JP2016532931A - 対話型デジタル広告を提供する方法およびシステム - Google Patents

Abstract

本発明は、対話型デジタル広告を提供する方法に関する。方法は、デバイス上で、デジタル広告および広告に関連する命令への幾つかの見込まれる応答をユーザに表示するステップを含む。正確な応答がユーザによって選択されるとき、コンテンツがユーザにアクセス可能になる。見込まれる応答のうちの幾つかは正確であり、および／またその応答が正確であるとき、ユーザは見込まれる応答のうちの１つを再選択する機会が付与され得る。システムがまた開示される。【選択図】図１

Description

本発明は、デジタル広告の分野に関する。特に、本発明は、対話型デジタル広告をユーザに表示することに関するが、それに限定されない。

その一部が対話型である、種々のアドフォーマット（ａｄ ｆｏｒｍａｔｓ）が、ウェブページ、ならびにＰＣおよびスマートフォンのアプリケーション上で広告するために現在使用されている。広告は典型的には、ユーザがアクセスしようとしているコンテンツの傍に表示される。しかしながら、アドブラインドネス（ａｄ ｂｌｉｎｄｎｅｓｓ）として知られる現象によって、９０％以上のほとんどのユーザが広告を無意識に無視する。アドブラインドネスは、広告の効果を著しく低下させるので、広告および出版業界によっては深刻な問題である。

アドキャンペーンを開始することは、広告主が発行者からのアドインベントリー（ａｄ ｉｎｖｅｎｔｏｒｙ）を購入する必要がある。アドインベントリーは典型的には、１０００インプレッションすなわちＣＰＭ（１０００人当たりの広告費：ｃｏｓｔ ｐｅｒ ｍｉｌｌｅ）の単位で価格が付けられ、インプレッションは、ユーザに広告が表示されるときに配信されたものと見なされる。価格構成に関する変形例が存在するが、ＣＰＭ構成が最も一般的である。インプレッションの大部分が単純に無視されるので、アドブラインドネスは、発行者が広告主に料金を請求することができるＣＰＭに深刻な影響を与える。発行者に利用可能なアドインベントリーは、有限の、発行者のコンテンツの需要（ｐｏｐｕｌａｒｉｔｙ）に依存する。例えば、平均して月に１０００万のヒットを受けるウェブサイトは、平均して月に１０，０００単位のＣＰＭを売り上げる。従って、アドブラインドネスは、アドブラインドネスを排除することができる場合にそうなるであろう時と比較して、有限のアドインベントリーから発行者が生み出すことができる収入を大幅に減少させる。ますます「派手」になるアドフォーマットを作成することによって、アドブラインドネスに対抗する試みがなされてきた。それらの広告は、一般的に、リッチメディア広告と称され、アニメ、映像、音声、ならびにページ上の広告のサイズおよび／または位置を変更するなどの、ユーザの注意を引くための一連の効果を用いる。それらの効果の目的は、ユーザの注意をコンテンツから広告に転換することである。しかしながら、それらのアドフォーマットにも関わらず、アドブラインドネスを減少させる効果は非常にわずかであり、ユーザは任意の新たなフォーマットに迅速に適応し、およびそれらを無視し続けるので、一時的な改善がすぐに失われる。ユーザの注意を得ることを過度に侵略的に試みるアドフォーマットはまた、より煩わしいものと考えられ、それらのサービスを使用する経験が消極的である場合に、発行者はそれらの視聴者を失うリスクを有する。

アドブラインドネスに対抗するための議論では、「ポップアップ」アドフォーマットも急増している。それらの広告は、ユーザがアクセスしたコンテンツを見えなくする（ｏｂｓｃｕｒｅ）ように出現し（ｐｏｐ ｕｐ）、それによって、ユーザの注意がコンテンツから離れさせ、広告に向けさせる。それらのポップアップ広告は概して、典型的には「クローズ」ボタンを介して、それらを取り除く手段を提供する。それらのアドフォーマットは、アドブラインドネスの問題を解決するように見えるが、全くの見当違いである。ポップアップ広告に直面するとき、ユーザは典型的には、広告をできるだけ素早く取り除くことに集中し、そのことは概して、クローズボタンに位置付けおよびクリックすることを伴う。結果として、ユーザの注意が広告のメッセージではなく、広告を取り除くことのタスクに集中される。ポップアップ広告はまた、非常に煩わしいものと考えられ、およびそれらを信頼する発行者は、読み手、よって収入を失う大きなリスクを有する。上述したことを理由に、ポップアップ広告は現在、コンテンツに伴って存在する従来の広告よりもはるかに普及していない。

侵略的なアドフォーマットおよび結果として起こる煩わしいものの増加は、一般的にアドブロッカと称される、新たな範囲の製品を生み出してきた。アドブロッカは典型的には、バックグラウンドで実行するソフトウェアであり、および広告がウェブブラウザ、アプリケーションまたは別のデジタル表示媒体で表示されることを防止する。アドブロッカを実行しているユーザは、広告、ポップアップまたはその他の物を見ることなく、コンテンツにアクセスし、および閲覧することが可能である。ユーザにとって便利ではあるが、発行者が配信することが可能なアドインプレッションが減少するので、発行者に大きな打撃を与え、それによって、収入にマイナスの影響を与える。

リーダ（ｒｅａｄｅｒｓ）は、アドブロッカと併せて現れた製品の別の分類である。リーダは、発行者によって提供されるコンテンツにプログラムでアクセスし、およびユーザによって判定されるカスタマイズされた方式でこのコンテンツをユーザに表示する。ユーザは、発行者の選択とは反対の選択する方式で、コンテンツを閲覧することの利益を得る。種々のフォーマットの変更とは別に、主要な特徴は、広告の除去である。アドブロッカと同様に、発行者は、配信されたインプレッションを再度奪われており、よって、収入を減少させている。

リッチメディア広告の別の欠点として、ポップアップおよび従来のフォーマットの両方が、請求金額を判定するために使用される、広告主に提供される帰属（ａｔｔｒｉｂｕｔｉｏｎ）であることである。単純な静的な広告の場合、広告がユーザに表示されるときはいつでもインプレッションがカウントされる。しかしながら、リッチメディア広告は典型的には、全てのそれらのコンテンツがユーザに提示される前に一定の時間量を必要とする。例えば、短いアニメを再生する広告は、ウェブページがロードを終了させるとすぐに開始することがあるが、しかしながら、ユーザは、広告がそのアニメを終了させる前にページから離れてナビゲートすることがある。これは、帰属に関する問題を生じさせる。このインプレッションは、配信されているものとして、またはまだ配信されていないとしてカウントされるべきか？広告主は、配信されていないコンテンツ、または部分的に配信されたコンテンツに対価を支払うことを嫌うので、リッチメディア広告の配信に関するこの不確定要素はさらに、発行者に対して潜在的な収益を減少させる。

広告は、発行者が収入を上げるために使用することができるたった一つの手段であり、それらはまた、それらのコンテンツへのアクセスに対しユーザに直接課金する。予約購読（ｓｕｂｓｃｒｉｐｔｉｏｎ）、および特定のコンテンツへのアクセスに対する一度限りの支払い（ｏｎｅ ｏｆｆ ｐａｙｍｅｎｔｓ）は、ユーザに直接課金する２つの一般的な方法である。一度限りの支払いは典型的には、課金される額が小さいことに起因して、少額決済と称され、例えば、単一の記事を読むために、１０セントの少額決済を行うことができる。それらは、収入を上げる非常に明確かつ賢明な方法に見えるが、それらは両方とも、インターネット上で利用可能なフリーコンテンツが至る所にあることに主に起因して、深刻な欠点に悩まされる。

予約購読は典型的には、月または年単位で課金され、および発行者によって提供されるコンテンツへのアクセスをユーザに与える。コストの増加と共にさらなるコンテンツを徐々に提供する、複数のレベルの予約購読がときに提供される。コンテンツに対して支払ったそれらの顧客のみに対してコンテンツがアクセス可能であることを保証するために、典型的には検証が必要となり、ユーザ名およびパスワードの組み合わせが、これを実装する最も一般的な方法である。既に述べられたように、発行者が直面する最初の主要な困難は、予約購読を申し込む顧客を得ることである。インターネットは、コンテンツに対する多数のフリーソースを有し、よって、発行者が他に利用可能でないコンテンツを提供することが可能でない限り、予約購読を販売する可能性は低い。インターネットはまた、個人が相互にコンテンツを共有することを非常に容易にする環境を提供している。予約購読に基づくアクセスのみを許可する発行者は、ページビューを失い、従って、料金を支払う顧客としてのアドインベントリーは、料金を支払わないユーザとコンテンツを共有することが不可能になる。ゆえに、少数の専門コンテンツプロバイダとは別に、ほとんどの発行者は、それらの主要な収入源として予約購読に依存しない。

少額決済は、予約購読および広告を、発行者に対する主要な収入源として置き換えることを試みてきた。概念は、値をコンテンツの各項目に個々に割り当てることに基づいており、次いで、ユーザは単に、賦課式で（ｐａｙ−ａｓ−ｙｏｕ−ｇｏ ｂａｓｉｓ）それらが消費したコンテンツに対して支払うことを要求される。例えば、発行者は、ユーザが、それらがアクセスを得る前に支払う必要がある記事ごとに１０セントを課金する。ここでの利点は、記事を共有することができること、およびユーザが消費するものに対してのみユーザが支払うことである。しかしながら実際には、少額決済は、収入源としては決して成功していない。第一に、フリーコンテンツの普及、および代替のソースを容易にインターネット上で発見することができることは、ユーザが少額の料金を支払うよりも、単純にフリーコンテンツを検索し、およびアクセスする傾向があることを意味してきた。第二に、支払いによって、ユーザがそれらの信頼性を立証するために追加の入力と共に支払いの詳細を提供することが要求され、これは、時間を要し、かつ飽き飽きすることであり、およびほとんどのユーザは単純に、それらが最初に支払いを望む場合でさえ、支払い工程を放棄する。さらに問題を深刻化させることに、金融機関は、発行者が受け取る収入をさらに侵食する現金取引に対する課金を適用する。従って、少額決済は、発行者に対する維持可能な収入を上げるためのシステムとしては失敗している。

最終的に、発行者は、それらがコンテンツを無料で提供する必要がある競争力を保つための位置に自身があることに気付き、およびそれらのビジネスの浮揚を維持するために広告収入に依存する。しかしながら、デジタル広告に直面する問題の範囲は、多くの発行者が財政的破綻を脅かす、絶え間ない広告収入の減少をもたらしている。

Ｇｏｏｇｌｅは、オンラインの発行者をターゲットとしたサービスである、Ｇｏｏｇｌｅ Ｃｏｎｓｕｍｅｒ Ｓｕｒｖｅｙｓ（ＧＣＳ）の立ち上げによって、発行者に直面する悩みを救うことを試みてきた。サービスから利益を得るために、発行者は、サービスの機能を実装するそれらのウェブページにＧＣＳ提供コードを含めることが要求される。サービスは以下のように機能する。
１．ウェブページがユーザによってアクセスされるとき、コンテンツの一部のみ（約２０％）が目に見えるものになり、残りのコンテンツは、グレーの表示にされる。
２．単一のクリックで選択することができる事前定義された応答と共に調査質問が表示される。
３．応答が提供されるとき、応答が提供されるのと共に次の質問が、それが、調査が完了したものと見なされる場合の最後の質問でない限り提供される。
４．調査が完了したら、調査の表示が消去され、ウェブサイト上の残りのコンテンツがユーザに示される。
５．ＧＣＳは、典型的には完了した調査ごとに５セントの少額の料金を発行者に支払う。

ＧＣＳサービスの主張される利点は、多数かつ多様である。第一に、料金に対し、それは、関心のある当事者に、迅速に展開することができる消費者フィードバックデータを大規模に提供する。この料金の一部は、調査を努めた発行者に支払われる。ユーザは、それらが通常支払う必要があったコンテンツへのアクセスを得ることが可能であり、それは単に、少しの注意およびクリック、またはそれらの２つをユーザに負担させる。調査を無視することができないとき、発行者は、それらのインベントリーを利用していないものはいないので、潜在的な収益を最大化することが可能である。

Ｇｏｏｇｌｅにとって不幸なことに、ＧＣＳサービスは、予想よりも成功していない。ユーザは概して、それらが関心のあるコンテンツへのアクセスをできるだけ迅速に得ることに待ち切れず、かつ得ることを望んでいる。調査を取り除く最も迅速な方法が、質問または応答のオプションが何であったかに関わらず、応答に関して単純にクリックすることであったことにユーザが気付くのに長くはなかった。ユーザが実際に質問を読み、および思慮に富んだ応答を提供していたことを保証する方法が存在しなかったので、フィードバックは誤りである。サービスの固有の不正確性とは別に、消費者調査に対する市場はまた、広告に対する市場よりもはるかに小さい。それらの欠点は、ＧＣＳサービスに内在するビジネス計画への致命的な結果であることが判明した。

別の技術は、Ｓｏｌｖｅ Ｍｅｄｉａ，Ｉｎｃによって開発されており、および米国特許出願公開第２０１１／０１０６６３１Ａ１号明細書で説明される。この技術は、ボットとしても知られる、自動化システムがコンテンツにアクセスすることを防止するために設計されたＣＡＰＴＣＨＡ（Ｃｏｍｐｌｅｔｅｌｙ Ａｕｔｏｍａｔｅｄ Ｐｕｂｌｉｃ Ｔｕｒｉｎｇ ｔｅｓｔ ｔｏ ｔｅｌｌ Ｃｏｍｐｕｔｅｒｓ ａｎｄ Ｈｕｍａｎｓ Ａｐａｒｔ）に基づくシステムである。このシステムは、ユーザに表示される広告内に埋め込まれる質問の使用を含む。コンテンツへのアクセスが、ユーザが質問に正確に答えた場合にのみ提供される。

この技術は、従来技術の問題の一部を克服する利点をもたらす。しかしながら、この技術の改善されたバージョンを有することが有益であり、それは、例えば、ボットを打倒するための要件に限定されない。

本発明の目的は、従来技術の欠点を克服し、または少なくとも有用な代替手段を提供する対話型デジタル広告システムを提供することである。

本発明の第１の態様に従って、対話型デジタル広告を提供する方法において、
ａ）デバイス上で、ビジュアルデジタル広告をユーザに表示するステップと、
ｂ）デバイス上で、ビジュアルデジタル広告に関連する命令への複数の見込まれる応答をユーザに表示するステップと、
ｃ）デバイスを介して、見込まれる応答のうちの１つの選択をユーザから受信するステップと、
ｄ）選択された応答が複数の正確な応答のうちの１つであるときに、コンテンツへのアクセスをユーザに提供するステップと
を含み、
見込まれる応答のうちの少なくとも１つは不正確である、方法が提供される。

方法はさらに、デバイス上で、ビジュアルデジタル広告に関連する命令をユーザに表示するステップを含んでもよい。

ビジュアルデジタル広告、命令、および複数の見込まれる応答は、同時に表示されてもよい。

方法はさらに、コンテンツへのアクセスが提供されるときに、第２のビジュアルデジタル広告を表示するステップを含んでもよい。第２のビジュアルデジタル広告は、ビジュアルデジタル広告の表示を置き換えてもよい。第２のビジュアルデジタル広告は、コンテンツの表示の終わりに表示されてもよい。

ビジュアルデジタル広告、命令、見込まれる応答および／またはコンテンツは、ウェブページ内に表示されてもよい。

ビジュアルデジタル広告、命令、見込まれる応答およびコンテンツは、同一のウェブページ内に表示されてもよい。

ビジュアルデジタル広告は、１つ以上の画像、映像、および／またはアニメを備えてもよい。

複数の見込まれる応答は、ドロップダウンボックス内で、ボタンまたは一連のラジオボタンとして表示されてもよい。

コンテンツへのアクセスは、コンテンツをユーザに表示することによってユーザに提供されてもよい。

ビジュアルデジタル広告の表示の前に、コンテンツは、少なくとも部分的に隠される前の期間の間にデバイス上でユーザに最初に表示されてもよく、およびコンテンツ全体は、選択された応答が複数の正確な応答のうちの１つであるときに表示されてもよい。

コンテンツは、映像、テキスト、写真、およびアプリケーションのうちの１つ以上を備えてもよい。

ビジュアルデジタル広告の表示の前に、コンテンツの一部は、デバイス上でユーザに最初に表示されてもよく、およびコンテンツの残りは、選択された応答が複数の正確な応答のうちの１つであるときに表示されてもよい。

本発明のさらなる態様に従って、
プロセッサと、
ディスプレイと、
入力部と、
メモリと
を含むシステムにおいて、
システムは、上記態様の方法を実行するように構成される、システムが提供される。

システムは、通信ネットワークと、ビジュアルデジタル広告および応答をデバイスに送信するように構成されたサーバとをさらに含む。サーバは、コンテンツをデバイスに送信するようにさらに構成されている。

本発明のさらなる態様に従って、
ａ）デバイス上で、ビジュアルデジタル広告をユーザに表示するステップと、
ｂ）デバイス上で、ビジュアルデジタル広告に関連する命令への複数の見込まれる応答をユーザに表示するステップと、
ｃ）デバイスを介して、見込まれる応答のうちの１つの選択をユーザから受信するステップと、
ｄ）選択された応答が正確な応答であるときに、コンテンツへのアクセスをユーザに提供するステップと
を含む、対話型デジタル広告を提供する方法が提供される。

方法は、選択された応答が不正確であるとき、正確な応答が選択されるまで、デバイスを介して、見込まれる応答のうちのもう一つの選択をユーザから受信し、次いでコンテンツへのアクセスをユーザに提供するステップをさらに含む。

方法は、選択された応答が不正確であるとき、正確な応答に対するヒントを表示するステップをさらに含む。

一実施形態では、少なくとも１つの応答は明白に正確であり、および残りの応答は明白に不正確である。

少なくとも１つの正確な応答と組み合わされた命令は、ビジュアルデジタル広告内でメッセージを補強することができる。

本発明のさらなる態様に従って、
プロセッサと、
ディスプレイと、
入力部と、
メモリと
を含むシステムにおいて、
システムは、上記態様の方法を実行するように構成される、システムが提供される。

本発明の他の態様が特許請求の範囲内で説明される。

例としてのみで、添付図面を参照して、本発明の実施形態がここで説明される。

図１は、本発明の実施形態に従ったシステムを示すブロック図である。 図２は、本発明の実施形態に従った方法を示すフローチャートである。 図３ａは、本発明の実施形態に従って生成されるディスプレイからの一連のスクリーンショットを示す図である。 図３ｂは、本発明の実施形態に従って生成されるディスプレイからの一連のスクリーンショットを示す図である。 図３ｃは、本発明の実施形態に従って生成されるディスプレイからの一連のスクリーンショットを示す図である。 図３ｄは、本発明の実施形態に従って生成されるディスプレイからの一連のスクリーンショットを示す図である。 図４は、本発明の実施形態に従った方法を示すフローチャートである。 図５は、本発明の実施形態に従って生成されるウェブページを表示するスクリーンショットを示す図である。 図６は、本発明の実施形態に従って生成されるウェブページを表示するスクリーンショットを示す図である。 図７は、本発明の実施形態に従って生成されるウェブページを表示するスクリーンショットを示す図である。

本発明は、対話型デジタル広告方法およびシステムを提供する。

発明者は、広告に関連する命令（広告のコンテンツに関する質問など）に対する応答を要求することによって、ユーザが広告内のメッセージおよび／またはブランドを理解する（ａｂｓｏｒｂ）ことを発見した。本発明はさらに、ユーザの注意を広告に向けさせる少なくとも１つの不正確な応答が存在する間に幾つかの見込まれる応答が提供されるときに、このことが発生することを発見した。

それらの発見の結果は、制限されたコンテンツへのアクセスの約束（ｐｒｏｍｉｓｅ）を使用してユーザの注意を広告に向けることを奨励することによって、ユーザの選択に関するマーケティング情報を捕捉することができると共に、そのデータの精度を高めることができるように、複数の正確な見込まれる応答をユーザに提供することができる、対話型デジタル広告を提供する方法およびシステムを発明者が発明したことである。

発明者はまた、自動化システムへのコンテンツへのアクセスを防止するＣＡＰＴＣＨＡベースの方法を利用する同様の広告システムにユーザが不満を有していることを発見した。なぜならば、ＣＡＰＴＣＨＡベースのシステムを実装し、システムは、自動化システムが提供される質問に回答することができないことを保証しなければならないからである。それは、十分に難しい質問が、質問に間違えることがあり、または質問を理解するのに時間がかかることがあるユーザに難題をもたらすことを生じさせる。さらに、ＣＡＰＴＣＨＡベースのシステムでは、自動化システムが全ての見込まれる回答を繰り返すことがあるので、幾つかの質問の再試行が可能ではない。

この発見の結果は、広告に関連する命令への複数の応答を表示し、および正確な応答を提供するさらなる試みを許可するさらなる方法をも発明者が発明したことである。さらなる試みの一部として、ユーザを正確な応答に案内するヒントを提供することができる。正確な応答が提供されると、コンテンツへのアクセスをユーザに提供することができる。

図１では、本発明の実施形態に従ったシステム１００が示される。

ユーザデバイス１０１が示される。ユーザデバイス１０１は、プロセッサ１０２、ディスプレイ１０３、入力部１０４およびメモリ１０５を含む。

ユーザデバイス１０１は例えば、スマートフォンもしくはタブレットコンピュータなどのモバイルデバイス、ラップトップなどのポータブルコンピューティングデバイス、またはコンピュータであってもよい。

入力部１０４は、タッチスクリーンディスプレイなどに対するタッチパネル、キーボード、マウスもしくは他のポインタデバイス、マイクロフォン、ジェスチャ検出システム、または任意の他の入力システムのうちの１つ以上であってもよい。

ユーザデバイス１０１は、インターネットなどの通信ネットワーク１０７を介してサーバ１０６に接続されてもよい。

ユーザデバイス１０１は、サーバ１０６からデジタル広告を受信し、ディスプレイ１０３上で、広告に関連する命令に対する複数の見込まれる応答に従った広告を表示し、入力部１０４を介して、見込まれる応答のうちの１つの選択をユーザから受信し、および見込まれる応答が命令に対する正確な応答である場合にコンテンツへのアクセスをユーザに提供するように構成されてもよい。

他のアーキテクチャが使用されてもよく、例えば、ユーザデバイスはアプリケーション内に埋め込まれたデジタル広告を受信してもよく、およびアプリケーションは、サーバから受信されてもよく、またはデジタル光学ディスクもしくはＵＳＢドライブなどのポータブル電子媒体を介してユーザデバイスに提供されてもよい。

図２に関連して、対話型デジタル広告を提供する方法２００が説明される。

ステップ２０１では、ビジュアルデジタル広告がデバイスのユーザに表示される。広告はサーバから受信されてもよい。広告は、画像、写真、アニメ、対話型アニメ、映像および／または音声などの１つ以上の要素を備えてもよい。広告は、ウェブページに組み込まれてもよく、およびウェブページは、ユーザデバイス上でブラウザによって表示されてもよい。

代替的な実施形態では、デジタル広告がアプリケーション内に埋め込まれる。

ステップ２０２では、広告に関連する命令への複数の見込まれる応答が、デバイスのユーザに表示されてもよい。命令は、別個に表示／出力されてもよく、または広告自体から明らかに（ｅｖｉｄｅｎｔ）なってもよい。見込まれる応答は、ボタン、ドロップダウンリスト、ラジオボタン、チェックボックス、または任意の他のタイプの入力選択機構の組としてユーザに提供されてもよい。一実施形態では、応答が広告自体の中で表示される。

見込まれる応答の一実施形態では、少なくとも１つの応答は不正確であり、および少なくとも２つの応答は場合によっては正確である。見込まれる応答は、広告もしくは命令ごとに事前定義されてもよく、またはサーバから配信された広告ごとに動的に作成されてもよい。応答は、ウェブページ内で広告と共に表示されてもよい。一実施形態では、広告および応答が同時に表示される。

ステップ２０３では、見込まれる応答のうちの１つの選択が、デバイスにおいてユーザから受信されてもよい。

ステップ２０４では、選択された応答が見込まれる正確な応答のうちの１つである場合、コンテンツへのアクセスがユーザに提供されてもよい。コンテンツは、アプリケーション、アニメ、映像、テキスト、画像、または写真などの要素のうちの１つ以上を備えてもよい。アクセスは、デバイスにおいてコンテンツを表示することによってユーザに提供されてもよい。

好ましい実施形態では、ステップ２０３は、正確な応答がユーザから受信されるまで繰り返され、そして、ステップ２０４で、コンテンツへのアクセスがユーザに提供される。

一実施形態では、コンテンツがユーザに新たに表示される。代替的な実施形態では、コンテンツは、隠される前の事前定義された期間の間に広告を表示する前に、ユーザに最初に表示される。さらなる別の実施形態では、正確な応答が選択されるときに表示されるコンテンツ全体と共に、コンテンツがユーザに部分的に表示されてもよい。

一実施形態では、正確な応答が選択されるとき（例えば、ユーザデバイスにおけるコンポーネントによって）にコンテンツがサーバから読みだされてもよく、またはデジタル広告と共に、サーバからデバイスにコンテンツが既に送信されていてもよい。

一実施形態では、ユーザデバイスにおけるコンポーネントは、広告および見込まれる応答の表示、正確な応答の判定、ならびにコンテンツの表示を管理してもよい。コンポーネントは、例えば、ユーザデバイスのブラウザ内で実行するｊａｖａｓｃｒｉｐｔであってもよい。別の実施形態では、方法の管理は、ユーザデバイスおよびサーバにわたって複数のコンポーネントを介して分散されてもよい。

一実施形態では、不正確な応答が選択される場合、ヒントが表示されてもよく、およびユーザは、見込まれる応答から応答を再選択することを奨励される。

ここで、本発明の実施形態の例が、図３ａ、３ｂ、３ｃ、および３ｄを参照して説明される。

図３ａは、デバイス上で表示されている広告３００、命令３０１および見込まれる応答（Ａ、Ｂ、Ｃ）を示す。

応答ＡおよびＢは正確であり、応答Ｃは不正確である。

図３ｂは、不正確な応答Ｃを選択するユーザを示す。

図３ｃは、不正確な応答選択に応答してユーザにヒント３０２を表示することを示す。

図３ｄは、ユーザによる正確な応答Ａの選択に応答してコンテンツ３０３を表示することを示す。

ここで、本発明の一実施形態が図４、５、６、および７を参照して説明される。

この実施形態に従って、改善された広告フォーマットは、ユーザがアクセスすることを選択したコンテンツと並んで（ｉｎｌｉｎｅ ｗｉｔｈ）広告を表示し、広告は、質問、および単一のクリックで選択することができる事前定義された応答と共に提示され、広告に続くコンテンツは利用可能ではない。広告は隠されてもよく、および正確な応答がユーザによって提供されるときに後続のコンテンツが利用可能になってもよい。１つの明白に正確な応答が存在することができ、その他が明白に不正確であるように、応答のオプションが提供される。正確な応答を伴う質問は、広告のメッセージを補強するように設計されてもよい。誤った応答の選択によって、ユーザを正確な応答に案内するヒントが示されることになるが、広告は隠されず、および後続のコンテンツは正確な応答が提供されない限り、かつ正確な応答が提供されるまで利用可能でないままとなる。

本発明のこの実施形態の方法４００が、図４を参照して説明される。

ステップ４０１では、ユーザは、コンピュータ、スマートフォンまたはそのような機能を提供する任意のデバイス上でのウェブページのＵＲＬおよびウェブブラウザによって、発行者のウェブページにナビゲートする。

ステップ４０２では、ウェブページは、ユーザのウェブブラウザにおいてレンダリングされ、および図５で例示的に示されるようにデバイスのスクリーンまたはディスプレイ上で表示される。発行者のウェブサーバは、ＨＴＭＬ、ＣＳＳ、Ｊａｖａｓｃｒｉｐｔ、画像ファイルおよび任意の関連する追加データをデバイス上のウェブブラウザに中継して、ウェブページのレンダリングを有効にしてもよい。

図５に示される例では、項目（ａｒｔｉｃｌｅ）の２つの項（ｐａｒａｇｒａｐｈｓ）５０４がウェブブラウザに表示され、項目をさらに表示するために応答を必要とする広告がそれに続く。

広告は、どのように処理するかに関するユーザへの命令５０５、製品を広告する画像５０６、質問５０７、および事前定義された応答でラベル付けされた４つのボタン５０８から構成される。ユーザは、ボタンの何れかをクリックすることによって応答を提供することが可能である。少なくとも１つの応答が正確である必要があり、少なくとも１つが不正確である必要があり、好ましい実施形態は、１つの明白に正確な応答を有し、残りの応答が明白に不正確であることである。質問は、好ましくは広告のメッセージを補強するように明白な回答と組み合わされる。例えば、自動車メーカが、キャッチフレーズ「究極のドライビングマシン」と共にその自動車のうちの１つを特徴付けることができる、ＢＭＷに対する広告である。質問は、「誰が究極のドライビングマシンを作る？」を示し、ボタンは、Ｅｌｖｅｓ、ＢＭＷ、Ｌｉｌｙｐｕｔｓ、およびＳｍｕｒｆｓでラベル付けされてもよい。１つの見込まれる目標は、広告のメッセージを受け入れる（ｉｍｂｉｂｉｎｇ）のと同時に続行するために、ユーザが正確な応答を速攻で提供することが可能であることを保証することである。

ステップ４０３では、ユーザは、４つのボタン５０８のうちの何れか１つをクリックすることによって応答を提供する。クリックは、コンピュータマウスによって、またはタッチスクリーンもしくは同様の機能を提供するハードウェアデバイス上での指のタップによってなされてもよい。

ステップ４０４では、ユーザの応答は、応答が正確であるか否かを判定するためにユーザのデバイス上で実行するコード（例えば、Ｊａｖａｓｃｒｉｐｔ）によって試験される。コードは、事前にロードされてもよく、および応答の正当性を判定するためにユーザのデバイスのウェブブラウザ内で実行してもよい。

ステップ４０５では、応答が不正確である場合、ユーザのデバイス上で実行するコードによって、ウェブページが、図６に例示的に示されるウェブページに変換される。質問５０７は、ヒント６０１によって置き換えられてもよく、および応答ボタン５０８は、「再試行」とラベル付けされた、単一のボタン６０２によって置き換えられてもよい。例えば、質問は、「ヒント：ＢＭＷが究極のドライビングマシンを作る」を読むヒント６０１によって置き換えられてもよく、応答ボタンは「再試行」ボタンによって置き換えられる。

ステップ４０６では、ユーザは、「再試行」ボタン６０２をクリックすることによって再試行を選択することができ、その時点で、ウェブページは、図５に例示的に示されるような、ユーザのデバイス上で実行するコードによってその元の形式に再度変換される。ユーザは、再度、応答を提供することが可能である。

応答が正確である場合、項目のコンテンツの残りは、ステップ４０７における実行コードを使用して、ウェブサーバから要求される。

ステップ４０８では、ウェブサーバから残りのコンテンツを受信すると、ウェブページは、ユーザのデバイス上で実行するコードによって、図７に例示的に示されるウェブページに変換され、広告が隠され、または消去され、および項目が、ユーザのデバイス上でその全体で表示される。

アドフォーマットの操作に重要ではないが、ユーザのデバイス上で実行するコードはまた、広告とのユーザの対話を追跡する機能を実行することができる。次いで、この追跡データは、アドキャンペーンの業績（ｐｅｒｆｏｒｍａｎｃｅ）に関して発行者および広告主にフィードバックを提供するために使用されてもよい。

図５は、本発明の実施形態に従って表示される、例示的な発行者のウェブページ５００を示し、ウェブページ５００は、ＵＲＬによってユーザが当該ウェブページにナビゲートした結果としてウェブブラウザ内でユーザに提示される項目を含む。ウェブページは、発行者の名前およびロゴ５０１、ナビゲーションバー５０２、項目５０３の見出し（項目５０４の一部がそれに続き、その場合、項目５０４が最初の二つの項である）から構成される。次いで、命令５０５、画像５０６、質問５０７、および事前定義された応答でラベル付けされた４つのボタン５０８から構成される広告がコンテンツに続く。ユーザは、当該ボタンの何れかをクリックして、質問への応答を提供することが可能である。応答のうちの１つが明白に正確であってもよく、その他が明白に誤っていてもよい。

図６は、質問５０７への不正確な応答を提供するユーザのイベントに関して変換された後の例示的なウェブページ６００の結果形式（ｒｅｓｕｌｔａｎｔ ｆｏｒｍ）を示す。質問はヒント６０１によって置き換えられ、および４つの応答ボタン５０８は、「再試行」にラベル付けされた単一のボタン６０２によって置き換えられる。

図７は、質問５０７への正確な応答を提供するユーザのイベントに関して変換された後の例示的なウェブページの結果形式を示す。広告５０５〜５０８が消去され、および残りのコンテンツ７０１は、項目全体がここでユーザに見えるように表示される。

上記説明された実施形態への代替的な実施形態は、以下の修正に基づいて構築されてもよい。
１．命令５０５は、異なる位置および方式で構成、省略、または位置されてもよい。
２．画像５０６は、異なる位置で省略、位置付けられてもよく、異なるサイズ、形状または外観を有してもよく、および単一の画像、アニメ、映像または広告としての機能に適切な任意の他の形式であってもよい。
３．質問５０７は、異なって省略、位置付けられてもよく、またはウェブページがレンダリングされるときにユーザがいまだに提供する正確な応答を判定する間に異なる方式で提示されてもよい。
４．回答は、少なくとも１つの正確な回答および１つの不正確な回答がいまだに存在する間に、質問および回答が表示される都度、変更またはランダム化されてもよい。
５．少なくとも１つの正確な応答および１つの不正確な応答を提供する能力を必要とするアドフォーマットとして、少なくとも２つのボタンが存在する間に、応答ボタン５０８の数が増加または減少してもよい。ボタンは、異なって位置付けられてもよく、またはユーザが、その正当性を判定するのに試験することができる応答を提供することが可能な間に、異なるサイズ、形状、もしくは外観を有してもよい。
６．応答ボタン５０８は、ユーザがその正当性を判定するのに試験することができる入力を提供することが可能な間に、ラジオボタン、チェックボックス、テキスト入力フィールド、ドロップダウンリスト、または任意の他の入力の形式などの別の入力の形式によって置き換えられてもよい。
７．再試行するために選択するヒント６０１およびボタン６０２は、任意の方式、好ましくは、ユーザが正確な応答を提供するために試みを繰り返すことが可能な間に、省略または変更されてもよい。
８．その全体における広告は、好ましくは、完全な項目を閲覧するために、最終結果が、ユーザが正確な応答を提供することを要求されている間、異なって位置されてもよく、異なる外観、ポップアップを有してもよく、または動的な方式で全体的に表れてもよい。広告群の要素は、空間的および時間的に分離されてもよい。
９．一連のイベントは、好ましくは、完全な項目を閲覧するために、ユーザが正確な応答を提供することが要求されている間に、変更されてもよい。以下が幾つかの例である。
ａ）最初はコンテンツが見えないで広告が表示され、正確な応答でコンテンツ全体が利用可能になる。
ｂ）正確な応答がユーザによって提供されない限り、および正確な応答が提供されるまでコンテンツの全てまたは一部が利用可能でない方式で、広告が見えるようになる時点の後の短い期間の間に、コンテンツが最初に完全に見えるようになる。
１０．広告は映像の前、または映像の間に表示されてもよく、正確な応答は、映像全体を閲覧するために提供される必要がある。
１１．アドフォーマットを改善することができる追加の入力オプションが提供されてもよい。例えば、ユーザの電子メールアドレスに対する要求と共に入力テキストボックスが提供されてもよい。電子メールアドレスおよび正確な応答を提供すると、ユーザは、電子メールを介して特別提供（ｓｐｅｃｉａｌ ｏｆｆｅｒ）を送信する。
１２．応答機構は、以下の例のように画像に組み込まれてもよい。
ａ）ユーザは、新たな製品の概要を追跡することを要求されてもよく、事前定義された帯（ｂａｎｄ）内の追跡は、正確な応答として分類される。
ｂ）ユーザはまた、正確な応答と見なされている画像の関連する部分上でのクリックで、２つの画像の間の「差異を見分ける（ｓｐｏｔ ｔｈｅ ｄｉｆｆｅｒｅｎｃｅ）」ことを要求されてもよい。
１３．アドフォーマットの機能を提供するコードまたはコンピュータ命令は、単一または複数の関連するコンピュータ言語で記述されてもよく、およびユーザのデバイス、ウェブサーバまたは両方の組み合わせの何れかの上で実行されてもよい。

上記説明された実施形態は、ウェブブラウザによってアクセスされるウェブページに基づいている。しかしながら、アドフォーマットは、ユーザにディスプレイ、および入力を提供する手段を提供する任意の環境で利用されてもよく、以下が幾つかの例である。
１．アドフォーマットは、ＰＣ、スマートフォンおよびタブレットに対するアプリケーション上に配置されてもよい。広告は、アプリケーションが起動するとき、またはその動作の間の何れかで表示されてもよい。ユーザは、アプリケーションを使用することを継続するために、正確な入力を提供する必要がある。
２．ペイパービュー（Ｐａｙ−ｐｅｒ−ｖｉｅｗ）映像またはケーブルＴＶサービスはまた、アドフォーマットを採用することができる。ユーザは、コンテンツを閲覧することを継続するために、正確な応答を提供することが要求される。

本発明の幾つかの実施形態の潜在的な利点は、以下を含む。
１．広告を無視することができないので、アドブラインドネスが除去され、そのことは、発行者の不動産広告（ａｄｖｅｒｔｉｓｉｎｇ ｒｅａｌ ｅｓｔａｔｅ）が、それが現在広告の９０％が無視されると想定される場合の１０倍以上に著しい価値があることを直接に保証する。
２．ユーザに広告のメッセージを能動的に思い出すことを要求することは、受動的な露出と比較して、それがユーザの思考により深く印象付けられることを保証する。
３．応答を追跡することができ、そのことは、何人のユーザが広告に接するかに関する帰属が、正確かつ有意であることを保証する。
４．正確な応答が提供されるまで、および正確な応答が提供されない限り、コンテンツが利用可能でないままとなるので、アドブロッキングソフトウェアおよびコンテンツリーダは効果的でない。
５．アドフォーマットは、ディスプレイを有し、およびユーザ入力を受け付けることが可能な任意のシステム上に配置されてもよい。従って、そのようなデバイスによって配信される任意のコンテンツは、このアドフォーマットを使用して収益化されてもよい。
６．２つ以上の正確な応答を受け付ける能力は、ブランドまたは製品のユーザの知覚への見識を得る強力な手段を広告主に提供する。
７．追跡データは、アドキャンペーンの成功を評価するために使用することができる分析、および帰属費用（ａｔｔｒｉｂｕｔｉｎｇ ｆｅｅｓ）を広告主および発行者に提供するために使用されてもよい。

従って、広告主に対する幾つかの利点が明らかになり、第１に、広告を無視することができず、第２に、メッセージに受動的に露出されているのとは反対に、より著しく深い精神的な印象で広告結果のメッセージを能動的に想起することをユーザに要求する。第３に、帰属が正確であり、広告の配信に関するさらなる確実性を広告主に提供する、インプレッションおよび応答の数を測定することが可能になる。

同様に、発行者に対する幾つかの利点が明らかになる。広告主に対して得られる利点は、発行者が非常に高いＣＰＭを課金することができ、それによって、広告からの収入が増大することを保証することにあるはずである。発行者は、自由に利用可能なコンテンツを作成することができ、従って、潜在的な読者層を最大化し、次いで収入を最大化する。さらに、アドブロッキングソフトウェアおよびリーダは、発行者がそのような製品によって収入を失わないことを保証するのには有効でない。

本発明がその実施形態の詳細な説明によって示され、および実施形態が非常に詳細に説明されてきたが、本出願が添付の特許請求の範囲をそのような詳細な説明に限定することを意図していない。追加の利点および修正が当業者にとって容易に思われる。従って、そのより広い態様での本発明は、特定の詳細、それぞれの装置および方法、ならびに示され、および説明された例示的な例に限定されない。従って、出願人の全体的な発明概念の精神および範囲から逸脱することなく、そのような詳細から逸脱がなされてもよい。

Claims (26)

1. 対話型デジタル広告を提供する方法において、
   ａ）デバイス上で、ビジュアルデジタル広告をユーザに表示するステップと、
   ｂ）前記デバイス上で、前記ビジュアルデジタル広告に関連する命令への複数の見込まれる応答を前記ユーザに表示するステップと、
   ｃ）前記デバイスを介して、前記見込まれる応答のうちの１つの選択を前記ユーザから受信するステップと、
   ｄ）前記選択された応答が複数の正確な応答のうちの１つであるとき、コンテンツへのアクセスを前記ユーザに提供するステップと
   を含み、
   見込まれる応答のうちの少なくとも１つは不正確であることを特徴とする方法。
2. 請求項１に記載の方法において、前記デバイス上で、前記ビジュアルデジタル広告に関連する前記命令を前記ユーザに表示するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
3. 請求項１または２に記載の方法において、前記ビジュアルデジタル広告、前記命令、および前記複数の見込まれる応答は同時に表示されることを特徴とする方法。
4. 請求項１乃至３の何れか一項に記載の方法において、前記コンテンツへのアクセスが提供されるとき、第２のビジュアルデジタル広告を表示するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
5. 請求項４に記載の方法において、前記第２のビジュアルデジタル広告は、前記ビジュアルデジタル広告の前記表示を置き換えることを特徴とする方法。
6. 請求項４に記載の方法において、前記第２のビジュアルデジタル広告は、前記コンテンツの終わりに表示されることを特徴とする方法。
7. 請求項１乃至６の何れか一項に記載の方法において、前記ビジュアルデジタル広告、命令、見込まれる応答および／または前記コンテンツは、ウェブページ内で表示されることを特徴とする方法。
8. 請求項７に記載の方法において、前記ビジュアルデジタル広告、命令、見込まれる応答および前記コンテンツは、同一のウェブページ内で表示されることを特徴とする方法。
9. 請求項１乃至８の何れか一項に記載の方法において、前記ビジュアルデジタル広告は、１つ以上の画像、映像および／またはアニメを備えることを特徴とする方法。
10. 請求項１乃至９の何れか一項に記載の方法において、前記複数の見込まれる応答は、ボタンとして表示されることを特徴とする方法。
11. 請求項１乃至９の何れか一項に記載の方法において、前記複数の見込まれる応答は、ドロップダウンボックス内で表示されることを特徴とする方法。
12. 請求項１乃至９の何れか一項に記載の方法において、前記複数の見込まれる応答は、一連のラジオボタンとして表示されることを特徴とする方法。
13. 請求項１乃至１２の何れか一項に記載の方法において、前記コンテンツへのアクセスは、前記コンテンツを前記ユーザに表示することによって前記ユーザに提供されることを特徴とする方法。
14. 請求項１乃至１３の何れか一項に記載の方法において、前記ビジュアルデジタル広告の表示の前に、前記コンテンツは、少なくとも部分的に隠される前の期間の間に前記デバイス上で前記ユーザに最初に表示され、および前記コンテンツの全体は、前記選択された応答が前記複数の正確な応答のうちの１つであるときに表示されることを特徴とする方法。
15. 請求項１乃至１４の何れか一項に記載の方法において、前記コンテンツは、映像、テキスト、画像、およびアプリケーションのうちの１つ以上を備えることを特徴とする方法。
16. 請求項１乃至１５の何れか一項に記載の方法において、前記ビジュアルデジタル広告の表示の前に、前記コンテンツの一部は、前記デバイス上で前記ユーザに最初に表示され、および前記コンテンツの残りは、前記選択された応答が前記複数の正確な応答のうちの１つであるときに表示されることを特徴とする方法。
17. プロセッサと、
    ディスプレイと、
    入力部と、
    メモリと
    を含むシステムにおいて、
    前記システムは、請求項１乃至１６の何れか一項に記載の前記方法を実行するように構成されていることを特徴とするシステム。
18. 請求項１７に記載のシステムにおいて、通信ネットワーク、および前記ビジュアルデジタル広告および回答をデバイスに送信するように構成されたサーバをさらに含むことを特徴とするシステム。
19. 請求項１８に記載のシステムにおいて、前記サーバは、前記コンテンツを前記デバイスに送信するようにさらに構成されていることを特徴とするシステム。
20. 対話型デジタル広告を提供する方法において、
    ａ）デバイス上で、ビジュアルデジタル広告をユーザに表示するステップと、
    ｂ）前記デバイス上で、前記ビジュアルデジタル広告に関連する命令への複数の見込まれる応答を前記ユーザに表示するステップと、
    ｃ）前記デバイスを介して、前記見込まれる応答のうちの１つの選択を前記ユーザから受信するステップと、
    ｄ）前記選択された応答が正確な応答であるとき、コンテンツへのアクセスを前記ユーザに提供するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
21. 請求項２０に記載の方法において、前記選択された応答が不正確であるとき、正確な応答が選択されるまで、前記デバイスを介して前記見込まれる応答のうちのもう１つの選択を前記ユーザから受信し、および前記コンテンツへのアクセスを前記ユーザに提供するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
22. 請求項２０または２１に記載の方法において、前記選択された応答が不正確であるとき、正確な応答に対するヒントを表示するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
23. 請求項２０乃至２２の何れか一項に記載の方法において、少なくとも１つの回答は、明白に正確であり、および残りの回答は、明白に不正確であることを特徴とする方法。
24. 請求項２０乃至２３の何れか一項に記載の方法において、前記少なくとも１つの正確な応答の組み合わせた前記命令は、前記ビジュアルデジタル広告内でメッセージを補強することを特徴とする方法。
25. プロセッサと、
    ディスプレイと、
    入力部と、
    メモリと
    を含むシステムにおいて、
    前記システムは、請求項２０乃至２４の何れか一項に記載の前記方法を実行するように構成されていることを特徴とするシステム。
26. 図面を参照して説明された対話型デジタル広告を提供する方法およびシステム。
    
    

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