JP2016540198A - 水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置 - Google Patents

水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置(100)に関し、このレーザー探知測距装置(100)は、レーザー送信機(101)であって、バイナリ疑似ランダムコードシーケンスによってレーザービームを変調して、変調されたレーザービームを取得し、かつ、変調されたレーザービームを水面に向けて送信するように構成されるレーザー送信機(101)と、反射されたレーザービームを探知するためのレーザー探知器(103)であって、反射されたレーザービームが送信されたレーザービームの反射バージョンを形成する、レーザー探知器(103)と、反射されたレーザービームに基づいて水面下の物体を探知するためのプロセッサ(105)とを含む。

Description

本発明は、物体探知に関する。
水面下の物体、すなわち海中の物体は、音ナビゲーション測距(ソナー)装置を用いて、水面上の位置から大まかに探知することができる。
音ナビゲーション測距装置は、物体に向けて水中で音波を送信し、物体によって反射された音波を探知することに基づいている。音波は、パルス化および/または変調することができる。一般的な変調方式は、たとえば、連続送信周波数変調(CTFM)方式を含む。
達成可能な物体探知の精度および解像度は、主に、中心周波数またはカバーされる音波の周波数帯域などの、適用される音波の特性によって影響される。更に、水中での音波の伝搬シナリオが、とりわけ減衰および伝搬速度が、物体探知の達成可能な精度および解像度に影響を与える。
水面下の物体探知のための一般的な音ナビゲーション測距装置は、10kHz〜1MHzに延在する音波周波数範囲で動作する。伝搬シナリオは、圧力の変動およびその結果として水媒体の伝搬速度の変動のために非定常的であり、物体探知に対して重大な難題を課す。水面および水底における音波の望ましくない反射が、物体探知を更に妨げる。
したがって、音ナビゲーション測距装置を用いた水面下の物体探知は、近距離または中程度の距離における大きい物体の探知に限定される。小さい物体の探知または遠距離の物体の探知は、非定常的な伝搬シナリオおよび限られた音波の周波数帯域のため、通常は不可能である。
したがって、水面下の物体を探知するための改良された概念を提供することが、本発明の目的である。
この目的は、独立請求項の特徴によって達成される。更なる実施形態が、従属請求項、本明細書、および図から明らかになる。
本発明は、水面下の物体が、レーザー探知測距(レーダー)装置を用いて正確に探知することができるという知見に基づいている。レーザー探知測距装置は、レーザービームを変調し、変調されたレーザービームを水面に向けて伝送することができる。次いで、伝送されたレーザービームは、水面で屈折し、水面下の物体によって反射されることができる。次いで、反射されたレーザービームはレーザー探知測距装置によって探知することができ、水面下の物体は、反射されたレーザービームに基づいて探知することができる。したがって、水面下の物体は、水面より上の位置より、近距離、中程度の距離、および遠距離において探知することができる。変調されたレーザービームを使用することにより、物体の高精度でかつ高解像度の探知を更に可能にすることができる。
一態様によれば、本発明は、水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置に関し、このレーザー探知測距装置は、レーザー送信機であって、バイナリ疑似ランダムコードシーケンスによってレーザービームを変調して、変調されたレーザービームを取得し、かつ、変調されたレーザービームを水面に向けて送信するように構成されるレーザー送信機と、反射されたレーザービームを探知するためのレーザー探知器であって、反射されたレーザービームが送信されたレーザービームの反射バージョンを形成する、レーザー探知器と、反射されたレーザービームに基づいて水面下の物体を探知するためのプロセッサとを含む。
レーザー探知測距装置は、航海用遠洋船舶、たとえば船に、または海洋静止プラットフォーム、たとえば石油生産プラットフォームに取り付けることができる。レーザー探知測距装置は、更に、海洋港または海洋ポートに設置することができる。
物体は、海中の障害物であり得る。水面は、水と空気との間の表面層として定義することができる。
レーザー送信機は、たとえば、ネオジムがドープされたイットリウムアルミニウムガーネット(Nd:YAG)レーザーなどの固体レーザーとすることができる。レーザー送信機は更に、色素レーザーまたは気体レーザーとすることができる。レーザー送信機は、たとえば周波数倍増のために、非線形光学素子を含むことができる。レーザー送信機は、赤外線周波数帯域、可視周波数帯域、または紫外線周波数帯域で動作することができる。レーザー送信機は、レーザービームを生成するために、レーザーを、特に青−緑色レーザーを含むことができる。
レーザー探知器は、半導体ベースのレーザー探知器、または管ベースのレーザー探知器とすることができる。レーザー探知器は、探知されたレーザービームを電気信号に変換するように構成されることができる。
プロセッサは、反射されたレーザービームに基づいて水面下の物体を探知するようにプログラム可能に構成することができる。
送信されたレーザービームは、空間的におよび/または時間的に干渉性であることができる。送信されたレーザービームは、ガウスビームであり得る。送信されたレーザービームは、たとえば垂直に偏光されるなど、偏光されることができる。反射されたレーザービームは、空間的におよび/または時間的に干渉性であることができる。反射されたレーザービームは、ガウスビームであり得る。反射されたレーザービームは、たとえば垂直に偏光されるなど、偏光されることができる。
バイナリ疑似ランダムコードシーケンスは、バイナリか、または2値のアルファベット、たとえば{−1、1}または{0、1}から値を取ることができる。バイナリ疑似ランダムコードシーケンスは、線形帰還シフトレジスタによって生成することができる。バイナリ疑似ランダムコードシーケンスは、最長系列、すなわちM系列であり得る。
実施形態に従って、レーザー送信機は、400nm〜600nmの波長範囲内の青−緑色レーザービームを送信するように構成される。したがって、レーザービームは水および/または霧を通して効率的に送信することができる。
青−緑色レーザービームの波長は、青−緑色レーザービームが最小限の吸収損失で水および/または霧を通って伝搬するのを可能にするように調節することができる。
実施形態に従って、レーザー送信機は、楕円形のレーザービーム断面を有するレーザービームを送信するように構成される。したがって、等しい解像度を有する方位角範囲のセルを遠距離で実現することができる。
レーザービームの断面は、ビームの方向に対して垂直であることができる。楕円形のレーザービームの断面は、楕円形の形状を有することができる。
実施形態に従って、レーザー送信機は、方形波シーケンスによってバイナリ疑似ランダムコードシーケンスを変調して、変調されたレーザービームを取得するように構成される。したがって、レーザービームの波動を達成することができる。
方形波シーケンスは、バイナリか、または2値のアルファベット、たとえば{−1、1}または{0、1}から値を取ることができる。方形波シーケンスは、周期的であり得る。方形波シーケンスは、たとえば40%などのデューティサイクルによって定義することができる。方形波シーケンスの比率は、バイナリ疑似ランダムコードシーケンスの比率よりも低くすることができる。
実施形態に従って、バイナリ疑似ランダムコードシーケンスは、GPS L2民間用中間長シーケンスまたはGPS L2民間用長いシーケンスである。したがって、バイナリ疑似ランダムコードシーケンスを効率的に生成することができる。
GPS L2民間用中間(L2CM)長シーケンスおよびGPS L2民間用長い(L2CL)シーケンスは、たとえば、文献“Interface Specification IS−GPS−200 Revision G”、Global Positioning Systems Directorate、2012年9月5日に従って生成することができる。
実施形態に従って、レーザー送信機は、オンオフキーイング変調または振幅シフトキーイング変調によってレーザービームを変調して、変調されたレーザービームを取得するように構成される。したがって、レーザービームの効率的な変調を実現することができる。
オンオフキーイング変調は、たとえばバイナリ疑似ランダムコードシーケンスなどの変調シーケンスに基づいて、レーザービームのオンおよびオフを切り替えることに関連することができる。
振幅シフトキーイング変調は、たとえばバイナリ疑似ランダムコードシーケンスなどの変調シーケンスに基づいて、レーザービームの振幅または強度を異なる値の間で切り替えることに関連することができる。
実施形態に従って、レーザー送信機は、水面に対して所定の角度で水面に向けてレーザービームを送信するように構成される。したがって、送信されたレーザービームは、レーザー探知測距装置に対して所定の範囲で水面に進入することができる。その結果として、水面下の物体を、所定の角度に基づいて探知することができる。
所定の角度は、グレージング角または傾斜角であることができる。所定の角度は、たとえば、水面に対して、1°、2°、5°、10°、20°、30°、または45°であり得る。
実施形態に従って、レーザー探知器は、反射されたレーザービームを探知するために、レーザー探知ダイオードまたは光電子増倍管を含む。したがって、反射されたレーザービームを効率的に探知することができる。
レーザー探知ダイオードは、たとえばアバランシェフォトダイオードなどの半導体フォトダイオードであり得る。レーザー探知ダイオードは、探知されたレーザービームを電気信号に変換するための電気回路を含むことができる。
光電子増倍管は、真空フォトチューブであり得る。光電子増倍管は、探知されたレーザービームを電気信号に変換するための電気回路を含むことができる。
実施形態に従って、レーザー探知器は、光学バンドパスフィルタを含む。したがって、反射されたレーザービームを望ましくない周囲の光成分から分離することができる。
光学バンドパスフィルタは、反射されたレーザービームを通過させ、望ましくない周囲の光成分を減衰させるように構成することができる。
実施形態に従って、プロセッサは、物体の距離を決定するために、レーザービームの送信と反射されたレーザービームの探知との間の時間遅延を決定するように構成される。したがって、物体の距離を効率的に決定することができる。
時間遅延は、レーザー送信機から物体までの、および物体からレーザー送信機までの、レーザービームの往復時間に関連することができる。時間遅延は、たとえば、1μs、2μs、5μs、または10μsであることができる。
物体の距離は、レーザー探知測距装置から物体までの距離に関連することができる。物体の距離は、たとえば、レーザービームの伝搬速度により時間遅延を乗算して、2で割ることにより、決定することができる。物体の距離は、たとえば、150m、300m、750m、または1.5kmとすることができる。
実施形態に従って、プロセッサは、送信されたレーザービームと探知されたレーザービームを時間で相互に関連付けることにより距離プロファイルを決定するように構成され、距離プロファイルは、物体または水面の距離を示している。したがって、レーザービームの伝搬条件を効率的に特徴付けることができる。
送信されたレーザービームと探知されたレーザービームとの時間的な相関は、送信されたレーザービームと探知されたレーザービームとの間の時間的な相互相関関数を決定することに関連することができる。送信されたレーザービームと探知されたレーザービームとの時間的な相関は、パルス圧縮および/または整合フィルタリングを実現することができる。
距離プロファイルは、更なる物体および/または多重経路成分の距離および反射率を更に示すこともできる。距離プロファイルの最大値に対応する時間遅延は、物体または水面の距離を示すことができる。
実施形態に従って、プロセッサは、物体または水面の距離を距離プロファイルにおいて決定するように構成され、プロセッサは、物体または水面の決定された距離に基づいて物体を探知するように更に構成される。したがって、物体は、決定された距離プロファイルに基づいて探知することができる。
物体または水面の距離を決定するために、たとえば、連続取り消し方式などの多重経路軽減方式を使用することができる。物体または水面は、相関ピーク形状に基づいて距離プロファイル中で識別することができる。
決定された水面の距離は、レーザー探知測距装置から水面までの空気中におけるレーザービームの伝搬長さを示すことができる。決定された物体の距離は、レーザー探知測距装置から水面を介した物体までの、空気中および水中におけるレーザービームの伝搬長さを示すことができる。
実施形態に従って、プロセッサは、探知されたレーザービームのスペクトルを決定して、物体によって吸収または反射されたレーザービームの波長を決定するように構成される。したがって、物体のスペクトル特性に基づく物体の特徴付けおよび/または識別を実現することができる。
実施形態に従って、レーザー探知測距装置が、レーザー探知測距装置の運動を決定するための運動参照ユニットを更に含み、レーザービームのビーム方向が、レーザー探知測距装置の決定された運動に基づいて安定化される。したがって、レーザービームのビーム方向を効率的に安定させることができる。
運動参照ユニットは、レーザー探知測距装置のロール、ピッチ、および/または方向を決定するように構成することができる。レーザー探知測距装置の運動は、レーザー探知測距装置の動きに起因することができる。
ビーム方向は、レーザービームの伝搬の方向を示すことができる。ビーム方向は、レーザー探知測距装置に対する方位角および/または仰角によって定義することができる。
安定化は、ビーム方向を、レーザー探知測距装置に対して、たとえば5°などの所定の方位角に向けて、および/または−2°などの所定の仰角に向けて制御することによって実現することができる。
実施形態に従って、レーザー探知測距装置は、水面下の物体の方位角を探知するために水平面に沿って、または水面下の物体の仰角を探知するために垂直面に沿って、水面を走査するように構成される。したがって、物体を水面下で効率的に探知することができる。
走査は、異なる所定の方位角および/または仰角に向かってレーザービームを連続的に向けることによって実施することができる。
水平面は、レーザー探知測距装置に対して可変の方位角および固定された仰角のビーム方向によって定義することができる。垂直面は、レーザー探知測距装置に対して固定された方位角および可変の仰角のビーム方向によって定義することができる。
実施形態に従って、レーザー送信機は、400nm〜600nmの波長範囲内の青−緑色レーザービームを発生させるために、発光ダイオード(LED)、特に青−緑色発光ダイオード(LED)を含む。したがって、物体を効率的に探知することができる。
この手法は、探索救助の目的のために、有益に使用することができる。たとえばレーザー送信機によって生成される青−緑色の光線の使用を、海洋環境の海表面および海の縦列の3D画像化を供給するために規定することができる。
レーザー送信機は、レーザー光源の特別な場合として、青−緑色発光ダイオード(LED)を含むことができる。青−緑色のLEDは、水の透過に適しているスペクトルの波長および帯域幅の内部で放射することもできる。海洋環境において物体を探知する用途は、走査を実施するための狭いビーム、または全域を同時に照射するための広角の送信機のいずれかに基づくことができる。このことは、青−緑色のLEDの使用が好ましいことにつながり得る。
より安価なコスト、より長い動作寿命、簡略化されたメンテナンス、固体送信機からの高い全照射、機械的走査の関与なし、より簡単に対応される人間の眼の安全性、より簡単な認定、および商用カメラソリューションの形態での探知器の応用が有利であり得る。更に、速い時間処理を全く使用しないことでもよい。特定地点および/または時間サンプルあたりの低減された電力密度に起因して課題が生じることがあり、この低減された電力密度は、海のクラッター、距離ゲーティング機能が無いこと、3D機能が無いこと、および他の表面クラッター除去メカニズムの必要性のため、ゼロ未満の信号に対して探知可能性を低減させることがある。
この手法は、組み合わされた能動的および/または受動的な動作の概念を含むことができる。このことは、太陽光線が明るい場合に、能動的なレーザーをスイッチオフすることができ、処理が、たとえば同じメカニズムを介する代わりに、太陽からの放射を使用することに基づくことができることを意味し得る。
実施形態に従って、プロセッサは、反射されたレーザービームに基づいて、油膜、分散した油流出、またはガス漏れを探知するように構成される。したがって、海洋環境の監視を効率的にもたらすことができる。
一態様によれば、本発明は、水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距方法に関し、このレーザー探知測距方法は、変調されたレーザービームを取得するためにバイナリ疑似ランダムコードシーケンスによってレーザービームを変調するステップと、変調されたレーザービームを水面に向けて送信するステップと、反射されたレーザービームを探知するステップであって、反射されたレーザービームが送信されたレーザービームの反射バージョンを形成する、ステップと、反射されたレーザービームに基づいて水面下の物体を探知するステップとを含む。
レーザー探知測距方法は、レーザー探知測距装置によって実行することができる。レーザー探知測距方法の更なる特徴が、レーザー探知測距装置の機能から直接的に生じ得る。
本発明は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて実施することができる。
本発明の更なる実施形態を以下の図に関連して説明する。
実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置の概略図を示す。 実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距方法の概略図を示す。 実施形態に従った水面下の物体を探知するための探知シナリオの2つの概略図を示す。 実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置のサブシステムの概略図を示す。 実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置のセンサーユニットの概略図を示す。 実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置のデータプロセッサユニットの概略図を示す。 実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置のディスプレイユニットの概略図を示す。 実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置のシステムコンソールユニットの概略図を示す。 実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置のインターフェースの概略図を示す。 実施形態に従ったセンサーユニットのセンサー部品の概略図を示す。 実施形態に従ったセンサーユニットの処理部品の概略図を示す。 実施形態に従ったレーザービームの断面の概略図を示す。 実施形態に従ったセンサーユニットのレーダーカバレッジエリアの概略図を示す。 実施形態に従ったセンサーユニットのレーダーカバレッジエリアの概略図を示す。 実施形態に従ったセンサーユニットのレーダーカバレッジエリアの概略図を示す。 実施形態に従ったセンサーユニットの可視バンドカバレッジエリアの概略図を示す。 実施形態に従ったセンサーユニットの赤外線カバレッジエリアの概略図を示す。 実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザービーム屈折の概略図を示す。 実施形態に従った水面下の物体を探知するための探知スキームの概略図を示す。 実施形態に従った水面下の物体を探知するための探知スキームの概略図を示す。 実施形態に従ったレーザー探知測距装置の可能な設置位置の概略図を示す。
図1は、実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置100の概略図を示す。
レーザー探知測距装置100は、レーザー送信機101であって、バイナリ疑似ランダムコードシーケンスによってレーザービームを変調して、変調されたレーザービームを取得し、かつ、変調されたレーザービームを水面に向けて送信するように構成されるレーザー送信機101と、反射されたレーザービームを探知するためのレーザー探知器103であって、反射されたレーザービームが送信されたレーザービームの反射バージョンを形成する、レーザー探知器103と、反射されたレーザービームに基づいて水面下の物体を探知するためのプロセッサ105とを含む。
レーザー探知測距装置100は、航海用遠洋船舶、たとえば船に、または海洋静止プラットフォーム、たとえば石油生産プラットフォームに取り付けることができる。レーザー探知測距装置100は、更に、海洋港または海洋ポートに設置することができる。
物体は、海中の障害物であり得る。水面は、水と空気との間の表面層として定義することができる。
レーザー送信機101は、たとえば、ネオジムがドープされたイットリウムアルミニウムガーネット(Nd:YAG)レーザーなどの固体レーザーとすることができる。レーザー送信機101は更に、色素レーザーまたは気体レーザーとすることができる。レーザー送信機101は、たとえば周波数倍増のために、非線形光学素子を含むことができる。レーザー送信機101は、赤外線周波数帯域、可視周波数帯域、または紫外線周波数帯域で動作することができる。レーザー送信機101は、レーザービームを生成するために、レーザーを、特に青−緑色レーザーを含むことができる。
レーザー探知器103は、半導体ベースのレーザー探知器、または管ベースのレーザー探知器とすることができる。レーザー探知器103は、探知されたレーザービームを電気信号に変換するように構成されることができる。
プロセッサ105は、反射されたレーザービームに基づいて水面下の物体を探知するようにプログラム可能に構成することができる。
送信されたレーザービームは、空間的におよび/または時間的に干渉性であることができる。送信されたレーザービームは、ガウスビームであり得る。送信されたレーザービームは、たとえば垂直に偏光されるなど、偏光されることができる。反射されたレーザービームは、空間的におよび/または時間的に干渉性であることができる。反射されたレーザービームは、ガウスビームであり得る。反射されたレーザービームは、たとえば垂直に偏光されるなど、偏光されることができる。
バイナリ疑似ランダムコードシーケンスは、バイナリか、または2値のアルファベット、たとえば{−1、1}または{0、1}から値を取ることができる。バイナリ疑似ランダムコードシーケンスは、線形帰還シフトレジスタによって生成することができる。バイナリ疑似ランダムコードシーケンスは、最長系列、すなわちM系列であり得る。
図2は、実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距方法200の概略図を示す。
レーザー探知測距方法200は、変調されたレーザービームを取得するためにバイナリ疑似ランダムコードシーケンスによってレーザービームを変調するステップ201と、変調されたレーザービームを水面に向けて送信するステップ203と、反射されたレーザービームを探知するステップ205であって、反射されたレーザービームが送信されたレーザービームの反射バージョンを形成するステップ205と、反射されたレーザービームに基づいて水面下の物体を探知するステップ207とを含む。
レーザー探知測距方法200は、レーザー探知測距装置によって実行することができる。レーザー探知測距方法200の更なる特徴が、レーザー探知測距装置の機能から直接的に生じ得る。
図3は、実施形態に従った水面303の下の物体301を探知するための探知シナリオの2つの概略図300A、300Bを示す。
2つの図300A、300Bは、物体301、水面303、海洋航海船舶305、送信されたレーザービーム307、および反射されたレーザービーム309を含む。レーザー探知測距装置100は、海洋航海船舶305上に取り付けられている。送信されたレーザービーム307が、レーザー探知測距装置100から物体301に向かって向けられている。反射されたレーザービーム309が、物体301からレーザー探知測距装置100に向かって向けられている。図300Aは、側面からの探知シナリオを示している。図300Bは、上方視点からの探知シナリオを示している。
物体301は、海中の障害物であり得る。
水面303は、水と空気との間の表面層として定義することができる。
海洋航海船舶305は、たとえば船であり得る。
送信されたレーザービーム307は、空間的におよび/または時間的に干渉性であることができる。送信されたレーザービーム307は、ガウスビームであり得る。送信されたレーザービーム307は、たとえば垂直に偏光されるなど、偏光されることができる。
反射されたレーザービーム309は、空間的におよび/または時間的に干渉性であることができる。反射されたレーザービーム309は、ガウスビームであり得る。反射されたレーザービーム309は、たとえば垂直に偏光されるなど、偏光されることができる。
物体301は、レーザー探知測距方法に従って、水面303の下で探知することができる。レーザー探知測距方法は、変調されたレーザービーム307を取得するためにバイナリ疑似ランダムコードシーケンスによってレーザービーム307を変調するステップと、変調されたレーザービーム307を水面303に向けて送信するステップと、反射されたレーザービーム309を探知するステップであって、反射されたレーザービーム309が送信されたレーザービーム307の反射バージョンを形成するステップと、反射されたレーザービーム309に基づいて水面303の下の物体301を探知するステップとを含む。
図4は、実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置100のサブシステムの概略図を示す。レーザー探知測距装置100は、海洋表層の観察を提供するために用いることができる。
レーザー探知測距装置100は、センサーユニット401、センサーユニット403、データプロセッサユニット405、ディスプレイユニット407、システムコンソールユニット409、レーダーユニット411、レーダーユニット413、ジャイロユニット415、GPSユニット417、AISユニット419、およびコンパスユニット421を含む。レーザー探知測距装置100はシステムオペレータ423によって操作され、かつ、システムエンジニア425によって設定される。
レーザー探知測距装置100は4つのサブシステムを含む。4つのサブシステムは、海表面におけるまたは海表面下での高解像度の観測を可能にする光学計測機器としてのセンサーユニット401、403と、センサーユニットからのデータを処理しかつそのデータをレーダーなどの既存のセンサーからのデータと結合するデータプロセッサとしてのデータプロセッサユニット405と、光学計器およびデータプロセッサからの情報をオペレータに分かりやすい方法で表示することができるオペレータディスプレイとしてのディスプレイユニット407と、レーザー探知測距装置100を設定するために使用されるコンピュータとしてのシステムコンソールユニット409とである。
この図が、サブシステム間の関係の概略的な概要を与える。これらのサブシステムは、レーダーユニット411、レーダーユニット413、ジャイロユニット415、GPSユニット417、AISユニット419、およびコンパスユニット421などの船舶のセンサーシステムと接続することができる。データプロセッサユニット405は、受動的なリスナーとして船舶のセンサーに接続される。システムコンソールユニット409およびディスプレイユニット407は、既存の船舶の通信ネットワークを使用してデータプロセッサユニット405と接続することができる。
センサーユニット、ディスプレイユニット、システムコンソールユニットおよびレーダーユニットの数は変更することができる。ディスプレイユニットは、ブリッジ上の既存のディスプレイ共有システムを使用することができ、その結果、システムはブリッジ上の幾つかのコンソールから見ることができるようになる。
ある実施形態では、1つのみのセンサーユニットが使用され、データプロセッサユニットが単一のレーダーユニットのみを使用する。
図5は、実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置のセンサーユニット401、403の概略図を示す。
センサーユニット401、403は、レーザーユニット501、補助センサーユニット503、機械走査ユニット505、リアルタイム運動参照ユニット507、リアルタイム制御ユニット509、電源ユニット511、およびA/D変換ユニット513を含む。
センサーユニット401、403は、船舶の環境を計測するセンサーの組を含む。次のセンサー、たとえば、青−緑色レーザーおよび/または光学カメラが使用され得る。この計器は、レーダーよりも優れた解像度で、海表面におけるまたは海表面下の物体を観察する能力を提供することができる。
加えて、センサーユニット401、403は、振動、姿勢、および加速度を測定する運動参照ユニット(MRU)を有することができる。振動測定値は、測定値が得られたと報告された角度を補正するのに使用することができ、姿勢および加速度はデータプロセッサユニットに報告され、データプロセッサユニットはこの情報を使用して、センサーユニット計測値をデカルト船舶中心フレームに変換し、センサーユニットのデータを他の計器からのデータと融合することができる。
図6は、実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置のデータプロセッサユニット405の概略図を示す。この図は、データプロセッサユニット405のインターフェースを示す。
データプロセッサユニット405は、データプロセッサコアユニット601、イーサネット(登録商標)ネットワークカードユニット603、およびシリアルインターフェースユニット605を含む。
イーサネット(登録商標)ネットワークカードユニット603は、ファイバー/イーサネット(登録商標)スイッチユニット607に接続されている。ファイバー/イーサネット(登録商標)スイッチユニット607は、データ監視制御信号線613を介して、センサーユニット401に接続されている。ファイバー/イーサネット(登録商標)スイッチユニット607は、データ監視制御信号線615を介して、センサーユニット403に更に接続されている。
イーサネット(登録商標)ネットワークカードユニット603は、観測信号線617を介してレーダーユニット411に更に接続されており、観測信号線619を介してレーダーユニット413に更に接続されている。
イーサネット(登録商標)ネットワークカードユニット603は、ブリッジスイッチユニット609に更に接続されている。ブリッジスイッチユニット609は、ディスプレイユニット407およびシステムコンソールユニット409に接続されている。
シリアルインターフェースユニット605は、船舶センサーユニット611に接続されている。
データプロセッサユニット405は、センサーユニット401、403のデータおよび船舶センサーのデータを処理する。データプロセッサユニット405は、次のハードウェアユニット、すなわち、主機能に関連した処理が実行されるコアシステムと、光ファイバーケーブル用のポートを備えたイーサネット(登録商標)スイッチと、レーダーおよび他の船舶センサーへの受動的な接続を生成するためのレーダースレーブ接続箱と、レーダーデジタイザと、船舶センサーに接続するためのネットワークシリアルインターフェースとを含む。
データプロセッサユニット405は、自律的に動作することができ、システムコンソールユニット409を介して設定および監視することができる。データプロセッサユニット405は、次の処理、すなわち、各センサーユニット401、403のレーダーおよび可視バンドカメラによる計測値を読み取り、これらを船舶に対する位置を有する点群に変換する処理、たとえばトップマストのXバンドレーダーなどの船上のレーダーユニット411、413による計測値を読み取り、これらを船舶に対する位置を有する点群に変換する処理、センサーユニット401、403および船舶レーダーユニット411、413の計測値を同一の参照に変換する処理、ノイズから物体を区別するためにクラスタリングおよびトラッキングを実行する処理、可能であれば、探知された物体に追加の分析および特性評価を実行する処理、およびエンドユーザに対して表示するためにディスプレイユニット407へ結果を報告する処理を実行する。
図7は、実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置のディスプレイユニット407の概略図を示す。
ディスプレイユニット407は、可視化ユニット701、および相互作用ユニット703を含む。
可視化ユニット701および相互作用ユニット703は、データプロセッサユニット405に接続されている。可視化ユニット701および相互作用ユニット703は、キーボード−ビデオ−マウススイッチユニット705に更に接続されている。
キーボード−ビデオ−マウススイッチユニット705は、ディスプレイユニット707およびマウスユニット709に接続されている。ディスプレイユニット707およびマウスユニット709は、システムオペレータ423によって操作される。
ディスプレイユニット407は、システムとオペレータとの間のインターフェースであることができ、オペレータは、キャプテン、一等航海士、舵手、またはシステムによって利用可能になる情報に関心のある任意の人であり得る。ブリッジは、画面共有システムを装備することができ、この画面共有システムは、キーボード−ビデオ−マウス(KVM)スイッチ705を介して接続された幾つかのコンピュータおよび幾つかのディスプレイを含む。
各ディスプレイ707は、たとえば、4つのコンピュータのうちの1つを選択して接続することができる。ディスプレイユニット407は、システムの出力を幾つかの画面上で見ることができるようにシステムに接続されたコンピュータであり得る。加えて、別のコンピュータ、たとえばノート型コンピュータを、使用することができる。司令局またはECDISなどの既存のブリッジシステムとの統合を実現することができる。
任意選択のマウス入力を備えた1つまたは複数のディスプレイは、キーボード−ビデオ−マウス(KVM)スイッチユニット705を介して、ディスプレイユニット407に接続することができる。
図8は、実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置のシステムコンソールユニット409の概略図を示す。
システムコンソールユニット409は、キーボード−マウス−タッチユニット801、コマンド生成ユニット803、ネットワークカードユニット805、ディスプレイ制御ユニット807、およびディスプレイユニット809を含む。
ネットワークカードユニット805は、センサーユニット401、センサーユニット403、およびデータプロセッサユニット405に接続されている。キーボード−マウス−タッチユニット801およびディスプレイユニット809は、システムエンジニア425によって操作される。
システムコンソールユニット409は、センサーユニット401、403およびデータプロセッサユニット405を制御するのに使用することができる。システムコンソールユニット409は、センサーユニット401、403の内部機能の技術的なビューを提供し、各々のモードおよび設定を変更するために使用することができる。この機能は、オペレータディスプレイユニット407に統合することができる。
システムコンソールユニット409を使用して、システムを付随的に設定することができる。一旦これが行われると、計器の操作はディスプレイユニット407を介して発生し得る。システムコンソールユニット409の対象ユーザは、航海士またはキャプテンではなく、エンジニアであり得る。
システムコンソールユニット409を使用して、センサーユニット401、403に加えてデータプロセッサユニット405の両方を制御することができる。センサーユニット401、403との通信は、データプロセッサユニット405を介してルーティングすることができる。
図9は、実施形態に従った水面下の物体を探知するためのレーザー探知測距装置のインターフェース903、905、907、909、911、913、915、917の概略図を示す。この図は、センサーユニット401、403、データプロセッサユニット405、ディスプレイユニット407、システムコンソールユニット409、船舶センサーユニット611、および船舶構造体901を含む。
インターフェース903は、センサーユニット401、403を船舶構造体901に接続する。このインターフェースは、センサーユニット401、403が船舶に搭載される方法を示す。インターフェース903は、たとえば230VAC、60Hzなどの電力ケーブル、およびネットワークへのネットワーク光ファイバーケーブルを含む。光ファイバーケーブルは、たとえば、62.5/125μmのコア/クラッド径で、センサーユニット401、403の端部ではコネクタ型SCで終端しており、データプロセッサユニット405の端部ではLCで終端している、マルチモードタイプのものであり得る。
インターフェース905は、センサーユニット401、403をデータプロセッサユニット405に接続する。センサーユニット401、403は、LANネットワークを介して、データプロセッサユニット405へ接続することができる。センサーユニット401、403は、データおよびコマンド用の特定のプロトコルを使用して、LANを介してデータを提供することができる。時刻同期は、ネットワークタイムプロトコル(NTP)を用いて実施することができる。センサーユニット401、403とデータプロセッサユニット405との間のリンクのデータレートは、1Gbpsであり得る。LANは、光ファイバーネットワークとして実装することができ、既存の船舶ネットワークとは分離することができる。センサーユニット401、403は、各撮影について次の情報、すなわち、CPICFにおける電力遅延プロファイル、出射時におけるレーザーの指している方向、ある時刻からのマイクロ秒での測定時間、ならびにヨー/ピッチ/ロールおよびサージ/スウェイ/ヒーブを記述するパラメータの定期的な間隔での現在の最良の推定値を提供する。
インターフェース907は、データプロセッサユニット405を船舶センサーユニット611に接続する。レーダー信号の2つの種類のデータが利用可能であり得る。ナビゲーションメッセージおよびアナログビデオ信号である。たとえば、時刻情報、位置、および方位などの、レーダーおよび他の船舶センサーのナビゲーションメッセージは、ネットワークシリアルインターフェースを用いて、ナビゲーション装置により利用可能にすることができる。この装置は、NMEA−0183メッセージを含む1つまたは複数のシリアル回線を、たとえば、各々で38.4kbpsの最大データレートにおいて提供することができる。アナログビデオ信号を、ナビゲーション装置スレーブ接続箱を介して提供することができる。走査ストリーマーは、レーダーのビデオ信号およびデータ信号を読み取り、これらを、イーサネット(登録商標)ポートを介してデータプロセッサユニット405が利用可能であるデジタルメッセージに変換することができる。たとえば、システムが情報を受信することができる、3つのレーダーシステム、すなわち、船首レーダー、マストレーダー、および/または船尾レーダーが存在し得る。しかしながら、1つのレーダーのみを使用することができる。このレーダーは、視野、解像度、および高さに関する十分な特性を有することができる。このレーダーは、たとえば1cmの解像度および360°の視界を備えたトップXバンドレーダーであり得る。
インターフェース909は、データプロセッサユニット405を船舶構造体901に接続する。データプロセッサユニット405は、サーバーシステムであり得る。フォームファクターは変えることができる。データプロセッサユニット405は、たとえば、壁掛け可能システムとすることができる。更に、イーサネット(登録商標)スイッチを取り付けることができる。センサーユニット401、403からの光ファイバーケーブルが、たとえばコネクタ型LCを使用して利用可能である。更に、たとえば24VDC、または100〜240VACの電力が利用可能である。また、ディスプレイユニット407およびシステムコンソールユニット409が接続されているネットワーク接続のためのネットワークケーブルが利用可能である。また、レーダービデオ信号用のナビゲーション装置スレーブ接続箱からの信号と、ナビゲーション装置ネットワークシリアルインターフェースからのシリアル信号線とが利用可能である。
インターフェース911は、データプロセッサユニット405をディスプレイユニット407に接続する。データプロセッサユニット405は、ネットワークケーブルを介して、オペレータディスプレイユニット407に接続することができる。データプロセッサユニット405とディスプレイユニット407との間のプロトコルは、オープンなNMEA−0183またはNMEA−2000文を備えた特定のプロトコルであり得る。加えて、計器制御のためのHTTPトラフィックが存在し得る。
インターフェース913は、ディスプレイユニット407を船舶構造体901に接続する。オペレータディスプレイユニット407は、ノート型コンピュータであり得る。データプロセッサユニット405からオペレータディスプレイユニット407への接続を容易にするために、ネットワークケーブルを使用することができる。
インターフェース915は、システムコンソールユニット409をデータプロセッサユニット405に接続する。オペレータコンソールについては、異なる可能な実現方法が存在する。オペレータコンソールは、たとえば、別のノート型コンピュータとすることができ、またはオペレータコンソールはオペレータディスプレイユニット407の特別なモードとすることができ、ユーザに対して完全なコンピュータキーボードが利用可能である。オペレータコンソールは、運用時間全体にわたり使用される必要はない。コンピュータキーボード用の表面は、キーボードコネクタの範囲で利用可能とすることができ、またはネットワーク接続を有するノート型コンピュータについて利用可能とすることができる。したがって、データプロセッサユニット405に到達することができる。システムコンソールユニット409は、ディスプレイユニット407と統合することができる。ディスプレイユニット407は、メンテナンス作業および診断を実行するために使用できるウェブブラウザを含むこともできる。
インターフェース917は、システムコンソールユニット409をセンサーユニット401、403に接続する。システムコンソールユニット409、またはオペレータコンソールは、センサーユニット401、403およびデータプロセッサユニット405を制御するために使用することができる。これは、センサーユニット401、403にコマンドを送信してモードまたは設定を変更すること、およびハウスキーピングデータを取得することを伴うことができる。システムコンソールユニット409またはオペレータコンソールとセンサーユニット401、403との間のプロトコルは、特定のプロトコルに基づくことができる。システムコンソールユニット409またはオペレータコンソールとセンサーユニット401、403との間の通信は、データプロセッサユニット405を介してルーティングすることができる。なぜなら、たとえば光ファイバーネットワークを用いて、センサーユニット401、403が接続されているのはデータプロセッサユニット405であり得るからである。
次の座標フレーム、すなわち、座標が往復時間および固定された計器に対するたとえば方位角および仰角などの未補正のレーザーポインティング角度である、未補償極座標計器中心フレーム(UPICF)、座標が距離および固定された計器に対するたとえば方位角および仰角などのレーザーポインティング角度でありセンサーユニット401、403によって測定された振動について補正されている、補償済極座標計器中心フレーム(CPICF)、座標が船舶の中心を原点とするデカルトであり、Xが前方であり、Yが右舷方向であり、Zが下方向に正であり得る、デカルト船舶中心フレーム(CSCF)、座標が地球の中心を原点とするデカルトである地球中心慣性フレーム(ECIF)、および/または座標が、たとえばWGS84に従った小数の緯度および経度であり、高度がローカルのジオイドに対するものである、緯度経度高度(LLA)フレームを使用することができる。
座標フレーム間の変換を行うことができる。センサーユニット401、403に対して特定の方向に測定された電力遅延プロファイルとして提供され得る、センサーユニット401、403からの情報を処理するために、この情報をデカルト船舶中心フレーム(CSCF)に変換することができ、その結果、同様にこのフレームに変換され得るレーダー測定値と比較することができる。
UPICFからCPICFへの変換を、センサーユニット401、403上で行うことができる。次のステップ、すなわち、計器の幾何学的パラメータを入力することができる、ミラー角度からセンサーユニット401、403に対する角度への変換を行うステップと、運動参照ユニット(MRU)からの測定値を入力することができる、振動に対する補正を行うステップと、計器較正パラメータを入力することができる、往復時間をセンサーユニット401、403内の基準点に対する距離に変換するステップとが含まれ得る。センサーユニットの測定値は、データプロセッサユニット405へCPICFで送信することができる。
CPICFからCSCFへの変換を行うことができる。データプロセッサユニット405は、各計器内のいずれかの基準点に原点を有するCPICFで、センサーユニットおよびレーダーの測定値を受信することができる。これらの測定値は、結果を結合することができるように、まず、共通のデカルト船舶中心フレーム(CSCF)に変換することができる。これは、次のステップ、すなわち、船舶の中心に対する計器の位置を入力することができる、基準点をセンサーユニット/レーダーの中心から船舶の中心へシフトするステップと、計器の向きを入力することができる、計器に対する姿勢を船舶の水平位置に対する姿勢に変換するステップと、MRUおよび/または船舶のジャイロからの船舶のロール、ピッチ、およびヨー角を入力することができる、船舶に対する姿勢をローカルの水平線に対する姿勢に変換するステップと、極座標の方位角、仰角、および距離から、たとえばXが前方で、Yが右舷方向で、Zが下方などの船舶を原点とするデカルト座標に変換するステップと、MRUおよび/または船舶GPSからの船舶のヒーブ、サージ、およびスウェイ運動を入力することができる、ヒーブ、サージ、およびスウェイを補正することにより平均の船舶中心にシフトするステップとを用いて行うことができる。
CSCFからECIへの変換を行うことができる。CSCFからECIへ変換するために、GPSから取得される船舶位置を使用することができる。
ECIからLLAへの変換を行うことができる。幾つかのNMEA文が、緯度/経度/高度(LLA)座標における位置を表すことができる。たとえば、WGS84座標系定義を用いて、LLA座標をECIに変換することができ、逆も行うことができる。
図10は、実施形態に従ったセンサーユニット401、403のセンサー部品の概略図を示す。
センサーユニット401、403は、レーダーユニット1001、可視ミラー1003、可視窓1005、IR/BILユニット1007、IRミラー1009、IR窓1011、ミラー駆動ユニット1013、カムユニット1015、カムユニット1017、制御、IMUおよび電力ユニット1019を含む。
センサーユニット401、403は、センサーポッド内のセンサーの次の組を含むことができる。
第1に、CCD可視バンド撮像装置が、センサーユニット401、403内に含まれ得る。これは、センサーからの無指向性の視界を提供するために、円形の構造に配置することができる。
第2に、レーダーユニットを、センサーユニット401、403内に含めることができる。レーダーユニットは、レーザー送信機と、ビーム整形光学系と、受信光学系と、複数の探知チャンネルとを含むことができる。別々のシステムが、高感度、長距離ウィンドウと、シーンのマトリクス探知とを提供することができる。ミラーまたはプリズムベースの精密ポインティングシステムが、ビームを制御することができる。
第3に、赤外線の能動および受動撮像装置を、センサーユニット401、403内に含めることができる。このユニットは、高倍率で長距離の目標探知および撮像をもたらすことができる。このユニットは、長距離全天候の分類を提供するための能動的な近IR波形と、長距離の受動的探知のための中波IR波形とを使用することができる。システムのこの部分は、レーダーの付属センサーとして見ることができる。
このユニットは、ローカルシステムに制御と高スループットのローカルセンサー処理とを提供することができる、処理およびインターフェースユニットを含むことができる。船上の運動参照ユニット(IMU)は、位置および姿勢のデータを提供することができる。運動センサーデータを使用して、補正データを提供することができ、またはセンサーの向きを動的に安定化させることができる。
システムの機械的な設計は、いかなる環境条件にも耐える能力を有する、堅固で利用者に負担をかけない設計を提供するように実装することができる。
機械系および光学的開口部は、2つの光学的開口部を有する自立垂直円柱を含み、1つの円柱状の開口部はたとえば400〜800nmなどの可視バンド用であり、別の1つの円柱状の開口部は、たとえば1200nm〜6000nmなどの赤外線バンド用である。この光学的開口部は次の仕様を有することができ、すなわち、外部表面は光学品質表面を有し水および汚染に対して耐久性であり得、内部表面は光学品質表面を有し非反射的に被覆されることができ、機械的強度は環境および鳥の衝突に耐えることができる。
レーダーシステムは、スペクトルの青−緑色の部分で動作することができ、表面および水面下の撮像のためのデータを提供することができる。主な仕様は次の通り、すなわち、480nm〜600nmの領域内の波長、固体レーザー技術、1パルスあたり1〜10mJのパルスエネルギー、1ns〜100nsで制御可能であり名目上3nsのパルス長、および5kHz〜50kHzの領域内の、名目上10kHzのパルス繰り返し周波数とすることができる。第1の探知器は、高感度時系列記録、最低300MHzのサンプリング速度、および最低90dBのダイナミックレンジによって特徴付けることができる。第2の探知器は、非常に高感度の光電子増倍管を含むことができ、単一のレンジセルを供給することができる。第3の探知器は、モノクロ高解像度の撮像装置を含むことができる。第4の探知器は、任意選択的にハイパースペクトルまたはラインアレイとすることができる。
可視バンド撮像装置は、船舶の周囲に連続的な対象範囲を提供することができる。主な仕様は次の通り、すなわち、1920×1080以上の解像度を有するCMOS撮像装置、109度の水平方向のカバレッジを提供する正規直交レンズ、および特定のデータ出力とすることができる。
赤外線撮像装置は任意選択であってもよい。主な仕様は次の通り、すなわち、360度の方位角、+20度〜−45度の仰角の走査領域、能動の1500nmおよび受動の5000nmの赤外線を有する2つの同時に存在するモードであって、1500nmにおいては1.5×1.5度の観察セクターを有し、5000nmにおいては15×15度の観察セクターを有するモード、および特定のデータ出力とすることができる。
走査ミラーシステムは、連続走査および目標追跡のための機能を提供することができる。主な仕様は次の通り、すなわち、15cmのビーム包絡線を支持するためのミラー寸法と、垂直揺動を備えた方位角ステップ、方位角揺動を備えた垂直ステップおよび位置への回転を含む走査モードと、特定の走査速度と、たとえば1mradなどの走査精度と、IMUタグ付けを備えた自由走査およびIMU回転走査を含むIMU参照モードとすることができる。
ナビゲーションおよび慣性基準は、船舶の動きを補償するために、プラットフォームの動きを測定することができる。ナビゲーションおよび慣性基準は、次の方向、すなわち、ピッチ、ロール、およびヒーブをカバーすることができる。
船首方向はシステムにおいて関連性があり得るが、船首方向の変化はゆっくりであるとみなせるため、船舶のコンパスが使用可能である。センサーの更新レートは最低1秒であるため、最も重要なパラメータは、動的ピッチ、ロール、およびヒーブ測定値であると考えることができる。
主な仕様は次の通り、すなわち、±2Mのヒーブ範囲、1秒の繰り返し率での±0.2Mのヒーブ精度、±5°のピッチ範囲、1秒の繰り返し率での±0.025°のピッチ精度、±1°/秒のピッチ角速度、±5°のロール範囲、1秒の繰り返し率での±0.025°のロール精度、および±0.5°/秒のロール角速度とすることができる。
図11は、実施形態に従ったセンサーユニットの処理部品の概略図を示す。
処理部品は、FPGAユニット1101、RAMユニット1103、A/D変換ユニット1105、A/D変換ユニット1107、CPUユニット1109、RAMユニット1111、FLASHユニット1113、イーサネット(登録商標)ユニット1115、IMUユニット1117、走査制御ユニット1119、ステップモーター駆動ユニット1121、ステップモーター駆動ユニット1123、圧電駆動ユニット1125、および圧電駆動ユニット1127を含む。
レーダー処理システムは、pingメッセージ平均、デジタルフィルタリング、および/または振動補正などの処理を行うようにセンサーを扱うことができる。加えて、処理システムは、ミラーシステムの走査動作を制御することができる。
図12は、実施形態に従ったレーザービームの断面の概略図を示す。
図は、理想的な円形のレーザービーム1201の断面と、範囲における発散性の円形のレーザービーム1203の断面と、範囲における非対称的に発散性の楕円形のレーザービーム1205の断面とを含む。
レーザー生成ユニットは、532nmの波長の光を放射するQスイッチNd:YAGレーザーに基づくことができる。この近辺の波長が望ましく、なぜなら、スペクトルのこの領域の光、すなわち、青−緑色の色は、わずかな減衰を伴って水中を通過することができ、水面下の物体の照射を可能にするからである。システムの波長は、532nmから488nmに変更することができる。青色の光に向かうこのわずかなシフトは、システムがより簡単に水中を透過することを可能にする。
センサーユニット光学系は、システムの出力電力、探知器の性能、および眼の安全性のバランスをもたらすことができる。眼の安全性と探知性能の両方が得られる方法は、それぞれ、大きいビーム拡散および集光光学系を使用している。眼を安全に保ったまま放射することができる光の電力量を増加させるために、コリメーターを使用してビームを広げ、したがってエネルギー密度と、したがって眼の損傷の危険性とを低下させることができる。
同様に、探知性能は、戻ってきた光エネルギーのより大きい表面面積を集めることにより、かつ、これを探知器の表面上に集束させることにより、改善することができる。また、送信および受信の光学経路を物理的に分離して探知器の性能を最大化することができる、分割バッフルを用いることができる。符号化された探知波形の使用によりクロストークの危険性を低減することができる一方で、慎重な光学経路の設計がシステム性能にとって有利であり得る。
一般的なレーザーシステムは、レーザーの光学経路中に可視光カメラを使用することにより較正することができるが、センサーユニット内のレーザーは低電力連続波放射が可能であるため、較正は、遠隔でビーム交差点を観察することにより実施することができ、光学系組立体の可動部分からのプリズムおよびカメラの重量の除去を可能にする。
出力ビーム径および入力探知器開口の両方を増加させることが可能である一方で、これらのパラメータの両方がより大きい光学組立体に基づくことができ、この組立体は次いで、光学系が走査され得る速度を制限する。センサーユニットは、固定された出力光学系を有することができ、または毎秒1000空間点まで走査するように設計することができる。
50mmの発散を伴うこの電力レベルにおける平行にされたビームの使用は、たとえば、iec60825−1第2.0版で規定される、最大許容線量限界(MPE)より下で維持することができるが、双眼鏡などの補助光学系を有する、ビームの偶発的な観測に対する設備を供給することも望ましいことがあり得る。このために、ビームは非対称の発散を付与されることができる。このことは、システムの眼の安全性を向上させ得ると共に、ほぼ円形のビームのフットプリントを、この形状が範囲において水面上に投影されたときに提供し得る。
センサーユニットは、たとえば、3.1e−5平方メートルの表面面積上の15nsのパルス中に130mJのエネルギーを放出することができる。センサーユニットは、はるかに大きい表面面積に加えてはるかに長い期間にわたって、そのエネルギーを拡散することができる。たとえば、2.0e−3平方メートルの表面積上に1msにわたり50%のデューティサイクルの光200mWを放射することにより、システムは、短期エネルギー密度、すなわち、15nsにわたる2.8×10e8より低い単位面積あたりのエネルギーを有することができ、また、1msの期間にわたってセンサーユニットシステムのエネルギーの77%を付与する。たとえば30Hzなどのパルス繰り返しレート(PRF)の限界のため、非常に高電力の個々のパルスを用いることが有利であることがあり、一方でセンサーユニットの変調されたダイオードが多数の低電力でかつはるかに危険性のないパルスの使用を許可することができ、また一方で、1秒あたりでより多数の測定を行う。
センサーユニットは、時間ゲート測距概念を用いて異なる距離の目標物を探知することができる。センサーユニットは、高度な信号処理を使用して、複数の距離推測の同時測定を可能にすることができ、加えて、同一目標物の複数のより弱い照射を作ることにより、低電力レベルでの動作を可能にすることができる。
符号変調および測距ピーク探知スキームを適用することができる。この目的のために、システムのサンプリングおよびトリガー部品を使用することができる。トリガー処理は、変調器、レーザー、フォトダイオード、およびデジタイザの組み合わせによって実施することができる。
+/−1の疑似ランダムシーケンスを使用してレーザーを変調することができる。変調または拡散波形の、高い自己相関抑制特性が望ましいことがあり得る。SNRの改善により、システムの高い達成可能な相互相関抑制を示すことができる。信号自体により発生したノイズフロアが、自己相関抑制を示すことができる。相関のピークが、複数の環境的な反射を示すことができる。ノイズフロアの人為的に増加されたレベルが、有限の相互相関抑制を伴う高いSNR信号に起因することがある。
レーザーの戻り波形の探知は、アバランシェフォトダイオード(APD)によって達成することができ、このダイオードは、送信レーザーによって使用される青−緑色レーザー光に対して感度を有するように、加えて、たとえば公称530MHzなどの広いバンド幅を有するように特に設計される。広いセンサーの帯域幅は、高帯域幅のダイオードレーザーが鋭い相関または探知ピークを生成することを可能にし、これにより次いで目標物に対する距離の決定において30cmまでの精度を可能にすることができる。
センサーユニットによって提供される状況認識を強化するために、システムは、複数の可視バンドカメラを装備することができる。これらにより、探知された物体への人間が読むことができるオーバーレイの可能性を提供することに加えて、日中の間、脅威の探知を潜在的に増強するという、2つの目的を果たすことができる。バースト照明システムなどの赤外線システムを、表面目標物探知のために更に使用することができる。
レーザービームは、レーザー式距離測定のための一般的なスペクトル拡散変調を用いて変調することができる。変調は、次の一般的な特性によって特徴付けることができる。レーザービームの変調は、最適な距離解像度および目標物探知クラッター抑圧のための、高度な時間符号化変調方式に基づくことができる。変調方式は、非常に高いデューティサイクルおよび非常に高い処理利得を有することにより、最大範囲の性能を達成することができる。変調方式は、たとえば光外乱などの外部の外乱の最大抑制を与えるように構築することができる。変調は、任意のクローズアップ効果を打ち消すように構築することもできる。
レーザービームは次のように実装することができる。レーザービームは、非常に狭い帯域幅で動作するように安定化させることができる。レーザービームは、たとえば25MHz〜最大200MHz以上などの非常に高いレートで変調することができる。変調はオンオフ変調とすることができ、任意選択的に振幅偏移変調を、強化された平均電力のために使用することができる。最小サイドローブ拡散符号を用いることができる。拡散符号は、たとえば10000チップ超などの、全範囲の幅のための固有の符号を提供するために十分に長くすることができる。拡散符号は、たとえば典型的に10kHzなどの低レートの、デューティサイクルがたとえば典型的に40%などの50%未満であり得る、方形波変調を重ね合わせることができる。この変調は、所望の距離の感度プロファイルを提供するように調節された、結果として得られる距離感度曲線を有する受信機において適合およびフィルタされ得る。
加えて、次の特徴を用いることができる。正のSNR比を与え効率的な統合を可能にするための、高凝集したレーザービームを利用することができる。非常に高精度の安定化を利用して、距離および仰角の測定を通じた二重モード測距を可能にすることができる。非常に非対称のレーザービームを、傾斜角で最適に目標物探知するために利用することができる。目標物を探知するための、特定の角度および/または走査パターン、たとえば、カーペットモード、距離のみモード、セクターモード等を使用することができる。
図13は、実施形態に従ったセンサーユニットのレーダーカバレッジエリア1323の概略図を示す。
この図は、水平線1301、仰角線1303、仰角線1305、仰角線1307、仰角線1309、仰角線1311、正面方向線1313、船尾方向線1315、更なる船尾方向線1317、右舷方向線1319、および左舷方向線1321を更に含む。
仰角線1303は、−0.9度の仰角および/または2kmの距離と関連することができる。仰角線1305は、−1.7度の仰角および/または1kmの距離と関連することができる。仰角線1307は、−3.4度の仰角および/または500mの距離と関連することができる。仰角線1309は、−16度の仰角および/または100mの距離と関連することができる。仰角線1311は、−45度の仰角および/または30mの距離と関連することができる。
正面方向線1313、船尾方向線1315、更なる船尾方向線1317、右舷方向線1319、および左舷方向線1321は、方位角を示すことができる。
船上のナビゲーションレーダーまたは複数のレーダーへのインターフェースは、一般的な状況認識および表面目標物の探知を提供することができる。ナビゲーションレーダーは、360度のセクターで、約300mから、レーダーの高さ、目標物の大きさ、および環境条件に依存する限界、たとえば20〜30kmの範囲までの距離カバレッジを伴って目標物を探知することができる。
抽出装置を、中央データ融合システムの一部とすることができ、この抽出装置からのデータを使用して、データの一般的な状況認識画像を提供し、目標物の確認および特定の目標物の調査のためにセンサーユニットに合図を送ることができる。
図14は、実施形態に従ったセンサーユニットのレーダーカバレッジエリア1401、1403の概略図を示す。レーダーカバレッジエリア1401は、正面に関連することができる。レーダーカバレッジエリア1403は、船尾に関連することができる。
この図は、水平線1301、仰角線1303、仰角線1305、仰角線1307、仰角線1309、仰角線1311、正面方向線1313、船尾方向線1315、更なる船尾方向線1317、右舷方向線1319、および左舷方向線1321を更に含む。
仰角線1303は、−0.9度の仰角および/または2kmの距離と関連することができる。仰角線1305は、−1.7度の仰角および/または1kmの距離と関連することができる。仰角線1307は、−3.4度の仰角および/または500mの距離と関連することができる。仰角線1309は、−16度の仰角および/または100mの距離と関連することができる。仰角線1311は、−45度の仰角および/または30mの距離と関連することができる。
正面方向線1313、船尾方向線1315、更なる船尾方向線1317、右舷方向線1319、および左舷方向線1321は、方位角を示すことができる。
レーダーシステムは、水面および/または水面下の目標物を探知するために、所定の1つのセクターまたは所定の複数のセクターを走査する能力を有することができる。船または船舶の通常の前進動作の間、前方視モードを利用して船の前方経路内の目標物を走査することができる。
前方視モードは、たとえば20度などの狭いセクターの内部で、船舶の正面で見下ろした短距離から、環境条件およびオペレータの設定によって決定される最大距離まで、走査することができる。最適な条件下で非常に浅い目標物を探索している場合、最大2kmの前方視範囲を用いることができる。
船舶上で2つのセンサーユニットが使用される場合、別個の正面および後方視セクターが使用され得るまたは活性化され得る。
図15は、実施形態に従ったセンサーユニットのレーダーカバレッジエリア1501、1503、1505の概略図を示す。レーダーカバレッジエリア1501、レーダーカバレッジエリア1503、レーダーカバレッジエリア1505は、船舶の周りに無指向性のカバレッジを実現することができる。
この図は、水平線1301、仰角線1303、仰角線1305、仰角線1307、仰角線1309、仰角線1311、正面方向線1313、船尾方向線1315、更なる船尾方向線1317、右舷方向線1319、および左舷方向線1321を更に含む。
仰角線1303は、−0.9度の仰角および/または2kmの距離と関連することができる。仰角線1305は、−1.7度の仰角および/または1kmの距離と関連することができる。仰角線1307は、−3.4度の仰角および/または500mの距離と関連することができる。仰角線1309は、−16度の仰角および/または100mの距離と関連することができる。仰角線1311は、−45度の仰角および/または30mの距離と関連することができる。
正面方向線1313、船尾方向線1315、更なる船尾方向線1317、右舷方向線1319、および左舷方向線1321は、方位角を示すことができる。
停泊中または船舶の警備を重視する場合、システムのラウンドスキャンモードを活性化させることができる。これは、船舶の周りに外辺部モードで能動レーザービームを走査することができる。この走査が実行可能な範囲は、目標物の深さ探知設定によって決定することができる。最も深くレーザーが貫通するために、外辺部はできる限り船舶の近くに設定することができる。これは、設置場所によっても決定され得る。
図16は、実施形態に従ったセンサーユニットの可視バンドカバレッジエリア1601、1603、1605、1607、1609の概略図を示す。可視バンドカバレッジエリア1601、可視バンドカバレッジエリア1603、可視バンドカバレッジエリア1605、可視バンドカバレッジエリア1607、および可視バンドカバレッジエリア1609は、セクターカメラによって実現することができる。
この図は、水平線1301、仰角線1303、仰角線1305、仰角線1307、仰角線1309、仰角線1311、正面方向線1313、船尾方向線1315、更なる船尾方向線1317、右舷方向線1319、および左舷方向線1321を更に含む。
仰角線1303は、−0.9度の仰角および/または2kmの距離と関連することができる。仰角線1305は、−1.7度の仰角および/または1kmの距離と関連することができる。仰角線1307は、−3.4度の仰角および/または500mの距離と関連することができる。仰角線1309は、−16度の仰角および/または100mの距離と関連することができる。仰角線1311は、−45度の仰角および/または30mの距離と関連することができる。
正面方向線1313、船尾方向線1315、更なる船尾方向線1317、右舷方向線1319、および左舷方向線1321は、方位角を示すことができる。
船のまたは船舶の周囲の完全な全方位の視覚的描写が、セクターアンテナの組から提供され得る。たとえば、歪みの無い光学系を備えた4台のカメラのスタックを用いることができる。これらは、設置位置からの視界によって決定される近距離から水平線までの連続的なカバレッジを、参考のために水平線より上の眺望も含めて提供することができる。
カメラは非常に低い光視認性を提供することができ、無光に近い状況において画像目標物に対して強化された近赤外線の感度を有することができる。
図17は、実施形態に従ったセンサーユニットの赤外線カバレッジエリア1701、1703の概略図を示す。赤外線カバレッジエリア1701および赤外線カバレッジエリア1703は走査領域および/または係合要素を示すことができる。
この図は、水平線1301、仰角線1303、仰角線1305、仰角線1307、仰角線1309、仰角線1311、正面方向線1313、船尾方向線1315、更なる船尾方向線1317、右舷方向線1319、および左舷方向線1321を更に含む。
仰角線1303は、−0.9度の仰角および/または2kmの距離と関連することができる。仰角線1305は、−1.7度の仰角および/または1kmの距離と関連することができる。仰角線1307は、−3.4度の仰角および/または500mの距離と関連することができる。仰角線1309は、−16度の仰角および/または100mの距離と関連することができる。仰角線1311は、−45度の仰角および/または30mの距離と関連することができる。
正面方向線1313、船尾方向線1315、更なる船尾方向線1317、右舷方向線1319、および左舷方向線1321は、方位角を示すことができる。
組み合わされた能動/受動の赤外線撮像装置が、全方位角および仰角の走査領域にわたって走査し配置することができる高倍率の撮像セクターを有することができる。このセンサーは、他のセンサーからの探知を確認するために、オペレータからの要求またはシステムからの自動の要求に基づいて、使用されるかまたは活性化されることができる。
このセンサーは、手動の検分または自動の分類のために、詳細画像またはライブビデオを提供することにより、非常に長距離の、たとえば2kmより遠く15kmまでの、目標物の分類を提供することもできる。このセンサーは、水中の目標物を探知する能力を提供することもできる。
図18は、実施形態に従った水面303下の物体301を探知するためのレーザービーム屈折の概略図を示す。送信されたレーザービーム307および反射されたレーザービーム309は、水面303上で屈折することがある。
斜めの角度で、レーザービーム307、309は、スネルの屈折の法則に従って、入射角よりも急勾配の角度で水中に入ることができる。
これは、n・sin(θ)=nAir・sin(θAir)で示すことができる。n=1.33、nAir=1.008、およびかすり入射角θAir=90°と仮定すると、臨界角θCritical=θ=49.3°を得ることができる。
これは、船から見た場合にたとえ長距離であっても、水中を見下ろすことが可能であることを意味し得る。
図19は、実施形態に従った水面303の下の物体301を探知するための探知スキームの概略図を示す。
この図は、海洋航海船舶305上に搭載されたレーザー探知測距装置100を更に含む。送信されたレーザービーム307および反射されたレーザービーム309は、水面303上で屈折する。
物体の位置は、(x、y)として表わされる。レーザー探知測距装置100から水面303までの距離は、R1として表わされる。水面303から物体301までの距離は、R2として表わされる。角度αは、水面303とレーザービーム307、309との間で測定される。
R=R1+R2およびαを測定することにより、xおよびyの絶対値を得ることができる。
次の海の推論を考慮することができる。第1に、反射および屈折の振幅は、偏光に依存し得る。VV、すなわち垂直−垂直の偏波が望ましいことがある。第2に、荒れた海の表面については、水面は水平から10度までの角度を有し、平坦ではないことがあり得る。海表面は、重力波および/または表面張力波を含むことができる。
図20は、実施形態に従った水面303の下の物体301を探知するための探知スキームの概略図を示す。
この図は、海洋航海船舶305上に搭載されたレーザー探知測距装置100を更に含む。送信されたレーザービーム307および反射されたレーザービーム309は、水面303上で屈折する。
レーザービームは、レーザー探知測距装置100から物体301への経路および同一の戻りの経路を経て進むことができる。
反射の計算は、以下に基づくことができる。センサーは、海抜30メートルに搭載することができる。物体または目標物までの距離は、1kmとすることができる。物体301または目標物での水面303へのレーザービームの入射角度は、arctan(30/1000)=1.7度であり得る。
空気/水の界面からの反射および水中への透過は、フレネル反射についての式によって計算することができる。空気/水の界面への非常に低い入射角度において、反射は非常に高くなり、水中への透過は非常に低くなることがある。
水中への透過は、垂直偏波について21.5%であり、水平偏波について12.5%に達することができる。したがって、水中へのレーザー光の結合の最大化が望まれる場合は、レーザーは垂直偏波とすることができる。その時、レーザー光の21.5%が水中に進むことができる。
この光は、物体301または目標物の水面下の部分に当たることがあり、反射されて戻ってくることがある。この反射されたレーザー光は、もう1度、空気/水の界面を通過しなくてはならないことがある。目標物が完全なランバーシアン反射体であると仮定する場合、反射されたレーザー光は偏光していないことができる。つまり、反射されたレーザー光は50%−50%垂直および水平に偏光され得ることを意味している。
反射損失、およびそれによって水中から空気中への透過率は、次いで、垂直および水平偏光の平均値とすることができる。つまり、T=17%である。その結果、水中へのおよび水中からの全透過率は、たとえば垂直に偏光された入力レーザー光に対して、21.5%×17%=3.6%となり、同様に、水平に偏光された入力レーザー光に対しては、12.5%×17%=2.1%となり得る。目標物の反射係数が、更にこれを低減することができる。
物体301または目標物は、水線の上および下で同一の表面色を有することができると仮定することができる。したがって、水の上からのおよび水の下からの反射係数は同じであることができる。ビームの水の下の部分は、非常に低減されていることがある、なぜなら、それは空気/水の界面を2度通過しなくてはならないことがあるからである。
追加のポイントは、水中での伝送損失であり得る。レーザービームが1メートルの直径を有すると仮定する場合、ビームの下方部分は、物体301または目標物に当たる前に、水中を25メートル進まなくてはならず、次いで、水/空気の界面に再び当たる前に、25メートル戻らなくてはならないことがある。水中でのレーザー光の減衰の値は、たとえば、0.0001〜0.01cm−1であり得る。0.001cm−1と仮定する場合、透過率は50メートルを通じて0.7%になり得る。これは、レーザービームの上方部分が、物体301または目標物からの反射に主に寄与し得ることを示している。
更なるポイントは、レーザービームの21.5%が水に結合される場合、78.5%が空気/水の界面から反射され得ることである。このレーザー光の一部は、物体301または目標物の水上の部分に当たり、センサーに向かって反射されて戻り得る。これは、物体301の水上の部分からの信号への寄与を増加させることができる。
これらの計算では、波が全く想定されていない。これは、理想化された状況であり得る。しかしながら、物体301または目標物の水上の部分からの反射が、水面下の部分からの反射よりも強くなり得るという点を示すことができる。
図21は、実施形態に従ったレーザー探知測距装置の可能な設置位置の概略図を示す。
レーザー探知測距装置または光探知測距装置の可能な展開位置または配置は、プラットフォームからの大気の中、ブイからの水面上、遠隔運用船舶(ROV)または浮揚器からの水柱の中、および/または井戸またはパイプラインからの海底上とすることができる。
レーザー探知測距(レーダー)ベースの、または光探知測距(ライダー)ベースの概念は、井戸からプラットフォームに及ぶパイプライン全体にわたるオイル流出を探知および評価する能力を提供し得る、独自の能力を提供することができる。レーザービームまたはレーザー光は、水中でオイルの分散を追跡するために使用することができる。青色−光レーザービームを備えたレーダーまたはライダー装置は、水面または海表面の中、上、および下の小さい物体を探知するために使用することができる。
両方の概念の組み合わせが、海水中のオイルおよびガス(O&G)を探知し、追跡し、特徴付けすることが可能なレーザー探知測距装置へとつながることができ、レーザー探知測距装置自体が、海洋内部および/または掘削装置/船舶上の両方に配備されて、大気から水中へとオイルまたはガスを監視することができる。
レーダーまたはライダー装置の利点としては、低い誤警報率(FAR)と対になった小さい漏れ率に対する更に高い探知能力と、高い空間解像度、すなわち、濁度および浮遊物質に依存してミリメートルの距離から50mまでと、4Dの撮像能力、すなわち、3Dプラス/時間と、オイルの化学構造を決定する能力とが挙げられる。
更に、レーザー探知測距装置は、たとえば1W程度などの低電力のみを使用することでよく、その結果、単純な電池電力で1年間以上動作することができ、このことは、水面下での設備に関連し得る。レーザー探知測距装置は、プラットフォーム設備用のEX認証とも互換性がある。小規模の漏れを探知する能力は大きい利点を有しており、なぜなら、流出があるかどうかについて、または流出が単に時折ある場合について、または流出が連続してあり井戸および/または輸送の完全性において最終的に深刻な破壊が生じることの可能な前兆を表し得る場合について、オペレータに、深い海底および水柱のはるかに優れた認識を持たせることを可能にするからである。
レーザー探知測距装置は構成部品によって実現することができ、これらの構成部品の組み合わせ、ならびに波長、変調、および/または送信/受信(TX/RX)アーキテクチャなどの設計パラメータの選択により固有の機能を作り出すことができる。
レーザー探知測距装置は、高速振幅変調および相関を有する固体レーザーと、微小機械走査装置とを含むことができる。レーザービームまたは光の波長を選択することにより、レーザービームまたは光は、水と空気の両方、ならびに水から空気へ、およびその逆を透過することができる。レーザー探知測距装置は、油流出探知(OSD)システムとして動作するように最適化することができる。レーザー探知測距装置は、スタンドアローンシステムとして使用することができ、または、はるかに改善された解像度および4D追跡を追加することにより、既存のOSDソリューションを補完することができる。その水の透過能力は、4D追跡機能を追加して、任意のオイルまたはガス流出の分散を追跡することを可能にする。
レーザー探知測距装置は、任意の流出をオペレータに警告することができる、連続的なリモートセンシングソリューションを、オイルオペレータに提供することができる。レーザー探知測距装置は、オペレータが、オイル流出がたとえば1m/1000リットルの限界値を超えているかどうかを決定することを可能にする。更に、レーザー探知測距装置は、オイルの化学的特性評価を可能にするマルチスペクトル探知器を備えることができる。これは、オペレータが流出したオイルの種類を決定するのを支援することができる。また、オイルの種類の特性評価が洗浄方法の選択に影響を与えることができ、すなわち、レーザー探知測距装置が厚みおよびオイルの種類を空間的に識別できるため、レーザー探知測距装置を使用して洗浄処理を支援することができる。3Dまたは4D追跡は、分散有効性を含めて、洗浄処理の効率に関する連続的なフィードバックを提供することができる。
レーザー探知測距装置は、いつどこで漏れ/流出があるのか、流出の種類、および流出の量を知ることにより、原則として井戸からプラットフォームまでの、井戸および/またはパイプラインの完全性についての主要評価装置として使用することができる。レーザー探知測距装置は、流出量を非常に低いFARで素早く評価することを可能にする。
たとえば、1mの放出制限に従うために、オペレータが連続的に監視する場合、彼等はたとえばSAR衛星などの人工衛星による監視に主として依存する。これは高価であることがあり、限られた空間的/時間的解像度を提供することができ、人工衛星の再訪時間が通常、最大でもN時間毎に1回であり、気象条件とりわけ風速が衛星画像に更に影響するため、限られたカバレッジのみを提供することができる。レーザー探知測距装置は、高精度で高解像度を有する、全天候の能力を備えた真に連続的な現場での監視を可能にすることができる。
レーザー探知測距装置は、センサーデータを、たとえば複数の探知装置、センサー、および/またはセンサープラットフォームの他の情報源と、データ融合によって結び付けることができ、探知、またはセンサーデータおよび他のデータが融合された探知器もしくはセンサーの完全性を、すなわち、システムの健全性を監視することにより、監視することができる。オペレータは、実際のO&G放出を認識することができ、影響について調査し取り組むことができる。
レーザー探知測距装置は、水の透過のために最適化された波長を有するレーザービームまたは光と、透過したレーザービームまたは光信号に疑似ランダムノイズ(PRN)を追加するレーザービームまたは光の振幅変調器と、ノイズからレーザービームまたは光信号を認識するために適合されたフィルタを有する受信機または探知器と、レーザービームまたは光信号を反射する部分の化学構造を特性評価するためのマルチスペクトル探知器とを含む、レーダーまたはライダーベースのシステムとすることができる。
海洋用途のためのレーダーまたはライダーベースの装置または技術は、次の領域、すなわち、潜水艦、浮遊/水中機雷、および/または潜水夫/水泳者の探知を含む軍事利用、船舶および航空機からの海洋地底/海底のマッピングのための水深測量術、魚類一覧および船舶からの環境マッピングに関する生物学的特性評価、船舶からの物体探知、探索および救助用途、波、潮流、風、前線、渦、内部波、礁、浮氷、海氷、小氷山、哺乳動物、海賊、浮遊容器、および/または漂流物体などの目印、漂流物、海洋気象条件の探知に焦点を当てることができる。
実施形態に従って、本発明は、レーザー探知測距装置、または海洋環境に関連した幾つかの応用領域を有するセンサーおよびセンサー利用システムに関する。これらは、船舶の安全性と警備、沖合のエネルギープロジェクト、沿岸および河川の用途を含むことがある。本発明の特徴は、能動撮像手法によってたとえば5〜50mなどのかなりの水域を通る光の透過をたとえば可能にする、可視範囲の狭い部分での電磁放射線を完全に利用することに関連することができる。
この特徴は、たとえば船舶の警備のための、用途に合わせて調整することができる付属センサーという補完物を有することにより、更に強化することができる。能動のレーダーは、長距離動作および視覚特性評価のために受動光学撮像装置で補完することができ、かつ、表面上の目標物の補完的な物体探知のためのレーダー抽出方法を充当されることができる。したがって、本発明は、信号の3Dおよび時間ドメイン融合を提供するための専用のデータ融合手法と、適切なインターフェースおよび表示ツールとを含むことができる。
本発明は、距離ゲート能動照射光学目標物探知および撮像システムに関することができる。これは、本発明が、たとえば変調された固体レーザーの形式などの符号化されたレーザー放射の形式で、能動照射を利用する、かつ、距離プロファイルを生成するために非常に高速のデータ取得システムおよび信号処理の実装を有することにより探知を提供する、レーザー探知測距装置またはシステムに関することを示唆し得る。また、機械走査システムが、領域走査を可能にするために、かつ3Dデータを生成するために含まれ得る。更に、移動または振動環境におけるセンサーの動作を可能にするために、衛星測位および慣性測定を介して高精度の位置合わせを含めることができる。加えて、可視および赤外の波長帯域での受動光学センサーの使用と、また、マイクロ波レーダーの使用およびデータ融合方式の使用とを含むことができる。
本発明は、海洋船舶およびプラットフォームのための警備および安全性に関することができ、このことは、オペレータが船舶の周囲の海中の物体についての知識を有することを望むことを示唆し得る。これは、特に、表面からは見えない、船舶を損傷するおそれのある深さに存在し得る物体を含むことがある。
本発明は、海表面を透過して水中深くの目標物を見ることができる波長を使用して、相当な距離を超えて物体を探知するためのレーダーの機能と、能動の光学システムの機能とを組み合わせることができる、レーザー探知測距装置またはセンサーの実装に関することができる。機能のこの組み合わせは以前は存在しておらず、本発明は、この課題に対する解決策を提示することができる。
実施形態に従って、本発明は、専用中央処理システムによって定義される関心の持たれる特定の物体または船舶への脅威の探知および状況認識を提供する目的のための、能動的なレーダーセンサーおよび受動的な電気光学センサーと連携した能動的なレーザー照射センサーを利用した、海洋船舶および海上プラットフォームの近傍で海表面のまたは海表面下の物体を探知して追跡し分類するための、レーザー探知測距装置またはシステムに関し、本発明は、ある電磁波長を使用した能動的なレーザー照射センサーの設計および運用を含み、この電磁波長は水面を相当に透過することができる一方で、非常に斜めの角度で水面を照射し、したがって、到来する水平に近い照射を受け入れるための屈折および散乱過程による空気/水の界面の固有の特性を使用して、相当な距離の表面近傍および水面下の目標物探知を取得し、また一方で、より近くの垂直の角度の光束を水柱に伝搬させ、また、物体からの反射時には、照射された電磁波は上方に再放射されると、再び水平に近い方向に屈折して散乱され、受信機械によって受信され処理され、そのうえ、同一表面からのデータを与える、特に表面および表面近傍の物体の追加の探知および分類をもたらす、受動光学系からの追加データと結合され、また、表面物体のみの探知および検証を与えることができる能動レーダーセンサーからのデータと結合されるが、それによって、悪天候の特定の形態および大規模な範囲でのレーザー探知測距装置またはシステムの機能が拡張される。全体的な組み合わされた実装により、エリアカバレッジを提供することができ、このエリアカバレッジは、最大で完全な360度のカバレッジに至るセクターによって制限され、船舶またはプラットフォームに隣接する範囲からレーザー探知測距装置またはシステムの物理的能力によって制限される距離範囲までであり、表面から物理的特性によって制限される深さまでの探知を与え、したがって、プラットフォームまたは船舶からの周囲の水面および水面近傍領域の完全な3Dカバレッジを提供する。
実施形態に従って、本発明は、能動的なレーザー照射システムが符号化された波形を利用して高平均電力および最大探知範囲を可能にする、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、能動的なレーザー照射システムが、同時発生の符号であり、通信および衛星測位システムから導き出される符号波形技術を用いた符号を利用した、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、能動的なレーザー照射システムが、符号化された波形を高スイッチング周波数で利用して、距離識別および不要なエコーのフィルタリングを可能にする、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、能動的なレーザー照射システムが、符号化された波形上に重ね合わせられた断続波形を利用して、レーザーセンサーユニットに近いエコーのフィルタリングおよび打ち消しを可能にする、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、能動的なレーザー照射が、最大の透過深度を与えるために488nmの最適な波長上でまたはその近傍であるように選択される、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、物理的条件が許す場合に、最大透過度が5mより大きく30mまで達成される、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、探知される典型的な物体の寸法を大きく超えない角度カバレッジに延在する狭いビームに、レーザーエネルギーが集中した、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、レーザーエネルギーが狭いビームに集中しており、このビームが、遠く離れた海の一部を照射するとき、距離−方位角等解像度を可能にする楕円形に成形される、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、光学受信機システムが、送信されたビームとほぼ同じ程度に狭いビームを有する光学受信機械を含んで能動レーザーからの光のみを登録し、それによって周囲光を抑制する、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、受信システムが非常に狭い帯域フィルタを有して周囲光を抑制し、したがって、そうしなければ探知器に影響を及ぼし得る波長での探知距離に制限をもたらす、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、受信システムが同時パルス圧縮を利用してリアルタイムでデータ処理装置に距離プロファイルを提供する、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、組み合わされた受信および送信光学系が、垂直面内で走査動作を実施し、それによって特定のセクターを距離および深さでマッピングする、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、組み合わされた受信および送信光学系が、垂直面内で走査動作を実施し、それによって特定のセクターを距離および深さでマッピングする、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、組み合わされた受信および送信光学系が、水平面内で走査動作を実施し、それによって特定のセクターを方位角および深さでマッピングする、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、組み合わされた受信および送信光学系が、垂直面内に加えて水平面内で走査動作を実施し、それによって特定のセクターを方位角、距離、および深さでマッピングし、それによって3Dシステムを構成する、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、サブシステムが、熱センサー、レーザー、赤外線センサー、およびハイパー/マルチスペクトルセンサーのうちの少なくとも1つを更に含む、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、能動レーザーシステムが、表面および表面近傍の物体の追加的なデータ捕捉のために、レーザーシステム受動画像化可視バンド撮像装置への同軸ケーブルを補充されている、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、能動レーザーシステムが、日光、薄明かり、および非常に暗い光での動作という条件の下で、表面および表面近傍の物体の追加的なデータ捕捉のために、レーザーシステム受動近赤外、中間赤外、または長波赤外撮像装置への同軸ケーブルを補充されている、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、本発明は、能動レーザーシステムが、日光、薄明かり、および非常に暗い光での動作という条件の下で、表面および表面近傍の物体の追加的なデータ捕捉のために、パノラマビューを有するカメラの組を補充されている、レーザー探知測距装置またはシステムに関する。
実施形態に従って、レーザー探知測距装置は、狭い走査ビームを使用し、眼の安全性のために設計され、斜めの入射を使用し、非パルス波形を使用し、特定の走査パターンを採用し、周囲光の除去を適用し、かつ/または精密なポインティングを使用する。
実施形態に従って、レーザー探知測距装置は海表面に沿った距離と水中の深さとを識別することができる。レーザー探知測距装置は、精密なポインティングを適用し、狭いレーザービームを採用し、高い距離解像度を提供し、かつ/または仰角と同様に距離を正確に測定することができる。
実施形態に従って、レーザー探知測距装置は太陽光を抑制するために偏波を使用し、かつ/または強化された探知のために二重偏波を使用する。
これらの結果につながる研究は、補助金協定n°286220の下で、欧州共同体の第7回フレームワークプログラムFP7/2007−2013から資金を提供されている。
100 レーザー探知測距装置
101 レーザー送信機
103 レーザー探知器
105 プロセッサ
200 レーザー探知測距方法
201 レーザービームを変調するステップ
203 変調されたレーザービームを送信するステップ
205 反射されたレーザービームを探知するステップ
207 水面下の物体を探知するステップ
300A 図
300B 図
301 物体
303 水面
305 海洋航海船舶
307 送信されたレーザービーム
309 反射されたレーザービーム
401 センサーユニット
403 センサーユニット
405 データプロセッサユニット
407 ディスプレイユニット
409 システムコンソールユニット
411 レーダーユニット
413 レーダーユニット
415 ジャイロユニット
417 GPSユニット
419 AISユニット
421 コンパスユニット
423 システムオペレータ
425 システムエンジニア
501 レーザーユニット
503 補助センサーユニット
505 機械走査ユニット
507 リアルタイム運動参照ユニット
509 リアルタイム制御ユニット
511 電源ユニット
513 A/D変換ユニット
601 データプロセッサコアユニット
603 イーサネット(登録商標)ネットワークカードユニット
605 シリアルインターフェースユニット
607 ファイバー/イーサネット(登録商標)スイッチユニット
609 ブリッジスイッチユニット
611 船舶センサーユニット
613 データ監視制御信号線
615 データ監視制御信号線
617 観測信号線
619 観測信号線
701 可視化ユニット
703 相互作用ユニット
705 キーボード−ビデオ−マウススイッチユニット
707 ディスプレイユニット
709 マウスユニット
801 キーボード−マウス−タッチユニット
803 コマンド生成ユニット
805 ネットワークカードユニット
807 ディスプレイ制御ユニット
809 ディスプレイユニット
901 船舶構造体
903 インターフェース
905 インターフェース
907 インターフェース
909 インターフェース
911 インターフェース
913 インターフェース
915 インターフェース
917 インターフェース
1001 レーダーユニット
1003 可視ミラー
1005 可視窓
1007 IR/BILユニット
1009 IRミラー
1011 IR窓
1013 ミラー駆動ユニット
1015 カムユニット
1017 カムユニット
1019 制御、IMUおよび電力ユニット
1101 FPGAユニット
1103 RAMユニット
1105 A/D変換ユニット
1107 A/D変換ユニット
1109 CPUユニット
1111 RAMユニット
1113 FLASHユニット
1115 イーサネット(登録商標)ユニット
1117 IMUユニット
1119 走査制御ユニット
1121 ステップモーター駆動ユニット
1123 ステップモーター駆動ユニット
1125 圧電駆動ユニット
1127 圧電駆動ユニット
1201 理想的な円形レーザービーム
1203 発散円形レーザービーム
1205 発散楕円形レーザービーム
1301 水平線
1303 仰角線
1305 仰角線
1307 仰角線
1309 仰角線
1311 仰角線
1313 正面方向線
1315 船尾方向線
1317 更なる船尾方向線
1319 右舷方向線
1321 左舷方向線
1323 レーダーカバレッジエリア
1401 レーダーカバレッジエリア
1403 レーダーカバレッジエリア
1501 レーダーカバレッジエリア
1503 レーダーカバレッジエリア
1505 レーダーカバレッジエリア
1601 可視バンドカバレッジエリア
1603 可視バンドカバレッジエリア
1605 可視バンドカバレッジエリア
1607 可視バンドカバレッジエリア
1609 可視バンドカバレッジエリア
1701 赤外線カバレッジエリア
1703 赤外線カバレッジエリア

Claims (17)

  1. 水面(303)下の物体(301)を探知するためのレーザー探知測距装置(100)であって、
    レーザー送信機(101)であって、バイナリ疑似ランダムコードシーケンスによってレーザービーム(307)を変調して、変調されたレーザービーム(307)を取得し、かつ、前記変調されたレーザービーム(307)を前記水面(303)に向けて送信するように構成されるレーザー送信機(101)と、
    反射されたレーザービーム(309)を探知するためのレーザー探知器(103)であって、前記反射されたレーザービーム(309)が前記送信されたレーザービーム(307)の反射バージョンを形成する、レーザー探知器(103)と、
    前記反射されたレーザービーム(309)に基づいて前記水面(303)下の前記物体(301)を探知するためのプロセッサ(105)と
    を含む、レーザー探知測距装置(100)。
  2. 請求項1に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記レーザー送信機(101)が、400nm〜600nmの波長範囲内の青−緑色レーザービームを送信するように構成される、レーザー探知測距装置(100)。
  3. 請求項1または2に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記レーザー送信機(101)が、楕円形のレーザービーム断面を有するレーザービーム(307)を送信するように構成される、レーザー探知測距装置(100)。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記レーザー送信機(101)が、方形波シーケンスによって前記バイナリ疑似ランダムコードシーケンスを変調して、前記変調されたレーザービーム(307)を取得するように構成される、レーザー探知測距装置(100)。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記バイナリ疑似ランダムコードシーケンスが、GPS L2民間用中間長シーケンスまたはGPS L2民間用長いシーケンスである、レーザー探知測距装置(100)。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記レーザー送信機(101)が、オンオフキーイング変調または振幅シフトキーイング変調によって前記レーザービーム(307)を変調して、前記変調されたレーザービーム(307)を取得するように構成される、レーザー探知測距装置(100)。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記レーザー送信機(101)が、前記水面(303)に対して所定の角度で前記水面(303)に向けて前記レーザービーム(307)を送信するように構成される、レーザー探知測距装置(100)。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記レーザー探知器(103)が、前記反射されたレーザービーム(309)を探知するために、レーザー探知ダイオードまたは光電子増倍管を含む、レーザー探知測距装置(100)。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記レーザー探知器(103)が、光学バンドパスフィルタを含む、レーザー探知測距装置(100)。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記プロセッサ(105)が、前記物体(301)の距離を決定するために、前記レーザービーム(307)の送信と前記反射されたレーザービーム(309)の探知との間の時間遅延を決定するように構成される、レーザー探知測距装置(100)。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記プロセッサ(105)が、前記送信されたレーザービーム(307)と前記探知されたレーザービーム(309)を時間で相互に関連付けることにより距離プロファイルを決定するように構成され、前記距離プロファイルが、前記物体(301)または前記水面(303)の距離を示している、レーザー探知測距装置(100)。
  12. 請求項11に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記プロセッサ(105)が、前記物体(301)または前記水面(303)の前記距離を前記距離プロファイルにおいて決定するように構成され、前記プロセッサ(105)が、前記物体(301)または前記水面(303)の前記決定された距離に基づいて前記物体(301)を探知するように更に構成される、レーザー探知測距装置(100)。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記プロセッサ(105)が、前記探知されたレーザービーム(309)のスペクトルを決定して、前記物体(301)によって吸収または反射されたレーザービームの波長を決定するように構成される、レーザー探知測距装置(100)。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記レーザー探知測距装置(100)の運動を決定するための運動参照ユニットを更に含み、前記レーザービーム(307)のビーム方向が、前記レーザー探知測距装置(100)の前記決定された運動に基づいて安定化される、レーザー探知測距装置(100)。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記レーザー送信機(101)が、400nm〜600nmの波長範囲内の青−緑色レーザービームを発生させるために、発光ダイオード(LED)、特に青−緑色発光ダイオード(LED)を含む、レーザー探知測距装置(100)。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載のレーザー探知測距装置(100)であって、前記プロセッサ(105)が、前記反射されたレーザービーム(309)に基づいて、油膜、分散した油流出、またはガス漏れを探知するように構成される、レーザー探知測距装置(100)。
  17. 水面(303)下の物体(301)を探知するためのレーザー探知測距方法(200)であって、
    変調されたレーザービーム(307)を取得するためにバイナリ疑似ランダムコードシーケンスによってレーザービーム(307)を変調するステップ(201)と、
    前記変調されたレーザービーム(307)を前記水面(303)に向けて送信するステップ(203)と、
    反射されたレーザービーム(309)を探知するステップ(205)であって、前記反射されたレーザービーム(309)が前記送信されたレーザービーム(307)の反射バージョンを形成する、ステップ(205)と、
    前記反射されたレーザービーム(309)に基づいて前記水面(303)下の前記物体(301)を探知するステップ(207)と
    を含む、レーザー探知測距方法(200)。
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