JP2016526951A - 多面上映システム - Google Patents

多面上映システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016526951A
JP2016526951A JP2016516435A JP2016516435A JP2016526951A JP 2016526951 A JP2016526951 A JP 2016526951A JP 2016516435 A JP2016516435 A JP 2016516435A JP 2016516435 A JP2016516435 A JP 2016516435A JP 2016526951 A JP2016526951 A JP 2016526951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
projection
screen
image
screening
projection surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016516435A
Other languages
English (en)
Inventor
チョル キム,ファン
チョル キム,ファン
リョン カン,ス
リョン カン,ス
Original Assignee
シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド
シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020130062914A external-priority patent/KR20140010877A/ko
Application filed by シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド, シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド filed Critical シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド
Publication of JP2016526951A publication Critical patent/JP2016526951A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • G03B21/56Projection screens
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63JDEVICES FOR THEATRES, CIRCUSES, OR THE LIKE; CONJURING APPLIANCES OR THE LIKE
    • A63J1/00Stage arrangements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63JDEVICES FOR THEATRES, CIRCUSES, OR THE LIKE; CONJURING APPLIANCES OR THE LIKE
    • A63J25/00Equipment specially adapted for cinemas
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H3/00Buildings or groups of buildings for public or similar purposes; Institutions, e.g. infirmaries or prisons
    • E04H3/10Buildings or groups of buildings for public or similar purposes; Institutions, e.g. infirmaries or prisons for meetings, entertainments, or sports
    • E04H3/22Theatres; Concert halls; Studios for broadcasting, cinematography, television or similar purposes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B37/00Panoramic or wide-screen photography; Photographing extended surfaces, e.g. for surveying; Photographing internal surfaces, e.g. of pipe
    • G03B37/04Panoramic or wide-screen photography; Photographing extended surfaces, e.g. for surveying; Photographing internal surfaces, e.g. of pipe with cameras or projectors providing touching or overlapping fields of view
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/3147Multi-projection systems
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B35/00Stereoscopic photography
    • G03B35/18Stereoscopic photography by simultaneous viewing
    • G03B35/20Stereoscopic photography by simultaneous viewing using two or more projectors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

本発明は、映像が投射される投射面を備える上映システムにおいて、複数の投射面が観客席を取り囲むように配置され、複数の投射面は、互いに異なる種類の投射面を備えることを特徴とする多面上映システムに関するものである。本発明によれば、観客に立体感及び没入度の高い映像を提供し、且つ、多視点の映像を提供して、観客にまるで映像により描かれる空間内に実際に存在するかのような現実感を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、映像を投射して再生する上映システムに係り、より詳しくは、上映システム内に複数の投射面を立体的に配置し、立体的に配置された各投射面に映像を投射することにより、観客に立体感のある映像を提供するための多面上映システムに関する。
従来は、劇場で映画、広告などの映像を再生するために、上映館の正面に配置された平面のスクリーンに2次元映像を投射していた。
図1は、従来の劇場システムにおいて映像が再生される例を示すものであり、上映館の後方に位置したプロジェクターから上映館の正面に設けられたスクリーンの上に映像を投射することにより、観客は平面的な(2次元)(2D)映像のみを鑑賞せざるを得なった。
最近は、観客に立体感のある映像を提供する技術に関する研究が行われており、3次元テレビ、3次元映画館などの3次元映像に関する技術が開発された。3次元映像技術は、人間の左眼及び右眼に互いに異なる映像が入り、脳において合わせられる場合、平面の映像からも立体感が感じられる原理を利用するものであり、映像の撮影に際して互いに異なる偏光フィルターが取り付けられた2台のカメラを用い、映像の視聴に際して偏光フィルターが取り付けられた眼鏡などを着用して左眼及び右眼に互いに異なる映像が入るようにする。
この種の3次元技術は、ユーザーに立体感のある映像を提供するが、依然として平面スクリーン又は平面画面において再生される映像を鑑賞するためのものに過ぎず、映像それ自体への没入度が低い。
一方、観客に没入度の高い映像を提供するためにアイマックス(IMAX)映画が開発された。アイマックスとは、アイマキシマム(Eye Maximum)の縮約語であり、人間が視認可能な視野限界(視野角)まで全て映像で満たすという意味である。実感のあふれる映像を表示するために観客に向かってスクリーンが約5°傾いており、既存の35mm映画フィルムの10倍の解像度を有する70mmのフィルムを用いて、鮮明であり、しかも、非常に大きな映像を提供して観客が映像内に没入可能にする。
しかしながら、3次元技術又はアイマックス技術のように観客の映像没入度を高めるための従来の方式は、スクリーン又は画面が2次元の平面であるという制約がある。この理由から、観客が映像に没入する度合い、立体感を感じる度合いに限界がある。
本発明は、上述した従来の技術を克服するためのものであって、従来の技術とは異なり、立体的に配置された複数の面において映像を再生することにより、観客に立体感のある映像を提供することを目的とする。
本発明は、正面、左/右側面、上/下面など劇場内の様々な面を活用して映像を再生することにより、映像への没入度を高めることを目的とする。
特に、映像が投射される面の種類に合わせて映像を補正することにより、たとえ互いに異なる投射面において映像が再生されるとしても、観客の没入度を高めることを目的とする。
上述した目的を達成するための本発明の一実施形態による多面上映システムは、複数の投射面が観客席を取り囲むように配置され、複数の投射面は、互いに異なる種類の投射面を備えることを特徴とする。
ここで、投射面は、スクリーン、上映館の室内面又は上映館の内部設置物の表面に形成されることが好ましい。
また、複数の投射面は、互いに異なる種類のスクリーンを備えることが好ましい。
更に、複数の投射面は、互いに異なる種類の上映館の室内面を備えることを特徴とする。
更にまた、複数の投射面は、互いに異なる種類の内部設置物の表面に形成されることが好ましい。
更にまた、複数の投射面は、スクリーンに形成される投射面と、上映館の室内面に形成される投射面と、を両方とも備えることが好ましい。
更にまた、複数の投射面は、正面に配置されるスクリーン、スクリーンの左側及び右側に配置される壁面を備えることを特徴とする。
更にまた、複数の投射面は、天井又は底面を更に備えることができる。
更にまた、複数の投射面は、スクリーンに形成される投射面と、上映館の内部設置物の表面に形成される投射面と、を両方とも備えることが好ましい。
更にまた、複数の投射面は、天井又は底面に形成される投射面を更に備えることを特徴とする。
更にまた、上映館の室内面又は上映館の内部設置物の表面に光反射用光学塗料が塗布されることが好ましい。
更にまた、複数の投射面の種類が互いに異なる場合、各投射面に投射される映像を各投射面の種類に応じて補正することができる。
更にまた、補正は、投射面の色を反映して行われることが好ましい。
更にまた、補正は、投射面の材質を反映して行われることを特徴とする。
更にまた、補正は、投射面の形状を反映して行われることができる。
更にまた、補正は、プロジェクターの位置による投射面と、プロジェクターの距離又は映像投射角度を反映して行われることが好ましい。
更にまた、上映館の室内面は、吸音材を備えることを特徴とする。
更にまた、吸音材は、多孔性型吸音材、板振動型吸音材又は共鳴型吸音材のうちのいずれか一種であることが好ましい。
更にまた、多面上映システムは、複数の投射面が互いに平行ではない2以上の面に配置され、特定の面に配置される投射面の数が複数である面が一つ以上であることが好ましい。
更にまた、複数の投射面は、上映館の室内面に形成される投射面と、上映館の内部設置物の表面に形成される投射面と、を両方とも備えることを特徴とする。
本発明は、立体的に配置された複数の投射面を用いて映像を再生することにより、観客に立体感及び没入度の高い映像を提供することができる。
また、本発明により多視点の映像が提供可能になり、観客は映像により描かれる空間内に実際に存在するかのような現実感を体験することができる。
一方、本発明は、様々な種類の投射面を用いて映像を再生することができ、各投射面の種類による相違点を反映して映像を再生することにより、投射面の種類を問わずにムラのない品質の映像を提供することができる。
従来の劇場システムにおいて映像を再生する例を示す例示図である。 本発明の多面上映システムの一実施形態を示す斜視図である。 本発明の多面上映システムの一実施形態を示す正面図であり、正面及び左右側面に投射面が配置された形態を示す。 本発明の多面上映システムの他の一実施形態を示す正面図であり、正面、左側面、右側面及び上面に投射面が配置された形態を示す。 本発明の多面上映システムのまた他の一実施形態を示す正面図であり、正面、左側面、右側面、上面及び下面に投射面が配置された形態を示す。 本発明の多面上映システムの投射面の種類による相違点を示す正面図である。 本発明の多面上映システムの投射面の種類による他の相違点を示す正面図である。 本発明の多面上映システムの他の一実施形態を示す平面図であり、左側面及び右側面に複数の投射面が配置された例を示す。 本発明の多面上映システムの他の一実施形態を示す正面図であり、左/右側投射面をカーテン(内部設置物)に形成した例を示す。 本発明の多面上映システムの他の一実施形態を示す正面図であり、左/右側投射面を複数の造形物(内部設置物)の表面に形成した例を示す。 本発明の多面上映システムの他の一実施形態を示す正面図であり、上側の投射面を上映館に設けられたパネル(内部設置物)の表面に形成した例を示す。
以下、添付図面に基づき本発明について詳細に説明する。
図2は、本発明の多面上映システムの一実施形態を示す斜視図である。
本発明の多面上映システムは、複数の投射面が互いに平行ではない2以上の面に配置される。また、本発明の多面上映システムは、複数の投射面が観客席を取り囲むように配置される。
従来の技術が上映館の正面に配置されるスクリーンにのみ映像を投射し、観客は2次元スクリーンにおいて再生される映像を鑑賞する方式であるか、或いは、平面の上に再生される映像それ自体に3次元技術を適用する方式であるのに対し、本発明は、映像が再生される投射面が複数であり、複数の投射面を互いに平行ではない2以上の面に立体的に配置することにより、映像それ自体に3次元技術を適用しなくても立体的に配置された投射面を用いて観客に立体感及び没入度の高い映像を提供する。
本発明は、複数の投射面を用いて映像を再生するので、観客が映像により創造された空間内に取り囲まれているような感じを受ける。観客の視野内の全ての空間において映像が再生されることから、観客は、現実のように3次元的に再生される映像を鑑賞することができる。
すなわち、本発明は、従来のアイマックスのように2次元平面の限界を逸脱しないままで単にスクリーンの大きさを増大させて没入感を高める従来の方式とは全く互いに異なる方式を用いて立体感を提供し、正面、左/右、上/下など観客が視認可能な全ての面により映像が再生されるので、観客は、映像により描かれる空間内に属しているような現実感を感じる。これにより、本発明の多面上映システムそれ自体を一種の仮想現実として受け入れ、従来の技術に比べて映像への没入度が遥かに高くなる。
本発明は、1枚の映像を各投射面に分割して投射することにより、複数の投射面に再生される映像が全て合わせられて1枚の映像として認識されるようにし、他の実施形態においては、正面の投射面においては主となる映像を再生し、側面などに配置される投射面には特殊効果を生じさせる映像を再生するなど各投射面に互いに異なる映像を投射して観客に立体感を提供する。
本発明において、投射面同士がなす角度は特定の角度に限定されず、観客に立体感を感じさせる限り、様々な角度で配置される。また、本発明の多面上映システムが設けられる上映館の形状に応じて、投射面の数、配置方式、投射面間の角度などが変更され、投射面の数、配置方式、角度などが特に限定されない。
一方、本発明の多面上映システムの一実施形態においては、複数の投射面が正面、左側面及び右側面に配置される。
図3は、本実施形態による多面上映システムを示す正面図である。図3に示すように、本実施形態においては、投射面が正面、左側面、右側面にそれぞれ配置され、各投射面に映像を投射するためのプロジェクターが設けられる。各投射面に映像を投射する一つ又はそれ以上のプロジェクターが配置され、プロジェクターにより各投射面に投射される映像が全体的に1枚の映像を実現することにより、観客の没入度が増大される。
プロジェクターは、劇場の一方の側に設けられてもよいが、映像を投射する面に向かい合うように設けられることが好ましい。他の実施形態においては、プロジェクターを劇場の天井に設け、プロジェクターの前面に鏡を取り付けて、鏡の角度を調節して配置された投射面に映像が投射されるようにしてもよい。 プロジェクターを配置する方式は、本明細書に記載の内容に限定されず、プロジェクターから投射される映像が投射面により再生可能な様々な形態を網羅する。
図1及び図3を比較することにより、本発明の固有の特徴についてより明確に記述する。
図1及び図3の投射面において再生される映像は、いずれも海から陸地を眺める視点において製作されたものである。観客は、映像を用いて、現在自分が海の上に位置しており、陸地を眺めている状況であることを認知する。
図1は、海から陸地を眺める角度が正面に固定されている。すなわち、観客の視点が一つに固定されている。しかしながら、実際の現実は、スクリーンに含まれていない上下左右に陸地、海又は空が存在し、角度に応じて数多くの視点が存在する。図1に示す従来の技術は、映像が再生されるスクリーンが一つであるため、観客の視点は2次元の平面上に一つに固定されて3次元的に構成された実際の現実を正常に反映することができない。
しかしながら、図3に示す本発明によれば、観客は、複数の視点を同時に鑑賞することができる。すなわち、正面の陸地を眺める視点、左側の海を眺める視点、右側の海を眺める視点を感じることができる。すなわち、本発明の多面上映システムは、3次元立体により表される現実と同じ視点を提供するため、観客に自分が現在海の上において陸地及び海からなる現実を眺めているという感覚を呼び起こさせる。すなわち、従来の技術とは異なる次元の立体感及び没入感を提供する。
本発明の多面上映システムの一実施形態においては、本発明が適用される上映館の上面又は下面若しくは上下面の両方に投射面が更に配置される。
本実施形態は、添付図面の図4及び図5により明確に把握される。図4は、正面、左側面、右側面及び上面に投射面が配置された形態である。これにより、図3に示す実施形態に比べて、観客の上方側に映像が更に再生されるので、実際の現実の視点がより様々に表示される。例えば、海の真ん中において雨が降って嵐が吹く映画の場面を本実施形態により再生する場合、正面及び左/右側面に配置される投射面においては波及び風が吹く場面を再生し、上面に配置された投射面においては雨が降る場面を再生する場合、観客により一層現実感のあふれる映像を提供することができる。
添付図面の図5は、正面、左側面、右側面、上面及び下面に映像が配置された形態である。本実施形態は、図4に示す実施形態に比べて、上映館の下面に投射面が更に含まれている形態である。これにより、観客の視野が及ぼす全ての面により映像が再生される。但し、図5に示すように投射面が配置される場合、座席の位置及び座席配置の傾斜度などに鑑みて、正面を基準として後側の座席からも下面の映像が見えるように投射面の位置、大きさなどが調節されるべきである。
本発明の多面上映システムは、各面に配置される投射面の数が複数である形態も採用可能である。図5に示す実施形態においては、正面、左側面、右側面、上面及び下面にそれぞれ一つの投射面が配置されている。しかしながら、本発明は、各面に配置される投射面の数が一つに限定されず、複数配置されてもよい。例えば、正面が3つの面により構成され、「略コの字 」のような形状を有することにより、従来に比べて左/右側面の投射面及び正面の投射面がなす角度が緩やかになって左側面、正面、右側面に続く映像が一層スムーズにつながるようにする効果を導き出すことができる。本発明の左側面、右側面、上面又は下面にも複数の投射面が配置される。
図8は、左側面及び右側面に複数の投射面が配置された例を示す平面図である。図8において赤色にて表示された部分が投射面である。図8に示す実施形態は、上映館内において観客の位置による視野角を最大限に活用するための構造であり、上映館の左側に座った観客や後側に座った観客に視野角に制限されずに同じ立体感の映像を鑑賞させる。各面に配置される投射面の数が複数である形態は、本実施形態に限定されず、変形可能な様々な形態を網羅する。
本発明の多面上映システムにおいて投射面はスクリーンにより実現されるか、又は、上映館の室内面(上映館の内部の壁面、天井、底面)又は上映館の内部設置物(造形物、上映装備、カーテン、パネルなど)の表面により実現される。
従来の上映館はスクリーンにのみ映像が投射されたが、本発明は、映像が投射される投射面がスクリーンに限定されず、上映館の室内面(上映館の内部の壁面、天井、底面)又は上映館の内部設置物(造形物、上映装備、カーテン、パネルなど)の表面にも映像が投射される。
更に、上映館の内部に複数の投射面が設けられる場合に、全ての投射面が特定の種類(特定の種類のスクリーン、特定の種類の壁面、特定の種類のカーテンなど)に統一される必要はなく、2種類以上の投射面を用いて複数の投射面を形成する。例えば、1)互いに異なる種類のスクリーンを用いて複数の投射面を形成するか、2)互いに異なる種類の上映館の室内面(互いに異なる材質の壁面など)を用いて複数の投射面を形成するか、3)互いに異なる種類の内部設置物(造形物、上映装備、カーテン、パネルなど)の表面を用いて複数の投射面を形成するか、4)スクリーンに形成された投射面及び上映館の室内面に形成された投射面を両方とも備える形態(例えば、正面投射面はスクリーン、左/右側の投射面は壁面など)で複数の投射面を形成するか、5)スクリーンに形成された投射面及び上映館の内部設置物の表面に形成された投射面を両方とも備える形態(例えば、正面投射面はスクリーン、左/右側投射面はカーテン)で複数の投射面を形成するか、6)上映館の室内面に形成された投射面及び上映館の内部設置物の表面に形成された投射面を両方とも備える形態(例えば、正面投射面は壁面、左/右側投射面は上映館に設けられたパネルの表面)で複数の投射面を形成するか、7)スクリーンに形成された投射面、上映館の室内面に形成された投射面、上映館の内部設置物の表面に形成された投射面を全て備える形態(例えば、正面投射面はスクリーン、左/右側投射面はカーテン、上/下側投射面は天井及び底面)で複数の投射面を形成する。
図9を参照すると、正面の投射面をスクリーンに形成し、左/右側投射面をカーテン(内部設置物)に形成し、上/下側投射面を天井及び底面に形成した実施形態が確認される。また、図10を参照すると、正面の投射面をスクリーンに形成し、左/右側投射面を複数の造形物(内部設置物)の表面に形成し、上/下側投射面を天井及び底面に形成した実施形態が確認される。更に、図11を参照すると、正面の投射面をスクリーンに形成し、上側の投射面を上映館に設けられたパネル(内部設置物)の表面に形成し、下側の投射面を底面に形成した実施形態が確認される。
一方、スクリーンは、プロジェクターなどにより投射される映像を反射して観客に映像を鑑賞させる構成要素であり、このような機能を行う範囲内において種々に形成される。(また、特定の構成の固有名称それ自体がスクリーンではなくても、特定の構成要素が投射される映像を反射して観客に映像を提供する機能をする限り、スクリーンの範囲に含まれる)。
例えば、スクリーンは、マット仕上げスクリーン(matte screen)、レンチキュラースクリーン(lenticular screen)、ガラスビーズスクリーン(glass beaded screen)、シルバースクリーン(silver screen)、ハイゲインスクリーン(high−gain screen)などの様々な材質のスクリーンとして形成される。
また、スクリーンは、電動埋込型スクリーン、電動露出型スクリーン、壁掛け型スクリーン、三角台型スクリーン、ロードウォリアースクリーン、高輝度スクリーン、サウンドスクリーンなどの様々なタイプのスクリーンとして形成される。
更に、スクリーンは、ウォータースクリーン、フォグスクリーン、ホログラフィックスクリーン、ミラクルスクリーン(マジックガラスを用いたスクリーン)などのスクリーンとして形成され、これらに加えて各種多様なスクリーンとして形成される。
更にまた、スクリーンは、PVC、白色がコーティングされたPVC、パール光沢がコーティングされたPVC又はアルミニウムがコーティングされたPVCにより製造されることが可能である。スクリーンの成分は各上映館の大きさ、スクリーンの配置、スクリーンにより再生される映像の特性、映像の解像度などに応じて選択可能である。例えば、上述した実施形態のうちPVCにより製造されたスクリーンは、映像投射角度による反射率などを考慮するとき、相対的に小さな規模の上映館に用いて好適であり、逆に、パール光沢がコーティングされたPVCにより製造されたスクリーンは、相対的に大きな規模の上映館に用いて好適である。一方、アルミニウムPVCにより製造されたスクリーンは、他の成分により製造されたスクリーンに比べてデジタルで撮影された映像及び3次元映像を再生する性能に優れている。
更にまた、本発明において投射面として活用される上映館の室内面には、壁面、底面、天井、通路など所定の広さ以上の表面積を有する様々な室内面が含まれる。ここで、天井及び底面とは、上映館を構成する天井及び底面を意味し、壁面とは、天井及び底面に加えて、上映館を取り囲む全ての面(正面、左/右側面、背面、継ぎ手面など)を意味する。
更にまた、本発明において投射面として活用される内部設置物には、上映館に設けられ、所定の広さ以上の表面積を有する様々な物体が含まれる。例えば、内部設置物には、上映館に設けられた造形物、各種の上映装備、カーテン、パネルなどが含まれ、これらの物体に加えて、様々な物体が含まれる。なお、内部設置物は、室内面の上に設けられるか、又は、室内面から離れた状態で設けられ、単数又は複数設けられる。
一方、投射面として活用される上映館の室内面(壁面、天井、底面)又は上映館の内部設置物(造形物、上映装備、カーテン、パネルなど)の表面は、スクリーンに比べて悪い光学的特性を有するため、表面に結像される映像の画質が低下する虞がある。
このため、上映館の室内面(壁面、天井、底面など)又は上映館の内部設置物(造形物、上映装備、カーテン、パネルなど)の表面に結像される映像の画質を改善するために、映像が投射される面に光反射用光学塗料を塗布する。
一方、本発明の一実施形態は、映像が再生されるディスプレイ手段を備える上映システムにおいて、ディスプレイ手段は、互いに平行ではない2以上の面に配置され、ディスプレイ手段は、発光ダイオード(LED)又は液晶表示装置(LCD)であることを特徴とする。
本実施形態においては、メインコントローラーから送出した映像信号を各ディスプレイ手段において再生するため、別途のプロジェクターを備えなくても上映館内において映像を再生することが可能である。複数の投射面を備える実施形態において記述された投射面の配置方式、配置形態、映像再生方式などは、ディスプレイ手段により構成される多面上映システムにも同様に適用される。
本発明の多面上映システムは、複数の投射面の種類が異なり、且つ、性質が互いに異なる場合、同じ映像を投射しても各投射面において再生される映像の色感、質感、明るさなどが全体的に互いに異なるため混じり合わずに異質感を形成する虞がある。
このため、複数の投射面の種類が互いに異なる(例えば、複数の投射面が互いに異なる種類のスクリーンにより構成されるか、複数の投射面がスクリーン及び室内面により構成されるか、複数の投射面が互いに異なる種類の室内面により構成されるか、複数の投射面が互いに異なる内部設置物の表面により構成されるか、複数の投射面がスクリーン及び内部設置物の表面により構成されるか、複数の投射面が室内面及び内部設置物の表面により構成されるか、複数の投射面がスクリーン、室内面及び内部設置物の表面により構成される)場合、各投射面に投射される映像を各投射面の種類に応じて補正する必要がある。
上述した構成により製造されたスクリーンは、映像を再生するための最適化した状態であるため、相対的に室内面又は内部設置物の表面に投射される映像を補正する場合に観客に良質の映像を提供する。
まず、投射面の種類に応じて色感、材質、反射率などが互いに異なる。同じ映像が投射されても、投射面の色により再生される映像の色感が全く異なり、投射面の材質に応じて観客が感じる質感が互いに異なる。なお、反射率の違いにより映像の明るさが互いに異なる。このため、各投射面の特性を考慮して映像を補正しなければならない。
図6及び図7は、互いに異なる種類の投射面が配置された多面上映システムの一実施形態を示す図である。図6の実施形態においては、正面は白色のスクリーンが投射面として用いられたのに対し、左側面及び右側面は灰色の壁面が投射面として用いられた。
スクリーンに投射される映像を補正して壁面に投射される映像と同じ色相、質感、明るさを持たせてもよいが、良質の映像を提供するために壁面に投射される映像を補正することが有利である。
灰色の壁面は白色のスクリーンに比べて投射される映像を暗く反射させるため、灰色の壁面に投射される映像は、壁面の色が灰色であることを考慮して補正されなければならない。すなわち、灰色により明るさが低くなるため、その分だけ明るさが高くなるように投射される映像の明るさを調節しなければならない。
一方、壁面はスクリーンに比べて映像の表面が滑らかではない。スクリーンが略完璧に近い平面であるのに対し、壁面には材質に応じて相対的に緩やかな凹凸が形成される。このため、同じ映像が投射されても、スクリーンに比べて表面平坦度が高い壁面に投射された映像は観客に凹凸な異物感を感じさせる。このため、壁面の表面平坦度を反映して映像を逆補正した後に投射することにより、投射面の材質による映像の違いが低減される。
本発明の多面上映システムは、互いに異なる種類の投射面に映像を投射するに当たって、投射面の材質による反射率差を考慮して映像を投射する。
スクリーンに比べて壁面の反射率が低いため、反射率差を考慮して映像を投射する。例えば、図6に示すように投射面が配置されたとき、壁面の反射率:スクリーンの反射率=0.5:1である場合、壁面に投射される映像の強度をスクリーンに投射される映像に比べて2倍強くすることにより、投射面の材質による反射率差を打ち消し、互いに異なる種類の投射面においてムラのない品質の映像が再生することができる。
本発明の多面上映システムは、一実施形態においては、各投射面の形状を考慮して映像が投射される。本発明が現在劇場に設けられた上映館に適用される場合、正面は映像の割合による矩形状になるが、側面の場合、座席の配置に応じて傾斜が生じるため、投射面は、上映館に応じて、矩形状、平行四辺形、台形又はその他の様々な形状を有する。
このため、各投射面の形状を考慮して映像が投射されなければならない。すなわち、同じ映像であるとしても、平行四辺形の投射面に投射されるように調整された場合、これを台形の投射面に投射すると、映像の一部は投射面の上に表現できず、逆に、投射面の一部には映像が投射されない場合が生じる。本発明は、各投射面の形状を反映して映像を補正する。
以上、スクリーン及び壁面を例にとって説明したが、これらの投射面の特性差を考慮した補正は、1)互いに異なる種類のスクリーン間、2)互いに異なる種類の室内面間、3)互いに異なる種類の内部設置物間、4)スクリーンと室内面との間、5)スクリーンと内部設置物との間、6)室内面と内部設置物との間、7)スクリーン、室内面及び内部設置物の間にも当然のことながら類推して適用される。
一方、投射面及び投射面に映像を投射するプロジェクターの距離に応じて一つの投射面内においても観客が体験する映像は互いに異なるように感じられる。
プロジェクターは、一種の点光源に相当するため、投射面が曲面ではない限り、プロジェクターと投射面内の各個所との間の距離は互いに異なる。プロジェクターが投射面の真ん中の正面に配置される場合、投射面の各頂点は投射面の真ん中に比べてプロジェクターとの距離が遠くなる。光の強度は距離の二乗に反比例するため、一つのプロジェクターから投射される映像であるとしても、プロジェクターと投射面内の各個所との間の距離が互いに異なる場合、映像の強度が互いに異なるため、同じ色であるとしても、投射面とプロジェクターとの間の距離が遠い個所であるほど色が薄く見え、鮮明度が低くなるという問題がある。
のみならず、投射面に映像を投射するプロジェクターの位置が投射面の真ん中ではない場合、プロジェクターから入射する映像は投射面に斜めに入射する。これにより、投射面内の各個所別に映像の割合が異なり、映像内に同じ大きさで表示された客体が投射面において互いに異なる大きさで表現されるという問題が生じる。
このため、本発明の多面上映システムは、プロジェクターの配置と、これによるプロジェクターと投射面の各個所との間の距離及び映像投射角度を反映して映像を補正することを含む。
本発明においては、上述した変数に加えて、互いに異なる種類の投射面において発生可能な様々な変数を予め反映して映像を補正する。
一方、上述した方式の映像の補正は、プロジェクターそれ自体又はプロジェクターを制御するメインコントローラーにより行われる。実施形態に応じて、プロジェクターそれ自体において各投射面に合わせて映像を補正してもよく、一つの投射面に複数のプロジェクターの組み合わせにより映像を投射して映像を補正してもよい。或いは、メインコントローラーにおいて投射面の種類に合わせて当該投射面に投射される映像を補正し、補正された映像をそれぞれのプロジェクターに送ることにより、補正された映像が投射面において再生されるようにする。他の実施形態においては、映像補正の方式(例えば、投射面の色を考慮した補正、投射面の材質を考慮した補正、投射面の反射率を考慮した補正など)の種類に応じて、メインコントローラー及びプロジェクターにおいて同時に映像を補正してもよい。
図7は、図6とは異なる性質を有する壁面が投射面として用いられる場合を示す例である。投射面の性質に応じて適用される映像の補正に関する内容は、図6に基づいて上述した通りである。
一方、本発明の一実施形態においては、投射面が室内面である場合、室内面の表面が吸音材であることを別の特徴的な要素として含む。
本発明の多面上映システムが、特に、複数の上映館が隣のマルチプレックス型劇場に適用される場合、隣の上映館に互いに異なる種類の映画が再生されるとしたとき、各上映館において再生される音響が互いに干渉してはならない。すなわち、第1の上映館の音響は、第2の上映館の観客に聞こえてはならない。
本発明の投射面の一つの形態である室内面は、映像を再生することに留まらず、各上映館において発生する音響を効果的に遮音する機能をする。このために、本発明の室内面は、吸音材を備える。
吸音材の一実施形態として、多孔性型吸音材が挙げられる。多孔性型吸音材は、狭い隙間の空気中に音が伝播されるときに吸音材の内部要素との摩擦又は粘性抵抗により音エネルギーを熱エネルギーとして吸収する。これにより、上映館内において発生された音響が他の上映館に伝わることが防がれる。
吸音材の他の実施形態として、板振動型吸音材が挙げられる。本実施形態によれば、室内面に埋め込まれる吸音材の背面に空気層を形成し、空気層が一種のダンパーの役割を果たすことにより、音エネルギーを吸収する。本実施形態によれば、特に、低周波音の吸音に卓越した効果を発揮する。
吸音材の他の実施形態として、共鳴型吸音材が挙げられる。本実施形態は、共鳴型吸音材の内部と上映館との間の気圧差を用いるものであり、共鳴周波数の近くにおいて吸音材内の空気が振動することにより発生する摩擦熱を用いて音エネルギーを減衰させる。
実施形態として挙げられた吸音材は、いずれか一つの実施形態が単独で用いられてもよく、それぞれの実施形態を組み合わせて適用してもよい。すなわち、多孔性型吸音材及び板振動型吸音材が併用されてもよい。
一方、本発明の一実施形態においては、室内面の表面又は吸音材が埋め込まれた室内面の表面、すなわち、映像が投射される面に光反射用光学塗料が塗布される。光学塗料が塗布されることにより、本発明の投射面、特に、室内面において映像の画質の改善効果が得られる。
本発明の実施形態は単なる例示のために開示されたものであり、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明の技術思想の範囲内において修正、変更、付加可能な部分までこの特許請求の範囲に属するものと見なすべきである。

Claims (20)

  1. 映像が投射される投射面を備える上映システムにおいて、
    複数の投射面が観客席を取り囲むように配置され、
    前記複数の投射面は、互いに異なる種類の投射面を備えることを特徴とする多面上映システム。
  2. 前記投射面は、スクリーン、上映館の室内面又は上映館の内部設置物の表面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の多面上映システム。
  3. 前記複数の投射面は、互いに異なる種類のスクリーンを備えることを特徴とする請求項2に記載の多面上映システム。
  4. 前記複数の投射面は、互いに異なる種類の上映館の室内面を備えることを特徴とする請求項2に記載の多面上映システム。
  5. 前記複数の投射面は、互いに異なる種類の内部設置物の表面に形成されることを特徴とする請求項2に記載の多面上映システム。
  6. 前記複数の投射面は、
    スクリーンに形成される投射面と、
    上映館の室内面に形成される投射面と、
    を両方とも備えることを特徴とする請求項2に記載の多面上映システム。
  7. 前記複数の投射面は、正面に配置されるスクリーン、前記スクリーンの左側及び右側に配置される壁面を備えることを特徴とする請求項6に記載の多面上映システム。
  8. 前記複数の投射面は、天井又は底面を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の多面上映システム。
  9. 前記複数の投射面は、
    スクリーンに形成される投射面と、
    上映館の内部設置物の表面に形成される投射面と、
    を両方とも備えることを特徴とする請求項2に記載の多面上映システム。
  10. 前記複数の投射面は、天井又は底面に形成される投射面を更に備えることを特徴とする請求項9に記載の多面上映システム。
  11. 前記上映館の室内面又は前記上映館の内部設置物の表面に光反射用光学塗料が塗布されることを特徴とする請求項2に記載の多面上映システム。
  12. 前記複数の投射面の種類が互いに異なる場合、各投射面に投射される映像を各投射面の種類に応じて補正することを特徴とする請求項1に記載の多面上映システム。
  13. 前記補正は、投射面の色を反映して行われることを特徴とする請求項12に記載の多面上映システム。
  14. 前記補正は、投射面の材質を反映して行われることを特徴とする請求項12に記載の多面上映システム。
  15. 前記補正は、投射面の形状を反映して行われることを特徴とする請求項12に記載の多面上映システム。
  16. 前記補正は、プロジェクターの位置による投射面と、プロジェクターの距離又は映像投射角度を反映して行われることを特徴とする請求項12に記載の多面上映システム。
  17. 前記上映館の室内面は、吸音材を備えることを特徴とする請求項1に記載の多面上映システム。
  18. 前記吸音材は、多孔性型吸音材、板振動型吸音材又は共鳴型吸音材のうちのいずれか一種であることを特徴とする請求項17に記載の多面上映システム。
  19. 前記複数の投射面が互いに平行ではない2以上の面に配置され、
    特定の面に配置される投射面の数が複数である面が一つ以上であることを特徴とする請求項1に記載の多面上映システム。
  20. 前記複数の投射面は、
    前記上映館の室内面に形成される投射面と、
    前記上映館の内部設置物の表面に形成される投射面と、
    を両方とも備えることを特徴とする請求項2に記載の多面上映システム。
JP2016516435A 2013-05-31 2013-12-27 多面上映システム Pending JP2016526951A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020130062914A KR20140010877A (ko) 2012-07-12 2013-05-31 다면 상영 시스템
KR10-2013-0062914 2013-05-31
PCT/KR2013/012309 WO2014193063A1 (en) 2013-05-31 2013-12-27 Multi-projection system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016526951A true JP2016526951A (ja) 2016-09-08

Family

ID=51990315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016516435A Pending JP2016526951A (ja) 2013-05-31 2013-12-27 多面上映システム

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3004986A4 (ja)
JP (1) JP2016526951A (ja)
CN (1) CN105074567A (ja)
WO (1) WO2014193063A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020504913A (ja) * 2017-12-20 2020-02-13 シージェイ シージーブイ カンパニー リミテッド 多面上映館モニタリングシステム及び方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2636782B1 (es) * 2016-04-07 2018-07-20 Broomx Technologies, S.L. Sistema para proyectar contenidos audiovisuales inmersivos
WO2018019369A1 (en) * 2016-07-27 2018-02-01 Barco N.V. Projection screen system and method for implementation
CN108447317A (zh) * 2018-03-28 2018-08-24 段玥 一种新闻学教学用展示机
CN110471525A (zh) * 2019-08-05 2019-11-19 薄涛 投影图像处理方法、装置、设备及其存储介质
CN113931497B (zh) * 2021-09-03 2022-12-09 深圳时代装饰股份有限公司 一种弧形投影展示装饰墙

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03505691A (ja) * 1989-04-27 1991-12-12 テアトル、ポリフォニチェスコイ、ドラミイ 映画およびコンサート用ホール
US20090323029A1 (en) * 2008-06-27 2009-12-31 Microsoft Corporation Multi-directional image displaying device

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5964064A (en) * 1997-04-25 1999-10-12 Universal City Studios, Inc. Theater with multiple screen three dimensional film projection system
US6665985B1 (en) * 1999-09-09 2003-12-23 Thinc Virtual reality theater
JP2002070211A (ja) * 2000-08-28 2002-03-08 Sony Corp 残響時間改善装置
US6802614B2 (en) * 2001-11-28 2004-10-12 Robert C. Haldiman System, method and apparatus for ambient video projection
US20040169827A1 (en) * 2003-02-28 2004-09-02 Mitsuo Kubo Projection display apparatus
TW200426487A (en) * 2003-05-23 2004-12-01 Vivavr Technology Co Ltd Projecting system
WO2007072695A1 (ja) * 2005-12-22 2007-06-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 画像投射装置
CN2893744Y (zh) * 2006-04-12 2007-04-25 合肥工业大学 一种多面虚拟现实投影系统
JP2008175960A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Hitachi Plant Technologies Ltd 多面スクリーン表示装置および方法
CN101290467B (zh) * 2008-06-05 2010-06-16 北京理工大学 基于多投影机旋转屏三维影像可触摸的真三维显示方法
CN202036810U (zh) * 2011-02-24 2011-11-16 珠海杨氏网络动画设计有限公司 3d全息数字舞台系统
KR101305249B1 (ko) * 2012-07-12 2013-09-06 씨제이씨지브이 주식회사 다면 상영 시스템

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03505691A (ja) * 1989-04-27 1991-12-12 テアトル、ポリフォニチェスコイ、ドラミイ 映画およびコンサート用ホール
US20090323029A1 (en) * 2008-06-27 2009-12-31 Microsoft Corporation Multi-directional image displaying device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020504913A (ja) * 2017-12-20 2020-02-13 シージェイ シージーブイ カンパニー リミテッド 多面上映館モニタリングシステム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3004986A4 (en) 2017-01-11
CN105074567A (zh) 2015-11-18
WO2014193063A1 (en) 2014-12-04
EP3004986A1 (en) 2016-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5816367B2 (ja) マルチプロジェクションシステム
JP2016526951A (ja) 多面上映システム
JP3871209B2 (ja) 劇場の映像・音響システム構造
JP5975651B2 (ja) 立体映像劇場システム
US11859378B2 (en) Portable motion picture theater
CN105492970A (zh) 使用内表面作为投影表面的多投影系统
JP2016531312A (ja) 上映館構造物及びこれを用いた多面上映システム
KR101611174B1 (ko) 다면 상영 시스템의 시뮬레이션을 위한 시뮬레이션 시스템
KR101825300B1 (ko) 프로젝션 홀로그램 디스플레이 시스템
WO2010095486A1 (ja) 立体表示装置
KR20150100590A (ko) 실내면을 투사면으로 활용하는 다면 상영 시스템
CN202178035U (zh) 一种360度全息成像系统
KR20160001246U (ko) 2d,3d 공간 영상 표시 장치
JPWO2010098159A1 (ja) 立体表示装置
KR20150099500A (ko) 상영관 구조물 및 이를 이용한 다면 상영 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170321

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171215

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20171225

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20180119

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20181002