JP2018011799A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、始動条件の成立により大当たり抽選を行うパチンコ遊技機等の遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine such as a pachinko gaming machine that performs a lottery lottery when a start condition is established.
下記特許文献1には、大当たり抽選に先立って先読みを行い、保留画像を表示する際に発生させる保留図柄表示音により、保留画像が変化するか否かや、変化するとすれば信頼度が上がるか下がるかを報知する先読み演出を行う遊技機が記載されている。
In the following
上記のような先読み演出を行う遊技機において、遊技の興趣を向上させたいという要望がある。 There is a desire to improve the interest of games in gaming machines that perform pre-reading effects as described above.
本発明は、上述の課題を解決するものであり、先読み演出を行う遊技機において、遊技の興趣を向上可能な遊技機を提供することを目的とする。 The present invention solves the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a gaming machine that can improve the interest of a game in a gaming machine that performs prefetching effects.
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、本欄における括弧内の記述は、本発明の理解を助けるために後述する第1実施形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。 The present invention employs the following configuration in order to solve the above problems. Note that the description in parentheses in this column shows a correspondence relationship with the first embodiment described later in order to help understanding of the present invention, and does not limit the present invention.
本発明の遊技機(遊技機10)は、
始動条件が成立すると、遊技者に有利な特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う特別遊技判定手段(メイン制御部60)と、
前記特別遊技判定の保留を行う保留手段(メイン制御部60)と、
前記保留の期待度を判定する期待度判定手段(サブ制御部85)と、
演出を実行する演出手段(サブ制御部85、画像表示器20、スピーカ48)と、
を備え、
前記演出手段は、
前記保留に基づいて行われた前記特別遊技判定の結果を、図柄(装飾図柄F)を変動表示してから停止表示することにより示す図柄変動演出を実行する第1の演出手段と、
所定条件が成立する(保留が発生する)と、前記図柄変動演出とは異なる演出(保留表示演出)を、第1の態様(「ポン」という音とともに保留アイコンIを表示する態様)で実行可能な第2の演出手段と、
を備え、
前記第2の演出手段は、前記期待度が高い前記保留が発生すると、少なくとも当該保留の発生から当該保留に基づく前記図柄変動演出が開始されるまでの所定期間内は、前記所定条件が成立した(保留が発生した)ときに、前記図柄変動演出とは異なる演出(保留表示演出)を、前記第1の態様とは異なる第2の態様(「ピン」、「キュイン」又は「パンパカパーン」という音とともに保留アイコンIを表示する態様)で実行することを特徴とする。
The gaming machine (gaming machine 10) of the present invention is
When the starting condition is satisfied, special game determination means (main control unit 60) for performing a special game determination as to whether or not to perform a special game advantageous to the player;
A holding means (main control unit 60) for holding the special game determination;
Expectation level determination means (sub control unit 85) for determining the expected level of hold;
Production means (
With
The production means is
First effect means for executing a symbol variation effect, which is shown by suspending and displaying the result of the special game determination made based on the suspension after the symbol (decorative symbol F) is variably displayed;
When a predetermined condition is satisfied (holding occurs), an effect (holding display effect) different from the symbol variation effect can be executed in the first mode (a mode in which the hold icon I is displayed together with a sound “pong”). Second production means,
With
When the holding with high expectation occurs, the second effect means satisfies the predetermined condition at least within a predetermined period from the occurrence of the holding to the start of the symbol variation effect based on the holding. When (holding occurs), an effect (holding display effect) that is different from the symbol variation effect is a second sound ("pin", "cuein", or "pampakapan" different from the first aspect) And the hold icon I is displayed).
本発明によれば、先読み演出を行う遊技機において、遊技の興趣を向上可能である。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, in the game machine which performs prefetching production, the interest of a game can be improved.
1.第1実施形態
本発明の第1実施形態に係る遊技機10について、図面に基づいて説明する。遊技機10はパチンコ遊技機である。本明細書中、上下とは、遊技を行うために遊技機10を立設した状態における上下をいい、左右は、遊技盤15の遊技領域16に向かって左右をいうものとする。また、遊技盤15の表面側(遊技領域16側)を前方とし、その反対側を後方とする。
1. First Embodiment
(1)パチンコ遊技機の構造
遊技機10は、図1に示すように、遊技機枠11の内部に遊技盤15を取り付けて構成される。遊技機枠11は、外枠12、内枠13、及び、前面側のガラス扉部14を備える。外枠12は、遊技機10の外郭部となる枠体であり、内枠13は、遊技盤15が取り付けられる枠体であり、ガラス扉部14は、遊技盤15を保護するとともに発射ハンドル43等が配設される前枠である。ガラス扉部14は、遊技盤15の前面側における遊技球の転動する遊技領域16や遊技球の転動を予定していない非遊技領域17を目視できるように、それらの前側を覆う透明なガラス部14aと、そのガラス部14aの下方の皿ユニット部14bとを備える。
(1) Structure of Pachinko Gaming Machine The
ガラス扉部14は、外枠12や内枠13に対してヒンジ11aによりそれぞれ回動自在とされ、内枠13は、外枠12とガラス扉部14とに対してヒンジ11aによりそれぞれ回動自在とされている。
The
ガラス扉部14の前面側には、ガラス部14aの下方の皿ユニット部14bに、上皿42aと下皿42bとを有した球受け皿42、発射ハンドル43、下皿42bの球を抜く皿球抜きボタン44、上皿42aの球を下皿42bに移す通路球抜きボタン45、演出ボタン46、及び、演出キー47が、配設されている。また、ガラス扉部14の前面側には、上部側に、スピーカ48や枠ランプ49が配設されている。演出ボタン46の内部には、演出ボタンランプ46bが外部からその光を視認可能に配設されている。演出ボタン46は、図示しないモータ等からなる演出ボタン振動部46c(図3参照)により振動可能に構成されている。
On the front side of the
遊技盤15には、発射ハンドル43の操作により発射された遊技球が転動する遊技領域16が、レール材35で囲まれて形成されている。遊技領域16には、遊技球を誘導する多数の図示しない障害釘や風車が突設され、盤ランプ50が埋設されている。
In the
遊技領域16の左右方向における中央下部及び右側部には、始動入賞装置21が設けられている。始動入賞装置21は、遊技領域16の左右方向の中央下部に配置されて、遊技球の入球し易さが常時変わらない第1始動口22と、遊技領域16の右側に配置されて、電動チューリップ(以下「電チュー」という。)24により開閉される第2始動口23とを備えている。第1始動口22の前面には始動口装飾板22cが設けられ、始動口装飾板22cは始動口ランプ22b(図2参照)からの光により発光して視認されるように構成されている。電チュー24は、電チューソレノイド24a(図2参照)により駆動される。第2始動口23は、図1の二点鎖線に示すように、揺動する羽根タイプの電チュー24が開いているときのみ遊技球が入賞可能となる。なお、電チュー24は、実施形態のように羽根タイプのものに限らず、前後に移動する開閉扉を利用する扉タイプや、前進時に遊技球を受け止めて入球させ、後退時に遊技球を入球させないベロタイプ等の種々のタイプがあり、実施形態の構成に限定されるものではない。
A
遊技領域16の中央には、略円環状の枠体部18aを備えたセンター役物装置18が、配設されている。センター役物装置18には、枠体部18aに囲まれた開口部から視認可能に、画像表示器20の表示画面20aが配置されている。画像表示器20は液晶表示装置であり、表示画面20aは液晶画面とされている。画像表示器20は、客待ち用のデモンストレーション表示を行う客待ち演出、図柄変動演出、大当たり遊技に並行して行われる大当たり演出等を表示画面20aに表示する。
In the center of the
図柄変動演出(以下、「変動演出」と略す。)は、表示画面20aに複数の装飾図柄F(図27−1参照)を変動表示してから停止表示することにより、大当たり抽選(特別遊技を実行するか否かの特別遊技判定。以下、「大当たり判定」ともいう。)の結果を示す演出である。変動演出では、背景の画像に重ねて装飾図柄Fが表示され、背景の画像は後述する演出モードによって変わり得る。各装飾図柄Fは、それぞれ識別情報(実施形態では、数字)を有し、装飾図柄Fが停止表示されたときに表示画面20a内の所定の大当たりライン上に並んだ複数(実施形態では3つ)の装飾図柄Fの組合せにより、大当たり抽選の結果が示される。なお、大当たりラインは、表示画面20aには表示されない仮想のラインであり、実施形態では、表示画面20aの中央部に左右方向に延びるラインとされている。大当たり抽選は、遊技球の第1始動口22又は第2始動口23への入賞に対して行われ、変動演出は、後述する特別図柄変動に並行して実行される。以下、「図柄変動」というときは、特別図柄変動をいうときと、変動演出における装飾図柄Fの変動をいうときとがある。また、変動演出は、演出モードに応じたものが実行される。演出モードとは、表示画面20aにおける演出態様であり、演出モードが異なると、登場するキャラクタや背景が異なる等、表示画面20aに表示される画像が異なる。
The symbol variation effect (hereinafter abbreviated as “variation effect”) is a lottery lottery (special game is displayed) by displaying a plurality of decorative symbols F (see FIG. 27-1) on the
センター役物装置18の枠体部18aの左部には、入口から遊技球を流入させ、出口からステージ部18cへ遊技球を流出させるワープ部18bが配設されている。枠体部18aの下部のステージ部18cは、ワープ部18bから流入した遊技球を、上面で転動させて、第1始動口22へと案内したり、あるいは、そのまま、第1始動口22の上方より左右にずれた位置から落下させたりする。
A
センタ―役物装置18の枠体部18aと表示画面20aとの間には、可動役物装置110が配設されている。可動役物装置110は、表示画面20aの前方に移動可能である。
A
遊技領域16には、大入賞装置26が設けられている。大入賞装置26は、大入賞口27と、大入賞口ソレノイド26a(図2参照)により動作する開閉部材26bとを備え、大入賞口27は、開閉部材26bにより開閉される。
In the
また、遊技領域16には、遊技球が通過可能なゲート28が、センター役物装置18の右方に配置されている。ゲート28は、遊技領域16の右側部を狙って遊技球を発射する所謂右打ちをした際に、遊技球が通過する可能性がある通過口である。後述する確変遊技状態及び時短遊技状態の場合には、ゲート28の遊技球の通過により第2始動口23が開放され易いので、確変遊技状態及び時短遊技状態の場合には、通常、遊技者は右打ちを行う。
In the
また、遊技領域16には、普通入賞装置29が設けられている。普通入賞装置29は、始動入賞装置21における第1始動口22の左方に配置され、遊技球が入球可能な複数(実施形態では、3つ)の普通入賞口30を備えている。
The
遊技領域16の外側の非遊技領域17であって遊技盤15の右下部には、表示器類が配置されている。遊技機10には、表示器類として、普通図柄表示器37、第1特別図柄表示器39a、及び、第2特別図柄表示器39bが設けられるとともに、普通図柄保留ランプ38、第1特別図柄保留ランプ40a、第2特別図柄保留ランプ40b、及び、状態表示器41が設けられている。
In the
第1特別図柄表示器39a、第2特別図柄表示器39bは、それぞれ、遊技球の第1始動口22、第2始動口23への入賞を契機として行われる大当たり抽選の結果を、変動表示を経て停止表示される特別図柄により報知する(これを「特別図柄変動」という)ものである。第1特別図柄表示器39a、第2特別図柄表示器39bに停止表示された特別図柄が所定の大当たり図柄であれば、大入賞口27を所定回数開閉する大当たり遊技が行われる。簡単に述べれば、第1始動口22又は第2始動口23への入賞という始動条件の成立により後述する大当たり乱数等の乱数が取得され、大当たり乱数に基づいて大当たり判定(特別遊技判定に相当。)が行われ、その判定結果が大当たりであれば、遊技者に有利な特別遊技としての大当たり遊技が実行されることとなる。
The 1st
特別図柄の変動表示中又は大当たり遊技中は特別図柄変動を開始不能であるため、特別図柄の変動表示中又は大当たり遊技中に、遊技球が第1始動口22又は第2始動口23に入賞すると、メイン制御部60(図2参照)は、大当たり判定を保留し(保留手段)、その入賞に対して取得した大当たり乱数等の乱数を、第1始動入賞であれば第1特図保留記憶部63aに、第2始動入賞であれば第2特図保留記憶部63bに、特図保留記憶(以下、これを単に「保留」ということもある。)として記憶する。なお、第1始動口22への入賞を「第1始動入賞」、第2始動口23への入賞を「第2始動入賞」という。そして、特別図柄変動を実行可能になったときに、特図保留記憶に基づいて大当たり判定を行い、特別図柄変動を実行して、その特図保留記憶を消去する。保留していた大当たり判定を行い特別図柄変動を実行することを、「保留の消化」という。
Since the special symbol variation cannot be started during the special symbol variation display or during the jackpot game, if the game ball wins the
第1特別図柄保留ランプ40a、第2特別図柄保留ランプ40bは、それぞれ、第1特図保留記憶部63a、第2特図保留記憶部63bに記憶されている保留の個数(保留されている大当たり判定の個数に相当。)を表示するものである。なお、第1特図保留記憶部63a、第2特図保留記憶部63bに記憶される保留の個数は、それぞれ4個が上限とされているため、第1特図保留記憶部63aに4個の保留がある状態で遊技球が第1始動口22に入賞したときや、第2特図保留記憶部63bに4個の保留がある状態で遊技球が第2始動口23に入賞したときは、その入賞に対して大当たり乱数等の乱数は取得されず大当たり判定も行われない。
The first special
普通図柄表示器37は、遊技球のゲート28への通過を契機として行われる普通図柄抽選の結果を、変動表示を経て停止表示される普通図柄により報知する(これを「普通図柄変動」という)ものである。普通図柄表示器37に停止表示された普通図柄が当たり図柄であれば、所定時間及び所定回数、電チュー24を開く補助遊技が行われる。
The
普通図柄の変動表示中又は補助遊技中に、遊技球がゲート28を通過すると、メイン制御部60は、その通過に対して取得した当たり乱数等の乱数を、普図保留記憶部63cに普図保留記憶として記憶する。そして、普通図柄変動を開始可能な状態になったときに、記憶しておいた普図保留記憶に基づいて当たりか否かの普通図柄判定を行い、普通図柄変動を実行する。
When the game ball passes through the
普通図柄保留ランプ38は、普図保留記憶部63cに記憶されている普図保留記憶の個数(保留されている普通図柄判定の個数に相当。)を表示するものである。なお、普図保留記憶部63cに記憶される普図保留記憶の個数は、4個が上限とされているため、普図保留記憶部63cに4個の普図保留記憶がある状態で遊技球がゲート28を通過したときは、その通過に対して当たり乱数は取得されない。
The normal
状態表示器41は、大当たり遊技における後述するラウンド数を示すラウンドランプ、右打ちをすべき状態(後述する時短状態)であることを示す右打ちランプ、及び、後述する遊技状態を示す遊技状態ランプを備えている。
The
遊技領域16の下端には、入賞しなかった遊技球が排出されるアウト口33が配設されている。
At the lower end of the
(2)パチンコ遊技機の電気系統
次に、実施形態の遊技機10の電気系統について説明する。図2に示すように、遊技機10は、主制御基板からなるメイン制御部60、払出制御基板からなる払出制御部70、及び、サブ制御部85を備え、サブ制御部85は、演出制御基板からなる演出制御部90、画像音響制御基板からなる画像音響制御部95、及び、ランプ制御基板からなるランプ制御部100を備えている。そして、払出制御部70及び演出制御部90はメイン制御部60に接続され、画像音響制御部95及びランプ制御部100は演出制御部90に接続されている。各制御部は、CPU61,71,91,101,951、ROM62,72,92,102,952、RAM63,73,93,103,953等を備えている。また、メイン制御部60は、RAM63内に、第1特図保留記憶部63a、第2特図保留記憶部63b、及び、普図保留記憶部63cを備えている。更に、演出制御部90は、RTC(リアルタイムクロック)94を備えている。RTC94は、日時を計測しており、遊技機10の電源が遮断されても図示しないバックアップ電源により計測動作を継続する。
(2) Electric system of pachinko gaming machine Next, an electric system of the
メイン制御部60は、大当たり抽選や遊技状態の移行など主に利益に関わる制御を行うものである。メイン制御部60には、第1始動口22に入賞した遊技球を検出する第1始動口SW(スイッチ)22a、第2始動口23に入賞した遊技球を検出する第2始動口SW23a、電チュー24を駆動する電チューソレノイド24a、ゲート28を通過した遊技球を検出するゲートSW28a、大入賞口27に入賞した遊技球を検出する大入賞口SW27a、開閉部材26bを駆動する大入賞口ソレノイド26a、各普通入賞口30に入賞した遊技球を検出する普通入賞口SW30a、第1特別図柄保留ランプ40a、第2特別図柄保留ランプ40b、普通図柄保留ランプ38、第1特別図柄表示器39a、第2特別図柄表示器39b、普通図柄表示器37、状態表示器41がそれぞれ接続され、図2に矢印で示すように、各スイッチからはメイン制御部60に信号が入力され、各ソレノイドやランプ等にはメイン制御部60から信号が出力される。
The
また、メイン制御部60は、払出制御部70に各種コマンドを送信するとともに、払い出し監視のために払出制御部70から信号を受信する。払出制御部70には、払出部75が接続され、払出制御部70は、メイン制御部60から受信したコマンドに従って払出部75を動作させ、賞球の払出を行わせる。
The
更に、メイン制御部60には、ホールに設置されたホストコンピュータに対して各種の情報を送信する盤用外部情報端子基板105が接続されている。メイン制御部60は、払出制御部70から取得済みの払い出した賞球数の情報やメイン制御部60の状態等の情報を、盤用外部情報端子基板105を介して、ホストコンピュータに送信する。
Further, a board external
払出制御部70は、払出部75、払出球検出SW76、球有り検出SW77、満タン検出SW78、及び、発射部79と接続される。
The
払出制御部70は、払出部75に対して入賞時の賞球数を払い出させる制御を行う。払出部75は、遊技球の貯留部から所定数を払い出すための払出駆動モータからなる。そして、払出制御部70は、払出部75に対して各入賞口(第1始動口22、第2始動口23、大入賞口27、普通入賞口30)に入賞した遊技球に対応した賞球数を払い出させる制御を行う。
The
また、払出制御部70は、発射部79に対する遊技球の発射の操作を検出して遊技球の発射を制御する。発射部79は、遊技のための遊技球を発射するものであり、発射ハンドル43からの遊技者による遊技操作を検出するセンサや遊技球を発射させるソレノイド等を備える。払出制御部70は、発射部79のセンサにより遊技操作を検出すると、検出された遊技操作に対応してソレノイド等を駆動させて遊技球を間欠的に発射させ、遊技盤15の遊技領域16に遊技球を送り出す。
In addition, the
また、払出制御部70は、払い出す遊技球の状態を検出する各所の検出部が接続され、賞球のための払い出し状態を検出する。これらの検出部としては、既述の払出球検出SW76、球有り検出SW77、満タン検出SW78等がある。
In addition, the
更に、払出制御部70には、ホールに設置された図示しないホストコンピュータに対して各種情報を送信する枠用外部情報端子基板106が接続されている。払出制御部70は、払出部(払出駆動モータ)75を駆動させて払い出した賞球数の情報等を枠用外部情報端子基板106を介してホストコンピュータに送信し、また、同様の情報をメイン制御部60にも送信する。
Further, a frame external
また、メイン制御部60は、演出制御部90に対し各種コマンドを送信し、演出制御部90は、画像音響制御部95との間でコマンドや信号の送受信を行う。画像音響制御部95には画像表示器20、スピーカ48が接続され、画像音響制御部95は、演出制御部90から受信したコマンドに従って、画像表示器20の表示画面20aに画像を表示し、スピーカ48から音声を出力する。
The
詳しくは、画像音響制御部95は、演出内容を表現する画像及び音響を制御する際の演算処理を行うCPU951と、CPU951にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM952と、CPU951の作業用メモリとして用いられるRAM953と、VDP(Video Display Processor)954と、CGROM955と、SNDROM956とを備えている。
Specifically, the image
CGROM955には、画像表示器20において表示する各種画像、具体的には、遊技者に大当たり判定の結果を報知するための装飾図柄F、保留の存在を示す保留アイコン(保留画像)I、背景、キャラクタ、アイテム、文字等の画像データが記憶されている。SNDROM956には、画像データと同期させて又は画像データとは独立にスピーカ48から出力させる楽曲(例えば、BGM)や音声、ジングル等の効果音(例えば、保留表示音)等の各種音響データが記憶されている。
In
CPU951は、演出制御部90から送信された各種コマンドに基づいて、アニメーションパターンの解析や、描画に関するコマンドをまとめたディスプレイリストの作成、ディスプレイリストのVDP954への送信等を行う。VDP954は、CPU951から受信したディスプレイリストに基づいて、CGROM955やSNDROM956に記憶された画像データや音響データを読み出し、読み出した画像データを用いて、装飾図柄F、保留を表す画像である保留アイコンI、背景、キャラクタ、アイテム、文字等を表示するための描画処理を行うとともに、読み出した音響データを用いて音声処理を行う。そして、VDP954は、描画処理された画像データにより画像表示器20における画面表示を制御し、音声処理された音響データによりスピーカ48から出力される音響を制御する。なお、実施形態では、VDP954が描画処理とともに音声処理も行うように構成したが、これに限らず、音声処理を専用で行うプロセッサを別途設けてもよい。
Based on the various commands transmitted from the
また、演出制御部90は、ランプ制御部100との間でコマンドや信号の送受信を行う。ランプ制御部100には、枠ランプ49、盤ランプ50、演出ボタンランプ46b、演出ボタン振動部46c、始動口ランプ22b、及び、可動役物装置110の駆動モータやセンサ等が接続され、ランプ制御部100は、演出制御部90から受信したコマンドに従って、枠ランプ49、盤ランプ50、演出ボタンランプ46b、始動口ランプ22bを点灯・消灯し、演出ボタン振動部46c、可動役物装置110を動作させる。
In addition, the
具体的には、ランプ制御部100のROM102には、演出制御部90にて決定される演出内容に応じた枠ランプ49、盤ランプ50、演出ボタンランプ46b、始動口ランプ22bの発光パターンデータ(点灯/点滅や発光色に関するデータ)が記憶されている。ランプ制御部100のCPU101は、ROM102に記憶された発光パターンデータの中から、演出制御部90から受信したコマンドに対応したものを選択して読み出し、読み出した発光パターンデータに従って枠ランプ49、盤ランプ50、演出ボタンランプ46b、始動口ランプ22bの発光を制御する。また、ランプ制御部100のROM102には、可動役物装置110、演出ボタン振動部46cの動作パターンデータが記憶されている。ランプ制御部100のCPU101は、動作パターンデータの中から、演出制御部90から受信したコマンドに対応したものを選択して読み出し、読み出した動作パターンデータに従って、可動役物装置110、演出ボタン振動部46cの動作を制御する。
Specifically, the
演出制御部90には、遊技者が操作する演出ボタン46(図1参照)が押下操作されたことを検出する演出ボタン検出SW46aが接続されており、演出ボタン46が押下されると、演出ボタン検出SW46aから演出制御部90に対して信号が出力される。更に、演出キー47のキー検出SW47aも演出制御部90に接続されている。演出キー47が遊技者によって操作されると、その操作に対応したキー検出SW47aの信号が演出制御部90へ入力される。
The
(3)遊技状態等の説明
遊技機10の遊技状態には、通常遊技状態、時短遊技状態、確変遊技状態、潜確遊技状態の4つの遊技状態がある。
(3) Description of the gaming state and the like The gaming state of the
時短遊技状態とは、大当たりへの当選し易さは通常遊技状態と同等であるが、通常遊技状態よりも第2始動口23へ遊技球が入賞し易い状態をいい、大当たり当選確率は通常遊技状態と同じく約1/300であるが、通常遊技状態では、普通図柄抽選の当選確率が約1/10、普通図柄変動時間が4秒、第2始動口23の開放時間が0.15秒、第2始動口23の開放回数が1回であるのに対して、時短遊技状態では、普通図柄抽選の当選確率が約9/10、普通図柄変動時間が1.5秒、第2始動口23の開放時間が1.80秒、第2始動口23の開放回数が3回となっている。
The short-time gaming state is the same as the normal gaming state in terms of the ability to win the jackpot, but the game ball is more likely to win the
確変遊技状態とは、通常遊技状態よりも大当たりに当選し易く、かつ第2始動口23へ遊技球が入賞し易い状態をいい、通常遊技状態では、大当たり当選確率が約1/300であるのに対して、確変遊技状態では、大当たり当選確率が約1/30となっている。また、確変遊技状態では、時短遊技状態と同様、普通図柄抽選の当選確率が約9/10、普通図柄変動時間が1.5秒、第2始動口23の開放時間が1.80秒、第2始動口23の開放回数が3回となっている。
The probable gaming state is a state where it is easier to win a big hit than the normal gaming state and a game ball is likely to win the
潜確遊技状態とは、通常遊技状態よりも大当たりに当選し易いが、第2始動口23への遊技球の入賞し易さは通常遊技状態と同等である状態をいい、潜確遊技状態では、確変遊技状態と同様、大当たり当選確率が約1/30となっているが、普通図柄抽選の当選確率は約1/10、普通図柄変動時間は4秒、第2始動口23の開放時間は0.15秒、第2始動口23の開放回数は1回となっている。
The latent game state is a state where it is easier to win a big hit than the normal game state, but the ease of winning a game ball to the
なお、通常遊技状態よりも大当たりに当選しやすい状態を、「高確率状態」といい、「高確率状態」でない状態を「低確率状態」という。また、通常遊技状態よりも第2始動口23へ遊技球が入賞し易い状態を「電サポ状態」といい、通常遊技状態よりも特別図柄の平均変動時間が短い状態を「時短状態」というが、本実施形態では、電サポ状態のときと時短状態のときとは一致するものとする。したがって、電サポ状態かつ時短状態のことを纏めて「時短状態」といい、「時短状態」でない状態を「時短無し状態」という。確変遊技状態は高確率状態かつ時短状態であり、時短遊技状態は低確率状態かつ時短状態であり、潜確遊技状態は高確率状態かつ時短無し状態であり、通常遊技状態は低確率状態かつ時短無し状態である。
It should be noted that a state that is easier to win a jackpot than the normal gaming state is referred to as a “high probability state”, and a state that is not a “high probability state” is referred to as a “low probability state”. In addition, a state in which a game ball is more likely to win the
遊技機10は、初期状態では(即ち、電源が投入されて最初の遊技が開始されるときは)通常遊技状態であり、大当たりが発生すれば、大入賞口27を所定回数開閉する大当たり遊技を経て、その大当たりの種類に応じた遊技状態に遷移する。図3に示すように、遊技機10の大当たりには、多くの賞球を獲得可能な長当たりと、ほとんど賞球の獲得が望めない短当たりとがある。そして、長当たりとして、16ラウンド(以下、「R」と表記する。)確変長当たり、8R確変長当たり、及び、16R通常長当たりがあり、短当たりとして、突確短当たり及び潜確短当たりがある。なお、ラウンドとは大入賞口27の開放期間を言う。16R確変長当たりでは大入賞口27を16回開放する大当たり遊技、8R確変長当たりでは大入賞口27を8回開放する大当たり遊技を行った後、いずれも確変遊技状態に遷移する。16R通常長当たりでは、大入賞口27を16回開放する大当たり遊技を行った後、時短遊技状態に遷移し、その時短遊技状態において大当たりが発生することなく100回の特別図柄変動が実行されると、通常遊技状態に遷移する。突確短当たりでは、大入賞口27を極短時間2回開放する大当たり遊技を行った後、確変遊技状態に遷移し、潜確短当たりでは、大入賞口27を極短時間2回開放する大当たり遊技を行った後、潜確遊技状態に遷移する。長当たりにおける大当たり遊技を「長当たり遊技」、短当たりにおける大当たり遊技を「短当たり遊技」という。
The
大当たりの抽選は大当たり乱数を用いて行われ、大当たりに当選した場合にいずれの種類の大当たりとなるかの抽選は、大当たり図柄乱数を用いて行われる。遊技機10では、図3の(a)に示すように、第1始動入賞に基づく大当たりの内訳が定められ、図3の(b)に示すように、第2始動入賞に基づく大当たりの内訳が定められている。図3から分かるように、第2始動入賞の方が第1始動入賞よりも遊技者に有利である。
The jackpot lottery is performed using a jackpot random number, and when a jackpot is won, a lottery to determine which type of jackpot will be performed is performed using a jackpot symbol random number. In the
また、長当たりになるときは、変動演出においてリーチ演出が行われる。リーチ演出とは、同時に変動表示される複数の装飾図柄F(実施形態では、左右及び中の装飾図柄F)のうち、最後に停止表示される装飾図柄(実施形態では、中の装飾図柄F)を除く装飾図柄Fを同一図柄で停止表示し、最後に停止表示される装飾図柄Fのみ変動表示されている態様(すなわち、所謂リーチ)として行われる演出である(図27−2(j)参照)。なお、同一図柄とは、同一識別情報を有する図柄をいう。多くの賞球を獲得可能な長当たりは、同時に変動表示される複数の装飾図柄Fを同一図柄として停止表示することにより示されるため、リーチ演出は、期待度が高い演出である。ここで、「期待度」とは、大当たり判定の結果が遊技者に有利なものになる期待度をいう。左右及び中の装飾図柄Fを同一図柄とした図柄を大当たり図柄といい、大当たり図柄でない図柄をはずれ図柄という。なお、特別図柄の停止図柄にも、大当たりであることを示す大当たり図柄と、はずれであることを示すはずれ図柄とがあり、大当たり図柄は大当たりの種類に応じて複数の図柄がある。 In addition, when it is a long hit, a reach effect is performed in the variable effect. The reach effect is a decorative pattern that is stopped and displayed last (in the embodiment, the middle decorative pattern F) among a plurality of decorative symbols F that are variably displayed at the same time (in the embodiment, the left and right and middle decorative patterns F). This is an effect that is performed as an aspect in which only the decorative symbol F that is stopped and displayed at the end is displayed in a variable manner (ie, so-called reach) (see FIG. 27-2 (j)). ). The same symbol means a symbol having the same identification information. The long win that allows the acquisition of many prize balls is indicated by stopping and displaying a plurality of decorative symbols F that are variably displayed at the same time as the same symbol. Therefore, the reach effect is a highly expected effect. Here, the “expected degree” means an expected degree that the result of the jackpot determination is advantageous to the player. A symbol that has the same left / right and middle decorative symbols F is called a jackpot symbol, and a symbol that is not a jackpot symbol is called an off symbol. In addition, the special symbol stop symbol also has a jackpot symbol indicating that it is a jackpot and a miss symbol indicating that it is a loss, and the jackpot symbol has a plurality of symbols depending on the type of jackpot.
また、大当たり抽選の結果がはずれであった場合に、変動演出においてリーチ演出を行うか否かの抽選は、リーチ乱数を用いて行われる。リーチ演出を経て、左右の装飾図柄Fが同一で中の装飾図柄Fが左右とは異なる状態で停止してはずれになることを「リーチはずれ」といい、リーチはずれ以外のはずれを「バラはずれ」という。短当たり及び小当たりの場合は、当たりであるが、実施形態では、変動演出においてリーチはずれのはずれ図柄が表示画面20aに停止表示され、見掛け上、リーチはずれとの区別は困難である。
Further, when the result of the jackpot lottery is out of place, the lottery for determining whether or not to perform the reach effect in the variable effect is performed using a reach random number. Through reach production, when the left and right decorative designs F are the same and the middle decorative design F is different from the left and right, it is called “reach loss”. That's it. In the case of short wins and small hits, it is a win, but in the embodiment, the out-of-reach symbols are stopped and displayed on the
(4)パチンコ遊技機の動作
≪メイン制御部での処理≫
次に、メイン制御部60の動作について説明する。なお、後述する各カウンタは、RAM63に設けられ、遊技機10のリセット時にゼロクリアされる。
(4) Pachinko machine operation << Processing in the main control section >>
Next, the operation of the
メイン制御部60は、電源の供給が開始されると、図示しない起動処理や電源遮断監視処理等を含んだメイン制御処理の実行を開始し、メイン制御部60への電源の供給中、このメイン制御処理を継続的に実行する。そして、メイン制御部60は、このメイン制御処理に対して、所定周期(例えば4msec)毎に、図4に示すメイン側タイマ割込処理を割り込ませて実行する。すなわち、メイン制御部60は、図4に示すメイン側タイマ割込処理を所定周期毎に繰り返す。
When the supply of power is started, the
[メイン側タイマ割込処理]
メイン側タイマ割込処理では、メイン制御部60は、乱数更新処理(S201)、始動口SW処理(S202)、ゲートSW処理(S203)、大入賞口SW処理(S204)、普通入賞口SW処理(S205)、特別図柄処理(S206)、普通図柄処理(S207)、大入賞口処理(S208)、電チュー処理(S209)、賞球処理(S210)、及び、出力処理(S211)を行う。
[Main-side timer interrupt processing]
In the main timer interrupt process, the
[乱数更新処理]乱数更新処理(S201)では、図示しないが、メイン制御部60は、大当たり抽選に用いる大当たり乱数、大当たりの種類を決めるための大当たり図柄乱数、変動演出においてリーチとするか否か決めるためのリーチ乱数、変動演出の変動パターン(換言すれば、変動時間)を決めるための変動パターン乱数、普通図柄抽選に用いる当たり乱数等を更新する乱数更新処理を行う。
[Random Number Update Process] In the random number update process (S201), although not shown, the
[始動口SW処理]
始動口SW処理(S202)では、図5に示すように、メイン制御部60は、第1始動口SW22aがONしたか否かを判定し(S301)、ONしていなければステップS308に進み、ONしていれば(S301でYES)、第1特図保留記憶部63aに記憶されている保留の個数を数える第1始動口保留カウンタの値U1が、上限値の4未満か否かを判定し(S302)、4未満でない場合は始動口SW処理からリターンし、4未満の場合は、判定用情報(大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数、及び、変動パターン乱数)を取得して、特図保留記憶として、第1特図保留記憶部63aに格納して(S303)、値U1に1を加算し(S304)、ステップS305に進む。
[Start-up SW processing]
In the start port SW process (S202), as shown in FIG. 5, the
一方、ステップS308では、第2始動口SW23aがONしたか否かを判定し、ONしていなければ(S308でNO)、始動口SW処理からリターンし、ONしていれば(S308でYES)、第2特図保留記憶部63bに記憶されている保留の個数を数える第2始動口保留カウンタの値U2が、上限値の4未満か否かを判定し(S309)、4未満でない場合は始動口SW処理からリターンし、4未満の場合は、判定用情報を取得して、特図保留記憶として、第2特図保留記憶部63bに格納して(S310)、値U2に1を加算し(S311)、ステップS305に進む。なお、第1始動入賞又は第2始動入賞があった場合には、始動入賞口カウンタの値に1を加算する。
On the other hand, in step S308, it is determined whether or not the second start port SW23a is turned on. If not turned on (NO in S308), the process returns from the start port SW process, and if turned on (YES in S308). Then, it is determined whether or not the value U2 of the second starting port hold counter that counts the number of holds stored in the second special figure
ステップS305では、格納した判定用情報に基づいて、事前判定(先読み判定)処理を行い(S305)、事前判定結果を含む事前判定結果コマンドをセットするとともに(S306)、第1始動口22、第2始動口23のいずれへの入賞かを示す入賞種別を含んだ保留増加コマンドをセットして(S307)、始動口SW処理からリターンする。
In step S305, a pre-determination (prefetch determination) process is performed based on the stored determination information (S305), a pre-determination result command including a pre-determination result is set (S306), the
(事前判定処理)
事前判定処理について、図6に基づいて説明する。メイン制御部60は、遊技状態が高確率状態か否かを判定する(S1301)。そして、高確率状態であると判定すれば、大当たりとなる確率が約1/30となるような高確率用大当たり判定テーブルを用いて、大当たり乱数により大当たりか否かを判定し、大当たりであれば、更に、大当たり図柄決定テーブルを用いて、大当たり図柄乱数により大当たり図柄を決定する(S1302)。大当たり図柄決定テーブルは、入賞種別によって、図3に示すような振分率で大当たりの種類が決まるように構成されている。一方、低確率であると判定すれば、大当たりとなる確率が約1/300となるような低確率用大当たり判定テーブルを用いて、大当たり乱数により大当たりか否かを判定し、大当たりであれば、更に、大当たり図柄決定テーブルを用いて、大当たり図柄乱数により大当たり図柄を決定する(S1303)。なお、大当たりでなければ、小当たりか否かを判定し、小当たりであれば小当たり図柄を、小当たりでなければはずれ図柄を選択する。
(Preliminary judgment processing)
The prior determination process will be described with reference to FIG. The
次に、メイン制御部60は、遊技状態が時短有りか否か、すなわち、時短状態か時短無し状態かを判定する(S1304)。そして、時短有りと判定した場合には、時短状態用のリーチ乱数判定テーブルを用いて、リーチ乱数により変動演出をリーチ有りとするか否かの判定を行い(S1305)、時短状態用の変動パターンテーブルを用いて、変動パターン乱数により変動パターンを選択する(S1306)。一方、時短無しと判定した場合には、時短無し状態用のリーチ乱数判定テーブルを用いて、リーチ乱数により変動演出をリーチ有りとするか否かの判定を行い(S1307)、時短無し状態用の変動パターンテーブルを用いて、変動パターン乱数により変動パターンを選択する(S1308)。なお、変動パターンテーブルは、時短状態の場合、時短無し状態よりも、選択される変動パターンの平均変動時間が短くなるように構成されている。メイン制御部60は、以上の事前判定結果(詳しくは、特別図柄がどんな停止図柄で停止するのかの判定結果、リーチ演出の有無の判定結果、及び、変動パターンの判定結果)を、事前判定情報として記憶し(S1309)、事前判定処理からリターンするが、この事前判定情報は、上述したステップS306で事前判定結果コマンドにより演出制御部90に送信されると、直ちに消去される。
Next, the
[ゲートSW処理]
ゲートSW処理(S203)では、図7に示すように、メイン制御部60は、ゲートSW28aがONしたか否かを判定し(S401)、ONしていなければゲートSW処理からリターンし、ONしていれば、ゲート保留カウンタの値Gが上限値の4未満か否かを判定する(S402)。そして、4未満でない場合はゲートSW処理からリターンし、4未満であればGに1を加算して(S403)、普通図柄抽選に用いる当たり乱数を取得して所定記憶域に格納し(S404)、ゲートSW処理からリターンする。
[Gate SW processing]
In the gate SW process (S203), as shown in FIG. 7, the
[大入賞口SW処理]大入賞口SW処理(S204)では、図示しないが、大入賞口SW27aがONしていれば、当たり遊技中(後述する当たり遊技フラグがON)か否かを判定して、当たり遊技中であれば、入賞個数カウンタの値Cに1を加算するとともに、大入賞口カウンタの値に1を加算する処理である。 [Big Winner SW Processing] Although not shown in the Big Winner SW Processing (S204), if the Big Winner SW27a is ON, it is determined whether or not a winning game is in progress (a winning game flag described later is ON). If the winning game is in progress, 1 is added to the value C of the winning prize counter and 1 is added to the value of the big winning counter.
[普通入賞口SW処理]普通入賞口SW処理(S205)は、図示しないが、普通入賞口SW30aがONしていれば普通入賞口カウンタの値に1を加算する処理である。 [Normal Winning Port SW Processing] Although not shown, the normal winning port SW processing (S205) is a process of adding 1 to the value of the normal winning port counter if the normal winning port SW30a is ON.
[特別図柄処理]
特別図柄処理(S206)では、メイン制御部60は、図8に示すように、当たり遊技(大当たり遊技又は小当たり遊技)中か否かを示す当たり遊技フラグ(すなわち、小当たり遊技フラグ、長当たり遊技フラグ、又は、短当たり遊技フラグ)がONか否かを判定し(S501)、ONであれば特別図柄処理からリターンし、ONでなければ特別図柄の変動中か否かを判定する(S502)。そして、変動中であればステップS512に進み、変動中でなければ、第2始動口保留カウンタの値U2が1以上か否かを判定し(S503)、値U2が1以上であれば値U2から1を減算し(S504)、1以上でなければ、第1始動口保留カウンタの値U1が1以上か否かを判定する(S505)。そして、値U1が1以上でなければステップS516に進むが、1以上であれば値U1から1を減算する(S506)。
[Special symbol processing]
In the special symbol processing (S206), as shown in FIG. 8, the
ステップS504又はステップS506を行ったメイン制御部60は、客待ちフラグをOFFとし(S507)、ステップS504を行った場合には第1特図保留記憶部63aに格納されている特図保留記憶、ステップS506を行った場合には第2特図保留記憶部63bに格納されている特図保留記憶のうち、最先に格納されたものを用いて、後述する大当たり判定処理(S508)を行い、次いで、後述する変動パターン選択処理を行う(S509)。大当たり判定に用いた特図保留記憶は、第1特図保留記憶部63a又は第2特図保留記憶部63bから消去される。このように、第1特図保留記憶部63aに記憶されている保留より、第2特図保留記憶部63bに記憶されている保留が優先して、また、第1特図保留記憶部63a、第2特図保留記憶部63bのそれぞれの中では、先に記憶された保留から順に、大当たり判定に用いられる。
The
その後、メイン制御部60は、ステップS504を行った場合には第1特別図柄表示器39a、ステップS506を行った場合には第2特別図柄表示器39bにおいて、特別図柄の変動を開始し(S510)、変動開始コマンドをセットして(S511)、ステップS512に進む。変動開始コマンドには、変動パターン選択処理において選択された変動パターン、大当たり判定処理における判定結果(すなわち、その特別図柄の変動が大当たりになるものか否か、及び、大当たりになる場合には大当たり図柄)、その時点の遊技状態、及び、その特別図柄の変動の基となった始動入賞の入賞種別を示す情報が含まれる。ステップS512では、特別図柄の変動時間(すなわち、ステップS509の変動パターン選択処理で選択された変動パターンの変動時間)が経過したか否かを判定し、経過していなければ特別図柄処理からリターンするが、経過していれば特別図柄の変動を停止して、大当たり判定処理でセットされた図柄で特別図柄を停止表示し(S513)、変動停止コマンドをセットする(S514)。そして、後述する停止中処理(S515)を行って、特別図柄処理からリターンする。
After that, the
一方、ステップS505でNOと判定することによりステップS516に進んだメイン制御部60は、客待ちフラグがONか否かを判定し、客待ちフラグがONであれば、特別図柄処理からリターンして次の普通図柄処理に進み、ONでなければ、客待ちコマンドをRAMにセットして(S517)、客待ちフラグをONにし(S518)、特別図柄処理からリターンして次の普通図柄処理に進む。客待ちフラグは、遊技機10が客待ち状態であるか否かを示すフラグであり、保留がなく、特別図柄変動が行われなくなったタイミングでONに設定され、特別図柄変動が再び開始されることでOFFに設定される。客待ちコマンドは、客待ち演出を開始させるためのコマンドであり、ステップS211で演出制御部90に出力され、このコマンドを受信した演出制御部90は、所定時間経過後、客待ち演出を開始する。
On the other hand, the
(大当たり判定処理)
大当たり判定処理(S508)では、メイン制御部60は、図9に示すように、その時点の遊技状態に応じた大当たり判定テーブルを用いて、大当たり乱数が大当たりか否かの判定を行う(S601)(特別遊技判定手段)。上述したように、大当たり判定テーブルは、通常遊技状態又は時短遊技状態であれば約1/300、確変遊技状態又は潜確遊技状態であれば約1/30の確率で大当たりとなるように構成されている。そして、大当たりであれば(S602でYES)、大当たり図柄乱数がどの大当たり図柄を示すものかを、大当たり図柄決定テーブルを用いて判定し(S603)、その大当たり図柄を特別図柄の停止図柄としてセットする(S604)。なお、大当たり図柄によって、大当たりの種類が決まる。上述したように、大当たり図柄決定テーブルは、入賞種別によって、図3に示すような振分率で大当たりの種類が決まるように構成されている。一方、大当たり乱数が大当たりでないが(S602でNO)、小当たりであれば(S605でYES)、特別図柄の停止図柄として小当たり図柄をセットする(S606)。小当たりでもなければ(S605でNO)、特別図柄の停止図柄としてはずれ図柄をセットする(S607)。なお、上述したように、装飾図柄Fの大当たり図柄及びはずれ図柄は、表示画面20aに表示される左右及び中の装飾図柄Fからなるものであり、一方、特別図柄の大当たり図柄及びはずれ図柄は、第1特別図柄表示器39a及び第2特別図柄表示器39bが備える複数のランプの点灯・消灯状態で表されるものである。特別図柄の停止図柄が大当たり図柄であるとき、装飾図柄Fの停止図柄は、長当たりであれば大当たり図柄、短当たりであればはずれ図柄となり、特別図柄の停止図柄が小当たり図柄又ははずれ図柄であるとき、装飾図柄Fの停止図柄ははずれ図柄となる。
(Big hit judgment processing)
In the jackpot determination process (S508), as shown in FIG. 9, the
(変動パターン選択処理)
変動パターン選択処理(S509)では、メイン制御部60は、図10に示すように、直前の大当たり判定処理で大当たりと判定していれば(S701でYES)、変動パターン乱数と変動パターンとの対応を示す変動パターンテーブルとして、リーチ演出有りの変動パターンが選択される大当たり用テーブルをセットする(S702)。大当たりでない場合には(S701でNO)、小当たりか否かを判定し(S703)、小当たりであれば、変動パターンテーブルとして小当たり用テーブルをセットする(S704)。一方、小当たりでなければ、リーチ乱数判定テーブルを参照してリーチ乱数がリーチ有りを示すものであるか否かの判定を行い(S705)、リーチ有りである場合は(S706でYES)、変動パターンテーブルとして、リーチ演出有りの変動パターンが選択されるリーチはずれ用テーブルをセットし(S707)、リーチ無しである場合は(S706でNO)、変動パターンテーブルとして、リーチ演出無しの変動パターンが選択されるバラはずれ用テーブルをセットする(S708)。次に、メイン制御部60は、上記のようにセットした変動パターンテーブルを参照して、変動パターン乱数がいずれの変動パターンを示すかの判定を行い(S709)、その変動パターン乱数が示す変動パターンをセットして(S710)、変動パターン選択処理からリターンする。なお、変動パターンにより特別図柄の変動時間延いては変動演出の時間が決まる。
(Change pattern selection process)
In the variation pattern selection process (S509), as shown in FIG. 10, if the
図16に基づいて、変動パターンテーブルについて説明する。図16は、時短無し状態における第1始動入賞に対して用いられる変動パターンテーブルの設定例である。なお、図示はしないが、時短状態における第1始動入賞に対して用いられる変動パターンテーブルも設けられている。また、時短無し状態における第2始動入賞に対して用いられる変動パターンテーブル、及び、時短状態における第2始動入賞に対して用いられる変動パターンテーブルも設けられているが、第1始動入賞に対する変動パターンテーブルと共通としてもよい。 The variation pattern table will be described with reference to FIG. FIG. 16 is a setting example of a variation pattern table used for the first start winning in the timeless state. Although not shown, there is also provided a variation pattern table used for the first start winning in the short time state. There are also provided a variation pattern table used for the second start winning in the timeless state and a variation pattern table used for the second start winning in the time reduced state. It may be common with the table.
図16において、変動パターンO1〜O4は、大当たり判定処理で大当たりと判定された場合(変動パターン選択処理のS701でYESの場合)に選択される変動パターン(すなわち、ステップS702の大当たり用テーブルから選択される変動パターン)である。変動パターンK1、K2は、大当たり判定処理で小当たりと判定された場合(変動パターン選択処理のS703でYESの場合)に選択される変動パターン(すなわち、ステップS704の小当たり用テーブルから選択される変動パターン)である。変動パターンR1〜R4は、大当たり判定処理ではずれと判定され、リーチ乱数判定処理でリーチ有りと判定された場合(変動パターン選択処理のS701,S703でNO、S706でYESの場合)に選択される変動パターン(すなわち、ステップS707のリーチハズレ用テーブルから選択される変動パターン)である。なお、図16に示すように、小当たりとリーチはずれとで、同じ変動時間の変動パターンが用意され、上述したように、小当たりはリーチはずれのはずれ図柄が停止表示されることから、遊技者には小当たりに当たったことが分かり難いこととされている。変動パターンN1〜N3は、リーチ乱数判定処理でリーチ無しと判定された場合(変動パターン選択処理のS706でNOの場合)に選択される変動パターン(すなわち、ステップS708のバラハズレ用テーブルから選択される変動パターン)である。 In FIG. 16, the variation patterns O1 to O4 are selected from the variation pattern selected when the jackpot determination process is determined to be a big hit (in the case of YES in S701 of the variation pattern selection process) (ie, from the jackpot table in step S702). Variation pattern). The variation patterns K1 and K2 are selected from the variation pattern selected when the big hit determination process determines that it is a small hit (in the case of YES in S703 of the variation pattern selection process) (that is, from the small hit table in step S704). Fluctuation pattern). The variation patterns R1 to R4 are determined to be out of place in the jackpot determination process, and are selected when reach is determined to be present in the reach random number determination process (NO in S701 and S703 in the variation pattern selection process, YES in S706). This is a fluctuation pattern (that is, a fluctuation pattern selected from the reach-losing table in step S707). In addition, as shown in FIG. 16, since the variation pattern of the same variation time is prepared for the small hit and the reach out, and as described above, the out-of-reach out-of-reach symbol is stopped and displayed. It is said that it is hard to understand that it was a small hit. The variation patterns N1 to N3 are selected from the variation pattern selected when the reach random number determination process determines that there is no reach (in the case of NO in S706 of the variation pattern selection process) (that is, the variation pattern table in step S708). Fluctuation pattern).
図16に示すように、リーチ乱数は0〜99までの値を取り、リーチ無しとされるリーチ乱数値及びリーチ有りとされるリーチ乱数値は、保留数に応じて定められている。この図16から分かるように、はずれの場合において保留数が0又は1個のときは、保留数が2又は3個のときよりも、リーチ有りの変動パターンが選択され易くなっている。すなわち、保留数が少ないときは、保留数が多いときよりも、リーチ有りのパターンが選択され易い。なお、図16は第1始動入賞に対する変動パターンであることから、ここでいう保留数とは第1始動入賞による保留の数であるが、第2始動入賞による保留の場合も、保留数が少ないときは、保留数が多いときより、リーチ有りのパターンが選択され易くされている。 As shown in FIG. 16, the reach random number takes a value from 0 to 99, and the reach random number value that is not reachable and the reach random number value that is reach is determined according to the number of holds. As can be seen from FIG. 16, when the number of holds is 0 or 1 in the case of detachment, it is easier to select the variation pattern with reach than when the number of holds is 2 or 3. That is, when the number of holds is small, a pattern with reach is more easily selected than when the number of holds is large. Since FIG. 16 shows a variation pattern with respect to the first start winning, the number of holdings referred to here is the number of holdings due to the first starting winning. In some cases, it is easier to select a pattern with reach than when the number of holds is large.
また、図16に示すように、変動パターン乱数は0から249までの値を取り、図16の「割合」に示すように、各変動パターンの選択割合が定められている。この選択割合から分かるように、大当たりになる場合には、リーチはずれになる場合よりも、平均変動時間が長くなるように定められ、すなわち、変動演出が長時間に亘って実行され易いこととされている。また、バラはずれになる場合には、保留数が多いとき(具体的には、保留数が2又は3個のとき)は少ないとき(具体的には、保留数が0又は1個のとき)よりも平均変動時間が短くなるように定められている。さらに、上述したように、保留数が少ないときは多いときよりもリーチ有りの変動パターンが選択され易く、リーチ有りの変動パターンはリーチ無しの変動パターンよりも変動時間が長い。これらのことから、保留数が多いときは少ないときよりも変動演出は短くなり易いといえる。これらは、第2始動入賞についても同様とされている。 Also, as shown in FIG. 16, the fluctuation pattern random number takes a value from 0 to 249, and the selection ratio of each fluctuation pattern is determined as shown in “Ratio” in FIG. As can be seen from this selection ratio, in the case of a big hit, it is determined that the average fluctuation time is longer than in the case of a loss of reach, that is, the fluctuation effect is likely to be executed for a long time. ing. In addition, if the number of holds is large (specifically, when the number of holds is 2 or 3), it is small (specifically, when the number of holds is 0 or 1). The average variation time is set to be shorter than that. Further, as described above, when the number of holdings is small, a variation pattern with reach is more easily selected than when there are many, and the variation pattern with reach has a variation time longer than the variation pattern without reach. From these facts, it can be said that when the number of holds is large, the variation effect is likely to be shorter than when the number is small. The same applies to the second starting prize.
(停止中処理)
停止中処理(S514)では、メイン制御部60は、図11に示すように、時短遊技状態か否かを示す時短遊技フラグがONか否かを判定し(S801)、ONでない場合はステップS805に進むが、ONの場合は、時短遊技状態中の特別図柄変動の回数を数える時短変動カウンタの値Jを1減算し(S802)、Jが0であれば時短遊技状態を終えるために時短遊技フラグをOFFして(S803、804)、ステップS805に進む。
(Processing during stoppage)
In the stop process (S514), as shown in FIG. 11, the
ステップS805では、メイン制御部60は、確変遊技状態か否かを示す確変遊技フラグ又は潜確遊技状態か否かを示す潜確遊技フラグがONか否かを判定し、ONでない場合はステップS809に進むが、ONの場合は、高確率状態中の特別図柄変動の回数を数える高確率変動カウンタの値Xを1減算し(S806)、Xが0であれば、確変遊技状態又は潜確遊技状態を終えるために、確変遊技フラグ又は潜確遊技フラグをOFFして(S807、808)、ステップS809に進む。
In step S805, the
ステップS809では、大当たりか否か(即ち、停止した特別図柄が大当たり図柄か否か)を判定し、大当たりである場合は(S809でYES)、その大当たりが長当たりであるか否か判定する(S810)。そして、長当たりである場合は、長当たり遊技フラグをONし(S811)、長当たりでない場合は、短当たりであるので、短当たり遊技フラグをONして(S812)、時短変動カウンタの値J及び高確率変動カウンタの値Xを0とし(S813)、時短遊技フラグ、確変遊技フラグ及び潜確遊技フラグをOFFし(S814)、ステップS817に進む。一方、ステップS809で大当たりでないと判定した場合は、メイン制御部60は、小当たりか否か(即ち、停止した特別図柄が小当たり図柄か否か)を判定し(S815)、小当たりでない場合には停止中処理からリターンし、小当たりである場合には、小当たり遊技フラグをONして(S816)、ステップS817に進む。ステップS817では、メイン制御部60は、オープニングを開始し、オープニングコマンドをセットして(S818)、停止中処理からリターンする。停止中処理からリターンすると、メイン制御部60は、特別図柄処理からリターンして普通図柄処理に進む。
In step S809, it is determined whether or not the jackpot is a big hit (that is, whether or not the stopped special symbol is a jackpot symbol). If the jackpot is a big hit (YES in S809), it is determined whether or not the jackpot is a long jackpot ( S810). If it is a long hit, the game flag is turned ON (S811), and if it is not a long hit, it is a short win, so the short hit game flag is turned ON (S812) Then, the value X of the high probability variation counter is set to 0 (S813), the time-saving game flag, the probability variation game flag, and the latent probability game flag are turned OFF (S814), and the process proceeds to step S817. On the other hand, if it is determined in step S809 that the jackpot is not a big hit, the
[普通図柄処理]
普通図柄処理(S207)では、メイン制御部60は、図12に示すように、補助遊技中か否かを示す補助遊技フラグがONか否かを判定し(S901)、ONであれば普通図柄処理からリターンし、ONでなければ普通図柄の変動中か否かを判定する(S902)。そして、変動中の場合にはステップS911に進み、変動中でない場合には、ゲート保留カウンタの値Gが1以上か否かを判定し(S903)、Gが1以上でなければ普通図柄処理からリターンし、Gが1以上であればGから1を減算して(S904)、ステップS404で格納しておいた当たり乱数が当たりか否かを判定して(S905)、停止図柄を選択し(S906)、ステップS907に進む。ステップS907では、遊技状態が時短遊技状態又は確変遊技状態であるか否かを判定して、時短遊技状態又は確変遊技状態であれば、変動時間を1.5秒とした短縮パターンをセットし(S908)、時短遊技状態又は確変遊技状態でなければ、変動時間を4秒とした通常パターンをセットして(S909)、普通図柄変動を開始し(S910)、ステップS911に進む。ステップS911では、メイン制御部60は、変動時間が経過したか否かを判定し、経過していなければ普通図柄処理からリターンし、経過していれば、普通図柄の変動を停止して停止図柄を表示する(S912)。そして、停止図柄がハズレを示す図柄であれば(S913でNO)、普通図柄処理からリターンし、当たりを示す図柄であれば(S913でYES)、補助遊技フラグをONして(S914)、普通図柄処理からリターンする。普通図柄処理からリターンすると、メイン制御部60は大入賞口処理に進む。
[Normal pattern processing]
In the normal symbol process (S207), as shown in FIG. 12, the
[大入賞口処理]
大入賞口処理(S206)では、メイン制御部60は、図13に示すように、まず、当たり遊技フラグ(すなわち、小当たり遊技フラグ、長当たり遊技フラグ、又は、短当たり遊技フラグ)がONか否かを判定し(S1001)、ONでなければ大入賞口処理からリターンするが、ONであれば、オープニング中であるか否かを判定する(S1002)。オープニングとは、当たり遊技の開始から第1ラウンドの開始までの期間をいう。メイン制御部60は、オープニング中と判定した場合には、オープニング時間が経過したか否かを判定し(S1003)、経過していなければ大入賞口処理からリターンし、経過していれば、当たりの種類に応じた最大R数(ラウンド数)と作動パターンとを設定する(S1004)。そして、入賞個数カウンタの値Cをゼロクリアし(S1005)、ラウンドカウンタの値Rに1を加算し(S1006)、大入賞口27の開放を開始する(S1007)。
[Large winning prize processing]
In the big prize opening process (S206), as shown in FIG. 13, the
次に、メイン制御部60は、大入賞口27の開放時間が経過したか否かを判定し(S1008)、経過していれば大入賞口27を閉鎖し(S1010)、経過していなければ、入賞個数カウンタの値Cが規定個数であるか否かを判定して(S1009)、規定個数でなければ大入賞口処理からリターンし、規定個数であれば大入賞口27を閉鎖する(S1010)。
Next, the
そして、メイン制御部60は、ラウンドカウンタの値Rが最大R数であるか否かを判定し(S1011)、最大R数でなければ、インターバル時間の計測を開始して(S1022)、大入賞口処理からリターンし、最大R数であれば、エンディングを開始して(S1012)、エンディングコマンドをセットし(S1013)、ラウンドカウンタの値Rをゼロクリアする(S1014)。なお、エンディングとは、最終ラウンドの終了から当たり遊技の終了までの期間をいう。次に、メイン制御部60は、エンディング時間が経過したか否かを判定し(S1019)、経過していなければ大入賞口処理からリターンし、経過していれば後述する遊技状態設定処理を行って(S1020)、当たり遊技フラグをOFFして(S1021)、大入賞口処理からリターンする。
Then, the
一方、メイン制御部60は、ステップS1002においてオープニング中でないと判定したときは、エンディング中であるか否かを判定し(S1015)、エンディング中であればステップS1019に進み、エンディング中でなければ、インターバル中であるか否かを判定する(S1016)。そして、インターバル中でないと判定したときは、ステップS1018に進み、インターバル中と判定したときは、インターバル時間が経過したか否かを判定し(S1017)、経過していれば、ステップS1018に進み、経過していなければ、大入賞口処理からリターンする。ステップS1018では、メイン制御部60は、大入賞口27の開放中か否かを判定して、開放中であればステップS1008に進み、開放中でなければステップS1005に進む。
On the other hand, when the
(遊技状態設定処理)
遊技状態設定処理(S1020)では、メイン制御部60は、図14に示すように、終了する当たり遊技が、小当たりであれば(S1101でYES)、遊技状態を移行させないので遊技状態設定処理からリターンする。一方、小当たりでなく(S1101でNO)、通常大当たり(ここでは、16R通常長当たり)であれば(S1102でYES)、時短遊技状態に移行させるため時短遊技フラグをONし(S1103)、時短遊技状態における特別図柄の変動回数をカウントする時短変動カウンタの値Jを100とし(S1104)、遊技状態設定処理からリターンする。一方、通常大当たりでなく(S1102でNO)、確変大当たり(ここでは、16R確変長当たり、8R確変長当たり、又は、突確短当たり)であれば(S1105でYES)、確変遊技状態に移行させるため確変遊技フラグをONし(S1106)、確変大当たりでなければ(S1105でNO)、潜確大当たり(すなわち潜確短当たり)であるので、潜確遊技状態に移行させるため潜確遊技フラグをONし(S1107)、確変又は潜確遊技状態(すなわち、高確率状態)における特別図柄の変動回数をカウントする高確率変動カウンタの値Xを10000として(S1108)、遊技状態設定処理からリターンする。メイン制御部60は、遊技状態設定処理からリターンすると、ステップS1021に進む。
(Game state setting process)
In the game state setting process (S1020), as shown in FIG. 14, the
[電チュー処理]
電チュー処理(S209)では、メイン制御部60は、図15に示すように、補助遊技フラグがONか否かを判定し(S1201)、ONでないと判定すれば電チュー処理からリターンする。一方、ONと判定すれば、電チュー24が作動中(開放中)否かを判定し(S1202)、作動中であれば、ステップS1207に進み、作動中でなければ、ステップS1203に進む。ステップS1203では、その時点の遊技状態が時短遊技状態又は確変遊技状態であるか否かを判定して、時短遊技状態又は確変遊技状態であれば(S1203でYES)、電チュー24の開放パターンとして、開放時間1.8秒で3回の開放を行う延長パターンをセットし(S1204)、時短遊技状態でも確変遊技状態でもなければ(S1203でNO)、開放時間0.15秒で1回の開放を行う通常パターンをセットして(S1205)、電チュー24の開放すなわち電チューソレノイド24aの作動を開始し(S1206)、ステップS1207に進む。ステップS1207では、所定の作動時間が経過したか否かを判定し、経過していなければ電チュー処理からリターンし、経過していれば補助遊技フラグをOFFして(S1208)、電チュー処理からリターンする。電チュー処理からリターンすると、メイン制御部60は、ステップS210の賞球処理に進む。
[Den Chu processing]
In the electric chew process (S209), as shown in FIG. 15, the
[賞球処理]賞球処理(S210)においては、図示しないが、遊技球の入球に応じた大入賞口カウンタの値に応じた数の賞球(実施形態では1カウントあたり15球)、普通入賞口カウンタの値に応じた数の賞球(実施形態では1カウントあたり10球)、及び、始動入賞口カウンタの値に応じた数の賞球(実施形態では1カウントあたり3球)を払い出すためのコマンドをセットして、それらのカウンタをゼロクリアする。 [Prize Ball Processing] In the prize ball processing (S210), although not shown, the number of prize balls (15 balls per count in the embodiment) according to the value of the big prize counter corresponding to the game ball entry, The number of prize balls according to the value of the normal prize opening counter (10 balls per count in the embodiment) and the number of prize balls according to the value of the start prize mouth counter (3 balls per count in the embodiment) Set a command to issue, and clear those counters to zero.
[出力処理]出力処理(S211)においては、図示しないが、各種コマンドを払出制御部70及び演出制御部90に出力する。
[Output Process] In the output process (S211), although not shown, various commands are output to the
≪演出制御部での処理≫
以上のメイン制御部60における処理と並行して、サブ制御部85の演出制御部90では、サブ側メイン処理を継続的に実行する。サブ側メイン処理では、起動時に初期設定を行い、CTC(Counter/Timer Circuit)の周期設定を行った後、設定された周期にしたがって、演出制御において用いられる乱数を更新しつつ、所定周期(例えば4msec)毎に図17に示すサブ側タイマ割り込み処理を割り込ませて実行する。すなわち、演出制御部90は、図17に示すようなサブ側タイマ割込処理を所定周期毎に繰り返す。
≪Processing in production control unit≫
In parallel with the processing in the
[サブ側タイマ割込処理]
サブ側タイマ割込処理では、演出制御部90は、コマンド受信処理(S2101)と演出ボタン処理(S2102)とコマンド送信処理(S2103)とを行う。コマンド受信処理については後述する。演出ボタン処理は、演出ボタン46が押下された旨の信号を受信した際に、所定のコマンドを画像音響制御部95やランプ制御部100に送信できるようにセットする処理である。コマンド送信処理は、コマンド受信処理及び演出ボタン処理でセットしたコマンドを画像音響制御部95やランプ制御部100に送信する処理である。コマンド送信処理が実行されると、各種コマンドを受信した画像音響制御部95やランプ制御部100は、各種演出装置(画像表示器20、スピーカ48、枠ランプ49、盤ランプ50、演出ボタンランプ46b、演出ボタン振動部46c、始動口ランプ22b、及び、可動役物装置110)を用いて各種演出(変動演出、大当たり演出、保留表示演出など)を実行する。
[Sub timer interrupt processing]
In the sub timer interruption process, the
[コマンド受信処理]
図18に示すように、コマンド受信処理(S2101)では、演出制御部90は、メイン制御部60から事前判定結果コマンド(S306参照)を受信したか否かを判定し(S2200)、受信していなければステップS2204に進み、受信していれば、保留増加コマンド(S307参照)を受信したか否かを判定し(S2201)、受信していなければ、ステップS2204に進み、受信していれば、先読み判定結果記憶処理を行う(S2202)。先読み判定結果記憶処理では、第1始動入賞又は第2始動入賞のいずれに基づく保留であるかを示す入賞種別、及び、その保留の先読み判定結果(事前判定結果)を含む保留の情報を、所定の保留情報記憶部に記憶する。次いで、演出制御部90は、後述する保留アイコン選択処理及び保留表示音変更処理を行い(S2203,2203-1)、ステップS2204に移行する。
[Command reception processing]
As shown in FIG. 18, in the command reception process (S2101), the
ステップS2204では、演出制御部90は、メイン制御部60から変動開始コマンド(S511参照)を受信しているか否か判定し、受信していなければ、ステップS2209に進み、受信していれば、保留アイコン消去コマンドをセットする(S2206)。保留アイコン消去コマンドには、変動演出を開始しようとする保留の入賞種別が含まれる。保留アイコン消去コマンドを受信した画像音響制御部95は、表示画面20aにおいて、変動演出を開始しようとする保留の保留アイコンIを消去し、残りの保留アイコンIを、消去した保留アイコンIの側にシフトする。
In step S2204, the
次に、演出制御部90は、先読み判定結果消去処理を行う(S2207)。先読み判定結果消去処理では、演出制御部90は、変動演出を開始しようとする保留の情報を、保留情報記憶部から消去する。そして、演出制御部90は、後述する変動演出選択処理及び保留表示音復帰処理を行い(S2208,2208-1)、ステップS2209に進む。ステップS2209では、演出制御部90は、メイン制御部60から変動停止コマンド(S514参照)を受信しているか否かを判定し、受信していなければ、ステップS2211に進み、受信していれば、後述する変動演出終了中処理及び変動回数カウンタ減算処理を行って(S2210,2210-1)、ステップS2211に進む。
Next, the
ステップS2211では、メイン制御部60からオープニングコマンド(S818参照)を受信したか否かを判定し、受信していなければ、ステップS2213に進み、受信していれば、当たり演出選択処理を行って(S2212)、ステップS2213に進む。当たり演出選択処理では、演出制御部90は、オープニングコマンドを解析し、当たり演出パターンを選択して、画像音響制御部95に送信するためのオープニング演出開始コマンドをセットする。オープニング演出開始コマンドを受信した画像音響制御部95は、当たり演出(大当たり遊技に並行して行われる大当たり演出、又は、小当たり遊技に並行して行われる小当たり演出)を開始する。
In step S2211, it is determined whether or not an opening command (see S818) has been received from the
ステップS2213では、メイン制御部60からエンディングコマンド(S1013参照)を受信したか否かを判定して、受信していなければ、ステップS2215に進み、受信していれば、エンディング演出選択処理を行って(S2214)、ステップS2215に進む。エンディング演出選択処理では、演出制御部90は、エンディングコマンドを解析し、エンディング演出パターンを選択して、画像音響制御部95に送信するためのエンディング演出開始コマンドをセットする。エンディング演出開始コマンドを受信した画像音響制御部95は、エンディング演出を行って当たり演出を終了する。ステップS2215では、メイン制御部60は、後述する客待ちコマンド受信処理を行い、コマンド受信処理からリターンして、サブ側タイマ割込処理のステップS2102に進む。
In step S2213, it is determined whether or not an ending command (see S1013) has been received from the
ここで、図19に基づいて、演出制御部90が備える保留情報記憶部について説明する。演出制御部90は、保留情報記憶部として、RAM93内に第1始動口用保留記憶部93a、第2始動口用保留記憶部93bを有しており、これらはそれぞれ第1記憶部から第4記憶部までの4つの記憶部を有している。演出制御部90は、先読み判定結果(詳しくは、特別図柄がどんな図柄で停止するのかの判定結果、リーチ演出の有無の判定結果、及び、変動パターンの判定結果)を含む保留の情報を、その保留が第1始動入賞に基づくものであれば第1始動口用保留記憶部93aに、第2始動入賞に基づくものであれば第2始動口用保留記憶部93bに記憶する。なお、第1記憶部から順に記憶に用いられ、第1記憶部に記憶されているものから順に、変動演出の基とされる。後述するように、変動開始コマンドの受信により変動演出が行われたときは、その変動演出に係る保留を示していた保留アイコンIが、表示画面20aから消去されるとともに、その変動演出に係る保留の情報は、第1記憶部から消去されて、第2記憶部の記憶内容が第1記憶部に、第3記憶部の記憶内容が第2記憶部に、…というように記憶内容が1つずつ繰り上げられる。
Here, based on FIG. 19, the holding information storage part with which the production |
(保留アイコン選択処理)
図20に示すように、保留アイコン選択処理(S2203)では、演出制御部90は、ステップS2202で記憶した先読み判定結果を参照して(S2301)、保留アイコンIを選択し(S2302)、その保留アイコンIを表示画面20aに表示するための保留アイコン表示コマンドをセットする(S2303)。そして、保留アイコン選択処理からリターンし、上述したステップS2204に進む。なお、保留アイコンIは、先読み判定結果が期待度が高いもの(実施形態では、大当たり又はリーチはずれ)であるときと、低いもの(実施形態では、バラはずれ)であるときとで、異なる画像とされている。
(Hold icon selection process)
As shown in FIG. 20, in the hold icon selection process (S2203), the
(保留表示音変更処理)
図21に示すように、保留表示音変更処理(S2203-1)では、演出制御部90は、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」か否かを判定し(S2401)、「0」でなければ、保留表示音は既に変更中であり、保留表示音を更に変更する必要はないので、保留表示音変更処理からリターンする。一方、「0」であれば、ステップS2202で記憶した先読み判定結果を参照して(S2402)、発生した保留の期待度を判定する(期待度判定手段)。すなわち、まず、先読み判定結果がリーチはずれか否かを判定する(S2403)。そして、リーチはずれであれば、保留表示音として、第2入賞音を選択する(S2404)。保留表示音とは、保留アイコンIを表示するときにスピーカ48から発する音であり、始動入賞音と換言できる。この保留表示音により、遊技者は保留が発生したこと(始動入賞があったこと)に気付き易くなる。また、実施形態では、保留表示音として、複数の異なる音が用意されており、具体的には、「ポン」という第1入賞音、「ピン」という第2入賞音、「キュイン」という第3入賞音、「パンパカパーン」という第4入賞音が用意され、初期状態では、保留表示音は第1入賞音とされている。
(Hold display sound change processing)
As shown in FIG. 21, in the hold display sound changing process (S2203-1), the
演出制御部90は、ステップS2403でリーチはずれでないと判定した場合には、通常大当たり(ここでは、通常長当たり)か否かを判定する(S2405)。そして、通常大当たりであると判定すると、第3入賞音を選択する(S2406)。一方、通常大当たりでないと判定すると、確変大当たり(ここでは、確変長当たり)か否かを判定し(S2407)、確変大当たりであると判定すると、第4入賞音を選択し(S2408)、確変大当たりでないと判定すると、保留表示音を変更する必要はないので、保留表示音変更処理からリターンする。
When it is determined in step S2403 that the reach is not out of step, the
次に、演出制御部90は、ステップS2404,2406,2408のいずれかの処理で選択した音を示す保留表示音設定コマンドをセットし(S2409)、変更中変動回数カウンタの値Hに、その保留の発生時点で行われている図柄変動を含めて、その保留に基づく図柄変動の開始までの図柄変動の回数を設定し(S2410)、保留表示音変更処理からリターンする。すなわち、変更中変動回数カウンタは、保留表示音を変更してから、その変更の契機となった保留が消化されるまでの図柄変動(但し、実行中の図柄変動は含むが、その変更の契機となった保留に基づく図柄変動は含まない。)の回数をカウントするものである。この回数は、その変更の契機となった保留の消化順における順番(消化順で何番目か)に相当する。
Next, the
なお、初期状態(すなわち、遊技機10の電源投入直後、及び、リセット直後)では、保留表示音として第1入賞音が設定され、変更中変動回数カウンタの値Hは「0」とされている。そして、後述する保留表示音復帰処理において、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」になると、保留表示音が第1入賞音に戻されるので、保留表示音は、初期状態では第1入賞音であり、期待度が高い保留(以下、「高期待度保留」又は「高期待度始動入賞」という。ここでは、リーチはずれ、通常長当たり、又は、確変長当たりと先読み判定された保留。)が発生するとその期待度に応じたものに変更され、その高期待度保留に基づく図柄変動が開始すると、第1入賞音に復帰することとなる。保留表示音設定コマンドを受信した画像音響制御部95は、そのコマンドで示されている音を保留表示音として設定し、保留アイコンIを表示する際にスピーカ48から発する。
Note that, in the initial state (that is, immediately after the
(変動演出選択処理)
図22に示すように、変動演出選択処理(S2208)では、演出制御部90は、まず、メイン制御部60から受信した変動開始コマンドを解析する(S2501)。変動開始コマンドには、上述したように、変動パターン、大当たり判定の結果、遊技状態、及び、入賞種別を示す情報が含まれている。演出制御部90は、演出モードを示すモードフラグを参照し(S2502)、演出モード及び変動開始コマンドの解析結果に応じた変動演出パターンを選択する(S2503)。そして、その変動演出パターンによる変動演出開始コマンドをセットする(S2504)。変動演出開始コマンドを受信した画像音響制御部95は、表示画面20aにおいて、変動演出を開始する。
(Variation effect selection process)
As shown in FIG. 22, in the change effect selection process (S2208), the
なお、演出モードは、通常遊技状態に応じた演出モードである通常モードから、当たりの発生によりその当たりの種類に応じたもの(換言すれば、遊技状態に応じたもの)に切り替えられ、図柄変動の回数が演出モード毎に定められた所定の上限回数に達すると、通常モードに戻ることとされている。したがって、遊技者は演出モードから遊技状態を推測可能である。但し、潜確遊技状態と小当たり後の通常遊技状態とは、区別が付き難いように、同様の演出モードとされている。 The production mode is switched from the normal mode, which is the production mode according to the normal gaming state, to the type according to the type of the winning (in other words, the one depending on the gaming state) due to the occurrence of the winning. When the number of times reaches a predetermined upper limit number determined for each production mode, the mode is returned to the normal mode. Therefore, the player can guess the game state from the effect mode. However, in order to make it difficult to distinguish between the latent game state and the normal game state after the small hit, the same effect mode is set.
(保留表示音復帰処理)
図23に示すように、保留表示音復帰処理(S2208‐1)では、演出制御部90は、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」であるか否かを判定し(S2601)、「0」でないと判定すると、保留表示音を第1入賞音に復帰させる必要はないため、保留表示音復帰処理からリターンし、「0」であると判定すると、第1入賞音を選択して(S2602)、第1入賞音を示す保留表示音設定コマンドをセットし(S2603)、保留表示音復帰処理からリターンする。
(Hold display sound recovery processing)
As shown in FIG. 23, in the hold display sound return processing (S2208-1), the
(変動演出終了中処理)
図24に示すように、変動演出終了中処理(S2210)では、演出制御部90は、変動停止コマンドを解析し(S2701)、モードフラグ処理を行って(S2702)、装飾図柄Fを大当たり判定の結果と変動パターンに応じた停止図柄で停止させて変動演出を終了するための変動演出終了コマンドをセットし(S2703)、変動演出終了中処理からリターンする。モードフラグ処理では、演出制御部90は、変動停止コマンドから大当たりか否かを判定し、大当たりであればその大当たりの種類に応じた演出モードを示すものにモードフラグを変更し、図柄変動の回数が演出モード毎に定められた所定の上限回数に達すると、モードフラグを通常モードを示すものに戻す。変動演出終了コマンドを受信した画像音響制御部95は、装飾図柄Fを停止表示して変動演出を終了する。
(Processing during changing production)
As shown in FIG. 24, in the variation effect end process (S2210), the
(変動回数カウンタ減算処理)
図25に示すように、変動回数カウンタ減算処理では、演出制御部90は、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」より大きいか否かを判定し(S2801)、「0」より大きくなければ、変動回数カウンタ減算処理からリターンし、「0」より大きければ、変更中変動回数カウンタの値Hから「1」を減算して(S2802)、変動回数カウンタ減算処理からリターンする。
(Variation count counter subtraction process)
As shown in FIG. 25, in the variation counter counter process, the
(客待ちコマンド受信処理)
図26に示すように、客待ちコマンド受信処理では、演出制御部90は、客待ちコマンドを受信したか否かを判定し(S2901)、受信していれば、客待ち演出を実行するまでの時間の計測を開始するとともに計測フラグをONして(S2902、S2903)、ステップS2905に進む。一方、受信していなければ、計測フラグがONにされているか否か判定し(S2904)、ONにされていなければ、客待ち演出実行までの時間の計測中ではないので、客待ちコマンド受信処理からリターンし、ONにされていればタイムアップか、すなわち、いま計測している時間が客待ち演出実行までの時間として設定した所定時間に達したか否か判定する(S2905)。そして、タイムアップでなければ、客待ちコマンド受信処理からリターンし、タイムアップであれば、計測フラグをOFFとするとともに(S2906)、客待ち演出開始コマンドをセットする(S2907)。すなわち、客待ちコマンドを受信して所定時間が経過すると、客待ち演出が開始され、所定の客待ち演出画像が表示画面20aに表示される。演出制御部90は、客待ちコマンド受信処理からリターンすると、コマンド受信処理からもリターンして、サブ側タイマ割込処理のステップS2102に進む。
(Waiting for waiting command reception process)
As shown in FIG. 26, in the customer waiting command reception process, the
(5)演出例
次に、第1実施形態の演出の例について説明する。なお、図中の表示画面20aにおける下向き矢印は、装飾図柄Fが変動中であることを示す。
(5) Production Example Next, a production example of the first embodiment will be described. In addition, the downward arrow on the
〈図27−1,27−2の例〉
図27−1の(a)に示すように、保留がない状態で図柄変動(変動演出)が行われているとき、期待度が低い(実施形態では、バラはずれ)と先読み判定された保留(以下、「低期待度保留」又は「低期待度始動入賞」という。)が発生すると、演出制御部90は、保留表示音変更処理において、ステップS2401でYESと判定し、ステップS2402で先読み判定結果を参照し、ステップS2403,2405,2407でNOと判定して、保留表示音変更処理からリターンする。したがって、保留表示音は変更されず、初期状態の音である第1入賞音「ポン」が、保留アイコンIの表示とともに発せられる。この第1入賞音が第1の態様(基本態様ともいう。)に相当する。なお、保留アイコンIは、先読み判定がバラはずれ又は短当たりの場合は白丸、リーチはずれの場合は斜線入りの丸、通常大当たり(ここでは、通常長当たり。すなわち、16R通常長当たり)の場合は白黒半々の丸、確変大当たりの場合(ここでは、確変長当たり。すなわち、16R確変長当たり又は8R確変長当たり)は黒丸で図示している。
<Examples of FIGS. 27-1 and 27-2>
As shown in (a) of FIG. 27-1, when symbol variation (variation effect) is performed in a state where there is no suspension, the expectation is determined to be low (in the embodiment, rose deviation), and the retention ( Hereinafter, when “low expectation hold” or “low expectation start prize” occurs, the
次に、その図柄変動中に、(b)に示すように高期待度保留(ここでは、リーチはずれと先読み判定された保留)が発生すると、演出制御部90は、保留表示音変更処理において、ステップS2401でYESと判定し、ステップS2402で先読み判定結果を参照し、ステップS2403でYESと判定して、ステップS2404で第2入賞音を選択し、ステップS2409で保留表示音設定コマンドをセットし、ステップS2410で変更中変動回数カウンタの値Hに、その高期待度保留に基づく図柄変動の開始までの図柄変動の回数である「2」を設定して、保留表示音変更処理からリターンする。したがって、保留表示音が第2入賞音である「ピン」(第2の態様に相当)に変更されて、保留アイコンIの表示とともに発せられる。
Next, when a high expectation hold (here, hold determined to be out of reach and prefetched) occurs during the symbol variation as shown in (b), the
更に、その図柄変動中に、(c)に示すように低期待度保留が発生すると、演出制御部90は、保留表示音変更処理において、ステップS2401でNOと判定し、保留表示音変更処理からリターンする。したがって、保留表示音は変更されず、第2入賞音である「ピン」のままであり、保留アイコンIの表示とともに「ピン」という音が発せられることとなる。
Furthermore, when the low expectation hold occurs as shown in (c) during the symbol variation, the
演出制御部90は、(d)に示すように図柄変動を終了させて装飾図柄Fを停止表示するとき、変動回数カウンタ減算処理(S2210‐1)を行って、変更中変動回数カウンタの値Hを「1」とする。そして、(e)に示すように次の図柄変動を開始するとき、保留表示音復帰処理(S2208‐1)を行うが、変更中変動回数カウンタの値Hは「0」でないため、保留表示音は第1入賞音には復帰しない。したがって、その図柄変動中に、(f)に示すように低期待度保留が発生すると、演出制御部90は、保留表示音変更処理において、ステップS2401でNOと判定し、保留表示音変更処理からリターンするため、保留表示音は第2入賞音のままであり、保留アイコンIの表示とともに「ピン」という音が発せられることとなる。
When the
演出制御部90は、(g)に示すように図柄変動を終了させて装飾図柄Fを停止表示するとき、変動回数カウンタ減算処理(S2210‐1)を行って、変更中変動回数カウンタの値Hを「0」とする。そして、(h)に示すように、次の図柄変動(保留表示音を第2の態様にする契機となった高期待度保留に基づく図柄変動であり、ここでは、リーチはずれになる図柄変動)を開始するとき、保留表示音復帰処理(S2208‐1)において、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」であるため(S2601でYES)、保留表示音を第1入賞音に復帰させる(S2602,2603)。演出制御部90は、その図柄変動中に、図27−2の(i)に示すように低期待度保留が発生すると、保留表示音変更処理において、ステップS2401でYESと判定し、先読み判定結果を参照して(S2402)、ステップS2403,2405,2407でNOと判定して、保留表示音変更処理からリターンする。したがって、保留表示音は第1入賞音のままであり、保留アイコンIの表示とともに「ポン」という音が発せられることとなる。
When the
(i)で行われている図柄変動は、(b)で発生したリーチはずれとなる保留によるものであるから、(j)に示すようにリーチが成立し、(k)に示すようにリーチはずれで装飾図柄Fが停止表示される。このとき、変動回数カウンタ減算処理では、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」であることから、減算は行われない。そして、(l)に示すように図柄変動が開始するとき、演出制御部90は、保留表示音復帰処理を行うが、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」であるため、結局、保留表示音は第1入賞音のままである。したがって、(m)に示すように低期待度保留が発生したとき、保留アイコンIの表示とともに「ポン」という音が発せられることとなる。
Since the symbol variation performed in (i) is due to the hold that is out of reach in (b), reach is established as shown in (j), and reach is out as shown in (k). The decorative pattern F is stopped and displayed. At this time, in the change count counter subtraction process, since the value H of the change count change counter is “0”, no subtraction is performed. Then, when the symbol variation starts as shown in (l), the
このように、第1実施形態では、遊技機10は、高期待度保留のない状態で保留が発生すると、図柄変動演出とは異なる演出である保留表示演出(保留アイコンIを表示する演出)を、第1の態様である第1入賞音で実行する。すなわち、保留が発生する(所定条件が成立する)と、保留表示演出を、第1の態様で実行可能である。そして、高期待度保留が発生すると、その高期待度保留の発生からその高期待度保留に基づく図柄変動の開始までの所定期間内は、保留が発生したときに、保留表示音を第1の態様とは異なる第2の態様である第2入賞音(第3入賞音又は第4入賞音の場合もある。)として、保留表示演出を実行する。そのため、遊技者はその所定期間中、期待を持って遊技を行うこととなり、遊技の興趣を向上可能である。
As described above, in the first embodiment, when the
〈図28−1,28−2の例〉
図28−1,28−2の例は、高期待度保留が発生して保留表示音が第2の態様とされている期間中に、期待度がより高い(具体的には、大当たりになる期待度あるいは大当たりになったときの有利度がより高い)高期待度保留が発生した例であり、このとき、保留表示音が第2の態様のままであり、第3の態様には変更されないことを説明する。
<Examples of FIGS. 28-1 and 28-2>
In the examples of FIGS. 28A and 28B, the expectation is higher during the period in which the high expectation hold is generated and the hold display sound is in the second mode (specifically, the jackpot is a big hit). This is an example in which a high expectation degree hold has occurred (the advantage is higher when the degree of expectation or a big win is reached). At this time, the hold display sound remains in the second mode and is not changed to the third mode. Explain that.
まず、図28−1の(a)に示すように、保留がない状態で図柄変動が行われているとき、低期待度保留が発生すると、図27−1の(a)と同様に、保留表示音は変更されず、初期状態の音である第1入賞音「ポン」(第1の態様に相当)が、保留アイコンIの表示とともに発せられる。 First, as shown in (a) of FIG. 28-1, when symbol variation is performed in a state where there is no hold, if a low expectation hold occurs, the hold is performed as in (a) of FIG. 27-1. The display sound is not changed, and the first winning sound “Pong” (corresponding to the first mode) which is the sound in the initial state is emitted together with the display of the hold icon I.
次に、その図柄変動中に、(b)に示すように高期待度保留(ここでは、通常長当たりと先読み判定された保留)が発生すると、演出制御部90は、保留表示音変更処理において、ステップS2401でYESと判定し、ステップS2402で先読み判定結果を参照し、ステップS2403でNO、ステップS2405でYESと判定して、ステップS2406で第3入賞音を選択し、ステップS2409で保留表示音設定コマンドをセットし、ステップS2410で変更中変動回数カウンタの値Hに、その高期待度保留に基づく図柄変動の開始までの図柄変動の回数である「2」を設定して、保留表示音変更処理からリターンする。したがって、保留表示音が第3入賞音である「キュイン」(第2の態様に相当)に変更されて、保留アイコンIの表示とともに発せられる。
Next, when the high expectation degree hold (here, the hold determined to be prefetched as a normal length) occurs during the symbol variation as shown in (b), the
そして、その図柄変動中に、(c)に示すように低期待度保留が発生すると、演出制御部90は、保留表示音変更処理において、ステップS2401でNOと判定し、保留表示音変更処理からリターンする。したがって、保留表示音は変更されず、保留アイコンIの表示とともに第3入賞音である「キュイン」という音が発せられることとなる。
When the low expectation hold occurs as shown in (c) during the symbol variation, the
更に、その図柄変動中に、(d)に示すように、保留表示音を第2の態様とする契機となった高期待度保留(ここでは、(b)で発生した保留)よりも、さらに期待度の高い高期待度保留(ここでは、確変長当たりと先読み判定された保留)が発生したとしても、演出制御部90は、保留表示音変更処理において、ステップS2401でNOと判定し、保留表示音変更処理からリターンする。したがって、保留表示音は、第3入賞音(第2の態様に相当)とは異なる態様である第4入賞音に変更されることはなく、保留アイコンIの表示とともに、やはり第3入賞音である「キュイン」という音が発せられることとなる。すなわち、保留表示音を第2の態様とする契機となった高期待度保留よりも期待度が高い高期待度保留が発生したとしても、保留表示音は第2の態様のままである。
Furthermore, during the symbol variation, as shown in (d), more than the high expectation hold (in this case, the hold generated in (b)) that triggered the hold display sound to be the second mode. Even if a high expectation degree hold with high expectation (here, a hold that has been determined to be prefetched as per probable length) occurs, the
演出制御部90は、(e)に示すように図柄変動を終了させて装飾図柄Fを停止表示するとき、変動回数カウンタ減算処理(S2210‐1)を行って、変更中変動回数カウンタの値Hを「1」とする。そして、(f)に示すように次の図柄変動を開始するとき、保留表示音復帰処理(S2208‐1)を行うが、変更中変動回数カウンタの値Hは「0」でないため、保留表示音は第1入賞音には復帰しない。
When the
次に、演出制御部90は、(g)に示すように図柄変動を終了させて装飾図柄Fを停止表示するとき、変動回数カウンタ減算処理(S2210‐1)を行って、変更中変動回数カウンタの値Hを「0」とする。そして、(h)に示すように次の図柄変動(保留表示音を第2の態様にする契機となった高期待度保留に基づく図柄変動であり、ここでは、通常大当たりになる図柄変動)を開始するとき、保留表示音復帰処理(S2208‐1)において、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」であるため(S2601でYES)、保留表示音を第1入賞音に復帰させる。したがって、図28−2の(i)に示すように低期待度保留が発生したとき、保留表示音は第1入賞音とされる。すなわち、先行する保留(図28−2(i)では2番目の保留)には高期待度保留があるが、その先行する保留によっては保留表示音は変更されていないため、発生する保留(図28−2(i)では3番目の保留)自体の期待度によって保留表示音が決定されることとなり、発生する保留が低期待度保留であれば第1入賞音とされ、高期待度保留であれば、その期待度に応じた入賞音とされることとなる。
Next, when the
(h)及び(i)に示す図柄変動は、通常大当たりになる保留に基づくものであるから、(j)に示すように通常大当たりの大当たり図柄で装飾図柄Fは停止し、(k)に示すように大当たり遊技に伴う大当たり演出が行われる。次いで、(l)に示すように次の図柄変動が開始して、その図柄変動中に(m)に示すように低期待度保留が発生したとき、保留表示音は変更中ではないため、演出制御部90は保留表示音として第1入賞音を発することとなる。そして、(n)、(o)に示すように、その図柄変動が終了して次の図柄変動が開始すると、この図柄変動は確変大当たりになる保留に基づくものであるから、(p)に示すように、確変大当たりの大当たり図柄で停止することとなる。
Since the symbol variation shown in (h) and (i) is based on the normal jackpot holding, the decorative symbol F stops at the jackpot symbol as shown in (j), and is shown in (k). In this way, the jackpot production accompanying the jackpot game is performed. Next, when the next symbol variation starts as shown in (l) and the low expectation hold occurs as shown in (m) during the symbol variation, the on-hold display sound is not being changed. The
図28−1,28−2に示すように、第1実施形態では、高期待度保留の発生により、保留表示音を第1の態様(基本態様)とは異なる第2の態様としたとき、その高期待度保留に基づく図柄変動開始(すなわち、その保留の消化)までの期間中に高期待度保留が発生しても、その高期待度保留によって保留表示音を更に異なる態様とすることを規制している。これは、例えば図28−1,28−2の例で、確変大当たりと先読みされた保留の発生により保留表示音を第3入賞音から第4入賞音に変更(いわば格上げ)したとすると、遊技者はより有利な大当たり(例えば確変大当たり)を期待することとなるが、そのようなより有利な大当たりの前に、より有利でない大当たり(例えば通常大当たり)が発生することで、遊技者には、格上げされた保留表示音が、より有利でない大当たりを示唆していたかのように感じられて、遊技者が保留表示音に対する信頼を失う虞があるからである。リーチはずれと先読みされた保留の発生により保留表示音を第2の態様とし、その保留の消化までの期間中に大当たりと先読みされた保留が発生した場合も同様である。 As shown in FIGS. 28-1 and 28-2, in the first embodiment, due to the occurrence of high expectation hold, when the hold display sound is set to a second mode different from the first mode (basic mode), Even if a high expectation hold occurs during the period until the start of symbol variation based on the high expectation hold (ie, the digestion of the hold), the hold display sound is made to have a different aspect depending on the high expectation hold. It is regulated. For example, in the example of FIGS. 28-1 and 28-2, if the hold display sound is changed from the third winning sound to the fourth winning sound due to the occurrence of the probable jackpot and the prefetched hold (in other words, the game is upgraded) The player expects a more advantageous jackpot (for example, a promising jackpot), but a less advantageous jackpot (for example, a normal jackpot) occurs before such a more advantageous jackpot, This is because the upgraded hold display sound is felt as if it suggested a less advantageous jackpot, and the player may lose confidence in the hold display sound. The same applies to the case where the hold display sound is set to the second mode due to the occurrence of the loss of reach and the pre-read hold and the pre-read hold is generated during the period until the hold is completed.
このように、第1実施形態では、高期待度保留(例えば通常大当たりと先読み判定された保留)が発生すると、その高期待度保留の発生からその高期待度保留に基づく図柄変動演出が開始されるまでの所定期間内は、保留が発生したときに、第1の態様(第1入賞音)とは異なる第2の態様(例えば第3入賞音)で保留表示演出を実行する。そして、その所定期間内に、期待度がより高い高期待度保留(例えば確変大当たりと先読み判定された保留)が発生しても、その所定期間内は、(その期待度がより高い高期待度保留を含めて)保留が発生したときに、やはり第2の態様で保留表示演出を実行する。すなわち、第1の態様とも第2の態様とも異なる第3の態様(例えば第4入賞音)で保留表示演出を実行することを規制する。なお、実施形態では、より期待度が低い高期待度保留が発生したときも、保留表示音は第2の態様のままとされる。すなわち、高期待度保留が発生すると、その高期待度保留の発生からその高期待度保留に基づく図柄変動演出が開始されるまでの所定期間内は、保留が発生したときに、第1の態様とは異なる第2の態様で保留表示演出を実行し、その所定期間中、第2の態様による保留表示演出が保留発生毎に繰り返されることとなる。 As described above, in the first embodiment, when a high expectation degree hold (for example, a hold that is determined to be prefetched as a normal jackpot) occurs, a symbol variation effect based on the high expectation hold is started from the occurrence of the high expectation hold. During a predetermined period until the event is held, when the hold occurs, the hold display effect is executed in a second mode (for example, the third winning sound) different from the first mode (the first winning sound). Even if a high expectation hold with a higher expectation level (for example, a hold that has been prefetched as a probable big hit) occurs within the predetermined period, the high expectation degree with a higher expectation level is maintained within the predetermined period. When hold occurs (including hold), the hold display effect is also executed in the second mode. In other words, the holding display effect is restricted from being executed in a third mode (for example, a fourth winning sound) different from the first mode and the second mode. In the embodiment, the hold display sound remains in the second mode even when a high expectation hold with a lower expectation occurs. That is, when the high expectation hold is generated, the first mode when the hold occurs during a predetermined period from the occurrence of the high expectation hold to the start of the symbol variation effect based on the high expectation hold. The hold display effect is executed in a second mode different from the above, and during the predetermined period, the hold display effect according to the second mode is repeated every time a hold occurs.
(6)作用効果
括弧内に対応関係を示しながら説明すると、第1実施形態の遊技機10は、
始動条件が成立すると、遊技者に有利な特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う特別遊技判定手段(メイン制御部60)と、
前記特別遊技判定の保留を行う保留手段(メイン制御部60)と、
前記保留の期待度を判定する期待度判定手段(サブ制御部85)と、
演出を実行する演出手段(サブ制御部85、画像表示器20、スピーカ48)と、
を備え、
前記演出手段は、
前記保留に基づいて行われた前記特別遊技判定の結果を、図柄(装飾図柄F)を変動表示してから停止表示することにより示す図柄変動演出を実行する第1の演出手段と、
所定条件が成立する(保留が発生する)と、前記図柄変動演出とは異なる演出(保留表示演出)を、第1の態様(「ポン」という音とともに保留アイコンIを表示する態様)で実行可能な第2の演出手段と、
を備え、
前記第2の演出手段は、前記期待度が高い前記保留が発生すると、少なくとも当該保留の発生から当該保留に基づく前記図柄変動演出が開始されるまでの所定期間内は、前記所定条件が成立した(保留が発生した)ときに、前記図柄変動演出とは異なる演出(保留表示演出)を、前記第1の態様とは異なる第2の態様(「ピン」、「キュイン」又は「パンパカパーン」という音とともに保留アイコンIを表示する態様)で実行することを特徴とする。
(6) Operational effects The description will be given while showing the corresponding relationship in parentheses.
When the starting condition is satisfied, special game determination means (main control unit 60) for performing a special game determination as to whether or not to perform a special game advantageous to the player;
A holding means (main control unit 60) for holding the special game determination;
Expectation level determination means (sub control unit 85) for determining the expected level of hold;
Production means (
With
The production means is
First effect means for executing a symbol variation effect, which is shown by suspending and displaying the result of the special game determination made based on the suspension after the symbol (decorative symbol F) is variably displayed;
When a predetermined condition is satisfied (holding occurs), an effect (holding display effect) different from the symbol variation effect can be executed in the first mode (a mode in which the hold icon I is displayed together with a sound “pong”). Second production means,
With
When the holding with high expectation occurs, the second effect means satisfies the predetermined condition at least within a predetermined period from the occurrence of the holding to the start of the symbol variation effect based on the holding. When (holding occurs), an effect (holding display effect) that is different from the symbol variation effect is a second sound ("pin", "cuein", or "pampakapan" different from the first aspect) And the hold icon I is displayed).
このように、遊技機10によれば、高期待度保留が発生すると、その高期待度保留に基づく図柄変動開始までの所定期間にわたって、演出態様を第1の態様(基本態様)とは異なる第2の態様として保留表示演出を実行するため、その所定期間中に保留が複数発生した場合には、その第2の態様による保留表示演出が繰り返し実行されることとなり、単発的に演出態様を変化させる(例えば高期待度保留のみ保留表示音を第2の態様とする)場合に比して、遊技者が演出態様の変化に気付き易くなるとともに、遊技者の期待感を高めることができる。したがって、先読み演出を行う遊技機において、遊技の興趣を向上可能である。
As described above, according to the
また、前記第2の演出手段は、前記所定期間内に前記期待度がより高い前記保留が発生しても、前記所定期間内は、前記所定条件が成立したときに、前記図柄変動演出とは異なる演出を、前記第2の態様で実行することを特徴とする。 In addition, the second effect means is the symbol variation effect when the predetermined condition is satisfied within the predetermined period even if the hold with the higher expectation occurs within the predetermined period. Different effects are executed in the second mode.
これにより、演出態様の変化と期待度との対応が複雑になって、遊技者が演出態様の変化に対する信頼を失ってしまうことを防止可能である。 Thereby, it is possible to prevent the player from losing confidence in the change in the production mode due to the complicated correspondence between the change in the production mode and the expectation.
2.第1実施形態の第1変形例
次に、第1実施形態の第1変形例について、図29−1,29−2に基づいて説明する。第1変形例は、保留表示音を第1の態様(基本態様)とは異なる第2の態様とする「所定期間」を、高期待度保留の発生時からその高期待度保留に基づく図柄変動の終了までとして、「所定期間」の終了時期を変更した例である。この例では、保留表示音変更処理のステップS2410において、変更中変動回数カウンタの値Hに、上述した第1実施形態よりも1回多い回数を設定する。また、図18のコマンド受信処理において、保留表示音復帰処理を変動回数カウンタ減算処理の後に行う。
2. First Modification of First Embodiment Next, a first modification of the first embodiment will be described with reference to FIGS. 29-1 and 29-2. In the first modification, the “predetermined period” in which the hold display sound is a second aspect different from the first aspect (basic aspect) is changed from the occurrence of the high expectation hold to the design fluctuation based on the high expectation hold. In this example, the end time of the “predetermined period” is changed until the end of. In this example, in step S2410 of the on-hold display sound changing process, the value H of the changing frequency counter is set to a number that is one more than in the first embodiment described above. In the command reception process of FIG. 18, the hold display sound return process is performed after the variation counter counter process.
図29−1の(a)に示すように、保留がない状態で図柄変動が行われているとき、低期待度保留が発生すると、図27−1の例と同様に、保留表示音は変更されず、第1入賞音が保留アイコンIの表示とともに発せられる。その図柄変動中に、(b)に示すように高期待度保留(ここでは、通常大当たりと先読み判定された保留)が発生すると、演出制御部90は、保留表示音変更処理において、第3入賞音を選択し、変更中変動回数カウンタの値Hに、その時の図柄変動からその高期待度保留に基づく図柄変動の終了までの図柄変動の回数である「3」を設定して、保留表示音設定コマンドをセットし、保留表示音変更処理からリターンする。したがって、保留表示音が第3入賞音に変更されて、保留アイコンIの表示とともに発せられる。更に、その図柄変動中に、(c)に示すように低期待度保留が発生すると、演出制御部90は、保留表示音変更処理において、ステップS2401でNOと判定し、保留表示音変更処理からリターンする。したがって、保留表示音は変更されず、保留アイコンIの表示とともに第3入賞音が発せられることとなる。
As shown in (a) of FIG. 29-1, when the symbol variation is performed in a state where there is no hold, when the low expectation hold occurs, the hold display sound is changed as in the example of FIG. 27-1. Instead, the first winning sound is emitted with the display of the hold icon I. When the high expectation degree hold (here, the hold determined to be pre-fetched as a normal jackpot) occurs as shown in (b) during the symbol change, the
演出制御部90は、(d)に示すように図柄変動を終了させて装飾図柄Fを停止表示するとき、変動回数カウンタ減算処理を行って、変更中変動回数カウンタの値Hを「2」とし、次に、図23に示す保留表示音復帰処理を行う。ここでは、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」でないため、保留表示音は第1入賞音には復帰しない。したがって、次の図柄変動が(e)に示すように開始し、(f)に示すように低期待度保留が発生したとき、保留表示音は第3入賞音のままである。
When the
演出制御部90は、(g)に示すように図柄変動を終了させて装飾図柄Fを停止表示するとき、変動回数カウンタ減算処理を行って、変更中変動回数カウンタの値Hを「1」とし、保留表示音復帰処理を行うが、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」でないため、保留表示音は第1入賞音には復帰しない。したがって、次の図柄変動が(h)に示すように開始し、図29−2の(i)に示すように低期待度保留が発生したときも、保留表示音は第3入賞音のままである。
As shown in (g), when the
(i)で行われている図柄変動は、(b)で発生した通常大当たりとなる保留によるものであるから、(j)に示すように通常大当たりの大当たり図柄で装飾図柄Fが停止表示されることとなる。そして、変動回数カウンタ減算処理において変更中変動回数カウンタの値Hが「0」とされ、保留表示音復帰処理において保留表示音が第1入賞音に復帰される。したがって、(k)に示す大当たり演出後、(l)に示すように次の図柄変動が開始して、(m)に示すように低期待度保留が発生したとき、第1入賞音が発せられることとなる。なお、図29−2には例示していないが、(k)に示すように大当たり演出が行われているときに低期待度保留が発生して、その保留アイコンIが表示されるときも、第1入賞音が発せられることとなる。 Since the symbol variation performed in (i) is due to the normal jackpot generated in (b), the decorative symbol F is stopped and displayed with the normal jackpot symbol as shown in (j). It will be. Then, the value H of the changing number counter during change is set to “0” in the change number counter subtraction process, and the hold display sound is returned to the first winning sound in the hold display sound return process. Therefore, after the jackpot presentation shown in (k), when the next symbol variation starts as shown in (l) and the low expectation hold occurs as shown in (m), the first winning sound is emitted. It will be. In addition, although not illustrated in FIG. 29-2, when the big hit effect is performed as shown in (k), when low expectation hold occurs and the hold icon I is displayed, A first winning sound will be emitted.
3.第1実施形態の第2変形例
次に、第1実施形態の第2変形例について、図30,31−1,31−2に基づいて説明する。第2変形例は、第1の態様から第2の態様とする契機となった保留に基づいて図柄変動が開始すると、残りの保留の中に高期待度保留があれば、その高期待度保留に基づく図柄変動の開始までの期間内は、保留が発生したときに、第1の態様とは異なる態様(その高期待度保留の期待度に応じた態様)で保留表示音を発する例である。
3. Second Modification Example of First Embodiment Next, a second modification example of the first embodiment will be described based on FIGS. 30, 31-1, and 31-2. In the second modified example, when the symbol variation starts based on the hold that is triggered from the first mode to the second mode, if there is a high expectation hold in the remaining hold, the high expectation hold In the period up to the start of the symbol variation based on the example, when a hold occurs, the hold display sound is emitted in a mode different from the first mode (a mode according to the expectation of the high expectation hold). .
第2変形例では、図23に示す保留表示音復帰処理の代わりに、図30に示す保留表示音復帰処理を行う。図30に示す保留表示音復帰処理では、演出制御部90は、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」であるか否かを判定し(S3001)、「0」でなければ保留表示音復帰処理からリターンし、「0」であれば、残りの保留(すなわち、その時点で存在する保留)の中にリーチはずれと先読み判定された保留があるか否かを判定し(S3002)、リーチはずれと先読み判定された保留があれば、その保留より前に通常大当たり又は確変大当たり(ここでは長当たり)と先読み判定された保留があるか否かを判定する(S3003)。そして、そのような保留があれば、後述するステップS3006に進み、そのような保留がなければ、第2入賞音を選択して(S3004)、ステップS3011に進む。
In the second modification, the hold display sound return process shown in FIG. 30 is performed instead of the hold display sound return process shown in FIG. In the hold display sound return process shown in FIG. 30, the
演出制御部90は、ステップS3002でNOと判定したときは、その時点で存在する保留の中に通常大当たりと先読み判定された保留があるか否かを判定し(S3005)、通常大当たりと先読み判定された保留があれば、その保留より前に確変大当たりと先読み判定された保留があるか否かを判定する(S3006)。そして、そのような保留があれば、後述するステップS3009に進み、そのような保留がなければ、第3入賞音を選択して(S3007)、ステップS3011に進む。
When it is determined NO in step S3002, the
演出制御部90は、ステップS3005でNOと判定したときは、その時点で存在する保留の中に確変大当たりと先読み判定された保留があるか否かを判定し(S3008)、確変大当たりと先読み判定された保留があれば、第4入賞音を選択して(S3009)、ステップS3011に進み、確変大当たりと先読み判定された保留がなければ、第1入賞音を選択して(S3010)、後述するステップS3012に進む。
When it is determined NO in step S3005, the
演出制御部90は、ステップS3011においては、変更中変動回数カウンタの値Hに、その時点で行われている図柄変動を含めて、第2、第3又は第4入賞音を選択する契機となった保留に基づく図柄変動の開始までの図柄変動の回数を設定する。そして、ステップS3012において、始動入賞音設定コマンドをセットし、保留表示音復帰処理からリターンする。
In step S3011, the
次に、第2変形例の演出例について、図31−1,31−2に基づいて説明する。図31−1,31−2の例は、図28−1,28−2の例と同様に、高期待度保留が発生して保留表示音が変更されている期間中に、更に、より期待度の高い高期待度保留が発生した例である。演出制御部90は、図31−1の(a)、(b)に示すように、リーチはずれと先読み判定された保留の発生を契機に、保留表示音を第1入賞音から第2入賞音に変更している。そして、そのリーチはずれと先読み判定された保留に基づいて図柄変動が開始する前に、(c)、(d)に示すように、低期待度保留及び高期待度保留(ここでは、確変長当たりと先読み判定された保留)が発生しているが、いずれも保留表示音は第2入賞音とされている。
Next, an effect example of the second modification will be described based on FIGS. 31-1 and 31-2. In the example of FIGS. 31-1 and 31-2, in the same manner as the example of FIGS. 28-1 and 28-2, during the period when the high expectation hold is generated and the hold display sound is changed, the expectation is further increased. This is an example in which a high degree of high expectation hold has occurred. As shown in (a) and (b) of FIG. 31-1, the
第2変形例では、図31−1の(h)に示すように、保留表示音を第2の態様とする契機となった保留、すなわち、リーチはずれと先読み判定された保留に基づく図柄変動を開始するとき、演出制御部90は、図30に示す保留表示音復帰処理を行い、ステップS3001でYES、ステップS3002,3005でNO、ステップS3008でYESと判定し、ステップS3009で第4入賞音を選択する。そして、ステップS3011で変更中変動回数カウンタの値Hに「2」を設定し、ステップS3012で始動入賞音設定コマンドをセットする。したがって、保留表示音が第4入賞音に変更されることとなる。
In the second modified example, as shown in (h) of FIG. 31-1, the change that is based on the hold determined as the second mode of the hold display sound, that is, the hold determined to be read-ahead and reach-ahead is determined. When starting, the
次に、図31−2の(i)に示すように保留が発生すると、演出制御部90は、図21に示す保留表示音変更処理において、ステップS2401でNOと判定し、保留表示音を変更することなく保留表示音変更処理からリターンすることから、その保留に対しては、第4入賞音が発せられることとなる。次いで、(j)に示すように図柄変動が停止すると、演出制御部90は、図25に示す変動回数カウンタ減算処理を行って、変更中変動回数カウンタの値Hを「1」とし、(k)に示すように次の図柄変動を開始するときに、図30に示す保留表示音復帰処理を行うが、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」でないことから、保留表示音の復帰や変更は行わずに、保留表示音復帰処理からリターンする。すなわち、保留表示音は第4入賞音のままである。
Next, when a hold occurs as shown in (i) of FIG. 31-2, the
したがって、(l)に示すように保留が発生すると、演出制御部90は第4入賞音を発し、(m)に示すように図柄変動が停止すると、演出制御部90は、図25に示す変動回数カウンタ減算処理を行って、変更中変動回数カウンタの値Hを「0」とし、(n)に示すように次の図柄変動を開始するときに、図30に示す保留表示音復帰処理を行って、ステップS3001でYESと判定し、ここでは残りの保留に高期待度保留はないことから、ステップS3002,3005,3008でNOと判定し、ステップS3010で第1入賞音を選択する。したがって、保留表示音が第1入賞音に復帰し、(o)に示すように低期待度保留が発生すると、第1入賞音が発せられる。なお、(n)、(o)に示す図柄変動は確変長当たりになるものであるから、(p)に示すように確変長当たりの大当たり図柄で装飾図柄Fが停止することとなる。
Therefore, when the hold occurs as shown in (l), the
第2変形例のように、保留表示音を第2の態様にする契機となった保留が消化されたとき、残りの保留の期待度により、保留表示音を新たな第2の態様(先の第2の態様とは異なり得る。)とすることとしてもよい。遊技の興趣を向上可能だからである。また、保留表示音を第2の態様にする契機となった保留に基づく図柄変動の終了まで、その第2の態様で保留表示演出を行うこととした場合(図29−1,29−2参照)、その図柄変動終了後、その図柄変動終了時に残っている保留の期待度により、保留表示音を新たな第2の態様とすることとしてもよい。すなわち、高期待度保留の発生を契機に保留表示音を第2の態様にしたとき、保留表示音をその第2の態様にする所定期間の終了後、その所定期間終了時に残っている保留の期待度により、保留表示音を新たな第2の態様とすることを可能としてもよい。 When the hold that triggered the hold display sound to the second mode is digested as in the second modification, the hold display sound is changed to the new second mode (the previous one) according to the expectation level of the remaining hold. It may be different from the second mode.) This is because it is possible to improve the fun of gaming. Also, when the hold display effect is to be performed in the second mode until the end of the symbol variation based on the hold that has triggered the hold display sound in the second mode (see FIGS. 29-1 and 29-2). ) After the symbol change, the hold display sound may be set as a new second mode according to the expectation level of the hold remaining at the end of the symbol change. That is, when the hold display sound is changed to the second mode in response to the occurrence of the high expectation hold, the hold display sound remaining after the predetermined period ends after the end of the predetermined period in which the hold display sound is set to the second mode. Depending on the degree of expectation, the hold display sound may be set as a new second mode.
4.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態に係る遊技機10について、図32に基づいて説明する。第2実施形態は、「図柄変動演出とは異なる演出」を、演出ボタン46を用いたボタン演出としたものである。第2実施形態では、保留が発生すると、所定条件が成立したとして、演出ボタン46の態様を第1の態様とし、期待度が高い保留が発生すると、演出ボタン46の態様を、第1の態様とは異なる第2の態様とし、その保留の発生からその保留に基づく図柄変動の開始までの所定期間内は、新たに保留が発生しても、その第2の態様を維持する。以下、第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を用いてその説明を省略しつつ説明する。第2実施形態では、初期状態の態様である初期態様と、第1の態様に相当する基本態様とは異なっている。
4). Second Embodiment Next, a
第2実施形態の遊技機10のハードウェア構成は第1実施形態と同様である。また、処理の流れにおいて異なるのは、図20に示す保留アイコン選択処理において、演出ボタン46の態様を基本態様(振動なし青色発光ありの態様。第1の態様に相当)とするためのボタン態様設定コマンドをセットし、図21に示す保留表示音変更処理において保留表示音の代わりに演出ボタン46の態様を選択し、図23に示す保留表示音復帰処理において保留表示音ではなく演出ボタン46の態様を、保留が存在しない場合には、初期態様である振動なし発光なしの態様に、保留が存在する場合には、基本態様に復帰させる点である。したがって、第2実施形態では、保留表示音変更処理といわずボタン態様変更処理といい、保留表示音復帰処理といわずボタン態様復帰処理というが、ステップの符号は、図21、23に示すものをそのまま用いて説明する。
The hardware configuration of the
図32の(a)に示すように、保留がない状態では、演出ボタン46は振動せず発光もしない初期態様である。これは、(a)に示す図柄変動の基となる保留が発生したとき、演出ボタン46の態様を基本態様とするためのボタン態様設定コマンドがセットされるが、すぐに図柄変動が開始され、次の保留は存在していないため、ボタン態様復帰処理で、演出ボタン46の態様を初期態様とするためのボタン態様設定コマンドがセットされ、先にセットされた基本態様とするためのボタン態様設定コマンドが取り消されるためである。なお、セットされたボタン態様設定コマンドはランプ制御部100に送信される。
As shown in (a) of FIG. 32, when there is no hold, the
次に、(b)に示すように低期待度保留が発生すると、演出制御部90は、保留アイコン選択処理において、演出ボタン46の態様を振動なしで青色発光ありの基本態様(第1態様)とするためのボタン態様設定コマンドをセットしてから、ボタン態様変更処理を行う。ボタン態様変更処理は、図21に示す保留表示音変更処理と処理の流れは同じであり、ただ、第2入賞音の代わりに振動なしで緑色発光ありの第2態様、第3入賞音の代わりに振動ありで緑色発光ありの第3態様、第4入賞音の代わりに振動ありで赤色発光ありの第4態様を、演出ボタン46の態様として選択し、保留表示音設定コマンドの代わりに演出ボタン46の態様を設定するボタン態様設定コマンドをセットすることとされている。演出制御部90は、ボタン態様変更処理において、ステップS2401でYESと判定し、ステップS2402で先読み判定結果を参照し、ステップS2403,2405,2407でNOと判定して、ボタン態様変更処理からリターンするため、新たなボタン態様設定コマンドはセットされない。したがって、上述した基本態様とするためのボタン態様設定コマンドによって、演出ボタン46の態様は、(b)に示すように、振動なしで青色発光ありの基本態様とされる。なお、ボタン態様設定コマンドによって設定された演出ボタン46の態様は、次のボタン態様設定コマンドをランプ制御部100が受信するまでは、継続されることとする。
Next, as shown in (b), when the low expectation degree hold occurs, the
そして、(c)に示すように高期待度保留(ここでは、通常長当たりと先読み判定された保留)が発生すると、演出制御部90は、ボタン態様変更処理において、ステップS2401でYESと判定し、ステップS2402で先読み判定結果を参照し、ステップS2403でNO、ステップS2405でYESと判定して、ステップS2406で第3態様を選択し、ステップS2409でボタン態様設定コマンドをセットし、ステップS2410で変更中変動回数カウンタの値Hに、その高期待度保留に基づく図柄変動の開始までの図柄変動の回数である「2」を設定して、ボタン態様変更処理からリターンする。したがって、演出ボタン46の態様が、振動ありで緑色発光ありの第3態様(第2の態様に相当)に変更される。
Then, as shown in (c), when a high expectation hold (here, a hold that is determined to be prefetched as a normal length) occurs, the
更に、その図柄変動中に、(d)に示すように保留が発生すると、演出制御部90は、ボタン態様変更処理において、ステップS2401でNOと判定し、ボタン態様変更処理からリターンする。したがって、(d)に示すように、より期待度が高い高期待度保留が発生しても、ボタン態様は変更されず、第3態様のままである。
Furthermore, when a hold occurs as shown in (d) during the symbol variation, the
演出制御部90は、(e)に示すように図柄変動を終了させて装飾図柄Fを停止表示するとき、変動回数カウンタ減算処理(S2210‐1)を行って、変更中変動回数カウンタの値Hを「1」とする。そして、(f)に示すように次の図柄変動を開始するとき、ボタン態様復帰処理を行う。ボタン態様復帰処理は、図23に示す保留表示音復帰処理と処理の流れは同じであり、ただ、第1入賞音を選択する代わりに、保留が存在すれば基本態様を選択し、存在しなければ振動なしで発光なしの初期態様を選択することとして、保留表示音設定コマンドの代わりにボタン態様設定コマンドをセットすることとされている。(f)の時点では、変更中変動回数カウンタの値Hは「0」でないため、演出ボタン46の態様は復帰せず、引き続き演出ボタン46は振動ありで緑色発光ありの第3態様とされる。
When the
演出制御部90は、(g)に示すように図柄変動を終了させて装飾図柄Fを停止表示するとき、変動回数カウンタ減算処理(S2210‐1)を行って、変更中変動回数カウンタの値Hを「0」とする。そして、(h)に示すように次の図柄変動を開始するとき、ボタン態様復帰処理を行い、変更中変動回数カウンタの値Hが「0」であり(S2601でYES)、保留が存在するため、演出ボタン46の態様を振動なしで青色発光ありの基本態様に復帰させる(S2602,2603)。その後、(h)に示す図柄変動は、通常長当たりになるものであるため、(i)に示すように通常長当たりが発生する。
When the
このように、第2実施形態では、保留が発生する(所定条件が成立する)と、第1の態様(基本態様。第1態様)でボタン演出を実行可能であり、高期待度保留が発生すると、その高期待度保留の発生からその高期待度保留に基づく図柄変動開始までの所定期間内は、保留が発生したときに、ボタン演出を第1の態様とは異なる第2の態様(具体的には、リーチはずれなら第2態様、通常長当たりなら第3態様、確変長当たりなら第4態様)で実行する。このため、遊技者はその所定期間中、期待を持って遊技を行うこととなり、遊技の興趣を向上可能である。また、上記所定期間中に、より期待度が高い保留が発生しても、現に採っている第2の態様でボタン演出を行い、さらに異なる態様(例えば、第2の態様として第3態様を採っている場合、第4態様)とすることは規制される。より期待度が低い保留が発生したときも同様である。 As described above, in the second embodiment, when the hold occurs (the predetermined condition is satisfied), the button effect can be executed in the first form (basic form; the first form), and the high expectation hold occurs. Then, during the predetermined period from the occurrence of the high expectation hold to the start of symbol fluctuation based on the high expectation hold, when the hold occurs, the button effect is displayed in a second mode (specifically different from the first mode). Specifically, the second mode is executed if the reach is off, the third mode is performed per normal length, and the fourth mode is performed per probable length. For this reason, the player plays the game with expectation during the predetermined period, and the interest of the game can be improved. In addition, even if a hold with a higher expectation occurs during the predetermined period, the button effect is performed in the second mode that is actually adopted, and a different mode (for example, the third mode is used as the second mode). If it is, the fourth mode is restricted. The same applies when a hold with a lower expectation occurs.
5.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態に係る遊技機10について、図33に基づいて説明する。第3実施形態は、「図柄変動演出とは異なる演出」を、始動口装飾板22cの発光演出としたものである。第3実施形態では、保留が発生すると、始動口装飾板22cの発光演出を第1の態様(基本態様)で実行し、期待度が高い保留が発生すると、その保留の発生時からその保留に基づく図柄変動の開始までの所定期間内は、保留が発生したときに、始動口装飾板22cの発光演出を、第1の態様とは異なる第2の態様で実行する。第3実施形態でも、初期態様(初期状態の態様)と基本態様とは異なっている。
5. Third Embodiment Next, a
第3実施形態の遊技機10のハードウェア構成も第1実施形態と同様である。また、処理の流れにおいて異なるのは、図20に示す保留アイコン選択処理において、始動口装飾板22cの態様を基本態様(青色発光ありの態様。第1の態様に相当)とするためのコマンドをセットし、図21に示す保留表示音変更処理において保留表示音の代わりに始動口装飾板22cの態様を選択し、図23に示す保留表示音復帰処理において保留表示音ではなく始動口装飾板22cの態様を、基本態様に復帰させる点である。また、図26に示す客待ちコマンド受信処理において、客待ちコマンドを受信したと判定したとき、始動口装飾板22cの態様を発光なしの初期態様に復帰させる。すなわち、第2実施形態では、第2の態様とする期間が終了して保留が存在しない場合、遊技中であっても、演出ボタン46は初期態様に復帰したが、第3実施形態では、保留が存在しない場合でも、遊技中であれば(すなわち客待ち状態でなければ)、始動口装飾板22cは基本態様となる。第3実施形態では、始動口装飾板22cの発光色(すなわち、始動口ランプ22bの発光色)は、基本態様では青色であり、先読み判定結果がリーチはずれであると緑色とされ、通常長当たりであると赤色とされ、確変長当たりであるとレインボーカラーとされる。
The hardware configuration of the
図33の(a)は、バラはずれと先読み判定された低期待度保留が発生して、始動口装飾板22cが青色発光(基本態様での演出)を開始し、その保留に基づく変動が開始された状態を示している。なお、始動口装飾板22cの発光は、次にその発光態様を変更(すなわち、発光色を変更するあるいは発光を停止する)ためのコマンドを、ランプ制御部100が受信するまで継続されるものとする。
In FIG. 33 (a), a low expectation hold that has been determined to be out of focus has occurred, and the
次に、(b)に示すように、通常長当たりと事前判定された保留が発生すると、赤色で発光する態様(第2の態様に相当)に変更され、その通常長当たりと事前判定された保留に基づく図柄変動の開始前に、(c)に示すように、確変長当たりと事前判定された保留が発生しても、赤色で発光する態様は維持され、その後、(d)、(e)に示すように、その通常長当たりと事前判定された保留に基づく図柄変動が開始すると、青色で発光する基本態様に復帰する。そして、その図柄変動中に、(f)に示すように、リーチはずれと事前判定された保留が発生すると、始動口装飾板22cの発光色は緑色に変更される。
Next, as shown in (b), when a hold that is pre-determined as a normal length occurs, the mode is changed to a mode that emits red light (corresponding to the second mode), and it is pre-determined as the normal length. As shown in (c) before the start of symbol variation based on the hold, even if a hold that has been pre-determined to be a probable length has occurred, the mode of emitting red light is maintained, and thereafter (d), (e As shown in (), when the symbol variation based on the pre-determined hold for the normal length starts, the basic mode of emitting blue light is restored. Then, as shown in (f) during the symbol variation, when a hold that is preliminarily determined to be out of reach occurs, the light emission color of the start
6.第3実施形態の変形例
上記第3実施形態では、図33の(e)に示すように、高期待度保留に基づいて図柄変動が開始することにより、始動口装飾板22cが基本態様に復帰した後、その図柄変動の実行中であっても、新たに高期待度保留が発生したときには、図33の(f)に示すように、その高期待度保留の期待度に応じた態様で、始動口装飾板22cを発光させる演出を実行することとした。しかしながら、図34に示すように、高期待度保留に基づいて図柄変動が開始することにより、始動口装飾板22cが基本態様に復帰した後、その図柄変動が終了するまでは、新たに高期待度保留が発生しても、基本態様を維持することとしてもよい。実行中の図柄変動の信頼度と態様との関係が分かり難くなることを防止するためである。
6). Modified Example of Third Embodiment In the third embodiment, as shown in FIG. 33 (e), the start opening
以下、図34に基づいて、図33と異なる部分を説明する。図34の(a)〜(e)は、図33の(a)〜(e)と同様である。図34の例では、(e)に示すように、第2の態様とする契機となった保留(ここでは(b)で発生した保留)に基づく図柄変動が開始し、基本態様に復帰すると、その図柄変動の終了前に、(f)に示すように新たに高期待度保留が発生しても、基本態様(第1の態様)を維持し、新たに発生した高期待度保留の期待度に応じた第2の態様(例えば、図33の(f)に示す緑色発光の態様)とはしない。そして、(h)に示すように、その図柄変動が終了すると、その後に新たに高期待度保留が発生すれば、その期待度に応じた第2の態様とする。なお、(h)に示すようにその図柄変動が大当たりになるものであれば、その大当たり遊技の終了まで、基本態様(第1の態様)を維持することとしてもよい。 Hereinafter, based on FIG. 34, a different part from FIG. 33 is demonstrated. (A) to (e) in FIG. 34 are the same as (a) to (e) in FIG. In the example of FIG. 34, as shown in (e), when the symbol variation based on the hold (the hold generated in (b) here) that triggered the second mode starts and returns to the basic mode, Even if the high expectation hold is newly generated as shown in (f) before the end of the symbol fluctuation, the basic aspect (first aspect) is maintained, and the newly generated high expectation hold expectation The second mode (for example, the mode of green light emission shown in FIG. 33F) is not used. Then, as shown in (h), when the symbol variation ends, if a high expectation hold is newly generated thereafter, the second mode according to the expectation is set. As shown in (h), if the symbol variation is a big hit, the basic mode (first mode) may be maintained until the end of the jackpot game.
7.第4実施形態
次に、本発明の第4実施形態に係る遊技機10について、図35〜38に基づいて説明する。第4実施形態は、「図柄変動演出とは異なる演出」を、BGMをスピーカ48から発するBGM演出としたものである。第4実施形態では、保留が発生すると、所定条件が成立したとして、BGMを第1の態様(基本態様)である所定の曲とし、期待度が高い保留が発生すると、BGMを、第1の態様とは異なる第2の態様とし、その保留の発生からその保留に基づく図柄変動の終了までの所定期間内は、新たに保留が発生しても、その第2の態様を維持する。すなわち、第4実施形態では、「所定期間」を、第2の態様とする契機となった保留に基づく図柄変動の終了までとする。なお、第1の態様として複数の曲を用意し、演出モード、遊技状態、時間等に応じて異なる曲を用いたり、ランダムに曲を選択して用いたりしてもよい。第2の態様は、第1の態様とは別の曲であればよい。また、第2の態様も、期待度毎に1つの曲としなくてもよく、同じ期待度に対して複数の曲を用意し、その中から選択するようにしてもよい。
7). 4th Embodiment Next, the
第4実施形態の遊技機10のハードウェア構成も第1実施形態と同様である。また、処理の流れにおいて異なるのは、図20に示す保留アイコン選択処理において、BGMを基本態様である第1BGMとするためのコマンドをセットし、図18に示すコマンド受信処理の代わりに図35に示すコマンド受信処理を、図21に示す保留表示音変更処理の代わりに図36に示すBGM変更処理を、図23に示す保留音復帰処理の代わりに図37に示すBGM復帰処理を行う点である。なお、これらの図において、第1実施形態と同一のあるいは対応するステップについては、第1実施形態と同一の符号を付している。以下、第1実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる点について説明する。
The hardware configuration of the
図35に示すコマンド受信処理は、図18に基づいて上述したコマンド受信処理と、ステップS2203-1において保留表示音変更処理の代わりに図36に示すBGM変更処理を行う点、及び、ステップS2208-1において保留表示音復帰処理の代わりに図37に示すBGM復帰処理を行う点が異なるのみである。 The command reception process shown in FIG. 35 includes the command reception process described above based on FIG. 18, the BGM change process shown in FIG. 36 instead of the hold display sound change process in step S2203-1, and step S2208- 1 except that the BGM return process shown in FIG. 37 is performed instead of the hold display sound return process.
図36に示すBGM変更処理は、図21に基づいて上述した保留表示音変更処理と、第2入賞音、第3入賞音、第4入賞音の代わりに、それぞれ、第2BGM、第3BGM、第4BGMを選択する点、及び、保留表示音設定コマンドの代わりにBGM設定コマンドをセットする点が異なっている。なお、基本態様(第1の態様に相当)ではBGMは第1BGMとされ、第1BGM、第2BGM、第3BGM、第4BGMは、それぞれ異なる曲とされている。また、図36に示すBGM変更処理では、図21に基づいて上述した保留表示音変更処理と異なり、ステップS2410において、変更中変動回数カウンタの値Hに、現在の図柄変動を含めて当該保留(BGMの変更の契機となった保留)に基づく図柄変動の終了までの図柄変動の回数を設定する。したがって、変更中変動回数カウンタの値Hには、図21のステップS2410で設定される回数よりも1回多い回数が設定されることとなる。 The BGM changing process shown in FIG. 36 is the second BGM, the third BGM, the first winning sound, the second winning sound, the third winning sound, and the fourth winning sound, respectively, instead of the holding display sound changing process described above with reference to FIG. The difference is that 4BGM is selected and that a BGM setting command is set instead of the hold display sound setting command. In the basic mode (corresponding to the first mode), the BGM is the first BGM, and the first BGM, the second BGM, the third BGM, and the fourth BGM are different from each other. Also, in the BGM change process shown in FIG. 36, unlike the hold display sound change process described above with reference to FIG. 21, in step S2410, the value H of the changing frequency counter includes the current symbol change. The number of symbol fluctuations until the end of symbol fluctuations based on (holding triggered by BGM change) is set. Accordingly, the value H of the changing frequency counter is set to a number that is one more than the number set in step S2410 in FIG.
図37に示すBGM復帰処理は、図23に基づいて上述した保留表示音復帰処理と、第1入賞音の代わりに第1BGMを選択する点、及び、保留表示音設定コマンドの代わりにBGM設定コマンドをセットする点が異なるのみである。 The BGM return process shown in FIG. 37 includes the hold display sound return process described above with reference to FIG. 23, the point that the first BGM is selected instead of the first winning sound, and the BGM setting command instead of the hold display sound setting command. The only difference is that it is set.
以上のように構成することにより、第4実施形態では、例えば図38の(a)に示すように、BGMは、図柄変動開始当初、第1BGMであったものが、(b)に示すように高期待度保留(高期待度始動入賞)が発生すると、その期待度に応じたBGM(第2の態様に相当。図38の例では、リーチはずれであるので第2BGM)に変更され、その状態が(c)〜(f)に示すように、その変更の契機となった高期待度保留に基づく図柄変動の終了まで継続され、その間に、(c)に示すように、より期待度の高い(あるいは、より期待度の低い)高期待度保留が発生しても、更なるBGMの変更は行われない。そして、(g)に示すように、BGM変更の契機となった高期待度保留に基づく図柄変動が終了し、次の図柄変動が開始すると、第1BGMに復帰する。なお、BGMの変更の契機となった高期待度保留に基づく図柄変動が終了したが、次の保留が存在しないため次の図柄変動が開始しないときは、客待ち演出が開始されるまで、変更後のBGMが流れることとなる。そして、客待ち演出が開始されると客待ち演出用のBGMに変更されるものとする。また、図柄変動が大当たりで終了して、大当たり遊技が開始したときは、大当たり用のBGMに変更されるものとする。 By configuring as described above, in the fourth embodiment, as shown in (a) of FIG. 38, for example, the BGM was the first BGM at the beginning of symbol variation, as shown in (b). When a high expectation hold (high expectation start winning) occurs, the BGM corresponding to the expectation (corresponding to the second mode. In the example of FIG. 38, the reach is out, so it is changed to the second BGM). As shown in (c) to (f), it is continued until the end of the symbol fluctuation based on the high expectation degree hold that triggered the change, and in the meantime, as shown in (c), the expectation is higher. Even if a high expectation hold (or a lower expectation) occurs, no further BGM changes are made. Then, as shown in (g), when the symbol variation based on the high expectation hold that triggered the BGM change ends, and when the next symbol variation starts, the process returns to the first BGM. In addition, when the symbol change based on the high expectation hold that triggered the change of BGM has ended, but the next symbol change does not start because there is no next hold, the change is made until the customer waiting effect is started. The later BGM will flow. When the customer waiting effect is started, the BGM for the customer waiting effect is changed. In addition, when the symbol variation ends with a jackpot and the jackpot game starts, the game is changed to a jackpot BGM.
8.第4実施形態の変形例
上述した第4実施形態では、BGMの変更を、その変更の契機となった保留に基づく図柄変動の終了までとしたが、次の大当たり遊技の開始までとしてもよい。以下、かかる変形例について、図39〜43−2に基づいて説明する。なお、これらの図において、第4実施形態と同一のあるいは対応するステップについては、第4実施形態と同一の符号を付している。
8). Modified Example of Fourth Embodiment In the above-described fourth embodiment, the BGM is changed until the end of the symbol variation based on the hold that triggered the change, but may be until the start of the next jackpot game. Hereinafter, such a modification will be described with reference to FIGS. In these drawings, the same or corresponding steps as those of the fourth embodiment are denoted by the same reference numerals as those of the fourth embodiment.
この変形例では、図35に示すコマンド受信処理の代わりに、図39に示すコマンド受信処理を行う。図39に示すコマンド受信処理では、ステップS2203-1において図40に示すBGM変更処理を行い、図35のステップS2208-1のBGM復帰処理は行わず、オープニングコマンドを受信したとき(S2211でYES)、ステップS2212-1において図41に示す大当たり用BGM選択処理を行い、エンディングコマンドを受信したとき(S2213でYES)、ステップS2214-1において図42に示すBGM復帰処理を行う。 In this modification, a command reception process shown in FIG. 39 is performed instead of the command reception process shown in FIG. In the command reception process shown in FIG. 39, the BGM change process shown in FIG. 40 is performed in step S2203-1, the BGM return process in step S2208-1 in FIG. 35 is not performed, and an opening command is received (YES in S2211). In step S2212-1, the big hit BGM selection process shown in FIG. 41 is performed, and when the ending command is received (YES in S2213), the BGM return process shown in FIG. 42 is executed in step S2214-1.
図40に示すBGM変更処理では、ステップS2401において、BGMが変更中であるか否かを示すBGM変更フラグがOFFであるか否かを判定する。そして、OFFでなければ変更中であるので、BGM変更処理からリターンする。一方、OFFであれば、第4実施形態と同様にステップS2402〜2409の処理を行い、BGM変更フラグをONして(S2410)、BGM変更処理からリターンする。 In the BGM change process shown in FIG. 40, in step S2401, it is determined whether or not the BGM change flag indicating whether or not the BGM is being changed is OFF. If it is not OFF, the change is in progress, and the process returns from the BGM change process. On the other hand, if OFF, the processing of steps S2402 to 2409 is performed as in the fourth embodiment, the BGM change flag is turned ON (S2410), and the process returns from the BGM change processing.
図41に示す大当たり用BGM選択処理では、通常大当たり又は確変大当たり(ここでは長当たり)の開始か否かを判定し(S3101)、否であれば、大当たり用BGM選択処理からリターンし、通常大当たり又は確変大当たりの開始であれば、その大当たりに対応する大当たり用BGMを選択し(S3102)、BGM設定コマンドをセットして(S3103)、大当たり用BGM選択処理からリターンする。 In the jackpot BGM selection process shown in FIG. 41, it is determined whether or not a normal jackpot or a probable change jackpot (long hit here) is started (S3101). If not, the process returns from the jackpot BGM selection process, and the normal jackpot Or, if it is the start of a promising jackpot, the jackpot BGM corresponding to the jackpot is selected (S3102), a BGM setting command is set (S3103), and the process returns from the jackpot BGM selection process.
図42に示すBGM復帰処理では、BGM変更フラグがOFFか否かを判定し(S3201)、OFFであれば、BGM復帰処理からリターンし、OFFでなければ、BGMが変更中であるため、第1BGMを選択し(S3202)、BGM設定コマンドをセットし(S3203)、BGM変更フラグをOFFして(S3204)、BGM復帰処理からリターンする。 In the BGM return process shown in FIG. 42, it is determined whether or not the BGM change flag is OFF (S3201). If it is OFF, the process returns from the BGM return process. If not, the BGM is being changed. 1BGM is selected (S3202), a BGM setting command is set (S3203), the BGM change flag is turned OFF (S3204), and the process returns from the BGM return process.
以上のように構成することにより、この変形例では、例えば図43−1の(a)に示すように、BGMは、図柄変動開始当初、第1BGMであったものが、(b)に示すように高期待度保留が発生すると、その期待度に応じたBGM(第2の態様に相当)に変更され、その状態が(c)〜(i)に示すように、長当たりである大当たりが発生するまで(すなわち、長当たりとなる図柄変動の終了まで)継続する。そして、(j)に示すように、長当たり遊技が開始する(すなわち、長当たり用のオープニングが開始する)と、大当たり用BGMに変更され、長当たり遊技が終了する(すなわち、長当たり用のエンディングが終了する)と、第1BGMに復帰する。 By configuring as described above, in this modification, for example, as shown in FIG. 43-1 (a), the BGM is the first BGM at the beginning of the symbol variation, as shown in (b). When a high expectation hold occurs, the BGM (corresponding to the second mode) corresponding to the expectation is changed, and a big hit that is a long hit occurs as shown in (c) to (i). Until it is done (that is, until the end of the symbol variation per long). Then, as shown in (j), when the long hit game starts (that is, the long hit opening starts), the game is changed to the big hit BGM, and the long hit game ends (that is, the long win game) When the ending ends), the process returns to the first BGM.
9.その他
(i)「保留の期待度」とは、「保留されている特別遊技判定の期待度」ともいえ、具体的には、保留されている特別遊技判定の結果が遊技者にとって有利である期待度をいう。したがって、「保留の期待度」とは、大当たりになるか否かに限らず、図柄変動がどのような変動パターンで行われるか(例えば、変動パターンの長短)、リーチになるか否か、特別図柄変動がどのような停止図柄で停止するか等についての期待度であってもよい。変動パターン、リーチの有無、停止図柄等によっても大当たり判定の結果の有利さ(遊技者にとっての有利度合い)は示されるからである。したがって、保留の期待度は、演出制御部90がメイン制御部60から受信した変動パターンや停止図柄を示す情報に基づいて判定することができる。
9. Other
(i) “Holding expectation” is also called “pending special game determination expectation”, specifically, the expectation that the result of the reserved special game determination is advantageous to the player Say. Therefore, the “pending expectation” is not limited to whether or not it is a big hit, but what kind of fluctuation pattern the pattern changes (for example, the length of the fluctuation pattern), whether or not to reach, special It may be the degree of expectation as to which stop symbol the symbol variation stops. This is because the advantage of the jackpot determination result (degree of advantage for the player) is also indicated by the variation pattern, presence / absence of reach, stop symbol, and the like. Therefore, the degree of expectation of the hold can be determined based on information indicating the variation pattern and the stop symbol received from the
(ii)期待度が高い保留が発生したとき、必ず演出態様を第1の態様から第2の態様にするのではなく、例えば、乱数を用いた抽選で当選すれば第2の態様とし、落選すれば第2の態様としないようにしてもよいし、時短無し状態では第2の態様とするが時短状態では第2の態様としない等、遊技状態によって変えてもよいし、演出モードによって変えてもよい。すなわち、期待度が高い保留が発生したとき、所定の変更条件を満たせば第2の態様とするというように構成してもよい。また、バラはずれ等、期待度が低い保留が発生したときでも、所定の変更条件を満たせば変更するというように構成してもよい。 (ii) When a hold with high expectation occurs, the production mode is not always changed from the first mode to the second mode. For example, if a lottery using a random number is won, the second mode is selected. If this is the case, the second mode may not be used, or the second mode may be used in the absence of time reduction, but the second mode may not be used in the time reduction state. May be. That is, when a hold with high expectation occurs, the second mode may be adopted if a predetermined change condition is satisfied. Further, even when a hold with a low degree of expectation, such as a loose rose, may be configured to change if a predetermined change condition is satisfied.
(iii)演出態様を第2の態様にするときに、どのような態様に変更するかを抽選で決定してもよい。すなわち、期待度と態様とは1対1に限らない。例えば、リーチはずれと先読み判定されたとき、保留表示音を必ず第2入賞音に変更するのではなく、所定の割合で第2入賞音又は第3入賞音のいずれかに変更するようにしたり、通常大当たりと先読み判定されたとき、保留表示音を必ず第3入賞音に変更するのではなく、所定の割合で第2入賞音、第3入賞音又は第4入賞音のいずれかに変更するようにしたりしてもよい。遊技者に意外性を感じさせ遊技の興趣を向上可能だからである。 (iii) When changing the production mode to the second mode, the mode to be changed may be determined by lottery. That is, the degree of expectation and the aspect are not limited to one-to-one. For example, when it is determined that the reach is prefetched, the hold display sound is not necessarily changed to the second winning sound, but is changed to either the second winning sound or the third winning sound at a predetermined rate, Normally, when it is determined to be pre-fetched as a jackpot, the hold display sound is not necessarily changed to the third winning sound, but is changed to any one of the second winning sound, the third winning sound, or the fourth winning sound at a predetermined rate. Or you may. This is because it can make the player feel unexpected and improve the interest of the game.
(iv)演出態様を第2の態様とする期間は、上述したものに限られず、例えば第1実施形態における当該期間を、保留表示音を第2の態様とする契機となった保留が大当たり(特に長当たり)になるものであれば、その大当たり遊技の終了までとしてもよい。また、上述した第4実施形態の変形例では、高期待度保留の発生に基づいてBGMを第2の態様としたとき、その第2の態様が次の大当たり発生まで継続することとしたが、第2の態様とする契機となった保留に基づく図柄変動の開始(又は終了)までの間に、大当たりとなる保留が発生しなければ、その第2の態様とする契機となった保留に基づく図柄変動の開始(又は終了)までとし、大当たりとなる保留が発生すれば、その大当たりとなる保留に基づく大当たり遊技の開始まで継続することとしてもよい。すなわち、演出態様を第2の態様とする期間は、少なくとも第2の態様とする契機となった保留の発生からその保留に基づく図柄変動開始までの期間を含めばよく、条件に応じて可変としてもよい。 (iv) The period in which the production mode is the second mode is not limited to the above-described period. For example, the period in the first embodiment is a jackpot that is triggered by the second mode of the hold display sound ( If it is a particularly long hit, it may be until the end of the jackpot game. Further, in the modification of the fourth embodiment described above, when the BGM is set to the second mode based on the occurrence of the high expectation hold, the second mode is continued until the next jackpot occurrence. If there is no jackpot hold before the start (or end) of the symbol change based on the hold that triggers the second aspect, it is based on the hold that triggered the second aspect. Until the start of (or end of) the symbol variation, if a big jackpot is generated, it may be continued until the jackpot game is started based on the big jackpot. In other words, the period in which the production mode is the second mode may include at least the period from the occurrence of the hold that triggers the second mode to the start of symbol variation based on the hold, and is variable according to the conditions. Also good.
(v)第1実施形態における保留表示音を発するタイミングは、必ずしも保留アイコンIの表示と同時でなくてもよい。保留表示音を始動入賞音と捉えれば、保留アイコンIの表示を行わないときであっても、始動入賞があった時に発することとしてもよい。 (v) The timing for generating the hold display sound in the first embodiment is not necessarily the same as the display of the hold icon I. If the hold display sound is regarded as the start winning sound, even when the hold icon I is not displayed, it may be emitted when there is a start win.
(vi)第1実施形態の第2変形例では、保留表示音を第2の態様とする契機となった保留が消化されるとき、残りの保留の中に高期待度保留があると、その残りの保留の中で、最先に発生した高期待度保留に基づいて、保留表示音を第2の態様としたが、最も期待度が高い保留に基づくこととしてもよいし、最も期待度が低い保留に基づくこととしてもよい。 (vi) In the second modification of the first embodiment, when the hold that triggered the hold display sound as the second mode is digested, if there is a high expectation hold in the remaining hold, Based on the highest expectation hold that occurred first among the remaining holds, the hold display sound is the second aspect, but it may be based on the hold with the highest expectation, and the most expectation is It may be based on a low hold.
(vii)上記各実施形態では、保留が発生することを、「所定条件の成立」としたが、「所定条件の成立」は任意に定めることができ、遊技球がゲート28を通過すること、遊技球が普通入賞口30に入賞すること、遊技球の発射数やアウト数(アウト口33から排出された数)が所定数に達すること、所定時間(例えば、遊技開始あるいは遊技機10の電源投入から1時間毎の時間)が到来すること等としてもよい。例えば、「所定条件の成立」を、遊技球がゲート28を通過することとして、遊技球がゲート28を通過すると、第2始動口23の装飾部を第1の態様で発光させ、高期待度保留が発生すると、少なくともその保留の発生からその保留に基づく図柄変動演出が開始されるまでの期間内は、遊技球がゲート28を通過すると、第2始動口23の装飾部を第1の態様とは異なる第2の態様で発光させる等である。また、「所定条件の成立」を、電源投入から1時間毎の時間が到来することとして、当該時間が到来すると、図柄変動演出とは別に、第1の態様の画像を表示画面20aに所定時間表示し、高期待度保留が発生すると、少なくともその保留の発生からその保留に基づく図柄変動演出が開始されるまでの期間内は、当該時間が到来すると、第1の態様とは異なる第2の態様の画像を、図柄変動演出とは別に所定時間表示する等である。
(vii) In each of the embodiments described above, the occurrence of the hold is defined as “establishment of the predetermined condition”, but “establishment of the predetermined condition” can be arbitrarily determined, and the game ball passes through the
(viii)「図柄変動演出とは異なる演出」とは、装飾図柄Fを用いない演出であればよく、上述したものに限らない。例えば、保留アイコンIが期待度に応じて途中で変化するときに保留変化音を発する演出であってもよい。また、変動中アイコン(変動中画像)を表示する演出であってもよい。変動中アイコンとは、保留アイコンIで示されていた保留に基づいて図柄変動が開始されると、保留アイコンIに代えて、実行中の図柄変動を示すために表示される画像であり、一般に、保留アイコンIに類似の画像あるいは関連のある画像とされている。また、枠ランプ49、盤ランプ50や発射ハンドル43の内部のランプ等、各種ランプを発光させる演出、可動役物装置110を用いた演出、画像表示器20以外の画像表示器(いわゆるサブ液晶)における演出、あるいは、画像表示器20における図柄変動演出以外の演出であってもよい。画像表示器20における図柄変動演出以外の演出とは、図柄変動演出とは別個に画像を表示する演出であるが、図柄変動演出と同時期に行ってもよく、図柄変動演出と同時期に行うには、図柄変動演出の表示領域の一部に重ねて(保留アイコンIを表示する演出は、これに相当する。)、あるいは、図柄変動演出と表示領域を分けて、画像を表示すればよい。
(viii) The “effect different from the symbol variation effect” may be an effect that does not use the decorative symbol F, and is not limited to the above. For example, it may be an effect that emits a hold change sound when the hold icon I changes in the middle according to the degree of expectation. Further, it may be an effect of displaying a changing icon (changing image). The changing icon is an image that is displayed in order to show the symbol change being executed instead of the hold icon I when the symbol change is started based on the hold indicated by the hold icon I. The image is similar to or related to the hold icon I. In addition, effects such as a
(ix)第2、第3実施形態においては、次に発光態様を変更するためのコマンドをランプ制御部100が受信するまでは、その発光態様を継続することとしたが、所定時間の経過で発光を停止することとしてもよい。すなわち、「図柄変動演出とは異なる演出」は、連続して行われるものでなくてもよく、例えば所定時間の経過等所定のタイミングで終了するものであってもよい。例えば、第3実施形態であれば、保留が発生する度に、始動口装飾板22cが所定の短時間だけ発光して初期態様に戻る等である。
(ix) In the second and third embodiments, the light emission mode is continued until the
(x)高期待度保留の発生により演出態様を第2の態様とし、その高期待度保留に基づく図柄変動の開始までの期間内に、さらに高期待度保留が発生したとき、第1の態様とも第2の態様とも異なる第3の態様で演出を行うこととしてもよい。すなわち、更なる演出態様の変更を行うこととしてもよい。例えば、図28−1の例で、(d)に示す高期待度保留が発生したときに、第3入賞音のままではなく、第4入賞音である「パンパカパーン」に変更する等である。また、高期待度保留の発生により演出態様を第2の態様とし、その高期待度保留に基づく図柄変動の開始までの期間内に、より期待度の高い高期待度保留が発生したときは、第1の態様とも第2の態様とも異なる第3の態様で演出を行うが、より期待度の低い高期待度保留が発生したときは、第2の態様を維持することとしてもよい。すなわち、高期待度保留の発生に基づく演出態様の変更期間中に更に高期待度保留が発生したとき、所定の変更条件を満たしているか否かによって、更なる演出態様の変更を行うか否かを決定してもよい。 (x) When the high expectation hold is generated, the production form is set as the second form, and when the high expectation hold is further generated within the period until the start of symbol variation based on the high expectation hold, the first form It is good also as producing in the 3rd mode different from the 2nd mode. That is, it is good also as changing the production | presentation aspect further. For example, in the example of FIG. 28A, when the high expectation hold shown in FIG. 28D occurs, the third winning sound is not changed, but is changed to “Pampakapan” that is the fourth winning sound. Also, when the high expectation hold is generated, the production mode is set as the second aspect, and when a high expectation hold with a high expectation occurs within the period until the start of symbol variation based on the high expectation hold, The production is performed in a third mode that is different from the first mode and the second mode, but the second mode may be maintained when a high expectation hold with a lower level of expectations occurs. That is, whether or not to further change the production mode depending on whether or not a predetermined change condition is satisfied when a higher level of expectation hold occurs during the change period of the production mode based on the occurrence of the high expectations hold May be determined.
10…遊技機
20…画像表示器(演出手段、第1の演出手段、第2の演出手段)
22a…始動口装飾板(演出手段、第2の演出手段)
22b…始動口ランプ(演出手段、第2の演出手段)
46…演出ボタン(演出手段、第2の演出手段)
46b…演出ボタンランプ(演出手段、第2の演出手段)
46c…演出ボタン振動部(演出手段、第2の演出手段)
48…スピーカ(演出手段、第2の演出手段)
60…メイン制御部(特別遊技判定手段、保留手段)
85…サブ制御部(期待度判定手段、演出手段、第1の演出手段、第2の演出手段)
DESCRIPTION OF
22a ... Start opening decorative plate (production means, second production means)
22b ... Start-up lamp (production means, second production means)
46 ... production button (production means, second production means)
46b ... effect button lamp (effect means, second effect means)
46c ... effect button vibration part (effect means, second effect means)
48 ... Speaker (production means, second production means)
60. Main control unit (special game judging means, holding means)
85... Sub-control unit (expectation determination means, effect means, first effect means, second effect means)
Claims (2)
前記特別遊技判定の保留を行う保留手段と、
前記保留の期待度を判定する期待度判定手段と、
演出を実行する演出手段と、
を備え、
前記演出手段は、
前記保留に基づいて行われた前記特別遊技判定の結果を、図柄を変動表示してから停止表示することにより示す図柄変動演出を実行する第1の演出手段と、
所定条件が成立すると、前記図柄変動演出とは異なる演出を、第1の態様で実行可能な第2の演出手段と、
を備え、
前記第2の演出手段は、前記期待度が高い前記保留が発生すると、少なくとも当該保留の発生から当該保留に基づく前記図柄変動演出が開始されるまでの所定期間内は、前記所定条件が成立したときに、前記図柄変動演出とは異なる演出を、前記第1の態様とは異なる第2の態様で実行することを特徴とする遊技機。 A special game determination means for performing a special game determination as to whether or not to perform a special game advantageous to the player when the start condition is satisfied;
A holding means for holding the special game determination;
Expectation degree judging means for judging the degree of expectation of the holding;
Production means for performing production,
With
The production means is
A first effect means for executing a symbol variation effect that indicates a result of the special game determination performed based on the suspension by displaying the symbol in a variable manner and then stopping and displaying it;
When the predetermined condition is satisfied, the second effect means capable of executing an effect different from the symbol variation effect in the first mode;
With
When the holding with high expectation occurs, the second effect means satisfies the predetermined condition at least within a predetermined period from the occurrence of the holding to the start of the symbol variation effect based on the holding. Sometimes, the game machine is characterized in that an effect different from the symbol variation effect is executed in a second mode different from the first mode.
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