JP2021121877A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エージェント機能の利用において、情報取得に係るユーザの心理的不安を軽減する。【解決手段】ユーザの状態に係る情報を取得する情報取得機能を制御する制御部、を備え、前記制御部は、前記ユーザによる保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記情報取得機能の少なくとも一部を制限する情報保護モードへの移行を制御する、情報処理装置が提供される。また、プロセッサが、ユーザの状態に係る情報を取得する情報取得機能を制御すること、を含み、前記制御することは、前記ユーザによる保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記情報取得機能の少なくとも一部を制限する情報保護モードへの移行を制御すること、をさらに含む、情報処理方法が提供される。【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
近年、ユーザとの対話を行いながら、ユーザに種々の機能を提供するエージェント装置が普及している。また、エージェント装置を利用するユーザの利便性を高めるための技術も多く開発されている。例えば、特許文献1には、複数の外部エージェントとのやりとりを行う場合に、外部エージェントとのインタラクションに係るユーザの負担を軽減する技術が開示されている
特開2008−90545号公報
ところで、エージェント装置を利用するユーザの中には、機能利用に関連しない自身の音声や画像が外部に漏えいしないか、あるいは、必要以上に取得されていないか、を懸念するユーザが存在することが想定される。
そこで、本開示では、エージェント機能の利用において、情報取得に係るユーザの心理的不安を軽減することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置および情報処理方法を提案する。
本開示によれば、ユーザの状態に係る情報を取得する情報取得機能を制御する制御部、を備え、前記制御部は、前記ユーザによる保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記情報取得機能の少なくとも一部を制限する情報保護モードへの移行を制御する、
情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、プロセッサが、ユーザの状態に係る情報を取得する情報取得機能を制御すること、を含み、前記制御することは、前記ユーザによる保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記情報取得機能の少なくとも一部を制限する情報保護モードへの移行を制御すること、をさらに含む、情報処理方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、エージェント機能の利用において、情報取得に係るユーザの心理的不安を軽減することが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態の概要について説明するための図である。 同実施形態に係るモード制御について説明するための図である。 同実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る画像保護モードへの移行制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る画像保護モードへの移行制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る画像保護モードへの移行制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る画像保護モードから通常モードへの復帰制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る画像保護モードから通常モードへの復帰制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る画像保護モードから通常モードへの復帰制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る音声保護モードへの移行制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る音声保護モードへの移行制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る音声保護モードへの移行制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る音声保護モードから通常モードへの復帰制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る音声保護モードから通常モードへの復帰制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る音声保護モードから通常モードへの復帰制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る画像保護モードの実行に係る表出の例を示す図である。 同実施形態に係る情報処理装置が自律移動体である場合の制御の一例を示す図である。 同実施形態に係る音声保護モードの実行に係る表出の例を示す図である。 同実施形態に係る位置情報保護モードへの移行制御の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る画像保護レベルに基づく画像取得機能の制限内容の例を示す図である。 同実施形態に係る音声保護レベルに基づく音声取得機能の制限内容の例を示す図である。 同実施形態に係る位置情報保護レベルに基づく位置情報取得機能の制限内容の例を示す図である。 同実施形態に係る実行モードに基づくユーザ識別手法の切り替えについて説明するための図である。 本開示の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.実施形態
1.1.概要
1.2.情報処理装置10の機能構成例
1.3.モード制御の詳細
1.4.画像保護モードの実行中におけるユーザ識別
2.ハードウェア構成例
3.まとめ
<1.実施形態>
<<1.1.概要>>
まず、本開示の一実施形態に係る概要について説明する。上述したように、近年においては、ユーザとの対話を行いながら種々の機能を実行するエージェント装置が普及している。上記のようなエージェント装置は、例えば、ユーザの発話による問い合わせを受け付け、当該問い合わせに対する回答を音声や視覚情報を用いて出力したり、ユーザの発話による指示に基づいて種々の機能を実行することが可能である。
また、近年のエージェント装置には、撮像した画像に基づいてユーザの識別を行うことで、ユーザごとのスケジュールを管理するなど、個人に特化した機能を提供するものもある。
一方、上述したように、エージェント装置を利用するユーザの中には、機能利用に関連しない自身の音声や画像が外部に漏えいしないか、あるいは、必要以上に取得されていないか、を懸念するユーザが存在することが想定される。
また、例えば、エージェント装置が備えるマイクロフォンやカメラなどが常時オンとなっていることに対し、自身が監視されているような感覚を得るユーザも少なくないことが予想される。
本開示に係る技術思想は、上記の点に着目して発想されたものであり、エージェント機能の利用において、情報取得に係るユーザの心理的不安を軽減することを可能とする。このために、本開示の一実施形態に係る情報処理方法を実現する情報処理装置10は、ユーザの状態に係る情報を取得する情報取得機能を制御する制御部150を備え、制御部150は、ユーザによる保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、情報取得機能の少なくとも一部を制限する情報保護モードへの移行を制御すること、を特徴の一つとする。
図1は、本実施形態の概要について説明するための図である。図1には、ユーザUと、ユーザUが利用する据え置き型のエージェント装置である情報処理装置10が示されている。
図1に示す一例の場合、情報処理装置10は、マイクロフォン(図示しない)に加え、3つの撮像部110a〜110cを備え、ユーザUの音声や画像を取得しながら、ユーザUに対し能動的あるいは受動的な機能提供を行う。
この際、情報処理装置10は、取得した音声や画像からユーザUによる保護対象行為の開始が推定された場合、情報取得機能、すなわち音声取得機能や画像取得機能の少なくとも一部を制限してよい。
例えば、上記の保護対象行為には、ユーザUの着替え(脱衣および着衣)が含まれる。図1に示す一例の場合、情報処理装置10は、撮像部110a〜110cが取得した画像からユーザUの着替え行為の開始を推定し、撮像部110a〜110cの機能を制限することで、ユーザUの着替え行為や裸に係る画像が取得されないよう制御を行う。また、この際、情報処理装置10は、例えば、着替え行為の開始を推定したため画像取得機能の制限を行う旨を音声発話SO1などによりユーザに通知してよい。
このように、本実施形態に係る情報処理装置10によれば、ユーザによる保護対象行為の開始を推定し、当該保護対象行為に係る情報取得を制限することで、ユーザのプライバシーやセキュリティを保護することが可能となる。
なお、本実施形態に係る保護対象行為には、上記のような着替え行為のほか、ユーザが見られたくない行為、聞かれたくない行為、などが広く含まれてよい。情報処理装置10は、例えば、パスワードなどの機微情報を含む発話を保護対象発話として検出し、当該保護対象発話に係る音声が取得されないよう音声取得機能を制限することも可能である。
すなわち、本実施形態に係る情報処理装置10は、取得した画像や音声などに基づいて、ユーザによる種々の保護対象行為の開始を推定し、当該保護対象行為の特性に基づいて、情報取得機能に係るモードを動的に切り替えることが可能である。
図2は、本実施形態に係るモード制御について説明するための図である。図2には、本実施形態に係る情報処理装置10が情報保護モードとして、画像取得機能を制限する画像保護モード、音声取得機能を制限する音声保護モード、画像取得機能および音声取得機能を制限するミュートモードを有する場合のモード遷移の一例が示されている。
本実施形態に係る情報処理装置10は、例えば、上記の3つの情報保護モードと、情報取得機能の制限を行わない通常モードとを、保護対象行為の開始や終了に伴い動的に変更することで、ユーザのプライバシーやセキュリティを保護するとともに、ユーザの要求に応じた種々の機能提供を維持することが可能である。
以上、本実施形態の概要について説明した。なお、図1では、本実施形態に係る情報処理装置10が据え置き型のエージェント装置である場合を例に述べたが、本実施形態に係る情報処理装置10は係る例に限定されず、種々の装置として実現可能である。本実施形態に係る情報処理装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット、PC(Personal Computer)などであってもよい。また、本実施形態に係る情報処理装置10は、自律移動型のロボットなどであってもよい。
また、本実施形態に係る情報処理装置10は、画像取得機能や音声取得機能を有する情報処理端末をネットワークを介して制御するサーバであってもよい。
<<1.2.情報処理装置10の機能構成例>>
次に、本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成例について説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成例を示すブロック図である。図3を参照すると、本実施形態に係る情報処理装置10は、撮像部110、音声入力部120、センサ部130、認識部140、制御部150、表示部160、および音声出力部170を備える。
(撮像部110)
本実施形態に係る撮像部110は、ユーザや周囲環境の画像を撮像する機能を有する。このために、本実施形態に係る撮像部110は、撮像センサを備える。
(音声入力部120)
本実施形態に係る音声入力部120は、ユーザの音声を含む種々の音を取得する機能を有する。このために、本実施形態に係る音声入力部120は、少なくとも1つ以上のマイクロフォンを備える。
(センサ部130)
本実施形態に係るセンサ部130は、ユーザや周囲環境、また情報処理装置10に係る種々のセンサ情報を取得する。本実施形態に係るセンサ部130は、例えば、位置情報を取得する機能を有してもよい。このために、本実施形態に係るセンサ部130は、GNSS(Global Navigation Satellite System)信号受信装置や各種の無線信号受信装置などを備える。また、センサ部130は、遠赤外線センサを含む各種の光センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサなどを備えてもよい。
(認識部140)
本実施形態に係る認識部140は、撮像部110、音声入力部120、センサ部130が取得した情報に基づいて、種々の認識処理や推定処理を実行する。
本実施形態に係る認識部140は、例えば、音声や画像などのユーザの状態に係る情報に基づいて、保護対象行為の開始や終了を推定する機能を有してよい。
また、本実施形態に係る認識部140は、例えば、撮像部110が取得した画像に基づいてユーザ識別を行う機能や、音声入力部120が取得した音声に基づいて話者識別を行う機能を有してよい。
(制御部150)
本実施形態に係る制御部150は、画像、音声、位置情報などのユーザの状態に係る情報を取得する情報取得機能を制御する機能を有する。また、本実施形態に係る制御部150は、認識部140がユーザによる保護対象行為の開始を推定したことに基づいて、情報取得機能の少なくとも一部を制限する情報保護モードへの移行を制御すること、を特徴の一つとする。
本実施形態に係る制御部150は、例えば、情報保護モードにおいて、保護対象行為に係る情報の取得精度が通常モードにおける取得精度よりも低下するように情報取得機能を制御してもよい。
より具体的には、本実施形態に係る制御部150は、情報保護モードにおいて、保護対象行為またはユーザのうち少なくともいずれかが特定できない程度に、保護対象行為に係る情報の取得精度を低下させてもよい。本実施形態に係る制御部150が有する上記の機能によれば、ユーザのプライバシーやセキュリティを保護するとともに、残存機能を用いて取得した情報を用いて、ユーザに各種の機能提供を行うことが可能となる。
一方で、本実施形態に係る制御部150は、情報保護モードにおいて、保護対象行為に係る情報の取得を完全に停止させてもよい。この場合、より強固にユーザのプライバシーやセキュリティを保護することで、ユーザに安心感を与えることが可能となる。
また、本実施形態に係る制御部150は、認識部140がユーザによる保護対象行為の終了を推定した場合、情報取得機能を制限しない通常モードへと復帰してよい。本実施形態に係る情報処理装置10が有する上記の機能によれば、保護の必要がなくなった場合に動的に通常モードへ復帰することで、ユーザに対する機能提供に不必要な制限が加わることを防止することが可能である。
また、本実施形態に係る制御部150は情報保護モードにおいて、情報保護モードの実行に係る種々の表出を制御してよい。すなわち、本実施形態に係る制御部150は、情報保護モードが実行中であることを、ユーザに対し明示的あるいは暗示的に示させることで、ユーザにさらなる安心感を与えることができる。
本実施形態に係る制御部150が有する機能の詳細については、別途後述する。
(表示部160)
本実施形態に係る表示部160は、画像やテキストなどの視覚情報を出力する機能を有する。本実施形態に係る表示部160は、例えば、制御部150による制御に基づいて、情報保護モードの実行に係る情報を表示する。
このために、本実施形態に係る表示部160は、視覚情報を提示する表示デバイスなどを備える。上記の表示デバイスには、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、タッチパネルなどが挙げられる。また、本実施形態に係る表示部160は、プロジェクション機能により視覚情報を出力してもよい。
(音声出力部170)
本実施形態に係る音声出力部170は、音声を含む種々の音を出力する機能を有する。本実施形態に係る音声出力部170は、例えば、制御部150による制御に基づいて、情報保護モードが実行中であることなどを音声により出力する。このために、本実施形態に係る音声出力部170は、スピーカやアンプなどの音声出力装置を備える。
以上、本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成例について説明した。なお、図3を用いて説明した上記の構成はあくまで一例であり、本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成は係る例に限定されない。例えば、本実施形態に係る情報処理装置10は、図3に示す構成のすべてを必ずしも備えなくてもよい。例えば、情報処理装置10は、センサ部130などを備えない構成をとることもできる。また、本実施形態に係る認識部140や制御部150が有する機能は、情報処理装置10とは別途の情報処理サーバの機能として実現されてもよい。この場合、認識部140は、ネットワークを介して受信した情報に基づいて、保護対象行為の開始や終了を推定し、また制御部150は、認識部140の推定結果に基づいて、情報処理装置10が備える各構成を遠隔的に制御することが可能である。本実施形態に係る情報処理装置10の機能構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
<<1.3.モード制御の詳細>>
次に、本実施形態に係る情報処理装置10による情報取得機能に係るモード制御について詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る通情モードから情報保護モードへの移行について具体例を挙げて説明する。上述したように、本実施形態に係る情報保護モードは、画像保護モードや音声保護モードを含んでよい。
図4〜図6は、本実施形態に係る画像保護モードへの移行制御の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る制御部150は、保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、画像保護モードへの移行を制御し、当該画像保護モードにおいて、画像取得機能の少なくとも一部を制限してよい。なお、上記の保護対象行為には、例えば、ユーザによる着替え行為が含まれる。制御部150は、着替え行為の開始が推定されたことに基づいて、当該着替え行為またはユーザのうち少なくともいずれかが特定できない程度に、画像取得機能を制限してよい。
図4には、情報処理装置10が、取得した情報に基づいて主体的にユーザの保護対象行為の開始を推定し、画像保護モードへの移行を自動で行う場合のフローチャートが示されている。また、図4では、保護対象行為がユーザの着替え行為である場合の一例が示されている。
図4を参照すると、まず、認識部140が、撮像部110やセンサ部130が取得した情報に基づいて、着替え認識処理を実行する(S1101)。この際、認識部140は、例えば、遠赤外線センサ入力(I111)に基づいて、ユーザの体表温度の変化を検出することで脱衣行為を認識してもよい。また、認識部140は、例えば、撮像センサ入力(I112)に基づいて、ユーザに係る肌色領域の拡大を検出することで、脱衣行為を認識してもよい。
次に、制御部150は、ステップS1101における着替え認識処理においてユーザの着替え行為の開始が推定されたか否かを判定する(S1102)。
ここで、着替え行為の開始が推定されていない場合(S1102:NO)、制御部150は、通常モードを維持する(S1103)。
一方、着替え行為の開始が推定された場合(S1102:YES)、制御部150は、画像保護モードへの移行を制御する(S1104)。
以上、本実施形態に係る主体的な画像保護モードへの移行制御について説明した。なお、図4では、本実施形態に係る認識部140が遠赤外線センサや撮像センサが取得した情報に基づいて、保護対象行為の開始を推定する場合を例に述べたが、本実施形態に係る認識部140は、マイクロフォンが取得した音声に基づいて保護対象行為の開始を推定することも可能である。認識部140は、例えば、母親が子供に対し行った、「Cちゃん、お風呂に入って」、「早く着替えて」などの発話に基づいて、これから子供の着替え行為が行われることをコンテクストとして認識することも可能である。
続いて、本実施形態に係る情報処理装置10がユーザの指示に基づいて画像保護モードへの移行を行う場合の制御の流れについて説明する。
図5には、本実施形態に係る情報処理装置10がジェスチャを用いた指示に基づいて画像保護モードへ移行する場合の流れが示されている。
図5を参照すると、まず、認識部140が、撮像センサ入力(I121)などに基づいてジェスチャ認識処理を実行する(S1201)。
次に、制御部150は、ステップS1201において、画像保護モードへの移行を指示するジェスチャである保護指示動作が認識されたか否かを判定する(S1202)。上記の保護指示動作は、例えば、ユーザが自身の目を手で覆うようなジェスチャや、情報処理装置10の撮像部110を手で覆うようなジェスチャなどであってもよい。
ここで、保護指示動作が認識されていない場合(S1202:NO)、制御部150は、通常モードを維持する(S1203)。
一方、保護指示動作が認識された場合(S1202:YES)、制御部150は、画像保護モードへの移行を制御する(S1204)。
また、本実施形態に係るユーザ指示は、発話により行われてもよい。図6には、本実施形態に係る情報処理装置10がユーザの発話による指示に基づいて画像保護モードへ移行する場合の流れが示されている。
図6を参照すると、まず、認識部140が、マイクロフォン入力(I131)に基づいて音声認識処理を実行する(S1301)。
次に、制御部150は、ステップS1301において、画像保護モードへの移行を指示する保護指示発話が認識されたか否かを判定する(S1302)。上記の保護指示発話は、例えば、「カメラ、オフ」、「見ないで」、「これから着替えるよ」などの発話であってもよい。
ここで、保護指示発話が認識されていない場合(S1302:NO)、制御部150は、通常モードを維持する(S1303)。
一方、保護指示発話が認識された場合(S1302:YES)、制御部150は、画像保護モードへの移行を制御する(S1304)。
以上、本実施形態に係る画像保護モードへの移行制御の流れについて説明した。なお、上記では、ユーザの指示がジェスチャや音声により行われる場合の例を述べたが、本実施形態に係る制御部150は、例えば、情報処理装置10が備える各種のボタンや、スマートフォンなどの外部装置やアプリケーションを介したユーザ指示に基づいて画像保護モードへの移行制御を行ってもよい。
次に、本実施形態に係る画像保護モードから通常モードへの復帰制御の流れについて説明する。図7〜図9は、本実施形態に係る画像保護モードから通常モードへの復帰制御の流れを示すフローチャートである。
図7には、情報処理装置10が、取得した情報に基づいて主体的にユーザの保護対象行為の終了を推定し、画像保護モードから通常モードへの復帰を自動で行う場合のフローチャートが示されている。また、図7では、保護対象行為がユーザの着替え行為である場合の一例が示されている。
図7を参照すると、まず、認識部140が、遠赤外線センサ入力(I211)や機能制限画像入力(I212)に基づいて、着替え認識処理を実行する(S2101)。ここで、上記の機能制限画像とは、画像保護モードにおいて制限された画像取得機能の残存機能により取得された画像であってよい。機能制限画像には、例えば、焦点を外して撮像したボケ画像などが挙げられる。このように、本実施形態に係る画像保護モードにおいては、撮像部110が有する画像取得機能を完全に停止させずに、一部の機能を制限することで、ユーザのプライバシーやセキュリティを保護した機能制限画像を取得してもよい。
また、本実施形態に係る制御部150は、画像保護モードにおいて、人や動体の検出情報のみを撮像部110に取得させてもよい。この場合、認識部140は、上記の検出情報に基づいて、情報処理装置10の周囲からユーザが居なくなったこと、などを検出することができる。このように、本実施形態に係る認識部140は、情報保護モードにおいて、制限した情報取得機能の残存機能により取得された情報に基づいて、保護対象行為の終了を推定することが可能である。
次に、制御部150は、ステップS2101における着替え認識処理において、ユーザの着替え行為の終了が推定されたか否かを判定する(S2102)。
ここで、着替え行為の終了が推定されていない場合(S2102:NO)、制御部150は、画像保護モードを維持する(S2103)。
一方、着替え行為の終了が推定された場合(S2102:YES)、制御部150は、通常モードへの復帰を制御する(S2104)。
以上、本実施形態に係る画像保護モードから通常モードへの主体的な移行制御について説明した。なお、図7では、本実施形態に係る認識部140が遠赤外線センサや撮像センサが残存機能により取得した情報に基づいて、保護対象行為の終了を推定する場合を例に述べたが、本実施形態に係る認識部140は、マイクロフォンが取得した音声に基づいて保護対象行為の終了を推定することも可能である。認識部140は、例えば、母親が子供に対し行った、「Cちゃん、お着替えできたね」などの発話に基づいて、子供の着替え行為が終了したことをコンテクストとして認識することも可能である。
続いて、本実施形態に係る情報処理装置10が所定時間の経過に基づいて画像保護モードから通常モードへの復帰を行う場合の制御の流れについて説明する。図8には、本実施形態に係る情報処理装置10が、所定時間の経過に基づいて画像保護モードから通常モードへの復帰を行う場合の流れが示されている。
図8を参照すると、制御部150は、画像保護モードへの移行後、所定時間が経過したか否かを判定する(S2201)。
ここで、所定時間が経過していない場合(S2201:NO)、制御部150はステップS2201に復帰し、上記の判定を繰り返し実行する。
一方、所定時間が経過している場合(S2201:YES)、制御部150は、所定時間後(例えば、10秒後)に通常モードへ復帰する旨を音声や視覚情報により出力させる(S2202)。
ここで、ユーザが非承認の意思を示した場合(S2202:非承認)、制御部150は、画像保護モードを維持する(S2203)。
一方、ユーザが承認の意思を示した場合、または所定時間が経過した場合(S2202:承認/時間経過)、制御部150は通常モードへと復帰する(S2204)。
続いて、本実施形態に係る情報処理装置10がユーザの指示に基づいて画像保護モードから通常モードへの復帰を行う場合の制御の流れについて説明する。
図9には、本実施形態に係る情報処理装置10がユーザの指示に基づいて画像保護モードから通常モードへ復帰する場合の流れが示されている。
図9を参照すると、まず、認識部140が、マイクロフォン入力(I231)に基づいて、音声認識処理を実行する(S2301)。この際、認識部140は、例えば、「カメラ、オン」、「通常モード」、「見てもいいよ」、「終わったよ」などの発話を通常モードへの復帰指示に係る発話として認識することが可能である。
次に、制御部150は、ステップS230において、通常モードへの復帰指示が認識されたか否かを判定する(S2302)。
ここで、復帰指示が認識されていない場合(S2302:NO)、制御部150は、画像保護モードを維持する(S2303)。
一方、復帰指示が認識された場合(S2302:YES)、制御部150は、通常モードへの復帰を制御する(S2304)。
以上、本実施形態に係る画像保護モードから通常モードへの復帰制御の流れについて説明した。なお、上記では、ユーザの指示が発話により行われる場合の例を述べたが、本実施形態に係る制御部150は、例えば、情報処理装置10が備える各種のボタンや、スマートフォンなどの外部装置やアプリケーションを介したユーザ指示に基づいて通常モードへの復帰制御を行ってもよい。また、本実施形態に係る認識部140は、例えば、遠赤外線センサ入力や上述したボケ画像などに基づいて、ユーザのジェスチャによる指示を認識することも可能である。
次に、本実施形態に係る音声保護モードへの移行制御の流れについて詳細に説明する。図10〜図12は、本実施形態に係る音声保護モードへの移行制御の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係る制御部150は、保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、音声保護モードへの移行を制御し、当該音声保護モードにおいて、音声取得機能の少なくとも一部を制限してよい。なお、上記の保護対象行為には、例えば、ユーザによる保護対象発話が含まれる。制御部150は、保護対象発話の開始が推定されたことに基づいて、当該保護対象発話の内容が特定できない程度に、音声取得機能を制限してよい。
図10には、情報処理装置10が、取得した情報に基づいて主体的にユーザの保護対象発話の開始を推定し、音声保護モードへの移行を自動で行う場合のフローチャートが示されている。このように、本実施形態に係る保護対象行為には、ユーザによる保護対象発話が含まれてよい。本実施形態に係る保護対象発話は、ユーザが聞かれたくないと想定される発話を広く含む。当該発話には、例えば、個人情報や機密情報などが挙げられる。
図10を参照すると、まず、認識部140が、マイクロフォン入力(I311)に基づいて、発話コンテクスト認識処理を実行する(S3101)。この際、認識部140は、「パスワードなんだっけ?」、「2人の秘密だよ」などの発話コンテクストを認識することで、ユーザの保護対象発話の開始を推定することが可能である。
次に、制御部150は、ステップS3101における発話コンテクスト認識処理において保護対象発話の開始が推定されたか否かを判定する(S3102)。
ここで、保護対象発話の開始が推定されていない場合(S3102:NO)、制御部150は、通常モードを維持する(S3103)。
一方、保護対象発話の開始が推定された場合(S3102:YES)、制御部150は、音声保護モードへの移行を制御する(S3104)。
以上、本実施形態に係る主体的な音声保護モードへの移行制御について説明した。続いて、本実施形態に係る情報処理装置10がユーザの指示に基づいて音声保護モードへの移行を行う場合の制御の流れについて説明する。
図11には、本実施形態に係る情報処理装置10がジェスチャを用いた指示に基づいて音声保護モードへ移行する場合の流れが示されている。
図11を参照すると、まず、認識部140が、撮像センサ入力(I321)などに基づいてジェスチャ認識処理を実行する(S3201)。
次に、制御部150は、ステップS3201において、音声保護モードへの移行を指示するジェスチャである保護指示動作が認識されたか否かを判定する(S3202)。上記の保護指示動作は、例えば、ユーザが自身の耳を手で覆うようなジェスチャや口に指をあてるジェスチャ、また情報処理装置10の音声入力部120を手で覆うようなジェスチャなどであってもよい。
ここで、保護指示動作が認識されていない場合(S3202:NO)、制御部150は、通常モードを維持する(S3203)。
一方、保護指示動作が認識された場合(S3202:YES)、制御部150は、音声保護モードへの移行を制御する(S3204)。
また、本実施形態に係るユーザ指示は、発話により行われてもよい。図12には、本実施形態に係る情報処理装置10がユーザの発話による指示に基づいて音声保護モードへ移行する場合の流れが示されている。
図12を参照すると、まず、認識部140が、マイクロフォン入力(I331)に基づいて音声認識処理を実行する(S3301)。
次に、制御部150は、ステップS3301において、音声保護モードへの移行を指示する保護指示発話が認識されたか否かを判定する(S3302)。上記の保護指示発話は、例えば、「マイク、オフ」、「聞かないで」、「プライバシーモード」などの発話であってもよい。
ここで、保護指示発話が認識されていない場合(S3302:NO)、制御部150は、通常モードを維持する(S3303)。
一方、保護指示発話が認識された場合(S3302:YES)、制御部150は、音声保護モードへの移行を制御する(S3304)。
以上、本実施形態に係る音声保護モードへの移行制御の流れについて説明した。なお、上記では、ユーザの指示がジェスチャや音声により行われる場合の例を述べたが、本実施形態に係る制御部150は、例えば、情報処理装置10が備える各種のボタンや、スマートフォンなどの外部装置やアプリケーションを介したユーザ指示に基づいて音声保護モードへの移行制御を行ってもよい。
次に、本実施形態に係る音声保護モードから通常モードへの復帰制御の流れについて説明する。図13〜図15は、本実施形態に係る音声保護モードから通常モードへの復帰制御の流れを示すフローチャートである。
図13には、情報処理装置10が、取得した情報に基づいて主体的にユーザの保護対象行為の終了を推定し、音声保護モードから通常モードへの復帰を自動で行う場合のフローチャートが示されている。
図13を参照すると、まず、認識部140が、音圧入力(I411)に基づいて、保護対象発話の終了判定処理を実行する(S4101)。ここで、上記の音圧とは、音声保護モードにおいて制限された音声取得機能の残存機能により取得されたユーザの発話に係る音圧レベル(ボリューム)に係る情報であってよい。このように、本実施形態に係る音声保護モードにおいては、音声入力部120が有する音声取得機能を完全に停止させずに、一部の機能を制限することで、ユーザのプライバシーやセキュリティを保護した情報取得を行ってもよい。この場合、認識部140は、例えば、音圧が所定時間以上、低下した場合に、保護対象発話が終了したと推定することができる。
また、認識部140は、画像認識に基づいて保護対象発話の終了判定処理を行ってもよい。認識部140は、例えば、会話を行っていた複数のユーザが互いに向き合わなくなったことや、ユーザが情報処理装置10の方向を向いていること、ユーザの口の動きがなくなったこと、などから保護対象発話が終了したことを判定することが可能である。
次に、制御部150は、ステップS4101において、保護対象発話の終了が推定されたか否かを判定する(S4102)。
ここで、保護対象発話の終了が推定されていない場合(S4102:NO)、制御部150は、音声保護モードを維持する(S4103)。
一方、保護対象発話が推定された場合(S4102:YES)、制御部150は、通常モードへの復帰を制御する(S4104)。
以上、本実施形態に係る音声保護モードから通常モードへの主体的な移行制御について説明した。続いて、本実施形態に係る情報処理装置10が所定時間の経過に基づいて音声保護モードから通常モードへの復帰を行う場合の制御の流れについて説明する。図14には、本実施形態に係る情報処理装置10が、所定時間の経過に基づいて音声保護モードから通常モードへの復帰を行う場合の流れが示されている。
図14を参照すると、制御部150は、音声保護モードへの移行後、所定時間が経過したか否かを判定する(S4201)。
ここで、所定時間が経過していない場合(S4201:NO)、制御部150はステップS4201に復帰し、上記の判定を繰り返し実行する。
一方、所定時間が経過している場合(S4201:YES)、制御部150は、所定時間後(例えば、10秒後)に通常モードへ復帰する旨を音声や視覚情報により出力させる(S4202)。
ここで、ユーザが非承認の意思を示した場合(S4202:非承認)、制御部150は、音声保護モードを維持する(S4203)。
一方、ユーザが承認の意思を示した場合、または所定時間が経過した場合(S4202:承認/時間経過)、制御部150は通常モードへと復帰する(S4204)。
続いて、本実施形態に係る情報処理装置10がユーザの指示に基づいて音声保護モードから通常モードへの復帰を行う場合の制御の流れについて説明する。
図15には、本実施形態に係る情報処理装置10がユーザの指示に基づいて音声保護モードから通常モードへ復帰する場合の流れが示されている。
図15を参照すると、まず、認識部140が、撮像センサ入力(I431)に基づいて、ジェスチャ認識処理を実行する(S4301)。
次に、制御部150は、ステップS430において、通常モードへの復帰を指示する復帰指示動作が認識されたか否か否かを判定する(S4302)。上記の復帰指示動作は、例えば、腕や指で丸を描くようなジェスチャや、指で耳を指すようなジェスチャであってもよい。
ここで、復帰指示動作が認識されていない場合(S4302:NO)、制御部150は、音声保護モードを維持する(S4303)。
一方、復帰指示動作が認識された場合(S4302:YES)、制御部150は、通常モードへの復帰を制御する(S4304)。
以上、本実施形態に係る音声保護モードから通常モードへの復帰制御の流れについて説明した。なお、上記では、ユーザの指示がジェスチャにより行われる場合の例を述べたが、本実施形態に係る制御部150は、例えば、情報処理装置10が備える各種のボタンや、スマートフォンなどの外部装置やアプリケーションを介したユーザ指示に基づいて通常モードへの復帰制御を行ってもよい。
以上、本実施形態に係るモード制御の流れについて説明した。次に、画像保護モードおよび音声保護モードにおける制御のバリエーションについて述べる。上述したように、本実施形態に係る制御部150は、情報保護モードにおいて、情報取得機能を完全に停止させる制御のほか、情報取得機能の一部を制限することで、プライバシーやセキュリティの保護、機能提供の継続、また通常モードへの復帰を実現することが可能である。
制御部150は、例えば、画像保護モードにおいては、複数の撮像部110のうち、保護対象行為が推定される方向を撮像する撮像部110のシャッターのみを物理的に閉じてもよいし、上記方向を撮像する撮像部110の機能のみを停止させタリーランプをオフにさせてもよい。
また、制御部150は、上述したように、ボケ画像を取得するよう撮像部110を制御してもよい。この際、制御部150は、すべての撮像部110にボケ画像を取得させてもよいし、保護対象行為が推定される方向を撮像する撮像部110のみにボケ画像を取得させてもよい。
また、画像認識処理が撮像部110により実行される場合、制御部150は、撮像部110が認識結果のみを出力するよう制御してもよい。この場合、例えば、第三者がネットワークを介して画像を不正に取得しようと試みても、画像が撮像部110内に留まることから、よりセキュリティ性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る制御部150は、情報保護モードが実行中であることを、種々の方法を用いて表出させる機能を有してよい。本実施形態に係る制御部150が有する上記の機能によれば、ユーザが情報保護モードが実行されていることを把握することができ、一層の安心感を得ることが可能となる。
図16は、本実施形態に係る画像保護モードの実行に係る表出の例を示す図である。図16には、表示部160がプロジェクション機能により視覚情報を投影する場合の例が示されている。
制御部150は、通常モード時においては、例えば、背景色を黒に設定して表示部160に投影させてもよい。この場合、制御部150は、表示例Aとして示すように、画像保護モードにおいては、背景色を通常モードとは異なる色に設定することで、画像保護モードが実行中であることをユーザに示してもよい。
また、制御部150は、例えば、表示例Bのように、画像保護モードが実行中である旨の文章を表示部160に明示的に表示させてもよい。また、制御部150は、上記文章を音声出力部170に音声として出力させてもよい。
また、制御部150は、例えば、表示例Cのように、一部の領域に係る撮像を制限して取得された画像P1を表示部160に表示させてもよい。図中では、制御部150が撮像部110a〜110cのうち、撮像部110bのシャッターを閉じた場合に取得される画像が例示されている。
また、制御部150は、例えば、表示例Dのように、機能制限を加えて取得させたボケ画像P2を表示部160に表示させてもよい。
また、制御部150は、例えば、表示例Eのように、複数の撮像部110に係る機能制限の有無をアイコンにより示してもよい。図中では、アイコンIC1〜IC3が、撮像部110a〜110cにそれぞれ対応し、制御部150が、撮像部110bの機能を制限している場合の一例が示されている。
以上、本実施形態に係る画像保護モードにおける制御のバリエーションについて説明した。なお、上記では、本実施形態に係る情報処理装置10が据え置き型のエージェント装置などである場合を主な例として説明したが、上述したように、本実施形態に係る情報処理装置10は、自律移動型のロボットなどであってもよい。この場合、本実施形態に係る情報処理装置10は、画像保護モードにおいて、物理動作を伴う種々の制御を行ってもよい。
図17は、本実施形態に係る情報処理装置10が自律移動体である場合の制御の一例を示す図である。図17の上段には、イヌ型のロボットである情報処理装置10と通常状態(保護対象行為を行っていない状態)のユーザUとが示されている
一方、図17の下段には、保護対象行為である着替え行為を行うユーザが示されている。この際、本実施形態に係る情報処理装置10は、例えば、図示するように、ユーザから目を背ける、すなわち撮像部110の画角にユーザUが含まれなくなるよう、動作してもよい。
また、ユーザUによる着替え行為が推定された場合、情報処理装置10は、例えば、目(撮像部110)を手で覆うなどして、ユーザの着替え行為に係る画像が取得されないよう動作してもよい。
このように、本実施形態に係る情報処理装置10は、情報保護モードにおいて、物理的動作によりプライバシーやセキュリティの保護を実現し、また情報保護モードが実行中であることを表現してもよい。
続いて、本実施形態に係る音声保護モードにおける制御のバリエーションについて説明する。
制御部150は、例えば、音声保護モードにおいて、マイクロフォンと外界とを繋ぐ孔を物理的に閉じる制御を行ってもよい。また、制御部150は、例えば、マイクロフォンの機能を停止させタリーランプをオフにする制御を行ってもよい。
また、制御部150は、例えば、取得された音声波形データにリバーブなどのフィルタ処理が施されるよう制御を行ってもよい。また、制御部150は、音圧や発話区間の認識結果のみを出力するよう音声入力部120を制御してもよい。
続いて、本実施形態に係る音声保護モードの実行に係る表出の例について説明する。図18は、本実施形態に係る音声保護モードの実行に係る表出の例を示す図である。
制御部150は、音声保護モードにおいて、例えば、画像保護モードの場合と同様に、背景色を通常モードとは異なる色に設定することで、音声保護モードが実行中であることをユーザに示してもよい。
また、制御部150は、例えば、表示例Aのように、音声保護モードの実行に係る文章を表示部160に表示させてもよい。図中では、音圧のみを取得している旨が表示部160により表示されている。また、音圧のみを取得する場合には、制御部150は、例えば、図中に示すようなインジケータIG1を用いて、取得されている音圧の大きさをユーザに示してもよい。
また、制御部150は、例えば、表示例Bのように、複数の音声入力部120に係る機能制限の有無をアイコンにより示してもよい。図中では、アイコンIC1およびIC2が、音声入力部120aおよび120bにそれぞれ対応し、制御部150が、音声入力部120aの機能を制限している場合の一例が示されている。
以上、本実施形態に係る画像保護モードおよび音声保護モードにおける制御について詳細に説明した。一方、本実施形態に係る情報保護モードには、画像保護モードや音声保護モードのほか、位置情報保護モードが含まれてもよい。
例えば、情報処理装置10がユーザが所持するスマートフォンやタブレットなどである場合、情報処理装置10は、ユーザの所在に係る位置情報を取得し、当該位置情報を種々の機能に用いることも想定される。
しかし、上記のような位置情報も、ユーザによっては、外部には知られたくない情報として認識される場合もある。また、ユーザ側のみではなく、例えば、企業や団体における機密の観点から、所定の場所を訪れるユーザに位置情報を取得してほしくないといった場合も想定される。
このため、本実施形態に係る制御部150は、上記のような場所を保護対象エリアとして取得し、保護対象エリアにおけるユーザの滞在が推定された場合には、位置情報保護モードへの移行を制御し、位置情報取得機能の少なくとも一部を制限してよい。この際、制御部150は、位置情報取得機能を完全に停止させてもよいし、保護対象エリアが特定できない程度に位置情報取得機能を制限してもよい。
図19は、本実施形態に係る位置情報保護モードへの移行制御の流れを示すフローチャートである。図19を参照すると、まず、認識部140が、位置情報入力(I511)に基づいて、保護対象エリアに係る判定処理を実行する(S5101)。この際、認識部140は、例えば、保護対象エリアの位置と現在位置が所定距離を下回る場合、保護対象エリアにおけるユーザの滞在が開始されたことを推定してもよい。なお、認識部140は、ユーザの明示的な指示に基づいて保護対象エリアを設定してもよいし、「明日の出張先は極秘なんだよね」などの発話に基づいて保護対象エリアを設定してもよい。また、認識部140は、企業や団体などにより位置情報の取得が禁止されている領域を保護対象エリアとして設定してもよい。
次に、制御部150は、ステップS5102において、保護対象エリアにおけるユーザの滞在が推定されたか否かを判定する(S5102)。
ここで、保護対象エリアにおけるユーザの滞在が推定されていない場合(S5102:NO)、制御部150は、通常モードを維持する(S5103)。
一方、保護対象エリアにおけるユーザの滞在が推定された場合(S5102:YES)、制御部150は、位置情報保護モードへの移行を制御する(S5104)。
以上、本実施形態に係る位置情報保護モードへの移行制御の流れについて説明した。なお、制御部150は、画像や音声などに基づきユーザが保護対象エリアを脱したことが推定された場合やユーザの明示的な指示があった場合には、位置情報保護モードから通常モードへの復帰制御を行ってよい。認識部140は、例えば、画像に基づいてユーザが帰宅したことを認識し、保護対象エリアにおけるユーザの滞在の終了を推定してもよい。また、認識部140は、例えば、「出張終わった」、「ただいま」などの発話に基づいて、保護対象エリアにおけるユーザの滞在が終了したことを推定してもよい。
以上、本実施形態に係る位置情報保護モードについて説明した。次に、本実施形態に係る保護対象行為の保護レベルに基づく制御について説明する。上記では、本実施形態に係る制御部150が情報保護モードにおいて種々の制御を行うことを述べた。
この際、本実施形態に係る制御部150は、例えば、保護対象行為の保護レベルに基づいて情報取得機能の制限内容を決定してもよい。
図20は、本実施形態に係る画像保護レベルに基づく画像取得機能の制限内容の例を示す図である。図20を参照すると、制御部150は、例えば、肌色領域認識によりユーザが裸でいることが推定された場合や、ユーザによる明示的な指示があった場合には、画像保護レベルを大とし、撮像センサや遠赤外線センサから出力が行われないよう制御してもよい。また、制御部150は、画像保護レベル大において、物理的なシャッターが閉鎖されるよう制御してもよい。
また、制御部150は、例えば、着替え認識により着替え行為の開始が推定された場合や、「着替えなさい」などの発話が認識された場合には、画像保護レベルを中とし、撮像センサからボケ画像や解像度の低い画像のみが出力されるよう制御してもよい。また、制御部150は、画像保護レベル中においては、遠赤外線センサの機能制限は行わなくてもよい。
また、制御部150は、例えば、情報処理装置10が自律移動型のロボットであり、情報処理装置10がスカートを着用したユーザの足元でユーザを見上げる動作が認識された場合には、画像保護レベルを小とし、撮像センサの一部領域のみを遮蔽させたりぼかし効果を付与させる、などの制御を行ってもよい。また、制御部150は、画像保護レベル小においては、遠赤外線センサの機能制限は行わなくてもよい。また、制御部150は、画像保護レベル小においては、クラウド上に設置される外部装置などに画像が送信されないよう制御を行う。
図21は、本実施形態に係る音声保護レベルに基づく音声取得機能の制限内容の例を示す図である。図21を参照すると、制御部150は、例えば、ユーザの明示的な指示が認識された場合や、パスワードなどの機微情報を含む発話が認識された場合、また表示部160が表示するWebサイトなどにおいて機微情報を入力するフィールドが存在する場合には、音声保護レベルを大とし、マイクロフォンの機能を完全に停止させたり、音圧のみが取得されるよう制御を行ってもよい。
また、制御部150は、プライベートやセキュリティに係る話題を含む発話が認識された場合には、音声保護レベルを中とし、取得された音声波形にフィルタ処理が施されるよう制御を行ってもよい。上記プライベートに係る話題としては、例えば、「DさんとEさんは仲が悪い」、「Eさんは、Fさんが好きなようだ」などの交友関係に係る話題が含まれてもよい。また、上記セキュリティに係る話題には、例えば、社外秘情報や、給与や預金額などに関する情報を含む話題が含まれてもよい。
また、制御部150は、夫婦間などの口論が認識された場合などには、音声保護レベルを小とし、取得された音声がクラウド上に設置される外部装置などに送信されないよう制御を行ってもよい。
図22は、本実施形態に係る位置情報保護レベルに基づく位置情報取得機能の制限内容の例を示す図である。図22を参照すると、制御部150は、例えば、ユーザが極秘の業務を遂行中であることが推定された場合や、建物や場所などに環境が位置情報の取得を禁止していることが認識された場合には、位置情報保護レベルを大とし、GNSS信号受信装置などの位置情報取得センサの機能を完全に停止させてもよい。
また、制御部150は、例えば、ユーザが飲食店や宿泊施設などプライベートに係る場所にいることが認識された場合には、位置情報保護レベルを中とし、位置情報取得の精度が100km程度となるように制御を行ってもよいし、位置情報を更新する頻度が15分程度となるよう制御を行ってもよい。
また、制御部150は、例えば、位置情報がユーザまたはユーザの近親者以外の人物に通知されようとしていることが認識された場合には、位置情報保護レベルを小とし、位置情報取得の精度が1km程度となるよう制御を行ってもよいし、位置情報を更新する頻度が5分程度となるよう制御を行ってもよい。
<<1.4.画像保護モードの実行中におけるユーザ識別>>
次に、本実施形態に係る画像保護モードの実行中におけるユーザ識別手法について説明する。情報処理装置10が撮像部110と音声入力部120の両方を備える場合、通常、ユーザの識別には画像を用いた顔識別が用いられる場合が多い。
しかし、本実施形態に係る画像保護モードの実行中には、画像取得機能が制限されるため、通常モード時のような画像によるユーザ識別が困難となる。
このため、本実施形態に係る認識部140は、実行中のモードに基づいて、ユーザ識別手法を動的に切り替えることができてよい。
図23は、本実施形態に係る実行モードに基づくユーザ識別手法の切り替えについて説明するための図である。図23の上段には、通常状態(保護対象行為を行っていない状態)のユーザUが示されている。
この際、本実施形態に係る制御部150は、通常モードを設定し、認識部140は、制限されていない画像取得機能により取得された画像から顔特徴量を抽出し、予め登録されたユーザの顔特徴量と比較することで、ユーザを識別する。
一方、図23の下段には、着替え行為を行うユーザUが示されている。この際、本実施形態に係る制御部150は、画像保護モードを設定し、認識部140は、ユーザの発話UO1から音声特徴量を抽出し、予め登録されたユーザの音声特徴量と比較することで、ユーザを識別することができる。
このように、本実施形態に係る認識部140によれば、実行中のモードに応じてユーザ識別に用いる手法を動的に切り替えることができ、画像保護モードの実行中においてもユーザを精度高く識別することが可能となる。
なお、登録された音声特徴量は、経年劣化や環境変化などによりユーザの現時点の音声特徴量と乖離していくため、精度の高い話者識別を実現するためには、音声特徴量の登録を頻繁に行ってもらうことが望ましい。
しかし、音声特徴量の登録はユーザにとって負担の掛かる作業であることから、できる限り自動で行われることが望ましい。
このため、本実施形態に係る認識部140は、ユーザ識別に用いる特徴量を自動的に獲得し、更新する機能を有してよい。具体的には、本実施形態に係る認識部140は、通常モードの実行時において顔特徴量に基づくユーザ識別を行う場合であっても、音声特徴量を自動的に抽出し更新してよい。
本実施形態に係る認識部140が有する上記の機能によれば、画像保護モード時において、通常モード時に自動で獲得、更新された音声特徴量を用いることが可能となり、精度の高い話者識別を実現することができる。なお、本実施形態に係る認識部140は、音声特徴量に加え、顔特徴量の自動獲得および更新を行ってもよい。以上説明したように、本実施形態に係る認識部140によれば、画像取得機能が制限される場合であっても、精度高くユーザを識別することが可能となる。
<2.ハードウェア構成例>
次に、本開示の一実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成例について説明する。図24は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。図24を参照すると、情報処理装置10は、例えば、プロセッサ871と、ROM872と、RAM873と、ホストバス874と、ブリッジ875と、外部バス876と、インターフェース877と、入力装置878と、出力装置879と、ストレージ880と、ドライブ881と、接続ポート882と、通信装置883と、を有する。なお、ここで示すハードウェア構成は一例であり、構成要素の一部が省略されてもよい。また、ここで示される構成要素以外の構成要素をさらに含んでもよい。
(プロセッサ871)
プロセッサ871は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM872、RAM873、ストレージ880、又はリムーバブル記録媒体901に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。
(ROM872、RAM873)
ROM872は、プロセッサ871に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する手段である。RAM873には、例えば、プロセッサ871に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等が一時的又は永続的に格納される。
(ホストバス874、ブリッジ875、外部バス876、インターフェース877)
プロセッサ871、ROM872、RAM873は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス874を介して相互に接続される。一方、ホストバス874は、例えば、ブリッジ875を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス876に接続される。また、外部バス876は、インターフェース877を介して種々の構成要素と接続される。
(入力装置878)
入力装置878には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、及びレバー等が用いられる。さらに、入力装置878としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。また、入力装置878には、マイクロフォンなどの音声入力装置が含まれる。
(出力装置879)
出力装置879は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD、又は有機EL等のディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。また、本開示に係る出力装置879は、触覚刺激を出力することが可能な種々の振動デバイスを含む。
(ストレージ880)
ストレージ880は、各種のデータを格納するための装置である。ストレージ880としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられる。
(ドライブ881)
ドライブ881は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体901に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体901に情報を書き込む装置である。
(リムーバブル記録媒体901)
リムーバブル記録媒体901は、例えば、DVDメディア、Blu−ray(登録商標)メディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディア等である。もちろん、リムーバブル記録媒体901は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、又は電子機器等であってもよい。
(接続ポート882)
接続ポート882は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器902を接続するためのポートである。
(外部接続機器902)
外部接続機器902は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。
(通信装置883)
通信装置883は、ネットワークに接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。
<3.まとめ>
以上説明したように、本開示の一実施形態に係る情報処理装置10は、ユーザの状態に係る情報を取得する情報取得機能を制御する制御部150を備える。また、本開示の一実施形態に係る制御部150は、ユーザによる保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、情報取得機能の少なくとも一部を制限する情報保護モードへの移行を制御すること、を特徴の一つとする。係る構成によれば、エージェント機能の利用において、情報取得に係るユーザの心理的不安を軽減することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
また、コンピュータに内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、情報処理装置10が有する構成と同等の機能を発揮させるためのプログラムも作成可能であり、当該プログラムを記録した、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も提供され得る。
また、本明細書の情報処理装置10の処理に係る各ステップは、必ずしもフローチャートに記載された順序に沿って時系列に処理される必要はない。例えば、情報処理装置10の処理に係る各ステップは、フローチャートに記載された順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
ユーザの状態に係る情報を取得する情報取得機能を制御する制御部、
を備え、
前記制御部は、前記ユーザによる保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記情報取得機能の少なくとも一部を制限する情報保護モードへの移行を制御する、
情報処理装置。
(2)
前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記保護対象行為に係る情報の取得精度が低下するよう前記情報取得機能を制御する、
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記保護対象行為または前記ユーザのうち少なくともいずれかが特定できない程度に、前記保護対象行為に係る情報の取得精度を低下させる、
前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記保護対象行為に係る情報の取得を停止させる、
前記(1)に記載の情報処理装置。
(5)
前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記保護対象行為の保護レベルに基づいて、前記情報取得機能の制限内容を決定する、
前記(1)〜(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)
前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記保護対象行為の終了が推定されたことに基づいて、前記情報取得機能を制限しない通常モードへの復帰を制御する、
前記(1)〜(5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(7)
前記情報取得機能は、画像取得機能、音声取得機能、または位置情報取得機能のうち少なくともいずれかを含む、
前記(1)〜(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
前記情報保護モードは、画像保護モードを含み、
前記制御部は、前記保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記画像保護モードへの移行を制御し、前記画像保護モードにおいて、画像取得機能の少なくとも一部を制限する、
前記(1)〜(7)のいずれかに記載の情報処理装置。
(9)
前記保護対象行為は、前記ユーザによる着替え行為を少なくとも含み、
前記制御部は、前記着替え行為の開始が推定されたことに基づいて、前記着替え行為または前記ユーザのうち少なくともいずれかが特定できない程度に前記画像取得機能を制限する、
前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
前記情報保護モードは、音声保護モードを含み、
前記制御部は、前記保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記音声保護モードへの移行を制御し、前記音声保護モードにおいて、音声取得機能の少なくとも一部を制限する、
前記(1)〜(9)のいずれかに記載の情報処理装置。
(11)
前記保護対象行為は、前記ユーザによる保護対象発話を含み、
前記制御部は、前記保護対象発話の開始が推定されたことに基づいて、前記保護対象発話の内容が特定できない程度に前記音声取得機能の少なくとも一部を制限する、
前記(10)に記載の情報処理装置。
(12)
前記情報保護モードは、位置情報保護モードを含み、
前記制御部は、前記保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記位置情報保護モードへの移行を制御し、前記位置情報保護モードにおいて、位置情報取得機能の少なくとも一部を制限する、
前記(1)〜(11)のいずれかに記載の情報処理装置。
(13)
前記保護対象行為は、保護対象エリアにおける前記ユーザの滞在を含み、
前記制御部は、前記保護対象エリアにおける前記ユーザの滞在の開始が推定されたことに基づいて、前記保護対象エリアが特定できない程度に前記位置情報取得機能の少なくとも一部を制限する、
前記(12)に記載の情報処理装置。
(14)
前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記情報保護モードの実行に係る表出を制御する、
前記(1)〜(13)のいずれかに記載の情報処理装置。
(15)
前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記情報保護モードが実行中であることを、音声または視覚情報を用いて前記ユーザに通知させる、
前記(14)に記載の情報処理装置。
(16)
前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記情報保護モードが実行中であることを、物理動作により表現させる、
前記(14)または(15)に記載の情報処理装置。
(17)
前記ユーザの状態に係る情報に基づいて、前記保護対象行為の開始または終了を推定する認識部、
をさらに備える、
前記(1)〜(16)のいずれかに記載の情報処理装置。
(18)
前記認識部は、前記情報保護モードにおいて、前記情報取得機能の残存機能により取得された情報に基づいて、前記保護対象行為の終了を推定する、
前記(17)に記載の情報処理装置。
(19)
前記認識部は、前記ユーザの指示に基づいて、前記保護対象行為の開始または終了を検出する、
前記(17)または(18)に記載の情報処理装置。
(20)
プロセッサが、ユーザの状態に係る情報を取得する情報取得機能を制御すること、
を含み、
前記制御することは、前記ユーザによる保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記情報取得機能の少なくとも一部を制限する情報保護モードへの移行を制御すること、
をさらに含む、
情報処理方法。
10 情報処理装置
110 撮像部
120 音声入力部
130 センサ部
140 認識部
150 制御部
160 表示部
170 音声出力部

Claims (20)

  1. ユーザの状態に係る情報を取得する情報取得機能を制御する制御部、
    を備え、
    前記制御部は、前記ユーザによる保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記情報取得機能の少なくとも一部を制限する情報保護モードへの移行を制御する、
    情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記保護対象行為に係る情報の取得精度が低下するよう前記情報取得機能を制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記保護対象行為または前記ユーザのうち少なくともいずれかが特定できない程度に、前記保護対象行為に係る情報の取得精度を低下させる、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記保護対象行為に係る情報の取得を停止させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記保護対象行為の保護レベルに基づいて、前記情報取得機能の制限内容を決定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記保護対象行為の終了が推定されたことに基づいて、前記情報取得機能を制限しない通常モードへの復帰を制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報取得機能は、画像取得機能、音声取得機能、または位置情報取得機能のうち少なくともいずれかを含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報保護モードは、画像保護モードを含み、
    前記制御部は、前記保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記画像保護モードへの移行を制御し、前記画像保護モードにおいて、画像取得機能の少なくとも一部を制限する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記保護対象行為は、前記ユーザによる着替え行為を少なくとも含み、
    前記制御部は、前記着替え行為の開始が推定されたことに基づいて、前記着替え行為または前記ユーザのうち少なくともいずれかが特定できない程度に前記画像取得機能を制限する、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記情報保護モードは、音声保護モードを含み、
    前記制御部は、前記保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記音声保護モードへの移行を制御し、前記音声保護モードにおいて、音声取得機能の少なくとも一部を制限する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記保護対象行為は、前記ユーザによる保護対象発話を含み、
    前記制御部は、前記保護対象発話の開始が推定されたことに基づいて、前記保護対象発話の内容が特定できない程度に前記音声取得機能の少なくとも一部を制限する、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記情報保護モードは、位置情報保護モードを含み、
    前記制御部は、前記保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記位置情報保護モードへの移行を制御し、前記位置情報保護モードにおいて、位置情報取得機能の少なくとも一部を制限する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記保護対象行為は、保護対象エリアにおける前記ユーザの滞在を含み、
    前記制御部は、前記保護対象エリアにおける前記ユーザの滞在の開始が推定されたことに基づいて、前記保護対象エリアが特定できない程度に前記位置情報取得機能の少なくとも一部を制限する、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記情報保護モードの実行に係る表出を制御する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記情報保護モードが実行中であることを、音声または視覚情報を用いて前記ユーザに通知させる、
    請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記制御部は、前記情報保護モードにおいて、前記情報保護モードが実行中であることを、物理動作により表現させる、
    請求項14に記載の情報処理装置。
  17. 前記ユーザの状態に係る情報に基づいて、前記保護対象行為の開始または終了を推定する認識部、
    をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  18. 前記認識部は、前記情報保護モードにおいて、前記情報取得機能の残存機能により取得された情報に基づいて、前記保護対象行為の終了を推定する、
    請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 前記認識部は、前記ユーザの指示に基づいて、前記保護対象行為の開始または終了を検出する、
    請求項17に記載の情報処理装置。
  20. プロセッサが、ユーザの状態に係る情報を取得する情報取得機能を制御すること、
    を含み、
    前記制御することは、前記ユーザによる保護対象行為の開始が推定されたことに基づいて、前記情報取得機能の少なくとも一部を制限する情報保護モードへの移行を制御すること、
    をさらに含む、
    情報処理方法。
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