JP2017017143A - 基板処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板上の処理液を効率的に置換する技術を提供する。【解決手段】基板処理方法において、第1液膜形成工程は、ウエハWの表面に第1処理液を供給して、第1処理液の液膜LMを形成する。第2液膜形成工程は、処理液を吐出する吐出口613と、ウエハWの表面の液膜LM中の処理液を吸引する吸引口614とを備えたノズル部6を移動させながら、吐出口613から第2処理液を吐出すると共に、吸引口614から液膜LM中の第1処理液を吸引して、液膜LM内の処理液を第1処理液から第2処理液に置換することにより、第2処理液の液膜LMを形成する。回収工程では、第2液膜形成工程の期間中、吸引口614から吸引された液体の回収を行う。【選択図】図9

Description

本発明は、基板の表面に処理液を供給する技術に関する。
基板である半導体ウエハ(以下、ウエハという)などの表面に集積回路の積層構造を形成する半導体装置の製造工程においては、薬液などの洗浄液によりウエハ表面の微小なごみや自然酸化膜を除去するなど、液体である処理液を利用してウエハ表面を処理する液処理工程が設けられている。液処理工程におけるウエハのパターン倒れの発生を抑えつつウエハ表面に付着した液体を除去する手法として超臨界状態の高圧流体を用いる方法が知られている。
例えば特許文献1では、乾燥防止用の液体、及び超臨界乾燥流体の双方にフッ素含有有機溶剤(特許文献1では「フッ素化合物」と記載している)であるHFE(HydroFluoro Ether)を用いている。
以上に説明した例のごとく、液体を用いてウエハの液処理を行った後、ウエハの表面の液体を乾燥防止用のフッ素含有有機溶剤に置換して、高圧流体による処理が行われる処理容器へと搬送する一連の処理工程においては、ウエハの表面に存在する処理液を次の処理の処理液に置換する操作が液膜を形成した上で行われる。
このような場合に、処理液の消費量をできるだけ少なく抑えつつ液膜を形成することが求められている。この様な要求は超臨界流体処理に限らず、ウエハの液処理に共通する課題である。
特開2010−123709号公報:請求項2〜4、段落0015〜0021
本発明は、基板上の処理液を効率的に置換する技術を提供する。
本発明の基板処理方法は、基板の表面に第1処理液を供給し、前記第1処理液の液膜を形成する第1液膜形成工程と、
処理液を吐出する吐出口と、基板の表面に形成された液膜中の処理液を吸引する吸引口とを備えたノズル部を、前記基板に対して相対的に移動させながら、前記吐出口から基板の表面に第2処理液を吐出すると共に、前記吸引口から基板の表面の液膜中の処理液を吸引して、前記液膜内の処理液を第1処理液から第2処理液に置換することにより、第2処理液の液膜を形成する第2液膜形成工程と、
前記第2液膜形成工程の期間中、前記吸引口から吸引された液体を回収する回収工程と、を含むことを特徴とする。
前記基板処理方法は、下記の構成を備えていてもよい。
(a)前記第2液膜形成工程では、前記吐出口から吐出される第2処理液の流量が、前記吸引口より吸引される処理液の流量よりも大きいこと。
(b)前記第1処理液は、アルコールであり、前記第2処理液は、前記アルコールと混合可能なフッ素含有有機溶剤であること。または、前記第1処理液は、アルコールとさらに置換された第1フッ素含有有機溶剤であり、前記第2処理液は、第1フッ素含有有機溶剤よりも揮発性が低い第2フッ素含有有機溶剤であること。
(c)前記第2液膜形成工程の後、前記基板に対して前記ノズル部を相対的に移動させながら、前記吐出口から基板の表面に第3処理液を吐出すると共に、前記吸引口から基板の表面の液膜中の処理液を吸引して、前記液膜内の処理液を第2処理液から第3処理液に置換することにより、第3処理液の液膜を形成する第3液膜形成工程を含み、前記回収工程は、前記第3液膜形成工程の期間中も実施されること。このとき、前記第3液膜形成工程では、前記吐出口から吐出される第3処理液の流量が、前記吸引口より吸引される処理液の流量よりも大きいこと。さらに、前記第1処理液は、アルコールであり、前記第2処理液は、前記アルコールと混合可能な第1フッ素含有有機溶剤であり、前記第3処理液は、第1フッ素含有有機溶剤よりも揮発性が低い第2フッ素含有有機溶剤であること。
(d)前記基板の表面に最後に形成される液膜は、超臨界流体または亜臨界流体である高圧流体により、基板の表面に付着した液体を除去する処理が行われる処理容器まで基板を搬送する際に、基板の乾燥を防止するためのものであること。
本発明によれば、処理液の消費量をできるだけ少なく抑えつつ液膜を形成することができ、液膜中の処理液の効率的な置換を行うことができる。
ウエハ処理装置の横断平面図である。 前記ウエハ処理装置に設けられている液処理ユニットの縦断側面図である。 第1フッ素含有有機溶剤の供給、回収を行うノズルの構成図である。 前記液処理ユニットにおける第1フッ素含有有機溶剤の供給、回収系統図である。 前記ウエハ処理装置に設けられている超臨界処理ユニットの縦断側面図である。 前記超臨界処理ユニットの処理容器の外観斜視図である。 前記ウエハ処理装置におけるウエハの処理のシーケンス図である。 ウエハの表面の処理液の置換動作に係る作用説明図である。 前記ノズルの作用説明図である。 前記ノズルの変形例を示す構成図である。 ウエハの表面の処理液の置換動作の他の例を示す作用説明図である。
<基板処理装置>
まず本発明によるノズルを備えた液処理装置が組込まれた基板処理装置について説明する。基板処理装置の一例として、基板であるウエハWに各種処理液を供給して液処理を行う液処理ユニット2(液処理装置)と、液処理後のウエハWに付着している乾燥防止用の液体を超臨界流体(超臨界状態または亜臨界状態の高圧流体)と接触させて除去する超臨界処理ユニット3(高圧流体処理ユニット)とを備えたウエハ処理装置1について説明する。
図1はウエハ処理装置1の全体構成を示す横断平面図であり、当該図に向かって左側を前方とする。ウエハ処理装置1では、載置部11にFOUP100が載置され、このFOUP100に格納された複数枚のウエハWが、搬入出部12及び受け渡し部13を介して後段の液処理部14、超臨界処理部15との間で受け渡され、液処理ユニット2、超臨界処理ユニット3内に順番に搬入されて液処理や乾燥防止用の液体を除去する処理が行われる。図中、121はFOUP100と受け渡し部13との間でウエハWを搬送する第1の搬送機構、131は搬入出部12と液処理部14、超臨界処理部15との間を搬送されるウエハWが一時的に載置されるバッファとしての役割を果たす受け渡し棚である。ウエハWは、ウエハ搬送路162に配置された第2の搬送機構161によってこれら各液処理ユニット2、超臨界処理ユニット3及び受け渡し部13の間を搬送される。
液処理ユニット2は例えばスピン洗浄によりウエハWを1枚ずつ洗浄する枚葉式の液処理装置として構成され、図2の縦断側面図に示すように、処理空間を形成する液処理ユニット用チャンバーとしてのアウターチャンバー21と、このアウターチャンバー内に配置され、ウエハWをほぼ水平に保持しながらウエハWを鉛直軸周りに回転させるウエハ保持機構23と、ウエハ保持機構23を側周側から囲むように配置され、ウエハWから飛散した液体を受け止めるインナーカップ22と、を備えている。
また、本液処理ユニット2においては、ウエハWに対する処理液の吐出のみを行う通常のノズル241と、ウエハW上に形成された処理液の液膜に対して処理液の吐出を行いながら、当該液膜中の処理液を吸引することが可能な吐出、吸引ノズル6(ノズル部)との2種類のノズル241、6を用いて処理液の供給が行われる。ノズル241は、ウエハWの上方の処理液の吐出位置とここから退避した位置との間を移動するための不図示の移動機構を備えたノズルアーム24の先端部に設けられている。同じく吐出、吸引ノズル6は、ウエハWの上方の処理液の吐出位置とここから退避した位置との間を移動するための不図示の移動機構(ノズル移動機構)を備えたノズルアーム601の先端部に設けられている。
ノズル241には、各種の薬液を供給する薬液供給部201や、脱イオン水(DeIonized Water:DIW)などからなるリンス洗浄水の供給を行うリンス液供給部202、リンス洗浄水と置換されるアルコールであるIPA(IsoPropyl Alcohol)の供給を行うIPA供給部204、およびウエハWの表面に乾燥防止用の液体である第2フッ素含有有機溶剤(例えばPFC(PerFluoro Carbon))の供給を行う第2フッ素含有有機溶剤供給部203bが接続されている。
また吐出、吸引ノズル6には、第2フッ素含有有機溶剤と同様に乾燥防止用の液体である第1フッ素含有有機溶剤(例えばHFE(HydroFluoro Ether))の供給を行う第1フッ素含有有機溶剤供給部203aを構成する処理液供給部71、及び吐出、吸引ノズル6を介して処理液の吸引を行う処理液吸引部72が接続されている。
ここで第1フッ素含有有機溶剤および第2フッ素含有有機溶剤は、後述の超臨界処理に用いられる超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤とは、異なるものが用いられ、また第1フッ素含有有機溶剤と第2フッ素含有有機溶剤と、超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤との間には、その沸点や臨界温度において予め決められた関係のあるものが採用されているが、その詳細については後述する。
次に、図3、図4を参照しながら吐出、吸引ノズル6の構成、及び吐出、吸引ノズル6に接続された処理液供給部71(第1フッ素含有有機溶剤供給部203a)や、処理液吸引部72の構成について説明する。
図3(a)は吐出、吸引ノズル6の縦断側面図、図3(b)は、図3(a)中のA−A’位置を下面側から見た横断平面図、図3(c)は吐出、吸引ノズル6を下面側から見た平面図である。
図3に示すように、吐出、吸引ノズル6は円柱状に形成された本体部61を備え、本体部61には互いに対向する面の一方側から他方側へ向けて、ウエハWに第1フッ素含有有機溶剤の供給を行うための供給路612、及びウエハWの表面の液膜中の処理液の吸引を行うための吸引路611が設けられている。
図2に示すように吐出、吸引ノズル6は、前記本体部61の一面を、ウエハ保持機構23に保持されたウエハWの上面に対して隙間を介して対向させることが可能なようにノズルアーム601によって保持されている。図3(a)、(b)に示すように、本体部61の下面側の中央部には、吸引路611が開口していることにより、ウエハW上の処理液を吸引する吸引口614が形成されている。吸引路611は、吸引口614から上方側へ向かう経路の途中で拡径し、本体部61の上面側にて処理液回収ライン703と接続されている。
本体部61の下面中央部側に設けられた前記吸引口614と、当該本体部61の周縁とを結ぶ径方向の中間位置(吸引口614から見て本体部61の下面の周縁部側)には、供給路612が開口していることにより、第1フッ素含有有機溶剤を吐出する吐出口613が形成されている。供給路612は、本体部61の上面側にて処理液供給ライン702と接続されている。
さらに本体部61の下面には、前記吐出口613から供給された第1フッ素含有有機溶剤を、当該本体部61の下面側の領域に広げるための溝部である流路空間615が形成されている。流路空間615は、前記吐出口613を含む領域に形成される一方、吸引口614とは隔離され、当該吸引口614を周方向に囲むように円環状に形成されている(図3(b))。
さらに本体部61の下面には、第1フッ素含有有機溶剤を透過させる透過性の部材である透過シート62が設けられている。例えば透過シート62は、無数の繊維を積層させた不織布や、多孔性の樹脂シート(例えばメンブレンフィルター)により構成されている。図3(a)、(c)に示すように、透過シート62は本体部61の下面全体を覆うように設けられ、流路空間615の形成領域以外の本体部61の下面に接着されると共に、後述のシート固定部材63によって周縁部側が固定されている。さらに透過シート62には、既述の吸引口614をなす孔部が設けられている。
シート固定部材63は、透過シート62の周縁部を本体部61に対して固定する。シート固定部材63は、その周縁部側に形成されたフランジ部631が、透過シート62を挟むようにして、本体部61側のフランジ部616に対してねじ部64により締結されている。シート固定部材63は、本体部61の下面を覆う透過シート62の下面をウエハWに向けて対向させるための開口が形成されたリング状部材として構成されている。
シート固定部材63の前記開口を介してウエハWに対向する透過シート62の下面は、吐出、吸引ノズル6の対向面に相当する。この対向面の周縁部を覆うシート固定部材63の下面は、前記対向面よりもウエハW側へ突出した突出面630に相当する。
次いで、図4を参照しながら、処理液供給ライン702を介して吐出、吸引ノズル6に第1フッ素含有有機溶剤を供給する処理液供給部71(第1フッ素含有有機溶剤供給部203a)の構成について説明する。
図4に示すように、処理液供給ライン702の上流側には、開閉バルブ715を介して供給タンク714が設けられている。処理液供給ライン702の上流側の端部は、この供給タンク714内に貯留された第1フッ素含有有機溶剤の液溜まり中に挿入されている。
供給タンク714内の前記液溜まりの上方側の空間には、当該液溜まりを加圧して、吐出、吸引ノズル6に向けて第1フッ素含有有機溶剤を押し出す気体の供給を行うための加圧ライン701の下流側端部が挿入されている。加圧ライン701の上流側は、供給タンク714に供給される気体の流量を測定する流量計713、及び当該気体の流量を正確に調整する精密レギュレータ712を介して、工場の清浄空気供給ラインなどからなる気体供給源711に接続されている。処理液供給部71において、精密レギュレータ712は第1フッ素含有有機溶剤の供給量調節機構に相当する。
さらに図4に示すように、吐出、吸引ノズル6の吸引口614を介して処理液の吸引を行う処理液回収ライン703の下流側には、吸引した処理液を回収する回収タンク725が設けられている。処理液回収ライン703の下流側端部は、この回収タンク725内に貯留された回収された処理液の液溜まり中に挿入されている。
回収タンク725内の前記液溜まりの上方側の空間には、当該液空間を真空排気することにより、処理液回収ライン703を介して吸引口614から処理液を吸引するための真空排気ライン704の上流側端部が挿入されている。真空排気ライン704の下流側の端部は、回収タンク725内の気体を吸引する真空排気機構であるアスピレータ724に接続されている。
さらにアスピレータ724は、アスピレータ724に向けて駆動用の気体を供給する気体供給ライン705と接続されている。気体供給ライン705は、開閉バルブ723、及び気体の流量調節用のレギュレータ722を介して、工場の空気供給ラインなどからなる気体供給源721に接続されている。
この気体供給ライン705からアスピレータ724に気体を供給すると、アスピレータ724内の気体の流れに真空排気ライン704側の気体が引き込まれ、回収タンク725内が真空状態(減圧雰囲気)となる。アスピレータ724を通過した気体は、排気ライン706へと排出される。吸引口614からの処理液の吸引量を調節するという観点において、前記気体供給ライン705に設けられたレギュレータ722は、処理液の吸引量調節機構に相当する。また、吐出、吸引ノズル6、処理液供給部71、及び処理液吸引部72は、本実施の形態の処理液供給装置を構成している。
図2の液処理ユニット2の説明に戻ると、アウターチャンバー21には、FFU(Fan Filter Unit)205が設けられ、このFFU205から清浄化された空気がアウターチャンバー21内に供給される。さらにアウターチャンバー21には、低湿度Nガス供給部206が設けられ、この低湿度Nガス供給部206から低湿度Nガスがアウターチャンバー21内に供給される。
アウターチャンバー21やインナーカップ22の底部には、内部雰囲気を排気するための排気口212やウエハWから振り飛ばされた液体を排出するための排液口221、211が設けられている。
液処理ユニット2にて液処理を終えたウエハWに対しては、乾燥防止用の第1フッ素含有有機溶剤および第2フッ素含有有機溶剤が供給され、ウエハWはその表面が第2フッ素含有有機溶剤で覆われた状態で、第2の搬送機構161によって超臨界処理ユニット3に搬送される。超臨界処理ユニット3では、ウエハWを超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤の超臨界流体と接触させて第2フッ素含有有機溶剤を除去し、ウエハWを乾燥する処理が行われる。以下、超臨界処理ユニット3の構成について図5、図6を参照しながら説明する。
超臨界処理ユニット3は、ウエハW表面に付着した乾燥防止用の液体(第2フッ素含有有機溶剤)を除去する処理が行われる超臨界処理ユニット用容器としての処理容器3Aと、この処理容器3Aに超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤の超臨界流体を供給する超臨界流体供給部4A(超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤供給部)とを備えている。
図6に示すように処理容器3Aは、ウエハWの搬入出用の開口部312が形成された筐体状の容器本体311と、処理対象のウエハWを横向きに保持することが可能なウエハトレイ331と、このウエハトレイ331を支持すると共に、ウエハWを容器本体311内に搬入したとき前記開口部312を密閉する蓋部材332とを備えている。
容器本体311は、ウエハWを収容可能な処理空間が形成された容器であり、容器本体311には、処理容器3A内に超臨界流体を供給するための超臨界流体供給ライン351と、処理容器3A内の流体を排出するための開閉弁342が介設された排出ライン341(排出部)とが接続されている。
容器本体311には、加熱部であるヒーター322が設けられており、容器本体311を加熱することにより、処理容器3A内の温度を予め設定された温度に加熱し、これにより内部のウエハWや流体を加熱することができる。超臨界流体供給部4Aは、超臨界流体供給ライン351の上流側に接続されて、超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤を超臨界状態として、処理容器3Aへ供給する。
以上に説明した構成を備えた液処理ユニット2や超臨界処理ユニット3を含むウエハ処理装置1は、図1、2、4、5に示すように制御部5に接続されている。制御部5は図示しないCPUと記憶部5aとを備えたコンピュータからなり、記憶部5aにはウエハ処理装置1の作用、即ちFOUP100からウエハWを取り出して液処理ユニット2にて液処理を行い、次いで超臨界処理ユニット3にてウエハWを乾燥する処理を行ってからFOUP100内にウエハWを搬入するまでの動作に係わる制御についてのステップ(命令)群が組まれたプログラムが記録されている。このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカードなどの記憶媒体に格納され、そこからコンピュータにインストールされる。
次に、液処理ユニット2にてウエハWの表面に供給される第1フッ素含有有機溶剤および第2フッ素含有有機溶剤と、第2フッ素含有有機溶剤をウエハWの表面から除去するために、処理容器3Aに超臨界流体の状態で供給される超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤について説明する。第1フッ素含有有機溶剤、第2フッ素含有有機溶剤および超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤は、いずれも炭化水素分子中にフッ素原子を含むフッ素含有有機溶剤である。超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤としては、例えば第2フッ素含有有機溶剤よりも沸点が低いPFCが採用される。
<本実施の形態の作用>
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
図7を参照しながらウエハ処理装置1にて実施されるウエハWの処理の流れについて説明しておくと、初めに液処理ユニット2にて酸性やアルカリ性の薬液によるウエハWの処理が行われる(P1)。薬液による処理が終わったら、リンス洗浄水によるリンス洗浄(P2)が行われ、次いでウエハWの表面に残存するリンス洗浄水をIPAに置換する(P3)。さらに、ウエハW上のIPAを第1フッ素含有有機溶剤であるHFEと置換した後(P4)、当該HFEを第2フッ素含有有機溶剤であるPFCと置換(P5)する。そして、ウエハWの表面が乾燥防止用の処理液であるPFCで覆われた状態で、ウエハWを液処理ユニット2から超臨界処理ユニット3へ搬送し、超臨界処理を行ってウエハWに付着している液体を除去する。
本実施の形態に用いられる各フッ素含有有機溶剤の一例として、第1フッ素含有有機溶剤としてHFE7300(住友スリーエム株式会社製、Novec(登録商標)7300、沸点98℃)を用い、第2フッ素含有有機溶剤としてFC43(同社製、フロリナート(登録商標)FC−43、沸点174℃)を用い、超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤としてFC72(同社製、フロリナート(登録商標)FC−72、沸点56℃)を用いる場合が挙げられる。
以下、図5を参照しながら液処理ユニット2の作用について説明する。
はじめに、FOUP100から取り出されたウエハWが搬入出部12及び受け渡し部13を介して液処理部14のアウターチャンバー21内に搬入され、液処理ユニット2のウエハ保持機構23に受け渡される。次いで、回転するウエハWの表面に各種の処理液が供給されて液処理が行われる。
薬液による液処理やリンス洗浄を終えたら、例えば1000rpmで回転するウエハWの表面にIPA供給部204からIPAを供給し、ウエハWの表面及び裏面に残存しているリンス洗浄水をIPAと置換する(図8(a))。このとき、ウエハWへのIPAの供給は、通常のノズル241を用いて行われる(第1液膜形成工程)。
ウエハWの表面の液体が十分にIPAと置換されたら、ウエハWの回転を停止する。このとき、ウエハWの表面は、IPAの液膜LMで覆われた状態となっている(図8(b))。この状態のウエハWに対し、第1フッ素含有有機溶剤であるHFE(HFE7300)を供給する。ここでHFEは、IPAとは混合可能であるものの、揮発性が高く、高速で回転するウエハWの表面に供給したとき、液体の状態でウエハWの表面に留まったうえで、IPAと置換された状態となることが困難である。一方で、気化を抑えるためにウエハWの回転速度を低下させたとしても、通常のノズル241からの供給では、大量のHFEを供給しないと、IPAとの置換が完了しないことが分かった。
そこで本実施の形態の液処理ユニット2においては、吐出、吸引ノズル6を用いてHFEの供給を行うことにより、HFEの消費量を抑えつつ、ウエハW上のIPAとの効率的な置換を実行する(図8(c))。
詳細には、図8(c)、図9に示すように、吐出、吸引ノズル6をウエハWの上方位置に移動させ、透過シート62の下面(対向面)が、ウエハWとの間に0.3〜5mmの範囲の1mmの隙間を介して対向する高さ位置に配置する。このとき透過シート62の下面、及び透過シート62の突出面630は、ウエハWの表面に形成されたIPAの液膜LMに接触した状態となっている。
この状態において、5〜200ml/minの範囲の100ml/minの流量にて、処理液供給部71(第2フッ素含有有機溶剤供給部203b)から吐出、吸引ノズル6へ向けてHFEを供給する。一方で、5〜300ml/minの範囲(但し、処理液供給部71からの供給流量より少ない値)の95ml/minの流量にて、吐出、吸引ノズル6とウエハWとの間の隙間内の処理液を処理液吸引部72へ向けて吸引する。
図9に模式的に示すように、吐出、吸引ノズル6内の供給路612を介して供給されたHFEは、吐出口613より吐出された後、流路空間615を介して透過シート62の上面側に均一に広がる。そしてHFEは、透過シート62内を透過した後、当該透過シート62の下面側から、前記隙間内に均一に供給される。一方で吸引口614からは、前記隙間内の処理液(IPA及びHFEを含んでいる)が吸引されるので、当該隙間内の液体はIPAからHFEに次第に置換されていく。
上述の作用により、ウエハWと吐出、吸引ノズル6側の対向面とに挟まれ、液処理ユニット2内の空間に向けて開放されていない局所的な領域にて置換操作が行行われる。この結果、HFEの揮発を抑えつつ効率的に液膜LM中の処理液をIPAからHFEへ置換することができる。また、吸引口614から吸引した処理液は回収タンク725に回収されるので(回収工程)、ケミカルメーカーなどでIPAとHFEの分離操作を行えば、これらの処理液を再使用することも可能である。
さらに図9に示すように、シート固定部材63の突出面630は、透過シート62の下面(吐出、吸引ノズル6の対向面)よりもウエハW側へ突出し、前記隙間内の処理液と接触した状態となっている。これにより、吸引口614から吸引される処理液中への液膜LMの上面側の雰囲気(気体)の噛み込みが抑えられ、効率的に処理液の排出を実行することができる。
このように局所的な処理液の置換を実行する吐出、吸引ノズル6を、回転停止したウエハWの全面に移動させ、またはHFEの揮発を抑えることができる程度の回転速度(例えば100rpm以下)でウエハWを回転させつつ、吐出、吸引ノズル6をウエハWの中心側から周縁側へ向けて径方向へ移動させる。このとき、吸引口614から吸引する流量以上の流量のHFEを吐出口613から供給することにより、ウエハWの表面にHFEの液膜LMが形成される(図8(c)、第2液膜形成工程、置換工程)。
上記置換工程において、IPAは第1処理液、HFEは第2処理液に相当する。
ウエハWの全面にHFEを供給して、その液膜LMを形成したら、ウエハWの回転を停止した状態にて吐出、吸引ノズル6を退避させ(図8(d))、再度、ノズル241をウエハWの中央部の上方側へ移動させる。しかる後、ウエハWを例えば1000rpmで回転させ、回転するウエハWの表面に、第2フッ素含有有機溶剤供給部203bから第2フッ素含有有機溶剤であるPFC(FC43)を供給する(図8(e))。そしてHFEがPFCに置換されたタイミングとなったら、ウエハWの回転、及びPFCの供給を停止する(図8(f))。このときウエハWは、PFC(第2フッ素含有有機溶剤)によってその表面が覆われた状態となっている。
この間、すなわち薬液の供給時、リンス洗浄水の供給時、IPAの供給時、第1フッ素含有有機溶剤の供給時および第2フッ素含有有機溶剤の供給時の間、連続的にアウターチャンバー21内に低湿度Nガス供給部206から低湿度(露点−70℃以下)Nガスが供給され、アウターチャンバー21内が低湿度Nガス雰囲気に維持される。このとき、アウターチャンバー21内の湿度は3%以下となっていることが好ましい。この結果、処理液への大気中の水分の吸収を抑制し、超臨界処理の結果に悪影響を及ぼす水分の超臨界処理ユニット3側への持ち込み量を低減することができる。
液処理を終えたウエハWは、第2の搬送機構161によって液処理ユニット2から搬出され、超臨界処理ユニット3へと搬送される。このとき、ウエハW上は第2フッ素含有有機溶剤で覆われているが、第2フッ素含有有機溶剤として、沸点の高い(蒸気圧の低い)フッ素含有有機溶剤(本例ではPFC)を利用しているので、搬送される期間中にウエハWの表面から揮発するフッ素含有有機溶剤の量を少なくすることができる。
超臨界処理ユニット3へ搬送されたウエハWには、超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤の超臨界流体が供給され、ウエハWを覆う液体(第2フッ素含有有機溶剤)を除去する超臨界処理が行われる。
超臨界流体による処理を終えたら、液体が除去され乾燥したウエハWを第2の搬送機構161にて取り出し、受け渡し部13および搬入出部12を介してFOUP100に格納し、当該ウエハWに対する一連の処理を終える。ウエハ処理装置1では、FOUP100内の各ウエハWに対して、上述の処理が連続して行われる。
以上に説明した実施の形態の形態によれば以下の効果がある。ウエハWに対向する対向面(透過シート62の下面)を備え、第1フッ素含有有機溶剤(処理液)を透過させる透過シート62を介して、吐出口613から吐出された第1フッ素含有有機溶剤を前記ウエハWと対向面との間の隙間に供給すると共に、前記対向面が形成された領域に設けられた吸引口614から前記隙間内の処理液を吸引する吐出、吸引ノズル6を用いるので、局所的な領域内で第1フッ素含有有機溶剤を効率的に置換することができる。
ここで吐出、吸引ノズル6の構成については、図3に示した構成例に限定されるものではなく、種々の変更を行ってもよい。例えば流路空間615を設けて透過シート62の上面側に第1フッ素含有有機溶剤を広げた図3の吐出、吸引ノズル6とは異なり、図10に示す吐出、吸引ノズル6aには流路空間615を設けていない。一方で図10(a)、(b)に示すように吐出、吸引ノズル6aの本体部61内には、処理液供給ライン702との接続部の下方位置にて分岐した複数本の供給路612が設けられている。そして、これらの供給路612が各々、本体部61の下面に開口して吐出口613を形成することにより、透過シート62の上面側の広い領域に第1フッ素含有有機溶剤を供給する構成となっている。
また、図10(a)、(c)に示すように、吸引口614は透過シート62によって覆われ、吐出、吸引ノズル6aの下面(対向面)に直接開口していなくてもよい。さらにシート固定部材63は、前記対向面よりもウエハW側へ突出する突出面630を備えることも必須ではない(図10(a)、(c))。さらには、吐出、吸引ノズルは、吐出口613及び吸引口614を備えていれば、透過シート62を設けることも必須ではなく、当該透過シート62の設置を省略してもよい。
なお、図10〜図12の各図において、図1〜図7を用いて説明した実施の形態と共通の構成要素には、これらの図で用いたものと共通の符号を付してある。
さらに吐出、吸引ノズル6は揮発性の高い第1フッ素含有有機溶剤の供給に用いる場合のみに限定されない。例えば図11(a)〜(e)に示すように、第1フッ素含有有機溶剤(第2処理液)の供給に吐出、吸引ノズル6を用いた後、当該溶剤を第2フッ素含有有機溶剤(第3処理液)と置換してその液膜を形成する動作(第3液膜形成工程)においても吐出、吸引ノズル6を用いてよい(図11(d))。この場合は、図2に示す吐出、吸引ノズル6に対して、第1フッ素含有有機溶剤供給部203aと並列に第2フッ素含有有機溶剤供給部203bが接続され、当該第2フッ素含有有機溶剤供給部203bについても図4に示す処理液供給部71と同様の構成が設けられる。
吐出、吸引ノズル6を用いることにより、第2フッ素含有有機溶剤の使用量を低減できる。
またさらには、例えば排気口212を閉じてアウターチャンバー21内を密閉雰囲気とし、第1フッ素含有有機溶剤が揮発しにくい条件下にて、従来のノズルを用いて第1フッ素含有有機溶剤への供給を行った後(第1液膜形成工程)、当該第1フッ素含有有機溶剤(第1処理液)を第2フッ素含有有機溶剤(第2処理液)と置換する工程(第2液膜形成工程)のみに吐出、吸引ノズル6を用いてもよい。
またこのように処理液の使用量を低減するという観点において、吐出、吸引ノズル6、6aは、第1、第2フッ素含有有機溶剤の連続供給時に使用する場合に限定されない。例えばこれらのフッ素含有有機溶剤を用いず(超臨界処理ユニット3を用いた超臨界処理を行わない)、液処理ユニット2のみを備えた装置においても、例えばリンス洗浄水からIPAへの置換に吐出、吸引ノズル6、6aを用いてもよいことは勿論である。この場合は、リンス洗浄水が第1処理液、IPAが第2処理液に相当している。
以上に述べた各液膜形成工程においても、吐出口613から吐出される処理液(第2処理液、または第3処理液)の流量が、吸引口614より吸引される処理液の流量よりも大きくなるように設定することにより、ウエハWの表面に吐出口613から吐出される処理液の液膜を形成することができる。
LM 液膜
W ウエハ
1 液処理装置
2 液処理ユニット
3 超臨界処理ユニット
3A 処理容器
4A 超臨界流体供給部
5 制御部
6 吐出、吸引ノズル
613 吐出口
614 吸引口
615 流路空間
62 透過シート
630 突出面
71 処理液供給部
72 処理液吸引部
724 アスピレータ

Claims (11)

  1. 基板の表面に第1処理液を供給し、前記第1処理液の液膜を形成する第1液膜形成工程と、
    処理液を吐出する吐出口と、基板の表面に形成された液膜中の処理液を吸引する吸引口とを備えたノズル部を、前記基板に対して相対的に移動させながら、前記吐出口から基板の表面に第2処理液を吐出すると共に、前記吸引口から基板の表面の液膜中の処理液を吸引して、前記液膜内の処理液を第1処理液から第2処理液に置換することにより、第2処理液の液膜を形成する第2液膜形成工程と、
    前記第2液膜形成工程の期間中、前記吸引口から吸引された液体を回収する回収工程と、を含むことを特徴とする基板処理方法。
  2. 前記第2液膜形成工程では、前記吐出口から吐出される第2処理液の流量が、前記吸引口より吸引される処理液の流量よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の基板処理方法。
  3. 前記第1処理液は、アルコールであり、前記第2処理液は、前記アルコールと混合可能なフッ素含有有機溶剤であることを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理方法
  4. 前記第1処理液は、アルコールとさらに置換された第1フッ素含有有機溶剤であり、前記第2処理液は、第1フッ素含有有機溶剤よりも揮発性が低い第2フッ素含有有機溶剤であることを特徴とする請求項1に記載の基板処理方法。
  5. 前記第2液膜形成工程の後、前記基板に対して前記ノズル部を相対的に移動させながら、前記吐出口から基板の表面に第3処理液を吐出すると共に、前記吸引口から基板の表面の液膜中の処理液を吸引して、前記液膜内の処理液を第2処理液から第3処理液に置換することにより、第3処理液の液膜を形成する第3液膜形成工程を含み、
    前記回収工程は、前記第3液膜形成工程の期間中も実施されることを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理方法。
  6. 前記第3液膜形成工程では、前記吐出口から吐出される第3処理液の流量が、前記吸引口より吸引される処理液の流量よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の基板処理方法。
  7. 前記第1処理液は、アルコールであり、前記第2処理液は、前記アルコールと混合可能な第1フッ素含有有機溶剤であり、前記第3処理液は、第1フッ素含有有機溶剤よりも揮発性が低い第2フッ素含有有機溶剤であることを特徴とする請求項5または6に記載の基板処理方法。
  8. 前記基板の表面に最後に形成される液膜は、超臨界流体または亜臨界流体である高圧流体により、基板の表面に付着した液体を除去する処理が行われる処理容器まで基板を搬送する際に、基板の乾燥を防止するためのものであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一つに記載の基板処理方法。
  9. 前記アルコールは、イソプロピルアルコールであることを特徴とする請求項3、4または7のいずれか一つに記載の基板処理方法。
  10. 前記フッ素含有有機溶剤はハイドロフルオロエーテルであることを特徴とする請求項3に記載の基板処理方法。
  11. 前記第1フッ素含有有機溶剤はハイドロフルオロエーテルであり、第2フッ素含有有機溶剤はパー不ルオロカーボンであることを特徴とする請求項4または7に記載の基板処理方法。
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