JP2016534408A - 室内面を投射面として活用する多面上映システム - Google Patents
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Abstract
【課題】室内面を投射面として活用する多面上映システムを提供する。【解決手段】本発明の室内面を投射面として活用する多面上映システムは、単一の上映館に設けられたスクリーンと、スクリーンの周りに配置された複数の室内面と、スクリーン及び室内面に互いに同期化した映像を投射するための2以上の投射装置と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、室内面を投射面として活用する多面上映システムに係り、より詳しくは、多面上映のために必要とされる複数の投射面のうちの一部を室内面(壁面、底面、天井面)により実現した多面上映システムに関する。
従来は、劇場において映画、広告などの映像を再生するために、上映館の正面に配置された単一のスクリーンに2次元映像を投射していた。しかしながら、このようなシステム下において、観客は、平面的な(2次元)映像しか鑑賞することができなかった。
最近は、観客に立体感あふれる映像を提供する3次元映像に関する技術が開発されたが、3次元映像技術は、人間の左眼及び右眼に互いに異なる映像が入って脳において合成される場合、平面映像においても立体感が感じられるという原理を用いたものであり、映像の撮影に際して互いに異なる偏光フィルターが取り付けられた2台のカメラを用い、映像の視聴に際して偏光フィルターが取り付けられた眼鏡などをかけて左眼及び右眼に互いに異なる映像が入るようにする。
しかしながら、このような3次元技術は、ユーザーに立体感あふれる映像を提供することはできるとはいえ、依然として単一のスクリーンにおいて再生される映像を鑑賞するものに過ぎず、映像それ自体への没入度が低いという限界があった。また、観客が感じる立体感の方向が単一のスクリーンが存在する方向に限られてしまうという限界もあった。
最近は、観客に立体感あふれる映像を提供する3次元映像に関する技術が開発されたが、3次元映像技術は、人間の左眼及び右眼に互いに異なる映像が入って脳において合成される場合、平面映像においても立体感が感じられるという原理を用いたものであり、映像の撮影に際して互いに異なる偏光フィルターが取り付けられた2台のカメラを用い、映像の視聴に際して偏光フィルターが取り付けられた眼鏡などをかけて左眼及び右眼に互いに異なる映像が入るようにする。
しかしながら、このような3次元技術は、ユーザーに立体感あふれる映像を提供することはできるとはいえ、依然として単一のスクリーンにおいて再生される映像を鑑賞するものに過ぎず、映像それ自体への没入度が低いという限界があった。また、観客が感じる立体感の方向が単一のスクリーンが存在する方向に限られてしまうという限界もあった。
更に、従来の3次元技術は、映像の視聴に際して偏光フィルターが取り付けられた眼鏡などを着用することを余儀なくされるが故に、映像を視聴する観客に不便さを与える虞があり、左眼及び右眼に人為的に互いに異なる映像を強制的に注入するが故に、敏感な観客は目眩やむかつきを感じる虞があった。
この理由から、単一のスクリーンに基づく従来の上映システムの問題を解消するいわゆる「多面上映システム」が提案されたが、ここでいう「多面上映システム」とは、観客席の周りに複数の投射面を配置し、複数の投射面の上に同期化されて全体的に一体感のある映像を再生して、観客に立体感及び没入感を提供するシステムのことをいう。
この理由から、単一のスクリーンに基づく従来の上映システムの問題を解消するいわゆる「多面上映システム」が提案されたが、ここでいう「多面上映システム」とは、観客席の周りに複数の投射面を配置し、複数の投射面の上に同期化されて全体的に一体感のある映像を再生して、観客に立体感及び没入感を提供するシステムのことをいう。
一方、このような「多面上映システム」を実現するためには、複数の投射面が必須である。この理由から、単一のスクリーンのみを有している従来の上映館にこのような「多面上映システム」を構築するためには、上映館の内部にさらなるスクリーンを設けることが必要である。
しかしながら、既に完工されている上映館の内部にさらなるスクリーンを設けることは決して容易ではなく、色々な工事が必要になる。なお、一部の特定の上映館においては、内部構造の特性からみて、さらなるスクリーンが設置できない場合もある。
したがって、単一のスクリーンのみが設けられた従来の上映館の構造を変更させずに、且つ、さらなるスクリーンを設けずに、多面上映システムを構築する技術が求められていた。
しかしながら、既に完工されている上映館の内部にさらなるスクリーンを設けることは決して容易ではなく、色々な工事が必要になる。なお、一部の特定の上映館においては、内部構造の特性からみて、さらなるスクリーンが設置できない場合もある。
したがって、単一のスクリーンのみが設けられた従来の上映館の構造を変更させずに、且つ、さらなるスクリーンを設けずに、多面上映システムを構築する技術が求められていた。
本発明は、単一のスクリーンのみが設けられた従来の上映館の構造をそのまま使用して、多面上映システムを構築することを解決課題とする。
すなわち、本発明は、既存の上映館をリモデリングすることなく、多面上映システムを構築することを解決課題とする。
すなわち、本発明は、既存の上映館をリモデリングすることなく、多面上映システムを構築することを解決課題とする。
上述した課題を解決するためになされた本発明の一実施形態による上映システムは、単一の上映館に設けられたスクリーンと、スクリーンの周りに配置された複数の室内面と、スクリーン及び室内面に互いに同期化した映像を投射するための2以上の投射装置と、を備えることを特徴とする。
ここで、室内面は、壁面、底面又は天井面であることができる。
また、室内面には、光学的な特性を改善するためのコーティング層が形成されていることが好ましい。
また、室内面には、光学的な特性を改善するためのコーティング層が形成されていることが好ましい。
更に、コーティング層は、室内面の偏光特性、散乱特性又は反射特性を改善することがよい。
更にまた、コーティング層は、光学的な特性を改善するための塗料が室内面に塗布されて形成されることが好ましい。
更にまた、コーティング層は、光学的な特性を改善するための塗料が室内面に塗布されて形成されることが好ましい。
更にまた、塗料は、光学的な特性を改善するための光学粒子と、光学粒子のためのキャリアの役割を果たす流動体と、を含むことが好ましい。
更にまた、光学粒子は、金属層又は誘電体の層を有する光学基板を切断又は粉砕して形成することができる。
更にまた、室内面は、表面に防音部材層が形成されている室内面であり、コーティング層は、防音部材層の上に形成されることが好ましい。
更にまた、光学粒子は、金属層又は誘電体の層を有する光学基板を切断又は粉砕して形成することができる。
更にまた、室内面は、表面に防音部材層が形成されている室内面であり、コーティング層は、防音部材層の上に形成されることが好ましい。
更にまた、防音部材層は、吸音材が内部に充填されたベース層と、ベース層の上に形成される石膏ボード層と、石膏ボード層の上に形成される吸音生地層と、吸音生地層の上に形成される不燃剤層と、を備え、コーティング層は、不燃剤層の上に形成されることを特徴とする。
更にまた、コーティング層は、スクリーンと室内面との間の境目近くにグラデーション方式により表示される色相領域を備えることができる。
更にまた、コーティング層は、スクリーンと室内面との間の境目近くにグラデーション方式により表示される色相領域を備えることができる。
更にまた、多面上映システムは、2以上の投射装置の動作を制御するための管理装置を更に備えることが好ましい。
更にまた、管理装置は、2以上の投射装置が投射する映像を補正した後に2以上の投射装置に転送することができる。
更にまた、管理装置は、スクリーンと室内面との間の相対的な性質差が打ち消されるように2以上の投射装置が投射する映像を補正することがよい。
更にまた、管理装置は、2以上の投射装置が投射する映像を補正した後に2以上の投射装置に転送することができる。
更にまた、管理装置は、スクリーンと室内面との間の相対的な性質差が打ち消されるように2以上の投射装置が投射する映像を補正することがよい。
本発明は、単一のスクリーンのみが設けられた従来の上映館にさらなるスクリーンを設けなくても多面上映システムを実現することができる。具体的に、多面上映システムを実現するために必要とされる複数の投射面のうちの一部を上映館の室内面(壁面、底面、天井面)を用いて実現することにより、上映館にさらなるスクリーンを設けなくても多面上映システムを実現することができる。
また、本発明は、スクリーンの周りに配置された室内面(壁面、底面、天井面など)にコーティング層を形成して、室内面の光学的な特性を向上させることができる。具体的に、本発明は、コーティング層を介して室内面の光学的な特性を改善して、室内面に再生される映像とスクリーンに再生される映像との間の異質感を低減させることができる。
また、本発明は、スクリーンの周りに配置された室内面(壁面、底面、天井面など)にコーティング層を形成して、室内面の光学的な特性を向上させることができる。具体的に、本発明は、コーティング層を介して室内面の光学的な特性を改善して、室内面に再生される映像とスクリーンに再生される映像との間の異質感を低減させることができる。
更に、本発明は、コーティング層が、スクリーンと室内面との間の境目近くにグラデーション方式により表示される色相領域を備えて、境目部において発生する顕著な異質感を防ぐことができる。
更にまた、本発明は、スクリーン及び室内面(壁面、底面、天井面)の相対的な性質を考慮して各投射装置が投射する映像を補正することができる。具体的に、本発明は、スクリーンと室内面との間の相対的な特性(色相、反射率、明るさなど)差を分析し、分析された特性差が打ち消されるように映像を補正することができ、これにより、室内面に再生される映像とスクリーンに再生される映像との間の異質感を低減させることができる。
更にまた、本発明は、スクリーン及び室内面(壁面、底面、天井面)の相対的な性質を考慮して各投射装置が投射する映像を補正することができる。具体的に、本発明は、スクリーンと室内面との間の相対的な特性(色相、反射率、明るさなど)差を分析し、分析された特性差が打ち消されるように映像を補正することができ、これにより、室内面に再生される映像とスクリーンに再生される映像との間の異質感を低減させることができる。
以下、添付図面を参照して本発明による「多面上映システム」について詳細に説明する。説明する実施形態は本発明の技術思想を当業者が容易に理解できるように提供されるものであり、これらにより本発明が限定されることはない。なお、添付図面に表現された事項は、本発明の実施形態を容易に説明するために図式化された図面であり、実際に実現される形態とは異なる場合がある。
また、ある構成要素を「備える」という表現は、「開放型」の表現であり、当該構成要素が存在することを単に指し示すだけであり、さらなる構成要素を排除するものと理解されてはならない。
また、ある構成要素を「備える」という表現は、「開放型」の表現であり、当該構成要素が存在することを単に指し示すだけであり、さらなる構成要素を排除するものと理解されてはならない。
以下、図1から図7を参照して、本発明の一実施形態による多面上映システムについて説明する。
図1を参照すると、本発明の一実施形態による多面上映システムは、単一の上映館に設けられたスクリーン100と、スクリーンの周りに配置された複数の室内面200と、スクリーン及び室内面に同期化した映像を投射するための2以上の投射装置400と、を備える。
このような多面上映システムは、一つのスクリーン100及び複数の室内面200を用いて多面上映の環境を実現することを特徴とする。
スクリーン100は、従来の上映システムにおいて単一の投射面の役割を果たす構成要素であり、本発明の多面上映システム上においてはメイン投射面の役割を果たす構成要素である。
このようなスクリーン100は、好ましくは、観客席を基準として正面に設けられ、投射装置400が投射する映像を表面に結像させて観客が映像を観覧するようにする。
図1を参照すると、本発明の一実施形態による多面上映システムは、単一の上映館に設けられたスクリーン100と、スクリーンの周りに配置された複数の室内面200と、スクリーン及び室内面に同期化した映像を投射するための2以上の投射装置400と、を備える。
このような多面上映システムは、一つのスクリーン100及び複数の室内面200を用いて多面上映の環境を実現することを特徴とする。
スクリーン100は、従来の上映システムにおいて単一の投射面の役割を果たす構成要素であり、本発明の多面上映システム上においてはメイン投射面の役割を果たす構成要素である。
このようなスクリーン100は、好ましくは、観客席を基準として正面に設けられ、投射装置400が投射する映像を表面に結像させて観客が映像を観覧するようにする。
一方、スクリーン100は、紙、繊維、プラスチックなど様々な材質により形成され、上映館の規模に応じて様々な大きさに形成される。なお、スクリーン100は、好ましくは、白色に形成されるが、これに制限されることなく、様々な色相に形成される。
複数の室内面200とは、スクリーン100の周りに配設される上映館の内部の構造面のことをいう。例えば、複数の室内面200は、上映館の内部の壁面、底面又は天井面である。
これらの複数の室内面200は、投射面の役割を果たすが、具体的に、スクリーン100とともに多面上映システムの実現のための複数の投射面としての役割を果たす。このため、複数の室内面200にも2以上の投射装置400が向かい合う状態で設けられ、2以上の投射装置400が投射する映像が室内面200に結像された状態で観客に提供される。
複数の室内面200とは、スクリーン100の周りに配設される上映館の内部の構造面のことをいう。例えば、複数の室内面200は、上映館の内部の壁面、底面又は天井面である。
これらの複数の室内面200は、投射面の役割を果たすが、具体的に、スクリーン100とともに多面上映システムの実現のための複数の投射面としての役割を果たす。このため、複数の室内面200にも2以上の投射装置400が向かい合う状態で設けられ、2以上の投射装置400が投射する映像が室内面200に結像された状態で観客に提供される。
一方、複数の室内面200は、投射面の役割を果たすように配置された構成ではないため、光学的な特性が良好ではない。具体的に、複数の室内面200は、ほとんどの場合、表面に凹凸が形成されており、色相それ自体が暗く、しかも、防音部材や吸音材などにより形成されているため、反射率特性、偏光特性、散乱特性などの光学的な特性が良好ではない。その結果、複数の室内面200の上にそのまま映像を投射すると、鮮やかではない映像が再生される虞があり、特に、スクリーン100の上に再生される映像に比べて顕著な異質感を引き起こす映像が再生される虞がある。このため、複数の室内面200の光学的な特性を改善することが必要である。
複数の室内面200の光学的な特性を改善する方法としては、様々な方法が挙げられるが、好ましくは、複数の室内面200にコーティング層300を形成する方法が採用可能である。具体的に、室内面200の表面にコーティング層300を形成して、表面の形状を平らな形状に変化させ、表面の材質を光学的な特性(偏光特性、反射率特性、散乱特性など)に優れた質に変化させる。
また、コーティング層300を形成することも様々な方式により行われるが、好ましくは、光学塗料を塗布する方式により行われる。具体的に、図2に示すように、光学的な特性を改善する光学塗料を室内面200の表面に塗布してコーティング層300を形成する。ここで、光学塗料は、様々な種類又は様々な状態の物質を含んでなるが、好ましくは、光学的な性質を改善するための光学粒子320と、光学粒子320のキャリアの役割を果たす流動体310と、を含む。
複数の室内面200の光学的な特性を改善する方法としては、様々な方法が挙げられるが、好ましくは、複数の室内面200にコーティング層300を形成する方法が採用可能である。具体的に、室内面200の表面にコーティング層300を形成して、表面の形状を平らな形状に変化させ、表面の材質を光学的な特性(偏光特性、反射率特性、散乱特性など)に優れた質に変化させる。
また、コーティング層300を形成することも様々な方式により行われるが、好ましくは、光学塗料を塗布する方式により行われる。具体的に、図2に示すように、光学的な特性を改善する光学塗料を室内面200の表面に塗布してコーティング層300を形成する。ここで、光学塗料は、様々な種類又は様々な状態の物質を含んでなるが、好ましくは、光学的な性質を改善するための光学粒子320と、光学粒子320のキャリアの役割を果たす流動体310と、を含む。
光学粒子320とは、光学的な特性を改善するためにコーティング層300に含まれている粒子のことをいう。このような光学粒子320には、光学的な性質を改善するための様々な微細粒子が含まれるが、例えば、反射特性に優れた金属粒子(例えば、アルミニウム)、光学性質に優れた誘電粒子(例えば、シリコン酸化物粒子、フルオロ化マグネシウム粒子)などが含まれる。光学粒子320は、金属層(例えば、アルミニウム層など)又は誘電体の層(例えば、シリコン酸化物層など)を有する光学基板を切断又は粉砕して形成する。すなわち、光学粒子320は、金属層又は誘電体の層が形成された光学基板を物理的な方法を用いて小さい粒子に変形して形成する。
流動体310は、光学粒子320を塗布するキャリアの役割を果たす構成要素である。このような流動体310は、様々な流動物質からなるが、好ましくは、ポリビニルカーボネート(PVC)樹脂、エナメル、ポリウレタン、アクリル樹脂、ラッカーなどの物質からなる。
流動体310は、光学粒子320を塗布するキャリアの役割を果たす構成要素である。このような流動体310は、様々な流動物質からなるが、好ましくは、ポリビニルカーボネート(PVC)樹脂、エナメル、ポリウレタン、アクリル樹脂、ラッカーなどの物質からなる。
図3を参照して、室内面200にコーティング層300を形成する一実施形態について説明すると、下記の通りである。1)まず、塗料に含まれる光学粒子320を形成するために、金属層又は誘電体の層を有する光学基板を物理的な方法を用いて粉砕又は切断する。ここで、物理的な方法としては様々な方法が挙げられるが、例えば、超音波を用いた粉砕又は切断、磨砕工程、ジェットミルを用いた粉砕など様々な方法が挙げられる。2)次いで、光学粒子320が形成されると、形成された光学粒子320及び流動体310を混合して光学塗料を生成する。3)次いで、光学塗料が生成されると、塗料の塗布又はスプレイ噴射方式などを用いて内部面に塗布を行うが、このような塗料の塗布によりコーティング層300が形成される。
一方、図4を参照して室内面200の具体的な実施形態について説明すると、室内面200は、施工面と、施工面の表面に設けられた防音部材層と、防音部材層の上に形成されたコーティング層300と、を備える構造に形成される。
施工面は、建物の基本的な骨格となる構造面であり、好ましくは、コンクリート材質により形成される。
施工面は、建物の基本的な骨格となる構造面であり、好ましくは、コンクリート材質により形成される。
防音部材層は、防音のために施工面の上に設けられる構造物である。このような防音部材層は、単一の材質により単一層として形成されるが、図4に示すように、様々な材質を有する多層構造に形成されることが好ましい。図4を参照すると、防音部材層は、ベース層210と、石膏ボード層220と、吸音生地層230及び不燃剤層240を備える。1)ここで、ベース層210は、施工面の上に設けられる構造物であり、好ましくは、スタッド(骨組み)及びスタッドの内部に充填されたガラスウール(吸音材)により形成される。2)石膏ボード層220は、ベース層210の上に形成される構造物であり、同様に、吸音の役割を果たす。一方、石膏ボード層220は、様々な方式によりベース層210と係合されるが、好ましくは、螺合される。3)吸音生地層230は、石膏ボード層220の上に形成される構造物であり、同様に、吸音の役割を果たす。このような吸音生地層230は、織物、テクタム(TECTUM)など様々な吸音生地により形成され、好ましくは、石膏ボードとモールディングにより係合される。4)不燃剤層240は、吸音生地層230の上に形成される構造物であり、残りの層を保護し、不燃剤としての役割を果たす。
コーティング層300は、不燃剤層240の上に形成される構成要素であり、不燃剤層240の表面の光学的な特性を改善する役割を果たす。具体的に、コーティング層300は、不燃剤層240の表面構造を平らな構造に変化させ、表面の光学的な特性(反射率特性、偏光特性、散乱特性など)を改善する。これらのコーティング層300の具体的な特徴については上述したため、ここでは、その詳細な説明を省略する。
コーティング層300は、不燃剤層240の上に形成される構成要素であり、不燃剤層240の表面の光学的な特性を改善する役割を果たす。具体的に、コーティング層300は、不燃剤層240の表面構造を平らな構造に変化させ、表面の光学的な特性(反射率特性、偏光特性、散乱特性など)を改善する。これらのコーティング層300の具体的な特徴については上述したため、ここでは、その詳細な説明を省略する。
2以上の投射装置400とは、スクリーン100及び複数の室内面200に映像を投射する装置のことをいう。これらの投射装置400は、光学系などの発熱部を有し、画像を画面に拡大して投射し、様々な方式により実現される。例えば、投射装置は、陰極線管(CRT)を用いる方式、液晶ディスプレイ(LCD)を用いる方式、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD:Digital Micromirror Device)チップを用いるデジタル光処理(Digital Light Processing;DLP)方式などにより実現され、このような方式に加えて、様々に実現される。
また、2以上の投射装置400は、スクリーン100及び複数の室内面200に互いに同期化し、観客に一体感を与える映像を投射する。このため、2以上の投射装置400が投射する映像を用いて、観客は、スクリーン100又は室内面200が配置された様々な視点方向から同期化した映像を認識し、このような認識により観客が感じる立体感及び没入感が向上する。
一方、2以上の投射装置400は選択的に動作するが、このような選択的な動作を用いて、1)スクリーン100及び複数の室内面200の全体のに同期化した映像を投射するか、2)スクリーン100及び一部の室内面200にのみ同期化した映像を投射するか、或いは、3)スクリーン100にのみ同期化した映像を投射する。なお、これらの投射動作を交互に行って活動的な視覚効果を得る。
また、2以上の投射装置400は、スクリーン100及び複数の室内面200に互いに同期化し、観客に一体感を与える映像を投射する。このため、2以上の投射装置400が投射する映像を用いて、観客は、スクリーン100又は室内面200が配置された様々な視点方向から同期化した映像を認識し、このような認識により観客が感じる立体感及び没入感が向上する。
一方、2以上の投射装置400は選択的に動作するが、このような選択的な動作を用いて、1)スクリーン100及び複数の室内面200の全体のに同期化した映像を投射するか、2)スクリーン100及び一部の室内面200にのみ同期化した映像を投射するか、或いは、3)スクリーン100にのみ同期化した映像を投射する。なお、これらの投射動作を交互に行って活動的な視覚効果を得る。
図5から図7を参照すると、多面上映システムが実現された様々な実施形態が確認される。
まず、図5は、従来の上映館に取り付けられたスクリーン100と、左側壁面及び右側壁面を投射面として活用して多面上映システムを実現した実施形態である。
また、図6は、従来の上映館に取り付けられたスクリーン100と、左側壁面と、右側壁面及び天井面を投射面として活用して多面上映システムを実現した実施形態である。
更に、図7は、従来の上映館に取り付けられたスクリーン100と、左側壁面と、右側壁面と、天井面及び底面を投射面として活用して多面上映システムを実現した実施形態である。
まず、図5は、従来の上映館に取り付けられたスクリーン100と、左側壁面及び右側壁面を投射面として活用して多面上映システムを実現した実施形態である。
また、図6は、従来の上映館に取り付けられたスクリーン100と、左側壁面と、右側壁面及び天井面を投射面として活用して多面上映システムを実現した実施形態である。
更に、図7は、従来の上映館に取り付けられたスクリーン100と、左側壁面と、右側壁面と、天井面及び底面を投射面として活用して多面上映システムを実現した実施形態である。
以下、図8を参照して本発明の他の実施形態による多面上映システムについて説明する。
図8を参照すると、本発明の他の実施形態による多面上映システムは、コーティング層300が室内面200の一部の領域において色相を表示する。具体的に、コーティング層300が室内面200の一部の領域においては着色顔料などを含んで色相を表示する。
ここで、色相が表示される領域は、スクリーン100と室内面200との間の境目近くであることが好ましい。
また、コーティング層300は、スクリーン100と室内面200との間の境目近くにおいて、図8に示すように、グラデーション方式を用いて色相を表示することが好ましい。
図8を参照すると、本発明の他の実施形態による多面上映システムは、コーティング層300が室内面200の一部の領域において色相を表示する。具体的に、コーティング層300が室内面200の一部の領域においては着色顔料などを含んで色相を表示する。
ここで、色相が表示される領域は、スクリーン100と室内面200との間の境目近くであることが好ましい。
また、コーティング層300は、スクリーン100と室内面200との間の境目近くにおいて、図8に示すように、グラデーション方式を用いて色相を表示することが好ましい。
更に、コーティング層300は、スクリーン100の色相と室内面200の色相との間の色相をグラデーション方式を用いて表示することが好ましい。例えば、スクリーン100が白色であり、且つ、室内面200が黒色であれば、コーティング層300は、白色と黒色との間の色相をグラデーション方式を用いて表示することが好ましい。
このため、このようなグラデーション方式の色相表示により、スクリーン100と室内面200との間の境目近くにおいて色相の変化が急激に行われず、急激な色相変化により引き起こされる映像の異質感を減じることができる。
このため、このようなグラデーション方式の色相表示により、スクリーン100と室内面200との間の境目近くにおいて色相の変化が急激に行われず、急激な色相変化により引き起こされる映像の異質感を減じることができる。
以下、図9を参照して、本発明の更に他の実施形態による多面上映システムについて説明する。
図9を参照すると、本発明の多面上映システムは、2以上の投射装置400の動作を制御するための管理装置500を更に備える。
管理装置500は、2以上の投射装置400を制御する構成要素である。このような管理装置500は、2以上の投射装置400と並列に接続されるが、このような並列の接続を用いて各投射装置400の動作を個別的又は統合的に制御する。
また、管理装置500は、2以上の投射装置400が投射する映像を管理する。具体的に、管理装置500は、2以上の投射装置400が投射する映像を総括的に管理し、各投射装置400が投射する映像を決定した後に各投射装置400に転送する。ここで、管理装置500は、1)各投射装置400が投射する映像を予めデータベースに格納した後に各投射装置400に転送する方式、2)各投射装置400が投射する映像をリアルタイムにて生成した後に各投射装置400に転送する方式、3)各投射装置400が投射する映像を外部(通信網)からリアルタイムにて受信した後に各投射装置400に転送する方式など様々な方式を用いて2以上の投射装置400が投射する映像を管理する。
図9を参照すると、本発明の多面上映システムは、2以上の投射装置400の動作を制御するための管理装置500を更に備える。
管理装置500は、2以上の投射装置400を制御する構成要素である。このような管理装置500は、2以上の投射装置400と並列に接続されるが、このような並列の接続を用いて各投射装置400の動作を個別的又は統合的に制御する。
また、管理装置500は、2以上の投射装置400が投射する映像を管理する。具体的に、管理装置500は、2以上の投射装置400が投射する映像を総括的に管理し、各投射装置400が投射する映像を決定した後に各投射装置400に転送する。ここで、管理装置500は、1)各投射装置400が投射する映像を予めデータベースに格納した後に各投射装置400に転送する方式、2)各投射装置400が投射する映像をリアルタイムにて生成した後に各投射装置400に転送する方式、3)各投射装置400が投射する映像を外部(通信網)からリアルタイムにて受信した後に各投射装置400に転送する方式など様々な方式を用いて2以上の投射装置400が投射する映像を管理する。
更に、管理装置500は、スクリーン100及び室内面200(壁面、底面、天井面など)の相対的な性質差を考慮して各投射装置400が投射する映像を補正する。具体的に、管理装置500は、スクリーン100と室内面200との間の相対的な反射率の差、相対的な明るさの差、相対的な色度の差などを分析し、このような性質差が打ち消されるように各投射装置400が投射する映像を補正する。いくつかの例を挙げると、管理装置500は、特定の室内面200の明るさがスクリーン100の明るさよりも高い場合に、特定の室内面200に投射される映像の明度を低くして相対的な明るさの差を打ち消す。また、管理装置500は、特定の室内面200の色度レベルがスクリーン100の色度レベルよりも低い場合に、特定の室内面200に投射される映像の色度レベルを高くして相対的な色度の差を打ち消す。さらに、管理装置500は、特定の室内面200の反射率がスクリーン100の反射率よりも高い場合に、特定の室内面200に投射される映像の明度を低くして相対的な反射率の差を打ち消す。したがって、管理装置500は、スクリーン100と室内面200との間の性質差を考慮する映像補正を用いて、互いに異なる種類の投射面が引き起こす映像の異質感を防ぐことができる。
更にまた、管理装置500は、2以上の投射装置400が同期化した状態で映像を投射するように制御する。具体的に、管理装置500は、時間情報を含む同期化信号を各投射装置400に転送して、2以上の投射装置400の投射動作を同期化させる。
更にまた、管理装置500は、2以上の投射装置400が同期化した状態で映像を投射するように制御する。具体的に、管理装置500は、時間情報を含む同期化信号を各投射装置400に転送して、2以上の投射装置400の投射動作を同期化させる。
一方、管理装置500は、多面上映システムを総括的に管理する役割を果たす。具体的に、管理装置500は、多面上映システムを実現するための各種の情報を管理し、システムに組み込まれる様々な装置の動作を制御する。このような管理装置500は、様々な電子装置により実現されるが、一つの電子装置により実現されるか、或いは、複数の電子装置が互いに結ばれるように実現される。例えば、管理装置500は、一つのサーバー装置により実現されるか、或いは、2以上のサーバーが互いに結ばれるように実現される。なお、管理装置500は、サーバーと他の電子装置が互いに結ばれるように実現されるか、或いは、サーバー以外の他の演算装置により実現される。
また、管理装置500は、様々な通信網(有線、無線)と様々なプロトコールを介して様々な装置と情報を送受信し、このようにして送受信される情報を活用して多面上映システムを運営する。
また、管理装置500は、様々な通信網(有線、無線)と様々なプロトコールを介して様々な装置と情報を送受信し、このようにして送受信される情報を活用して多面上映システムを運営する。
上述した本発明の実施形態は単に例示のために開示されたものであり、これらにより本発明が限定されることはない。また、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の思想及び範囲内において様々な修正及び変更を加えることができ、このような修正及び変更は本発明の範囲に属するものと認められるべきである。
100:スクリーン
200:室内面
210:ベース層
220:石膏ボード層
230:吸音生地層
240:不燃剤層
300:コーティング層
310:流動体
320:光学粒子
400:投射装置
500:管理装置
200:室内面
210:ベース層
220:石膏ボード層
230:吸音生地層
240:不燃剤層
300:コーティング層
310:流動体
320:光学粒子
400:投射装置
500:管理装置
Claims (13)
- 単一の上映館に設けられたスクリーンと、
前記スクリーンの周りに配置された複数の室内面と、
前記スクリーン及び室内面に互いに同期化した映像を投射するための2以上の投射装置と、
を備えたことを特徴とする多面上映システム。 - 前記室内面は、壁面、底面又は天井面であることを特徴とする請求項1に記載の多面上映システム。
- 前記室内面には、光学的な特性を改善するためのコーティング層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の多面上映システム。
- 前記コーティング層は、前記室内面の偏光特性、散乱特性又は反射特性を改善することを特徴とする請求項3に記載の多面上映システム。
- 前記コーティング層は、光学的な特性を改善するための塗料が前記室内面に塗布されて形成されることを特徴とする請求項3に記載の多面上映システム。
- 前記塗料は、
光学的な特性を改善するための光学粒子と、
前記光学粒子のためのキャリアの役割を果たす流動体と、
を含むことを特徴とする請求項5に記載の多面上映システム。 - 前記光学粒子は、金属層又は誘電体の層を有する光学基板を切断又は粉砕して形成することを特徴とする請求項6に記載の多面上映システム。
- 前記室内面は、
表面に防音部材層が形成されている室内面であり、
前記コーティング層は、前記防音部材層の上に形成されることを特徴とする請求項3に記載の多面上映システム。 - 前記防音部材層は、
吸音材が内部に充填されたベース層と、
前記ベース層の上に形成される石膏ボード層と、
前記石膏ボード層の上に形成される吸音生地層と、
前記吸音生地層の上に形成される不燃剤層と、
を備え、
前記コーティング層は、前記不燃剤層の上に形成されることを特徴とする請求項8に記載の多面上映システム。 - 前記コーティング層は、
前記スクリーンと前記室内面との間の境目近くにグラデーション方式により表示される色相領域を備えることを特徴とする請求項3に記載の多面上映システム。 - 前記2以上の投射装置の動作を制御するための管理装置を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の多面上映システム。
- 前記管理装置は、
前記2以上の投射装置が投射する映像を補正した後に前記2以上の投射装置に転送することを特徴とする請求項11に記載の多面上映システム。 - 前記管理装置は、
前記スクリーンと前記室内面との間の相対的な性質差が打ち消されるように前記2以上の投射装置が投射する映像を補正することを特徴とする請求項12に記載の多面上映システム。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161129 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170627 |