JP2016534183A - 分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサン - Google Patents
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Abstract
新規の分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサン及び該オルガノポリシロキサンを含む消費者製品組成物が、本明細書において開示される。前記組成物は、標的基材上に有効に付着して、コンディショニング、防しわ、柔軟性、静電気防止などの消費者が所望する利益をもたらすことができる。
Description
本発明は、新規の分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサン化合物に関する。本発明は、本発明の化合物を含む消費者製品組成物、並びにその製造及び使用方法にも関する。
負に帯電した布地、皮膚、又は毛髪等の表面上への付着を意図するカチオン性コンディショニングポリマは、多数の一般的な消費者製品組成物に包含される。こうした製品は、柔軟性、潤滑性、手触り、防しわ、ヘアコンディショニング、縮れ制御、皮膚保湿、及び着色防止などの消費者が所望する効果をもたらすことができる。特定のコンディショニングポリマの有効性は、そのコンディショニングポリマ自体の化学的及び物理的特性だけでなく、コンディショニングポリマが送達される標的表面の化学的及び物理的特性並びに製品処方にも依存する。
カチオン性コンディショニングポリマを含有する多数の消費者製品は、ヘアシャンプ、ボディソープ、洗濯洗剤、及び布地柔軟剤のような水性リンスオフ組成物の形態である。これらのリンスオフ組成物は人気があるにもかかわらず、このような製品形態はしばしば、一般的に疎水性であるこれらのカチオン性コンディショニングポリマを標的表面に有効に付着させることが困難である。これらのコンディショナを水性製品に組み込むと、しばしば、コンディショナは、意図する付着部位に有効に付着するというよりも、優先的に洗い流されるようになる。この問題は、界面活性剤を含有するクレンジング組成物、特にアニオン性界面活性剤を含有するクレンジング組成物において、特に顕著である。
アニオン性界面活性剤は、カチオン性コンディショニングポリマと錯体/沈殿を形成することによって、付着を妨害し得る。アニオン性界面活性剤の濃度が高くなるほど、カチオン性有益活性剤の付着が困難になる。これは、材料の非経済的使用及び浪費につながる。更に、許容可能なレベルの付着が達成されても、その処方は凝集及び沈殿により貯蔵安定性に欠け、消費者製品として許容できない場合がある。
いくつかの材料が当該技術分野に存在するが、完全に満足のいくものではない。例えば、Ono(国際特許公開第99/32539号)によって説明される材料は、酸素、窒素、硫黄、又はハロゲンなどのヘテロ原子を有する官能化末端基を含む。前記官能化末端基は、これらの材料を含む組成物の安定性問題を提起する好ましくない反応をもたらし得る。例えば、Onoのシリコーンは、これら末端基を介して更に反応して、保管中に組成物中のシリコーンの更なる縮合及び/又は重合を招き得る。
同じく当該技術分野において既知であるのは、Masschelein(米国特許第6,903,061号)によって記載されているもののような、アルキレンオキシド単位を包含する四級化シリコーンである。Masscheleinが記載した四級化シリコーンは、標的基材上に付着するよりもむしろ、所望の濃度よりも高い濃度で水に分配される傾向があることから、所与の用途については水溶性が過度に高く、それ故コンディショニングポリマとしての能力が低くなる可能性がある。更に、これらの材料をコンディショニング活性剤として用いるとき、それらは水及び水蒸気に対し高透過性であることから、好ましくない感触を有し得る。加えて、アルキレンオキシド部分の変動性から、これらの材料は再現性よく配合することが困難となり得る。これによって、シリコーン物質中の望ましい官能性度が制限される場合がある。四級化のレベルによってより高い可撓性をもたらす材料を有することが望ましい。同様に、Boutique(米国特許第6,833,344号)によって開示されているエトキシル化四級化シリコーン物質は、Masscheleinが記載している欠点と多くの同じ欠点を抱えている。
広範な消費者製品用途への使用に適したカチオン性コンディショニングポリマを提供する必要がなお存在する。本発明は、負に帯電した基材に有効に付着してコンディショニング効果を提供しながら、上記の欠点を回避することができる、コンディショニングポリマを含むカチオン性コンディショニングポリマ及び消費者製品組成物を提供する。
本発明は、一態様において、広範囲にわたる消費者製品組成物での使用に適する新規の分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンを提供することによって、1つ以上の上述したニーズを解決することを試みる。本発明の化合物は、所望の付着及びコンディショニング効果、並びに貯蔵安定性を供給するため、標的基材及び製品組成物と有利に相互作用するために官能化される。
理論に束縛されるものではないが、他の方法では疎水性有益剤の付着を促進し得るカチオン性電荷が、有益剤ポリマの長さに沿って不規則に分配されているとき、電荷が分散しすぎて付着を十分に促進できない場合がある。本発明のポリマの電荷密度は、異なる使用環境において付着及びコンディショニング性能を増強するために、個々に合わせて変更(例えば、より高い電荷密度に)することができる。更に、本発明のポリマの疎水性置換基の濃度及び/又はエトキシル化、プロポキシル化、及びアルコキシル化の度合を変えることによって、本発明のポリマを、様々な使用環境に望ましい安定な組成物に配合することができる。電荷密度、並びに疎水性置換、並びに/又は、エトキシル化度、プロポキシル化度、及び更に一般的にはアルコキシル化度を調節することによって、本発明の化合物は、様々な製品処方並びに使用のためにカスタムメイドされることができる。
本発明は、カチオン性オルガノポリシロキサンポリマのカチオン部分に分岐することを提供することによって、上述したニーズを更に解決する。いかなる理論にも制約されることなく、カチオン性オルガノポリシロキサンのカチオン部分で分岐することが、カチオン性オルガノポリシロキサンの付着率をそれにより増加させるカチオン部分の電荷密度の更なる増加を提供すると思われる。
I.定義
本明細書で使用するとき、「分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサン」は、「オルガノポリシロキサン」も意味する。
本明細書で使用するとき、「分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサン」は、「オルガノポリシロキサン」も意味する。
本明細書で使用するとき、「消費者製品」は、販売される形態での使用又は消費を一般に意図する、ベビーケア、パーソナルケア、衣類及びホームケア、ファミリーケア(例えば、顔用ティッシュ、紙タオル)、女性用ケア、ヘルスケア、ビューティケアなどの製品を意味する。このような製品としては、おむつ、よだれかけ、及び拭取り用品;脱色、着色、染色、コンディショニング、シャンプ、スタイリングを含む毛髪(ヒト、イヌ、及び/又はネコ)の処理に関連する製品及び/又は方法;防臭剤及び制汗剤;パーソナルクレンジング;化粧品;上質な芳香剤を含む消費者使用のためのクリーム、ローション、及び他の局所塗布製品の塗布を含むスキンケア;並びにシェービング製品、エアフレッシュナ及び芳香送達系を含む空気ケア、車ケア、食器洗浄、布地コンディショニング(柔軟化及び/又はフレッシュニングを含む)、洗濯洗浄、洗濯及びすすぎ添加剤並びに/又はケア、床及び便器洗浄剤を含む硬質表面洗浄及び/又は処理、並びに消費者用又は業務用の他の洗浄などの、布地及びホームケア分野の布地、硬質表面、及び任意のその他の表面処理に関する製品及び/又は方法;トイレットペーパ、フェイシャルティッシュ、紙ハンカチ、及び/又は紙タオルに関連する製品及び/又は方法;タンポン、女性用ナプキン;練り歯磨き、歯用ジェル、歯用リンス、義歯接着剤、歯ホワイトニングを含む口腔ケアに関連する製品及び/又は方法が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書で使用するとき、用語「クレンジング及び/又は処理組成物」は、特に断りのない限り、パーソナルケア、布地ケア、及びホームケア製品を含む消費者製品の部分集合である。このような製品としては、脱色、着色、染色、コンディショニング、シャンプ、スタイリングを含む毛髪(ヒト、イヌ、及び/又はネコ)を処理するための製品;防臭剤及び制汗剤;パーソナルクレンジング;化粧品;上質な芳香剤を含む消費者使用のためのクリーム、ローション、及び他の局所塗布製品の塗布を含むスキンケア;並びにシェービング製品、エアフレッシュナ及び芳香送達系を含む空気ケア、車ケア、食器洗浄、布地コンディショニング(柔軟化及び/又はフレッシュニングを含む)、洗濯洗浄、洗濯及びすすぎ添加剤並びに/又はケア、床及び便器洗浄剤を含む硬質表面洗浄及び/又は処理、顆粒又は粉末状の多目的すなわち「強力」洗浄剤、特に洗浄洗剤を含む、布地及びホームケア領域内の布地、硬質表面、及び任意の他の表面を処理するための製品;液体、ゲル又はペースト状の多目的洗浄剤、特にいわゆる強力液体型;液体高級衣類用洗剤;手洗い食器洗浄剤又は軽質食器洗浄剤、特に泡立ちのよいもの;家庭又は業務用の各種の錠剤、顆粒、液体、及びすすぎ補助剤型を含む食器洗い機用洗剤;抗菌手洗い用型を含む液体洗浄及び殺菌剤、手洗い石鹸、マウスウォッシュ、義歯洗浄剤、歯磨き剤、車又はカーペット用シャンプ、便器洗浄剤を含む浴室洗浄剤;ヘアシャンプ及びヘアリンス;シャワーゲル、上質な芳香剤、及び泡状溶液、並びに金属洗浄剤;に加えて漂白添加剤、及び「染み用スティック」又は前処理用型などの洗浄助剤、乾燥機添加シート等の基材を有する製品、乾燥及び湿潤型拭取り用品並びにパッド、不織布基材、及びスポンジ;並びにすべて消費者及び/又は業務用のスプレ剤、及びミスト剤;並びに/又は練り歯磨き、歯用ジェル、歯用リンス、義歯接着剤、歯ホワイトニングを含む口腔ケアに関連する方法が挙げられるが、これらに限定されない。家庭用艶出し剤、並びに床及びカウンタ用洗浄剤中でケア剤を有利に用いて、光沢改善などの効果をもたらすことができる。布地柔軟剤中のケア剤は、柔軟化特性によって「新しさ」の維持に役立つことができ、弾性を有するものは、しわを伸ばすのに役立つことができる。ケア剤は更に、靴洗浄及び艶出し製品を強化することもできる。
本明細書で使用するとき、用語「パーソナルケアクレンジング及び/又は処理組成物」は、特に断りのない限り、クレンジング及び処理組成物の部分集合であり、脱色、着色、染色、コンディショニング、シャンプ、スタイリングを含む毛髪の処理に関連する製品;防臭剤及び制汗剤;パーソナルクレンジング;化粧品;上質な芳香剤を含む消費者使用のためのクリーム、ローション、及び他の局所塗布製品の塗布を含むスキンケア;並びに、シェービング製品;抗菌手洗い用型を含む液体洗浄及び殺菌剤、手洗い石鹸、マウスウォッシュ、義歯洗浄剤、並びに歯磨き剤;ヘアシャンプ及びヘアリンス;シャワーゲル、上質な芳香剤、及び泡状溶液;乾燥及び湿潤型拭取り並びにパッド、不織基材並びにスポンジなどの基材含有製品;並びに、全消費者及び/又は業務用のスプレ剤並びにミスト剤;並びに/又は練り歯磨き、歯用ジェル、歯用リンス、義歯接着剤、歯ホワイトニングを含む口腔ケアに関する方法が含まれる。
本明細書で使用するとき、「布地及び/又は硬質表面クレンジング及び/又は処理組成物」という用語は、特に指示のない限り、顆粒又は粉末状の多目的又は「重質」洗浄剤、特に洗浄洗剤;液体、ゲル又はペースト状の多目的洗浄剤、特にいわゆる重質液体型;液体高級衣類用洗剤;手洗い用食器洗浄剤又は軽質食器洗浄剤、特に泡立ちのよいもの;家庭及び業務用の各種の錠剤、顆粒、液体、及びすすぎ補助剤型を含む食器洗浄機用洗剤;抗菌手洗い用のものを含む液体洗浄殺菌剤、手洗い石鹸、車又はカーペット用シャンプ、便器洗浄剤を含む浴室洗浄剤;並びに金属洗浄剤、液体、固体、及び/又は乾燥機用シート形態であり得る柔軟化及び/又はフレッシュニングを含む布地コンディショニング製品;並びに漂白添加剤、及び「染み取りスティック」又は前処理用のものなどの洗浄助剤、乾燥機用シート、乾燥及び湿潤型拭取り並びにパッド、不織基材並びにスポンジなどの基材含有製品;並びに、スプレ剤及びミスト剤を包含する、洗浄及び処理組成物の部分集合である。該当する場合、すべての前記製品は、標準形態、濃縮形態、又は、前記製品が特定の態様で非水性であり得る程度まで高度濃縮形態になり得る。
本明細書で使用するとき、「a」及び「an」のような冠詞は、1つ以上の請求又は記載されるものを意味するものと理解される。
本明細書で使用するとき、用語「含む(include)」、「含有する(contain)」及び「有する(have)」は、非限定的であり、説明又は請求項中に明示的に特定されるもの以外の他の構成成分又は特徴を除外しない。
本明細書で使用するとき、用語「処理剤」、「有益剤」、「活性物質」、「活性剤」及び/又は「ケア剤」などは、望ましい美的及び/又は機能的特性(例えば、軟らかくする若しくはさっぱりさせるなどのコンディショニング効果)を基材に付与することができる材料を意味するために互換的に用いられる。例えば、本発明の新規のオルガノポリシロキサンポリマは、基材にコンディショニング効果を付与するコンディショニング剤として使用されることができる。
本明細書で使用するとき、用語「コンディショニング剤」及び「コンディショニング助剤」は、望ましいコンディショニング効果(例えば、軟らかくする又はさっぱりさせるなどの利点)を基材にもたらす材料を意味して、互換的に使用される。コンディショニング剤は、処理剤の一種である。
本明細書で使用するとき、用語「コンディショニングポリマ」は、望ましいコンディショニング効果(例えば、軟らかくする又はさっぱりさせる)を基材にもたらすポリマを意味する。
本明細書で使用するとき、用語「基材」は、「部位」及び「表面」という用語と同義であり互換的に用いられる。基材の非限定例として、紙製品、布地、衣服、硬質表面、毛髪、及び皮膚が挙げられる。
本発明で使用する場合、「標的基材」とは、そこに付着が意図される、基材又は基材の関連部分を意味する。
本発明で使用する場合、「付着助剤」とは、別の材料(例えば、有益剤)が標的基材に付着する(例えば、接着する)のを補助する材料である。用語「付着助剤」は広義に、重合付着助剤(すなわち「付着ポリマ」)及び非重合付着助剤の両方を含む。
本明細書で使用するとき、「補助剤」は、組成物の審美的及び/又は機能的特性を補完するために組成物に添加できる任意の材料を意味する。
本明細書で使用するとき、「補助的組成物」とは、本発明の有益剤エマルションと組み合わせて、消費者製品組成物を形成する、1つ以上の組成物を意味する。補助的組成物とは、1つ以上の成分又は成分の組み合わせの形態であり得る。
本明細書で使用するとき、「キャリア」は、有益剤(例えば、コンディショニングポリマ)と組み合わせて有益剤の送達及び/又は利用を促進できる、固体又は流体を含むがこれらに限定されない、任意の材料を意味する。
本明細書で使用するとき、用語「固体」は、顆粒、粉末、塊、及び錠剤の製品形態を含む。
本明細書で使用するとき、用語「流体」は、一回用量形態などの液体、ゲル、ペースト及び気体の製品形態を含み、パウチ又はその他送達用賦形剤に封入された流体組成物を一般に含む。
本明細書で使用するとき、用語「粒子」は、固体及び半固体粒子、並びにエマルション液滴を含む。
別途記載のない限り、本明細書のすべての百分率及び比率は重量を基準にして計算される。
すべての百分率及び比率は、別途記載のない限り組成物全体の重量を基準にして計算される。
特に明記しない限り、すべての分子量は、ダルトンで示される。
特に明記しない限り、すべての分子量は、当業者によく知られているように、MALS検出器(SEC−MALS)を用いたサイズ排除クロマトグラフィにより決定されるような重量平均分子量である。MALS検出器(Malvern Instruments Ltd.(Malvern、UK)製のものなどの多角度光散乱検出器)は、相対分子量(すなわち、標準に対して決定される)ではなく絶対分子量を決定する。
特に記載のない限り、すべての構成成分(すなわち成分)又は組成物の濃度は、当該構成成分又は組成物の活性部分に関するものであり、かかる構成成分又は組成物の市販の供給源に存在し得る不純物、例えば残留溶媒又は副生成物は除外される。
本明細書で使用するとき、用語「電荷密度」は、ポリマが構成されるモノマ単位における正の電荷数と、前記モノマ単位の分子量との比を指す。ポリマ分子量で乗じた電荷密度は、所与のポリマ鎖における正に帯電した部位の数を決定する。電荷密度の計算は、次のように表すこともできる:
本明細書で使用するとき、用語「炭化水素ポリマ基」は、炭素及び水素のみを含むポリマラジカルを意味する。
本明細書で使用するとき、「エチレン部分」とは、二価のCH2CH2部分を意味する。
本明細書で使用するとき、用語「シロキシル残基」は、ポリジアルキルシロキサン部分を意味する。
本明細書で使用するとき、名称SiOn/2は、酸素及びケイ素原子の比率を表す。例えば、SiO1/2は、1つの酸素原子が2つのケイ素原子の間で平均して共有されることを意味する。同様に、SiO2/2は2つの酸素原子が2つのケイ素原子の間で共有されることを意味しており、及びSiO3/2は3つの酸素原子が2つのケイ素原子の間で共有されることを意味している。
本明細書で使用するとき、用語「実質的にない(substantially no)」、「実質的に含まない(substantially free of)」及び/又は「実質的に含有しない(substantially free from)」とは、指示された材料が、非常に少なく、組成物にその一部を形成するために故意に添加されたものでないこと、若しくは、好ましくは分析的に検出可能な濃度で存在しないことを意味する。それによって、指示された材料が故意に包含される他の材料の1つの中に不純物としてのみ存在する組成物を包含することが意図される。
本明細書を通じて、所与のあらゆる最大数値限定は、そのようなより小さい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように、より小さいすべての数値限定を含むと理解されるべきである。本明細書の全体を通じて与えられるすべての最小数値限定は、より大きいすべての数値限定を、あたかもそのようなより大きい数値限定が本明細書に明示的に記載されているかのように包含する。本明細書全体を通して与えられるすべての数値範囲は、そのようなより広い数値範囲内に入るより狭いすべての数値範囲を、あたかもそのような狭い数値範囲がすべて本明細書に明示的に記載されているかのように包含する。
II.分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンポリマ
本発明は、分岐ブロック性カチオン性オルガノポリシロキサンを提供し、該分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンが、式
MwDxTyQzを有し、
式中、
Mは、[SiR1R2R3O1/2]、[SiR1R2G1O1/2]、[SiR1G1G2O1/2]、[SiG1G2G3O1/2]、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
Dは、[SiR1R2O2/2]、[SiR1G1O2/2]、[SiG1G2O2/2]、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
Tは、[SiR1O3/2]、[SiG1O3/2]、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
Q=[SiO4/2];
wは、1〜約(2+y+2z)の整数;
xは、約5〜約15,000の整数;
yは、0〜約98の整数;
zは、0〜約98の整数;
R1、R2及びR3が、それぞれ独立して、H、OH、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、C6〜C32置換アルキルアリール、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシ、C1〜C32アルキルアミノ、並びにC1〜C32置換アルキルアミノからなる群から選択され;
M、D及びTの少なくとも1つが、少なくとも1つのG1、G2又はG3部分を組み込んでおり、並びに
G1、G2又はG3が、それぞれ
本発明は、分岐ブロック性カチオン性オルガノポリシロキサンを提供し、該分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンが、式
MwDxTyQzを有し、
式中、
Mは、[SiR1R2R3O1/2]、[SiR1R2G1O1/2]、[SiR1G1G2O1/2]、[SiG1G2G3O1/2]、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
Dは、[SiR1R2O2/2]、[SiR1G1O2/2]、[SiG1G2O2/2]、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
Tは、[SiR1O3/2]、[SiG1O3/2]、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
Q=[SiO4/2];
wは、1〜約(2+y+2z)の整数;
xは、約5〜約15,000の整数;
yは、0〜約98の整数;
zは、0〜約98の整数;
R1、R2及びR3が、それぞれ独立して、H、OH、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、C6〜C32置換アルキルアリール、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシ、C1〜C32アルキルアミノ、並びにC1〜C32置換アルキルアミノからなる群から選択され;
M、D及びTの少なくとも1つが、少なくとも1つのG1、G2又はG3部分を組み込んでおり、並びに
G1、G2又はG3が、それぞれ
各Xが、C1〜C32アルキレン;P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるC1〜C32置換アルキレン;C5〜C32又はC6〜C32アリーレン、C5〜C32又はC6〜C32置換アリーレン、C6〜C32アリールアルキレン、C6〜C32置換アリールアルキレン、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノ、開環エポキシド並びに開環グリシジルからなる群から選択される二価のラジカルを含み;
各Eが、C1〜C32アルキレン;C1〜C32置換アルキレン;P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるアルキレン;C5〜C32若しくはC6〜C32アリーレン、C5〜C32若しくはC6〜C32置換アリーレン、C6〜C32アリールアルキレン、C6〜C32置換アリールアルキレン、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシ、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノ、開環エポキシド並びに開環グリシジルからなる群から選択される同一の又は異なる二価のラジカルを含み;
各R5が独立して、H、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、及びC6〜C32置換アルキルアリールからなる群から選択され;
ただし、少なくとも1つのG1、G2又はG3部分内の少なくとも1つの窒素原子が、
式中、
各mは、2〜100から独立して選択される整数、
各nは、1又は2から独立して選択される整数、
並びに、G1、G2又はG3部分のオルガノポリシロキサン部分が正に帯電されているとき、電荷均衡アニオン又は複数のアニオンの全発生総電荷、A-t及びkA-tが、G1、G2又はG3部分のオルガノポリシロキサン部分の正味電荷と等しくかつ反対であるように、A-tが適切な電荷均衡アニオン又は複数のアニオンである、分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンを提供する。
当業者には、下記が明らかである。
Aは、正に帯電されたオルガノポリシロキサンに対するアニオン性対イオンである。
tは、任意の個々の対イオンの電荷である。
kは、任意の対イオンの係数である。
前記kにより、正に帯電されたオルガノポリシロキサンの正味電荷、及び、対イオンの合計が中性になる。
Aは、正に帯電されたオルガノポリシロキサンに対するアニオン性対イオンである。
tは、任意の個々の対イオンの電荷である。
kは、任意の対イオンの係数である。
前記kにより、正に帯電されたオルガノポリシロキサンの正味電荷、及び、対イオンの合計が中性になる。
一態様において、対イオン又はイオンA-tが、Cl−、Br−、I−、メチルスルフェート、トルエンスルホネート、カルボキシレート、ホスフェート、ヒドロキシド、アセテート、ホルメート、カーボネート、ニトレート、及び、これらの組み合わせからなる群から選択される。
本発明の一態様では、
本発明の一態様では、
一実施形態において、分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンが、式
MwDxTyQzを有し、
Mは、[SiR1R2G1O1/2]、
Dは、[SiR1R2O2/2]、
wは、2、
xは、約40〜約1000の整数、
y及びzは、それぞれ0、
R1及びR2が、それぞれ独立して、H、OH、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、C6〜C32置換アルキルアリール、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシからなる群から選択され、
G1は、式
MwDxTyQzを有し、
Mは、[SiR1R2G1O1/2]、
Dは、[SiR1R2O2/2]、
wは、2、
xは、約40〜約1000の整数、
y及びzは、それぞれ0、
R1及びR2が、それぞれ独立して、H、OH、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、C6〜C32置換アルキルアリール、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシからなる群から選択され、
G1は、式
式中、
各Xが、C1〜C32アルキレン;P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるC1〜C32置換アルキレン;C5〜C32又はC6〜C32アリーレン、C5〜C32又はC6〜C32置換アリーレン、C6〜C32アリールアルキレン、C6〜C32置換アリールアルキレン、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノ、開環エポキシド並びに開環グリシジルからなる群から選択される二価のラジカルを含み;
Nは、窒素原子;
各R4が独立して、H、
各Eが、C1〜C32アルキレン、C1〜C32置換アルキレン;P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるアルキレン;C5〜C32若しくはC6〜C32アリーレン、C5〜C32若しくはC6〜C32置換アリーレン、C6〜C32アリールアルキレン、C6〜C32置換アリールアルキレン、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシ、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノ、開環エポキシド並びに開環グリシジルからなる群から選択される同一の又は異なる二価のラジカルを含み;
各R5が独立して、H、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、及びC6〜C32置換アルキルアリールからなる群から選択され;
ただし、少なくとも1つのG1、G2又はG3部分内の少なくとも1つの窒素原子が、
各R5が独立して、H、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、及びC6〜C32置換アルキルアリールからなる群から選択され;
ただし、少なくとも1つのG1、G2又はG3部分内の少なくとも1つの窒素原子が、
式中、
各mは、2〜100から独立して選択される整数、
各nは、1又は2から独立して選択される整数、
並びに、G1、G2又はG3部分のオルガノポリシロキサン部分が正に帯電されているとき、電荷均衡アニオン又は複数のアニオンの全発生総電荷、A-t及びkA-tが、G1、G2又はG3部分のオルガノポリシロキサン部分の正味電荷と等しくかつ反対であるように、A-tが適切な電荷均衡アニオン又は複数のアニオンである、分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンを提供する。
当業者には、下記が明らかである。
Aは、正に帯電されたオルガノポリシロキサンに対するアニオン性対イオンである。
tは、任意の個々の対イオンの電荷である。
kは、任意の対イオンの係数である。
前記kにより、正に帯電されたオルガノポリシロキサンの正味電荷、及び、対イオンの合計が中性になる。
Aは、正に帯電されたオルガノポリシロキサンに対するアニオン性対イオンである。
tは、任意の個々の対イオンの電荷である。
kは、任意の対イオンの係数である。
前記kにより、正に帯電されたオルガノポリシロキサンの正味電荷、及び、対イオンの合計が中性になる。
一実施形態において、分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンが、式
MwDxTyQzを有し、
Mは、[SiR1R2G1O1/2]、
Dは、[SiR1R2O2/2]、
wは、2、
xは、約40〜約1000の整数、
y及びzは、それぞれ0、
R1及びR2が、それぞれ独立して、H、OH、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、C6〜C32置換アルキルアリール、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシからなる群から選択され、
G1は、式
MwDxTyQzを有し、
Mは、[SiR1R2G1O1/2]、
Dは、[SiR1R2O2/2]、
wは、2、
xは、約40〜約1000の整数、
y及びzは、それぞれ0、
R1及びR2が、それぞれ独立して、H、OH、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、C6〜C32置換アルキルアリール、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシからなる群から選択され、
G1は、式
各Xが、C1〜C32アルキレン;P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるC1〜C32置換アルキレン;C5〜C32又はC6〜C32アリーレン、C5〜C32又はC6〜C32置換アリーレン、C6〜C32アリールアルキレン、C6〜C32置換アリールアルキレン、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノ、開環エポキシド並びに開環グリシジルからなる群から選択される二価のラジカルを含み;
Nは、窒素原子;
各R5が、H、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール;並びに、P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるC6〜C32置換アルキルアリール;C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシ、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノからなる群から選択され;
各Eが、C1〜C32アルキレン、C1〜C32置換アルキレン;P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるアルキレン;C5〜C32若しくはC6〜C32アリーレン、C5〜C32若しくはC6〜C32置換アリーレン、C6〜C32アリールアルキレン、C6〜C32置換アリールアルキレン、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシ、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノ、開環エポキシド並びに開環グリシジルからなる群から選択される同一の又は異なる二価のラジカルを含み;
ただし、少なくとも1つのG1、G2又はG3部分内の少なくとも1つの窒素原子が、
式中、
各mは、2〜100から独立して選択される整数、
各nは、1又は2から独立して選択される整数、
並びに、G1、G2又はG3部分のオルガノポリシロキサン部分が正に帯電されているとき、電荷均衡アニオン又は複数のアニオンの全発生総電荷、A-t及びkA-tが、G1、G2又はG3部分のオルガノポリシロキサン部分の正味電荷と等しくかつ反対であるように、A-tが適切な電荷均衡アニオン又は複数のアニオンである、分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンを提供する。
当業者には、下記が明らかである。
Aは、正に帯電されたオルガノポリシロキサンに対するアニオン性対イオンである。
tは、任意の個々の対イオンの電荷である。
kは、任意の対イオンの係数である。
前記kにより、正に帯電されたオルガノポリシロキサンの正味電荷、及び、対イオンの合計が中性になる。
Aは、正に帯電されたオルガノポリシロキサンに対するアニオン性対イオンである。
tは、任意の個々の対イオンの電荷である。
kは、任意の対イオンの係数である。
前記kにより、正に帯電されたオルガノポリシロキサンの正味電荷、及び、対イオンの合計が中性になる。
III.分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンの製造方法
本発明の実施形態を次のように行うことができる。ある量の官能性シリコーンが、不活性雰囲気下にてきれいな容器に加えられる。官能性シリコーンとは、アミノ官能基と反応可能な有機基、ハロゲン官能性シリコーン若しくはエポキシ官能性シリコーンを含むアミノ官能基と反応可能な有機基、を有するアミノ官能性シリコーン又はシリコーンでよい。所望により、イソプロパノール又はテトラヒドロフランなどの溶媒を加える。反応液を任意に混合し、ある量のジアミン、及びアミン化合物のアミノ官能基と反応可能な二官能性有機化合物を、同時に又は連続的に加える。所望のオルガノポリシロキサンを得るために、例えば、アミノ官能基と反応可能な二官能性有機化合物を最初に加えて、ジアミンを次に加えることができる。あるいは、これらの試薬を、逆に加えることもできる。
本発明の実施形態を次のように行うことができる。ある量の官能性シリコーンが、不活性雰囲気下にてきれいな容器に加えられる。官能性シリコーンとは、アミノ官能基と反応可能な有機基、ハロゲン官能性シリコーン若しくはエポキシ官能性シリコーンを含むアミノ官能基と反応可能な有機基、を有するアミノ官能性シリコーン又はシリコーンでよい。所望により、イソプロパノール又はテトラヒドロフランなどの溶媒を加える。反応液を任意に混合し、ある量のジアミン、及びアミン化合物のアミノ官能基と反応可能な二官能性有機化合物を、同時に又は連続的に加える。所望のオルガノポリシロキサンを得るために、例えば、アミノ官能基と反応可能な二官能性有機化合物を最初に加えて、ジアミンを次に加えることができる。あるいは、これらの試薬を、逆に加えることもできる。
反応は、試薬に適切な温度で行われる。例えば、アミノ官能基と反応可能な二官能性有機化合物がジクロリドであるとき、反応は比較的高い温度(通常60℃超、及び多くの場合80℃超)で行われ得る。あるいは、アミノ官能基と反応可能な二官能性有機化合物がジブロミドであるとき、反応は、室温を含む比較的低い温度(例えば、21℃)で行われ得る。あるいは、アミノ官能基と反応可能な二官能性有機化合物が活性化されたジクロリドであるとき、反応は、室温を含む比較的低い温度(例えば、21℃)で行われ得る。当業者は、アミノ官能基と反応可能な特定の二官能性有機化合物に適している反応条件を理解しているだろう。
また、上記製造プロセスは、Lange(米国特許第7,563,856号)によっても一般的に記載されている。当業者は、Langeが開示する一般的プロセスが、本発明のオルガノポリシロキサンの製造のため、いかに本開発に再適用できるかについて理解するであろう。
一実施形態では、溶媒を加えずに反応を行い、本発明のオルガノポリシロキサン製造のための実質的に溶媒を含まないプロセスをもたらす。
別の実施形態では、反応を行った後に過剰のアミンが添加される。理論によって制限されることなく、過剰のアミンは、アミノ官能基と反応可能な任意の残留二官能性有機化合物の反応性基を消費すると考えられる。
別の実施形態では、反応混合物はアミン含有分子と更に反応する。このようなアミンの非限定例としては、アンモニア、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン又はエタノールアミン若しくはジエタノールアミンが挙げられる。理論によって制限されることなく、この更なる反応は、未反応のアルキル−ハライド官能基を保護すると考えられる。
別の実施形態では、反応混合物は、オルガノポリシロキサンのアミン官能基と反応可能な一官能性有機種と更に反応する。かかる一官能性有機種の非限定例として、臭化メチル、ヨウ化メチル、及び臭化エチルが挙げられる。理論によって制限されることなく、この更なる反応は、末端アミン官能基を含む、オルガノポリシロキサンの任意の残留中性アミン基の四級化を促進すると考えられる。
理論によって制限されることなく、一級及び二級アミンは複数回反応して、二級、三級アミン並びに四級アミンを形成することができると思われる。これが、アミン基に分岐することをもたらす。更に、反応条件が修正されて、分岐度を増加することができると考えられる。一級又は二級アミンの濃度を超えてアミンと反応可能な群の最初過剰な量を含む反応条件は、高度の分岐をもたらすことができる。それから三級ジアミンの次の追加は、分岐アミンの鎖成長をもたらすことができる。
IV.オルガノポリシロキサン組成物の使用
本発明に従ったオルガノポリシロキサンを、コンディショニングなどの消費者所望の利点を付与するために、基材に適用され得る様々な消費者製品組成物へと処方することができる。前記基材は、布地、不織材料、紙製品、硬質表面材料、及び生体物質(例えば、毛髪又は皮膚などのケラチン性材料)を含むことができる。
本発明に従ったオルガノポリシロキサンを、コンディショニングなどの消費者所望の利点を付与するために、基材に適用され得る様々な消費者製品組成物へと処方することができる。前記基材は、布地、不織材料、紙製品、硬質表面材料、及び生体物質(例えば、毛髪又は皮膚などのケラチン性材料)を含むことができる。
本発明のオルガノポリシロキサンポリマを含む消費者製品組成物は、当業者に既知のプロセスのような、任意の好適なプロセスで調製されてもよい。例えば、オルガノポリシロキサンポリマを予備乳化及び/又は予備混合なしで組成物の他の成分に直接組み込んで、最終製品を形成することができる。あるいは、最終製品を組み合わせる前にオルガノポリシロキサンを界面活性剤、溶媒、好適な補助剤、及び/又はその他の好適な成分と混合して、乳液を調製してもよい。
消費者製品組成物は、1つ以上の界面活性剤を含むことができる。界面活性剤には、カチオン性、アニオン性、非イオン性、双極イオン性、及び/又は両性界面活性剤が含まれてよい。一実施形態では、少なくとも1つの界面活性剤がアニオン性である。消費者製品組成物の様々な形態は、水性又は非水性でもよく、一実施形態において、水性組成物は、3超、又は5超のpHを有する。
組成物は、少なくとも1つの有益剤も含んでもよい。有益剤は、疎水性又は親水性でもよい。有用な疎水性有益剤としては、シリコーン、ビニルポリマ、ポリエーテル、炭化水素ワックスを含む材料、炭化水素液体、流体糖ポリエステル、流体糖ポリエーテル、及びこれらの混合物が挙げられる。一実施形態では、有益剤として有用なシリコーンは、オルガノシリコーンである。別の実施形態では、シリコーン有益剤は、ポリジメチルシロキサン、アミノシリコーン、カチオン性シリコーン、シリコーンポリエーテル、環状シリコーン、シリコーン樹脂、フッ素化シリコーン、及びこれらの混合物からなる群から選択される。一実施形態では、有益剤は室温で液体である。別の実施形態では、有益剤は、室温で固体又は半固体である。一実施形態において、有益剤は、香料又はシリコーンである。更に、有益剤はカプセル化されていてもよい。一実施形態では、有益剤は、カプセル化された香料であってもよい。
オルガノポリシロキサンは、消費者製品組成物に配合される前にプレエマルションでもよい。一実施形態において、有益剤は、プレエマルションで、オルガノポリシロキサンと共に含まれる。一実施形態において、有益剤及びオルガノポリシロキサン混合物は、プレエマルションで粒子を形成できる。
前記エマルションを作製するのに有用であり得る材料は、Tergitol 15−S−5、Terigtol 15−S−12及びTMN−10を含む。懸濁液は、様々な混合装置を用いて構成成分を混合することによって作製できる。好適なオーバーヘッドミキサの例としては、インペラブレードDivtech Equipment R1342を備えた、IKA Labortechnik及びJanke & Kunkel IKA WERKが挙げられる。場合によっては、狭い粒径分布を得るために高剪断加工が必要である。好適な高剪断加工装置の例は、Microfluidics製M−110P Microfluidizerである。
以下の実施例1〜10は更に、本発明の範囲内にある例示的実施形態を説明及び実証する。これら実施例は、説明の目的のためのみに提示するものであって、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、多くの変更が可能であるので、本発明を限定するものと解釈すべきではない。成分は化学名で識別し、そうでない場合には以下で定義する。
きれいな容器に、表1に示す量のシリコーン(Gelest Co.(Morrisville、PA)から入手可能)のシリコーンの量と等しい量のイソプロパノール(Sigma−Aldrich(Milwaukee、WI)から入手可能)が、加えられる。これに、試料が30rpmで1時間撹拌することで混合されて、次いでジハロゲン化物(Sigma−Aldrich(Milwaukee、WI)から入手可能)の量が添加されて、50℃で30rpmで2時間撹拌することで混合される。2時間後、表に示すジアミン(Sigma−Aldrich(Milwaukee、WI)から入手可能)の量が添加される。この後、16時間50℃で試料を加熱する。
最終用途向け処方:
本発明の代表的なオルガノポリシロキサンは、異なる製品シャーシに配合され、様々な消費者製品処方が作製される。いくつかの実施形態では、オルガノポリシロキサンはエマルションの形態で成分混合物に添加される。
本発明の代表的なオルガノポリシロキサンは、異なる製品シャーシに配合され、様々な消費者製品処方が作製される。いくつかの実施形態では、オルガノポリシロキサンはエマルションの形態で成分混合物に添加される。
エマルション調製:
本明細書に記載の消費者製品処方例に使用するため、以下のエマルションを調製する。
本明細書に記載の消費者製品処方例に使用するため、以下のエマルションを調製する。
上述の実施例1〜10のオルガノポリシロキサンを使用して、下述の消費者製品処方例の製作の際使用するエマルションを作製する。
実施例1〜10のオルガノポリシロキサンが、最初ホモジナイザを使用して3,500rpmで乳化されて、次いで140,000kPa(20,000psi)で顕微溶液化されて、サブミクロンサイズのエマルション(当技術分野において既知の通り、Horriba計測装置を使用して測定された場合、平均粒径250nm)を得る。
オルガノポリシロキサンを含むヘアケア組成物:
以下の実施例は、本発明のオルガノポリシロキサンコンディショニングポリマのエマルションを含むヘアケアシャンプ及びコンディショナ組成物の非限定例を列挙する。
以下の実施例は、本発明のオルガノポリシロキサンコンディショニングポリマのエマルションを含むヘアケアシャンプ及びコンディショナ組成物の非限定例を列挙する。
シャンプを以下のように調製する:
2 Monamid CMAとして入手可能なココアミドMEA、85%活性、Goldschmidt Chemical製
3 ナトリウムラウリルスルフェート、29%活性、P&G製
4 Tego(登録商標)ベタインF−Bとして入手可能なココアミドプロピルベタイン、30%活性、Goldschmidt Chemicalsから入手可能
5 Jaguar(登録商標)C500、MW−500,000、CD=0.7、Rhodiaから入手可能
成分は、当業者に既知の従来手段によって組み合わせ及び混合される。
ヘアコンディショナは、以下のように調製される:
成分は、当業者に既知の従来手段によって組み合わせ及び混合される。
トップシート及び紙:
オルガノポリシロキサンを不織材に適用する任意の多くの手段を利用できることが、当業者によって理解される。オルガノポリシロキサンを、不織材への適用前に乳化してもよく、これは水又は他の主に水性キャリアへの乳化を包含する。オルガノポリシロキサンを、不織材への適用前に、好適なキャリアに溶解することができる。不織材の処理後キャリアの除去を容易にするため、キャリアは揮発性であってもよい。本発明の一非限定例において、実施例1〜10の任意のオルガノポリシロキサンが、表2に記載の通り乳化されて、24gsm(1平方メートル当たりのグラム)の不織材トップシートに噴霧されて、5gsmの最終コーティングを得る。トップシートを一晩空気乾燥し、湿度が制御された部屋で平衡状態になるまで放置する。
オルガノポリシロキサンを不織材に適用する任意の多くの手段を利用できることが、当業者によって理解される。オルガノポリシロキサンを、不織材への適用前に乳化してもよく、これは水又は他の主に水性キャリアへの乳化を包含する。オルガノポリシロキサンを、不織材への適用前に、好適なキャリアに溶解することができる。不織材の処理後キャリアの除去を容易にするため、キャリアは揮発性であってもよい。本発明の一非限定例において、実施例1〜10の任意のオルガノポリシロキサンが、表2に記載の通り乳化されて、24gsm(1平方メートル当たりのグラム)の不織材トップシートに噴霧されて、5gsmの最終コーティングを得る。トップシートを一晩空気乾燥し、湿度が制御された部屋で平衡状態になるまで放置する。
布地ケア組成物:
以下の実施例は、本発明のオルガノポリシロキサンコンディショニングポリマのエマルションを含む布地ケア組成物の非限定例を列挙する。
以下の実施例は、本発明のオルガノポリシロキサンコンディショニングポリマのエマルションを含む布地ケア組成物の非限定例を列挙する。
重質液体(HDL)洗濯洗剤処方は以下のようにして調製した:
2.ジエチレントリアミン五酢酸、ナトリウム塩
3.The Procter & Gamble Company(Cincinnati、OH)から入手可能
4.The Procter & Gamble Company(Cincinnati、OH)から入手可能
5.BASF(AG、Ludwigshafen)から入手可能
6.The Procter & Gamble Company(Cincinnati、OH)から入手可能
7.Univar(Cincinnati、OH)から入手可能
8.Huntsman Chemicals(Salt Lake City、UT)から入手可能
9.Ciba Specialty Chemicals(High Point、NC)から入手可能
10.Enencor International(South San Francisco、CA)から入手可能
11.Genencor(Rochester、NY)から入手可能
12.BASF(AG、Ludwigshafen)から入手可能
成分は、当業者に既知の従来手段によって組み合わせ及び混合される。
布地柔軟剤組成物は以下のように調製する:
2 脂肪酸とメチルジエタノールアミンとの反応生成物を、塩化メチルで四級化して得られる、N,N−ジ(タロイルオキシエチル)N,N−ジメチルアンモニウムクロライドと、N−(タロイルオキシエチル)Ν−ヒドロキシエチルN,N−ジメチルアンモニウムクロライドのモル比2.5:1の混合物、Evonik Corporation(Hopewell、VA.)から入手可能
3 25%〜95%のアミロース及び0.02〜0.09の置換度を含有し、かつ50〜84の値を有する水流動性として測定される粘度を有する、普通のメイズスターチ又はポテトスターチをベースにするカチオンデンプン、National Starch(Bridgewater、NJ)から入手可能
4 商標名Epomin 1050、株式会社日本触媒(日本国、東京)から入手可能
5 アクリルアミド/[2−(アクリロイルアミノ)エチル]トリ−メチルアンモニウム塩化物(四級ジメチルアミノエチルアクリレート)のコポリマなどのカチオン性ポリアクリルアミドポリマ、商標名Sedipur 544でBASF(AG、Ludwigshafen)から入手可能
6 Wacker AG(Munich、Germany)から入手可能なSILFOAM(登録商標)SE90
7 Appleton Paper(Appleton、WI)から入手可能
成分は、当業者に既知の従来手段によって組み合わせ及び混合される。
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳しく制限されるものとして理解されるべきでない。それよりむしろ、特に指定されない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
あらゆる相互参照又は関連特許若しくは出願、及び、本出願が優先権若しくは利益を主張するあらゆる特許出願又は特許を含む、本明細書に引用される文献はすべて、明白に除外される又は別の方法で限定されている場合を除いて、その全体が本明細書に参照により組み込まれる。いかなる文献の引用も、本明細書中で開示又は請求される任意の発明に対する先行技術であるとはみなされず、あるいはそれを単独で又は他の任意の参考文献と組み合わせたときに、そのような発明すべてを教示、提案、又は開示するとはみなされない。更には、本文書における用語のいずれかの意味又は定義が、援用文献における同一の用語のいずれかの意味又は定義と相反する限りにおいて、本文書においてその用語に与えられた意味又は定義を優先するものとする。
本発明の特定の実施形態を説明及び記載してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行えることが当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内であるそのようなすべての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
Claims (16)
- 分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンであって、該分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンが、式
MwDxTyQzを有し、
式中、
Mは、[SiR1R2R3O1/2]、[SiR1R2G1O1/2]、[SiR1G1G2O1/2]、[SiG1G2G3O1/2]、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
Dは、[SiR1R2O2/2]、[SiR1G1O2/2]、[SiG1G2O2/2]、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
Tは、[SiR1O3/2]、[SiG1O3/2]、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
Q=[SiO4/2];
wは、1〜(2+y+2z)の整数;
xは、5〜15,000の整数;
yは、0〜98の整数;
zは、0〜98の整数;
R1、R2、及びR3が、それぞれ独立して、H、OH、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、C6〜C32置換アルキルアリール、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシ、C1〜C32アルキルアミノ、並びにC1〜C32置換アルキルアミノからなる群から選択され;
M、D、及びTの少なくとも1つが、少なくとも1つのG1、G2、又はG3部分を組み込んでおり、並びに
G1、G2、及びG3がそれぞれ式
式中、
各Xが、C1〜C32アルキレン;P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるC1〜C32置換アルキレン;C5〜C32又はC6〜C32アリーレン、C5〜C32又はC6〜C32置換アリーレン、C6〜C32アリールアルキレン、C6〜C32置換アリールアルキレン、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノ、開環エポキシド並びに開環グリシジルからなる群から選択される二価のラジカルを含み;
Nは、窒素原子であり;
各R4が独立して、H、
各Eが、C1〜C32アルキレン;P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるC1〜C32置換アルキレン;C5〜C32若しくはC6〜C32アリーレン、C5〜C32若しくはC6〜C32置換アリーレン、C6〜C32アリールアルキレン、C6〜C32置換アリールアルキレン、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシ、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノ、開環エポキシド並びに開環グリシジルからなる群から選択される同一の又は異なる二価のラジカルを含み;
各R5が独立して、H、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、及びC6〜C32置換アルキルアリールからなる群から選択され;
ただし、少なくとも1つのG1、G2、又はG3部分内の少なくとも1つの窒素原子が、
式中、
各mは、2〜100から独立して選択される整数、
各nは、1又は2から独立して選択される整数、
並びに、G1、G2、又はG3部分のオルガノポリシロキサン部分が正に帯電されているとき、電荷均衡アニオン又は複数アニオンの全発生総電荷、A-t及びkA-tが、G1、G2又はG3部分のオルガノポリシロキサン部分の正味電荷と等しくかつ反対であるように、A-tが適切な電荷均衡アニオンである、
分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサン。 - 請求項1に記載の分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンであって、式中、
Mは、[SiR1R2G1O1/2]、
Dは、[SiR1R2O2/2]、
wは、2、
xは、40〜1000の整数、
y及びzは、それぞれ0であり、
R1及びR2が、独立して、H、OH、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、C6〜C32置換アルキルアリール、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシからなる群から選択され、
G1が、式
式中、
各Xが、C1〜C32アルキレン;P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるC1〜C32置換アルキレン;C5〜C32又はC6〜C32アリーレン、C5〜C32又はC6〜C32置換アリーレン、C6〜C32アリールアルキレン、C6〜C32置換アリールアルキレン、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノ、開環エポキシド並びに開環グリシジルからなる群から選択される二価のラジカルを含み;
Nは、窒素原子であり;
各R4が独立して、H、
各Eが、C1〜C32アルキレン;P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるC1〜C32置換アルキレン;C5〜C32若しくはC6〜C32アリーレン、C5〜C32若しくはC6〜C32置換アリーレン、C6〜C32アリールアルキレン、C6〜C32置換アリールアルキレン、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシ、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノ、開環エポキシド並びに開環グリシジルからなる群から選択される同一の又は異なる二価のラジカルを含み;
各R5が独立して、H、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、及びC6〜C32置換アルキルアリールからなる群から選択され;
ただし、少なくとも1つのG1、G2、又はG3部分内の少なくとも1つの窒素原子が、
式中、
各mは、2〜100から独立して選択される整数、
各nは、1〜2から独立して選択される整数、
G1、G2、又はG3部分のオルガノポリシロキサン部分が正に帯電されているとき、電荷均衡アニオンの全発生総電荷、A-t及びkA-tが、G1、G2、又はG3部分のオルガノポリシロキサン部分の正味電荷と等しくかつ反対であるように、A-tが適切な電荷均衡アニオンである、
請求項1に記載の分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサン。 - 請求項2に記載の分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンであって、式中、
Mは、[SiR1R2G1O1/2]、
Dは、[SiR1R2O2/2]、
wは、2、
xは、40〜1000の整数、
y及びzは、それぞれ0であり、
R1及びR2が、それぞれ独立して、H、OH、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール、C6〜C32置換アルキルアリール、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシからなる群から選択され、
G1が、式
式中、
各R4が独立して、H、
式中、
各Xが、C1〜C32アルキレン;P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるC1〜C32置換アルキレン;C5〜C32又はC6〜C32アリーレン、C5〜C32又はC6〜C32置換アリーレン、C6〜C32アリールアルキレン、C6〜C32置換アリールアルキレン、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノ、開環エポキシド並びに開環グリシジルからなる群から選択される二価のラジカルを含み;
Nは、窒素原子であり;
各R5が、H、C1〜C32アルキル、C1〜C32置換アルキル、C5〜C32又はC6〜C32アリール、C5〜C32又はC6〜C32置換アリール、C6〜C32アルキルアリール;並びに、P、N、及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるC6〜C32置換アルキルアリール;C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシ、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノからなる群から選択され;
各Eが、C1〜C32アルキレン、C1〜C32置換アルキレン;P、N及びOからなる群から選択されるヘテロ原子によって任意に中断されるアルキレン;C5〜C32若しくはC6〜C32アリーレン、C5〜C32若しくはC6〜C32置換アリーレン、C6〜C32アリールアルキレン、C6〜C32置換アリールアルキレン、C1〜C32アルコキシ、C1〜C32置換アルコキシ、C1〜C32アルキレンアミノ、C1〜C32置換アルキレンアミノ、開環エポキシド並びに開環グリシジルからなる群から選択される同一の又は異なる二価のラジカルを含み;
ただし、少なくとも1つのG1、G2、又はG3部分内の少なくとも1つの窒素原子が、
式中、
各mは、2〜100から独立して選択される整数、
各nは、1又は2から独立して選択される整数、
G1、G2、又はG3部分のオルガノポリシロキサン部分が正に帯電されているとき、電荷均衡アニオンの全発生総電荷、A-t及びkA-tが、G1、G2、又はG3部分のオルガノポリシロキサン部分の正味電荷と等しくかつ反対であるように、A-tが適切な電荷均衡アニオンである、
請求項2に記載の分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサン。 - 前記A-tが、Cl−、Br−、I−、メチルスルフェート、トルエンスルホネート、カルボキシレート、ホスフェート、ヒドロキシド、アセテート、ホルメート、カーボネート、ニトレート、及び、これらの組み合わせからなる群から選択される、
請求項1〜5のいずれか一項に記載の分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサン。 - 洗浄又は表面処理消費者製品組成物であって、該組成物が、
(a)アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、双極性界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群から選択される界面活性剤と、
(c)請求項1〜6のいずれか一項に記載の分岐ブロック状カチオン性オルガノポリシロキサンと、
を含む組成物。 - ヘアケア組成物、布地ケア組成物、スキンケア組成物、シャンプ、ヘアコンディショナ、ボディウォッシュ、ヘアムース、ジェル、ポマード、スプレ、洗濯洗剤、布地柔軟剤、抗菌性洗浄剤、硬質表面洗浄剤、及び、カーペット洗浄剤からなる群から選択される、請求項7に記載の組成物。
- 前記組成物が、漂白剤、漂白活性化剤、界面活性剤、ビルダ、キレート剤、移染防止剤、分散剤、酵素、酵素安定化剤、触媒金属錯体、ポリマ、ポリマ分散剤、粘土汚れ除去/再付着防止剤、増白剤、蛍光増白剤、抑泡剤、染料、香料、香料送達系、構造弾性化剤、布地柔軟剤、キャリア、ハイドロトロープ、溶媒、加工助剤、染料固定剤コンディショニング剤、香料、香料マイクロカプセル、軟化剤、脂肪族アルコール、送達増強剤、色素、及びこれらの混合物からなる群から選択される1つ以上の補助剤を更に含む、
請求項7又は8に記載の組成物。 - 布地ケア組成物が、直鎖又は分岐アルキルベンゼンスルフォネート、アルキルスルフェート、アルキルエトキシスルフェート、アルキルエトキシレート、アルキルグリセリルスルフォネート、四級アンモニウム界面活性剤、エステル四級アンモニウム化合物、及び、これらの混合物からなる群から選択される界面活性剤を含む、
請求項7〜9のいずれか一項に記載の組成物。 - 請求項7〜10のいずれか一項に記載の組成物が、シリコーン、シリコーン樹脂、シリコーンワックス、ビニルポリマ、炭化水素ワックス、炭化水素液、糖ポリエステル、糖ポリエーテル、香料原材料、炭化水素ワックス、ポリオレフィンワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、変性ポリエチレン及びポリプロピレンワックス並びにこれらのコポリマ、ポリイソブテン、置換ポリイソブテン、イソブテンコポリマ、エッセンシャルオイル、脂質、皮膚冷却剤、ビタミン、日焼け止め剤、酸化防止剤、グリセリン、触媒、漂白剤粒子、二酸化ケイ素粒子、悪臭軽減剤、臭気制御材料、キレート化剤、帯電防止剤、柔軟化剤、昆虫及び蛾除け剤、着色剤、酸化防止剤、キレート剤、増粘剤、風合い及び形状制御剤、平滑剤、しわ制御剤、消毒剤、殺菌剤、細菌制御剤、カビ制御剤、白カビ制御剤、抗ウイルス剤、乾燥剤、汚れ防止剤、汚れ遊離剤、布地リフレッシュ剤及び洗い立て感維持剤、塩素漂白臭気抑制剤、染料固定剤、移染防止剤、色保全剤、蛍光増白剤、色回復/再生剤、色あせ防止剤、白色度増強剤、抗摩擦剤、摩耗防止剤、布地保全剤、耐摩耗剤、けば立ち防止剤、消泡剤、起泡防止剤、紫外線保護剤、太陽光劣化抑制剤、抗アレルギー剤、酵素、防水加工剤、布地調整剤、防縮剤、伸び防止剤、伸び回復剤、スキンケア剤、グリセリン、天然活性物質、抗菌活性物質、制汗活性物質、送達増強剤、カチオン性ポリマ、染料、軟化剤、脂肪族アルコール、ゲル網状組織、及びこれらの混合物からなる群から選択される有益剤を更に含む、
請求項7〜10のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記有益剤が、シリコーン、シリコーン樹脂、シリコーンワックス、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項11に記載の組成物。
- 請求項7〜12のいずれか一項に記載の組成物が、
a)C11〜C18アルキルベンゼンスルフォネート界面活性剤、C10〜C20アルキルスルフェート界面活性剤、C10〜C18アルキルアルコキシスルフェート界面活性剤からなる群から選択されるアニオン性界面活性剤であって、
該C10〜C18アルキルアルコキシスルフェート界面活性剤が、1〜30の平均アルコキシル化度を有し、並びに、該アルコキシがC1〜C4鎖、アルキル、アルキルエーテルスルフェート、コハク酸塩、オレフィンスルフォネート、β−アルキルオキシアルカンスルフォネート、及びこれらの混合物を含むものである、アニオン性界面活性剤と、
b)モノ長鎖アルキル四級化アンモニウム塩カチオン性界面活性剤、モノアルキルアミン、ジアルキル鎖カチオン性界面活性剤、及びこれらの混合物からなる群から選択されるカチオン性界面活性剤と、
c)シリコーン(例えば、シリコーンオイル、カチオン性シリコーン、シリコーンガム、高屈折率シリコーン、及びシリコーン樹脂)、有機コンディショニングオイル(例えば、炭化水素油、ポリオレフィン、及び脂肪酸エステル)、水性界面活性剤マトリックス中に、液状の分散した粒子を形成する他のコンディショニング剤、並びにこれらの組み合わせからなる群から選択されるコンディショニング活性物質と、
d)香料キャリア及びカプセル化された香料組成物を有する、香料マイクロカプセル又は水分活性化香料マイクロカプセルを含む香料送達系であって、
前記香料キャリアが、シクロデクストリン、デンプンマイクロカプセル、多孔質キャリアマイクロカプセル及びこれらの混合物からなる群から選択され、並びに、
前記カプセル化された香料組成物は、低揮発性香料成分、高揮発性香料成分、前駆香料、低臭気検知閾値香料成分を含み、
前記低臭気検知閾値香料成分が、全未希釈香料組成物又はこれらの混合物の重量に対して、25%未満含まれる、香料送達系と、
e)3−(4−t−ブチルフェニル)−2−メチルプロパナール、3−(4−t−ブチルフェニル)−プロパナール、3−(4−イソプロピルフェニル)−2−メチルプロパナール、3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−2−メチルプロパナール、2,6−ジメチル−5−ヘプテナール、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマスコン、β−ダマセノン、6,7−ジヒドロ−1,1,2,3,3−ペンタメチル−4(5H)−インダノン、メチル−7,3−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピン−3−オン、2−[2−(4−メチル−3−シクロヘキセニル−1−イル)プロピル]シクロペンタン−2−オン、2−sec−ブチルシクロヘキサノン、β−ジヒドロイオノン、リナロール、エチルリナロール、テトラヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、及びこれらの混合物からなる群から選択される香料原材料を含む香料と、
f)ポリグリセロールエステル、油性糖誘導体、ワックスエマルション、N,N−ビス(ステアロイル−オキシ−エチル)N,N−ジメチル塩化アンモニウム、N,N−ビス(タロイル−オキシ−エチル)N,N−ジメチル塩化アンモニウム、N,N−ビス(ステアロイル−オキシ−エチル)N−(2ヒドロキシエチル)N−メチルアンモニウムメチルスルフェート、及びこれらの混合物からなる群から選択される柔軟化活性物質と、
g)デンプン、グア、セルロース、カッシア、ローカストビーン、コンニャク、タラ、ガラクトマンナン、ポリDADMAC、タピオカデンプン、ポリトリクワット及びこれらの混合物からなる群から選択される付着助剤ポリマと、
h)前記組成物のpHで、0.005meq/g〜23meq/g、好ましくは0.01meq/g〜12meq/g、より好ましくは0.1meq/g〜7meq/gのカチオン電荷を有するカチオン性ポリマからなる群から選択される付着助剤ポリマと、
i)脂肪族アルコール、脂肪酸、脂肪族アルコール誘導体、脂肪酸誘導体、及びこれらの混合物からなる群から選択される高融点脂肪族化合物と、
j)これらの混合物と、からなる群から選択される添加剤を含む、
請求項7〜12のいずれか一項に記載の組成物。 - 洗濯洗剤を含む、請求項7〜13のいずれか一項に記載の組成物。
- アニオン性界面活性剤の、カチオン性及び非イオン性界面活性剤の合計に対する比が、10:1〜1:10、好ましくは6:1〜1:9、より好ましくは5:1〜1:8である、請求項7〜14のいずれか一項に記載の組成物。
- カチオン性界面活性剤及び布地軟化剤を含む、請求項7〜15のいずれか一項に記載の組成物。
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