JP2016533504A - ガルバニール平鋼製品の摩耗特性を測定する方法および装置 - Google Patents

ガルバニール平鋼製品の摩耗特性を測定する方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、ガルバニール平鋼製品(2)の摩耗特性を測定する方法を示し、記載するものである。被覆した平板製品の摩耗特性をより客観的に、より有意に、且つより再現可能に特徴付けられるようにするために、粘着ストリップ(7)が平鋼製品(2)上にそれぞれ貼り付けられ、亜鉛コーティングの摩耗を発生させるために、平鋼製品(2)が粘着ストリップ(7)が設けられた領域あるいは粘着ストリップ(7)が設けられる領域においてそれぞれ屈曲され、平鋼製品(2)を屈曲させた後、粘着ストリップ(7)が当該粘着ストリップ(7)に付着している亜鉛コーティングの粉体と共に剥がされ、それぞれの場合について、粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値が測定され、平鋼製品それぞれの亜鉛コーティングの鉄含量が少なくともある程度まで測定され、粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の亜鉛コーティングの鉄含量に対する依存性が測定される、上記タイプの方法が提供されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ガルバニール平鋼製品の摩耗特性を測定するための方法、および、摩耗を発生させるべく平鋼製品を屈曲させる曲げ装置と粘着ストリップに付着した粉体を評価する評価機器が設けられた、このような方法を実行するための装置に関するものである。
ガルバニール処理とアニール処理の双方がなされたガルバニール平鋼製品の多くの用途にとって重要な特性は被覆の摩耗抵抗である。平鋼製品は特に、細片、シート、ブランク、または板状であると解される。さらに、平鋼製品は熱間圧延あるいは冷間圧延されうる。特に、溶融亜鉛めっきあるいは電気亜鉛めっきによって、亜鉛コーティングがもたらされる。
品質を保証するために相応の平板製品の被覆に対する高い要求があることから、摩耗特性を再現可能かつ定量的に測定できるということには大きな重要性がある。被覆されたガルバニール鋼ストリップは、例えば、自動車産業において外板部、強化材、あるいは内側部分等として使用されるため、高い表面要求事項を満たさねばならない。ここで、粉状化として知られているものが問題となり、これは成形時の亜鉛コーティングの摩耗の一種を表し、被覆の粒子を発生させる。被覆の平らな剥離を伴うフレーキングは、通常は粉状化と区別される。
ガルバニール平鋼製品の粉状化傾向は、粘着ストリップ屈曲試験として知られているものを用いて評価することができる。ここで、粘着ストリップはワークピース試料の上に貼り付けられ、ワークピース試料が粘着ストリップの領域で著しく屈曲させられて、一様に粉状化が生じる。発生した被覆の粒子は粘着ストリップに付着して残り、この粘着ストリップは、屈曲後に、通常は初期状態に曲げ戻して初めて剥がされる。粘着ストリップは次に、被覆の粒子が灰色の覆いとして目立つように白色背景上に載せられる。屈曲線に沿って屈曲が行われると、発生する粒子は直線状の粉体跡の形状を示す。粉状化レベルは、黒くした被覆の粒子による粉体跡を用いて、あるいは被覆の粒子からなる粉体跡の幅を用いて特定される。黒色化は、屈曲線に対して横方向に変化して、縁部に向かって徐々に無くなるため、黒色化あるいは粉体跡の幅を測定すると著しく主観的となりうる。
ダブルオルゼン試験、カッピング試験、トップハットプロファイル試験、あるいはストリップ引抜試験といった方法も知られている。しかしながら、このような方法は全体的にあまり再現性が高くない、および/または試験できる強度と厚みの範囲が限定されているため満足できる結果には至らない。
したがって、本発明は、ガルバニール平板製品の摩耗特性をより客観的に、より有意義に、且つより再現性が高くなるよう特徴付けることができるように、詳細に冒頭にて言及し、既に述べた種類の方法および装置を構成し、発展させるという目的に基づくものである。必要に応じて、付加的に、試料の強度と厚さに関して試験の可能性を拡げることができる。
請求項1によると、この目的はガルバニール平鋼製品の摩耗特性を測定する方法によって実現し、当該方法では、粘着ストリップが平鋼製品上にそれぞれ貼り付けられ、亜鉛コーティングの摩耗を発生させるために、平鋼製品が粘着ストリップが設けられた領域、あるいは粘着ストリップが設けられる領域においてそれぞれ屈曲され、平鋼製品を屈曲させた後に、粘着ストリップに付着している亜鉛コーティングの粉体と粘着ストリップが共に剥がされ、それぞれの場合について、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値が測定され、平鋼製品それぞれの亜鉛コーティングの鉄含量が少なくともある程度まで測定され、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の亜鉛コーティングの鉄含量に対する依存性が測定される。
さらに、本目的は請求項1のプリアンブルによる装置によって実現し、当該装置は、請求項1乃至10の何れか1項に記載されているような方法を実行するように設計されている。
したがって、最初に、ガルバニール平鋼製品上に粘着ストリップを貼り付け、平鋼製品を粘着ストリップの領域で、好適には粘着ストリップに対して横方向に屈曲させて準備をする。これは、平鋼製品が、粘着ストリップに対して長手方向に延在する軸の周りで屈曲されることを意味する。例えば、粘着ストリップの両側を互いの方に向かうように、平鋼製品の縁部を屈曲させることができる。このようにして、平鋼製品の粘着ストリップに沿った屈曲線またはV型のねじれが次に作成される。そこで、亜鉛コーティングに機械的負荷がかかるため、特に、発生した被覆の粒子の形態をした粉体が生成され、これは粉状化としても知られている。平鋼製品を屈曲させた後、平鋼製品は曲げ戻されるか、再び平板にすることができる。発生した被覆の粒子を取り外し、粘着ストリップと共に平鋼製品から剥がすことができるようにするためには、このようにすることが好ましい。代替的に、屈曲後に、好適には平板化する前に初めて、粘着ストリップを平鋼製品上に、具体的には屈曲線上に貼り付けることもできる。しかしながら、粉体を損うことがないように、すなわち、粘着ストリップに拾われない粉体がないように気を付けねばならず、このため、粘着ストリップを後に適用することは原則的にあまり好ましくない。
平鋼製品を細長く屈曲させる場合は、粉体もまた細長い粉体跡として粘着ストリップに付着することが好ましい。この屈曲は例えば、屈曲ダイ上に載っている平鋼製品を押圧する細長い縁部を有する曲げウェッジによって実行することができる。その結果、曲げウェッジの縁部の周囲で平鋼製品が屈曲する。屈曲ダイは、間隙によって互いに間隔を開けて配置され、互いに平行に向けられた2つの屈曲ローラから形成されることが好ましい。屈曲ローラの代わりに、互いに対向している曲線的な屈曲ブロックの角部を使用することもできる。
粘着ストリップに付着している粉体を評価するため、粘着ストリップ上の粉体の範囲を特定することができる。このために、粘着ストリップを、コントラストが強い背景、例えば、白い紙シートに貼り付けてもよい。平鋼製品を屈曲線に沿って屈曲させた場合、例えば、この線を横切る方向の粉体の幅は亜鉛コーティングの摩耗傾向に関する代表的な変数を構成する。これに対し、粘着ストリップ上の粉体の長手方向の範囲は、例えば、粘着ストリップの長さ、および/または曲げウェッジの縁部の長さに左右される。原理上では確かに、粉体がより濃くなると、より広範囲で粉体が粘着ストリップに付着することとなる。代替的または付加的に、粉体がより濃くなると、粉体の領域における粘着ストリップはより黒くなる。したがって、粉体の代表濃淡値を測定することも可能である。これは、平均濃淡値であることが好ましい。しかし、例えば、特定の領域にわたって統合された濃淡値、あるいは粘着ストリップ上の粉体の特定の地点における濃淡値とすることもできる。
さらに、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の、亜鉛コーティングの鉄含量に対する依存性を測定できるようにするために、特定の平鋼製品の被覆の鉄含量を測定する。この依存性は、例えば、鉄含量に対する範囲あるいは代表濃淡値のプロットにおける数値のペアに補償曲線を近似させることによって測定することができる。ここでは、線形近似、すなわち最良適合直線が特に推奨される。
この方法では、例えば、測定係数を特定することにより、個々の数値のペアと補償曲線あるいは最良適合直線との相関関係を特定することができる。相関関係がよいと、摩耗特性を測定する方法を利用して、範囲および/または代表濃淡値の形式をした有意な特性変数が得られるという結論が得られる。これは、亜鉛コーティングの摩耗傾向は亜鉛コーティング内に拡散している鉄含量に依存するためである。ここで、摩耗あるいは粉化する傾向は、鉄含量の増加に伴って、多くの場合、具体的には略直線的に増加する。この粉化特性は、Fe−Zn相を形成する鉄基板内に拡散している亜鉛の量にも依存しうる。鉄含量の関数としての範囲および/または代表濃淡値の相関関係の質が低すぎる場合、および/または、一方では範囲および/または代表濃淡値による個々の数値のぺアと、他方では鉄含量の相関関係の質が関数として、すなわち、鉄含量あるいは対応する補償曲線に対する範囲および/または代表濃淡値の関数関係が低すぎる場合、この方法は調整してもよい。ここで、最良適合直線は補償曲線としてみることができる。例えば、屈曲角度を変化させるなど、屈曲パターンを修正することによって適合させてもよい。代表範囲および/または代表濃淡値を測定するために、粉体の評価タイプを修正してもよい。
本発明の第1の好適な改良では、細長い粉体跡の形態をした亜鉛コーティングの摩耗を生成するために、粘着ストリップを設けた領域で平鋼製品をそれぞれ屈曲させる。これは特に、平鋼製品を屈曲線に沿って屈曲させることによってなされる。このために、平鋼製品を、曲げウェッジの縁部といった長手方向の縁部の周囲で屈曲させることができる。細長い粉体跡を粘着ストリップに沿って生成するために、断面で見たときにV型に平鋼製品を屈曲させることができる。このような粉体跡を簡単かつ再現可能に評価して、亜鉛コーティングの摩耗特性を測定することができる。したがって、この点について、粘着ストリップに付着している粉体跡を用いて、濃淡幅が粉体跡の幅としてそれぞれ測定されることが特に好ましい。便宜的に生成された細長い粉体跡の濃淡幅は、平鋼製品の亜鉛コーティングの摩耗特性を簡単に測定し、且つその特性を表す指標を構成する。
代替的または付加的に、再現性の観点から、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値が図表により、測光法により、および/または画像処理装置により測定されることが好ましい。対応する数値が自動的に測定される場合、この再現性を必要に応じて更に高めることができる。そのために、例えば、感光センサおよび/またはソフトウェアベースの画像処理装置を利用してもよい。
特に、必要に応じて、それ自体既知である画像処理装置によってソフトウェアベースの評価をする場合には、当然に想定されることであるが、粘着ストリップを直接的に分析しないことが望ましく、最初に少なくとも1枚の粘着ストリップの写真を、特に、カメラおよび/またはスキャナの形態をした画像化デバイスによってそれぞれ作成することが推奨される。この写真は次いでデジタル化され、必要に応じて、デジタルカメラおよび/またはスキャナの場合にはデジタル化が自動的に行われる。上述した方法で作成した写真を利用して、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の測定を高い再現性をもって実行することができる。その理由は、この方法では裸眼による主観的な評価が避けられるからである。粘着ストリップの写真または表示をスキャナによって読み取ることもでき、読み取った結果は評価に送られる。
誤った評価や信頼性の低い評価を避けるため、複数の粘着ストリップの写真をそれぞれカメラで作成し、次いでそれぞれ重ね合せて新たな画像を形成することがさらに推奨される。この重ね合わせは、ソフトウェアに基づいて既知の方法で同様に生成してもよい。複数の写真は、重ね合せる際に高いコントラストあるいは大きい焦点深度を得るために、異なるものとすべきである。例えば、写真は入射光と透過光の下で作成することができる。入射光の場合は、照明が写真と同じ側からなされる。透過光の場合は、照明が粘着ストリップの反対側からカメラから見られるようになされる。代替的または付加的に、写真を異なる露出で作成することができ、少なくとも1枚の写真を露出過多とし、少なくとも1枚の写真を露出不足としてもよい。次いで、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の測定を、複数の写真からそれぞれ作成されたコントラストが高くて焦点深度が大きい図を用いて実行することができる。
ガルバニール平鋼製品の摩耗挙動に関連する有意な特性変数を常に確実に得られるようにするためには、粘着ストリップに付着している粉体の様々な範囲および/または様々な代表濃淡値のそれぞれの亜鉛コーティングの鉄含量に対する依存性を繰り返し測定することが望ましい。これは、様々な測定値と、被覆の鉄含量に対する測定された依存性、必要であれば関数依存性との相関関係の質が定期的に繰り返して測定されるためである。補償曲線あるいは最良適合直線を、高い一致レベルで、すなわち、既に述べた高い相関関係で、範囲および/または代表濃淡値の数値のペアに近似できる場合、摩耗特性を測定するための当該方法に干渉する必要はない。しかしながら、補償曲線あるいは最良適合直線が測定値と中程度にのみ、あるいは不十分に相関するものしか見出せない場合、すなわち、測定値とある程度大きく異なる場合、例えば、較正を更新することによって干渉が必要なこともある。
代替的または付加的に、粘着ストリップに付着している粉体の様々な範囲および/または様々な代表濃淡値と、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の被覆の鉄含量に対する、既に測定された依存性との相関関係の質もまた繰り返し測定されうる。したがって、補償曲線または最良適合直線によって表すことができる対応する依存性、必要であれば関数依存性を再び測定する必要はない。その代わりに、既に測定した依存性を新たな測定値と比較することができる。この比較によって測定値と既に特定した依存性の間に高い相関関係が生じる場合は、当該方法は有意な特性変数を導き出す。しかしながら、この相関関係が中程度あるいは不十分の場合には、干渉が必要となりうる、または、必要に応じて、特性変数の亜鉛コーティングの鉄含量に対する依存性を再び記録し、新たに記録された依存性に関する測定値の相関を測定してもよい。さらに、得られる相関が不十分な場合には、当該方法またはプロセスのパラメータは変化させるべきであり、例えば、較正の更新を行うべきである。
既に述べた相関が最低限の質を下回る場合には、相関の質を高めるために、好適な自動調整または較正を実行することが特に好ましい。このようにして最低限の相関の質という意味での限界値を事前に規定した結果、当該方法の客観化をもたらす。
摩耗特性の測定が平鋼製品を屈曲させることで生じる粉体に実際に基づいており、平鋼製品の表面の汚れ等によって過剰に損なわれないようにするため、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値を測定する際に限界濃淡値を下回る濃淡値は考慮しないことが望ましい。換言すると、十分に黒く、ひいては明確に粉体を示している粘着ストリップの領域のみを考慮する。他方、粘着ストリップの色が薄い領域であって、その濃淡値が主に汚れ粒子に起因しうるものは、粘着ストリップの評価には含まれない。
この点に関して、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値が様々な限界濃淡値について測定され、それぞれの限界濃淡値よりも色が薄い粘着ストリップの濃淡値および/または粉体の濃淡値は考慮されないままとなることが特に好ましい。そこで、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の亜鉛コーティングの鉄含量に対する依存性を測定し、各限界濃淡値について別個に比較してもよい。範囲および/または代表濃淡値の鉄含量に対する著しい依存性が検出されない限界濃淡値は、本方法には適さない。粉状化について鉄含量に対する著しい依存性が存在しているため、限界濃淡値はこのような依存性が検出できるようにしなくてはならない。そうでなければ、本方法で測定された特性変数は有意ではなく、特に、被覆の摩耗特性に関して有意ではない。さらに、限界濃淡値に関して測定される数値のペアは、鉄含量のみに依存していないことが好ましい。この数値のペアは、この依存性との高い相関関係を付加的かつ好適に示しているべきである。
したがって、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値が、それぞれの限界濃淡値について測定された依存性に対していかに優れた相関関係を有しているかを測定することが更に好ましい。次いで、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値と、粘着ストリップに付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の鉄含量に対する依存性との優れた、好適には最適な相関関係を得るために、範囲および/または代表濃淡値を更に測定するための限界濃淡値を規定することが可能である。これは、例えば自動的にしてもよい。何れの場合も、このような方法により、被覆の摩耗特性の測定を更に客観的に実現する。
以下の記載では、単なる例示的な実施形態を表す図面を利用して、本発明を更に詳しく説明する。
図1は、本発明によるガルバニール平鋼製品の摩耗特性を測定するための装置の詳細を示している。 図2は、本発明による摩耗特性を測定する方法を実行するための粘着ストリップを有するガルバニール平鋼製品の平面図を示している。 図3は、粉体跡を有する図2による粘着ストリップを示している。 図4は、ガルバニール平鋼製品の摩耗特性を測定するための装置の概要図を示している。 図5は、様々な限界濃淡値に基づく、濃淡幅とガルバニール平鋼製品の鉄含量の関数関係のグラフを示している。
図1は、ガルバニール平鋼製品2を屈曲させるための装置1の詳細を示している。この装置1は、間隙によって互いに間隔を開けて配置された2つの屈曲ローラ4を有するローラダイ3として知られているものと、V型断面および細長い縁部6を有する曲げウェッジ5とを具えている。屈曲ローラ4の上にガルバニール平鋼製品2が配置され、その上側に粘着ストリップ7が適用されている。曲げウェッジ5を次に屈曲ローラ4間の間隙へと下降させることができる。このプロセスでは、曲げウェッジ5の縁部6が、ガルバニール平鋼製品2に貼り付けられた粘着ストリップ7上を長手方向に押圧し、ガルバニール平鋼製品2は曲げウェッジ5の縁部6によって規定された屈曲線に沿ってV型に下方へと屈曲する。図1には、ガルバニール平鋼製品2が初期位置では破線で、屈曲位置では実線で図示されている。被覆されたガルバニール平鋼製品2を屈曲させた後、曲げウェッジ5を再び上昇させて、ガルバニール平鋼製品2を再び曲げ戻す、または図示されていない伸ばし装置によって再び真っ直ぐにする。
曲げ戻された、あるいは真っ直ぐな状態のガルバニール平鋼製品2は、図2の上方から見た平面図に図示されている。概略的に図示された、ガルバニール平鋼製品2の屈曲線に沿って屈曲させた際の粉状化の結果として生じた被覆の粒子を見ることができ、粉体跡8として現れている。粘着ストリップ7は評価するためにガルバニール平鋼製品2から剥がされ、発生した被覆の粒子は粉体として粘着ストリップ7に付着したまま残っている。次いで、粘着ストリップ7の写真をデジタルカメラで作成する。ここで、粘着ストリップ7は、写真を作成するのと同じ側から照明され(入射光)、さらに反対側からも照明される(透過光)。それぞれの2つの照明状態において、部分的に露出過度で、部分的に露出不足の、露出が異なる写真が生成される。総合的に作成された写真から、コントラストが高く、焦点深度が大きい粘着ストリップ7の図を、次にソフトウェアベースで重ね合わせることによって作成する。
図3にて再現された粘着ストリップ7の表示9は、次に画像処理装置にて分析される。代替的に、粘着ストリップまたはその表示もまたスキャナによって読み取られ、読み取ったものが次いで画像処理装置にて分析される。分析する際、粘着ストリップ7の上側領域と下側領域は所定の限界濃淡値よりも薄いため考慮されない。粉体跡8が現れている粘着ストリップ7の表示9の中央領域のみが、その幅と平均濃淡値に関して分析される。これは、粘着ストリップ7の表示9をストリップ毎に、具体的には、それぞれの場合において、粘着ストリップ7の表示9および両矢印Lと平行の粉体跡8に沿った方向に読み取ることによってなされる。平均濃淡値が各ストリップについて測定される。この平均濃淡値が限界濃淡値よりも薄い場合、このストリップは考慮されない。代表濃淡値という意味での粉体跡8の平均濃淡値を得るために、平均濃淡値よりも大きいストリップの平均濃淡値を再び平均化する。さらに、平均濃淡値が限界濃淡値よりも大きいストリップの数に試験するストリップの幅を掛け、これが一定であることが好ましい。このようにして、粉体跡8の代表範囲という意味で、両矢印Qによる方向の粉体跡8の幅として濃淡幅が得られる。
被覆された平板製品2の摩耗特性を測定する上記方法を実行するための装置20が、図4に概略的に示されている。装置20は、粘着ストリップ7に付着したままの粉体を再現可能な方法で生成するために、被覆された平板製品2を屈曲させ、次いで真っ直ぐにする、図1による曲げ装置21を具えている。さらに、装置20は粘着ストリップ7の表示9を生成するためのデバイス22を具えており、当該デバイス22はデジタルカメラ23と粘着ストリップ7を照明するための照明器具24とを具え、デジタルカメラ23が粘着ストリップ7の写真を作成する。さらに、写真を重ね合わせてコントラストが非常に高い粘着ストリップ7の表示9を形成るための重畳器25が設けられている。この表示9は、被覆された平板製品2の摩耗特性を測定するための評価機器26の参考となる。評価機器26は、画像処理装置の形態をした検出器27を具えている。これは、既に述べたように、粘着ストリップ7の表示9をストライプ毎に読み取り、各ストライプについて平均濃淡値と濃淡幅を測定する。
粉体跡8の平均濃淡値、および/または粉体跡8の濃淡幅、さらには対応する粉体跡8の鉄含量から、測定手段28が、特に様々な限界濃淡値について関数依存性を測定する。さらに、限界濃淡値の測定手段29が、測定された依存性から対応する数値のペアの質を測定する。限界濃淡値は、更なる測定について、第1に、測定値の鉄含量に対する著しい依存性を生じさせ、第2に、測定値の最適な相関関係を前述した関数依存性に基づいて生じさせるように選択される。ちなみに、出力・記憶手段30を設けて、後の平均濃淡値および/または濃淡幅の測定のために測定された限界濃淡値を出力して記憶する。
図5は、被覆の鉄含量をx軸上にプロットし、濃淡幅をy軸上にプロットした図を示している。図中のプロットは、特定の限界濃淡値(180、200、および220)について鉄含量の関数として測定された濃淡幅である。各限界濃淡値について直線を測定値に近似させており、最良適合直線と測定値との相関関係の質(R=測定係数)がそれぞれ示されている。この場合、限界濃淡値が180についての相関関係が最も高い(R=0.7677)という結果となる。したがって、最も再現性が高くなりそうな結果を得るためには、180の限界濃淡値を同種の平板製品を後に評価するために利用することができる。摩耗は鉄含量と相互に関係があるため、特に優れた相関関係を再現する限界濃淡値は、特に有意かつ再現性が高い結果をもたらす。
図示され、且つある程度好適な方法では、濃淡値は完全に黒色の0と真っ白の255の間の数値を前提としてもよい。他方、濃淡幅はミリメートル単位で測定される。

Claims (12)

  1. ガルバニール平鋼製品(2)の摩耗特性を測定する方法であって、
    粘着ストリップ(7)が前記平鋼製品(2)上にそれぞれ貼り付けられ、
    亜鉛コーティングの摩耗を発生させるために、前記平鋼製品(2)が、前記粘着ストリップ(7)が設けられた領域あるいは前記粘着ストリップ(7)が設けられる領域においてそれぞれ屈曲され、
    前記平鋼製品(2)を屈曲させた後、前記粘着ストリップ(7)が当該粘着ストリップ(7)に付着している亜鉛コーティングの粉体と共に剥がされ、
    それぞれの場合について、前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値が測定され、
    前記平鋼製品それぞれの亜鉛コーティングの鉄含量が少なくともある程度まで測定され、
    前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の前記亜鉛コーティングの鉄含量に対する依存性が測定されることを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    前記平鋼製品(2)を前記粘着ストリップ(7)が設けられた領域においてそれぞれ屈曲させて細長い粉体跡(8)の形状をした亜鉛コーティングの摩耗を生じさせ、
    好適には、濃淡幅が、前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の前記粉体跡(8)の幅としてそれぞれ測定されることを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法において、
    前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値が、図表により、測光法により、および/または画像処理装置により測定されることを特徴とする方法。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法において、
    前記粘着ストリップ(7)の少なくとも1枚の写真が、特にカメラ(23)の形態および/またはスキャナの形態をした画像化装置によってそれぞれ作成され、
    前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の測定が前記写真を用いて行われることを特徴とする方法。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法において、
    前記粘着ストリップ(7)の複数の写真が、入射光および透過光の両方の下で、および/または異なる複数の照明を用いてカメラ(23)によってそれぞれ作成され、
    それぞれの場合について、前記複数の写真を重ね合わせて新たな表示が形成され、
    前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の測定が、前記表示(9)を用いて行われることを特徴とする方法。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の方法において、
    前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の様々な範囲および/または様々な代表濃淡値の前記亜鉛コーティングそれぞれの鉄含量に対する依存性が繰り返し測定され、
    様々な測定値と測定された前記依存性との相関関係の質が繰り返し測定されることを特徴とする方法。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の方法において、
    前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の様々な範囲および/または様々な代表濃淡値と、前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の前記亜鉛コーティングの鉄含量に対する既に測定された前記依存性との相関関係の質が繰り返し測定されることを特徴とする方法。
  8. 請求項6または7に記載の方法において、
    前記相関関係が最低限の質を下回る場合には、前記相関関係の質を高めるために、好適な自動調整または較正が行われることを特徴とする方法。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の方法において、
    前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値を測定する際に限界濃淡値を下回る前記濃淡値は考慮されないままとなることを特徴とする方法。
  10. 請求項9に記載の方法において、
    前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値が様々な限界濃淡値について測定され、それぞれの前記限界濃淡値よりも低い前記粘着ストリップ(7)および/または前記粉体の濃淡値は考慮されないままとなり、
    前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の前記亜鉛コーティングの鉄含量に対する依存性が各限界濃淡値について測定されることを特徴とする方法。
  11. 請求項10に記載の方法において、
    それぞれの前記限界濃淡値について、前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値が測定された前記依存性に対していかに優れた相関関係を有するかが測定され、
    前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値と、前記粘着ストリップ(7)に付着している粉体の範囲および/または代表濃淡値の依存性との優れた、好適には最適な相関関係を得るために、範囲および/または代表濃淡値を更に測定するための限界濃淡値が規定されることを特徴とする方法。
  12. ガルバニール平鋼製品(2)の摩耗特性を測定する装置であって、
    前記平鋼製品(2)を屈曲させて粉体を生成するための曲げ装置(21)と、粘着ストリップ(7)に付着している前記粉体を評価するための評価機器(26)とが設けられており、
    当該装置が、請求項1乃至10の何れか一項に記載の方法を実行するように設計されていることを特徴とする装置。
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