JP2017016021A - 照明制御システム、画像制御装置、照明制御方法および照明制御プログラム - Google Patents

照明制御システム、画像制御装置、照明制御方法および照明制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動的な照明演出を容易に実現することができる照明制御システム、画像制御装置、照明制御方法および照明制御プログラムを提供すること。
【解決手段】実施形態にかかる照明制御システム1は、プロジェクタ20と、プロジェクタ20に投影させる動画画像を出力する出力装置10とを有する。また、出力装置10は、画像を記憶する記憶部11と、出力装置10の電源が投入されたことを契機として、記憶部11に記憶された画像に基づく動画画像をプロジェクタに出力する出力部16とを有する。そして、プロジェクタ20は、出力装置10から出力された動画画像を投影する投影部22を有する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、照明制御システム、画像制御装置、照明制御方法および照明制御プログラムに関する。
従来、スタジオや舞台等では、照明機器を用いた照明演出がなされている。このような照明機器として、ハロゲンランプ等の照明機器に所定の色彩や形状の照明を出力させるディスクを設置し、電源の投入とともに電動モータにも電源が入り、本体に設置された回転方向のスイッチやボリュームで、モータの回転方向や速度をアナログ的に制御しディスクを回転させることで、動的な照明演出を容易に実現するエフェクトライトシステムが知られている。
一方、安価で高輝度なプロジェクタの普及により、PC(Personal Computer)上で作成した動画やアニメーションなどの画像や、DVD(Digital Versatile Disc)などの映像出力装置からの再生画像を、プロジェクタから投影することで、動的な照明演出が実現されている。しかしながら、プロジェクタを用いて照明演出を行う場合は、PC上での画像操作や映像出力装置の出力操作をしなければならず、動的な照明演出を容易に実現することができない。
"東芝エルティーエンジニアリング株式会社|アートライティング|製品カタログ│特殊効果機器│ディスクマシン"、[online]、[平成27年5月25日検索]、インターネット<http://www.lte.co.jp/art/catalogue/effect/edmd.htm>
本発明が解決しようとする課題は、動的な照明演出を容易に実現することができる照明制御システム、画像制御装置、照明制御方法および照明制御プログラムを提供することである。
実施形態の一例にかかる照明制御システムは、プロジェクタと、プロジェクタに投影させる動画画像を出力する画像制御装置とを有する。また、画像制御装置は、記憶部と、出力部とを有する。記憶部は、画像を記憶する。出力部は、画像制御装置の電源が投入されたことを契機として、記憶部に記憶された画像に基づく動画画像をプロジェクタに出力する。一方、プロジェクタは、画像制御装置から出力された一連の画像を投影する投影部を有する。
実施形態の一例にかかる照明制御システム、画像制御装置、照明制御方法および照明制御プログラムによれば、動的な照明演出を容易に実現することができる。
図1は、実施形態にかかる照明制御システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施形態にかかる出力装置がDMX信号に従って動画画像を制御する場合の各チャンネルの機能の一例で、映像選択を1バイトで実施する場合を説明する図である。 図3は、実施形態にかかる出力装置がDMX信号に従って演出画像を制御する場合の各チャンネルの機能の一例で、映像選択を2バイトで実施する場合を説明する図である。 図4Aは、実施形態にかかる本体のアドレスを利用した画像選択の場合の演出画像テーブルに格納された情報の一例を示す図である。 図4Bは、実施形態にかかる、2バイトのDMX信号を利用した画像選択の場合の演出画像テーブルに格納された情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる出力装置が生成する動画画像の一例を示す第1の図である。 図6は、実施形態にかかる出力装置が生成する動画画像の一例を示す第2の図である。 図7は、実施形態にかかる出力装置の利用形態の一例を示す正面図である。 図8は、実施形態にかかる出力装置の利用形態の一例を示す背面図である。 図9は、実施形態にかかるシャッターの一例を説明するための図である。 図10は、実施形態にかかる出力装置が実行する演出処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる照明制御システム、画像制御装置、照明制御方法および照明制御プログラムを説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する照明制御システム、画像制御装置、照明制御方法および照明制御プログラムは、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。例えば、以下の実施形態では、照明制御システムは、照明機器以外にも、任意の舞台装置の制御にも適用することができる。なお、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
以下の実施形態にかかる照明制御システム1は、プロジェクタ20と、プロジェクタ20に投影させる動画画像を出力する画像制御装置(例えば、出力装置10)とを有する。また、出力装置10は、画像(例えば、演出画像P10)を記憶する記憶部11と、出力装置10の電源が投入されたことを契機として、記憶部11に記憶された画像に基づく動画画像をプロジェクタに出力する出力部16とを有する。そして、プロジェクタ20は、出力装置10から出力された動画画像を投影する投影部22を有する。
また、以下の実施形態にかかる照明制御システム1では、動画画像を構成する複数の画像(例えば、当画像の各フレーム。)を記憶し、記憶された動画画像を構成する複数の画像をプロジェクタに出力する。
また、以下の実施形態にかかる照明制御システム1では、記憶された画像の表示態様を規則的に変化させた一連の画像を含む動画画像を生成する生成部(例えば、制御部14)を有する。そして、照明制御システム1は、制御部14が生成した動画画像をプロジェクタに出力する。
また、以下の実施形態にかかる照明制御システム1では、動画画像として、画像を徐々に回転させた一連の画像を含む動画画像を生成する。
また、以下の実施形態にかかる照明制御システム1では、動画画像として、画像を徐々に平行移動させた一連の画像を含む動画画像を生成する。
また、以下の実施形態にかかる照明制御システム1では、プロジェクタ20に対して動画画像を出力していない場合は、投影部22が投影する光を遮光する遮光部(例えば、シャッター30)をさらに有する。
また、以下の実施形態にかかる照明制御システム1では、照明機器を制御するための制御アドレス(例えば、DMX信号に含まれるチャンネルの値)と対応付けて複数の画像を記憶する。そして、照明制御システム1は、外部から受信した制御アドレスと対応付けられた画像に基づく動画画像をプロジェクタ20に出力する。
また、以下の実施形態にかかる照明制御システム1では、外部から受信した制御アドレスに応じて、画像の表示態様を規則的に変化させた一連の画像を含む動画画像を出力する。
[実施形態]
(実施形態にかかる照明制御システムの構成)
図1は、実施形態にかかる照明制御システムの構成の一例を示すブロック図である。実施形態にかかる照明制御システム1は、出力装置10、プロジェクタ20、シャッター30、および操作端末40を有する。なお、出力装置10に接続されるプロジェクタ20の数や種類等は任意に設定できる。
照明制御システム1において、出力装置10は、PC等の汎用的な情報処理装置ではなく、いわゆる組み込みシステムを実現する市販のCPU(Central Processing Unit)ボードにより実現される。また、出力装置10は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって実現されてもよい。また、出力装置10は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置を有し、舞台演出用に投影される静止画像や動画画像(以下、画像と記載する。)を記憶する。
プロジェクタ20は、DLP(Digital Light Processing)(登録商標)や液晶等を用いて、静止画像や動画画像を投影する投影装置であり、例えば、市販されている高輝度のプロジェクタである。出力装置10は、DVI(Digital Visual Interface)等の画像出力インターフェースを介して、プロジェクタ20と接続されており、舞台演出用の画像をプロジェクタに出力することで、かかる画像を投影させる。
シャッター30は、出力装置10からの操作に従って開閉可能なシャッターであり、プロジェクタ20が光を投影するレンズの前面に配置され、出力装置10から閉まるよう操作された場合は、プロジェクタ20が投影する光を遮り、出力装置10から開くよう操作された場合は、プロジェクタ20が投影する光を遮らずに投影させる。
操作端末40は、照明制御システム1のオペレータが使用する遠隔制御用の端末装置であり、オペレータからの操作に従って、出力装置10を制御する。例えば、操作端末40は、DMX規格に従った通信プロトコルや、DMXを拡張したRDM(Remote Device Management)規格に沿った通信方式により、出力装置10と通信が可能であり、DMX信号を用いて、出力装置10が出力する画像を制御する。
(実施形態にかかる照明制御システムが実行する演出処理)
ここで、従来のプロジェクタを用いたシステムでは、照明演出を行う際にPCを操作しなければならず、動的な照明演出を容易に実現することができなかった。例えば、従来のプロジェクタを用いたシステムでは、催事場、小規模の劇場、百貨店のショーウインドウ、通路等、照明演出を行う領域が狭い場合には、プロジェクタとPCや一般にAV(Audio/Visual)装置と呼ばれるDVD(Digital Versatile Disc)などの映像出力装置とを揃え、PCやAV装置を起動させ、照明演出を行うための画像の操作を行わなければならず、手間がかかる。
また、照明演出を行うための動画がPCに記録されていたとしても、PCの立ち上げやプロジェクタとの接続、動画の再生等、PCやAV装置の操作を行うオペレータを必要とする。しかしながら、小規模の劇場や個人商店等では、オペレータを準備するのが困難である。
一方で、ハロゲンランプ等の照明機器を用いるエフェクトライトシステムでは、電源を投入するだけで照明演出を開始することができるものの、ディスクを動作させるためのモータとうの機構や、照明機器本体のランプやレンズが高額である。また、高輝度のプロジェクタの普及に伴い、エフェクトライトシステムの生産数が減少しており、価格の上昇やモデルチェンジの停滞を招いている。しかしながら、このように照明機器を用いたエフェクトライトシステムでは、電源を投入するだけで照明演出を実現でき、ディスクを交換することで照明演出の態様を変更可能である等、簡易な動画画像による照明演出を容易に実現できるため、一定の需要がある。
そこで、出力装置10は、演出用の画像(以下、演出画像と記載する。)を記憶する記憶部11を有し、電源が投入されたことを契機として、本体のスイッチ(例えば、図7に示す各種のスイッチ)やボリューム情報又はDMX信号からの制御情報を読み込み、その情報で指示された、記憶部11に記憶された画像に基づく動画画像をプロジェクタ20に出力し、プロジェクタ20に動画画像を投影させる。例えば、出力装置10は、演出画像の一部を拡大した状態で、演出画像を規則的に回転若しくは平行移動させた一連の画像を含む動画画像を生成し、生成した演出用動画画像の各画像をプロジェクタ20に随時出力し、出力した各画像を投影させる。
すなわち、照明制御システム1は、エフェクトライトシステムにおいて照明機器に演出用の照明を出力されるディスクと対応する出力装置10と、ハロゲンランプ等の照明機器に対応するプロジェクタ20とを有する。そして、出力装置10は、電源が投入されたことを契機として、指示された演出用動画をプロジェクタから投影させることで、エフェクトライトシステムと同様の照明演出を実現する。例えば、出力装置10は、電源が投入されたことを契機として、出力装置10本体に設けられたスイッチやフェーダによって設定された情報や、外部から受信した遠隔制御信号(例えば、DMX信号)で指示された演出用画像に基づく動画画像を生成若しくは編集し、かかる動画画像をプロジェクタ20に対して出力する。
この結果、照明制御システム1は、PCやAV装置の操作を行うオペレータが不在であっても、出力装置10の電源を投入するだけでプロジェクタを用いた照明演出を容易に実現できる。
なお、出力装置10が演出画像に基づいてどのような動画画像を生成するかについては、任意の態様が適用される。例えば、出力装置10は、電源投入時に所定の演出画像を所定の角度ずつ規則的に回転させた一連の画像、すなわち動画画像をプロジェクタ20に出力してもよく、出力装置10に備えられた予め設定されたスイッチ(例えば、方向スイッチ13−5)やフェーダ(例えば、再生速度フェーダ13−7)に対する内容に従って、演出画像を回転させる角度、方向、速度等を変更してよい。
ここで、投影される画像の各画素と対応する液晶式のフィルタを有し、光を液晶式のフィルタに通すことで、投影する画像を再現する液晶式のプロジェクタが知られている。このような液晶式のプロジェクタにおいては、画像のデータがプロジェクタに送信されていない場合や、出力する画像の全領域が黒色である場合は、液晶式のフィルタ全体で光を遮光しようとする。しかしながら、液晶式のフィルタは、光を完全に遮光することができないため、暗い場所では、白色の画像が投影されたように見えてしまう。
そこで、照明制御システム1は、プロジェクタ20に対して演出用動画画像を出力していない場合は、シャッター30を閉じ、プロジェクタ20が投影する光を遮光させることで、暗転等の照明演出を行う際に、プロジェクタ20から投影される不要な光を遮断し、より適切な照明演出を実現することができる。
また、照明制御システム1は、2つの演出画像からそれぞれ個別の表示態様で生成した動画画像を合成し、合成した動画画像を出力してもよい。例えば、出力装置10は、第1演出画像を時計回りに回転させた動画画像に、第2演出画像を平行移動させた動画画像を重ね合わせた動画画像を生成し、生成した動画画像をプロジェクタ20に出力して投影させてもよい。
(DMX信号を用いた外部からの操作)
ここで、照明制御システム1は、上述したフェーダ等を用いた手動制御以外にも、操作端末40から受信したDMX信号に従って、利用する演出画像や変化速度、方向などを変更する制御を行ってもよい。以下、DMX信号を用いた外部からの操作の一例について説明する。
例えば、DMX信号は、最大512バイトのデータを1パケットとした制御信号であり、チャネルと呼ばれる1バイトの範囲ごとに「0」〜「255」の値で示される各種の設定内容が設定される。かかるDMX信号による制御を受付ける場合、被制御側の装置は、DMX信号に含まれるデータのうち、予め設定された番号のチャネル(以下、先頭番号と記載する。)から所定の数の各チャネルに設定された値に従って、演出画像の選択や準備等の各種の制御を行う。
以下、図2を用いて、出力装置10がDMX信号に従って演出画像に基づく動画画像を生成する処理の一例について説明する。図2は、実施形態にかかる出力装置がDMX信号に従って動画画像を生成する処理の一例を説明する図である。なお、図2に示す例では、出力装置10がDMX信号のうち9つのチャネルを用いて、制御を受付ける処理の一例について記載した。また、図2に示す例では、実施形態にかかる出力装置がDMX信号に従って動画画像を制御する場合の各チャンネルの機能の一例として、映像選択を1バイトの値で実施する場合を記載した。
例えば、オペレータは、デジタルスイッチ等、DMX信号のチャネルを選択するための入力装置を介して、出力装置10が使用するDMXチャネルの先頭番号「1」を設定する。かかる場合、出力装置10は、DMX信号の1チャネル目の値に従ってシャッター30の開閉を制御し、2チャネル目の値に従って、演出画像に付加する色彩を制御し、3チャネル目の値に従って、演出画像の拡大縮小を制御し、4チャネル目の値に従って、第1演出画像を回転させるか否か及び回転方向を制御し、5チャネル目の値に従って、第1演出画像の回転もしくは平行移動の速度(動作速度)を制御し、6チャネル目の値に従って、第2演出画像を回転させるか否か及び回転方向を制御し、7チャネル目の値に従って、第2演出画像の回転もしくは平行移動の速度(動作速度)を制御し、8チャネル目の値に従って、第1演出画像の選択を制御し、9チャネル目の値に従って、第2演出画像の選択を制御する。
例えば、出力装置10は、DMX信号の1チャネル目の値が「255」である場合は、シャッター30を開状態にし、「0」である場合は、シャッター30を閉状態にする。他にも、出力装置10は、DMX信号のうち1チャネル目から9チャネル目までのそれぞれに格納された0から255までの値に従って、図2に例示した各設定を行う。
なお、オペレータは、出力装置10と同様の出力装置(例えば、出力装置10−1)が存在し、出力装置10と出力装置10−1とを別々に制御する場合は、出力装置10−1が使用するチャネルの先頭番号を「10」とすればよい。かかる場合、出力装置10−1は、DMX信号のうち、10チャネル目から19チャネル目までの値に従って、シャッターの開閉、色彩、拡大縮小、各演出画像の回転方向、動作速度、各演出画像の選択等を制御する。また、オペレータは、出力装置10と出力装置10−1とに全く同じ動きをさせたい場合は、出力装置10と出力装置10−1とに、同一の先頭番号を設定すればよい。
また、図2に示す設定内容は、あくまで一例であり、出力装置10は、各チャネルの値に基づいて他の制御を行ってもよい。例えば、図3は、実施形態にかかる出力装置がDMX信号に従って演出画像を選択する処理の一例を説明する図である。なお、図3に示す例では、実施形態にかかる出力装置がDMX信号に従って演出画像を制御する場合の各チャンネルの機能の一例として、映像選択を2バイトの値で実施する場合を記載した。
図3に示す例では、出力装置10は、6チャネル目の値に基づいて、第1演出画像として選択される画像が格納されたフォルダの選択を受付け、7チャネル目の値に基づいて、フォルダの中に格納された画像の指定を受付けてもよい。なお、図3に示す例では、7チャネル目の制御レベルの値として、「6チャネル目の値−7チャネル目の値」といった形式で記載した。かかる制御を行った場合、出力装置10は、最大で256の二乗(65536)個の画像を選択可能となる。
なお、後述する例では、「0」〜「999」までの値を取る画像IDと対応付けられた画像の中から演出画像を手動により選択可能な例について説明するが、かかる場合、出力装置10は、DMX信号のうち2バイト(2チャネル)を用いて画像の選択を受付けてもよく、3バイト(3チャネル)を用いて各チャネルの値を1の位、10の位、100の位としてもよい。
なお、DMX信号を介した制御と手動による制御とを一致させる必要はない。例えば、出力装置10は、DMX信号に従って動作する際の制御内容が設定されたテーブルと、手動による制御に従って動作する際の制御内容が設定されたテーブルとを記憶し、DMX信号に従って動作するか、手動による制御に従うかに応じて、使用するテーブルを切替えてもよい。また、出力装置10は、DMX信号に従って動作する場合は、手動による制御を受付ける各種のフェーダやスイッチの設定を無視してもよい。
(実施形態にかかる各装置の機能構成)
以下、出力装置10が有する機能構成の一例について説明する。図1に示すように、実施形態にかかる照明機器10は、記憶部11、電源部12、操作部13、制御部14、表示部15、及び出力部16を有する。
記憶部11は、出力装置10が有する不揮発性のメモリであり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置により実現される。また、記憶部11は、演出画像テーブル11−1、11−2を記憶する。
例えば、図4Aは、実施形態にかかる本体のアドレスを利用した画像選択の場合の演出画像テーブルに格納された情報の一例を示す図である。図4Aに示す例では、演出画像テーブル11−1には、画像を識別するための画像ID(Identifier)と、演出画像のデータである画像データとが対応付けて登録される。尚、図4Aに示す例では、1バイトのDMX信号にて遠隔選択でする場合は画像選択チャンネルのレベル0〜255を使用し、画像ID0〜255を指定すればよい。
演出画像テーブル11−1には、図4Aに示すように、画像ID「0」〜「999」と画像データとが対応付けて登録される。このような情報が演出画像テーブル11−1に登録されている場合、出力装置10は、オペレータから、第1演出画像の画像IDと第2演出画像の画像IDとを受付けると、受付けた画像IDと対応付けられた画像データを第1演出画像および第2演出画像として選択する。
演出画像テーブル11−2は、2バイトのDMX信号と、演出画像とが対応付けて登録される。例えば、図4Bは、実施形態にかかる2バイトのDMX信号を利用した画像選択の場合の演出画像テーブルに格納された情報の一例を示す図である。尚、図4Bに示す例では、2バイトのアドレスによって画像1〜256を指定する例について記載した。図4Bに示すように、演出画像テーブル11−2には、DMX信号の1バイト目の値、2バイト目の値、および画像データが対応付けて登録される。このような情報が演出画像テーブル11−2に登録されている場合、出力装置10は、DMX信号の1バイト目の値および2バイト目の値と対応付けられた画像データを演出画像として選択する
図1に戻り、電源部12は、出力装置10に供給される電力を制御部14に対して供給する電源装置であり、例えば、電源スイッチを有し、電源スイッチが投入された場合は、電力の整流や電圧の変更等を行って、制御部14に電力を供給する。
操作部13は、出力装置10に対する各種の操作を受け付ける各種のスイッチであり、シャッタースイッチ13−1、手動切替スイッチ13−2、カラーフェーダ13−3、ズームフェーダ13−4、方向スイッチ13−5、13−6、再生速度フェーダ13−7、13−8、および選択スイッチ13−9、13−10を有する。操作部13は一例であり、必要最小限の機能に留めるためスイッチ等を減らしたり、他の機能を追加するためスイッチ等を増やしても良い。なお、後述する図7に示すように、選択スイッチ13−9、13−10は、同一のハードウェア(例えば、1つのデジスイッチ)により実現されてもよい。
シャッタースイッチ13−1は、シャッター30の開閉操作を受け付けるスイッチであり、例えば、トグルスイッチなどにより実現される。出力装置10は、オペレータがシャッタースイッチ13−1を操作した場合は、かかる操作に従って、シャッター30の開閉を行う。
手動切替スイッチ13−2は、演出画像の選択や、どのような表示形態の動画画像を生成するかといった制御を操作端末40から例えばDMX信号を利用して遠隔で制御行う遠隔制御モードと、出力装置10が有する操作部13から行う手動モードとの切り替えを受け付けるスイッチであり、例えば、トグルスイッチ等により実現される。
カラーフェーダ13−3は、演出画像に付加する色彩の指定を受け付けるフェーダである。出力装置10は、オペレータがカラーフェーダ13−3を操作した場合は、操作内容に応じた色彩を演出画像に付し、色彩を付した演出画像に基づく動画画像を生成する。すなわち、カラーフェーダ13−3は、エフェクトライトシステムにおいて照明に色彩を付すカラーフィルタに対応する。
ズームフェーダ13−4は、演出画像の事前に指定した範囲を拡大縮小するかの指定を受け付けるフェーダである。例えば、出力装置10は、オペレータが演出画像を拡大するようズームフェーダ13−4を操作した場合(例えば、挟角操作方向に操作した場合)は、事前に指定した範囲を縮小した動画画像を生成し、オペレータが演出画像を縮小するようズームフェーダ13−4を操作した場合(例えば、広角操作方向に操作した場合)は、事前に指定した範囲を拡大した動画画像を生成する。
方向スイッチ13−5、13−6は、第1および第2の演出画像をどちらの方向に回転もしくは移動させるかの選択を受け付けるスイッチであり、例えば、トグルスイッチにより実現される。例えば、出力装置10は、演出画像を右回転させるようにオペレータが方向スイッチ13−5を操作した場合は、第1の演出画像を右回転させた動画画像を生成し、演出画像を右方向に平行移動させるようにオペレータが方向スイッチ13−6を操作した場合は、第2の演出画像を右方向に平行移動させる動画画像を生成する。そして、出力装置10は、生成した各動画画像を合成した動画画像を生成する。
再生速度フェーダ13−7、13−8は、第1および第2の演出画像を回転もしくは平行移動させる再生速度の選択を受け付けるフェーダである。例えば、出力装置10は、オペレータが再生速度フェーダ13−7を操作した場合は、かかる操作に従って、第1の演出画像を回転させる速度を制御し、オペレータが再生速度フェーダ13−8を操作した場合は、かかる操作に従って、第2の演出画像を平行移動させる速度を制御する。
選択スイッチ13−9、13−10は、第1および第2の演出画像の指定を受け付けるスイッチである。例えば、出力装置10は、オペレータが選択スイッチ13−9を操作して画像IDを入力した場合は、かかる操作に従って第1の演出画像を演出画像テーブル11−1から読み出し、オペレータが選択スイッチ13−10を操作して画像IDを入力した場合は、かかる操作に従って第2の演出画像を演出画像テーブル11−1から読み出す。なお、選択スイッチ13−9、13−10は、第1演出画像の画像IDと第2演出画像の画像IDとをそれぞれ個別に受け付けることが可能な同一のスイッチによって実現されてよい。
制御部14は、電源部12から電力が供給されたことを契機として、画像ID等で指定された演出画像に基づく動画画像を生成し、生成した動画画像を出力部16からプロジェクタ20に出力する。例えば、制御部14は、電源部12から電力が供給された場合は、手動切替スイッチ13−2の状態に基づいて手動モードであるか遠隔制御モードであるかを判定する。
ここで、制御部14は、遠隔制御モードであると判定した場合は、図2を例にすると、操作端末40から受信したDMX信号のチャネル8番、9番と対応する演出画像を演出画像テーブル11−1から読み出し、操作端末40から受信したDMX信号のチャネル2番〜7番と対応する表示態様で、演出画像に基づく動画画像を合成して出力部16に出力する。
一方、制御部14は、手動モードであると判定した場合は、選択スイッチ13−9、13−10を介してオペレータが指定した第1の演出画像および第2の演出画像を演出画像テーブル11−1から読み出し、カラーフェーダ13−3、ズームフェーダ13−4、各方向スイッチ13−5、13−6、各再生速度フェーダ13−7、13−8の状態に基づいて、第1の演出画像および第2の演出画像に基づく動画画像をそれぞれ生成し、生成した動画画像を合成して出力部16に出力する。
なお、図7の選択スイッチ13−9、13−10は機械的なデジタルスイッチを使用した例であるが、表示用の液晶等を設ければ、制御部14は、操作端末40から受信したDMX信号の演出画像選択情報に対応した画像ID、若しくは、選択スイッチ13−9、13−10を介して利用者が選択した画像IDを表示部15に表示させる。また、制御部14は、出力部16が動画画像を出力していない場合や、出力部16が出力する画像全体が黒色である場合は、自動もしくは遠隔制御指示によりシャッター30を閉塞状態にし、プロジェクタ20が投影する光を遮光する。また、遠隔制御指示の場合は動画再生時であっても、演出に応じて開閉が可能である。
(選択スイッチでの選択)
ここで、図5、図6を用いて、制御部14が生成する動画画像の一例について説明する。まず、図5を用いて、制御部14が演出画像を平行移動させた動画画像を生成する処理の一例について説明する。図5は、実施形態にかかる出力装置が生成する動画画像の一例を示す第1の図である。なお、図5に示す例では、空と雲とを模式的に示した演出画像P10から動画画像を生成する処理の一例について記載した。
例えば、制御部14は、選択スイッチ13−9を介してオペレータが指定した演出画像P10を演出画像テーブル11−1から読み出し、図5中(A)に示すように、演出画像P10のうち、プロジェクタ20が投影可能な大きさの領域(以下、表示領域と記載する。)を選択し、選択した表示領域内の画像を動画画像に含まれる1つ目の画像として出力し、左方向に画像を平行移動させるように方向スイッチ13−5が操作されている場合は、図5中(B)に示すように、表示領域を右方向に移動させる。より具体的には、制御部14は、図5中(C)に示すように、再生速度フェーダ13−7の操作量だけ、表示領域を右方向へ移動させ、演出画像P10のうち、移動させた表示領域内の画像を動画画像に含まれる2つ目の画像として出力する。
また、制御部14は、上述した処理を繰り返すことで、図5中(D)に示すように、演出画像P10が左方向へと徐々に移動する動画画像、すなわち、雲が投影画面の右方向から左方向へと流れる動画画像を生成し、生成した動画画像を出力部16に順次出力する。
次に、図6を用いて、制御部14が演出画像を回転させた動画画像を生成する処理の一例について説明する。図6は、実施形態にかかる出力装置が生成する動画画像の一例を示す第2の図である。なお、図6に示す例では、飛んでいる鳥を模式的に示した演出画像P11から動画画像を生成する処理の一例について記載した。
例えば、制御部14は、選択スイッチ13−10を介してオペレータが指定した演出画像P11を演出画像テーブル11−1から読み出し、図6中(A)に示すように、演出画像P11のうち表示領域内の画像を動画画像に含まれる1つ目の画像として出力し、右方向に画像を回転させるように方向スイッチ13−6が操作されている場合は、図6中(B)に示すように、演出画像P11を右方向に所定の角度だけ回転させる。より具体的には、制御部14は、図6中(C)に示すように、再生速度フェーダ13−8の操作と対応する角度だけ、演出画像P11を右方向へ回転させて、表示領域内の画像を動画画像に含まれる2つ目の画像として出力する。
また、制御部14は、上述した処理を繰り返すことで、図6中(D)に示すように、演出画像P11が右方向へと徐々に回転する動画画像、すなわち、鳥が投影画面の左方向から右方向へと飛び去る動画画像を生成し、生成した動画画像を出力部16に順次出力する。
なお、出力装置10は、制御部14による処理の結果、図5および図6に示す動画画像を合成して出力する場合は、例えば、雲が投影画面の右方向から左方向へと流れるとともに、鳥が投影画面の左方向から右方向へと飛んでいくといった対応の動画画像を出力することとなる。
図1に戻り、説明を続ける。表示部15は、操作端末40から受信したDMX信号の値や、手動で選択された演出画像の画像IDを表示する表示装置であり、例えば、7セグメントのLED(Light Emitting Diode)やLCDディスプレイを備えた表示装置である。なお、表示部15は、デジスイッチ等、番号を入力可能な機械的表示装置より実現される場合、各演出画像の画像IDを受付可能な選択スイッチ13−9、13−10として動作してもよい。
出力部16は、制御部14が生成した動画画像をプロジェクタ20に出力する。例えば、出力部16は、制御部14が生成した動画画像の各画像(フレーム)を、順次プロジェクタ20に出力することで、生成した動画画像をプロジェクタ20より投影させる。
続いて、プロジェクタ20が有する機能構成の一例について説明する。図1に示すように、プロジェクタ20は、処理部21および投影部22を有する。処理部21は、出力装置10から動画画像の各画像を順次受信すると、投影部22を制御し、受信した画像を投影させる。投影部22は、処理部21からの制御に従って、出力装置10から受信した画像を所定の領域に投影する。
なお、上述した出力装置10は、CPU(Central Processing Unit)とRAM(Random Access Memory)、EEPROM,フラッシュメモリなどを有するコンピュータが、所定の記録媒体に登録された照明制御プログラムを読み取り、読み取った照明制御プログラムを実行することにより、実現されてもよい。
(操作部13の一例)
次に、図7および図8を用いて、出力装置10の利用形態の一例について説明する。図7は、実施形態にかかる出力装置の利用形態の一例を示す正面図である。また、図8は、実施形態にかかる出力装置の利用形態の一例を示す背面図である。なお、図7、8には、箱型の筐体を有する出力装置10の上に一般的なプロジェクタ20を配置して利用する形態の一例を記載したが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、出力装置10は、プロジェクタ20と離された位置に設置されていてもよい。
図7に示すように、プロジェクタ20の正面には、動画画像に含まれる各画像を順次投影する投影部22のレンズが設置されている。また、図7に示すように、出力装置10の正面には、シャッタースイッチ13−1、カラーフェーダ13−3、ズームフェーダ13−4、第1演出画像を制御する方向スイッチ13−5及び再生速度フェーダ13−7、第2演出画像を制御する方向スイッチ13−6及び再生速度フェーダ13−8、手動切替スイッチ13−2、表示部15、および電源部12のスイッチが配置されている。また、再生速度フェーダ13−7、13−8は、押下可能なスイッチにより実現されている。
ここで、図7に示す表示部15には、3桁の数値を表示可能なデジタルスイッチが採用されており、手動切替スイッチ13−2が「手動」の方へ操作された場合は、手入力により画像IDを入力可能な選択スイッチ13−9、13−10として動作する。例えば、再生速度フェーダ13-7、13-8をスイッチ付のフェーダとし、再生速度フェーダ13−7が押下された状態で、オペレータが画像IDを入力された場合は、表示部15は、選択スイッチ13−9として動作し、入力した画像IDを第1演出画像の画像IDとする。一方、表示部15は、出力装置再生速度フェーダ13−8が押下された状態で、オペレータが画像IDを入力した場合は、選択スイッチ13−10として動作し、入力した画像IDを第2演出画像の画像IDとする。このため、出力装置10は、新たなスイッチを設けずとも、簡単に各演出画像を選択できる。
また、図8に示すように、プロジェクタ20の背面には、投影する動画画像のデータを入力するためのDVI端子21−1が配置される。また、出力装置10の背面には、出力部16として、動画画像のデータを出力するためのDVI端子が配置されており、プロジェクタ20のDVI端子21−1と接続されると、プロジェクタ20に対して動画画像のデータを送信する。
また、出力装置10の背面には、LAN(Local Area Network)と接続するためのLANポート14−1、操作端末40からDMXの信号を受信するためのDMX入力端子14−2、他の装置へ受信したDMXの信号をカスケード接続により伝達するためのDMX出力端子14−3が配置されている。なお、各端子14−1〜14−2は、制御部14が動画画像を生成する際に用いる制御データの受信等に用いられる。
(シャッター30の一例)
次に、図9を用いて、シャッター30の一例について説明する。図9は、実施形態にかかるシャッターの一例を説明するための図である。なお、図9に示す例では、シャッター30のうちプロジェクタ20が投影する光を遮光する機能部の一例について記載し、筐体等については省略した。また、図9に示す例では、プロジェクタ20が有する投影部22のレンズを一点破線で記載した。
例えば、図9に示すように、シャッター30は、投影部22の約半分を覆い隠すことができる遮光板30−1と、投影部22のうち遮光板30−1が覆い隠していない範囲を覆い隠すことができる遮光板30−2とを有する。また、遮光板30−1は、ギア30−3が配置され、遮光板30−2は、ギア30−3とかみ合う他のギア30−2が配置されている。
図9に示す例において、かかるシャッター30は、出力装置10から閉まるように操作された場合は、ギア30−3を図面左方向に電動モータ等を使用して回転させ、遮光板30−1、30−2を閉めることで、投影部22のレンズ全体を覆い隠すことで、投影部22が投影する光を遮光し、出力装置10から開くように操作された場合は、ギア30−3を図面右方向に回転させることで、遮光板30−1、30−2を空けることで、投影部22が画像を投影することができるようにする。
なお、シャッター30の設置位置は、固定されるものではない。すなわち、シャッター30は、プロジェクタ20が有する投影部22のレンズの位置や大きさなどに応じて変更可能であり、プロジェクタ20の筐体の形状などにより制約を受けないものとする。
(演出処理の一例)
次に、出力装置10が実行する演出処理の一例を説明する。図10は、実施形態にかかる出力装置が実行する演出処理の一例を示すフローチャートである。例えば、出力装置10は、電源が投入されたことを契機として、処理を開始すると、まず手動制御であるか否かを判定し(ステップS101)、手動制御である場合は(ステップS101:Yes)、デジタルスイッチ等で指定された、設定された、又は予め入力された画像IDを取得する(ステップS102)。一方、出力装置10は、手動制御ではない、すなわちDMX信号による遠隔制御を行う場合は(ステップS101:No)、DMX信号の受信を待機し、DMX信号が受信されると、受信したDMX信号内の決められたチャンネルに設定された値を画像IDとして取得する(ステップS103)。そして、出力装置10は、演出画像テーブル11−1、11−2から取得した画像IDと対応付けられた演出画像を読み出す(ステップS104)。
続いて、出力装置10は、読み出した演出画像に基づく動画画像を生成し(ステップS105)、生成した動画画像をプロジェクタ20に出力する(ステップS106)。そして、出力装置10は、電源の切断により処理を終了する。
(動画画像の生成について)
上述した出力装置10は、選択した演出画像を回転若しくは平行移動させた動画画像を生成した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。すなわち、出力装置10は、演出画像の表示態様を様々な方式で徐々に変更する動画画像等、任意の態様で表示態様が変化する動画画像を生成してよい。例えば、vzx出力装置10は、雨粒の演出画像をランダムな位置から斜め下方向へと移動させるとともに、移動した軌跡を示す線を追加することで、雨が降っている旨を模式的に示す動画画像を生成してもよい。
また、出力装置10は、あらかじめ作成された動画画像を記憶し、電源が投入されたことを契機として、かかる動画画像をプロジェクタに順次出力してもよく、予め作成さTくぃればれた動画画像をプロジェクタに出力する場合は、方向スイッチ13−5や再生速度フェーダ13−7に対するオペレータからの操作に応じて、動画画像の再生速度や再生方向(例えば、通常の再生や逆再生等)を制御してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 照明制御システム
10、10−1 出力装置
11 記憶部
11−1 演出画像テーブル
11−2 演出画像テーブル
12 電源部
13 操作部
13−1 シャッタースイッチ
13−2 手動切替スイッチ
13−3 カラーフェーダ
13−4 ズームフェーダ
13−5、13−6 方向スイッチ
13−7、13−8 再生速度フェーダ
13−9、13−10 選択スイッチ
14 制御部
14−1 LANポート
14−2 DMX入力端子
14−3 DMX出力端子
15 表示部
16 出力部
20 プロジェクタ
21 処理部
21−1 DVI入力端子
22 投影部
30 シャッター
30−1、30−2 遮光板
30−3、30−4 ギア
40 操作端末
P10、P11 演出画像

Claims (11)

  1. プロジェクタと、当該プロジェクタに投影させる動画画像を出力する画像制御装置とを有する照明制御システムであって、
    前記画像制御装置は、
    画像を記憶する記憶部と;
    前記画像制御装置の電源が投入されたことを契機として、前記記憶部に記憶された画像に基づく動画画像を前記プロジェクタに出力する出力部と;
    を具備し、
    前記プロジェクタは、
    前記画像制御装置から出力された動画画像を投影する投影部;
    を具備する
    ことを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記記憶部は、前記動画画像を構成する複数の画像を記憶し、
    前記出力部は、前記動画画像として、前記記憶部に記憶された複数の画像を前記プロジェクタに出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明制御システム。
  3. 前記記憶部に記憶された画像の表示態様を規則的に変化させた一連の画像を含む動画画像を生成する生成部;
    をさらに具備し、
    前記出力部は、前記生成部が生成した動画画像を前記プロジェクタに出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明制御システム。
  4. 前記生成部は、前記動画画像として、前記画像を徐々に回転させた一連の画像を含む動画画像を生成することを特徴とする請求項3に記載の照明制御システム。
  5. 前記生成部は、前記動画画像として、前記画像を徐々に平行移動させた一連の画像を含む動画画像を生成することを特徴とする請求項3または4に記載の照明制御システム。
  6. 前記出力部が前記プロジェクタに対して前記動画画像を出力していない場合は、前記投影部が投影する光を遮光する遮光部;
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の照明制御システム。
  7. 前記記憶部は、照明機器を制御するための制御アドレスと対応付けて複数の画像を記憶し、
    前記出力部は、外部から受信した前記制御アドレスと対応付けられた画像に基づく動画画像を前記プロジェクタに出力する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の照明制御システム。
  8. 前記出力部は、前記動画画像として、前記外部から受信した制御アドレスに応じて、前記画像の表示態様を規則的に変化させた一連の画像を含む動画画像を出力することを特徴とする請求項7に記載の照明制御システム。
  9. 投影させる画像をプロジェクタに出力する画像制御装置であって、
    画像を記憶する記憶部と;
    前記画像制御装置の電源が投入されたことを契機として、前記記憶部に記憶された画像に基づく動画画像を前記プロジェクタに出力する出力部と;
    を具備することを特徴とする画像制御装置。
  10. 画像が記憶された記憶装置を有する画像制御装置が実行する照明制御方法であって、
    前記画像制御装置の電源が投入されたことを契機として、前記記憶装置に記憶された画像に基づく動画画像を、入力された画像を投影するプロジェクタに対して出力する出力ステップ;
    を含むことを特徴とする照明制御方法。
  11. 画像が記憶された記憶装置を有する画像制御装置が有するコンピュータに、
    前記画像制御装置の電源が投入されたことを契機として、前記記憶装置に記憶された画像に基づく動画画像を、入力された画像を投影するプロジェクタに対して出力する出力手順;
    を実行させることを特徴とする照明制御プログラム。
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