JP2017016606A - 2線式信号受信装置、及び、2線式信号受信装置の余剰電圧利用方法 - Google Patents

2線式信号受信装置、及び、2線式信号受信装置の余剰電圧利用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2線式信号受信装置側で、一対の伝送路に電流信号を生成する直流電源から供給を受ける電圧のうち、自己の装置内部の動作電源電圧として利用できる余剰電圧を検知し、更にはその余剰電圧を装置内部で有効に利用する。【解決手段】2線式信号受信装置10は、一対の伝送路L1,L2に送信される電流信号Isの電流値を計測し、かつ、一対の伝送路L1,L2における余剰電圧を検知し、更に装置内の可変制御動作部13は、検知した余剰電圧に応じて可変レギュレータ部11の可変レギュレータ回路部の出力端子から出力されるクランプ電圧Vzを所定の電圧に可変制御し、そのクランプ電圧Vzは次段のDC−DCコンバータ部12の入力端子に入力される。【選択図】図1

Description

本発明は、2線式伝送器から送信される電流信号を、一対の伝送路を介して受信できる2線式信号受信装置、及び、2線式信号受信装置の余剰電圧利用方法に関する。
従来、2線式伝送器から送信される電流信号を、一対の伝送路を介して受信できる2線式信号受信装置の一例として、計測された物理量(温度、圧力、湿度など、以下同じ)に対応したプロセス変数PVを指示する受信器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
まず、その構成を、図5を参照して説明する。
図5は、従来の2線式信号伝送装置110と受信器112の接続を示した図である。
ここで、2線式信号伝送装置110は、例えば温度、圧力、湿度などのプロセス変数PVに対応してこれを電気信号に変換し、その出力端T101、T102にこのプロセス変数PVに対応する電流信号IL1を出力する。
この2線式信号伝送装置110の出力端T101、T102には2本の伝送線Line1とLine2を介して、2線式信号伝送装置110を付勢する電源111と、電流信号IL1を受信しプロセス変数PVを指示する受信器112が直列に接続されている。
この電流信号IL1は、例えば4mA〜20mAなどの統一電流信号として伝送される。
この構成によれば、統一電流信号のうち、4mAの電流はベース電流として2線式信号伝送装置110の中で消費する電力の全てが賄われる。
また、そのように限られた統一電流信号の電流値範囲で電流値が変化したときであっても、その出力端子間の電圧をほぼ一定に保持するようにし、かつ、回路の最小動作電圧に所定の電圧を加えた低い端子電圧で統一電流信号の全信号範囲をカバーすることのできる2線式伝送器も知られている(例えば、特許文献2参照)。
この構成によれば、回路で使用できる電圧に余裕が生じることから、例えばバックライト付きのLCD表示器等を装備することができるため、回路設計の自由度が増加する。
また、プロセス変数PVに応じた統一電流信号の電流値範囲が例えば4mA〜20mAの範囲の電流値で決定される場合、自己の装置内部の動作電流としては下限電流値(例えば、4mA)が確保されればよいため、残りの16mAは不要なものとして出力段のトランジスタで無駄に熱損失されていた。その熱損失していた電力により蓄電池を充電させる充電手段を具備し、その蓄積された電力を自己の装置内部の周辺回路の電源として用いるフィールド計器も知られている(例えば、特許文献3参照)。
一方、上位側システムから例えば4mA〜20mAの範囲で供給される統一電流信号のうち、下限電流値(例えば、4mA)を上回る電流信号分を余剰電流とみなして、その余剰電流を内蔵する電空変換部のコイルへ配分する電流調整部を具備するポジショナも知られている(例えば、特許文献4参照)。
この構成によれば、余剰電流を機能回路部に配分するようにしたため、電空変換部などの機能回路部への電流を増やしたり、異常診断などの付加機能の機能回路部動作させたりすることが可能となり、基本機能を犠牲にすることもない。
また、内蔵する直流電源から2本の伝送路を介して電源の供給を受けた外部の伝送器から送信された電流信号を、受信抵抗を介して検出する受信抵抗での電圧降下を削減してその分伝送器での使用可能な電力を大きくできる2線式受信計器も知られている(例えば、特許文献5参照)。
さらに、送信する電流信号が4mA〜20mAの範囲の統一電流信号の下限電流値(例えば、4mA)を下回るバーンアウト出力値(例えば、3.2mA)である場合にも、装置内部の演算制御部を動作可能とする2線式伝送器も知られている(例えば、特許文献6参照)。
特開平3−117928号公報 特開平5−166093号公報 特開2006−323476号公報 特開2012−211599号公報 実開平5−39046号公報 特開2012−53819号公報
しかしながら、前述した従来の送信器や受信器の構成は、一対の伝送路を介して送信器から受信器へ送信される統一電流信号が下限電流値(例えば、4mA)における、自己の装置内部の自己動作の確保を基本目的としたものであり、その値を上回り上限電流値(例えば、20mA)以下の範囲の電流信号は、自己の装置内部の自己動作には不要な電流であるため、これを余剰電流とみなし、自己完結的にその余剰電流の有効利用化を目的としたものである。
すなわち、その余剰電流を自己の装置内部の自己動作とは別の用途に振り向けたり、蓄電したり、逆に自己の装置の最小動作電圧を小さくして、装置内の自己動作の余裕度を向上したりすることにより、間接的に一対の伝送路内に接続された計測システム全体の安定性向上を図ったものである。
そのため、一対の伝送路を介して接続された他の諸元(一対の伝送路のライン抵抗を含む他の要素と同意、以下同じ)を含む計測系システム(付随する制御系システムなども含む、以下同じ)が設置された現場の測定状態下においては、個別の装置は、電流信号が下限電流値(例えば、4mA)のときに少なくとも自己動作を確保できることを基本としている。
したがって、個別の装置は一対の伝送路を介して直流電源から電源供給を受けるが、一対の伝送路を介したループ全体に渡って他の諸元での所要電圧の存在を考慮し、電流信号を生成する直流電源からそれら個別の装置側へ供給できる電圧(以下、余剰電圧と称する)を能動的に求めて、その余剰電圧を積極的に利用するという技術的な着想(技術思想)は従来知られていなかった。
すなわち、伝送装置又は受信装置側で、一対の伝送路に流れる電流信号の電流値が最大値(例えば、20mA)である場合において、直流電源から供給される電圧から他の諸元における電圧降下分を差し引いたときの余剰電圧が仮に残余していたとしても、その余剰電圧の存否とその大きさが予め考慮(検知)されていないため、その余剰電圧を受信装置側で有効に利用されることはなかった。
本発明は、上記の課題を解決するもので、外部の2線式伝送器から送信される電流信号を、一対の伝送路を介して受信できる2線式信号受信装置、及び、2線式信号受信装置の余剰電圧利用方法であって、その可変制御動作部は、一対の伝送路に電流信号を生成する直流電源から供給を受ける電圧のうち、自己の装置内部の動作電源電圧として利用できる余剰電圧の大きさに応じて、可変レギュレータ部が次段に出力するクランプ電圧を所定の電圧に制御することを目的とする。
本発明に係る2線式信号受信装置によれば、外部の2線式伝送器から送信される電流信号を、一対の伝送路を介して受信できる2線式信号受信装置であって、電流信号を受信する受信抵抗と、外部の2線式伝送器からみて受信抵抗と直列に接続され、電流信号を電圧に変換して次段にクランプ電圧を出力する可変レギュレータ部と、クランプ電圧が入力され、次段に直流電圧を出力するDC−DCコンバータ部と、そのDC−DCコンバータ部から出力された前記直流電圧が動作電源電圧として供給され、可変レギュレータ部の出力するクランプ電圧を所定の電圧値に可変制御できる可変制御動作部と、を備え、その可変制御動作部は、一対の伝送路に前記電流信号を生成する直流電源から供給を受ける電圧のうち、自己の装置内部の動作電源電圧として利用できる余剰電圧の大きさに応じて、可変レギュレータ部が次段に出力するクランプ電圧を所定の電圧に可変制御することを特徴としている。
これにより、一対の伝送路内において直流電源の生成する電圧から他の諸元における電圧降下分を差し引いた余剰電圧の存否とその大きさを検知できるため、2線式信号受信装置内でその余剰電圧を有効に利用できる。
本発明に係る2線式信号受信装置によれば、可変制御動作部は、受信抵抗に流れる電流信号の電流値を測定しながら可変レギュレータ部に制御信号を出力して、可変レギュレータ部が出力するクランプ電圧を初期設定値から所定の電圧幅でステップ状に漸次増大させ、各電圧ステップ間における電流信号の電流値変化を検出することにより余剰電圧の大きさを検知し、その余剰電圧の大きさに応じて可変レギュレータ部が出力するクランプ電圧を所定の電圧まで可変制御してもよい。
これにより、一対の伝送路内において直流電源の生成する電圧から他の諸元における電圧降下分を差し引いた余剰電圧の存否と大きさの検知が容易となる。
本発明に係る2線式信号受信装置によれば、可変制御動作部は、受信抵抗に流れる電流信号の電流値が所定の最大電流値になったときに、余剰電圧を検知し、その大きさに応じて、前記可変レギュレータ部が次段に出力するクランプ電圧を所定の電圧に可変制御してもよい。
これにより、一対の伝送路内において外部の直流電源が信号受信装置内の動作電源電圧として供給できる余剰電圧は、他の諸元における電圧降下が最大範囲内のときの余剰電圧であるため、電流信号が、計測した物理量に応じて例えば4mA〜20mAの範囲で変動しても、その電流変動による影響が軽減できるため、電流信号の電流値の増減にかかわらず2線式信号受信装置側で余剰電圧の安定した利用が図れる。
本発明に係る2線式信号受信装置における余剰電圧利用方法によれば、外部の2線式伝送器から送信される電流信号を、一対の伝送路を介して受信できる2線式信号受信装置の余剰電圧利用方法であって、受信抵抗は、外部の2線式伝送器から送信される前記電流信号を受信するステップと、外部の2線式伝送器からみて受信抵抗と直列に接続された可変レギュレータ部は、電流信号を電圧に変換して次段にクランプ電圧を出力するステップと、DC−DCコンバータ部は、クランプ電圧が入力され、次段に直流電圧を出力するステップと、可変制御動作部は、DC−DCコンバータ部から出力された直流電圧を動作電源電圧として供給され、可変レギュレータ部の出力するクランプ電圧を所定の電圧値に可変制御するステップと、を含み、更に、可変制御動作部は、一対の伝送路に電流信号を生成する直流電源から供給を受ける電圧のうち、自己の装置内部の動作電源電圧として利用できる余剰電圧の大きさに応じて、可変レギュレータ部が次段に出力するクランプ電圧を所定の電圧に可変制御するステップと、を含むことを特徴としている。
これにより、一対の伝送路内において直流電源の生成する電圧から他の諸元における電圧降下分を差し引いた余剰電圧の存否とその大きさを検知できるため、自己の装置内部でその余剰電圧を有効に利用できる。
本発明に係る2線式信号受信装置、及び、2線式信号受信装置の余剰電圧利用方法によれば、一対の伝送路内において電流信号を生成する直流電源が装置内部の動作電源電圧として供給できる余剰電圧が容易に求められ、更にはその余剰電圧を2線式信号受信装置の装置内部で有効に利用できる。
本発明の実施の形態1における一対の伝送路の全体の概略と2線式信号受信装置内の概略を示す構成図 本発明の実施の形態1における2線式信号受信装置の内部を示すブロック図 本発明の実施の形態1における2線式信号受信装置の制御動作の一例を示すフローチャート (a)クランプ電圧Vzに対する電流信号Isの電流値、電流値変化、及び余剰電圧Vpの関係を示す表、(b)計測及び可変制御前後におけるクランプ電圧Vz及び電流信号Isの電流値のタイミングチャート 従来の外部の直流電源に接続された2線式伝送器から送信される電流信号を一対の伝送路を介して受信できる2線式信号受信装置の一例を示す図
以下、本発明の実施の形態を説明するために、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における一対の伝送路の全体の概略と2線式信号受信装置内の概略を示す構成図で、図2は、本発明の実施の形態1における2線式信号受信装置の内部を示すブロック図で、図3は、本発明の実施の形態1における2線式信号受信装置の制御動作の一例を示すフローチャートで、図4(a)は、クランプ電圧Vzに対する電流信号Isの電流値、電流信号Isの電流値変化、及び余剰電圧Vpの関係を示す表で、図4(b)は、計測及び可変制御動作前後におけるクランプ電圧Vz及び電流信号Isのタイミングチャートである。
まず、図1は、一対の伝送路L1,L2を介して接続された直流電源や他の諸元を含む計測システム全体の構成を併せて示している。
ここで、2線式信号受信装置10は、一対の伝送路L1,L2(延設方向の一部を二重破線により省略)を介して現場系(測定・駆動系)に置かれた2線式伝送器TDから送信された電流信号Isを受信できる状態にある。また、直流電源Ebは、外部の2線式伝送器TDを介して後述するプロセス変数PVの大きさに応じた電流信号Isを生成する機能を有するものであればよく、本実施の形態の場合は全体構成の中で監視系(制御装置系)に配置され、かつ、2線式信号受信装置10の外部に単独に接続されている。
さらに、直流電源Ebは、一対の伝送路L1,L2を介して接続される他の諸元を動作させるため、約12V、約24V、約36Vなどの設置されるシステムに応じて所望の定格直流電圧を供給する。
一方、2線式伝送器TDは、例えばヘッドマウント形信号変換器やフィールド形信号変換器などに代表されるような現場設置形の2線式信号変換器などを含むものであって、測定対象となる外部の温度、圧力、又は湿度などの物理量をセンシングしたときのプロセス変数PVの大きさに応じて、電流信号Is(例えば、4mA〜20mAの統一電流信号)を一対の伝送路L1,L2を介して遠隔にある他の諸元へ送信する装置である。
また、一対の伝送路L1,L2は、路長、線径、線材、さらには置かれた外部環境(雰囲気)温度などにより異なる配線抵抗RL1,RL2を有するものであるが、これら現場系の要素が仮に駆動系システムも包含する場合であれば、統一された電流信号Isを受信してその電流値に応じて駆動力を生成するアクチュエータ系のポジショナなども接続される場合もあるため、その場合の受信抵抗Rpも現場系(測定・駆動系)として併せて図示した。
一方、本実施の形態に係る2線式信号受信装置10は、一対の伝送路L1,L2との接続端子として入力端子T1と入力端子T2を有し、それら2つの入力端子間に可変レギュレータ部11と受信抵抗Rsが直列に接続されている。
また、図1からも明らかなように、可変レギュレータ部11は、外部の2線式伝送器TDからみて受信抵抗Rsと直列に接続され、電流信号Isを電圧に変換して次段にクランプ電圧Vzを出力する機能を有している。
ここで、受信抵抗Rsとして、例えば250Ωの抵抗値が選択されていれば、電流値4mA〜20mAの電流信号Isを受信すると、受信抵抗Rsの両端には1〜5Vの起電力が生じるため、可変制御動作部13(図2参照)が端子T5を介してその起電力を検出し、内部で所定の信号処理を行ったのちに信号線CTRL2を介して7セグメント表示器14に数値表示のための制御信号が送り出され、計測された物理量に対応したプロセス変数PVを表示させることができる。
次に、図2を参照して、監視系(制御装置系)に位置する2線式信号受信装置10についてより詳細に説明する。
前述のとおり、入力端子T1と入力端子T2との間には、可変レギュレータ部11の可変レギュレータ回路部11aと受信抵抗Rsが接続端子T3、接続端子T4、及び接続端子T5を介して直列に接続されている。
そして、可変レギュレータ部11の可変レギュレータ回路部11aの出力端子Voutから所定電圧に制御されたクランプ電圧Vzが出力され、そのクランプ電圧Vzは次段のDC−DCコンバータ部12の入力端子Vinに入力されている。
ここで、クランプ電圧Vzの大きさを制御するための制御信号は、信号線CTRL1を介して可変制御動作部13から調整用端子Vadjに入力され、この制御信号の大きさに応じてクランプ電圧Vzは、Vin端子から入力された電圧よりも所定電圧だけ低い電圧に調整される。
そして、所定電圧に制御されたクランプ電圧VzがDC−DCコンバータ部12の入力端子Vinに入力されると、その出力端子Voutには、接続端子T7を介して後段の可変制御動作部13の動作電源電圧端子Vddに所定の電圧(例えば、5.0V、3.3V、2.5Vなど)を供給するための電圧が出力され、その電圧は、同時に接続端子T7を介して並列接続された後段の7セグメント表示器14の動作電源電圧端子Vddに所定の電圧が供給される。
さらに、可変制御動作部13は、求められた余剰電圧Vpに応じて、7セグメント表示器14に対して輝度調整用の制御信号を制御信号線CTRL2を介して供給する。
ここで、可変制御動作部13は、例えば第1入力電圧端子V1inから取得した電気信号を入力として所定の入力信号処理部やA/D変換部、その処理された信号をA/D変換して所定の算術論理演算処理を施す算術論理演算処理部、その演算処理部により抽出された所定の特定データ及びプログラムデータ等を記憶・保持する記憶部、所定の制御信号を破線で示した信号線に出力信号処理部を介して出力する制御部などを内蔵している。
一方、可変制御動作部13の第1入力電圧端子V1inは、接続端子T5を介して入力端子T2に接続されている。
これにより、可変制御動作部13は、受信抵抗Rsに電流信号Isが流れるときにおける一対の伝送路L1,L2の電流信号Isの電流値Is(1)を測定することができる。
次に、図3を参照して、2線式信号受信装置10の可変制御動作部13が、直流電源Eb(図1参照)から装置内部の自己の動作電源電圧として供給できる余剰電圧Vpを求め、それを利用する方法について順次説明する。
まず、可変制御動作部13は、可変レギュレータ部11の可変レギュレータ回路部11aの出力端子Voutから出力されるクランプ電圧Vzを所定の初期設定値に設定する(S101)。
次に、可変制御動作部13は、受信抵抗Rsに電流信号Isが流れる第1の条件下において、一対の伝送路L1,L2の電流信号Isの電流値Is(1)を測定する(S102)。
次に、可変制御動作部13は、その測定された電流信号Isの電流値Is(1)が所定の最大電流値Is(max)(例えば、20mA)であるか否かを判断する処理を実行する(S103)。
もし、電流信号Isの電流値Is(1)が所定の最大電流値Is(max)ではなく、「NO」と判断されたならば、再度、物理量が変化していく過程(受信抵抗Rsに電流信号Isが流れる条件下)において、一対の伝送路L1,L2の電流信号Isの電流値Is(1)を測定する(S102)。
つまり、判断処理(S103)の結果、電流信号Isの電流値Is(1)が所定の最大電流値Is(max)になることがなければ、電流信号Isの電流値Is(1)の測定(S102)と判断処理(S103)が繰り返されることになる。
一方、物理量が変化していく過程で、電流信号Isの電流値Is(1)が、所定の最大電流値Is(max)になり、判断処理(S103)により「YES(所定の最大電流値)」と判断されたならば、可変制御動作部13は、可変レギュレータ回路部11aのクランプ電圧Vzを所定の電圧幅(例えば、1V)だけ増大させる(S104)。
そして、可変制御動作部13は、クランプ電圧Vzが増大された第2の条件下で電流信号Isの電流値Is(2)を測定する(S105)。
次に、可変制御動作部13は、電流信号Isの電流値Is(2)がクランプ電圧Vz増大直前の第1の条件下における電流値Is(1)、すなわち20mAと異なるか否かを判断する処理を実行する(S106)。
その判断処理(S106)の結果、電流信号Isの電流値Is(2)がクランプ電圧Vzの増大前の電流値Is(1)と同じで「NO(同じ)」と判定されたならば、再度、可変制御動作部13は、可変レギュレータ回路部11aのクランプ電圧Vzを所定の電圧幅(例えば、1V)だけ増大させる(S104)。
その結果、可変レギュレータ回路部11aが出力するクランプ電圧Vzは、初期設定値から所定の電圧幅でステップ状に漸次増大することとなる。
一方、判断処理(S106)の結果、電流信号Isの電流値Is(2)がクランプ電圧Vzの増大前の電流値Is(1)と異なり「YES(異なる)」と判定されたならば、可変制御動作部13は、可変レギュレータ回路部11aのクランプ電圧Vzの初期設定値に対して増大させた電圧幅の総和電圧値から所定のマージン電圧値(例えば、1V)を差し引いて、余剰電圧Vpを求める(S107)。
すなわち、可変レギュレータ回路部11aのクランプ電圧Vzの初期電圧値(例えば、5V)に対して増大させた電圧幅の総和電圧値(例えば、5V)から所定のマージン電圧値(例えば、1V)を差し引いて、その電圧値を余剰電圧Vp(例えば、4V)とする。
これにより、可変制御動作部13は、より簡素な構成であるにもかかわらず直流電源Ebが装置内部の動作電源電圧として供給可能な余剰電圧Vpを容易に求めることができる。
その結果、可変制御動作部13は、その余剰電圧Vp(例えば、4V)に応じて、可変レギュレータ回路部11aへ制御信号線CTRL1を介して制御信号を送り、可変レギュレータ回路部11aの出力端子Voutから出力するクランプ電圧Vzを初期設定値(例えば、5V)から上昇させて所定電圧(例えば、9V)に上昇制御、すなわち可変制御することができる(S108)。
そして、DC−DCコンバータ部12の入力端子Vinに入力されるクランプ電圧Vzが4V増大することにより、DC−DCコンバータ部12の出力端子Voutから出力される電圧値が増大(例えば、4V増大)されて、出力される電力(電圧と電流の積)を増大できる。
つまり、可変制御動作部13は、制御信号線CTRL2を介して輝度調整制御信号を7セグメント表示器14へ送出することにより、その内部回路におけるセグメント通電電流を増大させて輝度をより大きくできる。
次に、図4(a)を参照して、可変制御動作部13により制御されたクランプ電圧Vzに対する電流信号Isの電流値、電流信号Isの電流値変化、及び余剰電圧Vpの対応関係について説明する。
この表の通り、まず可変制御動作部13の制御により、クランプ電圧Vzは所定の初期設定値(例えば、5V)に設定されている。
そして、可変制御動作部13は電流信号Isを測定して電流値Is(1)を求める(例えば、18mA)。
その中で、測定された電流値Is(1)が所定の最大電流値(例えば、20mA)であれば、次の処理に移る。
次に、可変制御動作部13の制御により、クランプ電圧Vzは1Vの電圧幅で漸次増大され、その都度電流信号Isを測定して電流値Is(2)を求める。
そして、電流信号Isの電流値Is(2)として、クランプ電圧Vzの増大前の電流値Is(1)と異なる電流値(例えば、17mA)が測定された場合には、そのときの電流値変化、すなわち電圧ステップ間で検出される電流値変化は3mAであって、それに対応する余剰電圧Vp(たとえば、4V)が求められる。
次に、図4(b)を参照し、電流信号Isの電流値を破線で示し、クランプ電圧Vzを実線で示して、計測前後及び可変制御(上昇制御)前後のタイミングチャートについて説明する。
計測START前には、クランプ電圧Vzは、所定の初期設定値(例えば、5V)に設定されているが、計測START後には所定の電圧幅(例えば、1V)でステップ状に漸次増大している。
そして、可変制御START後には、直流電源Ebが装置内部の動作電源電圧として供給できる余剰電圧Vp(例えば、4V)が既に求められているため、その余剰電圧Vpの加わったクランプ電圧Vz(例えば、9V)に可変制御、すなわち上昇制御されている。
すなわち、計測START前では可変レギュレータ回路部11aのクランプ電圧Vzは、初期設定値の5Vに維持され、7セグメント表示器14の消費電流も初期電流のままで動作している。
しかしながら、可変制御後には可変レギュレータ回路部11aのクランプ電圧Vzが9Vに設定されるため、その結果、DC−DCコンバータ部12の出力端子Voutから出力される7セグメント表示器14の動作電源電圧端子Vddが所定の電圧(例えば、5.0V)に設定されていても、消費電力として例えば0.016W(ベース電流の4mAとクランプ電圧Vzの上昇分4Vとの積に相当)の電力を新たに利用できる。これにより、信号線CTRL2を介した輝度調整用の制御信号により、輝度設定用の通電電流として端子T7を介して新たに3.2mA相当分だけ増大(供給)して7セグメント表示器14の大幅な輝度上昇を確保できる。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施の形態に限定されるものでなく、請求項に示した範囲で種々の変形が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的な手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態の変形例についても本発明の技術的範囲に含まれるものとする。
例えば、一対の伝送路を介して電流信号を生成する直流電源は、全体構成の中で監視系(制御装置系)に配置され、かつ、本発明に係る2線式信号受信装置の外部に単独に接続された場合を説明したが、一対の伝送路のループ内にあればよく、例えば現場系(測定・駆動装置系)に配置されてもよいし、2線式信号受信装置の内部に格納されてもよいし、更には他の諸元(要素)の内部に格納されてもよい。
また、電流信号Isの所定の最大値Is(max)については、計測対象の物理量やその測定実績値などに応じて、例えば統一電流信号が4〜20mAの範囲であればその上限値(20mA)が最も好ましいが、上限値に近い値でもよく、実用的な側面から適宜設定すればよい。
また、余剰電圧Vpを求めるために、電流信号Isを所定の最大電流値Is(max)に設定する方法は、予め2線式伝送器TD側にて手動又は自動により強制的に実行してもよいし、可変制御動作部の格納されたプログラムにより通常動作中に電流信号Isが最大値に到達したことを検知してから自動的に処理を実行させてもよい。
更に、電流信号Isが所定の最大値Is(max)でなくとも、外部の2線式伝送器から送信される電流信号の電流値が異なる2条件下のそれぞれにおいて、可変レギュレータ部が出力するクランプ電圧を初期設定値から所定の電圧幅でステップ状に漸次増大させ、各電圧ステップ間における電流信号の電流値変化を検出することにより、一対の伝送路に電流信号を生成する直流電源から供給を受ける電圧のうち、装置内部の動作電源電圧として利用できる余剰電圧の大きさを求めてもよい。
以上のように、本発明に係る2線式信号受信装置、及び、2線式信号受信装置の余剰電圧利用方法は、直流電源から電源供給を受けた外部の2線式伝送器から送信される電流信号を、一対の伝送路を介して受信できる2線式信号受信装置において、その可変制御動作部は、直流電源が自己の装置内部の動作電源として供給できる余剰電圧を求めて、更には2線式信号受信装置内で有効に利用できるため、2線式信号受信装置装置、及び、2線式信号受信装置の余剰電圧利用方法として有用である。
10 2線式信号受信装置
11 可変レギュレータ部
11a 可変レギュレータ回路部
12 DC−DCコンバータ部
13 可変制御動作部
14 7セグメント表示器
PV プロセス変数
TD 2線式伝送器
Eb 直流電源
L1、L2 一対の伝送路
RL1、RL2 一対の伝送路の配線抵抗
Rs、Rp 受信抵抗
T1、T2 入力端子
T3、T4、T5、T6、T7、T8 接続端子
Is 電流信号
Vin 入力端子
V1in 第1入力電圧端子
V1in(min) 可変制御動作部の最小動作電圧
Vout 出力端子
Vdd 動作電源電圧端子
Vadj 調整用端子
Vp 余剰電圧
Vz クランプ電圧
Vss マイナス電源
CTRL1、CTRL2 信号線

Claims (4)

  1. 外部の2線式伝送器から送信される電流信号を、一対の伝送路を介して受信できる2線式信号受信装置であって、
    前記電流信号を受信する受信抵抗と、
    前記外部の2線式伝送器からみて前記受信抵抗と直列に接続され、前記電流信号を電圧に変換して次段にクランプ電圧を出力する可変レギュレータ部と、
    前記クランプ電圧が入力され、次段に直流電圧を出力するDC−DCコンバータ部と、
    そのDC−DCコンバータ部から出力された前記直流電圧が動作電源電圧として供給され、前記可変レギュレータ部の出力する前記クランプ電圧を所定の電圧値に可変制御できる可変制御動作部と、を備え、
    その可変制御動作部は、前記一対の伝送路に前記電流信号を生成する直流電源から供給を受ける電圧のうち、自己の装置内部の動作電源電圧として利用できる余剰電圧の大きさに応じて、前記可変レギュレータ部が次段に出力する前記クランプ電圧を所定の電圧に可変制御することを特徴とする2線式信号受信装置。
  2. 前記可変制御動作部は、前記受信抵抗に流れる前記電流信号の電流値を測定しながら前記可変レギュレータ部に制御信号を出力して、前記可変レギュレータ部が出力するクランプ電圧を初期設定値から所定の電圧幅でステップ状に漸次増大させ、各電圧ステップ間における前記電流信号の電流値変化を検出することにより前記余剰電圧の大きさを検知し、その余剰電圧の大きさに応じて前記可変レギュレータ部が出力する前記クランプ電圧を所定の電圧まで可変制御することを特徴とする請求項1に記載の2線式信号受信装置。
  3. 前記可変制御動作部は、前記受信抵抗に流れる前記電流信号の電流値が所定の最大電流値になったときに、前記余剰電圧を検知し、その大きさに応じて、前記可変レギュレータ部が次段に出力する前記クランプ電圧を所定の電圧に可変制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の2線式信号受信装置。
  4. 外部の2線式伝送器から送信される電流信号を、一対の伝送路を介して受信できる2線式信号受信装置の余剰電圧利用方法であって、
    受信抵抗は、前記外部の2線式伝送器から送信される前記電流信号を受信するステップと、
    前記外部の2線式伝送器からみて前記受信抵抗と直列に接続された可変レギュレータ部は、前記電流信号を電圧に変換して次段にクランプ電圧を出力するステップと、
    DC−DCコンバータ部は、前記クランプ電圧が入力され、次段に直流電圧を出力するステップと、
    可変制御動作部は、前記DC−DCコンバータ部から出力された前記直流電圧を動作電源電圧として供給され、前記可変レギュレータ部の出力する前記クランプ電圧を所定の電圧値に可変制御するステップと、を含み、
    更に、可変制御動作部は、前記一対の伝送路に前記電流信号を生成する直流電源から供給を受ける電圧のうち、自己の装置内部の動作電源電圧として利用できる余剰電圧の大きさに応じて、前記可変レギュレータ部が次段に出力する前記クランプ電圧を所定の電圧に可変制御するステップと、
    を含むことを特徴とする2線式信号受信装置の余剰電圧利用方法。
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