JP2016538198A - 折畳式カヌー - Google Patents

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Abstract

【課題】一枚の平板材合成樹脂シートを所定の折畳線(folding line)に沿って折り曲げてカヌーを構成することができ、使用後にはその折畳線に沿ってコンパクトに折り畳むことができるので、体積及び長さを減らして移送及び保管を便利に行うことができる折畳式カヌーを提供する。【解決手段】本発明は折畳式(foldable)カヌーに関するもので、特に構造的骨組みを使わないで一枚の平板材合成樹脂シートを所定の折畳線(folding line)に沿って折り曲げてカヌーを構成することができ、使用後にはその折畳線に沿ってコンパクトに折り曲げることができるので、体積及び長さを減らして移送及び保管を便利に行うことができる折畳式カヌーに関するものであり、特に上部が開かれたボートである上部オープン型折畳式カヌーに関するものである。【選択図】図6

Description

本発明は、折畳式(foldable)カヌーに係り、特に、構造的骨組みを使わないで一枚の平板材合成樹脂シートを所定の折畳線(folding line)に沿って折り曲げてカヌーを構成することができ、使用後にはその折畳線に沿ってコンパクトに折り畳むことができるので、体積及び長さを減らして移送及び保管を便利に行うことができる折畳式カヌーに関する。
近来、性能が改善した軽量の個人用ボート、例えば外部動力なしに個人の肉体力のみで櫓を漕ぐ個人用ボートを楽しむ人々が増えている。特に、傾斜が険しくて流水量の多い急流の谷や波打つ海で乗るようにデザインされたカヤックは冒険とスリルを楽しむ全世界の若者達に伝統的に人気あるエクストリーム水上スポーツ(extreme water sports)の一つである。また、急流や波打つ海ではないとしても、カヤックやカヌーは水面の平らかな川や湖の中に遠くまで進むとか渡って釣りや狩りを楽しめるようにする個人用水上レジャー手段である。
ところで、カヤックやカヌーのような従来の個人用小型無動力ボートは堅い外被を持つように熱硬化性樹脂(thermoformed plastics)、繊維強化プラスチック(FRP)から成形されるとか、木材や合板(plywood)のような硬質材料を合わせて一体的に製造されるので、水中安全性(耐久性、耐透水性、耐衝撃性)及び堅固さと安全性による使用便宜性(操縦性能、方向性、速度など)の良い利点があるが、製造コストが高くかかり、重いし、水上で使えるようによくデザインされたものであっても何よりもそのサイズによって水のある所まで運搬して行こうとする場合、車両に積載して移送することが易しくなく、通常時に保管が不便な問題がある。
従来、このような問題を解決するための技術的努力を調べると、次の三種の類型に分けることができる。
第一、従来から広く試みられてきた代表的な努力として、カヤックやカヌーの胴体の骨格と形状を成す骨組み(フレーム)を、所定の組立用結束部材や連結部材などを使って分解しあるいは組み立てることができる多数の部材(木材、金属材または合成樹脂材などからなる板材、線材など)から構成する一方、その組み立てられた骨組みの外部を覆う別の滑らかな防水外被部材に分割されて備えられる構造、つまり骨組み上に覆われた外被構造(skin on frame)と呼ばれることができる形態のボートである。
このような範疇に属する技術としては、例えばDouglass E. Simpsonが発明したアメリカ特許第4,274,170号(発明の名称:COLLAPSIBLE KAYAK)(1981年)、Michael P. JonesとPaul M. Hahnが共同に発明したアメリカ特許第4,702,193号(発明の名称:COLLAPSIBLE BOAT)(1987年)、Logan N. FlecklesとKaren Flecklesが共同に発明したアメリカ特許第4,841,899号(発明の名称:KAYAK、FOLDING)(1989年)、Joseph J. Tottenが発明したアメリカ特許第5,680,828号(発明の名称:KAYAKS)(1997年)、Dwight W. AbernethyとGordon E. Espesethが共同に発明したアメリカ特許第5,875,731号(発明の名称:COLLAPSIBLE BOAT)(1999年)、Raymond M. Gondaが発明したアメリカ特許第5,964,178号(発明の名称:COLLAPSIBLE BOAT WITH ENHANCED RIGIDITY AND MULTI−FUNCTION CHAIR)(1999年)、Gregory W. Smikeyが発明したアメリカ特許第6,367,405号(発明の名称:FOLDING BOAT)(2002年)などがある。
このような第一範疇の個人用ボートは、その外被がフレキシブルな防水性素材からなり、組立式骨組みの外部に着脱式で被せられるように開発されたものなので、伝統的な一体型ボートに比べて運搬及び保管が多少便利になった利点があるが、このような形態の大部分はその骨組みをなすフレームの数及び種類が多くて結合構造が複雑であり、骨組みを互いに連結して結合するためのコネクターなどの構成も比較的複雑であり、分解や組立に時間が多くかかり、工具を使わなければならない問題がある。また、硬性の骨組みと滑らかな外被が互いに異質的な素材であるため、相互間の結合(一体性)が不完全であり、さらに外被の強度が骨組みに比べて相対的に低くて水圧を受ける部位などでボートの内側に湾曲し、その湾曲部によって水の抵抗が高くなってボートとしての走行性能が落ちるとか外被が鋭い岩などにぶつかるとき、易しく引き破かれるなど、外部衝撃に弱い問題もある。
第2範疇の技術は空気を注入してボートの形態に構成する空気注入式ボートで、このような範疇に属する技術としては、例えばClayton Forbes HallerとCharles Prior Hallが共同に発明したアメリカ特許第6,065,421号(発明の名称:inflatable kayak)(2000年)がある。
この技術は、カヤックを使うとか保管するとき、体積及び長さを大幅に減らすことができ、カヤックの基本重さも減らすことができ、空気の注入及び排出が易しい利点はあるが、空気を注入してボートの外形を成さなければならない方式であるため、そのボートが進む船首方向はもちろんのこと、船尾方向の形状を流線形に鋭くし難く、究極に水の抵抗を多く受けることになるため、ボートとしての基本性能が落ちる欠点があり、盛んな技術開発があまり図れていない。
第3範疇は、ボートの骨格を成す骨組み(フレーム)を使わなくてボートそのものを多数の組立式板状部材を互いに所定の結合部材や部品で組み立てて構成するとか、あるいはボート本体をワンピース(one piece)の平板材を折り曲げて作り、その平板材をボート状に折り曲げた形態を維持するための膜状のリテーナー(retainer)のような部材を結合して使用する技術、または一枚の滑らかな硬性の薄板部材、例えば後に詳述するように、軽量高強度の合成樹脂材の薄波形板(corrugated sheet)をまるで折り紙するように折り曲げてボートを構成する形態のボートである。
このような第3範疇に属する技術としては、例えばDennis Dowdが発明したアメリカ特許第4,574,725号(発明の名称:COLLAPSIBLE BOAT)(1986年)、Frank M. Flgoneが発明したアメリカ特許第4,706,597号(発明の名称:SEAMLESS FOLDABLE BOAT)(1987年)、Alex R. Kayeが発明したアメリカ特許第4,911,095号(発明の名称:COLLAPSIBLE BOAT WITH REMOVABLE TRANSOM PANEL)(1990年)、Stephen E. Wilceが発明したアメリカ特許第6,006,691号(発明の名称:KNOCK−DOWN BOAT ASSEMBLY)(1999年)、William S. Scottが発明したアメリカ特許第6,615,762号(発明の名称:FOLDABLE BOAT WITH LIGHT WEIGHT HULL CONSTRUCTION SYSTEM)(2003年)、Anton Michael Willisが発明したアメリカ特許第8,316,788号(発明の名称:COLLAPSIBLE KAYAK)(2012年)などがある。
前述した第3範疇の技術の中で、特に本発明による折畳式カヌーに関連してもっと詳細に説明する必要があるものは終わりに言及した2件のアメリカ特許技術である。
まず、アメリカ特許第6,615,762号に開示された技術を調べると、この技術は折畳式ボートの分野において従来とは区分される幾つかの重要な技術的特徴を開示している。それはボートの胴体を成す素材を成形性、折畳可能性及び強度を落とすことなしに超軽量の薄板硬性素材、つまり高強度ポリエチレン、高密度プラスチックなどから押し出して作った厚さ5mm〜6mm程度の薄波形板、例えばブランドHI〜Core(R)COROPLASTTM、 COREX、 PLASTICCORE(R) BIPLEXなどのような合成樹脂材波形板を使う点である。具体的に、この技術で使用する合成樹脂材波形板CSは、図27(d)に示すように、所定の間隔を置いて前後面に平行に配置された一対の平板材56の間を垂直に連結する多数のスペーサー57で結合した波形板である。このような合成樹脂材の波形板は既に他の産業分野、例えば引越荷物包装ボックスのように、従来の物品包装ボックスとして広く使用されてきた公知のものである。アメリカ特許第6,615,762号がこのような超軽量の波形板をボート素材として使うことそのものを特許請求範囲にしているものではないが、このような波形板が水の影響を受けなく、腐食するとか錆つかなく、引き破かれないし、苛酷な外部環境に対してうまく耐える耐候性、耐衝撃性、耐穿孔性などが良く、超軽量の高強度薄板素材の特性があることに着眼して組立式ボート素材としてその活用を提示したものである。
この技術においては、図27(a)〜(d)に示すように、ボートの胴体を、所定の形状に裁断された複数の個別波形板CS1に幾つかの折畳用折り目50を形成しておくことで、ボートの組立の際、この折り目に沿って適切に折り曲げ、このような折り曲げられた波形板をその幅方向(横方向)の両端に所定のリング形の横骨(Rib)Rを挟んでネジ結合によって互いに連結することにより、全体として図27(a)のような連続したカヤックの胴体を構成する技術を開示している。このようなアメリカ特許第6,615,762号は、特に従来とは違って、前述した波形板が折り曲げられる折り目に沿って何回も繰り返し折り曲げても切れない持続的ヒンジ(A Living Hinge)として機能するようにした技術であって、別のヒンジ部品が必要ないだけでなく、このような波形板を所定の単位板材の形状に裁断する加工、その板材面内にネジ締結用孔のような多様な孔を穿孔する打抜き加工及び折畳用折り目を形成するためのプレス加工のような物理的な加工が、例えばただ一回のプレス加工で一時になされることができるものなので、生産性の良い技術として評価されている。
折畳式ボートを構成する素材としてこのような高強度超軽量の合成樹脂材波形板を使ったものを提示した技術としては、このアメリカ特許第6,615,762号が世界最初のものに把握される。また、この技術は外被の表面に印刷のような視覚的デザインを適用しやすいという付随的な効果も言及している。
一方、アメリカ特許第8,316,788号は、前記のようなアメリカ特許第6,615,762号と同様に、ボートの胴体を合成樹脂材波形板から作ることで、その技術的利益をそのまま享受しているが、アメリカ特許第6,615,762号と違う点は、幾つかに分割されて形成された単位波形板を結合して広い面のボートの胴体を作るものではなく、ただ一枚の合成樹脂材波形板内に、全体的に折り曲げればボートの形状になるようにデザインされた折畳用折り目を予め形成しておくことで、まるで一枚の合成樹脂材波形板の全体を折り紙するように折り目に沿って折り曲げるとか広げるだけでボートが形成されるとか、あるいはコンパクトに保管用パッケージ形態に折り畳まれる方式のカヤックが紹介されている点である。
このアメリカ特許第8,316,788号の技術においても、合成樹脂材波形板内にデザインされた折畳用折り目はその折り目に沿って何回も繰り返し折り曲げても切れない、いわゆる持続的ヒンジ(A Living Hinge)として機能する特性がそのまま発揮され、一枚の波形板のみを全体的に折り曲げることでボート胴体が構成されるものであるので、前述したアメリカ特許第6,615,762号の有益な特徴に加え、部品数が減少し、組立及び解体作業がもっと簡便になったと思われる。
しかし、ここで注目すべき点は、先に調べたアメリカ特許第6,615,762号と後に調べたアメリカ特許第8,316,788号のいずれも‘カヌー’ではない‘カヤック’を発明の対象としている点である。すなわち、カヤックとカヌーはいずれも個人用無動力小型ボートである点において違いがないものであると思われるが、両者は力学的構造の面で違いが大きいため、この点に気を付けて察しなければならない。
これをもっと詳細に説明すれば、カヤックは、水に漬かって水が触れる側底板部分と、左右測板の各上端をほぼ水平方向に偏平に覆う、水に触れない上部デッキ部分が一体的に連結されるように備えられることによって、ボート搭乗者が座る操縦室(cockpit)は側底板とデッキによって丸く取り囲まれる密閉したチューブ(tube)形状を成す空間であり、およそデッキの中央部に形成される操縦室(cockpit)の入口に水が入ることを防ぐために縁材(coaming)などが取り付けられることが一般的である。
一方、カヌーはこのようなカヤックとは違い、水に漬かる側底板のみが設けられ、上部デッキは設けられない非チューブ型、つまり上部オープン型ボートを指称するものが一般的である。
同一材料量(断面積及び表面積)を持つ薄平板型シートの形状を変更して、外力に充分に抵抗するように力学的に安定にするためには、断面性能(特に、断面二次モーメント値)が大きくなる形状にならなければならない。薄い合成樹脂材波形板からボート形状を作る場合、ボートの胴体が密閉型チューブ状になるカヤックの場合には、断面二次モーメント値が大きくなって外力に抵抗する能力が易しく発現されるが、大部分の上面がオープンした形状のカヌーはカヤックに比べて断面二次モーメント値が相対的に低いため、薄板シートを折り曲げて上部オープン型カヌーを作ることが易くない。実験結果、例えば長さ3m〜4m、中央側幅約1mの上部開口型カヌーを薄合成樹脂材波形板から作る場合、たとえその合成樹脂材波形板そのもの素材強度、耐久性のような物理的(力学的)性能に優れると言っても、カヌーボートとしての断面性能が大きく落ちてボートの形状がなされないとか測板が低剛性になるほどに形態維持が難しい。
このような理由で、前述したアメリカ特許第6,615,762号の発明者とアメリカ特許第8,316,788号の発明者のいずれも、軽量薄板の高強度合成樹脂材波形板を持ってボートを作る場合、その製造対象として長手方向にチューブ型胴体が作られるカヤックが製造し易かったと思われる。このような観点は、アメリカ特許第6,615,762号においては胴体を成す板材がリング形横骨(Rib)の全外周を取り囲むことでチューブを作る構成から、そしてアメリカ特許第8,316,788号にいては特許請求範囲の請求項1で、左右パネルの一対の対向する端部が軸方向に沿って見合うように折り曲げられて結合されることでチューブの形状を成すことを必須構成要素としていることから、かつさらに他の独立項である特許請求範囲の請求項22で、パネルが折り曲げられたとき、カヤックの竜骨(keel:船の底から中心船に平行にかかって船体を支える長くて大きな材木)、外被(hull:側底板)及びデッキ(上部覆板)が一体的に形成されることを必須構成要素としていることから、易しく確認することができる。
したがって、前述したような高強度の薄板型合成シート材の一枚をまるで折り紙するように折り曲げてボートの本体を構成し、力学的に安定になってその側底板が低剛性にならない上部開口型(デッキ部不在形)ボート、つまり‘カヌー’を構築することができる技術を講じる必要があり、本発明はその必要に応じたものである。
本発明は以上のような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、ただ一枚の合成樹脂材シートのみを折り曲げることでデッキ部のない上部開口型カヌーの胴体が構成され、カヌーの左右側底板部が低剛性になることなしに堅固にカヌーの幅方向形態を維持するようにするとともに、堅固で滑らかなガンネルラインを維持することができる折畳式カヌーを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、カヌーの船首(bow)及び船尾部分をできるだけ鋭利に(前後方向の外側に行くほど尖っている線状を成すように)形成することで、従来伝統的な製造方式による通常のカヌーのように、カヌー特有の美しい船首、船尾のラインを生かすとともに、できるだけ力学的に水の抵抗を減らしてボートの走行性能(直進性、速度)を高めるようにし、ただ一枚の平板シートのみを折り曲げてカヌーを作るに際して、折り曲げる度に作動的に分離及び縫合される部分になることにより、最も水が浸透し易い部分であるカヌーの船首及び船尾の部分の防水性能を高めることができる手段を備えることを目的とする。
本発明のさらに他の目的は、カヌーの使用時、カヌーの胴体外側において最大の上向水圧が作用する部分でありながらカヌーの胴体内側において搭乗者の体重が作用する部分であるカヌーの底面を力学的に補強するために、その底面上に幅方向にかかるようにさらに敷かれる底板がカヌー胴体の形態を維持するのに役立つようにし、カヌーの底の力学的応力(せん断応力、圧縮応力、曲げ応力)を補強することができ、ひいてはカヌーの使用を終えてからコンパクトに折り畳んで保管するとき、折り畳まれたカヌーの外部をちゃんとコンパクトに取り囲む外装パッキング部材としても兼用可能にすることで部品の活用度を高めることを目的とする。
本発明のその他の目的及び利点は後述する発明を実施するための具体的な内容の説明からよく理解可能であろう。
以上のような本発明の技術的課題は、本発明の一特徴によって、
一枚の合成樹脂材シートを折り曲げて作ることができる折畳式カヌーにおいて、
前記合成樹脂材シートを前もって設定された第1形状、第2形状または第3形状に折り曲げるとか広げるとき、前記折り曲げ及び広げを可能にする持続的ヒンジ(living hinge)として機能する前記シート面内に形成された折り目であって、前記第1形状は前記合成樹脂材シートの少なくとも一部が平板状に広げられた形状であり、第2形状は側底板、船首部及び船尾部を備えるが、側底板の左右上端の間を水平に覆うデッキ部が設けられていなくて上部オープン型カヌーを成す形状であり、第3形状は前記折り目によって区画される多数の板面をその折り目に沿って前もって決定された手順に互いに近接するように前方または後方に折り曲げる場合、前記合成樹脂材シートが六面体箱状に折り曲げられた状態である折り目;及び
前記合成樹脂材シートが前記第2形状になったとき、カヌーの幅方向にその幅の内周面に接して装着されるU字形の着脱式横骨;
を含むことを特徴とする、折畳式カヌーによって達成される。
また、以上のような本発明の技術的課題は、本発明の他の特徴によって、
前記のような構成において、
前記ジッパーによって作動的に縫合される左右対称形の曲線切開部は、
前記曲線切開部の形状に裁断された帯材からなり、その切開された左右シートの曲線切開部の縁部に沿って接着される防水ゴム板60;
前記防水ゴム板60の上面に接着される所定面積の防水布23;
前記防水布23上にその切開された左右シートの曲線切開部形状に沿って付着されたジッパー24;及び
前記ジッパー24上に左右シート、防水ゴム板60、防水布23及びジッパー24を一体的に結合する折釘またはステープラーピン61を含んでなることを特徴とする、折畳式カヌーによって達成される。
また、以上のような本発明の技術的課題は、本発明のさらに他の特徴によって、
前記のような構成において、
前記カヌーの側底板の底面上に少なくとも幅方向全長にかかるように置かれる少なくとも一つの底板をさらに備え、前記底板はその上面が前記少なくとも一つのU字形横骨によって押されて前記カヌーの側底板の底面に固定されることにより、カヌー底の力学的性能が改善されることを特徴とする折畳式カヌーによって達成される。
また、以上のような本発明の技術的課題は、本発明のさらに他の特徴によって、
前記のような構成において、
前記底板は二つであり、各底板は前記合成樹脂材シートが直方体箱状である第3形状に折り曲げられたとき、その箱状の外周面を上下に分けて取り囲む2分割型外装パッケージとして機能することができる形状及び大きさを持つことを特徴とする、折畳式カヌーによって達成される。
また、以上のような本発明の技術的課題は、本発明のさらに他の特徴によって、
前記のような構成において、
前記二つの底板は、前記第3形状に折り曲げられた前記合成樹脂材シートの外周面を取り囲む2分割型外装パッケージとして使われるとき、前記二つの分離された底板の間を箱状に結束する結束バックルをさらに含むことを特徴とする、折畳式カヌーによって達成される。
また、以上のような本発明の技術的課題は、本発明のさらに他の特徴によって、
前記のような構成において、
前記側底板の上端ガンネルにそのガンネルの長手方向に沿って所定長さの剛性ガンネルキャップが連続して装着されることにより、ガンネルの流線形ラインが堅固に維持されることを特徴とする、折畳式カヌーによって達成される。
また、以上のような本発明の技術的課題は、本発明のさらに他の特徴によって、
前記のような構成において、
側底板を成す前記合成樹脂材シートの左右側面板部の上端に三角形に形成されたノッチ部または凹部がさらに形成され、前記カヌーのガンネルラインの軸方向長さを調整するために前記ノッチ部または凹部を横切るバックルがさらに装着され、前記バックルを締めることによって前記ノッチ部または凹部が窄み、ガンネルラインの軸方向長さが減るとともにガンネルラインが滑らかな流線形を成すことを特徴とする、折畳式カヌーによって達成される。
本発明は、以上のような構成によって、ただ一枚の滑らかな高強度の薄板型合成シート材を手軽く折り曲げて上部開口型カヌーの胴体を構成し、極めて簡単で使用が便利な最小限の補助部品(横骨、底板、ガンネル)のみを使用して、左右側底板部が低剛性になることなしに堅固に流線形胴体の形態を維持することができる上部開口型折畳式カヌーを得ることができ、シートを折り曲げてカヌーを形成するにあたり、折り曲げる度に作動的に分離及び縫合される部分である船首及び船尾の部分の美観、防水性及び走行性能を高めることができる。
また、本発明は、カヌーの底面を力学的に補強するために使用する横骨及び底板によって手軽くカヌー胴体の力学的形態を維持することができるとともに、特に底板によって、カヌーの使用を終えてからカヌーをコンパクトに折り畳んで保管するとき、折り畳まれたカヌーの外部をコンパクトでちゃんと取り囲むパッキング部材として兼用することができるので、製品の重量を減らしながら部品の活用度を大きく高めることができる効果がある。
本発明によるカヌーを広げた展開図(平面図)である。 本発明によるカヌーを広げた展開図(底面図)である。 本発明によるカヌーの組立が完了したときの側面図である。 本発明によるカヌーの組立が完了したときの平面図である。 本発明によるカヌーを組み立てたとき、その形態を維持するための部品及びパッキング(Packing)のための部品を示す図である。 本発明によるカヌーの組立を完了した状態の斜視図である。 概して平板状の展開状態からカヌーに作るために最初に組み立てる過程を説明するための斜視図である。 船尾(stem)部分のジッパーを閉じた状態の斜視図である。 横骨をボルト頭部に結合して垂直に立てることを示す斜視図である。 横骨をカヌーガンネルの内側に結合するための構成を示す部分拡大斜視図である。 各横骨を底板上に置かれるように回転させることで、底板がカヌーの底に堅固に固定されることを示す斜視図である。 本発明によるカヌーの組立の際、堅固なカヌーの形態を維持するための部品の締結構成を示す斜視図である。 ガンネルの上部にキャップを嵌合する部分拡大詳細図、及び一対の小型着脱式デッキを船首部及び船尾部のボート内側に締結するための部分拡大詳細図である。 カヌーの使用後、一枚の板からなったカヌーを折り畳んで保管するためのパッケージを作るための内側展開図である。 それぞれカヌーの使用後、一枚の板からなったカヌーを折り畳んで保管するためのパッケージを作るとき、順次折り畳む過程を示す斜視図である。 それぞれカヌーの使用後、一枚の板からなったカヌーを折り畳んで保管するためのパッケージを作るとき、順次折り畳む過程を示す斜視図である。 それぞれカヌーの使用後、一枚の板からなったカヌーを折り畳んで保管するためのパッケージを作るとき、順次折り畳む過程を示す斜視図である。 それぞれカヌーの使用後、一枚の板からなったカヌーを折り畳んで保管するためのパッケージを作るとき、順次折り畳む過程を示す斜視図である。 それぞれカヌーの使用後、一枚の板からなったカヌーを折り畳んで保管するためのパッケージを作るとき、順次折り畳む過程を示す斜視図である。 それぞれカヌーの使用後、一枚の板からなったカヌーを折り畳んで保管するためのパッケージを作るとき、順次折り畳む過程を示す斜視図である。 それぞれカヌーの使用後、一枚の板からなったカヌーを折り畳んで保管するためのパッケージを作るとき、順次折り畳む過程を示す斜視図である。 それぞれカヌーの使用後、一枚の板からなったカヌーを折り畳んで保管するためのパッケージを作るとき、順次折り畳む過程を示す斜視図である。 それぞれカヌーの使用後、一枚の板からなったカヌーを折り畳んで保管するためのパッケージを作るとき、順次折り畳む過程を示す斜視図である。 それぞれカヌーの使用後、一枚の板からなったカヌーを折り畳んで保管するためのパッケージを作るとき、順次折り畳む過程を示す斜視図である。 それぞれカヌーの使用後、一枚の板からなったカヌーを折り畳んで保管するためのパッケージを作るとき、順次折り畳む過程を示す斜視図である。 本発明による折畳式カヌーにおいて、船首(船尾)部の防水を図るための構成を示す部分分解斜視図である。 所定形状に裁断された複数の合成樹脂材薄波形板を横骨(Rib)を挟んで長手方向に連接することにより、底板、両測板及び上部テックが一体化してカヤックを構成することを開示したアメリカ特許第6,615,762号を示す図である。 本発明による折畳式カヌーの他の実施例において、カヌーの船首部及び船尾部が予め形成された状態のシートを組み立てて作ったカヌーを示す斜視図である。 図28に示す折畳式カヌーを折り畳んで保管するためのパッケージに作る各段階別の折り畳む過程を示す図である。 図28に示す折畳式カヌーを折り畳んで保管するためのパッケージに作る各段階別の折り畳む過程を示す図である。 図28に示す折畳式カヌーを折り畳んで保管するためのパッケージに作る各段階別の折り畳む過程を示す図である。 図28に示す折畳式カヌーを折り畳んで保管するためのパッケージに作る各段階別の折り畳む過程を示す図である。 図28に示す折畳式カヌーを折り畳んで保管するためのパッケージに作る各段階別の折り畳む過程を示す図である。 図28に示す折畳式カヌーを折り畳んで保管するためのパッケージに作る各段階別の折り畳む過程を示す図である。 図28に示す折畳式カヌーを折り畳んで保管するためのパッケージに作る各段階別の折り畳む過程を示す図である。 図28に示す折畳式カヌーを折り畳んで保管するためのパッケージに作る各段階別の折り畳む過程を示す図である。
図1は本発明によるカヌーを広げた展開図(平面図)、図2は本発明によるカヌーを広げた展開図(底面図)、図3は本発明によるカヌーの組立完了時の側面図、図4は本発明によるカヌーの組立完了時の平面図である。
図1〜図4から分かるように、本発明による折畳式カヌーは、構造的骨組みを使わないで一枚の滑らかな硬性の平板材合成樹脂シートを、そのシートの板面内に予め成形しておいた所定の折畳線(folding line)に沿って折り曲げてカヌーを構成することができ、使用後にはその折畳線に沿ってコンパクトに折り畳むことができるので、その体積及び長さを減らして移送及び保管を便利にすることができる折畳式カヌーである。
本発明で使うことができる合成樹脂材シートは、例えばアメリカ特許第6,615,762号に開示された波形板のように、高強度ポリエチレン、高密度プラスチックなどから押し出して作った厚さ5mm〜6mm程度の薄波形板、例えばブランドHI〜Core(R) COROPLASTTM、COREX、PLASTICCORE(R)、BIPLEXなどの合成樹脂材波形板を使うことができる。このような合成樹脂材波形板から作られる本発明によるカヌーは、長さが4m〜5m、幅方向長さが1m〜1.5m程度であるとき、重さは18kg〜22kg程度に過ぎない。
一方、本発明で使うことができる合成樹脂シートは前述した波形板だけでなく、シート板面に繰り返し折り曲げても切れない持続的ヒンジ(A Living Hinge)として機能することができる折り目を形成することができるシートであれば充分であり、板面と板面を折曲可能な防水性テープで付着して全体的に折畳可能なカヌーシートを形成しても良い。
図1において、実線は切断線、点線は折り目である。図1及び図2から分かるように、展開された合成樹脂波形板の全体的な形状は前後方向(長手方向)及び左右方向(幅方向)の両方向に対して対称形である。しかし、このような前後左右対称形は本発明の好適な一実施例として提示したものであるだけ、必ずしもこれに限定されなければならないものではなく、必要によって左右方向(幅方向)に対しては対称形にするが、前後方向(長手方向)に対しては非対称形にすること、例えば船首と船尾の形状を互いに違うように構成することも可能である。このような船首部及び船尾部の形状の違いが本発明の明細書の全要旨から把握される技術思想をそのまま共有する限り、本発明の範囲内のものに理解されなければならない。
図1において、図面符号丸1〜丸7は折り目によって区画される各板面部を示し、図面符号11〜17は各折り目を区分して表記した番号である。図面符号21〜39(分岐数字含み)は、波形板からカヌーボートを構成するときにカヌーボートに付着される部品であり、この中で21は横骨(Rib)を付着するために波形板面に突出するように固定されたボルト頭部または突出頭ピンであり(例えば、拡大図示した例は図10参照)、22はカヌーの前後部(船首及び船尾の内側上部に付着する着脱式小型デッキであり、28はカヌーの板を折り畳んでパッケージ(図25)を作るとき、最後の折り畳みを容易にすることができるように両側に設置したバックルを示す。図面符号29はボートの左右側端であるガンネル(Gunwale)である。
一方、図2において、図面符号23は船尾(stem)及び船首(bow)の部分の防水を図るために左右に切開された形状の対称部全体に共通にかかるように設けられる防水布で、ジッパーを閉じたとき、そのジッパーの内側(船尾及び船首のボート内側)に集められて収容される。
図面符号24は船尾部及び船首部の切断された板の曲線部を触れ合うように閉じるジッパーであり、本発明においてジッパーはベルクロテープ、バックル、スナップボタンなどに取り替えられることもできる。
図面符号25は、船尾部及び船首部のジッパー仕上げをボートの外部から見るとき、見えないように遮るとともにジッパーの結合力を補充してジッパーが広がらないようにし、鋭利な船尾及び船首の曲線部が外部に衝突しても保護できるように弾性的に引張状態で装着される最外側ゴムカバーである。このゴムカバー25は防水にも役立つ構成で、図示のように、その一端はボートの船尾(船首)の外側中央底面に付着固定され、その他端は自由端であり、カヌーの船首(船尾)が組み立てられて鋭利な先端を形成した後、その自由端である他端を船首(船尾)の鋭利で滑らかな角部の曲線に沿って繋がるように弾性的に上向きに引っ張られた後、船首(船尾)の上端の突出連結部(図示せず)などに作動的にかかって固定されることにより、ぴんと弾性的に引っ張られた状態で締結される。一方、このゴムカバー25はその色相を適切に選択することで、カヌーの見掛けに強調ポイントとして活用されることもできる。
一方、前述した防水布23及びジッパー24を含んで、切断された左右板の曲線部を作動的に水密に開閉する船尾部及び船首部の構成を図26に基づいてより詳細に説明すれば次のようである。
すなわち、図26は本発明による折畳式カヌーにおいて、船首(船尾)部分の防水を効果的に図るための構成を示す分解斜視図で、切断された左右板の曲線形状に裁断された帯材である防水ゴム板60が接着材(図示せず)によって切断された左右板の曲線部に沿って接着され、この防水ゴム板60の上面にさらに接着材(図示せず)を介して所定面積の防水布23の端部が接着される。また、この防水布23上にさらに接着剤(図示せず)によって、切断された左右板の曲線部形状に沿ってジッパー24が付着され、このジッパー24上に前述した左右板面本体丸7、防水ゴム板60、防水布23及びジッパー24が一体的に結合されるように折釘またはステープラーピン61がこれら接着された長手方向に沿って多数打ち込まれることにより、これらの船首部の左右板面本体に対する付着結合及び防水性能が確かになる。図面符号62はジッパー24上に打ち込まれた折釘またはステープラーピン61を視覚的に遮るとともに船首部の曲線形状を強調するための最終仕上げカバーで、接着材(図示せず)によってジッパーの上面に付着される。
本発明の目的の一つは、カヌーの船首部及び船尾部をできるだけ鋭利に(前後方向に尖っている線状を成すように)形成することにより、従来の伝統的な製造方式による通常のカヌーに違いないカヌー特有の美しい船首及び船尾のラインを生かすとともに、力学的にできるだけ水の抵抗を減らしてボートの走行性能(直進性、速度)を高めるようにし、またただ一枚の波形板のみで折畳式カヌーを形成するにあたり、折り曲げる度に作動的に分離及び縫合される部分になって最も水が浸透し易い部分であるカヌーの船首及び船尾の部分の防水性能を高めるようにするものである。このような本発明の目的は前述したような切断された板の曲線部の構成、ジッパーによる作動的開閉構成及び切断された板の曲線部の縁部に沿って多種の必要構成要素28、23、24が堅固に一体化するように装着結合される構成によって効果的に達成できる。
また、図2に戻って未説明図面符号を説明すれば、図面符号26はカヌーの組立の際、左右の二片が付着されたものが互いに会って結合される一対の分割デッキ22を互いに結合するためのバックルを示す。
本発明は一枚の平板を折り曲げて3次元形状のカヌーを作るもので、特に組立時に連続的に曲線形状が滑らかに流線形に変わるガンネルライン(Gunwale Line)を正常に形成するために、側面板部に略三角形に切断されたノッチ部または凹部を形成する。図面符号27はこのような理由で形成されたノッチ部または凹部に関連してカヌーの側面上部ガンネルラインの軸方向長さを調整するためのバックルを示す。このバックル27を締めることによって三角形のノッチ部または凹部が窄んでガンネルラインの軸方向長さが減るとともにガンネルラインが滑らかな流線形を成すことができるようになる。このバックルはその他にもジッパー、ベルクロテープなどに取り替えられることもできる。
図5は、本発明によるカヌーを組み立てるとき、その形態を変形なしに維持するための部品、及び使用後にパッキング(Packing)するための部品を一緒に示す図で、図面符号41はU字形の第1横骨Rib#1(一つで、図1に示した21−1のボルト頭部に結合)、図面符号42は同一形状の第2横骨Rib#2(二つで、図1に示した21−2のボルト頭部に結合)、図面符号43は同一形状の第3横骨Rib#3(二つで、図1に示した21−3のボルト頭部に結合)を示し、これら横骨がカヌーの内側に装着された状態は図6、図9、図10及び図11によく示されている。
本発明において、横骨はカヌーの左右パネル面の内側に着脱式で固定される部材で、カヌーボートの左右幅方向の流線形(カヌーの長手方向に沿ってカヌーの幅方向の凸状が滑らかに流線形に変わる形態)を堅固に維持することができるようにする中枢的な部品であり、そのU字形はカヌーの幅方向内側大きさ及び形状に対応する大きさ及び形状であることが好ましい。しかし、このような横骨の形状、装着位置及び数などはカヌーの設計によって可変することができるもので、前述した位置及び数に限定されるものではない。
図面符号44はガンネルラインに沿ってガンネルの上部に締結されるガンネルキャップ(Gunwale Cap)を示すものである。本発明において、このガンネルキャップは、本発明が単一板材を折り曲げてチューブ型カヤックではない、断面二次モーメント値が相対的に小さな上部開口型カヌーを形成するにあたり、カヌーの滑らかな流線形の形態を堅固に維持することができるようにするための要素であるという側面で前述した横骨とともに力学的に意味ある機能を担う。すなわち、ガンネルキャップ44は剛性(stiffness)の大きな断面“コ”字形の長手方向部材で、多数がガンネルラインに沿って連続し、かつ前述した左右一対が連結されたデッキの前面に挿入締結されることによってガンネルの滑らかで堅固な曲線を具現する(図12及び図13)。このガンネルキャップ44は、ガンネル29に対して長手方向に沿って連続して締結されるとき、特に前述した三角形ノッチ部または凹部がバックル27によって締められて窄む部分(この部分は一体性が毀損された力学的脆弱部と言える)ができるだけガンネルキャップの長手方向中央側に収容されるようにその長さのモジュールが予め設定されることが好ましい。
図面符号45はH−Capを示すもので、カヌーの組立の際、船尾部及び船首部のボート内側にそれぞれ二片が結合されて構成される小型デッキ部の付き合せ部の間を結合してデッキの歪みを防止する要素である(図12及び図13)。デッキ22の各先端部はH−Capの上下フランジ間の左右側ウェブ(web)部にそれぞれ結合された後、幅方向前面先端部にガンネルが装着される(図12)。一方、本発明で前述したデッキ22はアメリカ特許第8,316,788号に開示されたカヤックの成形時のデッキとは全く違うもので、アメリカ特許第8,316,788号に開示されたデッキは板材から折り曲げられて板材の他の部分と一体的に形成される比較的大きな面積の胴体部材(チューブの形成に役立つ要素)であるが、本発明のデッキ22は波形板材から一体的に折り曲げられて形成される要素ではなく、別個の部品から製造され、後に板材に締結されて形成される小型のもので、左右に分割されてジッパーなどで結合されるボート前後の船尾部及び船首部の歪みまたはその左右側への広がりなどを防止するために設けられる付加的要素に理解されなければならない。
図面符号46は底板(Floor Board)を示すもので、本発明においてはカヌー胴体を成す波形板と同じな素材が二つ設けられることが好ましく、カヌーの底及び両測板の一部にわたってぴったり合うように密着するように適切な曲率の折畳折り目が設けられることが好ましい。本発明においては、カヌーの使用の際、カヌーの胴体外側において最大の上向水圧が作用する部分であるとともにカヌーの胴体内側において搭乗者の体重が作用する部分であるカヌーの底面を力学的に補強するために、その底面上に幅方向にかかるようにさらに敷かれる底板46がカヌー胴体の力学的形態を維持するのに役立つだけでなく、カヌーの載荷空間であるカヌー底の厚さを増やす結果になって、その底の力学的応力(例えば、圧縮応力、せん断応力)を補強する。一方、この底板46は、カヌーの使用を終了してからカヌーをコンパクトに折り畳んで保管するとき、折り畳まれたカヌーの外部をきちんとかつコンパクトに取り囲むパッキング部材として兼用することができる(図23〜図25)。このような側面で、本発明の底板22は非常に極めて簡単な形状でありながらもカヌーと同じ素材からなった少数のもので本発明の目的の一つを達成する重要な役目をする。底板46はカヌーの内部においてカヌーの底上に密着するように敷かれた後、第1横骨41と第3横骨43が底板の長手方向両端側に結合され、第2横骨42が底板の上面を押し付けるように取り付けられることで固定される(図6及び図9)。しかし、このような底板46と横骨41〜43の間の位置関係は本発明の要旨と直接関連があるものではなく、これも可変可能なものに理解されなければならない。
図面符号47は搭乗者が座る座席(Seat)を示すもので、第2横骨42及び第3横骨43上にかかるように取り付けられ、バックル(図示せず)で固定される(図6)。
図面符号48はベルト(Belt)を示すもので、カヌーの保管の際、カヌーをパッケージ(Package)で取り囲む底板46の連結具にかけて肩紐として活用することができる(図24及び図25)。
図面符号49は部品保管用バッグを示すもので、横骨41〜43、ガンネルキャップ44を携帯するバッグである。
図6は以上のような構成によって構築される本発明によるカヌーの組み立てられた状態の一例を代表的に示す斜視図、図7〜図13は図6に示すようなカヌーの構築過程を説明するための必要図面等である。図7〜図13に示したものを参照して本発明による折畳式カヌーの組立過程及び組立構成をより詳細に説明すれば次のようである。
図7は最初の組立状態を示す図で、中央の折り目11、14、16を用いて板を長く折り畳み、防水布23をカヌーの内側に折り込むことで、ジッパーの締結時にジッパーの歯にかからないようにする。図8は船尾部のジッパーが閉じられた状態を示すもので、この際、防水布はカヌーの内側に押し込まれて収容される。図9は第3横骨43をボルト頭部21−3に結合してから回動することで垂直に立てることを示すとともに二枚の底板46が3横骨43の間に置かれたものを示している。横骨43のボルト頭部21−3に対する固定構造は、図10に拡大して示すように、横骨43には例えばかぎ穴形の孔があり、大きな孔にボルト頭部21−3を押し込んで動かないようにした後、横骨をボルト頭部を中心に回転させてカヌー底に対して垂直になるようにすることで二枚の底板の間に置かれる。図11は第1横骨41をボルト頭部21−1に結合し、カヌーの底に垂直になるように回転させ、続いて第2横骨42をボルト頭部21−2に結合し、底板46上に置かれるように回動させることによって底板46が堅固にカヌーの底に固定されることを示している。次に、図12はボート側面の八つのバックル27を順次引くことで、カヌーの全体形状が流線形の滑らかな曲線を成すように調整することを示すとともに、ガンネルキャップをガンネル上に合うように嵌め合わせて固定してガンネルラインの堅固で滑らかな形態を維持すること、一対のデッキの間にH−Cap 45を長手方向に挟んで合わせた後、バックル26で締め付け、その先端部に幅方向にガンネルキャップを嵌め合わせてデッキを平たく合わせて固定すること、座席47を第2横骨と第3横骨の間にかけ、下側のバックル(図示せず)を閉じて固定すること、及び船尾の外側のゴムカバー25を引いて船尾部全体を弾性的に覆うなどの構成を示している。図13はガンネルの上部にガンネルキャップを嵌め合わせる拡大詳細図、及び一対のデッキを付けるために使用するH−Capの拡大詳細図を示している。一方、図12に示したように、一対のデッキを直線状に連結する部分にもガンネルキャップが使われる。
次に、図14〜図25に基づき、本発明による折畳式カヌーを使用後に運送及び保管しやすくするためにコンパクトにパッキングする過程を簡単に説明する。
図14は一枚の板からなったカヌーをパッケージするための内側展開図である。図14及び図15に示すように、折り目15を内側に折り畳んだ後、折り目17を外側に折り畳み、図16のように折り目11及び折り目14を基準に全体を内側に折り畳む。ついで、図17のように、折り目13を外側に折り畳みながら板面6、7を内側に引いた後、図18に示したように折り畳む。図19のように、板面1が両側で見合って覆われるように折り畳み、図20のように、板面1の端部にあるバックル28でまず一側のみを一時固定し、図21に示したように、反対側の折り目13に沿って外側に折り畳みながら板面6、7を内側に引く。図22のように新たに引いた側の板面1の端部にあるバックル28で固定し、両側のバックルを必要な程度にさらに締めることで、パッケージの形状をコンパクトでちゃんと調整する。図23は底板46の中で連結具が付けられていないものが折り畳まれたカヌーパッケージの下側を覆い、連結具が付けられた底板46がカヌーパッケージの上側を覆うことを示している。図24は底板46に付着されたバックルを用いてカヌーが最終的に組み立てられたパッケージの形状を完成し、ベルト48を連結具にかけて肩に担いで携帯することができるようにすることが図25にパッケージ完成図として示されている。一方、横骨などの部品41−49は別の携帯用バッグ49に入れて携帯する。
前述した実施例は、シートが広げられたとき、船首及び船尾の部分が左右対称形の曲線切開部で、平板状の部分であり、カヌーに組み立てられるとき、船首及び船尾の部分が防水ゴム板、防水布及びジッパーによって作動的に集められることにより、カヌーの船首部及び船尾部が鋭利に前後方向に線状を成す例を示して説明したものであるが、図28はさらに他の実施例を示すもので、船首及び船尾の部分を始めから予め形成しておくことで、シートを広げるとかカヌーに組み立てるとき、あるいは保管するためにパッケージに折り畳むときにもいつもその船首及び船尾の部分が形成された状態のままで維持される例を示すものであり、図29〜図36はこのような図28に示す折畳式カヌーを順次折り畳んでパッケージに作る過程の折り畳みパターンを示す図である。
図28〜図36に示す実施例は、その船尾部及び船首部が部分的に予め水密に形成されている点のみが先に説明した実施例と違うだけ、残りの構成は全く同一である。この実施例は、シートの折畳形態にかかわらず、普段に部分的に船首及び船尾の形状を予め形成しておくことで、シートを折り曲げてカヌーに作ったとき、水が船尾部及び船首部を通じてカヌーの内部に浸入することをさらに防止することができる利点があり、シートを保管パッケージ形態に折り畳むとか保管パッケージ形態を広げてカヌー形態に折り曲げる過程がもっと便利な利点がある。

Claims (9)

  1. 一枚の合成樹脂材シートを折り曲げて作ることができる折畳式カヌーにおいて、
    前記合成樹脂材シートを前もって設定された第1形状、第2形状または第3形状に折り曲げるとか広げるとき、前記折り曲げ及び広げを可能にする持続的ヒンジ(living hinge)として機能する前記シート面内に形成された折り目であって、前記第1形状は前記合成樹脂材シートの少なくとも一部が平板状に広げられた形状であり、第2形状は側底板、船首部及び船尾部を備えるが、側底板の左右上端の間を水平に覆うデッキ部が設けられていなくて上部オープン型カヌーを成す形状であり、第3形状は前記折り目によって区画される多数の板面をその折り目に沿って前もって決定された手順に互いに近接するように前方または後方に折り曲げる場合、前記合成樹脂材シートが六面体箱状に折り曲げられた状態である折り目;及び
    前記合成樹脂材シートが前記第2形状になったとき、カヌーの幅方向にその幅の内周面に接して装着されるU字形の着脱式横骨;
    を含むことを特徴とする、折畳式カヌー。
  2. 前記側底板の上端ガンネル(29)にそのガンネルの長手方向に沿って締結されるガンネルキャップ(44)をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の折畳式カヌー。
  3. 前記合成樹脂材シートの前記第1形状において前記第2形状の船首部及び船尾部に対応する部位は左右対称形の曲線切開部を備え、この曲線切開部は前記合成樹脂材シートが前記第1形状から第2形状に変更されるとき、ジッパーによって作動的に縫合されることにより、前記船首部及び船尾部がカヌーの長手方向外側に行くほど尖る線状の形状を成すことを特徴とする、請求項1に記載の折畳式カヌー。
  4. 前記第1形状において合成樹脂材シートが平板状に広げられる部分は船首部及び船尾部を除いた部分であることを特徴とする、請求項1に記載の折畳式カヌー。
  5. 前記ジッパーによって作動的に縫合される左右対称形の曲線切開部は、
    前記曲線切開部の形状に裁断された帯材からなり、その切開された左右シートの曲線切開部の縁部に沿って接着される防水ゴム板(60);
    前記防水ゴム板(60)の上面に接着される所定面積の防水布(23);
    前記防水布(23)上にその切開された左右シートの曲線切開部形状に沿って付着されたジッパー(24);及び
    前記ジッパー(24)上に左右シート、防水ゴム板(60)、防水布(23)及びジッパー(24)を一体的に結合する折釘またはステープラーピン(61)を含んでなることを特徴とする、請求項3に記載の折畳式カヌー。
  6. 前記カヌーの側底板の底面上に少なくとも幅方向全長にかかるように置かれる少なくとも一つの底板(46)をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の折畳式カヌー。
  7. 前記底板(46)は二つであり、各底板は前記合成樹脂材シートが直方体箱状である第3形状に折り曲げられたとき、その箱状の外周面を上下に分けて取り囲む2分割型外装パッケージとして機能することができる形状及び大きさを持つことを特徴とする、請求項6に記載の折畳式カヌー。
  8. 前記二つの底板(46)は、前記第3形状に折り曲げられた前記合成樹脂材シートの外周面を取り囲む2分割型外装パッケージとして使われるとき、前記二つの分離された底板の間を箱状に結束する結束バックルをさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載の折畳式カヌー。
  9. 側底板を成す前記合成樹脂材シートの左右側面板部の上端に三角形に形成されたノッチ部または凹部がさらに形成され、前記カヌーのガンネルラインの軸方向長さを調整するために前記ノッチ部または凹部を横切るバックル(27)がさらに装着され、前記バックルを締めることによって前記ノッチ部または凹部が窄み、ガンネルラインの軸方向長さが減るとともにガンネルラインが滑らかな流線形を成すことを特徴とする、請求項1に記載の折畳式カヌー。
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