JP2017017506A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿の画像に所望の画像処理を施した画像を得るための処理を画像処理装置に実行させる際のユーザーの作業負担を低減して利便性の高い画像処理装置を提供すること。【解決手段】画像処理装置1は、コンタクトガラス10に載置された原稿を含む予め設定された読取範囲の画像を読取可能な画像読取部2と、前記原稿とは異なる特定シートST1に予め表記された特定画像M1が画像読取部2により読み取られた読取画像に含まれている場合に、特定画像M1が示す画像処理情報に基づく画像処理を読取画像に含まれる前記原稿部分の画像である原稿画像に対して実行可能な画像処理部91とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、複写機或いは複合機等の画像処理装置に関する。
印刷条件を示す情報に対応付けられたコードが印刷されたサンプルシートをスキャナで読み取り、そのスキャン画像に基づいて前記印刷条件を取得する画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、前記印刷条件に基づいて、記録媒体に格納されている画像の中から選択された画像を記録シートに形成する。(特許文献1参照)。
特開2008−28706号公報
ところで、原稿の画像を画像処理装置に読み取らせ、得られた原稿画像に対して予め設定された画像処理条件で画像処理を画像処理装置に行わせる場合に、原稿の画像の読み取りとは別に、前記画像処理条件に対応付けられたコードが印刷された前記サンプルシートを前記画像処理装置に読み取らせることが考えられる。
しかしながら、この場合、ユーザーは、前記サンプルシートをスキャナに読み込ませる作業と、原稿をスキャナに読み込ませる作業とを別々に行う必要があり、手間暇がかかる。
本発明の目的は、原稿の画像に所望の画像処理を施した画像を得るための処理を画像処理装置に実行させる際のユーザーの作業負担を低減することが可能な画像処理装置を提供することである。
本発明の一の局面に係る画像処理装置は、画像読取部と、画像処理部とを有する。前記画像読取部は、原稿載置部に載置された原稿を含む予め設定された読取範囲の画像を読取可能である。前記画像処理部は、前記原稿とは異なる特定部材に予め表記された特定画像が前記画像読取部により読み取られた読取画像に含まれている場合に、前記特定画像が示す前記画像処理情報に基づく画像処理を前記読取画像に含まれる前記原稿部分の画像である原稿画像に対して実行可能である。
本発明によれば、原稿の画像に所望の画像処理を施した画像を得るための処理を画像処理装置に実行させる際のユーザーの作業負担を低減することが可能な画像処理装置を提供することができる。
図1は、本発明に係る画像処理装置の第1の実施形態の構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態における画像処理の説明図である。 図4(A)〜図4(C)は、特定シートのバリエーションを示す図、図4(D)〜図4(F)は、特定シートと原稿とを重ね合わせた状態を示す図である。 図5は、第1の実施形態において制御部により実行される複写処理を示すフローチャートである。 図6は、第2の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 図7は、第2の実施形態において制御部により実行される記憶制御処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る画像処理装置の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1及び図2に示される画像処理装置1は、画像読取機能及び画像形成機能を備える複写機である。なお、本発明に係る画像処理装置は、複写機の他、スキャナー装置、ファクシミリー装置、或いはこれらの機能を有する複合機であることも他の実施形態として考えられる。画像処理装置1は、図1に示されるように、画像読取部2、原稿カバー3、自動原稿送り装置(Auto Document Feeder;以下、ADFという)4、画像形成部5、及び給紙部7を備える。また、画像処理装置1は、図2に示されるように、操作表示部6、記憶部8、制御部9及び特定シートST1を備えている。
画像読取部2は、原稿から画像を読み取る画像読取処理を実行する。画像読取部2は、コンタクトガラス10、読取ユニット11、ミラー12,13、光学レンズ14及びCCD15などを備えている。読取ユニット11は、LED光源16及びミラー17を備えている。コンタクトガラス10は、本発明における原稿載置部の一例である。
原稿カバー3は、画像読取部2に回動自在に設けられており、原稿カバー3が回動操作されることにより、画像読取部2の上面のコンタクトガラス10が開閉される。ADF4は、原稿カバー3に設けられており、原稿セット部19にセットされた一又は複数枚の原稿を複数の搬送ローラーにより順次搬送して、コンタクトガラス10上に定められた自動原稿読取位置を副走査方向18へ通過するように原稿を移動させる。
画像読取部2は、コンタクトガラス10上に載置された各原稿のサイズを検知する複数の原稿サイズセンサー35(図2参照)を有する。原稿サイズセンサー35各々は、画像読取部2の筐体内部において主走査方向及び副走査方向に異なる位置に配置されている。原稿サイズセンサー35は、コンタクトガラス10を通してコンタクトガラス10に載置された原稿に光を照射し、その照射光の原稿による反射光を受光して制御部9に出力する。制御部9は、前記反射光を受光した旨を示す受光信号を出力した原稿サイズセンサー35の組み合わせに基づいて、原稿の主走査方向及び副走査方向における端部の位置を検出し、これにより原稿サイズを検出する。制御部9は、例えば原稿サイズセンサー35のいずれかによりコンタクトガラス10に原稿が載置されたことが検出されたときに原稿サイズの検出処理を実行する。また、原稿カバー3の開度を検出する不図示の開閉センサーが設けられており、制御部9が前記開閉センサーの検出結果に基づいて原稿カバー3が閉じられる直前に前記原稿サイズの検出処理を実行してもよい。
画像読取部2は、コンタクトガラス10上に載置された原稿の画像、及び、ADF4により搬送される原稿の画像を読み取ることが可能である。画像読取部2は、コンタクトガラス10上に載置された原稿の画像を読み取る場合、原稿サイズセンサー35の出力信号等に基づいて設定される距離だけ読取ユニット11を副走査方向18へ移動させつつLED光源16から連続して順次1ライン分の光を照射する。そして、画像読取部2は、原稿又は原稿カバー3の裏面からの反射光をミラー17,12,13及び光学レンズ14を介してCCD15で受光し、CCD15により受光した光量に応じた画像信号を順次制御部9に出力する。
また、画像読取部2は、ADF4により搬送される原稿の画像を読み取る場合、前記自動原稿読取位置の下方に読取ユニット11を配置させ、この位置でLED光源16から連続して順次1ライン分の光を照射する。原稿からの反射光に基づいて前記画像信号を生成する点については、コンタクトガラス10上に載置された原稿の画像を読み取る場合と同様である。
画像形成部5は、電子写真方式の画像形成部であり、画像読取部2で読み取られた画像信号に基づいて画像形成処理を実行する。画像形成部5は、感光体ドラム20、帯電部21、現像部22、トナーコンテナ23、転写ローラー24、除電部25、露光部26、及び定着部27などを備えている。
操作表示部6は、表示部29と操作部30とを有する。表示部29は、例えばカラー液晶ディスプレイなどを有し、操作表示部6を操作するユーザーに対して各種の情報を表示する。操作部30は、表示部29に隣接配置された各種の押しボタンキー及び表示部29の表示画面上に配置されるタッチパネルセンサーなどを有する。なお、操作表示部6は、ユーザーにより画像読取処理などの各種処理の実行指示の操作がなされると、その操作内容を示す操作信号を制御部9に出力する。
ところで、原稿の画像を画像処理装置に読み取らせ、得られた原稿画像に対して予め設定された画像処理条件で画像処理を画像処理装置に行わせる場合に、原稿の画像の読み取りとは別に、前記画像処理条件に対応付けられたコードが印刷されたサンプルシートを画像処理装置に読み取らせることが考えられる。しかしながら、この場合、ユーザーは、前記サンプルシートをスキャナに読み込ませる作業と、原稿をスキャナに読み込ませる作業とを別々に行う必要があり、手間暇がかかる。これに対し、本実施形態に係る画像処理装置1では、原稿の画像に所望の画像処理を施した画像を得るための処理を画像処理装置1に実行させる際のユーザーの作業負担が低減可能である。
特定シートST1は、例えば図3に示されるように、A4サイズなどの予め定められたサイズの原稿E1よりも大きなサイズの矩形の透明なフィルム部材である。なお、図3には、原稿E1及び特定シートST1をコンタクトガラス10側から見た状態が示されている。特定シートST1は、原稿E1の画像の読取前に、コンタクトガラス10に載置された原稿E1の上に載置される。具体的に、原稿E1の1つの頂点Q1と特定シートST1の頂点P1とがコンタクトガラス10の予め定められた基準位置に位置合わせされた状態で、特定シートST1は原稿E1と重ね合わせられる。
このように特定シートST1と原稿E1とが重ね合わせられた状態において、特定シートST1のうち原稿E1と接触しないで原稿E1からはみ出る外部領域(非接触領域)H1(図3のハッチング領域)には特定画像M1が形成されている。特定画像M1は、画像処理について予め定められた画像処理情報に対応するバーコードである。なお、特定画像M1は、例えばQRコード(登録商標)のような二次元バーコードであってもよい。また、特定画像M1は、文字、図形、記号及び色彩のうちの1又は複数によって構成される画像であることが他の実施形態として考えられる。また、本実施形態では、特定画像M1は、原稿E1と接触する側の面に形成されているが、原稿E1と接触しない側の面に形成されている実施形態も他の実施形態として考えられる。特定シートST1は、本発明における特定部材の一例である。
図4(A)〜図4(C)は、特定シートST1のバリエーションST11、ST21、ST31を示している。これらの特定シートST11、ST21、ST31各々には、互いに異なる特定画像M11、M12、M13が形成されており、特定画像M11、M12、M13は、互いに異なる画像処理情報と対応付けられている。このように、画像処理装置1では、画像処理情報ごとに対応する特定シートST1が用意されている。なお、図4(D)〜図4(F)は、これらの特定シートST11、ST21、ST31と原稿E11、E12、E13(ハッチング部分)とが重ね合わせられた状態を示している。
前記画像処理は、本実施形態では、原稿画像を分割する分割処理及び分割した画像各々を拡大する拡大処理であり、前記画像処理情報は、前記分割処理の分割態様及び前記拡大処理における拡大倍率である。前記原稿画像とは、描画像だけでなく白紙部分の画像も含む原稿全体の画像である。図3に示す例は、原稿E12の原稿画像を縦横それぞれ2分割し、その分割画像を縦横それぞれ2倍に拡大するという画像処理情報を示している。又は、図3に示す例は、原稿E12の原稿画像を縦横それぞれ2倍に拡大し、その拡大画像を縦横それぞれ2分割する処理という画像処理情報を示している。
図3に示されるように、特定シートST1には、前記分割態様を示す分割線L1が形成されている。これにより、ユーザーは、前記原稿画像が分割された状態をイメージしやすくなる。なお、原稿の読み取り時にLED光源16から光が照射された場合に分割線L1の画像が透けて読み取られるのを抑制するため、本実施形態では、分割線L1の画像は、原稿E1と接触しない側の面に形成されている。ただし、分割線L1が原稿E1と接触しない側の面に形成されている実施形態も他の実施形態として考えられる。また、分割線L1が明度の高い色で形成されること、或いは、細線で形成されることも他の実施形態として考えられる。
また、このような分割線L1が形成される特定シートST1は、重ね合わせられる原稿のサイズごとに設けられることも考えられる。ただし、特定シートST1を原稿のサイズごとに設けると特定シートST1の枚数(種類)が多くなる場合には、各サイズの原稿についての分割線L1を1枚の特定シートST1に形成することが考えられる。この場合、分割線L1を、原稿のサイズごとに、明度、太さ、線種などによって視覚的に識別可能に形成することが考えられる。
記憶部8は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory:登録商標)等の不揮発性メモリー又はハードディスクなどである。記憶部8には、特定シートST1に形成される特定画像M1と前記画像処理情報との対応関係が予め記憶されている。
制御部9は、CPU、ROM、及びRAMなどを有するマイクロコンピューターである。制御部9の前記ROMには、制御部9の前記CPUに各種処理を実行させるための処理プログラムが記憶されており、制御部9は、画像処理装置1を統括的に制御する。
具体的に、制御部9は、前記CPUを用いてプログラムを実行することにより、画像処理部91として機能する。なお、制御部9が有する機能の一部又は複数が電子回路として設けられる構成も他の実施形態として考えられる。
制御部9は、後述する分割拡大モードが有効に設定されている場合に、コンタクトガラス10に載置された原稿E1よりも大きな予め設定された特定シートST1に対応する読取範囲の画像を画像読取部2に読み取らせる。そして、画像処理部91は、このような画像読取部2による読取動作によって読み取られた読取画像における外部領域H1に、特定シートST1の特定画像M1が含まれている場合に、特定画像M1が示す前記画像処理情報に基づく画像処理を前記読取画像に対して実行可能である。前記画像処理は、本実施形態では前記分割処理及び前記拡大処理である。
次に、図5を用いて、制御部9によって実行される複写処理について説明する。なお、図5のフローチャートにおいてステップS501、S502、・・・は処理手順(ステップ番号)を表している。図5のフローチャートで示される複写処理は、画像処理装置1の主電源がオンされた場合に制御部9の画像処理部91によって実行される。
<ステップS501>
ステップS501において、制御部9は、前記分割拡大モードを有効に設定する旨の第1操作信号を操作表示部6から受信したか否かを判定する。制御部9は、前記第1操作信号を操作表示部6から受信していないと判定した場合には(ステップS501でNO)、処理をステップS503に進める。一方、制御部9は、前記第1操作信号を操作表示部6から受信したと判定した場合には(ステップS501でYES)、処理をステップS502に進める。
<ステップS502>
ステップS502において、制御部9は、分割拡大モードフラグをオンに設定する。なお、制御部9は、当該複写処理の終了時、又は前記分割拡大モードフラグを無効に設定するための操作が行われた場合に前記分割拡大モードフラグをオフに設定する。
<ステップS503>
ステップS503において、制御部9は、複写を開始する指示を示す第2操作信号を操作部30から受信したか否かを判定する。制御部9は、前記第2操作信号を受信していないと判定した場合には(ステップS503でNO)、処理をステップS501に戻す。一方、制御部9は、前記第2操作信号を受信したと判定した場合には(ステップS503でYES)、処理をステップS504に進める。
<ステップS504>
ステップS504において、制御部9は、前記分割拡大モードフラグがオンであるか否かを判定する。制御部9は、前記分割拡大モードフラグがオフであると判定した場合には(ステップS504でNO)、処理をステップS505に進める。一方、制御部9は、前記分割拡大モードフラグがオンであると判定した場合には(ステップS504でYES)、処理をステップS506に進める。
<ステップS505>
ステップS505において、制御部9は、通常の複写動作を画像読取部2及び画像形成部5に実行させる。すなわち、制御部9は、原稿サイズセンサー35を用いて検出された原稿E1のサイズ分の読取範囲の画像を読み取る読取動作を画像読取部2に実行させる。そして、制御部9は、前記読取動作によって得られた画像を記録シートに形成する処理を画像形成部5に実行させる。
<ステップS506>
ステップS506において、制御部9は、原稿サイズセンサー35を用いて検出された原稿E1のサイズに応じて予め定められた読取範囲に対する読取動作を画像読取部2に実行させる。この読取範囲は、原稿E1のサイズよりも大きな読取範囲である。制御部9は、この読取動作によって得られた読取画像を前記RAMに格納する。前記読取画像には、原稿画像と外部領域H1(図3参照)の画像に対応する原稿外画像とが含まれる。
<ステップS507>
ステップS507において、制御部9は、前記読取画像から原稿画像を抽出する。具体的には、制御部9は、前記読取画像のうち、コンタクトガラス10の予め定められた前記基準位置に対応する前記読取画像の角の位置を基準とする前記サイズ分の領域の画像を前記原稿画像として抽出する。
<ステップS508>
ステップS508において、制御部9は、前記原稿外画像に特定画像M1が含まれているか否かを解析する。すなわち、制御部9は、記憶部8に格納されているいずれかの特定画像M1と一致する画像が原稿外画像に含まれているか否かを判定する。なお、制御部9は、前記原稿外画像に存在するバーコード等を読み取り、そのバーコード等に対応する情報に特定画像M1である旨を示す識別情報が含まれている場合に前記原稿外画像に特定画像M1が含まれていると判断してもよい。また、この場合には、制御部9は、前記原稿外画像でなく前記読取画像全体について特定画像M1の有無を判定することも考えられる。
<ステップS509>
ステップS509において、制御部9は、特定画像M1を検出したと判定した場合には(ステップS509でYES)、処理をステップS510に進める。一方、制御部9は、特定画像M1を検出しなかったと判定した場合には(ステップS509でNO)、処理をステップS512に進める。
<ステップS510>
ステップS510において、制御部9は、記憶部8に記憶されている特定画像M1と画像処理情報との対応関係に基づいて特定画像M1が示す画像処理情報を特定し、その画像処理情報に基づいて原稿画像に画像処理を実行する。例えば図3に示されるように、特定画像M1が、縦横それぞれ2分割した分割画像各々を縦横それぞれ2倍に拡大した複数の拡大画像P1〜P4を生成するという画像処理を示す画像処理情報に対応付けられたものであった場合には、制御部9は、その画像処理を実行する。なお、特定画像M1に対応する画像処理情報に特定画像M1の種別を識別するための情報が含まれており、記憶部8に特定画像M1の種別毎に対応する画像処理情報が記憶されていることが考えられるが、特定画像M1に前記画像処理情報が含まれていてもよい。
<ステップS511>
ステップS511において、制御部9は、前記ステップS510における前記画像処理の実行後の画像(図3に示される例では画像P1〜P4各々)を記録シートに形成する。図3に示される例では、前記画像処理によって形成される4つの画像P1〜P4が4枚の記録シートに分けて個別に形成されている。
<ステップS512>
ステップS512において、制御部9は、ステップS507で抽出した前記原稿画像を1枚の記録シートに形成する処理を画像形成部5に実行させる。なお、前記ステップS512が実行される場合は、前記分割拡大モードが有効に設定されているが、特定画像M1が検出されなかった場合であるため、制御部9は、前記ステップS512において、予め設定された注意メッセージなどによって特定画像M1が検出されなかった旨を報知してもよい。
以上のように、予め設定された画像処理情報に対応付けられた特定画像M1が形成された特定シートST1を原稿と重ね合わせ、それらを画像読取部2に読み取らせるだけで、前記画像処理情報にしたがって前記画像処理が実行された画像が得られる。これにより、画像処理装置1では、前記原稿画像に対する前記画像処理を画像処理装置1に実行させる際のユーザーの作業負担が低減される。
ところで、特定画像M1が形成される特定部材は、特定シートST1に限定されず、例えば、2つのフィルム部を有するクリアファイル状の部材であることも他の実施形態として考えられる。なお、この場合において、2つのフィルム部を互いに接合する所定幅の接合部があるときには、コンタクトガラス10上における原稿E1の位置が前記所定幅の分だけその幅方向にずれる。したがって、画像処理部91は、前記第1の実施形態の場合に対して、前記幅方向に前記所定幅の分だけ、原稿画像として前記読取画像から抽出する位置をずらす。
また、前記特定部材は、前述のようなフィルム状のものに限定されず、例えば、小片状(タグ状)の部材であることも他の実施形態として考えられる。この構成においては、前記特定部材が原稿に重ねられる場合であっても、特定部材に形成されている特定画像M1を読取画像から検出することは可能である。したがって、画像処理装置1が例えば前記分割拡大モードである場合において、原稿E1よりも大きな読取範囲の画像を画像読取部2に読み取らせる第1モードの他、原稿E1と同じサイズの読取範囲の画像を画像読取部2に読み取らせる第2モードが選択可能に設けられてもよい。前記第2モードの場合、読取画像は原稿画像と一致し、前記原稿画像の抽出処理は不要となる。なお、前記原稿画像内に前記特定部材が存在する場合には、制御部9が前記原稿画像から前記特定部材に形成されている特定画像M1を消去することも考えられる。
前記原稿のサイズを検出する方法として、原稿サイズセンサー35を用いる方法の他、次のような方法も他の実施形態として考えられる。すなわち、制御部9は、例えばコンタクトガラス10が原稿カバー3によって閉じられる直前に、原稿等を副走査方向18へ所定量だけ走査するプレスキャンを読取ユニット11に行わせる。これによって得られる読取画像においては、原稿画像と原稿外画像との間に濃度差が生じているため、原稿画像と原稿外画像との境界(エッジ)が検出可能であり、この境界に基づいて、原稿のサイズを検出することが可能である。また、操作部40を用いて原稿のサイズを事前に入力することをユーザーに要求する構成においては、原稿画像のサイズを検出する処理を省略することが可能である。さらに、特定シートST1が原稿のサイズごとに用意される場合であって、原稿のサイズを前記画像処理情報に含める場合も、特定画像M1に基づいて原稿のサイズが判別可能となるため、原稿画像のサイズを検出する処理を省略することが可能である。
(第2の実施形態)
本実施形態に係る画像処理装置1は、第1の実施形態に係る画像処理装置1に、前記読取画像が再度利用可能となるように記憶部8に格納する機能を追加したものである。本実施形態に係る画像処理装置1のうち、前記第1の実施形態に係る画像処理装置1と共通する構成については説明を省略する。
本実施形態において、制御部9は、画像読取部2により読み取られた読取画像を予め設定された記憶時間だけ記憶部8に記憶させ、前記記憶時間の経過後に前記読取画像を記憶部8から消去する。前記記憶時間は、各読取画像で同じであってもよいが、制御部9が、予め定められた第2操作により前記読取画像ごとに前記記憶時間が設定可能であることが考えられる。この場合、前記原稿画像の利用頻度等に応じて記憶部8から消去されるまでの時間を変えることができる。
具体的に、制御部9は、前記CPUを用いてプログラムを実行することにより、表示処理部92として機能する。表示処理部92は、記憶部8に記憶されている前記読取画像に含まれる前記原稿画像を表示部29に表示させることが可能である。なお、表示処理部92が記憶部8に記憶されている前記読取画像全体を表示部29に表示させる実施形態も他の実施形態として考えられる。
一方、画像処理部91は、表示処理部92により表示部29に表示される一又は複数の前記原稿画像のいずれかを選択する第1操作に応じて、その選択された前記原稿画像に対応する前記読取画像を記憶部8から読み出す。そして、画像処理部91は、前記読取画像に含まれる特定画像M1に対応する画像処理情報に基づいて前記読取画像に対する画像処理を行う。
次に、図7を用いて、制御部9によって実行される記憶制御処理について説明する。なお、図7のフローチャートにおいてステップS701、S702、・・・は処理手順(ステップ番号)を表す。図7のフローチャートで示される前記記憶制御処理は、図5に示される前記画像処理のステップS511の後に画像処理部91によって実行される。
なお、本実施形態では、制御部9は、ステップS503において前記第2操作信号を受信していないと判定した場合には(ステップS503でNO)、処理をステップS501に戻すのではなく、前記記憶制御処理のステップS702以後の処理を実行する。また、制御部9は、ステップS505、S512の処理後、処理をステップS501に戻すのではなく、ステップS702に進める。また、前記読取動作によって得られた読取画像を記憶部8に格納する処理は、ステップS506において制御部9により実行される。
<ステップS701>
図7に示されるように、ステップS701において、制御部9は、ステップS506において記憶部8に格納された読取画像が記憶部8に記憶される時間の計時を開始する。
<ステップS702>
ステップS702において、制御部9は、計時を開始してから予め設定された記憶時間が経過した読取画像が存在するか否かを判定する。制御部9は、前記予め設定された記憶時間が経過した読取画像が存在しないと判定した場合には(ステップS702でNO)、処理をステップS703に進める。一方、制御部9は、前記予め設定された記憶時間が経過した読取画像が存在すると判定した場合には(ステップS702でYES)、処理をステップS708に進める。
なお、制御部9が、ステップS701において、前記画像処理で読み取られた前記読取画像に対応付けて前記画像処理の実行日時を記憶部8に記憶することが考えられる。この場合、制御部9は、ステップS702において、前記読取画像各々に対応する前記実行日時と現在日時との差分に基づいて前記読取画像各々について前記記憶時間の経過の有無を判断することが可能である。
<ステップS703>
ステップS703において、制御部9は、記憶部8に格納されている読取画像の中から読取画像を指定する第1操作が行われたか否かを判定する。なお、前記第1操作は、記憶部8に格納されている1又は複数の読取画像各々における原稿画像のサムネイル画像の一覧の中からジョブ対象の原稿画像のサムネイル画像を不図示のタッチパネルによって選択する操作であることが考えられる。或いは、前記第1操作は、記憶部8に格納されている1又は複数の読取画像のファイル名の一覧の中からジョブ対象の読取画像のファイル名を前記タッチパネルによって選択する操作であることが考えられる。前記サムネイル画像の一覧又はファイル名の一覧は、前記分割拡大モードに設定されたとき、或いは、読取画像が記憶部8に格納されたときなどに表示部29に表示される。制御部9は、前記第1操作が行われていないと判定した場合には(ステップS703でNO)、処理をステップS501に戻す。一方、制御部9は、前記第1操作が行われたと判定した場合には(ステップS703でYES)、処理をステップS704に進める。
<ステップS704>
ステップS704において、制御部9は、前記第1操作によって指定された読取画像に含まれる原稿画像を表示部29に表示させる。この処理は、表示処理部92により行われる。
<ステップS705>
ステップS705において、制御部9は、ジョブの実行を指示する操作が行われたか否かを判定する。制御部9は、ジョブの実行を指示する操作が行われたと判定した場合には(ステップS705でYES)、処理をステップS706に進める。一方、制御部9は、ジョブの実行を指示する操作が行われていないと判定した場合には(ステップS705でNO)、処理をステップS707に進める。
<ステップS706>
ステップS706において、制御部9は、表示部29に表示されている原稿画像についてのジョブを画像処理装置1の各部に行わせる。そして、制御部9は、処理をステップS501に戻す。
<ステップS707>
ステップS707において、制御部9は、ジョブの実行指示を取り消すキャンセル操作が行われたか否かを判定する。制御部9は、前記キャンセル操作が行われていないと判定した場合には(ステップS707でNO)、再度ステップS705の処理を実行する。一方、制御部9は、前記キャンセル操作が行われたと判定した場合には(ステップS707でYES)、処理をステップS501に戻す。
<ステップS708>
ステップS708において、制御部9は、前記ステップS702で前記記憶時間が経過していると判定された前記読取画像を記憶部8から消去する。そして、制御部9は、処理をステップS501に戻す。
以上のように、制御部9は、前記読取画像を記憶部8に格納し、予め定められた第1操作に応じて記憶部8から前記読取画像を読み出す。そして、制御部9は、前記読取画像に含まれる特定画像M1に対応する前記画像処理情報にしたがって、前記読取画像に含まれる前記原稿画像に対する画像処理を行う。これにより、一度得られた前記読取画像を容易に再度利用することが可能となり、原稿の読取動作を画像処理装置1に再度実行させる必要が無くなる。これにより、画像処理装置1の利便性を向上させることができる。
また、ジョブ対象の原稿画像をユーザーに選択させるに際し、記憶部8に記憶されている前記読取画像に含まれる前記原稿画像を表示部29に表示させるので、ユーザーは、ジョブ対象の原稿画像を見つけ易くなり、画像処理装置1の利便性を向上させることができる。
1:画像処理装置
2:画像読取部
5:画像形成部
8:記憶部
91:画像処理部
92:表示処理部
ST1:特定シート

Claims (9)

  1. 原稿載置部に載置された原稿を含む予め設定された読取範囲の画像を読取可能な画像読取部と、
    前記原稿とは異なる特定部材に予め表記された特定画像が前記画像読取部により読み取られた読取画像に含まれている場合に、前記特定画像が示す前記画像処理情報に基づく画像処理を前記読取画像に含まれる前記原稿部分の画像である原稿画像に対して実行可能な画像処理部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記読取範囲が、前記原稿載置部に載置された前記原稿の外側の予め設定された外部領域を含み、
    前記画像処理部が、前記外部領域に含まれる前記特定画像が示す前記画像処理情報に基づく画像処理を前記原稿画像に対して実行可能である請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記原稿と重ね合わせて前記原稿載置部に載置可能であり、且つ、前記原稿と接触する接触領域以外の非接触領域に前記特定画像が形成された特定シートを前記特定部材として備える請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記特定シートは、前記原稿と接触する一方の面に前記特定画像が形成されており、他方の面に前記分割態様を示す分割線が形成されている請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理部は、前記原稿画像の分割処理及び拡大処理を前記画像処理として実行可能であり、
    前記特定画像は、前記画像処理部による前記原稿画像の分割態様及び拡大倍率を含む画像処理情報を示し、
    前記画像処理部は、前記原稿画像を前記特定画像に対応する前記分割態様で分割した画像各々を前記拡大倍率で拡大する処理、又は、前記原稿画像を前記特定画像に対応する前記拡大倍率で拡大した画像を前記分割態様で分割する処理を実行することにより複数の画像を生成する請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記読取画像を記憶する記憶部を更に備え、
    前記画像処理部は、予め定められた第1操作に応じて前記記憶部から前記読取画像を読み出し、前記読取画像に含まれる前記特定画像に対応する前記画像処理情報にしたがって、前記読取画像に含まれる前記原稿画像に対する画像処理を行う請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記記憶部に記憶されている前記読取画像に含まれる前記原稿画像を表示部に表示させることが可能な表示処理部を更に備え、
    前記第1操作が、前記表示処理部によって表示されている前記原稿画像のいずれかを選択する操作である請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記記憶部は、予め定められた第2操作に応じた記憶時間だけ前記読取画像を記憶する請求項6又は7に記載の画像処理装置。
  9. 前記画像処理部による前記画像処理後の前記原稿画像に基づいて記録シートに形成する画像形成部を更に備える請求項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置。
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