JP2016539459A - 恣意的伝送窓生成を使用した生成イオンから前駆体イオンを識別するためのシステムおよび方法 - Google Patents
恣意的伝送窓生成を使用した生成イオンから前駆体イオンを識別するためのシステムおよび方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016539459A JP2016539459A JP2016523260A JP2016523260A JP2016539459A JP 2016539459 A JP2016539459 A JP 2016539459A JP 2016523260 A JP2016523260 A JP 2016523260A JP 2016523260 A JP2016523260 A JP 2016523260A JP 2016539459 A JP2016539459 A JP 2016539459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product ion
- precursor
- mass
- ion
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 title claims abstract description 581
- 239000002243 precursor Substances 0.000 title claims abstract description 268
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 182
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 52
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims abstract description 181
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 54
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 claims description 37
- 238000004885 tandem mass spectrometry Methods 0.000 claims description 33
- 238000013467 fragmentation Methods 0.000 claims description 29
- 238000006062 fragmentation reaction Methods 0.000 claims description 29
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 16
- 239000012634 fragment Substances 0.000 claims description 15
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 15
- 238000004590 computer program Methods 0.000 claims description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 3
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 3
- 238000004949 mass spectrometry Methods 0.000 claims description 3
- 238000010828 elution Methods 0.000 abstract description 18
- 230000006870 function Effects 0.000 description 42
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000004811 liquid chromatography Methods 0.000 description 10
- 108090000765 processed proteins & peptides Proteins 0.000 description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 2
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000002541 precursor ion scan Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000011002 quantification Methods 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000005251 capillar electrophoresis Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000004817 gas chromatography Methods 0.000 description 1
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000005040 ion trap Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 150000003384 small molecules Chemical class 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/0027—Methods for using particle spectrometers
- H01J49/0036—Step by step routines describing the handling of the data generated during a measurement
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/0027—Methods for using particle spectrometers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/004—Combinations of spectrometers, tandem spectrometers, e.g. MS/MS, MSn
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/02—Details
- H01J49/06—Electron- or ion-optical arrangements
- H01J49/061—Ion deflecting means, e.g. ion gates
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/26—Mass spectrometers or separator tubes
- H01J49/34—Dynamic spectrometers
- H01J49/40—Time-of-flight spectrometers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/26—Mass spectrometers or separator tubes
- H01J49/34—Dynamic spectrometers
- H01J49/42—Stability-of-path spectrometers, e.g. monopole, quadrupole, multipole, farvitrons
- H01J49/4205—Device types
- H01J49/421—Mass filters, i.e. deviating unwanted ions without trapping
- H01J49/4215—Quadrupole mass filters
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/26—Mass spectrometers or separator tubes
- H01J49/34—Dynamic spectrometers
- H01J49/42—Stability-of-path spectrometers, e.g. monopole, quadrupole, multipole, farvitrons
- H01J49/426—Methods for controlling ions
- H01J49/427—Ejection and selection methods
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
- Electron Tubes For Measurement (AREA)
Abstract
Description
本願は、米国仮特許出願第61/891,752号(2013年10月16日出願)の利益を主張し、上記出願の内容は、その全体が参照により本明細書に引用される。
図1は、本教示の実施形態が実装され得る、コンピュータシステム100を図示するブロック図である。コンピュータシステム100は、情報を通信するためのバス102または他の通信機構と、情報を処理するためにバス102と結合されたプロセッサ104とを含む。コンピュータシステム100は、プロセッサ104によって実行される命令を記憶するために、バス102に結合されるランダムアクセスメモリ(RAM)または他の動的記憶デバイスであり得るメモリ106も含む。メモリ106は、プロセッサ104によって実行される命令の実行の間、一時的変数または他の中間情報を記憶するためにも使用され得る。コンピュータシステム100は、プロセッサ104のための静的情報および命令を記憶するために、バス102に結合された読み取り専用メモリ(ROM)108または他の静的記憶デバイスをさらに含む。磁気ディスクまたは光ディスク等の記憶デバイス110は、情報および命令を記憶するために提供され、バス102に結合される。
前述のように、逐次窓取得(SWATH)は、ある質量範囲が、隣接または重複する前駆体質量窓の複数回の前駆体イオン走査を使用して、ある時間間隔内に走査されることを可能にする、タンデム質量分析技法である。第1の質量分析器は、断片化のための各前駆体質量窓を選択する。高分解能の第2の質量分析器が、次いで、各前駆体質量窓の断片化から生成される生成イオンを検出するために使用される。SWATHは、前駆体イオン走査の感度が、従来の特定性における損失を伴わずに、増加させられることを可能にする。
2つの実験が、行われ、矩形前駆体伝送窓が、三角形伝送窓の効果を生成するように合計された。第1の実験では、10eVの低衝突エネルギーが、使用された。本実験では、829.5393Daの較正ペプチドおよびその同位体が、比較された。
図8は、種々の実施形態による、タンデム質量分析実験において生成イオンの前駆体イオンを識別するためのシステム800を示す、概略図である。システム800は、質量フィルタ810と、断片化デバイス820と、質量分析器830と、プロセッサ840とを含む。システム800では、質量フィルタ、断片化デバイス、および質量分析器は、例えば、四重極の異なる段階として示される。当業者は、質量フィルタ、断片化デバイス、および質量分析器は、限定ではないが、イオントラップ、オービトラップ、イオン移動度デバイス、または飛行時間(TOF)デバイスのうちの1つ以上のものを含むことができることを理解し得る。
図9は、種々の実施形態による、タンデム質量分析実験において生成イオンの前駆体イオンを識別する方法900を示す例示的流れ図である。
種々の実施形態では、コンピュータプログラム製品は、有形コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含み、そのコンテンツは、タンデム質量分析実験において生成イオンの前駆体イオンを識別する方法を実施するように、プロセッサ上で実行される命令を伴うプログラムを含む。本方法は、1つ以上の個別のソフトウェアモジュールを含むシステムによって実施される。
図8を参照すると、システム800はまた、種々の実施形態によると、ある質量範囲にわたる複数回の走査から、タンデム質量分析実験において前駆体イオンの分離プロファイルを再構築するために使用されることができる。システム800はさらに、分離デバイス(図示せず)を含むことができる。分離デバイスは、限定ではないが、液体クロマトグラフィ、ガスクロマトグラフィ、キャピラリー電気泳動、またはイオン移動度を含む、分離技法を実施することができる。分離デバイスは、サンプルからイオンを経時的に分離する。
図11は、種々の実施形態による、ある質量範囲にわたる複数回の走査から、タンデム質量分析実験において前駆体イオンの分離プロファイルを再構築する方法1100を示す例示的フロー図である。
種々の実施形態では、コンピュータプログラム製品は、有形コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含み、そのコンテンツは、ある質量範囲にわたる複数回の走査からタンデム質量分析実験における前駆体イオンの分離プロファイルを再構築する方法を実施するように、プロセッサ上で実行される命令を伴うプログラムを含む。本方法は、1つ以上の個別のソフトウェアモジュールを含む、システムによって実施される。
Claims (20)
- タンデム質量分析実験において生成イオンの前駆体イオンを識別するためのシステムであって、
ある質量範囲にわたり、各前駆体イオンに対して一定の率の前駆体イオン伝送を有する伝送窓を段階化し、前記質量範囲にわたり一連の重複する伝送窓を生成する質量フィルタと、
各段階において生成された前駆体イオンを断片化する断片化デバイスと、
結果として生じる生成イオンを分析し、前記伝送窓の各段階に対する生成イオンスペクトルおよび前記質量範囲に対する複数の生成イオンスペクトルを生成する質量分析器と、
前記質量フィルタおよび前記質量分析器と通信するプロセッサと
を備え、
前記プロセッサは、
前記一連の重複する伝送窓によって生成される前記複数の生成イオンスペクトルを受信することと、
前記複数の生成イオンスペクトルの少なくとも1つの生成イオンに対して、関数を計算することであって、前記関数は、前記伝送窓が前記質量範囲にわたり段階化された場合、前記複数の生成イオンスペクトルからの前記少なくとも1つの生成イオンの強度が、前駆体イオン質量によってどのように変動するかを表す、ことと、
前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンを前記関数から識別することと
を行う、システム。 - 前記プロセッサは、前記一連の重複する伝送窓によって生成される前記複数の生成イオンスペクトルからの生成イオンスペクトルのグループをさらに組み合わせることにより、関数を生成し、前記関数は、前記複数の組み合わせられた生成イオンスペクトルからの前駆体イオンあたりの前記少なくとも1つの生成イオンの強度が、前駆体イオン質量によってどのように変動するかを表し、前記関数は、前駆体質量によって非一定である形状を有する、前記システム請求項の任意の組み合わせのシステム。
- 前記形状は、三角形を含む、前記システム請求項の任意の組み合わせのシステム。
- 前記プロセッサは、前記関数の形状のパラメータを計算することによって、前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンを前記関数から識別する、前記システム請求項の任意の組み合わせのシステム。
- 前記パラメータは、前記形状の重心を含む、前記システム請求項の任意の組み合わせのシステム。
- 前記質量フィルタは、四重極を備えている、前記システム請求項の任意の組み合わせのシステム。
- 前記質量分析器は、四重極を備えている、前記システム請求項の任意の組み合わせのシステム。
- 前記質量分析器は、飛行時間(TOF)分析器を備えている、前記システム請求項の任意の組み合わせのシステム。
- 前記質量フィルタ、前記断片化デバイス、および前記質量分析器は、前記質量範囲の1つ以上の追加の走査をさらに実施し、前記質量範囲に対する1つ以上の追加の複数の生成イオンスペクトルを生成し、前記プロセッサは、
前記1つ以上の追加の複数の生成イオンスペクトルを受信することと、
各走査に対して、前記伝送窓の各段階に対する生成イオンスペクトルを組み合わせることによって、前記複数の生成イオンスペクトルと前記1つ以上の追加の複数の生成イオンスペクトルとを組み合わせ、組み合わせられた複数の生成イオンスペクトルを生成することと、
前記組み合わせられた複数の生成イオンスペクトルの少なくとも1つの生成イオンに対して、関数を計算することであって、前記関数は、前記伝送窓が前記質量範囲にわたり段階化された場合、前記組み合わせられた複数の生成イオンスペクトルからの少なくとも1つの生成イオンの強度が、前駆体イオン質量によってどのように変動するかを表す、ことと、
前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンを前記関数から識別することと
をさらに行う、前記システム請求項の任意の組み合わせのシステム。 - タンデム質量分析実験において生成イオンの前駆体イオンを識別する方法であって、
質量フィルタを使用して、ある質量範囲にわたり、各前駆体イオンに対して一定の率の前駆体イオン伝送を有する伝送窓を段階化し、前記質量範囲にわたり一連の重複する伝送窓を生成することと、
断片化デバイスを使用して、各段階において生成された前駆体イオンを断片化することと、
質量分析器を使用して、結果として生じる生成イオンを分析し、前記伝送窓の各段階に対する生成イオンスペクトルおよび前記質量範囲に対する複数の生成イオンスペクトルを生成することと、
プロセッサを使用して、前記一連の重複する伝送窓によって生成される前記複数の生成イオンスペクトルを受信することと、
前記プロセッサを使用して、前記複数の生成イオンスペクトルの少なくとも1つの生成イオンに対して、関数を計算することであって、前記関数は、前記伝送窓が前記質量範囲にわたり段階化された場合、前記複数の生成イオンスペクトルからの少なくとも1つの生成イオンの強度が、前駆体イオン質量によってどのように変動するかを表す、ことと、
前記プロセッサを使用して、前記関数から前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンを識別することと
を含む、方法。 - 前記プロセッサを使用して、前記一連の重複する伝送窓によって生成される前記複数の生成イオンスペクトルからの生成イオンスペクトルのグループを組み合わせることにより、関数を生成することをさらに含み、前記関数は、前記複数の組み合わせられた生成イオンスペクトルからの前駆体イオンあたりの前記少なくとも1つの生成イオンの強度が、前駆体イオン質量によって、どのように変動するかを表し、前記関数は、前駆体質量によって非一定である形状を有する、前記方法請求項の任意の組み合わせの方法。
- 前記質量フィルタ、前記断片化デバイス、および前記質量分析器を使用して、前記質量範囲の1つ以上の追加の走査を実施し、前記質量範囲に対する1つ以上の追加の複数の生成イオンスペクトルを生成することと、
前記プロセッサを使用して、前記1つ以上の追加の複数の生成イオンスペクトルを受信することと、
前記プロセッサを使用して、各走査に対して、前記伝送窓の各段階に対する生成イオンスペクトルを組み合わせることによって、前記複数の生成イオンスペクトルと前記1つ以上の追加の複数の生成イオンスペクトルとを組み合わせ、組み合わせられた複数の生成イオンスペクトルを生成することと、
前記プロセッサを使用して、前記組み合わせられた複数の生成イオンスペクトルの少なくとも1つの生成イオンに対して、関数を計算することであって、前記関数は、前記伝送窓が前記質量範囲にわたり段階化された場合、前記組み合わせられた複数の生成イオンスペクトルからの少なくとも1つの生成イオンの強度が、前駆体イオン質量によってどのように変動するかを表す、ことと、
前記プロセッサを使用して、前記関数から前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンを識別することと
をさらに含む、前記方法請求項の任意の組み合わせの方法。 - 非一過性の有形コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を備えているコンピュータプログラム製品であって、そのコンテンツは、プロセッサ上で実行される命令を伴うプログラムを含み、前記命令は、タンデム質量分析実験において生成イオンの前駆体イオンを識別する方法を実施し、前記方法は、
システムを提供することであって、前記システムは、1つ以上の個別のソフトウェアモジュールを備え、前記個別のソフトウェアモジュールは、測定モジュールおよび分析モジュールを備えている、ことと、
前記測定モジュールを使用して、一連の重複する伝送窓によって生成される複数の生成イオンスペクトルを受信することであって、前記複数の生成イオンスペクトルは、
質量フィルタを使用して、ある質量範囲にわたり、各前駆体イオンに対して一定の率の前駆体イオン伝送を有する伝送窓を段階化し、前記質量範囲にわたり、前記一連の重複する伝送窓を生成することと、
断片化デバイスを使用して、各段階において生成された前駆体イオンを断片化することと、
質量分析器を使用して、結果として生じる生成イオンを分析し、前記伝送窓の各段階に対する生成イオンスペクトルおよび前記質量範囲に対する複数の生成イオンスペクトルを生成することと
によって生成される、ことと、
前記分析モジュールを使用して、前記複数の生成イオンスペクトルの少なくとも1つの生成イオンに対して、関数を計算することであって、前記関数は、前記伝送窓が前記質量範囲にわたり段階化された場合、前記複数の生成イオンスペクトルからの少なくとも1つの生成イオンの強度が、前駆体イオン質量によってどのように変動するかを表す、ことと、
前記分析モジュールを使用して、前記関数から前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンを識別することと
を含む、コンピュータプログラム製品。 - ある質量範囲にわたる複数回の走査からタンデム質量分析実験における前駆体イオンの分離プロファイルを再構築するためのシステムであって、
サンプルからイオンを分離する分離デバイスと、
前記イオンを前記分離デバイスから受信する質量フィルタであって、前記質量フィルタは、ある質量範囲にわたる2回以上の走査の各々において、前記質量範囲にわたり、各前駆体イオンに対して一定の率の前駆体イオン伝送を有する伝送窓を段階化し、前記2回以上の走査の各走査に対して、前記質量範囲にわたり一連の重複する伝送窓を生成することによって、前記イオンをフィルタリングする、質量フィルタと、
各段階において生成された前駆体イオンを断片化する断片化デバイスと、
前記各走査に対して、結果として生じる生成イオンを分析し、前記伝送窓の各段階に対する生成イオンスペクトルおよび前記質量範囲に対する複数の生成イオンスペクトルを生成する質量分析器と、
前記質量フィルタおよび前記質量分析器と通信するプロセッサと
を備え、
前記プロセッサは、
前記各走査に対して、前記一連の重複する伝送窓によって生成される前記複数の生成イオンスペクトルを受信し、複数の多走査生成イオンスペクトルを生成することと、
前記複数の多走査生成イオンスペクトルから少なくとも1つの生成イオンを選択することであって、前記少なくとも1つの生成イオンは、2回以上の走査の各々からの生成イオンスペクトルの中に少なくとも2回以上存在する、ことと、
前駆体イオンの既知の分離プロファイルを前記複数の多走査生成イオンスペクトルにおける前記少なくとも1つの生成イオンからの強度に適合させ、前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンの分離プロファイルを再構築することと
を行う、システム。 - 前記プロセッサは、
前記2回以上の走査にわたり、各段階において生成イオンスペクトルを組み合わせ、複数の組み合わせられた生成イオンスペクトルを生成することと、
前記少なくとも1つの生成イオンに対して、関数を計算することであって、前記関数は、前記伝送窓が前記質量範囲にわたり段階化された場合、前記少なくとも1つの生成イオンの強度が、前駆体イオン質量によってどのように変動するかを表す、ことと、
前記関数から前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンを識別することと
によって、前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンをさらに識別する、ある質量範囲にわたる複数回の走査からタンデム質量分析実験における前駆体イオンの分離プロファイルを再構築するためのシステムの前記請求項の任意の組み合わせのシステム。 - 前記プロセッサは、前記2回以上の走査にわたり、各段階において生成イオンスペクトルを合計することによって、前記2回以上の走査にわたり、各段階において生成イオンスペクトルを組み合わせる、ある質量範囲にわたる複数回の走査からタンデム質量分析実験における前駆体イオンの分離プロファイルを再構築するためのシステムの前記請求項の任意の組み合わせのシステム。
- ある質量範囲にわたる複数回の走査からタンデム質量分析実験における前駆体イオンの分離プロファイルを再構築する方法であって、
分離デバイスを使用して、イオンをサンプルから経時的に分離することと、
質量フィルタを使用して、ある質量範囲にわたる2回以上の走査の各々において、前記質量範囲にわたり、各前駆体イオンに対して一定の率の前駆体イオン伝送を有する伝送窓を段階化し、前記2回以上の走査の各走査に対して、前記質量範囲にわたり一連の重複する伝送窓を生成することによって、前記イオンをフィルタリングすることと、
断片化デバイスを使用して、各段階において生成された前駆体イオンを断片化することと、
質量分析器を使用して、前記各走査に対して、結果として生じる生成イオンを分析し、前記伝送窓の各段階に対する生成イオンスペクトルおよび前記質量範囲に対する複数の生成イオンスペクトルを生成することと、
プロセッサを使用して、前記各走査に対して前記一連の重複する伝送窓によって生成される複数の生成イオンスペクトルを受信し、複数の多走査生成イオンスペクトルを生成することと、
前記プロセッサを使用して、前記複数の多走査生成イオンスペクトルから少なくとも1つの生成イオンを選択することであって、前記少なくとも1つの生成イオンは、2回以上の走査の各々からの生成イオンスペクトルの中に少なくとも2回以上存在する、ことと、
前記プロセッサを使用して、前駆体イオンの既知の分離プロファイルを前記複数の多走査生成イオンスペクトルにおける前記少なくとも1つの生成イオンからの強度に適合させ、前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンの分離プロファイルを再構築することと
を含む、方法。 - 前記プロセッサは、
前記2回以上の走査にわたり、各段階において生成イオンスペクトルを組み合わせ、複数の組み合わせられた生成イオンスペクトルを生成することと、
前記少なくとも1つの生成イオンに対して、関数を計算することであって、前記関数は、前記伝送窓が前記質量範囲にわたり段階化された場合、前記関数は、前記少なくとも1つの生成イオンの強度が、前駆体イオン質量によってどのように変動するかを表す、ことと、
前記関数から前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンを識別することと
によって、前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンをさらに識別する、ある質量範囲にわたる複数回の走査からタンデム質量分析実験における前駆体イオンの分離プロファイルを再構築する方法のための前記請求項の任意の組み合わせの方法。 - 前記2回以上の走査にわたり、各段階において生成イオンスペクトルを組み合わせることは、前記2回以上の走査にわたり、各段階において生成イオンスペクトルを合計することを含む、ある質量範囲にわたる複数回の走査からタンデム質量分析実験における前駆体イオンの分離プロファイルを再構築するための前記請求項の任意の組み合わせの方法。
- 非一過性の有形コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を備えているコンピュータプログラム製品であって、そのコンテンツは、プロセッサ上で実行される命令を伴うプログラムを含み、前記命令は、ある質量範囲にわたる複数回の走査からタンデム質量分析実験において前駆体イオンの分離プロファイルを再構築する方法を実施し、前記方法は、
システムを提供することであって、前記システムは、1つ以上の個別のソフトウェアモジュールを備え、前記個別のソフトウェアモジュールは、測定モジュールと、測定モジュールとを備えている、ことと、
前記測定モジュールを使用して、一連の重複する伝送窓によって生成される、ある質量範囲にわたる2回以上の走査の各走査に対する複数の生成イオンスペクトルを受信し、複数の多走査生成イオンスペクトルを生成することであって、各走査に対する前記複数の生成イオンスペクトルは、
分離デバイスを使用して、イオンをサンプルから経時的に分離することと、
質量フィルタを使用して、前記質量範囲にわたる前記2回以上の走査の各々において、前記質量範囲にわたり、各前駆体イオンに対して一定の率の前駆体イオン伝送を有する伝送窓を段階化し、前記質量範囲にわたる前記2回以上の走査の各走査に対して、前記一連の重複する伝送窓を生成することによって、前記イオンをフィルタリングすることと、
断片化デバイスを使用して、各段階において生成された前駆体イオンを断片化することと、
前記各走査に対して、質量分析器を使用して、結果として生じる生成イオンを分析し、前記伝送窓の各段階に対する生成イオンスペクトルおよび前記質量範囲に対する複数の生成イオンスペクトルを生成することと
によって生成される、ことと、
前記分析モジュールを使用して、前記複数の多走査生成イオンスペクトルから少なくとも1つの生成イオンを選択することであって、前記少なくとも1つの生成イオンは、2回以上の走査の各々からの生成イオンスペクトルの中に少なくとも2回以上存在する、ことと、
前記分析モジュールを使用して、前駆体イオンの既知の分離プロファイルを前記複数の多走査生成イオンスペクトルにおける前記少なくとも1つの生成イオンからの強度に適合させ、前記少なくとも1つの生成イオンの前駆体イオンの分離プロファイルを再構築することと
を含む、コンピュータプログラム製品。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201361891572P | 2013-10-16 | 2013-10-16 | |
US61/891,572 | 2013-10-16 | ||
PCT/IB2014/002038 WO2015056066A1 (en) | 2013-10-16 | 2014-10-07 | Systems and methods for identifying precursor ions from product ions using arbitrary transmission windowing |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016539459A true JP2016539459A (ja) | 2016-12-15 |
JP6463578B2 JP6463578B2 (ja) | 2019-02-06 |
Family
ID=52827720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016523260A Active JP6463578B2 (ja) | 2013-10-16 | 2014-10-07 | 恣意的伝送窓生成を使用した生成イオンから前駆体イオンを識別するためのシステムおよび方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US10068753B2 (ja) |
EP (2) | EP3058581B1 (ja) |
JP (1) | JP6463578B2 (ja) |
CN (1) | CN105637613B (ja) |
CA (1) | CA2925853A1 (ja) |
WO (1) | WO2015056066A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020509367A (ja) * | 2017-02-22 | 2020-03-26 | ディーエイチ テクノロジーズ デベロップメント プライベート リミテッド | Idaのための前駆体イオン選択における付加物およびその他の悪化因子の物理的単離 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015056065A1 (en) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | Dh Technologies Development Pte. Ltd. | Systems and methods for arbitrary quadrupole transmission windowing |
EP3058581B1 (en) * | 2013-10-16 | 2021-01-06 | DH Technologies Development PTE. Ltd. | Systems and methods for identifying precursor ions from product ions using arbitrary transmission windowing |
EP3335237B1 (en) * | 2015-08-13 | 2023-12-06 | DH Technologies Development PTE. Ltd. | Deconvolution of mixed spectra |
WO2018007921A1 (en) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | Dh Technologies Development Pte. Ltd. | Results dependent analysis - iterative analysis of swath data |
CN109643635B (zh) * | 2016-07-25 | 2021-08-17 | Dh科技发展私人贸易有限公司 | 用于在扫描swath数据中识别前体及产物离子对的系统及方法 |
JP6806253B2 (ja) * | 2017-07-10 | 2021-01-06 | 株式会社島津製作所 | 質量分析装置、質量分析方法、及び質量分析用プログラム |
EP3977628A4 (en) * | 2019-05-31 | 2023-06-28 | DH Technologies Development Pte. Ltd. | Method for real time encoding of scanning swath data and probabilistic framework for precursor inference |
WO2022259102A1 (en) | 2021-06-09 | 2022-12-15 | Dh Technologies Development Pte. Ltd. | Enhanced q1 mass segregation in scanning swath |
EP4385059A1 (en) * | 2021-08-12 | 2024-06-19 | DH Technologies Development Pte. Ltd. | Intensity-independent precursor inference in mass spectroscopy |
WO2023026136A1 (en) | 2021-08-26 | 2023-03-02 | Dh Technologies Development Pte. Ltd. | Method for enhancing information in dda mass spectrometry |
EP4413583A1 (en) | 2021-10-05 | 2024-08-14 | DH Technologies Development Pte. Ltd. | Methods for enhancing complete data extraction of dia data |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009516903A (ja) * | 2005-11-23 | 2009-04-23 | マイクロマス ユーケー リミテッド | 質量分析計 |
US20100301205A1 (en) * | 2009-05-27 | 2010-12-02 | Bruce Thomson | Linear ion trap for msms |
WO2013098618A1 (en) * | 2011-12-29 | 2013-07-04 | Dh Technologies Development Pte. Ltd. | Use of windowed mass spectrometry data for retention time determination or confirmation |
JP2016514260A (ja) * | 2013-03-14 | 2016-05-19 | レコ コーポレイションLeco Corporation | タンデム質量分析のための方法及びシステム |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9801565D0 (en) * | 1998-01-23 | 1998-03-25 | Micromass Ltd | Method and apparatus for the correction of mass errors in time-of-flight mass spectrometry |
US6983213B2 (en) * | 2003-10-20 | 2006-01-03 | Cerno Bioscience Llc | Methods for operating mass spectrometry (MS) instrument systems |
US7105806B2 (en) * | 2003-11-26 | 2006-09-12 | Applera Corporation | Method and apparatus for de-convoluting a convoluted spectrum |
US7365309B2 (en) * | 2003-12-22 | 2008-04-29 | Micromass Uk Limited | Mass spectrometer |
GB0425426D0 (en) | 2004-11-18 | 2004-12-22 | Micromass Ltd | Mass spectrometer |
EP1889079B1 (en) * | 2005-06-03 | 2022-08-31 | Waters Technologies Corporation | Methods for performing retention-time matching |
GB0624679D0 (en) * | 2006-12-11 | 2007-01-17 | Shimadzu Corp | A time-of-flight mass spectrometer and a method of analysing ions in a time-of-flight mass spectrometer |
US8073635B2 (en) * | 2008-02-15 | 2011-12-06 | Dh Technologies Development Pte. Ltd. | Method of quantitation by mass spectrometry |
US20100286927A1 (en) | 2009-05-06 | 2010-11-11 | Agilent Technologies, Inc. | Data Dependent Acquisition System for Mass Spectrometry and Methods of Use |
CA2810473C (en) * | 2010-09-15 | 2018-06-26 | Dh Technologies Development Pte. Ltd. | Data independent acquisition of product ion spectra and reference spectra library matching |
US8935101B2 (en) | 2010-12-16 | 2015-01-13 | Thermo Finnigan Llc | Method and apparatus for correlating precursor and product ions in all-ions fragmentation experiments |
US20120207489A1 (en) * | 2011-02-11 | 2012-08-16 | Eric Carl Stelter | Replenishing toner used from electrophotographic developer |
WO2013044401A1 (en) | 2011-09-28 | 2013-04-04 | BiognoSYS AG | Method for analysis of samples in targeted proteomics applications, computer program product and set of reference peptides |
WO2013098609A1 (en) * | 2011-12-30 | 2013-07-04 | Dh Technologies Development Pte. Ltd. | Systems and methods for sequencing peptides by mass spectrometry |
US10297432B2 (en) * | 2012-04-02 | 2019-05-21 | Dh Technologies Development Pte. Ltd. | Systems and methods for sequential windowed acquisition across a mass range using an ion trap |
EP3005400B1 (en) * | 2013-06-06 | 2018-04-18 | DH Technologies Development PTE. Ltd. | Improved data quality after demultiplexing of overlapping acquisition windows |
EP3058581B1 (en) * | 2013-10-16 | 2021-01-06 | DH Technologies Development PTE. Ltd. | Systems and methods for identifying precursor ions from product ions using arbitrary transmission windowing |
-
2014
- 2014-10-07 EP EP14853563.6A patent/EP3058581B1/en active Active
- 2014-10-07 EP EP16201473.2A patent/EP3157042B1/en active Active
- 2014-10-07 JP JP2016523260A patent/JP6463578B2/ja active Active
- 2014-10-07 US US15/026,237 patent/US10068753B2/en active Active
- 2014-10-07 CA CA2925853A patent/CA2925853A1/en not_active Abandoned
- 2014-10-07 WO PCT/IB2014/002038 patent/WO2015056066A1/en active Application Filing
- 2014-10-07 CN CN201480057061.XA patent/CN105637613B/zh active Active
-
2016
- 2016-04-02 US US15/089,529 patent/US9472387B2/en active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009516903A (ja) * | 2005-11-23 | 2009-04-23 | マイクロマス ユーケー リミテッド | 質量分析計 |
US20100301205A1 (en) * | 2009-05-27 | 2010-12-02 | Bruce Thomson | Linear ion trap for msms |
WO2013098618A1 (en) * | 2011-12-29 | 2013-07-04 | Dh Technologies Development Pte. Ltd. | Use of windowed mass spectrometry data for retention time determination or confirmation |
JP2016514260A (ja) * | 2013-03-14 | 2016-05-19 | レコ コーポレイションLeco Corporation | タンデム質量分析のための方法及びシステム |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020509367A (ja) * | 2017-02-22 | 2020-03-26 | ディーエイチ テクノロジーズ デベロップメント プライベート リミテッド | Idaのための前駆体イオン選択における付加物およびその他の悪化因子の物理的単離 |
JP7153658B2 (ja) | 2017-02-22 | 2022-10-14 | ディーエイチ テクノロジーズ デベロップメント プライベート リミテッド | Idaのための前駆体イオン選択における付加物およびその他の悪化因子の物理的単離 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2015056066A1 (en) | 2015-04-23 |
CN105637613A (zh) | 2016-06-01 |
EP3058581A1 (en) | 2016-08-24 |
CN105637613B (zh) | 2018-02-23 |
EP3157042B1 (en) | 2021-01-13 |
EP3058581B1 (en) | 2021-01-06 |
US9472387B2 (en) | 2016-10-18 |
US20160217988A1 (en) | 2016-07-28 |
EP3157042A1 (en) | 2017-04-19 |
EP3058581A4 (en) | 2017-04-05 |
CA2925853A1 (en) | 2015-04-23 |
US10068753B2 (en) | 2018-09-04 |
US20160268111A1 (en) | 2016-09-15 |
JP6463578B2 (ja) | 2019-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6463578B2 (ja) | 恣意的伝送窓生成を使用した生成イオンから前駆体イオンを識別するためのシステムおよび方法 | |
JP6185975B2 (ja) | タンデム質量分析計において可変質量選択窓幅を用いるためのシステムおよび方法 | |
JP6174685B2 (ja) | タンデム質量分析計内のインターリービング窓幅を使用するためのシステムおよび方法 | |
EP3488460B1 (en) | Systems and methods for identifying precursor and product ion pairs in scanning swath data | |
EP2850644B1 (en) | Modulation of instrument resolution dependant upon the complexity of a previous scan | |
US20220189754A1 (en) | Method for Real Time Encoding of Scanning SWATH Data and Probabilistic Framework for Precursor Inference | |
WO2023026136A1 (en) | Method for enhancing information in dda mass spectrometry | |
JP2018504600A (ja) | 干渉検出および着目ピークのデコンボルーション | |
JP6571770B2 (ja) | 修飾化合物の識別の決定 | |
JP6738816B2 (ja) | 曲線減算を介する類似性に基づく質量分析の検出 | |
JP6698668B2 (ja) | 断片化エネルギーを切り替えながらの幅広い四重極rf窓の高速スキャニング |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171004 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180831 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181229 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6463578 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |