JP2017003351A - センサ取付用部材 - Google Patents

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清隆 澤山
Kiyotaka Sawayama
清隆 澤山
飯田 照幸
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Abstract

【課題】 センサの嵌め込みが容易であると共に、パイプ取り付け時に強固にセンサを挟持可能なセンサ取付用部材を提供すること。【解決手段】 センサ2をパイプに取り付けるセンサ取付用部材1であって、互いに対向する一対の挟持体部4と、一対の挟持体部を連結する弾性を有した連結部とを備え、一対の挟持体部の連結部を境にした一方側がセンサを挟持可能な一対のセンサ挟持部6とされていると共に、他方側がパイプを挟持可能な一対のパイプ挟持部7とされ、一対のパイプ挟持部の間隔を狭めた際に、連結部を支点にして一対のセンサ挟持部の間隔がセンサを挿入可能に広がると共に、一対のパイプ挟持部の間にパイプが嵌め込まれてその間隔が広がると、連結部を支点にして一対のセンサ挟持部の間隔が一対のセンサ挟持部でセンサを挟持可能に狭まる。【選択図】 図1

Description

本発明は、温度センサ等のセンサを熱交換器のパイプに取り付けるために用いられるセンサ取付用部材に関する。
一般に、エアコンディショナー等の熱交換器に用いられる熱交換媒体流通用のパイプには、サーミスタ素子を用いた温度センサが取り付けられ、温度管理が行われている。
従来、このようなパイプにセンサを取り付ける部材として、例えば特許文献1には、弾性を有する薄金属板により形成され、半円弧部内にセンサを嵌合させると共に、パイプ半円弧取付部内にパイプを嵌合させ、パイプとセンサとを密着させるエアコン等の温度センサ取付具が提案されている。
また、特許文献2には、金属板から一体的に形成され、中央にセンサが挿入されるコ字型方形部と、パイプが嵌め込まれる円弧部とを有するセンサ固定用金具が提案されている。
さらに、特許文献3には、温度センサを保持するセンサ保持部と、パイプに着脱自在に装着される取付部と、センサ保持部と取付部とを一体に連結する連結部を備え、センサ保持部、取付部及び連結部をそれぞれ少なくとも2つに分割し、分割したものの少なくとも一部を固定手段により一体に接合したセンサ取付具が提案されている。
特開2000−9545号公報 特開2005−147454号公報 特開2003−148839号公報
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
すなわち、特許文献1及び2に記載の技術では、センサを取り付ける構造部とパイプを取り付ける構造部とが分離されていないため、パイプ半円弧取付部を広げてパイプを取り付ける時に、センサを嵌め込んだ部分が緩んでセンサが外れてしまうおそれがあるという問題があった。また、特許文献3に記載の技術では、センサを取り付ける構造部とパイプを取り付ける構造部とが分離されているが、強固にセンサを挟持するためにセンサを保持する部分のバネ性を高く設定しており、センサを嵌め込む際に保持部を広げる強い力が必要になってセンサが取り付け難く、作業性が低くなってしまう不都合があった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、センサの嵌め込みが容易であると共に、パイプ取り付け時に強固にセンサを挟持可能なセンサ取付用部材を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明に係るセンサ取付用部材は、センサをパイプに取り付けるセンサ取付用部材であって、互いに対向する一対の挟持体部と、両端が一対の前記挟持体部の中間部分に接続され一対の前記挟持体部を連結する弾性を有した連結部とを備え、一対の前記挟持体部の前記連結部を境にした一方側が前記センサを挟持可能な一対のセンサ挟持部とされていると共に、他方側が前記パイプを挟持可能な一対のパイプ挟持部とされ、一対の前記パイプ挟持部の間隔を狭めた際に、前記連結部を支点にして一対の前記センサ挟持部の間隔が前記センサを挿入可能に広がると共に、一対の前記パイプ挟持部の間に前記パイプが嵌め込まれてその間隔が広がると、前記連結部を支点にして一対の前記センサ挟持部の間隔が一対の前記センサ挟持部で前記センサを挟持可能に狭まることを特徴とする。
本発明のセンサ取付用部材では、一対のパイプ挟持部の間隔を狭めた際に、連結部を支点にして一対のセンサ挟持部の間隔がセンサを挿入可能に広がると共に、一対のパイプ挟持部の間隔を広げた際に、連結部を支点にして一対のセンサ挟持部の間隔が挿入されたセンサを挟持可能に狭まるので、パイプが嵌め込まれると一対のセンサ挟持部がより強く締まることで、パイプ取り付け時にセンサが外れることが無く、センサを強固に挟持することができる。特に、パイプの外径がセンサの外径より大きいと、センサ挟持部よりパイプ挟持部が長くなり、てこの原理によって、より強くセンサを挟持することができる。また、一対のパイプ挟持部の間隔を指で摘まんで狭めることで、一対のセンサ挟持部を広げることができ、取り付け作業性に優れている。特に、一対のセンサ挟持部を広げる力が連結部の弾性力だけで決まるため、容易にセンサを嵌め込むことができる。
第2の発明に係るセンサ取付用部材は、第1の発明において、前記センサ挟持部が、内側に突出して前記センサの両端に当接する一対の位置決め用凸部を有していることを特徴とする。
すなわち、このセンサ取付用部材では、センサ挟持部が、内側に突出してセンサの両端に当接する一対の位置決め用凸部を有しているので、一対のセンサ挟持部の間に挿入されたセンサを一対のセンサ挟持部で両側から挟み込んだ状態で、センサの前後を位置決め用凸部で係止して位置決めすることができ、位置ずれを防止することができる。
第3の発明に係るセンサ取付用部材は、第1又は第2の発明において、全体が樹脂で一体成形されていることを特徴とする。
すなわち、このセンサ取付用部材では、全体が樹脂で一体成形されているので、センサ形状やパイプ形状に対応して多様な形状とすることが可能である。
第4の発明に係るセンサ取付用部材は、第1又は第2の発明において、全体が金属板で一体的に形成されていることを特徴とする。
すなわち、このセンサ取付用部材では、全体が金属板で一体的に形成されているので、パイプの熱を効率的にセンサに伝導させることができる。
第5の発明に係るセンサ取付用部材は、第1から第4の発明のいずれかにおいて、前記パイプ挟持部の端部が外側に屈曲又は湾曲していることを特徴とする。
すなわち、このセンサ取付用部材では、パイプ挟持部の端部が外側に屈曲又は湾曲しているので、一対のパイプ挟持部の端部を指で押し易くなり、容易に反対側の一対のセンサ挟持部を広げてセンサを取り付けることができる。
第6の発明に係るセンサ取付用部材は、第1から第5の発明のいずれかにおいて、前記センサが、サーミスタ素子を内蔵した円柱状の温度センサであることを特徴とする。
すなわち、このセンサ取付用部材では、センサが、サーミスタ素子を内蔵した円柱状の温度センサであるので、温度センサを容易にかつ強固にパイプに取り付けることができ、パイプの温度測定を正確に行うことができる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係るセンサ取付用部材によれば、一対のセンサ挟持部の間にセンサを配した状態で、一対のパイプ挟持部の間にパイプを嵌め込んで一対のパイプ挟持部の間隔が広がると、一対のセンサ挟持部がセンサを挟み込むので、パイプ取り付け時にセンサが外れることが無く、センサを強固に挟持することができると共に、取り付け作業性に優れている。
したがって、温度センサ等を高い作業性をもって取り付け可能であると共に、温度センサ等を熱交換器等のパイプにしっかり取り付けできることで、温度測定の高い信頼性を得ることができる。
本発明に係るセンサ取付用部材の第1実施形態を示す先端側側方から見た斜視図である。 第1実施形態において、センサ取付用部材を先端側から見た斜視図である。 第1実施形態において、センサ取付用部材を後端側側方から見た斜視図である。 第1実施形態において、センサの取り付け及びパイプへの取り付けを工程順に簡略的に図示した説明図である。 本発明に係るセンサ取付用部材の第2実施形態を示す先端側側方から見た斜視図である。 第2実施形態において、センサ取付用部材を先端側から見た斜視図である。 第2実施形態において、センサ取付用部材を後端側側方から見た斜視図である。 第2実施形態において、センサ取付用部材を側方から見た斜視図である。 第2実施形態において、センサ取付用部材を後端側から見た斜視図である。 本発明に係るセンサ取付用部材の第3実施形態を示す側方から見た斜視図である。 第3実施形態において、センサ取付用部材を先端側から見た斜視図である。
以下、本発明に係るセンサ取付用部材の第1実施形態を、図1から図4を参照しながら説明する。
本実施形態のセンサ取付用部材1は、図1から図4に示すように、センサ2をパイプ3に取り付けるセンサ取付用部材であって、互いに対向する一対の挟持体部4と、両端が一対の挟持体部4の中間部分に接続され一対の挟持体部4を連結する弾性を有した連結部5とを備えている。
一対の挟持体部4の連結部5を境にした一方側がセンサ2を挟持可能な一対のセンサ挟持部6とされていると共に、他方側がパイプ3を挟持可能な一対のパイプ挟持部7とされている。
なお、本実施形態では、各図において連結部5の上側をセンサ挟持部6が設けられる一方側とし、連結部5の下側をパイプ挟持部7が設けられる他方側としている。
また、上記センサ挟持部6は、内側に突出してセンサ2の両端に当接する一対の位置決め用凸部6aを有している。これらの位置決め用凸部6aは、センサ2の軸方向の位置決めを行っている。
上記パイプ挟持部7の端部7aは、外側に屈曲又は湾曲している。
なお、本実施形態のセンサ取付用部材1は、全体が樹脂で一体成形されている。
上記センサ2は、チップ状又はフレーク状等のサーミスタ素子(図示略)を内蔵した円柱状の温度センサであり、例えばサーミスタ素子を樹脂材料で封止する封止材2aと、封止材2aを収納し内部が樹脂で充填された筒状部材2bと、サーミスタ素子に先端が接続された一対のリード線2cとを備えている。
上記筒状部材2bは、金属製又は樹脂製であり、例えばアルミニウム、銅、真鍮、ステンレス等の金属製の略円筒状保護管等が採用可能である。
上記一対のセンサ挟持部6は、センサ2を挟持した状態で円筒状部材2bの外周面に沿って先端側が内側に湾曲していると共に互いに円筒状部材2bの軸方向に離間し円筒状部材2bの先端部と後端部とに当接する2つのセンサ当接部6cをそれぞれ有している。なお、一対のセンサ挟持部6の一方は、挟持したセンサ2の先端側に配されたセンサ当接部6cに位置決め用凸部6aが設けられ、他方が、挟持したセンサ2の後端側に配されたセンサ当接部6cに位置決め用凸部6aが設けられている。
また、後端側の位置決め用凸部6aには、リード線2cを通すための凹部6dが形成されている。
上記連結部5は、中央部分が両端部よりも薄く形成された板状部であり、上面(一方側)が筒状部材2bの外周面に沿った断面円弧状の凹曲面とされていると共に、下面(他方側)がパイプの外周面に沿った断面円弧状の凹曲面とされている。
一対のセンサ挟持部6は、筒状部材2bの外周面の下側に沿って形成された外周面支持部6bをそれぞれ有している。外周面支持部6bは、連結部5の上面に連続して筒状部材2bの外周面の下側を支持可能な凹曲面を上面に有している。
すなわち、センサ2は、一対のセンサ挟持部6に挟持された際に、センサ当接部6c、連結部5の上面及び外周面支持部6bの上面に支持されて固定される。
上記一対のパイプ挟持部7は、パイプ3を嵌め込んだ状態で連結部5の反対側に位置して内側に向けて突出した突出部7bをそれぞれ有している。
すなわち、パイプ3は、一対のパイプ挟持部7に嵌め込まれて挟持された際に、一対の突出部7b及び連結部5の下面に支持されて固定される。なお、突出部7bは、パイプ3の外周面に沿った当接面を有している。
本実施形態では、図4の(b)に示すように、一対のパイプ挟持部7の間隔を狭めた際に、連結部5を支点にして一対のセンサ挟持部6の間隔がセンサ2を挿入可能に広がると共に、一対のパイプ挟持部7の間にパイプ3が嵌め込まれてその間隔が広がると、連結部5を支点にして一対のセンサ挟持部6の間隔が一対のセンサ挟持部6でセンサ2を挟持可能に狭まる。
すなわち、図4の(a)に示すように、何も挟持していない状態から、図4の(b)に示すように、一対のパイプ挟持部7の間隔を狭めた際に、連結部5を支点にして一対のセンサ挟持部6の間隔が広がる。そして、図4の(c)に示すように、広がったセンサ挟持部6の間にセンサ2を押し込んで嵌め込む。次に、図4の(d)に示すように、一対のパイプ挟持部7の間にパイプ3を押し込む。このとき、一対のパイプ挟持部7が広げられたために、一対のセンサ挟持部6の間隔は逆に狭まると共に、弾性を有する連結部5が撓むことで、センサ2が外れることはない。そして、図4の(e)に示すように、一対のパイプ挟持部7の間にパイプ3を嵌め込むことでパイプ3が挟持され、センサ2をセンサ取付用部材1によってパイプ3に取り付けることができる。
このように本実施形態のセンサ取付用部材1では、一対のセンサ挟持部6の間にセンサ2を配した状態で、一対のパイプ挟持部7の間にパイプ3を嵌め込んで一対のパイプ挟持部7の間隔が広がると、一対のセンサ挟持部6がセンサ2を挟み込むので、パイプ3が嵌め込まれると一対のセンサ挟持部6がより強く締まることで、パイプ3取り付け時にセンサ2が外れることが無く、センサ2を強固に挟持することができる。
特に、パイプ3の外径がセンサ2の外径より大きいと、センサ挟持部6よりパイプ挟持部7が長くなり、てこの原理によって、より強くセンサ2を挟持することができる。また、一対のパイプ挟持部7の間隔を指で摘まんで狭めることで、一対のセンサ挟持部6を広げることができ、取り付け作業性に優れている。特に、一対のセンサ挟持部6を広げる力が連結部5の弾性力だけで決まるため、容易にセンサ2を嵌め込むことができる。
また、センサ挟持部6が、内側に突出してセンサ2の両端に当接する一対の位置決め用凸部6aを有しているので、一対のセンサ挟持部6の間に挿入されたセンサ2を一対のセンサ挟持部6で両側から挟み込んだ状態で、センサ2の前後を位置決め用凸部6aで係止して位置決めすることができ、位置ずれを防止することができる。
また、全体が樹脂で一体成形されているので、センサ形状やパイプ形状に対応して多様な形状とすることが可能である。
さらに、パイプ挟持部7の端部7aが外側に屈曲又は湾曲しているので、一対のパイプ挟持部7の端部7aを指で押し易くなり、容易に反対側の一対のセンサ挟持部6を広げてセンサ2を取り付けることができる。
したがって、センサ2を、サーミスタ素子を内蔵した円柱状の温度センサとすることで、温度センサを容易にかつ強固にパイプ3に取り付けることができ、パイプ3の温度測定を正確に行うことができる。
次に、本発明に係るセンサ取付用部材の第2及び第3実施形態について、図5から図11を参照して以下に説明する。なお、以下の各実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、一対の挟持体部4が略同一形状であるのに対し、第2実施形態のセンサ取付用部材21は、図5から図9に示すように、一対の挟持体部24A,24Bが異なる形状となっている点である。すなわち、第2実施形態では、一方の挟持体部24Aが、他方の挟持体部24Bよりも幅広に形成されている。
また、一方の挟持体部24Aの両端部に筒状部材2bの両端の外周面に当接するセンサ当接部26cが形成されている。また、他方の挟持体部24Bには、筒状部材2bの中央部の外周面に沿ってセンサ当接部26cの反対側に形成された外周面支持部26bを有している。
すなわち、センサ2は、一対の挟持体部24A,24Bに挟持された際に、2つのセンサ当接部26c、連結部25の上面及び外周面支持部26bに支持されて固定される。
また、各センサ当接部26cには、位置決め用凸部26aが形成されている。すなわち、一方の挟持体部24Aだけに一対の位置決め用凸部26aが形成され、他方の挟持体部24Bには、位置決め用凸部が形成されていない。
なお、後端側の位置決め用凸部26aには、リード線2cを通すための凹部26dが形成されている。
また、一方の挟持体部24Aのパイプ挟持部27Aには、互いにパイプ3の軸方向に離間した一対の突出部27bが形成され、他方の挟持体部24Bのパイプ挟持部27Bには、側面視で一対の突出部27bの間に配された1つの突出部27bが形成されている。
すなわち、パイプ3は、一対のパイプ挟持部27A,27Bに挟持された際に、3つの突出部27bと連結部25の下面とに支持されて固定される。
このように第2実施形態のセンサ取付用部材21では、第1実施形態と同様に、一対のセンサ挟持部26A,26Bの間にセンサ2を配した状態で、一対のパイプ挟持部27A,27Bの間にパイプ3を嵌め込んで一対のパイプ挟持部27A,27Bの間隔が広がると、連結部25を支点として、一対のセンサ挟持部26A,26Bがセンサ2を挟み込むので、パイプ3が嵌め込まれると一対のセンサ挟持部26A,26Bがより強く締まることで、パイプ3取り付け時にセンサ2が外れることが無く、センサ2を強固に挟持することができる。
次に、第3実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、全体が樹脂で一体成形されているのに対し、第3実施形態のセンサ取付用部材31は、図10及び図11に示すように、全体が金属板で一体的に形成されている点である。すなわち、第3実施形態のセンサ取付用部材31は、一枚の薄い金属板を曲げて構成されている。
一方のセンサ挟持部36Aは、連結部35の先端側に形成されており、他方のセンサ挟持部36Bは、連結部35の後端側に形成されている。
一方のセンサ挟持部36Aは、筒状部材2bの外周面の先端側に沿って形成されたセンサ当接部36cを有し、他方のセンサ挟持部36Bは、筒状部材2bの外周面の後端側に沿って形成されたセンサ当接部36cを有している。これらセンサ当接部36cには、筒状部材2bの端部に当接する一対の位置決め用凸部36aがそれぞれ形成されている。
一対のセンサ当接部36cは、センサ挟持部36Aの上部に断面半円状に延在して設けられている。すなわち、一対のセンサ当接部36cは、筒状部材2bの先端部と後端部とを支持している。
第3実施形態では、センサ2を取り付ける際、一方のセンサ当接部36cの側方の開口部からセンサ2の先端部を嵌め込むと共に、他方のセンサ当接部36cの側方の開口部からセンサ2の後端部を嵌め込むことで、一対のセンサ挟持部36A,36B内にセンサ2を挿入することができる。
上部連結部35は、嵌め込まれるパイプ3の外周面形状に沿って断面円弧板状に形成されている。
また、一対のパイプ挟持部37A,37Bは、嵌め込まれるパイプ3の外周面形状に沿って断面円弧板状に形成されている。さらに、一対のパイプ挟持部37A,37Bの端部37aは、外側に向けて屈曲している。
また、一対の挟持体部34A,34Bのパイプ挟持部37A,37Bには、互いに対向してパイプ3の軸方向に沿って延在した突出部37bがそれぞれ形成されている。
すなわち、パイプ3は、一対のパイプ挟持部37A,37Bに挟持された際に、一対の突出部27bと連結部35の下面とに支持されて固定される。
このように第3実施形態のセンサ取付部材31では、全体が金属板で一体的に形成されているので、樹脂よりも熱伝導性が高い金属板によってパイプ3の熱を効率的にセンサ2に伝導させることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1,21,31…センサ取付用部材、2…センサ、3…パイプ、4,24A,24B,34A,34B…挟持体部、5,25,35…連結部、6,26A,26B,36A,36B…センサ挟持部、6a,26a,36a…位置決め用凸部、7,27A,27B,37A,37B…パイプ挟持部

Claims (6)

  1. センサをパイプに取り付けるセンサ取付用部材であって、
    互いに対向する一対の挟持体部と、
    両端が一対の前記挟持体部の中間部分に接続され一対の前記挟持体部を連結する弾性を有した連結部とを備え、
    一対の前記挟持体部の前記連結部を境にした一方側が前記センサを挟持可能な一対のセンサ挟持部とされていると共に、他方側が前記パイプを挟持可能な一対のパイプ挟持部とされ、
    一対の前記パイプ挟持部の間隔を狭めた際に、前記連結部を支点にして一対の前記センサ挟持部の間隔が前記センサを挿入可能に広がると共に、一対の前記パイプ挟持部の間に前記パイプが嵌め込まれてその間隔が広がると、前記連結部を支点にして一対の前記センサ挟持部の間隔が一対の前記センサ挟持部で前記センサを挟持可能に狭まることを特徴とするセンサ取付用部材。
  2. 請求項1に記載のセンサ取付用部材において、
    前記センサ挟持部が、内側に突出して前記センサの両端に当接する一対の位置決め用凸部を有していることを特徴とするセンサ取付用部材。
  3. 請求項1又は2に記載のセンサ取付用部材において、
    全体が樹脂で一体成形されていることを特徴とするセンサ取付用部材。
  4. 請求項1又は2に記載のセンサ取付用部材において、
    全体が金属板で一体的に形成されていることを特徴とするセンサ取付用部材。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のセンサ取付用部材において、
    前記パイプ挟持部の端部が外側に屈曲又は湾曲していることを特徴とするセンサ取付用部材。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のセンサ取付用部材において、
    前記センサが、サーミスタ素子を内蔵した円柱状の温度センサであることを特徴とするセンサ取付用部材。
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