JP2017003198A - 空気調和機およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
実施の形態で開示される空気調和機は、圧縮機、四方(切換)弁、室外熱交換器、減圧を行う際に冷媒流量を調節する膨張弁、室内熱交換器、室内熱交換器の内部の冷媒と室内空気との間で熱交換するためのファン等の部品を備えている。このような空気調和機では、四方弁を切り換えることで、暖房運転および冷房運転の両方が可能である。
実施の形態1では、空気調和機は、上記に述べた暖房運転を開始する場合に、室外温度について氷点下温度が検出されたときは、圧縮機について、次のような油面切れ防止の制御を実施する。具体的には、空気調和機は、当該暖房運転開始時に圧縮機のロータ等の可動部が第1周期に従い運動(回転)するように圧縮機の制御を開始する。その後、室内熱交換器の温度が(より特定的には、室内熱交換器内の冷媒の温度が)、室内ファンを回転開始させるための温度まで上がる直前において、可動部の運動周期が第1周期よりも長い第2周期に変化するように圧縮機が制御される。このような、可動部の運動周期の変化により、暖房運転起動時における圧縮機内の可動部の運動による摩擦の発生を抑制しながら、圧縮機5への低温冷媒の流入量を減らすことが可能となり、油面切れを防止することができる。
まず、本実施の形態における空気調和機における冷媒回路を説明する。
(室内機について)
図2は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機100の外観図である。図3は、図2の室内機100の内部構成を概略的に示す断面図である。
図4は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室外機200の外観図である。図5は、図4の室外機200の内部構成を概略的に示す図である。
図6は、本発明の実施の形態1における空気調和機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図8は、本発明の実施の形態1に係る暖房運転開始時の処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに従うプログラムはメモリ34に格納されている。プロセッサ32は、メモリからプログラムを読出し、読出されたプログラムに従って処理を実行する。なお、図8の処理は、暖房運転開始時の外気温がマイナス10℃以下の低い温度(氷点下10℃以下の低い温度)の場合に実施される。それ以外の場合には、通常の暖房運転開始時の処理が実施される。この通常の暖房運転開始の処理は、周知の処理であるので、ここでは説明を繰返さない。
実施の形態2では、上記の実施の形態1の変形例を説明する。実施の形態2では、油面切れを防止するために、暖房運転開始前の圧縮機5が停止している期間(以下、圧縮機寝込み時ともいう)において、室内ファン14を継続して回転させておく。これにより、室内ファン14の回転により、室内熱交換器3の内部の冷媒と室内空気との間で熱交換が実施されて、室内熱交換器3内の冷媒の温度を上昇させることができる。したがって、その後の暖房運転開始時に、圧縮機5に低温冷媒が流入するのを防止することができる。その結果、圧縮機5における油面切れを防止することができる。
実施の形態3では、上記の各実施の形態の変形例を説明する。実施の形態3では、上記に述べた暖房運転を開始(圧縮機5が起動)してから、室内熱交換器3の温度がファン回転開始温度に達するまでの期間において、膨張弁2の開度を制限する。これにより、暖房運転開始時における、冷媒の循環量を少なくし、圧縮機5への低温冷媒の流入量を低減することができる。その結果、圧縮機5における油面切れを防止することができる。
実施の形態4では、上記の各実施の形態の変形例を説明する。実施の形態4では、上記に述べた暖房運転を開始(圧縮機5が起動)してから、室内熱交換器3の温度がファン回転開始温度に達するまでの期間において、圧縮機5のロータの回転周期を長くする(すなわち、回転数を少なくする)ことにより、暖房サイクルの冷媒流量を少なくする。これにより、暖房運転開始時に圧縮機5への低温冷媒の流入量を低減することができて、油面切れを防止することができる。
上記の各実施の形態に開示した空気調和機の構成について説明する。
Claims (5)
- 空気調和機であって、
可動部を有し、前記可動部を周期運動させて冷媒を圧縮するための圧縮機と、
室外の空気および前記冷媒の間で熱交換するための室外熱交換器と、
室内の空気および前記冷媒の間で熱交換するための室内熱交換器と、
前記室内熱交換器による熱交換後の空気を室内に送風するためのファンと、
室外温度を検出する室外温度センサと、
前記室内熱交換器の温度を検出する室内温度センサと、
前記空気調和機を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記圧縮機を制御するための圧縮機制御部を含み、
前記冷媒が、前記圧縮機、前記室内熱交換器および前記室外熱交換器を順に経由して循環する暖房運転を開始する場合に、前記室外温度センサにより氷点下の温度が検出されたとき、前記圧縮機制御部は、
前記可動部が第1周期に従い運動するように前記圧縮機の制御を開始し、その後、前記室内温度センサにより、前記ファンを回転開始させるための温度よりも予め定められた低い温度が検出されたとき、前記可動部の運動の周期を、前記第1周期から当該第1周期よりも長い第2周期へ変化するように前記圧縮機を制御する、空気調和機。 - 前記制御部は、さらに、前記ファンを制御するためのファン制御部を含み、
前記圧縮機制御部は、前記圧縮機を予め定められた期間、停止するように制御し、
前記ファン制御部は、前記予め定められた期間、前記ファンを回転するように制御し、
前記制御部は、前記予め定められた期間が経過した後に、前記暖房運転を開始するように、前記空気調和機を制御する、請求項1に記載の空気調和機。 - 前記冷媒の流量を調整するための膨張弁を、さらに備え、
前記制御部は、前記膨張弁を制御するための弁制御部を含み、
前記圧縮機制御部により前記圧縮機の制御が開始されてから、前記ファンが回転開始されるまでの期間においては、前記弁制御部は、前記冷媒の流量が前記暖房運転のための流量よりも少なくなるように、前記膨張弁の開度を制御する、請求項1または2に記載の空気調和機。 - 空気調和機であって、
可動部を有し、前記可動部を周期運動させて冷媒を圧縮するための圧縮機と、
室外の空気および前記冷媒の間で熱交換するための室外熱交換器と、
室内の空気および前記冷媒の間で熱交換するための室内熱交換器と、
前記室内熱交換器による熱交換後の空気を室内に送風するためのファンと、
室外温度を検出する室外温度センサと、
前記室内熱交換器の温度を検出する室内温度センサと、
前記空気調和機を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記冷媒が、前記圧縮機、前記室内熱交換器および前記室外熱交換器を順に経由して循環する暖房運転を開始する場合に、前記室外温度センサにより氷点下の温度が検出されたとき、
前記可動部が予め定められた周期に従い運動するように前記圧縮機の制御を開始し、その後、前記室内温度センサにより、前記ファンを回転開始させるための温度が検出されたとき、
前記運動の周期が、前記予め定められた周期から、当該周期よりも短い前記暖房運転のための設定温度に応じた周期に変化するように、前記圧縮機を制御する、空気調和機。 - 空気調和機の制御方法であって、
前記空気調和機は、
可動部を有し、前記可動部を周期運動させて冷媒を圧縮するための圧縮機と、
室外の空気および前記冷媒の間で熱交換するための室外熱交換器と、
室内の空気および前記冷媒の間で熱交換するための室内熱交換器と、
前記室内熱交換器による熱交換後の空気を室内に送風するためのファンと、
室外温度を検出する室外温度センサと、
前記室内熱交換器の温度を検出する室内温度センサと、を備え、
前記制御方法は、
冷媒が、前記圧縮機、前記室内熱交換器および前記室外熱交換器を順に経由して循環する暖房運転を開始する場合に、前記室外温度センサにより氷点下の温度が検出されたとき、
前記可動部が第1周期に従い運動するように前記圧縮機の制御を開始するステップと、
前記室内温度センサにより、前記ファンを回転開始させるための温度よりも予め定められた低い温度が検出されたとき、前記可動部の運動の周期が、前記第1周期から当該第1周期よりも長い第2周期へ変化するように前記圧縮機を制御するステップと、を備える、空気調和機の制御方法。
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JP2020200958A (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-17 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
CN112361538A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-02-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种回油控制方法、装置及多联机系统 |
Citations (2)
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JP2004170004A (ja) * | 2002-11-20 | 2004-06-17 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和機 |
JP2012007743A (ja) * | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
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2015
- 2015-06-11 JP JP2015118054A patent/JP6570328B2/ja active Active
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CN112361538B (zh) * | 2020-11-25 | 2022-01-28 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种回油控制方法、装置及多联机系统 |
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