JP2017013215A - 生産システム - Google Patents

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Tomohiro Akiyoshi
知寛 秋吉
正典 和氣
Masanori Waki
正典 和氣
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Abstract

【課題】生産性の向上を図ることができる生産システムを提供することである。【解決手段】実施形態に係る生産システムは、複数の作業部と;前記複数の作業部間におけるワークの受け渡しを行う搬送ロボットと;を具備している。前記作業部は、載置台と;基部と、前記基部に設けられ前記ワークを位置決めする位置決め部と、前記基部および前記載置台の少なくともいずれかに設けられ前記基部と前記載置台との間の脱着を行う脱着部と、を有する作業モジュールと;前記位置決め部により位置決めされた前記ワークに対して所定の作業を行う作業ロボットと;を備えている。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、生産システムに関する。
生産ラインには、ワークを直線状に搬送する搬送装置と、ワークの搬送方向に沿って作業工程順に並べられた複数の作業装置とが設けられている。
この様な生産ラインにおいては、搬送装置はワークが複数の作業装置間を順次移動するようにし、作業装置は移動してきたワークに対して所定の作業を行う。
しかしながら、この様な生産ラインは、専有面積が大きくなるという問題がある。
そのため、ワークを円周方向に搬送する搬送ロボットと、搬送ロボットの四方を囲むように設けられた作業台を有する生産システムが提案されている。
ここで、1つの作業台において作業装置が作業を行っている間は、当該作業台に対するワークの受け渡しを行うことができない。
そのため、搬送ロボットによる搬送に待ち時間が生じたり、前工程からのワークの搬送ができないため作業装置による作業に待ち時間が生じたりするおそれがある。
また、製造する製品の品種や仕様などが変更された場合には、製品の品種や仕様などに応じて作業台の構成を変更する必要がある。
作業台の構成の変更には、多大な労力と時間が必要となる。
そのため、搬送ロボットと、複数の作業台を有する生産システムにおいては、生産性の向上が望まれていた。
特開2010−82799号公報
本発明が解決しようとする課題は、生産性の向上を図ることができる生産システムを提供することである。
実施形態に係る生産システムは、複数の作業部と;前記複数の作業部間におけるワークの受け渡しを行う搬送ロボットと;を具備している。
前記作業部は、載置台と;基部と、前記基部に設けられ前記ワークを位置決めする位置決め部と、前記基部および前記載置台の少なくともいずれかに設けられ前記基部と前記載置台との間の脱着を行う脱着部と、を有する作業モジュールと;前記位置決め部により位置決めされた前記ワークに対して所定の作業を行う作業ロボットと;を備えている。
本発明の実施形態によれば、生産性の向上を図ることができる生産システムを提供することができる。
本実施の形態に係る生産システム1を例示するための模式斜視図である。 作業部11を例示するための模式斜視図である。
実施形態に係る発明は、複数の作業部と;前記複数の作業部間におけるワークの受け渡しを行う搬送ロボットと;を具備した生産システムである。
前記作業部は、載置台と;基部と、前記基部に設けられ前記ワークを位置決めする位置決め部と、前記基部および前記載置台の少なくともいずれかに設けられ前記基部と前記載置台との間の脱着を行う脱着部と、を有する作業モジュールと;前記位置決め部により位置決めされた前記ワークに対して所定の作業を行う作業ロボットと;を備えている。
この生産システムによれば、作業モジュールを容易に交換することができるので、生産システムの構成を容易、且つ迅速に変更することができる。
そのため、生産性の向上を図ることができる。
また、前記作業モジュールは、1つの前記載置台に対して複数設けることができる。
この様にすれば、生産性をさらに向上させることができる。
また、前記複数の作業部は、前記搬送ロボットの三方を囲むようにコの字型に配置することができる。
この様にすれば、生産システムの一方の側を解放することができるので、作業モジュールの着脱を行う際の作業性を向上させることができる。
また、生産システムのメンテナンス性を向上させることもできる。
また、前記搬送ロボットは、一の前記作業モジュールにおいて前記作業ロボットが作業を行っている間に、他の前記作業モジュールにおいて前記ワークの受け渡しを行うようにすることができる。
この様にすれば、受け渡しにおける待ち時間や作業における待ち時間の発生を抑制したり、受け渡しにおける待ち時間や作業における待ち時間を短縮したりすることが可能となる。
その結果、生産性の向上を図ることができる。
また、前記搬送ロボットは、垂直多関節ロボットであり、床に旋回可能な状態で固定することができる。
この様にすれば、ワークの受け渡しを安定させることができる。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本実施の形態に係る生産システム1を例示するための模式斜視図である。
図2は、作業部11を例示するための模式斜視図である。
図1に示すように、生産システム1には、作業部11〜14、搬送ロボット15、部品供給部16〜19、搬入部20、搬出部21、および制御部22が設けられている。
作業部11〜14は、予め割り当てられた所定の作業を行う。
なお、一例として、4つの作業部が設けられる場合を例示したが、作業部の数は適宜変更することができる。
複数の作業部を配置する場合には、平面視において、複数の作業部のそれぞれの作業モジュールと、搬送ロボット15の動作領域の一部が重なるようにレイアウトすればよい。
作業部11〜14は、例えば、部品の取り付け作業、半田付け作業、部品の調整作業、処理作業、検査作業などを行うことができる。
部品の取り付け作業は、例えば、ワーク100である製品の本体(例えば、部品を取り付ける対象となるフレーム)に部品を締結したり、ワーク100に部品を嵌め合わせたりすることである。
半田付け作業は、例えば、ワーク100に取り付けられた基板に配線や電気部品などを半田付けすることである。
部品の調整作業は、例えば、ワーク100に取り付けられた部品の位置を調整したり、電気特性などの機能を調整したりすることである。
処理作業は、例えば、ワーク100に取り付けられた部品などに塗装したり、製品の等級などをマーキングしたりすることである。
検査作業は、例えば、製品(完成品)や取り付けられた部品の機能や外観などを検査することである。
図2に示すように、作業部11は、載置台11a、作業ロボット11b、および作業モジュール11cを備えている。
載置台11aは、筐体11a1、天板11a2、および固定用部材11a3を備えている。
筐体11a1は、搬送ロボット15に面する側の側面11a1aと、側面11a1aに交差する側面11a1b、11a1cを有する。側面11a1bと側面11a1cは互いに平行となっている。
この場合、側面11a1bと側面11a1cは、側面11a1aに対して垂直となっていることが好ましい。
筐体11a1の外観形状は、例えば、直方体または立方体とすることができる。
筐体11a1の内部には収納空間を設けることができる。収納空間には、例えば、作業ロボット11bの図示しない制御装置や、作業モジュール11cの図示しない制御装置などを設けることができる。
天板11a2は、板状体とすることができる。
天板11a2は、筐体11a1の上面に設けられている。
なお、箱状を呈する筐体11a1の場合には、筐体11a1の上面が天板11a2となる。すなわち、天板11a2は筐体11a1と一体化されていてもよいし、筐体11a1にネジなどで固定されていてもよい。
天板11a2の上面には、作業モジュール11cが着脱自在に保持される。
固定用部材11a3は、筐体11a1の下面に設けられている。
固定用部材11a3は、載置台11aが移動するのを抑制するために設けられている。 また、固定用部材11a3により、天板11a2が水平となるようにすることもできる。
固定用部材11a3は、接地部11a3aと、雄ねじ部11a3bを有する。
接地部11a3aの下面は、床面に接触している。
雄ねじ部11a3bの一方の端部側は筐体11a1に設けられた雌ねじにねじ込まれ、他方の端部側は接地部11a3aに回転自在に保持されている。
固定用部材11a3の数や取り付け位置には特に限定はないが、固定用部材11a3は、筐体11a1の下面の四隅の近傍に1つずつ取り付けることが好ましい。この様にすれば、設置後の作業部11の姿勢を安定させることができる。
作業ロボット11bは、位置決め部11c2により位置決めされたワーク100に対して所定の作業を行う。
作業ロボット11bは、ティーチングされた作業手順および作業位置に基づいて、ワーク100に対して所定の作業を行う。
作業ロボット11bには、割り当てられた作業の内容に適した所定の作業装置が取り付けられている。
例えば、図1に示すように、作業ロボット11bには、ワーク100に取り付ける部品を掴むチャックなどを設けることができる。
なお、作業ロボット11bに設けられる作業装置は、作業の内容に応じて適宜変更することができる。
部品の取り付け作業や部品の調整作業の場合には、作業装置は、例えば、部品を掴むチャック、カシメ装置、電動ドライバなどとすることができる。
半田付け作業の場合には、作業装置は、例えば、半田ごてなどとすることができる。
処理作業の場合には、作業装置は、例えば、塗装装置のスプレーガンなどとすることができる。
検査作業の場合には、作業装置は、例えば、テスタなどの測定装置のプローブ、画像診断装置のカメラなどとすることができる。
作業ロボット11bの形式には特に限定はなく、割り当てられた作業の内容に応じて適宜選択することができる。
例えば、作業ロボット11bは、垂直多関節ロボット、水平多関節ロボット、直交軸ロボット、単軸ロボットなどから適宜選択することができる。
なお、図1に例示をした作業ロボット11bは、垂直多関節ロボットである。
作業ロボット11bの制御装置は、筐体11a1の内部に収納することもできるし、作業ロボット11bを制御する機能を制御部22に持たせることもできる。
作業ロボット11bは、筐体11a1(天板11a2)の上方を作業領域としている。 作業ロボット11bは、筐体11a1および天板11a2の少なくともいずれかに固定することができる。
平面視において、天板11a2の上面と作業ロボット11bの動作領域が重なる領域が、作業ロボット11bの作業領域となっている。
作業ロボット11bの作業領域には、作業モジュール11cや、作業に必要な図示しない治具などを設けることができる。
作業モジュール11cは、基部11c1、位置決め部11c2、検出部11c3、取っ手11c4、および着脱部11c5を備えている。
基部11c1は、板状体とすることができる。
基部11c1は、天板11a2の上面に載置される。なお、天板11a2が設けられない場合には、基部11c1は、筐体11a1の上面に載置される。
なお、基部11c1は、天板11a2の上面または筐体11a1の上面に直接載置することもできるし、台座などを介して載置することもできる。
ここで、作業モジュール11cは、天板11a2の上面または筐体11a1の上面に着脱自在に保持される。そのため、作業モジュール11cは、可搬性や剛性を考慮したものとすることが好ましい。
この場合、作業モジュール11cの構成要素のなかでは、基部11c1の重量が最も重くなる。
そのため、基部11c1は、軽量かつ剛性が高いことが望まれる。
基部11c1は、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金などの軽金属などから形成することができる。
位置決め部11c2は、基部11c1の上面に設けられている。
位置決め部11c2は、ワーク100を位置決めするとともにワーク100を保持する。
位置決め部11c2は、例えば、ワーク100の外周面に接触するガイドと、ワーク100の外周面を押圧する押圧部を備えたものとすることができる。押圧部は、例えば、エアシリンダなどを備え、空圧によりワーク100の外周面を押圧するものとすることができる。この場合、エアシリンダなどによりワーク100の外周面を押圧することで、押圧方向に設けられたガイドにワーク100を押し付けるようにする。この様にすれば、ワーク100の位置決めと、ワーク100の保持を行うことができる。
検出部11c3は、基部11c1の上面または位置決め部11c2に設けられている。 検出部11c3は、ワーク100の有無や、ワーク100の位置などを検出する。
検出部11c3は、ワーク100の外周面などを直接検出するものであってもよいし、レバーなどを介してワーク100を検出するものであってもよい。
検出部11c3は、例えば、マイクロスイッチなどの有接点センサを備えたものであってもよいし、光電センサや近接センサなどの無接点センサを備えたものであってもよい。
取っ手11c4は、基部11c1の上面に設けられている。
取っ手11c4は、基部11c1の上面から突出している。
取っ手11c4は、作業者が作業モジュール11cを天板11a2の上面などに着脱する際や、作業者が作業モジュール11cを持ち上げたり、搬送したりする際に用いられる。
取っ手11c4の配設位置や数は、作業モジュール11cの重量や重量バランスなどを考慮して適宜決定することができる。
なお、取っ手11c4が屈曲した棒状体である場合を例示したが、取っ手11c4の形態は適宜変更することができる。
着脱部11c5は、基部11c1および載置台11a(天板11a2、天板11a2が設けられない場合には筐体11a1の上面)の少なくともいずれかに設けられている。
着脱部11c5は、基部11c1と載置台11aとの間の脱着を行う。
例えば、作業者が、作業モジュール11cを天板11a2の上面などに載置した際には、着脱部11c5により作業モジュール11cが固定される。
また、作業者が、作業モジュール11cを天板11a2の上面などから取り外す際には、着脱部11c5による作業モジュール11cの固定が解除される。
着脱部11c5は、例えば、ネジなどの締結部材、永久磁石や電磁石などの吸引力を生じさせる部材などとすることができる。
また、作業モジュール11cは、図示しない制御装置をさらに備えることもできる。
制御装置は、例えば、位置決め部11c2における押圧動作、検出部11c3における検出、および、着脱部11c5における脱着動作などを制御するものとすることができる。
制御装置は、例えば、基部11c1の上面、および下面の少なくともいずれかに設けることができる。
基部11c1の下面に制御装置を設ける場合には、天板11a2および筐体11a1の上面に孔を設け、制御装置が孔を介して筐体11a1の内部の収納空間に挿入されるようにすることができる。
なお、作業モジュール11cに設けられた要素を制御する機能を制御部22に持たせることもできる。
ただし、制御装置が作業モジュール11cに取り付けられていれば、作業モジュール11cの交換、すなわち生産システム1の構成変更が容易となる。
また、図2に示すように、複数種類の位置決め部および検出部を設けることもできる。 前述したように、位置決め部11c2は、ワーク100の位置決め及び保持を行う。
検出部11c3は、ワーク100の検出を行う。
そのため、ワーク100の形状や寸法などが変わった場合には、ワーク100の形状や寸法などに適応した位置決め部および検出部が必要となる。
例えば、外観が直方体のワーク100に用いられる位置決め部11c2および検出部11c3と、外観が円筒のワーク100aに用いられる位置決め部11c2aおよび検出部11c3aが必要となる。
この場合、作業モジュールに1種類の位置決め部および検出部を設けるようにすれば、作業モジュールの種類が多くなる。
そのため、本実施の形態においては、基部11c1の上面に複数種類の位置決め部および検出部を設けるようにしている。
この様にすれば、作業モジュールの種類が多くなるのを抑制することができる。
また、1つの載置台11aに対して複数の作業モジュール11cを設けることもできる。
例えば、図2に示すように、1つの載置台11aに対して作業モジュール11cを2つ設けることができる。
複数の作業モジュール11cを設けるようにすれば、一の作業モジュール11cにおいて作業ロボット11bが作業を行っている間に、他の作業モジュール11cにおいて搬送ロボット15がワーク100の受け渡しを行うことができる。
そのため、受け渡しにおける待ち時間や作業における待ち時間の発生を抑制したり、受け渡しにおける待ち時間や作業における待ち時間を短縮したりすることが可能となる。
その結果、生産性の向上を図ることができる。
以上に例示をしたものは、作業部11の構成であるが、作業部12、作業部13、および作業部14の構成も同様とすることができる。
ただし、作業ロボットに設けられる作業装置は、作業の内容に応じて異なるものとすることができる。
また、作業モジュールに設けられる位置決め部および検出部の構成も、作業の内容に応じて異なるものとすることができる。
ただし、同じ構成を有する作業モジュールを用いることができれば、後述する生産システム1の構成変更が容易となる。
そのため、必要に応じて生産システム1の構成を迅速に変更することができるので、生産性の向上や生産コストの低減をさらに図ることができる。
なお、複数の作業部において、作業ロボットに設けられる作業装置も同じものとすることもできる。すなわち、同じ作業を行う複数の作業部を有する生産システム1とすることもできる。
例えば、作業部12および作業部13が同じ作業を行うものであってもよい。
この様にすれば、割り当てられた作業にかかる時間が長い場合であっても、待ち時間が発生するのを抑制することができる。
また、作業部11、作業部12、作業部13、および作業部14におけるそれぞれの専有スペースの形状と寸法が同じであれば、作業部の交換、増設、撤去などが容易となる。
例えば、平面視における専有スペースの形状と寸法が同じとなるように、筐体と天板の形状と寸法を統一化することができる。
また、筐体の外観形状が直方体または立方体であれば、平面視における筐体の形状は四角形となる。
平面視における筐体の形状が四角形であれば、作業部同士を近接させて配置するのが容易となる。
そのため、専有面積の低減を図ることができる。
また、複数の作業部をコの字型(U-shape)に配置することが容易となる。
複数の作業部をコの字型に配置すれば、生産システム1の一方の側を解放することができる。
生産システム1の一方の側が解放されていれば、作業モジュール11cの着脱を行う際の作業性を向上させることができる。
また、生産システム1のメンテナンス性を向上させることもできる。
複数の作業部は、搬送ロボット15の三方を囲むようにコの字型に配置することができる。
また、複数の作業部の一部は、互いに近接させて配置することができる。
例えば、図1に示すように、作業部11、作業部12、作業部13、および作業部14をコの字型に配置することができる。
この場合、作業部12と作業部13は、並べて配置されている。作業部12と作業部13は、互いに近接させて配置されている。
作業部11は、作業部12と作業部13の列の作業部12側に配置されている。作業部11は、作業部12と作業部13が並ぶ方向と直交する方向において搬送ロボット15側にずれた位置に配置されている。
作業部14は、作業部12と作業部13の列の作業部13側に配置されている。作業部14は、作業部12と作業部13が並ぶ方向と直交する方向において搬送ロボット15側にずれた位置に配置されている。作業部14は、作業部11と対峙している。
搬送ロボット15は、複数の作業部間におけるワーク100の受け渡しを行う。
そのため、搬送ロボット15は、垂直多関節ロボットとすることが好ましい。
例えば、搬送ロボット15は、6軸制御の垂直多関節ロボットとすることができる。
また、搬送ロボット15は、設置場所の床に旋回可能な状態で固定されている。
この様にすれば、ワーク100の受け渡しを安定させることができる。
搬送ロボット15は、作業部11〜14間におけるワーク100の受け渡しを行う。
この場合、搬送ロボット15は、ティーチングされた受け渡し手順および受け渡し位置に基づいて、ワーク100を受け渡す。
なお、搬送ロボット15によるワーク100の受け渡しの詳細は後述する。
搬送ロボット15には、ワーク100を保持するのに適した作業装置が取り付けられている。
例えば、図1に示すように、搬送ロボット15には、ワーク100を掴むチャックなどを設けることができる。
搬送ロボット15の制御装置15aは、搬送ロボット15の下部に設けることもできるし、搬送ロボット15を制御する機能を制御部22に持たせることもできる。
生産システム1の構成を変えることが必要となった場合であっても、搬送ロボット15は必要となる。
そのため、搬送ロボット15を制御する機能を制御部22に持たせるようにしても、生産システム1の構成を容易に変更することができる。
平面視において、作業部11〜14の天板の上面と搬送ロボット15の動作領域が重なる領域が、搬送ロボット15による受け渡し領域となる。
この場合、搬送ロボット15による受け渡し領域は、少なくとも作業ロボットの動作領域の一部と重なっている。
搬送ロボット15による受け渡し領域と、作業ロボットの動作領域とが重なる領域には、作業モジュール11cに設けられた位置決め部11c2が配置される。
また、複数の作業部をコの字型に配置する場合には、搬送ロボット15の設置位置から各作業部におけるワーク100の受け渡し位置(位置決め部11c2の位置)までの距離が等しくなるようにすることが好ましい。
この様にすれば、搬送ロボット15はその鉛直軸回りの旋回動作のみで各作業部のワーク100にアクセスできるため、ワーク100の受け渡しを効率的に行うことができる。
部品供給部16は、作業部11に対して必要な部品を供給する。
部品供給部17は、作業部12に対して必要な部品を供給する。
部品供給部18は、作業部13に対して必要な部品を供給する。
部品供給部19は、作業部14に対して必要な部品を供給する。
部品供給部16〜19は、前後方向にスライド移動が可能な2つのテーブルを上下方向に有している。
テーブルには、複数の部品が収納されたパレットやカセットなどが載置されている。複数の部品は、パレットやカセットなどの内部に整列された状態で収納されている。
作業部11〜14に設けられた作業ロボットは、部品供給部16〜19から部品を取り出し、ワーク100に取り付ける。
一方のテーブルに載置された部品が無くなった場合には、テーブルは生産システム1から離れる方向に後退する。この際、部品が載置された他方のテーブルは生産システム1に近接する方向に前進する。
作業部11〜14に設けられた作業ロボットは、前進したテーブルに載置されている部品を取り出し、ワーク100に取り付ける。
作業者や図示しない搬送装置は、後退したテーブルに載置されている空のパレットやカセットなどを取り出し、複数の部品が収納されたパレットやカセットなどをテーブルに載置する。
なお、作業部11〜14に割り当てられた作業の内容によっては、部品の供給が必要ない場合もある。
また、作業部11〜14の天板に複数の部品が収納されたパレットやカセットなどを載置できる場合もある。
その場合には、部品供給部16〜19を省くことができる。
また、部品供給部16〜19の形式は例示をしたものに限定されるわけではなく、作業部11〜14に対して部品が供給できるものであればよい。
例えば、部品供給部16〜19は、複数の部品が収納されたパレットやカセットなどを載置する固定式のテーブルとすることもできる。
また、部品供給部16〜19は、例えば、パーツフィーダなどであってもよい。
部品供給部16〜19の制御装置は、部品供給部16〜19の内部に収納することもできるし、部品供給部16〜19を制御する機能を制御部22に持たせることもできる。
ただし、部品供給部16〜19の制御装置が部品供給部16〜19の内部に収納されていれば、部品供給部16〜19の交換、増設、撤去などが容易となる。
搬入部20は、例えば、コンベアなどとすることができる。
搬入部20は、ワーク100を生産システム1に搬入する。
搬入部20は、搬送ロボット15の動作領域外から搬送ロボット15の動作領域内にワーク100を搬入する。
搬出部21は、例えば、コンベアなどとすることができる。
搬出部21は、作業部11〜14による作業が終了した製品(または半完成品)を生産システム1から搬出する。
搬出部21は、搬送ロボット15の動作領域内から搬送ロボット15の動作領域外に製品(または半完成品)を搬出する。
搬入部20の制御装置は搬入部20に内蔵させることもできるし、搬入部20を制御する機能を制御部22に持たせることもできる。
搬出部21の制御装置は搬出部21に内蔵させることもできるし、搬出部21を制御する機能を制御部22に持たせることもできる。
生産システム1の構成を変えることが必要となった場合であっても、搬入部20および搬出部21が用いられる場合が多い。
そのため、搬入部20および搬出部21を制御する機能を制御部22に持たせるようにしても、生産システム1の構成を容易に変更することができる。
制御部22は、作業部11〜14、搬送ロボット15、部品供給部16〜19、搬入部20、および搬出部21の動作を制御する。
なお、作業部11〜14、搬送ロボット15、部品供給部16〜19、搬入部20、および搬出部21のそれぞれが制御装置を有する場合には、制御部22は、例えば、それぞれの制御装置に対して起動タイミング、停止タイミング、各ユニット間の干渉回避などの制御を行う。
次に、生産システム1の作用について説明する。
搬送ロボット15の動作領域外において、作業者や図示しない搬送装置は、搬入部20にワーク100を供給する。搬入部20は、供給されたワーク100を搬送ロボット15の動作領域内に搬入する。
搬送ロボット15は、搬入されたワーク100を作業モジュール11cの位置決め部11c2に受け渡す。位置決め部11c2は、ワーク100を位置決めするとともにワーク100を保持する。この際、検出部11c3は、ワーク100の有無や、ワーク100の位置などを検出する。
検出部11c3による検出で、ワーク100の位置が正常であることが確認された場合には、作業ロボット11bはワーク100に対して所定の作業を行う。
搬送ロボット15は、作業部11〜14間におけるワーク100の受け渡しを行う。
この際、例えば、搬送ロボット15は、作業部の並びに沿って順にワーク100を受け渡す。
搬送ロボット15は、例えば、作業部11から順にワーク100を受け渡す。なお、搬入部20および搬出部21の配置が逆であれば、搬送ロボット15は、例えば、作業部14から順にワーク100を受け渡す。
また、搬送ロボット15は、必要に応じて、例えば、作業部11から作業部13、作業部11から作業部14のように間にある作業部を飛ばしてワーク100を受け渡すこともできる。
また、搬送ロボット15は、必要に応じて、例えば、作業部11から作業部12にワーク100を受け渡し、作業部12から作業部11にワーク100を受け渡すように移動方向を変えてワーク100を戻すように受け渡すこともできる。
なお、1つの作業部に複数の作業モジュール11cが設けられている場合には、一の作業モジュール11cにおいて作業ロボットが作業を行っている間に、他の作業モジュール11cにおいて搬送ロボット15がワーク100の受け渡しを行う。
また、搬送ロボット15は、ティーチングされた受け渡し手順および受け渡し位置に基づいて、ワーク100を受け渡す。
なお、ワーク100の受け渡し順および移動方向は、例示をしたものに限定されるわけではない。
搬送ロボット15によるワーク100の受け渡し順および移動方向は、製品の生産手順や作業部に割り当てられた作業時間などに応じて適宜変更することができる。
また、作業部12〜14に設けられた作業モジュールの位置決め部においてもワーク100の位置決めと保持が行われる。作業部12〜14に設けられた作業モジュールの検出部においてもワーク100の有無や、ワーク100の位置などが検出される。作業部12〜14に設けられた作業ロボットは、位置決め部により位置決めされたワーク100に対して所定の作業を行う。
搬送ロボット15は、作業部11〜14による作業が終了した製品(または半完成品)を搬出部21に受け渡す。
搬出部21は、受け渡された製品(または半完成品)を搬送ロボット15の動作領域内から搬送ロボット15の動作領域外に搬出する。
搬送ロボット15の動作領域外において、作業者や図示しない搬送装置は、搬出部21から製品(または半完成品)を取り出す。
次に、生産システム1の構成を変更する手順について説明する。
例えば、製造する製品の品種や仕様などが変更された場合には、生産システム1の構成を変更することが必要となる場合がある。
まず、作業者は、コの字型に配置された複数の作業部の開放側から生産システム1の内部に入り込み、作業部11において着脱部11c5による作業モジュール11cの固定を解除する。
次に、作業者は、取っ手11c4を掴んで、作業モジュール11cを天板11a2の上面などから取り外し、次に製造される製品に適した作業モジュールを天板11a2の上面などに載置する。
次に、作業者は、載置された作業モジュールを着脱部11c5により天板11a2の上面などに固定する。
作業部12〜14においても同様の手順で作業モジュールを交換することができる。
本実施の形態によれば、生産システム1の構成を容易、且つ迅速に変更することができる。
そのため、生産性の向上を図ることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 生産システム、11 作業部、11a 載置台、11a1 筐体、11a2 天板、11b 作業ロボット、11c 作業モジュール、11c1 基部、11c2 位置決め部、11c3 検出部、11c4 取っ手、11c5 着脱部、12〜14 作業部、15 搬送ロボット、16〜19 部品供給部、20 搬入部、21 搬出部、22 制御部、100 ワーク

Claims (5)

  1. 複数の作業部と;
    前記複数の作業部間におけるワークの受け渡しを行う搬送ロボットと;
    を具備し、
    前記作業部は、
    載置台と;
    基部と、前記基部に設けられ前記ワークを位置決めする位置決め部と、前記基部および前記載置台の少なくともいずれかに設けられ前記基部と前記載置台との間の脱着を行う脱着部と、を有する作業モジュールと;
    前記位置決め部により位置決めされた前記ワークに対して所定の作業を行う作業ロボットと;
    を備えている生産システム。
  2. 前記作業モジュールは、1つの前記載置台に対して複数設けられている請求項1記載の生産システム。
  3. 前記複数の作業部は、前記搬送ロボットの三方を囲むようにコの字型に配置されている請求項1または2に記載の生産システム。
  4. 前記搬送ロボットは、一の前記作業モジュールにおいて前記作業ロボットが作業を行っている間に、他の前記作業モジュールにおいて前記ワークの受け渡しを行う請求項2または3に記載の生産システム。
  5. 前記搬送ロボットは、垂直多関節ロボットであり、床に旋回可能な状態で固定されている請求項1〜4のいずれか1つに記載の生産システム。
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