JP2017008857A - 燃料噴射ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】 ノズルボディ3の軸周囲の全方位を、貫徹力を強めることができる方位と、貫徹力を弱めることができる方位とに大まかに2分割することのできる燃料噴射ノズル1を提供する。【解決手段】 ニードル2の先端突部7は、縮径部50の下流側に非対称形状の分割突部51、52を設けている。そして、先端突部7の軸TLを、ノズル軸NLに対して偏心させている。この場合、サック室9の内周面と先端突部7の表面との距離に関して大きい方位と、小さい方位とにおおまかに2分割することができる。このため、ノズル軸NL周囲の全方位を、噴霧貫徹力に関して強めることができる方位と、弱める方位とに、大まかに2分割することができる。【選択図】 図2

Description

本発明は、エンジンの気筒内に燃料を噴射する燃料噴射ノズルに関するものである。
エンジンにおいては、燃焼室形状や熱量の目標値によって、燃料噴射ノズルから噴射される燃料の噴霧特性の最適値が変わることが知られている。
例えば噴霧特性の中から貫徹力を取り上げて説明すると、貫徹力が強い場合には、より遠くまで燃料噴霧が広がるので、燃焼室内の空気利用率が上がり、良好な燃焼状態が得られる。これにより、スモークの排出量を低減でき、エンジン出力や燃費を向上させることができる。その反面、貫徹力が強い場合には、燃料噴霧が燃焼室壁面に到達し易くなり、燃焼室壁面から冷却媒体への放熱量が多くなるので、エンジンの冷却損失が大きくなる。 このため、燃焼室形状や熱量の目標値によって、貫徹力等の噴霧特性を最適に設定する必要がある。
ところで、近年、燃焼室内を、吸気バルブ側領域と排気バルブ側領域とに区分けして、両領域へ向けて噴射される燃料の噴霧特性を変えることが望まれている。
例えば燃料噴射ノズルの取付位置をシリンダ軸から吸気バルブ側領域寄りにオフセット配置したエンジンがある。このエンジンでは、燃料噴射ノズルから吸気バルブ側領域の燃焼室壁面までの距離が排気バルブ側領域と比べて近くなり、排気バルブ側領域の燃焼室壁面に燃料噴霧が到達し易くなる。このため、吸気バルブ側領域への貫徹力を強くし、排気バルブ側領域への貫徹力を弱くする必要がある。
また、燃料噴射ノズルの取付位置をシリンダ軸から排気バルブ側領域寄りにオフセット配置したエンジンがある。このエンジンでは、燃料噴射ノズルから排気バルブ側領域の燃焼室壁面までの距離が吸気バルブ側領域と比べて近くなり、吸気バルブ側領域の燃焼室壁面に燃料噴霧が到達し易くなる。このため、吸気バルブ側領域への貫徹力を弱くし、排気バルブ側領域への貫徹力を強くする必要がある。
さらに、吸気バルブ側領域が排気バルブ側領域よりも低温になる傾向があることから、吸気バルブ側領域の冷却損失を排気バルブ側領域と比べて抑えたいという要求がある。この場合には、吸気バルブ側領域の燃焼室壁面に燃料噴霧が到達するのを抑制するため、吸気バルブ側領域への貫徹力を弱くし、排気バルブ側領域への貫徹力を強くする必要がある。
従って、ノズルボディの軸周囲の全方位を、貫徹力を強めることができる方位と、貫徹力を弱めることができる方位とに大まかに2分割する要望が高まっている。
なお、特許文献1に記載の燃料噴射ノズルでは、ニードルの先端外周面の全周に複数の傾斜溝を形成している。これらの傾斜溝に案内された燃料は、ノズルボディの内部でノズルボディの軸周りの旋回流を形成する。
これにより、特許文献1に記載の燃料噴射ノズルでは、燃料が噴孔内を旋回しつつ流れるのが阻止される。また、特許文献1に記載の燃料噴射ノズルでは、燃料噴霧が螺旋形状に拡散しつつ進行するのが阻止される。この結果、ニードルが偏心したとしても高貫徹力の燃料噴霧を得ることができる。
ところが、特許文献1には、上記の要望や課題について何ら示唆していない。
特開2000−265927号公報
本発明の目的は、ノズルボディの軸周囲の全方位を、噴霧貫徹力を強めることができる方位と、噴霧貫徹力を弱めることができる方位とに大まかに2分割することのできる燃料噴射ノズルを提供することにある。
請求項1に記載の発明によれば、ノズルボディは、燃料流路の下流側にサック室を有している。
複数の噴孔は、周方向に設けられて、サック室の内周面に入口を有している。
ニードルは、シート部からニードルの先端側に向けて突出する先端突部を有している。この先端突部は、ニードルのリフト量が所定値以下の時に、サック室内に入り込んでいる。
そして、ノズルボディにおけるサック室の中心を通る軸線を、サック室の軸とし、先端突部の中心を通りサック室の軸と平行な軸線を、先端突部の軸とした場合、先端突部の軸は、サック室の軸に対して偏心している。
ここで、先端突部の軸を、ノズルボディの軸に対して偏心させることで、ノズルボディの軸周囲の全方位を、サック室の内周面と先端突部の表面との距離に関して大きい方位と、小さい方位とにおおまかに2分割することができる。このため、ノズルの軸周囲の全方位を、噴霧貫徹力に関して強めることができる方位と、弱める方位とに、大まかに2分割することができる。
また、回転防止部を設けることで、サック室の内周面と先端突部の表面とが相対的に回転するのを防止することができる。このため、燃料噴射ノズルをエンジンに固定した後に、噴霧貫徹力を強めることができる方位、噴霧貫徹力を弱めることができる方位がノズルボディの周方向に変動するのを防止することができる。
燃料噴射ノズルの概略構成を示した断面図である(実施形態1)。 燃料噴射ノズルの要部を示した断面図である(実施形態1)。 図2のIII−III断面図である(実施形態1)。 燃料噴射ノズルの要部を示した断面図である(実施形態1)。 サック室内の燃料流れの様子を示した説明図である(実施形態1)。 燃焼室内の噴霧形態の一例を示した説明図である(実施形態1)。 燃焼室内の噴霧形態の変形例を示した説明図である(実施形態1)。 燃焼室内の噴霧形態の変形例を示した説明図である(実施形態1)。 燃料噴射ノズルの要部を示した断面図である(実施形態2)。 図9のX−X断面図である(実施形態2)。 燃料噴射ノズルの要部を示した断面図である(実施形態3)。 図11のXII−XII断面図である(実施形態3)。 燃料噴射ノズルの要部を示した断面図である(実施形態4)。 図13のXIV−XIV断面図である(実施形態4)。 燃料噴射ノズルの要部を示した断面図である(実施形態5)。 燃料噴射ノズルの要部を示した断面図である(実施形態5)。 燃料噴射ノズルの要部を示した断面図である(実施形態6)。 燃料噴射ノズルの要部を示した断面図である(実施形態6)。
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。
[実施形態1の構成]
図1ないし図8は、本発明を適用した実施形態1を示したものである。
本実施形態の燃料噴射弁は、自動車等の車両走行用のエンジンの各気筒毎に対応して搭載されている。
燃料噴射弁は、エンジンの燃焼室内に直接燃料を噴射する燃料噴射ノズル1を備えている。この燃料噴射ノズル1は、自身の軸方向に往復移動するニードル2、このニードル2を収容する円筒形状のノズルボディ3、およびノズルボディ3に対するニードル2の相対回転を防止する回転防止部4を備えている。
ニードル2は、円柱形状の本体部5、円環形状のシート部6および非対称形状の先端突部7を備えている。このニードル2には、リターンスプリングの付勢力が作用している。 なお、リターンスプリングの図示は省略している。
ノズルボディ3の先端側には、有底円筒形状のサック部11が設けられている。
サック部11には、複数の噴孔8およびサック室9が設けられている。
また、ノズルボディ3には、シート部6が着座可能なシート面10が設けられている。 また、ノズルボディ3には、燃料孔12を介して、サプライポンプまたはコモンレール等の高圧発生部から高圧燃料が導入される燃料溜まり室13が設けられている。
サック室9は、燃料流路14、15の下流側に位置している。
また、ノズルボディ3には、ニードル2を開弁駆動するアクチュエータが接続されている。アクチュエータとしては、ソレノイドアクチュエータやピエゾアクチュエータが採用されている。
なお、アクチュエータの図示は省略している。
また、複数の噴孔8およびサック室9の詳細は、後述する。
ここで、エンジンは、直噴ディーゼルエンジンが採用されている。このエンジンは、シリンダヘッド21を備えている。このシリンダヘッド21は、シリンダ22およびピストン23と共に燃焼室を形成している。
シリンダヘッド21には、吸気ポート24および排気ポート25が形成されている。このシリンダヘッド21には、吸気バルブ26および排気バルブ27が設けられている。 燃焼室は、吸気バルブ側に広がる吸気バルブ側領域と、排気バルブ側に広がる排気バルブ側領域とに区分されている。
ここで、吸気バルブ側領域を領域Tinと呼ぶ。また、排気バルブ側領域を領域Texと呼ぶ。
領域Tinは、ピストン23と吸気バルブ26との間に形成されている。
領域Texは、ピストン23と排気バルブ27との間に形成されている。
次に、エンジンに対する燃料噴射ノズル1の固定位置の例を説明する。
ここで、ノズルボディ3の軸をノズル軸NLと呼ぶ。また、シリンダ22の軸をシリンダ軸CLと呼ぶ。
図6の例は、ノズル軸NLとシリンダ軸CLとが一致するように燃料噴射ノズル1をシリンダヘッド21の中心に取り付けている。
図7の例は、シリンダ軸CLに対してノズル軸NLを所定量β分だけTin側にオフセットしている。
図8の例は、シリンダ軸CLに対してノズル軸NLを所定量γ分だけTex側にオフセットしている。
ニードル2は、シート面10に対して離着座して燃料流路14、15を開閉する。
本体部5は、内周壁16、17に往復摺動可能に支持される摺動面31、32を有している。この本体部5は、内周壁17の内周との間に、燃料流路14を形成する外周面33を有している。また、本体部5は、ニードル2の先端側へ向けて外径が徐々に縮径する円錐形状の傾斜面を有している。
シート部6は、本体部5の傾斜面と先端突部7の傾斜面との間に形成されている。
先端突部7は、シート部6からニードル全体の先端側に向けて突出する。
本実施形態のニードル2の詳細は、後述する。
ここで、ノズルボディ3には、その軸と平行な方向に延びる円筒形状の内周壁16、17が設けられている。
内周壁16は、摺動面31が往復摺動する。また、内周壁17は、摺動面32が往復摺動する。この内周壁17は、ノズルボディ3の内周方向に等間隔で3箇所に摺動面34を有している。また、内周壁17は、ノズルボディ3の内周方向に等間隔で3箇所に流路壁面35を有している。この流路壁面35は、外周面33との間に燃料流路14を形成する。
回転防止部4は、摺動面32に設けられる突起36、および摺動面34に設けられる案内溝37を備えている。
複数の突起36は、摺動面32の外周面において外周方向に等間隔で設けられている。これらの突起36は、複数の案内溝37と対応する位置に設けられている。また、複数の突起36は、各案内溝37と往復摺動可能に嵌合している。また、複数の突起36は、各摺動面32から半径方向の外側に向けて突出している。
複数の案内溝37は、摺動面34の内周面において内周方向に等間隔で設けられている。これらの案内溝37は、ノズルボディ3の軸方向に真っ直ぐに延びている。また、複数の案内溝37は、摺動面34の内周面から半径方向の内側に凹んでいる。
各突起36と各案内溝37との間には、複数の燃料流路38が形成されている。これらの燃料流路38は、各摺動面32と各案内溝37との間にも形成される。
この回転防止部4によれば、ニードル2がリフトした時に、ニードル2の周囲の複数の燃料流路14、15を通過する燃料流によってニードル2が自動調心される。従って、回転防止部4は、ノズル軸NL上にニードル2を位置させる調心部としての機能も有している。
複数の噴孔8は、円周方向に等間隔で形成されている。
全ての噴孔8は、ノズル軸NLと噴孔軸HLとがなす角度が同一である。また、全ての噴孔8は、噴孔径が同一で、且つ噴孔流路長が同一となっている。
複数の噴孔8は、サック部11の内外を連通している。
噴孔8は、例えば6〜12個設けられる。本例では、10個の噴孔8が設けられている。
複数の噴孔8は、サック部11の内周面で噴孔入口41が開口している。また、各噴孔8は、噴孔入口41から噴孔出口42に向かって流路面積が変化しないストレート噴孔である。
ここで、各噴孔8の軸を噴孔軸HLと呼ぶ。また、噴孔軸HLは、ノズル軸NLに対して垂直な半径方向に対して図示下向きに所定角度分だけ傾斜している。
また、サック室9の中心位置で、ノズル軸NLと噴孔軸HLとが交差する交点を、サック中心Oと呼ぶ。この場合、サック中心Oから各噴孔入口41の中心までの距離は、全ての噴孔8で同一となっている。
ここで、シート部6がシート面10から離座する時に移動する側を、軸方向の上側と呼ぶ。また、シート部6がシート面10に着座する時に移動する側を、軸方向の下側と呼ぶ。
サック室9は、燃料流路14、15の下流側に位置している。
サック室9の入口側開口は、シート面10の下流端で、且つサック室9の上流端に形成されている。このサック室9の入口側開口には、円周方向に連続して延びる円環形状の稜線が形成されている。この稜線の位置を、サック室9の上端43と呼ぶ。
サック室9は、燃料流路14、15と複数の噴孔8とを連通している。
サック室9は、内周面として、ノズル軸NLを中心とする円筒形状の周壁面、およびノズル軸NL上のサック中心Oを中心とする球面形状の底壁面が設けられている。
なお、各噴孔入口41の中心は、サック室9の周壁面と底壁面との境界に形成されている。
サック室9は、燃料流路14、15にて環状に流れる燃料を集合させて一時的に貯留した後、各噴孔8へ分配供給する分配室である。
また、サック室9内の空間容積は、ニードル2のリフト量に応じて変化する。即ち、ニードル2がリフトする程、サック室9内の空間容積が広くなる。
シート面10は、先端突部7の傾斜面との間に燃料流路15を形成する。このシート面10は、本体部5の傾斜面との間に燃料流路14の下流部を形成する。
シート面10は、先端側に向かう程、内径が徐々に減少する円錐形状を呈する。このシート面10の途中には、シート部6が離着座する円環状のノズルシートが設けられている。
燃料流路14、15は、サック室9の上流側に位置する。また、燃料流路14、15は、燃料溜まり室13の下流側に位置する。
燃料噴射ノズル1は、シート部6がシート面10に着座した場合、燃料流路14と燃料流路15との連通状態が遮断される。これにより、複数の噴孔8から燃焼室内への燃料噴射は成されない。
また、燃料噴射ノズル1は、シート部6がシート面10からリフトした場合、燃料流路14と燃料流路15とが連通状態となる。これにより、燃料流路14、15から複数の噴孔8と連通するサック室9へ燃料が導入される。このため、複数の噴孔8から燃焼室内への燃料が噴射される。
また、燃料噴射ノズル1は、燃料の噴射期間全域で、全閉位置からフルリフト位置までニードル2のリフト量が変化する。
[実施形態1の特徴]
ここで、ニードル2のリフト量が所定値以下の時を、ニードル2の低リフト時と呼ぶ。また、ニードル2のリフト量が所定値よりも大きい時を、ニードル2の高リフト時と呼ぶ。
また、シート面10とシート部6との間に形成されるシート部外周の流路面積を、シート部流路面積Asと呼ぶ。また、複数の噴孔8の流路面積の総和を、噴孔総流路面積Ahと呼ぶ。また、シート部6から各噴孔出口42までの燃料の流路面積の中で最小の流路面積を、最小流路面積Amiと呼ぶ。
本例の場合には、シート部流路面積Asが噴孔総流路面積Ah以下となるリフト量を所定値として設定している。
また、シート部流路面積Asが最小流路面積Amiとなるリフト量を所定値として設定しても良い。
また、ニードル2のフルリフト量の30%〜70%のリフト量を所定値として設定しても良い。
なお、上記の所定値を、先端突部7の体積、サック室9の空間容積、噴孔総流路面積Ah、ニードル上昇速度等に応じてリフト量が大きい側または小さい側に変更しても良い。
ここで、上記の先端突部7の詳細を図1ないし図5に基づいて説明する。
先端突部7は、ニードル2の低リフト時に、サック室9内に入り込む。
ここで、先端突部7を通り、ノズル軸NLと平行な直線を先端突部7の軸TLとする。この場合、先端突部7の軸TLは、ノズル軸NLに対して所定量αだけ偏心している。また、先端突部7の軸TLは、本体部5の軸に対して所定量αだけ偏心している。なお、本体部5の軸は、ノズル軸NLと一致している。
先端突部7は、円錐形状の縮径部50および2つの分割突部51、52を備えている。 縮径部50は、ニードル2の先端側へ向けて外径が徐々に縮径する円錐形状の傾斜面を有している。この縮径部50の傾斜面は、本体部5の傾斜面よりも傾斜角度が急である。
ここで、ニードル2の中心線と一致したノズル軸NLを含む断面を切断面と呼ぶ。
先端突部7を、切断面を境界として左右方向に分割したとき、切断面を境界として左方向に配置される分割部分を分割突部51と呼ぶ。
先端突部7を、切断面を境界として左右方向に分割したとき、切断面を境界として右方向に配置される分割部分を分割突部52と呼ぶ。
分割突部51、52は、ノズル軸NLを中心にして180°回転させても重ならない非対称形状となるように設けられている。この分割突部51、52は、縮径部50の下流側に位置している。また、分割突部51、52は、縮径部50よりも先端部を、円周方向に180°の角度範囲に2分割されている。
分割突部51は、ニードル2の低リフト時に、サック中心Oよりも下流側に先端部分53を有している。この分割突部51は、縮径部50の傾斜面と同一傾斜角度の円錐面を有している。また、分割突部51は、半円形状の切断面を有している。また、分割突部51の右側面には、ノズル軸NLの方向に延びる平面削部55が設けられている。
分割突部52は、ニードル2の低リフト時に、サック中心Oよりも上流側に先端部分54を有している。また、分割突部52は、分割突部51の円錐面よりも急な傾斜角度の円錐面を有している。また、分割突部52は、切削工具を用いて、ノズル軸NLの方向に直線的に削り込むことで、凹部56を形成している。この凹部56は、縮径部50の傾斜面を延長した仮想円錐面より半径方向の内側に凹んだ位置に底面を有している。なお、本例では、凹部56の底面は、分割突部51の平面削部55に相当する。
次に、ニードル2の低リフト時におけるサック室9内の燃料流れの様子を図1ないし図5に基づいて説明する。
ここで、サック室9は、ノズル軸NLを含む仮想平面を境界として、小空間9Aと大空間9Bとに区分されている。
小空間9Aとは、サック室9の周壁面と先端突部7の表面との距離が小さい方位に形成される空間のことである。この小空間9Aは、ノズル軸NLを中心とした180°の角度範囲に形成される。
大空間9Bとは、サック室9の周壁面と先端突部7の表面との距離が大きい方位に形成される空間のことである。この大空間9Bは、ノズル軸NLを中心とした180°の角度範囲に形成される。
ニードル2の低リフト時には、As、Ah、Amiの関係が、α<βで、且つAs=Amiである。このため、燃料流路14、15からサック室9内に流れ込む燃料の流速が高リフト時よりも速い。
このとき、上流側の燃料流路14、15から小空間9A内に流れ込んだ大部分の燃料は、小空間9Aの入口付近で分割突部51の表面およびサック室9の上端43から剥離する。その後、燃料は、小空間9Aの外周側に小さく曲がって各噴孔入口41から各噴孔8内に流れ込む。
従って、各噴孔8内を通過する燃料に乱れが発生せず、各噴孔8から領域Tex内に噴射される噴霧特性として、燃料噴霧FBと比べて燃料噴霧FAの噴霧角が小さく、噴霧貫徹力が大きい噴霧特性を得ることができる。
一方、燃料流路14、15から大空間9B内に流れ込んだ大部分の燃料は、分割突部52の表面に沿って平面削部55に至り、この平面削部55に沿って大空間9Bの下側の底面へ流れて大空間9Bの底面で大空間9Bの外周側に大きく曲がる。
そして、大空間9Bの底面で旋回した燃料は、大空間9Bの下側から上側へ向かって流れ、大空間9Bの外周側に小さく曲がって各噴孔入口41から複数の噴孔8内に流れ込む。
また、燃料流路14、15から大空間9B内に流れ込んだ一部の燃料は、大空間9Bの周壁面に沿って大空間9Bの下側へ流れ、大空間9Bの外周側に小さく曲がって、各噴孔入口41から複数の噴孔8内に流れ込む。
これによって、各噴孔入口41で、大空間9Bの下側から上側へ向かう燃料と、大空間9Bの上側から下側へ向かう燃料とが衝突するため、各噴孔8内を通過する燃料に乱れが発生する。従って、各噴孔8内を通過する燃料に乱れが発生することにより、各噴孔8から領域Tin内に噴射される噴霧特性として、燃料噴霧FAと比べて燃料噴霧FBの噴霧角が大きく、噴霧貫徹力が小さい噴霧特性を得ることができる。
[実施形態1の効果]
ここで、ニードル2の先端突部7は、縮径部50の下流側に非対称形状の分割突部51、52を設けている。そして、先端突部7の軸TLを、ノズル軸NLに対して所定量αだけ偏心させている。また、先端突部7の軸TLを、本体部5の軸に対して所定量αだけ偏心させている。この場合、サック室9の周壁面と先端突部7の表面との距離に関して大きい方位と、小さい方位とにおおまかに2分割することができる。
このため、ノズル軸NL周囲の全方位を、噴霧貫徹力に関して強めることができる方位HPと、弱める方位LPとに、大まかに2分割することができる。
また、回転防止部4を設けることで、サック室9の周壁面と先端突部7の表面とが相対的に回転するのを防止することができる。このため、燃料噴射ノズル1をエンジンに固定した後に、噴霧貫徹力を強めることができる方位、噴霧貫徹力を弱めることができる方位がノズルボディ8の円周方向に変動するのを防止することができる。
なお、先端突部7への削り込む角度を変えることにより、噴霧特性を種々変えることができる。
ここで、図6の例では、貫徹力を強める方位と領域Texとが一致し、貫徹力を弱める方位と領域Tinとが一致するようにシリンダヘッド21に燃料噴射ノズル1を固定している。この場合、領域Tinおよび領域Texでの燃焼形態が変わり、吸気バルブ26に伝わる燃焼熱を低減できる。これにより、領域Tinの冷却損失を領域Texよりも抑えることができる。
また、図7の例では、貫徹力を強める方位と領域Texとが一致し、貫徹力を弱める方位と領域Tinとが一致するようにシリンダヘッド21に燃料噴射ノズル1を固定している。この場合、燃料噴射ノズル1から燃焼室壁面までの距離が近くなった領域Tinの冷却損失を低減することができる。
また、図8の例では、貫徹力を強める方位と領域Tinとが一致し、貫徹力を弱める方位と領域Texとが一致するようにシリンダヘッド21に燃料噴射ノズル1を固定している。この場合、燃料噴射ノズル1から燃焼室壁面までの距離が近くなった領域Texの冷却損失を低減することができる。
いずれにしても、冷却損失を低減できるので、燃費向上等の効果を得ることができる。
[実施形態2の構成]
図9および図10は、本発明を適用した実施形態2を示したものである。ここで、実施形態1と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
本実施形態の回転防止部4は、摺動面32に設けられる複数の突条61、および摺動面34に設けられる複数の案内溝62を備えている。
各突条61は、各案内溝62と嵌合している。
また、各突条61と各案内溝62との間には、複数の燃料流路63が形成されている。これらの燃料流路63は、各摺動面34と各案内溝62との間にも形成される。
以上のように、本実施形態の燃料噴射ノズル1においては、実施形態1と同様な効果を奏する。
[実施形態3の構成]
図11および図12は、本発明を適用した実施形態3を示したものである。ここで、実施形態1及び2と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
本実施形態の回転防止部4は、外周面33に設けられる複数の案内溝64、流路壁面35に設けられる複数の案内溝65、および各案内溝64、65に摺動可能に嵌合する複数の係止部材66を備えている。
複数の係止部材66は、ノズルボディ3とニードル2に対して別部材で設けられている。
また、各案内溝64と各係止部材66との間には、各燃料流路14と連通する複数の燃料流路67が形成されている。これらの燃料流路67は、各外周面33と各案内溝64との間にも形成される。
また、各案内溝65と各係止部材66との間には、各燃料流路14と連通する複数の燃料流路68が形成されている。
以上のように、本実施形態の燃料噴射ノズル1においては、実施形態1及び2と同様な効果を奏する。
[実施形態4の構成]
図13および図14は、本発明を適用した実施形態4を示したものである。ここで、実施形態1〜3と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
本実施形態の回転防止部4は、断面多角形状の本体部5、および断面多角形状の内周壁17を備えている。
本体部5の外周方向には、平面形状の摺動面32と平面形状の外周面33が交互に設けられている。
内周壁17には、摺動面32と往復摺動可能な平面形状の摺動面34が設けられている。また、外周面33と流路壁面35との間には、燃料流路14が形成されている。
回転防止部4は、本体部5の形状および内周壁17の形状を多角形状とすることで、ノズルボディ3の内周方向へのニードル2の回転を拘束している。
以上のように、本実施形態の燃料噴射ノズル1においては、実施形態1〜3と同様な効果を奏する。
[実施形態5の構成]
図15および図16は、本発明を適用した実施形態5を示したものである。ここで、実施形態1〜4と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
本実施形態の先端突部7は、断面形状が半円形状の分割突部51、52を備えている。サック中心Oから表面までの半径方向の距離は、分割突部51よりも分割突部52の方が大きい。
また、分割突部52の先端は、ニードル2の低リフト時に、サック中心Oよりも下流側に位置している。また、分割突部52の先端は、先端部分53と同一平面上に位置している。
また、分割突部52は、切削工具を用いて、ノズル軸NLの周方向に切削することで、凹曲面形状の凹部57を形成している。この凹部57は、縮径部50の傾斜面を延長した仮想円錐面より半径方向の内側に凹んだ位置に底面を有している。
これにより、サック室9の周壁面と先端突部7の表面との距離に関して大きい方位と、小さい方位とにおおまかに2分割することができる。
以上のように、本実施形態の燃料噴射ノズル1においては、実施形態1〜4と同様な効果を奏する。
[実施形態6の構成]
図17および図18は、本発明を適用した実施形態6を示したものである。ここで、実施形態1〜5と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
本実施形態の先端突部7は、円錐形状の縮径部71を備えている。縮径部71の中心線PLの方向は、ノズル軸NLに対して強貫徹力HPの噴孔8側に所定の傾斜角度分だけ傾斜している。
また、縮径部50と縮径部71との間には、シート部6の形成方向に対して傾斜した稜線72が形成されている。
また、縮径部71の頂点73は、ニードル2の低リフト時に、サック中心Oよりも下流側に位置している。
また、縮径部71の空間9A側の傾斜面は、縮径部50の傾斜面と同一の傾斜角度となる。また、縮径部71の空間9B側の傾斜面は、縮径部50の傾斜面よりも傾斜角度が急である。
以上のように、本実施形態の燃料噴射ノズル1においては、実施形態1〜5と同様な効果を奏する。
[変形例]
本実施形態では、本発明を、サプライポンプまたはコモンレールから導入された高圧燃料をエンジンの燃焼室内に直接噴射する燃料噴射ノズル1に適用した例を説明したが、本発明を、列型燃料ポンプや分配型燃料ポンプ等の燃料噴射ポンプから燃料溜まり室の内部に直接燃料が圧送され、燃料溜まり室の燃料圧がスプリングの付勢力よりも上回るとニードルが開弁して、直接噴射式のエンジンの燃焼室内に直接噴射する燃料噴射ノズルに適用しても良い。
本実施形態では、本発明を、燃料噴射時に、全閉位置からフルリフト位置までニードル2がリフトするタイプの燃料噴射ノズル1に適用した例を説明したが、本発明を、エンジンの要求噴射量が所定値よりも小さい小噴射量の場合、全閉位置から低リフト位置までニードル2がリフトし、エンジンの要求噴射量が所定値よりも大きい大噴射量の場合、全閉位置から高リフト位置までニードル2がリフトするリフト量可変型の燃料噴射ノズル1に適用しても良い。
なお、全閉位置からフルリフト位置までニードル2がリフトするタイプの燃料噴射ノズル1の場合でも、アクチュエータへの通電時間が短い場合には、全閉位置からフルリフトしても低リフト位置までしかニードル2がリフトしない場合も有る得る。
本実施形態では、本発明を、ニードル上昇速度が一定の燃料噴射ノズル1に適用した例を説明したが、本発明を、ニードル上昇速度がリフト途中で変化するタイプの燃料噴射ノズル1に適用しても良い。また、本発明を、ニードル2が段階的にリフトするタイプの燃料噴射ノズル1に適用しても良い。
本実施形態では、燃料噴射ノズル1のニードル2を、ソレノイドアクチュエータやピエゾアクチュエータの駆動力によって直接開弁駆動し、スプリングの付勢力によって閉弁するように構成しているが、ニードルを開閉駆動するアクチュエータとして、ニードルの直上に設けられる制御室内の燃料圧を調整し、ニードルの開閉動作を制御するソレノイドバルブやピエゾアクチュエータを採用しても良い。
本実施形態では、直接噴射式のエンジンとして、直噴ディーゼルエンジンを採用しているが、直接噴射式のエンジンとして、直噴ガソリンエンジンを採用しても良い。
また、吸気ポート24が1つの燃焼室に対して2つの吸気ポートに分岐している場合には、吸気バルブ26が2つ必要となる。また、排気ポート25が1つの燃焼室に対して2つの排気ポートに分岐している場合には、排気バルブ27が2つ必要となる。
本実施形態では、噴孔入口41の中心を、サック室9の周壁面と底壁面との境界に配置しているが、噴孔入口41の中心を、サック室9の周壁面のみに配置しても良い。また、噴孔入口41の中心を、サック室9の底壁面のみに配置しても良い。
本実施形態では、分割突部51を、先端突部7の先端部の円周方向に180°の角度範囲に渡って設けているが、分割突部51を、先端突部7の先端部の円周方向に90°〜270°の角度範囲に渡って設けても良い。
本実施形態では、分割突部52を、先端突部7の先端部の円周方向に180°の角度範囲に渡って設けているが、分割突部52を、分割突部51の角度範囲に対応した角度範囲に設けても良い。
また、ノズル軸NLに対する縮径部71の中心線PLの傾斜角度は任意である。
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
1 燃料噴射ノズル
2 ニードル
3 ノズルボディ
4 回転防止部
5 本体部
6 シート部
7 先端突部
8 噴孔
9 サック室
10 シート面
11 サック部
14 燃料流路
15 燃料流路

Claims (7)

  1. (a)エンジンの燃焼室内に燃料を噴射する複数の噴孔(8)、および前記複数の噴孔よりも上流側に燃料流路(14、15)を形成する円錐形状のシート面(10)を有する円筒形状のノズルボディ(3、16、17)と、
    (b)このノズルボディ内において軸方向に往復移動可能に収容されるニードル(2)と、
    (c)前記ノズルボディおよび前記ニードルに設けられて、前記ノズルボディに対する前記ニードルの相対回転を防止する回転防止部(4)と
    を備え、
    前記ノズルボディは、前記燃料流路の下流側にサック室(9)を有し、
    前記複数の噴孔は、周方向に設けられて、前記サック室の内周面に入口(41)を有し、
    前記ニードルは、前記シート面に着座可能な環形状のシート部(6)、およびこのシート部から前記ニードルの先端側に向けて突出する先端突部(7)を有し、
    前記先端突部は、前記ニードルのリフト量が所定値以下の時に、前記サック室内に入り込み、
    前記先端突部を通り、前記ノズルボディの軸(NL)と平行な直線を前記先端突部の軸(TL)とした場合、
    前記先端突部の軸は、前記ノズルボディの軸に対して偏心していることを特徴とする燃料噴射ノズル。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射ノズルにおいて、
    前記先端突部は、前記ノズルボディの軸を含む平面で2つに分割された分割部(51、52)同士が非対称であることを特徴とする燃料噴射ノズル。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料噴射ノズルにおいて、
    前記先端突部は、前記ニードルの軸に対して傾斜していることを特徴とする燃料噴射ノズル。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載の燃料噴射ノズルにおいて、
    前記ニードルは、前記ノズルボディ(16、17)に摺動可能に支持される本体部(5)を有し、
    前記先端突部の軸は、前記本体部の軸に対して偏心していることを特徴とする燃料噴射ノズル。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の燃料噴射ノズルにおいて、
    前記複数の噴孔は、全ての噴孔の噴孔軸(HL)と前記ノズルボディの軸とがなす角度が同一であることを特徴とする燃料噴射ノズル。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の燃料噴射ノズルにおいて、
    前記ノズルボディの軸は、前記エンジンのシリンダ軸CLと一致していることを特徴とする燃料噴射ノズル。
  7. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載の燃料噴射ノズルにおいて、
    前記ノズルボディの軸は、前記エンジンのシリンダ軸CLからオフセットしていることを特徴とする燃料噴射ノズル。
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