JP2017014693A - 舗装方法および舗装構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブロック系舗装に特有の段差や沈下を有効に防止する。
【解決手段】路床3上に形成された路盤層5と、路盤層5上に形成された敷砂層7と、敷砂層7上に敷設され、敷砂層7の敷砂の最大粒径から定まる長さを有する縦ストランドおよび横ストランド並びに縦ストランドおよび横ストランドの結節点から構成された二方向延伸型のジオグリッド9と、ジオグリッド9上に敷設された舗装用ブロック11と、を備える。ジオグリッドの結節点は、縦ストランドおよび横ストランドよりも厚さが大きく、凸型の形状を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、舗装用ブロックを用いる舗装方法および舗装構造に関する。
道路や駐車場などで用いられる舗装構造のうち、ブロック系舗装では、舗装材にコンクリート平板やインターロッキングブロックなどのブロックが用いられる。ブロック系舗装の中でも、特に、舗装層にインターロッキングブロックを用いる舗装構造は、インターロッキングブロックの形状、寸法、敷設パタ−ン、色調および表面の質感などを適宜選択することによって、耐久性、安全性、快適性および景観性に優れた舗装を実現することが可能となる。また、インターロッキングブロックを用いた舗装構造では、車両等の輪荷重が作用した際、インターロッキングブロック間の目地に充填した砂(目地砂)によって、インターロッキングブロック相互の噛み合わせ効果が発揮される。この噛み合わせ効果によって荷重を分散させることができる。
特許文献1には、路床の上にジオグリッドからなる補強層を設け、その上に路盤層を形成し、路盤層上に舗装ブロックを敷設する技術が開示されている。これにより、軟弱な路床である程度の沈下が生じたとしても、補強効果の発揮が図られている。また、特許文献2には、ポーラスコンクリートブロックで表層を形成し、この表層の下方にクッション層を設け、このクッション層の下方にポーラスアスファルト処理混合物からなる基層を設け、この基層の下方で、かつ、路床の上方に透水係数が1.0×10−2〜1.0×10−5(cm/sec)である、セメント安定処理物からなる路盤を形成する技術が開示されている。これにより、交通量の多い車道にも適用可能な透水性の舗装構造の実現が図られている。
特開2010−281080号公報 特開2001−011810号公報
インターロッキングブロック、コンクリート平板、自然石、タイル、レンガ等のブロック系舗装を、目地砂や敷砂を用いて乾式工法で施工する場合、供用後に段差や沈下等が発生することにより、人や自動車の通行の妨げになる場合がある。このような段差や沈下等が発生する原因は、ブロック寸法が大きい製品を適用することによって、荷重分散性能が低下することにあったり、クラッシャランや粒度調整砕石等の粒状路盤による設計・施工、敷砂の品質や厚さが過大(適正厚は用途に応じて20〜30mmである)となることにあったりする。また、目地砂の品質等が原因となる場合もある。
一方、インターロッキングブロック舗装の強化策として、強化板を用いた工法が知られている。この強化板とは、プラスチック製の板であり、敷砂上に設置し、ブロックの四隅に挿入して、サイズの大きいインターロッキングブロック舗装の荷重分散を補助する効果を奏するものである。
しかし、強化板には下記のような課題が存在する。すなわち、強化板を用いた工法では、強化板をブロックの四隅に1つ1つ手作業で敷設しなければならないため、強化板を用いない工法に比べて施工に手間と時間がかかってしまう。その結果、施工コストが増加し、強化板の材料費も高額になってしまう。また、強化板の使用により、ブロック間の目地幅が広がり、荷重分散機能が低下する恐れがある。また、強化板は、大版ブロックの荷重分散効果を補強するために用いられるが、強化板が無いブロック中央部において、荷重支持効果の補強が不十分となる場合があり、中央部に荷重がかかることによって、ブロックの曲げ破壊が生じる恐れがある。さらに、国内で施工実績が最も多い100mm×200mmサイズ等の寸法が小さい長方形ブロックには適用できないという問題がある。
特許文献1記載の技術は、軟弱な路床に適用することが想定されているため、ブロック系舗装における供用後の段差や沈下をどのように防ぐかについては、実証実験等により全く確認されていない。また、ジオグリッドは、使用する位置が上層になるに伴って、ブロック舗装のたわみ特性に大きな影響を与える。すなわち、ジオグリッドを使用する位置が路床上、路盤内、路盤上と上方になるに従って、ポンピング現象等の不具合が発生する場合があり、補強効果どころか逆効果となることがある。このため、ジオグリッドを適用できるサイズや仕様を限定する必要があるが、これらの点については、特許文献1では、確認されていない。さらに、路盤上に使用する場合では、施工上の留意点について、全く考慮されていない。また、特許文献2記載の技術は、透水性の舗装構造の実現を目的としているため、ブロック系舗装における課題を解決することはできない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ブロック系舗装に特有の段差や沈下を有効に防止することができる舗装方法および舗装構造を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の舗装方法は、舗装用ブロックを用いる舗装方法であって、路床上に路盤層を形成する工程と、前記路盤層上に敷砂層を形成する工程と、前記敷砂層の敷砂の最大粒径から定まる長さを有する縦ストランドおよび横ストランド並びに前記縦ストランドおよび前記横ストランドの結節点から構成された二方向延伸型のジオグリッドを、前記敷砂層上に敷設する工程と、前記ジオグリッド上に舗装用ブロックを敷設する工程と、を含むことを特徴とする。
このように、敷砂層の敷砂の最大粒径から定まる長さを有する縦ストランドおよび横ストランド並びに縦ストランドおよび横ストランドの結節点から構成された二方向延伸型のジオグリッドを、敷砂層上に敷設する。これにより、舗装用ブロックに荷重(例えば、交通荷重)がかかった場合、等分布荷重によってジオグリッドは重力方向に押し下げられ、この時に引張り応力が発生し、敷砂(および目地砂)の砂粒子との間に、摩擦力とインターロッキング効果、すなわち、砂粒子の移動がジオグリッドによって拘束される効果が発揮される。その結果、舗装用ブロック、敷砂(および目地砂)、ジオグリッドが一体化して、荷重に耐えることが可能となる。また、ジオグリッドが広範囲に敷設されるため、ジオグリッドが無い構造や他の補強工法に比べて、荷重の分布範囲を広くすることが可能となる。その結果、舗装面のたわみが減少し、敷砂層や路盤層に発生する応力が低減されるため、舗装用ブロックによる段差や沈下の抑制を図ることが可能となる。
(2)また、本発明の舗装方法において、前記ジオグリッドの結節点は、前記縦ストランドおよび前記横ストランドよりも厚さが大きく、凸型の形状を有することを特徴とする。
このように、ジオグリッドの結節点は、縦ストランドおよび横ストランドよりも厚さが大きいので、結節点の強度を高めることが可能となり、引張り応力が発生してもジオグリッドの格子構造を維持することが可能となる。また、結節点は、凸型の形状を有するので、ジオグリッドと舗装用ブロックとの層間すべりを防止することが可能となる。
(3)また、本発明の舗装方法において、前記縦ストランドおよび前記横ストランドの厚さは、1.0mm以上3.0mm以下であり、前記結節点は、2.0mm以上4.0mm以下であることを特徴とする。
このように、縦ストランドおよび横ストランドの厚さは、1.0mm以上3.0mm以下である。縦ストランドおよび横ストランドの厚さが大きいと、ブロック舗装で発生するたわみが大きくなり、目地砂や敷砂が噴出するポンビング現象が懸念されるが、縦ストランドおよび横ストランドの厚さが、1.0mm以上3.0mm以下であることにより、ポンピング現象を防止することが可能となる。また、結節点は、2.0mm以上4.0mm以下である。これにより、結節点の強度を高めることが可能となり、引張り応力が発生してもジオグリッドの格子構造を維持することが可能となる。
(4)また、本発明の舗装方法は、一のジオグリッドと他の一のジオグリッドとの接合部が、常に舗装用ブロックの直下に位置するように、前記舗装用ブロックを敷設することを特徴とする。
このように、一のジオグリッドと他の一のジオグリッドとの接合部が、常に舗装用ブロックの直下に位置するように、舗装用ブロックを敷設するので、隣接する舗装用ブロック間の目地と、一のジオグリッドと他の一のジオグリッドとの接合部とが一致することがなくなる。これにより、舗装用ブロックのずれ、段差および沈下を防止することが可能となる。
(5)また、本発明の舗装構造は、舗装用ブロックを用いた舗装構造であって、路床上に形成された路盤層と、前記路盤層上に形成された敷砂層と、前記敷砂層上に敷設され、前記敷砂層の敷砂の最大粒径から定まる長さを有する縦ストランドおよび横ストランド並びに前記縦ストランドおよび前記横ストランドの結節点から構成された二方向延伸型のジオグリッドと、前記ジオグリッド上に敷設された舗装用ブロックと、を備えることを特徴とする。
このように、敷砂層の敷砂の最大粒径から定まる長さを有する縦ストランドおよび横ストランド並びに縦ストランドおよび横ストランドの結節点から構成された二方向延伸型のジオグリッドを、敷砂層上に敷設する。これにより、舗装用ブロックに荷重(例えば、交通荷重)がかかった場合、等分布荷重によってジオグリッドは重力方向に押し下げられ、この時に引張り応力が発生し、敷砂(および目地砂)の砂粒子との間に、摩擦力とインターロッキング効果、すなわち、砂粒子の移動がジオグリッドによって拘束される効果が発揮される。その結果、舗装用ブロック、敷砂(および目地砂)、ジオグリッドが一体化して、荷重に耐えることが可能となる。また、ジオグリッドが広範囲に敷設されるため、ジオグリッドが無い構造や他の補強工法に比べて、荷重の分布範囲を広くすることが可能となる。その結果、舗装面のたわみが減少し、敷砂層や路盤層に発生する応力が低減されるため、舗装用ブロックによる段差や沈下の抑制を図ることが可能となる。
本発明によれば、舗装用ブロックに荷重(例えば、交通荷重)がかかった場合、等分布荷重によってジオグリッドは重力方向に押し下げられ、この時に引張り応力が発生し、敷砂(および目地砂)の砂粒子との間に、摩擦力とインターロッキング効果、すなわち、砂粒子の移動がジオグリッドによって拘束される効果が発揮される。その結果、舗装用ブロック、敷砂(および目地砂)、ジオグリッドが一体化して、荷重に耐えることが可能となる。また、ジオグリッドが広範囲に敷設されるため、ジオグリッドが無い構造や他の補強工法に比べて、荷重の分布範囲を広くすることが可能となる。その結果、舗装面のたわみが減少し、敷砂層や路盤層に発生する応力が低減されるため、舗装用ブロックによる段差や沈下の抑制を図ることが可能となる。
本実施形態に係る舗装構造の概略構成を示す断面図である。 ジオグリッドの平面図である。 ジオグリッドと砂粒子とが荷重を受けてインターロッキング効果を生ずる様子を示す概念図である。 本実施形態に係る舗装構造が荷重を受ける様子を示す概念図である。 強化工法がなされていない舗装構造における荷重分散効果を示す図である。 強化板13を用いた舗装構造における荷重分散効果を示す図である。 直下たわみ量の測定結果を示すグラフである。 たわみ比の測定結果を示すグラフである。 載荷荷重に対するたわみ量の変化を示すグラフである。 強化工法がなされていない場合の荷重伝達範囲と沈下量を示す図である。 強化板を用いた場合の荷重伝達範囲と沈下量を示す図である。 ジオグリッドを用いた場合の荷重伝達範囲と沈下量を示す図である。 ジオグリッドを道路の幅に沿って切断し、幅を調整した状態を示す図である。 舗装用ブロック11同士の間に、目地が形成されている様子を示す図である。
本発明者らは、長大斜面や急勾配盛土に敷設され、それらの強度を高める効果を有するジオグリッドに着目し、敷砂と舗装用ブロックとの間にジオグリッドを敷設することによって、ブロック舗装における不具合を防止することができることを見出し、本発明をするに至った。
すなわち、本発明は、舗装用ブロックを用いる舗装方法であって、路床上に路盤層を形成する工程と、前記路盤層上に敷砂層を形成する工程と、前記敷砂層の敷砂の最大粒径から定まる長さを有する縦ストランドおよび横ストランド並びに前記縦ストランドおよび前記横ストランドの結節点から構成された二方向延伸型のジオグリッドを、前記敷砂層上に敷設する工程と、前記ジオグリッド上に舗装用ブロックを敷設する工程と、を含むことを特徴とする。
これにより、本発明者らは、舗装面のたわみを減少させると共に、敷砂層や路盤層に発生する応力を低減させ、その結果、舗装用ブロックによる段差や沈下の抑制を図ることを可能とした。以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[舗装構造について]
図1は、本実施形態に係る舗装構造の概略構成を示す断面図である。本実施形態に係る舗装構造1は、路床3と、路床3上に形成された路盤層5と、路盤層5上に形成された敷砂層7と、敷砂層7上に敷設されたジオグリッド9と、ジオグリッド9上に敷設された舗装用ブロックとしてのインターロッキングブロック11と、から構成される。
ジオグリッド9は、ジオテキスタイルとも呼称される樹脂製網であり、従来から、補強土壁、補強盛土、地盤補強等に使用されている。本実施形態では、図1に示すように、ジオグリッド9を敷砂層7の上に敷設し、インターロッキングブロック11を支持するように用いる。
[ジオグリッドについて]
図2は、ジオグリッド9の平面図である。ジオグリッド9は、二方向延伸型であって、2次元平面上で縦ストランド9aおよびこれに直交する横ストランド9b、並びに縦ストランド9aと横ストランド9との交点である結節点9cから構成されている。本実施形態に係るジオグリッド9は、以下のように定めることができる。
(1)形状は二方向延伸型とする。
(2)目合い(縦ストランド9aの長さa×横ストランド9bの長さb)は、「a=19〜38mm、b=28.5〜47.5mm」とする。これは、ブロック系舗装に適用される敷砂の品質として、最大粒径が4.75mm以下を考慮した寸法から定められる。すなわち、目合いの横と縦は、砂粒子の最大粒径と網目の大きさとの関係から、4.75mmの倍数として定めた。
(3)ジオグリッド9の厚みが増すと、ブロック舗装に発生するたわみが大きくなって、目地砂や敷砂が噴出する“ポンピング現象”が発生する可能性があるため、縦・横のストランドの厚みは1.0〜3.0mm以内とした。
(4)ジオグリッド9の格子構造を維持するため、縦・横ストランドの結節点9cは、ストランドよりも厚くする(2.0〜4.0mm)。また、十分な結節点強度(ストランド1本)が必要であるため、縦・横ともに結節点強度は0.5kN以上とする。
(5)ジオグリッド9とインターロッキングブロック11との層間すべりを防ぐために、結節点9cの形状は、縦・横ストランド9a、9bよりも厚くすると共に、凸型とする。
(6)インターロッキングブロック11に対して繰り返される交通荷重に耐えるために、高い引張強度が必要となるため、ジオグリッド9の引張強度を、縦10.0kN/m以上、横20.0kN/m以上とする。
(7)ジオグリッド9による荷重分散効果を発揮するためには、高い伸び剛性と最大引張力が必要となることから、伸び剛性は20kgf以上、最大引張力は0.5kgf/cm以上とする。
(8)ジオグリッド9の素材は、ポリプロピレン、ポリエチレン等とする。
(9)ジオグリッド9の幅や長さは、施工性を考慮して定めるものとする。例えば、幅が2〜4m以内、延長で100〜200m以内、または、ある一定の寸法(縦・横ともに100〜200cm以内)に予め裁断したものとする。
(10)ジオグリッド9は、目地砂・敷砂(空練りモルタル含む)で施工するブロック系舗装全般に適用することが可能である。
(11)なお、インターロッキングブロックの敷砂側の面(インターロッキングブロックの下面)に、予めジオグリッドを貼付しておき、施工時に、敷砂層7を形成した後、ジオグリッド付きのインターロッキングブロックを敷設しても良い。これにより、敷砂層7の上にジオグリッド9を敷設する場合と同等の効果を得ることが可能である。
[ジオグリッドの作用]
図3は、ジオグリッドと砂粒子とが荷重を受けてインターロッキング効果を生ずる様子を示す概念図であり、図4は、本実施形態に係る舗装構造が荷重を受ける様子を示す概念図である。ジオグリッド9を敷砂層7の上面に敷設することによって、図4に示すように、交通荷重による等分布荷重によって、ジオグリッド9は下方に押し下げられ、この時に引張応力(σt)が発生する。その結果、砂粒子(敷砂と目地砂)との間に摩擦力によるインターロッキング効果、すなわち、砂粒子がジオグリッドによって拘束され、移動しなくなる効果を発揮する。これにより、インターロッキングブロック、敷砂、目地砂、ジオグリッドが一体化して交通荷重に対抗することが可能となる。
このように、ジオグリッドが有ることによって、ジオグリッドが無い構造や、他の補強工法に比べて荷重の分散範囲が広くなる。その結果、舗装面のたわみが減少し、敷砂層や路盤層に発生する応力が低減されるため、段差や沈下の抑制効果が得られる。
[ジオグリッドの荷重分散効果]
本実施形態に係る舗装構造における荷重分散効果に対し、強化工法がなされていない舗装構造および強化板を用いた舗装構造の荷重分散効果を比較する。図5は、強化工法がなされていない舗装構造における荷重分散効果を示す図である。図5に示すように、荷重が敷砂層7および路盤層5を介して、路床3に狭い範囲で分散し、これによって発生する鉛直方向の圧縮ひずみ(εZ)が大きくなる。図6は、強化板13を用いた舗装構造における荷重分散効果を示す図である。図6に示すように、荷重が、強化板13を介して、敷砂層7および路盤層5に広く分散し、路床3にも広く分散して、これによって発生する鉛直方向の圧縮ひずみ(εZ)が小さくなる。従って、強化工法がなされていない舗装構造よりも、強化板13を用いた舗装構造の方が、荷重分散効果が高いと考えられる。
これらの舗装構造に対し、図4に示す本実施形態に係る舗装構造では、ジオグリッド9が設けられているため、荷重はジオグリッド9によって敷砂層7の広い範囲に加わる。そして、路盤層5を介して、路床3に広い範囲で分散し、これによって発生する鉛直方向の圧縮ひずみ(εZ)が小さくなる。すなわち、荷重分散効果の大きさは、図4に示す本実施形態に係る舗装構造、図6に示す強化板13を用いた舗装構造、図5に示す強化工法がなされていない舗装構造の順で大きくなる。また、敷砂層7、路盤層5および路床3に発生する応力や圧縮ひずみ(εZ)の大きさは、図5に示す強化工法がなされていない舗装構造、図6に示す強化板13を用いた舗装構造、図4に示す本実施形態に係る舗装構造の順で大きくなる。鉛直方向の圧縮ひずみ(εZ)が小さいことは、車両通行によって発生する“わだち掘れ”も小さくなる効果もある。従って、ブロック舗装を施工した後に、車両の通行等の支障となる段差や沈下等が、最も発生しにくいのは、本実施形態に係る舗装構造であると言える。
[ジオグリッドの効果確認実験]
本発明者らは、本実施形態に係る舗装構造、強化工法がなされていない舗装構造および強化板を用いた舗装構造について、以下のように実験を行なった。
(1)第1の屋外実験
各舗装構造について、荷重と載荷位置のたわみ量(以下、「直下たわみ量」と呼称する)を測定した。直下たわみ量は、値が小さいほど舗装構造の支持力が高いことを示す。試験条件は、以下の通りである。
測定日:2015/8/22から約10日間隔
設定荷重:8065.8N
設定K30値:100MN/m
載荷回数:各点1測定16回
図7は、直下たわみ量の測定結果を示すグラフである。図7に示される通り、直下たわみ量は、1回目(施工直後)は強化板を用いた舗装構造が最も小さかったが、2回目以降は、本実施形態に係るジオグリッドを用いた舗装構造が最も小さい値を示している。また、2回目以降は、強化工法がなされていない舗装構造を除き、概ね安定した値を示しており、本実施形態に係るジオグリッドを用いた舗装構造が最も安定していて支持力が高いことが分かる。
(2)第2の屋外実験
各舗装構造について、たわみ比を測定した。たわみ比は、値が大きいほど周辺への荷重伝達率が高いことを示す。試験条件は、以下の通りである。
測定日:2015/8/22から約10日間隔
設定荷重:8065.8N
設定K30値:100MN/m
載荷回数:各点1測定16回
図8は、たわみ比の測定結果を示すグラフである。図8に示される通り、たわみ比は、本実施形態に係るジオグリッドを用いた舗装構造が最も安定して大きい値を示しており、最も優れる場合がほとんどである。なお、強化板を用いた舗装構造は、全体を通して最も小さい値を示した。これにより、本実施形態に係るジオグリッドを用いた舗装構造は、安定して荷重伝達率が高いことが分かる。
(3)室内実験
次に、簡易断面再現模型を使用して、室内実験を行なった。同一荷重を受けた時に、たわみ量が小さいほど支持力が高くなるため、たわみ量を測定することによって、支持力補強性能および荷重伝達範囲を評価することができる。そこで、簡易断面再現模型に荷重を加え、載荷時の工法による性能の違いを測定した。簡易断面再現模型では、敷砂よりも載荷時の変化を明確にするため、敷砂の代わりとしてスポンジゴムを使用した。
図9は、載荷荷重に対するたわみ量の変化を示すグラフである。図9に示すように、荷重が500Nの付近から大きくなるほど、ジオグリッドを用いた場合のたわみ量が最も小さくなることが分かる。すなわち、ジオグリッドを用いた場合、他の工法よりも支持力補強性能が高いと言える。
図10は、強化工法がなされていない場合の荷重伝達範囲を示す図であり、図11は、強化板13を用いた場合の荷重伝達範囲を示す図であり、図12は、ジオグリッド9を用いた場合の荷重伝達範囲を示す図である。図10〜図12のいずれも載荷重は1250Nである。同荷重載荷時に、スポンジゴム15の変形範囲が広いほど、荷重を広範囲に伝達させる。図10では、荷重伝達範囲がL1であり、点線で示した元のインターロッキングブロック11の上面位置からの沈下量がd1となっている。図11では、荷重伝達範囲がL2であり、点線で示した元のインターロッキングブロック11の上面位置からの沈下量がd2となっている。図12では、荷重伝達範囲がL3であり、点線で示した元のインターロッキングブロック11の上面位置からの沈下量がd3となっている。図10〜図12から明らかなように、荷重伝達範囲は、L3>L2>L1であり、ジオグリッド9を用いた場合が最も大きく、次が強化板13を用いた場合で、強化工法がなされていない場合が最小となっている。また、インターロッキングブロック11の沈下量は、d3<d2<d1であり、ジオグリッド9を用いた場合が最も小さく、次が強化板13を用いた場合で、強化工法がなされていない場合が最大となっている。
以上により、ジオグリッドによる強化工法は、施工性、舗装支持力、荷重分散効果において十分な効果が発揮されることが分かった。これにより、施工時間の短縮、舗装の長寿命化を図ることが可能となる。
[施工について]
(1)ジオグリッドの効果が最も大きく発揮されるのは、敷砂層の上に設置する場合である。ただし、敷砂と路盤の間に使用しても相応の効果が得られる。
(2)段差が生じやすい舗装端部やマンホール等の路面施設周りでは、ジオグリッドを2重に、すなわち、敷砂の上側と下側の位置にサンドイッチ状にジオグリッドを敷設しても良い。
(3)舗装用ブロックの敷設に伴い、次第にジオグリッドにたるみが生じるため、たるみが大きくなったら、ジオグリッドの一部を切断して、開口部を設けても良い。
(4)ジオグリッドは重ね合わせて敷設しない。
(5)曲線部では、ジオグリッドを切断して収容する。
(6)舗装用ブロックの目地と、切断や敷設によって生じたジオグリッドの接合部による目地は一致させてはならない。図13は、ジオグリッドを道路の幅に沿って切断し、幅を調整した状態を示す図である。矢印で示した部分が、接合部に該当する。図14は、舗装用ブロック11同士の間に、目地が形成されている様子を示す図である。また、矢印で示した部分が、ジオグリッドの接合部に該当する。図14に示すように、ジオグリッドの接合部と舗装用ブロックの目地とを一致させない。これにより、ジオグリッドの効果を最大限に発揮させることが可能となる。
(7)本実施形態によれば、他の補強工法や無補強と比べて、目地調整時に生じやすい敷砂がブロック間にかむことによる目地ラインの蛇行を防げるため、目地調整が容易になり目地ラインを通しやすくなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、舗装面のたわみを減少させると共に、敷砂層7や路盤層5に発生する応力を低減させ、その結果、舗装用ブロック11による段差や沈下の抑制を図ることが可能となる。
1 舗装構造
3 路床
5 路盤層
7 敷砂層
9 ジオグリッド
9a 縦ストランド
9b 横ストランド
9c 結節点
11 舗装用ブロック(インターロッキングブロック)
13 強化板

Claims (5)

  1. 舗装用ブロックを用いる舗装方法であって、
    路床上に路盤層を形成する工程と、
    前記路盤層上に敷砂層を形成する工程と、
    前記敷砂層の敷砂の最大粒径から定まる長さを有する縦ストランドおよび横ストランド並びに前記縦ストランドおよび前記横ストランドの結節点から構成された二方向延伸型のジオグリッドを、前記敷砂層上に敷設する工程と、
    前記ジオグリッド上に舗装用ブロックを敷設する工程と、を含むことを特徴とする舗装方法。
  2. 前記ジオグリッドの結節点は、前記縦ストランドおよび前記横ストランドよりも厚さが大きく、凸型の形状を有することを特徴とする舗装方法。
  3. 前記縦ストランドおよび前記横ストランドの厚さは、1.0mm以上3.0mm以下であり、前記結節点は、2.0mm以上4.0mm以下であることを特徴とする請求項2記載の舗装方法。
  4. 一のジオグリッドと他の一のジオグリッドとの接合部が、常に舗装用ブロックの直下に位置するように、前記舗装用ブロックを敷設することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の舗装方法。
  5. 舗装用ブロックを用いた舗装構造であって、
    路床上に形成された路盤層と、
    前記路盤層上に形成された敷砂層と、
    前記敷砂層上に敷設され、前記敷砂層の敷砂の最大粒径から定まる長さを有する縦ストランドおよび横ストランド並びに前記縦ストランドおよび前記横ストランドの結節点から構成された二方向延伸型のジオグリッドと、
    前記ジオグリッド上に敷設された舗装用ブロックと、を備えることを特徴とする舗装構造。
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