JP2020003467A - 電子機器、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
現在位置を測位する測位手段と、
ユーザの移動の有無に関する情報を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された情報に基づいて、前記ユーザの移動時刻が到来した場合、前記測位手段の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える制御をする制御手段と、
を有することを特徴とする。
[外観構成]
図1は、本発明の一実施形態である電子機器1の外観構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の電子機器1は、腕時計型の装置(例えば、スマートウォッチ)として構成されている。また、電子機器1は、第1の表示部18及び第2の表示部28(詳細は共に後述)を備えており、第1の表示部18の上に第2の表示部28が積層されている。この第2の表示部28は、透過型の表示部であり、第1の表示部18の表示領域が視認可能になるような透過表示あるいは半透過表示を行うことができる。さらに、第2の表示部28の上には、タッチパネル19が設けられている。
このような構成により、電子機器1においては、第1の表示部18の表示に第2の表示部28の表示を重ね合わせて表示することが可能であると共に、タッチパネル19によって表示内容にタッチ操作することが可能となっている。
図1のような構成において、電子機器1は、稼働時間拡張処理を行う。ここで、稼働時間拡張処理とは、電子機器1の各機能の動作状態における、停止状態と作動状態とを適宜切り替えることにより、電子機器1全体としての電力消費を抑制し、電子機器1の稼働時間を拡張する一連の処理である。
従って、電子機器1によれば、上述したように電子機器1を自動で復帰させることができるのみならず、ユーザが希望した場合には、電子機器1をユーザの操作に応じて復帰させることもできる。すなわち、電子機器1によれば、ユーザの選択肢を広げて、ユーザの利便性をより向上させることができる。
図2は、電子機器1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、電子機器1は、第1のCPU(Central Processing Unit)11と、第1のROM(Read Only Memory)12と、第1のRAM(Random Access Memory)13と、第1の記憶部14と、第1のRTC(Real Time Clock)部15と、ドライブ16と、第1の入力部17と、第1の表示部18と、タッチパネル19と、第2のCPU21と、第2のROM22と、第2のRAM23と、第2の記憶部24と、第2のRTC部25と、センサ部26と、第2の入力部27と、第2の表示部28と、ブルートゥース(登録商標)アンテナ31と、ブルートゥースモジュール32と、無線LAN(Local Area Network)アンテナ33と、無線LANモジュール34と、GPSアンテナ35と、GPS(Global Positioning System)モジュール42と、を備えている。
具体的に、第1のCPU11は、主機能作動状態において、オペレーティングシステム(OS:Operating System)と、OSの管理下で実行される各種プログラムとに基づいて各種演算処理を行い、演算処理の結果に基づいた各種の処理を実行することにより、電子機器1におけるスマートフォンに類する機能を実現する。また、第1のCPU11は、主機能作動状態において、稼働時間拡張処理の一部として、移動予定情報を設定する処理や、測位された電子機器1の現在位置のログ(以下、「測位ログ情報」と称する。)を蓄積して記憶する処理等を行う。
一方で、第1のCPU11は、主機能停止状態において、動作を停止し、上述した各種処理の実行を行わない。
そのため、腕時計の機能や、上述した稼働時間拡張処理の主機能停止状態における処理のための機能のみが要求される際は、第2のCPU21を動作させる一方で、第1のCPU11を停止状態(あるいは一部の機能のみを残して、他の大部分の機能を停止した、いわゆるスリープ状態)とすることにより、電子機器1全体の消費電力を低減させることができる。また、この場合に、第1の表示部18、タッチパネル19、及びGPSモジュール36についても停止状態(あるいは一部の機能のみを残して、他の大部分の機能を停止した、いわゆるスリープ状態)とすることにより、電子機器1全体の消費電力を更に低減させることができる。
第1の表示部18は、有機ELディスプレイ(OLED:Organic Electro−Luminescence)によって構成され、第1のCPU11の制御に従って、各種情報を表示画面に表示する。
ブルートゥースモジュール32は、第1のCPU11の指示に従って、ブルートゥースアンテナ31を介して他の装置に信号を送信する。また、ブルートゥースモジュール32は、他の装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す情報を第1のCPU11に出力する。
無線LANモジュール34は、第1のCPU11の指示に従って、無線LANアンテナ33を介して他の装置に信号を送信する。また、無線LANモジュール34は、他の装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す情報を第1のCPU11に出力する。
GPSモジュール36は、GPSアンテナ35から入力された電気信号に基づいて、GPSによって示される電子機器1の現在位置(例えば、緯度、経度、及び高度により特定される現在位置)及びGPSによって示される現在時刻を検出する。以下では、このGPSによって示される、電子機器1の現在位置と現在時刻とを含んだ情報を「GPSの測位情報」と称する。また、GPSモジュール36は、検出したGPSの測位情報を第1のCPU11に出力する。
脈拍センサは、電子機器1の裏面側(ユーザの腕に面する側)に設置され、電子機器1が装着されたユーザの脈拍を検出し、検出した脈拍を示す情報を第2のCPU21に出力する。
地磁気センサは、地磁気の方向を検出し、検出した地磁気の方向を示す情報を第2のCPU21に出力する。
ジャイロセンサは、電子機器1における3軸方向の角速度を検出し、検出した角速度を示す情報を第2のCPU21に出力する。
照度センサは、例えば、第1の表示部18の裏面側の所定箇所や、電子機器1のベゼル部分の所定箇所等に設置され、電子機器1の表示領域における明るさ(照度)を検出し、検出した明るさを示す情報を第2のCPU21に出力する。
図3Aは、電子機器1の表示領域における照度センサ29の設置形態を示す模式図である。また、図3Bは、図3AにおけるX−X’断面を示す模式図である。
また、図3Bに示すように、電子機器1の表示領域は、表面側からカバーガラスCG、タッチパネル19、第2の表示部28、第1の表示部18、黒色シートBS、メイン基板MBの順に積層された断面構造を有している。これらのうち、黒色シートBSは、第2の表示部28及び第1の表示部18を透過して視認した場合の発色を調整する部材であり、本実施形態では、黒色が視認される構成となっている。また、メイン基板MBには、図2を参照して説明した各ハードウェアが配置されると共に、各ハードウェア間を接続する信号線が配設される。
次に、電子機器1の機能的構成について説明する。
図4は、図2の電子機器1の機能的構成のうち、稼働時間拡張処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
稼働時間拡張処理とは、上述したように、電子機器1の各機能の動作状態における、停止状態と作動状態とを適宜切り替えることにより、電子機器1全体としての電力消費を抑制し、電子機器1の稼働時間を拡張する一連の処理である。
また、第1の記憶部14の一領域には、測位ログ情報141と、移動予定情報142とが記憶される。また、第2の記憶部24の一領域には、再作動時刻241が記憶される。
ここで、これら機能ブロックの動作の前提として、上述したように電子機器1は、「主機能作動状態」と「主機能停止状態」の何れかの動作状態で動作する。
主機能作動状態では、第2のCPU21と第1のCPU11の双方が動作する。従って、主機能作動状態では、第2のCPU21における各機能ブロックと、第1のCPU11における各機能ブロックとの双方が機能する。また、主機能作動状態では、第1の表示部18、タッチパネル19、及びGPSモジュール36も動作する。そのため、主機能作動状態では、GPSの情報に基づいて測位ログ情報を蓄積する処理や、スマートフォンに類する機能を実現する処理を行うことができる。
第1のプログラム処理部111は、第1のプログラムに基づいた各種演算処理を行い、演算処理の結果に基づいて各種ハードウェアを制御することにより、スマートフォンに類する機能を実現する。第1のプログラムは、上述した汎用のOSである。第1のプログラム処理部111は、主機能作動状態において、動作を継続する。
稼働時間拡張処理における動作状態の切り替えは、移動予定情報142に含まれるスケジュールに基づいて行なわれる。まず、主機能作動状態において、移動予定情報142が設定される。
この場合、例えば、稼働時間拡張処理において、移動予定情報142に含まれるスケジュールに基づいて動作状態を切り替えるのか、簡易モードとして、ユーザ操作により任意のタイミングで動作状態を切り替えるのかを、ユーザが選択できるようにするとよい。そして、簡易モードが選択された場合には、ユーザの操作に応じて動作状態の切り替えを行なうようにするとよい、
このように簡易モードを設けることにより、ユーザの選択肢を広げて、ユーザの利便性をより向上させることができる。
図5は、図4の機能的構成を有する図1の電子機器1が実行する稼働時間拡張処理の流れを説明するフローチャートである。
稼働時間拡張処理は、例えば、電子機器1への電源投入と共に、あるいはユーザによる稼働時間拡張処理の実行指示と共に開始される。稼働時間拡張処理開始時において、電子機器1は、主機能作動状態である。なお、上述したように、主機能作動状態において、GPSモジュール36によるGPSの測位情報の検出、測位情報取得部112によるGPSの測位情報の取得、及び第1の記憶部14による測位ログ情報141の記憶は、所定の周期で継続的に行われるが、この点については、図5における図示を省略する。
主機能停止状態への切り替え指示があった場合は、ステップS12−2において「停止指示」と判定され、処理はステップS12−3に進む。ステップS12−3において、第1の動作状態制御部114と第2の動作状態制御部212とは、協働して、電子機器1の動作状態を、主機能停止状態へ切り替える。
主機能作動状態への切り替え指示があった場合は、ステップS12−2において「作動指示」と判定され、処理はステップS12−4に進む。ステップS12−4において、第1の動作状態制御部114と第2の動作状態制御部212とは、協働して、電子機器1の動作状態を、主機能作動状態へ切り替える。
これらの場合、その後ステップS12−5において、主機能作動状態の場合は第1の動作状態制御部114が、あるいは主機能停止状態の場合は第2の動作状態制御部212が、新たな指示操作があったか否かを判定する。新たな指示操作がなかった場合には、ステップS12−5においてNoと判定され、ステップS12−5の判定は繰り返される。一方で、新たな指示操作があった場合には、処理はステップS12−2に戻り、再度指示内容についての判定が行われる。なお、主機能作動状態の場合は、再度図7(A)を参照して上述した選択画面の表示を行ない、その選択画面にてユーザの指示操作を受け付けるようにしてもよい。一方で、主機能停止状態の場合は、例えば、特に表示を行わず、第2の入力部27に含まれるハードウェアボタンの押下等に応じて、ユーザの指示操作を受け付けるようにしてもよい。
これら簡易モードでの動作において、動作状態の切り替え指示ではなく、簡易モード(及び稼働時間拡張処理)の終了指示があった場合は、ステップS12−2において「終了指示」と判定され、処理は図5に戻り、簡易モード(及び稼働時間拡張処理)は終了する。
また、「一時停止」として設定されている時刻「PM02:30」(例えば、山小屋に到着する予定時刻に相当)が、ユーザの移動に関するログの蓄積を終了すべき時刻であり、すなわち、主機能作動状態から、主機能停止状態への切り替えを行なう時刻である。
また、「一時停止」として設定されている時刻「PM03:40」(例えば、山小屋に到着する予定時刻に相当)が、ユーザの移動に関するログの蓄積を終了すべき時刻であり、すなわち、主機能作動状態から、主機能停止状態への切り替えを行なう時刻である。
また、「ログ終了」として設定されている時刻「PM04:50」(例えば、下山の予定時刻に相当)が、ユーザの移動に関するログの蓄積を終了すべき時刻であり、すなわち、稼働時間拡張処理を終了する時刻である。なお、稼働時間拡張処理終了後は、主機能作動状態となってもよいし、主機能停止状態となってもよい。
これに限らず、ユーザが自身の行動予定により近い情報を設定するようにしてもよい。例えば、ユーザが、移動予定情報に「経由地の地点名」や「休憩」等の予定を、予定を実行する時刻と共に設定するようにしてもよい。
この場合、第1の動作状態制御部114と第2の動作状態制御部212とが、この移動予定情報として設定された「経由地の地点名」や「休憩」といったそれぞれの予定について、ユーザの行動状態に移動を伴う予定であるか否かを判定する。そして、第1の動作状態制御部114と第2の動作状態制御部212とが、判定結果に基づいて動作状態の切り替えを行う。例えば、設定された予定が「経由地の地点名」であれば経由地を移動している時間帯は主機能停止状態から主機能作動状態に切り替える、又は主機能作動状態を維持する。また、設定された予定が「休憩」であれば休憩時間中は主機能作動状態から主機能停止状態に切り替える、又は主機能停止状態を維持する。
この場合は、第1の動作状態制御部114と第2の動作状態制御部212は、判定結果に基づいて、最初に主機能停止状態から主機能作動状態に切り替える時刻を上述の「ログ開始」時刻として扱うように設定し、主機能作動状態から主機能停止状態に切り替える時刻を上述の「一時停止」時刻として扱うように設定し、主機能停止状態から主機能作動状態に切り替える時刻を上述の「ログ再開」時刻と扱い、最後稼働時間拡張処理を終了する時刻を上述の「ログ終了」時刻と扱うように設定すればよい。
しかしながら、ステップS13で設定された「ログ開始」時刻がすぐに到来するような場合には、いったん主機能停止状態に切り替えたとしても、またすぐに主機能作動状態へと切り替えることになるため、わざわざ切り替えを行なう意義がさほどない。そこで、第1の動作状態制御部114は、現在時刻と、「ログ開始」時刻との時間差が短く、所定時間内の場合には、主機能停止状態への切り替えを抑制するための処理を行なう。例えば、第1の動作状態制御部114は、現在時刻と、「ログ開始」時刻との時間差が短く、所定時間内の場合には、主機能停止状態への切り替え指示のための画面ではなく、主機能作動状態を継続する指示のための画面をユーザに対して表示する。
そして、主機能停止状態に切り替わることなく、主機能作動状態を継続することにより、電子機器1は、速やかにGPSの情報に基づいて測位ログ情報を蓄積する処理を行なえる。そのため、ユーザはスケジュールに沿った動作を速やかに開始することができる。
ステップS15において、第1の動作状態制御部114は、主機能作動状態を継続してよいのかをユーザに確認するための表示を、第1の表示部18にて行なう。この表示の一例を図7(B)に示す。図7(B)に示すように、第1の動作状態制御部114は、「すでに予定時刻のため、ログの記録を開始します。」等の表示と共に、ユーザが主機能作動状態の継続を指示するための「今すぐログ開始」、及びユーザが稼働時間拡張処理の終了を指示するための「キャンセル」等の選択肢をユーザに対して提示する。
以上説明した稼働時間拡張処理によれば、電子機器1は、ユーザの活動期間に応じて、主機能が必要となる場合には、主機能作動状態において、主機能を実現するためのハードウェアを作動させて、主機能を利用することができる、という効果を奏する。一方で、ユーザの活動期間に応じて、主機能が不要となる場合には、主機能停止状態において、主機能を実現するためのハードウェアを停止させて、消費電力を抑制することができる、という効果を奏する。
この点、例えば、従来の技術では、消費電力の抑制が求められることを考慮して、電子機器の動作を停止させる構成があった。しかしながら、このように消費電力の抑制のために電子機器の動作を停止する場合、電子機器を再び利用するために、ユーザが電子機器を手動で再起動させる必要が生じる。従って、ユーザにとって利便性を欠いてしまう。また、ユーザが再起動させることを忘れてしまい、各種データの記録ができないおそれもある。
これに対して、電子機器1は、上述したように、主機能を利用できる主機能作動状態と、消費電力を抑制できる主機能停止状態とを、ユーザの活動期間に応じて切り替えることができる。すなわち、電子機器1によれば、電子機器を自動で復帰させることができる。また、ユーザの利便性を確保しつつ、電力消費を抑制することができる。
この電子機器1が奏する効果について、図9を参照して説明する。図9は、稼働時間拡張処理での「時間」経過に伴う、電子機器1の「画面表示」、[消費電力]、及び「作動機能」のそれぞれの状態の遷移を示す模式図である。
次に、上述した実施形態を変形した、いくつかの変形例について説明する。ただし、以下に説明する変形例は、あくまで例示であり、本実施形態を適用可能な変形例を限定するものではない。また、以下に説明する変形例同士を組み合わせることも可能である。
上述の実施形態では、移動予定情報に含まれるスケジュールや、ユーザによる所定の操作に基づいて、電子機器1の動作状態を切り替えていた。これに限らず、他の条件に基づいて、電子機器1の動作状態を切り替えるようにしてもよい。
例えば、移動予定情報の一部として山小屋の位置を示す位置情報を含ませておく。そして、この山小屋の位置情報と、GPSの測位情報に含まれる現在位置とが合致し、電子機器1を携帯したユーザが、山小屋に到着したと判定できた場合に、移動予定情報に含まれるスケジュールに関わらず、主機能停止状態に切り替えるようにしてもよい。また、他にも、例えば、センサ部26に含まれる脈拍センサによりユーザの脈拍が検出できたか否かに基づいて、あるいは、加速度センサにより加速度が検出できたか否かに基づいて、動作状態を切り替えるようにしてもよい。例えば、ユーザの脈拍や加速度が検出できた場合に、ユーザが移動しているとして主機能作動状態に切り替えるようにしてもよい。一方で、ユーザの脈拍や加速度が検出できなくなった場合に、ユーザの移動が中断しているとして主機能停止状態に切り替えるようにしてもよい。
上述の実施形態では、主機能停止状態において、センサ部26を特に停止状態(あるいはスリープ状態)としていなかったが、主機能停止状態において、センサ部26に含まれるセンサの一部又は全部を停止状態(あるいはスリープ状態)とするようにしてもよい。特に、センサ部26に含まれる各センサの出力が第1のCPU11でもっぱら利用される場合や、センサ部26が第2のCPU21ではなく第1のCPU11に接続されているような場合に、主機能停止状態において、センサ部26を停止状態(あるいはスリープ状態)とするようにしてもよい。
また、センサ部26に限らず、主機能作動状態に切り替えるためのハードウェア以外の、他のハードウェアを、停止状態(あるいはスリープ状態)とするようにしてもよい。
上述の実施形態では、主機能作動状態において、センサ部26を特に停止状態(あるいはスリープ状態)としていなかったが、主機能作動状態において、センサ部26に含まれるセンサの一部又は全部を停止状態(あるいはスリープ状態)とするようにしてもよい。
例えば、主機能作動状態において、第1のプログラム処理部111が、ユーザの操作に応じて、第1の表示部18に電子コンパスを表示する機能を備える場合を考える。この電子コンパスの表示には、例えば、センサ部26に含まれる地磁気センサが用いられる。そこで、電子コンパスの表示時にはセンサ部26に含まれる地磁気センサに給電を行い、地磁気センサを作動状態にする。一方で、電子コンパスの非表示時にはセンサ部26に含まれる地磁気センサに対して給電を取り止め、地磁気センサを停止状態(あるいはスリープ状態)とする。このようにすれば、主機能作動状態であっても、より消費電力を抑制することが可能となる。
主機能停止状態時に第2の表示部28に時計等を表示する場合に、時計に含まれる現在時刻や日付や曜日等以外の情報を表示するようにしてもよい。例えば、図9のT1からT2の間における「画面表示」の例として表示しているように、時計表示の最下段に電子機器1の電池残量を示す数値(図中では一例として「38」)等を表示するようにしてもよい。
また、他にも、移動予定情報142に含まれるスケジュールに基づいて、主機能停止状態から、主機能作動状態への切り替えを行なう時刻(例えば、図8における「ログ開始」の時刻や、「ログ再開」の時刻)を表示するようにしてもよい。例えば、図9のT3からT4の間における「画面表示」の例として表示しているように、時計表示の最下段に、主機能停止状態から、主機能作動状態への切り替えを行なう時刻(図中では一例として「6:00」)等を表示するようにしてもよい。
これにより、消費電力が特に抑制された主機能停止状態を維持したまま(すなわち、主機能作動状態に切り替えることなく)、切り替えが行われる時刻をユーザに通知することがきる。そのため、省電力を抑制しながらも、ユーザの利便性を向上させることができる。
ステップS22における主機能作動状態への切り替えに先立って、主機能作動状態への切り替えを行ってよいか、ユーザに確認を行なうステップを追加するようにしてもよい。この場合、この時点では主機能停止状態にあるので、第2の表示部28において、主機能作動状態への切り替えを行ってよいか、ユーザに確認をする表示を行なう。そして、ユーザからの所定の操作(例えば、第2の入力部27に含まれるボタンを押下する操作)があった場合に、主機能作動状態へ切り替えるようにしてもよい。
上述の実施形態では、電子機器1の位置を測位するためにGPSを用いていたが、これに限らず、他の全地球測位システムを利用して電子機器1の位置を測位するようにしてもよい。例えば、GLONASSや、Galileo等の全地球測位システムを利用して電子機器1の位置を測位するようにしてもよい。また、GPSを含んだ各全地球測位システムを用いる場合に、準天頂衛星システム(QZSS:Quasi−Zenith Satellite System)により測位位置の補正等を行うようにしてもよい。
上述の実施形態では、簡易モードにおいて、図6を参照して上述したようにステップS12−1において、ユーザが指示するための選択画面の表示を行っていた。例えば、図7(A)に示すような選択画面の表示を行っていた。そして、ステップS12−2において、この選択画面を参照したユーザから指示を受け付け、その指示内容を判定していた。すなわち、図7(A)に示すような選択画面をユーザインタフェースとして利用することにより、指示を受け付けていた。これに限られず、特に選択画面等を表示することなくユーザからの指示を受け付けるようにしてもよい。
例えば、特に表示を行わず、主機能作動状態においてユーザによる切り替え指示に対応する操作があった場合には、主機能停止状態に切り替えるようにするとよい。また、主機能停止状態においてユーザによる切り替え指示に対応する操作があった場合には、主機能作動状態に切り替えるようにするとよい。更に、主機能作動状態及び主機能停止状態において、ユーザによる簡易モード(及び稼働時間拡張処理)の終了指示に対応する操作があった場合には、簡易モード(及び稼働時間拡張処理)を終了するようにするとよい。
この場合、例えば、第1のハードウェアボタンの押下を切り替え指示に対応する操作として扱い、第2のハードウェアボタンの押下を終了指示に対応する操作として扱うようにしてもよい。あるいは、例えば、1つのハードウェアボタンのみを利用し、このハードウェアボタンの一時的な押下を切り替え指示に対応する操作として扱い、このハードウェアボタンの所定時間以上の長押しを終了指示に対応する操作として扱うようにしてもよい。
GPSモジュール36は、現在位置を測位する。
移動予定情報設定部113は、ユーザの移動の有無に関する情報を設定する。
第1の動作状態制御部114及び第2の動作状態制御部212は、移動予定情報設定部113により設定された情報に基づいて、ユーザの移動時刻が到来した場合、GPSモジュール36の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える制御をする。
これにより、電子機器1は、主機能停止させておいた場合であっても、ユーザの活動期間に応じて、主機能が必要となる場合には、主機能作動状態において、主機能を実現するためのハードウェアを作動させて、主機能を利用することができる。
従って、電子機器を自動で復帰させることができる。また、ユーザの利便性を確保しつつ、電力消費を抑制することができる。
これにより、ユーザの活動期間に応じて、主機能が不要となる場合には、主機能停止状態において、主機能を実現するためのハードウェアを停止させて、消費電力を抑制することができる。
移動予定情報設定部113は、取得されたユーザの活動期間に基づいて、ユーザの移動の有無に関する情報を設定する。
これにより、ユーザの活動期間に応じて、ユーザの活動状況等を測定するためのGPSモジュール36の動作状態を切り替えることができる。
これにより、ユーザのスケジュールに応じて、動作状態を切り替えることができる。
これにより、ユーザの出発時刻や到着時刻という具体的な予定に応じて、動作状態を切り替えることができる。
これにより、主機能が必要となる、ユーザの出発時刻には、主機能を実現するためのハードウェアを作動させて、主機能を利用することができる。
これにより、主機能が不要となる、ユーザの到着時刻には、主機能を実現するためのハードウェアを停止させて、消費電力を抑制することができる。
これにより、電子機器1は、速やかにGPSの情報に基づいて測位ログ情報を蓄積する処理を行なえる。そのため、ユーザはスケジュールに沿った動作を速やかに開始することができる。
第1の動作状態制御部114及び第2の動作状態制御部212は、判定結果を、前記ユーザの移動に関する情報として設定する。
設定された情報に基づいて、ユーザの行動状態に移動を伴う場合、GPSモジュール36の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える、又は作動状態を維持するよう制御する。
これにより、ユーザの行動状態に移動を伴うと判定された場合には、GPSの情報に基づいて測位ログ情報を蓄積する処理を行なえる。
これにより、ユーザの行動状態に移動を伴わない判定された場合には、GPSに関するハードウェアを停止させて、消費電力を抑制することができる。
第1のCPU11は、オペレーティングシステムに基づいた処理を実行する。
第2のCPU21は、オペレーティングシステムとは異なるプログラムに基づいた処理を実行する。
これにより、オペレーティングシステムに基づいた処理と、異なるプログラムに基づいた処理の双方を行なうことができる。また、これらの処理を分散して行なうことができる。
これにより、2つのCPUにとって、GPSモジュール36の動作状態を適切に切り替えることができる。
これにより、オペレーティングシステムが停止している場合であっても、第2のCPU21により、GPSモジュール36の動作状態を適切に切り替えることができる。
これにより、第1のCPU11が停止している場合であっても、第2のCPU21により、第1のCPU11の動作状態を適切に切り替えることができる。
これにより、第1のCPU11の動作状態を停止させた場合の消費電力を、より抑制することができる。
第2のCPU21は、第1のCPU11が停止状態において、第1のCPU11から受け渡された情報に基づいて、第1の動作状態制御部114及び第2の動作状態制御部212によるGPSモジュール36の動作状態を切り替える制御を実行する。
これにより、第1のCPU11が停止したとしても、第1のCPU11が管理している、ユーザの活動期間に応じて設定された、ユーザの移動の有無に関する情報に基づいて、動作状態を切り替えることができる。
例えば、本発明は、電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、据え置き型のパーソナルコンピュータ、ノート型のパーソナルコンピュータ、スマートフォン、携帯電話機、ポータブルゲーム機、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、複合機等に適用可能である。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が電子機器1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態及びその変形例における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態及びその変形例に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるもの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
現在位置を測位する測位手段と、
ユーザの移動の有無に関する情報を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された情報に基づいて、前記ユーザの移動時刻が到来した場合、前記測位手段の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える制御をする制御手段と、
を有することを特徴とする電子機器。
[付記2]
前記制御手段は、前記設定手段により設定された情報に基づいて、前記測位手段の動作状態を作動状態から停止状態に切り替える制御をすることを特徴とする付記1に記載の電子機器。
[付記3]
前記ユーザの活動期間に関する情報を取得する取得手段を有し、
前記設定手段は、前記取得手段により取得された前記ユーザの活動期間に基づいて、前記ユーザの移動の有無に関する情報を設定することを特徴とする付記1又は2に記載の電子機器。
[付記4]
前記取得手段により取得された情報は、前記ユーザのスケジュールを含むことを特徴とする付記3に記載の電子機器。
[付記5]
前記設定手段により設定された情報は、前記ユーザの出発時刻又は到着時刻を含むことを特徴とする付記1から4のいずれか一に記載の電子機器。
[付記6]
前記制御手段は、前記設定手段により設定された出発時刻が到来した場合、前記測位手段の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える制御をすることを特徴とする付記5に記載の情報表示装置。
[付記7]
前記制御手段は、前記設定手段により設定された到着時刻が到来した場合、前記測位手段の動作状態を作動状態から停止状態に切り替える制御をすることを特徴とする付記5又は6に記載の電子機器。
[付記8]
前記制御手段は、前記設定手段による設定が行われた時点での時刻と、前記設定手段により設定された出発時刻との時間差が所定時間内の場合に、前記測位手段の動作状態を作動状態から停止状態に切り替えることを抑制する処理を行なう付記5から7のいずれか一に記載の電子機器。
[付記9]
前記ユーザの行動状態に移動を伴うか否かを判定する判定手段を有し、
前記設定手段は、前記判定手段による判定結果を、前記ユーザの移動に関する情報として設定し、
前記制御手段は、前記設定手段により設定された情報に基づいて、前記ユーザの行動状態に移動を伴う場合、前記測位手段の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える、又は作動状態を維持するよう制御することを特徴とする付記1から8のいずれか一に記載の電子機器。
[付記10]
前記制御手段は、前記設定手段により設定された情報に基づいて、前記ユーザの行動状態に移動を伴わない場合、前記測位手段の動作状態を作動状態から停止状態に切り替える、又は停止状態を維持するよう制御することを特徴とする付記9に記載の電子機器。
[付記11]
オペレーティングシステムに基づいた処理を実行する第1のプロセッサと、
前記オペレーティングシステムとは異なるプログラムに基づいた処理を実行する第2のプロセッサと、
を更に有することを特徴とする付記1から10のいずれか一に記載の電子機器。
[付記12]
前記第1のプロセッサ及び前記第2のプロセッサは、前記オペレーティングシステムが作動状態において、前記制御手段による前記測位手段の動作状態を切り替える制御を協働して実行することを特徴とする付記11に記載の電子機器。
[付記13]
前記第2のプロセッサは、前記オペレーティングシステムが停止状態において、前記制御手段による前記測位手段の動作状態を切り替える制御を実行することを特徴とする付記11又は12に記載の電子機器。
[付記14]
前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサが停止状態において、前記第1のプロセッサを作動状態に切り替える制御を実行することを特徴とする付記11から13のいずれか一に記載の電子機器。
[付記15]
前記第2のプロセッサの消費電力は、前記第1のプロセッサの消費電力よりも少ないことを特徴とする付記11から14のいずれか一に記載の電子機器。
[付記16]
前記第1のプロセッサは、作動状態において、前記設定手段により設定された情報を前記第2のプロセッサに受け渡し、
前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサが停止状態において、前記第1のプロセッサから受け渡された前記情報に基づいて、前記制御手段による前記測位手段の動作状態を切り替える制御を実行することを特徴とする付記11から15のいずれか一に記載の電子機器。
[付記17]
現在位置を測位する測位手段を有するコンピュータが行う情報処理方法であって、
ユーザの移動の有無に関する情報を設定する設定ステップと、
前記設定ステップにおいて設定された情報に基づいて、前記ユーザの移動時刻が到来した場合、前記測位手段の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える制御をする制御ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。
[付記18]
現在位置を測位する測位手段を有するコンピュータに、
ユーザの移動の有無に関する情報を設定する設定機能と、
前記設定機能により設定された情報に基づいて、前記ユーザの移動時刻が到来した場合、記測位手段の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える制御をする制御機能と、
を実現することを特徴とする情報処理プログラム。
[符号の説明]
Claims (18)
- 現在位置を測位する測位手段と、
ユーザの移動の有無に関する情報を設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された情報に基づいて、前記ユーザの移動時刻が到来した場合、前記測位手段の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える制御をする制御手段と、
を有することを特徴とする電子機器。 - 前記制御手段は、前記設定手段により設定された情報に基づいて、前記測位手段の動作状態を作動状態から停止状態に切り替える制御をすることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記ユーザの活動期間に関する情報を取得する取得手段を有し、
前記設定手段は、前記取得手段により取得された前記ユーザの活動期間に基づいて、前記ユーザの移動の有無に関する情報を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。 - 前記取得手段により取得された情報は、前記ユーザのスケジュールを含むことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
- 前記設定手段により設定された情報は、前記ユーザの出発時刻又は到着時刻を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
- 前記制御手段は、前記設定手段により設定された出発時刻が到来した場合、前記測位手段の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える制御をすることを特徴とする請求項5に記載の情報表示装置。
- 前記制御手段は、前記設定手段により設定された到着時刻が到来した場合、前記測位手段の動作状態を作動状態から停止状態に切り替える制御をすることを特徴とする請求項5又は6に記載の電子機器。
- 前記制御手段は、前記設定手段による設定が行われた時点での時刻と、前記設定手段により設定された出発時刻との時間差が所定時間内の場合に、前記測位手段の動作状態を作動状態から停止状態に切り替えることを抑制する処理を行なう請求項5から7のいずれか一項に記載の電子機器。
- 前記ユーザの行動状態に移動を伴うか否かを判定する判定手段を有し、
前記設定手段は、前記判定手段による判定結果を、前記ユーザの移動に関する情報として設定し、
前記制御手段は、前記設定手段により設定された情報に基づいて、前記ユーザの行動状態に移動を伴う場合、前記測位手段の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える、又は作動状態を維持するよう制御することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器。 - 前記制御手段は、前記設定手段により設定された情報に基づいて、前記ユーザの行動状態に移動を伴わない場合、前記測位手段の動作状態を作動状態から停止状態に切り替える、又は停止状態を維持するよう制御することを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
- オペレーティングシステムに基づいた処理を実行する第1のプロセッサと、
前記オペレーティングシステムとは異なるプログラムに基づいた処理を実行する第2のプロセッサと、
を更に有することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の電子機器。 - 前記第1のプロセッサ及び前記第2のプロセッサは、前記オペレーティングシステムが作動状態において、前記制御手段による前記測位手段の動作状態を切り替える制御を協働して実行することを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
- 前記第2のプロセッサは、前記オペレーティングシステムが停止状態において、前記制御手段による前記測位手段の動作状態を切り替える制御を実行することを特徴とする請求項11又は12に記載の電子機器。
- 前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサが停止状態において、前記第1のプロセッサを作動状態に切り替える制御を実行することを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載の電子機器。
- 前記第2のプロセッサの消費電力は、前記第1のプロセッサの消費電力よりも少ないことを特徴とする請求項11から14のいずれか一項に記載の電子機器。
- 前記第1のプロセッサは、作動状態において、前記設定手段により設定された情報を前記第2のプロセッサに受け渡し、
前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサが停止状態において、前記第1のプロセッサから受け渡された前記情報に基づいて、前記制御手段による前記測位手段の動作状態を切り替える制御を実行することを特徴とする請求項11から15のいずれか一項に記載の電子機器。 - 現在位置を測位する測位手段を有するコンピュータが行う情報処理方法であって、
ユーザの移動の有無に関する情報を設定する設定ステップと、
前記設定ステップにおいて設定された情報に基づいて、前記ユーザの移動時刻が到来した場合、前記測位手段の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える制御をする制御ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 現在位置を測位する測位手段を有するコンピュータに、
ユーザの移動の有無に関する情報を設定する設定機能と、
前記設定機能により設定された情報に基づいて、前記ユーザの移動時刻が到来した場合、記測位手段の動作状態を停止状態から作動状態に切り替える制御をする制御機能と、
を実現することを特徴とする情報処理プログラム。
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