JP2017004372A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの行動認識結果に基づき、情報の取得や公開を適切に制限することの可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】ユーザの動作行動を認識する行動認識部と、認識された動作行動に特定行動が含まれるか否かを判定する判定部と、特定行動が検出された場合に、ユーザの動作行動に関する情報を処理する機能を制御する制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
ウェアラブル端末等の情報処理端末に各種センサが搭載され、常時センシングが可能となっている昨今、センシングされたくない情報の取得を制限したり、公開したくない情報が公開されないようにする仕組みが必要である。例えば、「服を着てない区間」や「化粧をしていない区間」は計測されたくないという欲求は普遍的にある。このように、情報の取得や公開の制限をする対象としては、カメラやマイク等が顕著であるが、将来的にはセンサログやバイタルセンサ等も制限の対象となることは容易に想像される。
例えば、特許文献1には、周囲の撮像装置によって被写体が撮影された場合、撮像された画像に含まれる被写体自身の顔を、被写体側の制御によってぼかす技術が開示されている。
米国特許公開第2004/0202382号明細書
しかし、上記特許文献1では、被写体となった人物が行っている動作行動までは考慮されていない。そこで、本開示では、ユーザの行動認識結果に基づき、情報の取得や公開を適切に制限することの可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提案する。
本開示によれば、ユーザの動作行動を認識する行動認識部と、認識された動作行動に特定行動が含まれるか否かを判定する判定部と、特定行動が検出された場合に、ユーザの動作行動に関する情報を処理する機能を制御する制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、プロセッサにより、ユーザの動作行動を認識すること、認識された動作行動に特定行動が含まれるか否かを判定することと、特定行動が検出された場合に、ユーザの動作行動に関する情報を処理する機能を制御すること、とを含む、情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、コンピュータを、ユーザの動作行動を認識する行動認識部と、認識された動作行動に特定行動が含まれるか否かを判定する判定部と、特定行動が検出された場合に、ユーザの動作行動に関する情報を処理する機能を制御する制御部と、を備える、情報処理装置として機能させる、プログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、ユーザの行動認識結果に基づき、情報の取得や公開を適切に制限することができる。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置の機能の概要を説明する説明図である。 同実施形態に係る情報処理システムの機能構成を示す機能ブロック図である。 同実施形態に係る情報処理装置による機能制限方法を示すフローチャートである。 モーションセンサにより化粧をしている動作を検出したときの測定結果の一例を示すグラフである。 図3のステップS120の制限区間の判定処理の一具体例を示すフローチャートである。 センサ群の機能の制限及び制限解除の処理の一例を示す説明図である。 情報の加工例を示す説明図である。 情報の解像度を意味する情報の粒度に応じて、表示内容を変化させる一表示例を示す説明図である。 情報を受けるユーザの状態に応じて、通知する情報の内容を変化させる一表示例を示す説明図である。 とられたくない行動の検出により周囲にあるセンサを備える機器をサーチする場合の処理フローを示すフローチャートである。 とられたい行動の検出により周囲にあるセンサを備える機器をサーチする場合の処理フローを示すフローチャートである。 同実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示すハードウェア構成図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.概要
2.機能構成
3.機能制限方法
3.1.制限区間の検出処理
3.2.制限区間における制限処理
a)一部センサの機能制限
b)検索エンジンへの情報送信制限
c)情報公開サーバに対する公開制限
4.ユースケース
4.1.とられたくない行動の検出により自分の機器のセンサをオフ
4.2.とられたくない行動の検出により周囲にあるセンサを備える機器をサーチ
4.3.とられたい行動の検出により周囲にあるセンサを備える機器をサーチ
5.ハードウェア構成
6.補足
<1.概要>
まず、図1を参照して、本開示の一実施形態に係る情報処理システム1の機能の概要について説明する。なお、図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の概要を説明する説明図である。
本実施形態に係る情報処理システム1は、モーションセンサ等の各種センサの検出結果に基づき、ユーザが計測されたくない制限区間を検出する。そして、情報処理システム1は、制限区間が検出されている間は、所定のセンサによる計測を行わないようにしたり、計測を行ってもそのセンサにより取得されたセンサ情報をサーバにアップロードしたり共有したりしないようにする。すなわち、本実施形態に係る情報処理システム1では、以下の処理を行う。
(1)制限区間の検出処理
(2)制限区間における制限処理
a)一部センサの機能制限
b)検索エンジンへの情報送信制限
c)情報公開サーバに対する公開制限
例えば、図1に示すように、ユーザが化粧をしていない区間(ノーメイク区間)は、カメラによる撮影や、そのときの位置情報の公開を禁止する場合を考える。このとき、化粧をしていない区間が制限区間として設定されている。制限区間には化粧動作中及び化粧を落とす動作中も含むものとする。各種センサによって取得されたセンサ情報に基づき認識されたユーザの動作行動から、化粧動作中と認識されると、情報処理システム1は、化粧動作が終了して制限区間外となるまで、一部のセンサの機能、センサ情報や行動認識結果の出力、公開等を制限する。
例えば、情報処理システム1は、制限区間中、化粧をしているユーザの周囲のカメラを備える機器10に対して、カメラによる撮影機能を制限する要求を通知する。また、情報処理システム1は、ユーザの行動認識結果をユーザに行う広告設定に利用する機能等、行動認識結果をユーザ自身に反映する機能を備えるサーバ20に対して、この行動認識結果を通知しないようにする。さらに、情報処理システム1は、撮影画像や位置情報等のセンサ情報を、SNS(Social Networking Service)を管理するSNSサーバ30へ送信しないようにする。そして、化粧動作が終了して制限区間が終了したことを検出すると、情報処理システム1は、制限されていた機能の制限を解除する。
これにより、ユーザの行動に関するセンサ情報やログ等が不用意に取得されたり公開されたりするのを防止することができる。以下、本実施形態に係る情報処理システム1の構成とこれによる処理について詳細に説明していく。
<2.機能構成>
まず、図2に基づいて、本実施形態に係る情報処理システム1の機能構成を説明する。なお、図2は、本実施形態に係る情報処理システム1の機能構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態に係る情報処理システム1は、図1にて示したように、ユーザの行動認識結果から制限区間を検出し、制限区間中、一部のセンサの機能、センサ情報や行動認識結果の出力、公開等を制限する。当該処理は、図2に示す情報処理装置100にて行われる。情報処理装置100はユーザのセンサ情報を取得して、行動認識処理を実行することの可能な装置であり、例えば行動認識サーバやウェアラブルデバイス(いずれも図示せず。)等に設けられる。情報処理装置100は、図2に示すように、行動認識部110と、認識結果判定部120と、制限処理部130とからなる。
行動認識部110は、センサ情報に基づいて行動認識処理を行い、ユーザの動作行動を特定する。行動認識部110は、図2に示すように、行動検出部111、動作検出部113、組合せ判定部115を含む。
行動検出部111は、各種センサにより取得されたセンサ情報に基づいて、ユーザの位置情報や歩きや走り、電車、自動車等の移動情報、その位置でのユーザの目的等を特定する行動認識処理を行う。行動検出部111は、例えば特開2013−3649号公報等の文献に記載された公知の行動認識技術を用いてユーザの動作行動を検出してもよい。
動作検出部113は、センサ群14により計測されたセンサ情報に基づいて、ユーザがセンシングや情報の送信、公開等を制限するとしている制限区間の動作を検出する処理部である。動作の検出は、例えばモーションセンサの計測値やカメラにより撮影された画像、IoT(Internet of Things)等により取得された情報等に基づき行われる。
組合せ判定部115は、行動検出部111及び動作検出部113により取得された行動認識結果や動作情報に加え、その他のユーザの行動に関する情報を組み合わせて、ユーザの動作行動をより正確な情報とする。組合せ判定部115は、例えば時系列情報や時刻情報、場所情報等を用いて、行動認識結果や動作情報の漏れや過検出を調整し、より正確な情報とする。
認識結果判定部120は、行動認識部110により取得されたユーザの動作行動に、センシングや情報の送信、公開等を制限する区間を特定するための動作行動が含まれるか否かを判定する判定部である。認識結果判定部120は、例えば、「服を着てない区間」や「化粧をしていない区間」等のように見られたくない状態や、ログを取得されたくない状態を特定するための動作行動を、特定行動として検出する。認識結果判定部120は、予めユーザにより設定された特定行動を記憶している記憶部(図示せず。)を参照し、行動認識部110により取得された動作行動が特定行動であるか否かを判定する。認識結果判定部120による判定結果は、制限処理部130へ出力される。
制限処理部130は、認識結果判定部120による検出結果に基づいて、制限区間中、センシングや情報の送信、公開等を制限させる制御部である。すなわち、制限処理部130は、特定行動が検出された場合に、ユーザの動作行動に関する情報を処理する機能を制御する。例えば、制限処理部130は、センサ群14に対して機能を制限する要求を通知する。また、制限処理部130は、サーバ20に対して、この行動認識結果を通知しないようにエンジン利用部25への情報送信を制限する。さらに、制限処理部130は、SNSサーバ30に対し、公開処理部35によって制限区間中に受信した一部の情報を公開しないようにさせる。また、制限処理部130は、制限区間が終了したことを検出すると、センサ群14、サーバ20、SNSサーバ30に対し、制限していた機能の制限を解除する指示を送信する。
<3.機能制限方法>
次に、図3に基づいて、情報処理装置100による機能制限方法について説明する。なお、図3は、本実施形態に係る情報処理装置100による機能制限方法を示すフローチャートである。本実施形態に係る情報処理装置100は、上述したように、制限区間の検出処理と、制限区間における制限処理とを実行する。以下、各処理について説明する。
[3.1.制限区間の検出処理]
まず、本実施形態に係る情報処理装置100による制限区間の検出処理について説明する。
情報処理装置100により制限区間を検出するにあたり、制限区間を特定するための特定行動が予めユーザによって設定されているものとする。そして、特定行動を行動認識部110により検出するため、これらの特定行動は、センサ情報を用いて定義されている。例えば、化粧という動作は、「顔に対して何かを持った手を近づけて作業して持った状態で離す、一連の動作」を繰り返し行う時間帯のことと定義される。また、例えば、脱衣という動作とは「体に対して何も持たない手を近づけて作業して(持った状態で)離す、一連の動作」を繰り返し行う時間帯のことと定義される。
本実施形態に係る制限区間の検出処理では、まず、行動認識部110は、各種センサよりセンサ情報を取得する(S100)。そして、取得したセンサ情報に基づき、行動認識部110は、行動認識処理を行い、特定行動を検出する(S110、S120)。
ステップS110では、行動認識部110は以下の処理を実行し、ユーザの動作行動を検出する。なお、各処理は、それぞれの処理を行う機能部によって実行されてもよく、1つの機能部にてまとめて実行されてもよい。
第1処理:動作検出を行う
第2処理:第1処理の結果に対し、漏れ/過検出を調整する
第3処理:その他の行動情報を組み合わせる
第1処理の動作検出では、ステップS100にて各種センサより取得されたセンサ情報等を用いて、ユーザの動作を検出する。例えば、化粧という動作を検出する場合、動作検出部113は、上述したように「顔に対して何かを持った手を近づけて作業して持った状態で離す、一連の動作」を検出する。この動作は、様々なセンサ情報を用いて検出することができる。
例えば、ユーザの腕の動きを、例えばユーザが装着する機器に搭載されたモーションセンサによって検出することで、動作を検出してもよい。図4に、物体の動き、傾き、方向等をX、Y、Zの3軸に検出可能なモーションセンサにより、化粧をしている動作を検出したときの測定結果の一例を示す。動作検出部113は、モーションセンサにより検出された角速度にローパスフィルタをかけた検出結果から、各軸のゼロクロス、ピーク及び勾配を取得し、ユーザの腕の状態を定義する。そして、動作検出部113は、その腕の状態の遷移から、腕の動きを特定する。
具体的には、動作検出部113は、モーションセンサの検出結果から、準備(ready)、動作開始(start)、移動(move)、キャッチ(catch)、持ち上げる(lift)、離す(leave)、動作終了(end)、無効(invalid)等の腕の状態を検出する。図4の例では、最初のゼロクロスを動作開始として、各軸の値の変化から、腕の移動、持ち上げ、離すといった一連の動作が認識される。動作検出部113は、このような一連の動作をモーションセンサの測定結果から特定する。なお、腕の移動、持ち上げ、離すという一連の動作は、脱衣の動作や食事の動作等とも考えられる。いずれの動作であるかを特定するには、他のセンサ情報を用いればよい。
また、ユーザの動作を検出する他の方法として、例えばカメラを用いる方法がある。カメラによって鏡に映った自分を間接的に(あるいは直接的に)撮影された自分の画像を用いて、顔付近に手が近づき離れる動作やその頻度を認識することが可能である。さらに、IoTを用いて、ユーザの動作を検出することも可能である。例えば、情報処理装置100がユーザの化粧ポーチや衣装棚等、動作時に利用したり近づいたりするものから位置情報等の情報を取得可能であれば、ユーザとの相対距離等からユーザの動作を特定することも可能である。このように、第1処理では、各種センサ情報を用いて、ユーザの動作が認識される。
次いで、第2処理では、動作検出部113は、第1処理で検出したユーザの動作行動に対し、漏れや過検出があるかを確認し、確認結果に基づき情報を調整する。例えば、動作検出部113は、前後の動作から不自然な突発的な動作と考えられる部分があれば、誤検出であると判定し、当該動作を削除したりする。
そして、第3処理では、その他の行動情報と組み合わせて、動作を特定する。かかる処理により、動作検出部113により特定された動作行動をより正確なものとすることができる。第3処理は、組合せ判定部115により、行動検出部111や動作検出部113の検出結果、センサ情報等に基づき行われる。
具体的には、例えば行動検出部111により検出された時系列情報を用いて、動作と特定することができる。化粧や着替え等の動作は、行われる時間やその動作を行う前後のユーザの行動に特徴がある。例えば、行動検出部111により睡眠が検出されてから外出が検出されるまでの間を、化粧や着替えが行われている時間の候補とすることができる。この区間には、朝の化粧や着替えの動作が含まれると考えられるためである。なお、帰宅を検出してから睡眠が検出されるまでの間は、化粧を落とす動作が含まれる区間と考えることができる。
また、例えば、行動検出部111により得られた時系列情報より、歩きの行動によって挟まれた数分の区間が検出される場合には、この区間を化粧が行われている時間の候補とすることができる。例えば、会社等においては、化粧は主にトイレで行われ、会社で主に滞在する自室から移動して化粧を行い自室に戻るという行動をとるのが常である。これより、歩きの行動によって挟まれた数分の区間は、化粧をするために自室からトイレへ移動し、化粧後にトイレから自室へ戻る行動が行われたと考えることができる。
なお、行動検出部111により検出された移動中の区間は化粧や着替えの動作が行われている時間の候補からはずしてもよい。しかし、飛行機等の長時間乗り物中に滞在している区間では化粧を行っている可能性もあるため、化粧の動作を行っている時間の候補のままとしてもよい。これより、例えば、乗り物での移動中の時間の長さに応じて、制限区間の候補とするか否かを決定してもよい。このように、移動手段や時間長による細かいフィルタを設定することで、漏れや過検出を防止することも可能である。
また、組み合わせ処理で用いるその他の行動情報として、時刻情報を用いてもよい。例えば、化粧の動作は、朝の特定の時間に決まって行われることが多い。このようなユーザの行動習慣から、動作を行っている時間に基づき動作を特定することも可能である。さらに、組み合わせ処理で用いるその他の行動情報として、場所情報を用いてもよい。例えば、部屋単位でのユーザの位置検出が可能な場合、制限対象の動作行動が行われる可能性の高い候補地を絞り込むことができる。例えば、環境設置型センサの検出情報から試着室等の存在がわかれば、着替えにより「服を着てない区間」が生じる可能性が高いことを知ることができる。このように、ユーザ位置を検出することで、ユーザの動作を正確にかつ容易に特定することが可能となる。
このような第1処理、第2処理、第3処理を行い、ユーザの動作行動が特定されると、認識結果判定部120は、その動作行動に基づいて、制限区間であるか否かを判定する(S120)。制限区間であるか否かは、例えば、検出された動作行動に制限区間を特定するための特定行動が含まれるか否かにより判定してもよい。
図5に、ステップS120の制限区間の判定処理の一具体例を示す。ここで、制限区間は、制限区間の開始を判定する制限対象の特定行動と、制限区間の終了を判定する制限解除対象の特定行動とにより、特定される。これらの制限区間を特定するための特定行動は予め設定されている。
まず、図5に示すように、認識結果判定部120は、検出された動作行動に特定行動が含まれるか否かを判定する(S121)。例えば、帰宅直後に化粧を落とし、出社直前に化粧をするまでの区間を制限区間とする場合、帰宅直後の化粧を落とす動作が制限対象の特定動作となる。認識結果判定部120は、検出された動作行動に制限対象の特定動作が含まれているとき、例えば、情報処理装置100内で使用される情報の、制限区間であることを示す制限フラグを立てる(S122)。制限フラグが立っている間は、制限区間であると判断される。一方、検出された動作行動に制限対象の特定動作が含まれていないときには、認識結果判定部120は、そのまま次のステップS123の処理へ進む。
次いで、認識結果判定部120は、検出された動作行動に制限解除対象の特定行動が含まれるか否かを判定する(S123)。例えば、帰宅直後に化粧を落とし、出社直前に化粧をするまでの区間を制限区間とする場合では、出社直前に化粧をする動作が制限解除対象の特定動作となる。認識結果判定部120は、検出された動作行動に制限解除対象の特定動作が含まれているとき、制限フラグを下げる(S124)。一方、検出された動作行動に制限解除対象の特定動作が含まれていないときには、認識結果判定部120は、そのまま次のステップS125の処理へ進む。
その後、認識結果判定部120は、制限フラグに基づいて、制限区間であるか否かを判定する(S125)。認識結果判定部120は、制限フラグが立っている場合には、現在、制限区間であると判定する(S126)。一方、制限フラグが立っていない場合には、認識結果判定部120は、現在、制限区間外であると判定する(S127)。このように、ステップS120にて制限区間であるか否かが判定され、その結果、現在制限区間であると判定された場合、図3に示すように、制限処理部130により、指定された機能の制限処理が実行される(S130)。
[3.2.制限区間における制限処理]
ステップS130の制限処理では、図1にて説明したように、一部センサの機能制限、検索エンジンへの情報送信制限、情報公開サーバに対する公開制限等を行う。制限される機能は、制限区間中のユーザの状態や制限対象の動作行動に応じて予めユーザが設定してもよく、制限可能な機能すべてであってもよい。
a)一部センサの機能制限
一部センサの機能制限では、センサ群14に対し、センサ情報の取得を行わせないようにする。制限処理部130は、「服を脱ぐ」、「化粧を落とす」などの制限対象の特定行動が検出されると、機能を制限するセンサ群14に対して、機能制限指示を送信する。そして、「服を着る」、「化粧を終える」などの制限区間の終了を検出するための制限解除対象の特定行動が終了したことが検出されると、制限処理部130は、機能が制限されていたセンサ群14に対して機能の制限を解除する指示を送信する(S140、S150)。
図6に、センサ群14の機能の制限及び制限解除の処理の一例を示す。例えば、ユーザは、センサ群14を備える機器として、スマートフォン及びバンド型端末を保持しているとする。スマートフォンは、カメラや加速度センサ、GPS等の機能を備えており、バンド型端末は、バイタルセンサやモーションセンサ等を備えている。ここで、通常は、すべてのセンサ群が機能しているフルセンシングモードであるとする。このとき、例えば脱衣等のユーザが制限対象の特定行動を開始したことが検出されると、制限処理部130は、これを制限トリガとして、ユーザの保持する機器の各種センサのうち指定されたセンサの機能を停止させる。
一部センサの機能が制限されている機能制限モードでは、ユーザがセンサ情報の取得を許可しているセンサや、制限解除対象の特定行動の終了を検出するために必要な最低限のセンサのみ機能している。例えば、着衣、化粧の動作後の歩き出しを検出するため、バンド型端末の加速度センサのみを低周波で機能させ、手首の加速度のみを検出するようにしてもよい。
そして、着衣の動作が完了したことが検出されると、制限処理部130は、これを制限解除トリガとして、制限していたセンサ群14を起動させる。このように、ユーザの制限対象の特定行動の開始から制限解除対象の特定行動の終了までの間は、必要最小限のセンサのみを機能させるようにし、ユーザが取られたくない動作行動に関するセンサ情報の取得を制限させることができる。
なお、機能制限モードとしては、制限解除対象の特定行動の終了を検出するために必要な最低限のセンサのみ機能させる場合(ミニマムセンシングモード)が例として挙げられる。ただし、ミニマムセンシングモードで機能するセンサに加えてユーザがセンサ情報の取得を許可しているセンサまで機能させる場合(プライバシーモード)は、制限するレベルをユーザ設定等により変更可能にしてもよい。例えば、基本的にはミニマムセンシングモードとするが、取得される情報の取り扱いに注意が必要となるセンサのうち一部を機能させても、ユーザによっては不快感を抱かないこともある。例えば、「化粧をしていないときはカメラ撮影はやめてほしいが、音やバイタルセンサが機能していても全く気にならない」、「遅刻しそうで走っているときは行動推定結果や脈拍の公開はやめてほしいが、位置ログが見られることは全く気にならない」等の場合がある。このような場合には、許可されたセンサ情報の取得を行ってもよい。
また、図6では、機能制限モードからフルセンシングモードへの切り替えは、制限解除トリガの検出により行ったが、本開示はかかる例に限定されない。例えば、フルセンシングモードから機能制限モードに切り替わったタイミングでタイマーを起動させ、所定の時間経過後に制限していたセンサを自動的に起動させるようにしてもよい。機能を制限していたセンサを起動した際、まだ制限対象の動作行動が行われていることを検出した場合には、再びフルセンシングモードから機能制限モードに切り替えるようにしてもよい。
b)検索エンジンへの情報送信制限
検索エンジンへの情報送信制限では、行動認識部110により取得された動作行動やセンサ情報等をサーバ20へ送信しないようにする。制限処理部130は、「服を脱ぐ」、「化粧を落とす」などの制限対象の特定行動が検出されると、制限対象の特定行動が行われている間あるいはその前後の時間を制限区間して、サーバ20への情報送信を停止する。なお、この場合、サーバ20への情報送信が行われなければよく、センサ群14はフルセンシングモードで情報を取得し続けてもよい。そして、制限解除対象の特定行動が終了したことが検出されると、制限処理部130は、制限区間が終了したとして、停止していたサーバ20への情報の送信を再開する。
c)情報公開サーバに対する公開制限
サーバ20への情報送信の制限は、情報の送信自体を行わないようにしてもよく、情報は送信されるが公開されないようにしてもよい。例えば、情報処理装置100あるいはサーバ20からSNSサーバ30へ送信される情報に鍵をかけ、鍵を有する人(例えばユーザ本人)のみが情報を見ることができるようにしてもよい。
ここで、サーバ30への情報送信の制限を行うことで、サーバ30に蓄積された時系列データに欠損が生じてしまい、この欠損が意味を持ってしまう可能性もある。例えば、「トイレのときのみデータをとらない」とした場合、データが取得されていないときはトイレというように「欠損=トイレ」のような類推が可能となる可能性がある。そこで、サーバ30への情報送信を行うが、知られたくない情報は知られないようにするため、サーバ30へ情報を送信する前にオリジナルの情報を加工し、サーバ30へ送信するようにしてもよい。
情報の加工例を図7に示す。図7に示すオリジナル情報には、ある行動と行動との間に欠損が存在する。この欠損を隠すための方法として、例えば、意図的に欠損を挿入させる欠損挿入処理を行ってもよい。欠損挿入処理により、例えば図7の2段目に示すように、オリジナル情報に対して2つの欠損が挿入される。この欠損の挿入位置は、ランダムであってもよく、オリジナル情報の欠損位置の間隔に基づき決定されてもよく、行動認識結果と組み合わせて決定してもよい。また、例えばユーザがただじっとしているときの行動情報について一部敢えてデータを取得しない等、「ノイズを付与する」という欠損の挿入を行ってもよい。
また、他の欠損を隠すための方法として、例えば、意図的に行動内容で欠損を埋める充填処理を行ってもよい。充填処理では、例えば図7の3段目に示すように、オリジナル情報にあった2つの欠損が前後の行動で埋められている。このように、欠損を埋めることで情報を迷彩化して、知られたくない情報を知られないようにしてもよい。
さらに、例えば、行動認識の解像度を意図的に低下させる解像度低下処理を行うことで、欠損を隠すようにしてもよい。解像度低下処理では、図7下段示すように、例えば、他人からは1時間単位の行動認識結果しか見ることができないようにしてもよい。このように解像度を低下させることで、短い時間の行動を隠すことが可能となる。解像度低下処理は、サーバ30に送信された情報が、サーバ30から他の人へ送信される前に行われてもよい。このとき、サーバ30は、サーバ30から情報を受ける人とユーザとの親密度に応じて、情報の解像度を変化させてもよい。
図8及び図9に、サーバ30から情報を受けとった人に提示される親密度に応じたユーザ(ユーザA)の行動情報の表示例を示す。例えば、図8の例では、ログの情報の解像度を変化させる例を示している。例えば図8左側のユーザの行動情報210は、親密度が高いユーザに対して表示される表示例であり、移動場所や移動手段、行動内容が詳細に表示されている。そして、図8左側の行動情報210より親密度が低くなるにつれ、図8中央、図8右側のように複数の行動内容がまとめられ、詳細な情報が表示されなくなる。
また、図9の例のように、ログに限定せずリアルタイムに共有させる情報を変化させてもよい。ユーザAの行動認識結果をサーバ30が保持しているときに、ユーザB、C、Dに対して開示されるユーザAの行動情報が、親密度に応じて変化してもよい。
以上、本実施形態に係る機能制限方法について説明した。本実施形態に係る機能制限方法により、各種センサの検出結果に基づき、ユーザが計測されたくない制限区間を検出する。そして、制限区間が検出されている間は、所定のセンサによる計測を行わないようにしたり、計測を行ってもそのセンサにより取得されたセンサ情報をサーバにアップロードしたり共有したりしないようにすることができる。
なお、上述の説明において、制限対象の動作行動の検出は、汎用的な定義に基づき行ったが、その動作行動には個人差がある。このため、各ユーザについての動作行動の検出精度を高めるために、例えば過去にユーザが公開しなかったり、サーバ20に送信しなかったりした行動を教師情報として行動認識部110にて学習するようにしてもよい。この学習は自動学習であってもよい。その他、時間やユーザの動作、合成物等の情報を学習に用いてもよい。例えば、「帰宅から睡眠まで」の間において化粧らしい動作をした「場所」で、翌日以降に再度化粧らしい動作が行われた場合、化粧している動作としての採用率をあげるようにしてもよい。また、認識結果の信頼度が低い場合は、ユーザに対して、情報の非公開や未送信の是非を確認してもよい。
このような学習による個人化のスキームを用いることで、上述したユーザの動作行動の検出処理での第3処理において、動作検出部113により特定された動作行動の調整をより容易に行うことが可能となる。例えば、あるユーザについて、特定の時間帯に特定の緯度経度で動きがあった区間は「出社前に走る」という動作行動であることが認識され、かつその区間をユーザが公開しなかったとする。後日、動作検出部113にて類似の動作行動が特定された場合には、類似行動と判断し自動で公開を止めてもよい。もちろん、上記と同様に、十分な信頼度が得られるまでは、ユーザに情報の非公開や未送信の是非を確認してもよい。
また、上述の説明では、制限対象の動作行動は、ユーザにより予め設定されるものとしたが、本開示はかかる例に限定されない。例えば、ユーザの行動認識結果から意味解釈を行い、他人の非公開情報と比較することで、制限処理の実行を決定してもよい。例えば、通勤時の行動において到着直前の走りは非公開にする人が多いという傾向があったとする。このとき、当該ユーザが、朝、駅から会社まで走ったという行動が特定されたとき、この動作行動を非公開の情報としていなかったときに、情報処理装置100は、ユーザに対して、この動作行動を非公開とするか否かを確認してもよい。このように、他人の情報の公開/非公開の設定を参考にすることで、ユーザが意識していなかった情報について公開の是非を確認し、設定させることができる。
<4.ユースケース>
本実施形態に係る情報処理システム1のユースケースとしては、以下のようなことが考えられる。
[4.1.とられたくない行動の検出により自分の機器のセンサをオフ]
まず、とられたくない行動が検出されたとき、自動で自分の機器のセンサをオフにすることが考えられる。このユースケースは、情報処理装置100により自分の機器のオンオフを自動制御するものであり、例えばユーザが見せたくないログを他人に見せないようにする。例えば、ユーザが着替え始めたことが検出されたら、ユーザの機器が備える所定のセンサをオフにし、着替えを終えたことが検出されたら、オフにしていたセンサをオンにする。このとき自動制御されるセンサには、ユーザが保持しているもの以外にも、ユーザに関連付けられた機器に備えるセンサを含んでもよい。
[4.2.とられたくない行動の検出により周囲にあるセンサを備える機器をサーチ]
他のユースケースとして、とられたくない行動が検出されたとき、自動で周囲にあるセンサを備える機器をサーチすることが考えられる。このユースケースは、盗撮等、ユーザが意図しない行動に関する情報を取得されてしまうのを防止する場合等が考えられる。
図10に、本ユースケースでの処理フローを示す。図10に示すように、まず、情報処理装置100の行動認識部110は、センサ情報を取得すると(S200)、行動認識処理を開始する(S210)。そして、認識結果判定部120により、検出されたユーザの動作行動に制限対象の特定行動が含まれているか否かを判定する(S220)。ステップS200〜S220の処理は、上記図3のステップS100〜S120の処理と同様に行うことができる。
ステップS220の動作行動の判定において、検出されたユーザの動作行動に制限対象の特定行動が含まれていないと判定されれば、ステップS200に戻り、処理が繰り返し行われる。一方、検出されたユーザの動作行動に制限対象の特定行動が含まれていた場合、制限処理部130は、ユーザの周囲に、ユーザの動作行動を取得可能なセンサを備える機器が存在するかサーチする(S230)。ステップS230の処理は、例えばユーザの位置情報に基づき、ユーザの所定の範囲内にいる人が保持する機器や空間に設定されている機器を検出する。そして、ユーザの動作行動を取得可能なセンサを備える機器を検出した場合、制限処理部130は、ユーザまたはユーザの動作行動を取得可能なセンサを備える機器の所有者に対し、アラートを通知する。
例えば、制限処理部130は、とられたくない行動をしているユーザに対しては、ユーザが保持する端末を介して、メッセージや音声、振動等により、ユーザの行動に関する情報がとられる可能性があることを通知してもよい。これにより、ユーザ自身に自分の行動が他人に取得される可能性があるという注意を促すことができる。また、制限処理部130は、ユーザの周囲に存在する、ユーザの動作行動を取得可能なセンサを備える機器の所有者に対して、メッセージや音声、振動等により、現在機能しているセンサのうち、所定のセンサについて機能をオフにしてほしい旨を通知してもよい。これは、ユーザ以外が保持する機器を勝手にオフにすることは現実的でないためである。
具体的には、ユーザが着替えていることが検出されたとき、制限処理部130は、撮影を禁止したい場合には周囲のカメラをサーチし、カメラの撮影機能をオフにする旨を通知する。その他、制限区間において、他人のカメラによってユーザが撮影されている場合には、画像中に含まれるユーザの表示領域にモザイクがかかるようにしてもよい。
また、例えば聞かれたくない話をしている区間の情報は録音されないようにすることもできる、例えば、情報処理装置100の行動認識部110により所定のキーワードが検出されたとき、制限対象の特定行動を開始したと判断し、制限処理部130は、ユーザの周囲のマイクをオフにするよう通知してもよい。
[4.3.とられたい行動の検出により周囲にあるセンサを備える機器をサーチ]
さらに他のユースケースとして、とられたい行動が検出されたとき、自動で周囲にあるセンサを備える機器をサーチすることが考えられる。このユースケースは、ハレの舞台等において、多視点のログを取得できるようにする場合等が考えられる。
図11に、本ユースケースでの処理フローを示す。かかる処理は、基本的には図10に示す処理と同等である。まず、情報処理装置100の行動認識部110は、センサ情報を取得すると(S300)、行動認識処理を開始する(S310)。そして、認識結果判定部120により、特定されたユーザの動作行動に取得対象の特定行動が含まれるか否かを判定する(S320)。取得対象の特定行動の認識、すなわち、とられたい行動の認識は、例えば非日常行動を検出したり、スケジューラと連動したりすることで行ってもよい。もちろんユーザにより取得対象の動作行動を直接指定してもよい。
ステップS320の動作行動の判定において、検出されたユーザの動作行動に取得対象の特定行動が含まれていないと判定されれば、ステップS300に戻り、処理が繰り返し行われる。一方、取得対象の特定行動が検出された場合、ユーザの周囲に、ユーザの動作行動を取得可能なセンサを備える機器が存在するかサーチする(S330)。ステップS330の処理は、図10のステップS230と同様、例えばユーザの位置情報に基づき、ユーザの所定の範囲内にいる人が保持する機器や空間に設定されている機器を検出する。そして、ユーザの動作行動を取得可能なセンサを備える機器を検出した場合、ユーザまたはユーザの動作行動を取得可能なセンサを備える機器の所有者に対し、情報の取得を促す通知を行う(S340)。このとき、例えばカメラの方向性等も取得可能であれば、ユーザの眼線をカメラに向けさせるといったコントロールも可能となる。
具体的には、例えば舞台に上がっている自分の写真を複数の視点から得たいときに、図11の処理フローに基づき、ユーザの周囲にあるカメラを検出し、検出されたカメラに対して、自分を撮影してほしい旨を通知する。この通知を受けて取得された写真は、例えば任意でサーバにアップしてもらったり、写真のシェアを許可してもらったりすることで、取得することが可能である。また、撮影依頼の通知を受けた人が親しい人物であれば、その旨の通知を受けるようにしてもよい。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1により、ユーザがとられたくない行動をしている区間を自動的に検出し、その区間、自分のセンサをオフにしたりユーザの周囲にある機器の所有者に対してセンサをオフにするよう通知したりすることができる。これにより、ユーザがログの取得や送信、公開を希望しない行動を行っている間は、これらの機能を制限させることができる。逆に、ユーザが撮影等のようにとられたい行動を行っている区間を自動的に検出し、その区間、ユーザの周囲にある機器の所有者に対してセンサを機能させて情報を取得させるようにすることもできる。これにより、周囲のセンサを活用して、ユーザは所望の情報を取得することができるようになる。
<5.ハードウェア構成>
次に、図12を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図12は、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。図示された情報処理装置900は、例えば、上記の実施形態における情報処理装置100やサーバ20、30を実現しうる。
情報処理装置900は、CPU(Central Processing unit)901、ROM(Read Only Memory)903、およびRAM(Random Access Memory)905を含む。また、情報処理装置900は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インターフェース913、入力装置915、出力装置917、ストレージ装置919、ドライブ921、接続ポート923、通信装置925を含んでもよい。さらに、情報処理装置900は、必要に応じて、撮像装置933、およびセンサ935を含んでもよい。情報処理装置900は、CPU901に代えて、またはこれとともに、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)などの処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置900内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一次記憶する。CPU901、ROM903、およびRAM905は、CPUバスなどの内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。さらに、ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなど、ユーザによって操作される装置である。入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理装置900の操作に対応した携帯電話などの外部接続機器929であってもよい。入力装置915は、ユーザが入力した情報に基づいて入力信号を生成してCPU901に出力する入力制御回路を含む。ユーザは、この入力装置915を操作することによって、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする。
出力装置917は、取得した情報をユーザに対して視覚や聴覚、触覚などの感覚を用いて通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示装置、スピーカまたはヘッドフォンなどの音声出力装置、もしくはバイブレータなどでありうる。出力装置917は、情報処理装置900の処理により得られた結果を、テキストもしくは画像などの映像、音声もしくは音響などの音声、またはバイブレーションなどとして出力する。
ストレージ装置919は、情報処理装置900の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどにより構成される。ストレージ装置919は、例えばCPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した各種のデータなどを格納する。
ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体927のためのリーダライタであり、情報処理装置900に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録を書き込む。
接続ポート923は、機器を情報処理装置900に接続するためのポートである。接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポートなどでありうる。また、接続ポート923は、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)ポートなどであってもよい。接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置900と外部接続機器929との間で各種のデータが交換されうる。
通信装置925は、例えば、通信ネットワーク931に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カードなどでありうる。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデムなどであってもよい。通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、TCP/IPなどの所定のプロトコルを用いて信号などを送受信する。また、通信装置925に接続される通信ネットワーク931は、有線または無線によって接続されたネットワークであり、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、ラジオ波通信または衛星通信などを含みうる。
撮像装置933は、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)またはCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子、および撮像素子への被写体像の結像を制御するためのレンズなどの各種の部材を用いて実空間を撮像し、撮像画像を生成する装置である。撮像装置933は、静止画を撮像するものであってもよいし、また動画を撮像するものであってもよい。
センサ935は、例えば、加速度センサ、角速度センサ、地磁気センサ、照度センサ、温度センサ、気圧センサ、または音センサ(マイクロフォン)などの各種のセンサである。センサ935は、例えば情報処理装置900の筐体の姿勢など、情報処理装置900自体の状態に関する情報や、情報処理装置900の周辺の明るさや騒音など、情報処理装置900の周辺環境に関する情報を取得する。また、センサ935は、GPS(Global Positioning System)信号を受信して装置の緯度、経度および高度を測定するGPS受信機等の測位センサを含んでもよい。
以上、情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。かかる構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更されうる。
<6.補足>
本開示の実施形態は、例えば、上記で説明したような情報処理装置(例えばサーバ)、システム、情報処理装置またはシステムで実行される情報処理方法、情報処理装置を機能させるためのプログラム、およびプログラムが記録された一時的でない有形の媒体を含みうる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、動作行動に関する情報を取得されたくないユーザの状態の例として、化粧をしているときや着替えをしているとき等を挙げたが、本開示はかかる例に限定されない。例えば、怒られているときや、特定の人物と一緒にいるとき、居眠りしているとき、感情が激しく動いたとき等も、動作行動に関する情報を取得されたくないユーザの状態としてもよい。
また、上記実施形態にて説明したように、本開示の技術範囲では、制限対象の特定行動と制限解除対象の特定行動とによって特定される、ユーザが情報を取得されたくない状態にある区間、ユーザの動作行動に関する情報を処理する機能を制限してもよい。あるいは、特定の動作行動を行っている間のみ、上記機能を制限するようにしてもよい。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
ユーザの動作行動を認識する行動認識部と、
認識された動作行動に特定行動が含まれるか否かを判定する判定部と、
前記特定行動が検出された場合に、前記ユーザの動作行動に関する情報を処理する機能を制御する制御部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記制御部は、制限対象の特定行動が検出されたとき、前記ユーザの動作行動を取得可能なセンサの機能を停止させる、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記制御部は、前記ユーザが保持するセンサのうち少なくとも一部の機能を停止させる、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記制御部は、制限解除対象の特定行動が検出されたとき、機能が停止されていたセンサを起動させる、前記(2)または(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記制御部は、制限対象の特定行動が検出されたとき、当該特定行動または特定行動を分析するために取得されたセンサ情報のうち少なくともいずれか1つの情報を、外部機器へ送信しないようにする、前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(6)
前記制御部は、制限対象の特定行動が検出されたとき、当該特定行動または特定行動を分析するために取得されたセンサ情報のうち少なくともいずれか1つの情報を、公開しないようにする、前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(7)
前記制御部は、制限対象の前記特定行動が検出されたとき、前記ユーザの動作行動の時系列情報を加工した後公開させるようにする、前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)
前記行動認識部は、センサ情報に基づいてユーザの動作行動を認識する、前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)
前記行動認識部は、前記センサ情報に基づいて認識された動作行動と、時系列情報、時刻情報または場所情報のうち少なくともいずれか1つの情報とを組み合わせて、ユーザの動作行動を認識する、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
前記判定部は、
認識された前記動作行動と、他人が非公開とした非公開動作行動とを比較し、
認識された前記動作行動が前記非公開動作行動であると判定したとき、ユーザに対し、認識された前記動作行動に関する情報の公開の要否を判断させる、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(11)
前記特定行動は、動作行動に関する情報を取得されたくないユーザの状態を特定するための行動である、前記(1)〜(10)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(12)
プロセッサにより、
ユーザの動作行動を認識すること、
認識された動作行動に特定行動が含まれるか否かを判定することと、
前記特定行動が検出された場合に、前記ユーザの動作行動に関する情報を処理する機能を制御すること、
とを含む、情報処理方法。
(13)
コンピュータを、
ユーザの動作行動を認識する行動認識部と、
認識された動作行動に特定行動が含まれるか否かを判定する判定部と、
前記特定行動が検出された場合に、前記ユーザの動作行動に関する情報を処理する機能を制御する制御部と、
を備える、情報処理装置として機能させる、プログラム。
1 情報処理システム
100 情報処理装置
110 行動認識部
111 行動検出部
113 動作検出部
115 組合せ判定部
120 認識結果判定部
130 制限処理部

Claims (13)

  1. ユーザの動作行動を認識する行動認識部と、
    認識された動作行動に特定行動が含まれるか否かを判定する判定部と、
    前記特定行動が検出された場合に、前記ユーザの動作行動に関する情報を処理する機能を制御する制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記制御部は、制限対象の特定行動が検出されたとき、前記ユーザの動作行動を取得可能なセンサの機能を停止させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記ユーザが保持するセンサのうち少なくとも一部の機能を停止させる、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、制限解除対象の特定行動が検出されたとき、機能が停止されていたセンサを起動させる、請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、制限対象の特定行動が検出されたとき、当該特定行動または特定行動を分析するために取得されたセンサ情報のうち少なくともいずれか1つの情報を、外部機器へ送信しないようにする、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、制限対象の特定行動が検出されたとき、当該特定行動または特定行動を分析するために取得されたセンサ情報のうち少なくともいずれか1つの情報を、公開しないようにする、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、制限対象の前記特定行動が検出されたとき、前記ユーザの動作行動の時系列情報を加工した後公開させるようにする、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記行動認識部は、センサ情報に基づいてユーザの動作行動を認識する、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記行動認識部は、前記センサ情報に基づいて認識された動作行動と、時系列情報、時刻情報または場所情報のうち少なくともいずれか1つの情報とを組み合わせて、ユーザの動作行動を認識する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記判定部は、
    認識された前記動作行動と、他人が非公開とした非公開動作行動とを比較し、
    認識された前記動作行動が前記非公開動作行動であると判定したとき、ユーザに対し、認識された前記動作行動に関する情報の公開の要否を判断させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記特定行動は、動作行動に関する情報を取得されたくないユーザの状態を特定するための行動である、請求項1に記載の情報処理装置。
  12. プロセッサにより、
    ユーザの動作行動を認識すること、
    認識された動作行動に特定行動が含まれるか否かを判定することと、
    前記特定行動が検出された場合に、前記ユーザの動作行動に関する情報を処理する機能を制御すること、
    とを含む、情報処理方法。
  13. コンピュータを、
    ユーザの動作行動を認識する行動認識部と、
    認識された動作行動に特定行動が含まれるか否かを判定する判定部と、
    前記特定行動が検出された場合に、前記ユーザの動作行動に関する情報を処理する機能を制御する制御部と、
    を備える、情報処理装置として機能させる、プログラム。
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