JP2017000353A - スポーツ活動記録装置、スポーツ活動記録方法、及びコンピューターが読み取り可能なプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】スポーツ活動の記録開始又は記録終了のタイミングを適切にすることができるスポーツ活動記録装置、方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】本適用例に係るスポーツ活動記録装置は、時刻を計測する計時部と、位置を算出する位置センサーと、計測された前記時刻がスポーツ活動の予定開始時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、算出された前記位置が前記スポーツ活動の予定開始位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を開始する処理部と、を含む。【選択図】図6
Description
本発明は、スポーツ活動記録装置、スポーツ活動記録方法、及びコンピューターが読み取り可能なプログラムに関する。
ユーザーによるスポーツ活動を記録する機器が知られている。例えば登山ログ(登山中におけるユーザー位置等の履歴)を記録する機器は、ユーザーが登山口などで開始の操作をしたタイミングで記録を開始し、ユーザーが下山口などで終了の操作をしたタイミングで記録を終了する。しかし、ユーザーが開始や終了の操作を忘れてしまった場合、記録の内容が欠落したり、記録の内容が不正確になったりする。
自動車などのタイム計測装置として、地図データに予め設定されたコースのうち、スタート地点を計測対象が出発したらタイムの計測を開始し、ゴール地点に計測対象が到着するとタイムを記録するものが提案された(特許文献1)。
しかし、このタイム計測装置をスポーツ活動、例えば登山へ適用すると、使い勝手が悪くなる可能性がある。例えば、ユーザーの予定している登山ルートのスタート地点が市街地に位置していた場合に、スタート地点をユーザーが偶然に通りかかっただけで計測が開始されてしまうという不都合も生じ得る。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様は、スポーツ活動の記録開始又は記録終了を適切に行うことができるスポーツ活動記録装置、スポーツ活動記録方法、及びコンピューターが読み取り可能なプログラムを提供することを目的とする。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係るスポーツ活動記録装置は、時刻を計測する計時部と、位置を算出する位置センサーと、計測された前記時刻が、スポーツ活動の予定開始時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、算出された前記位置が、前記スポーツ活動の予定開始位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を開始する処理部と、を含む。
本適用例に係るスポーツ活動記録装置は、時刻を計測する計時部と、位置を算出する位置センサーと、計測された前記時刻が、スポーツ活動の予定開始時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、算出された前記位置が、前記スポーツ活動の予定開始位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を開始する処理部と、を含む。
処理部は、計測された時刻が所定期間以内に含まれ、かつ、算出された位置が所定領域以内に含まれる場合に記録を開始する。よって、例えば、ユーザーが記録の開始をスポーツ活動記録装置に指示しなかった場合であっても、適切に記録を開始できる。また、処理部は、時間と位置との双方を用いるので、時間のみ又は位置のみを用いる場合と比較して、記録の開始が不適切となる可能性を抑えることができる。従って、スポーツ活動記録装
置は、スポーツ活動の記録データが大幅に欠落したり、無駄な記録(無駄な電力消費)が行われたりする可能性を、抑えることができる。なお、本開示における「時刻」には、年、月、日、時、分、秒などのうち、少なくとも一つ以上の情報が含まれていてもよい。
置は、スポーツ活動の記録データが大幅に欠落したり、無駄な記録(無駄な電力消費)が行われたりする可能性を、抑えることができる。なお、本開示における「時刻」には、年、月、日、時、分、秒などのうち、少なくとも一つ以上の情報が含まれていてもよい。
[適用例2]
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、計測された前記時刻が前記所定期間以内に含まれる場合に、前記位置センサーの動作を開始させてもよい。
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、計測された前記時刻が前記所定期間以内に含まれる場合に、前記位置センサーの動作を開始させてもよい。
処理部は、計測された時刻が所定期間以内に含まれる場合に位置センサーの動作を開始させる。よって、例えば、位置センサーの動作が開始された後、算出された位置が所定領域以内に含まれた場合に、記録を開始することができる。
[適用例3]
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、計測された前記時刻が前記所定期間以内に含まれない場合には、前記位置センサーの動作を開始させないでもよい。
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、計測された前記時刻が前記所定期間以内に含まれない場合には、前記位置センサーの動作を開始させないでもよい。
処理部は、計測された時刻が所定期間以内に含まれない場合には、位置センサーを動作させない。よって、時刻が所定期間以内に含まれない場合における位置センサーの動作を抑制することができる。
[適用例4]
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、算出された前記位置が、前記所定領域を包含する包含領域以内に含まれる場合には、前記位置センサーの動作の頻度を増加させてもよい。
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、算出された前記位置が、前記所定領域を包含する包含領域以内に含まれる場合には、前記位置センサーの動作の頻度を増加させてもよい。
処理部は、算出された位置が所定領域より広い包含領域以内に含まれる場合に、位置センサーの動作の頻度を増加させる。よって、頻度を増加させない場合と比較して、所定領域以内に含まれる位置の算出を、より早く行うことが容易である。
[適用例5]
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、算出された前記位置が、前記包含領域以内に含まれ、かつ、前記所定領域以内に含まれない場合には、前記スポーツ活動の記録を開始しないでもよい。
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、算出された前記位置が、前記包含領域以内に含まれ、かつ、前記所定領域以内に含まれない場合には、前記スポーツ活動の記録を開始しないでもよい。
処理部は、算出された位置が包含領域以内に含まれるとしても、算出された位置が所定領域以内に含まれない限りは、記録を開始しない。よって、算出された位置が所定領域以内に含まれない場合における記録(又は無駄な電力消費)を抑制することができる。
[適用例6]
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、算出された前記位置が前記包含領域以内に含まれる場合には、算出された前記位置が前記所定領域以内に含まれるか否かの判定を所定頻度で行ってもよい。
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、算出された前記位置が前記包含領域以内に含まれる場合には、算出された前記位置が前記所定領域以内に含まれるか否かの判定を所定頻度で行ってもよい。
処理部は、算出された位置が包含領域以内に含まれる場合には、算出された位置が所定領域以内に含まれるか否かの判定を所定頻度で行う。よって、算出された位置が所定領域以内に含まれることを検出し損なう可能性を抑えることができる。
[適用例7]
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、算出された前記位置が前記包含領域以内に含まれた後に算出された前記位置が、前記包含領域以内に含まれない場合
には、前記位置センサーの動作の頻度を減少させてもよい。
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、算出された前記位置が前記包含領域以内に含まれた後に算出された前記位置が、前記包含領域以内に含まれない場合
には、前記位置センサーの動作の頻度を減少させてもよい。
処理部は、算出された位置が包含領域以内に含まれたとしても、その後に算出された位置が包含領域以内に含まれない場合には、位置センサーの動作の頻度を減少させる。よって、算出された位置が包含領域以内に含まれない場合における位置センサーの動作を抑制することができる。
[適用例8]
本適用例に係るスポーツ活動記録装置は、時刻を計測する計時部と、位置を算出する位置センサーと、計測された前記時刻が、スポーツ活動の予定終了時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、算出された前記位置が、前記スポーツ活動の予定終了位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を終了する処理部とを含む。
本適用例に係るスポーツ活動記録装置は、時刻を計測する計時部と、位置を算出する位置センサーと、計測された前記時刻が、スポーツ活動の予定終了時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、算出された前記位置が、前記スポーツ活動の予定終了位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を終了する処理部とを含む。
処理部は、計測された時刻が所定期間以内に含まれ、かつ、算出された位置が所定領域以内に含まれる場合に記録を終了する。よって、例えば、ユーザーが記録の終了をスポーツ活動記録装置に指示しなかった場合であっても、適切に記録を終了できる。また、処理部は、時間と位置との双方を用いるので、時間のみ又は位置のみを用いる場合と比較して、記録の終了が不適切となる可能性を抑えることができる。従って、スポーツ活動記録装置は、スポーツ活動の記録データが大幅に欠落したり、無駄な記録(無駄な電力消費)が行われたりする可能性を、抑えることができる。
[適用例9]
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、計測された前記時刻が前記所定期間以内に含まれる場合には、算出された前記位置が前記所定領域以内に含まれるか否かの判定を所定頻度で行ってもよい。
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記処理部は、計測された前記時刻が前記所定期間以内に含まれる場合には、算出された前記位置が前記所定領域以内に含まれるか否かの判定を所定頻度で行ってもよい。
処理部は、計測された時刻が所定期間以内に含まれる場合には、算出された位置が所定領域以内に含まれるか否かの判定を所定頻度で行う。よって、算出された位置が所定領域以内に含まれることを検出し損なう可能性を抑えることができる。
[適用例10]
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記記録の対象には、前記スポーツ活動中の各時点に算出された前記位置が含まれてもよい。
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記記録の対象には、前記スポーツ活動中の各時点に算出された前記位置が含まれてもよい。
従って、スポーツ活動記録装置は、スポーツ活動の記録に位置センサーを利用することができる。
[適用例11]
本適用例のスポーツ活動記録装置は、ユーザーの所定部位へ装着可能であってもよい。
本適用例のスポーツ活動記録装置は、ユーザーの所定部位へ装着可能であってもよい。
従って、ユーザーは、スポーツ活動記録装置を手に持たなくてもスポーツ活動を記録することができる。
[適用例12]
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記所定部位は、腕又は手首であってもよい。
本適用例のスポーツ活動記録装置において、前記所定部位は、腕又は手首であってもよい。
従って、ユーザーは、電子機器を腕時計等と同様の感覚で使用することができる。
[適用例13]
本適用例のスポーツ活動記録方法は、計時部によって計測された時刻が、スポーツ活動の予定開始時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、位置センサーによって算出された位置が、前記スポーツ活動の予定開始位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を開始することを含む。
本適用例のスポーツ活動記録方法は、計時部によって計測された時刻が、スポーツ活動の予定開始時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、位置センサーによって算出された位置が、前記スポーツ活動の予定開始位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を開始することを含む。
本適用例のスポーツ活動記録方法では、計測された時刻が予定開始時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、算出された位置が予定開始位置を含む所定領域以内に含まれる場合に記録を開始する。よって、例えば、ユーザーが記録の開始を指示しなかった場合であっても、適切に記録を開始できる。また、本適用例の方法では、時間と位置との双方を用いるので、時間のみ又は位置のみを用いる場合と比較して、記録の開始が不適切となる可能性を抑えることができる。従って、本適用例の方法によれば、スポーツ活動の記録データが大幅に欠落したり、無駄な記録(無駄な電力消費)が行われたりする可能性を、抑えることができる。
[適用例14]
本適用例のスポーツ活動記録方法は、計時部によって計測された時刻が、スポーツ活動の予定終了時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、位置センサーによって算出された位置が、前記スポーツ活動の予定終了位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を終了することを含む。
本適用例のスポーツ活動記録方法は、計時部によって計測された時刻が、スポーツ活動の予定終了時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、位置センサーによって算出された位置が、前記スポーツ活動の予定終了位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を終了することを含む。
本適用例のスポーツ活動記録方法では、計測された時刻が予定終了時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、算出された位置が予定終了位置を含む所定領域以内に含まれる場合に記録を終了する。よって、例えば、ユーザーが記録の終了を指示しなかった場合であっても、適切に記録を終了できる。また、本適用例の方法では、時間と位置との双方を用いるので、時間のみ又は位置のみを用いる場合と比較して、記録の終了が不適切となる可能性を抑えることができる。従って、本適用例の方法によれば、スポーツ活動の記録データが大幅に欠落したり、無駄な記録(無駄な電力消費)が行われたりする可能性を、抑えることができる。
[適用例15]
本適用例のコンピューターが読み取り可能なプログラムは、計時部によって計測された時刻が、スポーツ活動の予定開始時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、位置センサーによって算出された位置が、前記スポーツ活動の予定開始位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を開始すること、を前記コンピューターに実行させる。
本適用例のコンピューターが読み取り可能なプログラムは、計時部によって計測された時刻が、スポーツ活動の予定開始時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、位置センサーによって算出された位置が、前記スポーツ活動の予定開始位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を開始すること、を前記コンピューターに実行させる。
つまり、本適用例のコンピューターが読み取り可能なプログラムによると、コンピューターは、計測された時刻が、予定開始時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、算出された位置が、予定開始位置を含む所定領域以内に含まれる場合に記録を開始する。よって、例えば、ユーザーが記録の開始を指示しなしなかった場合であっても、適切に記録を開始できる。また、本適用例のプログラムによると、コンピューターは、時間と位置との双方を用いるので、時間のみ又は位置のみを用いる場合と比較して、記録の開始が不適切となる可能性を抑えることができる。従って、本適用例のプログラムによれば、スポーツ活動の記録データが大幅に欠落したり、無駄な記録(無駄な電力消費)が行われたりする可能性を、抑えることができる。
[適用例16]
本適用例のコンピューターが読み取り可能なプログラムは、計時部によって計測された時刻が、スポーツ活動の予定終了時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、位置センサーによって算出された位置が、前記スポーツ活動の予定終了位置を含む所定領域以内に含ま
れる場合に、前記スポーツ活動の記録を終了すること、を前記コンピューターに実行させる。
本適用例のコンピューターが読み取り可能なプログラムは、計時部によって計測された時刻が、スポーツ活動の予定終了時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、位置センサーによって算出された位置が、前記スポーツ活動の予定終了位置を含む所定領域以内に含ま
れる場合に、前記スポーツ活動の記録を終了すること、を前記コンピューターに実行させる。
つまり、本適用例のコンピューターが読み取り可能なプログラムによると、コンピューターは、計測された時刻が予定終了時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、算出された位置が予定終了位置を含む所定領域以内に含まれる場合に記録を終了する。よって、例えば、ユーザーが記録の終了を指示しなかった場合であっても、適切に記録を終了できる。また、本適用例のプログラムによると、コンピューターは、時間と位置との双方を用いるので、時間のみ又は位置のみを用いる場合と比較して、記録の終了が不適切となる可能性を抑えることができる。従って、本適用例のプログラムによれば、スポーツ活動の記録データが大幅に欠落したり、無駄な記録(無駄な電力消費)が行われたりする可能性を、抑えることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.電子機器の実施形態
1−1.電子機器の概要
図1は、第1実施形態における電子機器の概要を説明するための図である。
1−1.電子機器の概要
図1は、第1実施形態における電子機器の概要を説明するための図である。
図1に示すように、本実施形態における電子機器(スポーツ活動記録装置の一例)1は、例えば、登山などのアウトドアシーンにおいてユーザーの身体の一部へ装着される携帯情報機器である。必要なときにユーザーが目視できるよう、電子機器1の装着先は、例えば、肘から手に至る部位(前腕)である。図1に示す例では、電子機器1はリスト型(腕時計型)の携帯情報機器(アウトドアウォッチ)として構成され、電子機器1の装着先は手首とされている。
電子機器1には、計時機能の他、測位機能、コンパス機能、気圧検出機能、脈拍検出機能などの各種のセンシング機能が搭載されている。以下、電子機器1が登山に適用されると仮定して説明する。
電子機器1は、これらセンシング機能を利用して、ユーザーの登山活動(スポーツ活動の一例)に関するロギング(スポーツ活動の記録の一例)を行う。ここで、「登山活動に関するロギング」とは、ユーザーの登山活動の少なくとも一部を表す量、例えば、緯度、
経度、高度、速度、方位、気圧、単位時間当たりの心拍数、単位時間当たりの歩数、体温、気温、発汗量、湿度、単位時間当たりの紫外線量などの各種のセンシングデータをロギングすることを指す。また、「ロギング」とは、データの履歴をとること(つまりデータを時系列または個々のデータが特定可能な形で記録すること)を指す。
経度、高度、速度、方位、気圧、単位時間当たりの心拍数、単位時間当たりの歩数、体温、気温、発汗量、湿度、単位時間当たりの紫外線量などの各種のセンシングデータをロギングすることを指す。また、「ロギング」とは、データの履歴をとること(つまりデータを時系列または個々のデータが特定可能な形で記録すること)を指す。
登山の事前準備では、ユーザーは、スマートフォン、タブレットPC、デスクトップPC等の情報端末を操作し、登山を予定しているルートなどの登山計画を、情報端末を介して電子機器1へ登録する。なお、ユーザーは、登山計画の登録を事前準備により済ませておけば、登山の当日には電子機器1以外の機器(情報端末など)を登山計画の登録のために操作する必要は無い。
登山の当日、電子機器1を携帯(装着)したユーザーが、登山計画に含まれるルートについての登山を開始すると、電子機器1は、ロギングを開始する。また、当該ルートについての登山を終了すると、電子機器1は、ロギングを終了する。
従って、ユーザーは、登山計画の登録さえ事前に済ませておけば、登山の開始時にロギングの開始指示を電子機器1へ入力する必要は無く、登山の終了時にロギングの終了指示を電子機器1へ入力する必要も無い。
また、電子機器1は、ユーザーによる開始指示の入力忘れによるログデータの欠落を避けることができるので、ログデータの全体から計算される総合データ又は統計データの精度が著しく低下することを、避けることができる。ここでいう総合データとは、登山時間、累積移動距離、累積歩数、累積上昇高度、累積下降高度、紫外線量などのことである。また、ここでいう統計データとは、登山中の平均ペース、所定時間ごとの平均ペース、所定距離ごとの平均ペースなどのことである。総合データを算出する区間および統計データを算出する区間は、登山の全行程、開始地点から現在地、行程の一部区間、一部区間の開始点から現在地、等であってもよい。また、電子機器1は、ユーザーによる終了指示の入力忘れによる無駄なロギングを避けることができるので、無駄な電力消費を抑えることができる。
1−2.登山計画の登録
事前準備では、例えば図2に示すとおり電子機器1は情報端末2へ接続され、情報端末2はインターネットなどのネットワーク3へ接続される。以下、情報端末2のユーザーインターフェースとしてタッチパネルが使用される場合を想定する。
事前準備では、例えば図2に示すとおり電子機器1は情報端末2へ接続され、情報端末2はインターネットなどのネットワーク3へ接続される。以下、情報端末2のユーザーインターフェースとしてタッチパネルが使用される場合を想定する。
先ず、ユーザーは、情報端末2を操作してネットワークサーバー4へアクセスし、ネットワークサーバー4に蓄積された全世界地図のうち、所望のエリアの地図を情報端末2の表示画面(タッチパネル型ディスプレイなど)へ表示させ、地図を閲覧する。そして、ユーザーは、情報端末2上で地図の拡大、縮小、スクロールなどを行うことにより、予定のルートを含むエリアを情報端末2へ表示させる。
次に、ユーザーは、例えば、図3に示すとおり、ルートの各地点P1、P2、P3、…を、ルートの始点P1から順に指定(タッチ)し、ルートの終点(図3では地点P8)の指定が完了すると、情報端末2へ完了通知を入力する。
なお、ここでいう「地点」とは、ルート上の何れかの位置のことである。よって、「地点」の中には、ユーザーが何らかのイベント(休憩、昼食など)を予定している地点(イベントポイント)が含まれていてもよいし、他のルートへの分岐地点が含まれていてもよいし、その他の地点が含まれていてもよい。
情報端末2は、ユーザーの指定した複数の地点P1、P2、P3、…を指定順に連結してできるルートを、ユーザーの指定したルートとみなし、当該ルートを包含するローカル地図(地形データを含む。)をネットワークサーバー4からダウンロードする。
なお、情報端末2は、複数の地点P1、P2、P3、…を指定順に連結してできる折れ線状のルートをユーザーの指定したルートとみなしてもよいし、当該折れ線状のルートを補間又は平滑化してなる曲線状のルートをユーザーの指定したルートとみなしてもよいし、折れ線状のルートに最も近い地図上のルートの中心線を、ユーザーの指定したルートとみなしてもよい。
従って、ユーザーは、登山ルートのように交差点や目印の無いルートを情報端末2へ指定することができる。
また、情報端末2は、ユーザーの指定したルート上に位置する複数の地点P1、P2、P3、…の各々の位置座標(緯度、経度、高度)を、ローカル地図に含まれる地形データから抽出し、複数の地点P1、P2、P3、…の位置座標を地点番号順に配列してなるデータを、ルートのデータとする。よって、例えば、図3に例示したルートのデータには、少なくとも8つの地点P1〜P8の位置座標(緯度、経度、高度)が含まれる。
なお、地点Pnの位置座標(緯度、経度、高度)は、地球上における地点Pnの絶対的な位置を示す座標である。
また、ユーザーは、ルートの詳細な形状をルートのデータへ反映させたい場合には、地図上で指定する地点の個数を増やせばよい。例えば、ルートのアップダウンの情報をルートのデータへ反映させたい場合には、ユーザーは、少なくとも、ルートにおける1又は複数のピーク地点と、ルートにおける1又は複数のバレー地点とを、指定すればよい。
また、ユーザーは、ルートを指定する際に、ルートを構成する複数の地点の属性を情報端末2へ入力する。地点の属性は、例えば、「休憩地点」、「昼食地点」、「分岐地点」、「写真撮影地点」などであり、ユーザーが入力したイベント名、コメントなどである。地点の属性は、例えば、テキストによって入力されてもよいし、予め用意された複数のアイコン(マーク)の選択によって入力されてもよい。
また、ユーザーは、ルートを指定する際に、ルートの名称、各地点をユーザーが通過する予定日時などを情報端末2へ入力する。名称や日時は、例えば、テキスト(数値)によって入力される。
そして、情報端末2は、ユーザーの指定したルートのデータ、ルートを構成する各地点の属性(予定日時など)を含む登山計画データを作成する。登山計画データの構造を可視化すると、例えば、図4に示すとおりである。
なお、予定日時は、ルートを構成する全ての地点について入力されていることは必須ではなく、少なくともルートの始点及びルートの終点の2地点について入力されていれば足りる。ルートの始点は、例えば、登山口であり、ルートの終点は、例えば、ユーザーが宿泊を予定している「○○山荘」、或いは、下山口などである。
また、ユーザーは、始点の予定日時さえ入力していれば、他の地点の予定日時については、予定日時の代わりに、始点からの経過時間(2時間後、3時間後)などを入力してもよい。
1−3.電子機器等の構成
図2は、電子機器を含むシステムの構成を説明するための機能ブロック図である。
図2は、電子機器を含むシステムの構成を説明するための機能ブロック図である。
図2に示すように、電子機器1は、GPSセンサー(位置センサーの一例)110、地磁気センサー111、気圧センサー112、加速度センサー113、角速度センサー114、脈センサー115、温度センサー116、処理部120、記憶部130、操作部150、計時部160、表示部170、音出力部180、通信部190などを含んで構成される。但し、電子機器1の構成は、これらの構成要素の一部を削除又は変更し、或いは他の構成要素(例えば、湿度センサー、紫外線センサーなど)を追加したものであってもよい。
GPSセンサー110は、電子機器1の位置などを示す測位データ(緯度、経度、高度、速度ベクトルなどのデータ)を生成して処理部120へ出力するセンサーであって、例えばGPS受信機(GPS: Global Positioning System)等を含んで構成される。GPSセンサー110は、外部から到来する所定周波数帯域の電磁波を不図示のGPSアンテナで受信し、GPS衛星からのGPS信号を抽出すると共に、当該GPS信号に基づき電子機器1の位置などを示す測位データを生成する。
地磁気センサー111は、電子機器1から見た地球の磁場の方向を示す地磁気ベクトルを検出するセンサーであって、例えば、互いに直交する3つの軸方向の磁束密度を示す地磁気データを生成する。地磁気センサー111には、例えば、MR(Magnet resistive)素子、MI(Magnet impedance)素子、ホール素子などが用いられる。
気圧センサー112は、周辺の気圧(大気圧)を検出するセンサーであって、例えば、振動片の共振周波数の変化を利用する方式(振動方式)の感圧素子を有している。この感圧素子は、例えば、水晶、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム等の圧電材料で形成された圧電振動子であり、例えば、音叉型振動子、双音叉型振動子、AT振動子(厚みすべり振動子)、SAW共振子などが適用される。なお、気圧センサー112の出力は、測位データを補正するために使用されてもよい。
加速度センサー113は、互いに交差する(理想的には直交する)3軸方向の各々の加速度を検出し、検出した3軸加速度の大きさ及び向きに応じたデジタル信号(加速度データ)を出力する慣性センサーである。なお、加速度センサー113の出力は、GPSセンサー110の測位データに含まれる位置の情報を補正するために使用されてもよい。
角速度センサー114は、互いに交差する(理想的には直交する)3軸方向の各々の角速度を検出し、計測した3軸角速度の大きさ及び向きに応じたデジタル信号(角速度データ)を出力する慣性センサーである。なお、角速度センサー114の出力は、GPSセンサー110の測位データに含まれる位置の情報を補正するために使用されてもよい。
脈センサー115は、ユーザーの脈拍を示す信号を生成して処理部120へ出力するセンサーであって、例えば、適当な波長を有した計測光を皮下の血管に向けて照射するLED光源などの光源と、当該計測光に応じて血管で発生した光の強度変化を検出する受光素子とを有している。
温度センサー116は、周辺の温度に応じた信号(例えば、温度に応じた電圧)を出力する感温素子である。なお、温度センサー116は、温度に応じたデジタル信号を出力するものであってもよい。
処理部120は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signa
l Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等により構成される。処理部120は、記憶部130に格納されたプログラムと、操作部150を介してユーザーが入力した各種のコマンドとに従い各種の処理を行う。処理部120による処理には、GPSセンサー110、地磁気センサー111、気圧センサー112、加速度センサー113、角速度センサー114、脈センサー115、温度センサー116、計時部160などが生成するデータへのデータ処理、表示部170へ画像を表示させる表示処理、音出力部180に音を出力させる音出力処理などが含まれる。
l Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等により構成される。処理部120は、記憶部130に格納されたプログラムと、操作部150を介してユーザーが入力した各種のコマンドとに従い各種の処理を行う。処理部120による処理には、GPSセンサー110、地磁気センサー111、気圧センサー112、加速度センサー113、角速度センサー114、脈センサー115、温度センサー116、計時部160などが生成するデータへのデータ処理、表示部170へ画像を表示させる表示処理、音出力部180に音を出力させる音出力処理などが含まれる。
記憶部130は、例えば1又は複数のICメモリーなどにより構成され、プログラムなどのデータが記憶されるROMと、処理部120の作業領域となるRAMとを有する。なお、RAMには不揮発性のRAMも含まれ、不揮発性のRAMには、登山計画データ132、登山ログデータ133などの記憶領域が確保されている。また、ROMに記憶されたプログラムには、ロギングに関するプログラムとして、ロギング開始プログラム134、ロギング終了プログラム135、スリープ時間の決定プログラム136などが含まれる(図示を省略したが、ロギング自体のプログラムも含まれる。)。
操作部150は、例えばボタン、キー、マイク、タッチパネル、音声認識機能(不図示のマイクロフォンを利用)、アクション検出機能(加速度センサー113などを利用)などで構成され、ユーザーからの指示を適当な信号に変換して処理部120へ送る処理を行う。
計時部160は、例えば、リアルタイムクロック(RTC:Real Time Clock)ICなどにより構成され、年、月、日、時、分、秒等の時刻データを生成して処理部120に送る。
表示部170は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、EPD(Electrophoretic Display)、タッチパネル型ディスプレイ等で構成され、処理部120からの指示に従って各種の画像を表示する。
音出力部180は、例えばスピーカー、ブザー、バイブレーターなどで構成され、処理部120からの指示に従って各種の音(又は振動)を発生させる。
通信部190は、電子機器1と情報端末2(スマートフォンなど)との間のデータ通信を成立させるための各種制御を行う。通信部190は、例えば、Bluetooth(登録商標)(BTLE:Bluetooth Low Energyを含む)、Wi−Fi(登録商標)(Wi-Fi:Wireless Fidelity)、Zigbee(登録商標)、NFC(Near field communication)、ANT+(登録商標)等の近距離無線通信規格に対応した送受信機を含んで構成される。
情報端末2は、インターネットなどのネットワーク3に接続可能なスマートフォン、タブレットPC、デスクトップPCなどの情報端末であって、電子機器1の通信部190に対応した不図示の通信部を搭載している。また、情報端末2の記憶部(不図示)には、電子機器1を制御するためのプログラムがインストールされており、情報端末2は、少なくとも電子機器1に接続された際には、このプログラムに従って動作する。このプログラムは、例えば、インターネットなどのネットワーク3を介してネットワークサーバー4からダウンロードされたものである。
ネットワークサーバー4は、インターネットなどのネットワーク3に接続されたネットワークサーバーである。ネットワークサーバー4には、電子機器1のユーザーからアップロードされたデータなどをユーザーごとに管理する機能が搭載されている。また、ネットワークサーバー4には、電子機器1のユーザーに向けてプログラムや地図データなどを提
供する機能も搭載されている。
供する機能も搭載されている。
1−4.情報端末の処理
図5は、事前準備における情報端末2の処理を説明するためのフローチャートである。事前準備では、情報端末2はネットワーク3及び電子機器1に接続されていると仮定する。以下、図5の各ステップを順に説明する。
図5は、事前準備における情報端末2の処理を説明するためのフローチャートである。事前準備では、情報端末2はネットワーク3及び電子機器1に接続されていると仮定する。以下、図5の各ステップを順に説明する。
ステップS110:情報端末2は、ネットワークサーバー4に蓄積されている全世界地図を表示し、地図上でユーザーにルートを指定させる。ユーザーによるルートの指定方法は、前述したとおりである(図3を参照。)。
ステップS120:情報端末2は、ルートを構成する各地点の属性(予定日時を含む)などをユーザーに指定させる。
ステップS130:情報端末2は、ルートのデータ及び各地点の属性を含む登山計画データ(図4を参照。)を準備し、登山計画データ132として電子機器1の記憶部130へ書き込み、フローを終了する。これによって、登山計画の登録が完了する。
1−5.電子機器の処理
1−5−1.ロギング開始処理
図6は、ロギング開始処理に関する電子機器1の動作を説明するためのフローチャートである。ロギング開始処理は、ロギング開始プログラム134に従って処理部120により実行される。
1−5−1.ロギング開始処理
図6は、ロギング開始処理に関する電子機器1の動作を説明するためのフローチャートである。ロギング開始処理は、ロギング開始プログラム134に従って処理部120により実行される。
ここでは、登山当日のユーザーは、電子機器1を携帯し、登録済みの登山計画に沿って行動するものと仮定する。但し、ユーザーの行動は、登山計画と完全に一致している必要は無く、多少の遅延などが発生しても構わない。
また、ロギング開始処理が開始されるタイミングは、登山計画に含まれるルートの始点にユーザーが到着するまでの期間中であって、例えば、ユーザーが電子機器1を装着し、不図示のソーラーバッテリーなどから処理部120などに対して十分な電力の供給が開始され始めた時点である。但し、ロギング開始プログラム134の開始当初は、GPSセンサー110に対する電力の供給は停止中である(GPSセンサー110はスリープ中である)と仮定して、図6の各ステップを順に説明する。
ステップS210:処理部120は、記憶部130に格納された登山計画データ132を参照し、ルートの始点に対応づけられた予定日時を、ロギングの予定開始日時として認識する。また、処理部120は、計時部160から出力される時刻データを参照することにより現在日時(計測された時刻の一例であって、例えば、年、月、日、時、分、秒のデータを含む。)を認識する。そして、処理部120は、予定開始日時から現在日時を減算することにより、現在日時から予定開始日時までの残り時間tsを算出する。
ステップS220:処理部120は、残り時間tsが所定の閾値Ts1以下であるか否かを判別し、閾値Ts1以下であると判定した場合は、ステップS230へ移行し、閾値Ts1以下でないと判定した場合は、ステップS290へ移行する。なお、残り時間ts[秒]を評価するための閾値Ts1[秒]は、例えば、1800[秒]などに設定される。
ステップS230:処理部120は、加速度センサー113の出力する加速度データを参照することにより、ユーザーが歩行中であるか否かを判定し、歩行中と判定した場合(
ステップS230のY)には、GPSセンサー110を駆動するステップS240へ移行し、歩行中と判定しなかった場合(ステップS230のN)には、GPSセンサー110のスリープを継続するためのステップS290へ移行する。
ステップS230のY)には、GPSセンサー110を駆動するステップS240へ移行し、歩行中と判定しなかった場合(ステップS230のN)には、GPSセンサー110のスリープを継続するためのステップS290へ移行する。
なお、ユーザーが歩行中であるか否かは、例えば、加速度センサー113の出力する加速度データのうち鉛直方向の成分の時間変化波形に歩行特有の波形成分が現れたか否かなどによって判定することができる。或いは、簡易的に、加速度データのうち鉛直方向の成分が所定の閾値を超えたか否かなどによって判定することもできる。
ステップS240:処理部120は、タイムアウト時間T0を設けてGPSセンサー110を駆動する(GPSセンサー110に対する電力の供給を開始し、GPSセンサー110をアップ状態とする。)。GPSセンサー110は、必要な数のGPS信号を必要な強度で受信できた場合には、測位データ(電子機器1の緯度、経度、高度、速度ベクトルなどのデータ)を出力し、できなかった場合には、測位データを出力しない。よって、処理部120は、タイムアウト時間T0が経過するまでの期間内にGPSセンサー110から測位データが出力された場合には、測位データを取得し、かつ、GPSセンサー110に対する電力の供給を停止する(GPSセンサー110をスリープ状態へ移行させる)。
一方、処理部120は、タイムアウト時間T0が経過するまでの期間内にGPSセンサー110から測位データが出力されなかった場合には、タイムアウト時間T0が経過した時点で、GPSセンサー110に対する電力の供給を停止する(GPSセンサー110をスリープ状態へ移行させる)。
ステップS250:処理部120は、ステップS240において測位データを取得できたか否かを判定し、取得できた場合には、GPSセンサー110が測位に成功したと判定して(ステップS250のY)、ステップS260へ移行し、測位データを出力できたと判定しなかった場合には、GPSセンサー110が測位に失敗したと判定して(ステップS250のN)、ステップS290へ移行する。
ステップS290:処理部120は、スリープ時間の決定処理(図8)を実行することにより、GPSセンサー110をスリープ状態からアップ状態へ復帰させるまでの待機時間(GPSセンサー110のスリープ時間)を決定する。なお、スリープ時間の決定処理の詳細は、後述する。
ステップS300:処理部120は、GPSセンサー110のスリープ状態を継続し、ステップS290にて決定したスリープ時間と同じ時間が経過した時点で、ステップS210へ移行する。
従って、処理部120は、少なくとも、予定開始日時に現在日時が近づいていない場合(ステップS220のN)には、GPSセンサー110を低頻度モードで駆動する。低頻度モードは、スリープ時間(ステップS300)を挟んでGPSセンサー110を駆動する(測位にリトライする)モードである。低頻度モードの測位頻度は、ステップS320における高頻度モードの測位頻度よりも低い。
ステップS260:処理部120は、登山計画データ132を参照し、ルートの始点に対応づけられた位置座標を、ロギングの予定開始位置として認識する。そして、処理部120は、予定開始位置から現在位置までの距離を、残り距離aとして算出する。なお、現在位置(算出された位置の一例)は、処理部120が取得した最新の測位データに含まれる緯度、経度、高度などによって表される。
ステップS270:処理部120は、残り距離aが所定の閾値D1以下であるか否かを判定し、閾値D1以下であると判定した場合(ステップS270のY)は、ステップS280へ移行し、閾値D1以下であると判定しなかった場合(ステップS270のN)は、ステップS310へ移行する。なお、残り距離a[m]を評価するための閾値D1[m]は、例えば、100[m]などに設定される。
ステップS280:処理部120は、ロギングを開始し、フローを終了する。
なお、ロギングが開始されると、処理部120は、GPSセンサー110を高頻度モードで駆動する。高頻度モードは、例えば、GPSセンサー110を連続駆動するモードであって、GPSセンサー110が所定時間間隔(n秒間隔)で測位データを出力(測位)するモードである(例えばn=1)。ロギング中における高頻度モードの測位頻度は、例えば、後述するステップS320における高頻度モードの測位頻度と同じである。
ステップS310:処理部120は、残り距離aが閾値D1より大きな所定の閾値D2以下であるか否かを判定し(D1<D2)、閾値D2以下であると判定した場合(ステップS310のY)は、ステップS320へ移行し、閾値D2以下であると判定しなかった場合(ステップS320のN)は、必要が生じるまでGPSセンサー110をスリープさせるためのステップS290へ移行する。なお、残り距離a[m]を評価するための閾値D2[m]は、例えば、500[m]などに設定される。
ステップS320:処理部120は、高頻度モードによるGPSセンサー110の駆動を開始する。高頻度モードは、例えば、GPSセンサー110を連続駆動するモードであって、GPSセンサー110が所定時間間隔(n秒間隔)で測位データを出力(測位)するモードである(例えばn=1)。本ステップにおける高頻度モードの測位頻度は、前述した低頻度モードの測位頻度よりも高い。また、本ステップにおける高頻度モードの測位頻度は、例えば、ロギング中における高頻度モードの測位頻度と同じ(n=1)である。なお、ロギング中と高頻度モードの測位頻度は異なってもよい。
従って、処理部120は、予定開始位置に現在位置が一定以上近づいた場合(ステップS310のY)には、GPSセンサー110を高頻度モードで駆動し、予定開始位置に現在位置が一定以上近づいていない場合(ステップS310のN)には、GPSセンサー110を低頻度モードで駆動する。
1−5−1.ロギング中の処理
図6には詳しく示さなかったが、処理部120によるロギングは、例えば以下の手順(1)〜(4)で行われる。なお、ロギング中は、GPSセンサー110、地磁気センサー111、気圧センサー112、加速度センサー113、角速度センサー114、脈センサー115、温度センサー116などの各種センサーがロギング開始前又はロギング終了後よりも高頻度に駆動(例えば連続駆動)されてもよい。
図6には詳しく示さなかったが、処理部120によるロギングは、例えば以下の手順(1)〜(4)で行われる。なお、ロギング中は、GPSセンサー110、地磁気センサー111、気圧センサー112、加速度センサー113、角速度センサー114、脈センサー115、温度センサー116などの各種センサーがロギング開始前又はロギング終了後よりも高頻度に駆動(例えば連続駆動)されてもよい。
(1)処理部120は、GPSセンサー110、地磁気センサー111、気圧センサー112、加速度センサー113、角速度センサー114、脈センサー115、温度センサー116などの各種センサーから出力されるデータを参照(サンプリング)する。
(2)処理部120は、サンプリングしたデータ(サンプリングデータ)の少なくとも一部へ必要な処理を施すことにより、緯度、経度、高度、速度、方位、気圧、単位時間当たりの心拍数、単位時間当たりの歩数、体温などのセンシングデータ(すなわち、ユーザーによるスポーツ活動の内容を表すデータ)を生成する。
(3)処理部120は、生成したセンシングデータに対して、計時部160から出力される時刻データを付与することにより、現在時刻のログデータを作成し、現在時刻のログデータを、記憶部130の登山ログデータ133へ書き込む。
(4)処理部120は、手順(1)、(2)、(3)を含む一連の処理を、所定の時間間隔(例えば1秒の時間間隔)で繰り返す。
従って、登山ログデータ133には、各時刻のログデータが逐次に(所定の時間間隔で)蓄積されることになる。なお、登山ログデータ133へ書き込まれる各時刻のログデータは、ここで挙げたものに限定されることはない。例えば、各時刻のログデータは、各種センサーからサンプリングされたデータそれ自体(つまり処理前のデータ)であってもよい。また、各種センサーのうち少なくとも一部のセンサーから出力される信号がアナログ信号である場合、処理部120は、当該一部のセンサーから出力される信号をサンプリングする際(手順(1))にアナログ信号へA/D変換処理を施す。
1−5−3.ロギング終了処理
図7は、ロギング終了処理に関する電子機器1の動作を説明するためのフローチャートである。ロギング終了処理は、ロギング終了プログラム135に従って処理部120により実行される。
図7は、ロギング終了処理に関する電子機器1の動作を説明するためのフローチャートである。ロギング終了処理は、ロギング終了プログラム135に従って処理部120により実行される。
なお、ロギング終了処理が開始されるタイミングは、ロギングが開始されてから登山計画に含まれるルートの終点にユーザーが到着するまでの期間中であって、例えば、ロギングが開始された当初である。よって、少なくともフローの開始当初にはGPSセンサー110が高頻度モードで駆動されていると仮定して、図7の各ステップを順に説明する。
ステップS410:処理部120は、記憶部130に格納された登山計画データ132を参照し、ルートの終点に対応づけられた予定日時を、ロギングの予定終了日時として認識する。また、処理部120は、計時部160から出力される時刻データを参照することにより現在日時を認識する。そして、処理部120は、予定終了日時から現在日時を減算することにより、現在日時から予定終了日時までの残り時間teを算出する。
ステップS420:処理部120は、残り時間teが所定の閾値Te1以下であるか否かを判別し、閾値Te1以下であると判定した場合(ステップS420のY)は、ステップS430へ移行し、閾値Te1以下でないと判定した場合(ステップS420のN)は、ステップS410へ移行する。なお、閾値Te1は、例えば、予定登山時間((予定登山時間)=(予定終了日時)−(予定開始日時又は実際の開始日時))が長い場合ほど大きな値に設定されることが望ましい。よって、閾値Te1は、例えば予定登山時間を所定値n’で除算することによって算出される(例えばn’=3)。
ステップS430:処理部120は、登山計画データ132を参照し、ルートの終点に対応づけられた位置座標を、ロギングの予定終了位置として認識する。そして、処理部120は、現在位置から予定終了位置までの距離を、残り距離bとして算出する。なお、現在位置は、処理部120が取得した最新の測位データに含まれる緯度、経度、高度などによって表される。
ステップS440:処理部120は、残り距離bが所定の閾値E1以下であるか否かを判定し、閾値E1以下であると判定した場合(ステップS440のY)は、ステップS450へ移行し、閾値E1以下であると判定しなかった場合(ステップS440のN)は、ステップS410へ移行する。なお、残り距離b[m]を評価するための閾値E1[m]は、例えば、100mなどに設定される(例えば閾値E1は閾値D1と同程度に設定され
る)。
る)。
ステップS450:処理部120は、ロギングを終了し、フローを終了する。
1−5−4.スリープ時間の決定処理
図8は、スリープ時間の決定処理に関する電子機器1の動作を説明するためのフローチャートである。スリープ時間の決定処理は、スリープ時間の決定プログラム136に従って処理部120により実行される。
図8は、スリープ時間の決定処理に関する電子機器1の動作を説明するためのフローチャートである。スリープ時間の決定処理は、スリープ時間の決定プログラム136に従って処理部120により実行される。
ステップS291:処理部120は、現在日時から予定開始日時までの残り時間tsに基づき仮のスリープ時間Tsを算出する。仮のスリープ時間Tsは、例えば、残り時間tsを所定値mで除算することによって算出される(例えばm=3)。
なお、処理部120は、直前のステップS240において測位データを取得できた場合には、測位データに含まれる緯度、経度、高度を、仮のスリープ時間Tsの算出に利用してもよい。
ステップS292:処理部120は、直近のj秒以内の測位データを取得できたか否かを判定し、取得できたと判定した場合(ステップS292のY)には、ステップS293へ移行し、取得できたと判定しなかった場合(ステップS292のN)には、ステップS295へ移行する。
ステップS293:処理部120は、直近j秒以内の測位データに含まれる位置及び速度ベクトルに基づき、現在位置から予定開始位置までの予想所要時間Tpを算出する。予想所要時間Tpは、例えば、現在位置から予定開始位置までの残り距離aを、直近j秒以内の平均速度の大きさで除算することによって算出される。
ステップS294:処理部120は、仮のスリープ時間Tsと予想所要時間Tpとに基づきスリープ時間を決定し、フローを終了する。
例えば、処理部120は、仮のスリープ時間Tsが予想所要時間Tpより小さかった場合(Ts<Tp)には、仮のスリープ時間Tsをスリープ時間として使用してもスリープ中にユーザーが予定開始位置する虞が無いとみなし、仮のスリープ時間Tsをスリープ時間に使用する(スリープ時間を仮のスリープ時間Tsと同じに決定する)。
また、処理部120は、仮のスリープ時間Tsが予想所要時間Tp以上であった場合(Ts≧Tp)には、仮のスリープ時間Tsをスリープ時間として使用するとスリープ中にユーザーが予定開始位置に到着する虞があるとみなし、予想所要時間Tpより小さい固定値kにスリープ時間を決定する(例えばk=1[秒])。
ステップS295:処理部120は、仮のスリープ時間Tsをスリープ時間に使用し(スリープ時間を仮のスリープ時間Tsと同じに決定し)、フローを終了する。
なお、以上のフローにおいて、処理部120は、スリープ時間の値を、予め決められた範囲内(例えば1〜5分の範囲内)に制限してもよい。
2.実施形態の補足
以上のステップS230における処理部120は、ユーザーが歩行中であるか否かを判定したが、ユーザーが歩行中であるか否かを判定する代わりに、ユーザーが移動中であるか否かを判定してもよい。
以上のステップS230における処理部120は、ユーザーが歩行中であるか否かを判定したが、ユーザーが歩行中であるか否かを判定する代わりに、ユーザーが移動中であるか否かを判定してもよい。
また、以上のステップS230における処理部120は、ユーザーが歩行中又は移動中であるか否かの判定に、加速度センサー113を用いたが、加速度センサー113、角速度センサー114、GPSセンサー110のうち少なくとも1つ又は2つ以上の組み合わせを用いてもよい。
なお、ユーザーが歩行中又は移動中であるか否かの判定に、GPSセンサー110を用いる場合には、測位が成功したか否かを判定するステップS250の後段(但しステップS250のY側)に判定のステップS230を挿入すればよい。
また、上記の実施形態における情報端末2は、ルートをユーザーに指定させる際に、ルートの具体的な形状(ルート上の複数の地点の位置関係)をユーザーに指定させたが、ネットワーク3上で一般に公開されている既存のルートのうち1つ、又は、ネットワークサーバー4がユーザーに公開している既存のルートのうち1つを、ユーザーに指定させてもよい。
また、上記の実施形態における処理部120は、登録したルートの始点をロギングの予定開始位置とし、ルートの終点をロギングの予定終了位置としたが、ルートの途中地点をロギングの予定開始位置としてもよいし、ルートの途中地点をロギングの予定終了位置としてもよい。また、処理部120は、ルートにおける予定開始位置と予定終了位置との少なくとも一方をユーザーに指定させてもよい。
また、上記実施形態における処理部120は、電子機器1の位置座標を算出するために、GPSセンサー110の出力を用いたが、GPSセンサー110、地磁気センサー111、気圧センサー112、加速度センサー113、角速度センサー114のうち、少なくとも1つの出力を用いてもよい(つまり、GPSセンサー110、地磁気センサー111、気圧センサー112、加速度センサー113、角速度センサー114は、何れも位置センサーの一例となり得る。)。
また、上記の実施形態における処理部120は、電子機器1に登録された登山計画の数を1としたが、複数であってもよい。電子機器1に登録された登山計画の数が2以上である場合には、複数の登山計画のうち何れか1つをユーザーに予め指定させてもよい。
また、上記の実施形態における処理部120は、1つの登山計画についてロギング開始処理とロギング終了処理との双方の処理を実行したが、何れか一方の実行を省略してもよいし、1つの登山計画についてロギング開始処理とロギング終了処理との少なくとも一方を省略するか否かをユーザーに予め選択させてもよい。
また、上記の実施形態における処理部120は、ロギングを開始する代わりに、ロギングを開始すべき旨をユーザーへ通知してもよい(ユーザーのロギング開始忘れの防止機能)。また、処理部120は、ロギングを終了する代わりに、ロギングを終了すべき旨をユーザーへ通知してもよい(ユーザーのロギング終了忘れの防止機能)。
また、上記の実施形態における処理部120は、ロギングの開始を、一定の条件が満たされた場合(例えばユーザーが予定開始位置を通過した場合)のみに制限してもよい。また、処理部120は、ロギングの終了を、一定の条件が満たされた場合(例えばユーザーが予定終了位置を通過した場合)のみに制限してもよい。
3.実施形態のまとめ
(1)以上、本実施形態のスポーツ活動記録装置(電子機器1)は、時刻を計測する計
時部160と、位置を算出する位置センサー(GPSセンサー110)と、計測された前記時刻(現在日時)が、スポーツ活動(登山)の予定開始時刻を含む所定期間以内(予定開始時刻までの残り時間がTs1以下となる期間内)に含まれ(ステップS220のY)、かつ、算出された位置(現在位置)が、スポーツ活動の予定開始位置を含む所定領域以内(予定開始位置までの距離がD1以下となる領域内)に含まれる場合(ステップS270のY)に、スポーツ活動の記録(登山に関するロギング)を開始(ステップS280)する処理部120とを含む。
(1)以上、本実施形態のスポーツ活動記録装置(電子機器1)は、時刻を計測する計
時部160と、位置を算出する位置センサー(GPSセンサー110)と、計測された前記時刻(現在日時)が、スポーツ活動(登山)の予定開始時刻を含む所定期間以内(予定開始時刻までの残り時間がTs1以下となる期間内)に含まれ(ステップS220のY)、かつ、算出された位置(現在位置)が、スポーツ活動の予定開始位置を含む所定領域以内(予定開始位置までの距離がD1以下となる領域内)に含まれる場合(ステップS270のY)に、スポーツ活動の記録(登山に関するロギング)を開始(ステップS280)する処理部120とを含む。
つまり、処理部120は、計測された時刻が所定期間以内に含まれ(時刻が予定開始時刻に近づき)、かつ、算出された位置が所定領域以内に含まれる(位置が予定開始位置に近づいた)場合に記録を開始する。よって、ユーザーが記録の開始をスポーツ活動記録装置に指示しなかった場合であっても、適切に記録を開始できる。また、処理部120は、時間と位置との双方を用いるので、時間のみ又は位置のみを用いる場合と比較して、記録の開始が不適切となる可能性を抑えることができる。従って、スポーツ活動記録装置は、スポーツ活動の記録データ(登山ログデータ)が大幅に欠落したり、無駄な記録(無駄な電力消費)が行われたりする可能性を、抑えることができる。
(2)また、処理部120は、計測された時刻が所定期間以内に含まれる場合(ステップS220のY)に、位置センサーの動作を開始させる(ステップS240)。
つまり、処理部120は、計測された時刻が所定期間以内に含まれる(時刻が予定開始時刻に近づいた)場合に位置センサーの動作を開始させる。よって、例えば、位置センサーの動作が開始された後、算出された位置が所定期間以内に含まれた(位置が予定開始位置に近づいた)場合に位置の記録を開始することができる。
(3)また、処理部120は、計測された時刻が所定期間以内に含まれない場合(ステップS220のN)には、位置センサーの動作を開始させない(ステップS290)。
つまり、処理部120は、計測された時刻が所定期間以内に含まれない(時刻が予定開始時刻に近づかない)場合には、位置センサーを動作させない。よって、時刻が所定期間以内に含まれない(時刻が所定開始時刻に近づかない)場合における位置センサーの動作を抑制することができる。
(4)また、処理部120は、算出された位置が、所定領域を包含する包含領域以内(予定開始位置までの距離がD2以下となる領域)に含まれる場合(ステップS310のY)には、位置センサーの動作の頻度を増加させる(ステップS320)。
つまり、処理部120は、算出された位置が所定領域より広い包含領域以内に含まれる場合に、位置センサーの動作の頻度を増加させる。よって、頻度を増加させない場合と比較して、所定領域以内に含まれる位置の算出(位置が所定領域以内に含まれるか否かの判定)を、より早く行うことが容易である。
(5)また、処理部120は、算出された位置が、包含領域以内に含まれ、かつ、所定領域以内に含まれない場合には、スポーツ活動の記録を開始しない(ステップS270のN)。
つまり、処理部120は、算出された位置が包含領域以内に含まれるとしても、所定領域以内に含まれない限りは、記録を開始しない。よって、算出された位置が所定領域以内に含まれない場合における記録(又は無駄な電力消費)を抑制することができる。
(6)また、処理部120は、算出された位置が包含領域以内に含まれる場合には、算出された位置が所定領域以内に含まれるか否かの判定を所定頻度で(高頻度モードで)行う(ステップS320)。
つまり、処理部120は、算出された位置が包含領域以内に含まれる場合には、算出された位置が所定領域以内に含まれるか否かを判定を所定頻度で行う。よって、算出された位置が所定領域以内に含まれるタイミングを逃す可能性を抑えることができる。
(7)また、処理部120は、算出された位置が包含領域以内に含まれた後に算出された位置が、包含領域以内に含まれない場合(位置が包含領域以内に入ったとしても再び外れた場合)(ステップS310のN)には、位置センサーの動作の頻度を減少させる(ステップS290)。
つまり、処理部120は、算出された位置が包含領域以内に含まれるとしても、その後に算出された位置が包含領域以内に含まれない場合には、位置センサーの動作の頻度を減少させる。よって、算出された位置が包含領域以内に含まれない場合における位置センサーの無駄な動作を抑制することができる。
(8)また、本実施形態のスポーツ活動記録装置(電子機器1)は、時刻を計測する計時部160と、位置を算出する位置センサー(GPSセンサー110)と、計測された時刻が、スポーツ活動(登山)の予定終了時刻を含む所定期間以内(予定終了時刻までの時間がTe1以下となる期間内)に含まれ(ステップS420のY)、かつ、算出された位置が、スポーツ活動の予定終了位置を含む所定領域以内(予定終了位置までの距離がE1以下となる領域内)に含まれる場合(ステップS440のY)に、スポーツ活動の記録(登山に関するロギング)を終了(ステップS450)する処理部120と、を含む。
つまり、処理部120は、計測された時刻が所定期間以内に含まれ(時刻が予定終了時刻に近づき)、かつ、算出された位置が所定領域以内に含まれる(位置が予定終了位置に近づいた)場合に記録を終了する。よって、ユーザーが記録の終了をスポーツ活動記録装置に指示しなかった場合であっても、適切に記録を終了できる。また、処理部120は、時間と位置との双方を用いるので、時間のみ又は位置のみを用いる場合と比較して、記録の終了が不適切となる可能性を抑えることができる。従って、スポーツ活動記録装置は、スポーツ活動の記録データ(登山ログデータ)が大幅に欠落したり、無駄な記録(無駄な電力消費)が行われたりする可能性を、抑えることができる。
(9)また、処理部120は、計測された時刻が所定期間以内に含まれる場合(ステップS420のY)には、算出された位置が所定領域以内に含まれるか否かの判定を所定頻度で(高頻度モードで)行う(ステップS430)。
つまり、処理部120は、計測された時刻が所定期間以内に含まれる(時刻が予定終了時刻に近づいた)場合には、算出された位置が所定領域以内に含まれるか否か(位置が予定終了位置に近づいたか否か)の判定を所定頻度で行う。よって、算出された位置が所定領域以内に含まれること(予定終了位置に近づいたこと)を検出し損なう可能性を抑えることができる。
(10)また、記録の対象には、スポーツ活動中の各時点に算出された前記位置(緯度、経度、高度)が含まれる。
従って、スポーツ活動記録装置は、スポーツ活動の記録に位置センサーを利用することができる。
(11)また、本実施形態のスポーツ活動記録装置は、ユーザーの所定部位へ装着可能である。
従って、ユーザーは、スポーツ活動記録装置を手に持たなくてもスポーツ活動を記録することができる。
(12)また、所定部位は、腕又は手首である。
従って、ユーザーは、電子機器を腕時計等と同様の感覚で使用することができる。
4.その他の変形例
本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上記の実施形態では、ネットワークサーバー4の機能の一部が情報端末2又は電子機器1に搭載されてもよいし、情報端末2又は電子機器1の機能の一部がネットワークサーバー4に搭載されてもよい。また、上記の実施形態では、電子機器1の機能の一部又は全部が情報端末2に搭載されてもよいし、情報端末2の機能の一部又は全部が電子機器1に搭載されてもよい。
また、電子機器1又は情報端末2には、公知のスマートフォンの機能、例えば、カメラ機能、通話機能、通信機能などが搭載されてもよい。
また、電子機器1又は情報端末2には、スポーツ活動(生体活動を含む)の少なくとも一部をセンシングする他のセンシング機能(湿度センサーなど)が搭載されてもよい。
また、電子機器1又は情報端末2の用途としては、登山の他、スキー(クロスカントリーやスキージャンプも含む)、ランニング、自転車、ウォーキング、テニス、スイミング、ダイエット、リハビリテーションの他に、スケート、ゴルフ、野球、サッカー、バイク、モータースポーツ、ボート(競艇)、ヨット、トレイルランニング、パラグライダー、カイト、犬ぞり、飛行ロボット(ラジコン)、などが挙げられる。各用途に応じて異なる項目をロギングしてもよいし、ユーザーが項目を選択できてもよい。
また、電子機器1又は情報端末2は、リスト型電子機器、イヤホン型電子機器、指輪型電子機器、ペンダント型電子機器、スポーツ器具に装着して使用する電子機器、スマートフォン、ヘッドマウントディスプレイ(HMD:Head Mount Display)など、様々なタイプの携帯情報機器として構成することができる。
また、電子機器1又は情報端末2は、ユーザーに対する情報の通知を、画像表示により行ってもよいし、音出力、振動などにより行ってもよいし、画像表示、音出力、振動のうち少なくとも2つの組み合わせにより行ってもよい。
また、上記の実施形態では、全地球衛星測位システムとしてGPS(Global Positioning System)を利用したが、他の全地球航法衛星システム(GNSS:Global Navigation
Satellite System)を利用してもよい。例えば、EGNOS(European Geostationary-Satellite Navigation Overlay Service)、QZSS(Quasi Zenith Satellite System)、GLONASS(GLObal NAvigation Satellite System)、GALILEO、BeiDou(BeiDou Navigation Satellite System)、等の衛星測位システムのうち1又は2以上を利用してもよい。また、衛星測位システムの少なくとも1つにWAAS(Wide Area
Augmentation System)、EGNOS(European Geostationary-Satellite Navigation Overlay Service)等の静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS:Satellite-based Augmentation System)を利用してもよい。
Satellite System)を利用してもよい。例えば、EGNOS(European Geostationary-Satellite Navigation Overlay Service)、QZSS(Quasi Zenith Satellite System)、GLONASS(GLObal NAvigation Satellite System)、GALILEO、BeiDou(BeiDou Navigation Satellite System)、等の衛星測位システムのうち1又は2以上を利用してもよい。また、衛星測位システムの少なくとも1つにWAAS(Wide Area
Augmentation System)、EGNOS(European Geostationary-Satellite Navigation Overlay Service)等の静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS:Satellite-based Augmentation System)を利用してもよい。
また、上述した各実施形態及び各変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば、各実施形態及び各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
また、本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1 電子機器、110 GPSセンサー、120 処理部、130 記憶部、111 地磁気センサー、112 気圧センサー、113 加速度センサー、114 角速度センサー、115 脈センサー、116 温度センサー、150 操作部、160 計時部、170 表示部、180 音出力部、190 通信部、2 情報端末、3 ネットワーク、4 ネットワークサーバー
Claims (16)
- 時刻を計測する計時部と、
位置を算出する位置センサーと、
計測された前記時刻が、スポーツ活動の予定開始時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、算出された前記位置が、前記スポーツ活動の予定開始位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を開始する処理部と、を含む、
スポーツ活動記録装置。 - 前記処理部は、
計測された前記時刻が前記所定期間以内に含まれる場合に、前記位置センサーの動作を開始させる、
請求項1に記載のスポーツ活動記録装置。 - 前記処理部は、
計測された前記時刻が前記所定期間以内に含まれない場合には、前記位置センサーの動作を開始させない、
請求項2に記載のスポーツ活動記録装置。 - 前記処理部は、
算出された前記位置が、前記所定領域を包含する包含領域以内に含まれる場合には、前記位置センサーの動作の頻度を増加させる、
請求項2又は3に記載のスポーツ活動記録装置。 - 前記処理部は、
算出された前記位置が、前記包含領域以内に含まれ、かつ、前記所定領域以内に含まれない場合には、前記スポーツ活動の記録を開始しない、
請求項4に記載のスポーツ活動記録装置。 - 前記処理部は、
算出された前記位置が前記包含領域以内に含まれる場合に、算出された前記位置が前記所定領域以内に含まれるか否かの判定を所定頻度で行う、
請求項4又は5に記載のスポーツ活動記録装置。 - 前記処理部は、
算出された前記位置が前記包含領域以内に含まれた後に算出された前記位置が、前記包含領域以内に含まれない場合には、前記位置センサーの動作の頻度を減少させる、
請求項4〜6の何れか一項に記載のスポーツ活動記録装置。 - 時刻を計測する計時部と、
位置を算出する位置センサーと、
計測された前記時刻が、スポーツ活動の予定終了時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、算出された前記位置が、前記スポーツ活動の予定終了位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を終了する処理部と、を含む、
スポーツ活動記録装置。 - 前記処理部は、
計測された前記時刻が前記所定期間以内に含まれる場合に、算出された前記位置が前記所定領域以内に含まれるか否かの判定を所定頻度で行う、
請求項8に記載のスポーツ活動記録装置。 - 前記記録の対象には、
前記スポーツ活動中の各時点に算出された前記位置が含まれる、
請求項1〜9の何れか一項に記載のスポーツ活動記録装置。 - 前記スポーツ活動記録装置は、
ユーザーの所定部位へ装着可能である、
請求項1〜10の何れか一項に記載のスポーツ活動記録装置。 - 前記所定部位は、腕又は手首である、
請求項11に記載のスポーツ活動記録装置。 - 計時部によって計測された時刻が、スポーツ活動の予定開始時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、位置センサーによって算出された位置が、前記スポーツ活動の予定開始位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を開始すること、を含む、
スポーツ活動記録方法。 - 計時部によって計測された時刻が、スポーツ活動の予定終了時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、位置センサーによって算出された位置が、前記スポーツ活動の予定終了位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を終了すること、を含む、
スポーツ活動記録方法。 - 計時部によって計測された時刻が、スポーツ活動の予定開始時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、位置センサーによって算出された位置が、前記スポーツ活動の予定開始位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を開始すること、をコンピューターに実行させる、
コンピューターが読み取り可能なプログラム。 - 計時部によって計測された時刻が、スポーツ活動の予定終了時刻を含む所定期間以内に含まれ、かつ、位置センサーによって算出された位置が、前記スポーツ活動の予定終了位置を含む所定領域以内に含まれる場合に、前記スポーツ活動の記録を終了すること、をコンピューターに実行させる、
コンピューターが読み取り可能なプログラム。
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