JP2017007254A - 加熱装置、画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents
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Description
図1は、所定の方向に搬送される記録媒体としての長尺の用紙14に画像形成用液体であるインクを選択的に塗布して画像を形成するインクジェット方式の印刷システム100の一例を示す概略構成図である。印刷システム100は、記録媒体供給手段としての給紙装置101と、第1の画像形成装置としての液滴吐出装置である第1のインクジェットプリンタ102と、用紙14の表裏を反転して搬送する反転装置104とを備える。更に、印刷システム100は、第2の画像形成装置としての液滴吐出装置である第2のインクジェットプリンタ105と、画像形成後の用紙14を加熱して乾燥させる加熱装置としての乾燥ユニット107と、乾燥処理後の用紙14を巻き取る巻き取り装置108とを備える。乾燥ユニット107は、画像形成後の用紙14を加熱して乾燥させ、巻き取り装置108は、乾燥処理後の用紙14を巻き取る。また、第1のインクジェットプリンタ102及び第2のインクジェットプリンタ105はそれぞれ、加熱装置としての乾燥部103,106を内蔵している。
図5において、第1及び第2のヒータランプ6,7の単位長さ当たりの発生熱量がそれぞれ発生熱量22,23であり、第1及び第2のヒータランプ6,7を同時に点灯させた場合の単位長さ当たりの発生熱量が発生熱量24である。
図6に示すように、用紙25の幅が領域10内にあり、乾燥のための熱量が必要な通紙部全体へ熱量を供給するように、第1のヒータランプ6のみを点灯させ、第2のヒータランプ7は点灯させないように制御する。このとき第1のヒータランプ6の単位長さ当たりの発生熱量は発生熱量26である。そして、加熱ローラ表面温度検出装置1の温度が目標温度となるように第1のヒータランプ6の位相制御におけるON時間比率を決定し、第1のヒータランプ6を駆動する。
図7に示すように、第1のヒータランプ6の単位長さ当たりの発生熱量は発生熱量28、第2のヒータランプ7の単位長さ当たりの発生熱量は発生熱量29である。また、第1及び第2のヒータランプ6,7を同時に点灯した時の単位長さ当たりの発生熱量は発生熱量30である。
図8に示すように、用紙31の一方の端部(用紙31の右端部)が領域11内にあり、乾燥のための熱量が必要な通紙部全体へ熱量を供給するために、第1及び第2のヒータランプ6,7を点灯させる。そして、加熱ローラ表面温度検出装置1,2の温度が目標温度となるように第1及び第2のヒータランプ6,7の位相制御におけるON時間比率をそれぞれ決定し、第1及び第2のヒータランプ6,7をそれぞれ駆動する。
D=(0.3/0.8)×B=3/8×B・・・(2)
=(L6−L1)×(0.8A−0.5A)+(L1−L5)×(0.8A−0.8B)×1/2・・・(3)
第2のヒータランプ7が供給する通紙部への供給熱量36:
=(L6−L1)×(0.5B−0.3B)+(L1−L4)×(0.5B−0.3B)×1/2+L4×0.3B・・・(4)
(L6−L1)×(0.8A−0.5A)+(L1−L5)×(0.8A−0.8B)×1/2=(L6−L1)×(0.5B−0.3B)+(L1−L4)×(0.5B−0.3B)×1/2+L4×0.3B・・・(5)
B=〔(L1−4×L5+3×L6)/{0.8×(3×L1+2×L4−4×L5+2×L6)}〕×0.8A・・・(6)
=(−0.3×L2+0.8×L3−0.5×L6)×B・・・(7)
図9において、まず、印刷をしない場合(S1でNo)、用紙14の搬送のみのため、第1及び第2のヒータランプ6,7を停止する用紙送り制御を行う。印刷の有無の確認後(S1)、用紙14の搬送を開始し(S2)、用紙送り制御を行う(S371)。そして、用紙の搬送が停止するまで繰り返す(S3)。
図10において、第1のヒータランプ6の単位長さ当たりの発生熱量が発生熱量40、第2のヒータランプ7の単位長さ当たりの発生熱量が発生熱量41、第1及び第2のヒータランプ6、7を点灯させた時の単位長さ当たりの発生熱量が発生熱量42である。また、用紙38の印刷範囲が領域12内の場合に供給される第1及び第2のヒータランプ6、7を点灯させた時の単位長さ当たりの発生熱量が発生熱量43、第1のヒータランプ6のみを点灯させた場合の印刷範囲39に不足する熱量が不足熱量45である。第2のヒータランプ7から供給する供給熱量46は、不足熱量45と等しい熱量である。
また、操作パネルの一部に、本来供給されるはずの熱量43と実際に供給する熱量42との差分の熱量44を消費電力低減量として表示し、オペレータに消費電力の低減量を認識させてもよい。
図11において、用紙幅検知センサ13上の領域全体が用紙に覆われている場合(S15でNo)、用紙幅は領域12内になるが、更に印刷範囲データ認識手段19から、領域12に印刷があるか否かを判断する(S16)。領域12に印刷がない場合(S16でNo)、ヒータランプ制御方式47中の領域11制御(印刷範囲)を行う(S472)。この領域11制御(印刷範囲)は、図10を用いて説明したものと同じ制御である。一方、領域12に印刷がある場合(S16でYes)、通常どおりに領域12制御を行う(S473)。
また、操作パネルの一部に、用紙幅が領域12内の場合に供給されるはずの熱量43と実際に供給する熱量42との差分の熱量44を消費電力低減量として表示し、オペレータに消費電力の低減量を認識させてもよい。
また、第1のヒータランプ6は、加熱ローラ5の軸方向に対して左側に配設したが、軸方向に対して中央部に配設し、その両側に第2のヒータランプ7及び第3のヒータランプを配設してもよい。この場合、用紙14は加熱ローラ5の軸方向に対して中央部を搬送しながら加熱される。
(態様A)
所定方向に搬送される用紙14などの加熱対象の記録媒体を加熱する加熱ローラ5と、加熱ローラに内蔵され、加熱ローラの軸方向に延在する第1及び第2のヒータランプなどの複数の発熱源と、複数の発熱源を制御する制御部20などの制御手段と、を備えた乾燥部103や乾燥ユニット107などの加熱装置であって、複数の発熱源は、加熱ローラの軸方向で互いに一部分づつ順次重複するように位置をずらして配設され、複数の発熱源それぞれの重複部分の発生熱量は非重複部分の発生熱量よりも低くなるように構成され、加熱ローラにおける複数の発熱源それぞれに対応する表面温度を検出する第1及び第2の加熱ローラ表面温度検出装置1,2などの複数の温度検出手段を備え、制御手段は、複数の温度検出手段の検出結果がそれぞれ所定の目標温度になるように複数の発熱源を制御する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、加熱対象の記録媒体の幅方向のサイズが、その記録媒体の端縁が上記重複部分に位置するような中サイズの場合、その重複部分では記録媒体が二つの発熱源の重複部分の発生熱量の合計で加熱される。このように二つの発熱源の重複部分の発生熱量の合計で加熱されるので、加熱ローラの記録媒体が通過していない部分に対応する非重複部を有する一方の発熱源について目標温度を低めに設定することができる。この一方の発熱源について目標温度を低めに設定しても、加熱ローラの上記重複部分に対応する部分を所定温度にして記録媒体を加熱することができる。しかも、上記一方の発熱源に対する目標温度を低めに設定することで、その発熱源の非重複部での不要な熱量の供給を抑制することができる。以上のように、加熱対象の記録媒体が中サイズの場合に記録媒体を所定温度で加熱できるとともに不要な熱量の供給を抑制して消費電力を低減することができる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、複数の温度検出手段はそれぞれ、加熱ローラにおける複数の発熱源それぞれの非重複部分に対応する表面温度を検出する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、複数の発熱源それぞれの非重複部分に対応する表面温度を検出して制御に用いることにより、複数の発熱源に対する互いに独立した個別制御を容易に行うことができる。
(態様C)
上記態様A又はBにおいて、記録媒体の幅方向における搬送基準から離れた端部位置を検知する用紙幅検知センサ13などの端部位置検知手段を備え、制御手段は、幅方向位置検知手段が、記録媒体の幅方向における通紙側用紙エッジ基準位置110などの搬送基準から離れた端部位置が、複数の発熱源の重複部分に対応する領域内にあることを検知したとき、記録媒体の端部位置が位置する重複部分において記録媒体に供給される熱量が所定の熱量になるように、記録媒体の端部位置で互いに一部重複している複数の発熱源のうち、搬送基準を含まない領域を加熱する発熱源に対応する目標温度を設定する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、記録媒体を加熱するための熱量が、搬送基準を含む領域を加熱する発熱源の発生熱量のみでは不足する場合、不足分の熱量を搬送基準を含まない領域を加熱する発熱源の発生熱量で補充するように制御する。これにより、記録媒体の加熱に要する熱量を不足することなく十分に供給することができるとともに、より確実に消費電力を低減することができる。
(態様D)
上記態様A又はBにおいて、記録媒体の幅方向における画像が形成されている画像形成範囲を検出する印刷範囲データ認識手段19などの画像形成範囲検出手段を更に備え、
制御手段は、画像形成範囲検出手段の検出結果に基づいて、記録媒体の幅方向における搬送基準から離れた画像形成範囲の端部位置が、複数の発熱源の重複部分に対応する領域内にあると判断したとき、画像形成範囲の端部位置が位置する重複部分において記録媒体に供給される熱量が所定の熱量になるように、画像形成範囲の端部位置で互いに一部重複している複数の発熱源のうち、搬送基準を含まない領域を加熱する発熱源に対応する目標温度を設定する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、記録媒体を加熱するための熱量が、画像形成範囲の搬送基準を含む領域を加熱する発熱源の発生熱量のみでは不足する場合、次のように制御する。すなわち、不足分の熱量を画像形成範囲の搬送基準を含まない領域を加熱する発熱源の発生熱量で補充するように制御する。これにより、記録媒体の画像形成範囲の加熱に要する熱量を不足することなく十分に供給することができるとともに、より確実に消費電力を低減することができる。特に、本態様Dでは、記録媒体の一部に画像が形成されている場合に、熱量が不要な非画像形成領域への供給熱量を削減し、より確実に消費電力を低減することができる。
(態様E)
上記態様C又はDにおいて、搬送基準を含まない領域を加熱する発熱源の非重複部分に対応する温度の検出結果が設定した目標温度になるように発熱源を制御した場合に発熱源から供給される熱量と、発熱源の非重複部分に対応する温度の検出結果が最大設定可能な目標温度になるように発熱源を制御する場合に発熱源から供給される予測熱量とを算出する制御部20などの手段と、二つの熱量の算出値の差分を消費電力低減量として表示する消費電力低減量表示部21表示手段とを更に備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、オペレータなどに消費電力低減量を認識させることができる。
(態様F)
上記態様A乃至Eのいずれかにおいて、記録媒体の搬送基準は、加熱ローラにおける軸方向におけるいずれか一方の端部側に位置し、複数の発熱源は、搬送基準を含むいずれか一方の端部側の領域を非重複部分で加熱する第1のヒータランプ6などの第1の発熱源と、搬送基準を含まないもう一方の端部側の領域を非重複部分で加熱する第2のヒータランプ7などの第2の発熱源とにより構成されている。
これによれば、上記実施形態について説明したように、第1の発熱源と第2の発熱源との発熱量を制御して、記録媒体の幅に応じた発熱量で加熱することにより、消費電力をより低減することができる。例えば、幅が重複部分まで満たない小さいサイズの記録媒体については第1の加熱源のみで加熱し、幅が重複部分以上のサイズの記録媒体については第1の発熱源に加えて第2の発熱源の発熱量を制御しながら加熱することができる。
(態様G)
上記態様A乃至Eのいずれかにおいて、記録媒体の搬送基準は、加熱ローラにおける軸方向における中央部分に位置し、複数の発熱源は、搬送基準を含む中央部分の領域を非重複部分で加熱する第1の発熱源と、搬送基準を含まない端部側の領域を非重複部分で加熱する第2の発熱源及び第3の発熱源とにより構成されている。
これによれば、上記実施形態について説明したように、第1の発熱源、第2の発熱源及び第3の発熱源の発熱量を制御して、記録媒体の幅に応じた発熱量で加熱することにより、消費電力をより低減することができる。例えば、幅が重複部分まで満たない小さいサイズの記録媒体については第1の加熱源のみで加熱し、幅が重複部分以上のサイズの記録媒体については第1の発熱源に加えて、第2の発熱源及び第3の発熱源の少なくとも一方の発熱量を制御しながら加熱する。
(態様H)
上記態様A乃至Gのいずれかにおいて、複数の発熱源はそれぞれ、オン/オフ制御可能なヒータランプであり、制御手段は、複数の発熱源それぞれについて、温度検出手段で検出した非重複部分の温度が目標温度になるようにオン時間比率を調整する位相制御を行う。
これによれば、上記実施形態について説明したように、簡易な方法で発熱源から供給熱量を精度よく制御することができる。
(態様I)
用紙14などの記録媒体にインク液を塗布して画像を形成する印刷部210などの画像形成部と、画像形成部で画像が形成された記録媒体を加熱ローラで加熱して乾燥する乾燥部103などの乾燥処理部とを備えた第1のインクジェットプリンタ102や第2のインクジェットプリンタ105などの画像形成装置であって、乾燥処理部は、上記態様A乃至Gのいずれかの加熱装置を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、加熱対象の記録媒体が中サイズの場合に記録媒体を所定温度で加熱して確実に乾燥させることができるとともに不要な熱量の供給を抑制して消費電力を低減することができる。
(態様J)
記録媒体にインク液を塗布して画像を形成する画像形成装置と、記録媒体の搬送方向における画像形成装置の下流側に位置し、画像形成装置で画像が形成された記録媒体を加熱して乾燥する乾燥処理装置と、を備えた画像形成システムであって、前記乾燥処理装置は、上記態様A乃至Gのいずれかの加熱装置を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、加熱対象の記録媒体が中サイズの場合に記録媒体を所定温度で加熱して確実に乾燥させることができるとともに不要な熱量の供給を抑制して消費電力を低減することができる。
2 第2の加熱ローラ表面温度検出装置
3 軸方向左端側の表面温度検知位置
4 軸方向右端側の表面温度検知位置
5 加熱ローラ
6 第1のヒータランプ
7 第2のヒータランプ
8,9 フィラメント
10,11,12 領域
13 用紙幅検知センサ
14 用紙
15 領域11制御用ON時間比率算出部
16 目標温度判定部
17 ON時間比率制御部
18 ヒータランプ制御方式選定部
19 印刷範囲データ認識手段
20 制御部
22,23,24 発熱量
25,27,31、38 用紙
100 インクジェット印刷装置
101 給紙装置
102 第1のインクジェットプリンタ
103,106 乾燥部
104 反転装置
105 第2のインクジェットプリンタ
107 乾燥ユニット
108 巻き取り装置
110 通紙側用紙エッジ基準位置
210 印刷部
Claims (10)
- 所定方向に搬送されている加熱対象の記録媒体を加熱する加熱ローラと、
前記加熱ローラに内蔵され、該加熱ローラの軸方向に延在する複数の発熱源と、
前記複数の発熱源を制御する制御手段と、を備えた加熱装置であって、
前記複数の発熱源は、前記加熱ローラの軸方向で互いに一部分づつ順次重複するように位置をずらして配設され、該複数の発熱源それぞれの重複部分の発生熱量は非重複部分の発生熱量よりも低くなるように構成され、
前記加熱ローラにおける前記複数の発熱源それぞれに対応する表面温度を検出する複数の温度検出手段を備え、
前記制御手段は、前記複数の温度検出手段の検出結果がそれぞれ所定の目標温度になるように前記複数の発熱源を制御することを特徴とする加熱装置。 - 請求項1の加熱装置において、
前記複数の温度検出手段はそれぞれ、前記加熱ローラにおける前記複数の発熱源それぞれの非重複部分に対応する表面温度を検出することを特徴とする加熱装置。 - 請求項1又は2の加熱装置において、
前記記録媒体の幅方向における搬送基準から離れた端部位置を検知する端部位置検知手段を備え、
前記制御手段は、
前記幅方向位置検知手段が、前記記録媒体の幅方向における搬送基準から離れた端部位置が、前記複数の発熱源の重複部分に対応する領域内にあることを検知したとき、前記記録媒体の端部位置が位置する前記重複部分において該記録媒体に供給される熱量が所定の熱量になるように、前記記録媒体の端部位置で互いに一部重複している複数の発熱源のうち、前記搬送基準を含まない領域を加熱する発熱源に対応する目標温度を設定することを特徴とする加熱装置。 - 請求項1又は2の加熱装置において、
前記記録媒体の幅方向における画像が形成されている画像形成範囲を検出する画像形成範囲検出手段を更に備え、
前記制御手段は、前記画像形成範囲検出手段の検出結果に基づいて、前記記録媒体の幅方向における搬送基準から離れた前記画像形成範囲の端部位置が、前記複数の発熱源の重複部分に対応する領域内にあると判断したとき、前記画像形成範囲の端部位置が位置する前記重複部分において該記録媒体に供給される熱量が所定の熱量になるように、前記画像形成範囲の端部位置で互いに一部重複している複数の発熱源のうち、前記搬送基準を含まない領域を加熱する発熱源に対応する目標温度を設定することを特徴とする加熱装置。 - 請求項3又は4の加熱装置において、
前記搬送基準を含まない領域を加熱する発熱源の非重複部分に対応する温度の検出結果が前記設定した目標温度になるように該発熱源を制御した場合に該発熱源から供給される熱量と、該発熱源の非重複部分に対応する温度の検出結果が最大設定可能な目標温度になるように該発熱源を制御する場合に該発熱源から供給される予測熱量とを算出する手段と、
前記二つの熱量の算出値の差分を消費電力低減量として表示する表示手段とを更に備えることを特徴とする加熱装置。 - 請求項1乃至5のいずれかの加熱装置において、
前記記録媒体の搬送基準は、前記加熱ローラにおける軸方向におけるいずれか一方の端部側に位置し、
前記複数の発熱源は、前記搬送基準を含む前記いずれか一方の端部側の領域を前記非重複部分で加熱する第1の発熱源と、前記搬送基準を含まないもう一方の端部側の領域を前記非重複部分で加熱する第2の発熱源とにより構成されていることを特徴とする加熱装置。 - 請求項1乃至5のいずれかの加熱装置において、
前記記録媒体の搬送基準は、前記加熱ローラにおける軸方向における中央部分に位置し、
前記複数の発熱源は、前記搬送基準を含む前記中央部分の領域を前記非重複部分で加熱する第1の発熱源と、前記搬送基準を含まない端部側の領域を前記非重複部分で加熱する第2の発熱源及び第3の発熱源とにより構成されていることを特徴とする加熱装置。 - 請求項1乃至7のいずれかの加熱装置において、
前記複数の発熱源はそれぞれ、オン/オフ制御可能なヒータランプであり、
前記制御手段は、前記複数の発熱源それぞれについて、前記温度検出手段で検出した前記非重複部分の温度が目標温度になるようにオン時間比率を調整する位相制御を行うことを特徴とする加熱装置。 - 記録媒体にインク液を塗布して画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で画像が形成された記録媒体を加熱ローラで加熱して乾燥する乾燥処理部とを備えた画像形成装置であって、
前記乾燥処理部は、請求項1乃至8のいずれかの加熱装置を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 形成媒体にインク液を塗布して画像を形成する画像形成装置と、前記形成媒体の搬送方向における前記画像形成装置の下流側に位置し、前記画像形成装置で画像が形成された形成媒体を加熱して乾燥する乾燥処理装置と、を備えた画像形成システムであって、
前記乾燥処理装置は、請求項1乃至8のいずれかの加熱装置を備えることを特徴とする画像形成システム。
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