JP2017013216A - 工作機械のワーク保持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作動油の漏れ量を低減して装置全体を簡単且つコンパクトにでき、加工時間を短くして加工精度の低下防止やコストの低減も実現する。
【解決手段】ワーク保持装置1は、複数のチャック爪29を前面に備えたチャック本体4と、チャック本体4を連結可能なコレット18を備えたチャックベース3と、を有し、チャックベース3に、軸線方向への進退動により各チャック爪29を開閉動作させるドローナット10と、軸線方向への進退動によりコレット18をクランプ/アンクランプ動作させるシャフト14と、軸線方向への進退動によりドローナット10及びシャフト14を順番に進退動させるドローチューブ8とを設けて、1つの油圧シリンダ6によってドローチューブ8を進退動させることで、ドローナット10によるチャック爪29の開閉動作と、シャフト14によるコレット18のクランプ/アンクランプ動作とをそれぞれ可能としてなる。
【選択図】図1
【解決手段】ワーク保持装置1は、複数のチャック爪29を前面に備えたチャック本体4と、チャック本体4を連結可能なコレット18を備えたチャックベース3と、を有し、チャックベース3に、軸線方向への進退動により各チャック爪29を開閉動作させるドローナット10と、軸線方向への進退動によりコレット18をクランプ/アンクランプ動作させるシャフト14と、軸線方向への進退動によりドローナット10及びシャフト14を順番に進退動させるドローチューブ8とを設けて、1つの油圧シリンダ6によってドローチューブ8を進退動させることで、ドローナット10によるチャック爪29の開閉動作と、シャフト14によるコレット18のクランプ/アンクランプ動作とをそれぞれ可能としてなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、工作機械において、ワークを保持するために設けられるワーク保持装置に関する。
ワーク保持装置は、工作機械の主軸等の回転軸に取り付けたチャックベースに、ワークを把持するチャック爪を備えたチャック本体を着脱可能に設けてなり、チャック自動交換装置によってチャック本体を自動交換可能としている。チャックベースとチャック本体との間には、チャックベースに対してチャック本体をクランプ/アンクランプするためのクランプ機構と、チャック本体のチャック爪を開閉動作させるための開閉機構とが設けられ、それぞれ主軸等の後部に設けた別個の油圧シリンダ(ダブルシリンダ)によって動作するようになっている(例えば特許文献1〜3参照)。
このようにチャック本体のクランプ/アンクランプとチャック爪の開閉とにダブルシリンダを採用すると、ダブルシリンダへ供給される作動油の漏れ量が多くなるため、ダブルシリンダへ作動油を供給する油圧ポンプが常時稼働する必要があり、油圧回路の油温上昇を招く。特に大型工作機械のダブルシリンダでは作動油の漏れ量が増加するため、油温調整装置が必要となる場合もある。
また、ダブルシリンダを採用すると装置全体が大きくなるため、回転軸周りのイナーシャも大きくなり、回転軸の発停時間が長くなって加工時間も長くなってしまう。特に、ダブルシリンダは重量が大きく、回転軸に作用する曲げモーメントも大きくなるため、回転軸の回転数に制限を受ける上、加工精度が低下するおそれもある。さらに、構造が複雑化してコストも高くなる。
また、ダブルシリンダを採用すると装置全体が大きくなるため、回転軸周りのイナーシャも大きくなり、回転軸の発停時間が長くなって加工時間も長くなってしまう。特に、ダブルシリンダは重量が大きく、回転軸に作用する曲げモーメントも大きくなるため、回転軸の回転数に制限を受ける上、加工精度が低下するおそれもある。さらに、構造が複雑化してコストも高くなる。
そこで、本発明は、作動油の漏れ量を低減して装置全体を簡単且つコンパクトにでき、加工時間を短くして加工精度の低下防止やコストの低減も期待できる工作機械のワーク保持装置を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、半径方向へ移動可能な複数のチャック爪を前面に備えたチャック本体と、そのチャック本体を前端に連結可能なクランプ機構を備えて回転軸と一体に設けられるチャックベースと、を有し、前記チャックベースに、前記クランプ機構による前記チャック本体の連結状態で、前記チャックベースの軸線方向への進退動により各前記チャック爪を半径方向へ開閉動作させる第1の作動部材と、前記軸線方向への進退動により前記クランプ機構をクランプ/アンクランプ動作させる第2の作動部材と、前記軸線方向への進退動により前記両作動部材を順番に進退動させる連係部材とを設けて、1つのアクチュエータによって前記連係部材を進退動させることで、前記第1の作動部材による各前記チャック爪の開閉動作と、前記第2の作動部材による前記クランプ機構のクランプ/アンクランプ動作とをそれぞれ可能としたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、前記第1の作動部材は、後退位置で前記チャック爪を閉状態、前進位置で開状態とするものであって、前記連係部材へ進退動可能に且つ付勢手段によって前方への付勢状態で連結されて前記連係部材と共に進退動することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、前記第2の作動部材は、後退位置で前記クランプ機構をクランプ状態、前進位置でアンクランプ状態とすると共に、第2の付勢手段によって前記後退位置へ付勢され、前進した前記連係部材が当接することで前記前進位置へ移動することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、前記第1の作動部材は、後退位置で前記チャック爪を閉状態、前進位置で開状態とするものであって、前記連係部材へ進退動可能に且つ付勢手段によって前方への付勢状態で連結されて前記連係部材と共に進退動することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、前記第2の作動部材は、後退位置で前記クランプ機構をクランプ状態、前進位置でアンクランプ状態とすると共に、第2の付勢手段によって前記後退位置へ付勢され、前進した前記連係部材が当接することで前記前進位置へ移動することを特徴とする。
本発明によれば、標準的なシングルシリンダでワークのチャック及びその解除と、チャック本体のクランプ/アンクランプが可能となる。よって、作動油の漏れ量が最小限となり、油温調整装置が不要となる。また、シリンダ自体もダブルシリンダより小さくて済むため、装置全体が簡単且つコンパクトとなり、安価となる。さらに、イナーシャも小さくなるため、回転軸の発停時間を長くする必要がなく、加工時間が長くならない。そして、重量が小さくなって回転軸に作用する曲げモーメントも小さくなるため、回転軸の回転数に制限を受けず、加工精度が低下するおそれもなくなる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、工作機械の主軸に設けられたワーク保持装置1の一例を示す説明図である。ワーク保持装置1は、回転軸である主軸2に取り付けられるチャックベース3と、チャックベース3に取り付けられるチャック本体4とからなる。まず、チャックベース3の軸心には、連係装置5が、主軸2の後部に設けたアクチュエータとしての油圧シリンダ6によって主軸2の軸線方向へ進退動可能となっている。この連係装置5は、油圧シリンダ6のピストンロッド7によって進退動する連係部材としてのドローチューブ8と、ドローチューブ8の前部外周にスプライン結合される連結ナット9と、連結ナット9が後部内周に螺合する第1の作動部材としてのドローナット10と、連結ナット9の後方でドローチューブ8に外装されてドローナット10を前方へ付勢する付勢手段としての複数の皿バネ11と、ドローチューブ8の前端外周に固定されて連結ナット9の前進位置を規制するストッパ12とからなる。
図1は、工作機械の主軸に設けられたワーク保持装置1の一例を示す説明図である。ワーク保持装置1は、回転軸である主軸2に取り付けられるチャックベース3と、チャックベース3に取り付けられるチャック本体4とからなる。まず、チャックベース3の軸心には、連係装置5が、主軸2の後部に設けたアクチュエータとしての油圧シリンダ6によって主軸2の軸線方向へ進退動可能となっている。この連係装置5は、油圧シリンダ6のピストンロッド7によって進退動する連係部材としてのドローチューブ8と、ドローチューブ8の前部外周にスプライン結合される連結ナット9と、連結ナット9が後部内周に螺合する第1の作動部材としてのドローナット10と、連結ナット9の後方でドローチューブ8に外装されてドローナット10を前方へ付勢する付勢手段としての複数の皿バネ11と、ドローチューブ8の前端外周に固定されて連結ナット9の前進位置を規制するストッパ12とからなる。
チャックベース3の軸心で連係装置5の前部内側には、中心孔13が形成され、その中心孔13に、第2の作動部材としてのシャフト14が軸線方向へ進退動可能に収容されている。このシャフト14は、ドローチューブ8の内径よりも小径の後端部15と、後端部15の前端に形成され、当該内径よりも大径で且つドローナット10の内径よりも小径となるフランジ部16と、フランジ部16の中心から前方へ突設されて前端が大径となる係止部17とからなり、軸線方向でドローチューブ8の前端とフランジ部16とは互いに当接可能となっている。
18は、係止部17の外側を囲む格好で周方向に等間隔で配置される複数のコレットで、後端には、係止部17に係止するフック部19が形成され、前端には、径方向内側及び外側に突出するT字状のクランプ部20が形成されてクランプ機構を構成している。各コレット18,18・・の後端には、弾性リング21が外装されて、各コレット18の後端を収縮側へ付勢すると共に、各コレット18の前端を拡開側へ付勢している。
18は、係止部17の外側を囲む格好で周方向に等間隔で配置される複数のコレットで、後端には、係止部17に係止するフック部19が形成され、前端には、径方向内側及び外側に突出するT字状のクランプ部20が形成されてクランプ機構を構成している。各コレット18,18・・の後端には、弾性リング21が外装されて、各コレット18の後端を収縮側へ付勢すると共に、各コレット18の前端を拡開側へ付勢している。
チャックベース3の中心孔13の前端は、図2にも示すように、前方へ拡開するテーパ状の連結凹部22となっており、連結凹部22の底部には、内側にコレット18が位置するリング状のガイド23が設けられている。このガイド23の内周面は、軸線方向で等径となる内ガイド部24となり、内ガイド部24の前端には、全周に亘って面取部25が形成されている。
よって、シャフト14が後退すると、各コレット18のクランプ部20が面取部25のガイドによって内側へ移動し、内ガイド部24に達する閉状態となり、シャフト14が前進すると、各コレット18のクランプ部20が面取部25の位置で外側に移動する開状態となる。但し、ガイド23とシャフト14のフランジ部16との間には、第2の付勢手段としてのコイルバネ26が介在されて、シャフト14を後退位置へ付勢している。
よって、シャフト14が後退すると、各コレット18のクランプ部20が面取部25のガイドによって内側へ移動し、内ガイド部24に達する閉状態となり、シャフト14が前進すると、各コレット18のクランプ部20が面取部25の位置で外側に移動する開状態となる。但し、ガイド23とシャフト14のフランジ部16との間には、第2の付勢手段としてのコイルバネ26が介在されて、シャフト14を後退位置へ付勢している。
次に、チャック本体4は、チャックベース3と同形状の円板で、半径方向へ形成したガイド溝27内には、前面にチャック爪29を半径方向に取り付けた複数のベースジョー28が移動可能に設けられている。ベースジョー28の後面には、チャックベース3への取付状態でチャックベース3の前面に突設したピン30が挿入する有底孔31が形成されている。このピン30は、ドローナット10の進退動に連動して半径方向へ移動する図示しないスライド部材に設けられており、ドローナット10の前進位置ではピン30を半径方向外側に位置させてベースジョー28をチャック爪29が開く開位置に、後退位置ではピン30を半径方向内側に位置させてベースジョー28をチャック爪29が閉じる閉位置にそれぞれ移動させるようになっている。
また、図3にも示すように、チャック本体4の後面で軸心には、プルボルト32が突設され、その周囲には、外周面が先細りのテーパ状に形成されてチャックベース3の連結凹部22の前部分に嵌合するリング状の突起部33が形成されている。この突起部33の連結凹部22への嵌合により、チャックベース2に対するチャック本体4の芯出しが容易に行える。
また、図3にも示すように、チャック本体4の後面で軸心には、プルボルト32が突設され、その周囲には、外周面が先細りのテーパ状に形成されてチャックベース3の連結凹部22の前部分に嵌合するリング状の突起部33が形成されている。この突起部33の連結凹部22への嵌合により、チャックベース2に対するチャック本体4の芯出しが容易に行える。
以上の如く構成されたワーク保持装置1においては、油圧シリンダ6によってドローチューブ8と共にドローナット10が後退した図1,4の上側の後退位置では、チャック爪29は閉状態となる。このときシャフト14もコイルバネ26の付勢によって後退位置にあり、各コレット18のクランプ部20をガイド23の内ガイド部24内に位置させてプルボルト32に係止している。よって、チャック本体4はチャックベース3にクランプされた状態となる。
ここから油圧シリンダ6によってドローチューブ8を、シャフト14のフランジ部16に当接する中間位置まで前進させると、皿バネ11を介してドローナット10も前進し、図1,4の下側及び図5の上側の状態となる。このとき油圧シリンダ6がドローチューブ8を押し出す力は、皿バネ11の付勢力を上回らないため、皿バネ11は圧縮することなくドローナット10はドローチューブ8と連動して前進する。よって、ピン30と共にベースジョー28が半径方向外側へ移動してチャック爪29は開状態となる。なお、この状態でもシャフト14の位置は変わらないため、チャック本体4のクランプ状態は維持される。
ここから油圧シリンダ6によってドローチューブ8を、シャフト14のフランジ部16に当接する中間位置まで前進させると、皿バネ11を介してドローナット10も前進し、図1,4の下側及び図5の上側の状態となる。このとき油圧シリンダ6がドローチューブ8を押し出す力は、皿バネ11の付勢力を上回らないため、皿バネ11は圧縮することなくドローナット10はドローチューブ8と連動して前進する。よって、ピン30と共にベースジョー28が半径方向外側へ移動してチャック爪29は開状態となる。なお、この状態でもシャフト14の位置は変わらないため、チャック本体4のクランプ状態は維持される。
次に、チャック本体4を図示しない交換装置によって交換する場合、油圧シリンダ6によってドローチューブ8を中間位置からさらに前進させる。すると、フランジ部16を介してシャフト14がコイルバネ26の付勢に抗して前進し、図5の下側に示すように、前端のクランプ部20をガイド23の内ガイド部24より前方に位置させる。よって、各コレット18の前端が拡開してプルボルト32への係止を解除するため、チャック本体4がアンクランプされる。このときの油圧シリンダ6がドローチューブ8を押し出す力は、皿バネ11の付勢力よりも大きくなるため、ドローナット10はそのままで皿バネ11を圧縮変形させてドローチューブ8のみが前進することになる。
このように、上記形態のワーク保持装置1によれば、半径方向へ移動可能な複数のチャック爪29を前面に備えたチャック本体4と、そのチャック本体4を前端に連結可能なクランプ機構(コレット18)を備えて主軸2と一体に設けられるチャックベース3と、を有し、チャックベース3に、コレット18によるチャック本体4の連結状態で、チャックベース3の軸線方向への進退動により各チャック爪29を半径方向へ開閉動作させるドローナット10と、軸線方向への進退動によりコレット18をクランプ/アンクランプ動作させるシャフト14と、軸線方向への進退動によりドローナット10及びシャフト14を順番に進退動させるドローチューブ8とを設けて、1つの油圧シリンダ6によってドローチューブ8を進退動させることで、ドローナット10によるチャック爪29の開閉動作と、シャフト14によるコレット18のクランプ/アンクランプ動作とをそれぞれ可能としたことで、標準的なシングルシリンダである油圧シリンダ6でワークのチャック及びその解除と、チャック本体4のクランプ/アンクランプが可能となる。よって、作動油の漏れ量が最小限となり、油温調整装置が不要となる。また、油圧シリンダ6自体もダブルシリンダより小さくて済むため、装置全体が簡単且つコンパクトとなり、安価となる。さらに、イナーシャも小さくなるため、主軸2の発停時間を長くする必要がなく、加工時間が長くならない。そして、重量が小さくなって主軸2に作用する曲げモーメントも小さくなるため、主軸2の回転数に制限を受けず、加工精度が低下するおそれもなくなる。
なお、アクチュエータとしては油圧シリンダに限らず、空圧シリンダや電動シリンダでもよく、モータとボールネジとを利用したネジ送り機構も採用できる。
付勢手段も、皿バネ以外にコイルバネ等も採用できるし、第2の付勢手段もコイルバネ以外に皿バネ等が採用できる。
また、主軸以外の回転軸に設けられるワーク保持装置であっても本発明は適用可能である。
付勢手段も、皿バネ以外にコイルバネ等も採用できるし、第2の付勢手段もコイルバネ以外に皿バネ等が採用できる。
また、主軸以外の回転軸に設けられるワーク保持装置であっても本発明は適用可能である。
1・・ワーク保持装置、2・・主軸、3・・チャックベース、4・・チャック本体、5・・連係装置、6・・油圧シリンダ、7・・ピストンロッド、8・・ドローチューブ、9・・連結ナット、10・・ドローナット、11・・皿バネ、12・・ストッパ、13・・中心孔、14・・シャフト、15・・後端部、16・・フランジ部、17・・係止部、18・・コレット、19・・フック部、20・・クランプ部、21・・弾性リング、22・・連結凹部、23・・ガイド、24・・内ガイド部、25・・面取部、26・・コイルバネ、27・・ガイド溝、28・・ベースジョー、29・・チャック爪、30・・ピン、31・・有底孔、32・・プルボルト、33・・突起部。
Claims (3)
- 半径方向へ移動可能な複数のチャック爪を前面に備えたチャック本体と、そのチャック本体を前端に連結可能なクランプ機構を備えて回転軸と一体に設けられるチャックベースと、を有し、前記チャックベースに、前記クランプ機構による前記チャック本体の連結状態で、前記チャックベースの軸線方向への進退動により各前記チャック爪を半径方向へ開閉動作させる第1の作動部材と、前記軸線方向への進退動により前記クランプ機構をクランプ/アンクランプ動作させる第2の作動部材と、前記軸線方向への進退動により前記両作動部材を順番に進退動させる連係部材とを設けて、1つのアクチュエータによって前記連係部材を進退動させることで、前記第1の作動部材による各前記チャック爪の開閉動作と、前記第2の作動部材による前記クランプ機構のクランプ/アンクランプ動作とをそれぞれ可能としたことを特徴とするワーク保持装置。
- 前記第1の作動部材は、後退位置で前記チャック爪を閉状態、前進位置で開状態とするものであって、前記連係部材へ進退動可能に且つ付勢手段によって前方への付勢状態で連結されて前記連係部材と共に進退動することを特徴とする請求項1に記載のワーク保持装置。
- 前記第2の作動部材は、後退位置で前記クランプ機構をクランプ状態、前進位置でアンクランプ状態とすると共に、第2の付勢手段によって前記後退位置へ付勢され、前進した前記連係部材が当接することで前記前進位置へ移動することを特徴とする請求項2に記載のワーク保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015135486A JP2017013216A (ja) | 2015-07-06 | 2015-07-06 | 工作機械のワーク保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015135486A JP2017013216A (ja) | 2015-07-06 | 2015-07-06 | 工作機械のワーク保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017013216A true JP2017013216A (ja) | 2017-01-19 |
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ID=57828740
Family Applications (1)
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JP2015135486A Pending JP2017013216A (ja) | 2015-07-06 | 2015-07-06 | 工作機械のワーク保持装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2017013216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106141230A (zh) * | 2015-03-11 | 2016-11-23 | 金华市佛尔泰精密机械制造有限公司 | 一种用于普通车床的专用卡盘 |
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2015
- 2015-07-06 JP JP2015135486A patent/JP2017013216A/ja active Pending
Cited By (1)
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CN106141230A (zh) * | 2015-03-11 | 2016-11-23 | 金华市佛尔泰精密机械制造有限公司 | 一种用于普通车床的专用卡盘 |
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