JP2017011303A - 電子制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下に、本実施形態に係る電子制御装置を、自動車のエンジンコントロールユニットに適用した一例について、図面に基づいて詳細に説明する。先ず、図1〜図4を参照して、複数の筐体部材(後述するケース12,カバー13等)を接合して成る筐体内部の空間に回路基板4を収容した電子制御装置10の基本構成について説明する。なお、ここでの説明においては、便宜上、図1の上下方向、つまり回路基板4の肉厚方向を装置10自体の上下方向として説明することがあるが、これは、車載状態での鉛直方向に必ずしも対応するものではなく、例えば車両搭載状態が縦置き姿勢の場合、図1の装置10の上下方向が自動車の前後方向に沿うものとなる。また、図1〜図4では便宜上、凹陥部,発熱性部品,放熱材等の説明を適宜省略し、後述の実施例で説明する。
図5(図3のX−X断面の一部。なお、放熱フィン12cは便宜上省略)は、凹陥部を形成した電子制御装置の一例を説明するためのものであり、回路基板4の下方側面(ケース12側の面)4bに、それぞれ高さの異なる複数個の発熱性部品3が実装されている。また、ケース12の底壁12aの内壁面12e側においては、発熱性部品3に対向する位置に凹陥部5がそれぞれ形成されている。これら凹陥部5は、その内壁面5aのうち側壁面5bがテーパー状に成形され、当該内壁面5aによって発熱性部品3の外周側を包覆している。また、凹陥部5の内壁面5aと発熱性部品3との間には所望の大きさの部品クリアランスCaが設けられ、その凹陥部5の周縁側で回路基板4の下方側面4bと底壁12aの内壁面12eとの間には周縁クリアランスCbが設けられている。
図6,図7は実施例1の変形例を説明するための概略図である。図6においては、カバー13に溶着型(シール型)の呼吸フィルタ7を設けた一例を示すものであって、回路基板4における発熱性部品3の上方側(裏面側)の発熱部位(上方側面4a)に対向した位置に設けられている。この呼吸フィルタ7は、カバー13に形成された通気孔7aと、その通気孔7aに取り付けられた薄膜状の通気防水膜7bと、を具備している。また、図7においては、スナップフィット型の呼吸フィルタ7を設けた一例を示すものであって、通気性,防水性を備えたフィルタ本体7cと、そのフィルタ本体7cを所謂スナップフィット方式によりカバー13に対して係合保持するスナップフィット部7dと、を具備して成る。
図8,図9は実施例2の変形例を説明するための概略図であり、図8においては、底壁12aにおける周縁クリアランスCbの領域の位置に溶着型(シール型)の呼吸フィルタ7が設けられている。また、図9においては、スナップフィット型の呼吸フィルタ7を設けた一例を示すものであって、図8同様に底壁12aにおける周縁クリアランスCbの領域の位置に設けられている。
図10は、実施例1の変形例を説明するための概略図であり、筐体部材や回路基板が変形し得ることを想定して部品クリアランスを設定する一例を示すものであって、各発熱性部品3に対するそれぞれの部品クリアランスCa1〜Ca3がCa1>Ca2>Ca3の関係式を満たすようにし、基板固定部19から距離を隔てた箇所になるに連れて順次大きくなるように設定している。
図11,図12(図11のY−Y断面の一部)は、実施例4の変形例を説明するための概略図であり、発熱性部品3を所定の領域に実装し他の電子部品(非発熱性部品等)から距離を隔てるようにした場合の一例を示すものであって、発熱性部品3が回路基板4における基板固定部19に近接した領域に対して実装し、その実装された発熱性部品3に応じて凹陥部5,部品クリアランスCa,放熱フィン12cが設けられている。
[請求項a]
複数の筐体部を接合してなる筐体内部の空間に、発熱する発熱性電子部品を一つ以上実装した回路基板が収容された電子制御装置であって、
前記発熱性電子部品に対向した筐体部材は、その発熱性電子部品が対向する位置に凹陥部が形成されたことを特徴とする電子制御装置。
[請求項b]
前記凹陥部と発熱性電子部品との間に放熱材が介在したことを特徴とする請求項a記載の電子制御装置。
[請求項c]
前記発熱性電子部品の少なくとも一部が、凹陥部の内壁面により包覆されていることを特徴とする請求項a記載の電子制御装置。
4…回路基板
5…凹陥部
6…放熱材
7…呼吸フィルタ
12…ケース
13…カバー
Ca,Cb…クリアランス
V…中空部
Claims (6)
- 複数の筐体部材を接合してなる筐体内部の空間に、電子部品を実装した回路基板が収容された電子制御装置であって、
前記電子部品が実装されている位置では、前記電子部品と前記筐体の内壁面との間に部品クリアランスが確保された状態で前記電子部品と前記筐体の内壁面とが対向し、
前記電子部品の周縁側であって、前記回路基板における前記電子部品が実装されていない位置では、前記筐体の内壁面が、前記電子部品と対向する内壁面の位置よりも前記回路基板側に狭められて位置し、
該前記筐体の内壁面と前記回路基板との間に中空部となる周縁クリアランスが確保されていることを特徴とする電子制御装置。 - 複数の筐体部材を接合してなる筐体内部の空間に、電子部品を実装した回路基板が収容された電子制御装置であって、
前記電子部品に対向した筐体部材は、該電子部品が対向する位置に凹陥部が形成され、
該凹陥部内壁面と前記電子部品との間には部品クリアランスが確保された状態で前記電子部品が、前記凹陥部によって包覆されており、
前記電子部品の周縁側であって、前記回路基板における前記電子部品が実装されていない位置では、前記筐体の内壁面が前記凹陥部の開口縁から回路基板までの寸法で位置し、該前記筐体の内壁面と前記回路基板との間に中空部となる周縁クリアランスが確保されていることを特徴とする電子制御装置。 - 前記電子部品に対向した筐体部材の底壁の内壁面側に立設され、上端部に支持面を有する基板固定部を備え、
前記回路基板は、前記基板固定部支持面で支持された状態で固定されていることを特徴とする請求項1または2記載の電子制御装置。 - 前記電子部品に対向した筐体部材の底壁の内壁面側に立設され、上端部に支持面を有する基板固定部を備え、
前記回路基板は、前記基板固定部支持面で支持された状態で固定され、
前記凹陥部は、前記底壁の内壁面側が凹状に形成され、かつ、外壁面側が凸状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の電子制御装置。 - 前記電子部品に対向した筐体部材の底壁であって、電子部品の周縁側となる前記回路基板における前記電子部品が実装されていない位置が、前記電子部品との対向位置に対して前記底壁の外壁面側が凹状となるように前記底壁の内壁面側が前記回路基板に狭められて位置していることを特徴とする請求項1記載の電子制御装置。
- 前記電子部品は、前記筐体部材に熱を伝達して放熱する発熱性電子部品であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の電子制御装置。
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KR102653325B1 (ko) | 2019-04-30 | 2024-04-02 | (주)케이에이씨 | 전기자동차 또는 하이브리드 자동차의 전력변환장치 하우징 |
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