可能である。
As described above, regarding the hold increased when the
2.第2実施形態
次に、第2実施形態について、第1実施形態と異なる部分を説明する。第1実施形態は、第2表示画面19aが上昇し下降しても、第1表示画面20aにおけるアイコンの表示は、第2表示画面19aの上昇前と変わらないように構成されていたが、第2実施形態は、第2表示画面19aが上昇し下降すると、第1表示画面20aにおけるアイコンの表示が、第2表示画面19aにおけるアイコンの表示と同等のものに変わるように構成されている。
2. Second Embodiment Next, the second embodiment will be described with respect to differences from the first embodiment. In the first embodiment, even when the
図27に示すように、第2実施形態では、第2画像表示部作動終了処理において、第1実施形態のステップS2601〜2604と同様のステップS2901〜2904を行うが、ステップS2905で第1画像表示部アイコン変更コマンドをセットする点が、第1実施形態と異なる。演出制御部90は、第1始動口用保留記憶部93a及び第2始動口用保留記憶部93bに記憶されている保留の情報及びステップS2303で記憶した変動情報に基づいて、第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIを第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIと同じ画像に変更するための情報を、第1画像表示部アイコン変更コマンドに含める。
As shown in FIG. 27, in the second embodiment, steps S2901 to 2904 similar to steps S2601 to 2604 in the first embodiment are performed in the second image display unit operation end process, but the first image display is performed in step S2905. This is different from the first embodiment in that a part icon change command is set. The
第2画像表示部表示終了コマンド及び第1画像表示部アイコン変更コマンドは画像音響制御部95に送信され、第2画像表示部作動終了コマンドはランプ制御部100に送信される。画像音響制御部95は、第2画像表示部表示終了コマンドにしたがって、第2保留アイコンSI及び第2変動中アイコンSHの表示を終了する。また、第1画像表示部アイコン変更コマンドにしたがって、第1表示画面20aに表示されている第1保留アイコンMI及び第1変動中アイコンMHを、表示を終了する第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIと同じ画像に、変更する。第2画像表示部作動終了コマンドを受信したランプ制御部100は、第2表示画面19aを図1に示す待機位置まで下降させる。
The second image display unit display end command and the first image display unit icon change command are transmitted to the image
第2実施形態の演出の例を、図28−1、図28−2に示す。(a)に示すように図柄変動が開始すると、第1実施形態と同様に、(b)に示すように第2表示画面19aが上昇し、この例では2番目の保留が16R確変長当たりと先読みされており、赤色の第2保留アイコンSI2が表示される。第2表示画面19aの作動時間が経過すると、演出制御部90は、図27に示す第2画像表示部作動終了処理において、ステップS2901でYES、ステップS2902でYESと判定して、第2画像表示部作動終了コマンド及び第2画像表示部表示終了コマンドをセットするとともに(S2903,S2904)、第1画像表示部アイコン変更コマンドをセットする(S2905)。したがって、第2表示画面19aが下降して第2表示画面19aにおけるアイコンの表示が終了される。また、第1画像表示部アイコン変更コマンドに基づいて、第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIが、第2表示画面19aに表示されていた第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIと同じ画像に変更される。したがって、(a)に示すように白色であった第1保留アイコンMI2が、(c)に示すように赤色に変更されて、第1表示画面20aにおいても大当たりの期待度の示唆が継続されることとなる。
Examples of effects of the second embodiment are shown in FIGS. 28-1 and 28-2. When the symbol variation starts as shown in (a), as in the first embodiment, the
この例では、(d)に示すように第2表示画面19aが待機位置にあるとき、保留が増加し、第1表示画面20aに第1保留アイコンMI4が表示される。この増加した保留はリーチはずれと先読み判定されているが、第1表示画面20aへの表示当初、第1保留アイコンMI4は白色とされる。(e)に示すように図柄変動が停止し、(f)に示すように次の図柄変動が開始すると、第1保留アイコンMI4で表されていた保留は、第1保留アイコンMI3で表されることとなる。そして、(g)に示すように第2表示画面19aが上昇したとき、第1保留アイコンMI3に対応する第2保留アイコンSI3は、赤色で表示され、(h)に示すように第2表示画面19aが下降したとき、第1保留アイコンMI3は赤色で表示されることとなる。
In this example, as shown in (d), when the
(h)に示す図柄変動が(i)に示すように停止し、(j)に示すように次の変動が開始すると、赤色の第1保留アイコンMI1が第1変動中アイコンMHに移行し、第1保留アイコンMI2、MI3が、それぞれ第1保留アイコンMI1、MI2に移行するため、赤色の第1変動中アイコンMH、白色の第1保留アイコンMI1、赤色の第1保留アイコンMI2が表示されることとなる。そして、(k)に示すように第2表示画面19aが上昇したとき、第2表示画面19aにおいても、同様に、赤色の第2変動中アイコンSH、白色の第2保留アイコンSI1、赤色の第2保留アイコンSI2が表示され、(l)に示すように第2表示画面19aが下降した後、(m)に示すようにリーチ状態が成立して、(n)に示すように大当たりが発生し、(o)に示すように大当たり演出が行われることとなる。
When the symbol variation shown in (h) stops as shown in (i) and the next variation starts as shown in (j), the red first hold icon MI1 shifts to the first changing icon MH, Since the first hold icons MI2 and MI3 move to the first hold icons MI1 and MI2, respectively, the red first changing icon MH, the white first hold icon MI1, and the red first hold icon MI2 are displayed. It will be. When the
3.第3実施形態
次に、第3実施形態について、第1実施形態と異なる部分を説明する。第1実施形態は、図柄変動の開始時に、遊技者による操作とは無関係に、第2表示画面19aが上昇するように構成されていたが、第3実施形態は、図柄変動の実行中の操作有効時間内に遊技者による所定の操作がなされると、第2表示画面19aが上昇するように構成されている。
3. Third Embodiment Next, a third embodiment will be described with respect to differences from the first embodiment. The first embodiment is configured such that the
第3実施形態では、演出制御部90は、図29に示すようにコマンド受信処理を行う。第3実施形態のコマンド受信処理は、第1実施形態のコマンド受信処理(図19参照)において、第2画像表示部作動開始処理(S2211)を行わないものとしたものであり、第3実施形態のステップS2701〜S2710,S2712〜S2718は、第1実施形態のステップS2201〜S2210,S2212〜S2218と同様である。
In the third embodiment, the
また、第3実施形態では、演出制御部90は、図30に示すように演出ボタン処理(図18のS2102)を行う。演出ボタン処理では、演出制御部90は、操作有効時間(操作有効期間)内に演出ボタン46が操作されたか否か(すなわち、演出ボタン検出SW46aからの信号の受信が、操作有効時間内にあったか否か)を判定する(S2801)。なお、操作有効時間は図柄変動の実行中に設定され、操作有効時間になると、変動演出においてボタン操作が有効であることを報知する演出がなされる。操作有効時間は、1回の図柄変動中に複数回設けてもよいし、例えば、保留が増加する毎に設ける等、不定期に設けてもよい。
In the third embodiment, the
演出制御部90は、操作有効時間内に演出ボタン46が操作されたと判定すると、第1始動口用保留記憶部93a及び第2始動口用保留記憶部93bに記憶されている保留の情報及びステップS2303で記憶した変動情報を参照して(S2802)、第2表示画面19aに表示すべきアイコンの情報を含む第2画像表示部表示開始コマンドをセットする(S2803)。そして、演出制御部90は、第2表示画面19aを上昇状態とするための第2画像表示部作動開始コマンドをセットし(S2804)、第2画像表示部の作動時間の計測を開始して(S2805)、演出ボタン処理からリターンする。演出ボタン処理からリターンすると、演出制御部90は、上述したステップS2103の第2画像表示部作動終了処理に進む。
When the
第3実施形態の演出の例を、図31に示す。図31の例では、(a)に示すように図柄変動が実行されており、第1始動入賞に係る保留が3個存在し、このうちの2番目の保留の先読み判定結果が大当たりであるものとする。そして、図柄変動中に操作有効時間が到来すると、(b)に示すように、操作案内(すなわち、ボタン操作が有効であることを報知する演出)が表示される。ここでは、操作案内は「PUSH!」という文字とボタンの画像とされる。この操作案内が表示されているときに、演出ボタン46が押下されると、演出制御部90は、演出ボタン処理において、操作有効時間内に操作ありと判定して(S2801でYES)、保留の情報及び変動情報を参照して(S2802)、第2画像表示部表示開始コマンド及び第2画像表示部作動開始コマンドをセットし(S2803,S2804)、第2表示画面19aの作動時間の計測を開始する(S2805)。
An example of the effect of the third embodiment is shown in FIG. In the example of FIG. 31, as shown in (a), symbol variation is executed, there are three holds related to the first start winning, and the pre-reading determination result of the second hold among them is a big hit And Then, when the operation effective time comes during the symbol variation, as shown in (b), an operation guide (that is, an effect for informing that the button operation is effective) is displayed. Here, the operation guidance is assumed to be “PUSH!” And an image of a button. When the
第2画像表示部表示開始コマンドを受信した画像音響制御部95は、そのコマンド内に含まれているアイコンの情報を分析して、白色の第2変動中アイコンSH、白色の第2保留アイコンSI1、赤色の第2保留アイコンSI2、白色の第2保留アイコンSI3を第2表示画面19aに表示する。一方、第2画像表示部作動開始コマンドを受信したランプ制御部100は、第2表示画面19aを上昇させる。したがって、(c)に示すように、それまで視認されていた第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIの代わりに、第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIが視認可能となり、また、第1保留アイコンMI2から変化した状態(ここでは、白色の第1保留アイコンMI2が赤色に変化した状態)の第2保留アイコンSI2が表示される。そして、所定の操作時間経過後、(d)に示すように、第2表示画面19aが下降して、白色の第1保留アイコンMI1、MI2、MI3が再び視認可能となる。なお、第2変動中アイコンSHについても、実行中の図柄変動の大当たりの期待度によって、色が第1変動中アイコンMHから変化した状態とされる。
The image
4.実施形態の作用効果 4). Effects of the embodiment
遊技機10によれば、第2表示画面19aが上昇して第1保留アイコンMIの前方に位置しているとき、第2表示画面19aに第1保留アイコンMIに対応する第2保留アイコンSIが表示され、しかも第2保留アイコンSIは第1保留アイコンMIから変化した状態とされ得ることから、保留の変化を遊技者に楽しませることができる。また、第2表示画面19aは不透過型であり、第1表示画面20aの画像を透かして見せているわけではないから、第2保留アイコンSIは遊技者に明確に視認される。これらのことから、遊技機10は、第1画像表示器20及び第2画像表示器19を用いて演出の興趣を向上可能である。
According to the
また、遊技機10によれば、第2表示画面19aが上昇して第1変動中アイコンMHの前方に位置しているとき、第2表示画面19aに第1変動中アイコンMHに対応する第2変動中アイコンSHが表示され、しかも第2変動中アイコンSHは第1変動中アイコンMHから変化した状態とされ得ることから、変動中アイコンの変化を遊技者に楽しませることができる。また、第2表示画面19aは不透過型であり、第1表示画面20aの画像を透かして見せているわけではないから、第2変動中アイコンSHは遊技者に明確に視認される。これらのことから、遊技機10は、第1画像表示器20及び第2画像表示器19を用いて演出の興趣を向上可能である。
Further, according to the
また、遊技機10によれば、第2保留アイコンSIに対応する保留中の大当たり判定により大当たりとなる期待度が、第2保留アイコンSIを用いた演出(実施形態では、赤色の第2保留アイコンSIを表示する演出)により示唆される。したがって、遊技者は興味を持って第2表示画面19aの演出を見ることとなり、演出の興趣を向上可能である。
Further, according to the
また、遊技機10によれば、実行中の図柄変動が大当たりとなる期待度が、第2変動中アイコンSHを用いた演出(実施形態では、赤色の第2変動中アイコンSHを表示する演出)により示唆される。したがって、遊技者は興味を持って第2表示画面19aの演出を見ることとなり、演出の興趣を向上可能である。
Further, according to the
また、遊技機10では、保留の数を第1表示画面20aにおいて隠蔽されることのない領域に特殊図柄Tで表示しているため、仮に第2表示画面19aの移動中に第1保留アイコンMIあるいは第2保留アイコンSIが視認し難くなる時期があったとしても、保留の数を遊技者に明確に認識させることができる。なお、後述するように、保留の数を第1表示画面20aに表示するのではなく、サブ制御部85で制御されるランプで表示するようにしてもよい。
Further, in the
また、第1実施形態のように、第2表示画面19aが下降すると、第1表示画面20aにおいては第2表示画面19aの上昇前と同様のアイコンの表示(すなわち、大当たりの期待度によらない表示)がなされていることすれば、第2表示画面19aが上昇状態にあるときのみ、アイコンにより大当たりの期待度が確認できるため、遊技者が注意を持って第2表示画面19aを見ることとなり、第2表示画面19aによる演出の効果が向上する。
Further, as in the first embodiment, when the
逆に、第2実施形態のように、第2表示画面19aが下降した後、第2表示画面19aにおいて行われていたアイコンの表示と同様の表示を、第1表示画面20aにおいて行うこととすれば、大当たりの期待度の示唆が第1表示画面20aにおいて継続されることとなるため、大当たりの期待度を遊技者が把握容易となる。
Conversely, as in the second embodiment, after the
また、第3実施形態のように、遊技者が、操作により第2表示画面19aを上昇させて、第2保留アイコンSI及び第2変動中アイコンSHが、第1保留アイコンMI及び第1変動中アイコンMHから変化した状態とされるか否かを視認可能とすれば、遊技者が自主的にアイコンの変化を確認できる(すなわち、保留又は図柄変動の大当たりの期待度の示唆演出を視認できる)こととなり、アイコンの変化(すなわち、保留又は図柄変動の大当たりの期待度の示唆)を確認し損ねる虞が低減する。
Further, as in the third embodiment, the player raises the
5.変形例
以下、変形例について述べる。
5. Modified Examples Hereinafter, modified examples will be described.
(1)第1変形例
上記各実施形態では、図柄変動の開始と略同時に第2表示画面19aが上昇するように構成したが、図柄変動の途中で第2表示画面19aが上昇するように構成してもよい。また、上記各実施形態では、第2表示画面19aの上昇と略同時に、第1保留アイコンMIから変化した状態の第2保留アイコンSIが視認できるようにしたが、第2表示画面19aの上昇直後は第2保留アイコンSIが第1保留アイコンMIと同じ画像とされ、その後、第1保留アイコンMIから変化した状態となるように構成してもよい。また、第1保留アイコンMIから変化した状態とは、色彩、模様又は形状(大きさを含む)の少なくとも1つが変化した状態であればよい。以下、図32に基づいて説明する。
(1) First Modification In each of the above embodiments, the
図32の(a)は装飾図柄Fの変動中を示す。保留は第1始動入賞に係るものが3個存在し、そのうちの2個目が大当たりと先読み判定されているものとする。演出制御部90は、図22に示す第2画像表示部作動開始処理を、図柄変動の開始時に行うのではなく、図柄変動の開始から所定時間が経過したときに行い、第2画像表示部表示開始コマンド及び第2画像表示部作動開始コマンドをセットする。第2画像表示部作動開始コマンドを受信したランプ制御部100は、第2表示画面19aを上昇させる。また、第2画像表示部表示開始コマンドを受信した画像音響制御部95は、当初、第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIを、第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIと同じく白色の円形とし、所定時間経過後、第2保留アイコンSI2を第1保留アイコンMI2から変化した状態とする(保留画像変化手段、保留示唆演出手段)。ここでは、(c)及び(d)に示すように、白色の円形が弾けて割れたような形状とし、その後赤色に変更するものとする。
FIG. 32A shows that the decorative design F is changing. It is assumed that there are three suspensions related to the first start winning prize, and the second of them is determined to be pre-fetched as a jackpot. The
そして、所定の作動時間経過後、演出制御部90は、図27に示すような第2画像表示部作動終了処理を行い、第2画像表示部作動終了コマンド、第2画像表示部表示終了コマンド及び第1画像表示部アイコン変更コマンドをセットする。第2画像表示部作動終了コマンドを受信したランプ制御部100は、第2表示画面19aを下降させ、第2画像表示部表示終了コマンド及び第1画像表示部アイコン変更コマンドを受信した画像音響制御部95は、第2表示画面19aにおけるアイコンの表示を終了するとともに、(e)に示すように、第1表示画面20aにおけるアイコンの表示を第2表示画面19aに表示されていたものと同等とする。したがって、第2表示画面19aにおける表示が第1表示画面20aに移行したように遊技者に視認される。
Then, after a predetermined operation time has elapsed, the
(2)第2変形例
1回の図柄変動中に第2表示画面19aを複数回上下動させてもよい。また、第2表示画面19aが上昇する毎に、第2変動中アイコンSHあるいは第2保留アイコンSIが段々変化するように構成してもよい。以下、図33に基づいて説明する。
(2) Second Modification The
図33の(a)に示すように装飾図柄Fの変動中に、演出制御部90は、(b)に示すように、ランプ制御部100に第2表示画面19aを上昇させるとともに、画像音響制御部95に第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIの表示を行わせる。この例では、画像音響制御部95は、当初、第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIを第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIと同じ画像とするが、(c)に示すように、その後、先読み判定結果が長当たりである保留に係る第2保留アイコンSI1を、(a)に示す第2表示画面19aの上昇前の第1保留アイコンMI1から変化した状態とする。この例では、白色の円形から緑色(図では、斜線で表す)の円形に変化させる。所定の作動時間経過後、演出制御部90は、(d)に示すように、ランプ制御部100に第2表示画面19aを下降させるとともに、画像音響制御部95に、第1保留アイコンMI1を第2保留アイコンSI1と同じ画像に変化させる。
As shown in (a) of FIG. 33, during the change of the decorative design F, the
次に、所定時間が経過したとき、(e)に示すように、演出制御部90は、再びランプ制御部100に第2表示画面19aを上昇させるとともに、画像音響制御部95に第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIの表示を行わせる。画像音響制御部95は、当初、第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIを第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIと同じ画像とし、その後、(f)に示すように、第2保留アイコンSI1を、(d)に示す第2表示画面19aの上昇前の第1保留アイコンMI1から変化した状態とする。この例では、緑色の円形から赤色の円形に変化させる。所定の作動時間経過後、演出制御部90は、(g)に示すように、ランプ制御部100に第2表示画面19aを下降させるとともに、画像音響制御部95に、第1保留アイコンMI1を第2保留アイコンSI1と同じ画像に変化させる。この例では、白色よりも緑色、緑色よりも赤色の方が大当たりの期待度が高いものとされ、段々に大当たりの期待度が高いものにアイコンが変化するので、遊技者の期待を段々に高めることができる(保留画像変化手段、保留示唆演出手段)。
Next, when a predetermined time has elapsed, as shown in (e), the
(3)第3変形例
第2変動中アイコンSHあるいは第2保留アイコンSIを、第1変動中アイコンMHあるいは第1保留アイコンMIよりも大当たりの期待度の低いものに変化させてもよい。以下、図34に基づいて説明する。
(3) Third Modification The second changing icon SH or the second hold icon SI may be changed to one with a lower expectation degree of jackpot than the first changing icon MH or the first hold icon MI. Hereinafter, a description will be given with reference to FIG.
図34の(a)では、3個の保留が存在し、第1保留アイコンMI1が緑色、第1保留アイコンMI2が白色、第1保留アイコンMI3が赤色とされている。なお、白色よりも緑色、緑色よりも赤色の方が大当たりの期待度が高いものとする。また、この例では、第1保留アイコンMI1及び第1保留アイコンMI3に係る保留は、いずれもリーチはずれと先読み判定されているものとする。すなわち、第1保留アイコンMI3に係る保留は、大当たりの期待度がそれ程高くないにもかかわらず、当初、大当たりの期待度が非常に高いように見せるいわゆるガセ表示が行われている。 In FIG. 34A, there are three holds, the first hold icon MI1 is green, the first hold icon MI2 is white, and the first hold icon MI3 is red. Note that the expectation of jackpot is higher for green than white and red for green. Further, in this example, it is assumed that the hold related to the first hold icon MI1 and the first hold icon MI3 has been determined to be read-ahead as being out of reach. That is, for the hold related to the first hold icon MI3, a so-called gusset display is initially made to make the jackpot expectation look very high although the expectation of the jackpot is not so high.
次に、(b)に示すように、演出制御部90は第2表示画面19aを上昇させる。画像音響制御部95は、当初、第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIを、第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIと同じ画像とするが、その後、(c)に示すように、第2保留アイコンSI3を緑色に変化した状態とする。所定の作動時間経過後、演出制御部90は第2表示画面19aを下降させ、画像音響制御部95は、(d)に示すように、第1保留アイコンMI1及び第1保留アイコンMI3を緑色、第1保留アイコンMI2を白色とした状態とする。これにより、遊技者は、第1保留アイコンMI3に係る保留が、それ程期待度が高くないものであることを認識できる(保留画像変化手段、保留示唆演出手段)。
Next, as shown in (b), the
(4)第4変形例
第1表示画面20aにおける演出に関係して第2変動中アイコンSH又は第2保留アイコンSIが変化するように構成してもよい。以下、図35に基づいて説明する。
(4) Fourth Modification The second variation icon SH or the second hold icon SI may be changed in relation to the effect on the
図35の(a)に示すように装飾図柄Fの変動中に、演出制御部90は、(b)に示すように、ランプ制御部100に第2表示画面19aを上昇させるとともに、画像音響制御部95に第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIの表示を行わせる。この例では、画像音響制御部95は、当初、第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIを第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIと同じ画像とする。なお、第2保留アイコンSI2で示される保留は大当たりと先読み判定されているものとする。次に、画像音響制御部95は、第1表示画面20aに矢を持った人物の画像Eを表示し、(d)に示すようにその人物から矢が放たれて、第2表示画面19aに矢が飛び込んだような表示を行い、(e)に示すように、第2保留アイコンSI2に矢が刺さったような表示を行って、第2保留アイコンSI2の形状が第1保留アイコンMI2から変化した状態とする(保留画像変化手段、保留示唆演出手段)。
As shown in (a) of FIG. 35, during the change of the decorative design F, the
図35の例に示すように、第1表示画面20aに表示されている画像が第2保留アイコンSIに働きかけて(作用して)第2保留アイコンSIを変化させるような表示を行うこと、換言すれば、第1表示画面20aにおける演出に関係して第2保留アイコンSIが第1保留アイコンMIから変化した状態になるように演出を行うことにより、アイコンの変化に遊技者が注目し易くなる。
As shown in the example of FIG. 35, an image displayed on the
(5)第5変形例
図36は、第2保留アイコンSIや第2変動中アイコンSHを変化させずに、第2保留アイコンSIに係る保留の大当たりの期待度、あるいは、第2変動中アイコンSHに係る図柄変動の大当たりの期待度を示す例である。
(5) Fifth Modification FIG. 36 shows the expected value of the jackpot for the second hold icon SI or the second changing icon without changing the second hold icon SI and the second changing icon SH. It is an example which shows the expectation degree of jackpot of the symbol fluctuation which concerns on SH.
図36の(a)に示すように装飾図柄Fの変動中に、演出制御部90は、(b)に示すように、ランプ制御部100に第2表示画面19aを上昇させるとともに、画像音響制御部95に第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIの表示を行わせる。この例では、画像音響制御部95は、当初、第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIを第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIと同じ画像とする。次に、画像音響制御部95は、第2表示画面19aに「当たるかも」という吹き出し文字の画像Bを第2保留アイコンSI2の近傍に表示する演出を行う。この例では、第2保留アイコンSI2自体は変化しないが、第2保留アイコンSI2に画像Bを付加する演出(第2保留アイコンSI2を用いた演出に相当。)により、大当たりの期待度が示唆されることとなる(保留示唆演出手段)。第2変動中アイコンSHについても、大当たりの期待度が高い場合には、同様に、第2変動中アイコンSHに画像Bを付加する演出(第2変動中アイコンSHを用いた演出に相当。)により、大当たりの期待度を示唆する(変動中示唆演出手段)。
As shown in (a) of FIG. 36, during the change of the decorative design F, the
(6)その他の変形例
(i)上記各実施形態では、頻繁に第2始動入賞が発生する時短遊技状態及び確変遊技状態では、第2表示画面19aを作動させないこととしたが、かかる遊技状態でも作動させることとしてもよい。すなわち、ステップS2401における作動条件は任意であり、例えば、遊技状態以外に、保留に大当たりの期待度の高いもの(例えば、大当たりあるいはリーチはずれと先読みされたもの)があることを作動条件としたり、実行中の図柄変動に要する時間(例えば、実行中の図柄変動に要する時間が所定時間以上であること)を作動条件としたり、乱数を用いた抽選で当選することを作動条件としたりしてもよい。
(6) Other modifications
(i) In each of the above embodiments, the
(ii)上記実施形態では、第1保留アイコンMIを表示当初は先読み判定の結果によらずすべて白色としたが、第1保留アイコンMIを、表示当初から先読み判定の結果によって異なる色彩や形状のものとしてもよいし、先読み判定の結果によって(第2表示画面19aの作動が介在しなくても)途中で色彩や形状が変化するものとしてもよい。第2表示画面19aが作動して第1保留アイコンMIと重なったとき、第2保留アイコンSIがさらにその第1保留アイコンMIから変化し得るように構成すればよいからである。第1変動中アイコンMHについても、同様である。
(ii) In the above embodiment, the first hold icon MI is all white at the beginning of display regardless of the result of the prefetch determination. However, the first hold icon MI has a color or shape that differs depending on the result of the prefetch determination from the start of display. The color or shape may be changed midway depending on the result of the prefetch determination (without the operation of the
(iii)上記各実施形態では、第1表示画面20aに特殊図柄Tで保留の個数を示したが、複数のランプを有し演出制御部90及びランプ制御部100により制御される特殊図柄表示器を、遊技領域16内の可動体等によって隠蔽されない位置に設け、第1表示画面20aにおける表示の代わりに、又は、第1表示画面20aにおける表示とともに、その特殊図柄表示器における各ランプの点灯・消灯状態により、保留の個数を示すようにしてもよい。すなわち、いわゆる第四図柄を、サブ制御部85で制御されるランプで表示してもよい。また、第1表示画面20aに第四図柄として特殊図柄Tを表示するとき、特殊図柄Tは数字に限らず、保留の個数を示すものであれば任意の図柄を用いることができる。
(iii) In each of the above-described embodiments, the number of holdings is indicated by the special symbol T on the
(iv)第2表示画面19aを上下方向に移動可能とせず、左右方向や斜め方向に移動可能としてもよいし、回動するように移動可能としてもよい。また、アイコン表示領域20bを第1表示画面20aの下部以外の部分に設けてもよい。第2表示画面19aを、待機位置にあるとき前方から視認されないようにするか否かも任意であり、常時、第2表示画面19aが前方から視認されることとしてもよい。要するに、第2表示画面19aは、第1の位置と第2の位置との間で移動可能に構成されて、第2表示画面19aが第1の位置にあるとき、第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIの前方に位置せず(すなわち、第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIを前方から視認可能とし)、第2表示画面19aが第2の位置にあるとき、第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIの前方に位置する(すなわち、第1変動中アイコンMH及び第1保留アイコンMIを前方から視認不能とする)ように構成されていればよい。
(iv) The
(v)上記各実施形態では、第2表示画面19aが待機状態にあるとき、第2変動中アイコンSH及び第2保留アイコンSIの表示は行わないこととしたが、これらの表示を継続して行うように構成してもよい。第2表示画面19aが待機状態にあるとき、前方から視認不能とすればよいからである。そして、保留が増加した場合には、大当たりの期待度に応じた色や形の第2保留アイコンSIを増加させ、第1表示画面20aにおいて図柄変動が開始された場合には、第2保留アイコンSI1を第2変動中アイコンSHに移行させ、残りの第2保留アイコンSIを左へシフトするような表示を行うこととしてもよい。すなわち、第1表示画面20aにおけるアイコンの表示と並行して、上昇位置にあるか否かにかかわらず、第2表示画面19aにおいてもアイコンを継続的に表示することとしてもよい。
(v) In each of the above embodiments, when the
(vi)上記各実施形態では、大当たりの期待度の低い第2保留アイコンSIについては、第1保留アイコンMIと全く同じ画像としたが、全く同じとする必要はなく、例えば第1保留アイコンMIと大きさが異なる相似形の画像としてもよい。すなわち、第2保留アイコンSIは第1保留アイコンMIに対応して表示されるもの(換言すれば、第1保留アイコンMIとの対応が分かる画像)であればよい。第2変動中アイコンSHについても同様である。 (vi) In each of the embodiments described above, the second hold icon SI with a low expectation of jackpot is the same image as the first hold icon MI, but it is not necessary to be exactly the same, for example, the first hold icon MI. It is good also as an image of a similar shape with a different size. That is, the second hold icon SI only needs to be displayed corresponding to the first hold icon MI (in other words, an image showing the correspondence with the first hold icon MI). The same applies to the second changing icon SH.
(vii)上記実施形態のように、第2始動入賞に係る保留が第1始動入賞に係る保留より優先的に消化されるパチンコ遊技機においては、大当たり遊技中又は時短状態中に発生した第1始動入賞に係る保留については、メイン制御部60が、事前判定処理(ステップS305)及び事前判定結果コマンドのセット(ステップS306)を行わないこととし、保留変化演出が行われないように構成してもよい。
(vii) As in the above embodiment, in the pachinko gaming machine in which the hold related to the second start prize is preferentially digested over the hold related to the first start prize, the first that occurred during the jackpot game or the short-time state For the hold related to the start winning, the
(viii)保留変化演出を行うと遊技者にとって紛らわしくなる場合等には、たとえ大当たりの期待度が高い保留が存在しても、サブ制御部85側で保留変化演出を行わないように規制してもよい。例えば、大当たりとなる保留があるときは、後続する保留については保留変化演出を行わない、遊技状態が変わる(例えば、時短状態から時短無し状態になる)ときの前後数回の図柄変動においては、保留変化演出を行わない等である。
(viii) In the case where it is confusing for the player to perform the hold change effect, even if there is a hold with a high expectation of jackpot, the
(ix)第2表示画面19aを上昇させるタイミングも、図柄変動の開始時や遊技者による所定の操作時に限らず、大当たり期待度の高い保留の入賞時等、他のタイミングでもよい。また、例えば保留を点滅表示する等により、その保留がその後変化することを示唆するものとし、そのような保留(保留変化示唆保留)が存在しているときに、第2表示画面19aを上昇させることとしてもよい。
(ix) The timing of raising the
(x)上記第4変形例では、第1表示画面20aに表示された画像(キャラクタ)が第2保留アイコンSIを変化させる保留変化演出を行ったが、第2表示画面19aに表示されたキャラクタ等の画像により第2保留アイコンSIを変化させる保留変化演出を行ってもよい。さらに、第2表示画面19aの待機位置(下降位置)を遊技者から視認可能な位置とし、第2表示画面19aが待機位置にあるときに、保留変化演出を開始し(但し、第2保留アイコンSIはまだ表示されてなくキャラクタ等のみが表示されている状態、あるいは、第2保留アイコンSIが表示されていても変化していない状態とする。)、第2表示画面19aが徐々に上昇して第1表示画面20aと重なったときに、第2保留アイコンSIを変化させる又は変化させないことにより、大当たりへの期待度を示唆するようにしてもよい。第2変動中アイコンSHについても同様である。
(x) In the fourth modified example, the image (character) displayed on the
(xi)第1表示画面20aのアイコン表示領域20bと第2表示画面19aとは、完全に重ならなくてもよい。例えば、アイコン表示領域20bと第2表示画面19aとが一部で重なって、その重なった部分のアイコン表示領域20bに表示されていた第1保留アイコンMIが第2表示画面19aに移動して、第2保留アイコンSIに変わる(具体的には、第1保留アイコンMIが消去されて、その替わりに第2保留アイコンSIが表示される)ように構成してもよい。第1変動中アイコンMH及び第2変動中アイコンSHについても同様である。
(xi) The
(xii)第2表示画面19aを待機位置にあるときも遊技者から視認可能に配置し、第2表示画面19aにおいて、通常は大当たり判定に基づいた演出や大当たり判定に基づかない表示(例えば、タイトル表示や遊技説明の表示等)を行うこととし、保留変化演出が行われるとき(すなわち、第2表示画面19aが繰出位置に配置されるとき)に、それまで行っていた演出や表示を中断して、保留変化演出を行うように構成してもよい。そして、第2表示画面19aが待機位置に戻ると、第2表示画面19aにおいて再び元の演出や表示が行われるように構成してもよい。
(xii) The
(xiii)第1変動中アイコンMH及び第2変動中アイコンSHを表示しないこととしてもよい。 (xiii) The first changing icon MH and the second changing icon SH may not be displayed.
(xiv)保留の事前判定処理を、メイン制御部60ではなく、サブ制御部85で行うようにしてもよい。
(xiv) The hold preliminary determination process may be performed by the
6.付記
遊技機10は、次のように記述することもできる。
◆画像が表示される第1画像表示部(第1表示画面20a)と、
前記第1画像表示部の前方に移動可能に構成され、画像が表示される不透過型の第2画像表示部(第2表示画面19a)と、
始動条件の成立を契機として判定用情報を取得し、当該判定用情報に基づいて遊技者に有利な特別遊技(大当たり遊技)を実行するか否かの判定(大当たり判定)を行う特別遊技判定手段(メイン制御部60)と、
前記第1画像表示部において、図柄を変動表示してから停止表示することにより前記特別遊技判定手段による判定結果を示す図柄変動を実行する変動演出手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第1画像表示器20)と、
前記図柄変動を開始不能な期間中に前記始動条件が成立すると、前記判定を保留する保留手段(メイン制御部60)と、
前記判定の保留の存在を示す第1保留画像(第1保留アイコンMI)を、前記第1画像表示部に表示する第1画像表示手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第1画像表示器20)と、
前記第2画像表示部が前記第1保留画像の前方に位置しているとき、当該第1保留画像に対応する第2保留画像(第2保留アイコンSI)を前記第2画像表示部に表示する第2画像表示手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第2画像表示器19)と、
を備え、
前記第2画像表示手段は、
前記第1保留画像から変化した状態の前記第2保留画像(例えば、白色の第1保留アイコンMIが赤色に変化した状態の第2保留アイコンSI)を表示する保留画像変化手段(図25−1の(b)、(c)参照)を備えることを特徴とする遊技機。
6). Additional Notes The
A first image display unit (
An opaque second image display unit (
Special game determination means for acquiring determination information triggered by the establishment of the start condition, and determining whether or not to execute a special game advantageous to the player (big hit game) based on the determination information (big hit determination) (Main control unit 60);
In the first image display unit, a variation effecting unit (
When the start condition is established during a period in which the symbol variation cannot be started, a holding unit (main control unit 60) for holding the determination;
First image display means (
When the second image display unit is positioned in front of the first reserved image, a second reserved image (second reserved icon SI) corresponding to the first reserved image is displayed on the second image display unit. Second image display means (
With
The second image display means includes
On-hold image changing means for displaying the second on-hold image changed from the first on-hold image (for example, the second on-hold icon SI in which the white first on-hold icon MI is changed to red) (FIG. 25-1). (B) and (c)).
これによれば、不透過型の第2画像表示部が上昇して第1保留画像の前方に位置しているとき、第2画像表示部に第1保留画像に対応する第2保留画像が表示され、しかも第2保留画像は第1保留画像から変化した状態で表示され得ることから、遊技者に第2保留画像を明確に視認させてその変化を楽しませることができ、演出の興趣を向上可能である。 According to this, when the non-transparent second image display unit is raised and positioned in front of the first reserved image, the second reserved image corresponding to the first reserved image is displayed on the second image display unit. In addition, since the second reserved image can be displayed in a state changed from the first reserved image, the player can clearly see the second reserved image and entertain the change, thereby improving the entertainment interest. Is possible.
また、次のように記述することもできる。
◆画像が表示される第1画像表示部(第1表示画面20a)と、
前記第1画像表示部の前方に移動可能に構成され、画像が表示される不透過型の第2画像表示部(第2表示画面19a)と、
始動条件の成立を契機として判定用情報を取得し、当該判定用情報に基づいて遊技者に有利な特別遊技(大当たり遊技)を実行するか否かの判定(大当たり判定)を行う特別遊技判定手段(メイン制御部60)と、
前記第1画像表示部において、図柄を変動表示してから停止表示することにより前記特別遊技判定手段による判定結果を示す図柄変動(変動演出)を実行する変動演出手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第1画像表示器20)と、
前記図柄変動を開始不能な期間中に前記始動条件が成立すると、前記判定を保留する保留手段(メイン制御部60)と、
前記判定の保留の存在を示す保留画像(第1保留アイコンMI)を、前記第1画像表示部に表示するとともに、前記保留画像によって示されていた保留中の前記判定が行われ前記図柄変動が実行中になることに対応して、前記保留画像から移行したように視認される第1変動中画像(第1変動中アイコンMH)を、前記第1画像表示部に表示する第1画像表示手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第1画像表示器20)と、
前記第2画像表示部が前記第1変動中画像の前方に位置しているとき、当該第1変動中画像に対応する第2変動中画像(第2変動中アイコンSH)を前記第2画像表示部に表示する第2画像表示手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第2画像表示器19)と、
を備え、
前記第2画像表示手段は、
前記第1変動中画像から変化した状態の前記第2変動中画像(例えば、白色の第1変動中アイコンMHが赤色に変化した状態の第2変動中アイコンSH)を表示する変動中画像変化手段(図25−2の(k)、(l)参照)を備えることを特徴とする遊技機。
It can also be written as:
A first image display unit (
An opaque second image display unit (
Special game determination means for acquiring determination information triggered by the establishment of the start condition, and determining whether or not to execute a special game advantageous to the player (big hit game) based on the determination information (big hit determination) (Main control unit 60);
In the first image display unit, the variable effect means (
When the start condition is established during a period in which the symbol variation cannot be started, a holding unit (main control unit 60) for holding the determination;
A hold image (first hold icon MI) indicating the presence of the hold of the determination is displayed on the first image display unit, and the determination that is being held indicated by the hold image is performed, and the symbol variation is performed. A first image display means for displaying on the first image display unit a first changing image (first changing icon MH) that is visually recognized as having shifted from the reserved image in response to being executed. (
When the second image display unit is positioned in front of the first changing image, a second changing image (second changing icon SH) corresponding to the first changing image is displayed on the second image. Second image display means (
With
The second image display means includes
The changing image changing means for displaying the second changing image in a state changed from the first changing image (for example, the second changing icon SH in which the white first changing icon MH is changed to red). (See (k), (l) in FIG. 25-2).
これによれば、不透過型の第2画像表示部が上昇して第1変動中画像の前方に位置しているとき、第2画像表示部に第1変動中画像に対応する第2変動中画像が表示され、しかも第2変動中画像は第1変動中画像から変化した状態で表示され得ることから、遊技者に第2変動中画像を明確に視認させてその変化を楽しませることができ、演出の興趣を向上可能である。 According to this, when the non-transmissive second image display unit rises and is positioned in front of the first changing image, the second changing image corresponding to the first changing image is displayed on the second image display unit. Since the image is displayed and the second changing image can be displayed in a state changed from the first changing image, the player can clearly see the second changing image and entertain the change. It is possible to improve the interest of the production.
10…遊技機
19a…第2表示画面(第2画像表示部)
20a…第1表示画面(第1画像表示部)
60…メイン制御部(特別遊技判定手段、事前判定手段、保留手段)
85…サブ制御部(変動演出手段、第1画像表示手段、第2画像表示手段、保留示唆演出手段、変動中示唆演出手段)
MH…第1変動中アイコン(第1変動中画像)
MI…第1保留アイコン(第1保留画像)
SH…第2変動中アイコン(第2変動中画像)
SI…第2保留アイコン(第2保留画像)
10 ...
20a ... 1st display screen (1st image display part)
60 ... Main control section (special game determination means, prior determination means, hold means)
85 ... Sub-control unit (variation effect means, first image display means, second image display means, hold suggestion effect means, change suggestion effect means)
MH ... First changing icon (first changing image)
MI ... 1st hold icon (1st hold image)
SH ... Second changing icon (second changing image)
SI ... Second hold icon (second hold image)
本発明の遊技機は、
画像が表示される第1画像表示部(第1表示画面20a)と、
前記第1画像表示部の前方に移動可能に構成され、画像が表示される不透過型の第2画像表示部(第2表示画面19a)と、
始動条件の成立を契機として判定用情報を取得し、当該判定用情報に基づいて遊技者に有利な特別遊技(大当たり遊技)を実行するか否かの判定(大当たり判定)を行う特別遊技判定手段(メイン制御部60)と、
前記判定用情報に基づいて、前記特別遊技判定手段による判定に先立って、前記特別遊技を実行するか否かの事前判定を行う事前判定手段(メイン制御部60)と、
前記第1画像表示部において、図柄を変動表示してから停止表示することにより前記特別遊技判定手段による判定結果を示す図柄変動(変動演出)を実行する変動演出手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第1画像表示器20)と、
前記図柄変動を開始不能な期間中に前記始動条件が成立すると、前記特別遊技判定手段による判定を保留する保留手段(メイン制御部60)と、
前記判定の保留の存在を示す第1保留画像(第1保留アイコンMI)を、前記第1画像表示部に表示する第1画像表示手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第1画像表示器20)と、
前記第2画像表示部が前記第1保留画像の前方に位置しているとき、当該第1保留画像に対応し前記判定の保留の存在を示す第2保留画像(第2保留アイコンSI)を、前記第2画像表示部に表示する第2画像表示手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第2画像表示器19)と、
を備え、
前記第2画像表示手段は、
前記事前判定手段による事前判定の結果に基づいて、前記第2保留画像に対応する保留中の前記判定が前記特別遊技を実行するとの判定結果となる期待度を、前記第2保留画像を用いた演出(例えば、赤色の第2保留アイコンSIを表示する演出)により示唆する保留示唆演出手段(図25−1の(b)、(c)参照)を備えることを特徴とする。
The gaming machine of the present invention is
A first image display unit (
An opaque second image display unit (
Special game determination means for acquiring determination information triggered by the establishment of the start condition, and determining whether or not to execute a special game advantageous to the player (big hit game) based on the determination information (big hit determination) (Main control unit 60);
Prior determination means (main control unit 60) for performing prior determination as to whether or not to execute the special game prior to determination by the special game determination means based on the determination information;
In the first image display unit, the variable effect means (
When the start condition is established during a period in which the symbol variation cannot be started, a holding unit (main control unit 60) for holding the determination by the special game determining unit;
First image display means (
When the second image display unit is located in front of the first hold image, a second hold image (second hold icon SI) indicating the presence of the determination hold corresponding to the first hold image , Second image display means (
With
The second image display means includes
Based on the result of the prior determination by the prior determination means, the second reserved image is used for the expectation level that is the determination result that the determination on hold corresponding to the second reserved image executes the special game. It is characterized by comprising a hold suggesting effect means (see (b) and (c) of FIG. 25-1) suggested by the effect (for example, an effect of displaying the red second hold icon SI).
もう1つの本発明の遊技機は、
画像が表示される第1画像表示部(第1表示画面20a)と、
前記第1画像表示部の前方に移動可能に構成され、画像が表示される不透過型の第2画像表示部(第2表示画面19a)と、
始動条件の成立を契機として判定用情報を取得し、当該判定用情報に基づいて遊技者に有利な特別遊技(大当たり遊技)を実行するか否かの判定(大当たり判定)を行う特別遊技判定手段(メイン制御部60)と、
前記第1画像表示部において、図柄を変動表示してから停止表示することにより前記特別遊技判定手段による判定結果を示す図柄変動(変動演出)を実行する変動演出手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第1画像表示器20)と、
前記図柄変動を開始不能な期間中に前記始動条件が成立すると、前記特別遊技判定手段による判定を保留する保留手段(メイン制御部60)と、
前記判定の保留の存在を示す保留画像(第1保留アイコンMI)を、前記第1画像表示部に表示するとともに、前記保留画像によって示されていた保留中の前記判定が行われ前記図柄変動が実行中になることに対応して、前記保留画像から移行したように視認される第1変動中画像(第1変動中アイコンMH)を、前記第1画像表示部に表示する第1画像表示手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第1画像表示器20)と、
前記第2画像表示部が前記第1変動中画像の前方に位置しているとき、当該第1変動中画像に対応する第2変動中画像(第2変動中アイコンSH)を前記第2画像表示部に表示する第2画像表示手段(演出制御部90、画像音響制御部95、及び、第2画像表示器19)と、
を備え、
前記第2画像表示手段は、
前記特別遊技判定手段による判定結果に基づいて、実行中の前記図柄変動が前記特別遊技を実行するとの判定結果を示すこととなる期待度を、前記第2変動中画像を用いた演出(例えば、赤色の第2変動中アイコンSHを表示する演出)により示唆する変動中示唆演出手段(図25−2の(k)、(l)参照)を備え、
前記第1画像表示手段により前記第1変動中画像が前記第1画像表示部に表示されている状態で、前記第2画像表示部が前記第1変動中画像の前方に移動して、前記第2画像表示手段により第2変動中画像が表示されることを特徴とする。
Another gaming machine of the present invention is
A first image display unit (
An opaque second image display unit (
Special game determination means for acquiring determination information triggered by the establishment of the start condition, and determining whether or not to execute a special game advantageous to the player (big hit game) based on the determination information (big hit determination) (Main control unit 60);
In the first image display unit, the variable effect means (
When the start condition is established during a period in which the symbol variation cannot be started, a holding unit (main control unit 60) for holding the determination by the special game determining unit;
A hold image (first hold icon MI) indicating the presence of the hold of the determination is displayed on the first image display unit, and the determination that is being held indicated by the hold image is performed, and the symbol variation is performed. A first image display means for displaying on the first image display unit a first changing image (first changing icon MH) that is visually recognized as having shifted from the reserved image in response to being executed. (
When the second image display unit is positioned in front of the first changing image, a second changing image (second changing icon SH) corresponding to the first changing image is displayed on the second image. Second image display means (
With
The second image display means includes
Based on the determination result by the special game determination means, an expectation that indicates a determination result that the symbol variation being executed will execute the special game is expressed using the second variation image (for example, red second variation in effect displaying icons SH) by suggesting variations in suggesting representation section (in FIG. 25-2 (k), provided with a (l) refer),
In a state where the first image display unit displays the first changing image on the first image display unit, the second image display unit moves to the front of the first changing image and the first changing image is displayed. The second changing image is displayed by the two-image display means .
Claims (2)
前記第1画像表示部の前方に移動可能に構成され、画像が表示される不透過型の第2画像表示部と、
始動条件の成立を契機として判定用情報を取得し、当該判定用情報に基づいて遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う特別遊技判定手段と、
前記判定用情報に基づいて、前記特別遊技判定手段による判定に先立って、前記特別遊技を実行するか否かの事前判定を行う事前判定手段と、
前記第1画像表示部において、図柄を変動表示してから停止表示することにより前記特別遊技判定手段による判定結果を示す図柄変動を実行する変動演出手段と、
前記図柄変動を開始不能な期間中に前記始動条件が成立すると、前記特別遊技判定手段による判定を保留する保留手段と、
前記判定の保留の存在を示す第1保留画像を、前記第1画像表示部に表示する第1画像表示手段と、
前記第2画像表示部が前記第1保留画像の前方に位置しているとき、当該第1保留画像に対応する第2保留画像を前記第2画像表示部に表示する第2画像表示手段と、
を備え、
前記第2画像表示手段は、
前記事前判定手段による事前判定の結果に基づいて、前記第2保留画像に対応する保留中の前記判定が前記特別遊技を実行するとの判定結果となる期待度を、前記第2保留画像を用いた演出により示唆する保留示唆演出手段を備えることを特徴とする遊技機。 A first image display unit for displaying an image;
An impermeable second image display unit configured to be movable in front of the first image display unit and displaying an image;
Special game determination means for acquiring determination information triggered by the establishment of the start condition, and determining whether or not to execute a special game advantageous to the player based on the determination information;
Prior determination means for performing a prior determination as to whether or not to execute the special game prior to the determination by the special game determination means based on the determination information;
In the first image display unit, a variation effect unit that executes a symbol variation indicating a determination result by the special game determination unit by displaying the symbol in a variable manner and then stopping the display.
When the start condition is established during a period in which the symbol variation cannot be started, a holding unit for holding the determination by the special game determining unit;
A first image display means for displaying on the first image display section a first hold image indicating the presence of the hold of the determination;
Second image display means for displaying a second reserved image corresponding to the first reserved image on the second image display unit when the second image display unit is positioned in front of the first reserved image;
With
The second image display means includes
Based on the result of the prior determination by the prior determination means, the second reserved image is used for the expectation level that is the determination result that the determination on hold corresponding to the second reserved image executes the special game. A gaming machine comprising a hold suggesting directing means that suggests based on the played effect.
前記第1画像表示部の前方に移動可能に構成され、画像が表示される不透過型の第2画像表示部と、
始動条件の成立を契機として判定用情報を取得し、当該判定用情報に基づいて遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う特別遊技判定手段と、
前記第1画像表示部において、図柄を変動表示してから停止表示することにより前記特別遊技判定手段による判定結果を示す図柄変動を実行する変動演出手段と、
前記図柄変動を開始不能な期間中に前記始動条件が成立すると、前記特別遊技判定手段による判定を保留する保留手段と、
前記判定の保留の存在を示す保留画像を、前記第1画像表示部に表示するとともに、前記保留画像によって示されていた保留中の前記判定が行われ前記図柄変動が実行中になることに対応して、前記保留画像から移行したように視認される第1変動中画像を、前記第1画像表示部に表示する第1画像表示手段と、
前記第2画像表示部が前記第1変動中画像の前方に位置しているとき、当該第1変動中画像に対応する第2変動中画像を前記第2画像表示部に表示する第2画像表示手段と、
を備え、
前記第2画像表示手段は、
前記特別遊技判定手段による判定結果に基づいて、実行中の前記図柄変動が前記特別遊技を実行するとの判定結果を示すこととなる期待度を、前記第2変動中画像を用いた演出により示唆する変動中示唆演出手段を備えることを特徴とする遊技機。 A first image display unit for displaying an image;
An impermeable second image display unit configured to be movable in front of the first image display unit and displaying an image;
Special game determination means for acquiring determination information triggered by the establishment of the start condition, and determining whether or not to execute a special game advantageous to the player based on the determination information;
In the first image display unit, a variation effect unit that executes a symbol variation indicating a determination result by the special game determination unit by displaying the symbol in a variable manner and then stopping the display.
When the start condition is established during a period in which the symbol variation cannot be started, a holding unit for holding the determination by the special game determining unit;
A hold image indicating the presence of the hold of the determination is displayed on the first image display unit, and the determination that is being held indicated by the hold image is performed and the symbol variation is being executed. And the 1st image display means which displays the 1st image under change visually recognized as having shifted from the reservation picture on the 1st image display part,
When the second image display unit is positioned in front of the first changing image, a second image display that displays a second changing image corresponding to the first changing image on the second image display unit. Means,
With
The second image display means includes
Based on the determination result by the special game determination means, the expectation that indicates the determination result that the symbol variation being executed will execute the special game is suggested by the effect using the second variable image. A gaming machine comprising a suggestion means during fluctuation.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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