JP2017006991A - 配管抜き方法 - Google Patents

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広樹 中村
Hiroki Nakamura
広樹 中村
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Abstract

【課題】狭い空間内においてもワンタッチ継手で接続された配管を容易に引き抜くことができる配管抜き方法を提供すること。【解決手段】本発明は、配管を保持する本体部21と、本体部21に対して配管Tを挿し込む方向に押圧されることにより配管を解放するリリース部22と、を有するワンタッチ継手20から、配管Tの抜きを行うための配管抜き方法であって、長軸方向に延在する回転軸を中心に回転自在な一対のロッド3A,3Bにより配管Tを挟持した状態で一対のロッド3A,3Bをリリース部22に当接させるステップと、ロッド3A,3Bを配管上に沿ってリリース部に向かって転動するように、一対のロッド3A,3Bの少なくとも一方を回転させるステップと、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ワンタッチ継手に接続された配管を引き抜くための配管抜き方法に関する。
油圧や空圧を用いた回路を有する機器内では、ナイロンチューブによって配管がなされる場合がある。ナイロンチューブの接続において、本体部にナイロンチューブが差し込み方向に挿し込まれると接続が完了するワンタッチ継手が用いられる。ワンタッチ継手は、本体部にリリース部を有している。ワンタッチ継手のリリース部が差し込み方向に押圧されると、ナイロンチューブの接続が解放される。
特許文献1には、ナイロンチューブの引き抜きに利用されるチューブ引抜き方法が記載されている。このチューブ引抜き方法では、チューブ引抜き工具が用いられる。このチューブ引抜き工具は、リリース部に当接する一対の第1の爪と、ナイロンチューブを挟持する摺動自在な一対の第2の爪と、第1および第2の爪の動作に連動した操作レバーとを有している。
特許文献1に記載されたチューブ引抜き方法によると、チューブ引抜き工具の操作レバーを閉じることにより一対の第1の爪を閉じる。このとき、一対の第1の爪は、ナイロンチューブを把持せずにリリース部の端面に当接される。そして、第2の爪も閉じて、ナイロンチューブを把持すると共にナイロンチューブの引き抜き方向へ後退させる。このとき、第2の爪の後退と共に第1の爪でリリース部を押圧する方向に押し込む。これにより、ワンタッチ継手からナイロンチューブを抜くことができる。
特開2001−079780号公報
特許文献1に記載されたチューブ引抜き方法によると、管軸線方向に沿ってチューブ引抜き工具が配置される。そのため、このチューブ引抜き方法では、機器内部等の狭い空間でワンタッチ継手で接続されたナイロンチューブを抜く場合に、チューブ引抜き工具を入れることができず、ナイロンチューブを抜くことができない場合がある。
本発明は、狭い空間内においてもワンタッチ継手で接続された配管を容易に引き抜くことができる配管抜き方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる配管抜き方法は、配管を保持する本体部と、前記本体部に対して前記配管を挿し込む方向に押圧されることにより前記配管を解放するリリース部と、を有するワンタッチ継手から、前記配管の抜きを行うためのものであって、
長軸方向に延在する回転軸を中心に回転自在な一対のロッドにより前記配管を挟持した状態で一対の前記ロッドを前記リリース部に当接させるステップと、
前記ロッドを前記配管上に沿って前記リリース部に向かって転動するように、一対の前記ロッドの少なくとも一方を回転させるステップと、
を有する。
本発明にかかる配管抜き方法は、一対のロッドで配管を挟持した状態で一対のロッドをリリース部に向かって転動させる。この回転方向にロッドを回転させることによって、リリース部を押圧する方向の力と、配管を引き抜く方向の力とを同時に与えることができる。これにより、この配管抜き方法では、ワンタッチ継手で接続された配管を容易に引き抜くことができる。
本発明にかかる配管抜き方法によると、狭い空間内に一対のロッド程度の細さの部材さえ入り込ませることが出来ればワンタッチ継手で接続された配管を容易に引き抜くことができる。
本発明の配管抜き方法に用いられる配管抜き工具を示す平面図である。 配管抜き工具の縦断面図である。 ワンタッチ継手に接続されたナイロンチューブを配管抜き工具で挟持した状態を示す側面図である。 ワンタッチ継手のリリース部が押圧された状態を示す側面図である。 ワンタッチ継手からナイロンチューブが引き抜かれた状態を示す側面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明にかかる配管抜き方法の実施形態について説明する。
図1および図2に示されるように、配管抜き方法に用いられる配管抜き工具1は、連結された一対の本体部6A,6Bと、本体部6A,6Bの先端部から延在するように設けられた一対をなすロッド3A,3Bと、本体部6A,6Bの後端部から延在するように設けられた一対をなすグリップ部7A,7Bと、グリップ部7Aの後端に固定されたフレキシブルシャフト10と、を有する。ロッド3A,3Bと、グリップ部7A,7Bとは、本体部6A,6Bを貫通したインナーシャフト9A,9Bを介して軸線L1,L2に沿って一直線上に配置されている。
本体部6A,6Bは、四角柱状に形成されている。本体部6A,6Bは、それぞれ対向して並べられて配置されている。本体部6A,6Bの先端部には、回転軸ピン5A,5Bが設けられている。回転軸ピン5A,5Bは、ブラケット8に接続されて、ブラケット8に対して回転自在に接続されている。これにより、本体部6A,6Bは、回転軸ピン5A,5Bを中心として回転自在に接続されている。本体部6A,6Bの後端部は、バネ12を介して相互に接続されている。
本体部6A,6Bには、貫通孔6a,6bがそれぞれ形成されている。貫通孔6a,6bには、インナーシャフト9A,9Bがそれぞれ回転自在に挿入されている。インナーシャフト9A,9Bの後端部は、本体部6A,6Bの後端に固定されたストッパ6c,6dによって支持され、本体部6A,6Bからインナーシャフト9A,9Bが脱落するのを防止している。
インナーシャフト9A,9Bの先端部には、軸線L1,L2を回転中心としてギヤ4A,4Bがそれぞれ固定されている。ギヤ4A,4Bは、相互に噛合している。インナーシャフト9A,9Bの先端には、ロッド3A,3Bの後端がそれぞれ固定されている。ロッド3A,3Bの先端部には、円柱状のローラ部2A,2Bが形成されている。
インナーシャフト9A,9Bの後端には、グリップ部7A,7Bの先端がそれぞれ固定されている。グリップ部7Aの後端には、可撓性のフレキシブルシャフト10の先端が固定されている。フレキシブルシャフト10の後端には、フレキシブルシャフト10を回転させるための回転用グリップ11が設けられている。回転用グリップ11を矢印P方向に回転させると、グリップ部7Aと、インナーシャフト9Aとを介してロッド3Aと、ローラ部2Aとが連動して矢印P方向に回転する。ロッド3Aが回転すると、ギヤ4A,4Bを介してロッド3Bと、ローラ部2Bとが連動して矢印Q方向に回転する。
ロッド3Bが回転すると、インナーシャフト9Bを介してグリップ部7Bも連動して矢印Q方向に回転する。即ち、回転用グリップ11を回転させるとローラ部2Aと、ローラ部2Bとが軸線L1と軸線L2とをそれぞれ回転中心として、それぞれ反対方向に回転する。また、グリップ部7Aと、グリップ部7Bとが近づくように力を与えて、回転軸ピン5A,5Bを中心として回転させる。それにより、ローラ部2Aとローラ部2Bとはそれぞれ離間する。この状態において、本体部6Aと本体部6Bとの間に設けられたバネ12は圧縮される。
グリップ部7Aと、グリップ部7Bとに与えた力を解放する。そうすると、本体部6Aと本体部6Bとは、バネ12によって付勢されて回転軸ピン5A,5Bを中心に離間するように回転する。その後、ローラ部2Aの先端とローラ部2Bの先端とが接触して元の状態に戻る。
上記の構成により、配管抜き工具1は、ナイロンチューブ(配管)Tの管軸線に対して直角方向からナイロンチューブTをロッド3A,3Bで挟持することができる。ナイロンチューブTを挟持した状態でもギヤ4A,4Bが噛合するように回転軸ピン5A,5B間の距離は調整されている。ナイロンチューブTを挟持した状態では、ナイロンチューブTは、バネ12の付勢力によりローラ部2Aとローラ部2Bとによって確実に保持される。
図3に示されるように、ナイロンチューブTは、配管用のワンタッチ継手20によって接続されている。ナイロンチューブTは、ワンタッチ継手20の本体部21に挿し込まれることにより接続されている。本体部21に設けられたリリース部22をナイロンチューブTの挿し込み方向に押圧する。そうすると、ナイロンチューブTが本体部21から解放される。ナイロンチューブTがワンタッチ継手20に接続された状態で、ナイロンチューブTをロッド3A,3Bのローラ部2Aとローラ部2Bとで挟持する。
このとき、ローラ部2Aとローラ部2Bとをリリース部22の端部に当接させる。この状態から、回転用グリップ11(図1参照)を回転させ、ローラ部2Aと、ローラ部2Bとをギヤ4A,4Bを介して回転させる。ローラ部2A,2BとナイロンチューブTとの間には摩擦力が生じている。従って、この回転により、ローラ部2A,2Bは、ナイロンチューブT上に沿ってリリース部22に向かって転動する。これにより、ナイロンチューブTに引き抜く方向(矢印R)の力が生じる。また、ローラ部2A,2Bは、矢印M,Nの方向に移動しようとする。これにより、ローラ部2A,2Bによってリリース部22には押圧する方向(矢印S)の力が与えられる。
図4に示されるように、さらにローラ部2Aと、ローラ部2Bとを回転させると、リリース部22は、本体部21に対して押し込まれる。このとき、ナイロンチューブTは、本体部21から接続が解放される。さらにローラ部2Aと、ローラ部2Bとを回転させると、ローラ部2Aと、ローラ部2BとによってナイロンチューブTが本体部21から矢印R方向に引き抜かれる。このとき、ローラ部2A,2Bは、回転状態でリリース部22の端部に対して摺動しつつ、リリース部22を押圧する方向の力を与え続ける。
図5に示されるように、ローラ部2Aと、ローラ部2Bとを回転させ続けると、ナイロンチューブTは、ワンタッチ継手20から引き抜かれる。
上述した配管抜き工具1を用いた配管抜き方法によると、一対のロッド3A,3BでナイロンチューブTを挟持した状態で一対のロッド3A,3Bを回転させる。即ち、ローラ部2A,2BをナイロンチューブT上に沿ってリリース部22に向かって転動させて移動させる。この回転方向にロッド3A,3Bを回転させることによって、ロッド3A,3Bでリリース部22を押圧する方向の力と、ナイロンチューブTを引き抜く方向の力とを同時に与えることができる。この配管抜き方法により、ワンタッチ継手20で接続されたナイロンチューブTを容易に引き抜くことができる。
この配管抜き方法によると、特に、狭い空間内においてワンタッチ継手20で接続されたナイロンチューブTを引き抜く際に、一対のロッド3A,3B程度の細さの部材を入り込ませることが出来れば、ナイロンチューブTを容易に引き抜くことができる。即ち、この配管抜き方法を用いると、周囲の機器や部品等を分解して作業者の手が入るスペースを確保するという工程を削減することができる。さらに、この配管抜き方法によると、一対のロッド3A,3Bによって、手が届かない奥まった場所で配管抜き作業をすることができる。この際、この配管抜き方法によって周囲の機器に傷等を与えること無く配管抜き作業をすることができる。また、この配管抜き方法を用いると、狭い空間で作業する場合に、周囲の機器等に手が当たることによる負傷を未然に防止し、安全性をも向上させることができる。
1…配管抜き工具 2A,2B…ローラ部 3A,3B…ロッド 4A,4B…ギヤ 5A,5B…回転軸ピン 6A,6B…本体部 6a,6b…貫通孔 6c,6d…ストッパ 7A,7B…グリップ部 8…ブラケット 9A,9B…インナーシャフト 10…フレキシブルシャフト 11…回転用グリップ 12…バネ 20…ワンタッチ継手 21…本体部 22…リリース部 T…ナイロンチューブ

Claims (1)

  1. 配管を保持する本体部と、前記本体部に対して前記配管を挿し込む方向に押圧されることにより前記配管を解放するリリース部と、を有するワンタッチ継手から、前記配管の抜きを行うための配管抜き方法であって、
    長軸方向に延在する回転軸を中心に回転自在な一対のロッドにより前記配管を挟持した状態で一対の前記ロッドを前記リリース部に当接させるステップと、
    前記ロッドを前記配管上に沿って前記リリース部に向かって転動するように、一対の前記ロッドの少なくとも一方を回転させるステップと、
    を有する、配管抜き方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018135580A1 (ja) 2017-01-18 2018-07-26 日産化学工業株式会社 電荷輸送性ワニス及びそれを用いる電荷輸送性薄膜
CN110653748A (zh) * 2019-10-31 2020-01-07 湖南汉华京电清洁能源科技有限公司 用于狭长空间的操作装置

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