JP6742887B2 - 基板処理方法、基板処理装置および記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、超臨界状態の流体を用いて基板の表面に付着した液体を除去する基板処理方法、基板処理装置および記憶媒体に関する。
基板である半導体ウエハ(以下、ウエハという)などの表面に集積回路の積層構造を形成する半導体装置の製造工程においては、薬液などの洗浄液によりウエハ表面の微小なごみや自然酸化膜を除去するなど、液体を利用してウエハ表面を処理する液処理工程が設けられている。
ウエハ表面に付着した液体を除去する手法として超臨界状態の流体を用いる方法が知られている。
例えば特許文献1では、液体と超臨界状態の流体との置換性の高さや、液処理の際の水分の持ち込み抑制の観点から、乾燥防止用の液体、及び超臨界状態の流体の双方にフッ素含有有機溶剤を用いている。
具体的には、ウエハ表面に水分が残っている場合、この水分を除去するために、まずウエハ表面に水溶性有機溶剤を供給し水分と置換し、その後、ウエハ表面に乾燥防止用の液体を供給している。表面に乾燥防止用の液体が液盛りされたウエハは、次に超臨界処理ユニット用容器内へ搬送され、この超臨界処理ユニット用容器内においてウエハに対して超臨界状態の超臨界処理用流体を供給して乾燥防止用の液体と置換して除去する超臨界処理を施している。
しかしながら、ウエハに対して超臨界状態の超臨界処理用流体を供給して乾燥防止用の液体と置換して除去する超臨界処理を施す際、超臨界状態の超臨界処理用流体は液体の超臨界処理用流体に比べ密度が低いため、ウエハ表面の乾燥防止用の液体を置換して除去するためにある程度の置換時間が必要となり液体を除去する処理時間が長くなってしまう。
特開2014−22566号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、超臨界処理によりウエハの表面に付着した液体を除去する時間を従来より短縮することができる基板処理方法、基板処理装置および記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明は、乾燥防止用の液体で液盛りされた被処理体を超臨界処理ユニット用容器内へ搬送する工程と、前記被処理体上に、前記乾燥防止用の液体と異なり、かつ前記乾燥防止用の液体と溶解性をもつ超臨界処理用流体を供給して前記被処理体上で前記乾燥防止用の液体と前記超臨界処理用流体の混合液を形成する工程と、前記被処理体上の前記混合液を加熱し、前記混合液から超臨界状態の流体を形成して、前記被処理体に対して超臨界処理を施す工程とを備えたことを特徴とする基板処理方法である。
本発明は、被処理体に対して超臨界処理を施す超臨界処理ユニット用容器と、乾燥防止用の液体で液盛りされた前記被処理体を前記超臨界処理ユニット用容器内へ搬送する搬送手段と、前記被処理体上へ、前記乾燥防止用の液体と異なり、かつ前記乾燥防止用の液体と溶解性をもつ超臨界処理用流体を供給して前記被処理体上で前記乾燥防止用の液体と前記超臨界処理用流体の混合液を形成する超臨界処理用流体供給部と、前記超臨界処理ユニット用容器内を加熱する加熱部とを備え、前記超臨界処理ユニット用容器内で前記加熱部により前記混合液を加熱し、前記混合液から超臨界状態の流体を形成して被処理体に対して超臨界処理を施すことを特徴とする基板処理装置である。
本発明は、コンピュータに基板処理方法を実行させるための記憶媒体において、基板処理方法は、乾燥防止用の液体で液盛りされた被処理体を超臨界処理ユニット用容器内へ搬送する工程と、前記被処理体上に、前記乾燥防止用の液体と異なり、かつ前記乾燥防止用の液体と溶解性をもつ超臨界処理用流体を供給して前記被処理体上で前記乾燥防止用の液体と前記超臨界処理用流体の混合液を形成する工程と、前記被処理体上の前記混合液を加熱し、前記混合液から超臨界状態の流体を形成して、前記被処理体に対して超臨界処理を施す工程とを備えたことを特徴とする記憶媒体である。
本実施の形態によれば、超臨界処理によりウエハの表面に付着した液体を除去する時間を従来より短縮することができる。
図1は液処理装置の横断平面図。 図2は液処理装置に設けられている液処理ユニットの縦断側面図。 図3は液処理装置に設けられている超臨界処理ユニットの構成図。 図4は超臨界処理ユニットの処理容器の外観斜視図。 図5は本実施の形態の倒壊結果を示す図。 図6(a)(b)は本実施の形態の作用を示す図。 図7(a)(b)は本実施の形態の作用を示す図。 図8(a)(b)は超臨界処理用流体の供給方法を示す図。 図9(a)(b)は超臨界処理用流体の他の供給方法を示す図。
<基板処理装置>
まず本発明による基板処理装置について説明する。基板処理装置の一例として、基板であるウエハW(被処理体)に各種処理液を供給して液処理を行う液処理ユニット2と、液処理後のウエハWに付着している乾燥防止用の液体が搬送され、ウエハWに対して超臨界処理を施す超臨界処理ユニット3とを備えた液処理装置1について説明する。
図1は液処理装置1の全体構成を示す横断平面図であり、当該図に向かって左側を前方とする。液処理装置1では、載置部11にFOUP100が載置され、このFOUP100に格納された例えば直径300mmの複数枚のウエハWが、搬入出部12及び受け渡し部13を介して後段の液処理部14、超臨界処理部15との間で受け渡され、液処理ユニット2、超臨界処理ユニット3内に順番に搬入されて液処理や乾燥防止用の液体を除去する処理が行われる。図中、121はFOUP100と受け渡し部13との間でウエハWを搬送する第1の搬送機構、131は搬入出部12と液処理部14、超臨界処理部15との間を搬送されるウエハWが一時的に載置されるバッファとしての役割を果たす受け渡し棚である。
液処理部14及び超臨界処理部15は、受け渡し部13との間の開口部から前後方向に向かって伸びるウエハWの搬送空間162を挟んで設けられている。前方側から見て搬送空間162の左手に設けられている液処理部14には、例えば4台の液処理ユニット2が搬送空間162に沿って配置されている。一方、搬送空間162の右手に設けられている超臨界処理部15には、例えば2台の超臨界処理ユニット3が、搬送空間162に沿って配置されている。
ウエハWは、搬送空間162に配置された第2の搬送機構161によってこれら各液処理ユニット2、超臨界処理ユニット3及び受け渡し部13の間を搬送される。第2の搬送機構161は、基板搬送ユニットに相当する。ここで液処理部14や超臨界処理部15に配置される液処理ユニット2や超臨界処理ユニット3の個数は、単位時間当たりのウエハWの処理枚数や、液処理ユニット2、超臨界処理ユニット3での処理時間の違いなどにより適宜選択され、これら液処理ユニット2や超臨界処理ユニット3の配置数などに応じて最適なレイアウトが選択される。
液処理ユニット2は例えばスピン洗浄によりウエハWを1枚ずつ洗浄する枚葉式の液処理ユニット2として構成され、図2の縦断側面図に示すように、処理空間を形成する液処理ユニット用チャンバーとしてのアウターチャンバー21と、このアウターチャンバー21内に配置され、ウエハWをほぼ水平に保持しながらウエハWを鉛直軸周りに回転させるウエハ保持機構23と、ウエハ保持機構2を側周側から囲むように配置され、ウエハWから飛散した液体を受け止めるインナーカップ22と、ウエハWの上方位置とここから退避した位置との間を移動自在に構成され、その先端部にノズル241が設けられたノズルアーム24と、を備えている。
ノズル241には、各種の薬液(DHF等の薬液)やDIWを供給する処理液供給部201、リンス液(IPA)の供給を行うリンス液供給部202、ウエハWの表面に乾燥防止用の液体である第1のフッ素含有有機溶剤の供給を行う第1のフッ素含有有機溶剤供給部203a(第1のフッ素含有有機溶剤供給部)および第2のフッ素含有有機溶剤の供給を行なう第2のフッ素含有有機溶剤供給部203b(第2のフッ素含有有機溶剤供給部)が接続されている。第1のフッ素含有有機溶剤および第2のフッ素含有有機溶剤は、後述の超臨界処理に用いられる超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤とは、異なるものが用いられ、また第1のフッ素含有有機溶剤と第2のフッ素含有有機溶剤と、超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤との間には、その沸点や臨界温度において予め決められた関係のあるものが採用されているが、その詳細については後述する。
また、アウターチャンバー21には、FFU(Fan Filter Unit)205が設けられ、このFFU205から清浄化された空気がアウターチャンバー21内に供給される。さらにアウターチャンバー21には、低湿度Nガス供給部206が設けられ、この低湿度Nガス供給部206から低湿度Nガスがアウターチャンバー21内に供給される。
また、ウエハ保持機構23の内部にも薬液供給路231を形成し、ここから供給された薬液及びリンス液によってウエハWの裏面洗浄を行ってもよい。アウターチャンバー21やインナーカップ22の底部には、内部雰囲気を排気するための排気口212やウエハWから振り飛ばされた液体を排出するための排液口221、211が設けられている。
液処理ユニット2にて液処理を終えたウエハWに対しては、乾燥防止用の液体となる第1のフッ素含有有機溶剤および第2のフッ素含有有機溶剤が供給され、ウエハWはその表面が第2のフッ素含有有機溶剤の液体で覆われた状態で、第2の搬送機構161によって超臨界処理ユニット3に搬送される。超臨界処理ユニット3では、ウエハWを超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤の超臨界処理用流体と接触させて第2のフッ素含有有機溶剤の液体を除去し、ウエハWを乾燥する超臨界処理が行われる。以下、超臨界処理ユニット3の構成について図3、図4を参照しながら説明する。
超臨界処理ユニット3は、ウエハW表面に付着した第2のフッ素含有有機溶剤の液体を除去する処理が行われる超臨界処理ユニット用容器としての処理容器3Aと、この処理容器3Aに超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤を供給する超臨界処理用流体供給部414とを備えている。
図4に示すように処理容器3Aは、ウエハWの搬入出用の開口部312が形成された筐体状の容器本体311と、処理対象のウエハWを横向きに保持することが可能なウエハトレイ331と、このウエハトレイ331を支持すると共に、ウエハWを容器本体311内に搬入したとき開口部312を密閉する蓋部材332とを備えている。
容器本体311は、例えば直径300mmのウエハWを収容可能な、200〜10000cm3程度の処理空間が形成された容器であり、その上面には、処理容器3A内に超臨界処理用流体を供給するための超臨界処理用流体供給ライン351と、処理容器3A内の流体を排出するための開閉弁342が介設された排出ライン341(排出部)とが接続されている。また、処理容器3Aには処理空間内の超臨界状態の処理流体から受ける内圧に抗して、容器本体311に向けて蓋部材332を押し付け、処理空間を密閉するための不図示の押圧機構が設けられている。
容器本体311には、例えば抵抗発熱体などからなる加熱部であるヒーター322と、処理容器3A内の温度を検出するための熱電対などを備えた温度検出部323とが設けられており、容器本体311を加熱することにより、処理容器3A内の温度を予め設定された温度に加熱し、これにより内部のウエハWを加熱することができる。ヒーター322は、給電部321から供給される電力を変えることにより、発熱量を変化させることが可能であり、温度検出部323から取得した温度検出結果に基づき、処理容器3A内の温度を予め設定された温度に調節する。
超臨界処理用流体供給部414は、開閉弁352が介設された超臨界処理用流体供給ライン351の上流側に接続されている。この超臨界処理用流体供給部414は、超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤の液体を処理容器3Aに収納されたウエハW上に供給するためのものである。
超臨界処理用流体供給部414は、超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤を液体の状態で貯留するタンク414A、送液用高圧ポンプ414B、Nガス供給ライン414C、および流量調節機構などを備えている(図8参照)。
以上に説明した構成を備えた液処理ユニット2や超臨界処理ユニット3を含む液処理装置1は、図1〜図3に示すように制御部5に接続されている。制御部5は図示しないCPUと記憶部5aとを備えたコンピュータからなり、記憶部5aには液処理装置1の作用、即ちFOUP100からウエハWを取り出して液処理ユニット2にて液処理を行い、次いで超臨界処理ユニット3にてウエハWを乾燥する処理を行ってからFOUP100内にウエハWを搬入するまでの動作に係わる制御についてのステップ(命令)群が組まれたプログラムが記録されている。このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカードなどの記憶媒体に格納され、そこからコンピュータにインストールされる。
次に、液処理ユニット2にてウエハWの表面に供給される乾燥防止用の液体としての第1のフッ素含有有機溶剤および第2のフッ素含有有機溶剤と、乾燥防止用の液体をウエハWの表面から除去するために、処理容器3Aに供給される超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤について説明する。ここで乾燥防止用の液体の第1のフッ素含有有機溶剤および第2のフッ素含有有機溶剤と超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤は、いずれも炭化水素分子中にフッ素原子を含むフッ素含有有機溶剤である。
フッ素含有有機溶剤を超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤として選んだとき、第2のフッ素含有有機溶剤には、この超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤よりも沸点の高い(蒸気圧が低い)ものが選ばれる。これにより、乾燥防止用の液体として超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤を採用する場合と比較して、液処理ユニット2から超臨界処理ユニット3へと搬送される間に、ウエハWの表面からの揮発するフッ素含有有機溶剤量を低減することができる。
より好適には、第1のフッ素含有有機溶剤の沸点は100℃前後であり、第2のフッ素含有有機溶剤の沸点は第1のフッ素含有有機溶剤の沸点より高い100℃以上であることが好ましい。沸点が100℃以上の第2のフッ素含有有機溶剤は、ウエハW搬送中の揮発量がより少ないので、例えば直径300mmのウエハWの場合は0.01〜5cc程度、直径450mmのウエハWの場合は0.02〜10cc程度の少量のフッ素含有有機溶剤を供給するだけで、数十秒〜10分程度の間、ウエハWの表面が濡れた状態を維持できる。参考として、IPAにて同様の時間だけウエハWの表面を濡れた状態に保つためには10〜50cc程度の供給量が必要となる。
また、超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤と、第2のフッ素含有有機溶剤を選んだ時、その沸点の高低は、超臨界温度の高低にも対応している。そこで、超臨界処理用流体として利用される超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤として、第2のフッ素含有有機溶剤よりも沸点が低いものを選ぶことにより、低温で超臨界流体を形成することが可能なフッ素含有有機溶剤を利用することが可能となり、フッ素含有有機溶剤の分解によるフッ素原子の放出が抑えられる。
<本実施の形態の作用>
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について図1乃至図8(a)(b)を用いて説明する。
本実施の形態においては、第1のフッ素含有有機溶剤として例えばHFE7300(住友スリーエム株式会社 Novec(登録商標)7300 沸点98℃)を用い、第2のフッ素含有有機溶剤として例えばFC43(住友スリーエム株式会社 フロリナート(登録商標)FC−43 沸点174℃)を含む乾燥防止用の液体を用い、超臨界処理用のフッ素含有有機溶剤として例えばFC72(住友スリーエム株式会社 フロリナート(登録商標)FC−72 沸点56℃)を含む液体の超臨界処理用流体を用いた場合の作用について説明する。
はじめに、FOUP100から取り出されたウエハWが搬入出部12及び受け渡し部13を介して液処理部14のアウターチャンバー21内に搬入され、液処理ユニット2のウエハ保持機構23に受け渡される。次いで、回転するウエハWの表面に各種の処理液が供給されて液処理が行われる。
このような液処理として、処理液供給部201から供給される薬液、例えば酸性の薬液であるDHF(希フッ酸)によるパーティクルや有機性の汚染物質の除去、処理液供給部201から供給される脱イオン水(DeIonizeDIWater:DIW)によるDIW洗浄が行われる(図5参照)。
薬液による液処理やDIW洗浄を終えたら、回転するウエハWの表面にリンス液供給部202(IPA供給部)から水溶性有機溶剤としてのIPAを供給し、ウエハWの表面に残存しているDIWと置換する。ウエハWの表面の液体が十分にIPAと置換されたら、第1のフッ素含有有機溶剤供給部203aから回転するウエハWの表面に第1のフッ素含有有機溶剤(HFE7300)を供給する。その後、引き続いてウエハWを回転させ、第2のフッ素含有有機溶剤供給部203bから、回転するウエハWの表面に乾燥防止用の液体としてのFC43を含む第2のフッ素含有有機溶剤を供給する。その後、ウエハWの回転を停止する。回転停止後のウエハWは、FC43を含む第2のフッ素含有有機溶剤によってその表面が覆われた状態となっている。この場合、IPAはDIWおよびHFE7300との溶解性が高いため、DIWをIPAにより置換することができ、次にIPAをHFE7300により置換することができる。次にHFE7300を乾燥防止用の液体としてのFC43を含む第2フッ素含有有機溶剤により置換することができる。
この間、すなわちDHFの供給時、DIWの供給時、IPAの供給時、第1のフッ素含有有機溶剤の供給時および第2のフッ素含有有機溶剤の供給時の間、連続的にアウターチャンバー21内に低湿度Nガス供給部206から低湿度(露点−70℃以下)Nガスが供給され、アウターチャンバー21内が低湿度Nガス雰囲気に維持される。このとき、アウターチャンバー21内の湿度は3%以下となっていることが好ましい。
なお、上記実施の形態において、DHFの供給時、DIWの供給時、IPAの供給時、第1のフッ素含有有機溶剤の供給時および第2のフッ素含有有機溶剤の供給時の間、連続的にアウターチャンバー21内に低湿度N2ガス供給部206から低湿度N2ガスを供給する例を示したが、これに限らず、DHFの供給時、DIWの供給時、第1のフッ素含有有機溶剤の供給時および第2のフッ素含有有機溶剤の供給時において、制御部5によりFFU205を制御してアウターチャンバー21内にFFU205から清浄空気を供給し、IPAの供給時のみ制御部5により低湿度N2ガス供給部206を制御して低湿度N2ガス供給部206からアウターチャンバー21内に低湿度N2ガスを供給してもよい。もしくは、IPAの供給時および第1のフッ素含有有機溶剤の供給時、または、IPAの供給時および第1のフッ素含有有機溶剤の供給時および第2のフッ素含有有機溶剤の供給時の間、制御部5により低湿度N2ガス供給部206を制御して低湿度N2ガス供給部206からアウターチャンバー21内に低湿度N2ガスを供給してもよい。これにより、アウターチャンバー21内に供給する低湿度N2ガスの使用量を低減することができる。
このようにアウターチャンバー21内を低湿度Nガス雰囲気に維持することにより、IPA中への水分吸湿を抑制することができ、後述のように超臨界処理中においてウエハWのパターン倒壊を防止することができる。
このようにして液処理を終えたウエハWは、第2の搬送機構161によって液処理ユニット2から搬出され、超臨界処理ユニット3へと搬送される。このとき、ウエハW上に乾燥防止用の液体としてのFC43を含む第2フッ素含有有機溶剤が液盛りされた状態で残る。乾燥防止用の液体は沸点の高いFC43を含む第2フッ素含有有機溶剤を含むため、搬送される期間中にウエハWの表面から揮発するFC43を含む第2フッ素含有有機溶剤の量を少なくすることができ、ウエハW上面が乾燥することを防止することができる。
次に、図3および図4に示すように、処理容器3Aの容器本体311内にウエハWが搬入されると、容器本体11が蓋部材332が閉じられて処理容器3A内が密閉状態となる。その後ウエハWの表面の乾燥防止用の液体が乾燥する前に超臨界処理用流体供給ライン351の開閉弁352を開いて超臨界処理用流体供給部414から液体状の超臨界処理用流体(FC72)を供給する。
次に超臨界処理ユニット3内における超臨界処理について、図5乃至図8により詳しく説明する。
図8(a)(b)に示すように、超臨界処理用流体供給部414は、液体のFC72を貯留するタンク414Aと、送液用高圧ポンプ414Bと、Nガス供給ライン414Cとを有している。
超臨界処理用流体供給部414から液体のFC72を供給する際、開閉弁352を開とし、Nガス供給ライン414Cからタンク414A内にNガスを供給する。このことによりタンク414A内のFC72がタンク414Aから放出され、超臨界処理用流体供給ライン351の送液用高圧ポンプ414Bによって昇圧されて処理容器3A内に供給される(図8(a)参照)。
処理容器3A内の容器本体311内にはウエハWを載置するウエハ載置台311aが設けられ、ウエハWは処理容器3A内のウエハ載置台311a上に載置される。
超臨界処理用流体供給ライン351から処理容器3A内に供給されたFC72は、容器本体311の上部311Aからウエハ載置台311a上に載置されたウエハW上に供給される(図8(b)参照)。この場合、ウエハWはその表面にパターンWPを有しており、パターンWP内には乾燥防止用の液体としてのFC43が残留しており、ウエハW上に供給された超臨界処理用流体としてのFC72は、パターンWP内に残るFC43を覆うようにしてウエハW上に液盛りされる。
その後ウエハWのパターンWP内に残留するFC43とウエハW上に供給されたFC72とが混合して混合流体を形成し、処理容器3Aを加熱してこの混合流体を加熱し、超臨界状態とすることにより、ウエハW表面を乾燥させることができる。
以下、図6(a)〜(c)および図7(a)〜(c)を参照して、FC43とFC72とにより混合流体を形成し、超臨界状態とする挙動について説明する。
まず図6(a)に示すように、処理容器3Aのウエハ載置台311a上に、パターンWPを有するウエハWが載置される。この場合、ウエハWのパターンWP内には乾燥防止用の液体としての液体のFC43が残っている。
次に上述のように処理容器3Aの容器本体311の上部からウエハW上に超臨界処理用流体としての液体のFC72が供給される(図6(b)参照)。この場合、ウエハWのパターンWP内のFC43が揮発してパターン倒壊する前に、すなわちパターンWP内にFC43が残っている状態でウエハW上にFC72が供給され、FC72はパターンWP内に残るFC43を覆うようにしてウエハW上に液盛りされる。
次に図6(c)に示すように、ウエハW上において、液体のFC43と液体のFC72が混合して混合流体(混合液)を形成する。この場合、液体のFC43と液体のFC72は互いに高い溶解性をもつため、容易かつ速やかに混合して混合液を形成する。その結果、ウエハWのパターンWP内も混合液の状態となる。
液体のFC72は超臨界状態のFC72より密度が高いため、超臨界状態のFC72により液体のFC43を置換する場合に比べて、液体のFC43を液体のFC72により迅速に混合することができる。
超臨界処理用流体供給部414から超臨界処理用流体が供給された後、超臨界処理用流体供給ライン351の開閉弁352を閉じる。次にヒーター322が作動して、処理容器3A内が加熱される(図7(a)参照)。
このようにウエハW上においてFC43とFC72の混合液を形成した後、処理容器3A内を加熱する。
このように、ウェハW上においてFC43とFC72の混合液を加熱することにより一部が揮発することで容器3A内の圧力が上昇する。次に図7(b)に示すように、引き続き加熱を行うことで容器3A内の圧力が上昇し、所定の温度および圧力に到達すると容器3A内で混合液は超臨界状態となり、ウエハWのパターンWP内に残留するFC43が除去される。超臨界状態のFC43とFC72としては、FC72とFC43の2相超臨界状態でもよく、超臨界状態のFC72中にFC43が溶解した状態でもよい。
乾燥防止用の液体のFC43を超臨界状態のFC72で置換する場合は、FC43はFC72で置換されるまでウエハW上から乾燥されてなくなってはならない。しかし容器3A内はFC72の超臨界温度に加熱されるためFC43の蒸発は発生する。容器3A内を超臨界状態のFC72で満たすためにかかる時間の間にFC43が乾燥する恐れがある。
本発明ではFC43が乾燥する前にウエハW上に液体のFC72を供給する。液体のFC72をウエハW上に供給する時間は容器3A内をFC72超臨界で満たすよりも短時間である。ウエハW上の液体のFC72およびFC43の混合液は容器3A内で加熱されて揮発するが、揮発によって生じた容器内の混合気体の圧力がウエハ温度に応じた混合気体の蒸気圧に到達するとそれ以上揮発することができない。よって、ウエハW上の混合液の量が、容器3Aの容積×臨界密度から算出される、容器3A内を混合流体の超臨界状態とするに必要な量以上であれば、超臨界に到達するまでにウエハWが乾いてパターンが倒壊することがない。
このように、処理容器3A内を加熱することにより、ウエハWの表面から乾燥防止用の液体としてのFC43が除去され、パターンWPの周囲において、FC43とFC72との混合流が超臨界状態の流体となる。また、FC43とFC72の混合液を形成し、この混合液を超臨界状態の流体とすることにより、パターンWP内のFC43を除去できるので、パターンWPなどにダメージを与えることなく、パターンWP内を確実に乾燥させることができる。
こうして、ウエハWの表面のパターンWPからFC43が除去されるのに必要な時間が経過したら、排出ライン341の開閉弁342を開いて処理容器3A内から超臨界流体を排出する。このとき、ヒーター322により例えば処理容器3A内は混合流体の臨界温度以上に維持される。この結果、超臨界液体を液化させずに、とりわけ混合流体のFC72を超臨界状態または気体の状態で排出でき、流体排出時のパターン倒れの発生を避けることができる(図7(c)参照)。
超臨界流体による処理を終えたら、液体が除去され乾燥したウエハWを第2の搬送機構161にて取り出し、受け渡し部13および搬入出部12を介してFOUP100に格納し、当該ウエハWに対する一連の処理を終える。液処理装置1では、FOUP100内の各ウエハWに対して、上述の処理が連続して行われる。
以上のように本実施の形態によれば、乾燥防止用の液体が残留するウエハW上に超臨界処理用流体を供給して混合流体を形成し、この混合流体を加熱して超臨界状態の流体を形成することにより乾燥防止用の液体を除去するため、乾燥防止用の液体に対して超臨界状態の超臨界処理用流体を供給する場合に比べて乾燥防止用の液体を除去するためにかかる処理時間を短縮することができる。
<本発明の変形例>
次に本発明の変形例について、図9(a)(b)により説明する。
図9(a)(b)に示す変形例において、図1乃至図8(a)(b)に示す実施の形態と同一部分については同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図9(a)(b)に示すように、超臨界処理用流体供給部414は、液体のFC72を貯留するタンク414Aと、送液用高圧ポンプ414Bと、Nガス供給ライン414Cとを有している。
超臨界処理用流体供給部414から液体のFC72を供給する際、Nガス供給ライン414Cからタンク414A内にNガスを供給する。このことによりタンク414A内のFC72がタンク414Aから放出され、超臨界処理用流体供給ライン351の送液用高圧ポンプ414Bによって昇圧されて処理容器3A内に供給される(図9(a)参照)。
処理容器3A内の容器本体311内にはウエハWを載置するウエハ載置台311aが設けられ、ウエハWは処理容器3A内のウエハ載置台311a上に載置される。
超臨界処理用流体供給ライン351から処理容器3A内に供給されたFC72は、容器本体311の上部311Aからウエハ載置台311a上に載置されたウエハW上に供給される(図9(b)参照)。この場合、ウエハWはその表面にパターンWPを有しており、パターンWP内には乾燥防止用の液体としてのFC43が残留しており、ウエハW上に供給された超臨界処理用流体としてのFC72は、パターンWP内に残るFC43を覆うようにしてウエハW上に液盛りされる。
その後ウエハWのパターンWP内に残留するFC43とウエハW上に供給されたFC43と溶解性をもつFC72とが混合して混合流体を形成し、処理容器3Aを加熱してこの混合流体を加熱し、超臨界状態とすることにより、ウエハW表面を乾燥させることができる。
また超臨界処理用流体供給ライン351は、送液用高圧ポンプ414Bの下流側で分岐して分岐ライン351Aを構成する(図9(a))。
このため超臨界処理用流体供給ライン351から開閉弁352を開いて容器本体311の上部311Aを経てウエハW上にFC72を供給する際、同時に分岐ライン351Aから開閉弁352Aを開いて容器本体311の下部311Bを経て、容器本体311内へFC72を供給することができる。
この容器本体311の下部311Bは、処理容器3Aを加熱した際、ウエハWの表面に比べて高温となるため、下部311Bから容器本体311内に供給されるFC72は、この下部311B内面に接触して直ちに揮発して容器本体311内にFC72の蒸気を生成する。この結果、容器本体311内のFC72の蒸気圧により、ウエハW上からのFC72の揮発が抑制される。このため、ウエハW上に液盛りされた混合流体をそのまたウエハW上に維持することができる。
なお、本実施形態では液体のFC72を容器3A内で供給する方法を例示したが、液体のFC72は容器3A外でFC43で覆われたウエハW上に供給してFC43とFC72の混合液で覆われたウエハWを容器3A内に挿入しても良い。
W ウエハ
1 液処理装置
2 液処理ユニット
3 超臨界処理ユニット
3A 処理容器
5 制御部
5a 記憶部
21 アウターチャンバー
121 第1の搬送機構
161 第2の搬送機構
201 処理液供給部
202 リンス液供給部
203a 第1のフッ素含有有機溶剤供給部
203b 第2のフッ素含有有機溶剤供給部
311 容器本体
311A 上部
311B 下部
311a ウエハ載置台
322 ヒーター
351 超臨界処理用流体供給ライン
351A 分岐ライン
414 超臨界処理用流体供給部
414A タンク
414B 送液用高圧ポンプ
141C Nガス供給ライン

Claims (8)

  1. 乾燥防止用の液体で液盛りされた被処理体を超臨界処理ユニット用容器内へ搬送する工程と、
    前記被処理体上に、前記乾燥防止用の液体と異なり、かつ前記乾燥防止用の液体と溶解性をもつ超臨界処理用流体を供給して前記被処理体上で前記乾燥防止用の液体と前記超臨界処理用流体の混合液を形成する工程と、
    前記被処理体上の前記混合液を加熱し、前記混合液から超臨界状態の流体を形成して、前記被処理体に対して超臨界処理を施す工程とを備え
    前記超臨界処理ユニット用容器外の前記被処理体上へ前記超臨界処理用流体を供給することを特徴とする基板処理方法。
  2. 乾燥防止用の液体で液盛りされた被処理体を超臨界処理ユニット用容器内へ搬送する工程と、
    前記被処理体上に、前記乾燥防止用の液体と異なり、かつ前記乾燥防止用の液体と溶解性をもつ超臨界処理用流体を供給して前記被処理体上で前記乾燥防止用の液体と前記超臨界処理用流体の混合液を形成する工程と、
    前記被処理体上の前記混合液を加熱し、前記混合液から超臨界状態の流体を形成して、前記被処理体に対して超臨界処理を施す工程とを備え、
    前記超臨界処理用流体は、前記超臨界処理ユニット用容器内のうち、前記被処理体より高温に加熱された部分に供給されることを特徴とする板処理方法。
  3. 前記乾燥防止用の液体および前記超臨界処理用流体はフッ素含有有機溶剤を含むことを特徴とする請求項1または2記載の基板処理方法。
  4. 前記超臨界処理用流体の供給量は、「超臨界処理ユニット用容器の容積」×「混合液の臨界密度」から算出される、前記超臨界処理ユニット用容器内で混合液の蒸気圧が臨界点に到達するために必要な所定量以上であることを特徴とする請求項1または2記載の基板処理方法。
  5. 被処理体に対して超臨界処理を施す超臨界処理ユニット用容器と、
    乾燥防止用の液体で液盛りされた前記被処理体を前記超臨界処理ユニット用容器内へ搬送する搬送手段と、
    前記被処理体上に、前記乾燥防止用の液体と異なり、かつ前記乾燥防止用の液体と溶解性をもつ超臨界処理用流体を供給して前記被処理体上で前記乾燥防止用の液体と前記超臨界処理用流体の混合液を形成する超臨界処理用流体供給部と、
    前記超臨界処理ユニット用容器内を加熱する加熱部とを備え、
    前記超臨界処理ユニット用容器内で前記加熱部により前記混合液を加熱し、前記混合液から超臨界状態の流体を形成して前記被処理体に対して超臨界処理を施し、
    前記超臨界処理用流体供給部は、前記超臨界処理ユニット用容器外の前記被処理体上へ前記超臨界処理用流体を供給することを特徴とする基板処理装置。
  6. 被処理体に対して超臨界処理を施す超臨界処理ユニット用容器と、
    乾燥防止用の液体で液盛りされた前記被処理体を前記超臨界処理ユニット用容器内へ搬送する搬送手段と、
    前記被処理体上に、前記乾燥防止用の液体と異なり、かつ前記乾燥防止用の液体と溶解性をもつ超臨界処理用流体を供給して前記被処理体上で前記乾燥防止用の液体と前記超臨界処理用流体の混合液を形成する超臨界処理用流体供給部と、
    前記超臨界処理ユニット用容器内を加熱する加熱部とを備え、
    前記超臨界処理ユニット用容器内で前記加熱部により前記混合液を加熱し、前記混合液から超臨界状態の流体を形成して前記被処理体に対して超臨界処理を施し、
    前記超臨界処理用流体供給部は、前記超臨界処理用流体を前記超臨界処理ユニット用容器内のうち、前記被処理体より高温に加熱された部分に供給することを特徴とする基板処理装置。
  7. コンピュータに基板処理方法を実行させるためのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体において、
    基板処理方法は、乾燥防止用の液体で液盛りされた被処理体を超臨界処理ユニット用容器内へ搬送する工程と、
    前記被処理体上に、前記乾燥防止用の液体と異なり、かつ前記乾燥防止用の液体と溶解性をもつ超臨界処理用流体を供給して前記被処理体上で前記乾燥防止用の液体と前記超臨界処理用流体の混合液を形成する工程と、
    前記被処理体上の前記混合液を加熱し、前記混合液から超臨界状態の流体を形成して、前記被処理体に対して超臨界処理を施す工程とを備え、
    前記超臨界処理ユニット用容器外の前記被処理体上へ前記超臨界処理用流体を供給することを特徴とすることを特徴とする記憶媒体。
  8. コンピュータに基板処理方法を実行させるためのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体において、
    基板処理方法は、乾燥防止用の液体で液盛りされた被処理体を超臨界処理ユニット用容器内へ搬送する工程と、
    前記被処理体上に、前記乾燥防止用の液体と異なり、かつ前記乾燥防止用の液体と溶解性をもつ超臨界処理用流体を供給して前記被処理体上で前記乾燥防止用の液体と前記超臨界処理用流体の混合液を形成する工程と、
    前記被処理体上の前記混合液を加熱し、前記混合液から超臨界状態の流体を形成して、前記被処理体に対して超臨界処理を施す工程とを備え
    前記超臨界処理用流体は、前記超臨界処理ユニット用容器内のうち、前記被処理体より高温に加熱された部分に供給されることを特徴とすることを特徴とする記憶媒体。
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